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特開2025-18472入金精算装置、遊技システム、入金精算方法及びプログラム
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025018472
(43)【公開日】2025-02-06
(54)【発明の名称】入金精算装置、遊技システム、入金精算方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
A63F 7/02 20060101AFI20250130BHJP
A63F 5/04 20060101ALI20250130BHJP
G06Q 50/10 20120101ALI20250130BHJP
G07D 11/00 20190101ALI20250130BHJP
【ＦＩ】
A63F7/02 328
A63F7/02 340
A63F7/02 352F
A63F5/04 691Z
A63F5/04 681
A63F5/04 605B
A63F5/04 691B
A63F5/04 684
A63F7/02 350Z
A63F7/02 355
G06Q50/10
G07D11/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】12
【出願形態】ＯＬ
(21)【出願番号】P 2023122194
(22)【出願日】2023-07-27
(71)【出願人】
【識別番号】504094822
【氏名又は名称】一般社団法人 電子認証システム協議会
(74)【代理人】
【識別番号】100156362
【弁理士】
【氏名又は名称】八木 健一
(72)【発明者】
【氏名】越野 友春
【テーマコード（参考）】
2C088
2C182
3E141
5L049
5L050
【Ｆターム（参考）】
2C088BB07
2C088BB13
2C088BB21
2C088BB23
2C088CA02
2C088CA27
2C088CA31
2C088CA35
2C182EA03
2C182EA18
2C182EA30
2C182EB03
2C182EB20
3E141AA01
3E141AA08
3E141BA12
5L049CC18
5L050CC18
(57)【要約】
【課題】互換性を図り、新システム導入による費用の抑制を図ることができる入金精算装置を提供する。
【解決手段】情報記憶媒体１０を排出及び受け入れ可能であり、情報記憶媒体１０に金銭情報を記憶したり、情報記憶媒体１０に記憶された金銭情報を精算したりする入金精算装置において、会員アプリケーションが記憶された遊技者の携帯端末から会員アプリケーションの固有情報であるアプリＩＤを取得して、会員であるか否かを認証し、会員であることが認証されると、情報記憶媒体１０にアプリＩＤを記憶する。そして、少なくとも金銭情報とアプリＩＤとが記憶された情報記憶媒体１０を排出する。
【選択図】図１０
【解決手段】情報記憶媒体１０を排出及び受け入れ可能であり、情報記憶媒体１０に金銭情報を記憶したり、情報記憶媒体１０に記憶された金銭情報を精算したりする入金精算装置において、会員アプリケーションが記憶された遊技者の携帯端末から会員アプリケーションの固有情報であるアプリＩＤを取得して、会員であるか否かを認証し、会員であることが認証されると、情報記憶媒体１０にアプリＩＤを記憶する。そして、少なくとも金銭情報とアプリＩＤとが記憶された情報記憶媒体１０を排出する。
【選択図】図１０
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも金銭情報を記憶可能である情報記憶媒体を排出及び受け入れ可能な入金精算装置において、
遊技を行うための金銭情報を入金し、入金した金銭情報を前記情報記憶媒体に記憶する入金制御手段と、
前記入金制御手段により金銭情報が記憶された前記情報記憶媒体を排出する情報記憶媒体排出手段と、
受け入れた前記情報記憶媒体に金銭情報が記憶されているときに、前記情報記憶媒体に記憶された金銭情報を精算する精算制御手段と、
会員アプリケーションが記憶された遊技者の携帯端末から前記会員アプリケーションの固有情報であるアプリＩＤと遊技店毎に対応付けられた遊技者の会員番号とを取得して、会員であるか否かを認証する会員認証手段と、
前記会員認証手段により会員であることが認証されると、前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とを対応付けて前記情報記憶媒体に記憶する会員設定手段と、
を備え、
前記情報記憶媒体排出手段は、
少なくとも前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とが対応付けられて記憶された前記情報記憶媒体を排出する
ことを特徴とする入金精算装置。
遊技を行うための金銭情報を入金し、入金した金銭情報を前記情報記憶媒体に記憶する入金制御手段と、
前記入金制御手段により金銭情報が記憶された前記情報記憶媒体を排出する情報記憶媒体排出手段と、
受け入れた前記情報記憶媒体に金銭情報が記憶されているときに、前記情報記憶媒体に記憶された金銭情報を精算する精算制御手段と、
会員アプリケーションが記憶された遊技者の携帯端末から前記会員アプリケーションの固有情報であるアプリＩＤと遊技店毎に対応付けられた遊技者の会員番号とを取得して、会員であるか否かを認証する会員認証手段と、
前記会員認証手段により会員であることが認証されると、前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とを対応付けて前記情報記憶媒体に記憶する会員設定手段と、
を備え、
前記情報記憶媒体排出手段は、
少なくとも前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とが対応付けられて記憶された前記情報記憶媒体を排出する
ことを特徴とする入金精算装置。
【請求項2】
前記会員認証手段は、
遊技者の携帯端末から該携帯端末の固有情報を取得せずに、前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とを取得して、会員であるか否かを認証する
ことを特徴とする請求項１に記載の入金精算装置。
遊技者の携帯端末から該携帯端末の固有情報を取得せずに、前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とを取得して、会員であるか否かを認証する
ことを特徴とする請求項１に記載の入金精算装置。
【請求項3】
情報を一時的に記憶可能な会員記憶手段と、
金銭情報を入金する入金者と金銭情報を精算する精算者とを撮影する撮影手段とを備え、
前記会員設定手段は、
前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とを対応付けて前記情報記憶媒体に記憶するとともに、前記アプリＩＤと前記撮影手段により撮影された入金者の撮影画像とを対応付けて前記会員記憶手段に記憶し、
前記精算制御手段は、
前記撮影手段により撮影された入金者の撮影画像と精算者の撮影画像とが同一人物の画像であると判定したときに、金銭情報を精算する
ことを特徴とする請求項２に記載の入金精算装置。
金銭情報を入金する入金者と金銭情報を精算する精算者とを撮影する撮影手段とを備え、
前記会員設定手段は、
前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とを対応付けて前記情報記憶媒体に記憶するとともに、前記アプリＩＤと前記撮影手段により撮影された入金者の撮影画像とを対応付けて前記会員記憶手段に記憶し、
前記精算制御手段は、
前記撮影手段により撮影された入金者の撮影画像と精算者の撮影画像とが同一人物の画像であると判定したときに、金銭情報を精算する
ことを特徴とする請求項２に記載の入金精算装置。
【請求項4】
前記情報記憶媒体には、前記情報記憶媒体の固有番号があらかじめ記憶されており、
前記会員設定手段は、
前記会員認証手段により会員であることが認証されると、前記情報記憶媒体の固有番号に代わり遊技者の会員番号を前記アプリＩＤに対応付けて前記情報記憶媒体に記憶し、
前記情報記憶媒体排出手段は、
前記会員認証手段により会員であることが認証されたときと、会員であることが認証されなかったときとで、同じ種類の前記情報記憶媒体を排出可能である
ことを特徴とする請求項１から請求項３のいずれかに記載の入金精算装置。
前記会員設定手段は、
前記会員認証手段により会員であることが認証されると、前記情報記憶媒体の固有番号に代わり遊技者の会員番号を前記アプリＩＤに対応付けて前記情報記憶媒体に記憶し、
前記情報記憶媒体排出手段は、
前記会員認証手段により会員であることが認証されたときと、会員であることが認証されなかったときとで、同じ種類の前記情報記憶媒体を排出可能である
ことを特徴とする請求項１から請求項３のいずれかに記載の入金精算装置。
【請求項5】
請求項１から請求項３のいずれかに記載の入金精算装置と、
会員アプリケーションが記憶された遊技者の携帯端末と、
前記入金精算装置により排出された前記情報記憶媒体を受け入れ可能であり、遊技機と接続されて該遊技機で用いられる遊技媒体を貸出可能とするユニット装置と、
を備えた遊技システムにおいて、
遊技者の携帯端末は、
遊技を行う遊技店を決定する遊技店決定手段と、
前記アプリＩＤと前記遊技店決定手段により決定された遊技店に対応付けられた遊技者の会員番号と少なくとも含めたコード情報を表示するコード情報表示手段と、
を有し、
前記入金精算装置の前記会員認証手段は、
前記コード情報表示手段に表示されたコード情報を読み取り、読み取ったコード情報からアプリＩＤと遊技者の会員番号とを取得して、会員であるか否かを認証する
ことを特徴とする遊技システム。
会員アプリケーションが記憶された遊技者の携帯端末と、
前記入金精算装置により排出された前記情報記憶媒体を受け入れ可能であり、遊技機と接続されて該遊技機で用いられる遊技媒体を貸出可能とするユニット装置と、
を備えた遊技システムにおいて、
遊技者の携帯端末は、
遊技を行う遊技店を決定する遊技店決定手段と、
前記アプリＩＤと前記遊技店決定手段により決定された遊技店に対応付けられた遊技者の会員番号と少なくとも含めたコード情報を表示するコード情報表示手段と、
を有し、
前記入金精算装置の前記会員認証手段は、
前記コード情報表示手段に表示されたコード情報を読み取り、読み取ったコード情報からアプリＩＤと遊技者の会員番号とを取得して、会員であるか否かを認証する
ことを特徴とする遊技システム。
【請求項6】
遊技者の携帯端末は、
電子マネーを前記入金精算装置に入金させる電子マネー出金手段と、
を有し、
前記入金精算装置の前記入金制御手段は、
前記会員認証手段により会員であることが認証されると、前記電子マネー出金手段により出金される電子マネーを入金する
ことを特徴とする請求項５に記載の遊技システム。
電子マネーを前記入金精算装置に入金させる電子マネー出金手段と、
を有し、
前記入金精算装置の前記入金制御手段は、
前記会員認証手段により会員であることが認証されると、前記電子マネー出金手段により出金される電子マネーを入金する
ことを特徴とする請求項５に記載の遊技システム。
【請求項7】
遊技者の携帯端末は、
１回あたりに前記入金精算装置に電子マネーを入金させる入金額を設定する入金額設定手段と、
を有し、
前記電子マネー出金手段は、前記入金額設定手段により設定された入金額の電子マネーを前記入金精算装置に入金させる
ことを特徴とする請求項６に記載の遊技システム。
１回あたりに前記入金精算装置に電子マネーを入金させる入金額を設定する入金額設定手段と、
を有し、
前記電子マネー出金手段は、前記入金額設定手段により設定された入金額の電子マネーを前記入金精算装置に入金させる
ことを特徴とする請求項６に記載の遊技システム。
【請求項8】
遊技者の携帯端末は、
１日あたりに前記入金精算装置に電子マネーを入金させる上限金額を設定する上限金額設定手段と、
を有し、
前記電子マネー出金手段は、前記入金額設定手段により設定された上限金額を超える場合には、電子マネーを前記入金精算装置に入金させることを規制する
ことを特徴とする請求項７に記載の遊技システム。
１日あたりに前記入金精算装置に電子マネーを入金させる上限金額を設定する上限金額設定手段と、
を有し、
前記電子マネー出金手段は、前記入金額設定手段により設定された上限金額を超える場合には、電子マネーを前記入金精算装置に入金させることを規制する
ことを特徴とする請求項７に記載の遊技システム。
【請求項9】
遊技店毎の遊技者の会員番号に対応付けて、前日以前に獲得した遊技媒体の量を記憶している貯留サーバを備え、
前記入金精算装置は、
前記会員認証手段により会員であることが認証されると、前記貯留サーバに記憶されている遊技媒体の量を遊技者の会員番号と前記アプリＩＤとに対応付けて前記情報記憶媒体に記憶する貯留記憶指示手段とを有する
ことを特徴とする請求項５に記載の遊技システム。
前記入金精算装置は、
前記会員認証手段により会員であることが認証されると、前記貯留サーバに記憶されている遊技媒体の量を遊技者の会員番号と前記アプリＩＤとに対応付けて前記情報記憶媒体に記憶する貯留記憶指示手段とを有する
ことを特徴とする請求項５に記載の遊技システム。
【請求項10】
前記貯留記憶指示手段は、
前記会員認証手段により会員であることが認証されると、前記貯留サーバに記憶されている遊技媒体の量のうち、一部の遊技媒体の量を遊技者の会員番号と前記アプリＩＤとに対応付けて前記情報記憶媒体に記憶する
ことを特徴とする請求項９に記載の遊技システム。
前記会員認証手段により会員であることが認証されると、前記貯留サーバに記憶されている遊技媒体の量のうち、一部の遊技媒体の量を遊技者の会員番号と前記アプリＩＤとに対応付けて前記情報記憶媒体に記憶する
ことを特徴とする請求項９に記載の遊技システム。
【請求項11】
少なくとも金銭情報を記憶可能である情報記憶媒体を排出及び受け入れ可能な入金精算方法において、
遊技を行うための金銭情報を入金し、入金した金銭情報を前記情報記憶媒体に記憶する入金ステップと、
前記入金ステップにより金銭情報が記憶された前記情報記憶媒体を排出する情報記憶媒体排出ステップと、
受け入れた前記情報記憶媒体に金銭情報が記憶されているときに、前記情報記憶媒体に記憶された金銭情報を精算する精算ステップと、
会員アプリケーションが記憶された遊技者の携帯端末から前記会員アプリケーションの固有情報であるアプリＩＤと遊技店毎に対応付けられた遊技者の会員番号とを取得して、会員であるか否かを認証する会員認証ステップと、
前記会員認証ステップにより会員であることが認証されると、前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とを対応付けて前記情報記憶媒体に記憶する会員設定ステップと、を備え、
を備え、
前記情報記憶媒体排出ステップは、
少なくとも前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とが対応付けられて記憶された前記情報記憶媒体を排出する
ことを特徴とする入金精算方法。
遊技を行うための金銭情報を入金し、入金した金銭情報を前記情報記憶媒体に記憶する入金ステップと、
前記入金ステップにより金銭情報が記憶された前記情報記憶媒体を排出する情報記憶媒体排出ステップと、
受け入れた前記情報記憶媒体に金銭情報が記憶されているときに、前記情報記憶媒体に記憶された金銭情報を精算する精算ステップと、
会員アプリケーションが記憶された遊技者の携帯端末から前記会員アプリケーションの固有情報であるアプリＩＤと遊技店毎に対応付けられた遊技者の会員番号とを取得して、会員であるか否かを認証する会員認証ステップと、
前記会員認証ステップにより会員であることが認証されると、前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とを対応付けて前記情報記憶媒体に記憶する会員設定ステップと、を備え、
を備え、
前記情報記憶媒体排出ステップは、
少なくとも前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とが対応付けられて記憶された前記情報記憶媒体を排出する
ことを特徴とする入金精算方法。
【請求項12】
入金精算装置のコンピュータに遂行させるプログラムにおいて、
遊技を行うための金銭情報を入金し、入金した金銭情報を情報記憶媒体に記憶する入金制御処理と、
前記入金制御処理により金銭情報が記憶された前記情報記憶媒体を排出させる情報記憶媒体排出処理と、
受け入れた前記情報記憶媒体に金銭情報が記憶されているときに、前記情報記憶媒体に記憶された金銭情報を精算する精算制御処理と、
会員アプリケーションが記憶された遊技者の携帯端末から前記会員アプリケーションの固有情報であるアプリＩＤと遊技店毎に対応付けられた遊技者の会員番号とを取得して、会員であるか否かを認証する会員認証処理と、
前記会員認証処理により会員であることが認証されると、前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とを対応付けて前記情報記憶媒体に記憶する会員設定処理と、
を備え、
前記情報記憶媒体排出処理は、
少なくとも前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とが対応付けられて記憶された前記情報記憶媒体を排出させる
ことを特徴とするプログラム。
遊技を行うための金銭情報を入金し、入金した金銭情報を情報記憶媒体に記憶する入金制御処理と、
前記入金制御処理により金銭情報が記憶された前記情報記憶媒体を排出させる情報記憶媒体排出処理と、
受け入れた前記情報記憶媒体に金銭情報が記憶されているときに、前記情報記憶媒体に記憶された金銭情報を精算する精算制御処理と、
会員アプリケーションが記憶された遊技者の携帯端末から前記会員アプリケーションの固有情報であるアプリＩＤと遊技店毎に対応付けられた遊技者の会員番号とを取得して、会員であるか否かを認証する会員認証処理と、
前記会員認証処理により会員であることが認証されると、前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とを対応付けて前記情報記憶媒体に記憶する会員設定処理と、
を備え、
前記情報記憶媒体排出処理は、
少なくとも前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とが対応付けられて記憶された前記情報記憶媒体を排出させる
ことを特徴とするプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技店で用いられる入金精算装置、遊技システム、入金精算方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、遊技機（パチンコやスロットマシン）を設置している遊技店においては、遊技機に併設されたユニット装置に紙幣等の金銭情報を入金させたり、金銭情報が記憶された情報記憶媒体（カード媒体やメダル媒体等）をユニット装置に挿入させたりした後、貸出操作を行うことにより遊技機に遊技媒体（遊技球や遊技メダル）を貸し出すことが行われている。
【0003】
そして、遊技を終了したときに情報記憶媒体に金銭情報が残存している場合（カードに残高がある場合）には、精算機に情報記憶媒体を挿入することにより金銭情報の返金を受けることができる。
【0004】
また、遊技店においては遊技者の希望に応じて会員登録が行われており、会員となった遊技者には、遊技店毎に特定の情報記憶媒体（会員カード）が発行され、その遊技店の会員カードを用いることにより各種の会員サービスを利用することができる。
【0005】
複数の遊技店で会員サービスを利用したい遊技者は、遊技店毎の会員カードを携帯しなければならないことから、その煩わしさを解消するために、遊技機に併設されたユニット装置に遊技者の携帯端末（携帯電話、スマートフォン等）から所定の情報を読み込ませることにより、会員サービスを提供する遊技システムが提案されている（例えば、特許文献１、２参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開２００２－３６０８９８号公報
【特許文献2】特開２００９－０８２５１６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、会員カードの代わりに遊技者の携帯端末を利用する場合には、遊技機の設置数に応じた専用のユニット装置を複数用意しなければならず、遊技店の費用の負担が大きくなり、現時点では広く導入されていない。
【0008】
このため、会員カードの代わりに遊技者の携帯端末を利用する場合には、遊技者の携帯端末を利用することによる利便性の向上とともに、従来のユニット装置を用いることが可能な互換性を図り、新システム導入による費用の抑制を図ることが望まれていた。
【0009】
本発明は、上記課題を解決するものであり、遊技者の携帯端末を利用することによる利便性の向上とともに、従来のユニット装置を用いることが可能な互換性を図り、新システム導入による費用の抑制を図ることができる入金精算装置及び遊技システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、本発明は、少なくとも金銭情報を記憶可能である情報記憶媒体１０を排出及び受け入れ可能な入金精算装置１００において、
遊技を行うための金銭情報を入金し、入金した金銭情報を前記情報記憶媒体に記憶する入金制御手段（会員入金制御処理等を行う入金精算制御部１３０）と、前記入金制御手段により金銭情報が記憶された前記情報記憶媒体を排出する情報記憶媒体排出手段（アプリ会員カード排出処理等を行う入金精算制御部１３０）と、受け入れた前記情報記憶媒体に金銭情報が記憶されているときに、前記情報記憶媒体に記憶された金銭情報を精算する精算制御手段（精算制御処理等を行う入金精算制御部１３０）と、会員アプリケーションが記憶された遊技者の携帯端末から前記会員アプリケーションの固有情報であるアプリＩＤと遊技店毎に対応付けられた遊技者の会員番号（店舗会員番号）とを取得して、会員であるか否かを認証する会員認証手段（会員認証処理等を行う入金精算制御部１３０）と、前記会員認証手段により会員であることが認証されると、前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とを対応付けて前記情報記憶媒体に記憶する会員設定手段（会員情報紐付け処理等を行う入金精算制御部１３０）と、を備え、
前記情報記憶媒体排出手段は、少なくとも前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とが対応付けられて記憶された前記情報記憶媒体を排出することを特徴とする。
これにより、遊技店毎の会員カードを携帯する煩わしさが解消され、会員サービスの利便性の向上を図ることができる。また、カード（情報記憶媒体）には、遊技店毎の会員番号が記憶されていることから、従来のユニット装置を用いることが可能な互換性を図ることができる。そして、遊技店に設置された多数のユニット装置ではなく、従来の精算装置を新たな精算装置（入金精算装置）に交換して、新たな精算装置においてアプリ会員カードを発行することになるので、新システム導入による費用の抑制を図ることができる。
遊技を行うための金銭情報を入金し、入金した金銭情報を前記情報記憶媒体に記憶する入金制御手段（会員入金制御処理等を行う入金精算制御部１３０）と、前記入金制御手段により金銭情報が記憶された前記情報記憶媒体を排出する情報記憶媒体排出手段（アプリ会員カード排出処理等を行う入金精算制御部１３０）と、受け入れた前記情報記憶媒体に金銭情報が記憶されているときに、前記情報記憶媒体に記憶された金銭情報を精算する精算制御手段（精算制御処理等を行う入金精算制御部１３０）と、会員アプリケーションが記憶された遊技者の携帯端末から前記会員アプリケーションの固有情報であるアプリＩＤと遊技店毎に対応付けられた遊技者の会員番号（店舗会員番号）とを取得して、会員であるか否かを認証する会員認証手段（会員認証処理等を行う入金精算制御部１３０）と、前記会員認証手段により会員であることが認証されると、前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とを対応付けて前記情報記憶媒体に記憶する会員設定手段（会員情報紐付け処理等を行う入金精算制御部１３０）と、を備え、
前記情報記憶媒体排出手段は、少なくとも前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とが対応付けられて記憶された前記情報記憶媒体を排出することを特徴とする。
これにより、遊技店毎の会員カードを携帯する煩わしさが解消され、会員サービスの利便性の向上を図ることができる。また、カード（情報記憶媒体）には、遊技店毎の会員番号が記憶されていることから、従来のユニット装置を用いることが可能な互換性を図ることができる。そして、遊技店に設置された多数のユニット装置ではなく、従来の精算装置を新たな精算装置（入金精算装置）に交換して、新たな精算装置においてアプリ会員カードを発行することになるので、新システム導入による費用の抑制を図ることができる。
【0011】
好適には、前記会員認証手段は、遊技者の携帯端末（遊技者モバイル端末６００）から該携帯端末の固有情報を取得せずに、前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とを取得して、会員であるか否かを認証することが望ましい。
これにより、遊技者の携帯端末の固有情報を取得せず、前記アプリＩＤ及び遊技者の会員番号にて管理されるので、システム提供者は個人情報管理が除外され、新システム導入の利便性が向上する。
これにより、遊技者の携帯端末の固有情報を取得せず、前記アプリＩＤ及び遊技者の会員番号にて管理されるので、システム提供者は個人情報管理が除外され、新システム導入の利便性が向上する。
【0012】
好適には、情報を一時的に記憶可能な会員記憶手段（入金精算記憶部１５０）と、金銭情報を入金する入金者と金銭情報を精算する精算者とを撮影する撮影手段（カメラ１０１）とを備え、
前記会員設定手段は、前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とを対応付けて前記情報記憶媒体に記憶するとともに、前記アプリＩＤと前記撮影手段により撮影された入金者の撮影画像とを対応付けて前記会員記憶手段に記憶し、
前記精算制御手段は、前記撮影手段により撮影された入金者の撮影画像と精算者の撮影画像とが同一人物の画像であると判定したときに、金銭情報を精算することが望ましい。
これにより、会員のユーザ登録の精度を向上させることができるとともに、情報記憶媒体の盗難防止を図ることができる。
前記会員設定手段は、前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とを対応付けて前記情報記憶媒体に記憶するとともに、前記アプリＩＤと前記撮影手段により撮影された入金者の撮影画像とを対応付けて前記会員記憶手段に記憶し、
前記精算制御手段は、前記撮影手段により撮影された入金者の撮影画像と精算者の撮影画像とが同一人物の画像であると判定したときに、金銭情報を精算することが望ましい。
これにより、会員のユーザ登録の精度を向上させることができるとともに、情報記憶媒体の盗難防止を図ることができる。
【0013】
好適には、前記情報記憶媒体には、前記情報記憶媒体の固有番号（ビジター番号）があらかじめ記憶されており、
前記会員設定手段は、前記会員認証手段により会員であることが認証されると、前記情報記憶媒体の固有番号に代わり遊技者の会員番号を前記アプリＩＤに対応付けて前記情報記憶媒体に記憶し、
前記情報記憶媒体排出手段は、前記会員認証手段により会員であることが認証されたときと、会員であることが認証されなかったときとで、同じ種類の前記情報記憶媒体（通常の情報記憶媒体１０ｂ）を排出可能であることが望ましい。
これにより、遊技店側ではアプリ会員専用の会員カードを準備することなく、一般カードと共通化が図られるので、コストの抑制を図ることができる。さらに、入金精算装置においても、カードの種類毎に異なるカードストッカを準備したり、異なる排出処理を行ったりすることがなく、構造の複雑化を防止し、制御負担の軽減を図ることができる。
前記会員設定手段は、前記会員認証手段により会員であることが認証されると、前記情報記憶媒体の固有番号に代わり遊技者の会員番号を前記アプリＩＤに対応付けて前記情報記憶媒体に記憶し、
前記情報記憶媒体排出手段は、前記会員認証手段により会員であることが認証されたときと、会員であることが認証されなかったときとで、同じ種類の前記情報記憶媒体（通常の情報記憶媒体１０ｂ）を排出可能であることが望ましい。
これにより、遊技店側ではアプリ会員専用の会員カードを準備することなく、一般カードと共通化が図られるので、コストの抑制を図ることができる。さらに、入金精算装置においても、カードの種類毎に異なるカードストッカを準備したり、異なる排出処理を行ったりすることがなく、構造の複雑化を防止し、制御負担の軽減を図ることができる。
【0014】
好適には、上記記載の入金精算装置と、会員アプリケーションが記憶された遊技者の携帯端末と、前記入金精算装置により排出された前記情報記憶媒体を受け入れ可能であり、遊技機と接続されて該遊技機で用いられる遊技媒体を貸出可能とするユニット装置と、を備えた遊技システムにおいて、
遊技者の携帯端末は、遊技を行う遊技店を決定する遊技店決定手段（遊技ホール決定処理を行うモバイル制御部６３０）と、前記アプリＩＤと前記遊技店決定手段により決定された遊技店に対応付けられた遊技者の会員番号と少なくとも含めたコード情報を表示するコード情報表示手段（会員コード情報表示処理を行うモバイル制御部６３０）と、を有し、
前記入金精算装置の前記会員認証手段は、前記コード情報表示手段に表示されたコード情報を読み取り、読み取ったコード情報からアプリＩＤと遊技者の会員番号とを取得して、会員であるか否かを認証することが望ましい。
これにより、遊技者の携帯端末に表示されたコード情報を入金精算装置に読み込ませればアプリ会員が認証されるので、専用の通信機能を備えることなく、利用可能な携帯端末の汎用性が向上するとともに、認証の利便性が向上する。
遊技者の携帯端末は、遊技を行う遊技店を決定する遊技店決定手段（遊技ホール決定処理を行うモバイル制御部６３０）と、前記アプリＩＤと前記遊技店決定手段により決定された遊技店に対応付けられた遊技者の会員番号と少なくとも含めたコード情報を表示するコード情報表示手段（会員コード情報表示処理を行うモバイル制御部６３０）と、を有し、
前記入金精算装置の前記会員認証手段は、前記コード情報表示手段に表示されたコード情報を読み取り、読み取ったコード情報からアプリＩＤと遊技者の会員番号とを取得して、会員であるか否かを認証することが望ましい。
これにより、遊技者の携帯端末に表示されたコード情報を入金精算装置に読み込ませればアプリ会員が認証されるので、専用の通信機能を備えることなく、利用可能な携帯端末の汎用性が向上するとともに、認証の利便性が向上する。
【0015】
好適には、遊技者の携帯端末は、電子マネーを前記入金精算装置に入金させる電子マネー出金手段（電子マネー表示処理等を行うモバイル制御部６３０）と、を有し、
前記入金精算装置の前記入金制御手段は、前記会員認証手段により会員であることが認証されると、前記電子マネー出金手段により出金される電子マネーを入金することが望ましい。
これにより、アプリ会員であると、入金精算装置に電子マネーを入金させることができ、支払いの利便性が向上する。
前記入金精算装置の前記入金制御手段は、前記会員認証手段により会員であることが認証されると、前記電子マネー出金手段により出金される電子マネーを入金することが望ましい。
これにより、アプリ会員であると、入金精算装置に電子マネーを入金させることができ、支払いの利便性が向上する。
【0016】
好適には、遊技者の携帯端末は、１回あたりに前記入金精算装置に電子マネーを入金させる入金額を設定する入金額設定手段（チャージ金額設定処理等を行うモバイル制御部６３０）と、を有し、
前記電子マネー出金手段は、前記入金額設定手段により設定された入金額の電子マネーを前記入金精算装置に入金させることが望ましい。
これにより、事前に設定された電子マネーの入金額を入金精算装置に入金させることができ、入金額を選択する操作が不要になり、電子マネーの支払いの利便性がさらに向上する。
前記電子マネー出金手段は、前記入金額設定手段により設定された入金額の電子マネーを前記入金精算装置に入金させることが望ましい。
これにより、事前に設定された電子マネーの入金額を入金精算装置に入金させることができ、入金額を選択する操作が不要になり、電子マネーの支払いの利便性がさらに向上する。
【0017】
好適には、遊技者の携帯端末は、１日あたりに前記入金精算装置に電子マネーを入金させる上限金額を設定する上限金額設定手段（上限金額設定処理等を行うモバイル制御部６３０）と、を有し、
前記電子マネー出金手段は、前記入金額設定手段により設定された上限金額を超える場合には、電子マネーを前記入金精算装置に入金させることを規制することが望ましい。
これにより、上限金額を超える電子マネーの支払いが規制され、遊技の依存防止を図ることができる。
前記電子マネー出金手段は、前記入金額設定手段により設定された上限金額を超える場合には、電子マネーを前記入金精算装置に入金させることを規制することが望ましい。
これにより、上限金額を超える電子マネーの支払いが規制され、遊技の依存防止を図ることができる。
【0018】
好適には、遊技店毎の遊技者の会員番号に対応付けて、前日以前に獲得した遊技媒体の量を記憶している貯留サーバ（会員管理サーバ３２０または貯玉データセンタ７１０）を備え、
前記入金精算装置は、前記会員認証手段により会員であることが認証されると、前記貯留サーバに記憶されている遊技媒体の量を遊技者の会員番号と前記アプリＩＤとに対応付けて前記情報記憶媒体に記憶する貯留記憶指示手段（貯玉転送指示処理、貯玉記憶処理等を行う入金精算制御部１３０）とを有することが望ましい。
これにより、アプリ会員は、遊技店毎の会員カードを携帯せずとも、翌日以降の景品交換サービスや、いわゆる貯玉・貯メダルによる再プレイのサービスを利用することができ、アプリ会員の登録者数の向上を図ることができる。
前記入金精算装置は、前記会員認証手段により会員であることが認証されると、前記貯留サーバに記憶されている遊技媒体の量を遊技者の会員番号と前記アプリＩＤとに対応付けて前記情報記憶媒体に記憶する貯留記憶指示手段（貯玉転送指示処理、貯玉記憶処理等を行う入金精算制御部１３０）とを有することが望ましい。
これにより、アプリ会員は、遊技店毎の会員カードを携帯せずとも、翌日以降の景品交換サービスや、いわゆる貯玉・貯メダルによる再プレイのサービスを利用することができ、アプリ会員の登録者数の向上を図ることができる。
【0019】
好適には、前記貯留記憶指示手段は、前記会員認証手段により会員であることが認証されると、前記貯留サーバに記憶されている遊技媒体の量のうち、一部の遊技媒体の量を遊技者の会員番号と前記アプリＩＤとに対応付けて前記情報記憶媒体に記憶することが望ましい。
これにより、アプリ会員は、希望する一部の貯玉・貯メダルのみを利用することができるので、サービスの更なる向上を図ることができる。
これにより、アプリ会員は、希望する一部の貯玉・貯メダルのみを利用することができるので、サービスの更なる向上を図ることができる。
【0020】
また、本発明は、少なくとも金銭情報を記憶可能である情報記憶媒体を排出及び受け入れ可能な入金精算方法において、遊技を行うための金銭情報を入金し、入金した金銭情報を前記情報記憶媒体に記憶する入金ステップと、前記入金ステップにより金銭情報が記憶された前記情報記憶媒体を排出する情報記憶媒体排出ステップと、受け入れた前記情報記憶媒体に金銭情報が記憶されているときに、前記情報記憶媒体に記憶された金銭情報を精算する精算ステップと、会員アプリケーションが記憶された遊技者の携帯端末から前記会員アプリケーションの固有情報であるアプリＩＤと遊技店毎に対応付けられた遊技者の会員番号とを取得して、会員であるか否かを認証する会員認証ステップと、前記会員認証ステップにより会員であることが認証されると、前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とを対応付けて前記情報記憶媒体に記憶する会員設定ステップと、を備え、
前記情報記憶媒体排出ステップは、少なくとも前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とが対応付けられて記憶された前記情報記憶媒体を排出することを特徴とする。
前記情報記憶媒体排出ステップは、少なくとも前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とが対応付けられて記憶された前記情報記憶媒体を排出することを特徴とする。
【0021】
また、本発明は、入金精算装置のコンピュータに遂行させるプログラムにおいて、遊技を行うための金銭情報を入金し、入金した金銭情報を情報記憶媒体に記憶する入金制御処理と、前記入金制御処理により金銭情報が記憶された前記情報記憶媒体を排出させる情報記憶媒体排出処理と、受け入れた前記情報記憶媒体に金銭情報が記憶されているときに、前記情報記憶媒体に記憶された金銭情報を精算する精算制御処理と、会員アプリケーションが記憶された遊技者の携帯端末から前記会員アプリケーションの固有情報であるアプリＩＤと遊技店毎に対応付けられた遊技者の会員番号とを取得して、会員であるか否かを認証する会員認証処理と、前記会員認証処理により会員であることが認証されると、前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とを対応付けて前記情報記憶媒体に記憶する会員設定処理と、を備え、
前記情報記憶媒体排出処理は、少なくとも前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とが対応付けられて記憶された前記情報記憶媒体を排出させることを特徴とする。
前記情報記憶媒体排出処理は、少なくとも前記アプリＩＤと遊技者の会員番号とが対応付けられて記憶された前記情報記憶媒体を排出させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0022】
本発明によれば、遊技者の携帯端末を利用することによる利便性の向上とともに、従来のユニット装置を用いることが可能な互換性を図り、新システム導入による費用の抑制を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の遊技システムの構成を模式的に示す模式図の一例である。
【図2】本発明の遊技システムにおける機能的構成１を示すブロック図の一例である。
【図3】本発明の遊技システムにおける機能的構成２を示すブロック図の一例である。
【図4】本発明の会員アプリセンタにおける会員情報データベースの構成の概念図の一例である。
【図5】本発明の遊技システムの処理遷移１を示すシーケンス図の一例である。
【図6】本発明の遊技システムの処理遷移２を示すシーケンス図の一例である。
【図7】本発明の遊技システムの処理遷移３を示すシーケンス図の一例である。
【図8】本発明の入金精算装置の制御処理１を示すフローチャートの一例である。
【図9】本発明の入金精算装置の制御処理２を示すフローチャートの一例である。
【図10】本発明の入金精算装置の会員受付制御処理を示すフローチャートの一例である。
【図11】本発明のユニット装置の制御処理を示すフローチャートの一例である。
【図12】本発明の遊技者モバイル端末の会員アプリ制御処理を示すフローチャートの一例である。
【図13】本発明の会員アプリサーバの制御処理１を示すフローチャートの一例である。
【図14】本発明の会員アプリサーバの制御処理２を示すフローチャートの一例である。
【図15】本発明の入金精算装置にアプリ会員であることを認証させるときの入金精算表示部に表示される表示画面１の一例である。
【図16】本発明の入金精算装置にアプリ会員であることを認証させるときの入金精算表示部に表示される表示画面２の一例である。
【図17】本発明の入金精算装置に情報記憶媒体を挿入したときの入金精算表示部に表示される表示画面の一例である。
【図18】本発明の遊技者モバイル端末で会員アプリケーションが実行されているときにモバイル表示部に表示される表示画面１の一例である。
【図19】本発明の遊技者モバイル端末で会員アプリケーションが実行されているときにモバイル表示部に表示される表示画面２の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。以下に説明される実施形態は、本発明のいくつかの例を示すものであって、本発明の内容を限定するものではない。また、各実施形態で説明される構成及び動作の全てが本発明の構成及び動作として必須であるとは限らない。
【0025】
［遊技システムの構成］
まず、本発明の遊技システムの構成について説明する。図１は、本発明の遊技システムの構成を模式的に示す模式図の一例である。
まず、本発明の遊技システムの構成について説明する。図１は、本発明の遊技システムの構成を模式的に示す模式図の一例である。
【0026】
本実施形態の遊技システム１は、パチンコやスロットマシン等の遊技機２に用いられるシステムであり、遊技機２と、入金精算装置１００（適宜「チャージ装置」ともいう）と、ユニット装置２００と、ユニット管理サーバ３１０と、会員管理サーバ３２０と、ホールコンピュータ３３０と、ユニットデータセンタ４００と、遊技機情報センタ５００と、遊技者モバイル端末６００と、会員アプリセンタ７００と、貯玉データセンタ７１０と、サービスセンタ８００と、ホール端末９００とを備えている。
【0027】
また、遊技機２と、入金精算装置１００と、ユニット装置２００と、ユニット管理サーバ３１０と、会員管理サーバ３２０と、ホールコンピュータ３３０とは、遊技店内に設置されている。なお、ホール端末９００は、遊技店内に設置されていてもよいし、複数の遊技店を管理する管理場所（例えば本社等）に設置されていてもよい。
【0028】
［遊技機］
遊技機２は、ＣＰＵ（Central Processing Unit）、ＲＯＭ（Read Only Memory）、ＲＡＭ（Random Access Memory）などのプロセッサと、画像やリールを表示したりする遊技表示部と、発射ハンドルやスタートレバー、ストップボタン等の遊技の操作を行うための遊技操作部とを少なくとも備えている。
遊技機２は、ＣＰＵ（Central Processing Unit）、ＲＯＭ（Read Only Memory）、ＲＡＭ（Random Access Memory）などのプロセッサと、画像やリールを表示したりする遊技表示部と、発射ハンドルやスタートレバー、ストップボタン等の遊技の操作を行うための遊技操作部とを少なくとも備えている。
【0029】
本実施形態における遊技機２は、いわゆるスマートパチンコまたはスマートパチスロと称される遊技機であり、遊技に使用される遊技媒体（例えば、遊技球や遊技メダル）を電子的に管理し、遊技で使用された遊技媒体を計数する機能を有している。また、遊技機２は、ユニット装置２００と有線又は無線にて接続されており、各種の遊技機情報をユニット装置２００に送受信可能に構成されている。そして、遊技機２は、該遊技機２に備えられた計数ボタンの操作があると、計数した遊技媒体の量の情報である持玉情報をユニット装置２００に転送したり、遊技内容に関する遊技機情報（例えば「大当り情報」等）をユニット装置２００に送信したり、ユニット装置２００から遊技媒体の貸し出しに関連する貸出通知情報を受信したりする。
【0030】
なお、本実施形態においては、遊技機２は、スマートパチンコまたはスマートパチスロと称される遊技機で構成されているが、物理的な遊技球または遊技メダルの貸し出し・払い出しを行う遊技機として構成してもよい。
【0031】
また、本実施形態では、持玉数または持玉情報とは、当日に獲得した遊技媒体の量またはその情報をいい、すべての持玉数は当日の遊技に使用可能である。
貯玉数または貯玉情報とは、遊技店にて景品交換されずに、前日以前に獲得した遊技媒体の量またはその情報をいう。また、貯玉数は、遊技店の会員に付与されるサービスであり、所定の上限量（例えば、遊技球であれば２５００個）を限度として当日にも使用可能である。
貯玉数または貯玉情報とは、遊技店にて景品交換されずに、前日以前に獲得した遊技媒体の量またはその情報をいう。また、貯玉数は、遊技店の会員に付与されるサービスであり、所定の上限量（例えば、遊技球であれば２５００個）を限度として当日にも使用可能である。
【0032】
［入金精算装置］
入金精算装置１００は、貨幣や電子マネー等の金銭情報を入金し、入金した金銭情報を記憶した情報記憶媒体１０を排出可能であるとともに、情報記憶媒体１０を受け入れ、受け入れた情報記憶媒体１０に記憶された金銭情報を精算可能な装置である。また、入金精算装置１００は、ユニット管理サーバ３１０、会員アプリセンタ７００と有線又は無線にて各種の情報を送受信可能に接続されている。
入金精算装置１００は、貨幣や電子マネー等の金銭情報を入金し、入金した金銭情報を記憶した情報記憶媒体１０を排出可能であるとともに、情報記憶媒体１０を受け入れ、受け入れた情報記憶媒体１０に記憶された金銭情報を精算可能な装置である。また、入金精算装置１００は、ユニット管理サーバ３１０、会員アプリセンタ７００と有線又は無線にて各種の情報を送受信可能に接続されている。
【0033】
ここで、情報記憶媒体１０は、遊技機２で用いられる遊技媒体を貸し出すために用いられ、情報を読み書き可能な磁気カード、ＩＣカード、ＩＣチップが内蔵されたＩＣメダル等の持ち運び可能な記憶媒体から構成されている。また、情報記憶媒体１０は、遊技店毎に発行したユーザの固有情報が事前に登録されている従来の会員カードに相当する「特定の情報記憶媒体１０ａ」と、ユーザの固有情報が事前に登録されていない一般カードに相当する「通常の情報記憶媒体１０ｂ」とに識別される。また、本実施形態においては、通常の情報記憶媒体１０ｂは、事後的に会員アプリＩＤと店舗会員番号とを対応付けて記憶することにより「アプリ会員カード」ともなる。なお、本実施形態においては、特定の情報記憶媒体１０ａと通常の情報記憶媒体１０ｂとを識別しないときには、単に情報記憶媒体１０と称することにする。
【0034】
また、入金精算装置１００は、外面側に、ユーザを撮影するためのカメラ１０１と、ユーザ等の操作を受け付け可能であるとともに情報を表示可能なタッチパネル１０２と、紙幣としての金銭情報を入金可能な紙幣投入口１０３と、遊技者モバイル端末６００等に表示されたコード情報（例えば、ＱＲコード（登録商標））を読み込み可能なコードリーダ１０４とを備えている。さらに、入金精算装置１００は、情報記憶媒体１０を挿入可能であるとともに情報記憶媒体１０を排出可能な媒体挿入排出口１０６と、情報記憶媒体１０に記憶された金銭情報を紙幣として返金する紙幣返却口１０７と、情報記憶媒体１０に記憶された金銭情報を硬貨として返金する硬貨返却口１０８とを備えている。また、入金精算装置１００は、その内部に、複数の通常の情報記憶媒体１０ｂを収納可能なカードストッカ１０９等を備えている。
【0035】
なお、入金精算装置１００は、コード情報を読み込み可能なコードリーダ１０４に加え、遊技者モバイル端末６００と非接触な近距離無線通信により、電子マネーを入金可能な電子マネー決済端末（例えば、ＮＦＣ決済端末）を備えてもよい。
【0036】
［ユニット装置］
ユニット装置２００は、遊技機２に併設されており、入金精算装置１００により排出された情報記憶媒体１０を受け入れ可能であり、遊技機２と接続されて該遊技機２で用いられる遊技媒体の貸し出しを指示したり、情報記憶媒体１０に記憶された金銭情報を更新したりする装置である。また、ユニット装置２００は、遊技機２、ユニット管理サーバ３１０及びホールコンピュータ３３０と有線又は無線にて接続されている。そして、ユニット装置２００は、遊技機２及びユニット管理サーバ３１０に対して各種の情報を送受信可能に構成され、ホールコンピュータ３３０に対して中継基板３４０を介して各種の情報を送信のみ可能に構成されている。
ユニット装置２００は、遊技機２に併設されており、入金精算装置１００により排出された情報記憶媒体１０を受け入れ可能であり、遊技機２と接続されて該遊技機２で用いられる遊技媒体の貸し出しを指示したり、情報記憶媒体１０に記憶された金銭情報を更新したりする装置である。また、ユニット装置２００は、遊技機２、ユニット管理サーバ３１０及びホールコンピュータ３３０と有線又は無線にて接続されている。そして、ユニット装置２００は、遊技機２及びユニット管理サーバ３１０に対して各種の情報を送受信可能に構成され、ホールコンピュータ３３０に対して中継基板３４０を介して各種の情報を送信のみ可能に構成されている。
【0037】
また、ユニット装置２００は、ユーザ等の操作を受け付け可能であるとともに情報を表示可能なユニットタッチパネル２０１と、情報記憶媒体１０を挿入可能であるとともに情報記憶媒体１０を排出可能なユニット挿入排出口２０２とを備えている。
【0038】
なお、本実施形態においては、ユニット装置２００は、紙幣としての金銭情報が入金できないように構成されているが（いわゆるビルバリレス）、紙幣としての金銭情報を入金するビルバリユニットを備えて構成してもよい。さらには、ユニット装置２００は、電子マネーとしての金銭情報を入金可能な電子マネー決済端末を備えて構成してもよい。
【0039】
［ユニット管理サーバ］
ユニット管理サーバ３１０は、遊技店外（外部）のユニットデータセンタ４００と各種の情報の送受信を行い、遊技店内に設置された入金精算装置１００と複数のユニット装置２００と会員管理サーバ３２０とを管理する装置である。ユニット管理サーバ３１０は、入金精算装置１００、複数のユニット装置２００及び会員管理サーバ３２０と有線又は無線にて各種の情報を送受信可能に接続されている。
ユニット管理サーバ３１０は、遊技店外（外部）のユニットデータセンタ４００と各種の情報の送受信を行い、遊技店内に設置された入金精算装置１００と複数のユニット装置２００と会員管理サーバ３２０とを管理する装置である。ユニット管理サーバ３１０は、入金精算装置１００、複数のユニット装置２００及び会員管理サーバ３２０と有線又は無線にて各種の情報を送受信可能に接続されている。
【0040】
そして、ユニット管理サーバ３１０は、ユニットデータセンタ４００に金銭情報や遊技機情報を含む各種の情報を送信したり、会員管理サーバ３２０に遊技者の貯玉情報または持玉情報等を送信したり、会員管理サーバ３２０から遊技者の貯玉情報または持玉情報等を受信したりする。また、ユニット管理サーバ３１０は、入金精算装置１００と金銭情報、貯玉情報及び持玉情報等の送受信を行ったり、ユニット装置２００と金銭情報、貯玉情報及び持玉情報等の送受信を行ったりする。
【0041】
［会員管理サーバ］
会員管理サーバ３２０は、その遊技店における会員の貯玉情報を管理・記憶する装置である。会員管理サーバ３２０は、ユニット管理サーバ３１０及び貯玉データセンタ７１０と有線又は無線にて各種の情報を送受信可能に接続されている。
会員管理サーバ３２０は、その遊技店における会員の貯玉情報を管理・記憶する装置である。会員管理サーバ３２０は、ユニット管理サーバ３１０及び貯玉データセンタ７１０と有線又は無線にて各種の情報を送受信可能に接続されている。
【0042】
そして、会員管理サーバ３２０は、遊技者の貯玉情報または持玉情報等をユニット管理サーバ３１０または貯玉データセンタ７１０に送信（転送）したりする。
【0043】
［ホールコンピュータ］
ホールコンピュータ３３０は、遊技店内で用いられた金銭情報や遊技機情報の集計・統計を行う装置である。ホールコンピュータ３３０は、中継基板３４０を介して複数のユニット装置２００と有線又は無線にて接続されており、ユニット装置２００から金銭情報や遊技機情報を受信可能に構成されている。
ホールコンピュータ３３０は、遊技店内で用いられた金銭情報や遊技機情報の集計・統計を行う装置である。ホールコンピュータ３３０は、中継基板３４０を介して複数のユニット装置２００と有線又は無線にて接続されており、ユニット装置２００から金銭情報や遊技機情報を受信可能に構成されている。
【0044】
［ユニットデータセンタ］
ユニットデータセンタ４００は、複数の遊技店（全国の遊技店）から金銭情報や遊技機情報を含む各種の情報を受信し、受信した情報に基づき各種の処理を行う装置であり、各種の処理に基づく複数のサーバ、各種の記憶装置（各種のデータベース）を備えて構成されている。また、ユニットデータセンタ４００は、公衆回線（インターネット）を介して遊技機情報センタ５００、会員アプリセンタ７００及び複数の遊技店に設置されたユニット管理サーバ３１０と有線又は無線にて各種の情報を送受信可能に接続されている。
ユニットデータセンタ４００は、複数の遊技店（全国の遊技店）から金銭情報や遊技機情報を含む各種の情報を受信し、受信した情報に基づき各種の処理を行う装置であり、各種の処理に基づく複数のサーバ、各種の記憶装置（各種のデータベース）を備えて構成されている。また、ユニットデータセンタ４００は、公衆回線（インターネット）を介して遊技機情報センタ５００、会員アプリセンタ７００及び複数の遊技店に設置されたユニット管理サーバ３１０と有線又は無線にて各種の情報を送受信可能に接続されている。
【0045】
そして、ユニットデータセンタ４００は、ユニット管理サーバ３１０から金銭情報や遊技機情報を含む各種の情報を受信したり、受信した遊技機情報を遊技機情報センタ５００に送信したり、受信した金銭情報を更新したりする。
【0046】
［遊技機情報センタ］
遊技機情報センタ５００は、複数の遊技店（全国の遊技店）の遊技機情報の集計・監視を行う装置であり、各種の処理に基づく複数のサーバ、各種の記憶装置を備えて構成されている。また、遊技機情報センタ５００は、公衆回線を介してユニットデータセンタ４００のサーバと有線又は無線にて各種の情報を送受信可能に接続されている。
遊技機情報センタ５００は、複数の遊技店（全国の遊技店）の遊技機情報の集計・監視を行う装置であり、各種の処理に基づく複数のサーバ、各種の記憶装置を備えて構成されている。また、遊技機情報センタ５００は、公衆回線を介してユニットデータセンタ４００のサーバと有線又は無線にて各種の情報を送受信可能に接続されている。
【0047】
そして、遊技機情報センタ５００は、ユニットデータセンタ４００から遊技機情報を受信し、受信した遊技機情報の集計及び監視を行ったりする。
【0048】
［会員アプリセンタ］
会員アプリセンタ７００は、ユーザの会員登録・遊技店の登録等を行い、ユーザに所定のサービスを付与させる装置であり、各種の処理に基づく複数のサーバ、各種の記憶装置を備えて構成されている。また、会員アプリセンタ７００は、公衆回線を介してユニットデータセンタ４００、入金精算装置１００、遊技者モバイル端末６００、サービスセンタ８００及びホール端末９００と有線又は無線にて各種の情報を送受信可能に接続されている。
会員アプリセンタ７００は、ユーザの会員登録・遊技店の登録等を行い、ユーザに所定のサービスを付与させる装置であり、各種の処理に基づく複数のサーバ、各種の記憶装置を備えて構成されている。また、会員アプリセンタ７００は、公衆回線を介してユニットデータセンタ４００、入金精算装置１００、遊技者モバイル端末６００、サービスセンタ８００及びホール端末９００と有線又は無線にて各種の情報を送受信可能に接続されている。
【0049】
そして、会員アプリセンタ７００は、ホール端末９００から遊技店の登録の要求があると遊技店の登録を行ったり、遊技者モバイル端末６００から会員登録の要求があるとユーザの会員登録を行ったり、遊技者モバイル端末６００から所定のサービスの要求があると、サービスセンタ８００に所定のサービスを付与することを指示したりする。
【0050】
［貯玉データセンタ］
貯玉データセンタ７１０は、遊技店毎の会員管理サーバ３２０に記憶された会員の貯玉情報をバックアップして記憶する装置であり、各種の処理に基づく複数のサーバ、各種の記憶装置を備えて構成されている。また、貯玉データセンタ７１０は、公衆回線を介して複数の遊技店（全国の遊技店）に設置された会員管理サーバ３２０と有線又は無線にて各種の情報を送受信可能に接続されている。
貯玉データセンタ７１０は、遊技店毎の会員管理サーバ３２０に記憶された会員の貯玉情報をバックアップして記憶する装置であり、各種の処理に基づく複数のサーバ、各種の記憶装置を備えて構成されている。また、貯玉データセンタ７１０は、公衆回線を介して複数の遊技店（全国の遊技店）に設置された会員管理サーバ３２０と有線又は無線にて各種の情報を送受信可能に接続されている。
【0051】
そして、貯玉データセンタ７１０は、会員管理サーバ３２０から受信した遊技者の貯玉情報を記憶・更新したり、会員管理サーバ３２０からの指示により、遊技者の貯玉情報を転送（減算）させたりする。
【0052】
なお、本実施形態においては、遊技システム１は、貯玉データセンタ７１０を備えて構成されているが、遊技システム１は、貯玉データセンタ７１０を備えなくてもよい。
【0053】
［サービスセンタ］
サービスセンタ８００は、会員アプリセンタ７００により会員登録されたユーザに対して、各種のサービス（例えば、遊技情報の提供、電子マネー決済サービス等）を付与する装置であり、各種の処理に基づく複数のサーバ、各種の記憶装置を備えて構成されている。また、サービスセンタ８００は、公衆回線を介して会員アプリセンタ７００と有線又は無線にて各種の情報を送受信可能に接続されている。
サービスセンタ８００は、会員アプリセンタ７００により会員登録されたユーザに対して、各種のサービス（例えば、遊技情報の提供、電子マネー決済サービス等）を付与する装置であり、各種の処理に基づく複数のサーバ、各種の記憶装置を備えて構成されている。また、サービスセンタ８００は、公衆回線を介して会員アプリセンタ７００と有線又は無線にて各種の情報を送受信可能に接続されている。
【0054】
そして、サービスセンタ８００は、遊技者モバイル端末６００から所定のサービスの要求があると、会員アプリセンタ７００を介して所定のサービスを付与したりする。
【0055】
なお、本実施形態においては、会員アプリセンタ７００とは別に、サービスセンタ８００を備えて構成したが、会員アプリセンタ７００がサービスセンタ８００の各種のサービス（各種の処理）を有するように一体化して構成してもよい。
【0056】
［遊技者モバイル端末］
遊技者モバイル端末６００は、ユーザが所有する携帯可能な携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等の情報端末機であり、公衆回線を介して会員アプリセンタ７００と無線により各種の情報を送受信可能に接続されている。また、遊技者モバイル端末６００には、会員アプリケーションを遂行させるプログラムが記憶されている。なお、会員アプリケーションを遂行させるプログラムは、所定のサーバから公衆回線を介してダウンロード可能になっている。
遊技者モバイル端末６００は、ユーザが所有する携帯可能な携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等の情報端末機であり、公衆回線を介して会員アプリセンタ７００と無線により各種の情報を送受信可能に接続されている。また、遊技者モバイル端末６００には、会員アプリケーションを遂行させるプログラムが記憶されている。なお、会員アプリケーションを遂行させるプログラムは、所定のサーバから公衆回線を介してダウンロード可能になっている。
【0057】
そして、遊技者モバイル端末６００は、会員アプリセンタ７００にユーザの会員登録をしたり、会員アプリセンタ７００を介して所定のサービスを要求したり、入金精算装置１００に電子マネーを読み込ませて入金したりする。
【0058】
［ホール端末］
ホール端末９００は、遊技店が管理するパソコン、タブレット端末等の情報端末機であり、公衆回線を介して会員アプリセンタ７００と有線又は無線により各種の情報を送受信可能に接続されている。
ホール端末９００は、遊技店が管理するパソコン、タブレット端末等の情報端末機であり、公衆回線を介して会員アプリセンタ７００と有線又は無線により各種の情報を送受信可能に接続されている。
【0059】
そして、ホール端末９００は、会員アプリセンタ７００に管理する遊技店の情報を登録したりする。
【0060】
【0061】
図２に示すように、入金精算装置１００は、カメラ１０１と、コードリーダ１０４と、入金精算表示部１１０と、入金精算操作部１２０と、入金精算制御部１３０と、入金精算プログラム記憶部１４０、入金精算記憶部１５０と、第１挿入排出駆動部１６０と、金銭情報入金部１７０と、貨幣返金部１８０とを少なくとも備えている。
【0062】
入金精算表示部１１０は、液晶ディスプレイや有機ＥＬディスプレイ等の画像を表示する表示装置からなり、タッチパネル１０２の一部を構成している。入金精算表示部１１０は、詳しくは後述するが、情報記憶媒体１０に金銭情報を入金させるための入金操作画像を表示したり、情報記憶媒体１０に記憶された金銭情報を精算するための精算操作画像を表示したりする。
【0063】
入金精算操作部１２０は、静電容量方式や抵抗膜方式等のタッチセンサからなり、タッチパネル１０２の一部を構成している。入金精算操作部１２０は、遊技店の管理者やユーザ等の操作を受け付け可能である。
【0064】
なお、本実施形態においては、入金精算表示部１１０と入金精算操作部１２０とをまとめてタッチパネル１０２として構成したが、入金精算操作部１２０を押圧式のマイクロスイッチ等で構成し、入金精算表示部１１０と入金精算操作部１２０とを分けて構成してもよい。
【0065】
入金精算制御部１３０は、ＣＰＵなどのプロセッサからなり、入金精算装置１００に関する各種制御を行う。例えば、入金精算制御部１３０は、入金した金銭情報を情報記憶媒体１０に記憶したり、受け入れた情報記憶媒体１０に金銭情報が記憶されているときに金銭情報を精算したりする。また、入金精算制御部１３０は、遊技者の携帯端末６００からアプリＩＤを取得して会員であるか否かを認証したり、会員であることを認証すると情報記憶媒体１０にアプリＩＤを対応付けて記憶したりする。
【0066】
入金精算プログラム記憶部１４０は、マスクＲＯＭなどの書き換え不能な不揮発性のＲＯＭからなり、入金精算制御部１３０に各種の処理を遂行させるプログラムが記憶されている。
【0067】
入金精算記憶部１５０は、一時記憶装置であり、例えば、読み書き可能な不揮発性のフラッシュメモリ等からなり、アプリＩＤ、ユーザの画像、遊技者の店舗会員番号、金銭情報、持玉情報、貯玉情報等の情報が記憶される。
【0068】
第１挿入排出駆動部１６０は、モータやベルトコンベアからなり、媒体挿入排出口１０６に挿入された情報記憶媒体１０を入金精算装置１００の内部に引き込んだり、カードストッカ１０９から１つの通常の情報記憶媒体１０ｂを排出したりする。
【0069】
金銭情報入金部１７０は、金銭情報を識別して入金する入金部であり、紙幣投入口１０３から投入された紙幣を識別して現金を入金するビルバリユニット１７１と、コードリーダ１０４から読み込んだコード情報を識別して電子マネーを入金する電子マネー入金部１７２とを有している。
【0070】
なお、本実施形態においては、金銭情報入金部１７０は、電子マネー入金部１７２を備えて構成したが、電子マネー入金部１７２を備えずに、紙幣識別入金部１６１のみから構成してもよい。さらには、電子マネー入金部１７２を、遊技者モバイル端末６００と非接触な近距離無線通信により、電子マネーを入金可能な電子マネー決済端末により構成してもよい。
【0071】
貨幣返金部１８０は、モータやベルトコンベアからなり、情報記憶媒体１０に記憶された金銭情報を紙幣として紙幣返却口１０７に搬送したり、情報記憶媒体１０に記憶された金銭情報を硬貨として硬貨返却口１０８に搬送したりする。なお、情報記憶媒体１０に記憶された金銭情報を電子マネーとして返金する場合には、入金精算表示部１１０に返金情報のコード情報を表示すればよい。
【0072】
なお、入金精算装置１００には、上述した構成以外にも、外部の装置と情報を送受信可能にするための通信モジュール等を備えている。
【0073】
また、図２に示すように、ユニット装置２００は、ユニット表示部２１０と、ユニット操作部２２０と、ユニット制御部２３０と、ユニットプログラム記憶部２４０、ユニット記憶部２５０と、第２挿入排出駆動部２６０とを少なくとも備えている。
【0074】
ユニット表示部２１０は、液晶ディスプレイや有機ＥＬディスプレイ等の画像を表示する表示装置からなり、ユニットタッチパネル２０１の一部を構成している。ユニット表示部２１０は、金銭情報を消費して遊技媒体を遊技機２に貸し出させるための貸出操作画像を表示したり、持玉情報または貯玉情報を消費して遊技媒体を遊技機２に貸し出させるための再プレイ操作画像を表示したり、情報記憶媒体１０を排出して返却させるための返却操作画像を表示したりする。
【0075】
ユニット操作部２２０は、静電容量方式や抵抗膜方式等のタッチセンサからなり、ユニットタッチパネル２０１の一部を構成している。ユニット操作部２２０は、遊技機２に遊技媒体を貸し出させるユーザの貸出操作または再プレイ操作、情報記憶媒体１０を排出させる返却操作を受け付け可能である。
【0076】
なお、本実施形態においては、ユニット表示部２１０とユニット操作部２２０とをまとめてユニットタッチパネル２０１として構成したが、ユニット操作部２２０を押圧式のマイクロスイッチ等で構成し、ユニット表示部２１０とユニット操作部２２０とを分けて構成してもよい。
【0077】
ユニット制御部２３０は、ＣＰＵなどのプロセッサからなり、ユニット装置２００に関する各種制御を行う。例えば、ユニット制御部２３０は、ユニット操作部２２０が貸出操作を受け付けたときには、金銭情報を消費して遊技機２に遊技媒体を貸し出させる貸出指示を行ったり、遊技機２から遊技媒体の計数情報を受信したときには、遊技媒体の計数情報である持玉情報を記憶したりする制御を行う。
【0078】
ユニットプログラム記憶部２４０は、マスクＲＯＭなどの書き換え不能な不揮発性のＲＯＭからなり、ユニット制御部２３０に各種の処理を遂行させるプログラムが記憶されている。
【0079】
ユニット記憶部２５０は、一時記憶装置であり、例えば、読み書き可能な不揮発性のフラッシュメモリ等からなり、遊技者の店舗会員番号、金銭情報、持玉情報、貯玉情報等の情報が記憶される。
【0080】
第２挿入排出駆動部２６０は、モータやベルトコンベアからなり、ユニット挿入排出口２０２に挿入された情報記憶媒体１０をユニット装置２００の内部に引き込んだり、ユニット装置２００の内部から情報記憶媒体１０を排出したりする。
【0081】
なお、ユニット装置２００には、上述した構成以外にも、外部の装置と情報を送受信可能にするための通信モジュールや、複数の情報記憶媒体１０を収納しておくカードストッカ等を備えている。
【0082】
図３に示すように、ユニットデータセンタ４００は、センタ統括サーバ４１０と、遊技機情報対応サーバ４２０と、会員アプリ対応サーバ４３０と、金銭情報管理記憶部４４０と、持玉情報管理記憶部４５０と、遊技機情報データベース４６０とを備えている。
【0083】
センタ統括サーバ４１０は、ユニットデータセンタ４００を統括的に管理するサーバであり、ユニット管理サーバ３１０と、遊技機情報対応サーバ４２０と、会員アプリ対応サーバ４３０と、金銭情報管理記憶部４４０と、持玉情報管理記憶部４５０、遊技機情報データベース４６０とに各種の情報を送受信可能に構成されている。
【0084】
センタ統括サーバ４１０は、ユニット管理サーバ３１０から金銭情報、持玉情報または遊技機情報を受信すると、受信した金銭情報を金銭情報管理記憶部４４０に記憶させるとともに、受信した持玉機情報を持玉情報管理記憶部４５０に記憶させ、受信した遊技機情報を遊技機情報データベース４６０に記憶させる。そして、センタ統括サーバ４１０は、ユニットデータセンタ４００の各種のサーバ（遊技機情報対応サーバ４２０と、会員アプリ対応サーバ４３０）に各種の処理を指示したり、各種のサーバから指示を受けたりする。
【0085】
遊技機情報対応サーバ４２０は、遊技機情報センタ５００と各種の情報を送受信可能に構成されており、センタ統括サーバ４１０からの指示により、遊技機情報を遊技機情報センタ５００に送信するサーバである。
【0086】
会員アプリ対応サーバ４３０は、会員アプリセンタ７００と各種の情報を送受信可能に構成されており、センタ統括サーバ４１０に所定の指示を要求したり、センタ統括サーバ４１０から所定の指示をされたりするサーバである。
【0087】
金銭情報管理記憶部４４０は、ハードディスクドライブ（ＨＤＤ）、ソリッドステートドライブ（ＳＤＤ）、光ディスクドライブ、磁気テープ装置等の大容量の記憶装置から構成されており、遊技者毎の金銭情報を記憶するユニットデータセンタ４００の記憶部である。
【0088】
持玉情報管理記憶部４５０は、ハードディスクドライブ（ＨＤＤ）、ソリッドステートドライブ（ＳＤＤ）、光ディスクドライブ、磁気テープ装置等の大容量の記憶装置から構成されており、遊技者毎の持玉情報を記憶するユニットデータセンタ４００の記憶部である。なお、貯玉情報は、ユニットデータセンタ４００では記憶されず、貯玉データセンタ７１０に記憶されることになる。
【0089】
遊技機情報データベース４６０は、ハードディスクドライブ（ＨＤＤ）、ソリッドステートドライブ（ＳＤＤ）、光ディスクドライブ、磁気テープ装置等の大容量の記憶装置から構成されており、遊技機情報を記憶するユニットデータセンタ４００の記憶部である。
【0090】
会員アプリセンタ７００は、会員アプリサーバ７０１と、会員情報データベース７０２と、ホール情報データベース７０３とを備えている。
【0091】
会員アプリサーバ７０１は、会員アプリセンタ７００を統括的に管理するサーバであり、遊技者モバイル端末６００と、ホール端末９００と、サービスセンタ８００とに各種の情報を送受信可能に構成されている。
【0092】
会員アプリサーバ７０１は、遊技者モバイル端末６００から会員登録の要求があるとユーザの会員登録を行い、ユーザの会員情報を会員情報データベース７０２に記憶させ、ホール端末９００から遊技店の登録の要求があると遊技店の登録を行い、遊技店の情報をホール情報データベース７０３に記憶させる。また、会員アプリサーバ７０１は、会員登録された遊技者モバイル端末６００から所定のサービスの要求があると、遊技者モバイル端末６００に所定のサービスを提供したりする。
【0093】
会員情報データベース７０２は、ハードディスクドライブ（ＨＤＤ）、ソリッドステートドライブ（ＳＤＤ）、光ディスクドライブ、磁気テープ装置等の大容量の記憶装置から構成されており、ユーザの会員情報を記憶する会員アプリセンタ７００の記憶部である。
【0094】
ホール情報データベース７０３は、ハードディスクドライブ（ＨＤＤ）、ソリッドステートドライブ（ＳＤＤ）、光ディスクドライブ、磁気テープ装置等の大容量の記憶装置から構成されており、遊技店の情報を記憶する会員アプリセンタ７００の記憶部である。
【0095】
貯玉データセンタ７１０は、貯玉サーバ７１１と、貯玉記憶部７１２とを備えている。
【0096】
貯玉サーバ７１１は、複数の遊技店（全国の遊技店）に対し、遊技店毎の会員番号（店舗会員番号）が対応付けられた貯玉情報を管理するサーバであり、貯玉記憶部７１２に記憶された貯玉情報を更新したりする。
【0097】
貯玉記憶部７１２は、ハードディスクドライブ（ＨＤＤ）、ソリッドステートドライブ（ＳＤＤ）、光ディスクドライブ、磁気テープ装置等の大容量の記憶装置から構成されており、遊技者の店舗会員番号に対応付けて持玉情報を記憶している。
【0098】
また、図３に示すように、サービスセンタ８００は、サービスサーバ８１０と、サービス記憶部８２０とを備えている。
【0099】
サービスサーバ８１０は、会員アプリセンタ７００を介して会員登録された遊技者モバイル端末６００に所定のサービスを付与するサーバであり、会員アプリサーバ７０１と各種の情報を送受信可能に構成されている。
【0100】
本実施形態においては、サービスサーバ８１０は、会員登録された遊技者モバイル端末６００に対し、入金精算装置１００において電子マネー決済サービスを付与するサーバである。
【0101】
サービス記憶部８２０は、ハードディスクドライブ（ＨＤＤ）、ソリッドステートドライブ（ＳＤＤ）、光ディスクドライブ、磁気テープ装置等の大容量の記憶装置から構成されており、所定のサービスを付与するための各種の情報を記憶するサービスセンタ８００の記憶部である。
【0102】
遊技者モバイル端末６００は、モバイル表示部６１０と、モバイル操作部６２０と、モバイル制御部６３０と、モバイル記憶部６４０と、モバイル通信部６５０とを備えている。
【0103】
モバイル表示部６１０は、液晶ディスプレイや有機ＥＬディスプレイ等の画像を表示する画像表示装置からなり、ユーザの操作に応じた画像を表示可能である。
【0104】
モバイル操作部６２０は、キーボードやタッチパネル等の入力部からなり、ユーザの操作に関する情報を入力可能である。
【0105】
モバイル制御部６３０は、ＣＰＵなどのプロセッサからなり、ユーザの操作に応じて各種の制御を行うことが可能である。例えば、モバイル制御部６３０は、会員アプリケーションにより、遊技を行う遊技店を決定したり、１回あたりに入金精算装置１００に電子マネーを入金させる入金額を設定したり、１日あたりに入金精算装置１００に電子マネーを入金させる上限金額を設定したりする。
【0106】
モバイル記憶部６４０は、読み書き可能な不揮発性のフラッシュメモリからなり、各種の情報を一時的に記憶可能である。また、モバイル記憶部６４０には、モバイル制御部６３０に会員アプリケーションを遂行させるプログラムが記憶されている。
【0107】
モバイル情報読取部６５０は、所定の表示装置に表示されたコード情報を読み取り、読み取ったコード情報を解析可能なコードリーダである。
【0108】
［会員情報データベース］
次に、上述した会員アプリセンタ７００における会員情報データベース７０２の構成について説明する。図４は、本発明の会員アプリセンタ７００における会員情報データベース７０２の構成の概念図の一例である。
次に、上述した会員アプリセンタ７００における会員情報データベース７０２の構成について説明する。図４は、本発明の会員アプリセンタ７００における会員情報データベース７０２の構成の概念図の一例である。
【0109】
図５に示すように、会員情報データベース７０２には、会員アプリケーションの固有情報である会員アプリＩＤに対して、ユーザの名前、ユーザの生年月日（年齢）、ユーザの住所、ユーザが選択した複数のマイホール選択情報、マイホール毎の店舗会員番号、ユーザが決定した１つの決定ホール情報、ユーザが設定したチャージ金額、１日あたりにチャージできる上限金額が対応付けられて記憶されている。
【0110】
ここで、「マイホール選択情報」とは、遊技者が遊技を行うことを希望する遊技店（ホール）を事前に登録しておく情報であり、ホール情報データベース７０３に登録された遊技店の中から最大５つの遊技店を登録しておくことが可能である。なお、本実施形態では、最大５つの遊技店を登録しておくことが可能であるが、遊技店を登録可能な数は適宜設計変更自由である。
【0111】
「店舗会員番号」とは、マイホール選択情報として登録された遊技店がユーザを会員としてあらかじめ登録した遊技店毎の会員番号である。一般的には会員カードに会員番号が記載されており、マイホール選択情報として登録した遊技店の会員であるユーザの場合（既に会員カードを所有しているユーザである場合）には、遊技者モバイル端末６００を介して会員カードに記載された会員番号を会員情報データベース７０２に登録する。また、マイホール選択情報として登録した遊技店の会員でないユーザの場合には、遊技者がその遊技店において遊技を行う前に遊技店から会員番号を発行してもらい、遊技者モバイル端末６００を介して発行された会員番号を会員情報データベース７０２に登録する。
【0112】
「決定ホール情報」とは、マイホール選択情報に登録された遊技店の中から、ユーザが遊技を行う遊技店（遊技ホール）を決定した情報である。
【0113】
「チャージ金額」とは、ユーザが入金精算装置１００に電子マネーを入金させる際に、１回あたりに出金される金額の情報であり、ユーザによって金額の設定が可能である。
【0114】
「上限金額」とは、ユーザが入金精算装置１００に電子マネーを入金させる際に、１日あたりに出金可能な電子マネーの上限金額の情報である。この上限金額は、予め規定上限金額（例えば、５万円）が設定されており、この規制金額以下の範囲においてユーザによって金額の設定も可能である。また、上限金額は、異なる遊技店に設置された入金精算装置１００においても、累計して適用される。
【0115】
なお、会員情報データベース７０２には、上述した以外のユーザ情報が会員アプリＩＤに対応付けられて記憶されていてもよい。例えば、会員アプリＩＤに対応付けてユーザの顔画像が記憶されていてもよい。また、ユーザの生年月日、ユーザの住所及び上限金額等は、会員アプリＩＤに対応付けられて記憶されていなくともよい。
【0116】
また、図示は省略するが、ホール情報データベース７０３には、遊技店の固有の会員情報であるホールＩＤに対して、遊技店のホール名称、遊技店のホール住所、遊技店のホール連絡先、遊技店の担当者名等が対応付けられて記憶されている。
【0117】
【0118】
（処理遷移１）
図５は、本発明の遊技システム１の処理遷移１を示すシーケンス図の一例である。図５は、遊技者モバイル端末６００及びホール端末９００から会員アプリセンタ７００に各種の情報の登録を行わせる処理遷移１を示している。
図５は、本発明の遊技システム１の処理遷移１を示すシーケンス図の一例である。図５は、遊技者モバイル端末６００及びホール端末９００から会員アプリセンタ７００に各種の情報の登録を行わせる処理遷移１を示している。
【0119】
また、図５のシーケンス図においては、左列から順番にホール端末９００、会員アプリセンタ７００（会員アプリサーバ７０１）、遊技者モバイル端末６００の処理を示している。また、図５に示す会員アプリセンタ７００及び遊技者モバイル端末６００の各処理は、後述する図８～図１４における代表的な処理を概念的にまとめて記載したものであり、それぞれの詳細については後述して説明する。
【0120】
なお、以下に説明する各処理については、例示的な順序でステップＳの要素を図示しており、図示した特定の順序に限定されない。したがって、図５に示すフローチャートにおいて、処理結果に矛盾が生じない限り、順序を入れ替えることが可能である。このことは、後述する図６～図１４においても同様である。
【0121】
図５に示すように、遊技店側の管理者等は会員アプリセンタ７００にホール登録を行わせる場合には、ホール端末９００でホール申込処理を行う（ステップＳ１）。
このホール申込処理では、ホール端末９００が、会員アプリセンタ７００に遊技店の登録を申し込むホール申込情報、ホール情報（例えば、ホール名称、ホール住所、ホール連絡先、担当者名）等を会員アプリセンタ７００に送信する。
このホール申込処理では、ホール端末９００が、会員アプリセンタ７００に遊技店の登録を申し込むホール申込情報、ホール情報（例えば、ホール名称、ホール住所、ホール連絡先、担当者名）等を会員アプリセンタ７００に送信する。
【0122】
会員アプリセンタ７００は、ホール端末９００からホール申込情報、ホール情報等を受信すると、ホール情報登録処理を行う（ステップＳ２）。
このホール情報登録処理では、会員アプリサーバ７０１は、遊技店の固有の会員情報であるホールＩＤ（例えば、ホール番号）を生成し、生成したホールＩＤに対応付けてホール情報等をホール情報データベース７０３に登録する。そして、会員アプリサーバ７０１は、ホール情報データベース７０３にホール情報等を登録すると、ホールＩＤ、ホール登録完了通知をホール端末９００に送信する。
このホール情報登録処理では、会員アプリサーバ７０１は、遊技店の固有の会員情報であるホールＩＤ（例えば、ホール番号）を生成し、生成したホールＩＤに対応付けてホール情報等をホール情報データベース７０３に登録する。そして、会員アプリサーバ７０１は、ホール情報データベース７０３にホール情報等を登録すると、ホールＩＤ、ホール登録完了通知をホール端末９００に送信する。
【0123】
ユーザは会員アプリセンタ７００に会員登録を行わせる場合には、遊技者モバイル端末６００で会員申込処理を行う（ステップＳ３）。
この会員申込処理では、モバイル制御部６３０が、会員アプリセンタ７００に会員登録を申し込む会員申込情報、ユーザの個人情報（例えば、名前、生年月日、住所等）等を会員アプリセンタ７００に送信する。
この会員申込処理では、モバイル制御部６３０が、会員アプリセンタ７００に会員登録を申し込む会員申込情報、ユーザの個人情報（例えば、名前、生年月日、住所等）等を会員アプリセンタ７００に送信する。
【0124】
会員アプリセンタ７００は、遊技者モバイル端末６００から会員申込情報、ユーザの個人情報等を受信すると、会員情報登録処理を行う（ステップＳ４）。
この会員情報登録処理では、会員アプリサーバ７０１は、ユーザの固有の会員情報である会員アプリＩＤを生成し、生成した会員アプリＩＤに対応付けてユーザの個人情報等を会員情報データベース７０２に登録する。そして、会員アプリサーバ７０１は、会員情報データベース７０２にユーザの個人情報等を登録すると、会員アプリＩＤ、会員登録完了通知を遊技者モバイル端末６００に送信する。
この会員情報登録処理では、会員アプリサーバ７０１は、ユーザの固有の会員情報である会員アプリＩＤを生成し、生成した会員アプリＩＤに対応付けてユーザの個人情報等を会員情報データベース７０２に登録する。そして、会員アプリサーバ７０１は、会員情報データベース７０２にユーザの個人情報等を登録すると、会員アプリＩＤ、会員登録完了通知を遊技者モバイル端末６００に送信する。
【0125】
ユーザは遊技を行うことを希望する遊技店（マイホール）を事前に登録する場合には、遊技者モバイル端末６００でマイホール選択開始処理を行う（ステップＳ５）。
このマイホール選択開始処理では、モバイル制御部６３０が、会員アプリセンタ７００のホール情報データベース７０３に登録されたホール情報の開示を要求するホール開示要求情報、会員アプリＩＤ等を会員アプリセンタ７００に送信する。
このマイホール選択開始処理では、モバイル制御部６３０が、会員アプリセンタ７００のホール情報データベース７０３に登録されたホール情報の開示を要求するホール開示要求情報、会員アプリＩＤ等を会員アプリセンタ７００に送信する。
【0126】
会員アプリセンタ７００は、遊技者モバイル端末６００から会員アプリＩＤ、ホール開示要求情報等を受信すると、登録ホール情報提供処理を行う（ステップＳ６）。
この登録ホール情報提供処理では、会員アプリサーバ７０１は、ホール情報データベース７０３に登録されたホール情報のうち、ホール名称等を示すホール名称情報を遊技者モバイル端末６００に送信する。
この登録ホール情報提供処理では、会員アプリサーバ７０１は、ホール情報データベース７０３に登録されたホール情報のうち、ホール名称等を示すホール名称情報を遊技者モバイル端末６００に送信する。
【0127】
遊技者モバイル端末６００は、会員アプリサーバ７０１からホール名称情報を受信すると、マイホール選択決定処理を行う（ステップＳ７）。
このホール選択決定処理では、モバイル制御部６３０が、受信したホール名称情報に基づいてモバイル表示部６１０にホール名称等を表示させるとともに、モバイル操作部６２０に入力されたユーザの操作によりマイホールを決定し、決定したマイホールの店舗会員番号を入力する。なお、店舗会員番号は事後的に入力し、マイホールのみを決定してもよい。そして、モバイル制御部６３０は、会員アプリＩＤ、決定したマイホールのマイホール選択情報、店舗会員番号等を会員アプリセンタ７００に送信する。
このホール選択決定処理では、モバイル制御部６３０が、受信したホール名称情報に基づいてモバイル表示部６１０にホール名称等を表示させるとともに、モバイル操作部６２０に入力されたユーザの操作によりマイホールを決定し、決定したマイホールの店舗会員番号を入力する。なお、店舗会員番号は事後的に入力し、マイホールのみを決定してもよい。そして、モバイル制御部６３０は、会員アプリＩＤ、決定したマイホールのマイホール選択情報、店舗会員番号等を会員アプリセンタ７００に送信する。
【0128】
会員アプリセンタ７００は、遊技者モバイル端末６００から会員アプリＩＤ、マイホール選択情報、店舗会員番号等を受信すると、マイホール登録処理を行う（ステップＳ８）。
このマイホール登録処理では、会員アプリサーバ７０１は、マイホール選択情報を会員アプリＩＤに対応付けて会員情報データベース７０２に登録するとともに、店舗会員番号をマイホール選択情報及び会員アプリＩＤに対応付けて会員情報データベース７０２に登録する。そして、会員アプリサーバ７０１は、会員情報データベース７０２にマイホール選択情報等を登録すると、マイホール登録完了通知を遊技者モバイル端末６００に送信する。
このマイホール登録処理では、会員アプリサーバ７０１は、マイホール選択情報を会員アプリＩＤに対応付けて会員情報データベース７０２に登録するとともに、店舗会員番号をマイホール選択情報及び会員アプリＩＤに対応付けて会員情報データベース７０２に登録する。そして、会員アプリサーバ７０１は、会員情報データベース７０２にマイホール選択情報等を登録すると、マイホール登録完了通知を遊技者モバイル端末６００に送信する。
【0129】
ユーザはチャージ金額を事前に設定する場合には、遊技者モバイル端末６００でチャージ金額設定処理を行う（ステップＳ９）。
このチャージ金額設定処理では、モバイル操作部６２０に入力されたユーザの操作によりチャージ金額を設定し、モバイル制御部６３０は、会員アプリＩＤ、設定したチャージ金額を示すチャージ金額情報等を会員アプリセンタ７００に送信する。
このチャージ金額設定処理では、モバイル操作部６２０に入力されたユーザの操作によりチャージ金額を設定し、モバイル制御部６３０は、会員アプリＩＤ、設定したチャージ金額を示すチャージ金額情報等を会員アプリセンタ７００に送信する。
【0130】
会員アプリセンタ７００は、遊技者モバイル端末６００から会員アプリＩＤ、チャージ金額情報等を受信すると、チャージ金額登録処理を行う（ステップＳ１０）。
このチャージ金額登録処理では、会員アプリサーバ７０１は、会員アプリＩＤに対応付けてチャージ金額情報を会員情報データベース７０２に登録する。そして、会員アプリサーバ７０１は、会員情報データベース７０２にチャージ金額情報を登録すると、チャージ金額登録完了通知を遊技者モバイル端末６００に送信する。
このチャージ金額登録処理では、会員アプリサーバ７０１は、会員アプリＩＤに対応付けてチャージ金額情報を会員情報データベース７０２に登録する。そして、会員アプリサーバ７０１は、会員情報データベース７０２にチャージ金額情報を登録すると、チャージ金額登録完了通知を遊技者モバイル端末６００に送信する。
【0131】
このように、事前にチャージ金額が設定できるので、入金精算装置１００に電子マネーを入金させる際に、入金額を選択する操作が不要になり、電子マネーの支払いの利便性が向上する。
【0132】
ユーザは電子マネーの上限金額を事前に設定する場合には、遊技者モバイル端末６００で上限金額設定処理を行う（ステップＳ１１）。
この上限金額設定処理では、モバイル操作部６２０に入力されたユーザの操作により、予め設定されている規定上限金額以下の上限金額を設定し、モバイル制御部６３０は、会員アプリＩＤ、設定した上限金額を示す上限金額情報等を会員アプリセンタ７００に送信する。
この上限金額設定処理では、モバイル操作部６２０に入力されたユーザの操作により、予め設定されている規定上限金額以下の上限金額を設定し、モバイル制御部６３０は、会員アプリＩＤ、設定した上限金額を示す上限金額情報等を会員アプリセンタ７００に送信する。
【0133】
会員アプリセンタ７００は、遊技者モバイル端末６００から会員アプリＩＤ、上限金額情報等を受信すると、上限金額登録処理を行う（ステップＳ１２）。
この上限金額登録処理では、会員アプリサーバ７０１は、会員アプリＩＤに対応付けて上限金額情報を会員情報データベース７０２に登録する。そして、会員アプリサーバ７０１は、会員情報データベース７０２に上限金額情報を登録すると、上限金額登録完了通知を遊技者モバイル端末６００に送信する。
この上限金額登録処理では、会員アプリサーバ７０１は、会員アプリＩＤに対応付けて上限金額情報を会員情報データベース７０２に登録する。そして、会員アプリサーバ７０１は、会員情報データベース７０２に上限金額情報を登録すると、上限金額登録完了通知を遊技者モバイル端末６００に送信する。
【0134】
ここで、遊技者モバイル端末６００により上限金額設定処理が行われない場合には、予め設定された規定上限金額が適用される。
【0135】
そして、事前に設定された上限金額または規定上限金額を超える電子マネーの支払いが規制されるので、遊技の依存防止を図ることができる。特に、規定上限金額以下の電子マネーの上限金額も設定可能であることから、より効果的に遊技の依存防止を図ることができる。
【0136】
なお、本実施形態では、規定上限金額よりも低い電子マネーの上限金額を設定可能に構成したが、電子マネーの上限金額を設定できないように構成してもよい。
【0137】
（処理遷移２）
図６は、本発明の遊技システム１の処理遷移２を示すシーケンス図の一例である。図６は、入金精算装置１００において会員認証を行わせ、通常の情報記憶媒体１０ｂに貯玉情報の記憶を行わせるまでの処理遷移２を示している。
図６は、本発明の遊技システム１の処理遷移２を示すシーケンス図の一例である。図６は、入金精算装置１００において会員認証を行わせ、通常の情報記憶媒体１０ｂに貯玉情報の記憶を行わせるまでの処理遷移２を示している。
【0138】
また、図６のシーケンス図においては、左列から順番に遊技者モバイル端末６００、入金精算装置１００、会員アプリセンタ７００及びユニット管理サーバ３１０の処理を示している。
【0139】
図６に示すように、ユーザが遊技者モバイル端末６００を利用して会員サービスを利用したい場合には、入金精算装置１００で会員確認操作を行う。
【0140】
入金精算装置１００は、ユーザにより会員確認操作が行われると、入金者画像取込処理を行う（ステップＳ２１）。
この入金者画像取込処理では、入金精算制御部１３０は、カメラ１０１により会員確認操作を行ったユーザを撮影し、撮影したユーザの画像を入金者画像として、入金精算記憶部１５０に記憶する。
この入金者画像取込処理では、入金精算制御部１３０は、カメラ１０１により会員確認操作を行ったユーザを撮影し、撮影したユーザの画像を入金者画像として、入金精算記憶部１５０に記憶する。
【0141】
入金精算装置１００は、入金者画像取込処理が行われた後、会員コード情報要求処理を行う（ステップＳ２２）。
この会員コード情報要求処理では、入金精算制御部１３０は、入金精算表示部１１０に会員コード情報を要求する会員コード要求画面を表示させ、コードリーダ１０４を起動させて遊技者モバイル端末６００に表示された会員コード情報が読み込み可能となる処理を行う。
この会員コード情報要求処理では、入金精算制御部１３０は、入金精算表示部１１０に会員コード情報を要求する会員コード要求画面を表示させ、コードリーダ１０４を起動させて遊技者モバイル端末６００に表示された会員コード情報が読み込み可能となる処理を行う。
【0142】
遊技者モバイル端末６００は、ユーザにより遊技店で会員サービスを利用する意思を示す会員遊技操作が行われると、会員コード情報表示処理を行う（ステップＳ２３）。
会員コード情報表示処理では、モバイル制御部６３０は、会員アプリＩＤ、ユーザにより決定された遊技ホールの店舗会員番号等が含まれた会員コード情報をモバイル表示部６１０に表示させる。
会員コード情報表示処理では、モバイル制御部６３０は、会員アプリＩＤ、ユーザにより決定された遊技ホールの店舗会員番号等が含まれた会員コード情報をモバイル表示部６１０に表示させる。
【0143】
入金精算装置１００は、モバイル表示部６１０に表示された会員コード情報を読み込むと、会員認証処理を行う（ステップＳ２４）。
この会員認証処理では、入金精算制御部１３０は、会員コード情報から会員アプリＩＤ、店舗会員番号等を取得し、会員アプリセンタ７００を介して入金精算装置１００が設置された遊技店における会員であるかの認証を行う。具体的には、入金精算制御部１３０は、会員であるかの確認を行わせる会員確認指示情報、会員アプリＩＤ、店舗会員番号等を会員アプリセンタ７００に送信する。
この会員認証処理では、入金精算制御部１３０は、会員コード情報から会員アプリＩＤ、店舗会員番号等を取得し、会員アプリセンタ７００を介して入金精算装置１００が設置された遊技店における会員であるかの認証を行う。具体的には、入金精算制御部１３０は、会員であるかの確認を行わせる会員確認指示情報、会員アプリＩＤ、店舗会員番号等を会員アプリセンタ７００に送信する。
【0144】
会員アプリセンタ７００は、入金精算装置１００から会員確認指示情報、会員アプリＩＤ、店舗会員番号等を受信すると、アプリ会員確認処理を行う（ステップＳ２５）。
このアプリ会員確認処理では、会員アプリサーバ７０１は、受信した会員アプリＩＤ、店舗会員番号が会員情報データベース７０２に登録されているか否かを確認する。会員アプリサーバ７０１は、受信した会員アプリＩＤ、店舗会員番号が会員情報データベース７０２に登録されていると確認すると、会員確認通知等を入金精算装置１００に送信する。
このアプリ会員確認処理では、会員アプリサーバ７０１は、受信した会員アプリＩＤ、店舗会員番号が会員情報データベース７０２に登録されているか否かを確認する。会員アプリサーバ７０１は、受信した会員アプリＩＤ、店舗会員番号が会員情報データベース７０２に登録されていると確認すると、会員確認通知等を入金精算装置１００に送信する。
【0145】
なお、会員アプリセンタ７００は、会員確認通知等を遊技者モバイル端末６００に送信してもよい。遊技者モバイル端末６００は、会員アプリセンタ７００から会員確認通知等を受信することにより、会員コード情報表示処理を次のステップ（次の表示画面）に移行させることができる。
【0146】
入金精算装置１００は、会員アプリセンタ７００から会員確認通知等を受信すると、会員情報紐付け処理を行う（ステップＳ２６）。
この会員情報紐付け処理では、入金精算制御部１３０は、会員アプリＩＤに対応付けて店舗会員番号、入金者画像を入金精算記憶部１５０に記憶する。そして、通常の情報記憶媒体１０ｂにあらかじめ記憶されたビジター番号に代わり、店舗会員番号を会員アプリＩＤと対応付けて通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶する。なお、入金者画像は、通常の情報記憶媒体１０ｂには記憶されず、入金精算記憶部１５０に記憶され、精算時に用いられることになる。
この会員情報紐付け処理では、入金精算制御部１３０は、会員アプリＩＤに対応付けて店舗会員番号、入金者画像を入金精算記憶部１５０に記憶する。そして、通常の情報記憶媒体１０ｂにあらかじめ記憶されたビジター番号に代わり、店舗会員番号を会員アプリＩＤと対応付けて通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶する。なお、入金者画像は、通常の情報記憶媒体１０ｂには記憶されず、入金精算記憶部１５０に記憶され、精算時に用いられることになる。
【0147】
これにより、通常の情報記憶媒体１０ｂには、会員アプリＩＤ及び店舗会員番号が対応付けて記憶され、遊技店毎の会員カードを携帯せずとも、会員サービスを利用することができる。
【0148】
入金精算装置１００は、会員情報紐付け処理を行った後、ユーザにより貯玉転送操作が行われると、貯玉確認処理を行う（ステップＳ２７）。
この貯玉確認処理では、入金精算制御部１３０は、ユニット管理サーバ３１０を介して会員管理サーバ３２０または貯玉データセンタ７１０に記憶された遊技者の貯玉情報を確認する。具体的には、入金精算制御部１３０は、遊技者の貯玉情報を確認するための貯玉確認情報、店舗会員番号等をユニット管理サーバ３１０に送信する。
この貯玉確認処理では、入金精算制御部１３０は、ユニット管理サーバ３１０を介して会員管理サーバ３２０または貯玉データセンタ７１０に記憶された遊技者の貯玉情報を確認する。具体的には、入金精算制御部１３０は、遊技者の貯玉情報を確認するための貯玉確認情報、店舗会員番号等をユニット管理サーバ３１０に送信する。
【0149】
ユニット管理サーバ３１０は、入金精算装置１００から貯玉確認情報、店舗会員番号等を受信すると、貯玉情報提供処理を行う（ステップＳ２８）。
この貯玉情報提供処理では、ユニット管理サーバ３１０は、受信した店舗会員番号に対応付けられた遊技者の貯玉情報を会員管理サーバ３２０から取得し、取得した遊技者の貯玉情報を入金精算装置１００に送信する。
この貯玉情報提供処理では、ユニット管理サーバ３１０は、受信した店舗会員番号に対応付けられた遊技者の貯玉情報を会員管理サーバ３２０から取得し、取得した遊技者の貯玉情報を入金精算装置１００に送信する。
【0150】
入金精算装置１００は、ユニット管理サーバ３１０から遊技者の貯玉情報を受信すると、貯玉表示処理を行う（ステップＳ２９）。
この貯玉表示処理では、入金精算制御部１３０は、入金精算表示部１１０に受信した遊技者の貯玉情報を表示させる。
この貯玉表示処理では、入金精算制御部１３０は、入金精算表示部１１０に受信した遊技者の貯玉情報を表示させる。
【0151】
入金精算装置１００は、貯玉表示処理を行った後、ユーザにより転送する貯玉数を指定する転送指示操作が行われると、貯玉転送指示処理を行う（ステップＳ３０）。
この貯玉転送指示処理では、入金精算制御部１３０は、転送指示操作により指定された転送貯玉情報、店舗会員番号等をユニット管理サーバ３１０に送信する。
この貯玉転送指示処理では、入金精算制御部１３０は、転送指示操作により指定された転送貯玉情報、店舗会員番号等をユニット管理サーバ３１０に送信する。
【0152】
また、本実施形態においては、貯玉指示操作として、１日にあたりに景品交換可能な上限数の貯玉数（例えば、１２５００個）の転送を指示する第１貯玉指示操作と、１日にあたりに再プレイ可能な上限数の貯玉数（例えば、２５００個）の転送を指示する第２貯玉指示操作とが選択可能に構成されている。入金精算装置１００が、第１貯玉指示操作または第２貯玉指示操作のいずれかの貯玉指示操作を受け付けることにより、上述した貯玉転送指示処理が行われることになる。
【0153】
なお、転送指示操作として、１日にあたりに景品交換可能な上限数の貯玉数の転送を指示する第１貯玉指示操作のみを選択可能に構成してもよいし、第１貯玉指示操作及び／または第２貯玉指示操作に加え、すべての貯玉数の転送を指示する全貯玉指示操作を選択可能に構成してもよい。
【0154】
ユニット管理サーバ３１０は、入金精算装置１００から転送貯玉情報、店舗会員番号等を受信すると、貯玉転送処理を行う（ステップＳ３１）。
この貯玉転送処理では、ユニット管理サーバ３１０は、会員管理サーバ３２０に対して、受信した店舗会員番号に対応付けられた遊技者の貯玉情報から転送貯玉情報に対応する貯玉数を減算させて貯玉情報を更新させる。そして、会員管理サーバ３２０側での貯玉数の更新が完了すると、貯玉更新完了通知、貯玉情報等を入金精算装置１００に送信する。
この貯玉転送処理では、ユニット管理サーバ３１０は、会員管理サーバ３２０に対して、受信した店舗会員番号に対応付けられた遊技者の貯玉情報から転送貯玉情報に対応する貯玉数を減算させて貯玉情報を更新させる。そして、会員管理サーバ３２０側での貯玉数の更新が完了すると、貯玉更新完了通知、貯玉情報等を入金精算装置１００に送信する。
【0155】
これにより、転送指示操作が行われると、ユニット管理サーバ３１０から転送指示操作により指定された貯玉情報が入金精算装置１００に転送されることになる。
【0156】
なお、第１貯玉指示操作が行われたときに、会員管理サーバ３２０に記憶された遊技者の貯玉情報が１日にあたりに景品交換可能な上限数の貯玉数を下回っている場合には、すべての貯玉数の転送が行われることになる。このことは、第２貯玉指示操作が行われたときに、会員管理サーバ３２０に記憶された遊技者の貯玉情報が１日にあたりに再プレイ可能な上限数の貯玉数を下回っている場合にも同様である。
【0157】
入金精算装置１００は、ユニット管理サーバ３１０から貯玉更新完了通知等を受信すると、貯玉記憶処理を行う（ステップＳ３２）。
この貯玉記憶処理では、入金精算制御部１３０は、会員アプリＩＤ及び店舗会員番号に対応付けて、ユニット管理サーバ３１０から受信した貯玉情報を通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶する。
この貯玉記憶処理では、入金精算制御部１３０は、会員アプリＩＤ及び店舗会員番号に対応付けて、ユニット管理サーバ３１０から受信した貯玉情報を通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶する。
【0158】
これにより、会員アプリＩＤ及び店舗会員番号が対応付けて記憶された通常の情報記憶媒体１０ｂ（アプリ会員カード）には、貯玉情報が記憶され、翌日以降の景品交換サービスや、いわゆる貯玉・貯メダルによる再プレイのサービスを利用することができる。
【0159】
なお、本実施形態においては、会員情報紐付け処理が行われた後、貯玉転送操作及び転送指示操作の２つの操作が行われることにより、会員管理サーバ３２０に記憶された貯玉情報が通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶されるように構成したが、貯玉転送操作を不要とし、転送指示操作が行われることにより（または転送指示操作を不要とし、貯玉転送操作が行われることにより）、会員管理サーバ３２０に記憶された貯玉情報が通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶されるように構成してもよい。
このように、転送指示操作を不要とし、１つの貯玉転送操作が行われることにより、会員管理サーバ３２０に記憶された貯玉情報が通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶される場合には、１日にあたりに景品交換可能な上限数の貯玉数が記憶されることが望ましいが、すべての貯玉数が記憶されるように構成してもよいし、１日にあたりに再プレイ可能な上限数の貯玉数が記憶されるように構成してもよい。
このように、転送指示操作を不要とし、１つの貯玉転送操作が行われることにより、会員管理サーバ３２０に記憶された貯玉情報が通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶される場合には、１日にあたりに景品交換可能な上限数の貯玉数が記憶されることが望ましいが、すべての貯玉数が記憶されるように構成してもよいし、１日にあたりに再プレイ可能な上限数の貯玉数が記憶されるように構成してもよい。
【0160】
さらには、本実施形態においては、会員情報紐付け処理が行われた後、貯玉転送操作及び転送指示操作が行われることにより、通常の情報記憶媒体１０ｂに貯玉情報が記憶されるように構成したが、貯玉転送操作及び転送指示操作が行われなくとも、会員情報紐付け処理が行われた後に、自動的に会員管理サーバ３２０または貯玉データセンタ７１０に記憶された貯玉情報が通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶されるように構成してもよい。
このように、自動的に会員管理サーバ３２０または貯玉データセンタ７１０に記憶された貯玉情報が通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶される場合には、１日にあたりに景品交換可能な上限数の貯玉数が記憶されることが望ましいが、すべての貯玉数が記憶されるように構成してもよいし、１日にあたりに再プレイ可能な上限数の貯玉数が記憶されるように構成してもよい。
このように、自動的に会員管理サーバ３２０または貯玉データセンタ７１０に記憶された貯玉情報が通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶される場合には、１日にあたりに景品交換可能な上限数の貯玉数が記憶されることが望ましいが、すべての貯玉数が記憶されるように構成してもよいし、１日にあたりに再プレイ可能な上限数の貯玉数が記憶されるように構成してもよい。
【0161】
（処理遷移３）
図７は、本発明の遊技システム１の処理遷移３を示すシーケンス図の一例である。図７は、処理遷移２に引き続き、入金精算装置１００において電子マネーを入金させ、通常の情報記憶媒体１０ｂを排出するまでの処理遷移３を示している。
図７は、本発明の遊技システム１の処理遷移３を示すシーケンス図の一例である。図７は、処理遷移２に引き続き、入金精算装置１００において電子マネーを入金させ、通常の情報記憶媒体１０ｂを排出するまでの処理遷移３を示している。
【0162】
また、図７のシーケンス図においては、左列から順番に遊技者モバイル端末６００、入金精算装置１００、会員アプリセンタ７００及びサービスセンタ８００（電子マネーセンタ）の処理を示している。
【0163】
図７に示すように、ユーザは遊技者モバイル端末６００を利用して入金精算装置１００に電子マネーを入金させたい場合には、入金精算装置１００で電子マネー入金操作を行う。なお、電子マネー入金操作は、会員であることの認証が行われた後（会員情報紐付け処理が行われた後）でなければ実行できない会員サービスの１つである。
【0164】
入金精算装置１００は、電子マネー入金操作が行われると、電子マネー入金受付処理を行う（ステップＳ４１）。
この電子マネー入金受付処理では、入金精算制御部１３０は、入金精算表示部１１０に電子マネーコード情報を要求する電子マネーコード要求画面を表示させ、コードリーダ１０４を起動させて遊技者モバイル端末６００に表示された電子マネーコード情報が読み込み可能となる処理を行う。
この電子マネー入金受付処理では、入金精算制御部１３０は、入金精算表示部１１０に電子マネーコード情報を要求する電子マネーコード要求画面を表示させ、コードリーダ１０４を起動させて遊技者モバイル端末６００に表示された電子マネーコード情報が読み込み可能となる処理を行う。
【0165】
遊技者モバイル端末６００は、電子マネー出金操作が行われると、電子マネー表示処理を行う（ステップＳ４２）。
電子マネー表示処理では、モバイル制御部６３０は、会員アプリＩＤ、チャージ金額等が含まれた電子マネーコード情報をモバイル表示部６１０に表示させる。
電子マネー表示処理では、モバイル制御部６３０は、会員アプリＩＤ、チャージ金額等が含まれた電子マネーコード情報をモバイル表示部６１０に表示させる。
【0166】
入金精算装置１００は、モバイル表示部６１０に表示された電子マネーコード情報を読み込むと、電子マネー入金確認処理を行う（ステップＳ４３）。
この電子マネー入金確認処理では、入金精算制御部１３０は、会員アプリセンタ７００を介して電子マネーの入金確認を行う。具体的には、入金精算制御部１３０は、会員アプリセンタ７００に電子マネーの確認を行わせる金銭確認情報、会員アプリＩＤ、チャージ金額等を会員アプリセンタ７００に送信する。
この電子マネー入金確認処理では、入金精算制御部１３０は、会員アプリセンタ７００を介して電子マネーの入金確認を行う。具体的には、入金精算制御部１３０は、会員アプリセンタ７００に電子マネーの確認を行わせる金銭確認情報、会員アプリＩＤ、チャージ金額等を会員アプリセンタ７００に送信する。
【0167】
会員アプリセンタ７００は、入金精算装置１００から金銭確認情報、会員アプリＩＤ、チャージ金額等を受信すると、電子マネー決済依頼処理を行う（ステップＳ４４）。
この電子マネー決済依頼処理では、会員アプリサーバ７０１は、サービスセンタ８００（電子マネーセンタ）に会員アプリＩＤ、チャージ金額等を送信して、電子マネーセンタに電子マネーの決済を依頼する。
この電子マネー決済依頼処理では、会員アプリサーバ７０１は、サービスセンタ８００（電子マネーセンタ）に会員アプリＩＤ、チャージ金額等を送信して、電子マネーセンタに電子マネーの決済を依頼する。
【0168】
サービスセンタ８００（電子マネーセンタ）は、会員アプリセンタ７００から会員アプリＩＤ、チャージ金額等を受信すると、電子マネー決済処理を行う（ステップＳ４５）。
この電子マネー決済処理では、サービスサーバ８１０は、受信した会員アプリＩＤのユーザに対して電子マネーによるチャージ金額の決済を行い、チャージ金額の決済が完了すると、電子マネー決済完了通知等を会員アプリセンタ７００に送信する。
この電子マネー決済処理では、サービスサーバ８１０は、受信した会員アプリＩＤのユーザに対して電子マネーによるチャージ金額の決済を行い、チャージ金額の決済が完了すると、電子マネー決済完了通知等を会員アプリセンタ７００に送信する。
【0169】
なお、本実施形態においては、サービスセンタ８００に電子マネーの決済を行わせるように構成したが、会員アプリセンタ７００が直接的に電子マネーの決済を行うように構成してもよい。さらには、複数のサービスセンタ８００を介して電子マネーの決済を行わせるように構成してもよい。
【0170】
会員アプリセンタ７００は、サービスセンタ８００から電子マネー決済完了通知等を受信すると、電子マネー支払通知処理を行う（ステップＳ４６）。
この電子マネー支払通知処理では、会員アプリサーバ７０１は、電子マネーセンタによりチャージ金額の決済が行われたことを通知する入金確認情報等を入金精算装置１００に送信するとともに、遊技者モバイル端末６００に支払完了通知等を送信する。
この電子マネー支払通知処理では、会員アプリサーバ７０１は、電子マネーセンタによりチャージ金額の決済が行われたことを通知する入金確認情報等を入金精算装置１００に送信するとともに、遊技者モバイル端末６００に支払完了通知等を送信する。
【0171】
入金精算装置１００は、会員アプリセンタ７００から入金確認情報等を受信すると、電子マネー入金登録処理を行う（ステップＳ４７）。
この電子マネー入金登録処理では、入金精算制御部１３０は、会員アプリＩＤ及び店舗会員番号に対応付けて、電子マネーによるチャージ金額の金銭情報を通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶する。
この電子マネー入金登録処理では、入金精算制御部１３０は、会員アプリＩＤ及び店舗会員番号に対応付けて、電子マネーによるチャージ金額の金銭情報を通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶する。
【0172】
これにより、会員アプリＩＤ及び店舗会員番号が対応付けて記憶された通常の情報記憶媒体１０ｂ（アプリ会員カード）には、電子マネーの金銭情報が記憶され、電子マネーによる支払いサービスを享受することができる。
【0173】
入金精算装置１００は、電子マネー入金登録処理が行われた後、アプリ会員カード排出処理を行う（ステップＳ４８）。
このアプリ会員カード排出処理では、入金精算制御部１３０は、第１挿入排出駆動部１６０を駆動させて、会員アプリＩＤ、店舗会員番号、貯玉情報及び金銭情報が対応付けられて記憶された通常の情報記憶媒体１０ｂを排出する。
このアプリ会員カード排出処理では、入金精算制御部１３０は、第１挿入排出駆動部１６０を駆動させて、会員アプリＩＤ、店舗会員番号、貯玉情報及び金銭情報が対応付けられて記憶された通常の情報記憶媒体１０ｂを排出する。
【0174】
なお、本実施形態においては、入金精算装置１００に電子マネーを入金させる場合には、遊技者モバイル端末６００に表示された電子マネーコード情報を読み込ませるように構成したが、入金精算装置１００に電子マネー決済端末（例えば、ＮＦＣ決済端末）を備え、電子マネー決済端末に遊技者モバイル端末６００をかざすことにより、入金精算装置１００に電子マネーを入金させるように構成してもよい。
【0175】
遊技者モバイル端末６００は、会員アプリセンタ７００から支払完了通知等を受信すると、支払完了表示処理を行う（ステップＳ４９）。
電子マネー表示処理では、モバイル制御部６３０は、電子マネーにより支払いが完了したことを報知する画像をモバイル表示部６１０に表示させる。
電子マネー表示処理では、モバイル制御部６３０は、電子マネーにより支払いが完了したことを報知する画像をモバイル表示部６１０に表示させる。
【0176】
なお、上述したシーケンス図における入金精算装置１００、会員アプリセンタ７００、遊技者モバイル端末６００、ユニット管理サーバ３１０、サービスセンタ８００及びホール端末９００の各処理は、全ての処理を示したものではなく、この他にも多数の機能を果たすための処理が行われている。
【0177】
【0178】
入金精算装置１００に電源が投入されると、ステップＳ１０１において、入金精算制御部１３０は、入金精算装置１００のＲＡＭやレジスタ等を初期化する初期化処理を行う。
この処理を終了すると、ステップＳ１０２に処理を移す。
この処理を終了すると、ステップＳ１０２に処理を移す。
【0179】
ステップＳ１０２において、入金精算制御部１３０は、各種の状態に応じて、入金精算表示部１１０に所定の画面を表示させる状態表示処理を行う。例えば、待機状態であるときには、受付画面を表示させる。
この処理を終了すると、ステップＳ１０３に処理を移す。
この処理を終了すると、ステップＳ１０３に処理を移す。
【0180】
ステップＳ１０３において、入金精算制御部１３０は、入金精算記憶部１５０を参照し、会員フラグがＯＮであるか否かを判定する。
入金精算制御部１３０は、会員フラグがＯＮであると判定した場合には、ステップＳ１０４に処理を移し、会員フラグがＯＮでない（会員フラグがＯＦＦ）と判定した場合には、ステップＳ１０５に処理を移す。
入金精算制御部１３０は、会員フラグがＯＮであると判定した場合には、ステップＳ１０４に処理を移し、会員フラグがＯＮでない（会員フラグがＯＦＦ）と判定した場合には、ステップＳ１０５に処理を移す。
【0181】
ここで、「会員フラグ」とは、アプリ会員であることを認証し、会員サービスを付与するための識別データであり、会員フラグがＯＮであると、後述する会員受付処理が行われる。
【0182】
ステップＳ１０４において、入金精算制御部１３０は、アプリ会員であることを認証し、会員サービスを付与する会員受付制御処理を行う。この会員受付制御処理については、詳しくは図１０を用いて後述する。
この処理を終了すると、ステップＳ１０２に処理を戻す。
この処理を終了すると、ステップＳ１０２に処理を戻す。
【0183】
ステップＳ１０５において、入金精算制御部１３０は、ユーザから会員確認操作を受け付けたか否かを判定する。
入金精算制御部１３０は、会員確認操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１０６に処理を移し、会員確認操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ１０８に処理を移す。
入金精算制御部１３０は、会員確認操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１０６に処理を移し、会員確認操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ１０８に処理を移す。
【0184】
ステップＳ１０６において、入金精算制御部１３０は、入金者画像取込処理を行う。
この入金者画像取込処理は、上述したステップＳ２１（図６参照）の処理でもあり、カメラ１０１により会員確認操作を行ったユーザを撮影し、撮影したユーザの画像を入金者画像として取り込む。
この処理を終了すると、ステップＳ１０７に処理を移す。
この入金者画像取込処理は、上述したステップＳ２１（図６参照）の処理でもあり、カメラ１０１により会員確認操作を行ったユーザを撮影し、撮影したユーザの画像を入金者画像として取り込む。
この処理を終了すると、ステップＳ１０７に処理を移す。
【0185】
ステップＳ１０７において、入金精算制御部１３０は、入金精算記憶部１５０に記憶された会員フラグをＯＮにする。
この処理を終了すると、ステップＳ１０２に処理を戻す。これにより、ユーザにより会員確認操作が行われると、会員受付制御処理に移行することになる。
この処理を終了すると、ステップＳ１０２に処理を戻す。これにより、ユーザにより会員確認操作が行われると、会員受付制御処理に移行することになる。
【0186】
ステップＳ１０８において、入金精算制御部１３０は、ユーザから非会員確認操作を受け付けたか否かを判定する。
入金精算制御部１３０は、非会員確認操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１０９に処理を移し、非会員確認操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ１１４に処理を移す。
入金精算制御部１３０は、非会員確認操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１０９に処理を移し、非会員確認操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ１１４に処理を移す。
【0187】
ステップＳ１０９において、入金精算制御部１３０は、入金者画像取込処理を行う。
この入金者画像取込処理は、ステップＳ１０６の処理と同様であり、カメラ１０１により非会員確認操作を行ったユーザを撮影し、撮影したユーザの画像を入金者画像として取り込む。
この処理を終了すると、ステップＳ１１０に処理を移す。
この入金者画像取込処理は、ステップＳ１０６の処理と同様であり、カメラ１０１により非会員確認操作を行ったユーザを撮影し、撮影したユーザの画像を入金者画像として取り込む。
この処理を終了すると、ステップＳ１１０に処理を移す。
【0188】
ステップＳ１１０において、入金精算制御部１３０は、現金受付処理を行う。
この現金受付処理は、入金精算表示部１１０に紙幣の入金を要求する現金要求画面を表示させ、ビルバリユニット１７１から紙幣が入金可能となる処理を行う。
この処理を終了すると、ステップＳ１１１に処理を移す。
この現金受付処理は、入金精算表示部１１０に紙幣の入金を要求する現金要求画面を表示させ、ビルバリユニット１７１から紙幣が入金可能となる処理を行う。
この処理を終了すると、ステップＳ１１１に処理を移す。
【0189】
ステップＳ１１１において、入金精算制御部１３０は、ユーザから入金完了操作を受け付けたか否かを判定する。
入金精算制御部１３０は、入金完了操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１１２に処理を移し、入金完了操作を受け付けていないと判定した場合には、入金完了操作を受け付けるまで待機する。
入金精算制御部１３０は、入金完了操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１１２に処理を移し、入金完了操作を受け付けていないと判定した場合には、入金完了操作を受け付けるまで待機する。
【0190】
ステップＳ１１２において、入金精算制御部１３０は、現金登録処理を行う。
この現金登録処理は、上記ステップＳ１１０の現金受付処理により受け付けた現金金額を確定し、通常の情報記憶媒体１０ｂのビジター番号に対応付けて、確定した現金金額の金銭情報を通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶する。また、通常の情報記憶媒体１０ｂのビジター番号に対応付けて入金者画像を入金精算記憶部１５０に記憶する。なお、入金者画像は、通常の情報記憶媒体１０ｂには記憶されず、入金精算記憶部１５０に記憶され、精算時に用いられることになる。
この処理を終了すると、ステップＳ１１３に処理を移す。
この現金登録処理は、上記ステップＳ１１０の現金受付処理により受け付けた現金金額を確定し、通常の情報記憶媒体１０ｂのビジター番号に対応付けて、確定した現金金額の金銭情報を通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶する。また、通常の情報記憶媒体１０ｂのビジター番号に対応付けて入金者画像を入金精算記憶部１５０に記憶する。なお、入金者画像は、通常の情報記憶媒体１０ｂには記憶されず、入金精算記憶部１５０に記憶され、精算時に用いられることになる。
この処理を終了すると、ステップＳ１１３に処理を移す。
【0191】
ステップＳ１１３において、入金精算制御部１３０は、カード排出処理を行う。
このカード排出処理は、第１挿入排出駆動部１６０を駆動させて、通常の情報記憶媒体１０ｂのビジター番号及び金銭情報が対応付けられて記憶された通常の情報記憶媒体１０ｂ（一般カード）を媒体挿入排出口１０６から排出する。そして、排出した通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶されたビジター番号及び金銭情報を対応付けてユニット管理サーバ３１０に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ１０２に処理を戻す。
このカード排出処理は、第１挿入排出駆動部１６０を駆動させて、通常の情報記憶媒体１０ｂのビジター番号及び金銭情報が対応付けられて記憶された通常の情報記憶媒体１０ｂ（一般カード）を媒体挿入排出口１０６から排出する。そして、排出した通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶されたビジター番号及び金銭情報を対応付けてユニット管理サーバ３１０に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ１０２に処理を戻す。
【0192】
ステップＳ１１４において、入金精算制御部１３０は、ユーザから戻る操作を受け付けたか否かを判定する。
入金精算制御部１３０は、戻る操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１１５に処理を移し、戻る操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ１１６に処理を移す。
入金精算制御部１３０は、戻る操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１１５に処理を移し、戻る操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ１１６に処理を移す。
【0193】
ステップＳ１１５において、入金精算制御部１３０は、１つ前の表示状態に戻す状態リターン処理を行う。
この処理を終了すると、ステップＳ１０２に処理を戻す。
この処理を終了すると、ステップＳ１０２に処理を戻す。
【0194】
ステップＳ１１６において、入金精算制御部１３０は、情報記憶媒体１０を受け入れたか否かを判定する。
入金精算制御部１３０は、情報記憶媒体１０を受け入れたと判定した場合には、ステップＳ１１７に処理を移し、情報記憶媒体１０を受け入れていないと判定した場合には、ステップＳ１０２に処理を戻す。
入金精算制御部１３０は、情報記憶媒体１０を受け入れたと判定した場合には、ステップＳ１１７に処理を移し、情報記憶媒体１０を受け入れていないと判定した場合には、ステップＳ１０２に処理を戻す。
【0195】
ステップＳ１１７において、入金精算制御部１３０は、受け入れた情報記憶媒体１０がアプリ会員カードであるか否かを判定する。具体的には、受け入れた情報記憶媒体１０に会員アプリＩＤが記憶されているか否かにより、アプリ会員カードであるか否かを判定する。
入金精算制御部１３０は、アプリ会員カードであると判定した場合には、ステップＳ１１８に処理を移し、アプリ会員カードでないと判定した場合には、ステップＳ１２７に処理を移す。
入金精算制御部１３０は、アプリ会員カードであると判定した場合には、ステップＳ１１８に処理を移し、アプリ会員カードでないと判定した場合には、ステップＳ１２７に処理を移す。
【0196】
ステップＳ１１８において、入金精算制御部１３０は、アプリ会員カードを受け入れた場合に追加入金のための入金操作を受け付けたか否かを判定する。
入金精算制御部１３０は、入金操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１１９に処理を移し、入金操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ１２８に処理を移す。
入金精算制御部１３０は、入金操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１１９に処理を移し、入金操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ１２８に処理を移す。
【0197】
入金精算制御部１３０は、アプリ会員カードを受け入れた場合に入金操作を受け付けた場合には、ステップＳ１１９～Ｓ１２７に示す会員入金制御処理を行う。
【0198】
ステップＳ１１９において、入金精算制御部１３０は、ユーザから電子マネー入金操作を受け付けたか否かを判定する。
入金精算制御部１３０は、電子マネー入金操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１２０に処理を移し、電子マネー入金操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ１２３に処理を移す。
入金精算制御部１３０は、電子マネー入金操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１２０に処理を移し、電子マネー入金操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ１２３に処理を移す。
【0199】
ステップＳ１２０において、入金精算制御部１３０は、電子マネー入金受付処理を行う。
この電子マネー入金受付処理は、上述したステップＳ４１（図７参照）の処理でもあり、入金精算表示部１１０に電子マネーコード情報を要求する電子マネーコード要求画面を表示させ、コードリーダ１０４を起動させて遊技者モバイル端末６００に表示された電子マネーコード情報が読み込み可能となる処理を行う。
この処理を終了すると、ステップＳ１２１に処理を移す。
この電子マネー入金受付処理は、上述したステップＳ４１（図７参照）の処理でもあり、入金精算表示部１１０に電子マネーコード情報を要求する電子マネーコード要求画面を表示させ、コードリーダ１０４を起動させて遊技者モバイル端末６００に表示された電子マネーコード情報が読み込み可能となる処理を行う。
この処理を終了すると、ステップＳ１２１に処理を移す。
【0200】
ステップＳ１２１において、入金精算制御部１３０は、遊技者モバイル端末６００に表示された電子マネーコード情報を読み込むと、電子マネー入金確認処理を行う。
この電子マネー入金登録入金確認処理は、上述したステップＳ４３（図７参照）の処理でもあり、会員アプリセンタ７００を介して電子マネーの入金確認を行う。
この処理を終了すると、ステップＳ１２２に処理を移す。
この電子マネー入金登録入金確認処理は、上述したステップＳ４３（図７参照）の処理でもあり、会員アプリセンタ７００を介して電子マネーの入金確認を行う。
この処理を終了すると、ステップＳ１２２に処理を移す。
【0201】
ステップＳ１２２において、入金精算制御部１３０は、会員アプリセンタ７００から入金確認情報等を受信すると、電子マネー入金登録処理を行う。
この電子マネー入金登録処理は、上述したステップＳ４７（図７参照）の処理でもあり、会員アプリＩＤ及び店舗会員番号に対応付けて、電子マネーによるチャージ金額の金銭情報を通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶する。
この処理を終了すると、ステップＳ１２３に処理を移す。
この電子マネー入金登録処理は、上述したステップＳ４７（図７参照）の処理でもあり、会員アプリＩＤ及び店舗会員番号に対応付けて、電子マネーによるチャージ金額の金銭情報を通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶する。
この処理を終了すると、ステップＳ１２３に処理を移す。
【0202】
ステップＳ１２３において、入金精算制御部１３０は、アプリ会員カード排出処理を行う。
このアプリ会員カード排出処理は、上述したステップＳ４８（図７参照）の処理でもあり、入金精算記憶部１５０に記憶された会員フラグをＯＦＦにして、第１挿入排出駆動部１６０を駆動させて、会員アプリＩＤ、店舗会員番号、金銭情報等が記憶された通常の情報記憶媒体１０ｂ（アプリ会員カード）を媒体挿入排出口１０６から排出する。そして、排出した通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶された店舗会員番号及び金銭情報等を対応付けてユニット管理サーバ３１０に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ１０２に処理を戻す。
このアプリ会員カード排出処理は、上述したステップＳ４８（図７参照）の処理でもあり、入金精算記憶部１５０に記憶された会員フラグをＯＦＦにして、第１挿入排出駆動部１６０を駆動させて、会員アプリＩＤ、店舗会員番号、金銭情報等が記憶された通常の情報記憶媒体１０ｂ（アプリ会員カード）を媒体挿入排出口１０６から排出する。そして、排出した通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶された店舗会員番号及び金銭情報等を対応付けてユニット管理サーバ３１０に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ１０２に処理を戻す。
【0203】
ステップＳ１２４において、入金精算制御部１３０は、ユーザから現金入金操作を受け付けたか否かを判定する。
入金精算制御部１３０は、現金入金操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１２５に処理を移し、現金入金操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ１１９に処理を戻す。
入金精算制御部１３０は、現金入金操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１２５に処理を移し、現金入金操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ１１９に処理を戻す。
【0204】
ステップＳ１２５において、入金精算制御部１３０は、現金受付処理を行う。
この現金受付処理は、入金精算表示部１１０に紙幣の入金を要求する現金要求画面を表示させ、ビルバリユニット１７１から紙幣が入金可能となる処理を行う。
この処理を終了すると、ステップＳ１２６に処理を移す。
この現金受付処理は、入金精算表示部１１０に紙幣の入金を要求する現金要求画面を表示させ、ビルバリユニット１７１から紙幣が入金可能となる処理を行う。
この処理を終了すると、ステップＳ１２６に処理を移す。
【0205】
ステップＳ１２６において、入金精算制御部１３０は、ユーザから入金完了操作を受け付けたか否かを判定する。
入金精算制御部１３０は、入金完了操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１２７に処理を移し、入金完了操作を受け付けていないと判定した場合には、入金完了操作を受け付けるまで待機する。
入金精算制御部１３０は、入金完了操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１２７に処理を移し、入金完了操作を受け付けていないと判定した場合には、入金完了操作を受け付けるまで待機する。
【0206】
ステップＳ１２７において、入金精算制御部１３０は、現金登録処理を行う。
この現金登録処理は、上記ステップＳ１２５の現金受付処理により受け付けた現金金額を確定し、会員アプリＩＤ及び店舗会員番号に対応付けて、現金金額の金銭情報を通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶する。
この処理を終了すると、ステップＳ１２８に処理を移す。
この現金登録処理は、上記ステップＳ１２５の現金受付処理により受け付けた現金金額を確定し、会員アプリＩＤ及び店舗会員番号に対応付けて、現金金額の金銭情報を通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶する。
この処理を終了すると、ステップＳ１２８に処理を移す。
【0207】
ステップＳ１２８において、入金精算制御部１３０は、アプリ会員カード排出処理を行う。
このアプリ会員カード排出処理は、上述したステップＳ１２３と同様に、入金精算記憶部１５０に記憶された会員フラグをＯＦＦにして、第１挿入排出駆動部１６０を駆動させて、会員アプリＩＤ、店舗会員番号、金銭情報等が記憶された通常の情報記憶媒体１０ｂ（アプリ会員カード）を媒体挿入排出口１０６から排出する。そして、排出した通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶された店舗会員番号及び金銭情報等を対応付けてユニット管理サーバ３１０に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ１０２に処理を戻す。
このアプリ会員カード排出処理は、上述したステップＳ１２３と同様に、入金精算記憶部１５０に記憶された会員フラグをＯＦＦにして、第１挿入排出駆動部１６０を駆動させて、会員アプリＩＤ、店舗会員番号、金銭情報等が記憶された通常の情報記憶媒体１０ｂ（アプリ会員カード）を媒体挿入排出口１０６から排出する。そして、排出した通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶された店舗会員番号及び金銭情報等を対応付けてユニット管理サーバ３１０に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ１０２に処理を戻す。
【0208】
ステップＳ１２９において、入金精算制御部１３０は、ユーザから精算操作を受け付けたか否かを判定する。
入金精算制御部１３０は、精算操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１３０に処理を移し、精算操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ１１８に処理を戻す。
入金精算制御部１３０は、精算操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１３０に処理を移し、精算操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ１１８に処理を戻す。
【0209】
ステップＳ１３０において、入金精算制御部１３０は、精算者画像取込処理を行う。
この精算者画像取込処理は、受け入れた情報記憶媒体１０からビジター番号または店舗会員番号の情報を取得する。そして、カメラ１０１により精算操作または情報記憶媒体１０を媒体挿入排出口１０６に挿入したユーザを撮影し、撮影したユーザの画像を精算者画像として取り込み、取得したビジター番号または店舗会員番号に対応付けて精算者画像を入金精算記憶部１５０に記憶する。
この処理を終了すると、ステップＳ１３１に処理を移す。
この精算者画像取込処理は、受け入れた情報記憶媒体１０からビジター番号または店舗会員番号の情報を取得する。そして、カメラ１０１により精算操作または情報記憶媒体１０を媒体挿入排出口１０６に挿入したユーザを撮影し、撮影したユーザの画像を精算者画像として取り込み、取得したビジター番号または店舗会員番号に対応付けて精算者画像を入金精算記憶部１５０に記憶する。
この処理を終了すると、ステップＳ１３１に処理を移す。
【0210】
ステップＳ１３１において、入金精算制御部１３０は、受け入れた情報記憶媒体１０のビジター番号または店舗会員番号に対応付けられた入金者画像及び精算者画像を入金精算記憶部１５０から参照し、入金者と精算者とが対応するか（同一人物であるか）否かを判定する。
入金精算制御部１３０は、入金者と精算者とが対応すると判定した場合には、ステップＳ１３２に処理を移し、入金者と精算者とが対応しないと判定した場合には、ステップＳ１３３に処理を移す。
入金精算制御部１３０は、入金者と精算者とが対応すると判定した場合には、ステップＳ１３２に処理を移し、入金者と精算者とが対応しないと判定した場合には、ステップＳ１３３に処理を移す。
【0211】
ステップＳ１３２において、入金精算制御部１３０は、精算制御処理を行う。
この精算制御処理は、受け入れた情報記憶媒体１０からビジター番号または店舗会員番号、金銭情報等の情報を取得する。次に、ユニット管理サーバ３１０からもビジター番号または店舗会員番号に対応付けられた金銭情報等の情報を取得し、受け入れた情報記憶媒体１０の整合性を確認する。そして、受け入れた情報記憶媒体１０の整合性が適合すると、情報記憶媒体１０に記憶された金銭情報を現金に換金し、換金した紙幣を紙幣返却口１０７から返金したり、換金した硬貨を硬貨返却口１０８から返金したりして、情報記憶媒体１０に記憶された金銭情報を現金に換金して返金する。なお、受け入れた情報記憶媒体１０の整合性が適合しないと、受け入れた情報記憶媒体１０をユニット挿入排出口２０２から排出する。
この処理を終了すると、ステップＳ１０２に処理を戻す。
この精算制御処理は、受け入れた情報記憶媒体１０からビジター番号または店舗会員番号、金銭情報等の情報を取得する。次に、ユニット管理サーバ３１０からもビジター番号または店舗会員番号に対応付けられた金銭情報等の情報を取得し、受け入れた情報記憶媒体１０の整合性を確認する。そして、受け入れた情報記憶媒体１０の整合性が適合すると、情報記憶媒体１０に記憶された金銭情報を現金に換金し、換金した紙幣を紙幣返却口１０７から返金したり、換金した硬貨を硬貨返却口１０８から返金したりして、情報記憶媒体１０に記憶された金銭情報を現金に換金して返金する。なお、受け入れた情報記憶媒体１０の整合性が適合しないと、受け入れた情報記憶媒体１０をユニット挿入排出口２０２から排出する。
この処理を終了すると、ステップＳ１０２に処理を戻す。
【0212】
なお、本実施形態では、精算制御処理において、情報記憶媒体１０に記憶された金銭情報を現金に換金して返金するように構成したが、情報記憶媒体１０に記憶された金銭情報を電子マネーに変換して、変換した電子マネーを返金可能に構成してもよい。
【0213】
ステップＳ１３３において、入金精算制御部１３０は、カード返却処理を行う。
このカード返却処理は、入金精算表示部１１０に精算エラーを報知する精算エラー画面を表示させ、受け入れた情報記憶媒体１０を媒体挿入排出口１０６から返却する処理を行う。
この処理を終了すると、ステップＳ１０２に処理を戻す。
このカード返却処理は、入金精算表示部１１０に精算エラーを報知する精算エラー画面を表示させ、受け入れた情報記憶媒体１０を媒体挿入排出口１０６から返却する処理を行う。
この処理を終了すると、ステップＳ１０２に処理を戻す。
【0214】
このように、入金精算装置１００に情報記憶媒体１０を挿入したとき場合には、アプリ会員カードであれば、ユーザの操作により入金または精算に関する処理が行われ、一般カードであれば、自動的に精算に関する処理が行われることになる。
【0215】
［入金精算装置の会員受付制御処理］
次に、上述した図８のステップＳ１０４で行われる会員受付制御処理の詳細について説明する。図１０は、本発明の入金精算装置の会員受付制御処理を示すフローチャートの一例である。
次に、上述した図８のステップＳ１０４で行われる会員受付制御処理の詳細について説明する。図１０は、本発明の入金精算装置の会員受付制御処理を示すフローチャートの一例である。
【0216】
ステップＳ１４１において、入金精算制御部１３０は、アプリ会員の会員認証が終了済みであるか否かを判定する。
入金精算制御部１３０は、会員認証が終了済みであると判定した場合には、ステップＳ１４９に処理を移し、会員認証が終了済みでないと判定した場合には、ステップＳ１４２に処理を移す。
入金精算制御部１３０は、会員認証が終了済みであると判定した場合には、ステップＳ１４９に処理を移し、会員認証が終了済みでないと判定した場合には、ステップＳ１４２に処理を移す。
【0217】
ステップＳ１４２において、入金精算制御部１３０は、会員コード情報要求処理を行う。
この会員コード情報要求処理は、上述したステップＳ２２（図６参照）の処理でもあり、入金精算表示部１１０に会員コード情報を要求する会員コード要求画面を表示させ、コードリーダ１０４を起動させて遊技者モバイル端末６００に表示された会員コード情報が読み込み可能となる処理を行う。
この処理を終了すると、ステップＳ１４３に処理を移す。
この会員コード情報要求処理は、上述したステップＳ２２（図６参照）の処理でもあり、入金精算表示部１１０に会員コード情報を要求する会員コード要求画面を表示させ、コードリーダ１０４を起動させて遊技者モバイル端末６００に表示された会員コード情報が読み込み可能となる処理を行う。
この処理を終了すると、ステップＳ１４３に処理を移す。
【0218】
ステップＳ１４３において、入金精算制御部１３０は、会員コード情報を読み込んだか否かを判定する。
入金精算制御部１３０は、会員コード情報を読み込んだと判定した場合には、ステップＳ１４４に処理を移し、会員コード情報を読み込んでいないと判定した場合には、会員コード情報を読み込むまで待機する。
入金精算制御部１３０は、会員コード情報を読み込んだと判定した場合には、ステップＳ１４４に処理を移し、会員コード情報を読み込んでいないと判定した場合には、会員コード情報を読み込むまで待機する。
【0219】
ステップＳ１４４において、入金精算制御部１３０は、会員認証処理を行う。
この会員認証処理は、上述したステップＳ２４（図６参照）の処理でもあり、会員コード情報から会員アプリＩＤ、店舗会員番号等を取得し、アプリ会員の認証を行う。具体的には、アプリ会員の認証として、会員確認指示情報、会員アプリＩＤ、店舗会員番号等を会員アプリセンタ７００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ１４５に処理を移す。
この会員認証処理は、上述したステップＳ２４（図６参照）の処理でもあり、会員コード情報から会員アプリＩＤ、店舗会員番号等を取得し、アプリ会員の認証を行う。具体的には、アプリ会員の認証として、会員確認指示情報、会員アプリＩＤ、店舗会員番号等を会員アプリセンタ７００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ１４５に処理を移す。
【0220】
ステップＳ１４５において、入金精算制御部１３０は、アプリ会員であるか否かを判定する。具体的には、入金精算制御部１３０は、会員アプリセンタ７００から会員確認通知等を受信したか否かにより、アプリ会員であるか否かを判定する。
入金精算制御部１３０は、アプリ会員であると判定した場合には、ステップＳ１４６に処理を移し、アプリ会員でないと判定した場合には、ステップＳ１４７に処理を移す。
入金精算制御部１３０は、アプリ会員であると判定した場合には、ステップＳ１４６に処理を移し、アプリ会員でないと判定した場合には、ステップＳ１４７に処理を移す。
【0221】
ステップＳ１４６において、入金精算制御部１３０は、会員情報紐付け処理を行う。
この会員情報紐付け処理は、上述したステップＳ２６（図６参照）の処理でもあり、会員アプリＩＤに対応付けて店舗会員番号、入金者画像を入金精算記憶部１５０に記憶する。そして、通常の情報記憶媒体１０ｂのビジター番号に代わり、店舗会員番号を会員アプリＩＤと対応付けて通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶する。
この処理を終了すると、ステップＳ１４９に処理を移す。
この会員情報紐付け処理は、上述したステップＳ２６（図６参照）の処理でもあり、会員アプリＩＤに対応付けて店舗会員番号、入金者画像を入金精算記憶部１５０に記憶する。そして、通常の情報記憶媒体１０ｂのビジター番号に代わり、店舗会員番号を会員アプリＩＤと対応付けて通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶する。
この処理を終了すると、ステップＳ１４９に処理を移す。
【0222】
ステップＳ１４７において、入金精算制御部１３０は、会員エラー表示処理を行う。
この会員エラー表示処理は、入金精算表示部１１０にアプリ会員の認証エラーを報知する会員エラー画面を表示させる。
この処理を終了すると、ステップＳ１４８に処理を移す。
この会員エラー表示処理は、入金精算表示部１１０にアプリ会員の認証エラーを報知する会員エラー画面を表示させる。
この処理を終了すると、ステップＳ１４８に処理を移す。
【0223】
ステップＳ１４８において、入金精算制御部１３０は、入金精算記憶部１５０に記憶された会員フラグをＯＦＦにして、今回の会員受付制御処理を終了する。
【0224】
ステップＳ１４９において、入金精算制御部１３０は、ユーザから貯玉転送操作を受け付けたか否かを判定する。
入金精算制御部１３０は、貯玉転送操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１５０に処理を移し、貯玉転送操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ１５５に処理を移す。
入金精算制御部１３０は、貯玉転送操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１５０に処理を移し、貯玉転送操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ１５５に処理を移す。
【0225】
ステップＳ１５０において、入金精算制御部１３０は、貯玉確認処理を行う。
この貯玉確認処理は、上述したステップＳ２７（図６参照）の処理でもあり、ユニット管理サーバ３１０を介して会員管理サーバ３２０または貯玉データセンタ７１０に記憶された遊技者の貯玉情報を確認する。
この処理を終了すると、ステップＳ１５１に処理を移す。
この貯玉確認処理は、上述したステップＳ２７（図６参照）の処理でもあり、ユニット管理サーバ３１０を介して会員管理サーバ３２０または貯玉データセンタ７１０に記憶された遊技者の貯玉情報を確認する。
この処理を終了すると、ステップＳ１５１に処理を移す。
【0226】
ステップＳ１５１において、入金精算制御部１３０は、貯玉表示処理を行う。
この貯玉表示処理は、上述したステップＳ２９（図６参照）の処理でもあり、ユニット管理サーバ３１０から受信した遊技者の貯玉情報に基づいて、入金精算表示部１１０に遊技者の貯玉情報を表示させる。
この処理を終了すると、ステップＳ１５２に処理を移す。
この貯玉表示処理は、上述したステップＳ２９（図６参照）の処理でもあり、ユニット管理サーバ３１０から受信した遊技者の貯玉情報に基づいて、入金精算表示部１１０に遊技者の貯玉情報を表示させる。
この処理を終了すると、ステップＳ１５２に処理を移す。
【0227】
ステップＳ１５２において、入金精算制御部１３０は、ユーザから貯玉指示操作を受け付けたか否かを判定する。上述したように、本実施形態においては、貯玉指示操作として、１日にあたりに景品交換可能な上限数の貯玉数の転送を指示する第１貯玉指示操作と、１日にあたりに再プレイ可能な上限数の貯玉数の転送を指示する第２貯玉指示操作を有している。
入金精算制御部１３０は、いずれかの貯玉指示操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１５３に処理を移し、いずれの貯玉指示操作も受け付けていないと判定した場合には、貯玉指示操作を受け付けるまで待機する。
入金精算制御部１３０は、いずれかの貯玉指示操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１５３に処理を移し、いずれの貯玉指示操作も受け付けていないと判定した場合には、貯玉指示操作を受け付けるまで待機する。
【0228】
ステップＳ１５３において、入金精算制御部１３０は、貯玉転送指示処理を行う。
この貯玉転送指示処理は、上述したステップＳ３０（図６参照）の処理でもあり、ユニット管理サーバ３１０を介して会員管理サーバ３２０に記憶された遊技者の貯玉情報から、貯玉指示操作により指定された貯玉数の転送を指示する。
この処理を終了すると、ステップＳ１５４に処理を移す。
この貯玉転送指示処理は、上述したステップＳ３０（図６参照）の処理でもあり、ユニット管理サーバ３１０を介して会員管理サーバ３２０に記憶された遊技者の貯玉情報から、貯玉指示操作により指定された貯玉数の転送を指示する。
この処理を終了すると、ステップＳ１５４に処理を移す。
【0229】
ステップＳ１５４において、入金精算制御部１３０は、貯玉記憶処理を行う。
この貯玉記憶処理は、上述したステップＳ３２（図６参照）の処理でもあり、ユニット管理サーバ３１０から貯玉更新完了通知等を受信すると、会員アプリＩＤ及び店舗会員番号に対応付けて、ユニット管理サーバ３１０から受信した貯玉情報を通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶する。
この処理を終了すると、ステップＳ１５５に処理を移す。
この貯玉記憶処理は、上述したステップＳ３２（図６参照）の処理でもあり、ユニット管理サーバ３１０から貯玉更新完了通知等を受信すると、会員アプリＩＤ及び店舗会員番号に対応付けて、ユニット管理サーバ３１０から受信した貯玉情報を通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶する。
この処理を終了すると、ステップＳ１５５に処理を移す。
【0230】
このように、アプリ会員カードには貯玉情報が記憶され、翌日以降の景品交換サービスや、いわゆる貯玉・貯メダルによる再プレイのサービスを利用することができる。
【0231】
ステップＳ１５５において、入金精算制御部１３０は、ユーザから入金操作を受け付けたか否かを判定する。
入金精算制御部１３０は、入金操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１５６に処理を移し、入金操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ１５８に処理を移す。
入金精算制御部１３０は、入金操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１５６に処理を移し、入金操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ１５８に処理を移す。
【0232】
ステップＳ１５６において、入金精算制御部１３０は、入金精算記憶部１５０に記憶された会員フラグをＯＦＦにして、ステップＳ１５７に処理を移す。
【0233】
ステップＳ１５７において、入金精算制御部１３０は、会員入金制御処理を行う。
この会員入金制御処理は、上述したステップＳ１１９～Ｓ１２７（図９参照）と同様の処理を行い、電子マネーまたは現金の金銭情報を入金して、入金した金銭情報を会員アプリＩＤ及び店舗会員番号に対応付けて通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶し、アプリ会員カードとしての通常の情報記憶媒体１０ｂを排出する。
この処理を終了すると、今回の会員受付制御処理を終了する。
この会員入金制御処理は、上述したステップＳ１１９～Ｓ１２７（図９参照）と同様の処理を行い、電子マネーまたは現金の金銭情報を入金して、入金した金銭情報を会員アプリＩＤ及び店舗会員番号に対応付けて通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶し、アプリ会員カードとしての通常の情報記憶媒体１０ｂを排出する。
この処理を終了すると、今回の会員受付制御処理を終了する。
【0234】
ステップＳ１５８において、入金精算制御部１３０は、ユーザから排出操作を受け付けたか否かを判定する。
入金精算制御部１３０は、排出操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１５９に処理を移し、排出操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ１６０に処理を移す。
入金精算制御部１３０は、排出操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ１５９に処理を移し、排出操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ１６０に処理を移す。
【0235】
ステップＳ１５９において、入金精算制御部１３０は、アプリ会員カード排出処理を行う。
このアプリ会員カード排出処理は、上述したステップＳ１２３及びステップＳ１２８と同様に、入金精算記憶部１５０に記憶された会員フラグをＯＦＦにして、第１挿入排出駆動部１６０を駆動させて、会員アプリＩＤ、店舗会員番号等が記憶された通常の情報記憶媒体１０ｂ（アプリ会員カード）を媒体挿入排出口１０６から排出する。そして、排出した通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶された店舗会員番号及び金銭情報等を対応付けてユニット管理サーバ３１０に送信する。
この処理を終了すると、今回の会員受付制御処理を終了する。
このアプリ会員カード排出処理は、上述したステップＳ１２３及びステップＳ１２８と同様に、入金精算記憶部１５０に記憶された会員フラグをＯＦＦにして、第１挿入排出駆動部１６０を駆動させて、会員アプリＩＤ、店舗会員番号等が記憶された通常の情報記憶媒体１０ｂ（アプリ会員カード）を媒体挿入排出口１０６から排出する。そして、排出した通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶された店舗会員番号及び金銭情報等を対応付けてユニット管理サーバ３１０に送信する。
この処理を終了すると、今回の会員受付制御処理を終了する。
【0236】
このように、アプリ会員の認証が行われた後、排出操作を行うことにより、貯玉情報のみが記憶されたアプリ会員カードを排出することもできるし、貯玉情報及び金銭情報のいずれも記憶されていないアプリ会員カードを排出することもできる。
【0237】
ステップＳ１６０において、入金精算制御部１３０は、ユーザから戻る操作を受け付けたと判定して、１つ前の表示状態に戻す状態リターン処理を行う。
この処理を終了すると、今回の会員受付制御処理を終了する。
この処理を終了すると、今回の会員受付制御処理を終了する。
【0238】
このように、本実施形態の会員受付制御処理においては、アプリ会員であると、遊技者モバイル端末６００を利用して、貯玉転送及び電子マネーの入金等の会員サービスを利用することができる。
【0239】
［ユニット装置の制御処理］
次に、上述したユニット装置２００の制御処理の詳細について説明する。図１１は、本発明のユニット装置２００の制御処理を示すフローチャートの一例である。
次に、上述したユニット装置２００の制御処理の詳細について説明する。図１１は、本発明のユニット装置２００の制御処理を示すフローチャートの一例である。
【0240】
ユニット装置２００に電源が投入されると、ステップＳ２０１において、ユニット制御部２３０は、ユニット装置２００のＲＡＭやレジスタ等を初期化する初期化処理を行う。
この処理を終了すると、ステップＳ２０２に処理を移す。
この処理を終了すると、ステップＳ２０２に処理を移す。
【0241】
ステップＳ２０２において、ユニット制御部２３０は、遊技店の管理者等から初期設定操作を受け付けたか否かを判定する。
ユニット制御部２３０は、遊技店の管理者等の初期設定操作を受け付けたと判定した場合には、初期設定を行うためにステップＳ２０３に処理を移す。一方、ユニット制御部２３０は、遊技店の管理者等の初期設定操作を受け付けていないと判定した場合には、初期設定を行わずにステップＳ２０４に処理を移す。
ユニット制御部２３０は、遊技店の管理者等の初期設定操作を受け付けたと判定した場合には、初期設定を行うためにステップＳ２０３に処理を移す。一方、ユニット制御部２３０は、遊技店の管理者等の初期設定操作を受け付けていないと判定した場合には、初期設定を行わずにステップＳ２０４に処理を移す。
【0242】
ステップＳ２０３において、ユニット制御部２３０は、ユニット初期設定処理を行う。
このユニット初期設定処理は、遊技店の管理者等の操作により、１回の貸出操作において遊技媒体を貸し出すための消費金銭情報（例えば５００円や１００円）を設定する。
この処理を終了すると、ステップＳ２０４に処理を移す。
このユニット初期設定処理は、遊技店の管理者等の操作により、１回の貸出操作において遊技媒体を貸し出すための消費金銭情報（例えば５００円や１００円）を設定する。
この処理を終了すると、ステップＳ２０４に処理を移す。
【0243】
ステップＳ２０４において、ユニット制御部２３０は、ユニット表示部２１０に待機画面を表示させる待機表示処理を行う。
この処理を終了すると、ステップＳ２０５に処理を移す。
この処理を終了すると、ステップＳ２０５に処理を移す。
【0244】
ステップＳ２０５において、ユニット制御部２３０は、情報記憶媒体１０を受け入れたか否かを判定する。
ユニット制御部２３０は、情報記憶媒体１０を受け入れたと判定した場合には、ステップＳ２０６に処理を移す。一方、ユニット制御部２３０は、情報記憶媒体１０を受け入れていないと判定した場合には、ステップＳ２０４に処理を戻し、情報記憶媒体１０を受け入れるまで待機する。
ユニット制御部２３０は、情報記憶媒体１０を受け入れたと判定した場合には、ステップＳ２０６に処理を移す。一方、ユニット制御部２３０は、情報記憶媒体１０を受け入れていないと判定した場合には、ステップＳ２０４に処理を戻し、情報記憶媒体１０を受け入れるまで待機する。
【0245】
ステップＳ２０６において、ユニット制御部２３０は、情報記憶処理を行う。
この情報記憶処理は、受け入れた情報記憶媒体１０からビジター番号または店舗会員番号、金銭情報、持玉情報、貯玉情報等の情報を取得する。次に、ユニット管理サーバ３１０からもビジター番号または店舗会員番号に対応付けられた金銭情報、持玉情報、貯玉情報等の情報を取得し、受け入れた情報記憶媒体１０の整合性を確認する。そして、受け入れた情報記憶媒体１０の整合性が適合すると、情報記憶媒体１０から取得したビジター番号または店舗会員番号に対応付けて、金銭情報、持玉情報、貯玉情報、情報記憶媒体１０を受け入れた日時情報をユニット記憶部２５０に記憶する。なお、受け入れた情報記憶媒体１０の整合性が適合しないと、受け入れた情報記憶媒体１０をユニット挿入排出口２０２から排出する。
この処理を終了すると、ステップＳ２０７に処理を移す。
この情報記憶処理は、受け入れた情報記憶媒体１０からビジター番号または店舗会員番号、金銭情報、持玉情報、貯玉情報等の情報を取得する。次に、ユニット管理サーバ３１０からもビジター番号または店舗会員番号に対応付けられた金銭情報、持玉情報、貯玉情報等の情報を取得し、受け入れた情報記憶媒体１０の整合性を確認する。そして、受け入れた情報記憶媒体１０の整合性が適合すると、情報記憶媒体１０から取得したビジター番号または店舗会員番号に対応付けて、金銭情報、持玉情報、貯玉情報、情報記憶媒体１０を受け入れた日時情報をユニット記憶部２５０に記憶する。なお、受け入れた情報記憶媒体１０の整合性が適合しないと、受け入れた情報記憶媒体１０をユニット挿入排出口２０２から排出する。
この処理を終了すると、ステップＳ２０７に処理を移す。
【0246】
ステップＳ２０７において、ユニット制御部２３０は、ユニット記憶部２５０に記憶された金銭情報、持玉情報、貯玉情報等をユニット表示部２１０に表示させる情報表示処理を行う。
この処理を終了すると、ステップＳ２０８に処理を移す。
この処理を終了すると、ステップＳ２０８に処理を移す。
【0247】
ステップＳ２０８において、ユニット制御部２３０は、情報記憶媒体１０に記憶された金銭情報を消費して遊技媒体を遊技機２に貸し出す貸出操作を受け付けたか否かを判定する。
ユニット制御部２３０は、貸出操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ２０９に処理を移し、貸出操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ２１０に処理を移す。
ユニット制御部２３０は、貸出操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ２０９に処理を移し、貸出操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ２１０に処理を移す。
【0248】
ステップＳ２０９において、ユニット制御部２３０は、金銭貸出制御処理を行う。
この金銭貸出制御処理は、ユニット記憶部２５０に記憶された金銭情報から１回の貸出操作に対する消費金銭情報（例えば５００円）を減算して更新するとともに、更新した金銭情報を情報記憶媒体１０に記憶された金銭情報に上書きして更新する。そして、１回の貸出操作に対する遊技媒体の量を遊技機２に貸し出す（遊技機２に遊技媒体情報を送信する）。
この処理を終了すると、ステップＳ２１０に処理を移す。
この金銭貸出制御処理は、ユニット記憶部２５０に記憶された金銭情報から１回の貸出操作に対する消費金銭情報（例えば５００円）を減算して更新するとともに、更新した金銭情報を情報記憶媒体１０に記憶された金銭情報に上書きして更新する。そして、１回の貸出操作に対する遊技媒体の量を遊技機２に貸し出す（遊技機２に遊技媒体情報を送信する）。
この処理を終了すると、ステップＳ２１０に処理を移す。
【0249】
ステップＳ２１０において、ユニット制御部２３０は、情報記憶媒体１０に記憶された持玉情報または貯玉情報を消費して遊技媒体を遊技機２に貸し出す再プレイ操作を受け付けたか否かを判定する。
ユニット制御部２３０は、再プレイ操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ２１１に処理を移し、再プレイ操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ２１２に処理を移す。
ユニット制御部２３０は、再プレイ操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ２１１に処理を移し、再プレイ操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ２１２に処理を移す。
【0250】
ステップＳ２１１において、ユニット制御部２３０は、持玉貸出制御処理を行う。
この持玉貸出制御処理は、情報記憶媒体１０に持玉情報が記憶されている場合には、貯玉情報が記憶されていたとしても持玉情報を優先し、ユニット記憶部２５０に記憶された持玉情報から１回の再プレイ操作に対する消費持玉情報（例えば１２５個）を減算して更新するとともに、更新した持玉情報を情報記憶媒体１０に記憶された持玉情報に上書きして更新する。また、情報記憶媒体１０に持玉情報が記憶されておらず、貯玉情報が記憶されている場合には、ユニット記憶部２５０に記憶された貯玉情報から１回の再プレイ操作に対する消費貯玉情報（例えば１２５個）を減算して更新するとともに、更新した貯玉情報を情報記憶媒体１０に記憶された貯玉情報に上書きして更新する。そして、１回の再プレイ操作に対する遊技媒体の量を遊技機２に貸し出す（遊技機２に遊技媒体情報を送信する）。
この処理を終了すると、ステップＳ２１２に処理を移す。
この持玉貸出制御処理は、情報記憶媒体１０に持玉情報が記憶されている場合には、貯玉情報が記憶されていたとしても持玉情報を優先し、ユニット記憶部２５０に記憶された持玉情報から１回の再プレイ操作に対する消費持玉情報（例えば１２５個）を減算して更新するとともに、更新した持玉情報を情報記憶媒体１０に記憶された持玉情報に上書きして更新する。また、情報記憶媒体１０に持玉情報が記憶されておらず、貯玉情報が記憶されている場合には、ユニット記憶部２５０に記憶された貯玉情報から１回の再プレイ操作に対する消費貯玉情報（例えば１２５個）を減算して更新するとともに、更新した貯玉情報を情報記憶媒体１０に記憶された貯玉情報に上書きして更新する。そして、１回の再プレイ操作に対する遊技媒体の量を遊技機２に貸し出す（遊技機２に遊技媒体情報を送信する）。
この処理を終了すると、ステップＳ２１２に処理を移す。
【0251】
ステップＳ２１２において、ユニット制御部２３０は、遊技機２から計数情報を受信したか否かを判定する。
ユニット制御部２３０は、計数情報を受信したと判定した場合には、ステップＳ２１３に処理を移し、計数情報を受信していないと判定した場合には、ステップＳ２１４に処理を移す。
ユニット制御部２３０は、計数情報を受信したと判定した場合には、ステップＳ２１３に処理を移し、計数情報を受信していないと判定した場合には、ステップＳ２１４に処理を移す。
【0252】
ステップＳ２１３において、ユニット制御部２３０は、持玉情報登録処理を行う。
この持玉情報登録処理は、受信した計数情報に対応した持玉情報をユニット記憶部２５０に記憶された持玉情報に加算して更新するとともに、受信した計数情報に対応した持玉情報を情報記憶媒体１０に記憶された持玉情報に加算して更新する。
この処理を終了すると、ステップＳ２１４に処理を移す。
この持玉情報登録処理は、受信した計数情報に対応した持玉情報をユニット記憶部２５０に記憶された持玉情報に加算して更新するとともに、受信した計数情報に対応した持玉情報を情報記憶媒体１０に記憶された持玉情報に加算して更新する。
この処理を終了すると、ステップＳ２１４に処理を移す。
【0253】
ステップＳ２１４において、ユニット制御部２３０は、返却操作を受け付けたか否かを判定する。
ユニット制御部２３０は、返却操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ２１５に処理を移し、返却操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ２０７に処理を戻す。
ユニット制御部２３０は、返却操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ２１５に処理を移し、返却操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ２０７に処理を戻す。
【0254】
ステップＳ２１５において、ユニット制御部２３０は、情報記憶媒体１０をユニット挿入排出口２０２から排出する排出処理を行う。
この処理を終了すると、ステップＳ２１６に処理を移す。
この処理を終了すると、ステップＳ２１６に処理を移す。
【0255】
ステップＳ２１６において、ユニット制御部２３０は、受付終了処理を行う。
この受付終了処理は、遊技終了通知と、情報記憶媒体１０に記憶されたビジター番号または店舗会員番号、金銭情報、持玉情報、貯玉情報をユニット管理サーバ３１０に送信する。そして、ユニット記憶部２５０に記憶されたビジター番号または店舗会員番号、金銭情報、持玉情報、貯玉情報、日時情報をクリアする。
この処理を終了すると、ステップＳ２０４に処理を戻す。
この受付終了処理は、遊技終了通知と、情報記憶媒体１０に記憶されたビジター番号または店舗会員番号、金銭情報、持玉情報、貯玉情報をユニット管理サーバ３１０に送信する。そして、ユニット記憶部２５０に記憶されたビジター番号または店舗会員番号、金銭情報、持玉情報、貯玉情報、日時情報をクリアする。
この処理を終了すると、ステップＳ２０４に処理を戻す。
【0256】
［遊技者モバイル端末の会員アプリ制御処理］
次に、上述した遊技者モバイル端末６００に記憶された会員アプリケーションにより実行される会員アプリ制御処理の詳細について説明する。図１２は、本発明の遊技者モバイル端末６００の会員アプリ制御処理を示すフローチャートの一例である。
次に、上述した遊技者モバイル端末６００に記憶された会員アプリケーションにより実行される会員アプリ制御処理の詳細について説明する。図１２は、本発明の遊技者モバイル端末６００の会員アプリ制御処理を示すフローチャートの一例である。
【0257】
ステップＳ６０１において、モバイル制御部６３０は、会員アプリケーションを起動させる会員アプリ起動処理を行う。
この会員アプリ起動処理は、モバイル記憶部６４０に記憶された会員アプリケーションのプログラムを実行させ、会員アプリＩＤ等を読み込む。
この処理を終了すると、ステップＳ６０２に処理を移す。
この会員アプリ起動処理は、モバイル記憶部６４０に記憶された会員アプリケーションのプログラムを実行させ、会員アプリＩＤ等を読み込む。
この処理を終了すると、ステップＳ６０２に処理を移す。
【0258】
ステップＳ６０２において、モバイル制御部６３０は、会員アプリケーションによるトップメニュー画面をモバイル表示部６１０に表示させるトップメニュー表示処理を行う。
この処理を終了すると、ステップＳ６０３に処理を移す。
この処理を終了すると、ステップＳ６０３に処理を移す。
【0259】
ステップＳ６０３において、モバイル制御部６３０は、モバイル操作部６２０によりユーザの操作を受け付けたか否かを判定する。
モバイル制御部６３０は、ユーザの操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ６０４に処理を移し、ユーザの操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ６２０に処理を移す。
モバイル制御部６３０は、ユーザの操作を受け付けたと判定した場合には、ステップＳ６０４に処理を移し、ユーザの操作を受け付けていないと判定した場合には、ステップＳ６２０に処理を移す。
【0260】
ステップＳ６０４において、モバイル制御部６３０は、受け付けたユーザの操作が会員遊技操作であるか否かを判定する。
モバイル制御部６３０は、会員遊技操作であると判定した場合には、ステップＳ６０５に処理を移し、会員遊技操作でないと判定した場合には、ステップＳ６０７に処理を移す。
モバイル制御部６３０は、会員遊技操作であると判定した場合には、ステップＳ６０５に処理を移し、会員遊技操作でないと判定した場合には、ステップＳ６０７に処理を移す。
【0261】
ステップＳ６０５において、モバイル制御部６３０は、遊技ホール決定処理を行う。
この遊技ホール決定処理は、登録したマイホールの中から、遊技を行う遊技店（遊技ホール）をユーザの操作により決定する。
この処理を終了すると、ステップＳ６０６に処理を移す。
この遊技ホール決定処理は、登録したマイホールの中から、遊技を行う遊技店（遊技ホール）をユーザの操作により決定する。
この処理を終了すると、ステップＳ６０６に処理を移す。
【0262】
ステップＳ６０６において、モバイル制御部６３０は、会員コード情報表示処理を行う。
この会員コード情報表示処理は、上述したステップＳ２３（図６参照）の処理でもあり、会員アプリＩＤ、遊技ホールの店舗会員番号等が含まれた会員コード情報をモバイル表示部６１０に表示させる。
この処理を終了すると、ステップＳ６０３に処理を戻す。
この会員コード情報表示処理は、上述したステップＳ２３（図６参照）の処理でもあり、会員アプリＩＤ、遊技ホールの店舗会員番号等が含まれた会員コード情報をモバイル表示部６１０に表示させる。
この処理を終了すると、ステップＳ６０３に処理を戻す。
【0263】
ステップＳ６０７において、モバイル制御部６３０は、受け付けたユーザの操作が電子マネー出金操作であるか否かを判定する。
モバイル制御部６３０は、電子マネー出金操作であると判定した場合には、ステップＳ６０８に処理を移し、電子マネー出金操作でないと判定した場合には、ステップＳ６０９に処理を移す。
モバイル制御部６３０は、電子マネー出金操作であると判定した場合には、ステップＳ６０８に処理を移し、電子マネー出金操作でないと判定した場合には、ステップＳ６０９に処理を移す。
【0264】
ステップＳ６０８において、モバイル制御部６３０は、電子マネー表示処理を行う。
この電子マネー表示処理は、上述したステップＳ４２（図７参照）の処理でもあり、会員アプリＩＤ、チャージ金額等が含まれた電子マネーコード情報をモバイル表示部６１０に表示させる。
この処理を終了すると、ステップＳ６０３に処理を戻す。
この電子マネー表示処理は、上述したステップＳ４２（図７参照）の処理でもあり、会員アプリＩＤ、チャージ金額等が含まれた電子マネーコード情報をモバイル表示部６１０に表示させる。
この処理を終了すると、ステップＳ６０３に処理を戻す。
【0265】
ステップＳ６０９において、モバイル制御部６３０は、受け付けたユーザの操作がマイホール設定操作であるか否かを判定する。
モバイル制御部６３０は、マイホール設定操作であると判定した場合には、ステップＳ６１０に処理を移し、マイホール設定操作でないと判定した場合には、ステップＳ６１２に処理を移す。
モバイル制御部６３０は、マイホール設定操作であると判定した場合には、ステップＳ６１０に処理を移し、マイホール設定操作でないと判定した場合には、ステップＳ６１２に処理を移す。
【0266】
ステップＳ６１０において、モバイル制御部６３０は、マイホール選択開始処理を行う。
このマイホール選択開始処理は、上述したステップＳ５（図５参照）の処理でもあり、会員アプリセンタ７００に登録されたホール情報の開示を要求する。
この処理を終了すると、ステップＳ６１１に処理を移す。
このマイホール選択開始処理は、上述したステップＳ５（図５参照）の処理でもあり、会員アプリセンタ７００に登録されたホール情報の開示を要求する。
この処理を終了すると、ステップＳ６１１に処理を移す。
【0267】
ステップＳ６１１において、モバイル制御部６３０は、マイホール選択決定処理を行う。
このマイホール選択決定処理は、上述したステップＳ７（図５参照）の処理でもあり、モバイル表示部６１０にホール名称等を表示させるとともに、モバイル操作部６２０に入力されたユーザの操作によりマイホールを決定し、決定したマイホールの店舗会員番号を入力する。そして、会員アプリＩＤ、決定したマイホールのマイホール選択情報、店舗会員番号等を会員アプリセンタ７００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ６０２に処理を戻す。
このマイホール選択決定処理は、上述したステップＳ７（図５参照）の処理でもあり、モバイル表示部６１０にホール名称等を表示させるとともに、モバイル操作部６２０に入力されたユーザの操作によりマイホールを決定し、決定したマイホールの店舗会員番号を入力する。そして、会員アプリＩＤ、決定したマイホールのマイホール選択情報、店舗会員番号等を会員アプリセンタ７００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ６０２に処理を戻す。
【0268】
ステップＳ６１２において、モバイル制御部６３０は、受け付けたユーザの操作がチャージ金額設定操作であるか否かを判定する。
モバイル制御部６３０は、チャージ金額設定操作であると判定した場合には、ステップＳ６１３に処理を移し、チャージ金額設定操作でないと判定した場合には、ステップＳ６１４に処理を移す。
モバイル制御部６３０は、チャージ金額設定操作であると判定した場合には、ステップＳ６１３に処理を移し、チャージ金額設定操作でないと判定した場合には、ステップＳ６１４に処理を移す。
【0269】
ステップＳ６１３において、モバイル制御部６３０は、チャージ金額設定処理を行う。
このチャージ金額設定処理は、上述したステップＳ９（図５参照）の処理でもあり、モバイル操作部６２０に入力されたユーザの操作によりチャージ金額を設定する。そして、会員アプリＩＤ、設定したチャージ金額を示すチャージ金額情報等を会員アプリセンタ７００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ６０２に処理を戻す。
このチャージ金額設定処理は、上述したステップＳ９（図５参照）の処理でもあり、モバイル操作部６２０に入力されたユーザの操作によりチャージ金額を設定する。そして、会員アプリＩＤ、設定したチャージ金額を示すチャージ金額情報等を会員アプリセンタ７００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ６０２に処理を戻す。
【0270】
ステップＳ６１４において、モバイル制御部６３０は、受け付けたユーザの操作が上限金額設定操作であるか否かを判定する。
モバイル制御部６３０は、上限金額設定操作であると判定した場合には、ステップＳ６１５に処理を移し、上限金額設定操作でないと判定した場合には、ステップＳ６１６に処理を移す。
モバイル制御部６３０は、上限金額設定操作であると判定した場合には、ステップＳ６１５に処理を移し、上限金額設定操作でないと判定した場合には、ステップＳ６１６に処理を移す。
【0271】
ステップＳ６１５において、モバイル制御部６３０は、上限金額設定処理を行う。
この上限金額設定処理は、上述したステップＳ１１（図５参照）の処理でもあり、モバイル操作部６２０に入力されたユーザの操作により、上限金額を設定し、会員アプリＩＤ、設定した上限金額を示す上限金額情報等を会員アプリセンタ７００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ６０２に処理を戻す。
この上限金額設定処理は、上述したステップＳ１１（図５参照）の処理でもあり、モバイル操作部６２０に入力されたユーザの操作により、上限金額を設定し、会員アプリＩＤ、設定した上限金額を示す上限金額情報等を会員アプリセンタ７００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ６０２に処理を戻す。
【0272】
ステップＳ６１６において、モバイル制御部６３０は、受け付けたユーザの操作に応じたその他操作対応処理を行う。
その他操作対応処理は、受け付けたユーザの操作が進む操作であると、１つ先の表示状態に移行する処理を行い、受け付けたユーザの操作が戻る操作であると、１つ前の表示状態に戻す処理を行う。また、受け付けたユーザの操作がサービス操作であると、会員アプリセンタ７００に遊技情報の内容等の提供を要求するサービス要求処理を行う。
この処理を終了すると、ステップＳ６０２に処理を戻す。
その他操作対応処理は、受け付けたユーザの操作が進む操作であると、１つ先の表示状態に移行する処理を行い、受け付けたユーザの操作が戻る操作であると、１つ前の表示状態に戻す処理を行う。また、受け付けたユーザの操作がサービス操作であると、会員アプリセンタ７００に遊技情報の内容等の提供を要求するサービス要求処理を行う。
この処理を終了すると、ステップＳ６０２に処理を戻す。
【0273】
ステップＳ６２０において、モバイル制御部６３０は、会員アプリセンタ７００から完了通知（マイホール登録完了通知、チャージ金額登録完了通知、上限金額登録完了通知、支払完了通知等）を受信したか否かを判定する。
モバイル制御部６３０は、会員アプリセンタ７００から完了通知を受信したと判定した場合には、ステップＳ６２１に処理を移し、会員アプリセンタ７００から完了通知を受信していないと判定した場合には、ステップＳ６０２に処理を戻す。
モバイル制御部６３０は、会員アプリセンタ７００から完了通知を受信したと判定した場合には、ステップＳ６２１に処理を移し、会員アプリセンタ７００から完了通知を受信していないと判定した場合には、ステップＳ６０２に処理を戻す。
【0274】
ステップＳ６２１において、モバイル制御部６３０は、会員アプリセンタ７００から受信した完了通知に基づいて、各種完了表示処理を行う。
この各種受信処理は、会員アプリセンタ７００からマイホール登録完了通知を受信したときには、マイホールの登録が完了したことを報知する画像をモバイル表示部６１０に表示させ、会員アプリセンタ７００からチャージ金額登録完了通知を受信したときには、チャージ金額の登録が完了したことを報知する画像をモバイル表示部６１０に表示させる。また、会員アプリセンタ７００から上限金額登録完了通知を受信したときには、上限金額の登録が完了したことを報知する画像をモバイル表示部６１０に表示させ、会員アプリセンタ７００から支払完了通知を受信したときには、電子マネーにより支払いが完了したことを報知する画像をモバイル表示部６１０に表示させる。
この処理を終了すると、ステップＳ６０２に処理を戻す。
この各種受信処理は、会員アプリセンタ７００からマイホール登録完了通知を受信したときには、マイホールの登録が完了したことを報知する画像をモバイル表示部６１０に表示させ、会員アプリセンタ７００からチャージ金額登録完了通知を受信したときには、チャージ金額の登録が完了したことを報知する画像をモバイル表示部６１０に表示させる。また、会員アプリセンタ７００から上限金額登録完了通知を受信したときには、上限金額の登録が完了したことを報知する画像をモバイル表示部６１０に表示させ、会員アプリセンタ７００から支払完了通知を受信したときには、電子マネーにより支払いが完了したことを報知する画像をモバイル表示部６１０に表示させる。
この処理を終了すると、ステップＳ６０２に処理を戻す。
【0275】
［会員アプリサーバの制御処理］
次に、上述した会員アプリセンタ７００における会員アプリサーバ７０１の制御処理の詳細について説明する。図１３及び図１４は、本発明の会員アプリサーバ７０１の制御処理を示すフローチャートの一例である。
次に、上述した会員アプリセンタ７００における会員アプリサーバ７０１の制御処理の詳細について説明する。図１３及び図１４は、本発明の会員アプリサーバ７０１の制御処理を示すフローチャートの一例である。
【0276】
会員アプリサーバ７０１に電源が投入されると、ステップＳ７０１において、会員アプリサーバ７０１は、会員アプリサーバ７０１のＲＡＭやレジスタ等を初期化する初期化処理を行う。
この処理を終了すると、ステップＳ７０２に処理を移す。
この処理を終了すると、ステップＳ７０２に処理を移す。
【0277】
ステップＳ７０２において、会員アプリサーバ７０１は、外部から情報を受信したか否かを判定する。
会員アプリサーバ７０１は、情報を受信したと判定した場合には、ステップＳ７０３に処理を移し、情報を受信していないと判定した場合には、情報を受信するまで待機する。
会員アプリサーバ７０１は、情報を受信したと判定した場合には、ステップＳ７０３に処理を移し、情報を受信していないと判定した場合には、情報を受信するまで待機する。
【0278】
ステップＳ７０３において、会員アプリサーバ７０１は、受信した情報がホール端末９００からのホール申込情報であるか否かを判定する。
会員アプリサーバ７０１は、受信した情報がホール申込情報であると判定した場合には、ステップＳ７０４に処理を移し、受信した情報がホール申込情報でないと判定した場合には、ステップＳ７０５に処理を移す。
会員アプリサーバ７０１は、受信した情報がホール申込情報であると判定した場合には、ステップＳ７０４に処理を移し、受信した情報がホール申込情報でないと判定した場合には、ステップＳ７０５に処理を移す。
【0279】
ステップＳ７０４において、会員アプリサーバ７０１は、ホール情報登録処理を行う。
このホール情報登録処理は、上述したステップＳ２（図５参照）の処理でもあり、ホールＩＤを生成し、生成したホールＩＤに対応付けてホール情報等をホール情報データベース７０３に登録する。そして、ホール情報データベース７０３にホール情報等を登録すると、ホールＩＤ、ホール登録完了通知をホール端末９００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ７０２に処理を戻す。
このホール情報登録処理は、上述したステップＳ２（図５参照）の処理でもあり、ホールＩＤを生成し、生成したホールＩＤに対応付けてホール情報等をホール情報データベース７０３に登録する。そして、ホール情報データベース７０３にホール情報等を登録すると、ホールＩＤ、ホール登録完了通知をホール端末９００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ７０２に処理を戻す。
【0280】
ステップＳ７０５において、会員アプリサーバ７０１は、受信した情報が遊技者モバイル端末６００からの会員申込情報であるか否かを判定する。
会員アプリサーバ７０１は、受信した情報が会員申込情報であると判定した場合には、ステップＳ７０６に処理を移し、受信した情報が会員申込情報でないと判定した場合には、ステップＳ７０７に処理を移す。
会員アプリサーバ７０１は、受信した情報が会員申込情報であると判定した場合には、ステップＳ７０６に処理を移し、受信した情報が会員申込情報でないと判定した場合には、ステップＳ７０７に処理を移す。
【0281】
ステップＳ７０６において、会員アプリサーバ７０１は、会員情報登録処理を行う。
この会員情報登録処理は、上述したステップＳ４（図５参照）の処理でもあり、会員アプリＩＤを生成し、生成した会員アプリＩＤに対応付けてユーザの個人情報等を会員情報データベース７０２に登録する。そして、会員情報データベース７０２にユーザの個人情報等を登録すると、会員アプリＩＤ、会員登録完了通知を遊技者モバイル端末６００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ７０２に処理を戻す。
この会員情報登録処理は、上述したステップＳ４（図５参照）の処理でもあり、会員アプリＩＤを生成し、生成した会員アプリＩＤに対応付けてユーザの個人情報等を会員情報データベース７０２に登録する。そして、会員情報データベース７０２にユーザの個人情報等を登録すると、会員アプリＩＤ、会員登録完了通知を遊技者モバイル端末６００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ７０２に処理を戻す。
【0282】
ステップＳ７０７において、会員アプリサーバ７０１は、受信した情報が遊技者モバイル端末６００からのホール開示要求情報であるか否かを判定する。
会員アプリサーバ７０１は、受信した情報がホール開示要求情報であると判定した場合には、ステップＳ７０８に処理を移し、受信した情報がホール開示要求情報でないと判定した場合には、ステップＳ７０９に処理を移す。
会員アプリサーバ７０１は、受信した情報がホール開示要求情報であると判定した場合には、ステップＳ７０８に処理を移し、受信した情報がホール開示要求情報でないと判定した場合には、ステップＳ７０９に処理を移す。
【0283】
ステップＳ７０８において、会員アプリサーバ７０１は、登録ホール情報提供処理を行う。
この登録ホール情報提供処理は、上述したステップＳ６（図５参照）の処理でもあり、ホール情報データベース７０３に登録されたホール情報のうち、ホール名称等を示すホール名称情報を遊技者モバイル端末６００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ７０２に処理を戻す。
この登録ホール情報提供処理は、上述したステップＳ６（図５参照）の処理でもあり、ホール情報データベース７０３に登録されたホール情報のうち、ホール名称等を示すホール名称情報を遊技者モバイル端末６００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ７０２に処理を戻す。
【0284】
ステップＳ７０９において、会員アプリサーバ７０１は、受信した情報が遊技者モバイル端末６００からのマイホール選択情報であるか否かを判定する。
会員アプリサーバ７０１は、受信した情報がマイホール選択情報であると判定した場合には、ステップＳ７１０に処理を移し、受信した情報がマイホール選択情報でないと判定した場合には、ステップＳ７１１に処理を移す。
会員アプリサーバ７０１は、受信した情報がマイホール選択情報であると判定した場合には、ステップＳ７１０に処理を移し、受信した情報がマイホール選択情報でないと判定した場合には、ステップＳ７１１に処理を移す。
【0285】
ステップＳ７１０において、会員アプリサーバ７０１は、マイホール登録処理を行う。
このマイホール登録処理は、上述したステップＳ８（図５参照）の処理でもあり、マイホール選択情報を会員アプリＩＤに対応付けて会員情報データベース７０２に登録するとともに、店舗会員番号をマイホール選択情報及び会員アプリＩＤに対応付けて会員情報データベース７０２に登録する。そして、会員情報データベース７０２にマイホール選択情報等を登録すると、マイホール登録完了通知を遊技者モバイル端末６００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ７０２に処理を戻す。
このマイホール登録処理は、上述したステップＳ８（図５参照）の処理でもあり、マイホール選択情報を会員アプリＩＤに対応付けて会員情報データベース７０２に登録するとともに、店舗会員番号をマイホール選択情報及び会員アプリＩＤに対応付けて会員情報データベース７０２に登録する。そして、会員情報データベース７０２にマイホール選択情報等を登録すると、マイホール登録完了通知を遊技者モバイル端末６００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ７０２に処理を戻す。
【0286】
ステップＳ７１１において、会員アプリサーバ７０１は、受信した情報が遊技者モバイル端末６００からのチャージ金額情報であるか否かを判定する。
会員アプリサーバ７０１は、受信した情報がチャージ金額情報であると判定した場合には、ステップＳ７１２に処理を移し、受信した情報がチャージ金額情報でないと判定した場合には、ステップＳ７１３に処理を移す。
会員アプリサーバ７０１は、受信した情報がチャージ金額情報であると判定した場合には、ステップＳ７１２に処理を移し、受信した情報がチャージ金額情報でないと判定した場合には、ステップＳ７１３に処理を移す。
【0287】
ステップＳ７１２において、会員アプリサーバ７０１は、チャージ金額登録処理を行う。
このマイホール登録処理は、上述したステップＳ１０（図５参照）の処理でもあり、会員アプリＩＤに対応付けてチャージ金額情報を会員情報データベース７０２に登録する。そして、会員アプリサーバ７０１は、会員情報データベース７０２にチャージ金額情報を登録すると、チャージ金額登録完了通知を遊技者モバイル端末６００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ７０２に処理を戻す。
このマイホール登録処理は、上述したステップＳ１０（図５参照）の処理でもあり、会員アプリＩＤに対応付けてチャージ金額情報を会員情報データベース７０２に登録する。そして、会員アプリサーバ７０１は、会員情報データベース７０２にチャージ金額情報を登録すると、チャージ金額登録完了通知を遊技者モバイル端末６００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ７０２に処理を戻す。
【0288】
ステップＳ７１３において、会員アプリサーバ７０１は、受信した情報が遊技者モバイル端末６００からの上限金額情報であるか否かを判定する。
会員アプリサーバ７０１は、受信した情報が上限金額情報であると判定した場合には、ステップＳ７１４に処理を移し、受信した情報が上限金額情報でないと判定した場合には、ステップＳ７１５に処理を移す。
会員アプリサーバ７０１は、受信した情報が上限金額情報であると判定した場合には、ステップＳ７１４に処理を移し、受信した情報が上限金額情報でないと判定した場合には、ステップＳ７１５に処理を移す。
【0289】
ステップＳ７１４において、会員アプリサーバ７０１は、上限金額登録処理を行う。
この上限金額登録処理は、上述したステップＳ１２（図５参照）の処理でもあり、会員アプリＩＤに対応付けて上限金額情報を会員情報データベース７０２に登録する。そして、会員情報データベース７０２に上限金額情報を登録すると、上限金額登録完了通知を遊技者モバイル端末６００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ７０２に処理を戻す。
この上限金額登録処理は、上述したステップＳ１２（図５参照）の処理でもあり、会員アプリＩＤに対応付けて上限金額情報を会員情報データベース７０２に登録する。そして、会員情報データベース７０２に上限金額情報を登録すると、上限金額登録完了通知を遊技者モバイル端末６００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ７０２に処理を戻す。
【0290】
ステップＳ７１５において、会員アプリサーバ７０１は、受信した情報が入金精算装置１００からの会員確認指示情報であるか否かを判定する。
会員アプリサーバ７０１は、受信した情報が会員確認指示情報であると判定した場合には、ステップＳ７１６に処理を移し、受信した情報が会員確認指示情報でないと判定した場合には、ステップＳ７１７に処理を移す。
会員アプリサーバ７０１は、受信した情報が会員確認指示情報であると判定した場合には、ステップＳ７１６に処理を移し、受信した情報が会員確認指示情報でないと判定した場合には、ステップＳ７１７に処理を移す。
【0291】
ステップＳ７１６において、会員アプリサーバ７０１は、アプリ会員確認処理を行う。
このアプリ会員確認処理は、上述したステップＳ２５（図６参照）の処理でもあり、入金精算装置１００から受信した会員アプリＩＤ、店舗会員番号が会員情報データベース７０２に登録されているか否かを確認する。受信した会員アプリＩＤ、店舗会員番号が会員情報データベース７０２に登録されていると確認すると、会員確認通知等を入金精算装置１００に送信し、受信した会員アプリＩＤ、店舗会員番号が会員情報データベース７０２に登録されていないと確認すると、非会員確認通知等を入金精算装置１００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ７０２に処理を戻す。
このアプリ会員確認処理は、上述したステップＳ２５（図６参照）の処理でもあり、入金精算装置１００から受信した会員アプリＩＤ、店舗会員番号が会員情報データベース７０２に登録されているか否かを確認する。受信した会員アプリＩＤ、店舗会員番号が会員情報データベース７０２に登録されていると確認すると、会員確認通知等を入金精算装置１００に送信し、受信した会員アプリＩＤ、店舗会員番号が会員情報データベース７０２に登録されていないと確認すると、非会員確認通知等を入金精算装置１００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ７０２に処理を戻す。
【0292】
ステップＳ７１７において、会員アプリサーバ７０１は、受信した情報が入金精算装置１００からの金銭確認情報であるか否かを判定する。
会員アプリサーバ７０１は、受信した情報が金銭確認情報であると判定した場合には、ステップＳ７１８に処理を移し、受信した情報が金銭確認情報でないと判定した場合には、ステップＳ７１９に処理を移す。
会員アプリサーバ７０１は、受信した情報が金銭確認情報であると判定した場合には、ステップＳ７１８に処理を移し、受信した情報が金銭確認情報でないと判定した場合には、ステップＳ７１９に処理を移す。
【0293】
ステップＳ７１８において、会員アプリサーバ７０１は、電子マネー決済依頼処理を行う。
この電子マネー決済依頼処理は、上述したステップＳ４４（図７参照）の処理でもあり、サービスセンタ８００（電子マネーセンタ）に会員アプリＩＤ、チャージ金額等を送信して、電子マネーセンタに電子マネーの決済を依頼する。
この処理を終了すると、ステップＳ７０２に処理を戻す。
この電子マネー決済依頼処理は、上述したステップＳ４４（図７参照）の処理でもあり、サービスセンタ８００（電子マネーセンタ）に会員アプリＩＤ、チャージ金額等を送信して、電子マネーセンタに電子マネーの決済を依頼する。
この処理を終了すると、ステップＳ７０２に処理を戻す。
【0294】
ステップＳ７１９において、会員アプリサーバ７０１は、受信した情報がサービスセンタ８００からの電子マネー決済完了通知であるか否かを判定する。
会員アプリサーバ７０１は、受信した情報が電子マネー決済完了通知であると判定した場合には、ステップＳ７２０に処理を移し、受信した情報が電子マネー決済完了通知でないと判定した場合には、ステップＳ７２１に処理を移す。
会員アプリサーバ７０１は、受信した情報が電子マネー決済完了通知であると判定した場合には、ステップＳ７２０に処理を移し、受信した情報が電子マネー決済完了通知でないと判定した場合には、ステップＳ７２１に処理を移す。
【0295】
ステップＳ７２０において、会員アプリサーバ７０１は、電子マネー支払通知処理を行う。
この電子マネー支払通知処理は、上述したステップＳ４６（図７参照）の処理でもあり、入金確認情報等を入金精算装置１００に送信するともに、支払完了通知等を遊技者モバイル端末６００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ７０２に処理を戻す。
この電子マネー支払通知処理は、上述したステップＳ４６（図７参照）の処理でもあり、入金確認情報等を入金精算装置１００に送信するともに、支払完了通知等を遊技者モバイル端末６００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ７０２に処理を戻す。
【0296】
ステップＳ７２１において、会員アプリサーバ７０１は、受信した情報が遊技者モバイル端末６００からのサービス要求情報であるか否かを判定する。
会員アプリサーバ７０１は、受信した情報がサービス要求情報であると判定した場合には、ステップＳ７２２に処理を移し、受信した情報がサービス要求情報でないと判定した場合には、ステップＳ７０２に処理を戻す。
会員アプリサーバ７０１は、受信した情報がサービス要求情報であると判定した場合には、ステップＳ７２２に処理を移し、受信した情報がサービス要求情報でないと判定した場合には、ステップＳ７０２に処理を戻す。
【0297】
ステップＳ７２２において、会員アプリサーバ７０１は、サービス提供処理を行う。
このサービス提供処理は、遊技情報の内容等を示すサービス情報を遊技者モバイル端末６００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ７０２に処理を戻す。
このサービス提供処理は、遊技情報の内容等を示すサービス情報を遊技者モバイル端末６００に送信する。
この処理を終了すると、ステップＳ７０２に処理を戻す。
【0298】
［入金精算装置の表示画面］
次に、上述した入金精算装置１００の入金精算表示部１１０に表示される表示画面の一例について説明する。図１５～図１７は、本発明の入金精算装置１００の入金精算表示部１１０に表示される表示画面の一例である。
次に、上述した入金精算装置１００の入金精算表示部１１０に表示される表示画面の一例について説明する。図１５～図１７は、本発明の入金精算装置１００の入金精算表示部１１０に表示される表示画面の一例である。
【0299】
【0300】
図１５（ａ）は、入金精算装置１００の入金精算表示部１１０に表示される会員受付画面の一例である。この会員受付画面は、ユーザからの最初の操作を受け付ける待機画面でもある。
【0301】
図１５（ａ）に示すように、会員受付画面においては、会員確認操作を受け付ける会員確認操作画像１１１ａ（「はい」の表示画像）と、非会員確認操作を受け付ける非会員確認操作画像１１１ｂ（「いいえ」の表示画像）とが少なくとも表示される。また、精算のために情報記憶媒体１０を受け入れ可能であることを表示するカード挿入可能画像１１１ｃ（「精算の場合にはカードをお入れください」の表示画像）も表示される。
【0302】
会員受付画面において、ユーザが会員確認操作画像１１１ａをタッチすることにより、後述する図１５（ｂ）に示す会員コード要求画面に移行する。
【0303】
図１５（ｂ）は、入金精算装置１００の入金精算表示部１１０に表示される会員コード要求画面の一例である。
【0304】
図１５（ｂ）に示すように、会員コード要求画面においては、遊技者モバイル端末６００に会員コード情報を表示させて、コードリーダ１０４に会員コード情報を読み込ませることを要求する画像が表示される。
【0305】
会員コード要求画面において、ユーザがコードリーダ１０４に会員コード情報を読み込ませると、後述する図１５（ｃ）に示す貯玉転送受付画面に移行する。
【0306】
図１５（ｃ）は、入金精算装置１００の入金精算表示部１１０に表示される貯玉転送受付画面の一例である。
【0307】
図１５（ｃ）に示すように、貯玉転送受付画面においては、会員コード情報から取得したアプリＩＤが表示可能であるとともに、貯玉転送操作を受け付ける貯玉転送操作画像１１２ａ（「はい」の表示画像）と、貯玉転送をしない非転送操作を受け付ける非転送操作画像１１２ｂ（「いいえ」の表示画像）とが少なくとも表示される。
【0308】
貯玉転送受付画面において、ユーザが貯玉転送操作画像１１２ａをタッチすることにより、後述する図１５（ｄ）に示す貯玉表示画面に移行する。また、ユーザが非転送操作画像１１２ｂをタッチすることにより、後述する図１６（ｅ）に示す入金受付画面に移行する。
【0309】
図１５（ｄ）は、入金精算装置１００の入金精算表示部１１０に表示される貯玉表示画面の一例である。
【0310】
図１５（ｄ）に示すように、貯玉表示画面においては、アプリＩＤが表示可能であるとともに、遊技者の貯玉情報を報知する貯玉数画像１１３ａと、貯玉指示操作の画像として、１日にあたりに景品交換可能な上限数の貯玉数の転送を指示する第１貯玉指示操作を受け付ける第１貯玉転送指示操作画像１１３ｂ（「景品交換可能な貯玉転送」の表示画像）と、１日にあたりに再プレイ可能な上限数の貯玉数の転送を指示する第２貯玉指示操作を受け付ける第２貯玉転送指示操作画像１１３ｃ（「再プレイ可能な貯玉転送」の表示画像）とが少なくとも表示される。
【0311】
貯玉転送受付画面において、ユーザが第１貯玉転送指示操作画像１１３ｂ（または第２貯玉転送指示操作画像１１３ｃ）をタッチすることにより、後述する図１６（ｅ）に示す入金受付画面に移行する。
【0312】
図１６（ｅ）は、入金精算装置１００の入金精算表示部１１０に表示される入金受付画面の一例である。
【0313】
図１６（ｅ）に示すように、入金受付画面においては、アプリＩＤと、遊技者の貯玉情報が転送された場合には転送された貯玉情報とが表示可能であるとともに、入金操作を受け付ける入金操作画像１１４ａ（「はい」の表示画像）と、入金をせずにアプリ会員カードを排出するための排出操作を受け付ける排出操作画像１１４ｂ（「いいえ」の表示画像）とが少なくとも表示される。
【0314】
入金受付画面において、ユーザが入金操作画像１１４ａをタッチすることにより、後述する図１６（ｆ－１）に示す入金方法選択画面に移行する。また、ユーザが排出操作画像１１４ｂをタッチすることにより、後述する図１６（ｆ－２）に示すアプリ会員カード排出画面に移行する。
【0315】
図１６（ｆ－１）は、入金精算装置１００の入金精算表示部１１０に表示される入金方法選択画面の一例である。
【0316】
図１６（ｆ－１）に示すように、入金方法選択画面においては、アプリＩＤと貯玉情報とが表示可能であるとともに、電子マネー入金操作を受け付ける電子入金操作画像１１５ａ（「はい」の表示画像）と、現金入金操作を受け付ける現金入金操作１１５ｂ（「いいえ」の表示画像）とが少なくとも表示される。
【0317】
入金方法選択画面において、ユーザが電子入金操作画像１１５ａをタッチすることにより、後述する図１６（ｇ－１）に示す電子マネーコード要求画面に移行する。また、ユーザが現金入金操作１１５ｂをタッチすることにより、後述する図１６（ｇ－２）に示す現金受付画面に移行する。
【0318】
図１６（ｆ－２）は、入金精算装置１００の入金精算表示部１１０に表示されるアプリ会員カード排出画面の一例である。
【0319】
図１６（ｆ－２）に示すように、アプリ会員カード排出画面においては、アプリＩＤと貯玉情報とが表示可能であるとともに、アプリ会員カードとして通常の情報記憶媒体１０ｂを媒体挿入排出口１０６から排出することを報知する画像が少なくとも表示される。
【0320】
図１６（ｇ－１）は、入金精算装置１００の入金精算表示部１１０に表示される電子マネーコード要求画面の一例である。
【0321】
図１６（ｇ－１）に示すように、電子マネーコード要求画面においては、アプリＩＤと貯玉情報とが表示可能であるとともに、遊技者モバイル端末６００に電子マネーコード情報を表示させて、コードリーダ１０４に電子マネーコード情報を読み込ませることを要求する画像が表示される。
【0322】
電子マネーコード要求画面において、ユーザがコードリーダ１０４に電子マネーコード情報を読み込ませると、後述する図１６（ｈ－１）に示す電子マネー記憶カード排出画面に移行する。
【0323】
図１６（ｈ－１）は、入金精算装置１００の入金精算表示部１１０に表示される電子マネー記憶カード排出画面の一例である。
【0324】
図１６（ｈ－１）に示すように、電子マネー記憶カード排出画面においては、アプリＩＤと貯玉情報とが表示可能であるとともに、入金した電子マネーのチャージ金額が表示されるとともに、アプリ会員カードとして通常の情報記憶媒体１０ｂを媒体挿入排出口１０６から排出することを報知する画像が少なくとも表示される。
【0325】
図１６（ｇ－２）は、入金精算装置１００の入金精算表示部１１０に表示される現金受付画面の一例である。
【0326】
図１６（ｇ－２）に示すように、現金受付画面においては、アプリＩＤと貯玉情報とが表示可能であるとともに、ビルバリユニット１７１から入金された入金額が表示されるとともに、入金完了操作を受け付ける入金完了操作画像１１６（「入金完了」の表示画像）が少なくとも表示される。
【0327】
現金受付画面において、ユーザが入金完了操作画像１１６をタッチすることにより、後述する図１６（ｈ－２）に示すアプリ会員カード排出画面に移行する。
【0328】
図１６（ｈ－２）は、入金精算装置１００の入金精算表示部１１０に表示されるアプリ会員カード排出画面の一例であり、図１６（ｆ－２）と同様に、アプリ会員カードとして通常の情報記憶媒体１０ｂを媒体挿入排出口１０６から排出することを報知する画像が少なくとも表示される。
【0329】
このように、入金精算装置１００では、遊技者モバイル端末６００によりアプリ会員であることを認証し、アプリ会員であることが認証されると、電子マネーの入金サービスと、貯玉転送サービスを提供することができる。
【0330】
（情報記憶媒体挿入時の表示画面）
図１７は、本発明の入金精算装置１００に情報記憶媒体１０を挿入したときの入金精算表示部１１０に表示される表示画面の一例である。
図１７は、本発明の入金精算装置１００に情報記憶媒体１０を挿入したときの入金精算表示部１１０に表示される表示画面の一例である。
【0331】
【0332】
会員受付画面において、ユーザが情報記憶媒体１０を挿入した場合に、挿入した情報記憶媒体１０がアプリ会員カードであるときには、後述する図１７（ｂ－１）に示す入金精算選択画面に移行し、挿入した情報記憶媒体１０がアプリ会員カードでないときには、後述する図１７（ｃ－２）に示す精算画面に移行する。
【0333】
図１７（ｂ－１）は、入金精算装置１００の入金精算表示部１１０に表示される入金精算選択画面の一例である。
【0334】
図１７（ｂ－１）に示すように、入金精算選択画面においては、通常の情報記憶媒体１０ｂに記憶されたアプリＩＤが表示可能であるとともに、追加の入金のための入金操作を受け付ける入金操作画像１１７ａ（「入金」の表示画像）と、精算のための精算操作を受け付ける精算操作画像１１７ｂ（「精算」の表示画像）とが少なくとも表示される。
【0335】
入金精算選択画面において、ユーザが入金操作画像１１７ａをタッチすることにより、後述する図１７（ｃ－１）に示す入金方法選択画面に移行する。また、ユーザが精算操作画像１１７ｂをタッチすることにより、後述する図１７（ｃ－２）に示すに示す精算画面に移行する。
【0336】
図１７（ｃ－１）は、入金精算装置１００の入金精算表示部１１０に表示される入金方法選択画面の一例であり、図１６（ｆ－１）と同様である。
以降は、図１６（ｇ－１）、図１６（ｇ－２）、図１６（ｈ－１）、図１６（ｈ－２）と同様に、電子マネーまたは現金の入金がされ、通常の情報記憶媒体１０ｂが排出されていく。
以降は、図１６（ｇ－１）、図１６（ｇ－２）、図１６（ｈ－１）、図１６（ｈ－２）と同様に、電子マネーまたは現金の入金がされ、通常の情報記憶媒体１０ｂが排出されていく。
【0337】
図１７（ｃ－２）は、入金精算装置１００の入金精算表示部１１０に表示される精算画面の一例である。
【0338】
図１７（ｃ－２）に示すように、精算画面においては、情報記憶媒体１０に記憶された金銭情報を返金したことを報知する画像が少なくとも表示される。
なお、入金精算表示部１１０に挿入した通常の情報記憶媒体１０ｂは、カードストッカ１０９に回収されることになる。
なお、入金精算表示部１１０に挿入した通常の情報記憶媒体１０ｂは、カードストッカ１０９に回収されることになる。
【0339】
このように、入金精算装置１００では、情報記憶媒体１０が挿入されると、アプリ会員カードであれば、ユーザの操作により入金または精算に関する処理が行われ、一般カードであれば、自動的に精算に関する処理が行われることになる。
【0340】
［遊技者モバイル端末の表示画面］
次に、遊技者モバイル端末６００において会員アプリケーションが実行されているときに、遊技者モバイル端末６００のモバイル表示部６１０に表示される表示画面の一例について説明する。図１８及び図１９は、本発明の遊技者モバイル端末６００で会員アプリケーションが実行されているときにモバイル表示部６１０に表示される表示画面の一例である。
次に、遊技者モバイル端末６００において会員アプリケーションが実行されているときに、遊技者モバイル端末６００のモバイル表示部６１０に表示される表示画面の一例について説明する。図１８及び図１９は、本発明の遊技者モバイル端末６００で会員アプリケーションが実行されているときにモバイル表示部６１０に表示される表示画面の一例である。
【0341】
図１８（ａ）は、会員アプリケーションが実行されているときに、遊技者モバイル端末６００のモバイル表示部６１０に表示されるトップメニュー画面の一例である。
【0342】
図１８（ａ）に示すように、トップメニュー画面においては、アプリＩＤ等が表示可能であるとともに、会員遊技操作を受け付ける会員遊技操作画像６１１ａ（「会員遊技」の表示画像）と、マイホール設定操作を受け付けるマイホール設定操作画像６１１ｂ（「マイホール設定」の表示画像）と、チャージ金額設定操作を受け付けるチャージ金額設定操作画像６１１ｃ（「チャージ金額設定」の表示画像）と、サービス操作を受け付けるサービス操作画像６１１ｄ（「その他サービス」の表示画像）とが少なくとも表示される。
【0343】
トップメニュー画面において、ユーザが会員遊技操作画像６１１ａをタッチすることにより、後述する図１８（ｂ）に示す遊技ホール選択画面に移行する。
【0344】
図１８（ｂ）は、会員アプリケーションが実行されているときに、遊技者モバイル端末６００のモバイル表示部６１０に表示される遊技ホール選択画面の一例である。
【0345】
図１８（ｂ）に示すように、遊技ホール選択画面においては、アプリＩＤ等が表示可能であるとともに、複数のマイホールの中から１つの遊技ホールを決定する遊技ホール選択画像６１２ａ～６１２ｄが少なくとも表示される。
【0346】
遊技ホール選択画面において、ユーザがいずれか１つの遊技ホール選択画像６１２ａ～６１２ｄをタッチすることにより、遊技ホールが決定され、後述する図１８（ｃ）に示す会員コード情報表示画面に移行する。
【0347】
図１８（ｃ）は、会員アプリケーションが実行されているときに、遊技者モバイル端末６００のモバイル表示部６１０に表示される会員コード情報表示画面の一例である。
【0348】
図１８（ｃ）に示すように、会員コード情報表示画面においては、アプリＩＤ、決定した遊技ホール、遊技ホールの店舗会員番号等が表示可能であるとともに、会員コード情報６１３ａと、次の操作に移行する移行画像６１３ｂとが少なくとも表示される。
【0349】
会員コード情報表示画面において、ユーザが移行画像６１３ｂをタッチすることにより、後述する図１９（ｄ）に示す支払選択画面に移行する。
【0350】
なお、本実施形態では、ユーザが移行画像６１３ｂをタッチすることにより支払選択画面に移行するように構成したが、遊技者モバイル端末６００が会員アプリセンタ７００から会員確認通知等を受信することにより、支払選択画面に移行するように構成してもよい。
【0351】
図１９（ｄ）は、会員アプリケーションが実行されているときに、遊技者モバイル端末６００のモバイル表示部６１０に表示される支払選択画面の一例である。
【0352】
図１９（ｄ）に示すように、支払選択画面においては、アプリＩＤ等が表示可能であるとともに、電子マネーから出金する電子マネー出金操作を受け付ける電子マネー出金操作画像６１４ａ（「はい」の表示画像）と、電子マネーから出金しない操作を受け付ける否定操作画像６１４ｂ（「いいえ」の表示画像）とが少なくとも表示される。
【0353】
支払選択画面において、ユーザが電子マネー出金操作画像６１４ａをタッチすることにより、後述する図１９（ｅ）に示す電子マネーコード情報表示画面に移行する。
【0354】
図１９（ｅ）は、会員アプリケーションが実行されているときに、遊技者モバイル端末６００のモバイル表示部６１０に表示される電子マネーコード情報表示画面の一例である。
【0355】
図１９（ｅ）に示すように、電子マネーコード情報表示画面においては、アプリＩＤ等が表示可能であるとともに、設定されたチャージ金額を示すチャージ画像６１５ａと、電子マネーコード情報６１５ｂとが少なくとも表示される。
【0356】
電子マネーコード情報表示画面において、遊技者モバイル端末６００が会員アプリセンタ７００から支払完了通知を受信すると、後述する図１９（ｆ）に示す支払完了画面に移行する。
【0357】
図１９（ｅ）は、会員アプリケーションが実行されているときに、遊技者モバイル端末６００のモバイル表示部６１０に表示される支払完了画面の一例である。
【0358】
図１９（ｅ）に示すように、支払完了画面においては、アプリＩＤ、上限金額に関する残金情報等が表示可能であるとともに、電子マネーにより支払いが完了したことを報知する画像が少なくとも表示される。
【0359】
このように、遊技者モバイル端末６００では、会員コード情報を入金精算装置１００に読み込ませることによりアプリ会員の認証を行うことができ、電子マネーコード情報を入金精算装置１００に読み込ませることにより、電子マネーによる支払いを行うことができる。
【0360】
そして、本実施形態においては、遊技者モバイル端末６００により会員の認証を行うことができ、遊技店毎の会員カードを携帯する煩わしさが解消され、会員サービスの利便性の向上を図ることができる。また、通常の情報記憶媒体１０ｂには、遊技店毎の会員番号が記憶されていることから、従来のユニット装置を用いることが可能な互換性を図ることができる。そして、遊技店に設置された多数のユニット装置ではなく、従来の精算装置を新たな入金精算装置１００に交換して、入金精算装置１００においてアプリ会員カードを発行することになるので、新システム導入による費用の抑制を図ることができる。
【0361】
また、本実施形態においては、遊技者モバイル端末６００からその遊技者モバイル端末６００の固有情報を取得せずに、アプリＩＤと店舗会員番号とを取得して、アプリ会員であるか否かを認証するので、システム提供者は個人情報管理が除外され、新システム導入の利便性が向上する。
【0362】
また、本実施形態においては、アプリ会員であることが認証されたときと、アプリ会員であることが認証されなかったときとで、同じ種類の通常の情報記憶媒体１０ｂを排出可能であることから、遊技店側ではアプリ会員専用の会員カードを準備することなく、一般カードと共通化が図られるので、コストの抑制を図ることができる。さらに、入金精算装置においても、カードの種類毎に異なるカードストッカを準備したり、異なる排出処理を行ったりすることがなく、構造の複雑化を防止し、制御負担の軽減を図ることができる。
【0363】
また、本実施形態においては、アプリ会員であることが認証されると、電子マネーによる支払いサービスと、翌日以降の景品交換サービスと、貯玉・貯メダルによる再プレイのサービスとを利用することができ、サービスの向上を図ることができる。
【0364】
また、本実施形態においては、希望する一部の貯玉・貯メダルのみを利用することができるので、サービスの更なる向上を図ることができる。
【0365】
［その他の変形例］
本実施形態においては、入金精算装置１００は、アプリ会員の会員サービスとして、c、遊技情報の提供サービスとが行えるように構成したが、上述したサービスのうち、いずれか１つのサービスのみが行えるように構成してもよいし、その他のサービス（景品交換サービス等）が行えるように構成してもよい。
本実施形態においては、入金精算装置１００は、アプリ会員の会員サービスとして、c、遊技情報の提供サービスとが行えるように構成したが、上述したサービスのうち、いずれか１つのサービスのみが行えるように構成してもよいし、その他のサービス（景品交換サービス等）が行えるように構成してもよい。
【0366】
また、本実施形態においては、アプリ会員であっても、一般カードと同じ通常の情報記憶媒体１０ｂが排出されるように構成したが、アプリ会員である場合には、アプリ会員専用の情報記憶媒体１０が排出されるように構成してもよい。
【0367】
また、本実施形態においては、情報記憶媒体１０として、入金精算装置１００及びユニット装置２００に挿入可能な磁気カード、ＩＣカード、ＩＣメダル等を用いて構成した。しかしながら、情報記憶媒体１０として、会員アプリケーションのソフトウェアをダウンロードした遊技者モバイル端末６００を用いて構成してもよい。
このように、情報記憶媒体１０として遊技者モバイル端末６００を用いて構成する場合には、ユニット装置２００も、遊技者モバイル端末６００と無線通信可能な無線通信部や、コード情報を表示可能なコード情報表示部、コード情報を読み込み可能なコードリーダを備えて構成すればよい。
このように、情報記憶媒体１０として遊技者モバイル端末６００を用いて構成する場合には、ユニット装置２００も、遊技者モバイル端末６００と無線通信可能な無線通信部や、コード情報を表示可能なコード情報表示部、コード情報を読み込み可能なコードリーダを備えて構成すればよい。
【0368】
上述の説明は、制限ではなく単なる例示を意図している。従って、特許請求の範囲を逸脱することなく本発明の実施形態に変更を加えることができることは、当業者には明らかであろう。
【0369】
本明細書及び特許請求の範囲で使用される用語は、限定的でない用語として解釈されるべきである。例えば、「含む」という用語は、「含むものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。「備える」という用語は、「備えるものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。「有する」という用語は、「有するものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。
【符号の説明】
【0370】
１ 遊技システム
２ 遊技機
１０ 情報記憶媒体
１０ｂ 通常の情報記憶媒体（一般カードまたはアプリ会員カード）
１００ 入金精算装置
１０１ カメラ
１３０ 入金精算制御部
１４０ 入金精算プログラム記憶部
１５０ 入金精算記憶部
２００ ユニット装置
３１０ ユニット管理サーバ
３２０ 会員管理サーバ
６００ 遊技者モバイル端末
６３０ モバイル制御部
６４０ モバイル記憶部
７００ 会員アプリセンタ
７０１ 会員アプリサーバ
７０３ 会員情報データベース
２ 遊技機
１０ 情報記憶媒体
１０ｂ 通常の情報記憶媒体（一般カードまたはアプリ会員カード）
１００ 入金精算装置
１０１ カメラ
１３０ 入金精算制御部
１４０ 入金精算プログラム記憶部
１５０ 入金精算記憶部
２００ ユニット装置
３１０ ユニット管理サーバ
３２０ 会員管理サーバ
６００ 遊技者モバイル端末
６３０ モバイル制御部
６４０ モバイル記憶部
７００ 会員アプリセンタ
７０１ 会員アプリサーバ
７０３ 会員情報データベース
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
