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特開2025-10001シールドキーストーンスタイルのパンチダウンジャック
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025010001
(43)【公開日】2025-01-20
(54)【発明の名称】シールドキーストーンスタイルのパンチダウンジャック
(51)【国際特許分類】
   H01R 24/64 20110101AFI20250109BHJP
   H01R 13/6581 20110101ALI20250109BHJP
【FI】
H01R24/64
H01R13/6581
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2024103909
(22)【出願日】2024-06-27
(31)【優先権主張番号】18/216,252
(32)【優先日】2023-06-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】507202736
【氏名又は名称】パンドウィット・コーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】ローマン・ジェイ・チャーノーヴィック
(72)【発明者】
【氏名】ロバート・イー・フランセン
【テーマコード(参考)】
5E021
5E223
【Fターム(参考)】
5E021FA05
5E021FA09
5E021FA16
5E021FB07
5E021LA09
5E021LA15
5E021LA21
5E223AA01
5E223AC21
5E223AC23
5E223BA01
5E223BA06
5E223CB22
5E223CB31
5E223CB52
5E223CC07
5E223EA33
5E223EA36
5E223EB04
5E223EB14
5E223EB17
(57)【要約】      (修正有)
【課題】シールドケーブルの編組をジャックのシールドに電気的に接続し、導体をジャックのシールドに固定できコスト競争力のあるキーストーンスタイルのパンチダウンジャック用のリヤワイヤカバーアセンブリを提供する。
【解決手段】キーストーンスタイルのパンチダウンジャック用のリヤワイヤカバーアセンブリ28は、シールドラップ78と、リヤワイヤカバーアセンブリ28がシールドケーブル24の軸に垂直な方向に移動してシールドケーブル24を部分的に囲むことができ、またリヤワイヤカバーアセンブリ28がシールドケーブル24の軸に沿って移動してキーストーンスタイルパンチダウンジャックの後部に係合できるように構成された開口部90が設けられている。
【選択図】図18
【特許請求の範囲】
【請求項1】
キーストーンスタイルのパンチダウンジャックアセンブリであって、
ジャックハウジングアセンブリであって、フロントシールドラップを有する、前記ジャックハウジングアセンブリ、及び
前記キーストーンスタイルのパンチダウンジャックに挿入されるケーブルを完全に取り囲むように構成された開口部を備えたリヤワイヤカバーシールドラップを有するリヤワイヤカバーアセンブリであって、前記挿入されたケーブルの接地編組と係合するように構成された前記開口部から延びる接地プロングも有し、前記フロントシールドラップは、前記リヤワイヤカバーの内壁に係合して完全に結合されたアセンブリを作成するように構成されたワイピングタブを有する、前記リヤワイヤカバーアセンブリ、を備える、前記キーストーンスタイルのパンチダウンジャックアセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2023年1月18日に出願された米国特許出願第18/098,183号の一部継続であり、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本発明は、一般的にはRJ45スタイルのコネクタに関するものであり、より具体的には、リヤワイヤカバーアセンブリを備えたキーストーンスタイルのパンチダウンジャックに関するものである。
【背景技術】
【0003】
現在、市場にはいくつかのMini-ComシールドTGジャックモジュールといくつかのシールドなしキーストーンスタイルパンチダウンジャックモジュールが提供されている。必要なのは、既存のパンチダウンスタイルの終端方法を使用し、TGスタイルの終端方法を備えた既存のシールドMini-Comジャックに対してコスト競争力のあるシールドキーストーンジャックである。具体的には、シールドケーブルの編組をジャックのシールドに電気的に接続し、導体をジャックのシールドに固定できるリヤワイヤカバーアセンブリを備えたものである。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
キーストーンスタイルのパンチダウンジャック用のリヤワイヤカバーアセンブリは、シールドラップと、リヤワイヤカバーアセンブリがケーブルの軸に垂直な方向に移動してケーブルを部分的に囲むことができ、またリヤワイヤカバーアセンブリがケーブルの軸に沿って移動してキーストーンスタイルパンチダウンジャックの後部に係合できるように構成された開口部が設けられている。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1】通信システム10の等角図である。
図2】終端ジャックアセンブリ16の等角分解図である。
図3】ジャックハウジングアセンブリ26の前面上面分解図である。
図4】ジャックハウジングアセンブリ26の前面底面分解図である。
図5】ジャックハウジングアセンブリ26の背面上面分解図である。
図6】最終成形前の開いた状態のフロントシールドラップ30を示す。
図7】ジャックハウジングアセンブリ26の前面上面図である。
図8】ジャックハウジングアセンブリ26の前面底面図である。
図9】フロントシールドラップ30が開いた状態のジャックハウジングアセンブリ26の背面上面図である。
図10】フロントシールドラップ30が開いた状態のジャックハウジングアセンブリ26の背面底面図である。
図11】フロントシールドラップ30が閉じた状態のジャックハウジングアセンブリ26の前面上面図である。
図12】フロントシールドラップ30が閉じた状態のジャックハウジングアセンブリ26の前面底面図である。
図13】フロントシールドラップ30が閉じた状態のジャックハウジングアセンブリ26の背面上面図である。
図14】フロントシールドラップ30が閉じた状態のジャックハウジングアセンブリ26の背面底面図である。
図15】リヤワイヤカバーアセンブリ28の前面上面分解図である。
図16】リヤワイヤカバーアセンブリ28の背面底面分解図である。
図17】リヤワイヤカバーアセンブリ28の前面上面図である。
図18】シールドパッチパネル12に固定された未嵌合終端ジャックアセンブリ16の導体88と導体88の中心線を中心として得られた通信システム10の断面図である。
図19】終端ジャックアセンブリ16の前面上面図である。
図20】終端ジャックアセンブリ16の背面上面図である。
図21】代替の終端ジャックアセンブリ17の背面上面図である。
図22】代替実施形態の終端ジャックアセンブリ216の等角分解図である。
図23】フロントシールドラップ230が開いた状態のジャックハウジングアセンブリ226の背面上面図である。
図24】フロントシールドラップ230が開いた状態のジャックハウジングアセンブリ226の背面底面図である。
図25】リヤワイヤカバーアセンブリ228の前面上面分解図である。
図26】リヤワイヤカバーアセンブリ228の背面底面分解図である。
図27】リヤワイヤカバーアセンブリ228の前面上面図である。
図28】シールドパッチパネル12に固定された未嵌合終端ジャックアセンブリ216の導体88と導体88の中心線を中心として得られた通信システム210の断面図である。
図29】終端ジャックアセンブリ216の前面上面図である。
図30】終端ジャックアセンブリ216の背面上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
図1は、シールドされたパッチパネル12、パッチコードアセンブリ14、及び終端ジャックアセンブリ16を含む通信システム10の等角図である。通信システム10、210はさらに、キャビネット、ラック、ケーブル管理、パッチパネル、オーバーヘッドルーティングシステム、水平ケーブル配線、並びに他のこのような機器を含むことができる。シールドパッチパネル12には、成形金属パネル18とフェースプレートインサート20が含まれる。パッチコードアセンブリ14には、シールドプラグアセンブリ22とシールドケーブル24が含まれる。
【0007】
図2は、終端ジャックアセンブリ16の等角分解図である。終端ジャックアセンブリ16には、シールドケーブル24、ジャックハウジングアセンブリ26、及びリヤワイヤカバーアセンブリ28が含まれる。シールドケーブル24には、ケーブルジャケット87、導体88、導体分割器89、及び編組94が含まれる。
【0008】
図3は、ジャックハウジングアセンブリ26の前面上面分解図である。図4は、ジャックハウジングアセンブリ26の前面底面分解図である。図5は、ジャックハウジングアセンブリ26の背面上面分解図である。図6は、ジャックハウジングアセンブリ26の背面底面分解図である。ジャックハウジングアセンブリ26には、フロントシールドラップ30、ジャックハウジング32、PCBアセンブリ34、リヤスレッド36、及びワイヤマップラベル38が含まれる(図5図6)。図3図6は、最終成形前の開いた状態のフロントシールドラップ30を示す。PCBアセンブリ34には、スレッドアセンブリ40、長いIDC42、IDCサポート44、及びPCB46が含まれる。PCBアセンブリ34は、現在生産されているシールドなしのキーストーンパンチダウンジャックモジュールと同じ方法で構成され、使用される。
【0009】
PCBアセンブリ34の長いIDC42は、リヤスレッド36のチャネル48に圧入され、終端処理中に長いIDC42が拘束された状態を維持する。PCBアセンブリ34のIDCサポート44とジャックハウジング32の下部サポート壁50は、組み立てプロセス中にPCBアセンブリ34の長いIDC42をサポートする。PCBアセンブリ34のスレッドアセンブリ40は、ジャックハウジング32の開口部52にスライドする(図5図6)。ジャックハウジング32のDウィンドウラッチ54は、リヤスレッド36のキャッチ56にカチッとはまり、コンポーネントを固定する。ワイヤマップラベル38には、リヤスレッド36に固定するための粘着性の裏地が付いている。ジャックハウジング32、PCBアセンブリ34、リヤスレッド36、及びワイヤマップラベル38は、組み立てられた状態で、フロントシールドラップ30にスライドされる。ジャックハウジング32上のフレキシブルラッチ58は、フロントシールドラップ30の開口部60をスライドして通過する。ジャックハウジング32のサイドストップ62は、フロントシールドラップ30のウィンドウ64を通過し、フロントシールドラップ30の最終的な形成前にすべてのコンポーネントが分離するのを防ぐ。
【0010】
図7は、最終組み立て前の、フロントシールドラップ30が開いた状態にあるジャックハウジングアセンブリ26の前面上面図である。図8は、フロントシールドラップ30が開いた状態のジャックハウジングアセンブリ26の前面底面図である。図9は、フロントシールドラップ30が開いた状態のジャックハウジングアセンブリ26の背面上面図である。図10は、フロントシールドラップ30が開いた状態のジャックハウジングアセンブリ26の背面底面図である。フランジ70がフロントシールドラップ30の最終位置に移動されると、リヤタブ66が穴68を通過する。次に、リヤタブ66が穴68のエッジ69上に形成され、フロントシールドラップ30をロック位置に固定する。フロントタブ72は、セキュリティとシールドの連続性を高めるために、フロントシールドラップ30のフランジ70上のオフセットジオメトリ74上に形成される。
【0011】
図11は、フロントシールドラップ30が閉じた状態のジャックハウジングアセンブリ26の前面上面図である。図12は、フロントシールドラップ30が閉じた状態のジャックハウジングアセンブリ26の前面底面図である。図13は、フロントシールドラップ30が閉じた状態のジャックハウジングアセンブリ26の背面上面図である。図14は、フロントシールドラップ30が閉じた状態のジャックハウジングアセンブリ26の背面底面図である。
【0012】
図15は、リヤワイヤカバーアセンブリ28の前面上面分解図である。図16は、リヤワイヤカバーアセンブリ28の背面底面分解図である。リヤワイヤカバーアセンブリ28には、ワイヤカバー76とワイヤカバーシールドラップ78が含まれる。ワイヤカバー76はワイヤカバーシールドラップ78内に配置される。ワイヤカバーシールドラップ78のフランジ80をワイヤカバー76の平らなエッジ82に戻し、コンポーネントを固定する。
【0013】
図17は、リヤワイヤカバーアセンブリ28の前面上面図である。リヤワイヤカバーアセンブリ28は、最終組み立て後にケーブル開口部90が左または右のどちらを向くことができるように対称的に設計されている。
【0014】
図18は、シールドパッチパネル12に固定された未嵌合終端ジャックアセンブリ16の導体88と導体88の中心線を中心として得られた通信システム10の断面図である。シールドケーブル24上の導体88は、リヤスレッド36のスロット86(図7図14)に押し込まれ、ジャックハウジングアセンブリ26の長いIDC42に終端される。リヤスレッド36の切断エッジ108は、パンチダウンツールが導体88を面一にトリミングするための平らな表面を提供する。リヤワイヤカバーアセンブリ28のケーブル開口部90により、シールドケーブル24がジャックハウジングアセンブリ26の長いIDC42に終端された後、リヤワイヤカバーアセンブリ28をジャックハウジングアセンブリ26上に配置できるようになる。次に、リヤワイヤカバーアセンブリ28をジャックハウジングアセンブリ26の後端の上に配置する。導体88の端が長すぎる場合、または終端処理後にパンチダウンツールを使用せずに切断された場合、リヤワイヤカバーアセンブリ28のワイヤカバー76の丸い表面109が、余分な導体または誘電体の長さをジャックハウジングアセンブリ26のリヤスレッド36のオーバーフローチャネル110に押し込むのに役立つ。
【0015】
リヤワイヤカバーアセンブリ28のワイヤカバーシールドラップ78上の接地プロング92は、シールドケーブル24の編組94に接続される。ジャックハウジングアセンブリ26のフロントシールドラップ30上のワイピングタブ96(図3図14)は、リヤワイヤカバーアセンブリ28のワイヤカバーシールドラップ78上の内壁98(図15図17)に接続され、完全に結合されたアセンブリを形成する。リヤワイヤカバーアセンブリ28のワイヤカバー76上の捕捉スロット100(図15図17)は、ジャックハウジングアセンブリ26のリヤスレッド36上の丸いボス102(図7図14)を通過し、リヤワイヤカバーアセンブリ28を固定して、終端ジャックアセンブリ16を完成させる。リヤワイヤカバーアセンブリ28のワイヤカバー76上の仕切り壁84は、ジャックハウジングアセンブリ26のリヤスレッド36のスロット86にスライドし、シールドケーブル24上の導体88を固定するのに役立つ。
【0016】
図19は、終端ジャックアセンブリ16の前面上面図である。図20は、終端ジャックアセンブリ16の背面上面図である。内側ワイピングタブ104は、シールドプラグアセンブリ22と終端ジャックアセンブリ16が嵌合状態にあるときに、シールドプラグアセンブリ22上のプラグシールド23(図1)間の結合を提供する。接地タブ106は、部品を組み立てるときに終端ジャックアセンブリ16をシールドパッチパネル12に接続するように設計されている。
【0017】
図21は、代替の終端ジャックアセンブリ17の背面上面図である。終端ジャックアセンブリ17には、代替のワイヤカバーシールドラップ79を除いて、終端ジャックアセンブリ16と同じコンポーネントがすべて含まれている。代替のワイヤカバーシールドラップ79は、ワイヤカバーシールドラップ78と同一の内部形状を有するが、内側を向いた接地プロング92の代わりに、代替のワイヤカバーシールドラップ79には接地フランジ93が含まれる。接地フランジ93は、ケーブルタイ(図示せず)を使用してシールドケーブル24の編組94の周囲に結合するように設計された外向きのフランジである。
【0018】
図22は、代替実施形態の終端ジャックアセンブリ216の等角分解図である。図23及び図24は、ジャックハウジングアセンブリ226を備えた代替の終端ジャックアセンブリ216を示しており、それは、フロントシールドラップ230のフランジ270に切り欠き271があることを除いて、ジャックハウジングアセンブリ26に類似している。
【0019】
図25は、リヤワイヤカバーアセンブリ228の前面上面分解図である。図26は、リヤワイヤカバーアセンブリ228の背面底面分解図である。リヤワイヤカバーアセンブリ228には、ワイヤカバー276とワイヤカバーシールドラップ278が含まれる。ワイヤカバー276はワイヤカバーシールドラップ278内に配置される。ワイヤカバーシールドラップ278は、最終組み立て前の開いた位置で示されている。ワイヤカバーシールドラップ278上の固定フランジ280は、ワイヤカバー276上のスロット282を通過し、エッジ277の周囲に形成されてコンポーネントを固定する。ワイヤカバー276上のスプリングラッチ281は、固定フランジ280が最終位置に形成された後に、固定フランジ280を保持するのに役に立つ。
【0020】
図27は、リヤワイヤカバーアセンブリ228を最終的に組み立てた状態の前面上面図である。リヤワイヤカバーアセンブリ228は対称的に設計されており、図に示す方向でジャックハウジングアセンブリ226に組み立てることも、中心軸を中心に180度回転させて組み立てることもできる。
【0021】
図28は、シールドパッチパネル12に固定された未嵌合終端ジャックアセンブリ216の導体88と導体88の中心線を中心として得られた通信システム210の断面図である。シールドケーブル24上の導体88は、リヤスレッド36のスロット86(図7図14)に押し込まれ、ジャックハウジングアセンブリ226の長いIDC42に終端される。リヤスレッド36の切断エッジ108は、パンチダウンツールが導体88を面一にトリミングするための平らな表面を提供する。シールドケーブル24は、導体88がジャックハウジングアセンブリ226の長いIDC42に終端される前に、リヤワイヤカバーアセンブリ228に通す必要がある。次に、リヤワイヤカバーアセンブリ228をジャックハウジングアセンブリ226の後端の上に配置する。導体88の端が長すぎる場合、または終端処理後にパンチダウンツールを使用せずに切断された場合、角度付き面110(図7図14)により、ユーザーは一対の平らなエッジニッパーを使用して導体88の余分な長さをトリミングできる。
【0022】
銅箔テープ294は、シールドケーブル24の編組線またはドレインワイヤの上に接着され、滑らかな導電性接合面を形成する。リヤワイヤカバーアセンブリ228のワイヤカバーシールドラップ278上の接地プロング292は、ワイヤカバーシールドラップ278が最終位置に配置されると、シールドケーブル24の銅箔テープ294に結合し、360度のシールドを提供する。ワイヤカバー276上のマンドレル290は、シールドケーブル24がリヤワイヤカバーアセンブリ228内に配置されるときに、ワイヤカバーシールドラップ278上の接地プロング292が巻き付いて塑性変形を防止するための制御された表面を提供する。接地プロング292が塑性変形するのを防ぐことで、複数の終端が発生した場合でも、リヤワイヤカバーアセンブリ228と銅箔テープ294間の連続性が確保される。ジャックハウジングアセンブリ226のフロントシールドラップ230上のワイピングタブ96(図23図24)は、リヤワイヤカバーアセンブリ228のワイヤカバーシールドラップ278上の内壁298(図25図27)に接続され、完全に結合されたアセンブリを形成する。リヤワイヤカバーアセンブリ228のワイヤカバー276上の捕捉スロット300(図25図27)は、ジャックハウジングアセンブリ226のリヤスレッド36上の丸いボス102(図7図14)を通過し、リヤワイヤカバーアセンブリ228を固定して、終端ジャックアセンブリ216を完成させる。リヤワイヤカバーアセンブリ228のワイヤカバー276上の仕切り壁284は、ジャックハウジングアセンブリ226のリヤスレッド36のスロット286にスライドし、シールドケーブル24上の導体88を固定するのに役立つ。
【0023】
図29は、終端ジャックアセンブリ216の前面上面図である。図30は、終端ジャックアセンブリ216の背面上面図である。内側ワイピングタブ104は、シールドプラグアセンブリ22と終端ジャックアセンブリ216が嵌合状態にあるときに、シールドプラグアセンブリ22上のプラグシールド23(図1)間の結合を提供する。接地タブ106は、部品を組み立てるときに終端ジャックアセンブリ216をシールドパッチパネル12に接続するように設計されている。
【0024】
本発明は好ましい設計を有するものとして説明されているが、本発明は、本開示の精神及び範囲内でさらに変更することができる。したがって、この出願は、本発明の一般原理を使用した本発明のあらゆる変形、使用、または適応をカバーすることを意図している。さらに、本出願は、本発明が関係する技術分野における既知または慣習的な慣行の範囲内であり、添付の特許請求の範囲の範囲内にある、本開示からの逸脱をカバーすることを意図している。
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【外国語明細書】