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特開2025-1432接続制御装置、接続制御方法、及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025001432
(43)【公開日】2025-01-08
(54)【発明の名称】接続制御装置、接続制御方法、及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   H04W 76/10 20180101AFI20241225BHJP
   H04W 76/18 20180101ALI20241225BHJP
   H04W 4/48 20180101ALI20241225BHJP
   H04W 4/80 20180101ALI20241225BHJP
   E05B 49/00 20060101ALI20241225BHJP
【FI】
H04W76/10
H04W76/18
H04W4/48
H04W4/80
E05B49/00 K
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023101023
(22)【出願日】2023-06-20
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ツイッター
(71)【出願人】
【識別番号】000003551
【氏名又は名称】株式会社東海理化電機製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
(72)【発明者】
【氏名】近藤 誠二
(72)【発明者】
【氏名】山口 翔吾
(72)【発明者】
【氏名】野口 国俊
(72)【発明者】
【氏名】前田 真吾
【テーマコード(参考)】
2E250
5K067
【Fターム(参考)】
2E250AA21
2E250BB65
2E250HH01
5K067AA34
5K067BB32
5K067DD11
5K067DD20
5K067HH36
(57)【要約】
【課題】最適なモバイル端末を優先的にインターフェース装置に連携できる接続制御装置、接続制御方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】端末連携システム29は、特定の目的のために作成されたアプリケーションソフトウェア27が登録されたモバイル端末20を、据え置き型のインターフェース装置30に連携させることにより、インターフェース装置30でアプリケーションソフトウェア27を利用可能にする。接続制御部45は、複数のモバイル端末20のうち、インターフェース装置30が搭載された利用対象2の電子キー3と連携するキー連携モバイル端末を、インターフェース装置30に優先して接続させる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
特定の目的のために作成されたアプリケーションソフトウェアが登録されたモバイル端末を、据え置き型のインターフェース装置に連携させることにより、前記インターフェース装置で前記アプリケーションソフトウェアを利用可能にする端末連携システムに使用される接続制御装置であって、
複数の前記モバイル端末のうち、前記インターフェース装置が搭載された利用対象の電子キーと連携するキー連携モバイル端末を、前記インターフェース装置に優先して接続させる接続制御部を備える接続制御装置。
【請求項2】
前記キー連携モバイル端末は、前記インターフェース装置との通信が確立したとき、キー連携の状態であることを通知する連携済み通知を送信し、
前記接続制御部は、前記連携済み通知を送信した前記キー連携モバイル端末を、前記インターフェース装置に優先して連携させる、請求項1に記載の接続制御装置。
【請求項3】
前記接続制御部は、非キー連携モバイル端末が前記インターフェース装置と連携しているときに前記キー連携モバイル端末と前記インターフェース装置との通信が新たに確立された場合、前記非キー連携モバイル端末との通信を強制的に終了させるとともに、前記キー連携モバイル端末を前記インターフェース装置と連携させる、請求項1に記載の接続制御装置。
【請求項4】
前記接続制御部は、前記キー連携モバイル端末が前記インターフェース装置と連携している場合に、非キー連携モバイル端末と前記インターフェース装置との通信が確立しても、前記キー連携モバイル端末と連携する状態を維持する、請求項1に記載の接続制御装置。
【請求項5】
前記接続制御部は、前記キー連携モバイル端末が複数存在する場合、前記電子キーとの距離が最も近い前記キー連携モバイル端末を前記インターフェース装置に連携させる、請求項1に記載の接続制御装置。
【請求項6】
前記接続制御部は、前記利用対象と前記キー連携モバイル端末とを通信させて求まる端末位置と、前記利用対象と前記電子キーとを通信させて求まるキー位置と、に基づいて、前記電子キーに最も近い前記キー連携モバイル端末を特定する、請求項5に記載の接続制御装置。
【請求項7】
前記接続制御部は、前記電子キーを相手に前記キー連携モバイル端末ごとに測定された受信信号強度に基づいて、前記電子キーに最も近い前記キー連携モバイル端末を特定する、請求項5に記載の接続制御装置。
【請求項8】
特定の目的のために作成されたアプリケーションソフトウェアが登録されたモバイル端末を、据え置き型のインターフェース装置に連携させることにより、前記インターフェース装置で前記アプリケーションソフトウェアを利用可能にする端末連携システムに使用される接続制御方法であって、
前記インターフェース装置が搭載された利用対象の電子キーと前記モバイル端末とを連携させるステップと、
複数の前記モバイル端末のうち、前記電子キーと連携するキー連携モバイル端末を、前記インターフェース装置に優先して接続させるステップと、を備える接続制御方法。
【請求項9】
特定の目的のために作成されたアプリケーションソフトウェアが登録されたモバイル端末を、据え置き型のインターフェース装置に連携させることにより、前記インターフェース装置で前記アプリケーションソフトウェアを利用可能にする端末連携システムに使用されるコンピュータに、
複数の前記モバイル端末のうち、前記インターフェース装置が搭載された利用対象の電子キーと連携するキー連携モバイル端末を、前記インターフェース装置に優先して接続させることを実行させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、端末連携システムに使用される接続制御装置、接続制御方法、及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示されるように、スマートフォン連携の機能を有する電子機器が周知である。電子機器は、例えば、カーナビゲーションシステム等の車両搭載用の機器である。スマートフォン連携の機能は、スマートフォンで動作しているアプリケーションを電子機器の画面等からも利用可能にする機能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2021-56797号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電子機器の周囲に連携可能なスマートフォンが複数存在する場合、電子機器にスマートフォンが複数同時接続されることになる。この場合、電子機器と連携する1台のスマートフォンを手動で設定する必要があるため、その設定操作が面倒に感じる懸念があった。また、最初に通信が確立されたスマートフォンが電子機器と連携している際、ユーザが連携させたいスマートフォンが後に電子機器に近づいた場合には、連携を手動で変更する必要がある。よって、この場合も変更操作が面倒に感じる懸念があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決する接続制御装置は、特定の目的のために作成されたアプリケーションソフトウェアが登録されたモバイル端末を、据え置き型のインターフェース装置に連携させることにより、前記インターフェース装置で前記アプリケーションソフトウェアを利用可能にする端末連携システムに使用される装置であって、複数の前記モバイル端末のうち、前記インターフェース装置が搭載された利用対象の電子キーと連携するキー連携モバイル端末を、前記インターフェース装置に優先して接続させる接続制御部を備える。
【0006】
前記課題を解決する接続制御方法は、特定の目的のために作成されたアプリケーションソフトウェアが登録されたモバイル端末を、据え置き型のインターフェース装置に連携させることにより、前記インターフェース装置で前記アプリケーションソフトウェアを利用可能にする端末連携システムに使用される方法であって、前記インターフェース装置が搭載された利用対象の電子キーと前記モバイル端末とを連携させるステップと、複数の前記モバイル端末のうち、前記電子キーと連携するキー連携モバイル端末を、前記インターフェース装置に優先して接続させるステップと、を備える。
【0007】
前記課題を解決するプログラムは、特定の目的のために作成されたアプリケーションソフトウェアが登録されたモバイル端末を、据え置き型のインターフェース装置に連携させることにより、前記インターフェース装置で前記アプリケーションソフトウェアを利用可能にする端末連携システムに使用されるコンピュータに、複数の前記モバイル端末のうち、前記インターフェース装置が搭載された利用対象の電子キーと連携するキー連携モバイル端末を、前記インターフェース装置に優先して接続させることを実行させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、最適なモバイル端末を優先的にインターフェース装置に連携できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】第1実施形態に係る接続制御装置の構成を示すブロック図である。
図2】モバイル端末及びインターフェース装置の連携の概要を示す説明図である。
図3】端末連携する候補のモバイル端末が複数存在する状態を示す説明図である。
図4】キー連携の登録例を示す模式図である。
図5】(a)は非キー連携モバイル端末が端末連携された状態を示す説明図であり、(b)はキー連携モバイル端末が端末連携された状態を示す説明図である。
図6】第2実施形態に係るキー連携モバイル端末が複数存在する状態を示す説明図である。
図7】電子キーの位置の求め方の例を示す説明図である。
図8】モバイル端末の位置の求め方の例を示す説明図である。
図9】モバイル端末の位置の求め方の例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1実施形態)
以下、本開示の第1実施形態を説明する。
(電子キーシステム1)
図1に示すように、ユーザの利用対象2は、電子キー3を無線によって認証する電子キーシステム1を備える。電子キーシステム1は、例えば、スマートシステム、ワイヤレスキーシステム、イモビライザーシステムなどを含む。スマートシステムは、例えば、利用対象2からの通信を契機にして電子キー3を認証して利用対象2を動作させる。ワイヤレスキーシステムは、電子キー3の遠隔操作によって、利用対象2を動作させる。イモビライザーシステムは、電子キー3を短距離無線によって認証して利用対象2を動作させる。
【0011】
利用対象2は、例えば、車両4である。車両4は、例えば、電気自動車、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、エンジン車、燃料電池車、水素自動車を含む。車両4は、自家用車、シェアリングカー、レンタカーのいずれでもよい。車両4の走行駆動源は、例えば、ガソリンエンジン、モータ、水素エンジン、又はこれらの組み合わせなどが挙げられる。電子キー3は、例えば、スマートキー(登録商標)、ワイヤレスキー、メカニカルキーを含む。
【0012】
(電子キー3)
図1に示す通り、電子キー3は、電子キー3の動作を制御するキー制御部6を備える。キー制御部6は、電子キー3における電子キーシステム1の認証の動作を実行する。電子キー3は、電子キー3の固有のキー情報Didが記憶されたメモリ7を備える。キー情報Didは、例えば、キー固有のIDコード、暗号通信で使用する暗号鍵などを含む。
【0013】
電子キー3は、外部と無線通信する通信部8を備える。通信部8は、例えば、電子キーシステム1の電波を受信する受信部9、電子キーシステム1の電波を送信する送信部10、短距離無線の電波を送受信する短距離無線部11などを含む。受信部9は、例えば、LF(Low Frequency)帯の電波を受信する。送信部10は、例えば、UHF(Ultra High Frequency)帯の電波を送信する。短距離無線部11は、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)によって通信する。キー制御部6は、通信部8を介して、利用対象2と双方向通信(LF-UHF通信)によるキー認証の動作を実行する。
【0014】
(照合装置13)
図1に示す通り、利用対象2は、電子キー3を認証する照合装置13を備える。照合装置13は、照合装置13に登録された電子キー3のキー情報Didがメモリ(図示略)に記憶されている。
【0015】
利用対象2は、照合装置13が外部と無線通信するための通信部14を備える。通信部14は、例えば、電子キー3に電波を送信する送信部15と、電子キー3からの電波を受信する受信部16と、電子キー3との間で短距離無線の電波を送受信する短距離無線部17と、を含む。送信部15は、例えば、LF帯の電波を送信する。受信部16は、例えば、UHF帯の電波を受信する。
【0016】
照合装置13は、通信部14を介して電子キー3と通信することにより、電子キー3を認証する。照合装置13は、電子キー3の認証が成立した場合、利用対象2に搭載された機器18の動作を許可又は実行する。利用対象2が車両4の場合、機器18は、例えば、ラジオ、オーディオ、カーナビゲーションシステム、電動ミラー、空調装置、走行モータ装置、エンジン装置などが挙げられる。
【0017】
(モバイル端末20)
図1に示す通り、利用対象2を利用するユーザは、携帯が可能で通信機能を有するモバイル端末20を所持する。モバイル端末20は、例えば、インターネット等のネットワーク通信機能を備えた高機能携帯電話である。なお、モバイル端末20は、例えば、タブレット端末やノート型パーソナルコンピュータでもよい。
【0018】
モバイル端末20は、モバイル端末20の動作を制御する端末制御部21と、各種データを記憶可能なメモリ22と、モバイル端末20において各種画面を表示する表示部23と、を有する。端末制御部21は、メモリ22に記憶されている制御プログラム(図示略)に基づいて、モバイル端末20の動作を制御する。メモリ22は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ストレージ等を含む。
【0019】
モバイル端末20は、外部と無線により通信する通信モジュール24を有する。通信モジュール24は、外部と近距離無線通信する第1通信モジュール25と、外部とネットワーク通信する第2通信モジュール26と、を含む。近距離無線通信は、PAN(Personal Area Network:パーソナルエリアネットワーク)であってもよいし、短距離無線通信であってもよい。パーソナルエリアネットワーク通信は、例えば、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)通信、UWB(Ultra Wide Band)通信、Wi-Fi(登録商標)通信などが挙げられる。ブルートゥース通信は、BLE(Bluetooth Low Energy)などが挙げられる。
【0020】
メモリ22は、特定の目的のために作成されたアプリケーションソフトウェア27が書き込み保存されている。アプリケーションソフトウェア27は、メモリ22に複数保存されている。端末制御部21は、ユーザによってアプリケーションソフトウェア27が選択操作されると、そのアプリケーションソフトウェア27を起動する。これにより、選択操作されたアプリケーションソフトウェア27の機能がモバイル端末20において利用可能となる。
【0021】
(アプリケーションソフトウェア27)
図1に示す通り、モバイル端末20は、種々のジャンルのアプリケーションソフトウェア27をメモリ22に有する。アプリケーションソフトウェア27は、例えば、情報閲覧アプリケーションソフトウェア、視聴アプリケーションソフトウェア、娯楽アプリケーションソフトウェア、検索アプリケーションソフトウェア、システムアプリケーションソフトウェア、意思伝達アプリケーションソフトウェアなどが挙げられる。
【0022】
情報閲覧アプリケーションソフトウェアは、例えば、ニュース系アプリなどが挙げられる。視聴アプリケーションソフトウェアは、例えば、音楽系アプリ、動画系アプリ、書籍系アプリ、ラジオ系アプリなどが挙げられる。娯楽アプリケーションソフトウェアは、例えば、ゲーム系アプリ、写真撮影系アプリ、動画撮影系アプリなどが挙げられる。検索アプリケーションソフトウェアは、例えば、地図系アプリ、ショッピング系アプリなどが挙げられる。システムアプリケーションソフトウェアは、例えば、モバイル端末20にプリインストールされているアプリであって、例えば、電話アプリ、アラームアプリ、バッテリ残量通知アプリなどが挙げられる。
【0023】
意思伝達アプリケーションソフトウェアは、例えば、人対人のメッセージ交換が可能なアプリケーションである。意思伝達アプリケーションソフトウェアは、例えば、SNS系アプリ、連絡系アプリなどが挙げられる。SNS系アプリとしては、例えば、LINE、インスタグラム、ツイッター、フェイスブックなどが挙げられる。連絡系アプリとしては、例えば、メール、スカイプ、ズームなどが挙げられる。
【0024】
(端末連携システム29)
図1に示す通り、利用対象2は、ユーザが所持するモバイル端末20を利用対象2と連携させる端末連携システム29を備える。端末連携システム29は、モバイル端末20を据え置き型のインターフェース装置30に連携させることにより、インターフェース装置30でモバイル端末20のアプリケーションソフトウェア27を利用可能にする。端末連携システム29で可能な機能としては、例えば、音声操作、カーナビゲーション使用、メッセージ送信、音楽聴取、ラジオ聴取、電話操作などが挙げられる。
【0025】
端末連携システム29を使用する場合、モバイル端末20は、端末連携システム29の端末連携アプリケーションソフトウェア27aがメモリ22に登録される。端末連携アプリケーションソフトウェア27aは、例えば、ネットワーク通信を介して取得され、そして、メモリ22に書き込み保存される。モバイル端末20は、連携の登録を行ったインターフェース装置30を相手として連携可能となる。端末連携は、例えば、モバイル端末20とインターフェース装置30とが共に動作して目的とする機能を実現する処理のことを言う。
【0026】
利用対象2が車両4の場合、インターフェース装置30は、例えば、車載されたカーナビゲーション装置31である。インターフェース装置30は、インターフェース装置30の動作を制御する装置制御部32を備える。インターフェース装置30は、モバイル端末20と無線通信する通信モジュール33を備える。モバイル端末20及びインターフェース装置30の通信は、例えば、前述の近距離無線通信が使用される。
【0027】
端末連携システム29は、モバイル端末20に設けられた端末側端末連携部34と、インターフェース装置30に設けられた装置側端末連携部35と、を有する。端末側端末連携部34は、例えば、端末制御部21に設けられている。端末側端末連携部34は、モバイル端末20における連携の動作を制御する。装置側端末連携部35は、例えば、装置制御部32に設けられている。装置側端末連携部35は、インターフェース装置30における連携の動作を制御する。
【0028】
図2に示すように、モバイル端末20がインターフェース装置30に近づいて近距離無線通信が確立すると、連携が登録済みであれば、モバイル端末20及びインターフェース装置30が連携された状態となる。モバイル端末20及びインターフェース装置30が連携された場合、インターフェース装置30は、モバイル端末20に登録されているアプリケーションソフトウェア27を取得する。本例の場合、装置側端末連携部35は、連携登録済みのモバイル端末20と近距離無線通信が確立した場合に、モバイル端末20が有するアプリケーションソフトウェア27をダウンロードする。
【0029】
また、装置側端末連携部35は、取得したアプリケーションソフトウェア27のアイコン36を、インターフェース装置30のディスプレイ37に表示する。このとき、装置側端末連携部35は、ディスプレイ37の表示領域に対応した状態でアイコン36を並べて表示する。このように、モバイル端末20の表示部23に表示されているアイコン36がインターフェース装置30のディスプレイ37にも同様に表示される。よって、インターフェース装置30のディスプレイ37でモバイル端末20のアプリケーションソフトウェア27を操作可能となる。
【0030】
(接続制御装置39)
図3に示すように、端末連携システム29は、インターフェース装置30に連携可能なモバイル端末20が複数存在する場合に、電子キー3と連携するモバイル端末20を優先してインターフェース装置30に連携させる接続機能(接続制御装置39)を備える。本例の場合、接続制御装置39は、電子キー3をモバイル端末20に連携させる機能(キー連携システム40)によって電子キー3と紐付いているモバイル端末20を、優先的にインターフェース装置30に連携させる。なお、モバイル端末20及びインターフェース装置30の連携を「端末連携」と表し、電子キー3及びモバイル端末20の連携を「キー連携」と表す。
【0031】
(キー連携システム40)
図1に示す通り、キー連携システム40は、電子キー3をモバイル端末20に連携させることにより、モバイル端末20を電子キー3に関連付けた状態にする。キー連携システム40を使用する場合、モバイル端末20は、キー連携システム40のキー連携アプリケーションソフトウェア27bがメモリ22に登録される。キー連携アプリケーションソフトウェア27bは、例えば、ネットワーク通信を介して取得され、そして、メモリ22に書き込み保存される。キー連携は、例えば、電子キー3とモバイル端末20とが共に動作して目的とする機能を実現する処理のことを言う。
【0032】
キー連携システム40は、電子キー3に設けられたキー側キー連携部41を有する。キー側キー連携部41は、例えば、キー制御部6に設けられている。キー側キー連携部41は、電子キー3におけるキー連携の動作を制御する。キー側キー連携部41は、電子キー3の通信部8に設けられた通信モジュール42を介して、モバイル端末20と近距離無線通信する。
【0033】
キー連携システム40は、モバイル端末20に設けられた端末側キー連携部43を有する。端末側キー連携部43は、例えば、端末制御部21に設けられている。端末側キー連携部43は、モバイル端末20におけるキー連携の動作を制御する。端末側キー連携部43は、モバイル端末20の第1通信モジュール25を介して、電子キー3と近距離無線通信することにより、キー連携の動作を実行する。
【0034】
図3に示す通り、電子キー3がモバイル端末20に近づいて近距離無線通信が確立すると、キー連携が登録済みであれば、端末側キー連携部43は、モバイル端末20の動作状態をキー連携の状態に切り替える。本例の場合、キー連携状態となったモバイル端末20を「キー連携モバイル端末20a」とする。キー連携モバイル端末20aは、例えば、電子キー3との通信が切断されるまで、又は、キー連携モバイル端末20aにおいてキー連携の解除操作が行われるまで、キー連携の状態を維持する。
【0035】
なお、キー連携は、近距離無線通信によって電子キー3及びモバイル端末20が繋がれた状態に限定されない。例えば、キー連携は、人体を媒体として生体通信によって2者が繋がる連携でもよい。また、電子キー3とモバイル端末20との間で電子キーシステム1に準ずる認証を行い、この認証が成立した場合に、キー連携の状態に移行するようにしてもよい。
【0036】
(接続制御部45)
図1に示す通り、接続制御装置39は、複数のモバイル端末20のうち、電子キー3と連携するキー連携モバイル端末20aをインターフェース装置30に優先して接続させる接続制御部45を備える。接続制御部45は、例えば、装置制御部32に設けられている。接続制御部45は、例えば、キー連携の状態であることを通知する連携済み通知Saを送信したキー連携モバイル端末20aを、インターフェース装置30に優先して連携させる。
【0037】
(第1実施形態の作用)
次に、本実施形態の接続制御装置39(接続制御方法、プログラム)の作用について説明する。なお、端末連携したいモバイル端末20は、インターフェース装置30に事前に登録される。端末連携の登録は、モバイル端末20とインターフェース装置30とをケーブルで接続する有線方式で行ってもよいし、モバイル端末20とインターフェース装置30とを近距離無線通信によって接続して登録する無線方式で行ってもよい。
【0038】
(キー連携の登録)
図4に示すように、キー連携したいモバイル端末20は、電子キー3が事前に登録される。本例の場合、モバイル端末20を操作して表示部23に電子キー登録画面46を表示するとともに、電子キー登録画面46の案内に従って、電子キー3のキー連携の登録を実行する。キー連携の登録は、電子キー3とモバイル端末20とをケーブルで接続する有線方式で行ってもよいし、電子キー3とモバイル端末20とを無線によって接続して登録する無線方式で行ってもよい。
【0039】
(キー連携モバイル端末20aの優先接続)
図5(a)に示すように、電子キー3と連携していない非キー連携モバイル端末20bを所持する同乗者が乗車し、非キー連携モバイル端末20bがインターフェース装置30と端末連携されたとする。このとき、非キー連携モバイル端末20bのアプリケーションソフトウェア27がインターフェース装置30のディスプレイ37に表示される。よって、ディスプレイ37に表示されたアプリケーションソフトウェア27のアイコン36を操作することにより、非キー連携モバイル端末20bのアプリケーションソフトウェア27を操作することが可能となる。
【0040】
図5(b)に示すように、非キー連携モバイル端末20bがインターフェース装置30と端末連携しているとき、キー連携モバイル端末20aを所持する運転者が乗車したとする。キー連携モバイル端末20aは、インターフェース装置30に十分近づくと、近距離無線通信が確立する。キー連携モバイル端末20aは、インターフェース装置30との通信が確立したとき、キー連携の状態であることを通知する連携済み通知Saを、近距離無線通信を介してインターフェース装置30に送信する。
【0041】
接続制御部45は、キー連携モバイル端末20aから送信された連携済み通知Saを通信モジュール33で受信する。そして、接続制御部45は、連携済み通知Saを送信したキー連携モバイル端末20aを、インターフェース装置30に優先して連携させる。すなわち、接続制御部45は、連携中の非キー連携モバイル端末20bとの連携を強制的に終了させ、連携済み通知Saを送信したキー連携モバイル端末20aをインターフェース装置30に端末連携させる。
【0042】
このように、接続制御部45は、非キー連携モバイル端末20bがインターフェース装置30と連携しているときにキー連携モバイル端末20aとインターフェース装置30との通信が新たに確立された場合、非キー連携モバイル端末20bとの通信を強制的に終了させるとともに、ユーザの連携意思のあるキー連携モバイル端末20aをインターフェース装置30と端末連携させる。よって、車両4のメインユーザである運転者のモバイル端末20をインターフェース装置30に端末連携することが可能となるので、端末連携を設定し直す手間が減る。
【0043】
また、キー連携モバイル端末20aがインターフェース装置30と端末連携しているとき、別の非キー連携モバイル端末20bがインターフェース装置30に近づいたとする。しかし、接続制御部45は、キー連携モバイル端末20aがインターフェース装置30と端末連携している場合に、非キー連携モバイル端末20bとインターフェース装置30との通信が確立しても、キー連携モバイル端末20aと端末連携する状態を維持する。よって、ユーザの連携意思のない非キー連携モバイル端末20bがインターフェース装置30に端末連携されずに済む。
【0044】
(第1実施形態の効果)
上記実施形態の構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1.1)端末連携システム29は、特定の目的のために作成されたアプリケーションソフトウェア27が登録されたモバイル端末20を、据え置き型のインターフェース装置30に連携させることにより、インターフェース装置30でアプリケーションソフトウェア27を利用可能にする。接続制御装置39は、端末連携システム29に使用される。接続制御装置39が備える接続制御部45は、複数のモバイル端末20のうち、インターフェース装置30が搭載された利用対象2の電子キー3と連携するキー連携モバイル端末20aを、インターフェース装置30に優先して接続させる。
【0045】
本構成によれば、電子キー3と連携しているモバイル端末20(キー連携モバイル端末20a)が優先的にインターフェース装置30に連携される。このため、電子キー3を所持するメインユーザのモバイル端末20をインターフェース装置30に優先的に連携させることが可能となる。よって、最適なモバイル端末20を優先的にインターフェース装置30に連携できる。
【0046】
(1.2)キー連携モバイル端末20aは、インターフェース装置30との通信が確立したとき、キー連携の状態であることを通知する連携済み通知Saを送信する。接続制御部45は、連携済み通知Saを送信したキー連携モバイル端末20aを、インターフェース装置30に優先して連携させる。この構成によれば、連携済み通知Saを送信したキー連携モバイル端末20aがインターフェース装置30に優先して連携される。よって、ユーザの連携意思が高いとみなせるキー連携モバイル端末20aを、優先してインターフェース装置30に接続することができる。
【0047】
(1.3)接続制御部45は、非キー連携モバイル端末20bがインターフェース装置30と連携しているときにキー連携モバイル端末20aとインターフェース装置30との通信が新たに確立された場合、非キー連携モバイル端末20bとの通信を強制的に終了させるとともに、キー連携モバイル端末20aをインターフェース装置30と連携させる。この構成によれば、インターフェース装置30に非キー連携モバイル端末20bが連携する状態であっても、新たにキー連携モバイル端末20aが近くにくると、キー連携モバイル端末20aとの連携に切り替えられる。よって、インターフェース装置30との連携が非キー連携モバイル端末20bからキー連携モバイル端末20aに自動で切り替わるので、利便性がよくなる。
【0048】
(1.4)接続制御部45は、キー連携モバイル端末20aがインターフェース装置30と連携している場合に、非キー連携モバイル端末20bとインターフェース装置30との通信が確立しても、キー連携モバイル端末20aと連携する状態を維持する。この構成によれば、キー連携モバイル端末20aがインターフェース装置30と連携しているとき、他の非キー連携モバイル端末20bがインターフェース装置30に近づいて通信が確立しても、メインユーザが所持する可能性が高いキー連携モバイル端末20aを、インターフェース装置30に連携したまま維持しておくことができる。
【0049】
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を説明する。なお、第2実施形態は、第1実施形態に記載のキー連携モバイル端末20aが複数存在する場合の実施例である。よって、第1実施形態と同一部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ詳述する。
【0050】
(キー連携モバイル端末20aが複数存在する場合)
図6に示すように、キー連携が登録されたモバイル端末20(キー連携モバイル端末20a)がインターフェース装置30の付近に複数存在する場合、電子キー3の通信エリアの中に複数のキー連携モバイル端末20aが位置することになるため、これら複数のキー連携モバイル端末20aと同時にキー連携してしまうことも想定される。この場合、複数のキー連携モバイル端末20aのうち、どのキー連携モバイル端末20aが真の端末であるのかを特定する必要がある。
【0051】
そこで、本例の場合、接続制御部45は、キー連携モバイル端末20aが複数存在する場合、電子キー3との距離が最も近いキー連携モバイル端末20aをインターフェース装置30に連携させる。すなわち、複数のキー連携モバイル端末20aのうち、どのキー連携モバイル端末20aが最も電子キー3に近いのかを判定し、電子キー3に最も近いキー連携モバイル端末20aを、インターフェース装置30に連携すべき端末として特定する。
【0052】
(キー連携モバイル端末20aの特定)
図7及び図8に示すように、キー連携モバイル端末20aの特定方法としては、例えば、電子キー3のキー位置とキー連携モバイル端末20aの端末位置とから特定する方法が挙げられる。図7に示す通り、電子キー3のキー位置は、例えば、利用対象2及び電子キー3によって構築される通信機能、すなわち、電子キーシステム1を用いて検出可能である。具体的には、車体右側、車体左側、及び車内に送信部15を各々配置した場合、これら送信部15が順に電波送信して通信エリアを形成したときの電子キー3の応答の組み合わせから、電子キー3のおおよその位置を検出する。
【0053】
また、図8に示す通り、キー連携モバイル端末20aの端末位置は、例えば、利用対象2及びキー連携モバイル端末20aによって構築される通信機能、すなわち、近距離無線通信機能を用いて検出可能である。具体的には、インターフェース装置30の通信モジュール33の他に、近距離無線通信が可能な通信モジュール33aを利用対象2に複数設け、これら通信モジュール33、33aとキー連携モバイル端末20aとの間の受信信号強度の変化から、キー連携モバイル端末20aの位置を検出する。
【0054】
そして、接続制御部45は、利用対象2とキー連携モバイル端末20aとを通信させて求まる端末位置と、利用対象2と電子キー3とを通信させて求まるキー位置と、に基づいて、電子キー3に最も近いキー連携モバイル端末20aを特定する。このようにして、接続制御部45は、複数のキー連携モバイル端末20aの中から、電子キー3に最も近いキー連携モバイル端末20aを絞り込むことが可能である。
【0055】
また、図9に示すように、キー連携モバイル端末20aの別の特定方法としては、例えば、電子キー3及びキー連携モバイル端末20aが通信したときの電波の受信信号強度から特定する方法が挙げられる。受信信号強度は、電子キー3及びキー連携モバイル端末20aのどちらで測定されてもよい。測定された受信信号強度のデータが接続制御部45に通知される。
【0056】
接続制御部45は、電子キー3に対するキー連携モバイル端末20aの各々の受信信号強度に基づいて、電子キー3に最も近いキー連携モバイル端末20aを特定する。すなわち、接続制御部45は、周囲に存在する複数のキー連携モバイル端末20aのうち、電子キー3との通信の受信信号強度が最も高い端末を、端末連携する端末として特定する。このようにしても、複数のキー連携モバイル端末20aのうちの特定の1つを絞り込むことが可能となる。
【0057】
(実施形態の効果)
上記実施形態の構成によれば、第1実施形態に記載の効果に加え、以下の効果を得ることができる。
【0058】
(2.1)接続制御部45は、キー連携モバイル端末20aが複数存在する場合、電子キー3との距離が最も近いキー連携モバイル端末20aをインターフェース装置30に連携させる。この構成によれば、インターフェース装置30の周囲にキー連携モバイル端末20aが複数存在していても、メインユーザが所持する可能性が高い最適なキー連携モバイル端末20aを、インターフェース装置30に連携させることができる。
【0059】
(2.2)接続制御部45は、利用対象2とキー連携モバイル端末20aとを通信させて求まる端末位置と、利用対象2と電子キー3とを通信させて求まるキー位置と、に基づいて、電子キー3に最も近いキー連携モバイル端末20aを特定する。この構成によれば、電子キー3及びキー連携モバイル端末20aの位置関係から、電子キー3に最も近いキー連携モバイル端末20aを精度よく特定することができる。
【0060】
(2.3)接続制御部45は、電子キー3を相手にキー連携モバイル端末20aごとに測定された受信信号強度に基づいて、電子キー3に最も近いキー連携モバイル端末20aを特定する。この構成によれば、キー連携モバイル端末20aごとに受信信号強度を測定して、電子キー3に最も近いキー連携モバイル端末20aを簡易に特定することができる。
【0061】
(他の実施形態)
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
【0062】
・各実施形態において、電子キー3は、周囲に複数のモバイル端末20が存在する場合、最も位置が近いモバイル端末20にその旨を通知して、キー連携モバイル端末20aとして設定してもよい。電子キー3に対してどのモバイル端末20が最も近いかは、例えば、電子キー3及びモバイル端末20で通信される電波の受信信号強度から判定できる。
【0063】
・各実施形態において、キー連携されるモバイル端末20は、キー連携の登録が済んだモバイル端末20であることに限定されない。例えば、モバイル端末20にキー連携アプリケーションソフトウェア27bが登録されていれば、キー連携が可能な構成としてもよい。
【0064】
・各実施形態において、端末連携アプリケーションソフトウェア27a及びキー連携アプリケーションソフトウェア27bは、1つのアプリとして構築してもよい。
・各実施形態において、端末連携におけるアイコン36の表示は、モバイル端末20のアイコン36がインターフェース装置30の画面に最適な状態で配列されて表示される非ミラーリング表示に限定されない。端末連携におけるアイコン36の表示は、モバイル端末20及びインターフェース装置30でアイコン36の配列が同じであるミラーリング表示としてもよい。
【0065】
・各実施形態において、インターフェース装置30は、車両4に後付けされる装置でもよい。また、インターフェース装置30は、車両4に対して着脱可能な装置でもよい。
・各実施形態において、インターフェース装置30は、カーナビゲーション装置31に限らず、例えば、単なるタッチパネルでもよい。
【0066】
・各実施形態において、インターフェース装置30は、1つに限らず、複数としてもよい。
・各実施形態において、インターフェース装置30は、例えば、車内の各席に設けられてもよい。
【0067】
・各実施形態において、接続制御装置39は、車両4に限らず、車以外の物品に使用されてもよい。
・各実施形態において、接続制御部45は、[1]コンピュータプログラム(ソフトウェア)に従って動作する1つ以上のプロセッサによって構成されてもよいし、[2]そのようなプロセッサと、各種処理(各種ステップ)のうち少なくとも一部の処理を実行する特定用途向け集積回路(ASIC)等の1つ以上の専用のハードウェア回路との組み合わせによって構成されてもよい。プロセッサは、CPU並びに、RAM及びROM等のメモリを含み、メモリは、処理をCPUに実行させるように構成されたプログラムコード、又は指令を格納している。メモリ(コンピュータ可読媒体)は、汎用、又は専用のコンピュータでアクセスできるあらゆる利用可能な媒体を含む。或いは、上記プロセッサを含むコンピュータに代えて、各種処理の全てを実行する1つ以上の専用のハードウェア回路によって構成された処理回路が用いられてもよい。
【0068】
・各実施形態において、本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
【符号の説明】
【0069】
2…利用対象、3…電子キー、20…モバイル端末、20a…キー連携モバイル端末、20b…非キー連携モバイル端末、27…アプリケーションソフトウェア、29…端末連携システム、30…インターフェース装置、39…接続制御装置、45…接続制御部、Sa…連携済み通知。
図1
図2
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図4
図5
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図7
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図9