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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025018124
(43)【公開日】2025-02-06
(54)【発明の名称】コンベア
(51)【国際特許分類】
   B65G 39/04 20060101AFI20250130BHJP
   B65G 13/10 20060101ALI20250130BHJP
【FI】
B65G39/04
B65G13/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023121569
(22)【出願日】2023-07-26
(71)【出願人】
【識別番号】500409127
【氏名又は名称】株式会社大道産業
(74)【代理人】
【識別番号】100086184
【弁理士】
【氏名又は名称】安原 正義
(74)【代理人】
【識別番号】100096389
【弁理士】
【氏名又は名称】金本 哲男
(74)【代理人】
【識別番号】100167634
【弁理士】
【氏名又は名称】扇田 尚紀
(72)【発明者】
【氏名】坂田 浩一
【テーマコード(参考)】
3F033
【Fターム(参考)】
3F033BA04
3F033BB02
3F033BB12
3F033BC03
3F033BC06
3F033BC08
3F033EA03
3F033EA05
3F033EA06
3F033GA06
3F033GB08
3F033GD02
(57)【要約】
【課題】
順方向F及び順方向Fと逆方向のみならず、ローラーコンベアの進行方向(順方向F)に対する両幅方向に被搬送物を、搬送することが出来るローラーコンベアを提供する。
【解決手段】
ローラー21表面に、単位ローラーユニット41をローラー軸22に対して斜めに取り付け、隣接するローラー21には、隣接するローラー21との境界Jを境に平面視線対称に単位ローラーユニット41をローラー軸22に対して斜めに取り付けることを特徴とするローラーコンベア11。
【選択図】図2

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ローラー表面に、単位ローラーユニットをローラー軸に対して斜めに取り付け、
隣接するローラーには、隣接するローラーとの境界を境に平面視線対称に単位ローラーユニットをローラー軸に対して斜めに取り付けることを特徴とするローラーコンベア。
【請求項2】
単位ローラーユニットをローラー軸に対して斜め45度に取り付けることを特徴とする請求項1記載のローラーコンベア。
【請求項3】
順方向に対して、右側に被搬送物を搬送するときは、
ローラー表面に、単位ローラーユニットをローラー軸に対して、順方向に対して斜め右に傾斜させて取り付けたローラーを順方向に回転させ、
隣接するローラー表面に、単位ローラーユニットをローラー軸に対して、順方向に対して斜め左に傾斜させて取り付けたローラーを順方向と逆方向に回転させることを特徴とする請求項1記載のローラーコンベア。
【請求項4】
順方向に対して、右側に被搬送物を搬送するときは、
斜めの搬送方向が順方向に対して右斜め45度方向に傾斜させたローラー軸を順方向に回転させ、
隣接する、斜めの搬送方向が順方向に対して左斜め45度方向に傾斜させたローラー軸を順方向と逆方向に回転させることを特徴とする請求項1記載のローラーコンベア。
【請求項5】
順方向に対して、左側に被搬送物を搬送するときは、
ローラー表面に、単位ローラーユニットをローラー軸に対して、順方向に対して斜め右に傾斜させて取り付けたローラーを順方向と逆方向に回転させ、
隣接するローラー表面に、単位ローラーユニットをローラー軸に対して、順方向に対して斜め左に傾斜させた取り付けたローラーを順方向に回転させることを特徴とする請求項1記載のローラーコンベア。
【請求項6】
順方向に対して、左側に被搬送物を搬送するときは、
斜めの搬送方向が順方向に対して右斜め45度方向に傾斜させたローラー軸を順方向と逆方向に回転させ、
隣接する、斜めの搬送方向が順方向に対して左斜め45度方向に傾斜させたローラー軸を順方向に回転させることを特徴とする請求項1記載のローラーコンベア。
【請求項7】
順方向に被搬送物を搬送するときは、すべてのローラーを順方向に回転させる、
順方向と逆方向に被搬送物を搬送するときは、すべてのローラーを順方向に回転させることを特徴とする請求項1記載のローラーコンベア。
【請求項8】
回転軸の回転方向と斜め方向に、搬送する被搬送物に駆動力を付与するローラーを、被搬送物を搬送する方向である順方向へ順次並べて設置し、
隣接するローラーは、相互に、斜めの搬送方向を、順方向および順方向に対する逆方向に隣接するローラー相互の境界を境に対称にして順次設置して設けるローラーコンベアであって、
ローラーコンベアで被搬送物を順方向に搬送する場合は、全てのローラーを順方向に回転させ、
ローラーコンベアで被搬送物を逆方向に搬送する場合は、全てのローラーを順方向とは逆方向に回転させ、
ローラーコンベアで被搬送物をローラーコンベアの一方の幅方向に搬送する場合は、隣接するローラーはそれぞれ逆回転するように回転させ、
ローラーコンベアで被搬送物を他方の幅方向に搬送する場合は、隣接するローラーはそれぞれ逆回転するように、一方の幅方向に搬送する場合とは逆回転させることを特徴とするローラーコンベア。
【請求項9】
単位ローラーユニット回転軸と、
単位ローラーユニット回転軸で回転可能な単位ローラーユニットと、
単位ローラーユニットを、複数取り付けた単位ローラーユニット集合体と、
単位ローラーユニット集合体の回転軸と、を有するローラーからなり、
被搬送物を、ローラーによって搬送する方向である順方向へ順次並べて設置し、載置された被搬送物を搬送するローラーコンベアであって、
単位ローラーユニット回転軸は、単位ローラーユニット集合体の回転軸に対して、単位ローラーユニット集合体の回転軸毎に同一角度に傾斜させて取付け、
隣接する単位ローラーユニット集合体の回転軸に取り付ける、単位ローラーユニットの傾斜角度は、隣接する単位ローラーユニット集合体の回転軸相互に、斜めの搬送方向を順方向および順方向に対する逆方向に隣接する単位ローラーユニット集合体の回転軸相互の境界を境に対称にして順次設置して設け、
ローラーコンベアで被搬送物を順方向に搬送する場合は、全ての単位ローラーユニット集合体の回転軸を順方向に回転させ、
ローラーコンベアで被搬送物を逆方向に搬送する場合は、全ての単位ローラーユニット集合体の回転軸を順方向とは逆方向に回転させ、
ローラーコンベアで被搬送物をローラーコンベアの一方の幅方向に搬送する場合は、隣接する単位ローラーユニット集合体の回転軸はそれぞれ逆回転するように回転させ、
ローラーコンベアで被搬送物を他方の幅方向に搬送する場合は、隣接する単位ローラーユニット集合体の回転軸はそれぞれ逆回転するように、一方の幅方向に搬送する場合とは逆回転させることを特徴とする、ローラーコンベア。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンベアに係る。詳細には、ローラーコンベアに係る。
【背景技術】
【0002】
コンベアで被搬送物を搬送し、搬送方向を横方向に転換させる場合は、特許文献1記載のような円弧状の搬送軌道を設けることが一般に行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2018―62430号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1記載のコンベアでは、設置するコンベアのスペースが必要となる課題を有した。
この発明は、これら知見に基づくものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明は、
ローラー表面に、単位ローラーユニットをローラー軸に対して斜めに取り付け、
隣接するローラーには、隣接するローラーとの境界を境に平面視線対称に単位ローラーユニットをローラー軸に対して斜めに取り付ける、
からなる。
【0006】
この発明は、更に、
単位ローラーユニットをローラー軸に対して斜め45度に取り付ける、
からなる。
【0007】
この発明は、更に、
順方向に対して、右側に被搬送物を搬送するときは、
ローラー表面に、単位ローラーユニットをローラー軸に対して、順方向に対して斜め右に傾斜させて取り付けたローラーを順方向に回転させ、
隣接するローラー表面に、単位ローラーユニットをローラー軸に対して、順方向に対して斜め左に傾斜させて取り付けたローラーを順方向と逆方向に回転させる、
からなる。
【0008】
この発明は、更に、
順方向に対して、右側に被搬送物を搬送するときは、
斜めの搬送方向が順方向に対して右斜め45度方向に傾斜させたローラー軸を順方向に回転させ、
隣接する、斜めの搬送方向が順方向に対して左斜め45度方向に傾斜させたローラー軸を順方向と逆方向に回転させる、
からなる。
【0009】
この発明は、更に、
順方向に対して、左側に被搬送物を搬送するときは、
ローラー表面に、単位ローラーユニットをローラー軸に対して、順方向に対して斜め右に傾斜させて取り付けたローラーを順方向と逆方向に回転させ、
隣接するローラー表面に、単位ローラーユニットをローラー軸に対して、順方向に対して斜め左に傾斜させた取り付けたローラーを順方向に回転させる、
からなる。
【0010】
この発明は、更に、
順方向に対して、左側に被搬送物を搬送するときは、
斜めの搬送方向が順方向に対して右斜め45度方向に傾斜させたローラー軸を順方向と逆方向に回転させ、
隣接する、斜めの搬送方向が順方向に対して左斜め45度方向に傾斜させたローラー軸を順方向に回転させる、
からなる。
【0011】
この発明は、更に、
順方向に被搬送物を搬送するときは、すべてのローラーを順方向に回転させる、
順方向と逆方向に被搬送物を搬送するときは、すべてのローラーを順方向に回転させる、
からなる。
【0012】
この発明は、
回転軸の回転方向と斜め方向に、搬送する被搬送物に駆動力を付与するローラーを、被搬送物を搬送する方向である順方向へ順次並べて設置し、
隣接するローラーは、相互に、斜めの搬送方向を、順方向および順方向に対する逆方向に隣接するローラー相互の境界を境に対称にして順次設置して設けるローラーコンベアであって、
ローラーコンベアで被搬送物を順方向に搬送する場合は、全てのローラーを順方向に回転させ、
ローラーコンベアで被搬送物を逆方向に搬送する場合は、全てのローラーを順方向とは逆方向に回転させ、
ローラーコンベアで被搬送物をローラーコンベアの一方の幅方向に搬送する場合は、隣接するローラーはそれぞれ逆回転するように回転させ、
ローラーコンベアで被搬送物を他方の幅方向に搬送する場合は、隣接するローラーはそれぞれ逆回転するように、一方の幅方向に搬送する場合とは逆回転させることを特徴とする、ローラーコンベア、
を、提供する。
【0013】
この発明は、更に、
単位ローラーユニット回転軸と、
単位ローラーユニット回転軸で回転可能な単位ローラーユニットと、
単位ローラーユニットを、複数取り付けた単位ローラーユニット集合体と、
単位ローラーユニット集合体の回転軸と、を有するローラーからなり、
被搬送物を、ローラーによって搬送する方向である順方向へ順次並べて設置し、載置された被搬送物を搬送するローラーコンベアであって、
単位ローラーユニット回転軸は、単位ローラーユニット集合体の回転軸に対して、単位ローラーユニット集合体の回転軸毎に同一角度に傾斜させて取付け、
隣接する単位ローラーユニット集合体の回転軸に取り付ける、単位ローラーユニットの傾斜角度は、隣接する単位ローラーユニット集合体の回転軸相互に、斜めの搬送方向を順方向および順方向に対する逆方向に隣接する単位ローラーユニット集合体の回転軸相互の境界を境に対称にして順次設置して設け、
ローラーコンベアで被搬送物を順方向に搬送する場合は、全ての単位ローラーユニット集合体の回転軸を順方向に回転させ、
ローラーコンベアで被搬送物を逆方向に搬送する場合は、全ての単位ローラーユニット集合体の回転軸を順方向とは逆方向に回転させ、
ローラーコンベアで被搬送物をローラーコンベアの一方の幅方向に搬送する場合は、隣接する単位ローラーユニット集合体の回転軸はそれぞれ逆回転するように回転させ、
ローラーコンベアで被搬送物を他方の幅方向に搬送する場合は、隣接する単位ローラーユニット集合体の回転軸はそれぞれ逆回転するように、一方の幅方向に搬送する場合とは逆回転させることを特徴とする、ローラーコンベア、
を、提供する。
【発明の効果】
【0014】
ローラーコンベアで被搬送物を順方向に搬送する場合は、全てのローラーを順方向に回転させると、被搬送物を順方向に搬送する。
ローラーコンベアで被搬送物を逆方向に搬送する場合は、全てのローラーを順方向とは逆方向に回転させると、被搬送物を逆方向に搬送する。
ローラーコンベアで被搬送物をローラーコンベアの一方の幅方向に搬送する場合は、隣接するローラーはそれぞれ逆回転するように回転させ、
ローラーコンベアで被搬送物を他方の幅方向に搬送する場合は、隣接するローラーはそれぞれ逆回転するように、一方の幅方向に搬送する場合とは逆回転させる。
【0015】
隣接するローラーは、相互に、斜めの搬送方向を、順方向および順方向に対する逆方向に隣接するローラー相互の境界を境に対称にして順次設置して設けるローラーコンベアからなる。
そのため、隣接するローラーを逆回転すると、隣接するローラーにそれぞれ取り付けた、ローラーの傾斜方向先端側の共通するローラーコンベア幅側に、ローラーコンベア上に載置した被搬送物は、搬送される。
隣接するローラーにそれぞれ取り付けた、ローラーの傾斜先が共通する端側のローラーコンベア端側に被搬送物を搬送する。
隣接するローラーの回転方向をそれぞれ先の回転方向と逆方向に回転すると、先とは逆側のローラーコンベア幅側に、ローラーコンベア上に載置した被搬送物は、搬送される。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】この発明の実施例に係るローラーコンベアの正面図である。
図2】この発明の実施例に係るローラーコンベアの平面図である。
図3】この発明の実施例に係るローラーコンベアの側面図である。
図4】この発明の実施例に係る図1図2に図示するCのローラーの平面拡大図である。
図5】この発明の実施例に係る図4に図示するCのローラーの平面断面図である。
図6】この発明の実施例に係る図4に図示するCのローラーの端面図である。
図7】この発明の実施例に係る単位ローラーユニット集合体の平面図である。
図8】この発明の実施例に係る単位ローラーユニット集合体の正面図である。
図9】この発明の実施例に係る単位ローラーユニット集合体の斜視図である。
図10】この発明の実施例に係る単位ローラーユニット集合体の中央断面図であって、図8のAA断面図である。
図11】この発明の実施例に係る単位ローラーユニット集合体の斜視図であって、図7のBB視断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
11は、ローラーコンベアである。51は、ローラーコンベア11の脚、52は、キャスターである。前脚と後ろ脚との間に、ローラーコンベア11を倒して収納する。
ローラーコンベア11の概略について説明する。
21は、ローラーコンベア11を構成するローラーである。ローラーコンベア11は、ローラー21を、被搬送物(図示せず)を搬送する方向である順方向Fへ複数個順次並べて設置する。ローラーコンベア11は、ローラーコンベア11上に載置された被搬送物を順方向Fへ搬送する方向、あるいは、順方向Fと反対方向に回転可能である。
ローラーコンベア11は、単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22を、搬送方向に並べて、ローラーコンベア11の回転に伴い、単位ローラーユニット集合体31を回転させて、載置された被搬送物を搬送する。
【0018】
ローラー21は、各ローラー21の被搬送物と接する上端を結んだローラー21上の仮想平面を搬送面Mとして、搬送面Mに載置された被搬送物を搬送する。ローラー21の上端面である被搬送物との接触点相互を結んで得られる面が搬送面Mとなる。平面視は搬送面Mである。
図1乃至図3に図示するGは順方向端、Hは逆方向端である。ローラーコンベア11の搬送面Mは水平に設置する。
搬送面Mは、ローラー21上端で被搬送物に接して被搬送物に駆動力を与える。
【0019】
ローラー21は、表面に、ローラー21より小さい単位ローラーユニット41を傾斜させて複数設ける。
ローラー21は、単位ローラーユニット41のローラー21に対する設定方向によって、順方向Fに対して斜めの被搬送物への搬送方向を得る。
ローラー21は、単位ローラーユニット41の傾斜方向を異にする一方のローラー21(B)と、他方のローラー21(C)とからなる。
一方のローラー21(B)は、平面視である搬送面Mにおいて、順方向Fに対して斜めの搬送方向は、右45度に向ける。他方のローラー21(C)は、平面視である搬送面Mにおいて、順方向Fに対して斜めの搬送方向は、左45度に向ける。ローラー21(B)とローラー21(C)とは、順方向Fへ交互に順次並べる。
隣接するローラー21は、相互に、斜めの搬送方向を、順方向Fおよび順方向Fに対する逆方向について隣接するローラー21相互の境界Jを境に線対称にして順次設置して設ける。
【0020】
図1図2に図示する、ローラー211、ローラー213、ローラー215、ローラー217、ローラー219、ローラー221は、一方のローラー21(B)である。
図1図2に図示する、ローラー212、ローラー214、ローラー216、ローラー218、ローラー220、ローラー222は、他方のローラー21(C)である。
隣接するローラー軸22は相互に平行に設置する。
【0021】
22は、ローラー軸である。ローラー軸22は、ローラー21の回転軸である。全てのローラー軸22は、順方向Fに対して直角に設置する。
23(231~241)は、モーターである。各モーター23(231~241)は、同一能力からなり、駆動力は同一で等しい。
モーター231は、ローラー211に取り付け駆動する。モーター232は、ローラー212に取り付け駆動する。以下順次モーター23をローラー軸21に取り付ける。
モーター233は、ローラー213に取り付け駆動する。モーター234は、ローラー214に取り付け駆動する。
【0022】
モーター235は、ローラー215に取り付け駆動する。モーター236は、ローラー216に取り付け駆動する。モーター237は、ローラー217に取り付け駆動する。モーター238は、ローラー218に取り付け駆動する。
モーター239は、ローラー219に取り付け駆動する。モーター240は、ローラー220に取り付け駆動する。モーター241は、ローラー221に取り付け駆動する。モーター242は、ローラー222に取り付け駆動する。
【0023】
モーター23(231~241)は、ローラー211~ローラー222全てを順方向Fに回転(載置した被搬送物を順方向Fに搬送するように回転)させたり、全てを順方向Fと逆方向に回転させたり、一つおきに、順方向Fと順方向Fと逆方向に回転させ、あるいは、一つおきに、順方向Fと逆方向と順方向Fに回転するように制御部で制御する。
【0024】
31は、単位ローラーユニット集合体である。32は、単位ローラーユニット集合体31の回転軸孔である。単位ローラーユニット集合体31の回転軸は、単位ローラーユニット集合体31の回転軸であり、ローラー軸22である。単位ローラーユニット集合体31は、単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22を、複数の単位ローラーユニット集合体31の回転軸孔32に貫通して軸心として、ローラー21として回転する。
【0025】
41は、単位ローラーユニットである。42は、単位ローラーユニット回転軸である。単位ローラーユニット回転軸42は、単位ローラーユニット41の回転軸である。単位ローラーユニット41は、単位ローラーユニット回転軸42を軸心としてそれ自体がローラーとして回転する。
ローラー21は、表面に単位ローラーユニット集合体31を複数個取り付けてなり、複数個の単位ローラーユニット集合体31から構成する。単位ローラーユニット集合体31は、複数個の単位ローラーユニット41から構成する。
【0026】
単位ローラーユニット41について更に説明する。
単位ローラーユニット41は、ローラー21より小さく設け、ローラー21表面に複数個、この実施例では、図8他に図示するように取り付け、単位ローラーユニット回転軸42で回転可能である。
全ての単位ローラーユニット回転軸42は、同一能力のモーター23で回転するローラー軸22の回転に伴い、単位ローラーユニット41に接触する被搬送物に搬送力を伝達する。
単位ローラーユニット回転軸42は、ローラー21毎に、単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22に対して全て同一角度の斜めに取付ける。単位ローラーユニット回転軸42は、単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22に対して斜め45度に取付ける。
【0027】
この発明の実施例では、斜めの搬送方向は、ローラー21毎に、順方向Fに対して全て同一角度の斜め45度に設ける。単位ローラーユニット41のローラー21に対する取り付け角度により、被搬送物の斜めの搬送方向が決まる。
図2に図示するように、一方のローラー21(B)に取り付けた単位ローラーユニット41では、単位ローラーユニット回転軸42は、順方向Fに対する逆方向に対して斜めの搬送方向は、左45度傾ける。
そのため、図2に図示するように、単位ローラーユニット41は、一方のローラー21(B)に取り付けた単位ローラーユニット41では、順方向Fに対する逆方向に対して斜めの搬送方向は、右45度傾く。
【0028】
図2図4に図示するように、他方のローラー21(C)に取り付けた単位ローラーユニット41では、単位ローラーユニット回転軸42は、順方向Fに対する逆方向に対して斜めの搬送方向は、右45度傾ける。
そのため、図2図4に図示するように、他方のローラー21(C)に取り付けた単位ローラーユニット41では、順方向Fに対する逆方向に対して斜めの搬送方向は、左45度傾く。
【0029】
単位ローラーユニット41はローラー21に対して傾斜しているため、単位ローラーユニット41の回転軸の先端は、ローラーコンベア11のL1あるいはL2の同一幅方向に向けている。取り付けた複数の単位ローラーユニット41の回転軸である単位ローラーユニット回転軸42の先端方向も傾斜方向も、一方の幅方向L1あるいは他方の幅方向L2の同幅方向に向けている。そのため、それぞれ搬送方向は、同一方向となる。
【0030】
隣接する単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22に取り付ける単位ローラーユニット41の回転軸の先端は、ローラーコンベア11の同一幅方向、すなわち、一方の幅方向L1あるいは他方の幅方向L2に向けている。そのため、それぞれ搬送方向は、同一方向となる。
隣接する単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22に取り付けた単位ローラーユニット41の傾斜方向は相互に逆方向に向けており、隣接するローラー軸22に取り付けた単位ローラーユニット41は、相互に向かいあうか、背を向けあうか、からなる。
【0031】
単位ローラーユニット集合体31について更に説明する。
単位ローラーユニット集合体31は、図示するように、単位ローラーユニット41を、複数、この実施例では9個外周に沿って単位ローラーユニット41のローラー面が外側に露出し被搬送物を搬送する搬送面Mを構成するように取り付ける。単位ローラーユニット集合体31は、図4乃至図11に図示するように全体として円筒状からなり、中心に単位ローラーユニット集合体31の回転軸孔32を設ける。単位ローラーユニット集合体31の回転軸孔32には、単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22を貫通させ、複数の単位ローラーユニット集合体31、この実施例では、6個の単位ローラーユニット集合体31を貫通させ固定する。
【0032】
32は、単位ローラーユニット集合体31の回転軸孔である。
単位ローラーユニット集合体31の回転軸は、単位ローラーユニット集合体31の回転軸である。
単位ローラーユニット集合体31の回転軸は、この実施例では、ローラー21の回転軸であるローラー軸22からなる。ローラー軸22を単位ローラーユニット集合体31の回転軸孔32に貫通する。
【0033】
単位ローラーユニット集合体31は、図4乃至図11に図示するように全体として円筒状となっている。円筒状からなる単位ローラーユニット集合体31の両端面の一方が一端面33、他方が他端面34である。
単位ローラーユニット41を取り付ける単位ローラーユニット回転軸42は、円筒状の一端面33外周付近に先端を取り付け、円筒状の他端面34外周付近に他端を取り付ける。
単位ローラーユニット回転軸42の取り付け両端部は、単位ローラーユニット集合体31が取り付けられるローラー軸22に対して平行よりは傾斜させて(25度乃至60度)単位ローラーユニット集合体31の両端面付近に取り付ける。この実施例では、単位ローラーユニット集合体31が取り付けられる単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22に対して平行よりは45度傾斜させて取り付ける。角度は30度でもよい。
【0034】
単位ローラーユニット41は、この発明の実施例では、ローラー21の回転軸であるローラー軸22(単位ローラーユニット集合体31の回転軸)の回転方向と斜め45度方向に、取り付けている。
図示するように、ローラー軸22に対して単位ローラーユニット41を、右45度傾けることで、ローラー21および単位ローラーユニット41の斜めの搬送方向は右45度となる。
単位ローラーユニット41左先端は、順方向左斜め45度向いている。
ローラー軸22に対して単位ローラーユニット41を、左45度傾けることで、ローラー21および単位ローラーユニット41の斜めの搬送方向は左45度となる。
単位ローラーユニット41右先端は、順方向右斜め45度向いている。
【0035】
隣接するローラー21は、順方向Fに対して斜め右方向と斜め左方向にすることで、相互に、搬送方向を逆向きにして順次設置して設ける
隣接するローラー21相互は、図2に図示するように、斜めの搬送方向を、順方向Fおよび順方向Fに対する逆方向に隣接するローラー21相互の境界Jを境に対称にして順次設置して設ける。順方向Fおよび順方向Fに対する逆方向に対する斜めの搬送方向は、隣接するローラー21相互の境界Jを境に線対称に設ける。
【0036】
すなわち、隣接する単位ローラーユニット集合体31の回転軸に取り付ける、単位ローラーユニット41の傾斜方向は、隣接する単位ローラーユニット集合体31であるローラー軸22相互に斜めの搬送方向を順方向Fおよび順方向Fに対する逆方向に隣接するローラー21である単位ローラーユニット集合体31相互の境界Jを境に線対称にして順次設置して設ける。
【0037】
隣接するローラー21は、相互に、斜めの搬送方向を、順方向Fおよび順方向Fに対する逆方向について隣接するローラー21相互の境界Jを境に線対称にして順次設置して設ける。ローラー21(B)は、順方向Fに対する逆方向に対して斜めの搬送方向は、右45度に向ける。ローラー21(C)は、順方向Fに対する逆方向に対して斜めの搬送方向は、左45度に向ける。
ローラーコンベア11に設置した隣接するローラー21相互の境界Jを境に線対称に設ける。一方のローラー21(B)では、順方向Fに対して左45度傾ける、他方のローラー21(C)は、順方向Fに対して左45度向ける。傾斜方向は、一方のローラー21(B)と他方のローラー21(C)とで左右逆にしてもよい。
一方のローラー21(B)では、順方向Fに対して右30度傾け、他方のローラー21(C)は、順方向Fに対して左30度向けてもよい。
ローラーコンベア11に設置した隣接するローラー21の単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22は、ローラー軸22と平行に設置する。
【0038】
単位ローラーユニット回転軸42は、単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22に対して、隣接する単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22では、それぞれ逆方向に傾斜させて取り付けている。
そのため、隣接する単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22をモーター23で逆回転すると、隣接する単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22にそれぞれ取り付けた、単位ローラーユニット回転軸42の傾斜方向先端側の共通するローラーコンベア11幅側に、被搬送物は、搬送される。
被搬送物は、ローラー21によって搬送する方向である順方向Fの幅方向である左右に搬送される。
【0039】
2本の隣接する単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22が、ローラーコンベア11の搬送方向のうち順方向Fに回転した場合は被搬送物を順方向Fに搬送する。
単位ローラーユニット41は斜め方向に回転するが、ローラーコンベア11の順逆搬送方向に対する横方向の分力は、隣接する単位ローラーユニット41の相互逆斜め方向回転で相殺される。
2本の隣接する単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22が、ローラーコンベア11の搬送方向のうち逆方向に回転した場合、品物は逆方向に搬送される。
単位ローラーユニット41は斜め方向に回転するが、ローラーコンベア11の順逆搬送方向に対する横方向の分力は、隣接する単位ローラーユニット41の相互逆斜め方向回転で相殺される。
【0040】
この発明の実施例では、順方向F及び順方向Fと逆方向のみならず、従来のコンベアの進行方向(順方向F)を12時の方角とした時に3時の方向と9時の方向に被搬送物を、搬送することが出来る。
ローラーコンベア11で被搬送物を順方向Fに搬送する場合は、全ての単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22を同一方向である順方向Fにモーター23で回転させると、被搬送物を順方向Fに搬送する。
ローラーコンベア11で被搬送物を順方向Fと逆方向に搬送する場合は、全てのローラー21を順方向Fとは逆方向にモーター23で回転させる。
全ての単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22を順方向Fとは逆方向にモーター23で回転させると、被搬送物を逆方向に搬送する。
【0041】
ローラーコンベア11で被搬送物をローラーコンベア11の一方の幅方向L1に搬送する場合は、隣接するローラー21すなわち単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22はそれぞれ逆回転するようにモーター23で回転させる。
【0042】
すなわち、ローラー211は、順方向Fと反対側に回転(載置した被搬送物を順方向Fと反対側に搬送するように回転)させ、ローラー211に隣接するローラー212は、順方向Fに回転(載置した被搬送物を順方向Fに搬送するように回転)させる。
ローラー213は、順方向Fと反対側に回転させ、ローラー213に隣接するローラー214は、順方向Fに回転させる。
ローラー215は、順方向Fと反対側に回転させ、ローラー215に隣接するローラー216は、順方向Fに回転させる。
ローラー217は、順方向Fと反対側に回転させ、ローラー217に隣接するローラー218は、順方向Fに回転させる。
ローラー219は、順方向Fと反対側に回転させ、ローラー219に隣接するローラー220は、順方向Fに回転させる。
ローラー221は、順方向Fと反対側に回転させ、ローラー221に隣接するローラー222は、順方向Fに回転させる。
【0043】
ローラー211は、順方向Fと反対側に回転(載置した被搬送物を順方向Fと反対側に搬送するように回転)させ、ローラー211に隣接するローラー212は、順方向Fに回転(載置した被搬送物を順方向Fに搬送するように回転)させている。
ローラー211と、ローラー211に隣接するローラー212は、いわば内転状態になる。
隣接する集合軸のローラーコンベア11の順逆搬送方向への回転力は相殺され、隣接するローラー211と、ローラー211に取り付けた、単位ローラーユニット41の傾斜方向で合成される、L1側に被搬送物を搬送する。
ローラー213と、ローラー213に隣接するローラー214も同様である。
ローラー215と、ローラー215に隣接するローラー216も同様である。
ローラー217と、ローラー217に隣接するローラー218も同様である。
ローラー219と、ローラー219に隣接するローラー220も同様である。
ローラー221と、ローラー221に隣接するローラー222も同様である。
【0044】
ローラー212は、順方向Fに回転(載置した被搬送物を順方向Fに搬送するように回転)させ、ローラー212に隣接するローラー213は、順方向Fと反対側に回転(載置した被搬送物を順方向Fと反対側に搬送するように回転)させている。
ローラー212と、ローラー212に隣接するローラー213は、いわば外転状態になる。
隣接する集合軸のローラーコンベア11の順逆搬送方向への回転力は拡散する。
ローラー214と、ローラー214に隣接するローラー215も同様である。
ローラー216と、ローラー216に隣接するローラー217も同様である。
ローラー218と、ローラー218に隣接するローラー219も同様である。
ローラー220と、ローラー220に隣接するローラー221も同様である。
【0045】
ローラーコンベア11で被搬送物を他方の幅方向L2に搬送する場合は、隣接するローラー21すなわち単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22はそれぞれ逆回転するように、一方の幅方向L1に搬送する場合とはモーター23で逆回転させる。
ローラーコンベア11で被搬送物をローラーコンベア11の一方の幅方向L1に搬送する場合は、隣接する単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22はそれぞれ逆回転するようにモーター23で回転させる。
ローラーコンベア11で被搬送物を他方の幅方向L2に搬送する場合は、隣接する単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22はそれぞれ逆回転するように、一方の幅方向L1に搬送する場合とはモーター23で逆回転させる。
【0046】
ローラーコンベア11で被搬送物をローラーコンベア11の一方の幅方向L1に搬送する場合は、隣接する単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22はそれぞれ逆回転するようにモーター23で回転させ、
ローラーコンベア11で被搬送物をローラーコンベア11の他方の幅方向L2に搬送する場合は、隣接するローラー21すなわち単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22はそれぞれ逆回転するように、一方の幅方向L1に搬送する場合とはモーター23で逆回転させる。
【0047】
すなわち、ローラー211は、順方向Fに回転(載置した被搬送物を順方向Fに搬送するように回転)させ、ローラー211に隣接するローラー212は、順方向Fと反対側に回転(載置した被搬送物を順方向Fと反対側に搬送するように回転)させる。
ローラー213は、順方向Fに回転させ、ローラー213に隣接するローラー214は、順方向Fと反対側に回転させる。
ローラー215は、順方向Fに回転させ、ローラー215に隣接するローラー216は、順方向Fと反対側に回転させる。
ローラー217は、順方向Fに回転させ、ローラー217に隣接するローラー218は、順方向Fと反対側に回転させる。
ローラー219は、順方向Fに回転させ、ローラー219に隣接するローラー220は、順方向Fと反対側に回転させる。
ローラー221は、順方向Fに回転させ、ローラー221に隣接するローラー222は、順方向Fと反対側に回転させる。
【0048】
すなわち、ローラー211は、順方向Fに回転(載置した被搬送物を順方向Fに搬送するように回転)させ、ローラー211に隣接するローラー212は、順方向Fと反対側に回転(載置した被搬送物を順方向Fと反対側に搬送するように回転)させている。
ローラー211と、ローラー211に隣接するローラー212は、いわば外転状態になる。
隣接する集合軸のローラーコンベア11の順逆搬送方向への回転力は拡散する。
ローラー213と、ローラー213に隣接するローラー214も同様である。
ローラー215と、ローラー215に隣接するローラー216も同様である。
ローラー217と、ローラー217に隣接するローラー218も同様である。
ローラー219と、ローラー219に隣接するローラー220も同様である。
【0049】
ローラー211は、順方向Fに回転(載置した被搬送物を順方向Fに搬送するように回転)させ、ローラー211に隣接するローラー212は、順方向Fと反対側に回転(載置した被搬送物を順方向Fと反対側に搬送するように回転)させ、ローラー213は、順方向Fに回転させている。
ローラー211と、ローラー211に隣接するローラー212は、いわば外転状態になる。
隣接する集合軸のローラーコンベア11の順逆搬送方向への回転力は相殺され、隣接するローラー211と、ローラー211に取り付けた、単位ローラーユニット41の傾斜方向で合成される、L1側に被搬送物を搬送する。
ローラー213と、ローラー213に隣接するローラー214も同様である。
ローラー215と、ローラー215に隣接するローラー216も同様である。
ローラー217と、ローラー217に隣接するローラー218も同様である。
ローラー219と、ローラー219に隣接するローラー220も同様である。
ローラー221と、ローラー221に隣接するローラー222も同様である。
【0050】
隣接する単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22をモーター23で逆回転すると、隣接する単位ローラーユニット集合体31の回転軸であるローラー軸22にそれぞれ取り付けた、単位ローラーユニット回転軸42の傾斜先端方向側の共通するローラーコンベア11幅側に、ローラーコンベア11上に載置した被搬送物を、搬送する。
【0051】
ローラーコンベア11で被搬送物を順方向に搬送する場合は、全てのローラー21を順方向に回転させると、被搬送物を順方向に搬送する。
ローラーコンベア11で被搬送物を逆方向に搬送する場合は、全てのローラー21を順方向とは逆方向に回転させると、被搬送物を逆方向に搬送する。
ローラーコンベア11で被搬送物をローラーコンベア11の一方の幅方向に搬送する場合は、隣接するローラー21はそれぞれ逆回転するように回転させ、
ローラーコンベア11で被搬送物を他方の幅方向に搬送する場合は、隣接するローラー21はそれぞれ逆回転するように、一方の幅方向に搬送する場合とは逆回転させる。
【0052】
隣接するローラー21は、相互に、斜めの搬送方向を、順方向および順方向に対する逆方向に隣接するローラー21相互の境界Jを境に対称にして順次設置して設けるローラーコンベア11からなる。
そのため、隣接するローラー21を逆回転すると、隣接するローラー21にそれぞれ取り付けた、ローラー21の傾斜方向先端側の共通するローラーコンベア11幅側に、ローラーコンベア11上に載置した被搬送物は、搬送される。
隣接するローラー21にそれぞれ取り付けた、ローラー21の傾斜先が共通する端側のローラーコンベア11端側に被搬送物を搬送する。
隣接するローラー21の回転方向をそれぞれ先の回転方向と逆方向に回転すると、先とは逆側のローラーコンベア11幅側に、ローラーコンベア11上に載置した被搬送物は、搬送される。
【符号の説明】
【0053】
11 ローラーコンベア
21 ローラー
22 ローラー軸
41 単位ローラーユニット
J 境界

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