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  • 特開-センサプロテクタ 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025014611
(43)【公開日】2025-01-30
(54)【発明の名称】センサプロテクタ
(51)【国際特許分類】
   B60R 19/18 20060101AFI20250123BHJP
【FI】
B60R19/18 J
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023117310
(22)【出願日】2023-07-19
(71)【出願人】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000969
【氏名又は名称】弁理士法人中部国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】竹尾 慎史
(57)【要約】
【課題】センサプロテクタの製造を容易にすることである。
【解決手段】本センサプロテクタは、本体と本体の下部に設けられたシート状のカバー部とを含む。カバー部は、可撓性を有する材質のシートにより製造されたものである。このように、カバー部が可撓性を有する材質のシートによって構成されるものであるため、シートに溝等の脆弱部を設けなくても、カバー部を可撓性を有するものとすることができる。
その結果、カバー部の製造を容易にすることができる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両において、バンパカバーの前記車両の内側に設けられたセンサを保護するセンサプロテクタであって、
本体と、
前記本体の下部に設けられ、可撓性を有する材質のシートで製造されたカバー部と
を含むセンサプロテクタ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の走行中に跳ね上げられた砂、石、泥、雪等からセンサを保護するセンサプロテクタに関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、本体と、本体の下部に設けられたシート状のカバー部とを含むセンサプロテクタが記載されている。カバー部の本体との接続部の近傍には、脆弱部としての溝部が設けられる。カバー部は、溝部において曲がり易く、それにより可撓性を有するものとされる。また、カバー部は、ポリアセタール樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂等で製造されたものである[0022]。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2019-64417号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の課題は、センサプロテクタの製造を容易にすることである。
【課題を解決するための手段、作用および効果】
【0005】
本発明に係るセンサプロテクタは、本体と本体の下部に設けられたシート状のカバー部とを含む。カバー部は、可撓性を有する材質のシートにより製造されたものである。
このように、カバー部が可撓性を有する材質のシートによって構成されるものであるため、シートに溝等の脆弱部を設けなくても、カバー部を可撓性を有するものとすることができる。
その結果、カバー部の製造を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】本発明の一実施形態に係るセンサプロテクタを含むセンサユニットを概念的に示す図である。(a)センサユニットの分解斜視図である。(b)センサユニットの斜視図である。
図2】上記センサユニットが第1車両に取り付けられる場合の、バンパカバーの取付け前後の状態を示す図である。 バンパカバーの取付け前 (2a)センサユニットの正面図である。(2b)(2a)のAA矢視図である。(2c)(2a)のBB矢視図である。 バンパカバーの取付け後 (2d)センサユニットの正面図である。(2e)(2d)のAA矢視図である。(2f)(2d)のBB矢視図である。
図3】上記センサユニットが第2車両に取り付けられる場合の、バンパカバーの取付け前後を示す図である。 バンパカバーの取付け前 (3a)センサユニットの正面図である。(3b)(3a)のAA矢視図である。(3c)(3a)のBB矢視図である。 バンパカバーの取付け後 (3d)センサユニットの正面図である。(3e)(3d)のAA矢視図である。(3f)(3d)のBB矢視図である。
図4】上記センサユニットが車両に取り付けられた状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の一実施形態に係るセンサプロテクタを図面に基づいて説明する。
【実施例0008】
本実施例に係るセンサプロテクタ8等を含むセンサユニット10は、図4に示すように、例えば、車両である自車両12のコーナのバンパカバー14の内側に取り付けることができる。また、センサユニット10は、例えば、自車両12の前右、前左、後右、後左の4つのコーナのうちの少なくとも1箇所に取付けることができる。なお、自車両12に設けるセンサユニット10の数、取付位置は問わない。
【0009】
センサプロテクタ8はセンサ16を保護するものである。センサ16は、例えば、ミリ波レーダ(以下、単にレーダと称する)とすることができる。レーダ16は、電磁波照射部16fを含む。電磁波照射部16fにおいて、電磁波が照射され、それが物体に当たって反射した反射波等が受信される。それに基づいて、自車両12の周辺の物体等が検出され、自車両12と物体との相対位置関係が取得される。自車両12の周辺の環境が取得されるのである。
【0010】
図1(a),(b)、図2(a)-(c)に示すように、センサプロテクタ8は、本体20とカバー部22とを含む。本体20は、カバー部22を保持するものであり、カバー部22は本体20に取り付けられる。
本体20は底部を有しない概して枠状を成すものであり、本体20の外周部には、複数の係合凹部24が設けられる。係合凹部24として例えば貫通孔とすることができる。
【0011】
また、カバー部22は、概して扇形を成すものであり、可撓性を有する材質のシートによって構成されたものである。カバー部22を構成するシートは、例えば、熱可塑性ポリウレタン、シリコン等の軟性材料(軟性ラバー)等で製造されたものとしたり、ポリプロピレン、ポリエチレン等の汎用性樹脂で製造されたものとしたりすること等ができる。例えば、汎用性樹脂によって製造された薄いシート(例えば、厚みが1mm以下)によってカバー部22を構成することにより、カバー部22に可撓性を備えさせることができる。なお、カバー部22は、耐老化性、耐候性の優れたものとすることが望ましい。また、変形させられた後の形状を保持可能なものとすることが望ましい。
【0012】
カバー部22の長さLは、センサユニット10を取り付ける予定の複数種類の車両の各々における、レーダ16の位置とバンパカバー14の位置との間の距離に基づいて設計することができる。カバー部22の長さLとは、車両に取り付けられたセンサユニット10において、カバー部22の、レーダ16とバンパカバー14との間に位置する部分の長さをいう。長さLは、レーダ16の位置とバンパカバー14の位置との間の距離と同等以上とすることが望ましい。
【0013】
バンパカバー14の内側の、レーダ16の位置とバンパカバー14の位置との間の長さが同じである場合において、カバー部22の長さ(扇形の基端部と先端部との間の長さ)Lが長い場合は短い場合より、カバー部22の撓み量は大きい。また、カバー部22の長さLが長い場合には短い場合より、レーダ16の位置とバンパカバー14の位置との間の距離が大きい車種の車両にも適用することが可能である。
【0014】
センサ保持部32は、バンパカバー14の内側の車体側部材(ボディとしたり、ボディに固定されるブラケットとしたりすること等ができる)に固定的に設けられる。
例えば、センサ保持部32がボディに固定的に取り付けられたり、ボディに取り付けられるブラケット(例えば、バンパ取付用ブラケット)に固定的に取り付けられたり、センサ保持部32がバンパ取付用ブラケットと一体的に設けられたりする。
【0015】
センサ保持部32は、概して箱状を成すものであり、保持部本体34と底部36とを含む。センサ保持部32には、レーダ16と係合可能な複数の爪部38a、係合片38b、バネ部38cが設けられ、これらを利用してレーダ16が保持される。また、保持部本体34の外周部には複数の係合凸部39が設けられる。複数の係合凸部39の各々は、それぞれ、保持部本体34の、プロテクタ8の本体20に設けられた複数の係合凹部24の各々に対応する位置に設けられる。さらに、保持部本体34の下部中央には切欠き34cが設けられる。切欠き34cは、レーダ16のハーネス接続部16sが嵌合可能な大きさである。
【0016】
以上のように構成されたセンサユニット10が自車両12である第1車両に設けられる場合について、図2に基づいて説明する。
本実施例においては、センサ保持部32がバンパ取付用ブラケット40と一体的に設けられ、バンパ取付用ブラケット40がボディ30に取り付けられる。バンパ取付用ブラケット40のセンサ保持部32に、レーダ16が取り付けられ、ハーネスを結線後、センサプロテクタ8等が取り付けられる。それにより、センサユニット10が車体側部材(ボディ30)に取り付けられたと考えることができる。
【0017】
バンパ取付用ブラケット40は、樹脂製のものであり、概してブロック状を成す。バンパ取付用ブラケット40の中央部がセンサ保持部32とされている。また、バンパ取付用ブラケット40の上部には、複数のバンパリテーナ42が設けられる。
【0018】
バンパ取付用ブラケット40のセンサ保持部32に、レーダ16が保持される。
電磁波照射部16fが底部36とは反対側に位置した状態で、レーダ16の本体が保持部本体34の内側に位置し、ハーネス接続部16sが切欠き34cに嵌合した姿勢で、爪部38等を利用して、レーダ16がセンサ保持部32に保持される。
【0019】
次に、第1車両において、バンパ取付用ブラケット40が締結部44等によりボディ30に取り付けられ、バンパ取付用ブラケット40のバンパリテーナ42を利用してバンパカバー14が取り付けられる。次に、センサ保持部32の複数の係合凸部39とセンサプロテクタ8の本体20の複数の係合凹部24とが係合し、センサプロテクタ8の本体20がセンサ保持部32の外側から嵌合した状態で、センサプロテクタ8がセンサ保持部32に取り付けられる。センサ保持部32とセンサプロテクタ8とが、係合凹部24と係合凸部39との係合により組み付けられるようにされているため、これらの組み付けを容易にすることができる。
以上により、図2(a)-(c)に示すようにバンパ取付用ブラケット40付きセンサユニット10が図2(d)-(f)に示すように組み付けられる。
【0020】
図2(f)に示すように、第1車両においては、レーダ16の位置とバンパカバー14の位置との間の距離は短い。そのため、バンパカバー14は、レーダ16の電磁波照射部(例えば、レーザ光照射部)16fの近傍に位置する。バンパカバー14をバンパ取付用ブラケット40に取付けることにより、カバー部22が大きく撓み、バンパカバー14の内側の形状に沿って変形する。カバー部22がバンパカバー14に面接触または線接触し、カバー部22とバンパカバー14との間に隙間がないまたは非常に小さい状態にある。それにより、レーダ16の下方がカバー部22によって路面等の外部から良好に隔離され、レーダ16とバンパカバー14との間に、砂、石、泥、雪等が侵入し難くすることができる。
【0021】
レーダ16の電磁波照射部16fとバンパカバー14との間に、砂、石等が存在すると、電磁波の進行が妨げられる場合がある。また、泥、雪等の水分を含むものが存在すると、電磁波が屈折する場合がある。
【0022】
それに対して、本実施例に係るセンサプロテクタ8によれば、カバー部22がバンパカバー14に面接触または線接触した状態で、バンパカバー14の内側の形状に沿って変形する。そのため、カバー部22によって、レーダ16の電磁波照射部16fとバンパカバー14との間に、砂、石、泥、雪等の侵入を良好に抑制することができ、レーダ16による物体の検出精度の低下を抑制することができる。
【0023】
また、図2に示すように破線が示す領域Rがレーダ16の電磁波の照射領域であるが、本実施例において、カバー部22が電磁波の照射領域Rから外れた位置にあり、カバー部22によって電磁波の照射領域が干渉されないようにされている。
【0024】
次に、図3(a)-(f)に基づいて、センサユニット10が自車両12としての第1車両とは別の第2車両に取り付けられる場合について説明する。
第2車両において、図3(a)-(c)に示すように、センサ保持部32がブラケット40xの中央部に一体的に設けられ、ブラケット40xがボディ30xに締結部44x等により固定的に取り付けられる。センサ保持部32にレーダ16、センサプロテクタ8が取り付けられることにより、センサユニット10が車体側部材(ボディ30x)に取り付けられる。
【0025】
そして、本実施例において、レーダ16の位置とバンパカバー14xの位置との間の距離は大きく、ブラケット40x(センサユニット10)がボディ30xに取り付けられた状態で、バンパカバー14xがレーダ16の電磁波照射部16fから離れた位置にある。カバー部22の撓み量は小さく、本実施例においては、カバー部22の先端部22pがバンパカバー14xに接触する状態、または、カバー部22の先端部付近22pが僅かに撓む状態、または、先端部22とバンパカバー14xとの間の隙間が非常に小さい状態にある。
【0026】
第2車両においても、第1車両における場合と同様に、レーダ16の電磁波照射面16fとバンパカバー14xとの間に、砂、石、泥、雪等の侵入を良好に抑制することができる。
また、センサプロテクタ8はレーダ16の照射領域Rに干渉することはない。
【0027】
以上のように、本実施例においては、カバー部22が可撓性を有する材質のシートによって構成されたものである。そのため、カバー部22に溝部等の脆弱部を設けなくても可撓性を有するものとすることができる。その結果、その分、センサプロテクタの製造を容易にすることができる。
【0028】
一方、バンパカバー14は、変形し易い樹脂によって製造され、車両の組み付け時、洗車時等に、外力が加えられても容易に変形可能とされるのが普通である。そのため、バンパカバー14に外力が加えられると、バンパカバー14を介してカバー部22に外力が加えられ、カバー部22はバンパカバー14の変形に応じて変形させられる。それに対して、カバー部22は、可撓性を有するものであるため、外力がカバー部22の変形によって吸収され、車体側部材30、レーダ16等に伝わり難くすることができる。
換言すれば、カバー部22の先端部とバンパカバー14との間に隙間を設ける必要がなくなり、カバー部22をバンパカバー14に応じた形状にする必要性が低くなる。その結果、ある形状のセンサプロテクタ8を、複数種類の車両に適用することが可能となるのであり、センサプロテクタ8の汎用性を高めることができる。
【0029】
また、カバー部22が可撓性を有する材質のシートにより構成されたものであるため、センサプロテクタ8を、複数種類の車両に使用することができる。そのため、センサプロテクタ8を、車両毎、バンパカバーの形状毎に、設計し、それに応じて製造する必要性が低い。センサプロテクタ8の種類を減らすことが可能となり、在庫の管理が容易になり、コストダウンを図ることができる。
【0030】
なお、上記実施例においては、センサがレーダ16である場合について説明したが、センサはレーダでなくても、種々のセンサとすることができる。
また、上記実施例においては、センサ保持部32の保持部本体34に係合凸部39が設けられ、センサプロテクタ8の本体20に係合凹部24が設けられていたが、保持部本体34に係合凹部を設け、センサプロテクタ8の本体20に係合凸部を設けることができる。さらに、係合凸部等の代わりに、爪部とすることができる。爪部を係合凹部としての凹部に引っ掛けることにより、センサプロテクタ8がセンサ保持部32に取り付けられるようにすることができる。
【0031】
さらに、センサプロテクタ8の本体20、センサ保持部32の保持部本体34の形状は問わない。これらが、概して枠状を成す必要はなく、レーダ16を車体側部材30に保持可能であれば、どのような形状を成していてもよい。
また、センサプロテクタ8の本体20、センサ保持部32を製造する材料は、問わない。例えば、本体20もカバー部22と同様の可撓性を有するシートで製造することができる。
【0032】
その他、本発明は、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することができる。
【符号の説明】
【0033】
8:センサプロテクタ 10:センサユニット 12:車両 14:バンパカバー 16:センサ 20:本体 22:カバー部 24:係合凹部 32:センサ保持部 34:保持部本体 38:係合凸部
【特許請求可能な発明】
【0034】
以下の各項に、特許請求可能な発明を記載する。
【0035】
(1)車両において、バンパカバーの前記車両の内側に設けられたセンサを保護するセンサプロテクタであって、
本体と、
前記本体の下部に設けられ、可撓性を有する材質のシートで製造されたカバー部と
を含むセンサプロテクタ。
【0036】
カバー部は、可撓性を有する材質のシートで製造されたものである。
可撓性を有する材質のシートとしては、軟性ラバーで製造されたシート、軟性材料で製造されたシート、樹脂(例えば、汎用性樹脂)で製造された厚みが薄い(設定厚さ以下)シート等が該当する。
このように、本センサプロテクタにおいて、カバー部を構成するシート自体が可撓性を有する材質のものである。そのため、特許文献1に記載のように、カバー部に脆弱部を設けなくても、カバー部を可撓性を有するものとすることができる。
【0037】
(2)前記カバー部を構成するシートが、軟性ラバーで製造されたものである(1)項に記載のセンサプロテクタ。
【0038】
軟性ラバーには、シリコン、熱可塑性ポリウレタン等が該当する。
【0039】
(3)前記カバー部を構成するシートが、樹脂により製造され、厚みが可撓性を有する厚みのものである(1)項に記載のセンサプロテクタ。
【0040】
シートを薄くすることにより、脆弱部を設けなくても、可撓性を有する材質のものとすることができる。
例えば、カバー部の厚みは、例えば、設定厚み(例えば、1mm)以下のものとすることができる。
例えば、樹脂として汎用性樹脂とすることができ、ポリエチレン、ポリプロピレン等とすることができる。
【0041】
(4)車両において、バンパカバーの前記車両の内側に設けられたセンサを保護するセンサプロテクタであって、
本体と、
前記本体の下部に設けられ、軟性材料で製造されたカバー部と
を含むセンサプロテクタ。
【0042】
本項に記載のセンサプロテクタには、(1)項ないし(3)項のいずれかに記載の技術的特徴を採用することができる。
【0043】
(5)(1)項ないし(4)項のいずれか1つに記載のセンサプロテクタと、
前記センサと、
前記バンパカバーの前記車両の内側に位置する車体側部材に固定的に取り付けられ、前記センサおよび前記センサプロテクタを保持するセンサ保持部と
を含むセンサユニットであって、
前記センサプロテクタの前記本体と前記センサ保持部との一方に設けられた複数の係合凸部と、前記本体と前記センサ保持部との他方に設けられた複数の係合凹部との係合により、前記センサプロテクタが前記センサ保持部に保持されるセンサユニット。
【0044】
係合凸部と係合凹部との係合によるため、センサプロテクタをセンサ保持部に容易に保持させることができる。
図1
図2
図3
図4