(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025135552
(43)【公開日】2025-09-18
(54)【発明の名称】支保工設置用台車及び既設トンネルの補修・補強工法
(51)【国際特許分類】
E21D 11/40 20060101AFI20250910BHJP
E21D 11/18 20060101ALI20250910BHJP
【FI】
E21D11/40 A
E21D11/18
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2025008623
(22)【出願日】2025-01-21
(31)【優先権主張番号】P 2024033241
(32)【優先日】2024-03-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】000201478
【氏名又は名称】前田建設工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002860
【氏名又は名称】弁理士法人秀和特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】春田 克樹
(72)【発明者】
【氏名】浅井 秀明
【テーマコード(参考)】
2D155
【Fターム(参考)】
2D155BB02
2D155CA04
2D155CA06
2D155CA07
2D155CA08
2D155FB01
2D155GB02
2D155LA16
(57)【要約】
【課題】既設トンネルの補修・補強工法において、所定の支保工設置予定位置に鋼製支保工を設置する機械化施工が可能な支保工設置用台車に関する技術を提供する。
【解決手段】既設トンネルを補修・補強する工法に適用され、当該既設トンネルの内壁面に沿って鋼製支保工を設置するための支保工設置用台車であって、既設トンネルの内部をその延在方向に沿って走行可能な自走式架台と、自走式架台に搭載される可動式のエレクターアームと、エレクターアームに設けられると共に鋼製支保工の把持状態とその解除が自在な支保工把持ユニットと、を有する支保工設置装置と、を備える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
既設トンネルを補修・補強する工法に適用され、当該既設トンネルの内壁面に沿って鋼製支保工を設置するための支保工設置用台車であって、
前記既設トンネルの内部をその延在方向に沿って走行可能な自走式架台と、
前記自走式架台に搭載される可動式のエレクターアームと、前記エレクターアームに設けられると共に前記鋼製支保工の把持状態とその解除が自在な支保工把持ユニットと、を有する支保工設置装置と、
を備える、支保工設置用台車。
【請求項2】
前記既設トンネルの底部に設置するための底部用鋼製支保工を保持する底部用鋼製支保工保持装置を、更に備える、
請求項1に記載の支保工設置用台車。
【請求項3】
前記支保工設置装置が前記自走式架台の前方側に設けられ、前記底部用鋼製支保工保持装置が前記自走式架台の後方側に設けられている、
請求項2に記載の支保工設置用台車。
【請求項4】
前記底部用鋼製支保工保持装置は、前記自走式架台の前後方向に沿って延在するレールと、前記レールに沿って移動可能に設けられた巻上機と、を有し、
前記レールは、前記自走式架台よりも後方に突出するように設けられている、
請求項3に記載の支保工設置用台車。
【請求項5】
前記自走式架台は門型フレームを有するガントリー型の架台であり、前記門型フレームの下方空間に前記鋼製支保工を運搬する支保工運搬用台車を格納自在である、
請求項1から4の何れか一項に記載の支保工設置用台車。
【請求項6】
請求項1に記載された支保工設置用台車を用いて既設トンネルの内壁面に前記鋼製支保工を設置する既設トンネルの補修・補強工法。
【請求項7】
前記既設トンネルは導水路トンネルである、請求項6に記載の既設トンネルの補修・補強工法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、支保工設置用台車及びそれを用いた既設トンネルの補修・補強工法に関する。
【背景技術】
【0002】
既設トンネルを補修・補強する工法として、内巻き工法が知られている。内巻き工法の一例として、既設のトンネル内壁面に補修・補強用パネルを固定し、パネル背面の間隙にグラウトモルタルなどの充填材を充填する工法が挙げられる。内巻き工法において鋼製支保工を適用する場合、既設のトンネル内壁面に沿って鋼製支保工を設置した後、鋼製支保工や、鋼製支保工間に架設されるアングル部材などに補修・補強用パネルが固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第3211895号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
既設トンネルの補修・補強工法において、作業用台車を用いて鋼製支保工を既設のトンネル内壁面に沿って設置する場合がある。しかしながら、既設トンネルを補修・補強するための従来の作業用台車は、作業用台車の作業ステージ上を有するものの、鋼製支保工の設置作業を人手に頼らざるを得なかった。鋼製支保工は重量物であるため、トンネル内壁面に鋼製支保工を設置する作業に要する労力が大きく、作業効率が低かった。
【0005】
本開示に係る技術は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、既設トンネルの補修・補強工法において、所定の支保工設置予定位置に鋼製支保工を設置する機械化施工が可能な支保工設置用台車に関する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る一態様は、既設トンネルを補修・補強する工法に適用され、当該既設トンネルの内壁面に沿って鋼製支保工を設置するための支保工設置用台車であって、
前記既設トンネルの内部をその延在方向に沿って走行可能な自走式架台と、
前記自走式架台に搭載される可動式のエレクターアームと、前記エレクターアームに設けられると共に前記鋼製支保工の把持状態とその解除が自在な支保工把持ユニットと、を有する支保工設置装置と、
を備える支保工設置用台車である。
【0007】
前記既設トンネルの底部に設置するための底部用鋼製支保工を保持する底部用鋼製支保工保持装置を、更に備えていてもよい。
【0008】
前記支保工設置装置が前記自走式架台の前方側に設けられ、前記底部用鋼製支保工保持装置が前記自走式架台の後方側に設けられていてもよい。
【0009】
前記底部用鋼製支保工保持装置は、前記自走式架台の前後方向に沿って延在するレールと、前記レールに沿って移動可能に設けられた巻上機と、を有し、
前記レールは、前記自走式架台よりも後方に突出するように設けられていてもよい。
【0010】
前記自走式架台は門型フレームを有するガントリー型の架台であり、前記門型フレーム
の下方空間に前記鋼製支保工を運搬する支保工運搬用台車を格納自在であってもよい。
【0011】
また、上述した支保工設置用台車を用いて既設トンネルの内壁面に前記鋼製支保工を設置する既設トンネルの補修・補強工法を提供できる。
【0012】
また、前記既設トンネルは導水路トンネルであってもよい。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、既設トンネルの補修・補強工法において、所定の支保工設置予定位置に鋼製支保工を設置する機械化施工が可能な支保工設置用台車に関する技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】
図1は、実施形態に係る支保工設置用台車の斜視図である。
【
図2】
図2は、実施形態に係る支保工設置用台車の正面図である。
【
図3】
図3は、実施形態に係る支保工設置装置の設置態様を説明する図である。
【
図4】
図4は、実施形態に係る支保工設置装置を説明する図である。
【
図5】
図5は、実施形態に係る支保工設置装置を説明する図である。
【
図6】
図6は、実施形態に係るコントローラーの上面図である。
【
図7】
図7は、実施形態に係る支保工設置用台車を用いたトンネル補修・補強工法を説明する図である。
【
図8】
図8は、実施形態に係る支保工設置用台車を用いたトンネル補修・補強工法を説明する図である。
【
図9】
図9は、変形例に係る支保工設置用台車を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態では、既設トンネルを補修・補強する工法に適用され、当該既設トンネルの内壁面に沿って鋼製支保工を設置するための支保工設置用台車、及び、これを用いた既設トンネルの補修・補強工法について説明する。なお、本実施形態に係る既設トンネルの補修・補強工法を適用する既設トンネルとして導水路トンネルが挙げられるが、既設トンネルであれば特に限定されない。
【0016】
<実施形態>
図1は、実施形態に係る支保工設置用台車1の斜視図である。
図2は、実施形態に係る支保工設置用台車1の正面図である。支保工設置用台車1は、既設トンネルの内部をその延在方向に沿って走行可能な自走式架台2と、自走式架台2に搭載される支保工設置装置4を有している。
図1に、支保工設置用台車1の前後左右上下方向を示す。
【0017】
自走式架台2は、門型フレーム21を有するガントリー型の架台として構成されており、図示の例では3つの門型フレーム21が前後方向に伸びるフレームを介して相互に連結されている。ガントリー型の架台として構成された自走式架台2は、
図2に示すように、門型フレーム21の下方空間S1に、鋼製支保工を運搬する支保工運搬用台車60を格納することが自在となっている。勿論、自走式架台2の構造については特に限定されない。
【0018】
支保工設置用台車1は、既設トンネル内を自走するための走行輪22を、その前後左右にそれぞれ有している。また、自走式架台2は、高さ方向において上段に位置する上段横架フレーム23、支保工設置装置固定用横架フレーム24A,24B、上段サイド作業ステージ支持用横架フレーム25A,25B、下段サイド作業ステージ支持用横架フレーム26A,26Bなどを含む。これら各横架フレームは、支保工設置用台車1の高さ方向に
直交する方向に横架されたフレームとして構成されている。上段横架フレーム23は、後述する上段メイン作業ステージ27を支持するためのフレームである。支保工設置装置固定用横架フレーム24A,24Bは、支保工設置装置4を固定するためのフレームであり、上段横架フレーム23より下方に間隔を空けて設けられている。上段サイド作業ステージ支持用横架フレーム25A,25Bは、上段サイド作業ステージ28A,28Bを支持するためのフレームであり、門型フレーム21から側方に張り出すように設けられている。下段サイド作業ステージ支持用横架フレーム26A,26Bは、下段サイド作業ステージ29A,29Bを支持するためのフレームであり、門型フレーム21から側方に張り出すように設けられている。
【0019】
自走式架台2には、作業員が作業するための作業ステージが設置されている。本実施形態においては、自走式架台2の上段位置に上段メイン作業ステージ27、上段サイド作業ステージ28A,28B、自走式架台2の下段位置に下段サイド作業ステージ29A,29Bが設けられている。上段メイン作業ステージ27は、上段横架フレーム23上に設置されている。上段サイド作業ステージ28A,28Bは上段サイド作業ステージ支持用横架フレーム25A,25B上に設置されており、上段メイン作業ステージ27の左右両側に配置されている。また、下段サイド作業ステージ29A,29Bは下段サイド作業ステージ支持用横架フレーム26A,26B上に設置されている。但し、自走式架台2に設置される各作業ステージの位置、大きさ、数などの態様は特に限定されない。また、上段サイド作業ステージ28A,28Bや下段サイド作業ステージ29A,29Bは、支保工設置用台車1の前後方向にスライド可能な可動ステージとして構成されていてもよい。
【0020】
支保工設置装置4は、自走式架台2における支保工設置装置固定用横架フレーム24A,24Bに固定される。
図3は、実施形態に係る支保工設置装置4の設置態様を説明する図である。支保工設置装置4の設置態様を理解しやすくする目的で、便宜上、自走式架台2の上段部分(上段メイン作業ステージ27や上段サイド作業ステージ28A,28Bなど)の図示を適宜割愛している。
図4及び
図5は、実施形態に係る支保工設置装置4を説明する図である。
【0021】
支保工設置装置4は、スライダー41及び取付用アーム42を含むエレクターアーム40、支保工把持ユニット43、連結ユニット44、及び、これらの各機構を駆動するための付属装置、駆動源などを備えたエレクター装置である。本実施形態において、支保工設置装置4は、支保工設置用台車1の前方側に設置されている。エレクターアーム40のスライダー41は、例えば、自走式架台2における支保工設置装置固定用横架フレーム24A,24Bに固定されている。より具体的には、スライダー41は水平姿勢で支保工設置装置固定用横架フレーム24A,24Bの間に配置されている。スライダー41は、支保工設置装置固定用横架フレーム24A,24Bに固定される基部411、基部411に対して伸縮可能に搭載されたスライド部412、スライド部412に搭載されたロッド部413などを有している。
図4に示すX1は、スライダー41の主軸である。スライダー41における基部411、スライド部412、ロッド部413は主軸X1を中心軸として同軸に配置されている。
【0022】
スライダー41は、基部411に対してスライド部412を主軸X1方向に沿って伸縮スライドさせることが可能である。本実施形態において、スライダー41の主軸X1は、支保工設置用台車1の前後方向と一致しており、
図4中において矢印A方向にスライド部412を伸縮することができる。また、スライダー41のロッド部413は、主軸X1を回動軸として正逆方向(
図4において矢印Bで示す)へ回動自在に構成されている。
【0023】
スライダー41のロッド部413には、一方向に伸びるロッド形態を有する取付用アーム42が連結されている。本実施形態において、取付用アーム42は、ベースロッド部4
21と、ベースロッド部421に対して軸方向に伸縮自在に搭載された伸縮ロッド部422などを有している。
図4中、符号X2は、取付用アーム42の中心軸(以下、「アーム軸」という)である。取付用アーム42のベースロッド部421及び伸縮ロッド部422は同軸に配置されている。
図4中、矢印Cで示されるように、取付用アーム42は、アーム軸X2に沿って伸縮自在となっている。すなわち、取付用アーム42は、ベースロッド部421に対して伸縮ロッド部422が軸方向にスライドすることによって、アーム軸X2に沿って(矢印C方向に)伸縮自在となっている。
【0024】
連結ユニット44は、スライダー41と取付用アーム42とを連結するユニットである。連結ユニット44は、例えば、スライダー41のロッド部413と、取付用アーム42のベースロッド部421との間に介在しており、ロッド部413に対してベースロッド部421を回動及び揺動の各動作を可能とするリンク機構や駆動用シリンダなどを含んで構成されている。
【0025】
連結ユニット44は、回動軸X3を回動軸として、スライダー41のロッド部413に対して取付用アーム42のベースロッド部421を正逆方向(
図4において矢印Dで示す)へ回動自在に連結している。回動軸X3は、スライダー41の主軸X1に対して直交している。回動軸X3は、支保工設置用台車1の上下方向に伸びる軸として設定されている。また、連結ユニット44は、揺動軸X4を中心として、スライダー41のロッド部413に対して取付用アーム42のベースロッド部421を正逆方向へ揺動自在(
図4において矢印Eで示す)に連結している。揺動軸X4は、回動軸X3に対して直交しており、略水平方向に伸びる軸として設定されている。
【0026】
次に、支保工把持ユニット43について説明する。支保工把持ユニット43は、取付用アーム42における伸縮ロッド部422の先端側に設けられた取付部423に取り付けられている。
図5に示す形態は一例であるが、支保工把持ユニット43は、伸縮ロッド部422の取付部423に連結される第1フレーム部431、当該第1フレーム部431に連結される第2フレーム部432、第2フレーム部432に設けられた一対のクランプ433A,433Bなどを備えている。支保工把持ユニット43の第1フレーム部431は、回動軸X5を中心として正逆方向へ回動自在(
図5において矢印Fで示す)に取付用アーム42の取付部423に連結されている。回動軸X5は、取付用アーム42のアーム軸X2に対して直交している。また、支保工把持ユニット43の第2フレーム部432は、リンク機構を介して第1フレーム部431と連結されており、回動軸X6を中心に正逆方向へ回動自在(
図5において矢印Gで示す)である。回動軸X6は、アーム軸X2及び回動軸X5に対して直交している。
【0027】
第2フレーム部432は、一方向に伸びるフレーム部材であり、その延伸方向における一方側にクランプ433Aが設けられ、他方側にクランプ433Bが設けられている。第2フレーム部432は、
図4及び
図5などに示すように一対のクランプ433A,433Bによって側部用鋼製支保工50を側方から挟み込むことで把持することが可能となっている。各クランプ433A,433Bは、第2フレーム部432の厚さ方向に間隔をあけて互いに対向配置される一対のクランプ片434A,434Bを有し、図示しない作動源によってこれらクランプ片434A,434Bの間隔を変更することが可能である(
図5において矢印Hで示す)。各クランプ片434A,434Bは、クランプ片434A,434Bの間隔を狭めることによって側部用鋼製支保工50を把持し、上記間隔を広げることによって側部用鋼製支保工50の把持状態を解除する。なお、側部用鋼製支保工50は、既設トンネルの内壁面に沿って設置される鋼製支保工である。本実施形態においては、既設トンネルのアーチ状の内壁面に沿うように側部用鋼製支保工50が湾曲されているが、側部用鋼製支保工50の形状は特に限定されず、既設トンネルの内壁面形状に応じて適宜変更することができる。
【0028】
図6は、支保工設置装置4を操作するためのコントローラー8の上面図である。符号80は起動スイッチである。起動スイッチ80は、支保工設置装置4の起動とその停止を操作するためのスイッチである。符号81は非常停止ボタンである。非常停止ボタン81が押されると、支保工設置装置4が非常停止される。
【0029】
符号82は、クランプ開閉スイッチである。クランプ開閉スイッチ82の閉スイッチ82Aが押されると、支保工把持ユニット43におけるクランプ433A,433Bにおける各クランプ片434A,434Bの間隔が狭まる方向に作動し、側部用鋼製支保工50が把持される。そして、クランプ開閉スイッチ82の開スイッチ82Bが押されると、クランプ433A,433Bにおける各クランプ片434A,434Bの間隔が広がる方向に作動し、側部用鋼製支保工50の把持状態が解除される。
【0030】
符号83~86は、第1~第4操作レバーである。例えば、第1操作レバー83~第3操作レバー85は、上下左右方向に傾倒可能な操作スイッチである。また、第4操作レバー86は、左右方向に傾倒可能な操作スイッチである。第1操作レバー83を上下方向に操作すると、スライダー41のスライド部412を伸縮動作させることができる。一方、第1操作レバー83を左右方向に操作すると、スライダー41のロッド部413を正逆方向に回動させることができ、その結果、取付用アーム42を左右に旋回させることができる。
【0031】
第2操作レバー84を上下方向に操作すると、取付用アーム42の伸縮ロッド部422を伸縮動作させることができる。一方、第2操作レバー84を左右方向に操作すると、スライダー41のロッド部413に対して取付用アーム42のベースロッド部421が回動軸X3周りに回動する(
図4において矢印D方向)。例えば、支保工把持ユニット43(第2フレーム部432)の長手方向が、支保工設置用台車1の横方向(左右方向)を向くような姿勢(
図4に示す状態)と、支保工把持ユニット43(第2フレーム部432)の長手方向が支保工設置用台車1の前後方向を向くような姿勢とを切り替え可能なように、取付用アーム42のベースロッド部421が回動軸X3周りに90°の範囲で回動自在となっていてもよい。
【0032】
また、第3操作レバー85を上下方向に操作すると、スライダー41のロッド部413に対して取付用アーム42のベースロッド部421が揺動軸X4周りに揺動する(
図4において矢印E)。これによれば、スライダー41の主軸X1に対して、取付用アーム42のベースロッド部421をピッチング動作させることができる。一例として、
図4に示すように、アーム軸X2が主軸X1に対して直交することで取付用アーム42が垂直下方を向く姿勢と、アーム軸X2が主軸X1と平行になることで取付用アーム42の仰角が0°となるような姿勢(すなわち、取付用アーム42が水平となる姿勢)とを切り替え可能なように、取付用アーム42が揺動軸X4周りに90°の範囲で揺動自在となっていてもよい。
【0033】
第3操作レバー85を左右方向に操作すると、支保工把持ユニット43の第1フレーム部431が回動軸X5周りに回動する(
図5において矢印F方向)。これにより、取付用アーム42に対して支保工把持ユニット43のピッチング動作が可能となる。一方、第3操作レバー85を左右方向に操作すると、支保工把持ユニット43の第2フレーム部432が回動軸X6周りに回動する(
図5において矢印G方向)。これにより、取付用アーム42に対して支保工把持ユニット43のローリング動作が可能となる。
【0034】
なお、支保工設置装置4を駆動するアクチュエータは、電動アクチュエータ、油圧アクチュエータなどが挙げられ、駆動源について特に限定されない。符号87は、取付用アー
ム42の旋回速度を調整する速度調整摘みである。速度調整摘み87を操作することで、取付用アーム42の旋回速度を増減させることができる。符号88は、支保工設置装置4を駆動する油圧アクチュエータの油圧ポンプ流量を調整するための速度調整摘みである。勿論、
図6に示したコントローラー8の構成は一例であり、適宜変更することができる。
【0035】
次に、支保工設置用台車1に設けられた底部用鋼製支保工保持装置7について説明する。底部用鋼製支保工保持装置7は、底部用(インバート用)鋼製支保工90(
図7を参照)を保持可能な装置である。本実施形態において、底部用鋼製支保工保持装置7は、支保工設置用台車1(自走式架台2)の後方側に配置されている。底部用鋼製支保工保持装置7は、支保工設置用台車1の前後方向に沿って延在するレール71、レール71に沿って移動可能に設けられた巻上機72を有し、巻上機72によって底部用鋼製支保工90を吊り上げた状態で保持することができる。また、レール71は、支保工設置用台車1(自走式架台2)よりも後方に突き出されるようにして設けられている。底部用鋼製支保工保持装置7は、例えばモノレールクレーン(テルハ)であってもよい。勿論、底部用鋼製支保工保持装置7は、底部用鋼製支保工90を保持可能な態様であれば、その具体的な構造は特に限定されない。
【0036】
底部用鋼製支保工保持装置7のレール71は、例えば、自走式架台2の上段横架フレーム23における下面に固定されていてもよい。巻上機72は、例えば、レール71に沿って移動可能に取り付けられている。底部用鋼製支保工90は、既設トンネルの底部に沿って、必要に応じて設置される鋼製支保工である。巻上機72には、底部用鋼製支保工90を吊り上げるためのチェーン73が巻き取られている。更に、巻上機72には、コントローラー74が付設されている。コントローラー74によって、巻上機72をレール71に沿って移動させたり、巻上機72におけるチェーン73の巻き取り・引き出しの各操作を行うことができる。
【0037】
以下、本実施形態に係る支保工設置用台車1を用いたトンネル補修・補強工法の手順を例示的に説明する。
【0038】
図7及び
図8は、実施形態に係る支保工設置用台車1を用いたトンネル補修・補強工法を説明する図である。具体的には、既設トンネル内において、新たに側部用鋼製支保工50を設置する新設区域に支保工設置用台車1をセットした状態を示している。
図7は斜視図であり、
図8は側面図である。支保工設置用台車1は、既設トンネルが伸びる長手方向(軸方向)に沿って図中の進行方向に向かって順次、側部用鋼製支保工50及び底部用鋼製支保工90を設置する作業を行っている。
【0039】
なお、符号50L,50Rは、既にトンネルの内壁面に沿って設置済みの側部用鋼製支保工である。支保工設置用台車1の進行方向を基準にして、50Lは左側のトンネル内壁面に沿って設置された側部用鋼製支保工、50Rは右側のトンネル内壁面に沿って設置された側部用鋼製支保工である。新たに設置される側部用鋼製支保工50は、トンネル内壁面に沿って設置された後、トンネル長手方向において後方に隣接する既設の側部用鋼製支保工50L,50Rから延びる倒れ止め用の繋ぎ材を介して連結される。
【0040】
また、既設トンネルの同一横断面内に設置される左右一対の側部用鋼製支保工50L,50Rは、天端同士が連結される。左右の側部用鋼製支保工50L,50R同士の天端連結は、例えば、上段メイン作業ステージ27に配置された作業員が行うようにしてもよい。左右の側部用鋼製支保工50L,50Rの天端同士を連結する連結具は特に限定されず、ボルト及びナットを用いてもよいし、ワンタッチ継手方式の連結具を用いてもよい。
【0041】
また、
図7及び
図8に示す符号90´は、トンネル底部に設置済みの底部用鋼製支保工
である。本実施形態においては、支保工設置用台車1の前方側で側部用鋼製支保工50の設置作業を行い、支保工設置用台車1の後方側で底部用鋼製支保工90の設置作業が行われる。また、
図7及び
図8に示す例では、支保工設置用台車1の底部用鋼製支保工保持装置7によって、底部用鋼製支保工90が吊り上げられた状態で保持されている。これは、例えば、これから施工に用いられる側部用鋼製支保工50及び底部用鋼製支保工90を載置する支保工運搬用台車60を自走式架台2の下方空間S1を通じて支保工設置用台車1の後方位置まで移動させ、底部用鋼製支保工保持装置7によって底部用鋼製支保工90を吊り上げ保持したものである。この底部用鋼製支保工90の各端部は、天端同士が連結された既設の側部用鋼製支保工50L,50R(
図7において符号(I)を併記する)の脚部にそれぞれ連結される。その結果、左右の側部用鋼製支保工50L,50Rと底部用鋼製支保工90とが環状に閉合した状態となる。
【0042】
底部用鋼製支保工保持装置7によって底部用鋼製支保工90を荷取した後、支保工運搬用台車60を再び自走式架台2の下方空間S1を通じて支保工設置用台車1の前方位置まで移動させる(
図7及び
図8を参照)。なお、側部用鋼製支保工50及び底部用鋼製支保工90は長尺であるため、トンネル長手方向(支保工設置用台車1の前後方向)に沿って長尺方向(長手方向)が向くような姿勢で支保工運搬用台車60に載置し、運搬するようにしている。
【0043】
次に、コントローラー8を用いて支保工設置装置4を操作し、支保工運搬用台車60に載置された側部用鋼製支保工50を支保工設置装置4の支保工把持ユニット43によって荷取りする。側部用鋼製支保工50を荷取りする際の準備段階として、取付用アーム42は、そのアーム軸X2が垂直下方を向き、且つ、支保工把持ユニット43における各クランプ433A,433Bが支保工設置用台車1の前後方向に沿って並ぶような支保工荷取用姿勢とされる。これは、支保工運搬用台車60に載置された側部用鋼製支保工50の長尺方向と支保工把持ユニット43の向きを合わせ、取付用アーム42を伸ばした際に支保工把持ユニット43によって円滑に側部用鋼製支保工50を把持しやすくするためである。そして、この状態から、支保工把持ユニット43における一対のクランプ433A,433Bの各クランプ片434A,434B間に側部用鋼製支保工50が受け入れられるように取付用アーム42を伸長させる(
図7及び
図8を参照)。この状態から、コントローラー8の閉スイッチ82Aを操作することにより、支保工把持ユニット43におけるクランプ433A,433Bによって側部用鋼製支保工50が把持される。
【0044】
次に、回動軸X3を中心として取付用アーム42を90°回転させ、取付用アーム42を、支保工把持ユニット43における一対のクランプ433A,433Bが支保工設置用台車1の横方向(左右方向)に沿って並ぶような支保工据付用姿勢に切り替える。その結果、支保工把持ユニット43に把持された側部用鋼製支保工50の長尺方向が、支保工設置用台車1の前後方向、すなわちトンネル長手方向に対して直交するように切り替えられる。ここで、取付用アーム42を支保工荷取用姿勢から支保工据付用姿勢に切り替える際、支保工把持ユニット43に把持された状態で回転する側部用鋼製支保工50が支保工設置用台車1における下段サイド作業ステージ29A,29Bなどと干渉、衝突しないように、スライダー41におけるスライド部412の伸長長さが適正に調整される。スライダー41におけるスライド部412は、支保工設置装置4によって側部用鋼製支保工50を荷取りする時点で適正な長さまで予め伸ばしておくよい。
【0045】
上記のように取付用アーム42を支保工据付用姿勢に切り替えた後、支保工把持ユニット43に側部用鋼製支保工50を把持した状態で、エレクターアーム40(スライダー41、取付用アーム42)を動作させ、側部用鋼製支保工50を所定の支保工設置予定位置に移動させる。その際、必要に応じて、支保工把持ユニット43の姿勢調整(ピッチング動作、ローリング動作など)を併せて行うことにより、側部用鋼製支保工50の姿勢を細
やかに調整することもできる。
【0046】
上記のように、支保工設置装置4によって側部用鋼製支保工50を支保工設置予定位置に移動させた後、当該支保工設置予定位置に側部用鋼製支保工50を設置する。例えば、
図7において符号50R(J)で示す側部用鋼製支保工を新たに設置する場合、当該側部用鋼製支保工50R(J)を支保工把持ユニット43で把持した状態で、側部用鋼製支保工50R(J)のトンネル長手方向後方に隣接する既設の側部用鋼製支保工50R(K)と繋ぎ材を介して連結する。また、既設トンネルにおいて、側部用鋼製支保工50R(J)と同一横断面内に位置する既設の側部用鋼製支保工50L(J)と当該側部用鋼製支保工50R(J)の天端同士を連結する。なお、繋ぎ材を用いたトンネル長手方向に隣接する側部用鋼製支保工50同士の連結作業は、例えば、上段メイン作業ステージ27、上段サイド作業ステージ28A,28B、下段サイド作業ステージ29A,29Bなどに配置された作業員が行うようにしてもよい。
【0047】
また、左右の側部用鋼製支保工50の天端同士を連結する連結具としてワンタッチ継手方式の連結具を用いる場合、支保工設置装置4の支保工把持ユニット43で設置対象の側部用鋼製支保工50を把持した状態で、連結相手となる側部用鋼製支保工50と天端同士を連結してもよい。つまり、人手を介さずに、支保工設置装置4の操作によって、左右の側部用鋼製支保工50の天端同士を連結してもよい。また、トンネル長手方向に隣接する側部用鋼製支保工50間には、既設のトンネル内壁面を補修・補強するための補修・補強用パネルを取り付けるためのパネル取付用アングル部材を架設してもよい。パネル取付用アングル部材の架設作業は、上述した繋ぎ材の架設作業と同様、上段メイン作業ステージ27、上段サイド作業ステージ28A,28B、下段サイド作業ステージ29A,29Bなどを使用することができる。
【0048】
なお、既設トンネルに設置された左右の側部用鋼製支保工50と底部用鋼製支保工90とが相互に連結されて環状に閉合した後は、例えば、トンネル底部にインバートコンクリートを打設し、側部用鋼製支保工50間に架設したパネル取付用アングル部材に補修・補強用パネルを固定した後、トンネル内壁面に沿って設置された補修・補強用パネルにおける背面の間隙にグラウトモルタルなどの充填材を充填する各工程が行われてもよい。なお、補修・補強対象となるトンネルによっては底部用鋼製支保工90の設置が省略される場合がある。
【0049】
以上のように、本実施形態に係る支保工設置用台車1及びこれを用いた既設トンネルの補修・補強工法によれば、支保工運搬用台車60などに載置された側部用鋼製支保工50を支保工設置装置4によって荷取した後、エレクターアーム40の動作によって支保工把持ユニット43を任意の位置に移動させることができる。これにより、支保工把持ユニット43によって把持した側部用鋼製支保工50を所望の支保工設置予定位置に精度よく移動させ、設置することができる。そして、従来のように側部用鋼製支保工50を人手で支保工設置予定位置に移動させて設置する必要がないため、人手による作業負荷を軽減し、作業効率を向上することができる。これにより、所定の支保工設置予定位置に鋼製支保工を設置することの可能な機械化施工技術を提供することが可能となる。
【0050】
また、支保工設置用台車1は、既設トンネルの底部に設置するための底部用鋼製支保工90を保持する底部用鋼製支保工保持装置7を備えている。これによれば、側部用鋼製支保工50だけでなく、底部用鋼製支保工90の設置についても機械化施工が可能となり、人手による作業負荷をより一層軽減し、作業効率を一段と向上できる。特に、本実施形態に係る支保工設置用台車1は、支保工設置装置4を支保工設置用台車1(自走式架台2)の前方側に配置し、底部用鋼製支保工保持装置7を支保工設置用台車1(自走式架台2)の後方側に配置するようにした。これによれば、支保工設置用台車1の前方側で支保工設
置装置4を用いた側部用鋼製支保工50の設置作業を行い、支保工設置用台車1の後方側で底部用鋼製支保工保持装置7を用いた底部用鋼製支保工90の作業を行うことで、効率的な施工が可能となる。
【0051】
更に、底部用鋼製支保工保持装置7のレール71は、自走式架台2よりも後方に突出するように設けられている。そのため、底部用鋼製支保工保持装置7によって保持した底部用鋼製支保工90を既設トンネルの底部に設置する際、自走式架台2よりも後方側に底部用鋼製支保工90を設置することができる。つまり、自走式架台2と干渉することなく、底部用鋼製支保工90の設置作業が可能となる。なお、上記のように、底部用鋼製支保工保持装置7は、レール71及び巻上機72の組み合わせに限定されず、底部用鋼製支保工90を保持可能な態様であれば種々の態様を採用できる。例えば、支保工設置装置4と同様なエレクター装置によって底部用鋼製支保工90の保持、据え付けが可能な構成を採用してもよい。
【0052】
また、上述までの具体例では、支保工設置用台車1の支保工設置装置4が単一のエレクターアーム40を有する態様について説明したが、支保工設置装置4が複数のエレクターアーム40を有していてもよい。例えば、支保工設置装置4が一対のエレクターアーム40を備え、一対のエレクターアーム40を使い分けて左右の側部用鋼製支保工50L,50Rをそれぞれ設置してもよい。また、本実施形態における支保工設置用台車1は、トンネル内壁面に沿って補修・補強用パネルを設置しない補修・補強工法にも適用してもよい。つまり、支保工設置用台車1は、既設トンネルに鋼製支保工を設置する種々の補修・補強工法に適用できる。例えば、支保工設置用台車1の支保工設置装置4を用いて鋼製支保工を設置した後、既設のトンネル内壁面に設置した鋼製支保工とトンネル内壁面とが一体となるように吹き付けコンクリートを吹き付け施工する補修・補強工法などにも支保工設置用台車1を好適に適用できる。
【0053】
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
【0054】
図9は、変形例に係る支保工設置用台車1Aを説明する図である。支保工設置用台車1Aは、上記実施形態に係る支保工設置用台車1と基本構造は同様であり、自走式架台2に搭載される作業ステージの構造が支保工設置用台車1と相違している。以下、支保工設置用台車1と実質的に共通の構成については同一の符号を付して詳細な説明は割愛し、作業ステージを中心に説明する。
【0055】
図9に示すように、自走式架台2の上段位置には、上段作業ステージ27A、27Bが左右に並んで設置されている。また、自走式架台2の下段位置には、下段サイド作業ステージ29A,29Bが設けられている。下段サイド作業ステージ29A,29Bは、水平方向に伸びる下段サイド作業ステージ支持用横架フレーム26A,26B上に設置されている。また、下段サイド作業ステージ支持用横架フレーム26A,26Bは、門型フレーム21における左右の脚フレーム210A,210Bに対してスライダー220を介して取り付けられている。スライダー220は、上下方向に伸びる脚フレーム210A,210Bに沿ってスライド自在に構成されており、下段サイド作業ステージ支持用横架フレーム26A,26Bの基端側がスライダー220に接合されている。これにより、左右の下段サイド作業ステージ29A,29Bは、支保工設置用台車1Aの上下方向にスライド自在(昇降自在)な可動ステージとして構成されている。スライダー220の駆動源は特に限定されず、油圧式であってもよいし、電動式であってもよい。
【0056】
図9の下段に示す状態は、上段に示す状態から下段サイド作業ステージ29Aを上昇(
上方向にスライド)させた状態を示している。本変形例に係る支保工設置用台車1Aは、上記のように下段サイド作業ステージ29A,29Bを上下方向にスライド自在(昇降自在)であるため、下段サイド作業ステージ29A,29Bに搭乗して作業員が作業可能な範囲を上下方向に拡大することができる。これにより、支保工設置用台車1Aを使用して作業を行う際の作業効率を向上させることができる。また、下段サイド作業ステージ29A,29Bは、支保工設置用台車1Aの左右方向にスライド自在に構成されていてもよいし、上述したように前後方向にスライド自在に構成されていてもよい。すなわち、下段サイド作業ステージ29A,29Bは、支保工設置用台車1Aにおける上下左右前後の各方向にスライド可能な可動ステージとして構成することができる。また、上段作業ステージ27A、27Bにおいても、支保工設置用台車1Aにおける上下左右前後の各方向にスライド可能な可動ステージとして構成してもよい。なお、作業ステージの昇降に関しては、自走式架台2の上段に位置する上段作業ステージ27A、27Bよりも下段に位置する下段サイド作業ステージ29A,29Bを昇降自在とした方が利便性に優れる。そのため、上段作業ステージ27A、27Bを固定ステージとし、下段サイド作業ステージ29A,29Bのみを可動ステージとしてもよく、この場合には作業台車の製造コストに配慮しつつ作業効率を向上させることができる。
【符号の説明】
【0057】
1・・・支保工設置用台車
2・・・自走式架台
4・・・支保工設置装置
7・・・底部用鋼製支保工保持装置
8・・・コントローラー
40・・・エレクターアーム
41・・・スライダー
42・・・取付用アーム
43・・・支保工保持ユニット
44・・・連結ユニット