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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025013084
(43)【公開日】2025-01-24
(54)【発明の名称】小物包装品の生産システム
(51)【国際特許分類】
   B65B 5/10 20060101AFI20250117BHJP
【FI】
B65B5/10
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2023136672
(22)【出願日】2023-07-14
(71)【出願人】
【識別番号】521200750
【氏名又は名称】合同会社▲高▼橋技術士事務所
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼橋 弘司
【テーマコード(参考)】
3E003
【Fターム(参考)】
3E003AA01
3E003AA05
3E003AB05
3E003BA04
3E003BB04
3E003BC06
3E003CA04
3E003CB01
3E003CB06
3E003DA05
3E003DA07
(57)【要約】      (修正有)
【課題】設備、作業員の合理化が可能で1000個当りの作業時間,工数を0.7~1.0時間が可能な生産システムを提供する。
【解決手段】2速式袋詰包装を行い、オートチェッカで重さチェックを行い、10ケ箱集積、箱詰を行い、指定数段ボール詰を行えば良い。箱詰は集積された、製品を2連式カートニング機箱詰を行い、オートチェッカーで重さ確認を行い、指定数段ボール詰を行えばラインは完了する
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
包装機より毎分600~1200個排出される.ピロー包装品.ヒネリ包装品.三方シール包装品を指定量袋に入れる生産方式で(A)現在の方式は包装機の出口に大箱、大袋で受けバルクとして保存し.アウトラインの多列“ハカリ”で計量し.指定グラム数袋に入れる方式で生産している.(B)この方式に対して包装機より直接ベルトコンベアーで受けカウンターセンサーで個数を“かぞえ”指定数袋に入れる.インライン生産システムに変えると(1)包装機より排出される製品のLWH寸法のLの寸法を30~70ミリでL寸法の1.4倍以上のピッチとなるベルトスピード100ミリ/個とすると1200個/分で120m/分、2m/秒となる1袋の入数を20個とすると.1200÷20=60袋/分となり.100ミリピッチ120m/分のスピードで走行する製品を20.20…20個に小分けする方式は搬送されるベルトコンベアの上側に同速のサクションコンベアーで吸着搬送すると(2)サクションコンベアーは巾100ミリでセンター中心に横15ミリピッチ4列.縦20ミリピッチ4列で1列3列は同じで.2列4列は1列3列よりセンター10
てサクション室で.製品の接する側のベルトの下面フレーム面の板巾100ミリでセンター中心55ミリ巾縦10ミリピッチで5ミリ巾で底面すべて穴を明けると.ダンパー巾100ミリで長さは200ミリ(10+100+90)で前の10ミリ前に出し、ベルト巾100ミリ、取り付け巾90ミリでベルト巾100ミリのセンター部の中心55ミリ.縦方向10ミリピッチ、5ミリ巾でフレームの底面を加工し同寸法の穴を明け排出部P,P部底面に接する両側面板の下側3ミリ(ダンパー板厚みT)センター中心120ミリ巾のダンパー板を通す穴を明ける.その穴にダンパー板を通し,サーボモーター付タイミングベルトを取付ける,タイミングベルト巾より巾広のタイミングベルト山形と同一の寸法加工した板と同形の
上下2枚穴を明け.ホルト.ナットで止め.ネジの力とタイミングベルトの弾性で緩み止めする方式でサーボモーター付タイミングベルトはサクション室の側面に取付けると.サクションコンベアーの吸引力は.風圧250~500ミリHgで風量は2.5~7.5Kwのブロアーで常時吸引する.風圧.風量は製品の形状.重さにより変化する.ステトを行い、条件を定めると
ツチ0.05秒に対して、ダンパーの5ミリの動作を0.05秒で移動すれば良い移動スピードV=L÷TでV=0.005/0.05=0.1(m/s)=6(m/s)1サイクル内で吸引を止めれば製品は落下し集積は可能となり、開閉スピードを定めれば良い120m/分に対して減速する方法とすると(4)ダンパーの取付位置は.次工程の袋詰機の供給機.カートニング機のピッチPが基本となり.Pの位置はPの位置の100ミリ先でPは次のPの位置と同じとし.集積位置.ダンパーの取付位置は同じとなり.P集積後100ミリ後にもどしPとしPの集積完了と同時にPPを90°方向に押し出し、順次行うPの進行前にカウンターセンサーと取付20.20.20…とカウントしNO.1の20をPに2番目をPに順次ダンパーPのサーボモーターをonで通過offで閉じ2番目の20個はPのダンパーのサーボモーターをon・offすれば製品は落下しP100ミリ移動しPとしP集積完了と同時PPの20個の製品をP
同時に90°角度の方向に排出し.2列で30回/分.Pピッチで排出すると(5)袋詰、箱詰を行い.袋詰の場合は中箱に10個さらに入れば3にならない状態とし、段ボール箱に指定数量押入る.カートニング機の箱の場合は段ボール箱に直接入れる.そのため.袋詰の場合は作業者が1名増個装の袋,箱の状態でオートチェッカで重さチェックし、個数の管理による、生産ラインシステムはすべて完了する。
(6)1200個/分で.20個小分けラインの生産性1000個生産の作業時間、工数は1200個ライン.60個/分で実稼動時間400分とし24,000個生産とし
袋詰 3名 24時間 24÷(24000÷1000)=1
箱詰 2名 16時間 16÷(24000÷1000)=0.66≒0.7
袋詰ラインは工数1.箱詰ラインは工数0.7となり現行アウトライン方式と比較すると合理化可能な生産システムを特徴とする方式。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はピロー包装品.ヒネリ包装品.3包シール包装品が600~1200個/分のスピードと高速で排出される時.( )g表示の生産システムと( )個で生産し.オートチェッカーで確認する生産システムの分野.
【背景技術】
【0002】
包装機より排出されるピロー包装品.ヒネリ包装品.3包シール包装品が600~1200個/分と高速で排出される時大袋.大箱で受け取り.アウトラインの多列計量機でg数を計量し、袋詰.箱詰行っている.そのためには製品をリフターで持ち上げ.オートスケールで計量し、搬送し袋詰機で袋詰を行い.充填機チェックを行い.グループ10ヶ包装を行い段ボール詰を行っているそのためにはスペース.設備,作業員が必要となり.製品の重量のバラツキが有ると盛り込み量が発生する.袋詰の菓子類は多くはこの生産方式である.
【先行技術文献】
【0003】
【発明の概要】
【0004】
包装機から600~1200個/分の排出される製品を1袋( )g入り表示から( )個表示に変え.オートチェッカーで袋重量を確認する.生産システムに変えることで設備、作業員の合理化が可能で1000当りの作業時間,工数を0.7~1.0時間が、可能な.生産システム
【0005】
製品寸法L.W.Hの製品1ヶ1gの製品が1200ヶ/分 1秒間20個.0.05秒ピッチで製品長さLの1.4倍以上が.0.1mで1秒間に20個 2m/秒、120m/分のスピードで進行する.ベルトコンベアー.サクションコンベアーで受け.進行上部にサクシヨンコンベアーを設ける.サクシヨンの風圧は250~500ミリHg.ブロアーは2.5~7.5Kwでベルトコンベアーは(図4図5)表面全周にセンター中心横4列.15ミリピッチ、縦20
で5ミリ巾の穴加工を行い.ダンパー板はベルトセンターに巾55ミリ.ピッチ10ミリ巾5ミリの穴加工を行い、ダンパーは、サーボモーター付タイミングベルトの表面にダンパー板とその上側少し巾広の下を下側のタイミングベルトの山形と同形で巾広の板を挟み込み4隅にボルト,ナット止め.しネジの力とゴムの弾性緩み止めの方式で取付ける.ダンパーは2ヶ所先の包装機の受け入れピッチPが.PはPに合せ、PはP+100ミリの位置に合せる、Pの入口手前にカウンターセンサーを取付20.20.…20個のカウント信号をP取付ダンパーのサーボモーターが、on・offで製品は落下し.100ミリ進行逆にもどし、Pに落下の製品の落下完了と同時に次工程のピッチPで送り出すダンパーのタイミングベルトのスピードは5ミリを0.05秒で移動すれは0.005m÷0.05秒=0.1m/秒 6m/分製品の移動スピード120m/分に対して、低速となる.サクションコンベアーの吸着圧力は製品の形状.重さによつて.変り.風圧.風量をテストで決定する.製品の前工程からの受け入れ口で製品か軽い場合風の影響で安定しない場合は3ピッ分サクションによる吸引も考える次工程の袋詰機、10ヶ箱詰.段ボール詰を行えはよい、箱詰の場合はカートニング機で箱詰を行い、直接段ボール詰め方式とする
【0006】
次工程の箱詰機.カートニング機は2連式で30回/2連、60回/分の動作を行えは良い.オートチェッカーで製品重量の確認を行い.段ボール箱詰は指定数量集積し.段ボール詰を行えばラインは完了する.
【0007】
20個袋の場合 作業員3名.生産量400分稼動として60×400=24,000個/回
24÷(24,000÷1000)=24/24=1
20個箱の場合 作業員2名.生産量400分稼動として60×400=24,000個/回
16÷(24,000÷1000)=16/24=0.66≒0.7
【発明の効果】
【0008】
アウトライン式生産方式は、包装機から排出される製品を大袋.大箱で受け取り、ストックし、リフターで多列計量ハカリで計量し、その製品を搬送し、1連又は2連の袋詰機で袋詰を行い、オートチェッカーで重さを最確認し、10ヶ箱に箱詰し、指定数段ボール詰をう.ため.ストックするための人手、スペース必要となり.リフター,多連オートスケールが必要となり.そのスペース、オペレーター必要となる。インライン方式の場合は連結のベルトコンベア.サクシヨンコンベアー上側のサクシヨンコンベアー、2ヶ所のダンパー排出コンベアーが必要となる.設備費は大巾に安価であり、作業員も省力化可能、ラインの工数20ヶ袋詰で工数1.0は大巾にダウン可能となる方式.
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】製品図 (1)ピロー包装品 (2)ヒネリ包装品 (3)3方シール包装品
図2】サクションコンベアー,ベルトコンベアー、吸着サクションコンベアー
図3】上部サクションダンパー平面.側面
図4】ベルト穴4列.スリット巾5ミリ、ダンパー切替ストローク5ミリ図
図5】連続一列高速搬送⇒集積2ヶ所⇒間欠2列搬送図
図6】包装レイアウト図 (1)箱詰方式 (2)袋詰方式
【発明を実施するための形態】
【0010】
包装機より1200個/分のスピードで排出される製品は1200/60=20個1秒間に20個0.05秒ピッチで排出される.受けるベルトコンベアーは10センチピッチで受けると0.05秒で0.1m.20個/秒とすると2m/秒、120m/秒のスピードとなり切替のダンパーは5mmを0.5秒で動作すればスピードV=L/T.V=0.005÷0.05=0.1m/秒=6m/分と低速となるサクションコンベアーの吸引力は250~500ミリHgでブロアーモーター2.5~7.5kwのブロアーで吸着テストを行い、決定する 吸着搬送中の製品はカウンターセンサーで指定数20.20…20個と検出し、ダンパーPのサーボモーターが順次on-offすることて開閉する、先行するPの製品は1ピッチ10センチ後に移動することでPの集積された製品と同一タイミングの2列の製品として次工程に送り、2連式縦ピロー包装機で袋詰を行い、その製品の重さチェックを行い、10個箱詰を行い、指定数段ボール詰を行えば、システムは完了する。
(プロアーは吸気、排気を逆使用することでサクション源とする)
【記号の説明】
【0011】
1 サクションコンベアー、ベルトコンベアー
2 カウンターセンサー
3 ダンパーP、ダンパーP
4 穴明き底板
5 サクション用ベルト
6 製品バケット
7 サクション室
8 集積
9 プッシャー
10 搬送コンベアー(間欠動作)
11 スライドベアリング、タイミングベルト、サーボモーター付動作装置
12 包装機
13 2連式間欠搬送装置(30×2=60(ヶ/分)
14 2連式カートーナー(30×2=60(ヶ/分)
15 2連式ピロー包装機(30×2=60(ヶ/分)
16 オートチェッカー 袋詰
17 キャタピラータイプ集積60/10=6(回)
18 間欠カートナー 6/個/分
19 集積、ケーサー
20 カートンマガジンA、B
21 カートンマガジン
22 ピッチ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2024-10-15
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
前工程の包装機より600~1200個/分のスピードで排出される、ヒネリ包装品、3方シール包装品、ピロー包装品を1袋に20個入れる生産方式は、(A)“ハカリ”で計量し“グラム”表示の製品とする方式と(B)排出される製品の数20個を“かぞえ”“個”で表示する方式で行われている、B方式でベルトコンベアーで排出される製品を受け、そのベルトコンベアーの上側にサクションコンベアーを設置し、吸着搬送を行い、カウンターセンサーで、20個の数を“かぞえ”、ダンパーP、Pの2ヶ所に集積落下する装置で
(1)製品仕様、L(長サ)、W(巾)、H(高サ)のL:30~70ミリで、ピッチはL寸法の、1、4倍以上で100ミリと定め、ベルトスピード 1200×0.1=120(m/分)=2(m/秒)を、定めると1200÷20=60(袋/分)の集積でP各30(回/分)となると
(2)-1 サクションコンベアーのベルトの仕様、巾100ミリ、センター中心に横15ミリピッチで1.2.3.4列、縦1.3列は20ミリピッチ、2.4列は10ミリ進めて20ミリピッチで、全周に10φミリの穴を開けると
(2)-2 サクション室は上部サクションコンベアーの前後のプリー部以外すべてサクション室で、風圧250~500ミリHg、風量2.5~7.5KWのブロアーで常時吸引常態とす、サクション室の底面のセンターに55ミリ巾10ミリピッチで5ミリ巾の穴を全面に開ると両側面のP.Pダンパー取付位置の底面より3ミリ、巾120ミリの穴を各々1ヶ開けると
(2)-3、ダンパー板、Pは200×100×3ミリの板で、左端より60ミリ、センターで巾55ミリ、10ミリピック5ミリ巾で穴を開けると、サクションコンベアーの底面のP取付穴に120巾の穴に100ミリ巾の板を通し、サーボーモター付タイミングベルトをサクション室側面に取付、100ミリ巾の板と、タイミングベルト表面を2枚の板で狭みボルト、ナットで止め、駆動可態に取付ると、サクションコンベアとして、吸着搬送、排出が可能となり製品の重サ、形状で風圧、速度を定めると
(2)-4 カウンターセンサーで20.20..20とカウントし、ダンパーP、P、を順次on・offすれば、ダンパーは閉じ、開けを行い、20個の製品をP、Pに落下集積を行う、そのスピードはダンパーのスリット巾5ミリの移動で100巾のダンパーの閉.開を行うため、速度V=L÷TでV=0.005/0.05=0.1(m/秒)=6(m/分)と製品の移動速度120(m/分)、60/1200=0.05(秒.ピッチで進む製品をダンパー5ミリピッチを0.05秒で移動することで100ミリ巾のダンパー板を閉じて製品の落下集積を行うことを特徴とする、サクションコンベアーの搬送装置に取付のダンパーP.ダンパーPによる、落下集積装置。