(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025126961
(43)【公開日】2025-09-01
(54)【発明の名称】画像形成装置および後処理装置
(51)【国際特許分類】
B65H 37/04 20060101AFI20250825BHJP
G03G 15/00 20060101ALI20250825BHJP
【FI】
B65H37/04 D
G03G15/00 432
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024023369
(22)【出願日】2024-02-20
(71)【出願人】
【識別番号】000006150
【氏名又は名称】京セラドキュメントソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100114971
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 修
(72)【発明者】
【氏名】磯貝 陽志
【テーマコード(参考)】
2H072
3F108
【Fターム(参考)】
2H072AA23
2H072GA01
2H072GA08
3F108GB03
3F108HA02
3F108HA32
3F108HA43
(57)【要約】
【課題】 ユーザーの利便性を低下させずに製本時の表紙や裏表紙の強度を高くする。
【解決手段】 画像形成装置本体は、冊子の本文シートに第1サイズのプリントシート102を使用し、本文シートとしての第1サイズのプリントシート102を後処理装置に出力するとともに、冊子の表紙および裏表紙の一方または両方に、第1サイズのプリントシートより大きい第2サイズのプリントシート101,103を使用し、表紙および裏表紙の一方または両方としての第2サイズのプリントシート101,103を後処理装置に出力する。後処理装置は、表紙および裏表紙の一方または両方としての第2サイズのプリントシートを二つ折りし、二つ折り後の表紙および裏表紙の一方または両方としての第2サイズのプリントシート101,103および本文シートとしての第1サイズのプリントシート102に対してステープル処理を実行する。
【選択図】
図11
【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像形成装置本体と、
後処理装置とを備え、
前記画像形成装置本体は、(a)冊子の本文シートに第1サイズのプリントシートを使用し、前記本文シートとしての前記第1サイズのプリントシートを前記後処理装置に出力するとともに、(b)前記冊子の表紙および裏表紙の一方または両方に、前記第1サイズのプリントシートより大きい第2サイズのプリントシートを使用し、前記表紙および前記裏表紙の一方または両方としての前記第2サイズのプリントシートを前記後処理装置に出力し、
前記後処理装置は、(a)前記表紙および前記裏表紙の一方または両方としての前記第2サイズのプリントシートを二つ折りし、(b)二つ折り後の前記表紙および前記裏表紙の一方または両方としての前記第2サイズのプリントシートおよび前記本文シートとしての前記第1サイズのプリントシートに対してステープル処理を実行すること、
を特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記第2サイズのプリントシートのシート種別は、前記第1サイズのプリントシートのシート種別と同一であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記後処理装置は、前記本文シートとしての前記第1サイズのプリントシートに対して折りを行わないことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項4】
画像形成装置における後処理装置であって、
前記画像形成装置の装置本体が出力した冊子の本文シートとして第1のサイズのプリントシートを受け付けるとともに、
前記画像形成装置の装置本体が出力した、前記第1サイズのプリントシートより大きい第2サイズのプリントシートを受け付け、
受け付けた前記第1サイズのプリントシートと受け付けた前記第2サイズのプリントシートとについて、前記表紙および前記裏表紙の一方または両方としての前記第2サイズのプリントシートを二つ折りし、二つ折り後の前記表紙および前記裏表紙の一方または両方としての前記第2サイズのプリントシートおよび前記本文シートとしての前記第1サイズのプリントシートに対してステープル処理を実行すること、
を特徴とする後処理装置。
【請求項5】
前記第2サイズのプリントシートは、前記画像形成装置の装置本体にあるプリントシートのうち、前記第1サイズの2倍のサイズに最も近いプリントシートであることを特徴とする請求項4記載の後処理装置。
【請求項6】
前記第1サイズの2倍のサイズの第2サイズのプリントシートが前記画像形成装置の装置本体にある場合、受け付けた前記第1サイズのプリントシートと受け付けた前記第2サイズのプリントシートとについて、前記表紙および前記裏表紙の一方または両方としての前記第2サイズのプリントシートを二つ折りし、二つ折り後の前記表紙および前記裏表紙の一方または両方としての前記第2サイズのプリントシートおよび前記本文シートとしての前記第1サイズのプリントシートに対してステープル処理を実行し、
前記第2サイズのプリントシートが前記画像形成装置の装置本体に無い場合、前記画像形成装置が出力した前記冊子の表紙及び裏表紙の一方または両方としての第1サイズの複数枚のプリントシートを受け付け、前記表紙および前記裏表紙の一方または両方としての前記第1サイズの複数枚のプリントシートおよび前記本文シートとしての前記第1サイズのプリントシートに対してステープル処理を実行すること、
を特徴とする請求項4記載の後処理装置。
【請求項7】
前記第2サイズのプリントシートのシート種別は、前記第1サイズのプリントシートのシート種別と同一であることを特徴とする請求項4から請求項6のうちのいずれか1項に記載の後処理装置。
【請求項8】
前記後処理装置は、前記本文シートとしての前記第1サイズのプリントシートに対して折りを行わないことを特徴とする請求項4から請求項6のうちのいずれか1項に記載の後処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置および後処理装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ある画像形成装置は、表紙に上質紙を使用して、複数のシートを綴じて製本を行っている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の画像形成装置のように、特定の用紙を表紙に使用して表紙の強度を高くする場合、ユーザーはそのような特定の用紙を用意する必要があり、ユーザーにとって不便である。
【0005】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、ユーザーの利便性を低下させずに製本時の表紙や裏表紙の強度を高くする画像形成装置および後処理装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る画像形成装置は、画像形成装置本体と、後処理装置とを備える。前記画像形成装置本体は、(a)冊子の本文シートに第1サイズのプリントシートを使用し、前記本文シートとしての前記第1サイズのプリントシートを前記後処理装置に出力するとともに、(b)前記冊子の表紙および裏表紙の一方または両方に、前記第1サイズのプリントシートより大きい第2サイズのプリントシートを使用し、前記表紙および前記裏表紙の一方または両方としての前記第2サイズのプリントシートを前記後処理装置に出力する。前記後処理装置は、(a)前記表紙および前記裏表紙の一方または両方としての前記第2サイズのプリントシートを二つ折りし、(b)二つ折り後の前記表紙および前記裏表紙の一方または両方としての前記第2サイズのプリントシートおよび前記本文シートとしての前記第1サイズのプリントシートに対してステープル処理を実行する。
【0007】
また、本発明に係る後処理装置は、(a)画像形成装置の装置本体が出力した冊子の本文シートとして第1のサイズのプリントシートを受け付けるとともに、(b)前記画像形成装置の装置本体が出力した、前記第1サイズのプリントシートより大きい第2サイズのプリントシートを受け付け、(c)受け付けた前記第1サイズのプリントシートと受け付けた前記第2サイズのプリントシートとについて、前記表紙および前記裏表紙の一方または両方としての前記第2サイズのプリントシートを二つ折りし、二つ折り後の前記表紙および前記裏表紙の一方または両方としての前記第2サイズのプリントシートおよび前記本文シートとしての前記第1サイズのプリントシートに対してステープル処理を実行する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ユーザーの利便性を低下させずに製本時の表紙や裏表紙の強度を高くする画像形成装置および後処理装置が得られる。
【0009】
本発明の上記又は他の目的、特徴および優位性は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から更に明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置を示す斜視図である。
【
図2】
図2は、
図1における後処理装置1bの機械的な構成を示す側面図である。
【
図3】
図3は、
図1における後処理装置1bの電気的な構成を示すブロック図である。
【
図4】
図4は、
図1における後処理装置1bの動作について説明する側面図である(1/7)。
【
図5】
図5は、
図1における後処理装置1bの動作について説明する側面図である(2/7)。
【
図6】
図6は、
図1における後処理装置1bの動作について説明する側面図である(3/7)。
【
図7】
図7は、
図1における後処理装置1bの動作について説明する側面図である(4/7)。
【
図8】
図8は、
図1における後処理装置1bの動作について説明する側面図である(5/7)。
【
図9】
図9は、
図1における後処理装置1bの動作について説明する側面図である(6/7)。
【
図10】
図10は、
図1における後処理装置1bの動作について説明する側面図である(7/7)。
【
図11】
図11は、
図1に示す画像形成装置により生成された冊子の一例を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
【0012】
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置を示す斜視図である。
図1に示す画像形成装置1は、プリント機能、画像読取機能、ファクシミリ機能などを有する複合機である。
【0013】
図1に示すように、画像形成装置1は、画像形成装置本体(以下、装置本体ともいう)1aおよび後処理装置1bを備える。装置本体1aは、操作パネルの他、画像読取装置、プリント装置、記憶装置、コントローラーなどを備え、例えば電子写真方式で画像をプリントシートにプリントし、そのプリントシートを後処理装置1bに出力する。後処理装置1bは、装置本体1aから搬送されてきたプリントシートに対して後処理(折り、ステープル処理など)を実行する。
【0014】
図2は、
図1における後処理装置1bの機械的な構成を示す側面図である。
図2に示す後処理装置は、搬送ローラー11、プリントシートに対して折りを行う折り部12、搬送ローラー13、中間ローラー21、ストッパーガイド22、処理トレイ23、排出ローラー24、排出トレイ25、およびステープル装置26を備える。
【0015】
搬送ローラー11は、後処理装置1bに搬送されてくるプリントシートを搬送路に沿って移動させる。搬送ローラー13は、折り部12による折りの後のプリントシートを後段に搬送し、また、折り部12をバイパスして後段にプリントシートを搬送する。折り部12は、内蔵のアクチュエーターで当接部材を、当該当接部材に対向する2つのローラーに近接させて、プリントシートを折り位置で当該2つのローラーに挟み込ませることで、折りを行う。
【0016】
中間ローラー21は、前段からプリントシートを処理トレイ23(の上方)へ搬送する。中間ローラー21は、図示せぬモーターなどによって駆動される。
【0017】
ストッパーガイド22は、処理トレイ23の一端側に配置され、処理トレイ23上のプリントシートの端部が当接する。
【0018】
処理トレイ23は、傾斜した略板状の部材であって、後処理の対象となるプリントシートが載置される。処理トレイ23に載置されている1または複数のプリントシートに対して後処理(ステープル処理など)が実行される。
【0019】
なお、この実施の形態では、プリントシートの後端部分が中間ローラー21を通過した後、シート当接部材(図示せず)からの当接を受けて処理トレイ23へガイドされ、引き込みパドル(図示せず)によってストッパーガイド22に当接させられて整列する。
【0020】
排出ローラー24は、処理トレイ23に載置されたプリントシートおよび新たに処理トレイ23に搬送されているプリントシートが排出ローラー24の間隙を移動できるように、後処理が完了するまで互いに離間しており、後処理の完了後に、プリントシートをニップして排出トレイ25上へ搬送(排出)する。
【0021】
排出トレイ25は、後処理後のプリントシートが載置される部材であって、昇降可能となっている。
【0022】
ステープル装置26は、処理トレイ23上のプリントシートに対してステープル処理を行う。
【0023】
図3は、
図1における後処理装置1bの電気的な構成を示すブロック図である。
図3に示すように、当該後処理装置1bは、コントローラー41を備える。コントローラー41は、画像形成装置本体1aからの指令に従って動作し、搬送ローラー11,13などを駆動するモーター42および折り部12を制御して、プリントシートの折り(二つ折など)を行わせるとともに、中間ローラー21、排出ローラー24などを駆動するモーター43、およびステープル装置26を制御してステープル処理を実行する。
【0024】
画像形成装置本体1aは、冊子プリントのプリントジョブの際、(a)冊子の本文シートに第1サイズ(例えばA4)のプリントシートを使用し、プリント後、本文シートとしての第1サイズのプリントシートを後処理装置1bに出力するとともに、(b)冊子の表紙および裏表紙の一方または両方に、第1サイズの2倍の第2サイズ(例えばA3)のプリントシートを使用し、(必要に応じてプリント後)表紙および裏表紙の一方または両方としての第2サイズのプリントシートを後処理装置1bに出力する。
【0025】
後処理装置1bは、(a)表紙および裏表紙の一方または両方としての第2サイズのプリントシートを二つ折りし、(b)二つ折り後の表紙および裏表紙の一方または両方としての第2サイズのプリントシートおよび本文シートとしての第1サイズのプリントシートに対してステープル処理を実行し、これにより、冊子を生成する。例えば表紙および裏表紙の両方がある場合、表紙および裏表紙によって本文シートが挟まれた冊子が生成される。なお、本文シートは、1枚でもよいし複数枚でもよい。
【0026】
具体的には、画像形成装置本体1aは、表紙および裏表紙の一方または両方としての第2サイズのプリントシートを後処理装置1bに出力する際に、後処理装置1bに対して二つ折りの指令を出力し、後処理装置1bでは、コントローラー41が、その指令に従って、折り部12に二つ折りを実行させ、裏表紙がある場合には、裏表紙の二つ折りが完了した後に、ステープル装置26にステープル処理を実行させる。裏表紙がない場合には、最後の本文シートが処理トレイ23まで搬送されると、コントローラー41は、ステープル装置26にステープル処理を実行させる。
【0027】
なお、上述の第2サイズのプリントシートのシート種別は、前記第1サイズのプリントシートのシート種別と同一である。例えば、これらのシート種別は、普通紙である。
【0028】
また、後処理装置1bは、本文シートとしての第1サイズのプリントシートに対して折りを行わない。具体的には、コントローラー41は、本文シートとしての第1サイズのプリントシートに折り部12をバイパスさせる。
【0029】
次に、上記画像形成装置の動作について説明する。
図4~
図10は、
図1における後処理装置1bの動作について説明する側面図である。
図11は、
図1に示す画像形成装置により生成された冊子の一例を示す側面図である。
【0030】
装置本体1aは、冊子プリントの際、第2サイズの表紙のプリント、所定枚数の第1サイズの本文シートのプリント、および第2サイズの裏表紙のプリントを行い、順番に、それらのプリントシートを後処理装置1bに出力する。
【0031】
まず、例えば
図4に示すように、表紙の第2サイズのプリントシート101が搬送されてくると、後処理装置1b(コントローラー41)は、プリントシート101を折り部12へ搬送し、搬送方向におけるプリントシート101の中央が折り部12の折り位置に到達すると、例えば
図5に示すように、折り部12に二つ折りを実行させ、例えば
図6に示すように、搬送ローラー13および中間ローラー21などで、二つ折りされたプリントシート101を処理トレイ23まで搬送する。
【0032】
次に、例えば
図7に示すように、後続の本文シートの第1サイズのプリントシート102が搬送されてくると、後処理装置1b(コントローラー41)は、プリントシート102に、折り部12をバイパスさせ、例えば
図8に示すように、搬送ローラー13および中間ローラー21などで、プリントシート102を処理トレイ23まで搬送する。なお、後続の本文シートが複数枚である場合には、同様に、各プリントシート102が処理トレイ23まで搬送される。これにより、本文シートとしてのプリントシート102が、表紙の二つ折りされたプリントシート101上に積載されていく。
【0033】
そして、最後の本文シートの搬送の完了後、裏表紙の第2サイズのプリントシート103が搬送されてくると、後処理装置1b(コントローラー41)は、例えば
図9に示すように、表紙のプリントシート101と同様に、二つ折りを行い、その後、二つ折りされたプリントシート103を処理トレイ23まで搬送する。
【0034】
このように、冊子を構成するプリントシート101,102,103が処理トレイ23に積載されると、後処理装置1b(コントローラー41)は、ステープル装置26に打針を行わせて、例えば
図11に示すように、ステープル104で束ねられた冊子110を生成する。その後、後処理装置1b(コントローラー41)は、例えば
図10に示すように、排出ローラー24に、その冊子110をニップさせて、排出口24aを介して、排出トレイ5へその冊子110を排出させる。
【0035】
以上のように、上記実施の形態によれば、装置本体1aは、(a)冊子の本文シートに第1サイズのプリントシート102を使用し、本文シートとしての第1サイズのプリントシート102を後処理装置1bに出力するとともに、冊子の表紙および裏表紙の一方または両方に、第1サイズの2倍の第2サイズのプリントシート101,103を使用し、表紙および裏表紙の一方または両方としての第2サイズのプリントシート101,103を後処理装置1bに出力する。後処理装置1bは、(a)表紙および裏表紙の一方または両方としての第2サイズのプリントシートを二つ折りし、(b)二つ折り後の表紙および裏表紙の一方または両方としての第2サイズのプリントシート101,103および本文シートとしての第1サイズのプリントシート102に対してステープル処理を実行する。なお、プリントシートのサイズについて、第2サイズを第1サイズの2倍と記載したが、これは一例である。冊子の表紙および裏表紙の一方または両方には、第1サイズのプリントシートより大きい第2サイズのプリントシートを使用してもよい。例えば、第2サイズのプリントシートは、当該画像形成装置(装置本体1a)にあるプリントシートのうち、第1サイズの2倍のサイズに最も近いプリントシートとされる。また、後処理装置1bは、表紙および裏表紙の一方または両方としての第2サイズのプリントシートを二つ折りするか、ステープル処理を施す第2サイズのプリントシートの端部のみを二つ折りしてもよい。
【0036】
これにより、ユーザーが表紙や裏表紙のための特殊な用紙を用意しなくても、製本時の表紙や裏表紙の強度が高くなる。
【0037】
なお、上述の実施の形態に対する様々な変更および修正については、当業者には明らかである。そのような変更および修正は、その主題の趣旨および範囲から離れることなく、かつ、意図された利点を弱めることなく行われてもよい。つまり、そのような変更および修正が請求の範囲に含まれることを意図している。
【0038】
例えば、上記実施の形態において、第1サイズの2倍のサイズの第2サイズのプリントシートが当該画像形成装置(装置本体1a)に無い場合、冊子の表紙および裏表紙の一方または両方に、第1サイズの複数枚のプリントシートを使用してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明は、例えば、後処理装置を備えた画像形成装置に適用可能である。
【符号の説明】
【0040】
1 画像形成装置
1a 画像形成装置本体
1b 後処理装置