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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024099451
(43)【公開日】2024-07-25
(54)【発明の名称】電動式低圧吸引器
(51)【国際特許分類】
   A61M 1/00 20060101AFI20240718BHJP
   A61M 27/00 20060101ALI20240718BHJP
【FI】
A61M1/00 131
A61M27/00
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023003419
(22)【出願日】2023-01-12
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-05-18
(71)【出願人】
【識別番号】000144371
【氏名又は名称】株式会社三幸製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100160990
【弁理士】
【氏名又は名称】亀崎 伸宏
(72)【発明者】
【氏名】青木 佑樹
(72)【発明者】
【氏名】秋本 修之
【テーマコード(参考)】
4C077
4C267
【Fターム(参考)】
4C077AA15
4C077DD01
4C077DD12
4C077EE04
4C077KK25
4C267AA39
4C267JJ08
4C267JJ09
4C267JJ12
(57)【要約】
【課題】クッション瓶を接続する作業を容易にする電動式低圧吸引器を提供する。
【解決手段】電動式低圧吸引器1は、体液を吸引し、吸引した体液を排液バッグ3に収容させる。この電動式低圧吸引器1は、吸引ポンプ21及び圧力センサー22を内蔵している吸引器本体2と、吸引器本体2に外付けされ、排液バッグ3を溢れ出た体液を収容するクッション瓶4と、を備えている。クッション瓶4は、当該クッション瓶4を吸引ポンプ21に接続させる第1ポート422と、当該クッション瓶4を圧力センサー22に接続させる第2ポート423と、を有している。吸引器本体2は、第1ポート422が挿入されることでクッション瓶4を吸引ポンプ21に接続させる第1挿入口27と、第2ポート423が挿入されることでクッション瓶4を圧力センサー22に接続させる第2挿入口28と、を有している。
【選択図】図6

【特許請求の範囲】
【請求項1】
体液を吸引し、吸引した体液を排液バッグに収容させる電動式低圧吸引器であって、
吸引ポンプ及び圧力センサーを内蔵している吸引器本体と、
前記吸引器本体に外付けされ、前記排液バッグを溢れ出た体液を収容するクッション瓶と、を備え、
前記クッション瓶は、該クッション瓶を前記吸引ポンプに接続させる第1ポートと、該クッション瓶を前記圧力センサーに接続させる第2ポートと、を有し、
前記吸引器本体は、前記第1ポートが挿入されることで前記クッション瓶を前記吸引ポンプに接続させる第1挿入口と、前記第2ポートが挿入されることで前記クッション瓶を前記圧力センサーに接続させる第2挿入口と、を有していることを特徴とする
電動式低圧吸引器。
【請求項2】
前記第1ポートは、側方に向けて突出するように設けられ、
前記第2ポートは、前記第1ポートと平行に、側方に向けて突出するように設けられていることを特徴とする
請求項1に記載の電動式低圧吸引器。
【請求項3】
前記第1ポートは、前記第2ポートが前記第2挿入口に挿入される時に同時に、前記第1挿入口に挿入されることを特徴とする
請求項1又は2に記載の電動式低圧吸引器。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動式低圧吸引器に関する。
【背景技術】
【0002】
患者の胸水等の体液を吸引する電動式低圧吸引器は、吸引ポンプ及び圧力センサーを内蔵している吸引器本体と、吸引した体液を収容する排液バッグと、当該排液バッグを溢れ出てしまった体液を収容するクッション瓶と、等を備えている(例えば、特許文献1及び非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006-020658号公報
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】泉工医科工業株式会社>医療関係者の皆様へ>製品情報>低圧持続吸引器>電動式低圧吸引器メラサキューム、[online]、[令和4年12月24日検索]、インターネット(URL:https://www.mera.co.jp/medical/product-info/602/)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような電動式低圧吸引器は、複数のチューブを介して、吸引ポンプ、圧力センサー及び排液バッグの各々にクッション瓶を接続する必要があり、その作業が煩雑であった。
【0006】
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、クッション瓶を接続する作業を容易にする電動式低圧吸引器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本発明は、体液を吸引し、吸引した体液を排液バッグ(例えば、後述する排液バッグ3)に収容させる電動式低圧吸引器(例えば、後述する電動式低圧吸引器1)であって、吸引ポンプ(例えば、後述する吸引ポンプ21)及び圧力センサー(例えば、後述する圧力センサー22)を内蔵している吸引器本体(例えば、後述する吸引器本体2)と、前記吸引器本体に外付けされ、前記排液バッグを溢れ出た体液を収容するクッション瓶(例えば、後述するクッション瓶4)と、を備え、前記クッション瓶は、該クッション瓶を前記吸引ポンプに接続させる第1ポート(例えば、後述する第1ポート422)と、該クッション瓶を前記圧力センサーに接続させる第2ポート(例えば、後述する第2ポート423)と、を有し、前記吸引器本体は、前記第1ポートが挿入されることで前記クッション瓶を前記吸引ポンプに接続させる第1挿入口(例えば、後述する第1挿入口27)と、前記第2ポートが挿入されることで前記クッション瓶を前記圧力センサーに接続させる第2挿入口(例えば、後述する第2挿入口28)と、を有していることを特徴とする電動式低圧吸引器である。
【0008】
本発明によれば、クッション瓶が、吸引ポンプに接続される第1ポートと、圧力センサーに接続される第2ポートと、を有し、吸引器本体が、第1ポートが挿入されることでクッション瓶を吸引ポンプに接続させる第1挿入口と、第2ポートが挿入されることでクッション瓶を圧力センサーに接続させる第2挿入口と、を有していることで、第1ポートを第1挿入口に挿入すると共に、第2ポートを第2挿入口に挿入するだけで、クッション瓶を吸引ポンプ及び圧力センサーに接続させることができる。
【0009】
(2)本発明はまた、前記第1ポートは、側方に向けて突出するように設けられ、前記第2ポートは、前記第1ポートと平行に、側方に向けて突出するように設けられていることを特徴とする上記(1)に記載の電動式低圧吸引器である。
【0010】
(3)本発明はまた、前記第1ポートは、前記第2ポートが前記第2挿入口に挿入される時に同時に、前記第1挿入口に挿入されることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の電動式低圧吸引器である。
【発明の効果】
【0011】
上記(1)~(3)に記載の電動式低圧吸引器によれば、クッション瓶を接続する作業を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の実施形態に係る電動式低圧吸引器を前方から視た外観斜視図である。
図2】電動式低圧吸引器を後方から視た外観斜視図である。
図3】吸引器本体を後方から視た外観斜視図である。
図4】電動式低圧吸引器の模式図である。
図5】クッション瓶を前方から視た外観斜視図である。
図6】吸引器本体及びクッション瓶を後方から視た外観斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る電動式低圧吸引器1(図1図4及び図6参照)について詳細に説明する。なお、各図において、一部の構成を適宜省略して、図面を簡略化する。
【0014】
まず、図1図4を用いて、電動式低圧吸引器1の構成について説明する。図1は、電動式低圧吸引器1を前方から視た外観斜視図である。図2は、電動式低圧吸引器1を後方から視た外観斜視図である。図3は、吸引器本体2を後方から視た外観斜視図である。図4は、電動式低圧吸引器1の模式図である。
【0015】
図1図4に示す電動式低圧吸引器1は、患者の胸水等の体液を吸引し、吸引した体液を排液バッグ3に収容させる医療機器である。具体的に、電動式低圧吸引器1は、吸引器本体2と、排液バッグ3と、クッション瓶4と、等を備えている。
【0016】
吸引器本体2は、吸引ポンプ21、圧力センサー22、電磁弁23及び制御基盤24を内蔵していると共に、上面に操作パネル25を有している。この吸引器本体2は、正面側に、排液バッグ3を支持するためのスペース(符号省略)を有している。また、吸引器本体2は、背面側に、クッション瓶4を外付けするためのスペース26を有している。
【0017】
吸引ポンプ21は、制御基盤24の制御下で動作することで、吸引器本体2に外付けされたクッション瓶4、当該クッション瓶4にチューブ37を介して接続された排液バッグ3、及び当該排液バッグ3にチューブ33を介して接続された患者の各々に対して陰圧を生じさせる。
【0018】
圧力センサー22は、吸引器本体2に外付けされた排液バッグ3及びクッション瓶4の中の圧力を検出し、その検出量を信号にして制御基盤24に入力する。
【0019】
電磁弁23は、制御基盤24の制御下で動作することで、吸引器本体2に外付けされた排液バッグ3及びクッション瓶4の中の圧力を調整する。
【0020】
制御基盤24は、圧力センサー22及び操作パネル25から入力される信号に基づいて、吸引ポンプ21及び電磁弁23を動作させる。また、制御基盤24は、圧力センサー22から入力される信号に基づいて、操作パネル25の表示部(符号省略)を動作させる。
【0021】
操作パネル25は、表示部(符号省略)と、操作部(符号省略)と、を有している。表示部(符号省略)は、制御基盤24の制御下で動作することで、必要な表示を行う。操作部(符号省略)は、操作されることで、操作されたことを信号にして制御基盤24に入力する。
【0022】
スペース26は、クッション瓶4よりも一回り大きく構成され、吸引器本体2に外付けされたクッション瓶4を格納する。このスペース26には、第1挿入口27及び第2挿入口28が左右に平行に設けられている。
【0023】
第1挿入口27は、吸引器本体2が内蔵している吸引ポンプ21に繋がる挿入口であり、クッション瓶4の第1ポート422が挿入されることで、クッション瓶4を吸引ポンプ21に接続させる。
【0024】
第2挿入口28は、吸引器本体2が内蔵している圧力センサー22に、電磁弁23を経由して繋がる挿入口であり、クッション瓶4の第2ポート423が挿入されることで、クッション瓶4を圧力センサー22に接続させる。
【0025】
排液バッグ3は、収容した体液が視認可能となるように硬質プラスチックなどの透明又は半透明の材料によって成型された使い捨ての容器であり、吸引器本体2によって吸引された体液を収容する。
【0026】
この排液バッグ3は、正面に正対して左側の上方に、患者の側に接続される患者側接続口として機能する雌コネクタ31を有していると共に、この雌コネクタ31に封をするキャップ32を有している。雌コネクタ31は、患者の側に繋がるチューブ33の一端に取り付けられた雄コネクタ34が挿入されることで、チューブ33が接続される。キャップ32は、使用後等に雌コネクタ31に被せられることで、雌コネクタ31に封をする。
【0027】
また、排液バッグ3は、正面に正対して右側の上方に、吸引ポンプ21の側に接続されるポンプ側接続口として機能する雌コネクタ35を有していると共に、この雌コネクタ35に封をするキャップ36を有している。雌コネクタ35は、吸引ポンプ21の側に繋がるチューブ37の一端に取り付けられている雄コネクタ38が挿入されることで、チューブ37が接続される。キャップ36は、使用後等に雌コネクタ35に被せられることで、雌コネクタ35に封をする。
【0028】
クッション瓶4は、吸引器本体2の背面側に外付けされ、排液バッグ3を溢れ出てしまった体液を収容するバッファーとして機能する。
【0029】
次に、図5を用いて、クッション瓶4の構成について説明する。図5は、クッション瓶4を前方から視た外観斜視図である。
【0030】
図5に示すように、クッション瓶4は、瓶本体41と、蓋42と、を有している。瓶本体41は、有底円筒状で上方が開口した容器である。蓋42は、瓶本体41の開口(図示省略)を塞ぐ。具体的に、蓋42は、蓋本体421と、第1ポート422と、第2ポート423と、第3ポート424と、陽圧開放弁425と、止水フィルター(図示省略)と、を有している。
【0031】
第1ポート422は、第2ポート423と平行に、側方に向けて突出するように設けられ、吸引器本体2の第1挿入口27(図3図4及び図6参照)に挿入されることでクッション瓶4を吸引ポンプ21に接続させる。この第1ポート422は、第2ポート423が吸引器本体2の第2挿入口28(図3図4及び図6参照)に挿入される時に同時に、第1挿入口27(図3図4及び図6参照)に挿入される。
【0032】
第2ポート423は、第1ポート422と平行に、側方に向けて突出するように設けられ、吸引器本体2の第2挿入口28(図3図4及び図6参照)に挿入されることでクッション瓶4を圧力センサー22に接続させる。この第2ポート423は、第1ポート422が吸引器本体2の第1挿入口27(図3図4及び図6参照)に挿入される時に同時に、第2挿入口28(図3図4及び図6参照)に挿入される。
【0033】
第3ポート424は、第2ポート423と枝分かれして、上方に向けて突出するように設けられ、排液バッグ3(図1図2及び図4参照)に繋がるチューブ37(図1図2及び図4参照)の一端が取り付けられることで、クッション瓶4を排液バッグ3(図1図2及び図4参照)に接続させる。
【0034】
陽圧開放弁425は、上方に向けて突出するように設けられている。この陽圧開放弁425は、クッション瓶4を含む吸引回路(符号省略)の中の陽圧を開放する。なお、吸引回路(符号省略)は、患者、チューブ33,37、排液バッグ3、クッション瓶4、ポンプ吸引口(第1ポート422)及び圧力センサー吸入口(第2ポート423から電磁弁23を経由して圧力センサー22の手前までの部分)から構成される。
【0035】
止水フィルター(図示省略)は、第1ポート422の基端に設けられ、排液バッグ3からクッション瓶4に溢れ出てしまった体液が吸引ポンプ21(図4参照)に吸い込まれることを防止する。
【0036】
次に、図6及び図2を用いて、電動式低圧吸引器1による作用、すなわち、クッション瓶4を接続する作業について説明する。図6は、吸引器本体2及びクッション瓶4を後方から視た外観斜視図である。
【0037】
まず、クッション瓶4の第3ポート424に、排液バッグ3(図1図2及び図4参照)に繋がるチューブ37(図1図2及び図4参照)の一端を取り付けて、クッション瓶4を排液バッグ3(図1図2及び図4参照)に接続させる。
【0038】
次に、図6に示すように、吸引器本体2の第1挿入口27及び第2挿入口28の各々に、クッション瓶4の第1ポート422及び第2ポート423の各々を正対させる。その後、図2に示すように、吸引器本体2の第1挿入口27(図6参照)及び第2挿入口28(図6参照)の各々に、クッション瓶4の第1ポート422(図6参照)及び第2ポート423(図6参照)の各々を挿入する。これにより、吸引器本体2にクッション瓶4が外付けされる。
【0039】
このような電動式低圧吸引器1によれば、クッション瓶4が、吸引ポンプ21に接続される第1ポート422と、圧力センサー22に接続される第2ポート423と、を有し、吸引器本体2が、第1ポート422が挿入されることでクッション瓶4を吸引ポンプ21に接続させる第1挿入口27と、第2ポート423が挿入されることでクッション瓶4を圧力センサー22に接続させる第2挿入口28と、を有していることで、第1ポート422を第1挿入口27に挿入すると共に、第2ポート423を第2挿入口28に挿入するだけで、クッション瓶4を吸引ポンプ21及び圧力センサー22に接続させることができる。
【0040】
結果として、電動式低圧吸引器1によれば、クッション瓶4を接続する作業を容易にすることができる。
【0041】
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。すなわち、各構成の位置、大きさ、長さ、数量、形状、材質などは適宜変更できる。
【符号の説明】
【0042】
1 電動式低圧吸引器
2 吸引器本体
21 吸引ポンプ
22 圧力センサー
23 電磁弁
24 制御基盤
25 操作パネル
26 スペース
27 第1挿入口
28 第2挿入口
3 排液バッグ
31 雌コネクタ
32 キャップ
33 チューブ
34 雄コネクタ
35 雌コネクタ
36 キャップ
37 チューブ
38 雄コネクタ
4 クッション瓶
41 瓶本体
42 蓋
421 蓋本体
422 第1ポート
423 第2ポート
424 第3ポート
425 陽圧開放弁

図1
図2
図3
図4
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2023-02-13
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
体液を吸引し、吸引した体液を排液バッグに収容させる電動式低圧吸引器であって、
吸引ポンプ及び圧力センサーを内蔵している吸引器本体と、
前記吸引器本体に外付けされ、前記排液バッグを溢れ出た体液を収容するクッション瓶と、を備え、
前記クッション瓶は、該クッション瓶を前記吸引ポンプに接続させる第1ポートと、該クッション瓶を前記圧力センサーに接続させる第2ポートと、前記第2ポートと枝分かれして、前記排液バッグに繋がるチューブの一端が取り付けられることで、該クッション瓶を前記排液バッグに接続させる第3ポートと、を有し、
前記吸引器本体は、前記第1ポートが挿入されることで前記クッション瓶を前記吸引ポンプに接続させる第1挿入口と、前記第2ポートが挿入されることで前記クッション瓶を前記圧力センサーに接続させる第2挿入口と、を有していることを特徴とする
電動式低圧吸引器。
【請求項2】
前記第1ポートは、側方に向けて突出するように設けられ、
前記第2ポートは、前記第1ポートと平行に、側方に向けて突出するように設けられ
前記第3ポートは、上方に向けて突出するように設けられていることを特徴とする
請求項1に記載の電動式低圧吸引器。
【請求項3】
前記第1ポートは、前記第2ポートが前記第2挿入口に挿入される時に同時に、前記第1挿入口に挿入されることを特徴とする
請求項1又は2に記載の電動式低圧吸引器。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
(1)本発明は、体液を吸引し、吸引した体液を排液バッグ(例えば、後述する排液バッグ3)に収容させる電動式低圧吸引器(例えば、後述する電動式低圧吸引器1)であって、吸引ポンプ(例えば、後述する吸引ポンプ21)及び圧力センサー(例えば、後述する圧力センサー22)を内蔵している吸引器本体(例えば、後述する吸引器本体2)と、前記吸引器本体に外付けされ、前記排液バッグを溢れ出た体液を収容するクッション瓶(例えば、後述するクッション瓶4)と、を備え、前記クッション瓶は、該クッション瓶を前記吸引ポンプに接続させる第1ポート(例えば、後述する第1ポート422)と、該クッション瓶を前記圧力センサーに接続させる第2ポート(例えば、後述する第2ポート423)と、前記第2ポートと枝分かれして、前記排液バッグに繋がるチューブ(例えば、後述するチューブ37)の一端が取り付けられることで、該クッション瓶を前記排液バッグに接続させる第3ポート(例えば、後述する第3ポート424)と、を有し、前記吸引器本体は、前記第1ポートが挿入されることで前記クッション瓶を前記吸引ポンプに接続させる第1挿入口(例えば、後述する第1挿入口27)と、前記第2ポートが挿入されることで前記クッション瓶を前記圧力センサーに接続させる第2挿入口(例えば、後述する第2挿入口28)と、を有していることを特徴とする電動式低圧吸引器である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
(2)本発明はまた、前記第1ポートは、側方に向けて突出するように設けられ、前記第2ポートは、前記第1ポートと平行に、側方に向けて突出するように設けられ、前記第3ポートは、上方に向けて突出するように設けられていることを特徴とする上記(1)に記載の電動式低圧吸引器である。