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  • 特開-情報処理装置及びプログラム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025017007
(43)【公開日】2025-02-05
(54)【発明の名称】情報処理装置及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/08 20240101AFI20250129BHJP
【FI】
G06Q10/08
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023119871
(22)【出願日】2023-07-24
(71)【出願人】
【識別番号】000203977
【氏名又は名称】日鉄テックスエンジ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100090273
【弁理士】
【氏名又は名称】國分 孝悦
(72)【発明者】
【氏名】山田 満
【テーマコード(参考)】
5L010
5L049
【Fターム(参考)】
5L010AA16
5L049AA16
(57)【要約】
【課題】個人情報の匿名性を確保して、配達業務を支援できるようにする。
【解決手段】配達業務を支援するための情報処理装置(200)であって、指定された複数の住所を対象として、在宅と判定される住所の数である在宅件数を取得する取得手段(202)と、前記取得手段(202)で取得した在宅件数と、前記対象とする住所の数とを比較した情報を求める演算手段(203)とを備える。前記演算手段(203)は、エリア毎に前記情報を求める。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
配達業務を支援するための情報処理装置であって、
指定された複数の住所を対象として、在宅と判定される住所の数である在宅件数を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した在宅件数と、前記対象とする住所の数とを比較した情報を求める演算手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記演算手段は、エリア毎に前記情報を求めることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記演算手段は、あるエリアに含まれる前記対象とする住所が1つである場合、当該エリアと他のエリアとを統合して、前記情報を求めることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記演算手段は、あるエリアについて求めた前記情報において、前記取得手段で取得した在宅件数と、前記対象とする住所の数との比が1になる場合、当該エリアと他のエリアとを統合して、前記情報を再度求めることを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
配達業務を支援するための情報処理装置であって、
指定されたエリアを対象として、在宅と判定される住所の数である在宅件数を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した在宅件数と、前記対象とするエリア内の住所の数とを比較した情報を求める演算手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
【請求項6】
前記取得手段は、携帯電話の位置の情報、電気の利用状況の情報、ガスの利用状況の情報、水道の利用状況の情報、通信インフラの利用状況の情報うちの少なくともいずれか一つに基づいて在宅と判定された前記在宅件数を取得することを特徴とする請求項1又は5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
配達業務を支援するためのプログラムであって、
指定された複数の住所を対象として、在宅と判定される住所の数である在宅件数を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した在宅件数と、前記対象とする住所の数とを比較した情報を求める演算手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
【請求項8】
配達業務を支援するためのプログラムであって、
指定されたエリアを対象として、在宅と判定される住所の数である在宅件数を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した在宅件数と、前記対象とするエリア内の住所の数とを比較した情報を求める演算手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、配達業務を支援するための情報処理装置及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、配達物の配達や受け取りにかかる手間やコストを削減することを目的として、配達管理サーバが、スマートメーターや分電盤によって検知される電力利用状態に基づいて、配達先における配達物の受取人の在否(在宅であるか又は不在であるか)を判定する構成が開示されている。
また、特許文献2には、住宅等の施設にいる人物の人物情報(年齢、関係、行動等)を取得して、人物情報の組み合わせに基づいて施設の使用状態を決定する技術が開示されている。
また、特許文献3には、駐車場の駐車スペースごとの車両の入出庫情報を取得して、車両を所有する居住者の在宅率を予測する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2019-109847号公報
【特許文献2】特開2020-21260号公報
【特許文献3】特開2022-190534号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように在宅/不在を判定する技術が提案されているが、在宅/不在の情報は個人情報であり、これを利用するには各ユーザに使用許可を得る必要がある。そのため、在宅/不在の情報を配達業務の支援に利用することが難しいのが実情である。
【0005】
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、個人情報の匿名性を確保して、配達業務を支援できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の情報処理装置は、配達業務を支援するための情報処理装置であって、指定された複数の住所を対象として、在宅と判定される住所の数である在宅件数を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した在宅件数と、前記対象とする住所の数とを比較した情報を求める演算手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置は、配達業務を支援するための情報処理装置であって、指定されたエリアを対象として、在宅と判定される住所の数である在宅件数を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した在宅件数と、前記対象とするエリア内の住所の数とを比較した情報を求める演算手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、配達業務を支援するためのプログラムであって、指定された複数の住所を対象として、在宅と判定される住所の数である在宅件数を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した在宅件数と、前記対象とする住所の数とを比較した情報を求める演算手段としてコンピュータを機能させる。
また、本発明のプログラムは、配達業務を支援するためのプログラムであって、指定されたエリアを対象として、在宅と判定される住所の数である在宅件数を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した在宅件数と、前記対象とするエリア内の住所の数とを比較した情報を求める演算手段としてコンピュータを機能させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、個人情報の匿名性を確保して、配達業務を支援できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】実施形態に係る配達業務支援システムの概略構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1に、実施形態に係る配達業務支援システム1の概略構成を示す。
配達業務支援システム1は、宅配業者が構築したネットワークシステム2を含む。ネットワークシステム2は、宅配業者の配達員が所持する携帯端末100と、サーバ150とがインターネット等のネットワーク301を介して通信可能に構成される。なお、図1では、携帯端末100を一台のみ図示するが、複数台存在する。
また、サーバ150は、例えばインフラ業者がサービスを提供するためのサーバ200と、インターネット等のネットワーク302を介して通信可能に構成される。
【0010】
携帯端末100は、サーバ150に対して、現在地を付加して配送ルートを要求する要求部101と、サーバ150から送られてくる配送ルートを配達員に提示する提示部102とを備える。
【0011】
サーバ150は、携帯端末100からの要求を受け付ける受付部151と、受付部151で受け付けた要求に応じて、配達予定の複数の住所を指定して、サーバ200に支援情報の要求を行う要求部152と、サーバ200から支援情報を取得する取得部153と、取得部153で取得した支援情報に基づいて、配送ルートを演算する演算部154と、演算部154で演算した配送ルートを携帯端末100に出力する出力部155とを備える。以下、サーバ150側から支援情報を要求することを、問い合わせとも呼ぶ。
【0012】
サーバ200は、インフラ業者が提供する、携帯電話の位置の情報、電気の利用状況の情報、ガスの利用状況の情報、水道の利用状況の情報、通信インフラの利用状況の情報うちの少なくともいずれか一つが格納されるデータベース205を有する。そして、サーバ200は、サーバ150から支援情報の要求(問い合わせ)を受け付ける受付部201と、指定された複数の住所を対象として、データベース205を利用して、問い合わせ時に在宅と判定される住所の数である在宅件数を取得する取得部202と、在宅件数と対象とする住所の数とを利用して、支援情報を求める演算部203と、演算部203で求めた支援情報を、問い合わせ元のサーバ150に出力する出力部204とを備える。サーバ200が、本発明を適用した、配達業務を支援するための情報処理装置の例である。
【0013】
以下、サーバ150及びサーバ200が実行する処理について詳述する。
サーバ150において、受付部151で携帯端末100からの要求を受け付けたことを受けて、要求部152は、例えば当日中に配達予定の複数の住所を指定して、サーバ200に支援情報の要求を行う。
ここで、配達は、(a)時間指定なし、(b)時間指定あり、(c)ポスト投函可、(d)宅配ボックスあり(宅配業者側でデータ保有)に分類される。属性(c)、(d)では再配達の可能性は低く、属性(a)又は属性(a)、(b)の配達業務の支援を行えるようにするのが好適である。要求部152は、属性(a)又は属性(a)、(b)の配達予定の複数の住所をリスト化して、サーバ200に受け渡す。
【0014】
サーバ200において、受付部201は、サーバ150から支援情報の要求(問い合わせ)を受け付ける。
【0015】
サーバ200において、取得部202は、指定された複数の住所を対象として、データベース205を利用して、問い合わせ時に在宅と判定される住所の数である在宅件数を取得する。取得部202は、データベース205で管理される、携帯電話の位置の情報、電気の利用状況の情報、ガスの利用状況の情報、水道の利用状況の情報、通信インフラの利用状況の情報うちの少なくともいずれか一つに基づいて、各住所の在宅/不在を判定して、在宅件数を取得する。
【0016】
携帯電話の位置の情報を利用する場合、各携帯電話における在宅可能性が高い時間帯(例えば1:00~5:00)のGPS情報と、問い合わせ時のGPS情報とを比較し、近ければ在宅と判定する。なお、携帯電話の契約住所と所有者の住居とは異なることがあるので、契約者名と在宅可能性が高い時間帯のGPS情報と住所とをマッチングさせたデータベースの構築を行うのが好ましい。
【0017】
また、電気、ガス、水道の利用状況の情報を利用する場合、個別住所における問い合わせ時と同時刻を含む時間帯での過去の低消費量(不在)、又は配達時間(例えば8:00~21:00)の過去の低消費量(不在)と、問い合わせ時の消費量(スマートメーターの値等)とを比較し、問い合わせ時の消費量が大きければ在宅と判定する。家電等ではタイマーでの使用も想定されるので、配達時間を考慮した過去実績との比較で在宅/不在を判定する。このように過去の使用量(消費量)の時間帯傾向を捉えることで、より精度の高い判定が可能になる。
【0018】
また、通信インフラの利用状況を利用する場合、各家庭における全時間帯の過去の低トラフィックの情報(不在)と、問い合わせ時のトラフィックとを比較し、問い合わせ時のトラフィックが大きければ在宅と判定する。定期的なアップデート等も想定されるので、問い合わせ時と同時刻を含む時間帯だけでなく、他の時間帯の過去実績を用いて、在宅を判定する。このように過去のトラフィック量の時間帯傾向を捉えることで、より精度の高い判定が可能になる。
【0019】
サーバ200において、演算部203は、支援情報として、取得部202で取得した在宅件数と、対象とする住所の数(在宅問い合わせ件数と呼ぶ)とを比較した情報を求める。本実施形態では、演算部203は、支援情報として、(在宅件数)/(在宅問い合わせ件数)を百分率で表した値(以下、在宅可能性率と呼ぶ)を演算する。在宅可能性率を参照すれば、配達予定の複数の住所のうち、どの程度の数の住所で在宅の可能性が高いかを把握することができる。
ここで、予めエリア分割されており(便宜上、小エリアと呼ぶ)、小エリア毎に在宅可能性率を演算する。エリア分割は、例えば「何丁目」といった単位で区切られる。なお、都市部等の住宅が密集している地区と、地方等の住宅が密集していない地区とで、エリア分割の仕方(小エリアの大きさ)を異ならせてもよい。
【0020】
この場合に、小エリアに含まれる対象とする住所が1つである場合、すなわち在宅問い合わせ件数が1つである場合、個人の特定につながる可能性があり、匿名性が失われる。そこで、演算部203は、小エリアに含まれる対象とする住所が1つである場合、当該小エリアとこれに最も近い他の小エリアとを統合した中エリアでの在宅可能性率を演算する。このように、対象とする住所が複数含まれるように再グルーピングを行い、在宅可能性率を演算する。
【0021】
また、小エリアで演算した在宅可能性率が100%になる場合、すなわち取得部202で取得した在宅件数と、対象とする住所の数との比が1になる場合も、個人の特定につながる可能性があり、匿名性が失われる。そこで、演算部203は、小エリアで演算した宅可能性率が100%である場合、当該小エリアとこれに最も近い他の小エリアとを統合した中エリアでの在宅可能性率を再度演算する。このように、在宅可能性率が100%未満になるように再グルーピングを行い、在宅可能性率を演算する。
【0022】
サーバ200において、出力部204は、演算部203で求めた小エリア毎(又は中エリア毎)の在宅可能性率を、問い合わせ元のサーバ150に出力する。
【0023】
サーバ150において、演算部154は、取得部153でサーバ200から取得した在宅可能性率に基づいて、配送ルートの最適化を行い、出力部155は、この配送ルートを携帯端末100に出力する。携帯端末100において、提示部102は、サーバ150から送られてくる配送ルートを例えば不図示の表示部に表示して、配達員に提示する。
配送ルートの最適化の仕方は限定されるものではなく、既存の最適化手法を用いればよい。例えば、属性(b)の配達先の情報(エリア毎の在宅可能性率、配達件数)に基づいて、全エリアの総移動コストが最小になるように配送ルートを求める。そして、この配送ルートにおいて、配達先間の猶予時間に対し、制約条件にならない属性(a)の配達先の情報を加え、移動コストが最小になるように配送ルートを求める。また、この配送ルートにおいて、配達先間の猶予時間に対し、属性(c)、(d)の配達先の情報に基づいて、移動コストが最小になるように配送ルートを求める。
配達中において、逐次、最新情報による在宅可能性率を演算して、配送ルートの最適化を行うようにすれば、精度を向上させることができる。
【0024】
このようにしたサーバ150、サーバ200は、例えばCPU、ROM、RAM等を備えるコンピュータにより構成され、CPUが例えばROMに記憶された所定のプログラムを実行することにより、各部151~155、201~204の機能が実現される。
【0025】
以上述べたように、プライバシー保護の観点から活用が難しい個人情報である在宅/不在の情報をグルーピング化して、在宅可能性率として取り扱うことにより、匿名性を確保してプライバシー保護を図りつつ、配達業務を支援できるようになる。これにより、再配達の抑制につながり、二酸化炭素の排出量を削減して、GX(グリーントランスフォーメーション)活動に貢献することが可能になる。
【0026】
なお、本実施形態では、問い合わせ時を基準として、在宅件数を取得し、在宅可能性率を演算するようにしたが、例えば支援情報の要求を行うときに将来の日時を指定できるようにし、指定された日時を基準として、在宅件数を取得し、在宅可能性率を演算するようにしてもよい。
また、本実施形態では、サーバ200の取得部202が在宅/不在を判定する例としたが、この判定が外部機器で行われ、その結果である在宅件数を取得部202が取得する形態としてもよい。
また、本実施形態では、サーバ150の演算部154が配送ルートの最適化を行って、それを携帯端末100で提示するとしたが、在宅可能性率を携帯端末100で提示するだけでも、配達業務を支援することが可能である。
【0027】
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、複数の住所を指定して、サーバ200に支援情報の要求を行うようにしたが、エリアを指定して、サーバ200に支援情報の要求を行うようにしてもよい。なお、配達業務支援システム1の概略構成は図1に示したものと同様であり、以下では、第1の実施形態との共通点の説明は省略し、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
【0028】
サーバ150において、受付部151で携帯端末100からの要求を受け付けたことを受けて、要求部152は、例えば当日中に配達予定のエリアを指定して、サーバ200に支援情報の要求を行う。ここでいうエリアは、第1の実施形態で述べたように予めエリア分割されたエリアでもよいし、配達員が任意に指定するエリアでもよい。
【0029】
サーバ200において、受付部201は、サーバ150から支援情報の要求(問い合わせ)を受け付ける。
【0030】
サーバ200において、取得部202は、指定されたエリアを対象として、データベース205を利用して、問い合わせ時に在宅と判定される住所の数である在宅件数を取得する。第1の実施形態と同様、取得部202は、データベース205で管理される、携帯電話の位置の情報、電気の利用状況の情報、ガスの利用状況の情報、水道の利用状況の情報、通信インフラの利用状況の情報うちの少なくともいずれか一つに基づいて、各住所の在宅/不在を判定して、在宅件数を取得する。
【0031】
サーバ200において、演算部203は、支援情報として、取得部202で取得した在宅件数と、対象とするエリア内の住所の数(在宅問い合わせ件数と呼ぶ)とを比較した情報を求める。本実施形態では、演算部203は、支援情報として、(在宅件数)/(在宅問い合わせ件数)を百分率で表した値(以下、在宅可能性率と呼ぶ)を演算する。在宅可能性率を参照すれば、配達予定のエリアのうち、どの程度の数の住所で在宅の可能性が高いかを把握することができる。
本実施形態でも、対象とするエリアで演算した在宅可能性率が100%になる場合、すなわち取得部202で取得した在宅件数と、対象とするエリア内の住所の数との比が1になる場合も、エリアを拡大して在宅可能性率を再度演算する。
【0032】
サーバ200において、出力部204は、演算部203で求めたエリアの在宅可能性率を、問い合わせ元のサーバ150に出力する。
【0033】
サーバ150において、演算部154は、取得部153でサーバ200から取得した在宅可能性率に基づいて、配送ルートの最適化を行い、出力部155は、この配送ルートを携帯端末100に出力する。携帯端末100において、提示部102は、サーバ150から送られてくる配送ルートを例えば不図示の表示部に表示して、配達員に提示する。最適化については第1の実施形態で述べたとおりである。
【0034】
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本実施形態では、携帯端末100、サーバ150及びサーバ200を備える構成を説明したが、これに限定されるものではない。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
【符号の説明】
【0035】
100:携帯端末、101:要求部、102:提示部、150:サーバ、151:受付部、152:要求部、153:取得部、154:演算部、155:出力部、200:サーバ、201:受付部、202:取得部、203:演算部、204:出力部、205:データベース、301、302:ネットワーク
図1