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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025012055
(43)【公開日】2025-01-24
(54)【発明の名称】回路遮断器
(51)【国際特許分類】
   H01H 71/12 20060101AFI20250117BHJP
   H01H 73/02 20060101ALI20250117BHJP
【FI】
H01H71/12
H01H73/02 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023114591
(22)【出願日】2023-07-12
(71)【出願人】
【識別番号】508296738
【氏名又は名称】富士電機機器制御株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100105854
【弁理士】
【氏名又は名称】廣瀬 一
(74)【代理人】
【識別番号】100103850
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 秀▲てつ▼
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼安 直樹
(72)【発明者】
【氏名】長嶺 一輝
(72)【発明者】
【氏名】廣▲瀬▼ 高峰
【テーマコード(参考)】
5G030
【Fターム(参考)】
5G030FD01
5G030XX03
5G030XX12
5G030XX13
(57)【要約】
【課題】電磁引外し装置を構成するスライダの第2係合部の動作確認を組み立て前に行うことができ、生産性を向上させることができる回路遮断器を提供する。
【解決手段】主回路に過電流が流れたときに、トリップクロスバー13を回動させて開閉機構4を介して可動接触子11を開離させる電磁引外し装置8は、制御基板15と、制御基板を搭載する装置ケース14と、装置ケースに収納されたトリップコイル16と、トリップコイルの可動鉄心16aに連結したスライダ17を備えている。スライダは、トリップコイルの駆動で前進することでトリップクロスバーを回動させる第1係合部22と、操作ハンドル5と連動するハンドルレバー5aに接触可能な第2係合部23とを備え操作ハンドルのリセット動作によりハンドルレバーが第2係合部に当接してスライダが後退していく際に、第2係合部が後退方向に移動するのを案内するガイド部24を装置ケースのみに形成した。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
主回路に過電流が流れたときに、トリップクロスバーを回動させて開閉機構を介して可動接触子を開離させる電磁引外し装置を有する回路遮断器において、
前記電磁引外し装置は、電流検出回路を実装した制御基板と、前記制御基板を搭載する装置ケースと、前記装置ケースに収納されたトリップコイルと、前記トリップコイルの可動鉄心に連結したスライダと、を備え、
前記スライダは、前記トリップコイルの駆動で前進することで前記トリップクロスバーを回動させる第1係合部と、操作ハンドルと連動するハンドルレバーに接触可能な第2係合部とを備えており、
前記操作ハンドルのリセット動作により前記ハンドルレバーが前記第2係合部に当接して前記スライダが後退していく際に、前記第2係合部が後退方向に移動するのを案内するガイド部を前記装置ケースのみに形成したことを特徴とする回路遮断器。
【請求項2】
前記スライダは、前記第1係合部の長手方向の一端から前記第2係合部が直交して延在するL字状に形成された部材であり、
前記装置ケースの側壁に形成した凹部に前記第1係合部が摺動自在に配置されていることを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
【請求項3】
前記ガイド部は、前記凹部の周縁から前記側壁の外側に突出して形成されており、前記第2係合部が前進及び後退する方向に対して直交する方向に前記第2係合部が変位するのを規制しながら前記第2係合部を摺動自在に支持する複数のガイド面を備えていることを特徴とする請求項2記載の回路遮断器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁引外し装置を備えた回路遮断器に関する。
【背景技術】
【0002】
主回路に過電流が流れたときに、トリップクロスバーを回動させて開閉機構を介して可動接触子を開離させる電磁引外し装置を有する回路遮断器が知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
電磁引外し装置は、電流検出回路を実装した制御基板と、制御基板を搭載する装置ケースと、装置ケースに収納されたトリップコイルと、トリップコイルの可動鉄心に連結してトリップクロスバーの操作片に対向配置したスライダと、を備えている。電流検出回路からの引外し信号によりトリップコイルが駆動して可動鉄心及びスライダを前進させると、スライダがトリップクロスバーの操作片に接触してトリップクロスバーが回動することで、開閉機構を介して可動接触子が開離する。
【0004】
ところで、特許文献1のスライダとは異なり、トリップクロスバーの操作片に接触可能な第1係合部と、開閉機構の操作ハンドルを回動自在に支持するハンドルレバーに接触可能な第2係合部とを備えたスライダが知られている。このスライダを使用すると、操作ハンドルのリセット動作を行う際に、操作ハンドルとともに回動するハンドルレバーが第2係合部に当接して押し力を作用することでスライダ全体が後退し、スライダ及びトリップコイルがセット位置に戻される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平3-233824号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、ハンドルレバーの押し力でスライドが後退する際、第2係合部には後退方向以外の外力も作用するので、第2係合部が変形、あるいは損傷するおそれがある。そこで、第2係合部に後退方向以外の外力が作用するのを抑制し、第2係合部の後退方向の移動を案内するガイド部が設けられている。
【0007】
ところで、ガイド部は、電磁引外し装置の装置ケースに設けたガイド壁と、回路遮断器の筐体ケースの内部に設けたガイド壁とで構成されており、回路遮断器の組み立てが完了した後で、第2係合部の動作確認をしているのが現状である。そのため、第2係合部に対するガイド部の案内に不具合がある場合には、回路遮断器を分解してガイド部を調整しなければならず、回路遮断器の生産性が低下するおそれがある。
【0008】
そこで、本発明は、スライダの第2係合部の動作確認を組み立て前に行うことができ、生産性を向上させることができる回路遮断器を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る回路遮断器は、主回路に過電流が流れたときに、トリップクロスバーを回動させて開閉機構を介して可動接触子を開離させる電磁引外し装置を有する回路遮断器において、電磁引外し装置は、電流検出回路を実装した制御基板と、制御基板を搭載する装置ケースと、装置ケースに収納されたトリップコイルと、トリップコイルの可動鉄心に連結したスライダと、を備え、スライダは、トリップコイルの駆動で前進することでトリップクロスバーを回動させる第1係合部と、操作ハンドルと連動するハンドルレバーに接触可能な第2係合部とを備えており、操作ハンドルのリセット動作によりハンドルレバーが第2係合部に当接してスライダが後退していく際に、第2係合部が後退方向に移動するのを案内するガイド部を装置ケースのみに形成した。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る回路遮断器によると、スライダの第2係合部の動作確認を組み立て前に行うことができ、生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明に係る電子式配線用遮断器の構成を示す断面図である。
図2】電子式配線用遮断器を、本体ケースの一部を外した状態で示した斜視図である。
図3】装置ケースに収納されたトリップコイル及びスライダのセット状態を示す図である。
図4図3のA-A線矢視図である。
図5】装置ケースに設けたカイド部を示す要部斜視図である。
図6】装置ケースに収納されたトリップコイル及びスライダの引外し状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
次に、図面を参照して、本発明に係る実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
【0013】
また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
【0014】
なお、以下に示す図では、便宜的に、互いに直交する三方向を、第1方向、第2方向及び第3方向とする。
【0015】
図1は、回路の電源側及び負荷側の間に接続した3相(R,S,T相)交流用の第1実施形態の電子式配線用遮断器1を示す断面図であり、本体ケース2に並列に組み込まれた各相のうちの1相の回路構造を示している。
【0016】
電子式配線用遮断器1は、本体ケース2の内部に、開閉接点3を開閉する開閉機構4と、開閉機構4を操作する操作ハンドル5と、主回路の電流を検出する電流検出装置6と、消弧装置7と、電流検出装置6の電流検出により主回路に過電流が流れたときに開閉機構4にトリップ動作を行わせる電磁引外し装置8と、が配置されている。
【0017】
本体ケース2は、下部ケース2aに電源側中間ケース2b及び負荷側中間ケース2cが重なって組付けられており、電源側中間ケース2b及び負荷側中間ケース2cにトップカバー2dが重なって組付けられて構成されている。下部ケース2aには、電源側主回路端子10b及び負荷側主回路端子11bが固定されている。開閉接点3は固定接点10aを有する固定接触子10及び可動接点11aを有する可動接触子11で構成されており、可動接触子11はホルダユニット12で回動自在に支持されている。固定接触子10は電源側主回路端子10bに接続され、可動接触子11は、ホルダユニット12及び電流検出装置6を介して負荷側主回路端子11bに接続されている。
【0018】
開閉機構4は、可動接触子11と操作ハンドル5との間を連繋するトグルリンク機構(不図示)と、ラッチ(不図示)と、トリップクロスバー13とを組み合わせたラッチ機構で構成されている。トリップクロスバー13が、図1において反時計方向に回動すると、ラッチ機構の回動により可動接触子11の開離動作が行われる。
【0019】
図2は、本体ケース2のトップカバー2d、電源側中間ケース2b及び負荷側中間ケース2cを取り外した状態で電子式配線用遮断器1の内部構造を示す図である。
【0020】
電磁引外し装置8は、直方体形状をなしている有底箱形状の装置ケース14と、装置ケース14の上部開口部に一体化した制御基板15と、を備えている。制御基板15には、電流検出装置41の出力レベルから過電流の発生を検知する過電流検出回路の回路部品が実装されている。また、図3は、制御基板15を外した状態で装置ケース14の内部を示すものであり、装置ケース14内にトリップコイル16が配置されているとともに、トリップコイル16に連結するスライダ17が、装置ケース14のケース側壁14aに設けた凹部14bに配置されて外部に突出している。
【0021】
装置ケース14に配置されたトリップコイル16は、図3に示すように、可動鉄心16aを第1方向に移動可自在に配置している励磁コイル16bと、可動鉄心16aをセット位置に吸着保持する永久磁石16cと、励磁コイル16bの周囲に配置した磁気ヨーク16dとからなり、逆励磁により永久磁石16cの磁力を打ち消すようにしたプランジャ形電磁石である。このトリップコイル16の可動鉄心16aの先端部にスライダ17が連結している。そして、励磁コイル16bのフレーム16b1とスライダ17との間に駆動ばね16eが配置されている。この駆動ばね16eは圧縮コイルばねであり、永久磁石16cによる可動鉄心16aの磁気吸着力よりも小さく設定されている。
【0022】
スライダ17は、図3に示すように、第3方向から見てL字状に形成された部材であり、可動鉄心16aの先端部に連結して第2方向に延在しているクロスバー係合部22と、クロスバー係合部22の第2方向の一方の端部から第1方向の一方に直角に延在しているレバー係合部23と、を備えている。クロスバー係合部22は、装置ケース14のケース側壁14aに設けた凹部14bに第1方向に摺動自在に配置され、レバー係合部23は、ケース側壁14aから外部に突出している。そして、クロスバー係合部22に対して第1方向の一方側には、トリップクロスバー13の操作片13aが対向配置されている。
【0023】
なお、本発明に係る第1係合部がクロスバー係合部22に対応し、本発明に係る第2係合部が、レバー係合部23に対応している。
【0024】
レバー係合部23は、先端からクロスバー係合部22に向うに従い徐々に第2方向及び第3方向の肉厚が増大して楔形状に形成された先端部23aと、先端部23aから連続してクロスバー係合部22まで連続する基端部23bとを有している。基端部23bは、図4に示すように、第3方向の一方の側に第2方向の寸法が大きい厚肉部23b1と、第3方向の他方の側に第2方向の寸法が厚肉部23b1より小さい薄肉部23b2とを有しており、基板部23bは、第1方向から見た断面がL字形状であり、第3方向の寸法(高さ)を同一寸法として第1方向に延在している部位である。
【0025】
図5に示すように、装置ケース14のケース側壁14aには、スライダ17のレバー係合部23を第1方向に案内するガイド部24が形成されている。
【0026】
ガイド部24は、凹部14bを形成している第2方向の一方の凹部側壁14b1と面一の第1ガイド面25aを有してケース側壁14aから離間する方向(第1方向の一方)に平板形状で突出している第1ガイド壁25と、第1ガイド壁25の先端側の第3方向の一方の端部から第2方向の他方側に直交して平板形状で延在し、第3方向の他方を向く第2ガイド面26aを有する第2カイド壁26と、凹部14bを形成している凹部底壁14b2と面一の第3ガイド面27aを有してケース側壁14aから離間する方向(第1方向の一方)に平板形状で突出している第3ガイド壁27と、第3ガイド壁27の第2方向の他方から第3方向の一方に平板形状で延在し、第2方向の一方を向く第4ガイド面28aを有する第4ガイド壁28と、を備えている。そして、第1ガイド壁25の第1ガイド面25a及び第4ガイド壁28の第4ガイド面28aが平行に対面し、第2ガイド壁26の第2ガイド面26a及び第3ガイド壁27の第3ガイド面27aの延長面同士が、平行に対面している。
【0027】
そして、スライダ17が第1方向の一方及び第1方向の他方に移動する際には、図4に示すように、レバー係合部23の基端部23bの第3方向の一方を向く上面が第2ガイド壁26の第2ガイド面26aに摺動するとともに、第3方向の他方を向く下面が第3ガイド壁27の第3ガイド面27aに摺動する。同時に、基端部23bの第2方向の一方を向く側面が第1ガイド壁25の第1ガイド面25aに摺動するとともに、基端部23bの薄肉部23b2の第2方向の他方を向く側面が第4ガイド壁28の第4ガイド面28aに摺動する。これにより、スライダ17が第1方向に移動する際、装置ケース14に設けたガイド部24に案内されているレバー係合部23は、第2方向及び第3方向への変位が抑制される。
【0028】
なお、本発明に係る前進が、第1方向の一方に対応し、本発明に係る後進及び後進方向が、第1方向の他方に対応している。また、本発明に係る複数のガイド面が、第1ガイド面25a~第28aに対応している。
【0029】
次に、主回路に過電流が流れている際の電磁引外し装置8及び開閉機構4の動作について説明する。
【0030】
主回路(電源側主回路端子10b及び負荷側主回路端子11bの間)に過電流が流れると、電流検出装置6は過電流を検出し、制御基板15の過電流検出回路に過電流の信号値を出力する。過電流検出回路は、過電流の大きさに対応した遅延時間が経過した後に、引外し信号をトリップコイル16に出力する。引外し信号が入力されたトリップコイル16は、励磁コイル16bが逆励磁され、永久磁石16cとの磁気吸着力が弱められた可動鉄心16aが駆動ばね16eのばね力を受けてセット位置から第1方向の一方に移動する。この可動鉄心16aの移動と同時にスライダ17も第1方向の一方に移動し、図6に示すように、クロスバー係合部22がトリップクロスバー13の操作片13aを第1方向の一方に移動させる。これにより、図1に示すように、トリップクロスバー13が反時計方向に回動し、トリップクロスバー13の回動によりラッチ機構が連動することで、可動接触子11が急速に開離して主回路の電路が遮断され、開閉機構4のトリップ動作が完了する。
【0031】
次に、トリップ動作後の開閉機構4及び電磁引外し装置8のリセット動作について説明する。
【0032】
リセット動作時には、図2に示すように、操作ハンドル5を第1方向の他方側に回動する。操作ハンドル5とともにハンドルレバー5aも第1方向の他方に回動する。ハンドルレバー5aが第1方向の他方に回動すると、スライダ17のレバー係合部23の先端部23aがハンドルレバー5aに当たりながら、スライダ17全体が第1方向の他方に押し込まれていく。第1方向の他方に押し込まれたスライダ17のクロスバー係合部22は可動鉄心16aを第1方向の他方に押し込んでいき、可動鉄心16aは永久磁石16cに近接し、永久磁石16cの磁気吸着力により吸着してセット位置まで移動する。
【0033】
ここで、ハンドルレバー5aの押し力でスライダ17が第1方向の他方に移動する際には、レバー係合部23には第1方向の他方以外に、第2方向及び第3方向の外力も作用する。しかし、装置ケース14に設けたガイド部24に案内されているレバー係合部23は、第2方向及び第3方向への変位が抑制される。
【0034】
したがって、本実施形態の電子式配線用遮断器1の電磁引外し装置8は、レバー係合部23がガイド部24に案内されて第2方向及び第3方向への変位が抑制されているので、リセット動作時に操作ハンドル5を第1方向の他方側に回動し、ハンドルレバー5aが当っても、レバー係合部23の変形、損傷を確実に防止することができる。
【0035】
また、ガイド部24は装置ケース14に一体に形成されているので、下部ケース2aに電磁引外し装置8を組付ける前に、ガイド部24が正常にレバー係合部23を案内しているか否かの動作確認を簡単に行うことができ、電子式配線用遮断器1の生産性を向上させることができる。
【0036】
なお、上記実施形態では電子式配線用遮断器1について説明したが、上記構成の電磁引外し装置8を備えた電子式漏電遮断器であっても、同様の作用効果を奏することができる。
【符号の説明】
【0037】
1 電子式配線用遮断器
2 本体ケース
2a 下部ケース
2b 電源側中間ケース
2c 負荷側中間ケース
2d トップカバー
3 開閉接点
4 開閉機構
5 操作ハンドル
5a ハンドルレバー
6 電流検出装置
7 消弧装置
8 電磁引外し装置
10b 電源側主回路端子
11b 負荷側主回路端子
10 固定接触子
10a 固定接点
11 可動接触子
11a 可動接点
12 ホルダユニット
13 トリップクロスバー
13a 操作片
14 装置ケース
14a ケース側壁
14b 凹部
14b1 凹部側壁
14b2 凹部底壁
15 制御基板
16 トリップコイル
17 スライダ
16a 可動鉄心
16b 励磁コイル
16b1 フレーム
16c 永久磁石
16d 磁気ヨーク
16e 駆動ばね
22 クロスバー係合部
23 レバー係合部
23a レバー係合部の先端部
23b レバー係合部の基端部
23b1 厚肉部
23b2 薄肉部
24 ガイド部
25 第1ガイド壁
25a 第1ガイド面
26 第2ガイド壁
26a 第2ガイド面
27 第3ガイド壁
27a 第3ガイド面
28 第4ガイド壁
28a 第4ガイド面
図1
図2
図3
図4
図5
図6