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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025185342
(43)【公開日】2025-12-22
(54)【発明の名称】行動提案システム、及び行動提案方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20251215BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024093506
(22)【出願日】2024-06-10
(71)【出願人】
【識別番号】000005326
【氏名又は名称】本田技研工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001081
【氏名又は名称】弁理士法人クシブチ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】石川 克正
(72)【発明者】
【氏名】熊倉 敦資
(72)【発明者】
【氏名】吉田 裕
【テーマコード(参考)】
5L050
【Fターム(参考)】
5L050CC17
(57)【要約】
【課題】ユーザーの空き時間に実行可能な行動を、移動方法による移動時間の相違に応じて抽出して、ユーザーに提案する。
【解決手段】行動提案システム1は、ユーザーUの空き時間を認識する空き時間認識部12と、空き時間の開始時点に前記ユーザーが位置する地点である空き時間開始地点を認識する空き時間地点認識部13と、ユーザーUが、空き時間を使用して行うことができる行動であって、複数の移動方法のいずれかによる空き時間開始地点と目的地点との間の移動と、目的地点での所定活動と、を含む行動を、ユーザーUに提案する候補行動として選定する候補行動選定部15と、ユーザーUにより使用される表示装置50に、複数の移動方法ごとの空き時間開始地点と目的地点との間の移動の所要時間と、所定活動の内容とを表示する行動提案画面を表示させる候補行動情報提供部16と、を備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザーの空き時間を認識する空き時間認識部と、
前記空き時間の開始時点に前記ユーザーが位置する地点である空き時間開始地点を認識する空き時間地点認識部と、
前記ユーザーが、前記空き時間を使用して行うことができる行動であって、複数の移動方法のいずれかによる前記空き時間開始地点と目的地点との間の移動と、前記目的地点での所定活動と、を含む行動を、前記ユーザーに提案する候補行動として選定する候補行動選定部と、
前記ユーザーにより使用される表示装置に、複数の前記移動方法ごとの前記空き時間開始地点と前記目的地点との間の移動の所要時間と、前記所定活動の内容とを表示する行動提案画面を表示させる候補行動情報提供部と、
を備える行動提案システム。
【請求項2】
前記空き時間地点認識部は、前記空き時間の終了時点に前記ユーザーが位置する地点である空き時間終了地点を認識し、
前記候補行動選定部は、前記空き時間開始地点と前記空き時間終了地点が異なる場合に、複数の第1移動方法のいずれかによる前記空き時間開始地点から前記目的地点までの移動と、前記目的地点での前記所定活動と、複数の第2移動方法のいずれかによる前記目的地点から前記空き時間終了地点までの移動と、を含む行動を、前記候補行動として選定し、
前記候補行動情報提供部は、前記空き時間開始地点と前記空き時間終了地点が異なる場合に、前記表示装置に、複数の前記第1移動方法ごとの前記空き時間開始地点から前記目的地点までの移動の所要時間と、複数の前記第2移動方法ごとの前記目的地点から前記空き時間終了地点までの移動の所要時間と、前記所定活動の内容と、を表示する前記行動提案画面を表示させる
請求項1に記載の行動提案システム。
【請求項3】
前記候補行動選定部は、複数の対象活動についての評価情報が記録された活動データベースを参照して、所定レベル以上の高評価がされている前記対象活動の中から前記所定活動を抽出することによって、前記候補行動を選定する
請求項1に記載の行動提案システム。
【請求項4】
前記ユーザーが希望する活動目的を認識する活動目的認識部を備え、
前記候補行動選定部は、複数の対象活動の活動目的が記録された活動データベースを参照して、前記ユーザーが希望する活動目的に適合する活動目的が記録された前記対象活動の中から前記所定活動を抽出することによって、前記候補行動を選定する
請求項1に記載の行動提案システム。
【請求項5】
前記候補行動選定部は、前記ユーザーが前記空き時間を使用して行うことができる行動として、前記ユーザーが前記空き時間内で実行可能な行動、又は前記ユーザーが前記空き時間の前又は後の少なくともいずれか一方に所定時間を追加することによって実行可能となる行動を、選定する
請求項1に記載の行動提案システム。
【請求項6】
前記候補行動情報提供部は、複数の前記移動方法の違いによって、前記候補行動が前記空き時間内で実行可能な第1ケースと、前記候補行動が前記空き時間の前又は後の少なくともいずれか一方に前記所定時間を追加することによって実行可能となる第2ケースが生じる場合に、前記第1ケースと前記第2ケースにおける前記移動方法と前記移動方法による移動の所要時間とを併せて表示する前記行動提案画面を、前記表示装置に表示させる
請求項4に記載の行動提案システム。
【請求項7】
前記ユーザーが前記候補行動を開始したことを認識して、前記目的地点における前記空き時間の残時間を監視し、前記残時間が所定の判定時間以下になったときに、残時間の減少についての注意喚起情報を、前記表示装置に表示させる残時間監視部を備える
請求項1から請求項6のうちいずれか1項に記載の行動提案システム。
【請求項8】
前記残時間監視部は、前記残時間が前記判定時間以下になったときに、前記目的地点での滞在の延長の提案と、前記目的地点での滞在を延長した場合に利用可能な前記移動方法の案内を含む滞在延長提案情報を、前記表示装置に表示させる
請求項7に記載の行動提案システム。
【請求項9】
前記ユーザーのスケジュールを認識するスケジュール認識部を備え、
前記残時間監視部は、前記スケジュールから認識される前記空き時間以降の前記ユーザーの予定に応じて、前記滞在延長提案情報を前記表示装置に表示させるか否かを決定する
請求項8に記載の行動提案システム。
【請求項10】
コンピュータにより実行される行動提案方法であって、
ユーザーの空き時間を認識する空き時間認識ステップと、
前記空き時間の開始時点に前記ユーザーが位置する地点である空き時間開始地点を認識する空き時間地点認識ステップと、
前記ユーザーが、前記空き時間を使用して行うことができる行動であって、複数の移動方法のいずれかによる前記空き時間開始地点と目的地点との間の移動と、前記目的地点での所定活動と、を含む行動を、前記ユーザーに提案する候補行動として選定する候補行動選定ステップと、
前記ユーザーにより使用される表示装置に、複数の前記移動方法ごとの前記空き時間開始地点と前記目的地点との間の移動の所要時間と、前記所定活動の内容とを表示する行動提案画面を表示させる候補行動情報提供ステップと、
を含む行動提案方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、行動提案システム、及び行動提案方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ユーザーのスケジュール情報を取得して、開始時刻が遅くなるか又は終了時刻が早まったスケジュール項目がある場合に、元の予定時刻との差分をユーザーの空き時間として検出するスケジュール管理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。上記スケジュール管理装置は、検出した空き時間の長さに応じて、ユーザーの移動時間も考慮して、空き時間内で実行可能であってユーザーの未来のスケジュール項目の行動内容に関連する行動を特定し、特定した行動を提案する行動提案情報をユーザーに提供する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020-47200号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ユーザーが、空き時間に移動を伴う行動をする場合、移動方法によって異なる移動の所要時間に応じて、空き時間から移動時間を除いた残時間が変動する。そのため、ユーザーは、空き時間の長さ、移動の所要時間、空き時間から移動時間を除いた残時間で行うことができる活動の内容等を考慮して、移動方法の選択を含めて自身の希望に適合する行動を決定すると想定される。しかしながら、上述した従来のスケジュール管理装置では、ユーザーの移動方法について考慮されていないため、移動方法による移動時間の相違に応じた多様な行動の情報が提案されず、ユーザーに対して提案される行動の情報が不十分になるおそれがある。
本願はかかる背景に鑑みてなされたものであり、ユーザーの空き時間に実行可能な行動を、移動方法による移動時間の相違に応じて抽出して、ユーザーに提案することができる行動提案システム、及び行動提案方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するための第1態様として、ユーザーの空き時間を認識する空き時間認識部と、前記空き時間の開始時点に前記ユーザーが位置する地点である空き時間開始地点を認識する空き時間地点認識部と、前記ユーザーが、前記空き時間を使用して行うことができる行動であって、複数の移動方法のいずれかによる前記空き時間開始地点と目的地点との間の移動と、前記目的地点での所定活動と、を含む行動を、前記ユーザーに提案する候補行動として選定する候補行動選定部と、前記ユーザーにより使用される表示装置に、複数の前記移動方法ごとの前記空き時間開始地点と前記目的地点との間の移動の所要時間と、前記所定活動の内容とを表示する行動提案画面を表示させる候補行動情報提供部と、を備える行動提案システムが挙げられる。
【0006】
上記行動提案システムにおいて、前記空き時間地点認識部は、前記空き時間の終了時点に前記ユーザーが位置する地点である空き時間終了地点を認識し、前記候補行動選定部は、前記空き時間開始地点と前記空き時間終了地点が異なる場合に、複数の第1移動方法のいずれかによる前記空き時間開始地点から前記目的地点までの移動と、前記目的地点での前記所定活動と、複数の第2移動方法のいずれかによる前記目的地点から前記空き時間終了地点までの移動と、を含む行動を、前記候補行動として選定し、前記候補行動情報提供部は、前記空き時間開始地点と前記空き時間終了地点が異なる場合に、前記表示装置に、複数の前記第1移動方法ごとの前記空き時間開始地点から前記目的地点までの移動の所要時間と、複数の前記第2移動方法ごとの前記目的地点から前記空き時間終了地点までの移動の所要時間と、前記所定活動の内容と、を表示する前記行動提案画面を表示させる構成としてもよい。
【0007】
上記行動提案システムにおいて、前記候補行動選定部は、複数の対象活動についての評価情報が記録された活動データベースを参照して、所定レベル以上の高評価がされている前記対象活動の中から前記所定活動を抽出することによって、前記候補行動を選定する構成としてもよい。
【0008】
上記行動提案システムにおいて、前記ユーザーが希望する活動目的を認識する活動目的認識部を備え、前記候補行動選定部は、複数の対象活動の活動目的が記録された活動データベースを参照して、前記ユーザーが希望する活動目的に適合する活動目的が記録された前記対象活動の中から前記所定活動を抽出することによって、前記候補行動を選定する構成としてもよい。
【0009】
上記行動提案システムにおいて、前記候補行動選定部は、前記ユーザーが前記空き時間を使用して行うことができる行動として、前記ユーザーが前記空き時間内で実行可能な行動、又は前記ユーザーが前記空き時間の前又は後の少なくともいずれか一方に所定時間を追加することによって実行可能となる行動を、選定する構成としてもよい。
【0010】
上記行動提案システムにおいて、前記候補行動情報提供部は、複数の前記移動方法の違いによって、前記候補行動が前記空き時間内で実行可能な第1ケースと、前記候補行動が前記空き時間の前又は後の少なくともいずれか一方に前記所定時間を追加することによって実行可能となる第2ケースが生じる場合に、前記第1ケースと前記第2ケースにおける前記移動方法と前記移動方法による移動の所要時間とを併せて表示する前記行動提案画面を、前記表示装置に表示させる構成としてもよい。
【0011】
上記行動提案システムにおいて、前記ユーザーが前記候補行動を開始したことを認識して、前記目的地点における前記空き時間の残時間を監視し、前記残時間が所定の判定時間以下になったときに、残時間の減少についての注意喚起情報を、前記表示装置に表示させる残時間監視部を備える構成としてもよい。
【0012】
上記行動提案システムにおいて、前記残時間監視部は、前記残時間が前記判定時間以下になったときに、前記目的地点での滞在の延長の提案と、前記目的地点での滞在を延長した場合に利用可能な前記移動方法の案内を含む滞在延長提案情報を、前記表示装置に表示させる構成としてもよい。
【0013】
上記行動提案システムにおいて、前記ユーザーのスケジュールを認識するスケジュール認識部を備え、前記残時間監視部は、前記スケジュールから認識される前記空き時間以降の前記ユーザーの予定に応じて、前記滞在延長提案情報を前記表示装置に表示させるか否かを決定する構成としてもよい。
【0014】
上記目的を達成するための第2態様として、コンピュータにより実行される行動提案方法であって、ユーザーの空き時間を認識する空き時間認識ステップと、前記空き時間の開始時点に前記ユーザーが位置する地点である空き時間開始地点を認識する空き時間開始地点認識ステップと、前記ユーザーが、前記空き時間を使用して行うことができる行動であって、複数の移動方法のいずれかによる前記空き時間開始地点と目的地点との間の移動と、前記目的地点での所定活動と、を含む行動を、前記ユーザーに提案する候補行動として選定する候補行動選定ステップと、前記ユーザーにより使用される表示装置に、複数の前記移動方法ごとの前記空き時間開始地点と前記目的地点との間の移動の所要時間と、前記所定活動の内容とを表示する行動提案画面を表示させる候補行動情報提供ステップと、を含む行動提案方法が挙げられる。
【発明の効果】
【0015】
上記行動提案システム、及び行動提案方法によれば、ユーザーの空き時間に実行可能な行動を、移動方法による移動時間の相違に応じて抽出して、ユーザーに提案することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1図1は、行動提案システムの構成と作動態様の説明図である。
図2図2は、ユーザーのスケジュール例の説明図である。
図3図3は、候補行動提案処理のフローチャートである。
図4図4は、候補行動提案画面の説明図である。
図5図5は、残時間監視処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0017】
[1.行動提案システムの構成と作動態様]
図1を参照して、本実施形態の行動提案システム1の構成と作動態様について説明する。行動提案システム1は、行動提案システム1が提供するサービスを利用するユーザーUに対して、ユーザーUの空き時間を使用してユーザーUが実行可能な行動である、候補行動の情報を提供する。
【0018】
行動提案システム1は、プロセッサ10、メモリ20、及び通信ユニット30等を有するコンピュータシステムである。行動提案システム1は、通信ユニット30により、通信ネットワーク200を介して、スケジュールサーバー210、交通機関サーバー220、活動情報サーバー230、ユーザーUにより使用されるユーザー端末50等との間で通信を行う。
【0019】
ユーザー端末50は、スマートホン、携帯電話、タブレット端末等の表示部を有する通信端末である。ユーザー端末50は、本開示の表示装置に相当する。ユーザーUは、行動提案システム1により提供されるサービスを利用するための行動提案アプリ(アプリケーションプログラム)を、ユーザー端末50にインストールして使用する。行動提案アプリは、行動提案システム1からユーザー端末50に送信される候補行動情報Caiを受信して、候補行動情報Caiに含まれる候補行動の情報を、ユーザー端末50の表示部に表示する。
【0020】
スケジュールサーバー210は、ユーザーUがユーザー端末50にインストールされたスケジュールアプリを使用して入力した、ユーザーUのスケジュールを示すスケジュール情報Sciを、ユーザー端末50との通信により受信して保存する。行動提案システム1は、スケジュールサーバー210から、ユーザーUのスケジュール情報Sciを受信して取得する。
【0021】
交通機関サーバー220は、交通機関の路線、運行スケジュール、料金等に関する交通機関情報Triを提供する。図1では、交通機関として、eVTOL(Electric Vertical Take-off and Landing)100、船舶110、バス120を例示している。交通機関には、eVTOL以外の航空機、鉄道、タクシー等も含まれる。行動提案システム1は、交通機関サーバー220から、交通機関情報Triを受信して取得する。
【0022】
活動情報サーバー230は、各種の活動(観光、レジャー、アクティビティ、観賞、観劇等)に関する活動情報Aciを提供する。行動提案システム1は、活動情報サーバー230から、活動情報Aciを受信して取得する。
【0023】
行動提案システム1のメモリ20には、行動提案システム1の制御用のプログラム21、行動提案システム1によるサービスを利用するユーザー(ユーザーUを含む)のプロフィール等の個人情報が記録されたユーザーDB(データベース)等が保存されている。プロセッサ10は、プログラム21を読み込んで実行することにより、スケジュール認識部11、空き時間認識部12、空き時間地点認識部13、活動目的認識部14、候補行動選定部15、候補行動情報提供部16、交通機関予約受付部17、及び残時間監視部18として機能する。
【0024】
スケジュール認識部11、空き時間認識部12、空き時間地点認識部13、活動目的認識部14、候補行動選定部15、候補行動情報提供部16、交通機関予約受付部17、及び残時間監視部18により実行される処理の詳細については後述する。
【0025】
空き時間認識部12により実行される処理は、本開示の行動提案方法における空き時間認識ステップに相当し、空き時間地点認識部13により実行される処理は、本開示の行動提案方法における空き時間地点認識ステップに相当する。候補行動選定部15により実行される処理は、本開示の候補行動選定ステップに相当し、候補行動情報提供部16により実行される処理は、本開示の候補行動情報ステップに相当する。
【0026】
[2.候補行動提案処理]
図3に示したフローチャートに従って、スケジュール認識部11、空き時間認識部12、空き時間地点認識部13、活動目的認識部14、候補行動選定部15、候補行動情報提供部16、及び交通機関予約受付部17により実行される候補行動提案処理の手順について説明する。
【0027】
図3のステップS1で、スケジュール認識部11は、スケジュールサーバー210にアクセスして、ユーザーUのスケジュール情報Sciを取得し、スケジュール情報SciからユーザーUのスケジュールを認識する。図2は、ユーザーUの1日のスケジュールを例示しており、Xホテルで開催されるカンファレンスに参加する予定が入っている。
【0028】
図2のスケジュールでは、ユーザーUは、7:30~9:30に自宅からXホテルまで移動し、10:00~11:00にXホテルの第1会場で開催されるテーマAのカンファレンスに参加する。その後、ユーザーUは、16:00~17:00にXホテルの第2会場で開催されるテーマBのカンファレンスに参加し、17:30~19:30にXホテルから自宅まで移動して帰宅する予定となっている。
【0029】
続くステップS2で、空き時間認識部12は、ユーザーUのスケジュールから、ユーザーUの空き時間を認識する。図2の例では、空き時間認識部12は、11:00~16:00の5時間を、ユーザーUの空き時間として認識する。また、空き時間地点認識部13は、ユーザーUの空き時間が開始される時点に、ユーザーUが位置している地点である空き時間監視地点を認識する。図2の例では、空き時間地点認識部13は、Xホテルの所在地点であるPsを、空き時間開始地点として認識する。
【0030】
次のステップS3で、活動目的認識部14は、ユーザーDB22に記録されたユーザーUのプロフィール(趣味、嗜好、年齢等)、及びスケジュールサーバー210に保存されたユーザーUの過去のスケジュールから把握されるユーザーUの行動履歴に基づいて、ユーザーUが希望すると推定される活動目的を認識(推定)する。なお、活動目的認識部14が、ユーザーUのプロフィール及び行動履歴以外の要素により、例えば、ユーザーUによるウェブページの閲覧履歴や、これから参加するカンファレンスのテーマA,Bに応じて、ユーザーUの活動目的を認識してもよい。
【0031】
次のステップS4で、候補行動選定部15は、空き時間認識部12により認識されたユーザーUの空き時間と、空き時間地点認識部13により認識された空き時間開始地点に応じて、ユーザーUが空き時間を使用して実行可能な、Xホテルを起点及び終点とする候補行動を選定する。候補行動選定部15は、交通機関サーバー220及び活動情報サーバー230にアクセスして、活動目的認識部14により認識されたユーザーUの活動目的に適合し、他のユーザーによる評価ポイントが閾値以上である行動を、候補行動として選定する。評価ポイントは本開示の評価情報に相当し、閾値は本開示の所定レベルに相当する。
【0032】
次のステップS5で、候補行動情報提供部16は、候補行動選定部15により選定された候補行動に関する候補行動情報Caiを、ユーザー端末50に送信する。ユーザー端末50は、図4に例示したように、受信した候補行動情報Caiに含まれる各候補行動の情報を示す行動提案画面51を、表示部に表示する。
【0033】
図4に示したように、行動提案画面51には、各候補行動について、目的地点、目的活動(目的地点で行う所定活動)、目的地点の評価情報(評価ポイント、レビュー数)、船舶等のeVTOL以外の交通機関を利用する場合とeVTOLを利用する場合の出発地点(Xホテル)から目的地点までの移動時間(片道)、eVTOLを利用することによる移動の短縮時間(片道)、船舶等のeVTOL以外の交通機関を利用する場合とeVTOLを利用する場合の候補行動のトータルの行動所要時間を、一覧表示する。
【0034】
行動所要時間には、徒歩による移動時間や交通機関の待ち時間が含まれる。また、各交通機関の利用料金を併せて表示してもよい。候補行動には、ユーザーUの空き時間内で実行可能な候補行動と、空き時間に所定時間を追加することよって実行可能となる候補行動とが含まれる。そのため、ユーザーUは、各候補行動について、候補行動の所要時間、交通機関による移動時間、交通機関の利用料金等を比較して、自身の都合に合う候補行動を選択して実行することができる。
【0035】
行動提案画面51では、評価ポイントが高い順に候補行動が表示される。図1では、図4の行動提案画面51で評価ポイントが最も高いaスポットに移動する行動提案を例示している。図1は、Xホテルの所在地点(空き時間開始地点)であるPsから、aスポットの所在地点(目的地点)であるPdとの間を、VTOLを利用して移動する第1候補行動と、PsとPdの間を船舶110とバス120を利用して移動する第2候補行動を例示している。
【0036】
第1候補行動では、ユーザーUは、Psから第1ポートPt11まで徒歩で移動して、第1ポートPt11から第2ポートPt12までeVTOL100で移動し、第2ポートPt12からPdまで徒歩で移動する。そして、ユーザーUは、Pdで目的活動(観光)を行った後、往きと同様に、eVTOL100を利用してPsに戻る。
【0037】
第2候補行動では、ユーザーUは、Psから第3ポートPt21まで徒歩で移動して、第3ポートPt21から第4ポートPt22まで船舶110で移動し、第4ポートPt22からPdまでバス120で移動する。そして、ユーザーUは、Pdで目的活動(観光)を行った後、往きと同様に、船舶110とバス120を利用してPsに戻る。
【0038】
船舶110とバス120を利用する第2候補行動では、行動所要時間が5.4時間になるため、ユーザーUは、空き時間(5時間)以内で第2候補行動を実行することができず、空き時間の前又は後に時間を追加する必要がある。一方、eVTOL100を利用する第1候補行動では、行動所要時間が3.4時間になるため、ユーザーUは、空き時間(5時間)以内で、余裕をもって第1候補行動を実行することができる。
【0039】
このように、ユーザーUは、行動提案画面51を視認して、目的地点における目的活動、利用する交通機関による各候補行動の行動所要時間の長短、利用する交通機関の料金を比較して、実行する候補行動を決定することができる。
【0040】
ここで、第1候補行動における徒歩とeVTOL100による移動方法と、第2候補行動における徒歩と船舶110及びバス120による移動方法は、複数の移動手段の組合せによる移動方法となっているが、本開示の移動方法は、1つの移動手段による移動方法であってもよい。移動手段には、公共交通機関、レンタル車両、シェア車両、ユーザーの所有車両、徒歩等が含まれる。
【0041】
続くステップS6,S7,S10は、交通機関予約受付部17による処理である。交通機関予約受付部17は、ステップS7で予約受付終了時刻(例えば、ユーザーUの空き時間の開始時刻よりも所定時間前に設定される)になるまで、ステップS6で、ユーザー端末50から交通機関の予約申請情報を受信したか否かを判断する。そして、交通機関予約受付部17は、予約申請情報を受信したときに、ステップS10に処理を進めて交通機関の予約処理(交通機関サーバー220への予約手配情報の送信等)を実行し、ステップS7に処理を進める。
【0042】
[3.残時間監視処理]
図5に示したフローチャートに従って、図1に示した第1提案行動をユーザーUが実行する場合に、残時間監視部18により実行される残時間監視処理の手順について説明する。図5のステップS20で、残時間監視部18は、ユーザー端末50から送信される位置情報を受信して、ユーザーUの現在位置を認識することにより、ユーザーUが候補行動による目的地点に到着したか否かを判断する。ユーザー端末50はGNSS(Global Navigation Satellite System)センサ等の位置センサを有し、位置センサによる検出されるユーザー端末50の現在位置を示す位置情報を、行動提案システム1に送信する。
【0043】
そして、残時間監視部18は、ユーザーUが目的地点に到着したことを認識したときに、ステップS21に処理を進める。ステップS21で、残時間監視部18は、ユーザーUの空き時間の残時間(現在時刻から空き時間の終了時刻である16:00までの時間)が、Psまでの帰路の所要時間(51分)に余裕時間を加算した判定時間以下になったか否かを判断する。そして、残時間監視部18は、ユーザーUの空き時間の残時間が判定時間以下になったときはステップS23に処理を進め、ユーザーUの空き時間の残時間が判定時間よりも長いときにはステップS30に処理を進める。
【0044】
ステップS30で、残時間監視部18は、ユーザー端末50から送信される位置情報を受信して、ユーザーUの現在位置を認識することにより、ユーザーUがPsへの復路の移動を開始したか否かを判断する。そして、残時間監視部18は、ユーザーUがPsへの復路の移動を開始したときはステップS24に処理を進めて、残時間監視処理を終了する。一方、ユーザーUがPsへの復路の移動を開始していないときには、残時間監視部18は、ステップS21に処理を進めて、ステップS21以降の処理を再び実行する。
【0045】
ステップS23で、残時間監視部18は、ユーザー端末50に、空き時間の残時間が少なくなったことを通知する注意喚起情報Amiを送信する。注意喚起情報Amiを受信したユーザー端末50は、空き時間の残時間の減少についての注意喚起情報を表示部に表示して、ユーザーUにPsに戻ることを促す。
【0046】
ここで、図2に示したユーザーUのスケジュールでは、ユーザーUの空き時間に余裕がないが、例えば、他のカンファレンスの進行の遅れが生じて、ユーザーUが参加予定の16:00からのテーマBのカンファレンスの開始時刻が16:30に変更された場合には、ユーザーUの空き時間に余裕が生じる。
【0047】
そこで、残時間監視部18が、このように、ユーザーUの空き時間に余裕が生じたことを、スケジュールサーバー210から受信したユーザーUのスケジュール情報Sciから認識したときには、注意喚起処理として、目的地点であるPdでの滞在時間の延長を提案すると共に、滞在時間を延長した場合に利用可能なeVTOLの運航状況とを案内する滞在延長提案情報を、ユーザー端末50に送信するようにしてもよい。滞在延長提案情報を受信したユーザー端末50は、滞在延長提案情報に基づいて、Pdでの滞在時間の延長の提案と、滞在を延長した場合に利用可能な交通機関の案内を含む滞在延長提案情報を、表示部に表示する。
【0048】
また、ユーザーUが、空き時間の終了後の予定を調整可能な場合もあるため、ユーザーUのスケジュールによらずに、残時間監視部18が、滞在延長提案情報をユーザー端末50に送信するようにしてもよい。
【0049】
[4.他の実施形態]
上記実施形態において、空き時間認識部12は、ユーザーUのスケジュール情報SciからユーザーUの空き時間を認識した。他の実施形態として、ユーザーUが、ユーザー端末50或いは他の端末装置を使用して、ユーザーUの空き時間の情報を行動提案システム1に送信し、空き時間認識部12が、ユーザーUの空き時間の情報を受信して取得することによって、ユーザーUの空き時間を認識するようにしてもよい。
【0050】
上記実施形態において、図1図2の例では、図2のスケジュールによりユーザーUの空き時間が終了する地点(空き時間終了地点)がXホテルであるために、空き時間開始地点と空き時間終了地点が同一地点となっている。他の例として、16:00からユーザーUが参加するカンファレンスが、Xホテル付近の他のYホテルで開催される場合には、空き時間開始地点と空き時間終了時点が異なる地点となる。この場合は、空き時間地点認識部13は、Yホテルの所在地点を空き時間終了地点として認識する。
【0051】
そして、候補行動選定部15は、ユーザーUが空き時間を使用して実行可能な、Xホテル(空き時間開始地点)を起点とし、Yホテル(空き時間終了地点)を終点とする候補行動を選定する。候補行動情報提供部16は、候補行動選定部15により選定された候補行動に関する候補行動情報Caiを、ユーザー端末50に送信するが、この場合は、候補行動情報Caiに、複数の移動方法による目的地からYまでの移動時間が含まれる。そして、ユーザー端末50の表示部には、図4に示したXホテルから目的地までの複数の移動方法(本開示の第1移動方法に相当する)による移動時間に加えて、目的地からYホテルまでの複数の移動方法(本開示の第2移動方法に相当する)による移動時間が表示される。これにより、ユーザーUは、空き時間終了地点への戻りの移動方法についても、複数の移動方法の各移動時間を比較して、利用する移動方法を選択することができる。
【0052】
上記実施形態において、活動目的認識部14は、ユーザーUのプロフィールと過去の行動履歴から、ユーザーUの活動の目的を認識した。他の実施形態として、ユーザーUが、ユーザー端末50或いは他の端末装置を使用して、ユーザーUが希望する活動目的の情報を行動提案システム1に送信し、活動目的認識部14が、ユーザーUが希望する活動目的の情報を受信して取得することによって、ユーザーUの活動目的を認識するようにしてもよい。
【0053】
上記実施形態では、行動提案システム1に残時間監視部18を備えて、残時間監視部18により、目的地点のPdに到着したユーザーUに対して、空き時間の残時間が少なくなったことを報知したが、残時間監視部18を省略した構成としてもよい。
【0054】
上記実施形態では、行動提案システム1に交通機関予約受付部17を備えて、交通機関予約受付部17により、ユーザーUによる交通機関の予約をサポートしたが、交通機関予約受付部17を省略した構成としてもよい。
【0055】
上記実施形態では、本開示の行動提案システムを、ユーザー端末50、スケジュールサーバー210、交通機関サーバー220、活動情報サーバー230との間で通信を行うコンピュータシステムである行動提案システム1により構成したが、本開示の行動提案システムの構成の一部又は全部を、ユーザー端末50により構成してもよい。この場合は、上述した行動提案システム1の構成を、ユーザー端末50にインストールされた行動提案アプリを、ユーザー端末50に備えられたプロセッサが実行することにより実現する構成となり、ユーザー端末50とスケジュールサーバー210、交通機関サーバー220、及び活動情報サーバー230との間で通信が行われる。
【0056】
なお、図1は、本願発明の理解を容易にするために、行動提案システム1の機能構成を、主な処理内容により区分して示した概略図であり、行動提案システム1の構成を、他の区分によって構成してもよい。また、各構成要素の処理は、1つのハードウェアユニットにより実行されてもよいし、複数のハードウェアユニットにより実行されてもよい。また、図3図5に示した各構成要素による処理は、1つのプログラムにより実行されてもよいし、複数のプログラムにより実行されてもよい。
【0057】
[5.上記実施形態によりサポートされる構成]
上記実施形態は、以下の構成の具体例である。
【0058】
(構成1)ユーザーの空き時間を認識する空き時間認識部と、前記空き時間の開始時点に前記ユーザーが位置する地点である空き時間開始地点を認識する空き時間地点認識部と、前記ユーザーが、前記空き時間を使用して行うことができる行動であって、複数の移動方法のいずれかによる前記空き時間開始地点と目的地点との間の移動と、前記目的地点での所定活動と、を含む行動を、前記ユーザーに提案する候補行動として選定する候補行動選定部と、前記ユーザーにより使用される表示装置に、複数の前記移動方法ごとの前記空き時間開始地点と前記目的地点との間の移動の所要時間と、前記所定活動の内容とを表示する行動提案画面を表示させる候補行動情報提供部と、を備える行動提案システム。
構成1の行動提案システムによれば、ユーザーの空き時間に実行可能な行動を、移動方法による移動時間の相違に応じて抽出して、ユーザーに提案することができる。
【0059】
(構成2)前記空き時間地点認識部は、前記空き時間の終了時点に前記ユーザーが位置する地点である空き時間終了地点を認識し、前記候補行動選定部は、前記空き時間開始地点と前記空き時間終了地点が異なる場合に、複数の第1移動方法のいずれかによる前記空き時間開始地点から前記目的地点までの移動と、前記目的地点での前記所定活動と、複数の第2移動方法のいずれかによる前記目的地点から前記空き時間終了地点までの移動と、を含む行動を、前記候補行動として選定し、前記候補行動情報提供部は、前記空き時間開始地点と前記空き時間終了地点が異なる場合に、前記表示装置に、複数の前記第1移動方法ごとの前記空き時間開始地点から前記目的地点までの移動の所要時間と、複数の前記第2移動方法ごとの前記目的地点から前記空き時間終了地点までの移動の所要時間と、前記所定活動の内容と、を表示する前記行動提案画面を表示させる構成1に記載の行動提案システム。
構成2の行動提案システムによれば、空き時間開始地点と空き時間終了地点が異なる場合に、空き時間開始地点から目的地点への移動と、目的地点から空き時間終了地点までの移動について、複数の移動方法による移動時間の情報をユーザーに提供して、ユーザーによる移動方法の選択をサポートすることができる。
【0060】
(構成3)前記候補行動選定部は、複数の対象活動についての評価情報が記録された活動データベースを参照して、所定レベル以上の高評価がされている前記対象活動の中から前記所定活動を抽出することによって、前記候補行動を選定する構成1又は構成2に記載の行動提案システム。
構成3の行動提案システムによれば、高評価がされている所定活動を行うことができる候補行動を、ユーザーに提案することができる。
【0061】
(構成4)前記ユーザーが希望する活動目的を認識する活動目的認識部を備え、前記候補行動選定部は、複数の対象活動の活動目的が記録された活動データベースを参照して、前記ユーザーが希望する活動目的に適合する活動目的が記録された前記対象活動の中から前記所定活動を抽出することによって、前記候補行動を選定する構成1から構成3のうちいずれか1つの構成に記載の行動提案システム。
構成4の行動提案システムによれば、ユーザーが希望する活動目的に適合する所定活動を行うことができる候補行動を、ユーザーに提案することができる。
【0062】
(構成5)前記候補行動選定部は、前記ユーザーが前記空き時間を使用して行うことができる行動として、前記ユーザーが前記空き時間内で実行可能な行動、又は前記ユーザーが前記空き時間の前又は後の少なくともいずれか一方に所定時間を追加することによって実行可能となる行動を、選定する構成1から構成4のうちいずれか1つの構成に記載の行動提案システム。
構成5の行動提案システムによれば、ユーザーの空き時間内で実行可能な候補行動に加えて、空き時間の前又は後に所定時間を追加することによって実行可能となる候補行動の情報を、ユーザーに提供することができる。
【0063】
(構成6)前記候補行動情報提供部は、複数の前記移動方法の違いによって、前記候補行動が前記空き時間内で実行可能な第1ケースと、前記候補行動が前記空き時間の前又は後の少なくともいずれか一方に前記所定時間を追加することによって実行可能となる第2ケースが生じる場合に、前記第1ケースと前記第2ケースにおける前記移動方法と前記移動方法による移動の所要時間とを併せて表示する前記行動提案画面を、前記表示装置に表示させる構成5に記載の行動提案システム。
構成6の行動提案システムによれば、ユーザーに対して、移動方法の違いによって、空き時間内で実行可能な第1ケースと、空き時間に所定時間を追加することに実行可能となる第2ケースを比較して、空き時間を使用して行う行動を容易に決定することをサポートすることができる。
【0064】
(構成7)前記ユーザーが前記候補行動を開始したことを認識して、前記目的地点における前記空き時間の残時間を監視し、前記残時間が所定の判定時間以下になったときに、残時間の減少についての注意喚起情報を、前記表示装置に表示させる残時間監視部を備える構成1から構成6のうちいずれか1つの構成に記載の行動提案システム。
構成7の行動提案システムによれば、候補行動を開始して目的地点に滞在中のユーザーに対して、残時間の減少についての注意喚起情報を提供することにより、復路の移動開始のタイミングを認識させることができる。
【0065】
(構成8)前記残時間監視部は、前記残時間が前記判定時間以下になったときに、前記目的地点での滞在の延長の提案と、前記目的地点での滞在を延長した場合に利用可能な前記移動方法の案内を含む滞在延長提案情報を、前記表示装置に表示させる構成7に記載の行動提案システム。
構成7の行動提案システムによれば、目的地点に滞在中のユーザーに対して、滞在時間の延長によるフレキシブルな行動変更を提案することができる。
【0066】
(構成9)前記ユーザーのスケジュールを認識するスケジュール認識部を備え、前記残時間監視部は、前記スケジュールから認識される前記空き時間以降の前記ユーザーの予定に応じて、前記滞在延長提案情報を前記表示装置に表示させるか否かを決定する構成8に記載の行動提案システム。
構成9の行動提案システムによれば、空き時間後のユーザーの予定に応じて、滞在延長提案情報をユーザーに提供するか否かを決定することができる。
【0067】
(構成10)コンピュータにより実行される行動提案方法であって、ユーザーの空き時間を認識する空き時間認識ステップと、前記空き時間の開始時点に前記ユーザーが位置する地点である空き時間開始地点を認識する空き時間開始地点認識ステップと、前記ユーザーが、前記空き時間を使用して行うことができる行動であって、複数の移動方法のいずれかによる前記空き時間開始地点と目的地点との間の移動と、前記目的地点での所定活動と、を含む行動を、前記ユーザーに提案する候補行動として選定する候補行動選定ステップと、前記ユーザーにより使用される表示装置に、複数の前記移動方法ごとの前記空き時間開始地点と前記目的地点との間の移動の所要時間と、前記所定活動の内容とを表示する行動提案画面を表示させる候補行動情報提供ステップと、を含む行動提案方法。
構成10の行動提案方法をコンピュータにより実行することによって、構成1の行動提案システムと同様の作用効果を得ることができる。
【符号の説明】
【0068】
1…行動提案システム、10…プロセッサ、11…スケジュール認識部、12…空き時間認識部、13…空き時間地点認識部、14…活動目的認識部、15…候補行動選定部、16…候補行動情報提供部、17…交通機関予約受付部、18…残時間監視部、20…メモリ、21…プログラム、22…ユーザーDB、30…通信ユニット、50…ユーザー端末、51…行動提案画面、100…eVTOL、110…船舶、120…バス、200…通信ネットワーク、210…スケジュールサーバー、220…交通機関サーバー、230…活動情報サーバー、Ps…空き時間開始地点、Pd…目的地点、U…ユーザー。
図1
図2
図3
図4
図5