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▶ 興野 真由子の特許一覧

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  • 特開-アカウントマップ 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025015260
(43)【公開日】2025-01-30
(54)【発明の名称】アカウントマップ
(51)【国際特許分類】
   G06Q 20/22 20120101AFI20250123BHJP
【FI】
G06Q20/22 310
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023118559
(22)【出願日】2023-07-20
(71)【出願人】
【識別番号】523129044
【氏名又は名称】興野 真由子
(72)【発明者】
【氏名】興野 真由子
【テーマコード(参考)】
5L020
5L055
【Fターム(参考)】
5L020AA51
5L055AA51
(57)【要約】
【課題】自らがどのようなアカウントを所持しているか把握できなくなる「価値の流路が散らかる」という現象がある。価値の流路を整えるために、アカウント、継続的取引および継続的取引によって関連付けされるアカウント同士の関係性を図示する方法の提供。
【解決手段】アカウントを示す記号(1)、継続的取引を示す記号(2)および記号の配置に関する取り決めから構成される、アカウント、継続的取引および継続的取引によって関連付けされるアカウント同士の関係性を図示する。
【選択図】図1





【特許請求の範囲】
【請求項1】
アカウントを示す記号(1)、継続的取引を示す記号(2)および記号の配置に関する取り決め(貨幣を保持するアカウントAを基準としたとき、アカウントAへの入金に関する継続的取引BまたはアカウントAへ入金が発生する財を保持するアカウントCを右側に、アカウントAからの出金に関する継続的取引DまたはアカウントAからの出金が発生する財を保持するアカウントEを左側に配置する取り決め)から構成される、アカウント、継続的取引および継続的取引によって関連付けされるアカウント同士の関係性を図示し、アカウントと継続的取引の管理を容易にする方法。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アカウント、継続的取引および継続的取引によって関連付けされるアカウント同士の関係性を図示し、アカウントと継続的取引の管理を容易にする方法に関する。
【背景技術】
【0002】
本発明は、「取引には受け取りと支払いの二面性が存在する」という自然法則を利用する。
【0003】
本発明は、「貨幣は、商品(取引により交換される有形財または無形財をいう。ただし、貨幣を除く。以下同じ。)と商品とを交換する社会的手段である」という公知の技術的思想に基づく。
【0004】
本発明は、「価値は、財の創造により生産され、貨幣を経由し、財の消費により消失する」という新規の技術的思想に基づく。
【0005】
本発明は、「商品は、蒸留法により精製された社会的実体の結晶である」という公知の技術的思想から導出される、「貨幣は、価値の純粋な結晶である」という新規の技術的思想に基づく。
【0006】
本発明は、「お金には、通り道がある」という公知の技術的思想から導出される「価値には流路がある」という新規の技術的思想に基づく。
【0007】
本発明は、「複式簿記における借方は受け取りを記す欄として、貸方は支払いを記す欄としてみなす」という公知の技術的思想および複式簿記の借方貸方の位置関係に関する人為的取り決めから導出される「価値は右手から左手に流れる」という新規の技術的思想に基づく。
【0008】
本発明は、「アカウントは、価値の流路中または末端に作成される、価値または財を貯蔵するための仕組みである」という新規の技術的思想に基づく。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0009】
21世紀の貨幣論、フェリックス・マーティン 遠藤真美、東洋経済新聞社(2014年)
【0010】
季刊経済理論 第53巻第2号19ページ―30ページ(2016年7月)
【0011】
お金を整える、市居愛、サンマーク出版(2016年)
【0012】
実願2023―001764号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
クレジットカードのほか様々なキャッシュレス決済方法が普及している。それに伴い、自らがどのようなアカウント(銀行口座、証券口座、クレジットカード、電子マネー口座、ポイント口座)を所持しているか把握できなくなる「価値の流路が散らかる」という現象がある。
【0014】
価値の流路を整えるために、アカウント、継続的取引および継続的取引によって関連付けされるアカウント同士の関係性を図示する方法の提供が求められる。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明は、アカウントを示す記号(1)、継続的取引を示す記号(2)および記号の配置に関する取り決めから構成される。
【0016】
前段落に記される記号の配置に関する取り決めとは、貨幣を保持するアカウントAを基準としたとき、アカウントAへの入金に関する継続的取引BまたはアカウントAへ入金が発生する財を保持するアカウントCを右側に、アカウントAからの出金に関する継続的取引DまたはアカウントAからの出金が発生する財を保持するアカウントEを左側に配置する取り決めである。
【発明の効果】
【0017】
本発明は、生活者の生活の質の向上および企業の会計管理の簡易化を促す。もって産業の発展に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明により作成される図面の例である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
実施者が作図することにより実施する。
【産業上の利用可能性】
【0020】
作図アプリや学習ツールの開発、商品化が行われる可能性がある。
【符号の説明】
【0021】
1 アカウントを示す記号
2 継続的取引を示す記号




図1