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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025001625
(43)【公開日】2025-01-08
(54)【発明の名称】ギター演奏用ピック
(51)【国際特許分類】
   G10D 3/173 20200101AFI20241225BHJP
【FI】
G10D3/173
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024012085
(22)【出願日】2024-01-30
(31)【優先権主張番号】10-2023-0079341
(32)【優先日】2023-06-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】324000380
【氏名又は名称】姜 煥求
(74)【代理人】
【識別番号】100082876
【弁理士】
【氏名又は名称】平山 一幸
(74)【代理人】
【識別番号】100178906
【弁理士】
【氏名又は名称】近藤 充和
(72)【発明者】
【氏名】姜 煥求
【テーマコード(参考)】
5D002
【Fターム(参考)】
5D002CC52
(57)【要約】      (修正有)
【課題】指が容易にはめられて持続的に安定して楽に用いることができ、外観が美麗であるギター演奏用ピックを提供する。
【解決手段】全体的に一定の厚さで形成され、ギター弦を弾く演奏部11が形成されたベース10と、ベースの上部に突出形成され、指がはめられるように形成された指はめリング20が備わったギター演奏用ピック1であって、ベースに連結される連結部が最も厚さが厚く形成され、上部に行くほど厚さが減少しながら形成され、最上部で厚さが最も薄く形成される柱部と、柱部で厚さが最も薄い部分から延びて形成され、厚さが再び増加して先端部23で厚さが最も厚く形成されてはめられた指の上面をカバーするカバー部22と、を含み、カバー部は、指が挿入される入り口20aの指はめリングの面積が指が抜ける指はめリングの出口の面積より大きく形成されて指がはめられ、はめられた指の一定の位置で指はめリングが固定される。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
全体的に一定の厚さで形成され、一側にギター弦を弾く演奏部が形成されたベースと、前記ベースの上部に突出形成され、ギター演奏のために指がはめられるように形成された指はめリングが備わったギター演奏用ピックにおいて、
前記指はめリングは、
前記演奏部の後方の一側で前記ベースの上部に突出して前記ベースと一体に形成され、前記ベースに連結される連結部が最も厚さが厚く形成され、上部に行くほど厚さが減少しながら形成され、最上部で厚さが最も薄く形成される柱部と;
前記柱部で厚さが最も薄い部分から延びて形成され、厚さが再び増加して先端部で厚さが最も厚く形成されてはめられた指の上面をカバーするカバー部;とを含み、
前記カバー部は、
指が挿入される入り口の指はめリングの面積が指が抜ける指はめリングの出口の面積より大きく形成されて指がはめられ、はめられた指の一定の位置で前記指はめリングが固定されるようになったことを特徴とするギター演奏用ピック。
【請求項2】
前記指はめリングが全体的に前記入り口から前記出口側に所定角度傾いて形成されることにより、前記入り口と前記出口の面積差を生じさせたことを特徴とする請求項1に記載のギター演奏用ピック。
【請求項3】
前記入り口から前記出口側に所定角度傾いて形成されることにより、前記入り口の正面で前記指はめリングの底面を見せて形成されたことを特徴とする請求項2に記載のギター演奏用ピック。
【請求項4】
前記指はめリングの先端部は、前記ベースと分離して形成され、
前記先端部は、前記ベースの上面に対向するように備わったことを特徴とする請求項1に記載のギター演奏用ピック。
【請求項5】
前記指はめリングの上部には、前記指はめリングの上部に延びて形成された装飾部材が備わったことを特徴とする請求項1に記載のギター演奏用ピック。
【請求項6】
前記装飾部材の上面は平らに形成され、
前記装飾部材と前記指はめリングの間には、前記装飾部材と前記指はめリングを一体となるように連結する一体連結部が形成され、
前記一体連結部は、ラウンドで形成されたことを特徴とする請求項5に記載のギター演奏用ピック。
【請求項7】
前記装飾部材は、四角形または丸型に形成されたことを特徴とする請求項5に記載のギター演奏用ピック。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ギター演奏用ピックに関するものとして、より詳しくは、指に容易にはめられ、持続的に安定して楽に用いることができ、外観が美麗に改善されたギター演奏用ピックに関するものである。
【背景技術】
【0002】
ギター演奏用ピック(Pick)は、ギター(Guitar)という楽器を演奏する際に用いるものとして、ギター弦を弾いて演奏する小片をいう。
このようなピックは、通常は薄い板からなり、親指と人差し指で握ってスイング運動をするが、把持力が弱い場合は、指からピックが滑ったり、滑りを抑制するために過度の力を加えて握ったりするために使用の不便なことがあった。
【0003】
なお、ちゃんと演奏を行うためにはピックを正確な位置で把持しなければならないが、特に熟練が少ないギター演奏者の場合、ピックを把持する時ごとにピックの把持位置が変わって熟練が遅くなったり、演奏がろくに行われなかったりする問題点があった。
【0004】
このような問題点を改善した先行特許文献1として、韓国登録特許第10-1376327号(2014年03月13日登録)には、「グリップ感が向上したギター用ピック」がある。
先行特許文献1のグリップ感が向上したギター用ピックは、ギターの弦を接触により弾くことができるように先端部(top)に該当する接触部分から幅が徐々に拡張されるように延びたメインボディーと、このメインボディーの接触部分の反対側でメインボディーを包みながらメインボディーより厚さが厚く形成された把持部を備えてなる。
【0005】
このように構成された先行特許文献1のグリップ感が向上したギター用ピックは、滑り止め機能があるため、親指と人差し指を用いて把持時より少ない力で弦を弾く作業をすることができ、重心が把持部側に撓むことによりピッキング作業が容易な長所がある。
先行特許文献1のグリップ感が向上したギター用ピックは、前記メインボディーは合成樹脂素材で形成されており、前記把持部はゴム素材で形成されているため、異種素材からなって製造が容易ではなく、製造コストの上昇の問題点がある。
【0006】
このような先行特許文献1の問題点を改善したものが先行特許文献2として、韓国登録特許第10-2382878号(2022年03月31日登録)の「ギター演奏用ピック」がある。
図1乃至図4においては、前述した先行特許文献2のギター演奏用ピックの構成図が示されている。
図1乃至図4を参照すれば、先行特許文献2のギター演奏用ピック100は、ギター弦を直接弾く演奏部110と、その演奏部110の一側に形成されて指で把持する把持部120とを含んで構成される。
【0007】
その際、前記演奏部110に比べて相対的に把持部120の厚さが厚く形成されるように演奏部110と把持部120の間に段差101が全面と背面にそれぞれ形成される。
そして、前記演奏部110に比べて相対的に把持部120の厚さが厚く形成され、前記把持部120の全面には把持部120が把持される際、親指で把持が行われるように親指の把持位置を確認させてくれる親指位置部121が形成され、前記把持部120の背面には把持部120が把持される際、人差し指で把持が行われるように人差し指の把持位置を確認させてくれる人差し指位置部122が形成される。
【0008】
なお、前記親指位置部121と人差し指位置部122は、図4に示したように把持される親指と人差し指の要部の形通りに一定の深さで窪みをつけて親指と人差し指が挿入されることができるように引き込み溝で形成される。
前記引き込み溝の深さとその形態は、親指または人差し指が挿入された後、滑らないほどの深さであれば、特定の寸法と形態に限定されない。
そして、前記親指位置部121と人差し指位置部122の引き込み溝は、互いに直交するように形成される。即ち、前記引き込み溝は、親指位置部121が平行に形成されると、人差し指位置部122は、殆ど垂直になるように形成される。従って、自然なピック100の把持が可能である。
【0009】
なお、把持部120の少なくとも一面には、親指または人差し指をはめることができるはめリング130が備わる。
そして、前記把持部120の全面に親指をはめることができるようにはめリング130が形成されている。
ところが、これは一実施例に過ぎず、人差し指もはめられるように把持部120の背面にも前記はめリング130を備えることができることはもちろんである。
【0010】
このようなはめリング130は、殆ど半円の形になることができ、前記把持部120及び演奏部110とプラスチック射出成形により1つの素材として一体に形成(または製造)されることができる。
そして、前記はめリング130は、図4に示すように演奏部110に隣接した一側は閉鎖され、前記把持部120の先端部の他側は開放され、開放された他側の先端部は把持部120の表面で一定の距離h離隔して形成され、上方に突出し、ラウンド形で突出したラウンド突出部131が形成される。
【0011】
前述のように構成された先行特許文献2のギター演奏用ピック100は、グリップ感を向上させ、ギター演奏時にピックが指から滑らないようにして常にちゃんとした位置でピックが把持されるようにした。
そして、前記演奏部110、把持部120及びはめリング130をプラスチック射出成形により一体になることにより、ピック100が1つの素材になることができる。
【0012】
このような先行特許文献2のギター演奏用ピック100のはめリング130の場合、一定の薄い厚さ(約1mm程度)で形成されているため、弾性が作用して親指をはめることが非常に容易である。
【0013】
ところが、前記はめリング130が全長にわたって一定の厚さでありながら薄く形成されているため、人の指の形態や厚さがいずれも異なって、親指をはめることができなかったり、はめた後には抜けたりする問題点がある。
従って、演奏が不便であったり、持続的に安定したギター演奏が困難であったり、演奏に集中が困難であったりすることができる。
特に、親指の厚さが厚すぎて前記はめリング130に無理にはめて弾性力の限界を越える場合は破損されることができる。
そして、前記はめリング130の先にはラウンド突出部131が形成されているため、金型加工を困難にし、射出成形また困難であり、外部物体にぶつかることができるために破損の原因となる。
なお、前記演奏部110と把持部120の連結が段差(101)により行われて前記段差101の部分が構造的に脆弱な部分として作用する。
【0014】
そして、前記把持部120の上面に親指位置部121が形成されているため、金型加工と射出成形を困難にする。
特に、前記ラウンド突出部131の低部がラウンドで形成されており、そのラウンド形成のためにはめられた指がたやすく抜ける問題点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0015】
【特許文献1】韓国登録特許第10-1376327号(2014年03月13日登録)のグリップ感が向上したギター用ピック
【特許文献2】韓国登録特許第10-2382878号(2022年03月31日登録)のギター演奏用ピック
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
本発明は、前述のような問題点を解決するために創出されたものであって、指に容易にはめられて持続的に安定して楽に用いることができ、外観が美麗なギター演奏用ピックを提供することにその目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0017】
前述のような目的を達成するための本発明のギター演奏用ピックは、
全体的に一定の厚さで形成され、一側にギター弦を弾く演奏部が形成されたベースと、前記ベースの上部に突出形成され、ギター演奏のために指がはめられるように形成された指はめリングが備わったギター演奏用ピックにおいて、
前記指はめリングは、
前記演奏部の後方の一側で前記ベースの上部に突出して前記ベースと一体に形成され、前記ベースに連結される連結部が最も厚さが厚く形成され、上部に行くほど厚さが減少しながら形成され、最上部で厚さが最も薄く形成される柱部と;
前記柱部で厚さが最も薄い部分から延びて形成され、厚さが再び増加して先端部で厚さが最も厚く形成されてはめられた指の上面をカバーするカバー部;とを含み、
前記カバー部は、
指が挿入される入り口の指はめリングの面積が指が抜ける指はめリングの出口の面積より大きく形成されて指がはめられ、はめられた指の一定の位置で前記指はめリングが固定されるようになったことを特徴とする。
【0018】
本発明において、前記指はめリングが全体的に前記入り口から前記出口側に所定角度傾いて形成されることにより、前記入り口と前記出口の面積差を生じさせ、前記入り口から前記出口側に所定角度傾いて形成されることにより、前記入り口の正面で前記指はめリングの底面を見せて形成される。
【0019】
本発明において、前記指はめリングの先端部は、前記ベースと分離して形成され、前記先端部は、前記ベースの上面に対向するように備わる。
本発明において、前記指はめリングの上部には、前記指はめリングの上部に延びて形成された装飾部材が備わり、前記装飾部材の上面は平らに形成され、前記装飾部材と前記指はめリングの間には、前記装飾部材と前記指はめリングを一体となるように連結する一体連結部が形成され、前記一体連結部は、ラウンドで形成される。
本発明において、前記装飾部材は、四角形または丸型で形成される。
【発明の効果】
【0020】
本発明の実施例によると、指が容易にはめられて持続的に安定して楽に用いることができ、外観が美麗である。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】従来の技術によるギター演奏用ピックの外観の構成を示す斜視図である。
図2図1の背面斜視図である。
図3図1の正面図である。
図4図3のA-A線に沿って切断して示す断面図である。
図5】本発明の第1実施例によるギター演奏用ピックの斜視図である。
図6図5の正面図である。
図7図5の背面図である。
図8図5の左側面図である。
図9図5の平面図である。
図10】本発明の第2実施例によるギター演奏用ピックの斜視図である。
図11】本発明の第3実施例によるギター演奏用ピックの斜視図である。
図12】装飾部材が備わった本発明によるギター演奏用ピックの写真である。
図13】本発明によるギター演奏用ピックでギターを演奏する写真である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、添付の図面を参照して本発明による好ましい実施例を詳しく説明する。
図5には、本発明の第1実施例によるギター演奏用ピックの斜視図が示されている。
そして、図6には図5の正面図が示されており、図7には図5の背面図が示されており、図8には図5の左側面図が示されており、図9には図5の平面図が示されている。
なお、図10には、本発明の第2実施例によるギター演奏用ピックの斜視図が示されている。
そして、図11には、本発明の第3実施例によるギター演奏用ピックの斜視図が示されている。
【0023】
まず、図5乃至図9を参照すると、本発明の第1実施例によるギター演奏用ピック1は、全体的に一定の厚さで形成され、一側にギター弦を弾く演奏部11が形成されたベース10と、そのベース10の上部に突出形成され、ギター演奏のために指がはめられるように形成された指はめリング20を備える。
【0024】
そして、前記指はめリング20は、柱部21とカバー部22とを含んで構成される。
具体的には前記柱部21は、ベース10の演奏部11の後方の一側でベース10上部に突出しながらベース10と一体に形成され、ベース10に連結される連結部21aが最も厚さが厚く形成され、上部に行くほど厚さが減少しながら形成されるため、最上部で厚さが最も薄く形成される。
【0025】
このように連結部21aで最も厚く形成されることにより、前記ベース10上で指はめリング20が堅固に固定されることができ、厚さが上部に上がるほどその厚さが減少しながら形成されることにより、柱部21に弾性力が形成されるために指をはめることが容易になる。
【0026】
なお、前記カバー部22は、柱部21で厚さが最も薄い部分(柱部21の最上部)で延びて形成され、厚さが再び徐々に増加して先端部23で厚さが最も厚く形成されるためにはめられた指の上面をカバーする。
このようなカバー部22も前述のような柱部21と同様の作用をする。
【0027】
そして、図6及び図7と、後述する図12に示すように、指が挿入される入り口20aの指はめリング20の面積が指が抜ける指はめリング20の出口20bの面積より大きく形成されるため、はめられる指が容易にはめられ、はめられた指の一定の位置で指はめリング20が固定される。
【0028】
そして、図8及び図9に示されるように、前記指はめリング20が全体的に前記入り口20aから出口20b側に所定角度( a、a')傾いて形成することにより、前記入り口20aと出口20bの面積差(図6において、斜線部分の面積(A))を生じさせた。
即ち、図8及び図9に示すように、前記指はめリング20、特にカバー部22の入り口20aから出口20b側に所定角度( a、a')傾いて形成されることにより、前記入り口20aの正面で指はめリング20の底面(図6において、斜線部分の面積(A))を見せて形成される。
【0029】
なお、図6において、斜線部分の面積(A)を見ると、中央で最大の高さ(H)であり、その左右に行きながら高さが徐々に減少するため、カバー部22の左右の両先端で最低の高さとなることが分かる。
【0030】
このように面積(A)の差を生じさせた理由は、人の指の上部が殆ど平らに形成されているためであり、そのため、前記カバー部22の入り口20aと出口20bが前記のような形態で形成されたものである。
そして、前記指はめリング20の先端部23は、図6及び図7に示すように、前記ベース10と所定高さ(h)で分離されて形成され、前記先端部23は、ベース10の上面に対向して備わる。
従って、指を指はめリング20にはめやすくなり、はめられた指は意図せずに(または自然に)抜けないようになる。
【0031】
なお、図10及び図11に示すように、本発明の第2、3実施例によるギター演奏用ピック1a、1bの指はめリング20の上部には、指はめリング20の上部に延びて形成された装飾部材30a、30bが備わる。
このような装飾部材30a、30bの上面は平らに形成され、装飾部材30a、30bと指はめリング20の間には装飾部材30a、30bと指はめリング20を一体となるように連結する一体連結部31、32が形成され、その一体連結部31,32はラウンド(R)で形成される。
なお、装飾部材30a、30bは、四角形または丸型に形成されることができ、例えば、星(star)の形や多角形でも形成されることができる。
従って、ギター演奏用ピック1a、1bの外観がさらに美麗になる。
【0032】
そして、前記装飾部材30a、30bの幅は、指はめリング20の幅より広く形成されることができる。
従って、上面が平らな装飾部材30a、30bに、図12で見るように願う絵を描き込んで飾ることができる。
このように装飾部材30a、30bに所望のキャラクターや絵を様々に入れて飾ることができるため、本発明によるギター演奏用ピック1a、1bは、指輪のような機能のみならず、アクセサリー機能を兼ねることができて外観がさらに美麗になる。
【0033】
なお、図13に示すように、本発明によるギター演奏用ピック1、1a、1bを指に容易にはめることができ、指をはめた後は、ギター演奏中に意図せずに抜けることが発生しないため、持続的に安定して楽に用いることができる。
従って、ギター演奏において、ピック1、1a、1bが指から抜けることなく楽に持続的に演奏できるようにする。
前述したように本発明は、図面に示した一実施例を参考して説明したが、これは例示的なものに過ぎず、当該技術分野における通常の知識を有する者であれば、これから様々な変形及び均等な実施例が可能である点が理解できるものである。
従って、本発明の真の保護範囲は、添付の請求範囲によりのみ定められるべきである。
【符号の説明】
【0034】
1、1a、1b ピック
10 ベース
11 演奏部
20 指はめリング
20a 入り口
20b 出口
21 柱部
21a 連結部
22 カバー部
23 先端部
30a、30b 装飾部材

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13