(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025014832
(43)【公開日】2025-01-30
(54)【発明の名称】タイヤ状態検知装置
(51)【国際特許分類】
B60C 19/00 20060101AFI20250123BHJP
G01B 7/06 20060101ALI20250123BHJP
【FI】
B60C19/00 H
G01B7/06 M
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023117714
(22)【出願日】2023-07-19
(71)【出願人】
【識別番号】000005278
【氏名又は名称】株式会社ブリヂストン
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】丸山 秀行
【テーマコード(参考)】
2F063
3D131
【Fターム(参考)】
2F063AA16
2F063BA09
2F063CA21
2F063DA01
2F063DA05
2F063GA52
3D131BB01
3D131BB03
3D131BC55
3D131LA21
(57)【要約】
【課題】センサ部のサイズの拡大を抑制しつつ、様々なサイズの車両のタイヤがセンサ部上を適切に通過できるようにする。
【解決手段】タイヤ状態検知装置10は、上方を通過する車両12に装着されたタイヤ状態を検知するタイヤ状態検知装置であって、路面20に設置される基部14と、基部14に、車両12の幅方向に延びて設置されるセンサ部16と、基部14に設けられ、車両12に向けて、センサ部16に対する車両12の幅方向の走行位置の目印となる光50を照射する光源18と、を有する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
上方を通過する車両に装着されたタイヤ状態を検知するタイヤ状態検知装置であって、
路面に設置される基部と、
前記基部に、前記車両の幅方向に延びて設置されるセンサ部と、
前記基部に設けられ、前記車両に向けて、前記センサ部に対する前記車両の幅方向の走行位置の目印となる光を照射する光源と、
を有するタイヤ状態検知装置。
【請求項2】
前記センサ部として、前記車両の幅方向の一方側に装着されたタイヤを検知する第1センサ部と、他方側に装着されたタイヤを検知する第2センサ部とが、前記車両の幅方向に離間して配置されている請求項1に記載のタイヤ状態検知装置。
【請求項3】
前記光源は、前記車両の幅方向において、前記第1センサ部と前記第2センサ部との間に配置されている請求項2に記載のタイヤ状態検知装置。
【請求項4】
前記光源は、前記車両の幅方向において、前記センサ部が配置される領域内に配置されている請求項1に記載のタイヤ状態検知装置。
【請求項5】
前記光源は、前記車両の幅方向の複数箇所に配置されている請求項1に記載のタイヤ状態検知装置。
【請求項6】
前記光源は、前記車両の幅方向に移動可能とされている請求項1に記載のタイヤ状態検知装置。
【請求項7】
前記センサ部に接近する前記車両の情報を取得する車両検知部を備え、
前記光源は、前記車両検知部で取得された車両情報に基づいて光の照射を行う請求項1に記載のタイヤ状態検知装置。
【請求項8】
前記車両の進行方向の側方から見た、前記路面に対する光の照射角度を変更可能とされている請求項1~請求項7の何れか1項に記載のタイヤ状態検知装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤ状態検知装置に関する。
【背景技術】
【0002】
車両を走行させ、タイヤがセンサ上を通過するときにトレッドの厚さや溝の深さを測定する磁気ドライブオーバーシステムが開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、日本の運送業者は、様々なサイズのトラックやバスを運用していることが多い。乗用車の場合でも、軽自動車の様な小型の車両から、バン等の大型の車両が存在する。
【0005】
しかしながら、ドライブ・オーバー型のタイヤ状態検知装置を正しく利用するために、左右のタイヤがそれぞれ左右のセンサ上をすべて通過する必要があるため、センサ幅との関係で多種の幅の車両に対応することが難しい。具体的には、対応可能な車両に制約が生じたり、ドライバーの技量が求められたりする。特にサイズの小さい車両では、左右のタイヤ間隔が小さいため、左右のセンサの上を正しく通過させることが難しい。様々なサイズの車両に対応するためには、左右のセンサのサイズをそれぞれ大きくすることが考えられるが、コスト上昇を招き、また装置の運搬や設置作業が大きな負担となり得る。
【0006】
本発明は、センサ部のサイズの拡大を抑制しつつ、様々なサイズの車両のタイヤがセンサ部上を適切に通過できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の態様に係るタイヤ状態検知装置は、上方を通過する車両に装着されたタイヤ状態を検知するタイヤ状態検知装置であって、前記路面に設置される基部と、前記基部に、前記車両の幅方向に延びて設置されるセンサ部と、前記基部に設けられ、前記車両に向けて、前記センサ部に対する前記車両の幅方向の走行位置の目印となる光を照射する光源と、を有する。
【0008】
このタイヤ状態検知装置では、基部に設けられた光源から車両に向けて、センサ部に対する車両の幅方向の走行位置の目印となる光を照射する。車両の運転者が照射された光を目印に車両の走行位置を調節することで、車両のサイズにかかわらず、車両走行位置を正しく導くことができる。このため、センサ部のサイズの拡大を抑制しつつ、車両のタイヤがセンサ部上を適切に通過するようにすることができる。
【0009】
第2の態様は、第1の態様に係るタイヤ状態検知装置において、前記センサ部として、前記車両の幅方向の一方側に装着されたタイヤを検知する第1センサ部と、他方側に装着されたタイヤを検知する第2センサ部とが、前記車両の幅方向に離間して配置されている。
【0010】
このタイヤ状態検知装置では、第1センサ部と第2センサ部とが車両の幅方向に離間しているので、誤検知の可能性を減少させることができる。
【0011】
第3の態様は、第1の態様又は第2の態様に係るタイヤ状態検知装置において、前記光源が、前記車両の幅方向において、前記第1センサ部と前記第2センサ部との間に配置されている。
【0012】
このタイヤ状態検知装置では、光源が、車両の幅方向において、第1センサ部と第2センサ部との間に配置されているので、光を車両の中心に向けて照射し易い。また、光源の上をタイヤが通過することを避けることができる。
【0013】
第4の態様は、第1~第3の態様の何れか1態様に係るタイヤ状態検知装置において、前記光源が、前記車両の幅方向において、前記センサ部が配置される領域内に配置されている。
【0014】
このタイヤ状態検知装置では、光源が車両の幅方向においてセンサ部が配置される領域内に配置されているので、光源から車両の運転席の正面に向けて光を照射し易い。
【0015】
第5の態様は、第1~第4の態様の何れか1態様に係るタイヤ状態検知装置において、前記光源が、前記車両の幅方向の複数箇所に配置されている。
【0016】
このタイヤ状態検知装置では、光源が車両の幅方向の複数箇所に配置されているので、車両サイズに応じて光の照射位置を変更できる。
【0017】
第6の態様は、第1~第5の態様の何れか1態様に係るタイヤ状態検知装置において、前記光源が、前記車両の幅方向に移動可能とされている。
【0018】
このタイヤ状態検知装置では、光源が車両の幅方向に移動可能とされているので、車両サイズに応じて光の照射位置を変更できる。
【0019】
第7は、第1~第6の態様の何れか1態様に係るタイヤ状態検知装置において、前記センサ部に接近する前記車両の情報を取得する車両検知部を備え、前記光源は、前記車両検知部で取得された車両情報に基づいて光の照射を行う。
【0020】
このタイヤ状態検知装置では、光源が、車両検知部が取得した車両情報に基づいて光の照射を行うので、車両の接近を検知して光の照射を開始したり、車両の種類に応じて光の照射の仕方を変更したりすることができる。
【0021】
第8の態様は、第1~第7の態様の何れか1態様に係るタイヤ状態検知装置において、前記車両の進行方向の側方から見た、前記路面に対する光の照射角度を変更可能とされている。
【0022】
このタイヤ状態検知装置では、光の照射角度を変更可能であるので、車両サイズに応じて光の照射位置、特に車両上下方向の照射位置を変更できる。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、センサ部のサイズの拡大を抑制しつつ、様々なサイズの車両のタイヤがセンサ部上を適切に通過できるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【
図1】本実施形態に係るタイヤ状態検知装置の使用状態を示す斜視図である。
【
図2】センサ部と、センサ部の上に乗ったタイヤを示す断面図である。
【
図3】変形例1に係るタイヤ状態検知装置を示す平面図である。
【
図4】変形例2に係るタイヤ状態検知装置を示す平面図である。
【
図5】車室内から見て、光が車両の幅方向の中央に照射される状態を示す正面図である。
【
図6】車室内から見て、光が運転席の正面に照射される状態を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づき説明する。各図面において同一の符号を用いて示される構成要素は、同一又は同様の構成要素であることを意味する。なお、以下に説明する実施形態において重複する説明及び符号については、省略する場合がある。また、以下の説明において用いられる図面は、いずれも模式的なものであり、図面に示される、各要素の寸法の関係、各要素の比率等は、現実のものとは必ずしも一致していない。また、複数の図面の相互間においても、各要素の寸法の関係、各要素の比率等は必ずしも一致していない。図面において、矢印F方向は車両12の進行方向を示し、矢印Wは車両の幅方向を示している。
【0026】
図1において、本実施形態に係るタイヤ状態検知装置10は、上方を通過する車両12に装着されたタイヤ状態を検知するタイヤ状態検知装置であって、基部14と、センサ部16と、光源18とを有している。
【0027】
基部14は、路面20に設置される、例えばゴム等の弾性体であり、例えば車両の幅方向に延びている。車両進行方向におけるセンサ部16の前後方向は、それぞれ基部14とされており、車両12が乗り上げる部分と降りる部分は基部14とされている。センサ部16は、基部14に、車両12の幅方向に延びて設置されている。
【0028】
センサ部16として、車両12の幅方向の一方側に装着されたタイヤを検知する第1センサ部21と、他方側に装着されたタイヤを検知する第2センサ部22とが、車両12の幅方向に離間して配置されている。第1センサ部21と第2センサ部22の間には、基部の一例としてのスペーサ26が設けられている。車両進行方向におけるスペーサ26の幅は、基部14の幅と例えば同様である。この場合、基部14、第1センサ部21、第2センサ部22及びスペーサ26は、例えば一体的な帯状或いは板状に設置される。
【0029】
第1センサ部21と第2センサ部22の離間距離をLとすると、Lは例えば740mm以下である。これは積載量が2tのトラックにおける左右のタイヤ24の間隔が740mmである場合を考慮したものである。また、離間距離Lは、例えば480mmであってもよい。トラックがタイヤ状態検知装置10の中心を通った場合、タイヤ24の最も該中心側の端縁は、該中心から370mmの位置を通る。離間距離Lが480mmである場合、該中心から480/2+50=290mmまで、つまり370-290=80mmのずれが許容される。この範囲のずれであれば、すべてのタイヤ24が第1センサ部21及び第2センサ部22の上方を適切に通過することができる。
【0030】
離間距離Lは、例えば1,000mm以下であってもよい。これは軽自動車における左右のタイヤ24の間隔が1,000mmである場合を考慮したものである。また、離間距離Lは、例えば600mmであってもよい。該当軽自動車がタイヤ状態検知装置10の中心を通った場合、タイヤ24の最も該中心側の端縁は、該中心から500mmの位置を通る。離間距離Lが600mmである場合、該中心から600/2+50=350mmまで、つまり500-350=150mmのずれが許容される。この範囲のずれであれば、すべてのタイヤ24が第1センサ部21及び第2センサ部22の上方を適切に通過することができる。
【0031】
図2において、センサ部16は、タイヤ24におけるスチールベルト28の外側のトレッド30のゴムの厚さを測定するために使用されるドライブ・オーバー型の磁気センサシステムである。この厚さはトレッド30、及び溝の底部とスチールベルト28との間のゴムの薄層の両方を含んでよく、この厚さは溝深さDを決定するために使用され得る。
【0032】
センサ部16において、非磁性フレーム36に、例えば永久磁石又は電磁石である磁石32A及び32Bが鉛直に、同じ極性を上に向けて取り付けられている。非磁性フレーム36の例えば上面には、例えば磁気センサであるホール効果センサであるセンサ34が配置されている。非磁性フレーム36の更に上には、非磁性板38が設けられている。非磁性板38は、例えばアルミニウム、デルリン等の板であり、センサ34、並びに非磁性フレーム36を備えた磁石32A及び32Bをタイヤ24から保護又は分離している。図示されるように、すべてのN極が非磁性板38に向かって上を向いてもよいが、すべてのS極が非磁性板38に向かって上を向いてもよい。センサ34を通る鉛直軸の周りに任意の数の磁石が配置されてよい。センサ34は、第1センサ部21、第2センサ部22において、少なくとも1つ以上設けられており、それぞれ複数設けられていてもよい。センサ34は、磁気センサに限られず、静電容量センサや光センサ等であってもよい。
【0033】
光源18は、基部14に設けられ、車両12に向けて、センサ部16に対する車両12の幅方向の走行位置の目印となる光50を照射する、例えば指向性を有する光を射出するレーザ光源である。照射される光50の形状は、点状でもよいし、水準器のように例えば鉛直方向に延びる線状であってもよい。
【0034】
本実施形態では、光源18は、車両12の幅方向において、第1センサ部21と第2センサ部22との間、例えばスペーサ26に配置されている。光源18の位置は、車両の幅方向におけるスペーサ26の中央位置であってもよいし、中央からずれた位置であってもよい。
【0035】
光50の照射先は、車両12のフロントウインドシールド12Aの幅方向の中央、フロントウインドシールド12Aにおける運転席12Bの正面(
図6)、図示しないサイドミラー等であってもよい。車両12の進行方向の側方から見た、路面に対する光50の照射角度θ(仰角)は、一定であってもよく、また車種に応じて変更可能であってもよい。また、平面視した場合の光50の照射方向が変更可能であってもよい。
【0036】
タイヤ状態検知装置10は、センサ部16に接近する車両12の情報を取得する車両検知部40を備えていてもよい。車両検知部40は、車両12のナンバープレート42を読み取るカメラであってもよいし、車両12に設置されたRFIDタグ44等の情報を読み取って車種を識別するリーダであってもよい。タイヤ状態検知装置10がタイヤ状態検知装置10を備えている場合、光源18は、車両検知部40で取得された車両情報に基づいて光50の照射を行ってもよい。例えば、車両12の接近を検知して光50の照射を開始し、車両12が通過した後照射を終了してもよい。また、車両12の外寸、運転席12Bの位置、ミラーの位置等に応じて、光50の照射角度θや照射位置等を制御してもよい。
【0037】
(変形例1)
光源18は、本変形例のように配置されていてもよい。本変形例では、
図3に示されるように、光源18は、車両12の幅方向において、基部14におけるセンサ部16が配置される領域内に配置されている。また、光源18は、車両12の幅方向の複数箇所に配置されている。更に、
図2と同様に、スペーサ26に光源18を追加配置してもよい。また、光源18は、基部14と別体であってもよい。
【0038】
(変形例2)
光源18は、本変形例のように配置されていてもよい。
図4に示されるように、本変形例では、光源18は、車両12の幅方向に移動可能とされている。基部14には、ガイド穴46が設けられている。光源18は、図示しない駆動部により、ガイド穴46に沿って車両の幅方向に移動可能となっている。
【0039】
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。
図1において、本実施形態に係るタイヤ状態検知装置10では、基部14に設けられた光源18から車両12に向けて、センサ部16に対する車両12の幅方向の走行位置の目印となる光50を照射する。車両12の運転者が照射された光50を目印に車両12の走行位置を調節することで、車両12のサイズにかかわらず、車両走行位置を正しく導くことができる。光50が車両12の中央に照射されることを知っている又はその都度知らされることで、運転者は光50の位置と車両12の中央を合わせるように車両の走行位置を調節することができる。車両12の特定の位置に目印を付けておき、その目印と光50を合わせるようにしてもよい。
【0040】
光50の照射位置が一定の場合、車両12の進行に伴い、照射される光50の位置はウインドシールド12A上を下降する。車両12が進行しても光50の位置が変わらないようにするためには、光50の照射角度θを次第に増加させるようにしてもよい。
【0041】
第1センサ部21と第2センサ部22とが車両12の幅方向に離間している場合、誤検知の可能性を減少させることができる。また、センサ部16がすべて一体の場合と比較して、装置の運搬や設置が容易となる。
【0042】
図1に示されるように、光源18が、車両検知部40が取得した車両情報に基づいて光50の照射を行うので、車両12の接近を検知して光50の照射を開始したり、車両12の種類に応じて光50の照射の仕方を変更したりすることができる。例えば、車両の幅方向における光50の照射位置を変更したり、光50の照射角度θを変更したり、光50の照射形状を変更したりすることができる。
【0043】
図1に示されるように、車両12の幅方向において、光源18が第1センサ部21と第2センサ部22との間に配置されている場合、
図5に示されるように、光50を車両12の中心に向けて照射し易い。また、光源18の上をタイヤ24が通過することを避けることができる。
【0044】
図3に示されるように、光源18が車両12の幅方向においてセンサ部16が配置される領域内に配置されている場合、光源18から車両12の運転席12Bの正面に向けて光50を照射し易い。また、光源18が車両12の幅方向の複数箇所に配置されている場合、車両サイズに応じて光50の照射位置を変更できる。複数の光源18を同時に発光させてもよい。また、複数の光源18の色を互いに異ならせてもよい。
図4に示されるように、光源18が車両12の幅方向に移動可能とされている場合も、車両サイズに応じて光50の照射位置を変更できる。
【0045】
光50の照射角度(仰角)を変更可能である場合、車両サイズに応じて光50の照射位置、特に車両上下方向の照射位置を変更できる。
【0046】
このように、本実施形態によれば、光50により車両12の走行位置を導くことができるので、センサ部16のサイズの拡大を抑制しつつ、様々なサイズの車両12のタイヤ24がセンサ部16上を適切に通過するようにすることができる。
【0047】
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明の実施形態は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
【0048】
図面においては、車両12をトラックとして描いているが、車両12の種類はこれに限られず、軽自動車、乗用車、バス、特殊車両等であってもよい。
【符号の説明】
【0049】
10…タイヤ状態検知装置、12…車両、14…基部、16…センサ部、18…光源、20…路面、21…第1センサ部、22…第2センサ部、24…タイヤ、40…車両検知部、50…光