(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025115780
(43)【公開日】2025-08-07
(54)【発明の名称】予約システム、及び携帯端末
(51)【国際特許分類】
G06Q 10/02 20120101AFI20250731BHJP
【FI】
G06Q10/02
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024010421
(22)【出願日】2024-01-26
(71)【出願人】
【識別番号】000003562
【氏名又は名称】東芝テック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】中園 健士
(72)【発明者】
【氏名】矢ノ口 慎時
(72)【発明者】
【氏名】畑佐 真琴
(72)【発明者】
【氏名】中村 一輝
(72)【発明者】
【氏名】染谷 英則
(72)【発明者】
【氏名】高麗 蒼唯
(57)【要約】
【課題】フードコードにおける座席の予約の利用を促進する予約システム、及び携帯端末を提供する。
【解決手段】実施形態に係る予約システムは、座席予約手段と、商品予約手段と、特典通知手段と、を備える。前記座席予約手段は、複数の店舗で共用する座席に関して人数および時間帯の予約を受け付ける。前記商品予約手段は、前記複数の店舗のそれぞれのメニューから、商品の予約を受け付ける。前記特典通知手段は、前記商品予約手段により受け付けられた前記商品の予約内容が、付与条件を満たしている場合に、前記座席の予約に関する特典を付与することを通知する。
【選択図】
図14
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の店舗で共用する座席に関して人数および時間帯の予約を受け付ける座席予約手段と、
前記複数の店舗のそれぞれのメニューから、商品の予約を受け付ける商品予約手段と、
前記商品予約手段により受け付けられた前記商品の予約内容が、付与条件を満たしている場合に、前記座席の予約に関する特典を付与することを通知する特典通知手段と、
を備える予約システム。
【請求項2】
前記特典通知手段は、前記座席予約手段により受け付けられた前記時間帯の経過後に、付与する特典の内容を通知する、
請求項1に記載の予約システム。
【請求項3】
前記商品予約手段により商品の予約が受け付けられた場合に、前記商品の決済が実行されたことを通知する商品決済通知手段を更に備える、
請求項1に記載の予約システム。
【請求項4】
前記座席予約手段により受け付けられた前記時間帯の経過後に、前記座席の決済が実行されたことを通知する座席決済通知手段を更に備える、
請求項1に記載の予約システム。
【請求項5】
前記座席決済通知手段は、前記特典通知手段により通知された前記特典を前記座席の決済に適用されたことを通知する、
請求項4に記載の予約システム。
【請求項6】
複数の店舗で共用する座席に関して人数および時間帯の予約を受け付ける座席予約手段と、
前記複数の店舗のそれぞれのメニューから、商品の予約を受け付ける商品予約手段と、
前記商品予約手段により受け付けられた前記商品の予約内容が、付与条件を満たしている場合に、前記座席の予約に関する特典が付与されたことを表示部に表示する表示制御手段と、
を備える携帯端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、予約システム、及び携帯端末に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、複数の店舗で飲食エリアを共用するフードコートが知られている。フードコートにおいて、顧客は、複数の店舗の何れかで料理を購入する。また、顧客は、飲食エリアに設置された座席を使用して食べる。このように、フードコートでは、顧客自身が座席を確保する。ところが、乳幼児を連れた顧客や、多くの荷物を持つ顧客は、フードコートの座席を確保することが困難である。そこで、フードコードにおける座席の予約を受け付けるシステムを導入する方策が考えられる。
【0003】
しかしながら、システムを導入しても、フードコードにおける座席の予約を躊躇する顧客もいる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、フードコードにおける座席の予約の利用を促進する予約システム、及び携帯端末を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る予約システムは、座席予約手段と、商品予約手段と、特典通知手段と、を備える。前記座席予約手段は、複数の店舗で共用する座席に関して人数および時間帯の予約を受け付ける。前記商品予約手段は、前記複数の店舗のそれぞれのメニューから、商品の予約を受け付ける。前記特典通知手段は、前記商品予約手段により受け付けられた前記商品の予約内容が、付与条件を満たしている場合に、前記座席の予約に関する特典を付与することを通知する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】
図1は、第1の実施形態に係る予約システムの一例を示す図である。
【
図2】
図2は、第1の実施形態に係る予約システムが用いられるフードコートの一例を示す見取り図である。
【
図3】
図3は、第1の実施形態に係る管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
【
図4】
図4は、メニューテーブルのデータ構成の一例を示す図である。
【
図5】
図5は、座席テーブルのデータ構成の一例を示す図である。
【
図6】
図6は、顧客テーブルのデータ構成の一例を示す図である。
【
図7】
図7は、商品予約テーブルのデータ構成の一例を示す図である。
【
図8】
図8は、座席予約テーブルのデータ構成の一例を示す図である。
【
図9】
図9は、特典テーブルのデータ構成の一例を示す図である。
【
図10】
図10は、第1の実施形態に係る携帯端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
【
図11】
図11は、第1の実施形態に係るチェックイン端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
【
図12】
図12は、第1の実施形態に係る店舗装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【
図13】
図13は、注文テーブルのデータ構成の一例を示す図である。
【
図14】
図14は、第1の実施形態に係る予約システムの各装置が有する機能構成の一例を示すブロック図である。
【
図19】
図19は、第1の実施形態に係る予約システムの各装置が実行する予約処理の一例を示すフローチャートである。
【
図20】
図20は、第1の実施形態に係る携帯端末及び管理サーバが実行する座席予約処理の一例を示すフローチャートである。
【
図21】
図21は、第1の実施形態に係る携帯端末、管理サーバ、及び店舗装置が実行する商品予約処理の一例を示すフローチャートである。
【
図22】
図22は、第1の実施形態に係るチェックイン端末、及び管理サーバが実行するチェックイン処理の一例を示すフローチャートである。
【
図23】
図23は、第1の実施形態に係る店舗装置、管理サーバ、及び携帯端末が実行する商品受取処理の一例を示すフローチャートである。
【
図24】
図24は、第2の実施形態に係る予約システムの一例を示す図である。
【
図25】
図25は、第2の実施形態に係る予約システムの各装置が有する機能構成の一例を示すブロック図である。
【
図28】
図28は、チェックイン完了画像の一例を示す図である。
【
図29】
図29は、第2の実施形態に係る携帯端末、及び管理サーバが実行するチェックイン処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、添付図面を参照して、予約システム、及び携帯端末の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、予約システム、及び携帯端末の一実施形態であって、その構成や仕様等を限定するものではない。
【0008】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る予約システム1の一例を示す図である。
図2は、第1の実施形態に係る予約システム1が用いられるフードコートの一例を示す見取り図である。フードコートは、複数の店舗T1を有する複合施設である。
【0009】
予約システム1は、複数の店舗T1が飲食エリアA1を共用するフードコートにおいて、飲食エリアA1内の座席の予約を受け付けるシステムである。さらに、予約システム1は、座席に限らず、飲食エリアA1で飲食する商品の予約を受け付けてもよい。
【0010】
例えば、予約システム1は、
図2に示すように、飲食エリアA1に、自由席エリアA11と、予約席エリアA12とが含まれる場合に、予約席エリアA12の予約を受け付ける。自由席エリアA11は、空いていれば自由に使用可能な座席が設置されるエリアである。予約席エリアA12は、予約した顧客が使用可能な座席が設置されるエリアである。
【0011】
図2に示すように、予約システム1は、管理サーバ10、携帯端末20、チェックイン端末30、及び店舗装置40を備える。管理サーバ10、携帯端末20、チェックイン端末30、及び店舗装置40は、ネットワーク50を介して通信可能に接続される。
【0012】
管理サーバ10は、予約システム1を管理するサーバ装置である。例えば、管理サーバ10は、フードコートの管理者により運用される。管理サーバ10は、予約席エリアA12に設置された座席の予約を管理する。なお、管理サーバ10は、一台のサーバ装置に限らず、複数台のサーバ装置により実現されるものであってもよい。
【0013】
携帯端末20は、スマートフォンやタブレット端末などの携帯可能な装置である。例えば、携帯端末20は、予約席エリアA12の座席を予約する顧客により使用される。携帯端末20は、顧客の所有物であってもよいし、フードコートの管理者により貸与された借り物であってもよい。
【0014】
ここで、飲食店には、顧客から予約を受け付け、顧客を案内する係員がいる。しかしながら、フードコートには、係員はいない。そこで、携帯端末20は、予約を受け付け、顧客を案内する。例えば、携帯端末20は、予約受付エリアA2において、予約を受け付ける画像にアクセスするためのアクセス情報を取得する。そして、携帯端末20は、アクセス情報に基づいて表示した予約を受け付ける画像において座席の予約を受け付ける。また、携帯端末20は、予約した開始時間になったこと、および終了時間になったことを示す通知を表示する。
【0015】
また、携帯端末20は、フードコートの店舗T1に注文する商品の予約を受け付けてもよい。さらに、携帯端末20は、注文した商品が完成したため、店舗T1に受け取りに行くことの通知を、携帯端末20の画面上に表示してもよい。
【0016】
チェックイン端末30は、スマートフォンや、タブレット端末や、サイネージ端末などの端末である。例えば、チェックイン端末30は、予約した座席にチェックインすることを受け付ける。前述のように、フードコートには、顧客を案内する係員はいない。そこで、チェックイン端末30は、予約した顧客であることを示す予約コードが入力された場合に、顧客が使用する座席を示す座席コードを表示する。これにより、チェックイン端末30は、予約した座席に顧客を案内する。
【0017】
店舗装置40は、フードコートの各店舗T1に設置される装置である。例えば、
図2に示すフードコートの場合、店舗装置40は、予約された商品と、予約された完成したため店舗T1まで受け取りに行くこととを通知する。このように、予約システム1は、フードコートにおいて座席の予約を受け付ける。例えば、店舗装置40は、注文された商品を管理する情報処理装置、フードコートの店舗の店員が使用する情報処理端末、注文された商品の登録機能と当該登録された注文商品に対する会計を行う会計機能を有するPOS(Point Of Sale)端末、登録された注文商品に対する会計を行う会計機能を有する会計機、店舗に設けられたサーバ装置等であってもよい。
【0018】
次に、予約システム1が有する各装置のハードウェア構成について説明する。
【0019】
図3は、第1の実施形態に係る管理サーバ10のハードウェア構成の一例を示す図である。管理サーバ10は、プロセッサ101、RAM(Random Access Memory)102、記憶部103、通信部104、表示部105、及び操作部106を備える。これら各部は、内部バス107を介して接続される。
【0020】
プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)などの管理サーバ10の動作を制御する処理回路である。RAM102は、各種プログラムや各種データを一時的に記憶する記憶媒体である。そして、プロセッサ101は、RAM102をワークエリア(作業領域)にして記憶部103に格納された制御プログラム111等を実行する。
【0021】
記憶部103は、HDD(Hard Disk Drive)や、SSD(Solid State Drive)などの補助記憶装置である。記憶部103は、制御プログラム111、メニューテーブル112、座席テーブル113、顧客テーブル114、商品予約テーブル115、座席予約テーブル116、及び特典テーブル117を記憶する。なお、メニューテーブル112、座席テーブル113、顧客テーブル114、商品予約テーブル115、及び座席予約テーブル116の全部又は一部は、管理サーバ10の記憶部103に限らず、他の装置に記憶されていてもよい。
【0022】
メニューテーブル112は、フードコートの各店舗T1に対して予約可能な商品のメニューに関する情報を有する情報テーブルである。
図4は、メニューテーブル112のデータ構成の一例を示す図である。メニューテーブル112は、店舗コードと、メニュー情報とが関連付けられる。店舗コードは、フードコートの店舗T1を特定するための識別情報である。メニュー情報は、関連付けられた店舗コードにより特定される店舗T1に対して予約可能な商品メニューの情報である。例えば、メニュー情報は、商品コード、商品名称、商品価格、商品画像などが含まれる。
【0023】
座席テーブル113は、予約席エリアA12に配置された座席に関する情報を有するテーブルである。
図5は、座席テーブル113のデータ構成の一例を示す図である。座席テーブル113は、座席コードと、座席種別情報とが関連付けられる。座席コードは、予約席エリアA12に配置された座席を特定するための識別情報である。座席とは、1人用席、2人用席、4人用席などのようにテーブルを示すものであってもよい。座席種別情報は、関連付けられた座席コードにより特定される座席の種別を示す情報である。例えば、座席種別情報は、着席可能な人数を示す情報である。
【0024】
顧客テーブル114は、予約システム1を使用して予約席エリアA12の座席を予約する顧客に関する情報を有する情報テーブルである。
図6は、顧客テーブル114のデータ構成の一例を示す図である。顧客テーブル114は、顧客コードと、顧客個人情報と、通知先情報と、商品決済情報と、座席決済方法情報とが関連付けられる。顧客コードは、顧客を特定するための識別情報である。顧客個人情報は、顧客の氏名や、住所や、年齢などの顧客の個人情報である。通知先情報は、顧客の通知先を示す情報である。例えば、通知先情報は、電子メールのアドレスや、SNS(Social Networking Service)のアカウントや、SMS(Short Message Service)における電話番号などの情報である。商品決済情報は、予約システム1により予約した商品の代金を支払うための情報である。例えば、商品決済方法情報は、クレジットカード情報などの決済情報を有する。座席決済方法情報は、予約システム1により予約した座席の代金を支払う決済方法を示す情報である。例えば、商品決済方法情報は、クレジットカード情報などである。
【0025】
商品予約テーブル115は、予約システム1を使用して予約された商品が登録された情報テーブルである。
図7は、商品予約テーブル115のデータ構成の一例を示す図である。商品予約テーブル115は、商品予約コードと、顧客コードと、完成時刻と、注文内容情報とが関連付けられる。商品予約コードは、顧客による商品予約を特定するための識別情報である。顧客コードは、商品を予約した顧客を示す情報である。完成時刻は、予約された商品の完成時刻を示す情報である。注文内容情報は、予約された商品を示す情報である。例えば、注文内容情報は、商品コードと、商品名称と、数量と、合計金額とが含まれる。商品コードは、予約された商品を特定するための識別情報である。商品名称は、予約された商品の名称を示す情報である。数量は、予約された商品の数量を示す情報である。合計金額は、予約された商品の合計の金額を示す情報である。
【0026】
座席予約テーブル116は、予約システム1を使用して予約された座席が登録された情報テーブルである。
図8は、座席予約テーブル116のデータ構成の一例を示す図である。座席予約テーブル116は、座席予約コードと、顧客コードと、座席コードと、時間帯と、予約人数と、座席料金と、チェックインフラグとが関連付けられる。座席予約コードは、顧客による座席予約を特定するための識別情報である。顧客コードは、座席を予約した顧客を示す情報である。座席コードは、予約した座席を示す情報である。時間帯は、予約された座席を使用する時間帯を示す情報である。予約人数は、予約された座席を使用する人数を示す情報である。座席料金は、予約された座席の合計の料金を示す情報である。チェックインフラグは、チェックイン済みであるか否かを示す情報である。
【0027】
特典テーブル117は、予約システム1を使用して予約した顧客に付与される特典に関する情報を有する情報テーブルである。
図9は、特典テーブル117のデータ構成の一例を示す図である。特典とは、予約システム1による座席の予約を促進するために、顧客に付与される物やサービスである。
【0028】
特典テーブル117は、有効フラグと、付与条件と、特典内容と、付与方法と、付与期間とが関連付けられる。有効フラグは、レコードを有効にするか否かのフラグである。すなわち、有効フラグは、付与期間に付与条件が満たされた場合に、特典内容の特典を付与方法で付与するか否かのフラグである。付与条件は、特典を付与する条件を示す情報である。付与条件は、予約人数、金額、品数、又は予約回数が設定される。予約人数は、予約された座席を使用する人数の条件である。金額は、予約された座席において購入された商品金額、又は座席の使用料金の条件である。品数は、予約された座席において購入された商品の品数の条件である。予約回数は、予約した顧客が現在までの予約した回数の条件である。
【0029】
特典内容は、顧客に付与される特典の内容である。例えば、特典内容は、規定金額の割引や、規定割合の割引などである。付与方法は、特典を付与する方法である。例えば、付与方法は、予約された座席の使用料の割引や、次回以降に使用可能なクーポンに付与などである。付与期間は、付与条件が満たされた場合に、特典内容の特典を付与方法で付与する期間である。例えば、付与期間は、期間の開始となる開始日付と、期間の終了となる終了日付とが設定される。
【0030】
通信部104は、ネットワークインタフェースカードなどの通信用デバイスである。例えば、通信部104は、ネットワーク50を介した通信を実行する。
【0031】
表示部105は、液晶ディスプレイや、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどの表示装置である。
【0032】
操作部106は、キーボードやマウスなどの各種操作を受け付ける入力装置である。
【0033】
図10は、第1の実施形態に係る携帯端末20のハードウェア構成の一例を示す図である。携帯端末20は、プロセッサ201、RAM202、記憶部203、通信部204、表示部205、及び操作部206を備える。これら各部は、内部バス207を介して接続される。
【0034】
プロセッサ201は、CPUなどの携帯端末20の動作を制御する処理回路である。RAM202は、各種プログラムや各種データを一時的に記憶する記憶媒体である。そして、プロセッサ201は、RAM202をワークエリア(作業領域)にして記憶部203に格納された制御プログラム211等を実行する。
【0035】
記憶部203は、フラッシュメモリなどの補助記憶装置である。記憶部203は、制御プログラム211を記憶する。制御プログラム211は、オペレーティングシステムや、携帯端末20が有する機能を発揮させるためのプログラムである。制御プログラム211には、本実施形態に係る特徴的な機能を発揮させるプログラムが含まれる。
【0036】
通信部204は、アンテナや半導体回路などの通信用デバイスである。例えば、通信部204は、ネットワーク50を介した通信を実行する。
【0037】
表示部205は、液晶ディスプレイや、有機ELディスプレイなどの装置である。例えば、表示部205は、商品の予約や座席の予約に関する画像を表示する。
【0038】
操作部206は、各種操作を受け付ける入力装置である。例えば、操作部206は、ハードウェアボタンや、表示部205に設けられたタッチパネルである。
【0039】
図11は、第1の実施形態に係るチェックイン端末30のハードウェア構成の一例を示す図である。チェックイン端末30は、プロセッサ301、RAM302、記憶部303、通信部304、表示部305、及び操作部306を備える。これら各部は、内部バス307を介して接続される。
【0040】
プロセッサ301は、CPUなどのチェックイン端末30の動作を制御する処理回路である。RAM302は、各種プログラムや各種データを一時的に記憶する記憶媒体である。そして、プロセッサ301は、RAM302をワークエリア(作業領域)にして記憶部303に格納された制御プログラム311等を実行する。
【0041】
記憶部303は、フラッシュメモリなどの補助記憶装置である。記憶部303は、制御プログラム311を記憶する。制御プログラム311は、オペレーティングシステムや、チェックイン端末30が有する機能を発揮させるためのプログラムである。制御プログラム311には、本実施形態に係る特徴的な機能を発揮させるプログラムが含まれる。
【0042】
通信部304は、アンテナや半導体回路などの通信用デバイスである。例えば、通信部304は、ネットワーク50を介した通信を実行する。
【0043】
表示部305は、液晶ディスプレイや、有機ELディスプレイなどの装置である。例えば、表示部305は、商品の予約や座席の予約に関する画像を表示する。
【0044】
操作部306は、各種操作を受け付ける入力装置である。例えば、操作部306は、ハードウェアボタンや、表示部305に設けられたタッチパネルである。
【0045】
図12は、第1の実施形態に係る店舗装置40のハードウェア構成の一例を示す図である。チェックイン端末30は、プロセッサ401、RAM402、記憶部403、通信部404、表示部405、操作部406、及び印字部407を備える。これら各部は、内部バス408を介して接続される。
【0046】
プロセッサ401は、CPUなどのチェックイン端末30の動作を制御する処理回路である。RAM402は、各種プログラムや各種データを一時的に記憶する記憶媒体である。そして、プロセッサ401は、RAM402をワークエリア(作業領域)にして記憶部403に格納された制御プログラム411等を実行する。
【0047】
記憶部403は、HDDやSSDやフラッシュメモリなどの補助記憶装置である。記憶部403は、制御プログラム411、及び注文テーブル412を記憶する。なお、注文テーブル412は、店舗装置40の記憶部403に限らず、他の装置に記憶されていてもよい。
【0048】
制御プログラム411は、オペレーティングシステムや、チェックイン端末30が有する機能を発揮させるためのプログラムである。制御プログラム411には、本実施形態に係る特徴的な機能を発揮させるプログラムが含まれる。
【0049】
注文テーブル412は、店舗T1で受け付けた注文に関する情報を有する情報テーブルである。また、注文テーブル412は、携帯端末20により受け付けられた商品を予約する注文と、店舗T1において受け付けられた注文とが含まれる。
図13は、注文テーブル412のデータ構成の一例を示す図である。注文テーブル412は、注文コードと、完成時刻と、注文内容情報とが関連付けられる。注文コードは、注文を特定するための識別情報である。また、注文コードは、商品を予約する注文の場合に商品予約コードを含んでいてもよい。完成時刻は、商品を予約する注文における商品の完成時刻である。注文内容情報は、予約された商品、又は店舗T1において受け付けられた商品の注文内容を示す情報である。例えば、注文内容情報は、商品コードと、商品名称と、数量と、合計料金とが含まれる。商品コードは、予約された商品を特定するための識別情報である。商品名称は、予約された商品の名称を示す情報である。数量は、予約された商品の数量を示す情報である。合計金額は、予約された商品の合計の金額を示す情報である。
【0050】
通信部404は、アンテナや半導体回路などの通信用デバイスである。例えば、通信部404は、ネットワーク50を介した通信を実行する。
【0051】
表示部405は、液晶ディスプレイや、有機ELディスプレイなどの装置である。
【0052】
操作部406は、各種操作を受け付ける入力装置である。
【0053】
印字部407は、注文された注文内容を印字するプリンタである。
【0054】
次に、予約システム1の各装置が有する機能について説明する。
図14は、第1の実施形態に係る予約システム1の各装置が有する機能構成の一例を示すブロック図である。
【0055】
携帯端末20が有するプロセッサ201は、記憶部203に記憶された制御プログラム211をRAM202に展開し、制御プログラム211に従って動作することで、各機能部をRAM202に生成する。これにより、携帯端末20が有するプロセッサ201は、機能部として、アクセス情報取得部2001、予約表示部2002、商品決済受付部2003、商品予約受付部2004、商品予約表示部2005、座席決済受付部2006、座席予約受付部2007、座席予約表示部2008、及び特典表示部2009を備える。
【0056】
アクセス情報取得部2001は、座席と商品との少なくとも一方の予約を受け付ける予約画像G1(
図15参照)を表示するために、アクセス情報を取得する。アクセス情報は、予約画像G1の基になる情報のアクセス先を示す情報である。例えば、アクセス情報は、URL(Uniform Resource Locator)などの情報である。
【0057】
例えば、アクセス情報取得部2001は、
図2に示す予約受付エリアA2に設置された2次元コードなどのコードシンボルを読み取ることによりアクセス情報を取得する。または、アクセス情報取得部2001は、
図2に示す予約受付エリアA2に設置されたサイネージ端末から近距離無線通信によりアクセス情報を取得してもよい。さらに、アクセス情報取得部2001は、操作によりフードコードを特定する操作により、フードコードに対応するアクセス情報を取得してもよい。
【0058】
予約表示部2002は、予約画像G1を表示する。例えば、予約表示部2002は、アクセス情報が示すアクセス先から取得した予約画像情報に基づいて、予約画像G1を表示する。
【0059】
図15は、予約画像G1の一例を示す図である。予約画像G1は、座席と商品との少なくとも一方の予約を受け付ける画像である。予約画像G1は、店舗選択ボタンG11、混雑状況表示領域G12、商品選択ボタンG14、商品決済方法ボタンG15、及び座席予約ボタンG16を有する。
【0060】
店舗選択ボタンG11は、フードコートの店舗T1ごとに設けられたボタンである。
図15に示す予約画像G1は、「店舗A」の店舗選択ボタンG11が押下された状態を示す。
【0061】
混雑状況表示領域G12は、店舗選択ボタンG11により選択された店舗T1の混雑状況を表示する領域である。言い換えると、混雑状況表示領域G12は、店舗T1が受け付けた注文の多さを示す混雑状況を表示する領域である。混雑状況表示領域G12は、「空いている」と、「混雑」と、「満員」との3段階により混雑状況を表示する。
図15に示す予約画像G1は、店舗Aが「空いている」状態であることを示す。
【0062】
また、混雑状況表示領域G12は、混雑詳細ボタンG13を有する。混雑詳細ボタンG13は、混雑状況の詳細を表示する操作を受け付けるボタンである。予約表示部2002は、混雑詳細ボタンG13が押下された場合に、店舗選択ボタンG11により選択された店舗T1が受け付け注文の一覧や注文数などを表示する。
【0063】
商品選択ボタンG14は、店舗選択ボタンG11により選択された店舗T1で販売されている商品のうち、予約する商品を選択するボタンである。なお、商品選択ボタンG14は、店舗選択ボタンG11により選択された店舗T1で販売されている商品を注文する、との意味の操作を受け付けてもよい。すなわち、商品選択ボタンG14は、注文する商品を選択するボタンであってもよい。以降の説明において、「予約する」は「注文する」と読み替えてもよい。
【0064】
商品決済方法ボタンG15は、予約する商品の決済方法を選択する商品決済方法画像を表示させるボタンである。予約表示部2002は、商品決済方法ボタンG15が押下された場合に、商品決済方法画像を表示する。
【0065】
商品予約表示部2005は、商品選択ボタンG14が押下された場合に、商品予約画像を表示する。商品予約画像は、選択した商品の数量や完成時刻などを入力する画像である。座席予約ボタンG16は、座席の予約を受け付ける座席予約画像を表示させるボタンである。座席予約画像は、座席を予約する時間帯や、座席を使用する人数などを入力する画像である。
【0066】
商品決済受付部2003は、予約した商品の代金を支払う決済方法の指定を受け付ける。例えば、商品決済受付部2003は、予約する商品の決済方法を選択する商品決済方法画像において決済方法の指定を受け付ける。また、商品決済受付部2003は、指定された決済方法で決済するための決済情報を受け付ける。例えば、商品決済受付部2003は、クレジットカードにより決済を行う場合に、クレジットカード情報を決済情報として受け付ける。そして、商品決済受付部2003は、決済を行う顧客を示す顧客コード、及び決済情報を有する商品決済情報を管理サーバ10に送信する。
【0067】
なお、予約した商品の代金を支払う決済方法の指定は、商品を予約する度に実施するものであってもよいし、事前に登録するものであってもよい。事前に登録する場合、商品決済受付部2003は、商品を予約する度に、決済方法の指定を受け付ける必要がない。商品決済受付部2003は、決済方法を変更する場合に、決済方法の指定を受け付ける。
【0068】
商品予約受付部2004は、フードコートの複数の店舗T1のそれぞれのメニューから、商品の予約を受け付ける。商品予約受付部2004は、商品予約手段の一例である。商品の予約を受け付ける。さらに詳しくは、商品予約受付部2004は、予約画像G1の商品選択ボタンG14により予約する商品の選択を受け付ける。また、商品予約受付部2004は、商品選択ボタンG14の押下により表示される商品予約画像において、選択した商品の数量や完成時刻を受け付ける。そして、商品予約受付部2004は、商品予約情報を管理サーバ10に送信する。商品予約情報は、商品を予約する顧客を示す顧客コード、完成時間、及び予約した商品の注文内容を示す注文内容情報を有する。注文内容情報は、予約した商品を示す商品コード、商品名称、数量、及び合計金額を有する。
【0069】
商品予約表示部2005は、商品の予約が受け付けられたことを表示する。さらに詳しくは、商品予約表示部2005は、商品予約を受け付けられた場合に、商品予約を受け付けられたことを示す予約受付通知を受信する。そして、商品予約表示部2005は、予約受付通知に基づいて、商品の予約が受け付けられたことを表示する。
【0070】
商品予約表示部2005は、予約した商品が完成したため、店舗T1まで商品を受け取りに来ることを通知する商品受取通知を受信する。また、商品予約表示部2005は、店舗T1まで商品を受け取りに来ることを通知する商品受取通知を表示部205に表示する。商品予約表示部2005は、受信手段、及び表示制御手段の一例である。なお、「商品を受け取りに来ることを通知」には、「商品の提供の準備が出来たことを示す通知」、または、「商品が完成したことを示す通知」と言い換えてもよい。
【0071】
また、商品予約表示部2005は、予約した商品の代金を支払う決済が実行されたことを通知する商品決済通知を受信した場合に、商品決済完了画像を表示する。商品決済完了画像は、予約した商品の代金を支払う決済が実行されたことを示す画像である。また、商品決済完了画像は、決済した商品の金額を含んでいてもよい。
【0072】
座席決済受付部2006は、予約した座席の代金を支払う決済方法の指定を受け付ける。例えば、座席決済受付部2006は、クレジットカードにより決済を行う場合に、クレジットカード情報を受け付ける。そして、座席決済受付部2006は、予約した座席の代金を支払う決済方法を示す座席決済方法情報を管理サーバ10に送信する。
【0073】
座席予約受付部2007は、複数の店舗T1で共用する座席に関して人数および時間帯の予約を受け付ける。座席予約受付部2007は、座席予約手段の一例である。すなわち、座席予約受付部2007は、予約席エリアA12の座席の予約を受け付ける。さらに詳しくは、座席予約受付部2007は、座席予約ボタンG16の押下により表示される座席予約画像において、座席を予約する時間帯、及び座席を使用する予約人数を受け付ける。そして、座席予約受付部2007は、座席予約情報を管理サーバ10に送信する。座席予約情報は、座席を予約する顧客を示す顧客コード、時間帯、予約人数、及び予約した座席の座席料金を有する。
【0074】
座席予約表示部2008は、座席の予約が受け付けられたことを表示する。さらに詳しくは、商品予約表示部2005は、座席の予約が受け付けられた場合に、受け付けられた座席予約を特定するための座席予約コードを受信する。そして、商品予約表示部2005は、受信した座席予約コードを表示する。
【0075】
また、座席予約表示部2008は、座席を予約した時間帯の開始時刻までにチェックインされない場合に、リマインドを表示する。さらに詳しくは、座席予約表示部2008は、予約した時間帯の開始時刻であることを通知する予約時間通知を受信する。座席予約表示部2008は、予約時間通知を受信した場合に、予約した時間帯の開始時刻を経過したことを示す画像を表示する。
【0076】
また、座席予約表示部2008は、予約時間通知を送信後から規定時間内にチェックインされない場合に、座席の予約をキャンセルすることを予告するキャンセル予告通知を受信する。座席予約表示部2008は、キャンセル予告通知を受信した場合に、座席の予約をキャンセルすることを予告する画像を表示する。
【0077】
また、座席予約表示部2008は、キャンセル予告通知を送信後から規定時間内にチェックインされない場合に、座席の予約をキャンセルしたことを通知するキャンセル通知を受信する。座席予約表示部2008は、キャンセル通知を受信した場合に、座席の予約をキャンセルされたことを示す画像を表示する。
【0078】
また、座席予約表示部2008は、キャンセル予告通知された後に、予約された座席のキャンセル料を支払う決済が実行された場合に、予約された座席のキャンセル料を支払う決済が実行されたことを通知するキャンセル会計通知を受信する。座席予約表示部2008は、キャンセル会計通知を受信した場合に、予約された座席のキャンセル料を支払う決済が実行されたことを示す画像を表示する。
【0079】
また、座席予約表示部2008は、チェックインが実行された場合に、チェックインされた座席の内容を有する座席予約情報を受信する。座席予約表示部2008は、座席予約情報に基づいて、チェックインが完了したことを示すチェックイン完了通知を表示する。例えば、チェックイン完了通知は、座席コード、時間帯、予約人数、及び座席料金を通知する。
【0080】
また、座席予約表示部2008は、チェックインされ、予約した時間帯の終了時刻までの残り時間が規定時間以下になった場合に、予約した時間帯の終了を予告する終了予告通知を受信する。座席予約表示部2008は、終了予告通知を受信した場合に、予約した時間帯の終了までの残り時間を示す画像を表示する。
【0081】
また、座席予約表示部2008は、予約された座席の座席料を支払う決済が実行された場合に、予約された座席の座席料を支払う決済が実行されたことを通知する座席会計通知を受信する。座席予約表示部2008は、座席会計通知を受信した場合に、予約された座席の座席料を支払う決済が実行されたことを示す画像を表示する。
【0082】
特典表示部2009は、座席を予約したことにより特典が付与される場合に、付与される特典を表示する。言い換えると、特典表示部2009は、商品予約受付部2004により受け付けられた商品の予約内容が、付与条件を満たしている場合に、座席の予約に関する特典が付与されたことを表示部205に表示する。特典表示部2009は、表示制御手段の一例である。さらに詳しくは、特典表示部2009は、特典テーブル117に設定された付与方法で特典内容が付与されることを通知する特典付与通知を管理サーバ10から受信した場合に、特典付与通知に含まれる付与方法及び特典内容を表示する。
【0083】
管理サーバ10が有するプロセッサ101は、記憶部103に記憶された制御プログラム111をRAM102に展開し、制御プログラム111に従って動作することで、各機能部をRAM102に生成する。これにより、管理サーバ10が有するプロセッサ101は、機能部として、アクセス管理部1001、商品決済管理部1002、商品予約管理部1003、商品予約通知部1004、座席決済管理部1005、座席予約管理部1006、座席予約通知部1007、及び特典管理部1008を備える。
【0084】
アクセス管理部1001は、携帯端末20によりアクセスされた場合に、アクセスされた携帯端末20に、予約画像G1の基になる予約画像情報を送信する。ここで、携帯端末20は、店舗選択ボタンG11の押下により店舗T1が選択された場合に、選択された店舗T1の混雑状況を混雑状況表示領域G12に表示し、選択された店舗T1の商品を選択する商品選択ボタンG14を表示する。そのため、アクセス管理部1001は、店舗選択ボタンG11の押下により店舗T1が選択された場合に、選択された店舗T1の店舗装置40から取得した注文テーブル412、及びメニューテーブル112から取得したメニュー情報を携帯端末20に送信する。
【0085】
商品決済管理部1002は、予約した商品の代金を支払う決済を管理する。さらに詳しくは、商品決済管理部1002は、予約した商品の代金を支払う決済を行うための商品決済情報を受信する。また、商品決済管理部1002は、受信した商品決済情報を顧客テーブル114に登録する。
【0086】
また、商品決済管理部1002は、商品の予約を受け付けた場合に、商品決済情報により予約した商品の代金の支払いを受ける決済を実行する。具体的には、商品決済管理部1002は、商品予約テーブル115に各種情報が登録された場合に、決済を実行する。なお、決済を実行するタイミングは、任意である。例えば、商品決済管理部1002は、商品が予約された時でもよいし、商品の完成を通知した時でもよいし、顧客に商品を受け渡した時でもよい。
【0087】
商品予約管理部1003は、商品の予約を管理する。さらに詳しくは、商品予約管理部1003は、商品の予約に関する商品予約情報を受信する。商品予約管理部1003は、商品予約情報を受信した場合に、商品予約コードを発行する。そして、商品予約管理部1003は、受信した商品予約情報に含まれる顧客コード、完成時刻、及び注文内容情報を、発行した商品予約コードに関連付けて商品予約テーブル115に登録する。
【0088】
商品予約通知部1004は、商品の予約に関する通知を実行する。商品予約通知部1004は、商品決済管理部1002により決済が実行された場合に、商品の代金の支払いを受ける決済を実行したことを示す商品決済通知を送信する。言い換えると、商品予約通知部1004は、携帯端末20の商品予約受付部2004により商品の予約が受け付けられた場合に、商品の決済が実行されたことを通知する。商品予約通知部1004は、商品決済通知手段の一例である。さらに詳しくは、商品決済管理部1002により商品予約テーブル115に各種情報が登録され、決済が実行された場合に、商品予約通知部1004は、商品予約テーブル115に登録された顧客コードにより特定される通知先情報を顧客テーブル114から抽出する。そして、商品予約通知部1004は、抽出した通知先情報が示す通知先に商品決済通知を送信する。
【0089】
また、商品予約通知部1004は、商品予約管理部1003により商品予約コード、顧客コード、完成時刻、及び注文内容情報が商品予約テーブル115に登録された場合に、登録した顧客コード、完成時刻、及び注文内容情報を有する予約登録情報を店舗装置40に送信する。
【0090】
また、商品予約管理部1003は、予約を受け付けたことを通知する予約受付通知を店舗装置40から受信した場合に、商品予約情報の送信元の携帯端末20に予約受付通知を送信する。
【0091】
また、商品予約通知部1004は、商品が完成したことを携帯端末20に通知する。さらに詳しくは、商品予約通知部1004は、商品が完成したことを通知する商品完成通知を店舗装置40から受信する。商品予約通知部1004は、受信した商品完成通知と、商品予約テーブル115とに基づいて、商品を予約した顧客を特定する。具体的には、商品予約通知部1004は、受信した商品完成通知に含まれる商品予約コードと同一の商品予約コードに関連付けられた顧客コードを商品予約テーブル115から抽出する。そして、商品予約通知部1004は、顧客テーブル114に基づいて、顧客の通知先情報により特定される通知先に、予約した商品が完成したため受け取ることを通知する商品受取通知を送信する。すなわち、商品予約通知部1004は、予約した顧客の携帯端末20に商品受取通知を送信する。
【0092】
座席決済管理部1005は、予約した座席の代金を支払う決済を管理する。さらに詳しくは、座席決済管理部1005は、予約した座席の代金を支払う決済方法を示す座席決済方法情報を受信する。また、座席決済管理部1005は、受信した座席決済方法情報を顧客テーブル114に登録する。
【0093】
また、座席決済管理部1005は、座席予約テーブル116に登録された予約された時間帯を経過した場合に、座席決済方法情報に示された決済方法で、座席予約テーブル116に登録された座席料金の支払いを受ける決済を実行する。また、座席決済管理部1005は、座席の予約により付与された特典が、座席料金の割引の場合に、割引後の座席料金の支払いを受ける決済を実行する。なお、座席決済管理部1005は、予約された時間帯を経過した時に限らず、他のタイミングで決済を実行してもよい。例えば、商品決済管理部1002は、座席が予約された時でもよいし、チェックインされた時であってもよいし、これら以外の時でもよい。
【0094】
また、座席決済管理部1005は、キャンセル予告通知から規定時間内にチェックインされずに、座席予約管理部1006により座席の予約がキャンセルされた場合に、キャンセル料の支払いを受ける決済を実行する。さらに詳しくは、座席決済管理部1005は、座席予約管理部1006によりキャンセルされた座席の予約を示す座席予約コードに関連付けられた決済方法で、キャンセル料の支払いを受ける決済を実行する。
【0095】
座席予約管理部1006は、座席の予約を管理する。さらに詳しくは、座席予約管理部1006は、座席の予約に関する座席予約情報を受信する。座席予約管理部1006は、座席予約情報を受信した場合に、座席予約コードを発行する。また、座席予約管理部1006は、受信した座席予約情報に含まれる顧客コード、時間帯、予約人数、及び座席料金を、発行した座席予約コードに関連付けて座席予約テーブル116に登録する。
【0096】
座席予約管理部1006は、キャンセル予告通知から規定時間内にチェックインされない場合に、座席の予約をキャンセルする。さらに詳しくは、座席予約通知部1007は、キャンセル予告通知の規定時間内に座席予約テーブル116のチェックインフラグがチェックイン済みにならない場合に、座席の予約をキャンセルする。例えば、座席予約通知部1007は、座席予約テーブル116に対してキャンセルされたことを登録してもよいし、座席予約テーブル116の登録を削除してもよい。
【0097】
座席予約通知部1007は、座席予約テーブル116のチェックインフラグに基づいて、座席の予約に関して通知する。座席予約通知部1007は、通知手段の一例である。さらに詳しくは、座席予約通知部1007は、座席予約管理部1006により座席予約コード、顧客コード、時間帯、及び予約人数が座席予約テーブル116に登録された場合に、座席予約情報の送信元の携帯端末20に座席予約コードを送信する。
【0098】
また、座席予約通知部1007は、座席予約受付部2007により予約された座席にチェックインされたことを登録する。すなわち、座席予約通知部1007は、チェックイン端末30から座席予約コードを受信した場合に、受信した座席予約コードと同一の座席予約コードに関連付けられたチェックインフラグをチェックイン済みに変更する。座席予約管理部1006は、登録手段の一例である。
【0099】
また、座席予約通知部1007は、受信した座席予約コードと同一の座席予約コードに関連付けられた座席予約情報を座席予約テーブル116から抽出する。すなわち、座席予約通知部1007は、座席予約情報として、座席コード、時間帯、予約人数、及び座席料金を抽出する。そして、座席予約通知部1007は、座席予約コードの送信元のチェックイン端末30に、抽出した座席予約情報を送信する。
【0100】
また、座席予約通知部1007は、予約された座席の時間帯の終了時刻までの残り時間が規定時間以下になった場合に、予約した時間帯の終了を予告する終了予告通知を送信する。さらに詳しくは、座席予約通知部1007は、座席予約テーブル116に登録された時間帯の終了時刻までの残り時間が規定時間以下になった場合に、座席予約テーブル116に登録された顧客コードにより特定される通知先情報を顧客テーブル114から抽出する。そして、座席予約通知部1007は、抽出した通知先情報が示す通知先に終了予告通知を送信する。
【0101】
また、座席予約通知部1007は、座席決済管理部1005により決済が実行された場合に、座席の代金の支払いを受ける決済を実行したことを示す座席決済通知を送信する。言い換えると、座席予約通知部1007は、携帯端末20の座席予約受付部2007により受け付けられた予約された時間帯の経過後に、予約された座席の決済が実行されたことを通知する。座席予約通知部1007は、座席決済通知手段の一例である。さらに詳しくは、座席予約通知部1007は、座席予約テーブル116に登録された時間帯が経過し、決済が実行された場合に、座席予約テーブル116に登録された顧客コードにより特定される通知先情報を顧客テーブル114から抽出する。そして、座席予約通知部1007は、抽出した通知先情報が示す通知先に座席決済通知を送信する。
【0102】
ここで、座席決済管理部1005は、座席の予約により付与された特典が、座席料金の割引の場合に、割引後の座席料金の支払いを受ける決済を実行する。そこで、座席決済管理部1005は、特典管理部1008により通知された特典を座席の決済に適用されたことを通知してもよい。例えば、座席決済管理部1005は、特典により割引かれた割引金額や、割引後に支払った金額や、特典により割引いたことを通知してもよい。
【0103】
また、座席予約通知部1007は、座席予約テーブル116のチェックインフラグにチェックイン済みが登録されない場合に、座席の予約に関して通知する。さらに詳しくは、座席予約通知部1007は、チェックインされずに、予約した時間帯の開始時間が経過した場合に、予約した座席の開始時刻を経過したことを通知する予約時刻通知を送信する。具体的には、座席予約通知部1007は、座席予約テーブル116のチェックインフラグが未実施を示しており、時間帯の開始時間を経過した場合に、座席予約テーブル116に登録された顧客コードにより特定される通知先情報を顧客テーブル114から抽出する。そして、座席予約通知部1007は、抽出した通知先情報が示す通知先に予約時刻通知を送信する。
【0104】
また、座席予約通知部1007は、座席予約テーブル116のチェックインフラグにチェックイン済みが登録されず、規定期間が経過した場合に、商品の予約と、座席の予約とのうち、座席の予約を取り消したことを通知する。すなわち、座席予約通知部1007は、商品の予約はキャンセルせずに、座席の予約をキャンセルする。
【0105】
さらに詳しくは、座席予約通知部1007は、チェックインされずに、予約時刻通知から設定時間が経過した場合に、規定時間内にチェックインされなければ座席の予約をキャンセルすることを予告するキャンセル予告通知を送信する。具体的には、座席予約通知部1007は、座席予約テーブル116のチェックインフラグが未実施を示しており、予約時刻通知から設定時間が経過した場合に、座席予約テーブル116に登録された顧客コードにより特定される通知先情報を顧客テーブル114から抽出する。そして、座席予約通知部1007は、抽出した通知先情報が示す通知先にキャンセル予告通知を送信する。
【0106】
また、座席予約通知部1007は、座席決済管理部1005により座席の予約がキャンセルされた場合に、座席の予約をキャンセルしたことを通知するキャンセル通知を送信する。さらに詳しくは、座席予約通知部1007は、座席予約テーブル116において、座席決済管理部1005によりキャンセルされた座席の予約に含まれる顧客コードを抽出する。また、座席予約通知部1007は、抽出した顧客コードにより特定される通知先情報を顧客テーブル114から抽出する。そして、座席予約通知部1007は、抽出した通知先情報が示す通知先にキャンセル通知を送信する。
【0107】
また、座席予約通知部1007は、座席決済管理部1005によりキャンセル料の支払いを受ける決済が実行された場合に、キャンセル料の支払いを受ける決済を実行したことを示すキャンセル決済通知を送信する。さらに詳しくは、座席予約通知部1007は、座席決済管理部1005によりキャンセル料の支払いを受ける決済が実行された座席の予約を示す座席予約コードに関連付けられた顧客コードにより特定される通知先情報を顧客テーブル114から抽出する。そして、座席予約通知部1007は、抽出した通知先情報が示す通知先にキャンセル決済通知を送信する。
【0108】
特典管理部1008は、予約席エリアA12の座席を使用した特典の付与を管理する。特典管理部1008は、携帯端末20の商品予約受付部2004により受け付けられた商品の予約内容が、特典テーブル117の付与条件を満たしている場合に、座席の予約に関する特典を付与することを通知する。特典管理部1008は、特典通知手段の一例である。例えば、特典管理部1008は、座席予約テーブル116に基づいて、予約した時間帯が経過した座席の予約を抽出する。そして、特典管理部1008は、抽出した座席の予約を行った顧客に対して特典を付与する。すなわち、特典管理部1008は、携帯端末20の座席予約受付部2007により受け付けられた、座席の予約された時間帯の経過後に、付与する特典の内容を通知する。
【0109】
さらに詳しくは、特典管理部1008は、一定時間が経過する毎に、座席予約テーブル116から、予約された時間帯が経過した顧客コードを抽出する。特典管理部1008は、抽出した顧客コードと同一の顧客コードに関連付けられた注文内容情報を商品予約テーブル115から抽出する。そして、特典管理部1008は、特典テーブル117に基づいて、抽出した注文内容情報に適合する特典内容を特定する。
【0110】
具体的には、特典管理部1008は、特典テーブル117から、有効フラグが有効であり、付与条件を満たし、且つ付与期間中の特典内容を抽出する。また、特典管理部1008は、抽出した注文内容情報に関連付けられた顧客コードにより特定される通知先情報を、顧客テーブル114から抽出する。そして、特典管理部1008は、抽出した特典内容を、抽出した通知先情報に送信する。これにより、特典管理部1008は、座席の予約に関する特典を付与することを通知する。
【0111】
チェックイン端末30が有するプロセッサ301は、記憶部303に記憶された制御プログラム311をRAM302に展開し、制御プログラム311に従って動作することで、各機能部をRAM302に生成する。これにより、チェックイン端末30が有するプロセッサ301は、機能部として、チェックイン受付部3001、及びチェックイン表示部3002を備える。
【0112】
チェックイン受付部3001は、チェックインの操作を受け付ける。例えば、チェックイン受付部3001は、コード入力画像G3(
図17参照)において、座席予約コードを入力する操作を受け付ける。
【0113】
チェックイン表示部3002は、チェックインに関する画像を表示部305に表示する。例えば、チェックイン表示部3002は、待機画像G2を表示部305に表示する。
図16は、待機画像G2の一例を示す図である。待機画像G2は、顧客によるチェックインを待機する画像である。例えば、待機画像G2は、「座席予約の方はこちらよりチェックインしてください。」とのメッセージを有する。また、待機画像G2は、チェックインボタンG21を有する。チェックインボタンG21は、チェックインを開始する操作を受け付けるボタンである。
【0114】
チェックイン表示部3002は、チェックインボタンG21が押下された場合に、コード入力画像G3を表示部305に表示する。
図17は、コード入力画像G3の一例を示す図である。コード入力画像G3は、座席予約コードの入力を受け付ける画像である。コード入力画像G3は、コード入力欄G31、戻るボタンG32、及び次へボタンG33を有する。コード入力欄G31は、座席予約コードの入力を受け付ける入力欄である。戻るボタンG32は、待機画像G2を表示する操作を受け付けるボタンである。次へボタンG33は、コード入力欄G31に入力された座席予約コードにより特定される座席の予約に関する予約内容画像G4を表示する操作を受け付けるボタンである。
【0115】
チェックイン受付部3001は、次へボタンG33が押下された場合に、コード入力欄G31に入力された座席予約コードを管理サーバ10に送信する。また、チェックイン表示部3002は、コード入力欄G31に入力された座席予約コードが座席予約テーブル116に有る場合に、座席予約コードに対応する座席予約情報を受信する。
【0116】
チェックイン表示部3002は、座席予約情報を受信した場合に、予約内容画像G4を表示部305に表示する。
図18は、予約内容画像G4の一例を示す図である。予約内容画像G4は、座席予約コードにより特定される座席の予約の内容を有する画像である。例えば、予約内容画像G4は、予約された座席を示す座席コード、予約した時間帯、予約した人数、及び予約に係る座席料金などを有する。
【0117】
店舗装置40が有するプロセッサ401は、記憶部403に記憶された制御プログラム411をRAM402に展開し、制御プログラム411に従って動作することで、各機能部をRAM402に生成する。これにより、店舗装置40が有するプロセッサ401は、機能部として、注文受付部4001、注文出力部4002、完成受付部4003、及び完成通知部4004を備える。
【0118】
注文受付部4001は、商品の注文を受け付ける。例えば、注文受付部4001は、管理サーバ10を介して、携帯端末20から商品の予約を受け付ける。すなわち、注文受付部4001は、管理サーバ10において登録された商品の予約に関する予約登録情報を管理サーバ10から受信する。
【0119】
注文受付部4001は、管理サーバ10から予約登録情報を受信した場合に、予約登録情報が有する商品予約コードを含む注文コード、完成時刻、及び注文内容情報を注文テーブル412に登録する。また、注文受付部4001は、店舗T1においてPOS端末などを介して、商品の販売が受け付けられた場合に、POS端末から取得した注文コード、及び注文内容情報を注文テーブル412に登録する。
【0120】
注文受付部4001は、注文テーブル412に商品予約を登録した場合に、商品の予約を受け付けたことを通知する予約受付通知を管理サーバ10に送信する。予約受付通知は、注文テーブル412に登録された商品予約コードを有する。
【0121】
注文出力部4002は、注文受付部4001により受け付けられた注文内情報容を出力する。すなわち、注文出力部4002は、注文された商品コード、商品名、数量、及び合計金額などを出力する。そして、店員は、注文内容情報が示す商品、言い換えると料理を作成する。例えば、注文出力部4002は、表示部405に表示することで注文内容情報を出力する。また、注文出力部4002は、印字部407により印字することで注文内容情報を出力してもよい。
【0122】
完成受付部4003は、注文内容情報が示す商品の作成完了を示す操作を受け付ける。言い換えると、完成受付部4003は、注文内容情報が示す商品の作成が完了したため、注文した顧客を呼び出す操作を受け付ける。さらに詳しくは、完成受付部4003は、作成が完了した商品を示す注文コードを指定して、作成完了を示す操作を受け付ける。
【0123】
完成通知部4004は、予約された商品の完成を示す商品完成通知を送信する。さらに詳しくは、完成通知部4004は、完成受付部4003により商品の完成を示す操作が受け付けられた場合に、指定された注文コードに商品予約コードが含まれていれば、商品予約コードを有する商品完成通知を管理サーバ10に送信する。そして、管理サーバ10は、商品完成通知を受信した場合に、商品を予約した顧客の携帯端末20に商品受取通知を送信する。
【0124】
次に、予約システム1の各装置が実行する処理について説明する。
【0125】
図19は、第1の実施形態に係る予約システム1の各装置が実行する予約処理の一例を示すフローチャートである。
【0126】
管理サーバ10のアクセス管理部1001は、携帯端末20に予約画像G1を表示する(ステップS1)。
【0127】
予約システム1の各装置は、予約席エリアA12の座席を予約する、
図20に示す座席予約処理を実行する(ステップS2)。
【0128】
予約システム1の各装置は、店舗T1により販売される商品を予約(注文)する、
図21に示す商品予約処理(商品注文処理)を実行する(ステップS3)。なお、商品予約処理は、店舗T1により販売される商品を注文する商品注文処理と言い換えてもよい。
図19に示す予約処理では、予約システム1は、座席予約処理の後に、商品予約処理を実行する。しかしながら、予約システム1は、商品予約処理の後に、座席予約処理を実行してもよい。
【0129】
管理サーバ10の座席予約管理部1006は、座席予約テーブル116のチェックインフラグに基づいて、予約席エリアA12にチェックインされたか否かを判定する(ステップS4)。チェックインされた場合に(ステップS4;Yes)、座席予約通知部1007は、予約された時間帯の終了を予告する終了予告時刻を経過したか否かを判定する(ステップS5)。終了予告時刻を経過していない場合に(ステップS5;No)、座席予約通知部1007は、待機する。
【0130】
終了予告時刻を経過した場合に(ステップS5;Yes)、座席予約通知部1007は、予約された時間帯の終了を予告する終了予告通知を携帯端末20に送信する(ステップS6)。
【0131】
座席予約通知部1007は、予約された時間帯を経過したか否かを判定する(ステップS7)。予約された時間帯を経過していない場合に(ステップS7;No)、座席予約通知部1007は、待機する。
【0132】
予約された時間帯を経過した場合に(ステップS7;Yes)、特典管理部1008は、特典テーブル117に基づいて決定される特典を付与することを通知する特典付与通知を携帯端末20に送信する(ステップS8)。
【0133】
座席予約通知部1007は、予約席エリアA12の座席の予約における代金の支払いを受ける決済を実行したことを示す座席決済通知を携帯端末20に送信する(ステップS9)。
【0134】
ステップS4において、チェックインされない場合に(ステップS4;No)、座席予約通知部1007は、座席予約通知部1007は、予約された時間帯の開始時刻を経過したか否かを判定する(ステップS10)。開始時刻を経過していない場合に(ステップS10;No)、座席予約通知部1007は、ステップS4に移行する。
【0135】
開始時刻を経過した場合に(ステップS10;Yes)、座席予約通知部1007は、予約した座席の開始時刻を経過したことを通知する予約時刻通知を携帯端末20に送信する(ステップS11)。
【0136】
座席予約通知部1007は、座席予約テーブル116のチェックインフラグに基づいて、設定時間内にチェックインされたか否かを判定する(ステップS12)。設定時間内にチェックインされた場合に(ステップS12;Yes)、座席予約通知部1007は、ステップS5に移行する。
【0137】
設定時間内にチェックインされない場合に(ステップS12;No)、座席予約通知部1007は、座席の予約のキャンセルを予告するキャンセル予告通知を携帯端末20に送信する(ステップS13)。
【0138】
座席予約通知部1007は、座席予約テーブル116のチェックインフラグに基づいて、キャンセル予告通知から規定時間内にチェックインされたか否かを判定する(ステップS14)。規定時間内にチェックインされた場合に(ステップS14;Yes)、座席予約通知部1007は、ステップS5に移行する。
【0139】
規定時間内にチェックインされない場合に(ステップS14;No)、座席予約通知部1007は、座席の予約をキャンセルしたことを通知するキャンセル予告通知を携帯端末20に送信する(ステップS15)。
【0140】
座席予約通知部1007は、座席の予約をキャンセルしたことによるキャンセル料の支払いを受ける決済を実行したことを示すキャンセル決済通知を携帯端末20に送信する(ステップS16)。
【0141】
以上により、予約システム1の各装置は、予約処理を終了する。なお、管理サーバ10は、通知する情報を、携帯端末20に直接送信してもよい。または、管理サーバ10は、通知する情報を、管理サーバ10とは異なる他のサーバ装置(不図示)や、POS端末や、クライアントPC等を経由して間接的に携帯端末20に送信してもよい。
【0142】
図20は、第1の実施形態に係る携帯端末20及び管理サーバ10が実行する座席予約処理の一例を示すフローチャートである。座席予約処理は、
図19に示す予約処理のステップS2で実行される処理である。
【0143】
携帯端末20の座席予約受付部2007は、座席予約ボタンG16の押下により表示される座席予約画像において、座席を予約する操作を受け付ける(ステップS21)。例えば、座席予約受付部2007は、予約する時間帯や予約人数を入力する操作を受け付ける。
【0144】
座席予約受付部2007は、操作により指定された予約内容を有する座席予約情報を管理サーバ10に送信する(ステップS22)。
【0145】
管理サーバ10の座席予約管理部1006は、携帯端末20から座席予約情報を受信する(ステップS23)。
【0146】
座席予約管理部1006は、受信した座席予約情報に基づいて、座席予約テーブル116に座席予約を登録する(ステップS24)。さらに詳しくは、座席予約管理部1006は、座席予約コードを発行して座席予約テーブル116に登録する。また、座席予約管理部1006は、受信した座席予約情報が有する顧客コード、時間帯、及び予約人数を座席予約テーブル116に登録する。また、座席予約管理部1006は、時間帯、及び予約人数に適合する座席を示す座席コードを登録する。また、座席予約管理部1006は、時間帯、及び予約人数に応じた座席料金を座席予約テーブル116に登録する。また、座席予約管理部1006は、未実施を示すチェックインフラグを座席予約テーブル116に登録する。
【0147】
座席予約通知部1007は、座席予約テーブル116に登録した座席予約コードを携帯端末20に送信する(ステップS25)。
【0148】
携帯端末20の座席予約表示部2008は、管理サーバ10から座席予約コードを受信する(ステップS26)。
【0149】
座席予約表示部2008は、受信した座席予約コードを表示部205に表示する(ステップS27)。
【0150】
以上により、携帯端末20及び管理サーバ10は、座席予約処理を終了する。なお、携帯端末20及び管理サーバ10は、通知などの情報を、直接送信してもよいし、他の装置を経由して間接的に送信してもよい。
【0151】
図21は、第1の実施形態に係る携帯端末20、管理サーバ10、及び店舗装置40が実行する商品予約処理の一例を示すフローチャートである。商品予約処理は、
図19に示す予約処理のステップS3で実行される処理である。
【0152】
携帯端末20の商品予約受付部2004は、予約画像G1の商品選択ボタンG14により予約する商品を選択する操作を受け付ける(ステップS31)。
【0153】
商品予約受付部2004は、操作により選択された商品を予約する商品予約情報を管理サーバ10に送信する(ステップS32)。
【0154】
管理サーバ10の商品予約管理部1003は、携帯端末20から商品予約情報を受信する(ステップS33)。
【0155】
商品予約管理部1003は、受信した商品予約情報に基づいて、商品予約テーブル115に商品予約を登録する(ステップS34)。さらに詳しくは、商品予約管理部1003は、商品予約コードを発行して商品予約テーブル115に登録する。また、商品予約管理部1003は、受信した商品予約情報が有する顧客コード、完成時刻、及び注文内容情報を商品予約テーブル115に登録する。
【0156】
商品予約管理部1003は、登録した商品の予約に関する予約登録情報を店舗装置40に送信する(ステップS35)。
【0157】
店舗装置40の注文受付部4001は、管理サーバ10から予約登録情報を受信する(ステップS36)。
【0158】
注文受付部4001は、受信した予約登録情報に基づいて、注文テーブル412に商品予約を登録する(ステップS37)。さらに詳しくは、注文受付部4001は、予約登録情報が有する商品予約コードを含む注文コード、完成時刻、及び注文内容情報を注文テーブル412に登録する。
【0159】
注文受付部4001は、商品の予約を受け付けたことを通知する予約受付通知を管理サーバ10に送信する(ステップS38)。予約受付通知は、注文テーブル412に登録された商品予約コードを有する。
【0160】
管理サーバ10の商品予約管理部1003は、店舗装置40から予約受付通知を受信する(ステップS39)。商品予約通知部1004は、受信した予約受付通知を携帯端末20に送信する(ステップS40)。
【0161】
携帯端末20の商品予約表示部2005は、管理サーバ10から予約受付通知を受信する(ステップS41)。商品予約表示部2005は、予約受付通知に基づいて、商品の予約が受け付けられたことを表示部205に表示する(ステップS42)。
【0162】
以上により、携帯端末20、管理サーバ10、及び店舗装置40は、商品予約処理を終了する。なお、携帯端末20、管理サーバ10、及び店舗装置40は、通知などの情報を、直接送信してもよいし、他の装置を経由して間接的に送信してもよい。
【0163】
図22は、第1の実施形態に係るチェックイン端末30、及び管理サーバ10が実行するチェックイン処理の一例を示すフローチャートである。チェックイン処理は、予約した座席のチェックインを行う処理である。
【0164】
チェックイン端末30のチェックイン表示部3002は、チェックインを待機する待機画像G2を表示部305に表示する(ステップS51)。
【0165】
チェックイン表示部3002は、待機画像G2のチェックインボタンG21が押下された場合に、コード入力画像G3を表示部305に表示する(ステップS52)。
【0166】
チェックイン受付部3001は、コード入力画像G3のコード入力欄G31において座席予約コードを受け付ける(ステップS53)。
【0167】
チェックイン受付部3001は、コード入力欄G31に入力された座席予約コードを管理サーバ10に送信する(ステップS54)。
【0168】
管理サーバ10の座席予約管理部1006は、チェックイン端末30から座席予約コードを受信する(ステップS55)。
【0169】
座席予約管理部1006は、受信した座席予約コードに基づいて、チェックインする(ステップS56)。さらに詳しくは、座席予約管理部1006は、座席予約テーブル116において、受信した座席予約コードにより特定されるチェックインフラグをチェックイン済みに変更する。また、座席予約管理部1006は、受信した座席予約コードにより特定される座席予約情報を座席予約テーブル116から取得する。座席予約情報は、座席コード、時間帯、予約人数、及び座席料金を有する。
【0170】
座席予約通知部1007は、取得した座席予約情報をチェックイン端末30、及び携帯端末20に送信する(ステップS57)。
【0171】
チェックイン端末30のチェックイン表示部3002は、管理サーバ10から座席予約情報を受信する(ステップS58)。
【0172】
チェックイン表示部3002は、受信した座席予約情報に基づいて、予約内容画像G4を表示部305に表示する(ステップS59)。
【0173】
携帯端末20の座席予約表示部2008は、管理サーバ10から座席予約情報を受信する(ステップS60)。
【0174】
座席予約表示部2008は、チェックインが完了したことを示すチェックイン完了通知を表示する(ステップS61)。
【0175】
以上により、携帯端末20、チェックイン端末30、及び管理サーバ10は、チェックイン処理を終了する。なお、携帯端末20、チェックイン端末30、及び管理サーバ10は、通知などの情報を、直接送信してもよいし、他の装置を経由して間接的に送信してもよい。
【0176】
図23は、第1の実施形態に係る店舗装置40、管理サーバ10、及び携帯端末20が実行する商品受取処理の一例を示すフローチャートである。商品受取処理は、予約した商品が完成したため、商品の受け取りを通知する処理である。
【0177】
店舗装置40の完成受付部4003は、注文コードにより特定される商品が完成したことを示す操作を受け付ける(ステップS71)。
【0178】
完成通知部4004は、商品が完成したことを示す操作を受け付けた場合に、商品完成通知を管理サーバ10に送信する(ステップS72)。商品完成通知は、商品が完成したことを示す操作において受け付けられた注文コードを有する。また、予約された商品を注文する注文コードは、商品予約コードを有する。
【0179】
管理サーバ10の商品予約通知部1004は、店舗装置40から商品完成通知を受信する(ステップS73)。
【0180】
商品予約通知部1004は、商品完成通知に基づいて、商品受取通知を携帯端末20に送信する(ステップS74)。商品予約通知部1004は、商品予約テーブル115に基づいて、受信した商品完成通知が有する注文コードに含まれる商品予約コードにより顧客コードを特定する。また、商品予約通知部1004は、顧客テーブル114に基づいて、特定した顧客コードの通知先情報を取得する。そして、商品予約通知部1004は、取得した通知先情報が示す通知先に商品受取通知を送信する。これにより、商品予約通知部1004は、店舗T1まで商品を受け取りに来ることを通知する商品受取通知を携帯端末20に送信する。
【0181】
携帯端末20の商品予約表示部2005は、管理サーバ10から商品受取通知を受信する(ステップS75)。また、商品予約表示部2005は、商品受取通知を表示部205に表示する(ステップS76)。
【0182】
以上により、店舗装置40、管理サーバ10、及び携帯端末20は、商品受取処理を終了する。なお、店舗装置40、管理サーバ10、及び携帯端末20は、通知などの情報を、直接送信してもよいし、他の装置を経由して間接的に送信してもよい。
【0183】
以上のように、第1の実施形態に係る予約システム1は、複数の店舗T1で共用する座席に関して人数および時間帯の予約を受け付ける。また、予約システム1は、複数の店舗T1のそれぞれのメニューから、商品の予約を受け付ける。そして、予約システム1は、受け付けられた商品の予約内容が、付与条件を満たしている場合に、座席の予約に関する特典を付与することを通知する。このように、予約システム1は、座席が予約された場合に、商品の予約内容に応じて、座席の予約に関する特典を付与するため、フードコードにおける座席の予約の利用を促進することができる。
【0184】
(第2の実施形態)
図24は、第2の実施形態に係る予約システム1aの一例を示す図である。
【0185】
図24に示すように、第2の実施形態に係る予約システム1aは、チェックイン端末30を有していない。そして、携帯端末20aは、チェックイン処理を実行する機能を有する。例えば、顧客は、予約席エリアA12に到着した場合に、自身の携帯端末20aを使用してチェックイン処理を行う。
【0186】
図25は、第2の実施形態に係る予約システム1aの各装置が有する機能構成の一例を示すブロック図である。
【0187】
携帯端末20aが有するプロセッサ201は、記憶部203に記憶された制御プログラム211をRAM202に展開し、制御プログラム211に従って動作することで、各機能部をRAM202に生成する。これにより、携帯端末20aが有するプロセッサ201は、機能部として、アクセス情報取得部2001、予約表示部2002、商品決済受付部2003、商品予約受付部2004、商品予約表示部2005、座席決済受付部2006、チェックイン受付部2011、座席予約受付部2007、座席予約表示部2008a、チェックイン表示部2012、及び特典表示部2009を備える。
【0188】
アクセス情報取得部2001、予約表示部2002、商品決済受付部2003、商品予約受付部2004、商品予約表示部2005、座席決済受付部2006、及び特典表示部2009は、第1の実施形態と同様の機能を有する。
【0189】
商品予約受付部2004は、座席を予約する操作を受け付けた場合に、座席予約情報を管理サーバ10aに送信する。
【0190】
座席予約表示部2008aは、座席予約情報の応答として、予約された座席を示す座席コードを受信する。そして、座席予約表示部2008aは、座席予約情報、及び受信した座席コードに基づいて、予約通知画像G5を表示する。
【0191】
図26は、予約通知画像G5の一例を示す図である。予約通知画像G5は、受け付けられた座席の予約の内容を通知する画像である。例えば、予約通知画像G5は、時間帯、予約人数、及び座席コードを有する。すなわち、座席予約表示部2008aは、チェックイン端末30に代わって、顧客が予約した座席を表示する。さらに、予約通知画像G5は、チェックインボタンG51を有する。チェックインボタンG51は、チェックインを開始する操作を受け付けるボタンである。
【0192】
チェックイン受付部2011は、予約された座席にチェックインする操作を受け付ける。さらに詳しくは、チェックイン受付部2011は、座席を特定するための座席コードを受け付ける。例えば、チェックイン受付部2011は、座席コードを示す2次元コードなどのコードシンボルを、カメラなどの撮像部により読み取ることで座席コードを取得する。
【0193】
例えば、顧客は、予約席エリアA12の座席のそれぞれに付されたコードシンボルを携帯端末20aに読み取らせる。これにより、チェックイン受付部2011は、コードシンボルが付された座席を示す座席コードを取得する。なお、チェックイン受付部2011は、撮像部による座席コードの読み取りに限らず、操作により座席コードを取得してもよいし、近距離無線通信により座席コードを取得してもよいし、他の方法により座席コードを取得してもよい。
【0194】
チェックイン受付部2011は、座席コードを取得した場合に、取得した座席コードと、顧客を示す顧客コードとを管理サーバ10aに送信する。
【0195】
チェックイン表示部2012は、チェックインに関する画像を表示部205に表示する。チェックイン表示部2012は、チェックインボタンG51が押下された場合に、スキャン画像G6を表示する。
図27は、スキャン画像G6の一例を示す図である。スキャン画像G6は、枠線G61を有する。チェックイン受付部2011は、枠線G61の内側のコードシンボルを読み取ることで座席コードを取得する。そして、チェックイン受付部2011は、座席コードを取得した場合に、取得した座席コードと、顧客を示す顧客コードとを管理サーバ10aに送信する。
【0196】
管理サーバ10aは、チェックインが完了した場合に、携帯端末20aに座席予約情報を送信する。チェックイン表示部2012は、管理サーバ10aから座席予約情報を受信した場合に、座席予約情報に基づいて、チェックイン完了画像G7を表示部205に表示する。
図28は、チェックイン完了画像G7の一例を示す図である。チェックイン完了画像G7は、予約した座席に対するチェックイン完了を通知する画像である。例えば、チェックイン完了画像G7は、時間帯、予約人数、及び座席コードを有する。
【0197】
図29は、第2の実施形態に係る携帯端末20a、及び管理サーバ10aが実行するチェックイン処理の一例を示すフローチャートである。チェックイン処理は、予約した座席のチェックインを行う処理である。
【0198】
携帯端末20aの座席予約表示部2008aは、予約された座席を示す座席コードの受信後に、表示操作を受け付けた場合に、予約通知画像G5を表示する(ステップS81)。
【0199】
チェックイン表示部2012は、予約通知画像G5のチェックインボタンG51が押下された場合に、スキャン画像G6を表示部205に表示する(ステップS82)。
【0200】
チェックイン受付部2011は、スキャン画像G6が有する枠線G61の内側のコードシンボルをスキャンすることで座席コードを取得する(ステップS83)。
【0201】
チェックイン受付部2011は、座席コードと、顧客コードとを管理サーバ10aに送信する(ステップS84)。
【0202】
管理サーバ10aの座席予約管理部1006aは、携帯端末20aから座席コードと、顧客コードとを受信する(ステップS85)。
【0203】
座席予約管理部1006aは、受信した座席コードと、顧客コードとに基づいて、チェックインする(ステップS86)。さらに詳しくは、座席予約管理部1006aは、座席予約テーブル116において、受信した座席コードと、顧客コードとにより特定されるチェックインフラグをチェックイン済みに変更する。また、座席予約管理部1006aは、受信し座席コードと、顧客コードとにより特定される座席予約情報を座席予約テーブル116から取得する。座席予約情報は、座席コード、時間帯、予約人数、及び座席料金を有する。
【0204】
座席予約通知部1007aは、取得した座席予約情報を携帯端末20aに送信する(ステップS87)。
【0205】
携帯端末20aのチェックイン表示部2012は、管理サーバ10aから座席予約情報を受信する(ステップS88)。
【0206】
チェックイン表示部2012は、受信した座席予約情報に基づいて、チェックイン完了画像G7を表示部205に表示する(ステップS89)。
【0207】
以上により、携帯端末20a、及び管理サーバ10aは、チェックイン処理を終了する。なお、携帯端末20a、及び管理サーバ10aは、通知などの情報を、直接送信してもよいし、他の装置を経由して間接的に送信してもよい。
【0208】
以上のように、第2の実施形態に係る予約システム1aは、チェックイン端末30を有していない。この場合においても、予約システム1aは、受け付けられた商品の予約内容が、付与条件を満たしている場合に、座席の予約に関する特典を付与し、座席の予約に関する特典を付与することを通知する。よって、予約システム1aは、フードコードにおける座席の予約の利用を促進することができる。
【0209】
(変形例1)
第1の実施形態に係る予約システム1及び第2の実施形態に係る予約システム1aは、商品の予約を受け付けると説明した。「商品の予約」は、「商品の注文」と言い換えてもよい。さらに、予約システム1、1aは、商品の注文の場合、商品を受け取る完成時刻を指定するものであってもよいし、完成時刻を指定しないものであってもよい。すなわち、予約システム1、1aは、店舗で注文する場合と同様に、即時の商品の作成開始を受け付けるものであってもよい。
【0210】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【0211】
上記実施形態や変形例の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記憶媒体(ROM又は記憶部)に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らないものとする。例えば、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、記憶媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。
【0212】
また、上記実施形態や変形例の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
【符号の説明】
【0213】
1、1a 予約システム
10、10a 管理サーバ
20、20a 携帯端末
30 チェックイン端末
40 店舗装置
112 メニューテーブル
113 座席テーブル
114 顧客テーブル
115 商品予約テーブル
116 座席予約テーブル
117 特典テーブル
412 注文テーブル
1001 アクセス管理部
1002 商品決済管理部
1003 商品予約管理部
1004 商品予約通知部
1005 座席決済管理部
1006、1006a 座席予約管理部
1007、1007a 座席予約通知部
1008 特典管理部
2001 アクセス情報取得部
2002 予約表示部
2003 商品決済受付部
2004 商品予約受付部
2005 商品予約表示部
2006 座席決済受付部
2007 座席予約受付部
2008、2008a 座席予約表示部
2009 特典表示部
2011、3001 チェックイン受付部
2012、3002 チェックイン表示部
4001 注文受付部
4002 注文出力部
4003 完成受付部
4004 完成通知部
A12 予約席エリア
G1 予約画像
G3 コード入力画像
G2 待機画像
G4 予約内容画像
G5 予約通知画像
G6 スキャン画像
G7 チェックイン完了画像
【先行技術文献】
【特許文献】
【0214】