IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

<>
  • -階段上り下り滑り板 図1
  • -階段上り下り滑り板 図2
  • -階段上り下り滑り板 図3
  • -階段上り下り滑り板 図4
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025015361
(43)【公開日】2025-01-30
(54)【発明の名称】階段上り下り滑り板
(51)【国際特許分類】
   A62B 1/00 20060101AFI20250123BHJP
   A61G 1/044 20060101ALI20250123BHJP
   A61G 1/048 20060101ALI20250123BHJP
   A61G 5/06 20060101ALI20250123BHJP
   A61G 5/00 20060101ALI20250123BHJP
   A61G 1/007 20060101ALI20250123BHJP
【FI】
A62B1/00 A
A61G1/044
A61G1/048
A61G5/06
A61G5/00 701
A61G1/007
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2023128156
(22)【出願日】2023-07-19
(71)【出願人】
【識別番号】597164161
【氏名又は名称】森園 利春
(72)【発明者】
【氏名】森園 利春
【テーマコード(参考)】
2E184
【Fターム(参考)】
2E184AA08
2E184BB06
2E184CC02
(57)【要約】
【課題】階上の高齢者、障害者の緊急避難は数人の協力者が必要、又急を要する階段非難は大変危険であった。
これらの問題点を解決する階段上り下りできる滑り板を提供する。
【解決手段】避難者を仰向けの姿勢で乗せ階段を滑りながら上り下り移動する巾、長さ、強度のある滑り板を設け、滑り板の一端に滑り板を押す引く等安全に操作保持するハンドルを設け、他端に仰臥人の足元を支える開閉仕様のストッパーを設け、滑り板の中央に仰臥人安全ベルトを設け、仰臥人を乗せた滑り板を階上から階下に、階下から階上にハンドル又ロープの使用で安全に階段を滑らせ移動できる構造としたことを特徴とする階段上り下り滑り板。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
避難者を仰向けの姿勢で乗せ階段を滑りながら上り下り移動する巾、長さ、強度のある滑り板を設け、滑り板の一端に滑り板を押す引く等安全に操作保持するハンドルを設け、他端に仰臥人の足元を支える開閉仕様のストッパーを設け、滑り板の中央に仰臥人安全ベルトを設け、仰臥人を乗せた滑り板を階上から階下に、階下から階上にハンドル又ロープの使用で安全に階段を滑らせ移動できる構造としたことを特徴とする階段上り下り滑り板。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高齢又障害者を滑り板に乗せ階段を上り下り移動可能にする階段上り下りに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、車椅子使用高齢又障害者の緊急避難は数人で車椅子を持ち上げ階下に移動非難していた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのため、次のような問題点があった。
(イ)緊急時に車椅子使用の高齢者、障害者の階下への移動は数人の補助が必要、又足を踏み外す等の危険もあった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
避難者を仰向けの姿勢で乗せ階段を滑りながら上り下り移動する巾、長さ、強度のある滑り板を設け、滑り板の一端に滑り板を押す引く等安全に操作保持するハンドルを設け、他端に仰臥人の足元を支える開閉仕様のストッパーを設け、滑り板の中央に仰臥人安全ベルトを設け、仰臥人を乗せた滑り板を階上から階下に、階下から階上にハンドル又ロープの使用で安全に階段を滑らせ移動できる構造とした。
以上を特徴とする階段上り下り滑り板である。
【発明の効果】
【0005】
緊急時階上の高齢者、障害者の階下移動非難は数人の介添えが必要。
本考案の滑り板は一人の介添えで難儀なく安全に非難。
ハンドルにロープを掛けると階上から滑り板を安全に移動。
滑り板に設けたフックにロープで車椅子を固定すると車椅子の上下も可能。不使用時は開閉仕様のストッパーを畳むと一枚の滑り板になり収納に場所をとらない。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】 本発明滑り板の側面図である。
図2】 本発明滑り板の平面図である。
図3】 本発明滑り板のハンドルにロープを装着施し、介添え者は階上からロープを引く、緩めることにより滑り板を難儀なく安全に移動できる使用例を示す図である。
図4】 本発明滑り板ハンドルを手指で掴み滑り板が階段を上り下りできる使用例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
避難者を仰向けの姿勢で乗せ階段を滑りながら上り下り移動する巾、長さ、強度のある滑り板を設け、滑り板の一端に滑り板を押す引く等安全に操作保持するハンドルを設け、他端に仰臥人の足元を支える開閉仕様のストッパーを設け、滑り板の中央に仰臥人安全ベルトを設け、仰臥人を乗せた滑り板を階上から階下に、階下から階上にハンドル又ロープの使用で安全に階段を滑らせ移動できる構造とした。
本発明は以上のような構成である。
これを使用するときは、階上階下の平らな場所で滑り板に避難者を仰向けに、安全ベルトで固定、階上からは足元から、階下からは頭から滑り板のハンドル、ロープを介し滑らせ移動させる。ロープをハドルに装着すると階上から安全に難儀なく滑り板を上下できる。
【符号の説明】
【0008】
1 滑り板
2 ハンドル
3 ハンドル装着バンド金具
4 脚ストッパー
5 蝶番
6 脚ストッパー当たり
7 安全ベルト
8 フック
図1
図2
図3
図4