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特開2025-16750トレーディングカードパッケージおよびその製造方法
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  • 特開-トレーディングカードパッケージおよびその製造方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025016750
(43)【公開日】2025-02-04
(54)【発明の名称】トレーディングカードパッケージおよびその製造方法
(51)【国際特許分類】
   A63F 1/06 20060101AFI20250128BHJP
   B65D 85/00 20060101ALI20250128BHJP
【FI】
A63F1/06 Z
A63F1/06 B
B65D85/00 D
【審査請求】有
【請求項の数】16
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024195041
(22)【出願日】2024-11-07
(62)【分割の表示】P 2023026006の分割
【原出願日】2018-03-11
(71)【出願人】
【識別番号】000103301
【氏名又は名称】エンゼルグループ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】230104019
【弁護士】
【氏名又は名称】大野 聖二
(74)【代理人】
【識別番号】230120651
【弁護士】
【氏名又は名称】山口 裕司
(74)【代理人】
【識別番号】100106840
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 耕司
(74)【代理人】
【識別番号】100131451
【弁理士】
【氏名又は名称】津田 理
(74)【代理人】
【識別番号】100167933
【弁理士】
【氏名又は名称】松野 知紘
(74)【代理人】
【識別番号】100184181
【弁理士】
【氏名又は名称】野本 裕史
(72)【発明者】
【氏名】重田 泰
(57)【要約】
【課題】 トレーディングカードパッケージとその中身が紐づけられ、中身が特定できることにより、不正を発見できるトレーディングカードを提供する。
【解決手段】 レア度RM情報が印刷されたトレーディングカードであって、トレーディングカード4を組にするステップと、組付けられたトレーディングカード4をパッケージングするステップを有し、トレーディングカード4にはトレーディングカードID2が付与され、組付けステップでは、トレーディングカードID2がデータベースDBに登録され、パッケージ1には、パッケージID3が付与され、パッケージID3が、パッケージ3の内に封入されるかまたはパッケージ3に設けられ、トレーディングカード4を内包するパッケージの前記パッケージID3と、パッケージ3に内包されたトレーディングカードID2及びレア度RMとが、関連付けられている構成である、トレーディングカードパッケージの製造方法を提供する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
トレーディングカードに複数のレア度があり、それぞれのトレーディングカードがいずれかのレア度に分類されて当該レア度情報が印刷されたトレーディングカードであって、異なるレア度に分類された前記トレーディングカードを所定のルールに従い組み合わせて一つのパッケージにパッケージングするために所定数のトレーディングカードを組にする組付けステップと、
前記組付けステップで組に構成されたトレーディングカードの組を一つのパッケージにパッケージングするパッケージングステップと、を有し、
前記組付けステップでは、前記組を構成する所定数のトレーディングカードの組中に所定のルールに従い複数の異なるレア度に分類されたトレーディングカードを組付けるようにトレーディングカードを選択して組を構成し、当該組合せ内容がデータベースに登録され、
前記パッケージには、当該パッケージを特定するパッケージIDがパッケージ毎に付与され、前記パッケージIDを表すコード表示が、前記パッケージの内に封入されるかまたは前記パッケージに設けられ、
前記トレーディングカードを内包するパッケージの前記パッケージIDと、前記パッケージに内包された前記トレーディングカードの前記組合せ内容とが、データベースにおいて関連付けられている構成であり、
前記パッケージングステップを経た複数の前記パッケージを内箱に封入する箱詰ステップ、をさらに含み、
複数の前記パッケージを封入した内箱に、互いに異なるユニークな内箱IDを付与し、当該内箱に内包される複数の前記パッケージのパッケージIDと、前記内箱IDとが、データベースにおいて関連付けられている構成である、トレーディングカードパッケージの製造方法。
【請求項2】
前記トレーディングカードには、トレーディングカードIDが付与されており、
前記組付けステップでは、組を構成するトレーディングカードの当該トレーディングカードIDがデータベースに登録され、
前記パッケージIDと、前記パッケージに内包された前記トレーディングカードの前記ID及びレア度とが、データベースにおいて関連付けられている構成である、請求項1に記載のトレーディングカードパッケージの製造方法。
【請求項3】
前記トレーディングカードIDが、前記組付けステップにおいて前記トレーディングカードを組付ける際、もしくは前記パッケージングステップにおいて前記トレーディングカードの組をパッケージングする前もしくはパッケージング中にそれぞれの前記トレーディングカードIDが読み取られる構成である、請求項2に記載のトレーディングカードパッケージの製造方法。
【請求項4】
前記内箱複数個を、カートンに梱包する梱包ステップをさらに含み、
前記カートンにカートン毎に異なるユニークなカートンIDを付与し、
前記カートンIDと、前記カートンに内包する複数の内箱の内箱IDとが、データベースにおいて関連付けられている構成である、請求項2又は3に記載のトレーディングカードパッケージの製造方法。
【請求項5】
前記パッケージに内包された前記トレーディングカードの前記トレーディングカードID及びレア度から、パッケージ内の前記トレーディングカードが所定のルールに合致した枚数及び組になっているか否かを検査する検査ステップを、更に備えた請求項2に記載のトレーディングカードパッケージの製造方法。
【請求項6】
前記内箱に内包されている全ての前記トレーディングカードの前記トレーディングカードID及びレア度から、前記内箱内の前記トレーディングカードが所定のルールに合致した枚数およびレア度の組合わせになっているか否かを検査する検査ステップを、更に備えた請求項2又は3に記載のトレーディングカードパッケージの製造方法。
【請求項7】
前記カートンに内包されている全ての前記トレーディングカードの前記トレーディングカードID及びレア度から、前記カートン内の前記トレーディングカードが所定のルールに合致した枚数およびレア度の組合わせになっているか否かを検査する検査ステップを、更に備えた請求項4に記載のトレーディングカードパッケージの製造方法。
【請求項8】
前記パッケージに内包された前記トレーディングカードの組を前記パッケージに内包された状態で、重量又は厚みから、パッケージ内の前記トレーディングカードが所定のルールに合致した枚数になっているか否かを検査する検査ステップを、更に備えた請求項1に記載のトレーディングカードパッケージの製造方法。
【請求項9】
前記内箱に内包されている全ての前記トレーディングカードを前記内箱に内包した状態での重量から前記トレーディングカードが所定のルールに合致した枚数になっているか否かを検査する検査ステップを、更に備えた請求項1に記載のトレーディングカードパッケージの製造方法。
【請求項10】
前記カートンに内包されている全ての前記トレーディングカードを前記カートンに内包した状態での重量から、前記カートン内の前記トレーディングカードが所定のルールに合致した枚数になっているか否かを検査する検査ステップを、更に備えた請求項4に記載のトレーディングカードパッケージの製造方法。
【請求項11】
トレーディングカードが所定のレア度に分類され、分類された当該レア度の情報が前記トレーディングカードにそれぞれ付与されており、
異なるレア度に分類されたトレーディングカードを所定のルールに従い組み合わせて一つのパッケージにパッケージングするために所定数のトレーディングカードが組にされており、
前記組に構成されたトレーディングカードが一つのパッケージにパッケージングされており、
前記組を構成する所定数のトレーディングカードの組中には所定のルールに従い複数の異なるレア度に分類されたトレーディングカードが組付けられており、当該組合せ内容がデータベースに登録され、
前記パッケージには、当該パッケージを特定するパッケージIDがパッケージ毎に付与され、前記パッケージIDを表すコード表示が、前記パッケージの内に封入されるかまたは前記パッケージに設けられ、
前記トレーディングカードを内包するパッケージの前記パッケージIDと、前記パッケージに内包された前記組合せ内容とが、データベースにおいて関連付けられている構成であり、
前記パッケージングされた複数の前記パッケージが内箱に封入され、
複数の前記パッケージを封入した内箱に、互いに異なるユニークな内箱IDを付与し、当該内箱に内包される複数の前記パッケージのパッケージIDと、前記内箱IDとが、データベースにおいて関連付けられている構成である、トレーディングカードパッケージ。
【請求項12】
前記トレーディングカードにはトレーディングカードIDが付与され、前記組中の複数のトレーディングカードの当該トレーディングカードIDがデータベースに登録され、
前記トレーディングカードを内包するパッケージの前記パッケージIDと、前記パッケージに内包された前記トレーディングカードIDとが、データベースにおいて関連付けられている構成である、請求項11に記載のトレーディングカードパッケージ。
【請求項13】
前記内箱複数個が、カートンに梱包され、
前記カートンにカートン毎に異なるユニークなカートンIDを付与し、
前記カートンIDと、前記カートンに内包する複数の内箱の内箱IDとが、データベースにおいて関連付けられている構成である、請求項11に記載のトレーディングカードパッケージ。
【請求項14】
前記パッケージに内包された前記トレーディングカードの前記トレーディングカードID及びレア度から、パッケージ内の前記トレーディングカードが所定のルールに合致した枚数及び組になっているか否かを検査された、請求項12に記載のトレーディングカードパッケージ。
【請求項15】
前記内箱に内包されている全ての前記トレーディングカードの前記トレーディングカードID及びレア度から、前記内箱内の前記トレーディングカードが所定のルールに合致した枚数およびレア度の組合わせになっているか否かを検査された、請求項11に記載のトレーディングカードパッケージ。
【請求項16】
前記カートンに内包されている全ての前記トレーディングカードの前記トレーディングカードID及びレア度から、前記カートン内の前記トレーディングカードが所定のルールに合致した枚数およびレア度の組合わせになっているか否かを検査された、請求項13に記載のトレーディングカードパッケージ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トレーディングカードゲームに用いられるトレーディングカードに関し、特に、複数のレア度があり、いずれかのレア度に分類されて当該レア度情報が印刷され、所定のルールに従った組み合わせで個別包装されたトレーディングカードパッケージと、その製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
トレーディングカードには、レア度が高く高値の価値が付くものがあり、販売の過程でレア度の高いものを抜いたりすり替えたりしてパッケージし直される可能性がある。その場合、このような不正が行われた場合でも、パッケージの本来のあるべき組合せが不明なため不正が発見できない。
【0003】
なお、カードをパッケージしたものを特定するためのID付きパッケージング方法が、例えば特許文献1に開示されている。
【特許文献1】:AU2008330607
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献に示すものは、ユニークなIDをパッケージに付して、IDとシャッフル機とを関連させているが、このIDではパッケージの中身そのものを特定することができないため、すり替えられても気づくことができない仕組みとなっていた。
【0005】
本発明は、上記の問題を解決するためのものであって、封入されたトレーディングカードの組み合わせとパッケージIDをリンクさせることで、すり替えや偽造などの不正行為の入り込む余地のないトレーディングカードパッケージやその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明にかかるトレーディングカードの製造方法は、複数のレア度があり、いずれかのレア度に分類されて当該レア度情報が印刷されたトレーディングカードであって、異なるレア度に分類された前記トレーディングカードを所定のルールに従い組み合わせて一つのパッケージにパッケージングするために所定数のトレーディングカードを組にする組付けステップと、
前記組付けステップで組に構成されたトレーディングカードの組を一つのパッケージにパッケージングするパッケージングステップとを含むことを特徴とし、更に前記トレーディングカードにはトレーディングカードIDが付与されており、前記組付けステップでは、前記組を構成する所定数のトレーディングカードの組中に所定のルールに従い複数の異なるレア度に分類されたトレーディングカードを組付けるようにトレーディングカードを選択して組を構成し、選択したトレーディングカードの当該トレーディングカードIDがデータベースに登録され、
前記パッケージには、当該パッケージを特定するパッケージIDがパッケージ毎に付与され、前記パッケージIDを表すコード表示が、前記パッケージの内に封入されるかまたは前記パッケージに設けられ、
前記トレーディングカードを内包するパッケージの前記パッケージIDと、前記パッケージに内包された前記トレーディングカードID及びレア度とが、データベースにおいて関連付けられている構成である、所定数のデッキを構成する。
【0007】
また、上記の目的を達成するために、本発明にかかるトレーディングカードが所定のレア度に分類されたパッケージは、分類された当該レア度の情報が前記トレーディングカードにそれぞれ付与されており、
異なるレア度に分類されたトレーディングカードを所定のルールに従い組み合わせて一つのパッケージにパッケージングするために所定数のトレーディングカードが組にされており、
前記組に構成されたトレーディングカードが一つのパッケージにパッケージングされており、
前記トレーディングカードにはトレーディングカードIDが付与され、前記組を構成する所定数のトレーディングカードの組中には所定のルールに従い複数の異なるレア度に分類されたトレーディングカードが組付けられており、前記組中の複数のトレーディングカードの当該トレーディングカードIDがデータベースに登録され、
前記パッケージには、当該パッケージを特定するパッケージIDがパッケージ毎に付与され、前記パッケージIDを表すコード表示が、前記パッケージの内に封入されるかまたは前記パッケージに設けられ、
前記トレーディングカードを内包するパッケージの前記パッケージIDと、前記パッケージに内包された前記トレーディングカードIDとが、データベースにおいて関連付けられている構成である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、トレーディングカードパッケージとその中身が紐づけられ、中身が特定できることにより、不正を発見できるトレーディングカードを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の一実施形態にかかる、複数のレア度を含むトレーディングカード複数枚がパッケージングされることを示す説明図である。
図2】本発明の一実施形態にかかるトレーディングカードがカード原紙に印刷され、印刷されたものが投入筒にセットされることを示す説明図である。
図3】本発明の一実施形態にかかるトレーディングカードの製造工程において、トレーディングカードを組付け及びパッケージングするまでの各ステップを示す概略構成図である。
図4】本発明の一実施形態にかかるトレーディングカードが、パッケージされ、内箱に箱詰めされ、カートンに積まれた形で運ばれることを示す説明図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、本発明にかかるトレーディングカードパッケージ及びその製造方法の一実施形態について説明する。
【実施例0011】
本実施形態にかかるトレーディングカード4の製造工程においては、工程管理システム400によって、受注から出荷まで一貫した工程管理がなされることが好ましい。この実施形態では、そのような工程管理システム400を利用した製造工程について説明する。なお、工程管理システム400は、プログラムを備えたコンピュータで構成される。
【0012】
図1は、本実施形態にかかるトレーディングカード複数枚が、パッケージングされることを示す図である。本発明におけるトレーディングカードとは、トレーディングカードが所定のレア度RMに分類され、分類された当該レア度RMの情報が前記トレーディングカードにそれぞれ付与されており、異なるレア度RMに分類されたトレーディングカードを、所定のルールに従い組み合わせて一つのパッケージ1にパッケージングされている。
【0013】
本実施形態にかかるトレーディングカードのレア度RMとは、レア度RMの高いカードほどゲームにおいての価値が高くなるものである。ゲームによりレア度RMの種類は異なるが、本実施形態のレア度RMの種類は、最も一般的でレア度RMの低いコモン(C)、Cの次にレア度RMの高いアンコモン(U)、Uの次にレア度RMの高いレア(R)、Rの次にレア度RMの高いスーパーレア(SR)、最もレア度RMの高いハイパーレア(HR)の5種類である。
【0014】
図2は本実施形態にかかるカード原紙20の一面に、あらかじめ決められた割り付けで原紙ごとに同じレア度RMの表柄が印刷され、裏面に裏柄を印刷し、印刷済みのカード原紙を切断機により個別のカードにカッティングされた後投入筒101にカード原紙に割り付けられた順(図2においては1~56の順が3回以上繰り返してセットされている)に投入されることを示す。したがって、投入筒101には出るべき順に繰り返してトレーディングカード4がセットされている。なお、同じレア度RMのものは同じカード原紙に印刷されているが、それぞれ異なる表柄が印刷されている。
【0015】
次に、本発明の一実施形態の組付け及びパッケージング工程について説明する。
【0016】
図3は、本実施形態にかかるトレーディングカード4を製造する工程において、トレーディングカード4をパッケージングする際に用いられる組付け機100を中心とした製造方法の概略構成を示す図である。図3に示すように、組付け機100は、デッキ投入筒101と、ベルトコンベア102と、ベルトコンベア移動ローラ103と、カード受け部104と、カメラ105と、を備えている。また、図3におけるデッキ投入筒101aにはコモンCのトレーディングカード4が図1と同じ割り付け順でセットされ、同様に投入筒101bにはアンコモンU、投入筒101cにはレアR、投入筒101dにはスーパーレアSR、投入筒101eにはハイパーレアHRのトレーディングカードがセットされている。
【0017】
なお、図3の構成においては、デッキ投入筒101が6個の筒を備えた構成を例示したが、筒の個数は任意である。また、最下流の筒(図3においてはデッキ投入筒101f)にはパッケージID3が付与されたカード7のデッキがセットされる。ただし、パッケージID3は、パッケージ1のみに付されていてもよいし、パッケージID3が付与されたカード7を封入するとともに、パッケージ1そのものにパッケージID3が付されてもよい。ベルトコンベア102は、トレーディングカードをセットすると、ローラ103が回転することに伴い、スライドし、その上にデッキ投入筒101からトレーディングカード2が排出される。なお、排出枚数および排出レア度RMの分布は全筒セットで事前に決められている。そして、トレーディングカード排出管理装置300からの信号により、それぞれの投入筒101に取り付けられている排出装置301a~301fから所定のタイミングで所定の枚数のトレーディングカード4が排出される。例えば、図1のトレーディングカードの入り方の場合は図3において投入筒101aから3枚排出され、101b~101eからあらかじめ決められた確率で計2枚排出され、最後に101fからパッケージIDが付与されたカード7が1枚排出され、合計6枚のカードが排出されパッケージングされる。
【0018】
なお、デッキ投入筒101において、トレーディングカードは、表面が上方(カメラ106側)を向くようにセットされる。カメラ106は、排出装置301a~301fによりベルトコンベア102へカード4が1枚落とされる毎に当該カード4の画像を取得する。なお、取得した画像はデータベースDBに送られる。
【0019】
また、組付け機100においては、カメラ106が撮影したカード表面の画像は、この
組付け機100を含む製造ラインを管理する工程管理システム400の画像処理部において、画像解析処理がなされ、この画像解析処理により、デッキ投入筒101からベルトコンベア102へ落されるカードのトレーディングカードID2が検出される。すなわち、組付け機100において、デッキ投入筒101からカードが落とされる毎に、そのカードのID(カードID2)が検出され、それぞれの筒からあらかじめ決められた順にカードが排出されているか、所定のルールに従ってカードが排出されているかが確認され、さらにデータベースDBに記録される。
【0020】
なお、所定のルールとは、1つの投入筒101から5枚すべてのカードが出ないこと、カード原紙には異なる絵柄が割り付けられ、割り付けられた順に排出されるので、同じ絵柄のカードが続かないこと等である。また、所定のルールの例として、トレーディングカードゲームにより異なるが、例えば、1内箱当たりの封入枚数がコモンCは11~12枚、アンコモンUが4枚、レアRが1~2枚、スーパーレアSR及びハイパーレアHRが0~2枚となっている。さらに、1カートン当たりの封入枚数が、Cは132~144枚、Uが48枚、Rが12~24枚、SR及びHRが1~24枚となっている。
【0021】
図4は、本実施形態にかかるトレーディングカード4がパッケージングされたパッケージ1が複数パッケージ(例えば30パッケージ)集められて1内箱に箱詰めされ、さらに内箱5が12内箱集められて1カートンに封入されることを示す説明図である。
【0022】
トレーディングカード4の製造者は、レア度RMを分類し、分類された当該カード情報及びレア度RMの情報を工程管理システム400へ入力する。この情報の入力方法は任意である。なお、当該実施例においてはカードにレア度RMが付されているが、このレア度RMはカードに付されず、データベースDB上のみでもよい。また、所定数のトレーディングカードを組にする組付け工程においては、トレーディングカード4の製造者は、異なるレア度RMに分類されたトレーディングカード4を所定のルールに従い組み付けるようにトレーディングカードを選択して組を構成し、選択されたトレーディングカードの当該トレーディングカードID2を工程管理システム400へ入力する。さらに、パッケージング工程においても、トレーディングカード4の製造者は、当該パッケージを特定するパッケージID3を工程管理システム400へ入力する。さらに、30個のパッケージ1を内箱5に封入する工程においては、30個のパッケージ1を内箱詰めし、内箱毎に固有のID200(内箱ID200)を付与し、その内箱ID200を工程管理システム400へ入力する、さらに、12個の内箱5をカートン6に封入する工程においては、カートン毎に固有のID201(カートンID)を付与し,そのカートンID201を工程管理システム400へ入力する。このように、各工程で入力された情報のうち所定の情報が、後に説明するように、工程管理システム400のデータベースDB上において、トレーディングカードID2に関連付けられる。なお、データベースDBは、工程管理システム400内に設けられていても良いし、工程管理システム400外に設けられていてもよい。このように、それぞれのIDをデータベースDBに登録することにより、後日に何らかの不良が発見された場合に、当該IDに基づいてデータベースDB検索を行うことにより、不良があった製品の中身を特定することができる。
【0023】
内箱詰め工程においては、パッケージ1の所定数が1内箱に詰められるが、このとき、内箱内のパッケージ1のパッケージID3をカメラで読み取ることにより、1つの内箱に詰められたパッケージ1のパッケージID3を、工程管理システム400のデータベースDBへ容易に登録することができる。また、1内箱内の全てのパッケージ1のバーコード3の読み取りが完了すると、工程管理システム400は、内箱を特定するID(内箱ID200)を生成し、この内箱IDを表すバーコードをシールに印刷するようにしてもよい。このシールを内箱に貼り付けることにより、内箱単位での管理が可能となる。なお、生成された内箱IDは、その内箱に詰められたパッケージ1のパッケージID3と関連付け
て、データベースDBに登録される。
【0024】
同様に、所定数の内箱5を1カートン6に搭載し、複数内箱をカートンに詰める際に、1カートンに搭載されている全ての内箱から、前記の内箱ID200をバーコードリーダで読み取り、読み取った内箱ID200をカートンを特定するID(カートンID201)に関連付けて、工程管理システム400のデータベースDBへ登録しても良い。このとき、1カートン内の全ての内箱からのバーコード読み取りが完了すると、工程管理システム400は、カートンを特定するID(カートンID201)を生成し、このカートンIDを表すバーコードをシールに印刷する。このシールをカートンに貼り付けることにより、カートン単位での管理が可能となる。
【0025】
さらに、所定数のカートンをパレットに搭載し、複数カートンをパレットに積む際に、1パレットに搭載されている全てのカートンから、前記のカートンID201をバーコードリーダで読み取り、読み取ったカートンID201をパレットを特定するID(パレットID)に関連付けて、工程管理システム400のデータベースDBへ登録しても良い。このとき、1パレット内の全てのカートンからのバーコード読み取りが完了すると、工程管理システム400は、パレットを特定するID(パレットID)を生成し、このパレットIDを表すバーコードをシールに印刷する。このシールをパレットに貼り付けることにより、パレット単位での管理が可能となる。
【0026】
以上のとおり、トレーディングカードID2やパッケージID3だけではなく、内箱やカートン等にも内箱ID200やカートンID201を添付することにより、内箱単位、カートン単位での管理が可能となる。すなわち、例えば、ある1つのトレーディングカード4に何らかの不具合が発見された場合、そのトレーディングカード4のトレーディングカードID2に基づいて、当該トレーディングカード4が入っていたパッケージ、内箱、カートンのIDをデータベースDBから検索することができる。そして、不具合があったトレーディングカード4の入っていたパッケージ、内箱、カートン単位での廃棄処分を行うことも可能となる。逆にカートンID201から中に入ったすべての内箱ID200やトレーディングカードID2を知ることができる。
【0027】
次に、本実施形態における検査ステップについて説明する。検査ステップは工程管理システム400によって行われる。本実施形態では、パッケージ1または内箱5またはカートン6に内包されたトレーディングカード4のトレーディングカードID2及びレア度RMから、パッケージ内のトレーディングカード4が所定のルールに合致した枚数及び組になっているか否かを検査するステップ、パッケージ1または内箱5またはカートン6に内包されたトレーディングカード4の組をパッケージ1に内包された状態で、重量又は厚みから、パッケージ内の前記トレーディングカードが所定のルールに合致した枚数になっているか否かを検査する検査ステップ、カートンID201を読み取ることにより、内箱ID200及び前記パッケージID3が特定され、さらにカートンの中に所定のレア度RMのトレーディングカードがそれぞれ何枚入っているかを特定し、あらかじめ決めた比率に従ってトレーディングカードのレア度RMが入っているかどうかを検査するステップを備える。
【0028】
また、上記の実施形態において例示した組付け機100はあくまでも一例であり、組付け機の具体的構成は上記の例のみに限定されない。例えば、投入筒101からカードを排出する構成についても、上述したような投入筒とローラに限定されず、例えばロボットアームのような機構によってカードが取り出される構成としても良い。
【0029】
本実施形態においては、トレーディングカードIDと、当該トレーディングカード4に関連したパッケージまたは内箱またはカートンのIDとを関連付けてデータベースDBへ
登録することにより、次のような利点がある。
【0030】
例えば、パッケージ1を購入した顧客が、購入したトレーディングカードに何らかの不良があったことに気付いた場合に、当該顧客は、トレーディングカード4の製造者にパッケージID3を知らせる。このとき、顧客が、パッケージID3が印刷されたパッケージまたはカードを製造者へ送り、製造者側でパッケージID3を読み取っても良いし、顧客が、パッケージID3をバーコードリーダ等で読み取り、読み取ったデータを電子メール等の通信手段によって製造者へ送信しても良い。これにより、製造者は、このパッケージIDに基づいてデータベースDBを検索することにより、そのパッケージに本来入っているはずの5枚のトレーディングカードID2がわかる。そして、データベースDB上のIDと実際パッケージに入っているトレーディングカード4のIDを照らし合わせることにより、パッケージの中のトレーディングカードの真贋や欠損を特定することができる。
【0031】
また、納品の際に、納品対象のパッケージ1に関するデータ(トレーディングカードIDおよびこれに関連付けられた情報)をデータベースDBから可搬型の記憶媒体へダウンロードし、この記憶媒体を添付して顧客へ納品しても良い。なお、データベースDBから記憶媒体へのダウンロードデータのデータ構造(フォーマット)は、顧客のコンピュータにおいて参照可能であることを条件として、任意である。この場合、顧客側において、例えばカードの折れ曲がり等の不良を発見した場合に、製造者にパッケージIDを知らせ、製造者が不良があったパッケージ1のパッケージID3をバーコードリーダ等で読み取り、読み取ったパッケージID3に基づいて、この記憶媒体上のデータを検索することができる。また、顧客への納品物の中に、不正目的のトレーディングカード4が混入または抜き取られていたとしても、製造者側で、記憶媒体に格納されているパッケージID3と納品物のトレーディングカードID2とを照合チェックすることにより、納品時に提供された記憶媒体内に存在しないトレーディングカードIDを有するトレーディングカード4があるまたは、存在するはずのトレーディングカードIDを有するトレーディングカード4が欠けていることが判明すれば、そのトレーディングカード4が不正目的で混入されたもしくは抜き取られたものであると判断できる。これにより、第三者による不正品の混入または抜き取りが防止できる。
【0032】
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、以下の付記事項にも及ぶ。
【付記1】
【0033】
原紙の一面にトレーディングカードの表柄を印刷する表面印刷ステップと、
原紙の他の面に裏絵柄を印刷する裏面印刷ステップと、
前記表面印刷ステップおよび裏面印刷ステップの両方を経た印刷済みのカード原紙を切断機により個別のトレーディングカードにカッティングするステップと、
前記カッティングするステップにおいて切断された個別のトレーディングカードをいずれかのレア度RMに分類して、当該レア度RM情報が印刷されたトレーディングカードであって、異なるレア度RMに分類された前記トレーディングカードを所定のルールに従い組み合わせて一つのパッケージにパッケージングするために所定数のトレーディングカードを組にする組付けステップと、
前記組付けステップで組に構成されたトレーディングカードの組を一つのパッケージにパッケージングするパッケージングステップと、を有し、
更に前記トレーディングカードにはトレーディングカードIDが付与されており、前記組付けステップでは、前記組を構成する所定数のトレーディングカードの組中に所定のルールに従い複数の異なるレア度RMに分類されたトレーディングカードを組付けるようにトレーディングカードを選択して組を構成し、選択したトレーディングカードの当該トレーディングカードIDがデータベースDBに登録され、
前記パッケージには、当該パッケージを特定するパッケージIDがパッケージ毎に付与され、前記パッケージIDを表すコード表示が、前記パッケージの内に封入されるかまたは前記パッケージに設けられ、
前記トレーディングカードを内包するパッケージの前記パッケージIDと、前記パッケージに内包された前記トレーディングカードID及びレア度RMとが、データベースDBにおいて関連付けられ、
前記トレーディングカードIDが、前記組付けステップにおいて前記トレーディングカードを組付ける際、もしくは前記パッケージングステップにおいて前記トレーディングカードの組をパッケージングする前もしくはパッケージング中にそれぞれの前記トレーディングカードIDが読み取られ、
前記パッケージングステップを経た複数の前記パッケージを内箱に封入する箱詰ステップ、をさらに含み、
複数の前記パッケージを封入した内箱に、互いに異なるユニークな内箱IDを付与し、当該内箱に内包される複数の前記パッケージのパッケージIDと、前記内箱IDとが、データベースDBにおいて関連付けられ、
前記内箱複数個を、カートンに梱包する梱包ステップをさらに含み、
前記カートンにカートン毎に異なるユニークなカートンIDを付与し、
前記カートンIDと、前記カートンに内包する複数の内箱の内箱IDとが、データベースDBにおいて関連付けられている構成であり、トレーディングカードパッケージの製造方法。
【付記2】
【0034】
前記パッケージまたは内箱またはカートンに内包された前記トレーディングカードの前記トレーディングカードID及びレア度RMから、パッケージ内の前記トレーディングカードが所定のルールに合致した枚数及び組になっているか否かを検査する検査ステップを、更に備えていてもよい。
【付記3】
【0035】
前記パッケージまたは内箱またはカートンに内包された前記トレーディングカードの組を前記パッケージに内包された状態で、重量又は厚みから、パッケージ内の前記トレーディングカードが所定のルールに合致した枚数になっているか否かを検査する検査ステップを、更に備えていてもよい、
【付記4】
【0036】
前記カートンIDを読み取ることにより、前記内箱ID及び前記パッケージIDが特定され、さらにカートンの中に所定のレア度RMのトレーディングカードがそれぞれ何枚入っているかを特定し、あらかじめ決めた比率に従ってトレーディングカードのレア度RMが入っているかどうかを検査するステップを、さらに備えていてもよい。
【付記5】
【0037】
前記トレーディングカードIDまたはパッケージIDまたは内箱IDがRFIDであってもよい。
【付記6】
【0038】
前記トレーディングカードIDまたはパッケージIDまたは内箱IDがRFIDであり、前記カートンIDを外から読み取った際に、前記カートン内のトレーディングカードの組み合わせが正しいかどうかを検査するステップを、さらに備えていてもよい。
【付記7】
【0039】
前記パッケージは中身がわからないように不透明のパッケージになっていてもよい。
【付記8】
【0040】
前記パッケージは一定の説明カードまたはエキストラカードを含み、前記パッケージまたは前記説明カードまたは前記エキストラカードに前記パッケージID3が付与されており、前記パッケージID3と当該パッケージ内の他のすべてのカードが関連づけられてもよい。また、当該パッケージID3をオンライン上の所定のオンラインゲームシステムと関連付け、当該オンラインゲームで使用可能な構成になっていてもよい。
【付記9】
【0041】
前記カートンID、内箱IDを読み取ることにより、
(1)出荷するときにどのIDをどの顧客に売ったか
(2)顧客からクレームが来た時に、それが自社が出荷したものかどうか
(3)出荷されていないのに持ち出されたかどうか
(4)廃棄するときに廃棄したものかどうか
の少なくとも1つが把握できてもよい。
【付記10】
【0042】
原紙の一面にトレーディングカードの表柄を印刷する表面印刷ステップと、
原紙の他の面に裏絵柄を印刷する裏面印刷ステップと、
前記表面印刷ステップおよび裏面印刷ステップの両方を経た印刷済みのカード原紙を切断機により個別のトレーディングカードにカッティングするステップと、
前記カッティングするステップにおいて切断された個別のトレーディングカードが所定のレア度RMに分類され、分類された当該レア度RMの情報が前記トレーディングカードにそれぞれ付与されており、
異なるレア度RMに分類されたトレーディングカードを所定のルールに従い組み合わせて一つのパッケージにパッケージングするために所定数のトレーディングカードが組にされており、
前記組に構成されたトレーディングカードが一つのパッケージにパッケージングされており、
前記トレーディングカードにはトレーディングカードIDが付与され、前記組を構成する所定数のトレーディングカードの組中には所定のルールに従い複数の異なるレア度RMに分類されたトレーディングカードが組付けられており、前記組中の複数のトレーディングカードの当該トレーディングカードIDがデータベースDBに登録され、
前記パッケージには、当該パッケージを特定するパッケージIDがパッケージ毎に付与され、前記パッケージIDを表すコード表示が、前記パッケージの内に封入されるかまたは前記パッケージに設けられ、
前記トレーディングカードを内包するパッケージの前記パッケージIDと、前記パッケージに内包された前記トレーディングカードIDとが、データベースDBにおいて関連付けられている構成である、トレーディングカードパッケージ。
【付記11】
【0043】
前記パッケージングされた複数の前記パッケージが内箱に封入され、
複数の前記パッケージを封入した内箱に、互いに異なるユニークな内箱IDを付与するステップがあり、当該内箱に内包される複数の前記パッケージのパッケージIDと、前記内箱IDとが、データベースDBにおいて関連付けられている構成であってもよい。
【付記12】
【0044】
前記内箱複数個が、カートンに梱包され、
前記カートンにカートン毎に異なるユニークなカートンIDを付与するステップがあり、
前記カートンIDと、前記カートンに内包する複数の内箱の内箱IDとが、データベースDBにおいて関連付けられている構成であってもよい。
【付記13】
【0045】
前記パッケージまたは内箱またはカートンに内包された前記トレーディングカードの前記トレーディングカードID及びレア度RMから、パッケージ内の前記トレーディングカードが所定のルールに合致した枚数及び組になっているか否かを検査されるステップを含んでもよい。
【付記14】
【0046】
前記カートンIDを読み取ることにより、前記内箱ID及び前記パッケージIDが特定され、さらにカートンの中に所定のレア度RMのトレーディングカードがそれぞれ何枚入っているかを特定し、あらかじめ決めた比率に従ってレア度RMが入っているかどうかを検査するステップを、さらに備えてもよい。
【付記15】
【0047】
前記トレーディングカードIDまたはパッケージIDまたは内箱IDがRFIDであってもよい。
【付記16】
【0048】
前記トレーディングカードIDまたはパッケージIDまたは内箱IDがRFIDであり、前記カートンIDを外から読み取った際に、前記カートン内のトレーディングカードの組み合わせが正しいかどうかを検査するステップを、さらに備えてもよい。
【付記17】
【0049】
前記パッケージは中身がわからないように不透明のパッケージになっていてもよい。
【付記18】
【0050】
前記パッケージは一定の説明カードまたはエキストラカードを含み、前記パッケージまたは前記説明カードまたは前記エキストラカードに前記パッケージID3が付与されており、前記パッケージID3と当該パッケージ内の他のすべてのカードが関連づけられてもよい。また、当該パッケージID3をオンライン上の所定のオンラインゲームシステムと関連付け、当該オンラインゲームで使用可能な構成になっていてもよい。
【付記19】
【0051】
前記カートンID、内箱IDを読み取ることにより、
(1)出荷するときにどのIDをどの顧客に売ったか
(2)顧客からクレームが来た時に出荷したものかどうか
(3)出荷されていないのに持ち出されたかどうか
(4)廃棄するときに廃棄したものかどうか
の少なくとも1つが把握できてもよい。
【産業上の利用分野】
【0052】
本発明は、中身が特定されるトレーディングカードおよびその製造方法として、産業上の利用可能性を有する。
【符号の説明】
【0053】
1 パッケージ
2 トレーディングカードID
3 パッケージID
4 トレーディングカード
5 内箱
6 カートン
7 パッケージIDつきカード
20 カード原紙
100 組付け機
101 投入筒
102 ベルトコンベア
103 ローラ
104 カード受け部
105 カメラ
200 内箱ID
201 カートンID
300 排出管理装置
301 排出装置
400 工程管理システム
RM レア度
DB データベース
図1
図2
図3
図4