(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025001195
(43)【公開日】2025-01-08
(54)【発明の名称】作業評価装置
(51)【国際特許分類】
G06T 7/70 20170101AFI20241225BHJP
G06T 7/00 20170101ALI20241225BHJP
G06T 7/20 20170101ALI20241225BHJP
【FI】
G06T7/70 Z
G06T7/00 660Z
G06T7/20 300
G06T7/00 350B
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023100655
(22)【出願日】2023-06-20
(71)【出願人】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100087480
【弁理士】
【氏名又は名称】片山 修平
(72)【発明者】
【氏名】竹内 伸一
(72)【発明者】
【氏名】倉持 知貴
(72)【発明者】
【氏名】田端 淳
(72)【発明者】
【氏名】則竹 真吾
(72)【発明者】
【氏名】柳川 涼
【テーマコード(参考)】
5L096
【Fターム(参考)】
5L096BA20
5L096EA14
5L096FA67
5L096FA69
5L096HA02
5L096JA11
5L096KA04
(57)【要約】
【課題】 高精度に作業を評価することができる作業評価装置を提供する。
【解決手段】 作業評価装置は、撮像装置が撮像した第1画像内の第1作業者の骨格の座標、及び撮像装置が撮像した第2画像内の第2作業者の骨格の座標を検出する検出部と、第1画像内の作業中の第1作業者の骨格の座標を時系列に従って機械学習した学習モデルを用い、第2画像内の作業中の第2作業者の骨格の座標の時間変化に基づき第2作業者の作業を評価する評価部と、第1画像内の作業中の第1作業者の骨格の座標と、第2画像内の作業中の第2作業者の骨格の座標とから、第1作業者及び第2作業者の体軸同士のずれを算出する算出部と、学習モデルが学習した第1作業者の骨格の座標を体軸同士のずれに基づき補正する補正部とを有する。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮像装置が撮像した第1画像内の第1作業者の骨格の座標、及び前記撮像装置が撮像した第2画像内の第2作業者の骨格の座標を検出する検出部と、
前記第1画像内の作業中の前記第1作業者の骨格の座標を時系列に従って機械学習した学習モデルを用い、前記第2画像内の作業中の前記第2作業者の骨格の座標の時間変化に基づき前記第2作業者の作業を評価する評価部と、
前記第1画像内の作業中の前記第1作業者の骨格の座標と、前記第2画像内の作業中の前記第2作業者の骨格の座標とから、前記第1作業者及び前記第2作業者の各々の体軸同士のずれを算出する算出部と、
前記学習モデルが学習した前記第1作業者の骨格の座標を前記体軸同士のずれに基づき補正する補正部とを有する、
作業評価装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業評価装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、カメラの映像から人の行動をその骨格情報に基づき認識するサービスにおいて、ディープラーニングなどの機械学習のアルゴリズムに従って基本動作が学習済みである学習モデルを用いる点が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、例えば、画像内の作業者の骨格から、上記のような学習モデルを用いて作業を評価する場合、作業者を撮像するときのカメラ装置の位置が、学習モデルの学習対象の基本動作を行う人物を撮像したときの位置からずれてしまうことにより、作業者の動作が正確に評価されないおそれがある。
【0005】
そこで本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、高精度に作業を評価することができる作業評価装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の作業評価装置は、撮像装置が撮像した第1画像内の第1作業者の骨格の座標、及び前記撮像装置が撮像した第2画像内の第2作業者の骨格の座標を検出する検出部と、前記第1画像内の作業中の前記第1作業者の骨格の座標を時系列に従って機械学習した学習モデルを用い、前記第2画像内の作業中の前記第2作業者の骨格の座標の時間変化に基づき前記第2作業者の作業を評価する評価部と、前記第1画像内の作業中の前記第1作業者の骨格の座標と、前記第2画像内の作業中の前記第2作業者の骨格の座標とから、前記第1作業者及び前記第2作業者の各々の体軸同士のずれを算出する算出部と、前記学習モデルが学習した前記第1作業者の骨格の座標を前記体軸同士のずれに基づき補正する補正部とを有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、高精度に作業を評価することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】
図1は、作業評価システムの一例を示す構成図である。
【
図2】
図2は、学習骨格データの補正の一例を示す図である。
【
図3】
図3は、作業評価サーバの動作の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(作業評価システムの構成例)
図1は、作業評価システム9の一例を示す構成図である。作業評価システム9は、一例として自動車などの組立工場に設置される。
【0010】
作業評価システム9は、LAN(Local Area Network)90を介して互いに通信可能な作業評価サーバ1、カメラ装置2、及び端末3を含む。作業評価サーバ1は作業評価装置の一例である。作業評価サーバ1は作業者の作業動作を評価する。カメラ装置2は、撮像装置の一例であり、作業者などの人物を撮像する。端末3は、例えば作業者やその関係者により所持され、作業評価サーバ1から作業の評価結果を受信して通知する。
【0011】
作業評価サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、HDD(Hard Disk Drive)13、及び通信ポート14を有する。CPU10は、互いに信号の入出力ができるように、ROM11、RAM12、HDD13、及び通信ポート14と、バス19を介して電気的に接続されている。
【0012】
ROM11は、CPU10を駆動するプログラムが格納されている。RAM12は、CPU10のワーキングメモリとして機能する。通信ポート14は、例えば無線LAN(Local Area Network)カードであり、LAN90を介したCPU10の通信を処理する。
【0013】
CPU10は、ROM11からプログラムを読み込むと、ソフトウェア機能として、装置制御部100、骨格検出部101、軸ずれ算出部102、骨格データ補正部103、及び作業評価部104を形成する。また、HDD13には、検出骨格データ130、学習骨格データ131、評価データ132、及び学習モデル133が格納されている。
【0014】
装置制御部100は、プログラムに規定されたシーケンスに従い骨格検出部101、軸ずれ算出部102、骨格データ補正部103、及び作業評価部104に対して動作を指示する。なお、装置制御部100、骨格検出部101、軸ずれ算出部102、骨格データ補正部103、及び作業評価部104は、ソフトウェアに限定されず、ASIC(Application Specified Integrated Circuit)などのハードウェアにより実現されてもよい。
【0015】
骨格検出部101は検出部の一例である。骨格検出部101は、カメラ装置2が撮像した画像内の人物の骨格の座標を検出する。骨格検出部101は、カメラ装置2からLAN90を介して画像データを受信する。骨格検出部101は、例えば汎用的なAI(Artificial Intelligence)を用いた画像解析により人物の骨格の座標を検出する。
【0016】
カメラ装置2は、作業評価部104が評価対象の作業者(以下、評価作業者と表記)を評価する場合、評価作業者の画像を撮像する。また、カメラ装置2は、作業評価部104が評価に用いる学習モデル133に評価基準の骨格の座標を学習させるため、模範的な作業者(以下、模範作業者と表記)の画像を撮像する。なお、模範作業者は第1作業者の一例であり、評価作業者は第2作業者の一例である。また、模範作業者が撮像された画像は第1画像の一例であり、評価作業者が撮像された画像は第2画像の一例である。
【0017】
骨格検出部101は、評価作業者の画像から評価作業者の骨格の座標を検出して検出骨格データ130としてHDD13に格納する。検出骨格データ130は、例えば画像のフレーム番号ごとに画像内の評価作業者の鼻、左肩、右肩、左肘、右肘、左手、右手、左腰、右腰の各座標を時系列に従って示す。座標は、例えば画像の矩形状のフレームの横方向及び縦方向をX軸及びY軸とそれぞれ定義したとき、X座標及びY座標(x,y)により示される。なお、原点の位置に限定はない。
【0018】
作業評価部104は評価部の一例である。作業評価部104は、画像内の作業中の模範作業者の骨格の座標を時系列に従って機械学習した学習モデル133を用い、画像内の作業中の評価作業者の骨格の座標の時間変化に基づき評価作業者の作業を評価する。作業評価部104は、検出骨格データ130に記録された評価作業者の骨格の座標の時間変化が、学習骨格データ131に記録された評価作業者の骨格の座標の時間変化に類似しているか否かを判定することにより、評価作業者が、模範作業者により示される所定の基準に従って作業しているか否かを判断する。
【0019】
学習モデル133は、各種の演算モジュール及びパラメータのセットとしてHDD13に格納されている。学習モデル133の学習処理では、作業中の模範作業者の骨格の座標の時間変化を教師データとして、作業の評価結果についてアノテーションが行われる。学習モデル133は、人間の脳機能を数学的にモデル化したニューラルネットワークであり、ニューロンに該当する部分の活性化関数の重み係数を機械学習に基づいて決定する。このように作業評価部104は、教師あり学習による機械学習済みの学習モデル133を用いることにより、高精度に評価結果を出力することができる。
【0020】
学習モデル133が学習した模範作業者の骨格の座標は、学習骨格データ131としてHDD13に格納される。学習骨格データ131は、検出骨格データ130と同様に、画像のフレーム番号ごとに画像内の評価作業者の鼻、左肩、右肩、左肘、右肘、左手、右手、左腰、右腰の各座標を時系列に従って示す。学習モデル133は、学習骨格データ131に対する検出骨格データ130の相違の程度から評価結果を出力する。
【0021】
このようにして作業評価部104は、評価作業者の作業が所定の基準に従っている場合、評価結果を「良」とし、評価作業者の作業が所定の基準に従っていない場合、評価結果を「不可」とする。作業評価部104は、評価結果を評価データ132としてHDD13に保存する。作業評価部104は、評価データ132をLAN90経由で端末3に送信する。これにより、評価作業者に作業の評価結果が通知され、評価作業者の作業が改善される。
【0022】
軸ずれ算出部102は算出部の一例である。軸ずれ算出部102は、カメラ装置2の画像内の作業中の評価作業者の骨格の座標と、カメラ装置2の画像内の作業中の模範作業者の骨格の座標とから、模範作業者及び評価作業者の各々の体軸同士のずれを算出する。ここで、体軸は、模範作業者及び評価作業者の各々の胴体の主軸(長手方向の中心軸)であり、例えば右肩及び左肩の各骨格の座標の中心点と、右腰及び左腰の座標の中心点とを通過する直線として規定される。
【0023】
骨格データ補正部103は補正部の一例である。骨格データ補正部103は、学習モデル133が学習した模範作業者の骨格の座標を、模範作業者及び評価作業者の各体軸のずれに基づき補正する。例えば骨格データ補正部103は、各体軸同士のずれとして、体軸同士のX座標の差分を算出する。骨格データ補正部103は、各体軸のX座標同士が実質的に一致するように、学習骨格データ131の骨格の座標を体軸同士のずれに基づき補正する。
【0024】
このため、評価作業者を撮像するときのカメラ装置2の位置が、学習モデル133の学習のために模範作業者を撮像したときの位置からずれた場合でも、学習骨格データ131の骨格の座標を、位置ずれしたカメラ装置2の画像内の評価作業者の位置に合わせることができる。これにより、作業評価部104は、補正後の模範作業者の骨格の座標に基づき評価作業者の作業を高精度に評価することができる。
【0025】
(補正例)
図2は、学習骨格データ131の補正の一例を示す図である。
図2には、模範作業者Haを撮像した画像Ga、及び評価作業者Hbを撮像した画像Gbが示されている。また、符号Kは、画像Gaを撮像したときのカメラ装置2と、画像Gbを撮像したときのカメラ装置2との位置のずれ(矢印mを参照)をカメラ装置2の上方向の視点から概略的に示す。
【0026】
画像Ga,Gbは、作業場の模範作業者Ha及び評価作業者Hbの正面に設置されたカメラ装置2により撮像される。作業場には、一例として、作業が行われる作業台80、部品箱81、搬送コンベア83が設置されている。模範作業者Ha及び評価作業者Hbは、一例として、右手側の部品箱81から部品Cを取り出して、作業台80上のワークWに組み付ける作業を行う。ワークWは搬送コンベア83により搬送される。
【0027】
骨格検出部101は、汎用的なAIを用いた画像解析により画像Ga,Gbから模範作業者Ha及び評価作業者Hbの骨格の座標をそれぞれ検出する。骨格の座標としては、例えば模範作業者Ha及び評価作業者Hbの鼻の位置P0、左肩の位置P23、右肩の位置P13、左肘の位置P22、右肘の位置P12、左手の位置P21、右手の位置P11、左腰の位置P32、及び右腰の位置P31の各座標が挙げられる。なお、画像Ga,Gbにおいて、水平方向をX方向とし、鉛直方向をY方向とする。
【0028】
作業評価部104は、評価前、学習モデル133に画像Ga内の骨格の座標を学習させて学習骨格データ131を生成する。作業評価部104は、評価時、画像Gaの骨格の座標を学習済みの学習モデル133を用いて、画像Gb内の骨格の座標に基づき作業を評価する。このとき、画像Ga内の骨格の座標と画像Gb内の骨格の座標が互いに比較され、比較結果に応じた評価結果が得られる。
【0029】
しかし、符号Kで示されるように、画像Gbを撮像したときのカメラ装置2の位置が、画像Gaを撮像したときの位置からずれた場合、画像Gb内の評価作業者Hbの位置も画像Ga内の模範作業者Haの位置からずれる。本例ではカメラ装置2が、矢印mで示されるように、
図2の紙面の左側にずれたことにより、評価作業者Hbは模範作業者Haより右側に位置している。このため、評価作業者Hbが正しい作業を行っても、作業評価部104は、骨格の座標の相違のために「不可」の評価結果を出力するおそれがある。
【0030】
そこで、骨格データ補正部103は、模範作業者Haの体軸Aaと、評価作業者Hbの体軸AbとのずれΔdに基づき、模範作業者Haの骨格の座標を補正する。補正後の各骨格の位置Pmは、白丸で示されており、補正前の位置P0,P11~P13,P21~P23,P31,P32をX軸の正方向に体軸Aa,Ab同士のずれΔdの分だけ移動させた位置となる。なお、本例では評価作業者Hbが、模範作業者HaよりX軸の正方向側に位置しているため、ずれΔdは正の値であるが、仮に模範作業者HaよりX軸の負方向側に位置している場合、ずれΔdは負の値となる。
【0031】
軸ずれ算出部102は、作業台80の正面にいるときの模範作業者Ha及び評価作業者Hbの各々の骨格の座標から体軸Aa,Ab同士のずれΔdを算出する。体軸Aa,Abは、模範作業者Ha及び評価作業者Hbにおいて、右肩及び左肩の各骨格の座標(P13,P23)の中点と、右腰及び左腰の座標(P31,P32)の中点とを通過する。軸ずれ算出部102は、体軸Aa,AbのX座標の差分をずれΔdとして算出する。
【0032】
このため、カメラ装置2の水平方向の位置ずれによる骨格の座標の誤差を、体軸Aa,Ab同士のずれΔd分の補正により相殺することが可能となる。したがって、作業評価部104は、高精度に評価作業者Hbの作業を評価することができる。
【0033】
また、骨格データ補正部103は、評価作業者Hbの骨格の座標ではなく模範作業者Haの骨格の座標を補正するため、評価作業者Hbの作業中にリアルタイムにその骨格の座標を補正する必要がなく、処理の負荷が抑えられる。なお、本例では作業の一例として組付け作業を挙げたが、溶接作業、塗装作業、及び分解作業などの他の作業についても上記と同様の効果が得られる。
【0034】
(作業評価サーバ1の動作例)
図3は、作業評価サーバ1の動作の一例を示すフローチャートである。本動作は、例えば装置制御部100が端末3からLAN90経由で評価要求を受信した場合に実行される。
【0035】
まず、軸ずれ算出部102は、学習骨格データ131の作業中の模範作業者の骨格の座標を読み出す(ステップSt1)。次に軸ずれ算出部102は、模範作業者の骨格の座標から体軸のX座標を算出する(ステップSt2)。
【0036】
次に骨格検出部101は、カメラ装置2から評価作業者の画像をLAN90経由で取得する(ステップSt3)。次に骨格検出部101は、画像内の評価作業者の骨格の座標を検出する(ステップSt4)。次に骨格検出部101は、画像内の評価作業者の骨格の座標に基づき評価作業者が作業を開始したか否かを判定する(ステップSt5)。このとき、骨格検出部101は、評価作業者の骨格の座標を所定のパターンと照合することにより例えば歩行動作などの作業以外の動作を行っていないか否かを判断する。
【0037】
作業が開始されていない場合(ステップSt5のNo)、再び骨格の座標が検出される(ステップSt4)。作業が開始されている場合(ステップSt5のYes)、骨格検出部101は、骨格の座標を時系列で検出骨格データ130として保存する(ステップSt6)。次に軸ずれ算出部102は、評価作業者の骨格の座標から体軸のX座標を算出する(ステップSt7)。次に軸ずれ算出部102は、体軸同士のずれとして模範作業者及び評価作業者の各体軸のX座標の差分を算出する(ステップSt8)。次に骨格データ補正部103は体軸同士のずれに基づき学習骨格データ131の骨格の座標を補正する(ステップSt9)。
【0038】
次に作業評価部104は、補正後の学習骨格データ131の骨格の座標と検出骨格データ130の骨格座標同士を比較する(ステップSt10)。次に作業評価部104は、学習モデル133を用いて骨格の座標の比較結果から、学習骨格データ131に応じた模範作業者の動作と、検出骨格データ130に応じた評価作業者の動作とが互いに類似するか否かを判定する(ステップSt11)。
【0039】
作業評価部104は、模範作業者の動作と評価作業者の動作とが互いに類似する場合(ステップSt11のYes)、作業を「良」と評価し(ステップSt12)、模範作業者の動作と評価作業者の動作とが互いに類似しない場合(ステップSt11のNo)、作業を「不可」と評価する(ステップSt13)。次に作業評価部104は、評価結果を評価データ132として保存する(ステップSt14)。このように作業評価サーバ1は動作する。
【0040】
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
【符号の説明】
【0041】
1 作業評価サーバ(作業評価装置)、10 CPU、101 骨格検出部(検出部)、102 軸ずれ算出部(算出部)、103 骨格データ補正部(補正部)、104 作業評価部(評価部)、130 検出骨格データ、131 学習骨格データ、133 学習モデル、Aa,Ab 体軸