(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025114284
(43)【公開日】2025-08-05
(54)【発明の名称】ロール紙ホルダおよびプリンタ
(51)【国際特許分類】
B41J 15/04 20060101AFI20250729BHJP
B65H 16/06 20060101ALI20250729BHJP
【FI】
B41J15/04
B65H16/06 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024008888
(22)【出願日】2024-01-24
(71)【出願人】
【識別番号】000003562
【氏名又は名称】東芝テック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】川守田 裕次
【テーマコード(参考)】
2C060
3F052
【Fターム(参考)】
2C060BA03
2C060BA11
2C060BC62
3F052AA01
3F052AB05
3F052AB09
3F052BA02
3F052BA05
3F052BA10
3F052DA01
(57)【要約】
【課題】ロール紙を用いるプリンタで複数の用紙幅に対応するための部材の紛失を防止可能な構造を提供する。
【解決手段】ロール紙ホルダは、帯状の用紙が巻かれたロール紙を、幅方向の位置を定めて保持するものであって、前記ロール紙の円筒状の外周面が接する周面部と、当該周面部を挟んで対向する一対の面と、で囲む空間に前記ロール紙を収容する収容部と、前記一対の面の間に架け渡された軸部と、前記ロール紙の端部を押さえる板状の押さえ部と、前記軸部の外周面に沿って回動可能かつ長手方向に移動可能に前記軸部を把持するものであって、前記軸部を囲む筒状の形状に周方向の連続を断つ切欠きを有し、前記押さえ部と連続して設けられた把持部と、前記押さえ部の縁部に設けられ、前記周面部に形成された凹凸形状に嵌まることで前記押さえ部の用紙幅方向の位置を定める、1つ以上の位置決め部と、を備える。
【選択図】
図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
帯状の用紙が巻かれたロール紙を、幅方向の位置を定めて保持するロール紙ホルダであって、
前記ロール紙の円筒状の外周面が接する周面部と、当該周面部を挟んで対向する一対の面と、で囲む空間に前記ロール紙を収容する収容部と、
前記一対の面の間に架け渡された軸部と、
前記ロール紙の端部を押さえる板状の押さえ部と、
前記軸部の外周面に沿って回動可能かつ長手方向に移動可能に前記軸部を把持するものであって、前記軸部を囲む筒状の形状に周方向の連続を断つ切欠きを有し、前記押さえ部と連続して設けられた把持部と、
前記押さえ部の縁部に設けられ、前記周面部に形成された凹凸形状に嵌まることで前記押さえ部の用紙幅方向の位置を定める、1つ以上の位置決め部と、
を備えるロール紙ホルダ。
【請求項2】
前記軸部は、前記ロール紙から引き出された前記用紙が搬送される方向の反対側に配置されている
請求項1に記載のロール紙ホルダ。
【請求項3】
前記押さえ部は、前記用紙の印字位置と前記収容部との間に位置し、前記ロール紙から引き出された前記用紙の端部を押さえる、副押さえ部を備える
請求項1に記載のロール紙ホルダ。
【請求項4】
前記位置決め部は、前記軸部を中心とした前記押さえ部の回動に伴って、前記凹凸形状に着脱される
請求項1に記載のロール紙ホルダ。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載のロール紙ホルダと、
前記ロール紙ホルダから引き出された用紙に印字する印字ヘッドと、
前記印字ヘッドとの間に挟んだ前記用紙を搬送するプラテンローラと、
を備えるプリンタ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ロール紙ホルダおよびプリンタに関する。
【背景技術】
【0002】
帯状の用紙が巻かれたロール紙を用いるプリンタのうち、複数の用紙幅に対応するものは、従来、ロール紙の幅方向位置を定めるために、押さえ板などと呼ばれる板状の部材などの構成を備えている。当該押さえ板は、ロール紙の側端部を押さえる位置に取り付けて用いられる。
【0003】
従来の押さえ板は、ロール紙を収容する収容部内の所定位置に着脱自在である。押さえ板は、例えば、幅寸法が大きいロール紙を使用時には収容部から取り外され、幅寸法が小さいロール紙を使用時には収容部に取り付けられる。
【0004】
しかしながら、上述のような構成であると、押さえ板は、不使用時には収容部から取り外され、例えばプリンタから離れて片付けられる。このため、押さえ板を紛失することがあり、その点の改善が求められている。
【0005】
収容部内から取り出されない押さえ板を備えるプリンタの例としては、例えば特許文献1,2のものがある。しかしながらいずれも、従来着脱自在の押さえ板が適用されてきたタイプのプリンタに設けるには、必要なスペースが大き過ぎたり構造が複雑だったりして、適当でない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、ロール紙を用いるプリンタで複数の用紙幅に対応するための部材の紛失を防止可能な構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態のロール紙ホルダは、帯状の用紙が巻かれたロール紙を、幅方向の位置を定めて保持するものであって、前記ロール紙の円筒状の外周面が接する周面部と、当該周面部を挟んで対向する一対の面と、で囲む空間に前記ロール紙を収容する収容部と、前記一対の面の間に架け渡された軸部と、前記ロール紙の端部を押さえる板状の押さえ部と、前記軸部の外周面に沿って回動可能かつ長手方向に移動可能に前記軸部を把持するものであって、前記軸部を囲む筒状の形状に周方向の連続を断つ切欠きを有し、前記押さえ部と連続して設けられた把持部と、前記押さえ部の縁部に設けられ、前記周面部に形成された凹凸形状に嵌まることで前記押さえ部の用紙幅方向の位置を定める、1つ以上の位置決め部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】
図1は、実施形態のプリンタの外観の一例を示す斜視図である。
【
図2】
図2は、プリンタの内部構造の一例を示す断面図である。
【
図3】
図3は、蓋部を開けた状態のプリンタを示す図である。
【
図4】
図4は、用紙幅ガイドを上げた状態のプリンタを示す図である。
【
図6】
図6は、用紙幅ガイドの取付状態の一例を示す斜視図である。
【
図7】
図7は、軸部および把持部を拡大して一部断面で示す斜視図である。
【
図8】
図8は、変形例における把持部を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、実施形態のプリンタ1の外観の一例を示す斜視図である。
図2は、プリンタ1の内部構造の一例を示す断面図である。プリンタ1は、筐体2、蓋部3、保持部4、印字ヘッド6、プラテンローラ7、カッターユニット8などを備える。
【0010】
ここで、
図1の斜視図は、プリンタ1の正面および右側面が見え、プリンタ1の左側面および背面が見えない状態を示す。プリンタ1は、主に、
図1に示すように蓋部3を上向きした置き方や、
図1で図中手前の面を上向きにする置き方で、使用される。
【0011】
図3は、蓋部3を開けた状態のプリンタ1を示す図である。筐体2は、蓋部3により開閉される開口部を有する容器である。蓋部3は、一端部に設けられた軸31を中心に、筐体2の開口部の端に回動可能に取り付けられ、回動に伴い、筐体2の開口部を閉じる位置(閉じ位置)と開放する位置(開放位置)との間を移動する。蓋部3が閉じ位置に位置する状態で、蓋部3の他端部(一端部の反対側の端部)と筐体2との間との間に、排紙口9が形成される。
【0012】
保持部4は、ロール紙ホルダの一例であって、ロール紙を、その幅方向の位置を定めて、保持する。ロール紙は、帯状の用紙が巻かれたものである。用紙は、レシート用紙のような一般的な紙や、所定寸法のラベルが帯状の台紙に貼付されたものや、台紙なしの帯状のラベル等である。
【0013】
印字ヘッド6は、プラテンローラ7との間に挟んだ用紙に印字するものであって、例えば、発熱素子が用紙幅方向に多数並んだラインサーマルヘッドである。プラテンローラ7は、表面に弾性を有するローラであって、回転駆動されることで、印字ヘッド6との間に挟んだ用紙を搬送する。
【0014】
印字ヘッド6は筐体2内に設けられ、プラテンローラ7は蓋部3に取り付けられており、印字ヘッド6とプラテンローラ7とは蓋部3の回動移動に伴って接離する。また、印字ヘッド6とプラテンローラ7とが離れることにより、用紙搬送路が開放される。
【0015】
カッターユニット8は、蓋部3に取り付けられ、印字ヘッド6およびプラテンローラ7よりも用紙搬送方向下流側に位置し、印字後の用紙を切断する。
【0016】
カッターユニット8は、例えば固定刃81と可動刃82とを有する。固定刃81と可動刃82とは、互いの切れ刃を対向させて、用紙搬送路を用紙厚さ方向に挟んで、配置される。固定刃81は、筐体2内に固定されている。可動刃82は蓋部3に取り付けられ、駆動力を受けることで、固定刃81に接離する向きに移動する。可動刃82の切れ刃が固定刃81の切れ刃と摺動することで、間に挟まれた用紙が切断される。
【0017】
(保持部4の詳細)
ここで、保持部4は、収容部41と用紙幅ガイド5とを備える。
図4は、用紙幅ガイド5を上げた状態のプリンタ1を示す図である。
【0018】
収容部41は、周面部411と一対の側壁412とで囲む空間に、ロール紙を収容する。上記空間は、筐体2内に設けられ、蓋部3で開閉される。周面部411には、ロール紙の円筒状の外周面が接する。側壁412は、周面部411を挟んで対向する一対の面を構成する。
【0019】
図5は、用紙幅ガイド5の側面図である。
図6は、用紙幅ガイド5の取付状態の一例を示す斜視図である。用紙幅ガイド5は、軸部51と、押さえ部52と、把持部53と、位置決め部とを備える。
【0020】
押さえ部52の中央部には、押さえ部52の位置を変更する際に操作者が指を引っ掛けて押さえ部52の着脱にかかる操作をしやすくするための孔525が、形成されている。また、押さえ部52は、用紙の印字位置と収容部41との間に位置する副押さえ部526を、備えている。副押さえ部526は、ロール紙から引き出された用紙の側端部を押さえるもので、用紙の幅方向位置を、印字ヘッド6およびプラテンローラ7に至る手前で規制する。
【0021】
位置決め部は、押さえ部52の縁部に、1つ以上設けられた凹凸形状521~524である。位置決め部(凹凸形状521~524)は、周面部411に形成された凹凸形状42(例えば
図4および
図6に示す孔424等)に嵌まることで、押さえ部52の用紙幅方向の位置を定める、つまり用紙幅方向の移動を規制する。凹凸形状42は、プリンタ1に使用される用紙の幅の種類に応じた位置に設けられている。プリンタ1に使用されるロール紙のうち最も大きい幅のものを保持部4に保持させる場合、押さえ部52は、側壁412に接する位置に置かれる。
【0022】
孔424は、周面部411の幅方向に沿って複数が並んで設けられている。それらの複数の孔424のいずれかに、位置決め部である凹凸形状524が、挿し込まれる。同様に、孔424以外の凹凸形状42も、周面部411の幅方向に沿って複数が並んで設けられ、それらのいずれかに、対応する位置決め部である凹凸形状521~523が、差し込まれる。
【0023】
本実施形態の用紙幅ガイド5は、少なくとも4箇所の位置決め部(凹凸形状521~524)を備えている。凹凸形状521~524は、周面部411に形成された凹凸形状42である孔に挿し込まれる突起である。孔424には、凹凸形状524が挿し込まれる。また、凹凸形状521は、先端に、鉤形状を有している。凹凸形状521の先端の鉤形状は、凹凸形状521が凹凸形状42の一つである孔に差し込まれた状態で、当該孔の縁に引っ掛かる。
【0024】
図7は、軸部51および把持部53を拡大して一部断面で示す斜視図である。軸部51は、一対の側壁412の間に架け渡された円筒状の部材である。軸部51は、ロール紙から引き出された用紙が搬送される方向の反対側に配置されている。つまり、収容部41に収容されたロール紙を挟んで用紙の印字位置(印字ヘッド6およびプラテンローラ7がある位置)の反対側に、軸部51は位置している。
【0025】
押さえ部52は、ロール紙の側端部を押さえる板状の部材である。把持部53および位置決め部(凹凸形状521~524)は、押さえ部52の縁部に設けられて、押さえ部52と連続している。
【0026】
把持部53は、軸部51の外周面に沿って回動可能かつ長手方向に移動可能に、軸部51を把持する。また、把持部53は、切欠き531が形成された筒状の形状を有している。切欠き531は、筒の軸方向に沿って筒を部分的に切り取ったもので、筒形状の把持部53の、周方向の連続を断っている。切欠き531の幅は、通常は軸部51の太さより狭い。
【0027】
把持部53とこれに連続する押さえ部52および位置決め部54は、樹脂製である。把持部53は、樹脂製であることと切欠き531を有する形状とにより、切欠き531の幅が変わることを許容可能な弾性を有している。把持部53が有する弾性の程度は、軸部51に対して捩れる方向の力が把持部53に加えられたときに、切欠き531が、軸部51の太さ程度に開くことが十分可能な程度である。これにより、押さえ部52を軸部51に沿って移動させる際に、軸部51に対して捩れる方向の力が把持部53に加わっても、開いた切欠き531を軸部51が通って把持部53から外れる。したがって、把持部53に無理な力が加えられて破損するような不都合を回避することができる。
【0028】
なお、上述の
図4の説明における「用紙幅ガイド5を上げた状態」とは、収容部41内から押さえ部52を取り出した状態、より詳しくは、軸部51に対して把持部53を回動させて周面部411から押さえ部52を離した状態である。位置決め部(凹凸形状521~524)は、軸部51を中心とした押さえ部52の回動に伴って、周面部411の凹凸形状42に、着脱される。
【0029】
このような構成のプリンタ1において、用紙幅ガイド5は、収容部41に収められたロール紙の幅方向移動を規制する。
【0030】
押さえ部52は、ロール紙および当該ロール紙から引き出された用紙の、側端部を押さえて、用紙の幅方向位置を定める。プリンタ1に使用されるロール紙の幅が変更にされるとき、当該ロール紙の幅寸法に応じた位置に、押さえ部52の位置を変更するための操作が行われる。当該変更にかかる操作は、次のように行われる。
【0031】
操作者は、孔525に指などを引っ掛けて、押さえ部52に、収容部41から離れる向きの力を加える。これにより、押さえ部52は軸部51を中心に回動し、位置決め部である凹凸形状521~524は凹凸形状42から抜ける。この状態では、押さえ部52の、用紙幅方向移動の規制が解除され、押さえ部52は、用紙幅方向に移動自在となる。
【0032】
次に操作者は、押さえ部52を、用紙幅方向に移動させる。このとき、把持部53は、軸部51に沿って移動する。またこのとき、把持部53に、軸部51に沿わない捩れの力が加わった場合、当該力は、把持部53を弾性変形させ、切欠き531を開く。切欠き531が、軸部51の太さを超えるほど開かれた場合、切欠き531から軸部51が抜け、把持部53による軸部51の把持状態が解除される。つまり、押さえ部52が外れる。これにより、押さえ部52の移動時の、把持部53の不意の破損が回避される。
【0033】
次に操作者は、軸部51に沿って所望の位置に至った押さえ部52に、収容部41内に収める向きの力を加える。押さえ部52は、軸部51を中心に回動して、収容部41内に収まる。押さえ部52が収容部41内に収まるとき、位置決め部である凹凸形状521~524が、対応する凹凸形状42に嵌まり込む。これにより、押さえ部52の位置が定められる。
【0034】
その後操作者は、所望の幅のロール紙を収容部41に入れ、ロール紙から引き出した紙を、印字ヘッド6とプラテンローラ7とに挟まれる位置に位置させて、蓋部3を閉じる。以上でプリンタ1へのロール紙の準備は完了する。
【0035】
このように、本実施形態によれば、押さえ部52は、収容部41内を用紙幅方向に移動可能である。これにより、押さえ部52を収容部41内から取り出す必要がなくなる。このため、押さえ部52の紛失を防止できる。また、押さえ部52と把持部53とが接続する箇所の構造的に、押さえ部52の移動時に把持部53の破損が懸念される。しかしながら、把持部53に切欠き531が形成されているので、把持部53は、破損前に軸部51から外れる。これにより、把持部53の破損を回避することができる。
【0036】
以上、本実施形態によれば、ロール紙を用いるプリンタで複数の用紙幅に対応するための部材の紛失を防止可能な構造を提供することができる。
【0037】
(変形例)
上述した実施形態は、上述した各装置が有する構成又は機能の一部を変更することで、適宜に変形して実施することも可能である。
【0038】
例えば、
図8は、変形例における把持部55を示す斜視図である。
図8に示すように、変形例の把持部55は、切欠き551を備えている。
【0039】
実施形態の把持部53に形成された切欠き531は、押さえ部52側から見て軸部51よりも奥側に開いているが、変形例の切欠き551は、押さえ部52側に開いている。切欠き531および切欠き551は、押さえ部52が
図4に示すように収容部41から上げられた状態で、押さえ部52を介して把持部53,55が引かれる又は押されることで、軸部51から力を加えられる部分に、設けられる。これにより、把持部53,55の破損を効果的に防ぐことができる。
【0040】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0041】
1 …プリンタ、
2 …筐体、3…蓋部、
4 …保持部(ロール紙ホルダの一例)、
41…収容部、411…周面部、412…側壁、
42…凹凸形状(424…孔)、
5 …用紙幅ガイド、
51…軸部、
52…押さえ部、
521~524…凹凸形状(位置決め部の一例)、
525…孔、
526…副押さえ部、
53…把持部、切欠き531、
55…把持部、切欠き551、
6 …印字ヘッド、
7 …プラテンローラ、
8 …カッターユニット、81…固定刃、82…可動刃、
9 …排紙口。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0042】
【特許文献1】特開2005-238635号公報
【特許文献2】特開2017-217862号公報