(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024099916
(43)【公開日】2024-07-26
(54)【発明の名称】管理システム
(51)【国際特許分類】
G05B 23/02 20060101AFI20240719BHJP
【FI】
G05B23/02 301Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023003547
(22)【出願日】2023-01-13
(71)【出願人】
【識別番号】522447093
【氏名又は名称】日昌電気制御株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100194467
【弁理士】
【氏名又は名称】杉浦 健文
(72)【発明者】
【氏名】神藤 昌平
【テーマコード(参考)】
3C223
【Fターム(参考)】
3C223AA01
3C223BA03
3C223CC02
3C223DD03
3C223EB01
3C223EB02
3C223EB03
3C223FF13
3C223FF24
3C223GG01
3C223HH02
3C223HH03
3C223HH08
3C223HH15
3C223HH23
3C223HH29
(57)【要約】
【課題】クライアント端末から得られる情報を一元管理して自由に表示する。
【解決手段】複数のセンサ1と、前記センサ1での検出信号が入力される少なくとも1つのクライアント端末2と、前記クライアント端末2と通信を行う通信部15、前記通信部15を介して受信した前記各センサ1での検出信号を処理する制御部16、前記制御部16で処理された検出結果を記憶する記憶部17、および前記記憶部17に記憶した検出結果を選択的に表示される表示部18を有する管理サーバ3とを備える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のセンサと、
前記センサでの検出信号が入力される少なくとも1つのクライアント端末と、
前記クライアント端末と通信を行う通信部、前記通信部を介して受信した前記各センサでの検出信号を処理する制御部、前記制御部で処理された検出結果を記憶する記憶部、および前記記憶部に記憶した検出結果を選択的に表示される表示部を有する管理サーバと、
を備える、
管理システム。
【請求項2】
前記管理サーバは、表示部に、各センサでの実測値と、目標値とをグラフ表示する、
請求項1に記載の管理システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記目標値を基準とする上下の所定範囲に対して前記実測値が前記所定範囲から外れていると判断し、前記表示部に警告表示する、
請求項2に記載の管理システム。
【請求項4】
前記目標値は、該当するセンサで過去に検出されたデータの平均値である、
請求項2に記載の管理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、管理システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、管理システムとして、複数のクライアント端末を管理コンピュータで管理することができるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
しかしながら、前記従来の管理システムでは、複数のクライアント端末で得られた情報を取捨選択して一度に表示できるようにした構成は備えていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、クライアント端末から得られる情報を一元管理して自由に表示することができる管理システムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、前記課題を解決するための手段として、複数のセンサと、前記センサでの検出信号が入力される少なくとも1つのクライアント端末と、前記クライアント端末と通信を行う通信部、前記通信部を介して受信した前記各センサでの検出信号を処理する制御部、前記制御部で処理された検出結果を記憶する記憶部、および前記記憶部に記憶した検出結果を選択的に表示される表示部を有する管理サーバと、を備える管理システムを提供する。
【0007】
この構成によれば、クライアント端末から得られる情報を管理サーバの記憶部に記憶して一元管理し、表示部にて選択した検出結果を自由に表示させることができる。
【0008】
前記管理サーバは、表示部に、各センサでの実測値と、目標値とをグラフ表示するのが好ましい。
【0009】
この構成によれば、センサを設けた箇所に於ける状態を的確に把握してユーザにとって一目で把握しやすい状態に表示させることができる。
【0010】
前記制御部は、前記目標値を基準とする上下の所定範囲に対して前記実測値が前記所定範囲から外れていると判断し、前記表示部に警告表示するのが好ましい。
【0011】
この構成によれば、センサを設けた箇所に於ける不具合を的確に判断して、ユーザに報知することができる。
【0012】
前記目標値は、該当するセンサで過去に検出されたデータの平均値であるのが好ましい。
【0013】
この構成によれば、データを蓄積すればするほど、より的確な判断を下すことが可能となる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、少なくとも1つのクライアント端末で得られた複数のセンサでの検出データのうち、管理コンピュータで設定した項目のみを表示部に表示させることができる。したがって、ユーザが必要とするデータのみを自由に表示させて、装置の状況を的確に把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本実施形態に係る管理システムのブロック図である。
【
図2】
図1の子機の第1制御部で実行する処理内容を示すフローチャートである。
【
図3】
図1の親機の第2制御部で実行する処理内容を示すフローチャートである。
【
図4】
図1の子機の第1表示部に表示する項目を示す画面である。
【
図5】
図1の親機の第2表示部に表示する項目を示す画面である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。
【0017】
図1は、本実施形態に係る管理システムのブロック図である。
【0018】
この管理システムは、採用する装置の各種データを検出するための各種センサなどの検出部1、クライアント端末である子機2、および管理サーバである親機3を備える。さらに、この管理システムは、外部端末4を備えるようにしてもよい。この管理システムは、例えば、洗浄装置5の管理に使用することができる。
【0019】
管理システムを洗浄装置5に採用する場合、検出部1には、複数の流量センサが使用される。流量センサには、洗浄装置5に使用されるエアシリンダを駆動させるために供給する空気流量を検出するための空気流量検出センサ6が含まれる。また、流量センサには、蒸気供給ボイラにより供給される蒸気量を検出するための蒸気流量検出センサ7が含まれる。さらに、流量センサには、給水ポンプによって供給する水量を検出するための水量検出センサ8が含まれる。また、管理システムは、流量センサのほかに、湿度センサ9及び/又は温度センサ10を含めてもよい。なお、各センサでの検出信号は、有線又は無線にて子機2に入力される。ここでは、無線アクセスポイントを介して各センサでの検出信号が子機2に入力されるようになっている。
【0020】
子機2は、第1通信部11、第1制御部12、第1記憶部13および第1表示部14を備える。子機2は、必要に応じて複数台設置することができる。
図1では、2点鎖線で示すように、子機2を2台(第2加工ライン2および第3加工ライン3)追加している。
【0021】
第1通信部11は、各センサからの検出信号を受信し、第1制御部12で演算した結果を、後述する親機3の第2通信部15へと送信する。第1通信部11には、複数の入力端子が設けられ、複数のセンサでの検出信号を受信できるようになっている。なお、第1通信部11は、有線又は無線のいずれで信号の送受信をするようにしてもよい。
【0022】
第1制御部12は、第1通信部11を介して入力された検出信号に基づいて、後述するようにして演算処理を行う。ここでは、第1制御部12には、マイクロコンピュータ、ここではラズベリーパイ(Raspberry Pi:登録商標)が使用されている。
【0023】
第1記憶部13は、予め設定したコストと目標値とを記憶する。また第1記憶部13は、センサ等によって検出された測定データも記憶する。ここで、コストとは、ユーザが予め設定する値であり、例えば、洗浄装置5で必要となる電力料金の単位電力当たりの価格とすることができる。また、目標値とは、蓄積された過去の測定データの平均値とすることができる。
【0024】
第1表示部14は、第1制御部12での処理結果を表示する。具体的には、
図4に示すように、表示される項目としては、各センサで検出される空気流量、蒸気流量、水量のほか、温度、湿度、消費電力などが含まれる。また、第1表示部14は、例えば、タッチパネル等で構成されており、入力部としての機能を有する。入力部は、第1表示部14とは別に設けることもできる。
【0025】
親機3は、第2通信部15、第2制御部16、第2記憶部17および第2表示部18を備え、子機2とは、例えばWAN、インターネット等の外部ネットワークやLAN(Local area network)を介して通信可能となっている。
【0026】
第2通信部15は、子機2の第1通信部11と一定周期で信号の送受信を行う。
【0027】
第2制御部16は、子機2から受信した信号に基づいて、後述するようにして演算処理を行う。
【0028】
第2記憶部17は、子機2から受信したデータのほか、受信したデータに基づいて演算した結果についても記憶する。
【0029】
第2表示部18は、第2制御部16での処理結果を表示する。具体的には、
図5に示すように、電気料金の合計値(コスト合計)、使用電力量などの各子機2から受信したデータの合計値のほか、各子機2での稼働状況などが含まれる。
【0030】
外部端末4は、親機3と同様に、外部ネットワークを介して子機2及び/又は親機3と接続されている。外部端末4には親機3と同様な表示部を設けて、親機3の第2表示部で表示させている表示と同様のものを表示させても良い。外部端末は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC、ウェアラブルデバイス等であってもよい。ウェアラブルデバイスとしては、例えば、スマートウォッチ(時計型)、スマートグラス(眼鏡型)、指輪型、リストバンド型、衣類型、イヤフォン型等が挙げられる。なお、外部端末4は、親機3のバックアップとして用いても良い。
【0031】
洗浄装置5は、例えば、リネンサプライ業向けの大型洗濯機や脱水機、乾燥機、仕上げ機などの生産ラインである。洗浄装置5には、洗濯に用いる水、お湯、加熱するための蒸気、洗浄工程に使用する薬剤、給水弁などの各種バルブやシリンダ、アクチュエータを駆動させるための圧縮空気、前述の各種センサが設けられている。各種センサには、既存の装置(ここでは、洗浄装置5)に後付けできるものを使用するのが好ましい。これにより、装置に改変を加えることなく、簡単かつ安価に対応することができる。
【0032】
次に、子機2の第1制御部12および親機3の第2制御部16での処理内容について、
図2および
図3に示すフローチャートに従ってそれぞれ説明する。
【0033】
(子機2での処理)
第1通信部11で、各センサから検出信号を受信する(ステップS1)。ここで、受信した検出信号は第1制御部12に取り込み可能なデジタル信号に変換される。変換されたデジタル信号が入力される毎に予め記憶させた加算値を加算する(ステップS2)。
【0034】
すなわち、常時センサからの信号を受信し、変換したデジタル信号(入力電圧)を検出する。デジタル信号の入力があれば、専用のカウンタ変数に所定数(例えば、加算値0.1)を加算する。デジタル信号の入力が途中で途切れれば、加算しない(この場合、加算値0)。ここでは、第1制御部12の回路構成を、入力電圧の変化が一定時間継続した場合にのみ計測する構成としている。このため、ノイズにより瞬間的にオン状態となる場合などにはカウントされず、誤検出が防止される。なお、複数のセンサからの入力がある場合、マルチスレッド方式で並列処理を行う。その後、加算値の合計が所定値(例えば、加算合計10.0)に到達すれば(ステップS3)、1回と判断し、次の処理に進む。
【0035】
続いて、予め設定したコスト、例えば、今月の電力料金の上限設定値に対して、今月既に使用している電力料金(実使用料金)を比較する。すなわち、実使用料金が上限設定値を超えているか否かの判断を行う(ステップS4)。実使用料金は、更新される毎に第1表示部14に表示する(ステップS5)。これにより、ユーザは、リアルタイムで電力料金を把握することができ、コスト意識を持たせることが可能となる。そして、実使用料金が上限設定置を超えていれば、ユーザに対して第1表示部14に警告表示(例えば、色彩を赤色に変更など)する(ステップS6)。
【0036】
また、目標値と測定データとを比較する。すなわち、測定データが目標データ範囲に属しているか否かを判断する(ステップS7)。測定データが目標データ範囲から外れて異常と判断されれば、その旨を第1表示部14などによりユーザに報知する(ステップS8)。例えば、エアシリンダに供給する空気量であれば、目標値には、先月の1日当たりの平均空気供給量を使用し、その平均空気供給量に対して上限値および下限値を備えた範囲を設定する。そして、本日の空気供給量(実空気供給量)と比較する。実空気供給量が目標上限値を超えていれば、空気漏れが発生していることが想定されるので、異常であると判断し、ユーザに警告表示すればよい。実空気供給量が目標下限値よりも小さければ、エアシリンダが正常に作動していないことが想定されるので、ユーザにその旨を報知する。目標値は、休日、曜日、季節、温度、天気などの変動要因を考慮して自動的に算出するようにしてもよい。休日であれば、装置を稼働させることがないと想定されるので、目標値は通常時に比べて小さい値に設定することができる。また、曜日の違いによるばらつきが想定されるのであれば、そのばらつきを考慮して目標値を変更すればよい。季節、温度、天気などの影響があるのであれば、そのばらつきを考慮してもよい。
【0037】
前記処理の結果、第1表示部14に表示される項目は
図4に示す通りである。この表示項目には、電気料金の合計値、作業環境での温度、湿度、稼働状況、生産(洗浄)数などが含まれている。
【0038】
電気料金の合計値は、エアシリンダ、ポンプなど、洗浄装置5に搭載される全ての機器で使用される電気料金の合計値である。目標値と実使用値とを数値だけでなく、グラフ表示している。目標値は、例えば、過去1年間の電気使用量の平均値を使用したり、過去数年の同月の電気使用量の平均値を使用したりすることができる。これにより、今月は電気を使い過ぎているなど、ユーザにコスト意識を持たせることが可能となる。特に、目標値と実使用値との関係をグラフ表示することで、ユーザが一目で把握することができ、より効果的である。
【0039】
作業環境での温度は温度センサ10、湿度は湿度センサ9での検出信号に基づいて表示される。作業環境での温度及び/又は湿度は、そこで従事するユーザにとって作業環境として適切なものであるか否かの判断に重要である。不適切な温度及び/又は湿度となれば、ユーザに音声及び/又は表示にて警告するようにするのが好ましい。また、第2制御部16であるCPUの温度及び/又は湿度は表示される。この温度が上昇してCPUが損傷するおそれがある場合には警告表示するのが好ましい。
【0040】
稼働状況には、装置全体の稼働時間、停止時間、稼働率が表示される。また、第2表示部18には、装置を構成する各機器の稼働状況も表示される。すなわち、エアシリンダ、蒸気供給ポンプ、給水ポンプが、稼働によりどれだけ蒸気及び/又は水を供給したのかが一目でわかるように、第2表示部18には、数値とともにグラフ表示される。また、第2表示部18には、実績値、目標値、コスト、目標値との差が表示される。実績値はセンサでの検出信号に基づく実績値である。さらに、第2表示部18には、現在の日付および時刻とともに、子機2との通信を行ってデータを更新した時間(更新時間)も表示される。
【0041】
生産(洗浄)数は、洗浄装置5にて洗浄した物品(例えば、シーツ)などの数量の合計値である。生産(洗浄)数についても目標値と生産数(実洗浄数)とが数値とともにグラフ表示される。目標値は、例えば、本日行うべき生産数とすることができる。ユーザはこの表示を見て、あとどれくらいで本日の作業を終了するのかがわかり、作業意欲を高める一因とすることができる。
【0042】
処理が終了すれば、第1記憶部13に処理結果と日時情報を書き込む(ステップS8)。これらのデータは、第1通信部11を介して親機3に送信可能とする。
【0043】
(親機3での処理)
一定の周期で通信可能な子機2を検索し(ステップS21)、通信が成功した子機2を画面上に表示する(ステップS22)。通信が成功しても、途中で接続が遮断された場合には、通信不良である旨の表示に変更する(ステップS23)。
【0044】
続いて、通信が成功した子機2から第1記憶部13に記憶させたデータを取得する(ステップS24)。親機側では予め第2表示部18に表示させる項目を一部又は全部に設定することができる。すなわち、ユーザ側で表示項目を自由にカスタマイズすることが可能となっている。そして、取得したデータが親機側で設定した項目に該当するか否かを判断し(ステップS25)、該当するデータのみを第2表示部18に表示させる(ステップS26)。
【0045】
第2表示部18には、子機2から送信されたデータのうち、親機3で設定した項目が表示される。
図5の例では、表示させる項目は、全ての子機2から集計された電気料金、使用電力量、水使用量、空気量、蒸気量、生産(洗浄)数の合計値、各加工ラインでの生産数のほか、各子機2での個別の検出値などが含まれている。
【0046】
各子機2から得られたデータは、各欄に選択的に表示させることができる。ここでは、第1子機2からは空気量および蒸気量、第2子機2からは空気量および蒸気量に加えて水流量をグラフ表示させている。このように、親機側で設定した項目のみを表示させることができる。
【0047】
前記構成の管理システムによれば、次のような効果が得られる。
(1)少なくとも1つの子機2で得られた複数のセンサでの検出データのうち、親機3で設定した項目のみを第2表示部18に一覧表示させることができる。したがって、ユーザが必要とするデータのみを自由に表示させて、装置の状況を的確に把握することが可能となる。
【0048】
(2)データを、目標値と実測値との関係をグラフ表示するようにしたので、両者の関係を一目で把握することができ、ユーザのモチベーション向上に役立つなど、得られたデータを有効活用することが可能となる。
【0049】
(3)検出データに基づいて装置側に異常などが発生していると判断し、ユーザに報知することができる。したがって、装置での不具合を把握して、修理など迅速に対処することが可能となる。
【0050】
(4)親機3を備えることで、次のような効果が得られる。
・子機1台では比較的小規模なエリアしか対応できないが、複数台採用することにより、親機3で全ての子機2からデータを収集して一元管理することができる。
・子機2内のデータは親機3内にコピーすなわちバックアップされている。つまり、子機2の第1記憶部13又は親機3の第2記憶部17のいずれにもデータが記憶されている。したがって、子機2又は親機3のいずれか一方が破損した場合などでも、残る他方にデータが残っている。このため、データ消滅のリスクが少なく、信頼性の高いシステム構成とすることができる。
・親機3は、接続された子機2を自動で認識するため、複雑な構築処理が不要で、子機2の増設を簡単に行うことができ、拡張性が非常に高い。
【0051】
なお、本発明は、前記実施形態に記載された構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
【0052】
表示部に表示させる項目は、センサを搭載する装置に応じて変更するようにしてもよい。例えば、表示部に表示させる項目は、生産数、水使用量、蒸気使用量、電力使用量、圧縮空気使用量、ガス使用量、人及び/又は車両等物体の往来数などの項目を挙げることもでき、その項目内容を自由に変更するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0053】
1…検出部
2…子機
3…親機
4…外部端末
5…洗浄装置
6…空気流量検出センサ
7…蒸気流量検出センサ
8…水量検出センサ
9…湿度センサ
10…温度センサ
11…第1通信部
12…第1制御部
13…第1記憶部
14…第1表示部
15…第2通信部
16…第2制御部
17…第2記憶部
18…第2表示部