(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025020258
(43)【公開日】2025-02-12
(54)【発明の名称】アミノピリミジン誘導体およびアリール炭化水素受容体モジュレーターとしてのその使用
(51)【国際特許分類】
C07D 401/04 20060101AFI20250204BHJP
A61P 25/00 20060101ALI20250204BHJP
A61P 37/06 20060101ALI20250204BHJP
A61P 29/00 20060101ALI20250204BHJP
A61P 19/02 20060101ALI20250204BHJP
A61P 35/04 20060101ALI20250204BHJP
A61P 35/00 20060101ALI20250204BHJP
A61P 43/00 20060101ALI20250204BHJP
A61K 31/506 20060101ALI20250204BHJP
C07D 401/14 20060101ALI20250204BHJP
A61K 31/5377 20060101ALI20250204BHJP
A61K 31/505 20060101ALI20250204BHJP
C07D 239/42 20060101ALI20250204BHJP
C07D 403/14 20060101ALI20250204BHJP
C07D 403/04 20060101ALI20250204BHJP
C07D 413/14 20060101ALI20250204BHJP
C07D 417/14 20060101ALI20250204BHJP
C07D 417/04 20060101ALI20250204BHJP
C07D 405/14 20060101ALI20250204BHJP
A61K 31/541 20060101ALI20250204BHJP
C07D 491/052 20060101ALI20250204BHJP
A61K 31/55 20060101ALI20250204BHJP
C07D 487/08 20060101ALI20250204BHJP
【FI】
C07D401/04 CSP
A61P25/00
A61P37/06
A61P29/00 101
A61P19/02
A61P35/04
A61P35/00
A61P43/00 111
A61K31/506
C07D401/14
A61K31/5377
A61K31/505
C07D239/42 Z
C07D403/14
C07D403/04
C07D413/14
C07D417/14
C07D417/04
C07D405/14
A61K31/541
C07D491/052
A61K31/55
C07D487/08
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024191272
(22)【出願日】2024-10-31
(62)【分割の表示】P 2022558169の分割
【原出願日】2021-03-29
(31)【優先権主張番号】63/000,584
(32)【優先日】2020-03-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.TWEEN
(71)【出願人】
【識別番号】513131590
【氏名又は名称】ドン-ア エスティ カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100188499
【弁理士】
【氏名又は名称】勝又 政徳
(74)【代理人】
【識別番号】100127568
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 善典
(74)【代理人】
【識別番号】100171402
【弁理士】
【氏名又は名称】上田 ▲茂▼
(74)【代理人】
【識別番号】100213779
【弁理士】
【氏名又は名称】小川 有佳子
(74)【代理人】
【識別番号】100077012
【弁理士】
【氏名又は名称】岩谷 龍
(72)【発明者】
【氏名】パク,ジョンサン
(72)【発明者】
【氏名】チャ,テウォン
(72)【発明者】
【氏名】イ,ウォンヒョン
(72)【発明者】
【氏名】チュ,ミンソン
(72)【発明者】
【氏名】ユン,テヨン
(72)【発明者】
【氏名】ド,ヒョンミ
(72)【発明者】
【氏名】ソン,ヒョンジョン
(72)【発明者】
【氏名】イ,ボリョン
(72)【発明者】
【氏名】ソン,スンヒョン
(72)【発明者】
【氏名】キム,ユンジョン
(72)【発明者】
【氏名】チェ,ジフン
(72)【発明者】
【氏名】チョン,ヒョンソク
(57)【要約】 (修正有)
【課題】がん、がん性状態、腫瘍、線維症、または免疫応答調節異常を伴う状態などの予防用または治療用の医薬品として有用な、新規なアリール炭化水素受容体(AhR)モジュレーターを提供する。
【解決手段】例えば、下式の化合物(実施例1)であるアミノピリミジン誘導体、またはそのエナンチオマー、ジアステレオマー、ラセミ体、溶媒和物、水和物もしくは薬学的に許容される塩が示される。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)
【化1】
(式中、
X
1、X
2およびX
3は、それぞれ独立して、CR
2、NまたはNR
3であり;
Ar
1およびAr
2は、置換または非置換の単環式または二環式のC
6-10アリール、置換または非置換の単環式または二環式のC
5-10ヘテロアリール、および置換または非置換の単環式または二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキルからそれぞれ独立して選択され;
Dは、H、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、置換または非置換の、C
1-5アルキル、単環式もしくは二環式のC
3-10シクロアルキル、C
1-5アルキルヒドロキシ、C
1-5アルケニルヒドロキシ、C
1-5アルキニルヒドロキシ、C
1-5アルキルアミン、C
1-5アルケニルアミン、C
1-5アルキニルアミン、単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル、または単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロアリールであり;
Eは、存在しないか(直接結合)、またはアミノ、置換もしくは非置換の、C
1-5アルキル、単環式もしくは二環式のC
3-10シクロアルキル、C
1-5アルキルヒドロキシ、C
1-5アルケニルヒドロキシ、C
1-5アルキニルヒドロキシ、C
1-5アルキルアミン、C
1-5アルケニルアミン、C
1-5アルキニルアミン、単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル、もしくは単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロアリールであり;あるいは
DとEが、これらに結合している原子と一緒になって、置換または非置換の単環式または二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル環を形成し;
Gは、存在しないか(直接結合)、またはH、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、エーテル(-O-)、チオエーテル(-S-)、スルフィニル(-SO-)、スルホニル(-SO
2-)、スルホニルアミド(-SO
2NR
4-)、アミノスルホニル(-NR
4SO
2-)、カルボニル(-(CO)-)、アミド(-(CO)NR
4-)、逆アミド(-NR
4(CO)-)、エステル(-(CO)O-)、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
3-10シクロアルキル、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
6-10アリール、もしくは置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
5-10ヘテロアリールであり;
R
1は、存在しないか、またはH、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、N(R
5)
2、OR
5、置換もしくは非置換の、C
1-5アルキル、C
3-10シクロアルキル、C
1-5アルキルヒドロキシ、C
1-5アルケニルヒドロキシ、C
1-5アルキニルヒドロキシ、C
1-5アルキルアミン、C
1-5アルケニルアミンもしくはC
1-5アルキニルアミン、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル、もしくは置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
5-10ヘテロアリールであり;
R
2は、H、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはC
1-3アルキルであり;
R
3は、H、ハロ、シアノ、ヒドロキシルまたはアミノであり;
R
4は、H、置換もしくは非置換のC
1-5アルキル、置換もしくは非置換のC
1-5アルコキシ、または置換もしくは非置換のC
1-5アルキルカルボン酸であり;
R
5は、H、置換もしくは非置換のC
1-5アルキル、置換もしくは非置換のC
1-5アルコキシ、または置換もしくは非置換のC
1-5アルキルカルボン酸である)
で示される化合物、またはそのエナンチオマー、ジアステレオマー、ラセミ体、溶媒和物、水和物もしくは薬学的に許容される塩。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2020年3月27日に出願された米国仮特許出願第63/000,584号の優先権を主張するものであり、この出願は引用によりその全体が本明細書に援用される。
【0002】
本発明は、アリール炭化水素受容体(AhR)の活性を調節することができる新規なピリドピリミジノン誘導体に関する。式(I)で示される本発明の化合物を(単独の薬剤として、あるいは別の有効成分と組み合わせて)使用することによって、がん細胞の増殖、腫瘍細胞の転移および浸潤を抑制することができ、AhRのシグナル伝達に関連する免疫応答の調節異常に関連した疾患を治療することができる。
【背景技術】
【0003】
アリール炭化水素受容体(AhR)はリガンド活性化転写因子であり、天然の環境化合物と人工の環境化合物の両方に応答する重要な細胞内化学センサーとしてよく知られている。AhRは、PER(periodic circadian protein)-ARNT(AhR nuclear translocator)-SIM(single-minded protein)型転写因子スーパーファミリーのメンバーであることが知られており、この転写因子のPER-ARNT-SIM(PAS)ドメインがリガンドを感知する(Burbach et al, PNAS September 1, 1992 89 (17) 8185-8189)。様々なリガンドが結合することで活性化されたAhRは、核内に移行し、そのパートナータンパク質であるARNTと二量体を形成する。このヘテロ二量体複合体は、異物応答配列(XRE)と相互作用することにより、AhR関連遺伝子の発現を直接的または間接的に制御する。AhRの内因性リガンドとして詳しく特性が評価されているものにキヌレニンがある。キヌレニンは、TDO(Opitz et al, Nature, 2011 Oct 5; 478(7368):197-203)またはIDO(Mezrich, J Immunol. 2010 Sep 15;185(6):3190-8.)によって生成される。最近の研究では、肺がん、悪性黒色腫、腎細胞癌などの様々な種類のがん患者において、PD-1を抑制した後の高濃度の血漿中キヌレニンおよび高い血清Kyn/Trp比が、予後不良と相関していることが判明している(Haoxin Li et al, Nat Commun. 2019 Sep 25;10(1):4346)。
【0004】
AhRは、自然免疫系でも養子移入免疫系でも、極めて多くの種類の細胞の機能を調節していることが最近になってよく知られるようになった。活性化されたAhRは、病原性T細胞サブセットの極性化を促進するサイトカインの誘導を抑制し、MHCクラスIIの発現を減少させる。また、アゴニストやモジュレーターによって活性化されたAhRは、ヘルパーTh17細胞の分化を抑制し、制御性T細胞を安定化させる。さらに、活性化されたAhRは、インドールアミン2,3-ジオキシゲナーゼ1(IDO1)が関与するポジティブフィードフォワードループを介して、AhRのリガンドの生成を誘導する(Nguyen et al., PNAS, 2010, 107(46):19961-19966, Mascanfroni, I. D. et al. Nat. Med., 2015, 21:638-646)。また、再増殖腫瘍細胞(TRC)は、免疫回避機構として、Kyn-AhR経路を介してCD8+T細胞のPD-1をアップレギュレートさせる(Yuying Liu et al, Cancer cell, 2018 Mar 12; 33(3):480-494.e7.)。
【0005】
さらに、AhRのシグナル伝達は、自己免疫疾患、感染症、がんなどの様々な疾患において重要な役割を果たしていることがいくつかの研究で明らかになっている。AhRのシグナル伝達は、関節リウマチ(RA)、全身性エリテマトーデス(SLE)、多発性硬化症(MS)などの自己免疫疾患に関連している可能性が示唆されている(Xiao-Song Wang et al, Inflammopharmacology, 2020 Feb; 28(1):63-81)。構成的なAhRの活性化は、I型インターフェロン(IFN-I)の抗ウイルス反応を低下させる(Yamada et al, Nat immunol, 2016 Jun; 17(6):687-94)。また、いくつかの種類のウイルスは、宿主の免疫応答を回避するためにAhRの活性化を誘導するが、この回避機構を逆手にとって、マウスモデルにおいてジカウイルスやSARS-COV-2の複製を抑制することに成功している(Federico Giovannoni et al, Cell Research, 2021 Dec., 31:1-2)。また、AhRは、がん細胞の増殖、組織浸潤、転移および血管新生に影響を及ぼす可能性がある(Jae Eun Cheong et al, Trends in Pharmacological Sciences, 2018 Mar; 39(3):307-325)。さらに、様々な種類のがんが、AhR経路を介して免疫系による認識を回避していることが知られている。AhRを標的とした治療薬を開発することができれば、免疫関連疾患を克服することが可能であると考えられる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
したがって、本発明は、AhRのモジュレーターとしての、新規化合物またはそのエナンチオマー、ジアステレオマー、ラセミ体、溶媒和物、水和物もしくは薬学的に許容される塩を提供することを目的とする。
【0007】
また、本発明は、AhRのモジュレーターとしての前記化合物を含む、AhRの活性を調節するための医薬組成物を提供することを目的とする。
【0008】
また、本発明は、AhRの活性に関連する疾患、障害または状態(例えば、がんや自己免疫疾患など)を予防または治療するための医薬組成物であって、AhRのモジュレーターとしての前記化合物を含む医薬組成物を提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明は、AhRのモジュレーターとしての前記化合物を投与することによってAhRの活性を調節する方法を提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明は、AhRのモジュレーターとしての前記化合物を投与することによって、プロスタグランジンに関連する疾患を予防または治療する方法を提供することを目的とする。
【0011】
さらに、本発明は、AhRの活性の調節のため、またはAhRに関連する疾患、障害もしくは状態の予防もしくは治療のための、プロスタグランジン類似体の使用を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は、AhRのモジュレーターまたはアンタゴニストとして効果な、新規化合物またはそのエナンチオマー、ジアステレオマーもしくは薬学的に許容される塩を提供する。この化合物は、式(I)
【化1】
(式中、
X
1、X
2およびX
3は、それぞれ独立して、CR
2、NまたはNR
3であり;
Ar
1およびAr
2は、置換または非置換の単環式または二環式のC
6-10アリール、置換または非置換の単環式または二環式のC
5-10ヘテロアリール、および置換または非置換の単環式または二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキルからそれぞれ独立して選択され;
Dは、H、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、置換または非置換の、C
1-5アルキル、単環式もしくは二環式のC
3-10シクロアルキル、C
1-5アルキルヒドロキシ、C
1-5アルケニルヒドロキシ、C
1-5アルキニルヒドロキシ、C
1-5アルキルアミン、C
1-5アルケニルアミン、C
1-5アルキニルアミン、単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル、または単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロアリールであり;
Eは、存在しないか(直接結合)、またはアミノ、置換もしくは非置換の、C
1-5アルキル、単環式もしくは二環式のC
3-10シクロアルキル、C
1-5アルキルヒドロキシ、C
1-5アルケニルヒドロキシ、C
1-5アルキニルヒドロキシ、C
1-5アルキルアミン、C
1-5アルケニルアミン、C
1-5アルキニルアミン、単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル、もしくは単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロアリールであり;あるいは
DとEが、これらに結合している原子と一緒になって、置換または非置換の単環式または二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル環を形成し;
Gは、存在しないか(直接結合)、またはH、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、エーテル(-O-)、チオエーテル(-S-)、スルフィニル(-SO-)、スルホニル(-SO
2-)、スルホニルアミド(-SO
2NR
4-)、アミノスルホニル(-NR
4SO
2-)、カルボニル(-(CO)-)、アミド(-(CO)NR
4-)、逆アミド(-NR
4(CO)-)、エステル(-(CO)O-)、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
3-10シクロアルキル、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
6-10アリール、もしくは置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
5-10ヘテロアリールであり;
R
1は、存在しないか、またはH、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、N(R
5)
2、OR
5、置換もしくは非置換の、C
1-5アルキル、C
3-10シクロアルキル、C
1-5アルキルヒドロキシ、C
1-5アルケニルヒドロキシ、C
1-5アルキニルヒドロキシ、C
1-5アルキルアミン、C
1-5アルケニルアミンもしくはC
1-5アルキニルアミン、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル、もしくは置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
5-10ヘテロアリールであり;
R
2は、H、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはC
1-3アルキルであり;
R
3は、H、ハロ、シアノ、ヒドロキシルまたはアミノであり;
R
4は、H、置換もしくは非置換のC
1-5アルキル、置換もしくは非置換のC
1-5アルコキシ、または置換もしくは非置換のC
1-5アルキルカルボン酸であり;
R
5は、H、置換もしくは非置換のC
1-5アルキル、置換もしくは非置換のC
1-5アルコキシ、または置換もしくは非置換のC
1-5アルキルカルボン酸である)
で示される。
【0013】
本明細書に記載のこれらの態様およびこのような態様のいくつかの実施形態において、式(I)で示されるAhRモジュレーターは、AhRのモジュレーターまたはAhRのアンタゴニストである。
【0014】
いくつかの態様では、AhRの活性を調節する方法について述べる。より具体的には、構成的なAhR活性の調節を必要とする対象において、構成的なAhR活性を調節する方法について述べる。この方法は、構成的なAhR活性を有する対象に、本明細書に記載の式(I)で示されるAhRアンタゴニストなどのAhRモジュレーターの治療有効量を投与する工程を含む。本明細書に記載のこれらの態様およびこのような態様のいくつかの実施形態において、この方法は、構成的なAhR活性を有する対象を選択する工程をさらに含む。
【0015】
本発明の式(I)の化合物は、これまで予想できなかった有益な薬理学的作用スペクトルを有することが示されている。驚くべきことに、本発明の化合物は、AhRを効果的に抑制できることが判明しており、したがって、本発明の化合物は、ヒトおよび動物において、アリール炭化水素受容体(AhR)が介在する疾患または状態の治療または予防に使用することができ、好ましくは、がん、がん性状態、腫瘍、線維性疾患、免疫応答の調節異常を伴う状態、またはAhRの異常なシグナル伝達に関連するその他の障害の治療または予防に使用することができる。
【0016】
AhRのシグナル伝達に関連する免疫応答の調節異常に関連した前記疾患の例として、敗血症(SIRS)、多臓器不全(MODS、MOF)、炎症性腎疾患、慢性腸炎(IBD、クローン病、UC)、膵炎、腹膜炎、炎症性皮膚疾患、炎症性眼疾患、自己免疫疾患(関節リウマチ(RA)などのリウマチ性疾患、全身性エリテマトーデス(SLE)、多発性硬化症(MS))などが挙げられる。
【0017】
線維性疾患の例として、例えば、肺、心臓、腎臓、骨髄などの内部臓器の線維性疾患が挙げられ、特に、肝臓の線維性疾患、皮膚線維症および眼の線維性疾患が挙げられる。本発明において、「線維性疾患」は、具体的には、肝線維症、肝硬変、肺線維症、心内膜心筋線維症、腎症、糸球体腎炎、間質性腎線維症、糖尿病に併発する線維性障害、骨髄線維症およびこれらに類似する線維性疾患;ならびに強皮症、斑状強皮症、ケロイド、肥厚性瘢痕(外科手術後の肥厚性瘢痕)、母斑、糖尿病性網膜症、増殖性硝子体網膜症および結合組織障害(例えば、サルコイドーシス)を含む。
【0018】
別の態様において、AhRの活性を調節することによって、がんまたはがん性状態を治療する方法について述べる。この方法は、がんまたはがん性状態を有する対象に、本明細書に記載の式(I)で示されるAhRアンタゴニストなどのAhRモジュレーターを含む医薬組成物の治療有効量を投与する工程を含む。
【0019】
いくつかの態様において、がん、がん性状態または腫瘍を有する対象において、腫瘍細胞の侵襲を抑制する方法について述べる。この方法は、がんまたは腫瘍を有する対象に、本明細書に記載の式(I)で示されるAhRアンタゴニストなどのAhRモジュレーターを含む医薬組成物の治療有効量を投与する工程を含む。
【0020】
本明細書に記載のこれらの態様およびこのような態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、がん、がん性状態または腫瘍を有する対象を選択する工程をさらに含む。
【0021】
本発明のAhR阻害剤を用いた治療に特に適したがん、がん性状態または腫瘍として、乳がん、呼吸器がん、脳腫瘍、生殖器がん、消化管がん、尿路がん、眼がん、肝臓がん、皮膚がん、頭頸部がん、甲状腺がん、副甲状腺がん、これらの遠隔転移がんなどの、液性腫瘍および固形腫瘍が挙げられる。これらのがん、がん性状態または腫瘍として、さらにリンパ腫、肉腫および白血病が挙げられる。
【0022】
乳がんの例としては、トリプルネガティブ乳がん、浸潤性乳管癌、浸潤性小葉癌、非浸潤性乳管癌および上皮内小葉癌が挙げられるが、これらに限定されない。
【0023】
呼吸器がんの例としては、小細胞肺癌および非小細胞肺癌、ならびに気管支腺腫および胸膜肺芽腫が挙げられるが、これらに限定されない。
【0024】
脳腫瘍の例としては、脳幹神経膠腫および視床下部神経膠腫、小脳星状細胞腫および大脳星状細胞腫、膠芽腫、髄芽腫、上衣腫、ならびに神経外胚葉腫瘍および松果体腫瘍が挙げられるが、これらに限定されない。
【0025】
男性生殖器の腫瘍としては、前立腺がんおよび睾丸がんが挙げられるが、これらに限定されない。
【0026】
女性生殖器の腫瘍としては、子宮内膜がん、子宮頚部がん、卵巣がん、膣がんおよび外陰がん、ならびに子宮肉腫が挙げられるが、これらに限定されない。
【0027】
卵巣がんの例としては、漿液性腫瘍、子宮内膜腫瘍、粘液性嚢胞腺癌、顆粒膜細胞腫、セルトリ・ライディッヒ細胞腫および男化腫瘍が挙げられるが、これらに限定されない。
【0028】
子宮頸がんの例としては、扁平上皮癌、腺癌、腺扁平上皮癌、小細胞癌、神経内分泌腫瘍、すりガラス細胞癌および絨毛腺管状腺癌が挙げられるが、これらに限定されない。
【0029】
消化管腫瘍としては、肛門がん、大腸がん、結腸直腸がん、食道がん、胆嚢がん、胃がん、膵臓がん、直腸がん、小腸がんおよび唾液腺がんが挙げられるが、これらに限定されない。
【0030】
食道がんの例としては、食道細胞癌および食道腺癌、ならびに扁平上皮細胞癌、平滑筋肉腫、悪性黒色腫、横紋筋肉腫およびリンパ腫が挙げられるが、これらに限定されない。
【0031】
胃がんの例としては、腸型腺癌およびびまん性胃型腺癌が挙げられるが、これらに限定されない。
【0032】
膵臓がんの例としては、膵管内腺癌、腺扁平上皮癌および膵内分泌腺腫瘍が挙げられるが、これらに限定されない。
【0033】
尿路腫瘍としては、膀胱がん、陰茎がん、腎臓がん、腎盂がん、尿管がん、尿道がんおよびヒト乳頭状腎がんが挙げられるが、これらに限定されない。
【0034】
腎臓がんの例としては、腎細胞癌、尿路上皮細胞癌、糸球体傍細胞腫瘍(腎腫)、血管筋脂肪腫、腎オンコサイトーマ、ベリニ管癌、腎明細胞肉腫、中胚葉腎腫およびウィルムス腫瘍が挙げられるが、これらに限定されない。
【0035】
膀胱がんの例としては、移行上皮癌、扁平上皮癌、腺癌、肉腫および小細胞癌が挙げられるが、これらに限定されない。
【0036】
眼がんとしては、眼内黒色腫および網膜芽細胞腫が挙げられるが、これらに限定されない。
【0037】
肝臓がんの例としては、肝細胞癌(線維層状肝細胞癌または線維層状ではない肝細胞癌)、胆管癌(肝内胆管癌)、および肝細胞癌と胆管癌の混合型が挙げられるが、これらに限定されない。
【0038】
皮膚がんとしては、扁平上皮癌、カポジ肉腫、悪性黒色腫、メルケル細胞皮膚がんおよび非悪性黒色腫皮膚がんが挙げられるが、これらに限定されない。
【0039】
頭頸部がんとしては、頭頸部の扁平上皮細胞がん、喉頭がん、下咽頭がん、鼻咽頭がん、口咽頭がん、唾液腺がん、口唇・口腔がんおよび扁平上皮細胞がんが挙げられるが、これらに限定されない。
【0040】
リンパ腫としては、AIDS関連リンパ腫、非ホジキンリンパ腫、皮膚T細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、ホジキン病、および中枢神経系リンパ腫が挙げられるが、これらに限定されない。
【0041】
肉腫としては、軟部組織肉腫、骨肉腫、悪性線維性組織球腫、リンパ肉腫および横紋筋肉腫が挙げられるが、これらに限定されない。
【0042】
白血病としては、急性骨髄性白血病、急性リンパ芽球性白血病、慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病およびヘアリー細胞白血病が挙げられるが、これらに限定されない。
【0043】
本明細書を通して記載されている「治療する」または「治療」という用語は、通常の意味で使用されており、例えば、癌腫などの疾患や障害の状態に対処すること、または癌腫などの疾患や障害の状態を軽減、抑制、軽減もしくは改善することを目的とした対象者の管理または対象者への医療ケアを指す。
【0044】
本発明の化合物は、特に腫瘍の増殖および転移の治療および予防(すなわち予防処置)に使用することができ、特に、腫瘍の増殖に対する前治療の有無にかかわらず、あらゆる徴候およびあらゆるステージの固形腫瘍の増殖および転移の治療および予防に使用することができる。この腫瘍は、乳がん、扁平上皮細胞がん、肺がん、腹膜がん、肝細胞がん、胃がん、膵臓がん、膠芽腫、子宮頸がん、卵巣がん、肝臓がん、膀胱がん、ヘパトーマ、大腸がん、結腸直腸がん、子宮内膜癌、子宮癌、唾液腺癌、腎臓がん、前立腺がん、外陰がん、甲状腺がん、頭頸部がん、B細胞リンパ腫、慢性リンパ性白血病(CLL)、急性リンパ芽球性白血病(ALL)、ヘアリー細胞白血病または慢性骨髄芽球性白血病である。このような実施形態のいくつかでは、前記がんは肝細胞がんである。
【0045】
前記方法のいくつかの実施形態は、1種以上の追加の抗がん療法を併用した投与または治療をさらに含んでいてもよい。このような実施形態のいくつかにおいて、追加の抗がん療法は、外科手術、放射線療法、生物学的療法、免疫療法、化学療法またはこれらの任意の組み合わせを含む。
【0046】
前記方法のいくつかの実施形態は、1種以上の抗がん治療剤を投与すること、または1種以上の抗がん治療剤を用いて治療することをさらに含んでいてもよい。このような実施形態のいくつかにおいて、前記抗がん治療剤は、化学療法剤、増殖抑制剤、抗血管新生剤、細胞傷害剤、抗ホルモン剤、プロドラッグまたはサイトカインである。
【0047】
本発明の別の一実施形態において、式(I)で示される本発明の化合物は、放射線に対する細胞の感受性を高めるために使用してもよい。すなわち、放射線治療を行う前に本発明の化合物で細胞を処理することによって、本発明の化合物による処理を行っていない場合と比べてDNA損傷および細胞死に対する細胞の感受性を高めることができる。一態様において、一般式(I)で示される少なくとも1種の本発明の化合物で細胞を処理する。
【0048】
したがって、本発明は、従来の放射線療法を併用して、1種以上の本発明の化合物を細胞に投与する工程を含む細胞の殺傷方法を提供する。
【0049】
さらに、本発明は、細胞死に対する細胞の感受性を高める方法であって、細胞死を誘発または誘導する治療を行う前に、式(I)で示される1種以上の本発明の化合物で細胞を処理する工程を含む方法を提供する。一態様において、式(I)で示される1種以上の本発明の化合物で細胞を処理した後、少なくとも1種の化合物もしくは少なくとも1つの方法またはその組み合わせを用いて細胞を処理することによりDNAの損傷を誘導して、正常な細胞の機能を抑制するか、細胞を殺傷する。
【0050】
本発明の別の実施形態において、少なくとも1種のDNA損傷剤で細胞を処理することにより細胞を殺傷する。すなわち、式(I)で示される1種以上の本発明の化合物で細胞を処理することによって、細胞死に対する細胞の感受性を高めた後、少なくとも1種のDNA損傷剤で細胞を処理して殺傷する。本発明において有用なDNA損傷剤としては、化学療法剤(例えばシスプラチン)、電離放射線(X線、紫外線)、発癌剤および突然変異誘発剤が挙げられるが、これらに限定されない。
【0051】
別の実施形態において、DNAの損傷を誘発または誘導する少なくとも1つの方法で細胞を処理することによって細胞を殺傷する。このような方法として、細胞シグナル伝達経路の活性化によるDNA損傷、細胞シグナル伝達経路の抑制によるDNA損傷、および細胞の生化学的変化の誘導によるDNA損傷が挙げられるが、これらに限定されない。例えば、細胞のDNA修復経路を抑制することによってDNA損傷の修復を阻止し、その結果、細胞においてDNA損傷の異常な蓄積を起こすことができる。
【0052】
本発明の一態様において、放射線照射またはその他の方法により細胞のDNA損傷を誘導する前に、式(I)で示される本発明の化合物を細胞に投与する。本発明の別の一態様において、放射線照射またはその他の方法により細胞のDNA損傷を誘導するのと同時に、一般式(I)で示される本発明の化合物を細胞に投与する。本発明のさらに別の一態様において、放射線照射またはその他の方法により細胞のDNA損傷を誘導した直後に、式(I)で示される本発明の化合物を細胞に投与する。
【0053】
別の一態様において、前記細胞はインビトロの細胞である。別の一実施形態において、前記細胞はインビボの細胞である。本発明の化合物は、単独の医薬品として投与することができ、1種以上の別の医薬品有効成分と組み合わせて投与することもでき、1種以上の別の医薬品有効成分と組み合わせたとしても望ましくない有害作用を引き起こさない。
【0054】
本発明は、前述のような医薬品の組み合わせも含む。例えば、本発明の化合物に組み合わせることができる医薬品としては、131I-chTNT、アバレリクス、アビラテロン、アクラルビシン、アダリムマブ、ado-トラスツズマブ エムタンシン、アファチニブ、アフリベルセプト、アルデスロイキン、アレクチニブ、アレムツズマブ、アレンドロン酸、アリトレチノイン、アルトレタミン、アミフォスチン、アミノグルテチミド、ヘキサアミノレブリン酸、アムルビシン、アムサクリン、アナストロゾール、アンセスチム、アネトールジチオールチオン、アネツマブ・ラブタンシン、アンギオテンシンII、アンチトロンビンIII、アプレピタント、アルシツモマブ、アルグラビン、三酸化ヒ素、アスパラギナーゼ、アテゾリズマブ、アキシチニブ、アザシチジン、バシリキシマブ、ベロテカン、ベンダムスチン、ベシレソマブ、ベリノスタット、ベバシズマブ、ベキサロテン、ビカルタミド、ビサントレン、ブレオマイシン、ブリナツモマブ、ボルテゾミブ、ブセレリン、ボスチニブ、ブレンツキシマブ ベドチン、ブスルファン、カバジタキセル、カボザンチニブ、カルシトニン、ホリナートカルシウム、レボホリナートカルシウム、カペシタビン、カプロマブ、カルバマゼピン、カルボプラチン、カルボコン、カルフィルゾミブ、カルモフール、カルムスチン、カツマキソマブ、セレコキシブ、セルモロイキン、セリチニブ、セツキシマブ、クロラムブシル、クロルマジノン、クロルメチン、シドフォビル、シナカルセト、シスプラチン、クラドリビン、クロドロン酸、クロファラビン、コビメチニブ、コパンリシブ、クリサンタスパーゼ、クリゾチニブ、シクロホスファミド、シプロテロン、シタラビン、ダカルバジン、ダクチノマイシン、ダラツムマブ、ダルベポエチン アルファ、ダブラフェニブ、ダサチニブ、ダウノルビシン、デシタビン、デガレリクス、デニロイキン ジフチトクス、デノスマブ、デプレオチド、デスロレリン、ジアンヒドロガラクチトール、デクスラゾキサン、dibrospidium chloride、ジアンヒドロガラクチトール、ジクロフェナク、ジヌツキシマブ、ドセタキセル、ドラセトロン、ドキシフルリジン、ドキソルビシン、ドキソルビシン+エストロン、ドロナビノール、エクリズマブ、エドレコロマブ、エリプチニウム酢酸塩、エロツズマブ、エルトロンボパグ、エンドスタチン、エノシタビン、エンザルタミド、エピルビシン、エピチオスタノール、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンゼータ、eptaplatin、エリブリン、エルロチニブ、エソメプラゾール、エストラジオール、エストラムスチン、エチニルエストラジオール、エトポシド、エベロリムス、エキセメスタン、ファドロゾール、フェンタニル、フィルグラスチム、フルオキシメステロン、フロクスウリジン、フルダラビン、フルオロウラシル、フルタミド、フォリン酸、ホルメスタン、ホスアプレピタント、ホテムスチン、フルベストラント、ガドブトロール、ガドテリドール、ガドテル酸メグルミン、ガドベルセタミド、ガドキセト酸、硝酸ガリウム、ガニレリクス、ゲフィチニブ、ゲムシタビン、ゲムツズマブ、グルカルピダーゼ、glutoxim、GM-CSF、ゴセレリン、グラニセトロン、顆粒球コロニー刺激因子、ヒスタミン二塩酸塩、ヒストレリン、ヒドロキシカルバミド、I-125シード線源、ランソプラゾール、イバンドロン酸、イブリツモマブチウキセタン、イブルチニブ、イダルビシン、イホスファミド、イマチニブ、イミキモド、インプロスルファン、インジセトロン、インカドロン酸、インゲノールメブタート、インターフェロンα、インターフェロンβ、インターフェロンγ、イオビトリドール、ヨーベングアン(123I)、イオメプロール、イピリムマブ、イリノテカン、イトラコナゾール、イクサベピロン、イキサゾミブ、ランレオチド、ランソプラゾール、ラパチニブ、lasocholine、レナリドミド、レンバチニブ、レノグラスチム、レンチナン、レトロゾール、リュープロレリン、レバミソール、レボノルゲストレル、レボチロキシンナトリウム、リスリド、ロバプラチン、ロムスチン、ロニダミン、マソプロコール、メドロキシプロゲステロン、メゲストロール、メラルソプロール、メルファラン、メピチオスタン、メルカプトプリン、メスナ、メサドン、メトトレキサート、メトキサレン、アミノレブリン酸メチル、メチルプレドニゾロン、メチルテストステロン、メチロシン、ミファムルチド、ミルテホシン、ミリプラチン、ミトブロニトール、ミトグアゾン、ミトラクトール、マイトマイシン、ミトタン、ミトキサントロン、モガムリズマブ、モルグラモスチム、モピダモール、モルヒネ塩酸塩、硫酸モルヒネ、ナビロン、ナビキシモルス、ナファレリン、ナロキソン+ペンタゾシン、ナルトレキソン、ナルトグラスチム、ネシツムマブ、ネダプラチン、ネララビン、ネリドロン酸、ネツピタント/パロノセトロン、ニボルマブ、ペンテトレオチド、ニロチニブ、ニルタミド、ニモラゾール、ニモツズマブ、ニムスチン、ニンテダニブ、ニトラクリン、ニボルマブ、オビヌツズマブ、オクトレオチド、オファツムマブ、オラパリブ、オララツマブ、オマセタキシンメペスクシナート、オメプラゾール、オンダンセトロン、オプレルベキン、オルゴテイン、オリロチモド、オシメルチニブ、オキサリプラチン、オキシコドン、オキシメトロン、オゾガマイシン、p53遺伝子治療、パクリタキセル、パルボシクリブ、パリフェルミン、パラジウム103シード線源、パロノセトロン、パミドロン酸、パニツムマブ、パノビノスタット、パントプラゾール、パゾパニブ、ペグアスパルガーゼ、PEGエポエチンベータ(メトキシPEGエポエチンベータ)、ペムブロリズマブ、ペグフィルグラスチム、ペグインターフェロンα-2b、ペムブロリズマブ、ペメトレキセド、ペンタゾシン、ペントスタチン、ペプロマイシン、ペルフルブタン、ペルホスファミド、ペルツズマブ、ピシバニール、ピロカルピン、ピラルビシン、ピクサントロン、プレリキサホル、プリカマイシン、ポリグルサム、リン酸ポリエストラジオール、ポリビニルピロリドン+ヒアルロン酸ナトリウム、ポリサッカライドK、ポマリドミド、ポナチニブ、ポルフィマーナトリウム、プララトレキサート、プレドニムスチン、プレドニゾン、プロカルバジン、プロコダゾール、プロプラノロール、キナゴリド、ラベプラゾール、racotumomab、ラジウム223塩化物、radotinib、ラロキシフェン、ラルチトレキセド、ラモセトロン、ラムシルマブ、ラニムスチン、ラスブリカーゼ、ラゾキサン、レファメチニブ、レゴラフェニブ、リセドロン酸、レニウム186エチドロン酸、リツキシマブ、ロラピタント、ロミデプシン、ロミプロスチム、ロムルチド、roniciclib、サマリウム(153Sm)レキシドロナム、サルグラモスチム、サツモマブ、セクレチン、シルツキシマブ、シプロイセル-T、シゾフィラン、ソブゾキサン、sodium glycididazole、ソニデギブ、ソラフェニブ、スタノゾロール、ストレプトゾシン、スニチニブ、タラポルフィン、タリモジンラヘルパレプベク、タミバロテン、タモキシフェン、タペンタドール、タソネルミン、テセロイキン、テクネチウム(99mTc)ノフェツモマブメルペンタン、99mTc-HYNIC-[Tyr3]-オクトレオチド、テガフール、テガフール+ギメラシル+オテラシル、テモポルフィン、テモゾロミド、テムシロリムス、テニポシド、テストステロン、テトロホスミン、サリドマイド、チオテパ、チマルファシン、チロトロピンアルファ、チオグアニン、トシリズマブ、トポテカン、トレミフェン、トシツモマブ、トラベクテジン、トラメチニブ、トラマドール、トラスツズマブ、トラスツズマブ エムタンシン、トレオスルファン、トレチノイン、トリフルリジン+チピラシル、トリロスタン、トリプトレリン、トラメチニブ、トロホスファミド、トロンボポエチン、トリプトファン、ウベニメクス、valatinib、バルルビシン、バンデタニブ、バプレオチド、ベムラフェニブ、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビンデシン、ビンフルニン、ビノレルビン、ビスモデギブ、ボリノスタット、ボロゾール、イットリウム90ガラスミクロスフェア、ジノスタチン、ジノスタチンスチマラマー、ゾレドロン酸、ゾルビシンが挙げられる。
【0055】
本発明の化合物は、例えば、PD-1/PD-L1軸に対するアンタゴニストなどの免疫チェックポイント阻害剤などの、免疫系を標的とする別の薬剤と組み合わせることもできる。
【0056】
PD-1と、そのリガンドであるPD-L1およびPD-L2は、T細胞活性化の負の調節因子として作用する。AhRは、免疫細胞の機能を抑制し、がん細胞の増殖と運動性を増強する。PD-L1は様々ながんにおいて過剰発現され、PD-1の過剰発現は、腫瘍へのT細胞の浸潤と同時に起こることが多い。この結果、T細胞の活性化が弱まり、免疫監視からの回避が起こることから、抗腫瘍免疫応答が低下する(Keir M E et al. (2008) Annu. Rev. Immunol. 26:677)。
【0057】
PD-1/PD-L1軸とAhRを同時に標的とすることによって、付加的な方法よりも抗腫瘍免疫応答を向上させることができ、予想外にも、腫瘍の増殖を抑制することができる。
【0058】
したがって、驚くべきことに、PD-1/PD-L1軸に対するアンタゴニストとAhRアンタゴニストを含む組成物は、免疫応答の向上とがんの治療に効果的であることが分かった。
【0059】
さらに、本発明の化合物は、AhRが関連するその他の様々な疾患の治療薬としても使用することができる。
【0060】
AhRの異常なシグナル伝達による炎症に関連するその他の障害の例として、感染症に対するワクチン接種、がん、ウイルス感染症、肥満および食餌誘発性肥満、脂肪症、代謝性疾患、肝脂肪変性、女性の子宮類線維腫(子宮平滑筋腫または子宮筋腫)、慢性腎障害、急性腎不全および慢性腎不全、糖尿病性腎症、炎症性腎症、高血圧性腎症、心不全、狭心症、高血圧、肺高血症、虚血、血管障害、血栓塞栓障害、動脈硬化症、鎌状赤血球貧血、勃起障害、良性前立腺肥大、良性前立腺肥大に関連する排尿障害、ハンチントン病、認知症、アルツハイマー病、ならびにクロイツフェルトヤコブ病が挙げられる。
【0061】
さらに、別の態様において、式(I)で示されるAhRアンタゴニストなどのAhRモジュレーターと薬学的に許容される添加剤とを含む医薬組成物が提供される。
【0062】
いくつかの態様において、構成的なAhR活性の調節を必要とする対象における構成的なAhR活性の調節に使用するための、式(I)で示されるAhRアンタゴニストなどのAhRモジュレーターを含む医薬組成物が提供される。
【0063】
いくつかの態様において、AhRの活性を調節することによるがんまたはがん性状態の治療に使用するための、式(I)で示されるAhRアンタゴニストなどのAhRモジュレーターを含む医薬組成物が提供される。
【0064】
いくつかの態様において、がん、がん性状態または腫瘍を有する対象における、がん細胞の増殖、組織浸潤、転移および血管新生の抑制に使用するための、式(I)で示されるAhRアンタゴニストなどのAhRモジュレーターを含む医薬組成物が提供される。
【0065】
本明細書に記載のこれらの態様およびこのような態様のいくつかの実施形態において、前記使用は、がん、がん性状態または腫瘍を有する対象を選択する工程をさらに含む。このような実施形態のいくつかにおいて、前記がんは、乳がん、扁平上皮細胞がん、肺がん、腹膜がん、肝細胞がん、胃がん、膵臓がん、膠芽腫、子宮頸がん、卵巣がん、肝臓がん、膀胱がん、ヘパトーマ、大腸がん、結腸直腸がん、子宮内膜癌、子宮癌、唾液腺癌、腎臓がん、前立腺がん、外陰がん、甲状腺がん、頭頸部がん、B細胞リンパ腫、慢性リンパ性白血病(CLL)、急性リンパ芽球性白血病(ALL)、ヘアリー細胞白血病または慢性骨髄芽球性白血病である。このような実施形態のいくつかにおいて、前記がんは肝細胞がんである。
【0066】
本明細書に記載のこれらの態様およびこのような態様のいくつかの実施形態において、前記使用は1種以上の追加の抗がん療法をさらに含む。このような実施形態のいくつかにおいて、追加の抗がん療法は、外科手術、放射線療法、生物学的療法、免疫療法または化学療法を含む。
【0067】
本明細書に記載のこれらの態様およびこのような態様のいくつかの実施形態において、前記使用は1種以上の抗がん治療剤をさらに含む。このような実施形態のいくつかにおいて、前記抗がん治療剤は、化学療法剤、増殖抑制剤、抗血管新生剤、細胞傷害剤、抗ホルモン剤、プロドラッグまたはサイトカインである。
【発明の効果】
【0068】
式(I)で示される本発明の新規化合物は、AhRの活性を効果的に調節することができることから、AhRの活性に関連する様々な疾患、障害または状態、例えば、がん、がん性状態、腫瘍、線維症、免疫応答の調節異常を伴う状態(例えば、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス(SLE)、多発性硬化症(MS)などの自己免疫疾患を含む)、またはAhRの異常なシグナル伝達に関連するその他の障害などのための治療薬または予防薬として有用である。
【発明を実施するための形態】
【0069】
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
【0070】
別段の記載がない限り、本明細書で使用されているすべての技術用語は、本発明が属する技術分野の当業者によって一般に理解される意味を有する。また、特定の方法および特定の試料を参照して本発明を説明してきたが、それらの類似物や等価物も本発明の範囲内に含まれる。さらに、本明細書に記載の数値は、別段の明記がない限り、「約」という意味を含むと解釈される。本明細書に記載のあらゆる刊行物およびその他の参考文献は、引用によりその全体が本明細書に援用される。
【0071】
本明細書で使用される基の定義を詳細に説明する。別段の記載がない限り、各基は以下の定義を有し、当業者によって一般に理解される意味で使用される。
【0072】
本明細書において、「ハロ」、「ハロゲン」、「ハロゲン化物」は、フルオロ、クロロ、ブロモまたはヨードを含む。
【0073】
本明細書において、「アルキル」は脂肪族炭化水素基を指し、直鎖状炭化水素基および分枝状炭化水素基を含む。例えば、C1-6アルキルは、炭素数1~6の脂肪族炭化水素であり、具体的には、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、1-エチルプロピル、ヘキシル、イソヘキシル、1,1-ジメチルブチル、2,2-ジメチルブチル、3,3-ジメチルブチルおよび2-エチルブチルが挙げられる。別段の記載がない限り、アルキルは、C1-6アルキルを指し、C1-4アルキルであることが好ましく、C1-3アルキルであることがより好ましい。
【0074】
本明細書において、「アルケニル」は、少なくとも1つの炭素-炭素二重結合を含む脂肪族炭化水素基を指し、直鎖状炭化水素基および分枝状炭化水素基を含む。「アルケニル」の例として、ビニル、アリル、ブタ-1-エニルまたはブタ-2-エニルが挙げられるが、これらに限定されない。
【0075】
本明細書において、「アルキニル」は、少なくとも1つの炭素-炭素三重結合を含む脂肪族炭化水素基を指し、直鎖状炭化水素基および分枝状炭化水素基を含む。「アルキニル」の例として、エチニル、プロパルギル、ブタ-1-イニルまたはブタ-2-イニルが挙げられるが、これらに限定されない。
【0076】
本明細書において、「ハロアルキル」は、1個以上のハロゲン原子で置換されたアルキル基を指し、アルキル基の定義は前述の通りである。「ハロ」は、F、Cl、BrまたはIを指し、「ハロゲン」と同じ意味で使用される。別段の記載がない限り、ハロアルキルは、フルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロメチル、トリフルオロメチルまたは2,2,2-トリフルオロメチルを指す。
【0077】
本明細書において、「アルコキシ」は、-O-アルキル基またはアルキル-O-基を指し、アルキル基の定義は前述の通りである。例えば、「アルコキシ」の例として、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、n-ブトキシおよびt-ブトキシが挙げられる。
【0078】
本明細書において、「アルコキシアルキル」は、アルキル-O-アルキル基を指し、アルキル基の定義は前述の通りである。「アルコキシアルキル」の例として、メトキシメチル、エトキシメチル、メトキシエチルまたはイソプロポキシメチルが挙げられるが、これらに限定されない。
【0079】
本明細書において、単独の用語として、または別の用語と組み合わせて使用される「ヒドロキシ」または「ヒドロキシル」は、-OHを意味する。
【0080】
本明細書において、「シアノ」は-CNを指し、「シアノアルキル」は、-CNで置換されたアルキルを指す。アルキル基の定義は前述の通りである。
【0081】
本明細書において、「アミノ」は-NH2を指し、「ニトロ」は-NO2を指す。
【0082】
本明細書において、「カルボキシ」は-C(O)-OH基を指す。
【0083】
本明細書において、「エステル」は-C(O)-OR基を指し、ここでRはアルキルであり、C1-10アルキルであってもよく、C1-8アルキル、C1-6アルキルまたはC1-4アルキルであることが好ましい。このようなエステル基は置換されていなくてもよく、1つ以上の適切な置換基で置換されていてもよい。
【0084】
本明細書において、「シクロアルキル」は、置換または非置換の環状アルキルを指す。例えば、C3-20シクロアルキルは、炭素数3~20の一価の飽和炭化水素環系を指す。シクロアルキルの例として、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチルなどが挙げられるが、これらに限定されない。シクロアルキルは、別段の記載がない限り、好ましくは、C3-8シクロアルキルまたはC3-6シクロアルキルであってもよい。
【0085】
本明細書において、「アリール」は、例えば、親の芳香環系の1つの炭素原子から水素原子を1つ取り除くことにより生じた炭素数6~20(C6-20)の一価の芳香族炭化水素を指す。アリールには、飽和環または部分不飽和環と縮合した芳香環を含む二環式基が含まれていてもよい。アリール基の例として、ベンゼン(フェニル)、置換フェニル、ビフェニル、ナフチル、トルイル、ナフタレニル、アントラセニル、インデニル、インダニルなどに由来する基が挙げられる。別段の記載がない限り、アリールは、C6-12アリールを指し、C6-10アリールであることが好ましい。
【0086】
本明細書において、「ヘテロアリール」は、N、OおよびSから選択される1個以上(好ましくは1~3個のヘテロ原子を含む炭素1~10員環の複素単環式芳香族炭化水素または複素多環式芳香族炭化水素に由来する一価または二価の置換基を指す。ヘテロアリールの例としては、チエニル、フリル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、1,2,4-オキサジアゾリル、1,3,4-オキサジアゾリル、1,2,4-チアジアゾリル、1,3,4-チアジアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、トリアジニル、インドリルなどが挙げられるが、これらに限定されない。二環式ヘテロアリールの例としては、インドリル、ベンゾチオフェニル、ベンゾフラニル、ベンズイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンズイソオキサゾリル、ベンズチアゾリル、ベンズチアジアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、フリニル、フロピリジニル、オクタヒドロピラノピリジン、ベンゾジオキソリル、およびこれらの類似基が挙げられるが、これらに限定されない。別段の記載がない限り、ヘテロアリールは、C3-10ヘテロアリールであり、C3-7ヘテロアリールであることが好ましく、C3-5ヘテロアリールであることがより好ましい。
【0087】
本明細書において、「ヘテロシクロアルキル」は、N、OおよびSから選択される1個以上(例えば、1~4個)のヘテロ原子を含む炭素3~10員環の単環式アルキル、二環式アルキル、三環式アルキルまたはそれ以上の個数の環を有するアルキルを指す。さらに、本発明におけるヘテロシクロアルキルは、縮合ヘテロシクロアルキルであってもよく、架橋ヘテロシクロアルキルであってもよい。非芳香環の例としては、アゼチジニル、オキセタニル、テトラヒドロチエニル、テトラヒドロフラニル、ピロリニル、ピロリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、オキサゾリニル、オキサゾリジニル、オキサピペラジニル、オキサピペリジニル、ピラゾリニル、ピラゾリジニル、チアゾリニル、チアゾリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロイソチアゾリル、テトラヒドロオキサゾリル、テトラヒドロイソオキサゾリル、ピペリジニル、ピペラジニル、テトラヒドロピラニル、ジヒドロピラニル、テトラヒドロピリジニル、ジヒドロピリジニル、ジヒドロチオピラニル、テトラヒドロピリミジニル、 テトラヒドロピリダジニル、ジヒドロピラニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチオピラニル、モルホリニル、インドリニル、インドリニルメチル、チオモルホリニル、アゼパニル、ジアゼパニル、N-オキシド、アザアダマンタニル、ジアザアマンタニルなどが挙げられるが、これらに限定されない。ヘテロシクロアルキルによる置換は、炭素原子またはヘテロ原子を介したものであってもよい。ヘテロシクロアルキル基は、前記1つ以上の基を介して1つ以上の適切な基で置換されていてもよい。別段の記載がない限り、ヘテロシクロアルキルは、炭素3~10員環のヘテロシクロアルキルを指し、C3-7ヘテロシクロアルキルであることが好ましく、炭素3~5員環のヘテロシクロアルキルであることがより好ましい。
【0088】
「置換」は、別段の記載がない限り、ハロゲン原子(例えば、F、Cl、BrまたはI)、シアノ基、水酸基、チオール基、ニトロ基、アミノ基、イミノ基、アジド基、アミジノ基、ヒドラジノ基、ヒドラゾノ基、オキソ基、カルボニル基、カルバミル基、エステル基、エーテル基、カルボキシル基またはその塩、スルホン酸基またはその塩、リン酸またはその塩、C1-6アルキル基、ハロC1-6アルキル基、ヒドロキシC1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、ハロC2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、ハロC2-6アルキニル基、C1-6アルコキシ基、ハロC1-6アルコキシ基、ヒドロキシC1-6アルコキシ基、C1-20アルキルチオ基、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6アルキルカルボニル基、C1-6アルコキシカルボニル基、C3-20炭素環基(例えば、C3-9シクロアルキル基、ハロC3-9シクロアルキル基、C3-9シクロアルケニル基、ハロC3-9シクロアルケニル基、C1-9ヘテロシクロアルキル基、ハロC1-9ヘテロシクロアルキル基、C2-9ヘテロシクロアルケニル基、ハロC2-9ヘテロシクロアルケニル基)およびC1-20複素環基(例えば、C6-20アリール基、C6-20アリールオキシ基、C6-20アリールチオ基、C2-20ヘテロアリール基、C2-20ヘテロアリールオキシ基、C2-20ヘテロアリールチオ基)からなる群から選択される1~3個の置換基によって少なくとも1つの水素原子が置換されていることを意味する。
【0089】
現在までに行われた研究および得られた結果から、式(I)で示される後述の化合物、ならびにその異性体、異性体混合物、薬学的に許容される塩および溶媒和物は、特に興味深いものであると考えられる。
【0090】
アリール炭化水素受容体
アリール炭化水素受容体(「AhR」)は、塩基性ヘリックスループヘリックス転写因子ファミリーのリガンド依存性メンバーであり、多環式芳香族炭化水素、インドール、フラボノイドなどの構造的に多様な多数の合成化合物および天然化合物によって活性化されることが知られている。リガンドが結合していない状態のAhRは、分子シャペロンである2分子の熱ショックタンパク質90(「hsp90」)と、イムノフィリン様タンパク質であるXAP2と、hsp90相互作用タンパク質であるp23と会合した潜在状態で細胞質内コンパートメントに存在している。
【0091】
本明細書において、「アリール炭化水素受容体」すなわち「AhR」は、例えば、NP_001612で示される848アミノ酸長のポリペプチド、ならびにその天然アレルバリアント、天然スプライスバリアントおよび何らかのプロセスを受けた形態を指す。AhRは、通常、ヒトAhRを指す。さらに、「AhR」は、AhRポリペプチドの切断型形態または断片、例えば、特定のAhRドメインを含む切断型形態または断片を指す。本明細書では、このような形態のAhRを、例えば、「AhR(122-224)」として示している。
【0092】
AhRモジュレーター
本発明者らは、本明細書に記載の新規なAhRモジュレーター化合物(例えば、式(I)で示される低分子化合物など)が、AhRアンタゴニストとして作用することによって、構成的なAhRの活性を調節できることを見出した。さらに、本発明者らは、このAhRモジュレーター化合物が、がん細胞の増殖、ならびに腫瘍の浸潤、転移および血管新生を抑制できることを見出した。したがって、本明細書では、がんの増殖および腫瘍細胞の浸潤、ならびに自己免疫疾患などの免疫関連疾患を治療および抑制するための治療用組成物ならびにそのような方法に使用するための、AhRの新規モジュレーターおよび構成的なAhRシグナル伝達の新規モジュレーターについて述べる。
【0093】
AhRは、様々な機能的反応に介在する。AhRが介在する機能的反応として、例えば、5’-TNGCGTG-3’の配列を持つDREやXREなどの応答性エレメントを有する標的遺伝子やAhR遺伝子バッテリーのde novo転写が挙げられるが、これに限定されない。別のAhRシグナル伝達経路も報告されており、網膜芽細胞腫タンパク質、エストロゲン受容体(ER)または転写因子E2F1への結合や、NFκB経路サブユニットであるRelAおよびRelBへの結合が報告されている。AhRは、ユビキチンリガーゼとしても作用する。したがって、AhRが介在するシグナル伝達には複数の経路が含まれ、例えば、構成的なAhRシグナル伝達経路および非構成的なAhRシグナル伝達経路、または構成的なシグナル伝達活性および非構成的なシグナル伝達活性が含まれる(これらの用語については本明細書で定義している)。
【0094】
本明細書において、「構成的なAhRシグナル伝達」は、AhRの構成的な核内移行または長期的な核内移行を引き起こしたり、無秩序な細胞成長および増殖、腫瘍細胞の侵襲またはこれらの組み合わせに関与する1つ以上のAhR遺伝子バッテリーの活性化または調節を引き起こしたりする1つ以上の内因性AhRリガンドまたは1つ以上の環境因子(毒素や汚染物質など)によって活性化または誘導されたAhR介在性またはAhR調節性の1つ以上のシグナル伝達経路を指す。
【0095】
本明細書において、「非構成的なAhRシグナル伝達」は、AhRの構成的な核内移行や長期的な核内移行を引き起こさず、無秩序な細胞成長および増殖、腫瘍細胞の侵襲またはこれらの組み合わせに関与する1つ以上のAhR遺伝子バッテリーの活性化や調節も引き起こさないAhR介在性またはAhR誘導性の1つ以上のシグナル伝達経路を指す。いくつかの実施形態において、非構成的なAhRシグナル伝達は、CYP1A1やCYP1B1またはその組み合わせの発現のアップレギュレーションを引き起こさない。
【0096】
したがって、本明細書において、「AhRモジュレーター」は、AhR受容体が介在する1つ以上のプロセス、機構、効果、反応、機能、活性または経路の定性的または定量的な変化、変更または調節を、調節、誘導または促進する薬剤(例えば、式(I)で示される化合物)を指す。AhRモジュレーター(例えば、本明細書に記載のAhRのアンタゴニストなど)が介在するそのような変化は、AhRの構成な活性の低下、抑制または転換を指してもよい。「発現」は、RNAおよびタンパク質(場合に応じて分泌タンパク質)の生成に関与する細胞プロセスを指し、この細胞プロセスとして適用可能なものとして、例えば、転写、翻訳、フォールディング、修飾およびプロセシングが挙げられるが、これらに限定されない。「発現産物」は、遺伝子から転写されたRNA、および遺伝子から転写されたmRNAが翻訳されることによって得られたポリペプチドを含む。
【0097】
AhRモジュレーターに関連して使用される「調節」という用語は、当技術分野での用法と同じ意味で使用され、例えば、1つ以上の生物学的プロセス、機構、効果、反応、機能、活性、経路またはその他の目的とする現象の定性的または定量的な変化、変更または調節の誘導または促進を意味する。したがって、本明細書において、「調節」は、AhR受容体が介在する1つ以上のプロセス、機構、効果、反応、機能、活性または経路の定性的または定量的な変化、変更または調節を意味する。
【0098】
AhRモジュレーターに関連して本明細書において使用される「薬剤」という用語は、あらゆる化合物または物質を意味し、例えば、低分子、核酸、ポリペプチド、ペプチド、薬物、イオンなどが挙げられるが、これらに限定されない。「薬剤」は、どのような化学物質、物質または部分であってもよく、例えば、合成または天然のタンパク質性の物質または非タンパク質性の物質が挙げられるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態において、薬剤は、核酸、核酸類似体、タンパク質、抗体、ペプチド、アプタマー、核酸オリゴマー、アミノ酸または糖鎖であり、具体的には、タンパク質、オリゴヌクレオチド、リボザイム、DNAzyme、糖タンパク質、siRNA、リポタンパク質、アプタマー、これらの改変体、これらの組み合わせなどが挙げられるが、これらに限定されない。特定の実施形態において、本明細書で述べるように、薬剤は、化学的部分を有する低分子である。この化学的部分として、例えば、置換または非置換のアルキル部分、芳香族部分またはヘテロシクリル部分が挙げられる。化合物は、所望の活性および/または特性を持つことが判明している化合物であってもよく、例えば、AhRの活性を調節できることが判明している化合物であってもよく、例えば、本明細書に記載のスクリーニング方法などを利用することによって、様々な化合物を含むライブラリーから選択されたものであってもよい。
【0099】
いくつかの実施形態において、AhRモジュレーターは、AhRに選択的に結合する。本明細書において、「選択的に結合する」または「特異的に結合する」とは、本明細書に記載のAhRアンタゴニストが、10-5M(10000nM)以下のKD、例えば、10-6M以下、10-7M以下、10-8M以下、10-9M以下、10-10M以下、10-11M以下または10-12M以下のKDで、標的(例えばAhRなど)に結合できることを指す。例えば、本明細書に記載のアンタゴニストが、10-5M以下のKDでAhRに結合するが、その他の分子や関連するホモログには結合しない場合に、このアンタゴニストがAhRに特異的に結合すると言う。特異的な結合は、例えば、アンタゴニストのアフィニティおよびアビディティ、ならびに使用するアンタゴニストの濃度の影響を受ける場合がある。当業者であれば、本明細書で述べるような、好適な細胞結合アッセイを利用したAhRアンタゴニストの力価測定などの好適な方法を使用して、本明細書に記載のアンタゴニストが選択的に結合する適切な条件を決定することができる。
【0100】
本明細書に記載の組成物および方法のいくつかの態様において、AhRモジュレーターは、本明細書に記載の式(I)で示される化学構造を有するAhRアンタゴニストである。
【0101】
本明細書において、AhRは、「AhRアンタゴニスト」である。AhRアンタゴニストは、AhRに特異的に結合してもそれ自体では生物学的応答を誘導しないが、AhRアゴニストを介した反応またはAhRリガンドを介した反応を遮断または低下させることができるAhR阻害剤を指す。すなわち、AhRアンタゴニストは、AhRに結合することができるが、AhRを活性化せず、AhRに結合することによってAhRアゴニストとの相互作用を破壊し、AhRアゴニストに置き換わり、かつ/またはAhRアゴニストの機能を抑制する。したがって、本明細書で述べるように、AhRアンタゴニストは、AhRに結合しても、AhRの活性の誘導物質としては機能せず、すなわち、純粋なAhR阻害剤として機能する。いくつかの実施形態において、AhRアンタゴニストは、AhRに選択的に結合する。
【0102】
これらの態様のいくつかの実施形態において、例えば、式(I)の化合物などの本明細書に記載のAhRアンタゴニストは、定着腫瘍の増殖および進行を介在する構成的なAhRエフェクター機能を遮断する。別の実施形態において、本明細書に記載の式(I)で示される低分子AhRアンタゴニストは、環境因子(リガンド)に暴露されると、AhRを介したCYP1A1の誘導と変異誘発を阻害することによって化学的抑制剤として作用する。
【0103】
これらの態様のいくつかの実施形態において、本明細書に記載の式(I)で示されるAhRアンタゴニストは、構成的に活性なAhRによる早い段階での悪性転換の誘導を抑制する。いくつかの実施形態において、本明細書に記載の式(I)で示される化合物は、構成的なAhRシグナル伝達を介したがん細胞または腫瘍細胞の増殖を抑制する。いくつかの実施形態において、本明細書に記載の式(I)で示される化合物は、構成的なAhRシグナル伝達を介した腫瘍の浸潤による悪性転換の誘導を抑制する。
【0104】
したがって、本明細書に記載の様々な態様において使用するための、式(I)で示されるAhRアンタゴニストが提供される。
【0105】
本発明の一態様は、ヒトアリール炭化水素受容体(AhR)を調節することができる新規化合物に関する。この化合物はAhRに特異的に結合する。
【0106】
いくつかの実施形態において、前記化合物またはそのエナンチオマー、ジアステレオマー、ラセミ体、溶媒和物、水和物もしくは薬学的に許容される塩は、式(I)
【化2】
(式中、
X
1、X
2およびX
3は、それぞれ独立して、CR
2、NまたはNR
3であり;
Ar
1およびAr
2は、置換または非置換の単環式または二環式のC
6-10アリール、置換または非置換の単環式または二環式のC
5-10ヘテロアリール、および置換または非置換の単環式または二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキルからそれぞれ独立して選択され;
Dは、H、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、置換または非置換の、C
1-5アルキル、単環式もしくは二環式のC
3-10シクロアルキル、C
1-5アルキルヒドロキシ、C
1-5アルケニルヒドロキシ、C
1-5アルキニルヒドロキシ、C
1-5アルキルアミン、C
1-5アルケニルアミン、C
1-5アルキニルアミン、単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル、または単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロアリールであり;
Eは、存在しないか(直接結合)、またはアミノ、置換もしくは非置換の、C
1-5アルキル、単環式もしくは二環式のC
3-10シクロアルキル、C
1-5アルキルヒドロキシ、C
1-5アルケニルヒドロキシ、C
1-5アルキニルヒドロキシ、C
1-5アルキルアミン、C
1-5アルケニルアミン、C
1-5アルキニルアミン、単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル、もしくは単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロアリールであり;あるいは
DとEが、これらに結合している原子と一緒になって、置換または非置換の単環式または二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル環を形成し;
Gは、存在しないか(直接結合)、またはH、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、エーテル(-O-)、チオエーテル(-S-)、スルフィニル(-SO-)、スルホニル(-SO
2-)、スルホニルアミド(-SO
2NR
4-)、アミノスルホニル(-NR
4SO
2-)、カルボニル(-(CO)-)、アミド(-(CO)NR
4-)、逆アミド(-NR
4(CO)-)、エステル(-(CO)O-)、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
3-10シクロアルキル、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
6-10アリール、もしくは置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
5-10ヘテロアリールであり;
R
1は、存在しないか、またはH、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、N(R
5)
2、OR
5、置換もしくは非置換の、C
1-5アルキル、C
3-10シクロアルキル、C
1-5アルキルヒドロキシ、C
1-5アルケニルヒドロキシ、C
1-5アルキニルヒドロキシ、C
1-5アルキルアミン、C
1-5アルケニルアミンもしくはC
1-5アルキニルアミン、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル、もしくは置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
5-10ヘテロアリールであり;
R
2は、H、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはC
1-3アルキルであり;
R
3は、H、ハロ、シアノ、ヒドロキシルまたはアミノであり;
R
4は、H、置換もしくは非置換のC
1-5アルキル、置換もしくは非置換のC
1-5アルコキシ、または置換もしくは非置換のC
1-5アルキルカルボン酸であり;
R
5は、H、置換もしくは非置換のC
1-5アルキル、置換もしくは非置換のC
1-5アルコキシ、または置換もしくは非置換のC
1-5アルキルカルボン酸である)
で示される構造を有する。
【0107】
好ましい一実施形態において、Ar1は、N、OおよびSからなる群から選択される1個以上のヘテロ原子を含む置換または非置換の単環式C5-7ヘテロアリールであってもよい。より好ましくは、Ar1は、N、OおよびSからなる群から選択される1個または2個のヘテロ原子を含む単環式C5-6ヘテロアリールであってもよく、この単環式C5-6ヘテロアリールは、置換されていなくてもよく、C1-3アルキルで置換されていてもよい。さらに好ましくは、Ar1は、メチルで置換されたまたは非置換のピラゾールまたはピリジンであってもよい。
【0108】
好ましい一実施形態において、Ar2は、N、OおよびSからなる群から選択される1個以上のヘテロ原子を含む単環式または二環式のC6-10アリールであってもよく、この単環式または二環式のC6-10アリールは、置換されていなくてもよく、ハロで置換されていてもよい。より好ましくは、Ar2は、クロロで置換されたまたは非置換のフェニルであってもよい。
【0109】
好ましい一実施形態において、Dは、Hであってもよく、C1-3アルキルであってもよい。
【0110】
好ましい一実施形態において、Eは、存在しなくてもよく(直接結合)、またはアミノ、置換もしくは非置換の、C1-4アルキル、単環式もしくは二環式のC3-8シクロアルキル、C1-4アルキルヒドロキシ、C1-4アルケニルヒドロキシ、C1-4アルキニルヒドロキシ、C1-4アルキルアミン、C1-4アルケニルアミン、C1-4アルキニルアミン、単環式もしくは二環式のC3-8ヘテロシクロアルキル、もしくは単環式もしくは二環式のC3-8ヘテロアリールであってもよく;前記単環式または二環式のC3-8ヘテロシクロアルキルおよび前記単環式または二環式のC3-8ヘテロアリールは、N、OおよびSからなる群から選択される1個以上(好ましくは1個または2個)のヘテロ原子を含む。
【0111】
好ましい一実施形態において、DとEは、これらに結合している原子と一緒になって、置換または非置換の単環式または二環式のC3-10ヘテロシクロアルキル環を形成してもよく、この単環式または二環式のC3-10ヘテロシクロアルキル環は、N、OおよびSからなる群から選択される1個以上のヘテロ原子を含む。より好ましくは、前記単環式または二環式のC3-10ヘテロシクロアルキル環は、非置換または置換の、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピペラジンまたはオクタヒドロピラノピリジンであってもよい。
【0112】
好ましい一実施形態において、Gは、存在しないか(直接結合)、またはH、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、エーテル(-O-)、チオエーテル(-S-)、スルフィニル(-SO-)、スルホニル(-SO2-)、スルホニルアミド(-SO2NR4-)、アミノスルホニル(-NR4SO2-)、カルボニル(-(CO)-)、アミド(-(CO)NR4-)、逆アミド(-NR4(CO)-)、エステル(-(CO)O-)、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC3-8シクロアルキル、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC3-8ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC6-10アリール、もしくは置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC5-8ヘテロアリールであり;前記単環式または二環式のC3-8ヘテロシクロアルキルおよび前記単環式または二環式のC5-8ヘテロアリールは、N、OおよびSからなる群から選択される1個以上(好ましくは1個または2個)のヘテロ原子を含む。
【0113】
好ましい一実施形態において、R1は、存在しないか、またはH、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、N(R5)2、OR5、置換もしくは非置換の、C1-4アルキル、C3-8シクロアルキル、C1-4アルキルヒドロキシ、C1-4アルケニルヒドロキシ、C1-4アルキニルヒドロキシ、C1-4アルキルアミン、C1-4アルケニルアミンもしくはC1-4アルキニルアミン、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC3-8ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC5-8ヘテロアリール、ホスフェート、もしくは置換もしくは非置換のC1-3アルキルホスフェートであり、前記単環式または二環式のC3-8ヘテロシクロアルキルおよび前記単環式または二環式のC5-8ヘテロアリールは、N、OおよびSからなる群から選択される1個以上(好ましくは1個または2個)のヘテロ原子を含む。
【0114】
さらに、より具体的な一実施形態において、式(I)の化合物は、
1.(R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ブタン-1-オール、
2.(S)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-1-オール、
3.(S)-2-((4-(4-クロロフェニル)-6-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)プロパン-1-オール、
4.2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)-2-メチルプロパン-1-オール、
5.2-((4-(4-クロロフェニル)-6-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)-2-メチルプロパン-1-オール、
6.2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)エタン-1-オール、
7.3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-1-オール、
8.(S)-1-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-2-オール、
9.(R)-1-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-2-オール、
10.3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-1,2-ジオール、
11.(R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-1-オール、
12.2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)-3-メチルブタン-1-オール、
13.(S)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)-3-メチルブタン-1-オール、
14.(R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)-3-メチルブタン-1-オール、
15.2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ブタン-1-オール、
16.2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-1,3-ジオール、
17.(R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)-1-フェニルエタン-1-オール、
18.(S)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)-1-フェニルエタン-1-オール、
19.6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)ピリミジン-4-アミン、
20.N1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-N3,N3-ジメチルプロパン-1,3-ジアミン、
21.6-(4-クロロフェニル)-N-エチル-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
22.6-(4-クロロフェニル)-N-プロピル-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
23.N-ブチル-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
24.1-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ブタン-2-オール、
25.6-(4-クロロフェニル)-N-(シクロプロピルメチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
26.6-(4-クロロフェニル)-N-シクロペンチル-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
27.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-メチルピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
28.N-(tert-ブチル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
29.(1R,2R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール、
30.(1S,2R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール、
31.6-(4-クロロフェニル)-N-(ピリジン-2-イルメチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
32.6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(ピリジン-3-イルメチル)ピリミジン-4-アミン、
33.6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(ピリジン-4-イルメチル)ピリミジン-4-アミン、
34.trans-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-オール、
35.trans-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-オール、
36.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-2-イル)メタノール、
37.2-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-2-イル)エタン-1-オール、
38.(R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール、
39.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール、
40.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-イル)メタノール、
41.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-オール、
42.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
43.2-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)エタン-1-オール、
44.3-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)プロパン-1-オール、
45.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
46.4-(4-クロロフェニル)-6-(ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
47.4-(4-クロロフェニル)-6-(2-メチルピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
48.4-(4-クロロフェニル)-6-(3-メチルピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
49.4-(4-クロロフェニル)-6-(2,6-ジメチルピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
50.4-(4-クロロフェニル)-6-(3,5-ジメチルピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
51.4-(4-クロロフェニル)-6-(3,3-ジフルオロピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
52.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(3-(トリフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリミジン、
53.4-(4-クロロフェニル)-6-(3-エチルピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
54.6-(4-クロロフェニル)-N-(ピペリジン-4-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
55.6-(4-クロロフェニル)-N-(ピペリジン-3-イルメチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
56.6-(4-クロロフェニル)-N-(ピペリジン-4-イルメチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
57.6-(4-クロロフェニル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
58.6-(4-クロロフェニル)-N-(2-(ピペリジン-4-イル)エチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
59.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-2-イル)メタンアミン、
60.(R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-アミン、
61.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-アミン、
62.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-イル)メタンアミン、
63.(S)-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-イル)メタンアミン、
64.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-アミン、
65.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタンアミン、
66.(1R,2S)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール、
67.(1S,2S)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール、
68.trans-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール、
69.(1R,2R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-オール、
70.cis-4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-2,6-ジメチルモルホリン、
71.4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)モルホリン、
72.6-(4-クロロフェニル)-N-(モルホリン-2-イルメチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
73.4-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-イル)モルホリン、
74.4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)チオモルホリン、
75.6-(4-クロロフェニル)-N-(3-モルホリノプロピル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
76.(R)-4-(4-クロロフェニル)-6-(2-メチルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
77.(R)-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-メチルピペラジン-1-イル)(フェニル)メタノン、
78.(R)-4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-カルボン酸メチル、
79.(R)-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-イル)メタノール、
80.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(2,3-ジクロロフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
81.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(2,5-ジメトキシベンジル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
82.2-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オール、
83.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(2-メトキシフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
84.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(2-エトキシフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
85.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(2-フルオロフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
86.(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)(フラン-2-イル)メタノン、
87.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-フェネチルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
88.6-(4-クロロフェニル)-N-(2-(ピペラジン-1-イル)エチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
89.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(ピリジン-2-イル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
90.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(ピリミジン-2-イル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン、
91.4-(2-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)エチル)モルホリン、
92.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
93.trans-4-(4-クロロフェニル)-6-(4-シンナミルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
94.4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-オン、
95.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-フェニルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
96.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-プロピルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
97.4-(4-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-5-イルメチル)ピペラジン-1-イル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
98.(S)-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-イル)メタノール、
99.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(4-フルオロフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
100.6-(4-クロロフェニル)-N-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジン-4-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
101.6-(4-クロロフェニル)-N-(ピペリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
102.4-(4-クロロフェニル)-6-(ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
103.trans-4-(4-クロロフェニル)-6-(2,5-ジメチルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
104.cis-4-(4-クロロフェニル)-6-(3,5-ジメチルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
105.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-メチルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
106.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-エチルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
107.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
108.1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン、
109.4-(4-クロロフェニル)-6-(3-エチルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
110.4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボン酸エチル、
111.4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-カルボン酸、
112.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-カルボン酸メチル、
113.(S)-4-(4-クロロフェニル)-6-(2-フェニルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
114.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(o-トリル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン、
115.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(p-トリル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン、
116.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(m-トリル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン、
117.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン、
118.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(2,3-ジメチルフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
119.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(3,4-ジクロロフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
120.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(4-メトキシフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
121.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(4-ニトロフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
122.4-(4-クロロフェニル)-6-(3-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
123.4-(4-ベンズヒドリルピペラジン-1-イル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
124.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-((4-クロロフェニル)(フェニル)メチル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
125.1’-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)スピロ[インデン-1,4’-ピペリジン]、
126.6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(ピロリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
127.(R)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(ピロリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
128.(R)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(ピロリジン-3-イルメチル)ピリミジン-4-アミン、
129.6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(2-(ピロリジン-1-イル)エチル)ピリミジン-4-アミン、
130.6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(3-(ピロリジン-1-イル)プロピル)ピリミジン-4-アミン、
131.6-(4-クロロフェニル)-N-(2-(1-メチルピロリジン-2-イル)エチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
132.N-(1-ベンジルピロリジン-3-イル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
133.(3R,4S)-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ピロリジン-3-オール、
134.(3S,4R)-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ピロリジン-3-オール、
135.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(ピロリジン-1-イル)ピリミジン、
136.4-(4-クロロフェニル)-6-(2-メチルピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
137.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
138.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-イル)メタノール、
139.(R)-4-(4-クロロフェニル)-6-(3-フルオロピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
140.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-アミン、
141.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-N-メチルピロリジン-3-アミン、
142.(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)プロリン酸メチル、
143.N-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-イル)アセトアミド、
144.(2R,3R)-3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ブタン-2-オール、
145.3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ブタン-2-オール、
146.1-(4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ピペリジン-1-イル)エタン-1-オン、
147.(R)-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-イル)メタノール、
148.(S)-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-イル)メタノール、
149.6-(4-クロロフェニル)-N-(2-(ピペリジン-1-イル)エチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
150.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-カルボニトリル、
151.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)ピペリジン-4-オール、
152.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(ピロリジン-1-イル)ピペリジン-1-イル)ピリミジン、
153.4-(4-クロロフェニル)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-オール、
154.1-(4-(((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)メチル)ピペリジン-1-イル)エタン-1-オン、
155.1-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-フェニルピペリジン-4-イル)エタン-1-オン、
156.4-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)モルホリン、
157.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(3,5-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
158.6-(4-クロロフェニル)-N-((1-シクロヘキシルピペリジン-3-イル)メチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
159.N-((1-ベンジルピペリジン-4-イル)メチル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
160.3-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)-3-オキソプロパン酸エチル、
161.2-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)酢酸エチル、
162.(1S,3R)-3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール、
163.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール、
164.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-N,N-ジメチルピロリジン-3-アミン、
165.2-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-2-イル)-N,N-ジメチルエタン-1-アミン、
166.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-オン、
167.6-(4-クロロフェニル)-N-メチル-N-(ピペリジン-4-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
168.6-(4-クロロフェニル)-N-(2-(1-メチルピペリジン-2-イル)エチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
169.6-(4-クロロフェニル)-N-(1-(1-メチルピペリジン-4-イル)エチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
170.6-(4-クロロフェニル)-N-((1-(2-メトキシエチル)ピペリジン-4-イル)メチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
171.2-(4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ピペリジン-1-イル)酢酸メチル、
172.2,2,2-トリフルオロ酢酸1-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)エチル、
173.6-(4-クロロフェニル)-N-(1-メチルピペリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
174.(1S,2R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール、
175.(R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール、
176.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-オール、
177.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
178.2-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)エタン-1-オール、
179.3-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)プロパン-1-オール、
180.4-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-メチルピペリジン-1-イル)ピリミジン、
181.4-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリミジン、
182.2-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オール、
183.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
184.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-カルボニトリル、
185.(R)-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-イル)メタノール、
186.(R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
187.(1S,3R)-3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール、
188.(R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ブタン-1-オール、
189.trans-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-オール、
190.7-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)オクタヒドロ-2H-ピラノ[2,3-c]ピリジン、
191.7-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)オクタヒドロ-2H-ピラノ[2,3-c]ピリジン-4-オール、
192.(2R,3R)-3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ペンタン-2-オール、
193.6-(4-クロロフェニル)-N-((1-メチルピペリジン-4-イル)メチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
194.(R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
195.(S)-6-(4-クロロフェニル)-N-(2-(メトキシメチル)ピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
196.(S)-4-(4-クロロフェニル)-6-(3-フルオロピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
197.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(2-(トリフルオロメチル)ピロリジン-1-イル)ピリミジン、
198.4-(4-クロロフェニル)-6-(3,3-ジフルオロピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
199.4-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-イル)モルホリン、
200.5-(((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)メチル)ピロリジン-2-オン、
201.trans-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(4-(ピロリジン-1-イル)テトラヒドロフラン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
202.6-(4-クロロフェニル)-N-((3S,4S)-4-メトキシ-1-メチルピロリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
203.(R)-6-(4-クロロフェニル)-N-(ピペリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
204.6-(4-クロロフェニル)-N-(ピペリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
205.6-(4-クロロフェニル)-N-((3R,4R)-3-フルオロピペリジン-4-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
206.(S)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(ピロリジン-3-イルメチル)ピリミジン-4-アミン、
207.(2R,4R)-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ピロリジン-2-カルボン酸メチル、
208.(2R,4S)-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ピロリジン-2-カルボン酸、
209.trans-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)-1-イソプロピルピロリジン-3-オール、
210.(R)-4-(3-(クロロメチル)ピロリジン-1-イル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
211.(S)-4-(3-(クロロメチル)ピロリジン-1-イル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
212.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-カルボニトリル、
213.(R)-1-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ブタン-2-オール、
214.(1R,3S)-3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール、
215.cis-(4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)メタノール、
216.cis-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-オール、
217.trans-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-オール、
218.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(2-メトキシエチル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
219.(3S,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-オール、
220.(3R,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-オール、
221.(3R,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-オール、
222.(3S,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-オール、
223.1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)-2-ヒドロキシエタン-1-オン、
224.2-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)プロパン-1-オール、
225.N-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)-2-メトキシアセトアミド、
226.(1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
227.(1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
228.(1-(6-(4-メトキシフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
229.(1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(p-トリル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
230.(3R,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3,4-ジオール、
231.(3R,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3,4-ジオール、
232.1-(3-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)テトラヒドロピリミジン-1(2H)-イル)エタン-1-オン、
233.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オール、
233.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オール、
234.(3R,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-フルオロピロリジン-3-オール、
235.(3R,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-フルオロピロリジン-3-オール、
236.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-3-オール、
237.N-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)-2-ヒドロキシプロパンアミド、
238.N-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)-2-ヒドロキシアセトアミド、
239.2-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタン-1-オール、
240.(S)-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-イル)メタノール、
241.N-((3R,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)アセトアミド、
242.酢酸(3R,4R)-4-アセトアミド-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-イル、
243.N-((3R,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)アセトアミド、
244.N-((3S,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)アセトアミド、
245.N-((3S,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)アセトアミド、
246.(1-(6-(4-クロロ-3-フルオロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
247.(3S,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オール、
248.(3S,4R)-4-(ヒドロキシメチル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール、
249.((3S,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メタノール、
250.((3S,4R)-3-フルオロ-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
251.((3R,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メタノール、
252.((3R,4S)-3-フルオロ-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
253.((3R,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メタノール、
254.((3R,4R)-3-フルオロ-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
255.(3S,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-3-オール、
256.(3S,4R)-4-(ヒドロキシメチル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
257.(3R,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-3-オール、
258.(3R,4R)-4-(ヒドロキシメチル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
259.(3R,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オール、
260.(3R,4R)-4-(ヒドロキシメチル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール、
261.(3S,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オール、
262.(3S,4S)-4-(ヒドロキシメチル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール、
263.(S)-1-(2-(4-メチルピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
264.(3R,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オール、
265.(3R,4S)-4-(ヒドロキシメチル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール、
266.(3S,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-3-オール、
267.(3S,4S)-4-(ヒドロキシメチル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
268.(1-(6-(4-モルホリノフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
269.(S)-1-(2-(2-メチルピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
270.(S)-3-(4-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール、
271.5-クロロ-2-(6-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェノール、
272.(S)-4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-2-(ヒドロキシメチル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル、
273.2-クロロ-5-(6-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェノール、
274.N-(4-(6-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェニル)メタンスルホンアミド、
275.(1-(6-(4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
276.(1-(6-(3-フルオロ-4-モルホリノフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
277.(1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(2,4,6-トリフルオロフェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
278.(1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-((テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)オキシ)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
279.(S)-(4-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)モルホリン-2-イル)メタノール、
280.(R)-(4-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)モルホリン-2-イル)メタノール、
281.((3S,4S)-3-フルオロ-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
282.((3S,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メタノール、
283.(3S,4S)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3,4-ジオール、
284.(3S,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3,4-ジオール、
285.3-(4-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-6-(4-モルホリノフェニル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール、
286.(1-(2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-モルホリノフェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
287.(1-(6-(3-フルオロ-4-モルホリノフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
288.(1-(6-(1H-インダゾール-5-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
289.(1-(6-(6-モルホリノピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
290.5-(6-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)インドリン-2-オン、
291.4-(4-(6-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェニル)モルホリン-3-オン、
292.4-(6-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)安息香酸、
293.4-(1-(6-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
294.(1-(6-(5-フルオロピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
295.(S)-3-(4-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-6-(6-モルホリノピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール、
296.(S)-1-(6-(4-フルオロ-3-ニトロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
297.(S)-1-(6-(4-モルホリノ-3-ニトロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
298.(S)-1-(6-(3-アミノ-4-モルホリノフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
299.(S)-N-(5-(6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-2-モルホリノフェニル)アセトアミド、
300.(S)-1-(6-(6-フルオロピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
301.(S)-1-(6-(6-((2-(ジメチルアミノ)エチル)アミノ)ピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
302.(3S)-1-(6-(6-(2,6-ジメチルモルホリノ)ピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
303.5-クロロ-2-(6-(4-((2-ヒドロキシエチル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェノール、
304.(S)-3-(4-(4-クロロ-2-ヒドロキシフェニル)-6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール、
305.(S)-1-(6-(4-アミノフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
306.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(ビニルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン、
307.(1-(6-(2,4-ジクロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
308.(S)-(4-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-イル)メタノール、
309.(R)-(4-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-イル)メタノール、
310.(R)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-カルボン酸、
311.(R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-カルボン酸、
312.(R)-1-(2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-カルボン酸、
313.(R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-カルボン酸、
314.(R)-2-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)イソオキサゾリジン-4-オール、
315.(S)-1-(6-(6-モルホリノピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
316.(S)-1-(6-(4-クロロ-2-ヒドロキシフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
317.(S)-3-(6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピリジン-2-オール、
318.(1-(6-(6-フルオロピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
319.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アゼチジン-3-オール、
320.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アゼチジン-3-イル)メタノール、
321.4-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン、
322.ギ酸(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(3-ヒドロキシフェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
322.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(3-ヒドロキシフェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
323.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(5-フルオロピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
324.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
325.4-(4-クロロフェニル)-2-(5-フルオロピリジン-3-イル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン、
326.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
327.(S)-1-(2-(5-フルオロピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
328.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(シクロプロピルスルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
329.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリダジン-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
330.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アゼパン-4-オール、
331.2-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-5-(メチルスルホニル)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン、
332.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(2-メチル-2H-テトラゾール-5-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
333.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(2-メチル-2H-テトラゾール-5-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
334.4-(4-クロロフェニル)-2-(2-メチル-2H-テトラゾール-5-イル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン、
335.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-((2-フルオロエチル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
336.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(イソオキサゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
337.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(メチルスルホニル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
338.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アゼパン-3-オール、
339.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-((ジフルオロメチル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
340.(S)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
341.4-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン、
342.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(5,6-ジフルオロピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
343.(3S,4R)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3,4-ジオール、
344.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-[2,5’-ビピリミジン]-4-イル)ピロリジン-3-オール、
345.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(6-フルオロピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
346.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(2-フルオロピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
347.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-2-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
348.2-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタノール、
349.2-((4-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタン-1-オール、
350.(S)-1-(2-(イソチアゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
351.(4-(メチルスルホニル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
352.1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)-3-ヒドロキシプロパン-1-オン、
353.2-((4-(2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタノール、
354.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-(ジメチルアミノ)ピペリジン-4-オール、
355.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-5-(ジメチルアミノ)ピペリジン-3-オール、
356.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(メチルスルホニル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
357.(1-(2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)-4-(メチルスルホニル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
358.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-(ジメチルアミノ)ピペリジン-4-イル)メタノール、
359.2-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-メチルピペラジン-1-イル)スルホニル)エタン-1-オール、
360.2-((1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)アミノ)エタノール、
361.1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)-4-ヒドロキシブタン-1-オン、
362.3-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)プロパン-1-オール、
363.1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)-3,4-ジヒドロキシブタン-1-オン、
364.1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)-2,3-ジヒドロキシブタン-1-オン、
365.4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-6-メチルピペラジン-2-オン、
366.(S)-3-(4-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-6-(6-モルホリノピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール、
367.(S)-4-(4-(6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェニル)モルホリン-3-オン、
368.2-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(イソチアゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタノール、
369.3-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)プロパン-1,2-ジオール、
369.3-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)プロパン-1,2-ジオール、
370.2-((4-(2-(イソチアゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタノール、
371.(S)-2-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-イル)エタノール、
372.(S)-4-(5-(6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピリジン-2-イル)モルホリン-3-オン、
373.(S)-3-(4-(3-フルオロ-4-モルホリノフェニル)-6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール、
373.(S)-3-(4-(3-フルオロ-4-モルホリノフェニル)-6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール、
374.(S)-1-(6-(4-((2-(ジメチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
375.(S)-1-(6-(4-(2-(ジメチルアミノ)エトキシ)フェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、および
376.(S)-1-(6-(4-((2-ヒドロキシエチル)アミノ)フェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
からなる群から選択される化合物であってもよい。
【0115】
前記で例示した化合物の単一の立体化学異性体、エナンチオマー、ジアステレオマーおよび薬学的に許容される塩も、本開示の範囲内に含まれる。薬学的に許容される塩は、例えば、適切な無機酸、有機酸、無機塩基または有機塩基に由来するものであってもよい。
【0116】
酸付加塩は、可能であれば遊離塩基の形態の精製された化合物を適切な有機酸または無機酸と反応させ、形成された塩を単離することによって調製することができる。薬学的に許容される酸付加塩の例としては、塩酸、臭化水素酸、リン酸、硫酸、過塩素酸などの無機酸、または酢酸、シュウ酸、マレイン酸、酒石酸、クエン酸、コハク酸、マロン酸などの有機酸を使用して形成されたアミノ基の塩が挙げられるが、これに限定されない。
【0117】
塩基付加塩は、酸の形態の精製された化合物を適切な有機塩基または無機塩基と反応させ、形成された塩を単離することによって調製することができる。このような塩として、アルカリ金属塩(例えば、ナトリウム塩、リチウム塩およびカリウム塩)、アルカリ土類金属塩(例えば、マグネシウム塩およびカルシウム塩)、アンモニウム塩、ならびにN+(C1-4アルキル)4塩が挙げられるが、これらに限定されない。
【0118】
その他の薬学的に許容される塩として、アジピン酸塩、アルギン酸塩、アスコルビン酸塩、アスパラギン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、安息香酸塩、重硫酸塩、ホウ酸塩、酪酸塩、カンファー酸塩、カンファースルホン酸塩、クエン酸塩、シクロペンタンプロピオン酸塩、ジグルコン酸塩、ドデシル硫酸塩、エタンスルホン酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、グルコヘプトン酸塩、グリセロリン酸塩、グリコール酸塩、グルコン酸塩、グリコール酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、2-ヒドロキシエタンスルホン酸塩、ラクトビオン酸塩、乳酸塩、ラウリン酸塩、ラウリル硫酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、マロン酸塩、メタンスルホン酸塩、2-ナフタレンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、硝酸塩、オレイン酸塩、シュウ酸塩、パルミチン酸塩、パルモ酸塩(palmoate)、ペクチン酸塩、過硫酸塩、3-フェニルプロピオン酸塩、リン酸塩、ピクリン酸塩、ピバル酸塩、プロピオン酸塩、サリチル酸塩、ステアリン酸塩、コハク酸塩、硫酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、p-トルエンスルホン酸塩、ウンデカン酸塩および吉草酸塩が挙げられる。
【0119】
さらに、式(I)で示される本発明の化合物は、薬学的に許容されるその塩だけでなく、この化合物から調製可能なあらゆる溶媒和物または水和物および立体異性体も含むが、これらに限定されない。エナンチオマーやジアステレオマーなどの、本発明の化合物のあらゆる立体異性体(例えば、様々な置換基上の不斉炭素に基づく立体異性体)も、本発明の範囲内に含まれる。本発明の化合物の個々の立体異性体は、例えば、その他の異性体を実質的に含んでいなくてもよく(例えば、特定の活性を有する純粋または実質的に純粋な光学異性体であってもよく)、例えば、ラセミ体としての混合物であってもよく、その他のあらゆる立体異性体との混合物であってもよく、その他の選択された立体異性体との混合物であってもよい。本発明の化合物のキラル中心は、IUPAC(1974)の勧告により規定されたS配置またはR配置を有していてもよい。ラセミ体は、分別結晶化、ジアステレオマー誘導体の分離や結晶化、またはキラルカラムクロマトグラフィーによる分離などの物理的な方法によって分析することができる。個々の光学異性体は、光学活性な酸を用いて塩を形成させた後に結晶化させる方法のような適切な方法によって、ラセミ体から得ることができるが、個々の光学異性体を得る方法はこれに限定されない。
【0120】
式(I)で示される化合物の溶媒和物および立体異性体は、当技術分野で公知の方法を使用して、式(I)で示される化合物から調製してもよい。
【0121】
さらに、式(I)で示される本発明の化合物は、結晶形態で調製してもよく、非結晶形態で調製してもよい。本発明の化合物を結晶形態で調製する場合、この結晶形態の本発明の化合物を水和させてもよく、溶媒和させてもよい。本発明において、式(I)の化合物には、化学量論的水和物だけでなく、様々な量の水を含有する化合物が含まれていてもよい。式(I)で示される本発明の化合物の溶媒和物には、化学量論的溶媒和物および非化学量論的溶媒和物が含まれる。
【0122】
本発明の化合物は、当技術分野で公知の方法、または後述の実施例1~376に示した方法で合成してもよい。
【0123】
医薬組成物、方法および使用
特定の一実施形態において、本明細書で提供される医薬組成物および方法は、式(I)の化合物を含む。
【0124】
対象は、ヒト細胞や哺乳動物細胞を含む哺乳動物であってもよく、例えば、AhRの活性に関連する前述の疾患、障害もしくは状態に罹患した哺乳動物(例えばヒト)、またはこれらの哺乳動物から単離された哺乳動物細胞であってもよい。
【0125】
有効成分としての本発明の化合物または本発明の医薬組成物は、経口投与してもよく、非経口投与してもよい。例えば、非経口投与は、静脈内注射、皮下注射、筋肉内注射、腹腔内注射、内皮投与、外用投与、鼻腔内投与、肺内投与、直腸内投与などのいずれかによって行ってもよい。
【0126】
有効量は、薬学的有効量および/または治療有効量を指してもよく、調製物(製剤)の種類、投与経路、患者の年齢、体重、性別および/または病状などの要因に応じて処方してもよい。
【0127】
式(I)の化合物の薬学的に許容される塩として、塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硝酸塩、ピロ硫酸塩、メタリン酸塩などの、無機酸により形成される付加塩;クエン酸塩、シュウ酸塩、安息香酸塩、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、プロピオン酸塩、コハク酸塩、フマル酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、グルタル酸塩、スルホン酸塩などの、有機酸により形成される付加塩;およびリチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩などの金属塩が挙げられるが、これらに限定されない。
【0128】
本発明の医薬組成物は、一般に使用される薬学的に許容される担体とともに適切な形態に製剤化することができる。「薬学的に許容される」は、生理学的に許容されることを指し、ヒトに投与した場合に、アレルギー反応や、これによく似た反応(胃腸障害やめまいなど)を通常起こさない。さらに、本発明の医薬組成物は、従来の方法に従って、散剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤、エアロゾル剤などの経口製剤、または経皮製剤、坐剤、滅菌注射液などの非経口製剤に製剤化してから使用してもよい。
【0129】
本発明の組成物に添加することができる担体、添加剤および希釈剤の例として、乳糖、デキストロース、ショ糖、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、エリスリトール、マルチトール、デンプン、アラビアゴム、アルギン酸塩、ゼラチン、リン酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、セルロース、メチルセルロース、微結晶セルロース、ポリビニルピロリドン、水、ヒドロキシ安息香酸メチル、ヒドロキシ安息香酸プロピル、タルク、ステアリン酸マグネシウム、および鉱油が挙げられるが、これらに限定されない。製剤に調製する場合、一般に使用される充填剤、安定化剤、結合剤、崩壊剤、界面活性剤などの希釈剤や添加剤を使用することができる。経口投与用の固形製剤としては、錠剤、丸剤、散剤、顆粒剤、カプセル剤などが挙げられ、このような固形製剤は、例えば、デンプン、微結晶セルロース、ショ糖、乳糖、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロースなどの少なくとも1種の添加剤と本発明の化合物を混合することによって調製してもよい。単純な添加剤に加えて、ステアリン酸マグネシウムやタルクなどの滑沢剤も使用される。経口投与用の液体製剤としては、懸濁剤、内服用液剤、乳剤、シロップ剤などが挙げられる。水や流動パラフィンなどの一般に使用される単純な希釈剤に加えて、保湿剤、甘味料、香料、保存剤などの様々な添加剤を添加してもよい。非経口投与用製剤としては、滅菌水溶液、非水溶性溶液、懸濁剤、乳剤、凍結乾燥製剤および坐剤が挙げられる。非水溶性溶液または懸濁剤は、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、オリーブ油などの植物油、オレイン酸エチルなどの注射用エステルなどが含まれていてもよい。坐剤用の基剤としては、ウィテップゾール、マクロゴール、tween 61、カカオ脂、ラウリン脂、グリセロゼラチンなどを使用してもよい。非経口投与用製剤の調製では、保存剤などの助剤、安定化剤、水和剤や乳化促進剤などの補助剤、浸透圧を調整するための塩および/または緩衝液など、ならびにその他の治療に有用な物質と、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩とを滅菌水中で混合して、溶液または懸濁液を調製してもよく、得られた溶液または懸濁液を、アンプルまたはバイアルの単位投与形態として製造する。
【0130】
本明細書に開示された式(I)の化合物を有効成分として含む医薬組成物は、AhRの活性の調節またはAhRの活性に関連する疾患、障害もしくは状態の予防もしくは治療を目的として、マウス、家畜、ヒトなどの哺乳動物に様々な経路で投与してもよい。
【0131】
いくつかの実施形態において、AhRの活性に関連する疾患、障害または状態は、がん、がん性状態、腫瘍、線維性疾患、免疫関連疾患またはAhRのシグナル伝達に関連するその他の疾患であってもよい。
【0132】
いくつかの実施形態において、AhRのシグナル伝達に関連する免疫応答の調節異常に関連した前記疾患は、敗血症(SIRS)、多臓器不全(MODS、MOF)、炎症性腎疾患、慢性腸炎(IBD、クローン病、UC)、膵炎、腹膜炎、炎症性皮膚疾患、炎症性眼疾患、ならびに自己免疫疾患(関節リウマチ(RA)などのリウマチ性疾患、全身性エリテマトーデス(SLE)および多発性硬化症(MS))からなる群から選択される。
【0133】
いくつかの実施形態において、線維性疾患は、例えば、肺、心臓、腎臓、骨髄などの内部臓器の線維性疾患(特に、肝臓の線維性疾患)、皮膚線維症および眼の線維性疾患からなる群から選択される。本発明において、「線維性疾患」は、具体的には、肝線維症、肝硬変、肺線維症、心内膜心筋線維症、腎症、糸球体腎炎、間質性腎線維症、糖尿病に併発する線維性障害、骨髄線維症およびこれらに類似する線維性疾患;ならびに強皮症、斑状強皮症、ケロイド、肥厚性瘢痕(外科手術後の肥厚性瘢痕)、母斑、糖尿病性網膜症、増殖性硝子体網膜症および結合組織障害(例えば、サルコイドーシス)を含む。
【0134】
いくつかの実施形態において、本発明のAhRアンタゴニストを用いた治療に特に適したがん、がん性状態または腫瘍は、乳がん、扁平上皮細胞がん、肺がん、腹膜がん、肝細胞がん、胃がん、膵臓がん、膠芽腫、子宮頸がん、卵巣がん、肝臓がん、膀胱がん、ヘパトーマ、大腸がん、結腸直腸がん、子宮内膜癌、子宮癌、唾液腺癌、腎臓がん、前立腺がん、外陰がん、甲状腺がん、頭頸部がん、B細胞リンパ腫、慢性リンパ性白血病(CLL)、急性リンパ芽球性白血病(ALL)、ヘアリー細胞白血病、慢性骨髄芽球性白血病などの、液性腫瘍および固形腫瘍である。
【0135】
いくつかの実施形態において、本発明の医薬組成物は、1種以上の追加の抗がん療法と組み合わせて使用することができる。このような実施形態のいくつかにおいて、追加の抗がん療法は、外科手術、放射線療法、生物学的療法、免疫療法、化学療法またはこれらの任意の組み合わせを含む。
【0136】
いくつかの実施形態において、本発明の医薬組成物は、抗がん治療剤と組み合わせて使用することができる。このような実施形態のいくつかにおいて、この抗がん治療剤は、化学療法剤、増殖抑制剤、抗血管新生剤、細胞傷害剤、抗ホルモン剤、プロドラッグまたはサイトカインである。
【0137】
AhRの異常なシグナル伝達による炎症に関連するその他の障害の例として、感染症に対するワクチン接種、がん、ウイルス感染症、肥満および食餌誘発性肥満、脂肪症、代謝性疾患、肝脂肪変性、女性の子宮類線維腫(子宮平滑筋腫または子宮筋腫)、慢性腎障害、急性腎不全および慢性腎不全、糖尿病性腎症、炎症性腎症、高血圧性腎症、心不全、狭心症、高血圧、肺高血症、虚血、血管障害、血栓塞栓障害、動脈硬化症、鎌状赤血球貧血、勃起障害、良性前立腺肥大、良性前立腺肥大に関連する排尿障害、ハンチントン病、認知症、アルツハイマー病、ならびにクロイツフェルトヤコブ病が挙げられる。
【0138】
さらに、別の態様において、式(I)で示されるAhRアンタゴニストなどのAhRモジュレーターと薬学的に許容される添加剤とを含む医薬組成物が提供される。
【0139】
いくつかの態様において、構成的なAhR活性の調節を必要とする対象における構成的なAhR活性の調節に使用するための、式(I)で示されるAhRアンタゴニストなどのAhRモジュレーターを含む医薬組成物が提供される。
【0140】
いくつかの態様において、AhRの活性を調節することによるがんまたはがん性状態の治療に使用するための、式(I)で示されるAhRアンタゴニストなどのAhRモジュレーターを含む医薬組成物が提供される。
【0141】
いくつかの態様において、がん、がん性状態または腫瘍を有する対象における、がん細胞の増殖、組織浸潤、転移および血管新生の抑制に使用するための、式(I)で示されるAhRアンタゴニストなどのAhRモジュレーターを含む医薬組成物が提供される。
【0142】
いくつかの実施形態において、本発明の医薬組成物は、がん、がん性状態または腫瘍を有する対象における、がん細胞の増殖、組織浸潤、転移および血管新生の抑制に使用するためのものであってもよい。
【0143】
本明細書に記載の医薬製剤は、様々な複数の投与経路を介して対象に投与することができ、投与経路としては、経口投与経路、非経口投与経路(例えば、静脈内注射、皮下注射、筋肉内注射、直腸注射、子宮内膜注射、脳血管内注射)、鼻腔内投与経路、頬側投与経路、外用投与経路または経皮投与経路が挙げられるが、これらに限定されない。
【0144】
いくつかの実施形態において、化学式(I)の化合物は経口投与される。
【0145】
本発明の別の一態様は、免疫系の刺激を必要とする患者、例えば、がんまたは感染症(例えば、ウイルス感染症、細菌感染症または寄生虫感染症)に罹患している患者において、免疫系を刺激する方法に関する。この方法は、本明細書に記載の1種の化合物の治療有効量または本明細書に記載の化合物の組み合わせの治療有効量を、前記患者に投与する工程を含む。いくつかの実施形態において、この投与工程を行った前記患者は、白血球、Tリンパ球および/もしくはBリンパ球、マクロファージ、樹状細胞、好中球、ナチュラルキラー(NK)細胞ならびに/または血小板の数が増加している。いくつかの実施形態において、本発明の化合物によって患者のIL-21値が低下する。前記患者は、がんに罹患している患者であってもよく、免疫力が低下している患者であってもよい。
【0146】
「治療する」、「治療すること」または「治療」は、生物学的障害および/またはそれに伴う少なくとも1つの症状を軽減または阻止する方法を指す。本明細書において、疾患、障害または状態の「軽減」は、疾患、障害または状態の症状の重症度および/または発生頻度を低下させることを意味する。さらに、本明細書において、「治療」は、治癒、緩和または予防を目的とした治療を含む。がんの治療には、がんの増殖の抑制(がんの部分的な退縮もしくは完全な退縮が誘導されるがんの増殖の抑制を含む)、がんの進行もしくは転移の抑制、がんの再発もしくは残存病変の阻止、および/または患者の生存率の延長が含まれる。「治療有効量」は、処置が行われる病態に対して所望の治療効果、緩和効果または予防効果をもたらすことができる医薬品の量である。
【0147】
いくつかの実施形態において、化合物の有効投与量の範囲の決定は、所定の投与計画を実施し、患者の血中の化合物の濃度を測定することによって、化合物の濃度と時間の関係を確立すること;次に、化合物の濃度と時間の関係と、治験中に認められたがんに対する抑制効果または根絶効果との相関性を確立し、これを検討すること;および患者の健康状態または身体的耐久力をさらに考慮に入れて、得ることが可能な治療効果と患者への毒性との間でのバランスを取ることにより行われる。化合物の投与頻度も、同様の方法で決定してもよい。化合物の投与は、患者のがんが根絶されるまで継続してもよい。
【0148】
いくつかの実施形態において、腫瘍を治療するための有効量は、患者において疾患の進行を遅らせる作用および/または症状を緩和する作用に基づいて決定してもよく、好ましくは、例えば、腫瘍体積の縮小などによって疾患の進行を逆転させる作用に基づいて決定してもよい。いくつかの実施形態において、患者のがんが消失した後に維持投与を行うことによって、がんを完全に排除または根絶してもよく、残存病変の再発を予防してもよい。維持投与の期間は、治験データに基づいて決定することができる。
【0149】
いくつかの実施形態において、本発明の化合物は、AhRまたはAhR以外の標的分子を標的とする1種以上の別のがん治療剤と組み合わせて投与してもよい。本発明の化合物と別のがん治療剤は、別々の製剤として調製することができ、あるいは本発明の化合物と別のがん治療剤を含む製剤を調製することもできる。本発明の化合物と別のがん治療剤は、同じ投与計画で投与することができ、あるいは本発明の化合物と別のがん治療剤を異なる投与計画で投与することもできる。本発明の化合物と別のがん治療剤の比率は、治験の結果に基づいて決定してもよい。本発明の化合物を別のがん治療剤と組み合わせることによって、本発明の化合物と別のがん治療剤の有効性を向上させてもよい。例えば、本発明の化合物は、PD-1、PD-L1またはPD-L2の阻害剤(例えば、ペムブロリズマブ、ニボルマブまたはアテゾリズマブ)などの免疫チェックポイント阻害剤と組み合わせて投与することができ、あるいはCAR-T療法(例えばアキシカブタゲンシロルユーセル)と組み合わせて投与することができ、これによって、がんに対する相加効果または相乗効果を得ることができる。
【0150】
投与計画は、望ましい最適な応答を得るために調節してもよい。本明細書において、単位剤形は、治療を受ける患者または対象に単位用量を投与するのに適した物理的に区別可能な単位を指し、それぞれの単位剤形は、所望の治療効果が得られるように算出された所定量の活性化合物と、必要とされる薬学的担体とを含む。
【0151】
用量は、軽減の対象となる病態の種類およびその重症度に応じて変動してもよく、単回投与または複数回投与を含んでいてもよいことには留意されたい。さらに、特定の対象に対する具体的な投与計画は、個人の要望と、本発明の組成物の投与を行う者またはそれを監督する者の専門的な判断に応じて、時間の経過とともに調節すべきであることにも留意されたい。また、本明細書に記載の用量範囲は例示的なものであり、本明細書で具体的に述べた組成物の範囲または実施を制限するものではない。さらに、本発明の組成物を使用する際の投与計画は、疾患の種類;患者の年齢、体重、性別および病状;病態の重症度、投与経路、使用する特定の抗体などの様々な要因に応じて決定してもよい。したがって、投与計画は幅広い範囲で変化しうるが、標準的な方法を使用した日常的な方法で決定することができる。例えば、投与量は、毒性および/または臨床検査値などの臨床効果を含んでいてもよい薬物動態学パラメータまたは薬力学的パラメータに応じて調節してもよい。
【0152】
本発明の化合物の適切な投与量は、1日あたり0.001~200mg/kg体重の範囲であってもよく、1日あたり約0.01mg/kg体重~約20mg/kg体重であることが好ましく、例えば、約0.5~50mg/kg、例えば、約1~20mg/kgである。本発明の化合物は、例えば、少なくとも0.25mg/kg、例えば、少なくとも0.5mg/kg、例えば、少なくとも1mg/kg、例えば、少なくとも1.5mg/kg、例えば、少なくとも2mg/kg、例えば、少なくとも3mg/kg、例えば、少なくとも4mg/kg、例えば、少なくとも5mg/kgの用量で投与してもよく;例えば、最大でも50mg/kg以下、例えば、最大でも30mg/kg以下、例えば、最大でも20mg/kg以下、例えば、最大でも15mg/kg以下の用量で投与してもよい。投与は、通常、適切な間隔で繰り返し行い、責任医師によって適切であると判断された期間にわたって、例えば、1日2回、1日3回、1日1回、週1回、2週に1回、または3週に1回投与を行い、この責任医師の判断によって必要に応じ用量を増減してもよい。
【0153】
基本的な合成方法
式(I)で示される本発明の化合物は、以下で説明する1つ以上のスキームに従って調製することができる。
【0154】
以下の方法をそのまま使用して、あるいは熟練した化学者であれば容易な変更を加えて使用することによって、重要な中間体および本発明の特定の化合物を調製することができる。
【0155】
適切な合成シークエンスは、CAS ScifinderやElesevier Reaxysなどの利用可能な化学データベースにまとめられている方法のような有機合成を実施している当業者に公知の技術範囲内において、本発明の特定の構造に応じて容易に選択することができる。本発明の化合物は、このような一般的な方法に基づいて容易に製造することができ、本発明の化合物の製造方法は、一般的な専門知識の範囲内で実施することができる。本発明の化合物を調製するための一般的な合成方法を以下のスキーム1~5(基本手順A~E)に示す。
【0156】
本発明の化合物の基本的な製造方法をスキーム1に示す。
【化3】
a)1.CH
3ONa、MeOH、2.アンモニアのMeOH溶液;b)マロン酸ジエチル、CH
3ONa、MeOH;c)POCl
3;d)Ar
2-B(OH)
2またはそのピナコールエステル、Pd(PPh
3)
4、Na
2CO
3、THF/H
2O(4/1)、加熱、マイクロ波;e)RNH
2または(R)
2NH(第一級アミンまたは第二級アミン)、TEA、THF、加熱;f)塩酸のエタノール溶液、1M酢酸アンモニウム溶液
*R
1は、bocを脱保護したRを意味する。
【0157】
本発明の化合物の別の基本的な製造方法をスキーム2に示す。
【化4】
a)1.HCl、MeOH、2.アンモニアのMeOH溶液;b)NaH、THF、還流;c)CH
3ONa、MeOH、加熱;d)POCl
3、加熱;e)RNH
2または(R)
2NH(第一級アミンまたは第二級アミン)、TEA、THF、加熱;f)塩酸のエタノール溶液、1M酢酸アンモニウム溶液
*R
1は、bocを脱保護したRを意味する。
【0158】
本発明の化合物の別の基本的な製造方法をスキーム3に示す。
【化5】
a)Ar
2-B(OH)
2またはそのピナコールエステル、Pd(PPh
3)
4、Na
2CO
3、THF/H
2O(4/1)、加熱、マイクロ波;b)RNH
2または(R)
2NH(第一級アミンまたは第二級アミン)、TEA、THF、加熱;c)Ar
1-B(OH)
2またはそのピナコールエステル、Pd(PPh
3)
4、Na
2CO
3、THF/H
2O(4/1)、加熱、マイクロ波;d)塩酸のエタノール溶液、1M酢酸アンモニウム溶液
*R
1は、bocを脱保護したRを意味する。
【0159】
本発明の化合物の別の基本的な製造方法をスキーム4に示す。
【化6】
a)1.CH
3ONa、MeOH、2.アンモニアのMeOH溶液;b)マロン酸ジエチル、CH
3ONa、MeOH;c)POCl
3;d)RNH
2または(R)
2NH(第一級アミンまたは第二級アミン)、TEA、THF、加熱;e)Ar
2-B(OH)
2またはそのピナコールエステル、Pd(PPh
3)
4、Na
2CO
3、THF/H
2O(4/1)、加熱、マイクロ波;f)塩酸のエタノール溶液、1M酢酸アンモニウム溶液
*R
1は、bocを脱保護したRを意味する。
【0160】
本発明の化合物の別の基本的な製造方法をスキーム5に示す。
【化7】
a)RNH
2または(R)
2NH(第一級アミンまたは第二級アミン)、TEA、THF、加熱;b)Ar
2-B(OH)
2またはそのピナコールエステル、Pd(PPh
3)
4、Na
2CO
3、THF/H
2O(4/1)、加熱、マイクロ波;c)Ar
1-B(OH)
2またはそのピナコールエステル、Pd(PPh
3)
4、Na
2CO
3、THF/H
2O(4/1)、加熱、マイクロ波
*R
1は、bocを脱保護したRを意味する。
【実施例0161】
本発明の実施形態を以下の実施例において説明するが、これらの実施例は説明を目的としたものであり、本発明の範囲を限定するものではない。以下の実施例の全体を通して、合成分野に属する当業者に公知の一般的な略語を使用している。
【0162】
すべての化学試薬は市販試薬である。フラッシュカラムクロマトグラフィーは、別段の記載がない限り、シリカゲルクロマトグラフィーを意味し、テレダイン社のCombiflash-RF200システムを用いて行った。1H NMRスペクトル(δ, ppm)は、400MHzまたは600MHzの測定装置を用いて記録したものである。また、陽イオン化法で測定した質量分析データを提供する。分取HPLCは、アジレント・テクノロジー社のG1361A分取HPLCシステムまたはギルソン社の分取HPLCシステムを用いて行った。
【0163】
実施例1.(R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ブタン-1-オール
実施例1の化合物を調製するためのスキーム
【化8】
【0164】
中間体1.ニコチンイミダミド塩酸塩
3-シアノピリジン(5g、48.03mmol)のMeOH(50mL)懸濁液に、30wt%ナトリウムメトキシドのMeOH(4mL)溶液を加え、混合物を室温で24時間撹拌した。NH4Cl(16.5g、0.31mol)を加えた後、混合物を6時間加熱還流し、冷却した。溶媒を減圧下で除去し、EtOH(60mL)を加え、混合物を30分間加熱還流した。反応液を室温に冷却後、固体をろ過により除き、ろ液を減圧下で濃縮した。反応液のEtOH(3mL)懸濁液をろ過し、固体生成物を乾燥して、4.9gの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.43 (bs, 4H), 8.98 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 8.74 (dd, J = 4.8 Hz, J = 1.2 Hz, 1H), 8.20-8.23 (m, 1H), 7.64-7.67 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 122.1 [M+H]+
【0165】
中間体2.2-ピリジン-3-イル-ピリミジン-4,6-ジオール
3-ピリジルアミジン塩酸塩(4.8g、30.46mmol)のMeOH(120mL)溶液に、マロン酸ジエチル(4.63mL、30.46mmol)を0℃で加え、次に30wt%ナトリウムメトキシドのMeOH(20mL)溶液を加えた。得られた混合物を室温で24時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去した。得られた残渣をさらに精製することなく使用した。
MS (ESI, m/z): 190.0 [M+H]+
【0166】
中間体3.4,6-ジクロロ-2-ピリジン-3-イル-ピリミジン
2-ピリジン-3-イル-ピリミジン-4,6-ジオール(先の工程で得られた粗生成物5.0g)のPOCl3(10mL)溶液に、ジメチルアミノアニリン(4.77g、35.03mmol)を加え、反応液を120℃で4時間加熱した。残渣を室温に冷却し、500mLのEtOAcで抽出し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して、4.45gの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 7.36 (s, 1H), 7.49 (dd, J = 4.8 Hz, J = 1.6 Hz, 1H), 8.80-8.72 (m, 2H), 9.64 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 226.0 [M+H]+
【0167】
中間体4.4-クロロ-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
4,6-ジクロロ-2-ピリジン-3-イル-ピリミジン(1.03g、4.6mmol)、(4-クロロフェニル)ボロン酸(0.66g、4.2mmol)および炭酸ナトリウム(1.01g、9.5mmol)をテトラヒドロフラン/H2O(4/1)(50mL)に溶解し、得られた混合物にPd(PPh3)4(203mg、0.18mmol)を加えた。マイクロ波により混合物を80℃で20分間加熱し、室温に冷却後、EtOAc(50mL)で3回抽出した。有機層を無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して、1.02gの表題化合物を得た。
1H NMR (600 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 7.52 (d, 2H), 7.74 (s, 1H), 7.79 (dd, 1H), 8.06 (d, 2H), 9.02 (d, 1H), 9.12 (d, 1H), 10.16 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 302.0 [M+H]+
【0168】
実施例1.(R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ブタン-1-オール
4-クロロ-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン(45mg、0.15mmol)のテトラヒドロフラン(6mL)溶液に、トリエチルアミン(0.3mL、2.15mmol)を室温で加え、次に(R)-2-アミノブタン-1-オール(27mg、0.30mmol)を加えた。密閉管内で反応液を120℃で4時間加熱し、室温に冷却した。残渣をろ過し、減圧下で濃縮し、分取HPLCで分離して、50mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.05 (t, 3H), 1.59-1.64 (m, 1H), 1.83-1.86 (m, 1H), 3.70 (d, 2H), 4.39 (br, 1H), 6.96 (s, 1H), 7.50 (d, 2H), 8.10-8.13 (m, 3H), 8.90 (d, 1H), 9.44 (d, 1H), 9.69 (d, 1H); MS (ESI, m/z): 355.1 [M+H]+
【0169】
実施例2および実施例3.(S)-2-((4-(4-クロロフェニル)-6-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)プロパン-1-オールおよび(S)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-1-オール
実施例2の化合物および実施例3の化合物を調製するためのスキーム
【化9】
【0170】
中間体5.2,4-ジクロロ-6-(4-クロロフェニル)ピリミジン
2,4,6-トリクロロピリミジン(813.5mg、4.43mmol)、(4-クロロフェニル)ボロン酸(329.2mg、2.11mmol)および炭酸ナトリウム(314.6mg、2.97mmol)のテトラヒドロフラン/H2O(4/1)(20mL)溶液に、Pd(PPh3)4(253.7mg、0.22mmol)を加えた。混合物を80℃で一晩加熱し、室温に冷却し、EtOAc(150mL)で3回抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン/酢酸エチル、グラジエント)で精製して、510.0mgの表題化合物を得た。
1H NMR (600 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 7.52 (d, 2H), 7.67 (s, 1H), 8.05 (d, 2H); MS (ESI, m/z): 258.0 [M+H]+
【0171】
中間体6および中間体7.(S)-2-((2-クロロ-6-(4-クロロフェニル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-1-オールおよび(S)-2-((4-クロロ-6-(4-クロロフェニル)ピリミジン-2-イル)アミノ)プロパン-1-オール
2,4-ジクロロ-6-(4-クロロフェニル)ピリミジン(中間体5、76.2mg、0.294mmol)のテトラヒドロフラン(6mL)溶液に、トリエチルアミン(0.1mL、0.712mmol)を室温で加え、次に(S)-2-アミノプロパン-1-オール(28.95mg、0.385mmol)を加えた。反応液を室温で一晩撹拌した。反応液をろ過し、減圧下で濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン/酢酸エチル、グラジエント)で分離して、54.0mgの中間体6と30.1mgの中間体7を得た。
【0172】
中間体6
1H NMR (600 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 1.28 (d, 3H), 3.61-3.65 (m, 1H), 3.78-3.81 (m, 1H), 4.15 (br, 1H), 5.48 (br, 1H), 6.59 (s, 1H), 7.41 (d, 2H), 7.86 (d, 2H); MS (ESI, m/z): 298.0 [M+H]+
【0173】
中間体7
1H NMR (600 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 1.28 (d, 3H), 3.61-3.66 (m, 1H), 3.79-3.83 (m, 1H), 4.27 (br, 1H), 5.58 (br, 1H), 6.93 (s, 1H), 7.42 (d, 2H), 7.88 (d, 2H); MS (ESI, m/z): 298.0 [M+H]+
【0174】
実施例2.(S)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-1-オール
(S)-2-((2-クロロ-6-(4-クロロフェニル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-1-オール(60mg、0.201mmol)、3-ピリジルボロン酸(80mg、0.651mmol)および炭酸ナトリウム(90mg、0.849mmol)のテトラヒドロフラン/H2O(4/1)(10mL)溶液に、Pd(PPh3)4(80mg、0.069mmol)を加えた。マイクロ波により混合物を130℃で15分間加熱し、室温に冷却し、EtOAc(30mL)で3回抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン/酢酸エチル、グラジエント)で精製して、32mgの表題化合物を得た(スキーム3.基本手順C)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.25 (d, 3H), 3.56-3.59 (m, 1H), 3.63-3.66 (m, 1H), 4.35 (br, 1H), 6.73 (s, 1H), 7.36 (d, 2H), 7.45-7.49 (m, 1H), 7.98 (d, 2H), 8.56 (br, 1H), 8.71 (d, 1H), 9.48 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 341.1 [M+H]+
【0175】
実施例3.(S)-2-((4-(4-クロロフェニル)-6-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)プロパン-1-オール
(S)-2-((4-クロロ-6-(4-クロロフェニル)ピリミジン-2-イル)アミノ)プロパン-1-オール(25mg、0.084mmol)、3-ピリジルボロン酸(31mg、0.252mmol)および炭酸ナトリウム(35mg、0.336mmol)のテトラヒドロフラン/H2O(4/1)(5mL)溶液に、Pd(PPh3)4(34mg、0.029mmol)を加えた。マイクロ波により混合物を130℃で15分間加熱し、室温に冷却し、EtOAc(30mL)で3回抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン/酢酸エチル、グラジエント)で精製して、17.6mgの表題化合物を得た(スキーム3.基本手順C)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.34 (d, 3H), 3.64-3.66 (m, 1H), 3.73-3.76 (m, 1H), 4.33-4.36 (m, 1H), 7.49 (d, 2H), 7.57-7.59 (m, 1H), 7.60 (s, 1H), 8.17 (d, 2H), 8.58 (d, 1H), 8.67 (s, 1H), 9.34 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 341.1 [M+H]+
【0176】
実施例4.2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)-2-メチルプロパン-1-オール
2-アミノ-2-メチルプロパン-1-オールを用いたこと以外は実施例2と同様にして表題化合物を得た(スキーム3.基本手順C)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.53 (s, 6H), 3.91 (s, 2H), 7.01 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.11 (d, 2H), 8.05-8.15 (m, 1H), 8.90 (br, 1H), 9.33 (d, 1H), 9.68 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 355.1 [M+H]+
【0177】
実施例5.2-((4-(4-クロロフェニル)-6-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)-2-メチルプロパン-1-オール
2-アミノ-2-メチルプロパン-1-オールを用いたこと以外は実施例3と同様にして表題化合物を得た(スキーム3.基本手順C)。
1H NMR (600 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 1.55 (s, 6H), 3.84 (s, 2H), 7.12 (d, 1H), 7.40 (s, 1H), 7.44-7.48 (m, 1H), 7.54 (d, 2H), 7.98 (d, 2H), 8.03 (d, 1H), 8.82 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 355.1 [M+H]+
【0178】
実施例6.2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)エタン-1-オール
2-アミノエタン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.80 (t, 2H), 4.10 (t, 2H), 6.84 (s, 1H), 7.45 (d, 2H), 7.50-7.52 (m, 1H), 8.07 (d, 2H), 8.59 (d, 1H), 8.79 (d, 1H), 9.52 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 327.1 [M+H]+
【0179】
実施例7.3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-1-オール
3-アミノプロパン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.91-1.94 (m, 2H), 3.72 (t, 2H), 4.10 (t, 2H), 6.89 (s, 1H), 7.82 (d, 2H), 7.56-7.58 (m, 1H), 8.15 (d, 2H), 8.63 (d, 1H), 8.87 (d, 1H), 9.58 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 341.1 [M+H]+
【0180】
実施例8.(S)-1-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-2-オール
(S)-1-アミノプロパン-2-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 1.31 (d, 3H), 3.41 (br, 1H), 3.70 (br, 1H), 4.12-4.15 (m, 1H), 5.63 (br, 1H), 6.65 (s, 1H), 7.43 (d, 2H), 7.39-7.45 (m, 1H), 8.00 (d, 2H), 8.66 (br, 1H), 8.72 (d, 1H), 9.64 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 341.1 [M+H]+
【0181】
実施例9.(R)-1-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-2-オール
(R)-1-アミノプロパン-2-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 1.31 (d, 3H), 3.41 (br, 1H), 3.70 (br, 1H), 4.12-4.15 (m, 1H), 5.63 (br, 1H), 6.65 (s, 1H), 7.43 (d, 2H), 7.39-7.45 (m, 1H), 8.00 (d, 2H), 8.66 (br, 1H), 8.72 (d, 1H), 9.64 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 341.1 [M+H]+
【0182】
実施例10.3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-1,2-ジオール
3-アミノプロパン-1,2-ジオールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
MS (ESI, m/z): 357.1 [M+H]+
【0183】
実施例11.(R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-1-オール
(R)-2-アミノプロパン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.31 (d, 3H), 3.61-3.64 (m, 1H), 3.67-3.70 (m, 1H), 4.50 (br, 1H), 6.95 (s, 1H), 7.52 (d, 2H), 8.01-8.19 (m, 1H), 8.12 (d, 2H), 8.85 (br, 1H), 9.38 (d, 1H), 9.71 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 341.1 [M+H]+
【0184】
実施例12.2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)-3-メチルブタン-1-オール
2-アミノ-3-メチルブタン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.06 (d, 3H), 1.09 (d, 3H), 2.10 (br, 1H), 3.73-3.76 (m, 1H), 3.80-3.83 (m, 1H), 4.41 (br, 1H), 7.02 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.06 (br, 1H), 8.14 (d, 2H), 8.88 (br, 1H), 9.38 (d, 1H), 9.69 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 369.2 [M+H]+
【0185】
実施例13.(S)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)-3-メチルブタン-1-オール
(S)-2-アミノ-3-メチルブタン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.06 (d, 3H), 1.09 (d, 3H), 2.10 (br, 1H), 3.73-3.76 (m, 1H), 3.80-3.83 (m, 1H), 4.41 (br, 1H), 7.02 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.06 (br, 1H), 8.14 (d, 2H), 8.88 (br, 1H), 9.38 (d, 1H), 9.69 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 369.2 [M+H]+
【0186】
実施例14.(R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)-3-メチルブタン-1-オール
(R)-2-アミノ-3-メチルブタン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.06 (d, 3H), 1.09 (d, 3H), 2.10 (br, 1H), 3.73-3.76 (m, 1H), 3.80-3.83 (m, 1H), 4.41 (br, 1H), 7.02 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.06 (br, 1H), 8.14 (d, 2H), 8.88 (br, 1H), 9.38 (d, 1H), 9.69 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 369.2 [M+H]+
【0187】
実施例15.2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ブタン-1-オール
2-アミノブタン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.05 (t, 3H), 1.59-1.64 (m, 1H), 1.83-1.86 (m, 1H), 3.70 (d, 2H), 4.39 (br, 1H), 6.96 (s, 1H), 7.50 (d, 2H), 8.10-8.13 (m, 3H), 8.90 (d, 1H), 9.44 (d, 1H), 9.69 (d, 1H); MS (ESI, m/z): 355.1 [M+H]+
【0188】
実施例16.2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-1,3-ジオール
2-アミノプロパン-1,3-ジオールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.81 (d, 4H), 4.54 (br, 1H), 7.02 (s, 1H), 7.51 (d, 2H), 8.06 (br, 1H), 8.13 (d, 2H), 8.87 (br, 1H), 9.43 (d, 1H), 9.70 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 357.1 [M+H]+
【0189】
実施例17.(R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)-1-フェニルエタン-1-オール
(R)-2-アミノ-1-フェニルエタン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.77 (br, 1H), 3.91 (br, 1H), 4.95 (br, 1H), 6.95 (s, 1H), 7.25 (t, 1H), 7.35 (t, 2H), 7.47 (d, 2H), 7.53 (d, 2H), 8.00 (br, 1H), 8.13 (d, 2H), 8.86 (br, 1H), 9.28 (d, 1H), 9.68 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 403.1 [M+H]+
【0190】
実施例18.(S)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)-1-フェニルエタン-1-オール
(S)-2-アミノ-1-フェニルエタン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.77 (br, 1H), 3.91 (br, 1H), 4.95 (br, 1H), 6.95 (s, 1H), 7.25 (t, 1H), 7.35 (t, 2H), 7.47 (d, 2H), 7.53 (d, 2H), 8.00 (br, 1H), 8.13 (d, 2H), 8.86 (br, 1H), 9.28 (d, 1H), 9.68 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 403.1 [M+H]+
【0191】
実施例19.6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)ピリミジン-4-アミン
(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.38-1.45 (m, 2H), 1.77 (d, 2H), 1.95-2.02 (m, 1H), 3.44 (t, 2H), 3.54 (br, 2H), 3.98 (d, 2H), 6.95 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.06 (br, 1H), 8.14 (d, 2H), 8.87 (br, 1H), 9.36 (d, 1H), 9.73 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 381.1 [M+H]+
【0192】
実施例20.N
1
-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-N
3
,N
3
-ジメチルプロパン-1,3-ジアミン
N1,N1-ジメチルプロパン-1,3-ジアミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.14-2.21 (m, 2H), 2.93 (s, 6H), 3.04-3.06 (m, 1H), 3.23-3.26 (m, 1H), 3.74 (br, 2H), 7.02 (s, 1H), 7.56 (d, 2H), 8.08 (br, 1H), 8.19 (d, 2H), 8.90 (br, 1H), 9.44 (d, 1H), 9.77 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 368.2 [M+H]+
【0193】
実施例21.6-(4-クロロフェニル)-N-エチル-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
エタンアミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.32 (t, 3H), 3.60 (br, 2H), 6.91 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 7.97 (br, 1H), 8.14 (d, 2H), 8.85 (br, 1H), 9.27 (d, 1H), 9.71 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 311.1 [M+H]+
【0194】
実施例22.6-(4-クロロフェニル)-N-プロピル-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
プロパン-1-アミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.05 (t, 3H), 1.74 (q, 2H), 3.56 (br, 2H), 6.93 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.01 (br, 1H), 8.13 (d, 2H), 8.84 (br, 1H), 9.32 (d, 1H), 9.69 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 325.1 [M+H]+
【0195】
実施例23.N-ブチル-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
ブタン-1-アミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.01 (t, 3H), 1.45-1.54 (m, 2H), 1.66-1.73 (m, 2H), 3.58 (br, 2H), 6.89 (s, 1H), 7.52 (d, 2H), 7.90 (br, 1H), 8.12 (d, 2H), 8.84 (br, 1H), 9.18 (d, 1H), 9.69 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 339.1 [M+H]+
【0196】
実施例24.1-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ブタン-2-オール
1-アミノブタン-2-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.01 (t, 3H), 1.45-1.54 (m, 2H), 1.66-1.73 (m, 2H), 3.58 (br, 2H), 6.89 (s, 1H), 7.52 (d, 2H), 7.90 (br, 1H), 8.12 (d, 2H), 8.84 (br, 1H), 9.18 (d, 1H), 9.69 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 355.1 [M+H]+
【0197】
実施例25.6-(4-クロロフェニル)-N-(シクロプロピルメチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
シクロプロピルメタンアミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 0.32-0.36 (m, 2H), 0.57-0.61 (m, 2H), 1.14-1.26 (m, 1H), 3.46 (br, 2H), 6.93 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.05 (br, 1H), 8.13 (d, 2H), 8.97 (br, 1H), 9.29 (d, 1H), 9.82 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 337.1 [M+H]+
【0198】
実施例26.6-(4-クロロフェニル)-N-シクロペンチル-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
シクロペンタンアミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.59-1.69 (m, 2H), 1.70-1.77 (m, 2H), 1.79-1.89 (m, 2H), 2.12-2.20 (m, 2H), 4.59 (br, 1H), 6.93 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.08 (br, 1H), 8.13 (d, 2H), 8.89 (br, 1H), 9.38 (d, 1H), 9.72 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 351.1 [M+H]+
【0199】
実施例27.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-メチルピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
4-メチルピペリジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.02 (d, 3H), 1.18-1.31 (m, 2H), 1.74-1.92 (m, 3H), 3.09 (t, 2H), 3.33-3.38 (m, 2H), 7.23 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.09 (br, 1H), 8.20 (d, 2H), 8.94 (br, 1H), 9.38 (d, 1H), 9.76 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 365.2 [M+H]+
【0200】
実施例28.N-(tert-ブチル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
2-メチルプロパン-2-アミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 4.64 (s, 9H), 7.63 (d, 2H), 7.66 (br, 1H), 8.10 (s, 1H), 8.36 (d, 2H), 8.75 (br, 1H), 8.94 (d, 1H), 9.67 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 339.1 [M+H]+
【0201】
実施例29.(1R,2R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール
(1R,2R)-2-アミノシクロペンタン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.61-1.75 (m, 2H), 1.79-1.96 (m, 2H), 1.98-2.07 (m, 1H), 2.27-2.35 (m, 1H), 4.16 (br, 1H), 4.44 (br, 1H), 6.97 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.07 (br, 1H), 8.14 (d, 2H), 8.88 (br, 1H), 9.45 (d, 1H), 9.73 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 367.1 [M+H]+
【0202】
実施例30.(1S,2R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール
(1S,2R)-2-アミノシクロペンタン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.67-1.82 (m, 3H), 1.91-1.97 (m, 1H), 2.00-2.07 (m, 1H), 2.13 (br, 1H), 4.37 (br, 1H), 4.49 (br, 1H), 7.04 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 7.70 (br, 3H), 8.86 (br, 1H), 9.35 (d, 1H), 9.67 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 367.1 [M+H]+
【0203】
実施例31.6-(4-クロロフェニル)-N-(ピリジン-2-イルメチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
ピリジン-2-イルメタンアミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 5.16 (s, 2H), 7.24 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 7.88 (t, 1H), 8.07-8.11 (m, 2H), 8.20 (d, 2H), 8.49 (t, 1H), 8.76 (d, 1H), 8.88 (d, 1H), 9.32 (d, 1H), 9.57 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 374.1 [M+H]+
【0204】
実施例32.6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(ピリジン-3-イルメチル)ピリミジン-4-アミン
ピリジン-3-イルメタンアミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 5.04 (s, 2H), 7.15 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.06 (br, 1H), 8.14 (br, 1H), 8.19 (d, 2H), 8.67 (d, 1H), 8.79 (br, 1H), 8.97 (br, 2H), 9.43 (d, 1H), 9.71 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 374.1 [M+H]+
【0205】
実施例33.6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(ピリジン-4-イルメチル)ピリミジン-4-アミン
ピリジン-4-イルメタンアミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 5.12 (s, 2H), 7.23 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.09 (br, 1H), 8.13 (d, 2H), 8.21 (d, 2H), 8.79 (d, 2H), 8.88 (br, 1H), 9.34 (d, 1H), 9.59 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 374.1 [M+H]+
【0206】
実施例34.trans-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-オール
trans-4-アミノシクロヘキサン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.39-1.46 (m, 2H), 1.48-1.54 (m, 2H), 2.02-2.07 (m, 2H), 2.14-2.19 (m, 2H), 3.62-3.67 (m, 1H), 4.14 (br, 1H), 6.90 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 7.99 (br, 1H), 8.13 (d, 2H), 8.83 (br, 1H), 9.28 (d, 1H), 9.66 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 381.1 [M+H]+
【0207】
実施例35.trans-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-オール
trans-2-アミノシクロヘキサン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.34-1.52 (m, 4H), 1.77-1.84 (m, 2H), 2.08-2.16 (m, 2H), 3.55 (br, 1H), 4.19 (br, 1H), 6.95 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.08 (br, 1H), 8.12 (d, 2H), 8.89 (br, 1H), 9.37 (d, 1H), 9.67 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 381.1 [M+H]+
【0208】
実施例36.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-2-イル)メタノール
ピペリジン-2-イルメタノールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.54-1.66 (m, 1H), 1.67-1.81 (m, 3H), 1.84-1.92 (m, 1H), 1.98-2.05 (m, 1H), 3.11-3.21 (m, 1H), 3.79-3.91 (m, 2H), 4.21-4.40 (m, 1H), 4.70 (br, 1H), 7.26 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.12 (br, 1H), 8.19 (d, 2H), 8.92 (br, 1H), 9.45 (d, 1H), 9.73 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 381.1 [M+H]+
【0209】
実施例37.2-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-2-イル)エタン-1-オール
2-(ピペリジン-2-イル)エタン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.29-1.35 (m, 2H), 1.53-1.65 (m, 1H), 1.70-1.76 (m, 1H), 1.78-1.90 (m, 4H), 1.90-1.97 (m, 1H), 2.07-2.16 (m, 1H), 3.10-3.20 (m, 1H), 3.57-3.69 (m, 2H), 7.31 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.03 (br, 1H), 8.20 (d, 2H), 8.87 (br, 1H), 9.37 (d, 1H), 9.71 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 395.2 [M+H]+
【0210】
実施例38.(R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール
(R)-ピペリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.56-1.73 (m, 2H), 1.90-1.99 (m, 1H), 2.02-2.09 (m, 1H), 4.47 (dd, 1H), 3.63 (br, 1H), 3.77-3.82 (m, 1H), 4.04 (br, 1H), 4.29 (br, 1H), 7.21 (s, 1H), 7.50 (d, 2H), 8.13 (br, 1H), 8.17 (d, 2H), 8.95 (br, 1H), 9.43 (d, 1H), 9.73 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 367.1 [M+H]+
【0211】
実施例39.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール
ピペリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.56-1.73 (m, 2H), 1.90-1.99 (m, 1H), 2.02-2.09 (m, 1H), 4.47 (dd, 1H), 3.63 (br, 1H), 3.77-3.82 (m, 1H), 4.04 (br, 1H), 4.29 (br, 1H), 7.21 (s, 1H), 7.50 (d, 2H), 8.13 (br, 1H), 8.17 (d, 2H), 8.95 (br, 1H), 9.43 (d, 1H), 9.73 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 367.1 [M+H]+
【0212】
実施例40.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-イル)メタノール
ピペリジン-3-イルメタノールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.35-1.46 (m, 1H), 1.56-1.68 (m, 1H), 1.78-1.95 (m, 4H), 3.02 (dd, 1H), 3.23 (dd, 1H), 3.63 (br, 1H), 3.38-3.46 (m, 1H), 3.47-3.61 (m, 2H), 7.24 (s, 1H), 7.52 (d, 2H), 8.10 (dd, 1H), 8.19 (d, 2H), 8.89 (br, 1H), 9.45 (d, 1H), 9.71 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 381.1 [M+H]+
【0213】
実施例41.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-オール
ピペリジン-4-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.54-1.62 (m, 2H), 1.96-2.03 (m, 2H), 3.46-3.53 (m, 2H), 3.93-3.99 (m, 2H), 4.36 (br, 2H), 7.23 (s, 1H), 7.50 (d, 2H), 8.10 (br, 1H), 8.18 (d, 2H), 8.89 (br, 1H), 9.43 (d, 1H), 9.70 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 367.1 [M+H]+
【0214】
実施例42.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
ピペリジン-4-イルメタノールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.24-1.34 (m, 2H), 1.82-1.94 (m, 3H), 3.08 (t, 2H), 3.47 (d, 2H), 4.77 (br, 2H), 7.21 (s, 1H), 7.50 (d, 2H), 8.11 (br, 1H), 8.17 (d, 2H), 8.90 (br, 1H), 9.43 (d, 1H), 9.69 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 381.1 [M+H]+
【0215】
実施例43.2-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)エタン-1-オール
2-(ピペリジン-4-イル)エタン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.22-1.32 (m, 2H), 1.51-1.56 (m, 2H), 1.81-1.93 (m, 3H), 3.07 (t, 2H), 3.67 (t, 2H), 4.72 (br, 2H), 7.20 (s, 1H), 7.51 (d, 2H), 8.10 (br, 1H), 8.17 (d, 2H), 8.89 (br, 1H), 9.41 (d, 1H), 9.68 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 395.2 [M+H]+
【0216】
実施例44.3-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)プロパン-1-オール
3-(ピペリジン-4-イル)プロパン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.18-1.29 (m, 2H), 1.34-1.39 (m, 2H), 1.58-1.73 (m, 3H), 1.93 (d, 2H), 3.07 (t, 2H), 3.57 (t, 2H), 4.75 (br, 2H), 7.22 (s, 1H), 7.52 (d, 2H), 8.11 (br, 1H), 8.18 (d, 2H), 8.90 (br, 1H), 9.42 (d, 1H), 9.70 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 409.2 [M+H]+
【0217】
実施例45.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
4-メトキシピペリジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.60-1.68 (m, 2H), 1.98-2.05 (m, 2H), 3.42 (s, 3H), 3.57-3.65 (m, 3H), 4.21 (br, 2H), 7.22 (s, 1H), 7.50 (d, 2H), 8.09 (br, 1H), 8.18 (d, 2H), 8.89 (br, 1H), 9.41 (d, 1H), 9.69 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 381.1 [M+H]+
【0218】
実施例46.4-(4-クロロフェニル)-6-(ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
ピペリジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.71 (br, 4H), 1.78 (br, 2H), 3.90 (br, 4H), 7.21 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.03 (br, 1H), 8.19 (d, 2H), 8.88 (br, 1H), 9.33 (d, 1H), 9.69 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 351.1 [M+H]+
【0219】
実施例47.4-(4-クロロフェニル)-6-(2-メチルピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
2-メチルピペリジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.33 (d, 3H), 1.53-1.63 (m, 1H), 1.70-1.91 (m, 5H), 3.14-3.21 (m, 1H), 4.60 (br, 1H), 5.06 (br, 1H), 7.20 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.13 (br, 1H), 8.19 (d, 2H), 8.96 (br, 1H), 9.39 (d, 1H), 9.75 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 365.2 [M+H]+
【0220】
実施例48.4-(4-クロロフェニル)-6-(3-メチルピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
3-メチルピペリジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.04 (d, 3H), 1.28-1.35 (m, 1H), 1.56-1.76 (m, 2H), 1.83-1.96 (m, 2H), 2.81 (dd, 1H), 3.12 (dd, 1H), 4.59 (br, 2H), 7.23 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.11 (br, 1H), 8.19 (d, 2H), 8.91 (br, 1H), 9.42 (d, 1H), 9.70 (br, 1H), 9.75 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 365.2 [M+H]+
【0221】
実施例49.4-(4-クロロフェニル)-6-(2,6-ジメチルピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
2,6-ジメチルピペリジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
MS (ESI, m/z): 379.2 [M+H]+
【0222】
実施例50.4-(4-クロロフェニル)-6-(3,5-ジメチルピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
3,5-ジメチルピペリジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 0.94 (q, 1H), 1.03 (d, 6H), 1.59-1.73 (m, 3H), 1.91 (d, 1H), 2.51 (t, 2H), 4.68 (br, 1H), 7.21 (s, 1H), 7.51 (d, 2H), 8.11 (br, 1H), 8.18 (d, 2H), 8.94 (br, 1H), 9.39 (d, 1H), 9.73 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 379.2 [M+H]+
【0223】
実施例51.4-(4-クロロフェニル)-6-(3,3-ジフルオロピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
3,3-ジフルオロピペリジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.87-1.93 (m, 2H), 2.14-2.24 (m, 2H), 3.92 (br, 2H), 4.23 (t, 2H), 7.32 (s, 1H), 7.51 (d, 2H), 8.06 (br, 1H), 8.23 (d, 2H), 8.87 (br, 1H), 9.40 (d, 1H), 9.72 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 387.1 [M+H]+
【0224】
実施例52.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(3-(トリフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリミジン
3-(トリフルオロメチル)ピペリジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.59-1.82 (m, 2H), 1.94-1.97 (m, 1H), 2.12-2.15 (m, 1H), 2.44-2.56 (m, 1H), 3.19-3.27 (m, 2H), 4.48 (br, 1H), 4.95 (br, 1H), 7.28 (s, 1H), 7.52 (d, 2H), 8.07 (br, 1H), 8.23 (d, 2H), 8.88 (br, 1H), 9.37 (d, 1H), 9.70 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 419.1 [M+H]+
【0225】
実施例53.4-(4-クロロフェニル)-6-(3-エチルピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
3-(トリフルオロメチル)ピペリジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
MS (ESI, m/z): 379.2 [M+H]+
【0226】
実施例54.6-(4-クロロフェニル)-N-(ピペリジン-4-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
4-クロロ-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン(15mg、0.05mmol)のテトラヒドロフラン(2mL)溶液に、トリエチルアミン(0.06mL、0.43mmol)を室温で加え、次に4-アミノピペリジン-1-カルボン酸tert-ブチル(20mg、0.10mmol)を加えた。密閉管内で反応液を120℃で4時間加熱し、室温に冷却した。残渣をろ過し、減圧下で濃縮した。反応液のエタノール(1mL)溶液に、1M塩酸エタノール溶液(2mL)を加えた。反応液を50℃で一晩撹拌し、減圧下で濃縮し、1M酢酸アンモニウムのメタノール溶液(2mL)を加えて反応を停止させた。残渣をろ過し、分取HPLCで精製して、7.6mgの表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.81-1.92 (m, 2H), 2.37 (d, 2H), 3.26 (d, 2H), 3.52 (d, 2H), 4.47 (br, 1H), 7.00 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.07 (br, 1H), 8.16 (d, 2H), 8.88 (br, 1H), 9.43 (d, 1H), 9.76 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 366.1 [M+H]+
【0227】
実施例55.6-(4-クロロフェニル)-N-(ピペリジン-3-イルメチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
3-(アミノメチル)ピペリジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.39-1.48 (m, 1H), 1.70-1.82 (m, 1H), 2.02 (t, 2H), 2.26 (br, 1H), 2.83 (t, 1H), 2.94 (t, 1H), 3.37 (d, 1H), 3.50 (d, 1H), 3.62 (br, 2H), 6.99 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.06 (br, 1H), 8.16 (d, 2H), 8.88 (br, 1H), 9.41 (d, 1H), 9.75 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 380.2 [M+H]+
【0228】
実施例56.6-(4-クロロフェニル)-N-(ピペリジン-4-イルメチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
4-(アミノメチル)ピペリジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.29-1.40 (m, 1H), 1.45-1.55 (m, 1H), 2.01 (t, 4H), 2.91 (d, 2H), 2.98-3.14 (m, 2H), 3.45 (d, 1H), 7.26 (s, 1H), 7.52 (d, 2H), 8.10 (br, 1H), 8.21 (d, 2H), 8.89 (br, 1H), 9.42 (d, 1H), 9.72 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 380.2 [M+H]+
【0229】
実施例57.6-(4-クロロフェニル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
1-メチルピペリジン-4-アミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.83-2.04 (m, 2H), 2.18-2.29 (m, 2H), 2.89 (s, 3H), 3.10-3.24 (m, 2H), 3.42-3.54 (m, 2H), 3.63 (br, 1H), 6.97 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.06 (br, 1H), 8.15 (d, 2H), 8.88 (br, 1H), 9.42 (d, 1H), 9.75 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 380.2 [M+H]+
【0230】
実施例58.6-(4-クロロフェニル)-N-(2-(ピペリジン-4-イル)エチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
4-(2-アミノエチル)ピペリジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.42-1.52 (m, 2H), 1.70-1.86 (m, 3H), 2.07 (d, 2H), 2.98 (t, 2H), 3.40 (d, 2H), 3.68 (br, 2H), 6.94 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.00 (br, 1H), 8.14 (d, 2H), 8.86 (br, 1H), 9.32 (d, 1H), 9.69 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 394.2 [M+H]+
【0231】
実施例59.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-2-イル)メタンアミン
(ピペリジン-2-イルメチル)カルバミン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.63 (br, 2H), 1.76-1.91 (m, 5H), 3.24-3.33 (m, 2H), 3.61 (t, 2H), 4.47 (br, 1H), 5.50 (br, 1H), 7.37 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.07 (br, 1H), 8.27 (d, 2H), 8.89 (br, 1H), 9.47 (d, 1H), 9.81 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 380.2 [M+H]+
【0232】
実施例60.(R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-アミン
(R)-ピペリジン-3-イルカルバミン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.72-1.88 (m, 2H), 1.93-1.99 (m, 1H), 2.19-2.26 (m, 1H), 3.40-3.46 (m, 1H), 3.51-3.57 (m, 1H), 3.62-3.67 (m, 1H), 4.18 (d, 1H), 4.71 (d, 1H), 7.33 (s, 1H), 7.51 (d, 2H), 8.05 (br, 1H), 8.25 (d, 2H), 8.89 (br, 1H), 9.42 (d, 1H), 9.80 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 366.1 [M+H]+
【0233】
実施例61.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-アミン
(S)-ピペリジン-3-イルカルバミン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.72-1.88 (m, 2H), 1.93-1.99 (m, 1H), 2.19-2.26 (m, 1H), 3.40-3.46 (m, 1H), 3.51-3.57 (m, 1H), 3.62-3.67 (m, 1H), 4.18 (d, 1H), 4.71 (d, 1H), 7.33 (s, 1H), 7.51 (d, 2H), 8.05 (br, 1H), 8.25 (d, 2H), 8.89 (br, 1H), 9.42 (d, 1H), 9.80 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 366.1 [M+H]+
【0234】
実施例62.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-イル)メタンアミン
(ピペリジン-3-イルメチル)カルバミン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.44-1.53 (m, 1H), 1.61-1.71 (m, 1H), 1.91-2.07 (m, 3H), 2.92-3.09 (m, 3H), 3.15-3.24 (m, 1H), 4.57 (br, 1H), 4.77 (br, 1H), 7.30 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.09 (br, 1H), 8.23 (d, 2H), 8.90 (br, 1H), 9.46 (d, 1H), 9.79 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 380.2 [M+H]+
【0235】
実施例63.(S)-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-イル)メタンアミン
(R)-(ピペリジン-3-イルメチル)カルバミン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.44-1.53 (m, 1H), 1.61-1.71 (m, 1H), 1.91-2.07 (m, 3H), 2.92-3.09 (m, 3H), 3.15-3.24 (m, 1H), 4.57 (br, 1H), 4.77 (br, 1H), 7.30 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.09 (br, 1H), 8.23 (d, 2H), 8.90 (br, 1H), 9.46 (d, 1H), 9.79 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 380.2 [M+H]+
【0236】
実施例64.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-アミン
ピペリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.60-1.71 (m, 2H), 2.18 (d, 2H), 3.18 (t, 2H), 3.47-3.56 (m, 1H), 4.83-4.94 (m, 2H), 7.33 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 7.98 (br, 1H), 8.25 (d, 2H), 8.84 (br, 1H), 9.32 (d, 1H), 9.73 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 366.1 [M+H]+
【0237】
実施例65.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタンアミン
(ピペリジン-4-イルメチル)カルバミン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.31-1.42 (m, 2H), 1.98 (d, 2H), 2.01-2.10 (m, 1H), 2.91 (d, 2H), 3.13 (t, 2H), 4.81-4.95 (m, 2H), 7.29 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.00 (br, 1H), 8.23 (d, 2H), 8.85 (br, 1H), 9.34 (d, 1H), 9.71 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 380.2 [M+H]+
【0238】
実施例66.(1R,2S)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール
(1R,2S)-2-アミノシクロペンタン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.59-1.74 (m, 2H), 1.79-1.94 (m, 2H), 1.98-2.07 (m, 1H), 2.27-2.35 (m, 1H), 4.16 (br, 1H), 4.43 (br, 1H), 6.96 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.02 (br, 1H), 8.14 (d, 2H), 8.86 (br, 1H), 9.38 (d, 1H), 9.72 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 367.1 [M+H]+
【0239】
実施例67.(1S,2S)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール
(1S,2S)-2-アミノシクロペンタン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.59-1.74 (m, 2H), 1.79-1.94 (m, 2H), 1.98-2.07 (m, 1H), 2.27-2.35 (m, 1H), 4.16 (br, 1H), 4.43 (br, 1H), 6.96 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.02 (br, 1H), 8.14 (d, 2H), 8.86 (br, 1H), 9.38 (d, 1H), 9.72 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 367.1 [M+H]+
【0240】
実施例68.trans-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール
trans-2-アミノシクロペンタン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.59-1.74 (m, 2H), 1.79-1.94 (m, 2H), 1.98-2.07 (m, 1H), 2.27-2.35 (m, 1H), 4.16 (br, 1H), 4.43 (br, 1H), 6.96 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.02 (br, 1H), 8.14 (d, 2H), 8.86 (br, 1H), 9.38 (d, 1H), 9.72 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 367.1 [M+H]+
【0241】
実施例69.(1R,2R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-オール
(1R,2R)-2-アミノシクロヘキサン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.28-1.51 (m, 4H), 1.76-1.84 (m, 2H), 2.08-2.16 (m, 2H), 3.52-3.57 (m, 1H), 4.16 (br, 1H), 6.95 (s, 1H), 7.52 (d, 2H), 8.03 (br, 1H), 8.12 (d, 2H), 8.86 (br, 1H), 9.32 (d, 1H), 9.66 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 381.1 [M+H]+
【0242】
実施例70.cis-4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-2,6-ジメチルモルホリン
cis-2,6-ジメチルモルホリンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.29 (d, 6H), 2.69 (t, 2H), 3.67-3.74 (m, 2H), 4.56 (br, 2H), 7.23 (s, 1H), 7.51 (d, 2H), 8.05 (br, 1H), 8.22 (d, 2H), 8.88 (br, 1H), 9.38 (d, 1H), 9.72 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 381.1 [M+H]+
【0243】
実施例71.4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)モルホリン
モルホリンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.81-3.88 (m, 8H), 7.22 (s, 1H), 7.51 (d, 2H), 8.12 (br, 1H), 8.21 (d, 2H), 8.88 (br, 1H), 9.41 (d, 1H), 9.83 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 353.1 [M+H]+
【0244】
実施例72.6-(4-クロロフェニル)-N-(モルホリン-2-イルメチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
2-(アミノメチル)モルホリン-4-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.88-4.18 (m, 9H), 7.07 (s, 1H), 7.60 (d, 2H), 8.15 (br, 1H), 8.33 (d, 2H), 8.89 (br, 1H), 9.41 (d, 1H), 9.73 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 382.9 [M+H]+
【0245】
実施例73.4-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-イル)モルホリン
4-(ピロリジン-3-イル)モルホリンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.43 (br, 1H), 2.68 (br, 1H), 3.50 (br, 4H), 3.69 (br, 1H), 3.86-4.40 (m, 8H), 7.05 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.14 (br, 1H), 8.25 (d, 2H), 8.92 (br, 1H), 9.52 (d, 1H), 9.79 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 422.2 [M+H]+
【0246】
実施例74.4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)チオモルホリン
チオモルホリンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.74-7.76 (m, 4H), 4.24 (br, 4H), 7.25 (s, 1H), 7.52 (d, 2H), 8.12 (br, 1H), 8.22 (d, 2H), 8.91 (br, 1H), 9.45 (d, 1H), 9.73 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 422.2 [M+H]+
【0247】
実施例75.6-(4-クロロフェニル)-N-(3-モルホリノプロピル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
3-モルホリノプロパン-1-アミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.15-2.22 (m, 2H), 3.15 (br, 2H), 3.32-3.35 (m, 2H), 3.51 (br, 2H), 3.72 (br, 4H), 4.03 (br, 2H), 6.98 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.00 (br, 1H), 8.15 (d, 2H), 8.85 (br, 1H), 9.35 (d, 1H), 9.72 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 410.2 [M+H]+
【0248】
実施例76.(R)-4-(4-クロロフェニル)-6-(2-メチルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
(R)-3-メチルピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.15-2.22 (m, 2H), 3.15 (br, 2H), 3.32-3.35 (m, 2H), 3.51 (br, 2H), 3.72 (br, 4H), 4.03 (br, 2H), 6.98 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.00 (br, 1H), 8.15 (d, 2H), 8.85 (br, 1H), 9.35 (d, 1H), 9.72 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 366.1 [M+H]+
【0249】
実施例77.(R)-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-メチルピペラジン-1-イル)(フェニル)メタノン
(R)-(3-メチルピペラジン-1-イル)(フェニル)メタノンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
MS (ESI, m/z): 470.2 [M+H]+
【0250】
実施例78.(R)-4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-カルボン酸メチル
(R)-ピペラジン-1,2-ジカルボン酸1-(tert-ブチル)2-メチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.60 (br, 1H), 2.03 (br, 1H), 3.64 (s, 3H), 3.77 (br, 1H), 4.01 (br, 1H), 4.46 (br, 1H), 4.55 (br, 1H), 5.35 (br, 1H), 7.43 (s, 1H), 7.56 (d, 2H), 7.74 (br, 1H), 8.29 (d, 2H), 8.74 (br, 1H), 9.06 (d, 1H), 9.67 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 410.1 [M+H]+
【0251】
実施例79.(R)-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-イル)メタノール
(R)-2-(ヒドロキシメチル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.27-3.35 (m, 2H), 3.42-3.58 (m, 4H), 3.80-3.85 (m, 2H), 3.94-3.98 (m, 2H), 4.82-4.85 (m, 1H), 7.44 (s, 1H), 7.56 (d, 2H), 8.03 (br, 1H), 8.30 (d, 2H), 8.87 (br, 1H), 9.40 (d, 1H), 9.77 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 410.1 [M+H]+
【0252】
実施例80.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(2,3-ジクロロフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-(2,3-ジクロロフェニル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.21 (br, 4H), 4.10 (br, 4H), 7.13-7.17 (m, 1H), 7.28 (d, 2H), 7.34 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.12 (br, 1H), 8.26 (d, 2H), 8.91 (br, 1H), 9.50 (d, 1H), 9.77 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 496.1 [M+H]+
【0253】
実施例81.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(2,5-ジメトキシベンジル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-(2,5-ジメトキシベンジル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.54 (br, 8H), 3.80 (s, 3H), 3.90 (s, 3H), 4.43 (s, 2H), 7.09 (s, 3H), 7.42 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.14 (br, 1H), 8.28 (d, 2H), 8.92 (br, 1H), 9.54 (d, 1H), 9.81 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 502.2 [M+H]+
【0254】
実施例82.2-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オール
2-(ピペラジン-1-イル)エタン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.38 (t, 2H), 3.52 (br, 8H), 3.96 (t, 2H), 7.42 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.00 (br, 1H), 8.28 (d, 2H), 8.86 (br, 1H), 9.37 (d, 1H), 9.76 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 396.2 [M+H]+
【0255】
実施例83.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(2-メトキシフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-(2-メトキシフェニル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.50 (br, 4H), 3.98 (s, 3H), 4.22 (br, 4H), 7.04 (dd, 1H), 7.15 (d, 1H), 7.26-7.32 (m, 2H), 7.37 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.12 (br, 1H), 8.26 (d, 2H), 8.91 (br, 1H), 9.50 (d, 1H), 9.77 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 458.2 [M+H]+
【0256】
実施例84.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(2-エトキシフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-(2-エトキシフェニル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.48 (t, 3H), 3.47 (br, 4H), 4.17-4.22 (m, 6H), 7.01 (dd, 1H), 7.10 (d, 1H), 7.19-7.25 (m, 2H), 7.38 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.11 (br, 1H), 8.26 (d, 2H), 8.90 (br, 1H), 9.49 (d, 1H), 9.78 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 472.2 [M+H]+
【0257】
実施例85.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(2-フルオロフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-(2-フルオロフェニル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.22 (br, 4H), 4.07 (br, 4H), 6.99-7.13 (m, 4H), 7.31 (s, 1H), 7.52 (d, 2H), 8.12 (br, 1H), 8.23 (d, 2H), 8.90 (br, 1H), 9.46 (d, 1H), 9.75 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 446.2 [M+H]+
【0258】
実施例86.(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)(フラン-2-イル)メタノン
フラン-2-イル(ピペラジン-1-イル)メタノンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 4.02 (br, 8H), 6.64 (dd, 1H), 7.14 (d, 1H), 7.29 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 7.74 (d, 1H), 8.06 (dd, 1H), 8.25 (d, 2H), 8.87 (br, 1H), 9.43 (d, 1H), 9.74 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 446.1 [M+H]+
【0259】
実施例87.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-フェネチルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-フェネチルピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.14-3.18 (m, 2H), 3.45-3.50 (m, 2H), 3.61 (br, 8H), 7.26-7.38 (m, 5H), 7.44 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.16 (br, 1H), 8.28 (d, 2H), 8.94 (br, 1H), 9.54 (d, 1H), 9.81 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 456.2 [M+H]+
【0260】
実施例88.6-(4-クロロフェニル)-N-(2-(ピペラジン-1-イル)エチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
4-(2-アミノエチル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.70 (t, 2H), 2.75 (br, 4H), 3.08 (t, 2H), 4.18 (br, 4H), 7.37 (s, 1H), 7.52 (d, 2H), 8.11 (br, 1H), 8.25 (d, 2H), 8.91 (br, 1H), 9.48 (d, 1H), 9.78 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 395.2 [M+H]+
【0261】
実施例89.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(ピリジン-2-イル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-(ピリジン-2-イル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.98 (br, 4H), 4.20 (br, 4H), 7.06 (t, 1H), 7.30 (s, 1H), 7.44 (d, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.04 (d, 1H), 8.08-8.16 (m, 2H), 8.27 (d, 2H), 8.93 (br, 1H), 9.53 (d, 1H), 9.80 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 429.2 [M+H]+
【0262】
実施例90.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(ピリミジン-2-イル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン
1-(ピリジン-2-イル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 4.04 (br, 8H), 6.72 (t, 1H), 7.36 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.04 (d, 1H), 8.19 (br, 1H), 8.28 (d, 2H), 8.43 (d, 2H), 8.93 (br, 1H), 9.59 (d, 1H), 9.81 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 429.2 [M+H]+
【0263】
実施例91.4-(2-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)エチル)モルホリン
4-(2-(ピペラジン-1-イル)エチル)モルホリンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.27 (br, 4H), 3.35 (br, 4H), 3.41 (t, 2H), 3.55 (t, 2H), 3.95 (br, 4H), 4.18 (br, 4H), 7.39 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.16 (br, 1H), 8.26 (d, 2H), 8.93 (br, 1H), 9.54 (d, 1H), 9.79 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 429.2 [M+H]+
【0264】
実施例92.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-メチル-4-(ピペリジン-4-イル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.69-1.79 (m, 2H), 2.53 (d, 2H), 2.93 (s, 3H), 3.14 (t, 2H), 3.44 (br, 4H), 3.52 (br, 4H), 3.63 (br, 2H), 4.29 (br, 1H), 7.34 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.14 (br, 1H), 8.24 (d, 2H), 8.92 (br, 1H), 9.51 (d, 1H), 9.76 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 449.2 [M+H]+
【0265】
実施例93.trans-4-(4-クロロフェニル)-6-(4-シンナミルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
trans-1-シンナミルピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.58 (br, 8H), 4.04 (d, 2H), 6.35-6.43 (m, 1H), 6.96 (d, 1H), 7.32-7.40 (m, 3H), 7.44 (s, 1H), 7.50-7.55 (m, 4H), 8.16 (br, 1H), 8.28 (d, 2H), 8.93 (br, 1H), 9.56 (d, 1H), 9.82 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 468.2 [M+H]+
【0266】
実施例94.4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-オン
ピペラジン-2-オンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.53 (t, 2H), 4.10 (br, 2H), 4.46 (s, 2H), 7.29 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.11 (br, 1H), 8.28 (d, 2H), 8.89 (br, 1H), 9.49 (d, 1H), 9.77 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 366.1 [M+H]+
【0267】
実施例95.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-フェニルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-フェニルピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.43 (t, 4H), 4.13 (br, 4H), 7.02 (t, 1H), 7.14 (d, 2H), 7.34 (t, 3H), 7.53 (d, 2H), 8.14-8.17 (m, 1H), 8.25 (d, 2H), 8.92 (br, 1H), 9.54 (d, 1H), 9.77 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 428.2 [M+H]+
【0268】
実施例96.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-プロピルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-プロピルピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.06 (t, 3H), 1.80-1.90 (m, 2H), 3.17-3.21 (m, 2H), 3.54 (br, 8H), 7.43 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.03 (t, 1H), 8.28 (d, 2H), 8.87 (br, 1H), 9.41 (d, 1H), 9.77 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 394.2 [M+H]+
【0269】
実施例97.4-(4-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-5-イルメチル)ピペラジン-1-イル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-5-イルメチル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.44 (br, 8H), 4.34 (s, 2H), 6.04 (s, 2H), 6.94 (d, 1H), 7.03 (d, 1H), 7.05 (s, 1H), 7.42 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.11-8.14 (m, 1H), 8.28 (d, 2H), 8.92 (br, 1H), 9.51 (d, 1H), 9.80 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 486.2 [M+H]+
【0270】
実施例98.(S)-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-イル)メタノール
4-(2-アミノエチル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.55 (br, 1H), 3.45-3.59 (m, 4H), 3.62-3.67 (m, 1H), 3.72-3.77 (m, 1H), 3.82-3.87 (m, 1H), 3.95-4.00 (m, 1H), 7.50 (s, 1H), 7.56 (d, 2H), 8.25-8.28 (m, 1H), 8.33 (d, 2H), 8.99 (d, 1H), 9.69 (d, 1H), 9.88 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 382.1 [M+H]+
【0271】
実施例99.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(4-フルオロフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-(4-フルオロフェニル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 4.09 (br, 8H), 7.02-7.07 (m, 2H), 7.10-7.13 (m, 2H), 7.32 (s, 1H), 7.52 (d, 2H), 8.14-8.17 (m, 1H), 8.23 (d, 2H), 8.92 (d, 1H), 9.53 (d, 1H), 9.76 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 446.2 [M+H]+
【0272】
実施例100.6-(4-クロロフェニル)-N-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジン-4-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジン-4-アミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.55 (s, 6H), 1.68 (s, 6H), 1.86 (t, 1H), 2.43 (d, 4H), 2.92 (s, 3H), 7.00 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.06-8.09 (m, 1H), 8.16 (d, 2H), 8.89 (d, 1H), 9.41 (d, 1H), 9.73 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 436.2 [M+H]+
【0273】
実施例101.6-(4-クロロフェニル)-N-(ピペリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
3-アミノピペリジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.74-1.83 (m, 1H), 1.92-2.03 (m, 1H), 2.12-2.23 (m, 2H), 2.96-3.11 (m, 2H), 3.40 (d, 1H), 3.71 (d, 1H), 4.55 (br, 1H), 7.03 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.10 (br, 1H), 8.16 (d, 2H), 8.91 (br, 1H), 9.49 (d, 1H), 9.83 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 366.1 [M+H]+
【0274】
実施例102.4-(4-クロロフェニル)-6-(ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.41 (br, 4H), 4.19 (br, 4H), 7.41 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.04 (t, 1H), 8.28 (d, 2H), 8.87 (d, 1H), 9.41 (d, 1H), 9.77 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 352.1 [M+H]+
【0275】
実施例103.trans-4-(4-クロロフェニル)-6-(2,5-ジメチルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
trans-2,5-ジメチルピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.47 (d, 3H), 1.48 (d, 3H), 3.62-3.73 (m, 3H), 3.91 (br, 1H), 4.67 (d, 1H), 5.17 (br, 1H), 7.35 (s, 1H), 7.56 (d, 2H), 8.02-8.05 (m, 1H), 8.28 (d, 2H), 8.87 (d, 1H), 9.41 (d, 1H), 9.76 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 380.2 [M+H]+
【0276】
実施例104.cis-4-(4-クロロフェニル)-6-(3,5-ジメチルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
cis-2,6-ジメチルピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.48 (d, 6H), 3.03-3.09 (m, 2H), 3.46-3.51 (m, 2H), 5.04 (br, 2H), 7.47 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.08-8.12 (m, 1H), 8.30 (d, 2H), 8.91 (d, 1H), 9.50 (d, 1H), 9.81 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 380.2 [M+H]+
【0277】
実施例105.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-メチルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-メチルピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.00 (s, 3H), 3.49 (br, 4H), 3.55 (br, 4H), 7.43 (s, 1H), 7.56 (d, 2H), 7.97-8.00 (m, 1H), 8.29 (d, 2H), 8.86 (d, 1H), 9.36 (d, 1H), 9.76 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 366.1 [M+H]+
【0278】
実施例106.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-エチルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-エチルピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.43 (t, 3H), 3.27 (q, 2H), 3.54 (br, 4H), 3.56 (br, 4H), 7.43 (s, 1H), 7.56 (d, 2H), 7.97-8.01 (m, 1H), 8.29 (d, 2H), 8.86 (d, 1H), 9.36 (d, 1H), 9.76 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 380.2 [M+H]+
【0279】
実施例107.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-(メチルスルホニル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.90 (s, 3H), 3.40 (br, 4H), 4.06 (br, 4H), 7.35 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.02 (br, 1H), 8.27 (d, 2H), 8.85 (br, 1H), 9.38 (d, 1H), 9.76 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 430.1 [M+H]+
【0280】
実施例108.1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン
1-(ピペラジン-1-イル)エタン-1-オンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.19 (s, 3H), 3.73-3.78 (m, 4H), 3.93 (br, 2H), 3.99 (br, 2H), 7.28 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 7.96-7.99 (m, 1H), 8.25 (d, 2H), 8.83 (d, 1H), 9.34 (d, 1H), 9.71 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 394.1 [M+H]+
【0281】
実施例109.4-(4-クロロフェニル)-6-(3-エチルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
2-エチルピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.19 (t, 3H), 1.73-1.90 (m, 3H), 3.25-3.35 (m, 4H), 3.49-3.59 (m, 2H), 7.45 (s, 1H), 7.56 (d, 2H), 8.07-8.10 (m, 1H), 8.30 (d, 2H), 8.90 (d, 1H), 9.46 (d, 1H), 9.78 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 380.2 [M+H]+
【0282】
実施例110.4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボン酸エチル
ピペラジン-1-カルボン酸エチルを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.31 (t, 3H), 3.66 (br, 4H), 3.94 (br, 4H), 4.19 (q, 2H), 7.29 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.02-8.06 (m, 1H), 8.24 (d, 2H), 8.86 (d, 1H), 9.41 (d, 1H), 9.73 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 424.2 [M+H]+
【0283】
実施例111.4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-カルボン酸
1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペラジン-2-カルボン酸を用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
MS (ESI, m/z): 396.1 [M+H]+
【0284】
実施例112.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-カルボン酸メチル
ピペラジン-1,3-ジカルボン酸1-(tert-ブチル)3-メチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.49 (s, 3H), 3.47-3.57 (m, 3H), 3.63 (br, 1H), 3.83 (br, 1H), 4.07 (br, 1H), 4.10 (br, 1H), 7.43 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 7.80-7.84 (m, 1H), 8.28 (d, 2H), 8.77 (d, 1H), 9.16 (d, 1H), 9.68 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 410.1 [M+H]+
【0285】
実施例113.(S)-4-(4-クロロフェニル)-6-(2-フェニルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
(S)-3-フェニルピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.47-3.55 (m, 2H), 3.58-3.71 (m, 2H), 4.55-4.60 (m, 2H), 5.09-5.12 (m, 1H), 7.47 (s, 1H), 7.53-7.63 (m, 7H), 7.79-7.82 (m, 1H), 8.29 (d, 2H), 8.76 (d, 1H), 9.15 (d, 1H), 9.67 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 428.2 [M+H]+
【0286】
実施例114.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(o-トリル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン
1-(o-トリル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.40 (s, 3H), 3.06 (t, 4H), 4.07 (br, 4H), 7.01 (t, 1H), 7.08 (d, 1H), 7.31 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 7.59 (d, 1H), 8.11-8.14 (m, 1H), 8.24 (d, 2H), 8.42 (t, 1H), 8.91 (d, 1H), 9.50 (d, 1H), 9.75 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 442.2 [M+H]+
【0287】
実施例115.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(p-トリル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン
1-(p-トリル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.31 (s, 3H), 3.44 (t, 4H), 4.17 (br, 4H), 7.14 (d, 2H), 7.20 (d, 2H), 7.37 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.11-8.14 (m, 1H), 8.26 (d, 2H), 8.91 (d, 1H), 9.52 (d, 1H), 9.78 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 442.2 [M+H]+
【0288】
実施例116.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(m-トリル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン
1-(m-トリル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.34 (s, 3H), 3.43 (t, 4H), 4.13 (br, 4H), 6.87 (d, 1H), 6.98 (d, 1H), 7.01 (s, 1H), 7.22 (t, 1H), 7.35 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.12-8.15 (m, 1H), 8.26 (d, 2H), 8.91 (d, 1H), 9.52 (d, 1H), 9.77 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 442.2 [M+H]+
【0289】
実施例117.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン
1-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.42 (t, 4H), 4.08 (br, 4H), 7.13 (d, 1H), 7.25 (s, 1H), 7.26 (d, 1H), 7.31 (s, 1H), 7.44 (t, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.10-8.14 (m, 1H), 8.24 (d, 2H), 8.90 (d, 1H), 9.50 (d, 1H), 9.75 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 496.1 [M+H]+
【0290】
実施例118.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(2,3-ジメチルフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-(2,3-ジメチルフェニル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.29 (s, 3H), 2.33 (s, 3H), 3.03 (br, 4H), 4.08 (br, 4H), 6.94 (t, 2H), 7.06 (t, 1H), 7.32 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.10-8.13 (m, 1H), 8.25 (d, 2H), 8.90 (d, 1H), 9.49 (d, 1H), 9.75 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 456.2 [M+H]+
【0291】
実施例119.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(3,4-ジクロロフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-(3,4-ジクロロフェニル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.39 (t, 4H), 4.09 (br, 4H), 6.96 (d, 1H), 6.99 (d, 1H), 7.35 (d, 2H), 7.55 (d, 2H), 8.10-8.14 (m, 1H), 8.27 (d, 2H), 8.90 (d, 1H), 9.51 (d, 1H), 9.77 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 496.1 [M+H]+
【0292】
実施例120.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(4-メトキシフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-(4-メトキシフェニル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.57 (t, 4H), 3.83 (s, 3H), 4.27 (br, 4H), 7.04 (d, 2H), 7.39 (d, 2H), 7.44 (s, 1H), 7.57 (d, 2H), 8.13-8.16 (m, 1H), 8.30 (d, 2H), 8.93 (d, 1H), 9.54 (d, 1H), 9.81 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 458.2 [M+H]+
【0293】
実施例121.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(4-ニトロフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-(4-ニトロフェニル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.73 (t, 4H), 4.13 (br, 4H), 7.05 (d, 2H), 7.32 (s, 1H), 7.56 (d, 2H), 8.03-8.07 (m, 1H), 8.17 (d, 2H), 8.28 (d, 2H), 8.87 (d, 1H), 9.42 (d, 1H), 9.76 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 473.1 [M+H]+
【0294】
実施例122.4-(4-クロロフェニル)-6-(3-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-メチル-4-(ピロリジン-3-イル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.02 (br, 2H), 2.41 (br, 2H), 2.93 (s, 3H), 2.97 (br, 2H), 3.28 (br, 2H), 3.38 (br, 4H), 3.62 (br, 2H), 4.16 (br, 1H), 6.99 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.10-8.13 (m, 1H), 8.23 (d, 2H), 8.91 (d, 1H), 9.49 (d, 1H), 9.77 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 435.2 [M+H]+
【0295】
実施例123.4-(4-ベンズヒドリルピペラジン-1-イル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-ベンズヒドリルピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.35 (br, 4H), 4.22 (br, 4H), 5.41 (s, 1H), 7.31 (t, 2H), 7.37 (s, 1H), 7.43-7.55 (m, 8H), 7.69 (d, 2H), 8.00-8.04 (m, 1H), 8.26 (d, 2H), 8.86 (d, 1H), 9.40 (d, 1H), 9.74 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 518.2 [M+H]+
【0296】
実施例124.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-((4-クロロフェニル)(フェニル)メチル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-((4-クロロフェニル)(フェニル)メチル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.29 (br, 4H), 4.21 (br, 4H), 5.36 (s, 1H), 7.30-7.34 (m, 1H), 7.36 (s, 1H), 7.42-7.54 (m, 7H), 7.67-7.71 (m, 3H), 8.07-8.11 (m, 1H), 8.25 (d, 2H), 8.90 (br, 1H), 9.47 (d, 1H), 9.76 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 552.2 [M+H]+
【0297】
実施例125.1’-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)スピロ[インデン-1,4’-ピペリジン]
スピロ[インデン-1,4’-ピペリジン]を用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.17-2.24 (m, 4H), 3.53-3.59 (m, 4H), 6.89 (d, 1H), 7.12 (d, 1H), 7.17 (t, 1H), 7.23 (t, 1H), 7.35 (d, 2H), 7.37 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.09-8.13 (m, 1H), 8.25 (d, 2H), 8.90 (d, 1H), 9.49 (d, 1H), 9.76 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 451.2 [M+H]+
【0298】
実施例126.6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(ピロリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
3-アミノピロリジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.16 (br, 1H), 2.50 (br, 1H), 3.18-3.23 (m, 1H), 3.38-3.46 (m, 1H), 3.52-3.59 (m, 1H), 3.70-3.75 (m, 1H), 4.04-4.11 (m, 1H), 7.00 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 7.70-7.74 (m, 1H), 8.16 (d, 2H), 8.72 (d, 1H), 9.06 (d, 1H), 9.63 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 352.1 [M+H]+
【0299】
実施例127.(R)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(ピロリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
(R)-3-アミノピロリジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.11-2.24 (m, 1H), 2.46-2.56 (m, 1H), 3.37-3.46 (m, 1H), 3.48-3.61 (m, 2H), 3.71-3.81 (m, 1H), 4.05-4.12 (m, 1H), 7.06 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.02-8.06 (m, 1H), 8.18 (d, 2H), 8.88 (d, 1H), 9.41 (d, 1H), 9.75 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 352.1 [M+H]+
【0300】
実施例128.(R)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(ピロリジン-3-イルメチル)ピリミジン-4-アミン
(S)-3-(アミノメチル)ピロリジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.85-1.94 (m, 1H), 2.22-2.32 (m, 1H), 2.79-2.87 (m, 1H), 3.00-3.15 (m, 2H), 3.40-3.46 (m, 1H), 3.47-3.57 (m, 1H), 3.73 (br, 2H), 7.00 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.05-8.08 (m, 1H), 8.16 (d, 2H), 8.88 (d, 1H), 9.43 (d, 1H), 9.75 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 366.1 [M+H]+
【0301】
実施例129.6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(2-(ピロリジン-1-イル)エチル)ピリミジン-4-アミン
2-(ピロリジン-1-イル)エタン-1-アミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.19 (br, 4H), 3.40 (d, 2H), 3.53 (d, 2H), 3.76 (br, 4H), 7.06 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.02-8.05 (m, 1H), 8.18 (d, 2H), 8.88 (d, 1H), 9.41 (d, 1H), 9.76 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 380.2 [M+H]+
【0302】
実施例130.6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(3-(ピロリジン-1-イル)プロピル)ピリミジン-4-アミン
3-(ピロリジン-1-イル)プロパン-1-アミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.00-2.18 (br, 6H), 3.03-3.13 (br, 6H), 3.69 (br, 2H), 6.98 (s, 1H), 7.52 (d, 2H), 7.95-7.98 (m, 1H), 8.15 (d, 2H), 8.84 (d, 1H), 9.31 (d, 1H), 9.71 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 394.2 [M+H]+
【0303】
実施例131.6-(4-クロロフェニル)-N-(2-(1-メチルピロリジン-2-イル)エチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
2-(1-メチルピロリジン-2-イル)エタン-1-アミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.89-2.00 (m, 2H), 2.02-2.18 (m, 2H), 2.35-2.43 (m, 1H), 2.93 (s, 3H), 3.03-3.07 (m, 2H), 3.11-3.20 (m, 1H), 3.34-3.44 (m, 1H), 3.72 (br, 2H), 6.96 (s, 1H), 7.52 (d, 2H), 7.87-7.90 (m, 1H), 8.15 (d, 2H), 8.80 (d, 1H), 9.21 (d, 1H), 9.67 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 394.2 [M+H]+
【0304】
実施例132.N-(1-ベンジルピロリジン-3-イル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
1-ベンジルピロリジン-3-アミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.21 (br, 1H), 2.62 (br, 1H), 3.39-4.17 (br, 5H), 4.48 (s, 2H), 7.03 (s, 1H), 7.47-7.49 (m, 3H), 7.52-7.56 (m, 4H), 8.10-8.14 (m, 1H), 8.16 (d, 2H), 8.87 (d, 1H), 9.36 (d, 1H), 9.73 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 442.2 [M+H]+
【0305】
実施例133.(3R,4S)-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ピロリジン-3-オール
(3S,4R)-3-アミノ-4-ヒドロキシピロリジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.06 (br, 2H), 2.18 (br, 1H), 3.80 (br, 1H), 4.17 (br, 2H), 7.09 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 7.65-7.70 (m, 1H), 8.17 (d, 2H), 8.69 (d, 1H), 9.01 (d, 1H), 9.62 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 368.1 [M+H]+
【0306】
実施例134.(3S,4R)-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ピロリジン-3-オール
(3R,4S)-3-アミノ-4-ヒドロキシピロリジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.06 (br, 2H), 2.18 (br, 1H), 3.80 (br, 1H), 4.17 (br, 2H), 7.09 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 7.65-7.70 (m, 1H), 8.17 (d, 2H), 8.69 (d, 1H), 9.01 (d, 1H), 9.62 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 368.1 [M+H]+
【0307】
実施例135.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(ピロリジン-1-イル)ピリミジン
ピロリジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.09 (br, 4H), 3.59 (br, 2H), 3.82 (br, 2H), 6.95 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.05-8.08 (m, 1H), 8.20 (d, 2H), 8.88 (d, 1H), 9.40 (d, 1H), 9.69 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 337.1 [M+H]+
【0308】
実施例136.4-(4-クロロフェニル)-6-(2-メチルピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
2-メチルピロリジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.36 (br, 3H), 1.87 (br, 1H), 2.20 (br, 3H), 3.70 (br, 2H), 4.63 (br, 1H), 6.91 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.04-8.07 (m, 1H), 8.18 (d, 2H), 8.88 (d, 1H), 9.37 (d, 1H), 9.67 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 351.1 [M+H]+
【0309】
実施例137.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-ピロリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.17 (br, 2H), 3.70 (br, 2H), 3.86 (br, 2H), 4.59 (br, 1H), 6.95 (s, 1H), 7.52 (d, 2H), 8.07-8.11 (m, 1H), 8.19 (d, 2H), 8.89 (d, 1H), 9.43 (d, 1H), 9.69 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 353.1 [M+H]+
【0310】
実施例138.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-イル)メタノール
ピロリジン-3-イルメタノールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.92 (br, 1H), 2.21 (br, 1H), 2.60 (br, 1H), 3.52-3.59 (m, 2H), 3.60-3.71 (m, 3H), 3.97 (br, 1H), 6.91 (s, 1H), 7.52 (d, 2H), 8.04-8.08 (m, 1H), 8.18 (d, 2H), 8.88 (d, 1H), 9.39 (d, 1H), 9.68 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 367.1 [M+H]+
【0311】
実施例139.(R)-4-(4-クロロフェニル)-6-(3-フルオロピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
(R)-3-フルオロピロリジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.25 (br, 1H), 2.45 (br, 1H), 3.71 (br, 1H), 3.79 (br, 2H), 3.88 (br, 1H), 4.17 (br, 1H), 7.00 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.07-8.10 (m, 1H), 8.23 (d, 2H), 8.88 (d, 1H), 9.46 (d, 1H), 9.72 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 355.1 [M+H]+
【0312】
実施例140.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-アミン
ピロリジン-3-イルカルバミン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.31 (br, 1H), 2.57 (br, 1H), 3.87 (br, 2H), 4.06 (br, 2H), 4.14 (br, 1H), 7.04 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.06-8.09 (m, 1H), 8.25 (d, 2H), 8.89 (d, 1H), 9.45 (d, 1H), 9.75 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 352.1 [M+H]+
【0313】
実施例141.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-N-メチルピロリジン-3-アミン
メチル(ピロリジン-3-イル)カルバミン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.38 (br, 1H), 2.59 (br, 1H), 2.85 (s, 3H), 3.80 (br, 1H), 3.89 (br, 1H), 4.05 (br, 3H), 7.04 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.08-8.12 (m, 1H), 8.25 (d, 2H), 8.90 (d, 1H), 9.47 (d, 1H), 9.76 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 366.1 [M+H]+
【0314】
実施例142.(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)プロリン酸メチル
プロリン酸メチルを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.13-2.29 (m, 3H), 2.39-2.49 (m, 1H), 3.63-3.80 (m, 5H), 4.76-4.79 (m, 1H), 7.06 (s, 1H), 7.52 (d, 2H), 8.05-8.08 (m, 1H), 8.23 (d, 2H), 8.88 (d, 1H), 9.32 (d, 1H), 9.59 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 395.1 [M+H]+
【0315】
実施例143.N-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-イル)アセトアミド
N-(ピロリジン-3-イル)アセトアミドを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.98 (s, 3H), 2.13 (br, 1H), 2.37 (br, 1H), 3.46 (br, 1H), 3.72 (br, 1H), 3.89 (br, 1H), 4.02 (br, 1H), 4.52 (br, 1H), 6.97 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.13-8.16 (m, 1H), 8.21 (d, 2H), 8.92 (d, 1H), 9.50 (d, 1H), 9.73 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 394.1 [M+H]+
【0316】
実施例144.(2R,3R)-3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ブタン-2-オール
(2R,3R)-3-アミノブタン-2-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.23 (d, 3H), 1.30 (d, 3H), 3.94 (br, 1H), 4.51 (br, 1H), 7.01 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.07-8.10 (m, 1H), 8.15 (d, 2H), 8.89 (d, 1H), 9.44 (d, 1H), 9.71 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 355.1 [M+H]+
【0317】
実施例145.3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ブタン-2-オール
3-アミノブタン-2-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.27 (d, 3H), 1.31 (d, 3H), 3.90-3.94 (m, 1H), 4.46 (br, 1H), 7.00 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.13-8.20 (m, 3H), 8.92 (d, 1H), 9.48 (d, 1H), 9.71 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 355.1 [M+H]+
【0318】
実施例146.1-(4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ピペリジン-1-イル)エタン-1-オン
1-(4-アミノピペリジン-1-イル)エタン-1-オンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.49-1.65 (m, 4H), 2.05-2.22 (m, 4H), 2.17 (s, 3H), 4.49 (br, 1H), 6.99 (s, 1H), 7.57 (d, 2H), 8.14-8.19 (m, 3H), 8.93 (d, 1H), 9.52 (d, 1H), 9.77 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 408.2 [M+H]+
【0319】
実施例147.(R)-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-イル)メタノール
(R)-ピペリジン-3-イルメタノールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.39-1.45 (m, 1H), 1.59-1.66 (m, 1H), 1.79-1.84 (m, 1H), 1.86-1.92 (m, 2H), 3.03 (t, 1H), 3.24 (t, 1H), 3.35 (d, 1H), 3.50 (dd, 1H), 3.60 (dd, 1H), 4.58 (br, 1H), 7.27 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.13-8.15 (m, 1H), 8.21 (d, 2H), 8.92 (d, 1H), 9.50 (d, 1H), 9.73 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 381.1 [M+H]+
【0320】
実施例148.(S)-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-イル)メタノール
(S)-ピペリジン-3-イルメタノールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.39-1.45 (m, 1H), 1.59-1.66 (m, 1H), 1.79-1.84 (m, 1H), 1.86-1.92 (m, 2H), 3.03 (t, 1H), 3.24 (t, 1H), 3.35 (d, 1H), 3.50 (dd, 1H), 3.60 (dd, 1H), 4.58 (br, 1H), 7.27 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.13-8.15 (m, 1H), 8.21 (d, 2H), 8.92 (d, 1H), 9.50 (d, 1H), 9.73 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 381.1 [M+H]+
【0321】
実施例149.6-(4-クロロフェニル)-N-(2-(ピペリジン-1-イル)エチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
2-(ピペリジン-1-イル)エタン-1-アミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.51-1.57 (m, 1H), 1.75-1.86 (m, 3H), 1.97 (d, 2H), 3.05 (t, 2H), 3.48 (t, 2H), 3.72 (d, 2H), 4.05 (br, 2H), 7.08 (s, 1H), 7.57 (d, 2H), 8.10-8.12 (m, 1H), 8.21 (d, 2H), 8.92 (d, 1H), 9.48 (d, 1H), 9.80 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 394.2 [M+H]+
【0322】
実施例150.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-カルボニトリル
ピペリジン-4-カルボニトリルを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.89-1.95 (m, 2H), 2.08-2.13 (m, 2H), 3.16-3.20 (m, 1H), 3.76-3.80 (m, 2H), 4.24 (br, 2H), 7.32 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.11-8.13 (m, 1H), 8.25 (d, 2H), 8.90 (d, 1H), 9.50 (d, 1H), 9.75 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 376.1 [M+H]+
【0323】
実施例151.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)ピペリジン-4-オール
4-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)ピペリジン-4-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.92 (d, 2H), 2.14-2.19 (m, 2H), 3.59 (br, 2H), 4.70 (br, 2H), 7.33 (s, 1H), 7.53 (d, 2H),7.53-7.59 (m, 2H), 7.76 (d, 1H), 7.88 (s, 1H), 8.13-8.15 (m, 1H), 8.22 (d, 2H), 8.92 (d, 1H), 9.50 (d, 1H), 9.74 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 511.1 [M+H]+
【0324】
実施例152.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(ピロリジン-1-イル)ピペリジン-1-イル)ピリミジン
4-(ピロリジン-1-イル)ピペリジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.71-1.78 (m, 2H), 2.03 (br, 2H), 2.18 (br, 2H), 2.34 (d, 2H), 3.13 (t, 2H), 3.22 (br, 2H), 3.31 (br, 2H), 3.52-3.56 (m, 1H), 3.70 (br, 2H), 7.36 (s, 1H), 7.54 (d, 2H),8.16-8.18 (m, 1H), 8.25 (d, 2H), 8.94 (d, 1H), 9.55 (d, 1H), 9.78 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 420.2 [M+H]+
【0325】
実施例153.4-(4-クロロフェニル)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-オール
4-(4-クロロフェニル)ピペリジン-4-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.90 (d, 2H), 2.08-2.13 (m, 2H), 3.58 (br, 2H), 4.66 (br, 2H), 7.32 (s, 1H), 7.33 (d, 2H), 7.51 (d, 2H), 7.53 (d, 2H), 8.13-8.15 (m, 1H), 8.22 (d, 2H), 8.92 (d, 1H), 9.50 (d, 1H), 9.74 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 477.1 [M+H]+
【0326】
実施例154.1-(4-(((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)メチル)ピペリジン-1-イル)エタン-1-オン
1-(4-(アミノメチル)ピペリジン-1-イル)エタン-1-オンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.22-1.39 (m, 3H), 1.91 (d, 2H), 1.96 (s, 3H), 3.08-3.13 (m, 4H), 4.79 (br, 2H), 7.28 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.14-8.16 (m, 1H), 8.22 (d, 2H), 8.92 (d, 1H), 9.50 (d, 1H), 9.73 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 422.2 [M+H]+
【0327】
実施例155.1-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-フェニルピペリジン-4-イル)エタン-1-オン
1-(4-フェニルピペリジン-4-イル)エタン-1-オンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.99 (s, 3H), 2.14-2.19 (m, 2H), 2.58 (d, 2H), 3.60 (t, 2H), 4.27 (br, 2H), 7.24 (s, 1H), 7.30-7.34 (m, 1H), 7.42 (d, 4H), 7.51 (d, 2H), 8.10-8.12 (m, 1H), 8.20 (d, 2H), 8.90 (d, 1H), 9.46 (d, 1H), 9.71 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 469.2 [M+H]+
【0328】
実施例156.4-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)モルホリン
4-(ピペリジン-4-イル)モルホリンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.75-1.82 (m, 2H), 2.35 (d, 2H), 3.14 (t, 2H), 3.24 (t, 2H), 3.55 (d, 2H), 3.60-3.66 (m, 2H), 3.80 (t, 2H), 4.10 (d, 2H), 5.00 (br, 2H), 7.37 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.17-8.19 (m, 1H), 8.26 (d, 2H), 8.94 (d, 1H), 9.56 (d, 1H), 9.79 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 436.2 [M+H]+
【0329】
実施例157.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(3,5-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
4-(3,5-ジクロロフェニル)ピペリジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.72-1.79 (m, 2H), 2.04 (d, 2H), 2.98-3.04 (m, 1H), 3.20 (t, 2H), 4.95 (br, 2H), 7.27 (s, 2H), 7.29 (s, 1H), 7.35 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.15-8.18 (m, 1H), 8.25 (d, 2H), 8.93 (d, 1H), 9.54 (d, 1H), 9.76 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 495.1 [M+H]+
【0330】
実施例158.6-(4-クロロフェニル)-N-((1-シクロヘキシルピペリジン-3-イル)メチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
(1-シクロヘキシルピペリジン-3-イル)メタンアミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.35-1.41 (m, 2H), 1.46-1.53 (m, 2H), 1.61-1.72 (m, 3H), 1.93 (d, 2H), 2.08 (d, 3H), 2.15 (d, 2H), 3.07 (t, 2H), 3.14-3.19 (m, 1H), 3.54 (d, 2H), 3.59 (br, 1H), 4.87-4.91 (m, 2H), 6.99 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.14-8.16 (m, 3H), 8.93 (d, 1H), 9.51 (d, 1H), 9.76 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 462.2 [M+H]+
【0331】
実施例159.N-((1-ベンジルピペリジン-4-イル)メチル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
(1-ベンジルピペリジン-4-イル)メタンアミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.56-1.63 (m, 2H), 2.07 (br, 2H), 2.14 (d, 2H), 3.05 (t, 2H), 3.56 (d, 2H), 3.59 (br, 1H), 4.30 (s, 2H), 7.00 (s, 1H), 7.49 (s, 5H), 7.54 (d, 2H), 8.13-8.15 (m, 3H), 8.94 (d, 1H), 9.51 (d, 1H), 9.77 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 470.2 [M+H]+
【0332】
実施例160.3-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)-3-オキソプロパン酸エチル
3-オキソ-3-(ピペリジン-4-イル)プロパン酸エチルを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.24 (t, 3H), 1.60-1.71 (m, 4H), 2.18-2.24 (m, 1H), 3.20-3.29 (m, 2H), 3.70 (s, 2H), 4.69 (br, 4H), 7.26 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.06-8.08 (m, 1H), 8.22 (d, 2H), 8.88 (d, 1H), 9.42 (d, 1H), 9.71 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 465.2 [M+H]+
【0333】
実施例161.2-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)酢酸エチル
2-(ピペリジン-4-イル)酢酸エチルを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.28 (t, 3H), 1.95 (d, 2H), 2.15-2.23 (m, 1H), 2.35 (d, 2H), 3.13 (t, 2H), 3.80 (br, 2H), 4.17 (q, 2H), 4.78 (br, 2H), 7.27 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.16-8.18 (m, 1H), 8.22 (d, 2H), 8.94 (d, 1H), 9.51 (d, 1H), 9.74 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 437.2 [M+H]+
【0334】
実施例162.(1S,3R)-3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール
(1S,3R)-3-アミノシクロペンタン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.61-1.67 (m, 1H), 1.79-1.95 (m, 4H), 2.15-2.22 (m, 1H), 2.42-2.49 (m, 1H), 4.34-4.39 (m, 1H), 4.60 (br, 1H), 6.92 (s, 1H), 7.50 (d, 2H), 8.08-8.14 (m, 3H), 8.91 (d, 1H), 9.44 (d, 1H), 9.69 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 367.1 [M+H]+
【0335】
実施例163.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール
(S)-ピペリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.59-1.66 (m, 1H), 1.67-1.72 (m, 1H), 1.93-1.99 (m, 1H), 2.04-2.08 (m, 1H), 3.51 (q, 1H), 3.65 (br, 1H), 3.80-3.82 (m, 1H), 4.06 (br, 1H), 4.30 (br, 1H), 7.26 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.14-8.16 (m, 1H), 8.20 (d, 2H), 8.92 (d, 1H), 9.50 (d, 1H), 9.73 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 367.1 [M+H]+
【0336】
実施例164.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-N,N-ジメチルピロリジン-3-アミン
N,N-ジメチルピロリジン-3-アミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.40 (br, 1H), 2.68 (br, 1H), 3.05 (s, 6H), 3.72 (br, 1H), 3.94 (br, 1H), 4.13 (br, 2H), 4.33 (br, 1H), 7.08 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.15-8.18 (m, 1H), 8.27 (d, 2H), 8.94 (d, 1H), 9.57 (d, 1H), 9.81 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 380.2 [M+H]+
【0337】
実施例165.2-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-2-イル)-N,N-ジメチルエタン-1-アミン
N,N-ジメチル-2-(ピロリジン-2-イル)エタン-1-アミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.08-2.15 (m, 2H), 2.39-2.45 (m, 2H), 2.88 (s, 6H), 3.08-3.13 (m, 2H), 3.26-3.31 (m, 2H), 3.50-3.59 (m, 2H), 3.92-3.96 (m, 1H), 7.31 (s, 1H), 7.56 (d, 2H), 8.20-8.22 (m, 1H), 8.26 (d, 2H), 8.95 (d, 1H), 9.58 (d, 1H), 9.80 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 408.2 [M+H]+
【0338】
実施例166.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-オン
ピペリジン-4-オンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.85-1.90 (m, 4H), 3.93 (br, 2H), 3.99 (br, 2H), 7.31 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.12-8.14 (m, 1H), 8.23 (d, 2H), 8.91 (d, 1H), 9.49 (d, 1H), 9.74 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 365.1 [M+H]+
【0339】
実施例167.6-(4-クロロフェニル)-N-メチル-N-(ピペリジン-4-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
4-(メチルアミノ)ピペリジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.05 (d, 2H), 2.14-2.21 (m, 2H), 3.17 (s, 3H), 3.34-3.36 (m, 2H), 3.59 (d, 2H), 5.26 (br, 1H), 7.23 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.16-8.18 (m, 1H), 8.27 (d, 2H), 8.94 (d, 1H), 9.59 (d, 1H), 9.85 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 380.2 [M+H]+
【0340】
実施例168.6-(4-クロロフェニル)-N-(2-(1-メチルピペリジン-2-イル)エチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
2-(1-メチルピペリジン-2-イル)エタン-1-アミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.90-1.96 (m, 4H), 2.30 (d, 1H), 2.41-2.46 (m, 1H), 2.92 (s, 3H), 3.05-3.10 (m, 1H), 3.52-3.57 (m, 2H), 3.73 (br, 2H), 3.77 (br, 2H), 7.01 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.13-8.15 (m, 1H), 8.17 (d, 2H), 8.93 (d, 1H), 9.49 (d, 1H), 9.76 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 408.2 [M+H]+
【0341】
実施例169.6-(4-クロロフェニル)-N-(1-(1-メチルピペリジン-4-イル)エチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
1-(1-メチルピペリジン-4-イル)エタン-1-アミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.32 (d, 3H), 1.39-1.45 (m, 2H), 1.62-1.67 (m, 1H), 1.94 (br, 2H), 2.11-2.18 (m, 1H), 3.85 (s, 3H), 2.97-3.13 (m, 2H), 3.48-3.63 (m, 2H), 7.29 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 7.94-7.97 (m, 1H), 8.23 (d, 2H), 8.83 (d, 1H), 9.30 (d, 1H), 9.70 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 408.2 [M+H]+
【0342】
実施例170.6-(4-クロロフェニル)-N-((1-(2-メトキシエチル)ピペリジン-4-イル)メチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
(1-(2-メトキシエチル)ピペリジン-4-イル)メタンアミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.65 (br, 2H), 2.12 (br, 2H), 3.02 (br, 2H), 3.40 (s, 3H), 3.48 (br, 1H), 3.60 (br, 1H), 3.64-3.72 (m, 2H), 4.51 (br, 1H), 4.90-4.97 (m, 4H), 6.97 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 7.94-7.98 (m, 1H), 8.16 (d, 2H), 8.83 (d, 1H), 9.29 (d, 1H), 9.70 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 438.2 [M+H]+
【0343】
実施例171.2-(4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ピペリジン-1-イル)酢酸メチル
2-(4-アミノピペリジン-1-イル)酢酸メチルを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.97 (br, 4H), 2.43 (br, 4H), 3.89 (s, 3H), 4.23 (s, 2H), 4.47 (br, 1H), 6.97 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 7.81-7.84 (m, 1H), 8.16 (d, 2H), 8.77 (d, 1H), 9.16 (d, 1H), 9.66 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 438.2 [M+H]+
【0344】
実施例172.2,2,2-トリフルオロ酢酸1-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)エチル
2,2,2-トリフルオロ酢酸1-(ピペリジン-4-イル)エチルを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.20 (d, 3H), 1.29-1.44 (m, 4H), 1.66 (br, 1H), 3.05 (br, 4H), 3.53-3.59 (m, 1H), 7.26 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.02-8.05 (m, 1H), 8.21 (d, 2H), 8.86 (d, 1H), 9.37 (d, 1H), 9.69 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 491.1 [M+H]+
【0345】
実施例173.6-(4-クロロフェニル)-N-(1-メチルピペリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
1-メチルピペリジン-3-アミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.61-1.71 (m, 1H), 1.94-2.07 (m, 2H), 2.14-2.26 (m, 2H), 2.79 (t, 1H), 2.96 (s, 3H), 3.57-3.62 (m, 1H), 3.88-3.93 (m, 1H), 4.62 (br, 1H), 7.00 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 7.97-8.00 (m, 1H), 8.17 (d, 2H), 8.86 (d, 1H), 9.38 (d, 1H), 9.79 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 380.2 [M+H]+
【0346】
実施例174.(1S,2R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール
実施例174の化合物を調製するためのスキーム
【化10】
【0347】
中間体8.1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボイミド酸メチル
1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボニトリル(3.0g、28.04mmol)を塩化水素-メタノール溶液(4M HClガスのMeOH溶液(30mL))に懸濁し、得られた懸濁液を室温で16時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=20/1;V/V)で精製して、1.7gの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 140.1 [M+H]+
【0348】
中間体9.1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキシイミダミド
1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボイミド酸メチル(2.7g、19.4mmol)をアンモニア-MeOH溶液(30mL)(7.0M NH3のMeOH溶液)に溶解し、得られた溶液を室温で16時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣を逆相カラムクロマトグラフィー(H2O/MeOH=10/1;V/V)で精製して、1.8gの表題化合物を白色固体として得た。
MS (ESI, m/z): 125.1 [M+H]+
【0349】
中間体10.3-(4-クロロフェニル)-3-オキソプロパン酸メチル
1-(4-クロロフェニル)エタン-1-オン(2.4g、15.5mmol)のテトラヒドロフラン(25mL)溶液に、水素化ナトリウム(60%、0.62g、15.5mmol)を室温で加えた。この反応液に、炭酸ジメチル(0.7g、7.76mmol)のテトラヒドロフラン(5mL)溶液を5分間かけて加えた。反応液を70℃で2時間加熱した。反応液を室温に冷却し、飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて反応を停止させた。反応液をpH6.0に酸性化し、残渣をジクロロメタンで抽出し(20mL×3)、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。固体をろ過により除き、ろ液を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=20/1;V/V)で精製して、2.3gの表題化合物を黄色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 3.77 (s, 1H), 3.83 (s, 3H), 4.03 (s, 1H), 5.73 (s, 1H), 7.68 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.76 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.89 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 8.06 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 12.48 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 213.1 [M+H]+
【0350】
中間体11.6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-オール
3-(4-クロロフェニル)-3-オキソプロパン酸メチル(1.7g、8.13mmol)のMeOH(20mL)溶液に、1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキシイミダミド(1.0g、8.13mmol)とナトリウムメトキシド(527mg、9.576mmol)を室温で加えた。反応液を窒素雰囲気下、80℃で16時間加熱した。残渣を室温に冷却し、pH6.0に酸性化した。白色固体が生成された。固体をろ過により回収し、減圧下で乾燥して、1.1gの表題化合物を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 3.93 (s, 3H), 6.85 (s, 1H), 7.85 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 8.29 (s, 1H), 8.59 (s, 1H), 8.36 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 12.70 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 287.1 [M+H]+
【0351】
中間体12.4-クロロ-6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン
6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-オール(1.0g、3.43mmol)のオキシ塩化リン(10mL)溶液を13時間加熱還流した。混合物を減圧下で濃縮した。残渣を水に注ぎ入れ、EtOAcで抽出し(20mL×2)、食塩水で洗浄し、乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=10/1;V/V)で精製して、950mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 3.94 (s, 3H), 7.93 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 8.14 (d, J = 5.5 Hz, 2H), 8.53 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 8.56 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 305.1 [M+H]+
【0352】
実施例174.(1S,2R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール
4-クロロ-6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン(28mg、0.09mmol)のテトラヒドロフラン(4mL)溶液に、トリエチルアミン(0.2mL、1.43mmol)を室温で加え、次に(1S,2R)-2-アミノシクロペンタン-1-オール(20mg、0.20mmol)を加えた。密閉管内で反応液を120℃で4時間加熱し、室温に冷却した。残渣をろ過し、減圧下で濃縮し、分取HPLCで分離して、15mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.95 (br, 1H), 2.05 (br, 1H), 3.41 (br, 3H), 3.49 (br, 3H), 4.03 (s, 3H), 6.98 (s, 1H), 7.67 (d, 2H), 7.90 (d, 2H), 8.33 (s, 1H), 8.59 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 370.1 [M+H]+
【0353】
実施例175.(R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール
(R)-ピペリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例174と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.69 (br, 2H), 1.77 (br, 2H), 1.99 (br, 1H), 2.03 (d, 2H), 3.89 (br, 1H), 3.93 (br, 2H), 4.01 (s, 3H), 7.08 (s, 1H), 7.64 (d, 2H), 7.88 (d, 2H), 8.32 (s, 1H), 8.58 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 370.1 [M+H]+
【0354】
実施例176.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-オール
ピペリジン-4-オールを用いたこと以外は実施例174と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.63-1.72 (m, 2H), 2.01-2.06 (m, 2H), 3.78 (br, 2H), 4.01 (s, 3H), 4.01-4.07 (m, 1H), 4.36 (br, 2H), 7.10 (s, 1H), 7.63 (d, 2H), 7.89 (d, 2H), 8.31 (s, 1H), 8.57 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 370.1 [M+H]+
【0355】
実施例177.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
ピペリジン-4-イルメタノールを用いたこと以外は実施例174と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.30-1.40 (m, 4H), 1.89-2.04 (m, 4H), 3.21-3.28 (m, 1H), 3.48 (d, 2H), 4.01 (s, 3H), 7.08 (s, 1H), 7.64 (d, 2H), 7.88 (d, 2H), 8.30 (s, 1H), 8.56 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 384.2 [M+H]+
【0356】
実施例178.2-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)エタン-1-オール
2-(ピペリジン-4-イル)エタン-1-オールを用いたこと以外は実施例174と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.28-1.37 (m, 4H), 1.55 (q, 2H), 1.91-2.00 (m, 4H), 3.25 (br, 1H), 3.67 (t, 2H), 4.01 (s, 3H), 7.08 (s, 1H), 7.64 (d, 2H), 7.87 (d, 2H), 8.31 (s, 1H), 8.58 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 398.2 [M+H]+
【0357】
実施例179.3-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)プロパン-1-オール
3-(ピペリジン-4-イル)プロパン-1-オールを用いたこと以外は実施例174と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.23-1.41 (m, 4H), 1.57-1.65 (m, 2H), 1.69-1.80 (m, 1H), 1.98 (d, 2H), 3.21 (t, 2H), 3.57 (t, 2H), 4.00 (s, 3H), 4.83 (br, 2H), 7.05 (s, 1H), 7.63 (d, 2H), 7.88 (d, 2H), 8.29 (s, 1H), 8.55 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 412.2 [M+H]+
【0358】
実施例180.4-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-メチルピペリジン-1-イル)ピリミジン
4-メチルピペリジンを用いたこと以外は実施例174と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.03 (d, 3H), 1.23-1.34 (m, 2H), 1.82-1.89 (m, 1H), 1.92 (d, 2H), 3.24 (br, 2H), 4.01 (s, 3H), 4.83 (br, 2H), 7.07 (s, 1H), 7.64 (d, 2H), 7.87 (d, 2H), 8.31 (s, 1H), 8.58 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 368.2 [M+H]+
【0359】
実施例181.4-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリミジン
1-メチルピペラジンを用いたこと以外は実施例174と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.00 (t, 3H), 3.59 (br, 8H), 4.01 (s, 3H), 7.22 (s, 1H), 7.63 (d, 2H), 7.95 (d, 2H), 8.33 (s, 1H), 8.59 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 369.2 [M+H]+
【0360】
実施例182.2-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オール
2-(ピペラジン-1-イル)エタン-1-オールを用いたこと以外は実施例174と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 3.39 (t, 2H), 3.60 (br, 4H), 3.96 (t, 2H), 4.01 (s, 3H), 4.34 (br, 4H), 7.22 (s, 1H), 7.63 (d, 2H), 7.96 (d, 2H), 8.33 (s, 1H), 8.59 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 399.2 [M+H]+
【0361】
実施例183.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-ピロリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例174と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.10-2.30 (m, 3H), 3.82 (br, 2H), 4.01 (s, 3H), 4.03 (br, 1H), 4.63 (d, 1H), 6.83 (s, 1H), 7.65 (d, 2H), 7.90 (d, 2H), 8.30 (s, 1H), 8.55 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 356.1 [M+H]+
【0362】
実施例184.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-カルボニトリル
ピペリジン-4-カルボニトリルを用いたこと以外は実施例174と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.93-2.01 (m, 2H), 2.11-2.18 (m, 2H), 3.19-3.25 (m, 1H), 3.84-3.90 (m, 2H), 4.01 (s, 3H), 4.31 (br, 2H), 7.12 (s, 1H), 7.63 (d, 2H), 7.91 (d, 2H), 8.31 (s, 1H), 8.56 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 379.1 [M+H]+
【0363】
実施例185.(R)-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-イル)メタノール
(R)-ピペリジン-3-イルメタノールを用いたこと以外は実施例174と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.44-1.52 (m, 1H), 1.62-1.71 (m, 1H), 1.87 (br, 1H), 1.93 (d, 2H), 3.18 (br, 1H), 3.39 (t, 1H), 3.48-3.52 (m, 1H), 3.58-3.62 (m, 1H), 4.01 (s, 3H), 4.59 (br, 2H), 7.08 (s, 1H), 7.63 (d, 2H), 7.88 (d, 2H), 8.31 (s, 1H), 8.57 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 384.2 [M+H]+
【0364】
実施例186.(R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(R)-ピロリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例174と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.10-2.30 (m, 3H), 3.82 (br, 2H), 4.01 (s, 3H), 4.03 (br, 1H), 4.63 (d, 1H), 6.83 (s, 1H), 7.65 (d, 2H), 7.90 (d, 2H), 8.30 (s, 1H), 8.55 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 356.1 [M+H]+
【0365】
実施例187.(1S,3R)-3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール
(1S,3R)-3-アミノシクロペンタン-1-オールを用いたこと以外は実施例174と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.83-1.94 (m, 1H), 3.43 (br, 6H), 4.02 (s, 3H), 4.37 (br, 1H), 6.97 (s, 1H), 7.65 (d, 2H), 7.88 (d, 2H), 8.32 (s, 1H), 8.58 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 370.1 [M+H]+
【0366】
実施例188.(R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ブタン-1-オール
(R)-2-アミノブタン-1-オールを用いたこと以外は実施例174と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.03 (t, 3H), 1.59-1.68 (m, 2H), 1.78-1.86 (m, 1H), 3.69-3.73 (m, 2H), 4.02 (s, 3H), 6.97 (s, 1H), 7.65 (d, 2H), 7.89 (d, 2H), 8.32 (s, 1H), 8.56 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 358.1 [M+H]+
【0367】
実施例189.trans-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-オール
trans-4-アミノシクロヘキサン-1-オールを用いたこと以外は実施例174と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.46-1.52 (m, 2H), 2.01-2.05 (m, 2H), 2.13 (br, 1H), 3.43 (br, 4H), 3.63 (br, 1H), 4.02 (s, 3H), 6.97 (s, 1H), 7.65 (d, 2H), 7.89 (d, 2H), 8.31 (s, 1H), 8.56 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 384.2 [M+H]+
【0368】
実施例190.7-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)オクタヒドロ-2H-ピラノ[2,3-c]ピリジン
オクタヒドロ-2H-ピラノ[2,3-c]ピリジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.29-1.35 (m, 2H), 1.54 (d, 1H), 1.72-1.80 (m, 2H), 1.85 (d, 1H), 1.95 (d, 1H), 2.10-2.20 (m, 1H), 2.98-3.08 (m, 2H), 3.20 (d, 1H), 3.53 (t, 2H), 3.92 (d, 1H), 7.17 (s, 1H), 7.46 (d, 2H), 8.06-8.09 (m, 1H), 8.11 (d, 2H), 8.87 (d, 1H), 9.37 (d, 1H), 9.63 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 407.2 [M+H]+
【0369】
実施例191.7-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)オクタヒドロ-2H-ピラノ[2,3-c]ピリジン-4-オール
オクタヒドロ-2H-ピラノ[2,3-c]ピリジン-4-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.56-1.60 (m, 1H), 1.66-1.74 (m, 1H), 1.77-1.83 (m, 1H), 1.88-1.92 (m, 1H), 1.94-2.04 (m, 1H), 2.14-2.21 (m, 1H), 2.99-3.11 (m, 1H), 3.18-3.27 (m, 1H), 3.51 (t, 1H), 3.61-3.73 (m, 1H), 3.78-3.86 (m, 1H), 3.88-4.00 (m, 2H), 7.23 (s, 1H), 7.50 (d, 2H), 8.12-8.19 (m, 3H), 8.91 (d, 1H), 9.47 (d, 1H), 9.69 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 423.2 [M+H]+
【0370】
実施例192.(2R,3R)-3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ペンタン-2-オール
(2R,3R)-3-アミノペンタン-2-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.02 (t, 3H), 1.21 (d, 3H), 1.58-1.68 (m, 2H), 1.79-1.85 (m, 1H), 2.01-2.05 (m, 1H), 4.00 (br, 1H), 4.36 (br, 1H), 7.02 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 7.98-8.02 (m, 1H), 8.14 (d, 2H), 8.84 (d, 1H), 9.34 (d, 1H), 9.67 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 369.1 [M+H]+
【0371】
実施例193.6-(4-クロロフェニル)-N-((1-メチルピペリジン-4-イル)メチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
(1-メチルピペリジン-4-イル)メタンアミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.53-1.66 (m, 2H), 1.94-2.08 (m, 2H), 2.13 (d, 2H), 2.86 (s, 3H), 3.01 (t, 1H), 3.13 (t, 1H), 3.57 (br, 2H), 3.81-3.93 (m, 1H), 7.00 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.12-8.16 (m, 1H), 8.24 (d, 2H), 8.92 (d, 1H), 9.49 (d, 1H), 9.76 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 394.2 [M+H]+
【0372】
実施例194.(R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(R)-ピロリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.17 (br, 2H), 3.70 (br, 2H), 3.86 (br, 2H), 4.59 (br, 1H), 6.95 (s, 1H), 7.52 (d, 2H), 8.07-8.11 (m, 1H), 8.19 (d, 2H), 8.89 (d, 1H), 9.43 (d, 1H), 9.69 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 353.1 [M+H]+
【0373】
実施例195.(S)-6-(4-クロロフェニル)-N-(2-(メトキシメチル)ピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
(S)-2-(メトキシメチル)ピロリジン-1-アミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.60 (br, 1H), 1.80-1.87 (m, 1H), 1.89-1.97 (m, 1H), 2.02-2.10 (m, 1H), 2.17-2.21 (m, 1H), 2.82-2.89 (m, 1H), 3.07 (br, 1H), 3.24 (s, 3H), 3.44 (t, 2H), 7.42 (s, 1H), 7.56 (d, 2H), 8.08-8.12 (m, 1H), 8.21 (d, 2H), 8.89 (d, 1H), 9.45 (d, 1H), 9.71 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 396.2 [M+H]+
【0374】
実施例196.(S)-4-(4-クロロフェニル)-6-(3-フルオロピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
(S)-3-フルオロピロリジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.24 (br, 2H), 3.79 (br, 2H), 3.87 (br, 2H), 4.17 (br, 1H), 6.98 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.03-8.06 (m, 1H), 8.23 (d, 2H), 8.86 (d, 1H), 9.40 (d, 1H), 9.71 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 355.1 [M+H]+
【0375】
実施例197.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(2-(トリフルオロメチル)ピロリジン-1-イル)ピリミジン
2-(トリフルオロメチル)ピロリジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.26 (br, 2H), 2.32 (br, 2H), 3.74 (br, 2H), 3.89 (br, 1H), 7.20 (s, 1H), 7.56 (d, 2H), 8.02-8.06 (m, 1H), 8.28 (d, 2H), 8.87 (d, 1H), 9.40 (d, 1H), 9.74 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 405.1 [M+H]+
【0376】
実施例198.4-(4-クロロフェニル)-6-(3,3-ジフルオロピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
3,3-ジフルオロピロリジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.58-2.68 (m, 2H), 3.95 (br, 2H), 4.11 (br, 2H), 7.06 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.04-8.07 (m, 1H), 8.28 (d, 2H), 8.87 (d, 1H), 9.44 (d, 1H), 9.75 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 373.1 [M+H]+
【0377】
実施例199.4-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-イル)モルホリン
4-(ピロリジン-3-イル)モルホリンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.44 (br, 1H), 2.68 (br, 1H), 3.52 (br, 4H), 3.70 (br, 2H), 3.99 (br, 5H), 4.14 (br, 2H), 7.06 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.16-8.19 (m, 1H), 8.25 (d, 2H), 8.94 (d, 1H), 9.57 (d, 1H), 9.80 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 422.2 [M+H]+
【0378】
実施例200.5-(((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)メチル)ピロリジン-2-オン
5-(アミノメチル)ピロリジン-2-オンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.00 (br, 2H), 2.32-2.38 (m, 2H), 3.73 (br, 2H), 4.04 (br, 1H), 7.01 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.07-8.10 (m, 1H), 8.17 (d, 2H), 8.88 (d, 1H), 9.46 (d, 1H), 9.73 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 380.1 [M+H]+
【0379】
実施例201.trans-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(4-(ピロリジン-1-イル)テトラヒドロフラン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
trans-4-(ピロリジン-1-イル)テトラヒドロフラン-3-アミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.09 (br, 8H), 3.74-3.78 (m, 1H), 3.96-3.99 (m, 1H), 4.19-4.21 (m, 2H), 4.43-4.47 (m, 1H), 5.31 (br, 1H), 7.06 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.00-8.03 (m, 1H), 8.18 (d, 2H), 8.88 (d, 1H), 9.36 (d, 1H), 9.73 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 422.2 [M+H]+
【0380】
実施例202.6-(4-クロロフェニル)-N-((3S,4S)-4-メトキシ-1-メチルピロリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
(3S,4S)-4-メトキシ-1-メチルピロリジン-3-アミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.59 (br, 1H), 1.90 (br, 1H), 2.02 (br, 1H), 3.06 (s, 3H), 3.55 (s, 3H), 3.72 (br, 1H), 3.84 (br, 2H), 7.10 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.18 (d, 2H), 8.19-8.27 (m, 1H), 8.95 (d, 1H), 9.55 (d, 1H), 9.78 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 396.2 [M+H]+
【0381】
実施例203.(R)-6-(4-クロロフェニル)-N-(ピペリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
(R)-3-アミノピペリジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.77-1.83 (m, 1H), 1.95-2.04 (m, 1H), 2.10-2.15 (m, 1H), 2.17-2.23 (m, 1H), 2.96-3.01 (m, 1H), 3.04-3.11 (m, 1H), 3.37-3.43 (m, 1H), 3.69-3.73 (m, 1H), 4.56 (br, 1H), 7.03 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.02-8.06 (m, 1H), 8.17 (d, 2H), 8.88 (d, 1H), 9.44 (d, 1H), 9.82 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 366.1 [M+H]+
【0382】
実施例204.6-(4-クロロフェニル)-N-(ピペリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
3-アミノピペリジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.77-1.83 (m, 1H), 1.95-2.04 (m, 1H), 2.10-2.15 (m, 1H), 2.17-2.23 (m, 1H), 2.96-3.01 (m, 1H), 3.04-3.11 (m, 1H), 3.37-3.43 (m, 1H), 3.69-3.73 (m, 1H), 4.56 (br, 1H), 7.03 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.02-8.06 (m, 1H), 8.17 (d, 2H), 8.88 (d, 1H), 9.44 (d, 1H), 9.82 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 366.1 [M+H]+
【0383】
実施例205.6-(4-クロロフェニル)-N-((3R,4R)-3-フルオロピペリジン-4-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン
(3R,4R)-4-アミノ-3-フルオロピペリジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.60 (br, 1H), 1.92 (br, 1H), 2.03 (br, 1H), 3.79 (br, 5H), 7.08 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.08-8.11 (m, 1H), 8.20 (d, 2H), 8.90 (d, 1H), 9.41 (d, 1H), 9.70 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 384.1 [M+H]+
【0384】
実施例206.(S)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(ピロリジン-3-イルメチル)ピリミジン-4-アミン
(R)-3-(アミノメチル)ピロリジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.85-1.95 (m, 2H), 2.24-2.32 (m, 1H), 2.80-2.87 (m, 1H), 3.10-3.15 (m, 1H), 3.41-3.48 (m, 1H), 3.50-3.55 (m, 1H), 3.75 (br, 2H), 7.01 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 8.09-8.13 (m, 1H), 8.17 (d, 2H), 8.91 (d, 1H), 9.48 (d, 1H), 9.77 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 366.1 [M+H]+
【0385】
実施例207.(2R,4R)-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ピロリジン-2-カルボン酸メチル
(2R,4R)-4-アミノピロリジン-1,2-ジカルボン酸1-(tert-ブチル)2-メチルを用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
MS (ESI, m/z): 410.1 [M+H]+
【0386】
実施例208.(2R,4S)-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ピロリジン-2-カルボン酸
(2R,4S)-4-アミノ-1-(tert-ブトキシカルボニル)ピロリジン-2-カルボン酸を用いたこと以外は実施例54と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.61 (br, 2H), 2.04 (br, 2H), 2.20 (t, 1H), 3.35 (br, 1H), 7.01 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 7.78-7.81 (m, 1H), 8.18 (d, 2H), 8.76 (d, 1H), 9.12 (d, 1H), 9.66 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 396.1 [M+H]+
【0387】
実施例209.trans-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)-1-イソプロピルピロリジン-3-オール
trans-4-アミノ-1-イソプロピルピロリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.43 (t, 6H), 1.61 (br, 1H), 1.90 (br, 1H), 2.02 (br, 1H), 2.19 (t, 1H), 3.55 (br, 1H), 3.72 (br, 1H), 3.84 (br, 1H), 7.06 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 7.95-7.80 (m, 1H), 8.19 (d, 2H), 8.85 (d, 1H), 9.36 (d, 1H), 9.75 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 410.2 [M+H]+
【0388】
実施例210.(R)-4-(3-(クロロメチル)ピロリジン-1-イル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
(R)-3-(クロロメチル)ピロリジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.98 (br, 1H), 2.28 (br, 1H), 2.79 (br, 1H), 3.54 (br, 1H), 3.68-3.78 (m, 4H), 4.02 (br, 1H), 6.88 (s, 1H), 7.50 (d, 2H), 8.08-8.11 (m, 1H), 8.18 (d, 2H), 8.89 (d, 1H), 9.43 (d, 1H), 9.67 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 385.1 [M+H]+
【0389】
実施例211.(S)-4-(3-(クロロメチル)ピロリジン-1-イル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
(S)-3-(クロロメチル)ピロリジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.98 (br, 1H), 2.28 (br, 1H), 2.79 (br, 1H), 3.54 (br, 1H), 3.68-3.78 (m, 4H), 4.02 (br, 1H), 6.88 (s, 1H), 7.50 (d, 2H), 8.08-8.11 (m, 1H), 8.18 (d, 2H), 8.89 (d, 1H), 9.43 (d, 1H), 9.67 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 385.1 [M+H]+
【0390】
実施例212.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-カルボニトリル
ピロリジン-3-カルボニトリルを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 2.44 (br, 1H), 2.53 (br, 1H), 3.57 (br, 1H), 3.84 (br, 2H), 4.06 (br, 2H), 7.06 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.08-8.12 (m, 1H), 8.27 (d, 2H), 8.89 (d, 1H), 9.49 (d, 1H), 9.76 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 362.1 [M+H]+
【0391】
実施例213.(R)-1-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ブタン-2-オール
(R)-1-アミノブタン-2-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.05 (t, 3H), 1.48-1.59 (m, 1H), 1.61-1.70 (m, 1H), 3.55 (br, 1H), 3.72 (br, 1H), 3.76 (br, 1H), 6.99 (s, 1H), 7.51 (d, 2H), 8.09-8.13 (m, 3H), 8.90 (d, 1H), 9.44 (d, 1H), 9.69 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 355.1 [M+H]+
【0392】
実施例214.(1R,3S)-3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール
(1R,3S)-3-アミノシクロペンタン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.60-1.66 (m, 1H), 1.81-1.95 (m, 4H), 2.17-2.23 (m, 1H), 2.43-2.50 (m, 1H), 4.34-4.38 (m, 1H), 4.62 (br, 1H), 6.94 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.06-8.10 (m, 1H), 8.12 (d, 2H), 8.89 (d, 1H), 9.41 (d, 1H), 9.69 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 367.1 [M+H]+
【0393】
実施例215.cis-(4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)メタノール
cis-4-アミノシクロヘキサン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.76-1.83 (m, 4H), 1.84-1.87 (m, 4H), 2.02 (br, 1H), 3.92 (br, 1H), 4.24 (br, 1H), 6.96 (s, 1H), 7.53 (d, 2H), 8.01-8.05 (m, 1H), 8.12 (d, 2H), 8.86 (d, 1H), 9.34 (d, 1H), 9.67 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 381.1 [M+H]+
【0394】
実施例216.cis-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-オール
cis-(4-アミノシクロヘキシル)メタノールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.70-1.84 (m, 4H), 1.85-1.95 (m, 4H), 1.98-2.05 (m, 1H), 3.71-3.74 (m, 1H), 3.84-8.37 (m, 1H), 4.46 (br, 1H), 7.04 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.09-8.15 (m, 3H), 8.90 (d, 1H), 9.43 (d, 1H), 9.69 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 395.2 [M+H]+
【0395】
実施例217.trans-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-オール
trans-(4-アミノシクロヘキシル)メタノールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR: (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 1.70-1.84 (m, 4H), 1.85-1.95 (m, 4H), 1.98-2.05 (m, 1H), 3.71-3.74 (m, 1H), 3.84-8.37 (m, 1H), 4.46 (br, 1H), 7.04 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 8.09-8.15 (m, 3H), 8.90 (d, 1H), 9.43 (d, 1H), 9.69 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 395.2 [M+H]+
【0396】
実施例218.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(2-メトキシエチル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-(2-メトキシエチル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.83 (d, J = 2.0, 0.8 Hz, 1H), 9.59 (dd, J = 8.2, 2.0, 1.5 Hz, 1H), 8.95 (d, J = 5.7, 1.5, 0.7 Hz, 1H), 8.28 (d, 2H), 8.19 (dd, J = 8.2, 5.7, 0.7 Hz, 1H), 7.54 (d, 2H), 7.44 (s, 1H), 3.82-3.77 (m, 4H), 3.77-3.50 (m, 4H), 3.49-3.43 (m, 7H); MS (ESI, m/z): 410.2 [M+H]+
【0397】
実施例219.(3S,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-オール
(3S,4R)-3-フルオロピペリジン-4-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.74 (d, J = 1.7, 0.8 Hz, 1H), 9.52 (dd, J = 8.2, 1.9, 1.5 Hz, 1H), 8.92 (dd, J = 5.7, 1.5, 0.8 Hz, 1H), 8.21 (dd, 2H), 8.19-8.14 (m, 1H), 7.51 (d, 2H), 7.30 (s, 1H), 4.56-4.47 (m, 1H), 4.47-4.33 (m, 1H), 4.17-4.06 (m, 1H), 4.04-3.94 (m, 1H), 3.94-3.82 (m, 1H), 3.82-3.68 (m, 1H), 2.18-2.05 (m, 1H), 1.74-1.60 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 385.1 [M+H]+
【0398】
実施例220.(3R,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-オール
(3R,4S)-3-フルオロピペリジン-4-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.74 (d, J = 1.7, 0.8 Hz, 1H), 9.52 (dd, J = 8.2, 1.9, 1.5 Hz, 1H), 8.92 (dd, J = 5.7, 1.5, 0.8 Hz, 1H), 8.21 (dd, 2H), 8.19-8.14 (m, 1H), 7.51 (d, 2H), 7.30 (s, 1H), 4.56-4.47 (m, 1H), 4.47-4.33 (m, 1H), 4.17-4.06 (m, 1H), 4.04-3.94 (m, 1H), 3.94-3.82 (m, 1H), 3.82-3.68 (m, 1H), 2.18-2.05 (m, 1H), 1.74-1.60 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 385.1 [M+H]+
【0399】
実施例221.(3R,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-オール
(3R,4R)-3-フルオロピペリジン-4-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.74 (d, J = 1.7, 0.8 Hz, 1H), 9.52 (dd, J = 8.2, 1.9, 1.5 Hz, 1H), 8.92 (dd, J = 5.7, 1.5, 0.8 Hz, 1H), 8.21 (dd, 2H), 8.19-8.14 (m, 1H), 7.51 (d, 2H), 7.30 (s, 1H), 4.56-4.47 (m, 1H), 4.47-4.33 (m, 1H), 4.17-4.06 (m, 1H), 4.04-3.94 (m, 1H), 3.94-3.82 (m, 1H), 3.82-3.68 (m, 1H), 2.18-2.05 (m, 1H), 1.74-1.60 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 385.1 [M+H]+
【0400】
実施例222.(3S,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-オール
(3S,4S)-3-フルオロピペリジン-4-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.74 (d, J = 1.7, 0.8 Hz, 1H), 9.52 (dd, J = 8.2, 1.9, 1.5 Hz, 1H), 8.92 (dd, J = 5.7, 1.5, 0.8 Hz, 1H), 8.21 (dd, 2H), 8.19-8.14 (m, 1H), 7.51 (d, 2H), 7.30 (s, 1H), 4.56-4.47 (m, 1H), 4.47-4.33 (m, 1H), 4.17-4.06 (m, 1H), 4.04-3.94 (m, 1H), 3.94-3.82 (m, 1H), 3.82-3.68 (m, 1H), 2.18-2.05 (m, 1H), 1.74-1.60 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 385.1 [M+H]+
【0401】
実施例223.1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)-2-ヒドロキシエタン-1-オン
2-ヒドロキシ-1-(ピペラジン-1-イル)エタン-1-オンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.73 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 9.39 (dd, J = 8.1, 1.8 Hz, 1H), 8.85 (dd, J = 5.5, 1.5 Hz, 1H), 8.26 (d, 2H), 8.02 (dd, 1H), 7.54 (d, 2H), 7.31 (s, 1H), 4.32 (s, 2H), 4.04-3.91 (m, 4H), 3.84-3.74 (m, 2H), 3.68-3.60 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 410.1 [M+H]+
【0402】
実施例224.2-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)プロパン-1-オール
2-(ピペラジン-1-イル)プロパン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.83 (s, 1H), 9.59 (d, 1H), 8.95 (dd, J = 5.6, 1.5, 0.7 Hz, 1H), 8.29 (d, 2H), 8.19 (dd, J = 8.2, 5.7, 0.8 Hz, 1H), 7.54 (d, 2H), 7.45 (s, 1H), 3.96 (d, J = 3.7 Hz, 1H), 3.92-3.79 (m, 2H), 3.80-3.70 (m, 2H), 3.60-3.50 (m, 2H), 3.45-3.35 (m, 1H), 2.04-1.74 (m, 3H), 1.42 (d, J = 6.8 Hz, 3H); MS (ESI, m/z): 410.2 [M+H]+
【0403】
実施例225.N-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)-2-メトキシアセトアミド
2-メトキシ-N-(ピペリジン-4-イル)アセトアミドを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.75 (s, 1H), 9.52 (dd, J = 8.2, 1.7 Hz, 1H), 8.92 (d, J = 5.6, 1.5, 0.7 Hz, 1H), 8.23 (d, 2H), 8.15 (dd, J = 8.2, 5.7, 0.7 Hz, 1H), 7.53 (d, 2H), 7.31 (s, 1H), 4.85-4.66 (m, 2H), 4.21-4.05 (m, 1H), 3.90 (s, 2H), 3.40 (s, 3H), 3.28-3.15 (m, 2H), 2.04 (d, J = 12.8, 3.7 Hz, 2H), 1.70-1.53 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 438.2 [M+H]+
【0404】
実施例226.(1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
実施例226の化合物を調製するためのスキーム
【化11】
【0405】
中間体13.(1-(6-クロロ-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
4,6-ジクロロ-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン(3.0g、13.3mmol)のDMF(50mL)溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(4.63mL、26.54mmol)を室温で加え、次にピペリジン-4-イルメタノール(2.01g、13.27mmol)を加えた。反応液を70℃で一晩加熱し、室温に冷却した。反応液に水を加えて反応を停止させ、DCMで3回抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン/酢酸エチル、グラジエント)で精製して、1.0gの表題化合物を得た。
【0406】
実施例226.(1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
(1-(6-クロロ-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール(300mg、0.984mmol)、(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ボロン酸(300mg、1.580mmol)および炭酸ナトリウム(300mg、2.831mmol)のテトラヒドロフラン/H2O(4/1)(30mL)溶液に、Pd(PPh3)4(60mg、0.052mmol)を加えた。マイクロ波により混合物を80℃で120分間加熱し、室温に冷却し、EtOAc(30mL)で3回抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン/酢酸エチル、グラジエント)で精製して、219mgの表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.57 (s, 1H), 8.72 (d, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H), 8.69 (dd, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 8.52 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 7.88 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.54 (dd, J = 7.9, 4.8 Hz, 1H), 7.45 (s, 1H), 4.88-4.58 (m, 2H), 4.53 (t, J = 5.2 Hz, 1H), 3.29 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 3.01 (t, J = 12.9 Hz, 2H), 1.80 (d, 2H), 1.77-1.67 (m, 1H), 1.16 (dd, J = 12.5, 4.2 Hz, 2H); MS (ESI, m/z): 415.2 [M+H]+
【0407】
実施例227.(1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ボロン酸を用いたこと以外は実施例226と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.60 (s, 1H), 8.96 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.67 (d, J = 4.9 Hz, 1H), 8.33 (dd, J = 8.9, 3.5 Hz, 2H), 7.68-7.62 (m, 1H), 7.42 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.21 (s, 1H), 3.51-3.44 (m, 2H), 3.27-3.03 (m, 4H), 2.19 (t, J = 7.6 Hz, 0H), 1.99-1.79 (m, 3H), 1.41-1.22 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 431.2 [M+H]+
【0408】
実施例228.(1-(6-(4-メトキシフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
(4-メトキシフェニル)ボロン酸を用いたこと以外は実施例226と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.64 (s, 1H), 9.25 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.85 (dd, 1H), 8.15 (d, 2H), 8.01-7.96 (m, 1H), 7.21 (s, 1H), 7.10 (dd, J = 8.9, 3.1 Hz, 2H), 4.33 (d, J = 6.5 Hz, 2H), 3.89 (s, 3H), 3.20-3.07 (m, 4H), 2.33-2.15 (m, 1H), 2.01-1.90 (m, 2H), 1.50-1.35 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 377.2 [M+H]+
【0409】
実施例229.(1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(p-トリル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
p-トリルボロン酸を用いたこと以外は実施例226と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.66 (s, 1H), 9.31 (d, J = 8.2, 1.8 Hz, 1H), 8.87 (dd, J = 5.5, 1.5, 0.5 Hz, 1H), 8.07 (d, 2H), 8.05-8.00 (m, 1H), 7.37 (d, 2H), 7.25 (s, 1H), 4.89-4.72 (m, 2H), 4.33 (d, J = 6.6 Hz, 2H), 3.23-3.06 (m, 2H), 2.44 (s, 3H), 2.31-2.14 (m, 1H), 1.96 (d, J = 13.4 Hz, 2H), 1.51-1.34 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 361.2 [M+H]+
【0410】
実施例230.(3R,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3,4-ジオール
(3R,4R)-ピロリジン-3,4-ジオールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.68 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 9.40 (dt, J = 8.2, 1.8 Hz, 1H), 8.87 (d, J = 5.5 Hz, 1H), 8.24-8.16 (m, 2H), 8.06 (dd, J = 8.2, 5.6 Hz, 1H), 7.51 (dd, J = 8.9, 2.2 Hz, 2H), 6.94 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 4.36-4.22 (m, 1H), 3.95-3.88 (m, 1H), 3.88-3.79 (m, 1H), 2.10-1.97 (m, 1H), 1.90 (dq, J = 18.0, 10.8, 8.5 Hz, 1H), 1.70-1.41 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 367.1 [M+H]+
【0411】
実施例231.(3R,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3,4-ジオール
(3R,4S)-ピロリジン-3,4-ジオールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.68 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 9.40 (dt, J = 8.2, 1.8 Hz, 1H), 8.87 (d, J = 5.5 Hz, 1H), 8.24-8.16 (m, 2H), 8.06 (dd, J = 8.2, 5.6 Hz, 1H), 7.51 (dd, J = 8.9, 2.2 Hz, 2H), 6.94 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 4.36-4.22 (m, 1H), 3.95-3.88 (m, 1H), 3.88-3.79 (m, 1H), 2.10-1.97 (m, 1H), 1.90 (dq, J = 18.0, 10.8, 8.5 Hz, 1H), 1.70-1.41 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 367.1 [M+H]+
【0412】
実施例232.1-(3-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)テトラヒドロピリミジン-1(2H)-イル)エタン-1-オン
1-(テトラヒドロピリミジン-1(2H)-イル)エタン-1-オンを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.71 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 9.38 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.80 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 8.19 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.06-8.01 (m, 1H), 7.54 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.03 (s, 1H), 4.04-3.52 (m, 4H), 2.09-1.76 (m, 2H), 1.68-1.48 (m, 2H), 1.29 (s, 3H); MS (ESI, m/z): 394.1 [M+H]+
【0413】
実施例233.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オール
4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.67 (s, 1H), 9.40 (dd, J = 8.2, 4.3, 2.5 Hz, 1H), 8.88 (d, 1H), 8.15 (d, 2H), 8.12-8.04 (m, 1H), 7.50 (d, 2H), 7.23 (s, 1H), 3.93-3.78 (m, 1H), 3.78-3.61 (m, 1H), 3.61-3.46 (m, 1H), 3.35 (d, 2H), 3.13-2.98 (m, 1H), 1.97-1.82 (m, 1H), 1.81-1.37 (m, 3H); MS (ESI, m/z): 397.1 [M+H]+
【0414】
実施例233.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オール
4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.67 (s, 1H), 9.40 (dd, J = 8.2, 4.3, 2.5 Hz, 1H), 8.88 (d, 1H), 8.15 (d, 2H), 8.12-8.04 (m, 1H), 7.50 (d, 2H), 7.23 (s, 1H), 3.93-3.78 (m, 1H), 3.78-3.61 (m, 1H), 3.61-3.46 (m, 1H), 3.35 (d, 2H), 3.13-2.98 (m, 1H), 1.97-1.82 (m, 1H), 1.81-1.37 (m, 3H); MS (ESI, m/z): 397.1 [M+H]+
【0415】
実施例234.(3R,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-フルオロピロリジン-3-オール
(3R,4R)-4-フルオロピロリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.66 (s, 1H), 9.40 (d, J = 8.2, 1.7 Hz, 1H), 8.87 (dd, J = 5.7, 1.5 Hz, 1H), 8.17 (d, 2H), 8.07 (dd, 1H), 7.48 (d, 2H), 6.91 (s, 1H), 5.14 (dd, J = 50.2, 15.3 Hz, 1H), 4.57-4.46 (m, 1H), 4.24-3.88 (m, 1H), 3.86-3.70 (m, 1H), 2.13-1.69 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 371.1 [M+H]+
【0416】
実施例235.(3R,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-フルオロピロリジン-3-オール
(3R,4S)-4-フルオロピロリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.66 (s, 1H), 9.40 (d, J = 8.2, 1.7 Hz, 1H), 8.87 (dd, J = 5.7, 1.5 Hz, 1H), 8.17 (d, 2H), 8.07 (dd, 1H), 7.48 (d, 2H), 6.91 (s, 1H), 5.14 (dd, J = 50.2, 15.3 Hz, 1H), 4.57-4.46 (m, 1H), 4.24-3.88 (m, 1H), 3.86-3.70 (m, 1H), 2.13-1.69 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 371.1 [M+H]+
【0417】
実施例236.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-3-オール
4-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.65 (s, 1H), 9.39 (d, J = 8.3, 1.7 Hz, 1H), 8.87 (dd, J = 5.6, 1.6 Hz, 1H), 8.15 (d, J = 8.6, 2.4 Hz, 2H), 8.07 (dd, J = 9.1, 5.7, 3.6 Hz, 1H), 7.48 (dd, J = 8.7, 2.3 Hz, 2H), 6.87 (s, 1H), 4.06-3.77 (m, 1H), 3.77-3.62 (m, 1H), 3.62-3.39 (m, 1H), 2.68-2.38 (m, 1H), 2.31-1.99 (m, 2H), 1.99-1.73 (m, 1H), 1.73-1.37 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 383.1 [M+H]+
【0418】
実施例237.N-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)-2-ヒドロキシプロパンアミド
2-ヒドロキシ-N-(ピペリジン-4-イル)プロパンアミドを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.76 (d, J = 449.8 Hz, 1H), 9.53 (d, J = 1746.2 Hz, 1H), 8.92 (d, J = 5.5 Hz, 1H), 8.24 (d, 2H), 8.15 (dd, J = 8.2, 5.7 Hz, 1H), 7.55 (dd, J = 8.5, 1.6 Hz, 2H), 7.33 (s, 1H), 4.17-3.99 (m, 2H), 3.30-3.20 (m, 4H), 2.11-1.97 (m, 2H), 1.71-1.54 (m, 2H), 1.35 (d, J = 6.8 Hz, 3H); MS (ESI, m/z): 438.2 [M+H]+
【0419】
実施例238.N-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)-2-ヒドロキシアセトアミド
2-ヒドロキシ-N-(ピペリジン-4-イル)アセトアミドを用いたこと以外は実施例1と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.76 (s, 1H), 9.53 (d, 1H), 8.92 (d, J = 5.6 Hz, 1H), 8.25 (d, 2H), 8.15 (dd, J = 8.2, 5.6 Hz, 1H), 7.55 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.34 (s, 1H), 4.86-4.65 (m, 2H), 4.20-4.07 (m, 1H), 3.99 (s, 2H), 3.29-3.18 (m, 2H), 2.05 (d, J = 12.8 Hz, 2H), 1.71-1.53 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 424.2 [M+H]+
【0420】
実施例239.2-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタン-1-オール
2-(ピペラジン-1-イルスルホニル)エタン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.59 (s, 1H), 8.75 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H), 8.70 (d, J = 4.7 Hz, 1H), 8.37 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.61 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.55 (dd, J = 8.0, 4.8 Hz, 1H), 7.45 (s, 1H), 5.04 (s, 1H), 3.97 (s, 4H), 3.75 (t, J = 6.1 Hz, 2H), 3.31 (d, J = 5.1 Hz, 4H), 3.23 (t, J = 6.1 Hz, 2H); MS (ESI, m/z): 460.1 [M+H]+
【0421】
実施例240.(S)-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-イル)メタノール
(S)-ピロリジン-3-イルメタノールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 9.68 (s, 1H), 8.75 (dd, J = 8.0, 1.9 Hz, 1H), 8.68-8.62 (m, 1H), 8.05 (d, 2H), 7.43 (d, 2H), 7.37 (dd, J = 7.9, 4.8, 0.8 Hz, 1H), 6.55 (s, 1H), 4.10-3.85 (m, 1H), 3.85-3.64 (m, 3H), 3.62-3.40 (m, 2H), 2.72-2.51 (m, 1H), 2.26-2.07 (m, 1H), 1.99-1.76 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 367.1 [M+H]+
【0422】
実施例241.N-((3R,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)アセトアミド
N-((3R,4R)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)アセトアミドを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.60 (s, 1H), 8.86 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.66-8.63 (m, 1H), 8.20 (d, 2H), 7.56 (s, 1H), 7.51 (d, 2H), 6.88 (s, 1H), 4.35 (d, J = 28.7 Hz, 2H), 4.14-3.74 (m, 3H), 3.50 (s, 1H), 1.97 (s, 3H); MS (ESI, m/z): 410.1 [M+H]+
【0423】
実施例242.酢酸(3R,4R)-4-アセトアミド-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-イル
酢酸(3R,4R)-4-アセトアミドピロリジン-3-イルを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.52 (s, 1H), 8.79 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.60 (s, 1H), 8.15 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.51 (dd, J = 7.4, 5.0 Hz, 1H), 7.48 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 6.81 (s, 1H), 5.29 (s, 1H), 4.51 (s, 1H), 4.19-3.38 (m, 4H), 2.11 (s, 3H), 1.98 (s, 3H); MS (ESI, m/z): 452.1 [M+H]+
【0424】
実施例243.N-((3R,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)アセトアミド
N-((3R,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)アセトアミドを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.60 (s, 1H), 8.74 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.69 (d, J = 4.7 Hz, 1H), 8.36 (d, 2H), 8.13 (dd, J = 26.2, 7.0 Hz, 1H), 7.59 (dd, J = 8.7, 2.8 Hz, 2H), 7.54 (t, J = 6.7 Hz, 1H), 7.07 (d, J = 6.2 Hz, 1H), 5.48 (dd, J = 55.9, 3.7 Hz, 1H), 4.16 (d, J = 37.3 Hz, 2H), 3.93-3.66 (m, 3H), 3.47 (d, J = 11.1 Hz, 1H), 1.81 (d, J = 2.7 Hz, 3H); MS (ESI, m/z): 410.1 [M+H]+
【0425】
実施例244.N-((3S,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)アセトアミド
N-((3S,4R)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)アセトアミドを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.60 (s, 1H), 8.74 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.69 (d, J = 4.7 Hz, 1H), 8.36 (d, 2H), 8.13 (dd, J = 26.2, 7.0 Hz, 1H), 7.59 (dd, J = 8.7, 2.8 Hz, 2H), 7.54 (t, J = 6.7 Hz, 1H), 7.07 (d, J = 6.2 Hz, 1H), 5.48 (dd, J = 55.9, 3.7 Hz, 1H), 4.16 (d, J = 37.3 Hz, 2H), 3.93-3.66 (m, 3H), 3.47 (d, J = 11.1 Hz, 1H), 1.81 (d, J = 2.7 Hz, 3H); MS (ESI, m/z): 410.1 [M+H]+
【0426】
実施例245.N-((3S,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)アセトアミド
N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)アセトアミドを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.60 (s, 1H), 8.74 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.69 (d, J = 4.7 Hz, 1H), 8.36 (d, 2H), 8.13 (dd, J = 26.2, 7.0 Hz, 1H), 7.59 (dd, J = 8.7, 2.8 Hz, 2H), 7.54 (t, J = 6.7 Hz, 1H), 7.07 (d, J = 6.2 Hz, 1H), 5.48 (dd, J = 55.9, 3.7 Hz, 1H), 4.16 (d, J = 37.3 Hz, 2H), 3.93-3.66 (m, 3H), 3.47 (d, J = 11.1 Hz, 1H), 1.81 (d, J = 2.7 Hz, 3H); MS (ESI, m/z): 410.1 [M+H]+
【0427】
実施例246.(1-(6-(4-クロロ-3-フルオロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
(4-クロロ-3-フルオロフェニル)ボロン酸を用いたこと以外は実施例226と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.58 (s, 1H), 8.77-8.68 (m, 2H), 8.39 (dd, J = 11.0, 2.0 Hz, 1H), 8.25 (dd, J = 8.4, 1.8 Hz, 1H), 7.75 (t, J = 14.9 Hz, 1H), 7.54 (dd, J = 7.8, 4.7 Hz, 1H), 7.43 (s, 1H), 4.75 (s, 1H), 4.56-4.45 (m, 1H), 3.30 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 3.01 (t, J = 12.5 Hz, 2H), 1.84-1.68 (m, 3H), 1.33-1.26 (m, 1H), 1.22-1.12 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 399.1[M+H]+
【0428】
実施例247.(3S,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オール
(3S,4R)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.57 (dd, J = 2.1, 0.9 Hz, 1H), 8.71 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H), 8.68 (dd, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 8.33 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 7.61-7.56 (m, 2H), 7.53 (dd, J = 7.9, 4.8, 0.9 Hz, 1H), 7.32 (s, 1H), 4.55 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 4.43 (t, J = 5.2 Hz, 1H), 3.95 (s, 1H), 3.53-3.42 (m, 1H), 3.16-3.07 (m, 1H), 3.03-2.90 (m, 1H), 2.48-2.40 (m, 1H), 1.82-1.69 (m, 1H), 1.59-1.48 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 397.1 [M+H]+
【0429】
実施例248.(3S,4R)-4-(ヒドロキシメチル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール
実施例248の化合物を調製するためのスキーム
【化12】
【0430】
中間体14.4-クロロ-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン
4,6-ジクロロ-2-ピリジン-3-イル-ピリミジン(1.03g、4.6mmol)、(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ボロン酸(0.80g、4.2mmol)および炭酸ナトリウム(1.01g、9.5mmol)をテトラヒドロフラン/H2O(4/1)(50mL)に溶解し、得られた混合物にPd(PPh3)4(203mg、0.18mmol)を加えた。マイクロ波により混合物を65℃で20分間加熱し、室温に冷却し、EtOAc(50mL)で3回抽出した。有機層を無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して、1.02gの表題化合物を得た。
1H NMR (600 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 7.52 (d, 2H), 7.74 (s, 1H), 7.79 (dd, 1H), 8.06 (d, 2H), 9.02 (d, 1H), 9.12 (d, 1H), 10.16 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 336.1 [M+H]+
【0431】
実施例248.(3S,4R)-4-(ヒドロキシメチル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール
4-クロロ-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン(50mg、0.15mmol)のテトラヒドロフラン(6mL)溶液に、トリエチルアミン(0.3mL、2.15mmol)を室温で加え、次に(3S,4R)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オール(39mg、0.30mmol)を加えた。密閉管内で反応液を120℃で4時間加熱し、室温に冷却した。残渣をろ過し、減圧下で濃縮し、分取HPLCで分離して、50mgの表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.58 (s, 1H), 8.72 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H), 8.69 (dd, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 8.50 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 7.88 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.54 (dd, J = 8.0, 4.8, 0.9 Hz, 1H), 7.40 (s, 1H), 4.57 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 4.44 (t, J = 5.2 Hz, 1H), 3.96 (s, 1H), 3.52-3.41 (m, 1H), 3.31-3.24 (m, 1H), 3.20-3.08 (m, 1H), 3.08-2.90 (m, 1H), 1.81-1.70 (m, 1H), 1.57-1.52 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 431.2 [M+H]+
【0432】
実施例249.((3S,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メタノール
((3S,4R)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メタノールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.57 (s, 1H), 8.75-8.66 (m, 2H), 8.36 (d, 2H), 7.59 (d, 2H), 7.54 (dd, J = 7.9, 4.9, 0.9 Hz, 1H), 7.41 (s, 1H), 5.00 (d, J = 47.8 Hz, 1H), 4.73 (t, J = 5.1 Hz, 1H), 3.51-3.32 (m, 1H), 3.33-3.21 (m, 1H), 3.21-3.09 (m, 1H), 3.09-2.96 (m, 1H), 2.53-2.38 (m, 1H), 2.01-1.82 (m, 1H), 1.66 (d, J = 13.3 Hz, 1H), 1.48-1.33 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 399.1 [M+H]+
【0433】
実施例250.((3S,4R)-3-フルオロ-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
((3S,4R)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メタノールを用いたこと以外は実施例248と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.58 (s, 1H), 8.76-8.66 (m, 2H), 8.53 (d, 2H), 7.89 (d, 2H), 7.55 (dd, J = 7.9, 4.8, 0.9 Hz, 1H), 7.50 (s, 1H), 5.01 (d, J = 47.8 Hz, 1H), 4.73 (t, J = 5.1 Hz, 1H), 3.48-3.38 (m, 1H), 3.37-3.25 (m, 1H), 3.24-3.12 (m, 1H), 3.05 (t, J = 12.9 Hz, 1H), 2.48-2.42 (m, 1H), 2.04-1.79 (m, 1H), 1.67 (d, J = 13.3 Hz, 1H), 1.49-1.32 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 433.2 [M+H]+
【0434】
実施例251.((3R,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メタノール
((3R,4S)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メタノールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.58 (s, 1H), 8.73 (dd, J = 8.0, 1.9 Hz, 1H), 8.70 (s, 1H), 8.38 (d, 2H), 7.59 (d, 2H), 7.55 (dd, J = 7.9, 4.7 Hz, 1H), 7.46 (s, 1H), 4.86-4.72 (m, 1H), 4.68 (s, 1H), 4.60-4.35 (m, 1H), 3.60-3.55 (m, 1H), 3.53-3.46 (m, 1H), 3.25-3.18 (m, 1H), 2.00-1.84 (m, 3H), 1.45 (dd, J = 14.0, 10.3 Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 399.1 [M+H]+
【0435】
実施例252.((3R,4S)-3-フルオロ-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
((3R,4S)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メタノールを用いたこと以外は実施例248と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.60-9.57 (m, 1H), 8.73 (dd, J = 7.9, 2.0 Hz, 1H), 8.70 (dd, J = 4.7, 1.7 Hz, 1H), 8.55 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.89 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.58-7.52 (m, 2H), 4.89-4.72 (m, 1H), 4.68 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 4.62-4.44 (m, 1H), 3.61-3.55 (m, 1H), 3.54-3.48 (m, 1H), 3.41-3.34 (m, 1H), 3.28-3.17 (m, 1H), 1.99-1.85 (m, 2H), 1.52-1.42 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 433.2 [M+H]+
【0436】
実施例253.((3R,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メタノール
((3R,4R)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メタノールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.58 (s, 1H), 8.73 (dd, J = 8.0, 1.9 Hz, 1H), 8.70 (s, 1H), 8.38 (d, 2H), 7.59 (d, 2H), 7.55 (dd, J = 7.9, 4.7 Hz, 1H), 7.46 (s, 1H), 4.86-4.72 (m, 1H), 4.68 (s, 1H), 4.60-4.35 (m, 1H), 3.60-3.55 (m, 1H), 3.53-3.46 (m, 1H), 3.25-3.18 (m, 1H), 2.00-1.84 (m, 3H), 1.45 (dd, J = 14.0, 10.3 Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 399.1 [M+H]+
【0437】
実施例254.((3R,4R)-3-フルオロ-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
((3R,4R)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メタノールを用いたこと以外は実施例248と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.60-9.57 (m, 1H), 8.73 (dd, J = 7.9, 2.0 Hz, 1H), 8.70 (dd, J = 4.7, 1.7 Hz, 1H), 8.55 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.89 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.58-7.52 (m, 2H), 4.89-4.72 (m, 1H), 4.68 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 4.62-4.44 (m, 1H), 3.61-3.55 (m, 1H), 3.54-3.48 (m, 1H), 3.41-3.34 (m, 1H), 3.28-3.17 (m, 1H), 1.99-1.85 (m, 2H), 1.52-1.42 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 433.2 [M+H]+
【0438】
実施例255.(3S,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-3-オール
(3S,4R)-4-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.58 (s, 1H), 8.72 (d, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H), 8.68 (d, J = 4.7 Hz, 1H), 8.34 (d, J = 8.6, 1.6 Hz, 2H), 7.58 (d, J = 8.5, 1.7 Hz, 2H), 7.53 (dd, J = 7.9, 4.8, 0.8 Hz, 1H), 7.00 (d, J = 12.6 Hz, 1H), 5.02 (dd, J = 34.8, 4.2 Hz, 1H), 4.61-4.57 (m, 1H), 4.37 (d, J = 24.3 Hz, 1H), 3.99-3.83 (m, 1H), 3.78-3.61 (m, 2H), 3.57-3.50 (m, 1H), 3.48-3.24 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 383.1 [M+H]+
【0439】
実施例256.(3S,4R)-4-(ヒドロキシメチル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(3S,4R)-4-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例248と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.59 (s, 1H), 8.74 (dd, J = 8.0, 1.9 Hz, 1H), 8.69 (dd, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 8.51 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 7.88 (d, 2H), 7.54 (dd, J = 7.9, 4.8, 0.9 Hz, 1H), 7.10 (d, J = 13.8 Hz, 1H), 5.19 (dd, J = 36.7, 4.3 Hz, 1H), 4.85-4.73 (m, 1H), 4.23 (d, J = 22.9 Hz, 1H), 3.92-3.83 (m, 1H), 3.81-3.69 (m, 1H), 3.63 (d, J = 12.1 Hz, 1H), 3.55-3.45 (m, 1H), 3.46-3.35 (m, 1H), 2.40-2.22 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 417.2 [M+H]+
【0440】
実施例257.(3R,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-3-オール
(3R,4R)-4-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.58 (s, 1H), 8.72 (d, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H), 8.68 (d, J = 4.7 Hz, 1H), 8.34 (d, J = 8.6, 1.6 Hz, 2H), 7.58 (d, J = 8.5, 1.7 Hz, 2H), 7.53 (dd, J = 7.9, 4.8, 0.8 Hz, 1H), 7.00 (d, J = 12.6 Hz, 1H), 5.02 (dd, J = 34.8, 4.2 Hz, 1H), 4.61-4.57 (m, 1H), 4.37 (d, J = 24.3 Hz, 1H), 3.99-3.83 (m, 1H), 3.78-3.61 (m, 2H), 3.57-3.50 (m, 1H), 3.48-3.24 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 383.1 [M+H]+
【0441】
実施例258.(3R,4R)-4-(ヒドロキシメチル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(3R,4R)-4-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例248と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.59 (s, 1H), 8.74 (dd, J = 8.0, 1.9 Hz, 1H), 8.69 (dd, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 8.51 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 7.88 (d, 2H), 7.54 (dd, J = 7.9, 4.8, 0.9 Hz, 1H), 7.10 (d, J = 13.8 Hz, 1H), 5.19 (dd, J = 36.7, 4.3 Hz, 1H), 4.85-4.73 (m, 1H), 4.23 (d, J = 22.9 Hz, 1H), 3.92-3.83 (m, 1H), 3.81-3.69 (m, 1H), 3.63 (d, J = 12.1 Hz, 1H), 3.55-3.45 (m, 1H), 3.46-3.35 (m, 1H), 2.40-2.22 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 417.2 [M+H]+
【0442】
実施例259.(3R,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オール
(3R,4R)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.57 (dd, J = 2.3, 0.8 Hz, 1H), 8.72 (dd, J = 7.9, 2.2, 1.7 Hz, 1H), 8.69 (dd, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 8.35 (d, 2H), 7.58 (d, 2H), 7.54 (dd, J = 7.9, 4.8, 0.9 Hz, 1H), 7.35 (s, 1H), 5.01 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 4.43 (t, J = 5.1 Hz, 1H), 3.67-3.58 (m, 1H), 3.44-3.37 (m, 1H), 3.35-3.22 (m, 1H), 2.98 (t, J = 12.8 Hz, 1H), 2.81-2.67 (m, 1H), 1.88-1.79 (m, 1H), 1.68-1.50 (m, 1H), 1.42-1.22 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 397.1 [M+H]+
【0443】
実施例260.(3R,4R)-4-(ヒドロキシメチル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール
(3R,4R)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例248と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.59 (s, 1H), 8.76-8.67 (m, 2H), 8.52 (d, 2H), 7.88 (d, 2H), 7.55 (dd, J = 7.9, 4.8, 0.9 Hz, 1H), 7.44 (s, 1H), 5.02 (d, J = 4.9 Hz, 1H), 4.44 (s, 1H), 3.69-3.58 (m, 1H), 3.48-3.23 (m, 1H), 3.01 (t, J = 12.8 Hz, 1H), 2.87-2.70 (m, 1H), 2.56-2.50 (m, 1H), 1.86 (dd, J = 13.6, 3.7 Hz, 1H), 1.66-1.51 (m, 1H), 1.30 (dd, J = 12.6, 4.3 Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 431.2 [M+H]+
【0444】
実施例261.(3S,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オール
(3S,4S)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.57 (dd, J = 2.3, 0.8 Hz, 1H), 8.72 (dd, J = 7.9, 2.2, 1.7 Hz, 1H), 8.69 (dd, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 8.35 (d, 2H), 7.58 (d, 2H), 7.54 (dd, J = 7.9, 4.8, 0.9 Hz, 1H), 7.35 (s, 1H), 5.01 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 4.43 (t, J = 5.1 Hz, 1H), 3.67-3.58 (m, 1H), 3.44-3.37 (m, 1H), 3.35-3.22 (m, 1H), 2.98 (t, J = 12.8 Hz, 1H), 2.81-2.67 (m, 1H), 1.88-1.79 (m, 1H), 1.68-1.50 (m, 1H), 1.42-1.22 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 397.1 [M+H]+
【0445】
実施例262.(3S,4S)-4-(ヒドロキシメチル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール
(3S,4S)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例248と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.59 (s, 1H), 8.76-8.67 (m, 2H), 8.52 (d, 2H), 7.88 (d, 2H), 7.55 (dd, J = 7.9, 4.8, 0.9 Hz, 1H), 7.44 (s, 1H), 5.02 (d, J = 4.9 Hz, 1H), 4.44 (s, 1H), 3.69-3.58 (m, 1H), 3.48-3.23 (m, 1H), 3.01 (t, J = 12.8 Hz, 1H), 2.87-2.70 (m, 1H), 2.56-2.50 (m, 1H), 1.86 (dd, J = 13.6, 3.7 Hz, 1H), 1.66-1.51 (m, 1H), 1.30 (dd, J = 12.6, 4.3 Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 431.2 [M+H]+
【0446】
実施例263.(S)-1-(2-(4-メチルピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
実施例263の化合物を調製するためのスキーム
【化13】
【0447】
中間体15.2,4-ジクロロ-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン
2,4,6-トリクロロピリミジン(5g、27.5mmol)の1,4-ジオキサン(50mL)とH2O(5mL)の混合溶媒溶液に、(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ボロン酸(3.61g、19.25mmol)、Na2CO3(3.79g、35.75mmol)、酢酸パラジウム(617.5mg、2.75mmol)およびPPh3(721.3mg、2.75mmol)を窒素雰囲気下、室温で加えた。反応液をN2雰囲気下、90℃で16時間加熱撹拌した。反応液を室温に冷却し、残渣をEtOAcで抽出し(20mL×3)、食塩水で洗浄した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。反応液をろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=20/1;V/V)で精製して、3.2gの表題化合物を得た。
【0448】
中間体16.(S)-1-(2-クロロ-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
2,4-ジクロロ-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン(2g、68.5mmol)のACN(20mL)溶液に、(S)-ピロリジン-3-オール(716mg、82.2mmol)とDIPEA(2.66g、205.5mmol)を室温で加えた。反応液を65℃で5時間加熱した。反応液を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=2/1;V/V)で精製して、573mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.83-2.14 (m, 2 H), 3.39-3.72 (m, 4 H), 4.43 (d, J = 27.3 Hz, 1 H), 7.11 (d, J = 7.3 Hz, 1 H), 7.87 (d, J =8.0 Hz, 2 H), 8.32 (d, J = 7.0 Hz, 2 H); MS (ESI, m/z): 344.2 [M+H]+
【0449】
実施例263.(S)-1-(2-(4-メチルピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-1-(2-クロロ-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(34mg、0.098mmol)、(4-メチルピリジン-3-イル)ボロン酸(27mg、0.20mmol)および炭酸ナトリウム(20.8mg、0.20mmol)の1,4-ジオキサン/H2O(4/1)(10mL)溶液に、Pd(PPh3)4(11.4mg、0.01mmol)を加えた。マイクロ波により混合物を150℃で120分間加熱し、室温に冷却し、DCMで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH、グラジエント)で精製して、30mgの表題化合物を得た(スキーム3.基本手順C)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.06 (s, 1H), 8.48 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 8.43 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.88 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.34 (d, J = 5.1, 0.7 Hz, 1H), 7.11-7.05 (m, 1H), 5.08 (d, J = 39.2 Hz, 1H), 4.44 (d, J = 28.6 Hz, 1H), 3.83-3.41 (m, 3H), 2.64 (s, 3H), 2.13-1.85 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 401.2 [M+H]+
【0450】
実施例264.(3R,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オール
(3R,4S)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.57 (dd, J = 2.3, 0.8 Hz, 1H), 8.72 (dd, J = 7.9, 2.2, 1.7 Hz, 1H), 8.69 (dd, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 8.35 (d, 2H), 7.58 (d, 2H), 7.54 (dd, J = 7.9, 4.8, 0.9 Hz, 1H), 7.35 (s, 1H), 5.01 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 4.43 (t, J = 5.1 Hz, 1H), 3.67-3.58 (m, 1H), 3.44-3.37 (m, 1H), 3.35-3.22 (m, 1H), 2.98 (t, J = 12.8 Hz, 1H), 2.81-2.67 (m, 1H), 1.88-1.79 (m, 1H), 1.68-1.50 (m, 1H), 1.42-1.22 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 397.1 [M+H]+
【0451】
実施例265.(3R,4S)-4-(ヒドロキシメチル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール
(3R,4S)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例248と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.59 (s, 1H), 8.76-8.67 (m, 2H), 8.52 (d, 2H), 7.88 (d, 2H), 7.55 (dd, J = 7.9, 4.8, 0.9 Hz, 1H), 7.44 (s, 1H), 5.02 (d, J = 4.9 Hz, 1H), 4.44 (s, 1H), 3.69-3.58 (m, 1H), 3.48-3.23 (m, 1H), 3.01 (t, J = 12.8 Hz, 1H), 2.87-2.70 (m, 1H), 2.56-2.50 (m, 1H), 1.86 (dd, J = 13.6, 3.7 Hz, 1H), 1.66-1.51 (m, 1H), 1.30 (dd, J = 12.6, 4.3 Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 431.2 [M+H]+
【0452】
実施例266.(3S,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-3-オール
(3S,4S)-4-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.58 (s, 1H), 8.72 (d, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H), 8.68 (d, J = 4.7 Hz, 1H), 8.34 (d, J = 8.6, 1.6 Hz, 2H), 7.58 (d, J = 8.5, 1.7 Hz, 2H), 7.53 (dd, J = 7.9, 4.8, 0.8 Hz, 1H), 7.00 (d, J = 12.6 Hz, 1H), 5.02 (dd, J = 34.8, 4.2 Hz, 1H), 4.61-4.57 (m, 1H), 4.37 (d, J = 24.3 Hz, 1H), 3.99-3.83 (m, 1H), 3.78-3.61 (m, 2H), 3.57-3.50 (m, 1H), 3.48-3.24 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 383.1 [M+H]+
【0453】
実施例267.(3S,4S)-4-(ヒドロキシメチル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(3S,4S)-4-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例248と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.59 (s, 1H), 8.74 (dd, J = 8.0, 1.9 Hz, 1H), 8.69 (dd, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 8.51 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 7.88 (d, 2H), 7.54 (dd, J = 7.9, 4.8, 0.9 Hz, 1H), 7.10 (d, J = 13.8 Hz, 1H), 5.19 (dd, J = 36.7, 4.3 Hz, 1H), 4.85-4.73 (m, 1H), 4.23 (d, J = 22.9 Hz, 1H), 3.92-3.83 (m, 1H), 3.81-3.69 (m, 1H), 3.63 (d, J = 12.1 Hz, 1H), 3.55-3.45 (m, 1H), 3.46-3.35 (m, 1H), 2.40-2.22 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 417.2 [M+H]+
【0454】
実施例268.(1-(6-(4-モルホリノフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
(4-モルホリノフェニル)ボロン酸を用いたこと以外は実施例226と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (600 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 9.69 (s, 1H), 8.76 (dd, J = 7.9, 1.9 Hz, 1H), 8.65 (dd, J = 4.7, 1.7 Hz, 1H), 8.07 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 7.37 (dd, J = 7.9, 4.8, 0.9 Hz, 1H), 6.98 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 6.81 (s, 1H), 4.74-4.58 (m, 2H), 3.92-3.83 (m, 4H), 3.55 (d, J = 6.2 Hz, 2H), 3.30-3.22 (m, 4H), 3.00 (t, J = 12.8, 2.6 Hz, 2H), 1.90 (d, J = 13.9 Hz, 2H), 1.88-1.81 (m, 1H), 1.39-1.26 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 432.2 [M+H]+
【0455】
実施例269.(S)-1-(2-(2-メチルピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(2-メチルピリジン-3-イル)ボロン酸を用いたこと以外は実施例263と同様にして表題化合物を得た(スキーム3.基本手順C)。
1H NMR (600 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 8.54 (dd, J = 4.8, 1.8 Hz, 1H), 8.31 (dd, J = 7.7, 1.8 Hz, 1H), 8.18 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 7.73 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 7.25-7.22 (m, 1H), 6.66 (s, 1H), 4.69 (s, 1H), 3.83-3.68 (m, 4H), 2.92 (s, 3H), 2.28-2.10 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 401.2 [M+H]+
【0456】
実施例270.(S)-3-(4-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール
(2-ヒドロキシピリジン-3-イル)ボロン酸を用いたこと以外は実施例263と同様にして表題化合物を得た(スキーム3.基本手順C)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 8.37 (d, J = 7.7 Hz, 2H), 7.93 (d, J = 7.8 Hz, 2H), 7.40 (dd, J = 9.1, 6.6, 2.2 Hz, 1H), 7.33 (dd, J = 6.4, 2.2, 0.8 Hz, 1H), 6.29 (d, J = 9.2, 1.0 Hz, 1H), 6.13 (t, J = 6.5, 1.1 Hz, 1H), 5.15 (d, J = 42.0 Hz, 1H), 4.47 (d, J = 26.1 Hz, 1H), 3.76-3.57 (m, 3H), 2.18-1.90 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 403.1 [M+H]+
【0457】
実施例271.5-クロロ-2-(6-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェノール
(4-クロロ-2-ヒドロキシフェニル)ボロン酸を用いたこと以外は実施例226と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (600 MHz, CD3OD) δ [ppm] = 9.41 (s, 1H), 8.91 (d, 1H), 8.85 (s, 1H), 7.94-7.86 (m, 2H), 7.19 (s, 1H), 6.94-6.89 (m, 2H), 3.47 (d, J = 6.2 Hz, 2H), 3.09 (t, J = 13.0 Hz, 2H), 1.98-1.90 (m, 2H), 1.90-1.82 (m, 1H), 1.38-1.22 (m, 4H); MS (ESI, m/z): 397.1 [M+H]+
【0458】
実施例272.(S)-4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-2-(ヒドロキシメチル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル
(S)-2-(ヒドロキシメチル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチルを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.58 (dd, J = 2.2, 0.9 Hz, 1H), 8.73 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H), 8.69 (dd, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 8.33 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 7.60 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.54 (dd, J = 7.9, 4.8, 0.9 Hz, 1H), 7.32 (s, 1H), 4.90 (s, 1H), 4.08 (s, 1H), 3.86 (d, J = 11.1 Hz, 1H), 3.49-3.26 (m, 5H), 3.25-3.05 (m, 1H), 1.42 (s, 9H); MS (ESI, m/z): 482.2 [M+H]+
【0459】
実施例273.2-クロロ-5-(6-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェノール
(4-クロロ-3-ヒドロキシ-フェニル)ボロン酸を用いたこと以外は実施例226と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 10.35 (s, 1H), 9.58 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.72-8.64 (m, 2H), 8.03 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.76-7.69 (m, 1H), 7.58-7.50 (m, 1H), 7.46 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.27 (s, 1H), 4.70 (s, 1H), 4.52 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 3.29 (dd, J = 11.1, 5.5 Hz, 2H), 3.00 (t, J = 11.9 Hz, 2H), 1.85-1.68 (m, 3H), 1.33-1.26 (m, 1H), 1.22-1.10 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 397.1 [M+H]+
【0460】
実施例274.N-(4-(6-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェニル)メタンスルホンアミド
[4-(メタンスルホンアミド)フェニル]ボロン酸を用いたこと以外は実施例226と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.89 (s, 1H), 9.65 -9.58 (m, 2H), 8.78-8.64 (m, 2H), 8.24-8.22 (m, 1H), 8.03-7.90 (m, 1H), 7.48 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 7.32-7.16 (m, 2H), 4.72 (s, 1H), 4.52 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 3.30 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 3.07 (s, 3H), 2.99-2.93 (m, 2H), 1.86-1.68 (m, 3H), 1.33-1.26 (m, 1H), 1.22-1.15 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 440.2 [M+H]+
【0461】
実施例275.(1-(6-(4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
[4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル]ボロン酸を用いたこと以外は実施例226と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.55 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 8.72-8.63 (m, 2H), 8.19 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 7.53 (dd, J = 7.7, 4.9 Hz, 1H), 7.19 (s, 1H), 7.03 (d, J = 9.0 Hz, 2H), 4.70 (s, 1H), 4.52 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 3.31-3.24 (m, 6H), 2.96 (t, J = 11.9 Hz, 2H), 2.47 (m, 4H), 2.24 (s, 3H), 1.84-1.68 (m, 3H), 1.30-1.26 (m, 1H), 1.18-1.11 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 445.3 [M+H]+
【0462】
実施例276.(1-(6-(3-フルオロ-4-モルホリノフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
(3-フルオロ-4-モルホリノ-フェニル)ボロン酸を用いたこと以外は実施例226と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.60-9.51 (m, 1H), 8.76-8.63 (m, 2H), 8.18-8.10 (m, 2H), 7.54-7.50 (m, 1H), 7.30 (s, 1H), 7.16-7.08 (m, 1H), 4.74 (s, 1H), 4.52 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 3.87-3.65 (m, 4H), 3.32-3.26 (m, 2H), 3.16-3.03 (m, 4H), 2.98 (t, J = 11.7 Hz, 2H), 1.84-1.69 (m, 3H), 1.29 (m, 1H), 1.20-1.15 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 450.2 [M+H]+
【0463】
実施例277.(1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(2,4,6-トリフルオロフェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
(2,4,6-トリフルオロフェニル)ボロン酸を用いたこと以外は実施例226と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.53 (s, 1H), 8.79-8.61 (m, 2H), 8.24-8.15 (m, 1H), 7.83-7.66 (m, 1H), 7.54-7.48 (m, 1H), 7.14 (s, 1H), 4.63 (s, 1H), 4.52 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 3.29 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 3.02 (t, J = 12.1 Hz, 2H), 1.88-1.66 (m, 3H), 1.27 (m, 1H), 1.15 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 401.2 [M+H]+
【0464】
実施例278.(1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-((テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)オキシ)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
(4-テトラヒドロピラン(2-イルオキシフェニル)ボロン酸を用いたこと以外は実施例226と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.56 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 8.75-8.66 (m, 2H), 8.26 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 7.55-7.48 (m, 1H), 7.25 (s, 1H), 7.14 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 5.60 (t, J = 3.2 Hz, 1H), 4.72 (s, 1H), 4.52 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 3.84-3.71 (m, 1H), 3.63-3.53 (m, 1H), 3.30 (t, J = 13.4 Hz, 2H), 2.98 (t, J = 11.9 Hz, 2H), 1.91-1.53 (m, 9H), 1.30-1.26 (m, 1H), 1.19-1.11 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 447.2 [M+H]+
【0465】
実施例279.(S)-(4-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)モルホリン-2-イル)メタノール
(S)-モルホリン-2-イルメタノールを用いたこと以外は実施例248と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.60 (dd, J = 2.2, 0.9 Hz, 1H), 8.74 (dd, J = 7.9, 2.2, 1.7 Hz, 1H), 8.70 (dd, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 8.53 (d, J = 8.0, 0.8 Hz, 2H), 7.89 (d, J = 8.2, 0.7 Hz, 2H), 7.55 (dd, J = 7.9, 4.8, 0.9 Hz, 1H), 7.46 (s, 1H), 4.88 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 4.56-4.52 (m, 1H), 4.04-3.96 (m, 1H), 3.64-3.45 (m, 5H), 3.11 (t, J = 12.4 Hz, 1H), 2.88 (t, J = 11.2 Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 417.2 [M+H]+
【0466】
実施例280.(R)-(4-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)モルホリン-2-イル)メタノール
(R)-モルホリン-2-イルメタノールを用いたこと以外は実施例248と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.60 (dd, J = 2.2, 0.9 Hz, 1H), 8.74 (dd, J = 7.9, 2.2, 1.7 Hz, 1H), 8.70 (dd, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 8.53 (d, J = 8.0, 0.8 Hz, 2H), 7.89 (d, J = 8.2, 0.7 Hz, 2H), 7.55 (dd, J = 7.9, 4.8, 0.9 Hz, 1H), 7.46 (s, 1H), 4.88 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 4.56-4.52 (m, 1H), 4.04-3.96 (m, 1H), 3.64-3.45 (m, 5H), 3.11 (t, J = 12.4 Hz, 1H), 2.88 (t, J = 11.2 Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 417.2 [M+H]+
【0467】
実施例281.((3S,4S)-3-フルオロ-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
((3S,4S)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メタノールを用いたこと以外は実施例248と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.59 (dd, J = 2.2, 0.9 Hz, 1H), 8.73 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H), 8.70 (dd, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 8.55 (d, J = 7.9, 0.8 Hz, 2H), 7.89 (d, J = 8.8, 0.8 Hz, 2H), 7.59-7.52 (m, 2H), 4.87-4.72 (m, 1H), 4.68 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 4.64-4.56 (m, 1H), 4.53-4.43 (m, 1H), 3.63-3.46 (m, 2H), 3.42-3.33 (m, 1H), 3.29-3.17 (m, 1H), 2.01-1.83 (m, 2H), 1.54-1.40 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 433.2 [M+H]+
【0468】
実施例282.((3S,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メタノール
((3S,4S)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メタノールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.57 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 8.72 (dd, J = 7.9, 1.9 Hz, 1H), 8.69 (dd, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 8.38 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.59 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 7.54 (dd, J = 8.0, 4.8, 0.9 Hz, 1H), 7.46 (s, 1H), 4.85-4.71 (m, 1H), 4.67 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 4.63-4.54 (m, 1H), 4.53-4.40 (m, 1H), 3.64-3.54 (m, 1H), 3.54-3.45 (m, 1H), 3.40-3.28 (m, 1H), 3.28-3.15 (m, 1H), 1.99-1.83 (m, 2H), 1.53-1.37 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 399.1 [M+H]+
【0469】
実施例283.(3S,4S)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3,4-ジオール
(3S,4S)-ピロリジン-3,4-ジオールを用いたこと以外は実施例248と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.60 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.74 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H), 8.69 (dd, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 8.51 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 7.89 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.55 (dd, J = 7.9, 4.8 Hz, 1H), 7.11 (s, 1H), 5.34-5.29 (m, 1H), 5.26-5.20 (m, 1H), 4.14 (s, 1H), 4.09 (s, 1H), 3.77 (d, J = 2.7 Hz, 2H), 3.71 (dd, J = 11.5, 4.2 Hz, 1H), 3.48 (d, J = 11.3 Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 403.1 [M+H]+
【0470】
実施例284.(3S,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3,4-ジオール
(3S,4S)-ピロリジン-3,4-ジオールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.59 (dd, J = 2.2, 0.9 Hz, 1H), 8.73 (dd, J = 7.9, 1.9 Hz, 1H), 8.68 (dd, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 8.34 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 7.59 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.54 (dd, J = 8.0, 4.8, 0.9 Hz, 1H), 7.02 (s, 1H), 5.31 (d, J = 3.6 Hz, 1H), 5.22 (d, J = 3.3 Hz, 1H), 4.13 (s, 1H), 4.08 (s, 1H), 3.76 (d, J = 2.8 Hz, 2H), 3.69 (dd, J = 11.3, 4.2 Hz, 1H), 3.46 (d, J = 11.2 Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 369.1 [M+H]+
【0471】
実施例285.(1-(2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-モルホリノフェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
実施例285の化合物を調製するためのスキーム
【化14】
【0472】
中間体17.(1-(2,6-ジクロロピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
2,4,6-トリクロロピリミジン(600mg、2.56mmol)、ピペリジン-4-イルメタノール(310mg、3.60mmol)のテトラヒドロフラン(15mL)溶液に、DIPEA(2.46ml、14.16mmol)を加えた。反応液を室温で60分間撹拌し、DCM(30mL)で3回抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン/酢酸エチル、グラジエント)で精製して、500mgの表題化合物を得た。
【0473】
中間体18.(1-(2-クロロ-6-(4-モルホリノフェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
(1-(2,6-ジクロロピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール(600mg、2.56mmol)、4-(4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル)モルホリン(570mg、2.56mmol)および炭酸ナトリウム(543mg、5.13mmol)のテトラヒドロフラン/H2O(4/1)(15mL)溶液に、Pd(PPh3)4(296mg、0.26mmol)を加えた。マイクロ波により混合物を80℃で120分間加熱し、室温に冷却し、EtOAc(30mL)で3回抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン/酢酸エチル、グラジエント)で精製して、200mgの表題化合物を得た。
【0474】
実施例285.3-(4-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-6-(4-モルホリノフェニル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール
(1-(2-クロロ-6-(4-モルホリノフェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール(200mg、0.68mmol)、3-ピリジルボロン酸(85mg、0.70mmol)および炭酸ナトリウム(144mg、1.36mmol)の1,4-ジオキサン/H2O(4/1)(15mL)溶液に、Pd(PPh3)4(78mg、0.08mmol)を加えた。マイクロ波により混合物を150℃で120分間加熱し、室温に冷却し、DCMで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH、グラジエント)で精製して、120mgの表題化合物を得た(スキーム5.基本手順E)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.57 (s, 1H), 9.13 (s, 1H), 8.87-8.82 (m, 1H), 8.72 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 8.67 (dd, J = 4.7, 1.7 Hz, 1H), 7.54-7.50 (m, 1H), 7.36-7.30 (m, 1H), 7.09 (d, J = 15.3 Hz, 1H), 5.08 (dd, J = 60.5, 3.3 Hz, 1H), 4.43 (d, J = 35.5 Hz, 1H), 3.76-3.52 (m, 4H), 2.13-1.89 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 448.2 [M+H]+
【0475】
実施例286.(1-(2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-モルホリノフェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ボロン酸を用いたこと以外は実施例285と同様にして表題化合物を得た(スキーム5.基本手順E)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.94 (s, 1H), 9.62 (s, 1H), 9.02-8.91 (m, 2H), 8.85-8.84 (m, 1H), 8.45 (s, 1H), 7.77-7.71 (m, 1H), 6.98-6.88 (m, 1H), 6.79 (s, 1H), 4.46 (d, J = 36.0 Hz, 1H), 3.85-3.56 (m, 6H), 3.32-3.20 (m, 2H), 2.84 (s, 6H), 2.12-1.92 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 435.2 [M+H]+
【0476】
実施例287.(1-(6-(3-フルオロ-4-モルホリノフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
実施例287の化合物を調製するためのスキーム
【化15】
【0477】
中間体19.(1-(2-クロロ-6-(3-フルオロ-4-モルホリノフェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
(1-(2,6-ジクロロピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール(300mg、1.14mmol)、4-(2-フルオロ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル)モルホリン(527mg、1.72mmol)および炭酸ナトリウム(243mg、2.29mmol)の1,4-ジオキサン/H2O(4/1)(12mL)溶液に、Pd(PPh3)4(132mg、0.11mmol)を加えた。混合物を150℃で20時間還流し、室温に冷却し、DCM(30mL)で3回抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH、グラジエント)で精製して、40mgの表題化合物を得た。
【0478】
実施例287.(1-(6-(3-フルオロ-4-モルホリノフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
(1-(2-クロロ-6-(3-フルオロ-4-モルホリノフェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール(40mg、0.098mmol)、1-メチル-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(41mg、0.20mmol)および炭酸ナトリウム(20.8mg、0.20mmol)の1,4-ジオキサン/H2O(4/1)(10mL)溶液に、Pd(PPh3)4(11.4mg、0.01mmol)を加えた。マイクロ波により混合物を150℃で120分間加熱し、室温に冷却し、DCMで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH、グラジエント)で精製して、30mgの表題化合物を得た(スキーム5.基本手順E)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 8.31 (s, 1H), 8.05-8.00 (m, 2H), 7.98 (d, J = 0.5 Hz, 1H), 7.10-7.02 (m, 2H), 4.63 (s, 1H), 4.49 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 3.86 (s, 3H), 3.76-3.65 (m, 4H), 3.25 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 3.12-3.01 (m, 4H), 2.86 (t, J = 11.9 Hz, 2H), 1.77-1.62 (m, 3H), 1.28-1.22 (m, 1H), 1.12-1.04 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 453.2 [M+H]+
【0479】
実施例288.(1-(6-(1H-インダゾール-5-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-インダゾールを用いたこと以外は実施例226と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 13.24 (s, 1H), 9.61 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 8.80 (s, 1H), 8.78-8.60 (m, 2H), 8.35 (dd, J = 8.8, 1.5 Hz, 1H), 8.22 (s, 1H), 7.64 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.55 (dd, J = 7.9, 4.8 Hz, 1H), 7.38 (s, 1H), 4.75 (s, 1H), 4.54 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 3.30 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 3.00 (t, J = 12.0 Hz, 2H), 1.86-1.67 (m, 3H), 1.30-1.26 (m, 5.7 Hz, 1H), 1.21-1.12 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 387.2 [M+H]+
【0480】
実施例289.(1-(6-(6-モルホリノピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
4-[5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-2-ピリジル]モルホリンを用いたこと以外は実施例226と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.55 (s, 1H), 9.10 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.74-8.64 (m, 2H), 8.45 (dd, J = 9.0, 2.5 Hz, 1H), 7.55-7.47 (m, 1H), 7.25 (s, 1H), 6.95 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 4.71 (s, 1H), 4.53 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 3.78-3.65 (m, 4H), 3.65-3.52 (m, 4H), 3.29 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 2.97 (t, J = 12.2 Hz, 2H), 1.86-1.67 (m, 3H), 1.30-1.26 (m, 5.7 Hz, 1H), 1.20-1.10 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 433.2 [M+H]+
【0481】
実施例290.5-(6-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)インドリン-2-オン
5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)インドリン-2-オンを用いたこと以外は実施例226と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 10.63 (s, 1H), 9.57 (s, 1H), 8.78-8.61 (m, 2H), 8.24-8.20 (m, 2H), 7.26-7.24 (m, 1H), 7.25 (s, 1H), 6.94 (d, J = 10.4 Hz, 1H), 4.72 (s, 1H), 4.53 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 3.59 (s, 2H), 3.30 (t, J = 12.4 Hz, 2H), 2.98 (t, J = 12.4 Hz, 2H), 1.84-1.65 (m, 3H), 1.30-1.26 (m, 5.7 Hz, 1H), 1.20-1.10 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 402.2 [M+H]+
【0482】
実施例291.4-(4-(6-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェニル)モルホリン-3-オン
4-[4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル]モルホリン-3-オンを用いたこと以外は実施例226と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.58-9.56 (m, 1H), 8.74-8.68 (m, 2H), 8.35 (d, J = 9.0 Hz, 2H), 7.57 (d, J = 9.0 Hz, 2H), 7.55-7.53 (m, 1H), 7.35 (s, 1H), 7.16-7.08 (m, 1H), 4.67 (s, 1H), 4.25 (s, 2H), 4.02-4.00 (m, 2H), 3.83-3.81 (m, 2H), 3.30 (t, J = 6.0 Hz, 2H), 3.00 (t, J = 12.6 Hz, 2H), 1.82-1.70 (m, 3H), 1.30-1.26 (m, 5.7 Hz, 1H), 1.20-1.12 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 446.2 [M+H]+
【0483】
実施例292.4-(6-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)安息香酸
4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸を用いたこと以外は実施例226と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 13.16 (s, 1H), 9.59 (s, 1H), 8.78-8.68 (m, 2H), 8.44 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 8.07 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.55 (dd, J = 7.7, 4.8 Hz, 1H), 7.43 (s, 1H), 4.75 (s, 1H), 4.54 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 3.30 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 3.01 (t, J = 12.4 Hz, 2H), 1.84-1.70 (m, 3H), 1.30-1.26 (m, 5.7 Hz, 1H), 1.22-1.12 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 391.2 [M+H]+
【0484】
実施例293.4-(1-(6-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
1-メチル-3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ピラゾールを用いたこと以外は実施例226と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.55-9.53 (m, 1H), 8.68-8.84 (m, 2H), 8.49 (s, 1H), 8.21 (s, 1H), 7.55-7.47 (m, 1H), 7.05 (s, 1H), 4.64 (s, 1H), 4.53 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 3.90 (s, 3H), 3.30 (t, J = 8.5 Hz, 2H), 2.95 (t, J = 12.0 Hz, 2H), 1.85-1.66 (m, 3H), 1.32-1.26 (m, 1H), 1.18-1.10 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 427.2 [M+H]+
【0485】
実施例294.(1-(6-(5-フルオロピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
3-フルオロ-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ピリジンを用いたこと以外は実施例226と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.60 (s, 1H), 9.39 (s, 1H), 8.77-8.71 (m, 3H), 8.62-8.59 (m, 1H), 7.56-7.52 (m, 1H), 7.51 (s, 1H), 4.72 (s, 1H), 4.53 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 3.30 (t, J = 8.5 Hz, 2H), 3.02 (t, J = 12.0 Hz, 2H), 1.75-1.40 (m, 3H), 1.32-1.26 (m, 1H), 1.20-1.10 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 366.2 [M+H]+
【0486】
実施例295.(S)-3-(4-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-6-(6-モルホリノピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール
実施例295の化合物を調製するためのスキーム
【化16】
【0487】
中間体20.(S)-1-(2,6-ジクロロピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
2,4,6-トリクロロピリミジン(1g、5.45mmol)のCH3CN(20mL)溶液に、DIPEA(3.25g、27.26mmol)と(S)-3-ヒドロキシピロリジン塩酸塩(712mg、8.18mmol)を室温で加えた。反応液を65℃で16時間撹拌した。TLCの結果から反応の終了を確認した。反応液を室温に冷却し、水(30mL)を加えて反応を停止させた。反応液をジクロロメタンで抽出した(40mL×3)。合わせた有機層を食塩水で洗浄した(30mL)。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=5/1;V/V)で精製して、800mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 2.07-2.23 (m, 2H), 3.31-3.69 (m, 4H), 3.78-3.81 (m, 1H), 4.66 (d, J = 25.1 Hz, 1H), 6.25 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 233.0 [M+H]+
【0488】
中間体21.(S)-1-(2-クロロ-6-(6-モルホリノピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-1-(2,6-ジクロロピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(300mg、1.28mmol)、4-(5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ピリジン-2-イル)モルホリン(533mg、2.56mmol)および炭酸ナトリウム(272mg、2.56mmol)のTHF/H2O(4/1)(20mL)溶液に、Pd(PPh3)4(148mg、0.13mmol)を加えた。マイクロ波により混合物を80℃で120分間加熱し、室温に冷却し、DCMで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH、グラジエント)で精製して、140mgの表題化合物を得た。
【0489】
実施例295.(S)-3-(4-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-6-(6-モルホリノピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール
(S)-1-(2-クロロ-6-(6-モルホリノピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(130mg、0.36mmol)、(2-ヒドロキシピリジン-3-イル)ボロン酸(100mg、0.72mmol)および炭酸ナトリウム(76mg、0.72mmol)の1,4-ジオキサン/H2O(4/1)(10mL)溶液に、Pd(PPh3)4(20.8mg、0.036mmol)を加えた。マイクロ波により混合物を150℃で120分間加熱し、室温に冷却し、DCMで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH、グラジエント)で精製して、13mgの表題化合物を得た(スキーム5.基本手順E)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 12.00 (s, 1H), 9.15 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.81 (dd, J = 7.2, 2.2 Hz, 1H), 8.47 (dd, J = 8.9, 2.3 Hz, 1H), 7.76 (s, 1H), 7.62-7.51 (m, 1H), 6.89 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 6.43 (t, J = 7.2 Hz, 1H), 5.01 (s, 1H), 4.50-4.35 (m, 1H), 3.74-3.68 (m, 4H), 3.66-3.58 (m, 2H), 3.58-3.52 (m, 4H), 3.50-3.40 (m, 2H), 2.10-1.85 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 421.2 [M+H]+
【0490】
実施例296.(S)-1-(6-(4-フルオロ-3-ニトロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
実施例297.(S)-1-(6-(4-モルホリノ-3-ニトロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
実施例298.(S)-1-(6-(3-アミノ-4-モルホリノフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
実施例299.(S)-N-(5-(6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-2-モルホリノフェニル)アセトアミド
実施例299の化合物を調製するためのスキーム
【化17】
【0491】
中間体22.(S)-1-(6-クロロ-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
4,6-ジクロロ-2-(3-ピリジル)ピリミジン(800mg、3.54mmol)と(3S)-ピロリジン-3-オール(310mg、3.60mmol)のテトラヒドロフラン(15mL)溶液に、DIPEA(2.46ml、14.16mmol)を加えた。反応液を60℃で60分間加熱し、室温に冷却し、DCM(30mL)で3回抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン/酢酸エチル、グラジエント)で精製して、500mgの表題化合物を得た。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.38 (dd, J = 6.1, 1.7 Hz, 1H), 8.67 (dd, J = 4.7, 1.7 Hz, 1H), 8.55-8.48 (m, 1H), 7.52-7.46 (m, 1H), 6.58 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 5.07 (dd, J = 52.4, 3.6 Hz, 1H), 4.39 (d, J = 29.2 Hz, 1H), 3.70-3.57 (m, 2H), 3.50-3.41 (m, 2H), 2.04-1.87 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 277.1 [M+H]+
【0492】
実施例296.(S)-1-(6-(4-フルオロ-3-ニトロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-1-(6-クロロ-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(250mg、0.90mmol)、2-(4-フルオロ-3-ニトロフェニル)-4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン(290mg、1.08mmol)および炭酸ナトリウム(287mg、2.71mmol)のTHF/H2O(4/1)(15mL)溶液に、Pd(PPh3)4(104mg、0.09mmol)を加えた。マイクロ波により混合物を80℃で120分間加熱し、室温に冷却し、DCM(30mL)で3回抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH、グラジエント)で精製して、120mgの表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.56 (s, 1H), 9.00 (s, 1H), 8.78-8.60 (m, 3H), 7.73 (t, J = 9.8 Hz, 1H), 7.54-7.51 (m, 1H), 7.14 (d, J = 11.1 Hz, 1H), 5.09 (dd, J = 57.8, 3.5 Hz, 1H), 4.48-4.32 (m, 1H), 3.83-3.54 (m, 4H), 2.11-1.90 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 382.1 [M+H]+
【0493】
実施例297.(S)-1-(6-(4-モルホリノ-3-ニトロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-1-(6-(4-フルオロ-3-ニトロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(100mg、0.26mmol)、モルホリン(115mg、1.31mmol)およびK2CO3(43mg、0.31mmol)のアセトニトリル(8mL)溶液に、KI(4.4mg、0.026mmol)を加えた。マイクロ波により混合物を120℃で60分間加熱し、室温に冷却し、DCM(30mL)で3回抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH、グラジエント)で精製して、104mgの表題化合物を得た。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.56 (s, 1H), 8.77-8.59 (m, 3H), 8.50-8.48 (m, 1H), 7.54-7.50 (m, 1H), 7.39 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.02 (d, J = 11.7 Hz, 1H), 5.07 (d, J = 57.0 Hz, 1H), 4.43 (d, J = 36.5 Hz, 1H), 3.89-3.51 (m, 8H), 3.13-3.02 (m, 4H), 1.96 (dd, J = 27.3, 19.6 Hz, 2H); MS (ESI, m/z): 449.2 [M+H]+
【0494】
実施例298.(S)-1-(6-(3-アミノ-4-モルホリノフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-1-(6-(4-モルホリノ-3-ニトロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(100mg、0.22mmol)のMeOH(8mL)溶液に、Pd/C(10mg、5%担持、湿潤品)を加え、H2ガスでバブリングした。バルーンを用いたH2ガス雰囲気下で混合物を室温で一晩撹拌した。混合物をセライト545パッドでろ過し、ろ液を減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH、グラジエント)で精製して、54mgの表題化合物を得た。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.57 (s, 1H), 8.74-8.64 (m, 2H), 7.65 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.53-7.49 (m, 1H), 7.42 (dd, J = 8.3, 1.7 Hz, 1H), 6.99 (dd, J = 31.4, 8.2 Hz, 1H), 6.78-6.66 (m, 1H), 5.05 (dd, J = 52.4, 3.5 Hz, 1H), 4.93 (s, 2H), 4.42 (d, J = 34.5 Hz, 1H), 3.88-3.48 (m, 8H), 2.86-2.81 (m, 4H), 2.11-1.89 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 419.2 [M+H]+
【0495】
実施例299.(S)-N-(5-(6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-2-モルホリノフェニル)アセトアミド
(S)-1-(6-(3-アミノ-4-モルホリノフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(50mg、0.12mmol)のTHF(8mL)溶液に、TEA(24mg、0.24mmol)を加えた。次に、塩化アセチル(10mg、0.13mmol)を0℃で混合物に加えた。反応液を室温で一晩撹拌し、水を加えて反応を停止させ、DCM(10mL)で抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH、グラジエント)で精製して、11mgの表題化合物を得た。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.55 (s, 1H), 9.04 (s, 1H), 8.70-8.62 (m, 2H), 7.95 (s, 1H), 7.56-7.48 (m, 1H), 7.20 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 6.84-6.76 (m, 1H), 5.06 (dd, J = 52.4, 3.5 Hz, 1H), 4.43 (d, J = 33.7 Hz, 1H), 3.89-3.42 (m, 8H), 2.90-2.82 (m, 4H), 2.13 (s, 3H), 2.00-1.88 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 461.2 [M+H]+
【0496】
実施例300.(S)-1-(6-(6-フルオロピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
実施例301.(S)-1-(6-(6-((2-(ジメチルアミノ)エチル)アミノ)ピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
実施例301の化合物を調製するためのスキーム
【化18】
【0497】
中間体23.(S)-1-(2-クロロ-6-(6-フルオロピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-1-(2,6-ジクロロピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(600mg、2.56mmol)、2-フルオロ-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ピリジン(570mg、2.56mmol)および炭酸ナトリウム(543mg、5.13mmol)のテトラヒドロフラン/H2O(4/1)(15mL)溶液に、Pd(PPh3)4(296mg、0.26mmol)を加えた。マイクロ波により混合物を80℃で120分間加熱し、室温に冷却し、EtOAc(30mL)で3回抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン/酢酸エチル、グラジエント)で精製して、200mgの表題化合物を得た。
【0498】
実施例300.(S)-1-(6-(6-フルオロピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-1-(2-クロロ-6-(6-フルオロピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(200mg、0.68mmol)、3-ピリジルボロン酸(85mg、0.70mmol)および炭酸ナトリウム(144mg、1.36mmol)の1,4-ジオキサン/H2O(4/1)(15mL)溶液に、Pd(PPh3)4(78mg、0.08mmol)を加えた。マイクロ波により混合物を150℃で120分間加熱し、室温に冷却し、EtOAc(30mL)で3回抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH、グラジエント)で精製して、120mgの表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.57 (s, 1H), 9.13 (s, 1H), 8.87-8.82 (m, 1H), 8.72 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 8.67 (dd, J = 4.7, 1.7 Hz, 1H), 7.54-7.50 (m, 1H), 7.36-7.30 (m, 1H), 7.09 (d, J = 15.3 Hz, 1H), 5.08 (dd, J = 60.5, 3.3 Hz, 1H), 4.43 (d, J = 35.5 Hz, 1H), 3.76-3.52 (m, 4H), 2.13-1.89 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 338.1 [M+H]+
【0499】
実施例301.(S)-1-(6-(6-((2-(ジメチルアミノ)エチル)アミノ)ピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-1-(6-(6-フルオロピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(50mg、0.15mmol)、N1,N1-ジメチルエタン-1,2-ジアミン塩酸塩(17mg、0.18mmol)およびK2CO3(25mg、0.18mmol)のアセトニトリル(8mL)溶液に、KI(2.5mg、0.015mmol)を加えた。マイクロ波により混合物を120℃で60分間加熱し、室温に冷却し、EtOAc(30mL)で3回抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH、グラジエント)で精製して、25mgの表題化合物を得た。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.94 (s, 1H), 9.62 (s, 1H), 9.02-8.91 (m, 2H), 8.85-8.84 (m, 1H), 8.45 (s, 1H), 7.77-7.71 (m, 1H), 6.98-6.88 (m, 1H), 6.79 (s, 1H), 4.46 (d, J = 36.0 Hz, 1H), 3.85-3.56 (m, 6H), 3.32-3.20 (m, 2H), 2.84 (s, 6H), 2.12-1.92 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 406.2 [M+H]+
【0500】
実施例302.(3S)-1-(6-(6-(2,6-ジメチルモルホリノ)ピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
2,6-ジメチルモルホリンを用いたこと以外は実施例301と同様にして表題化合物を得た。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.54 (s, 1H), 9.03 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 8.70 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.65 (dd, J = 4.7, 1.7 Hz, 1H), 8.38 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 7.54-7.46 (m, 1H), 6.94 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 6.90-6.82 (m, 1H), 5.05 (d, J = 58.9 Hz, 1H), 4.42 (d, J = 34.0 Hz, 1H), 4.27 (d, J = 11.3 Hz, 2H), 3.83-3.34 (m, 8H), 2.04-1.88 (m, 2H), 1.15 (d, J = 6.2 Hz, 6H); MS (ESI, m/z): 433.2 [M+H]+
【0501】
実施例303.5-クロロ-2-(6-(4-((2-ヒドロキシエチル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェノール
実施例303の化合物を調製するためのスキーム
【化19】
【0502】
実施例303.5-クロロ-2-(6-(4-((2-ヒドロキシエチル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェノール
2-((4-(6-クロロ-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタン-1-オール(30mg、0.076mmol)、(4-クロロ-2-ヒドロキシフェニル)ボロン酸(17mg、0.1mmol)および炭酸ナトリウム(25mg、0.24mmol)のTHF/H2O(4/1)(10mL)溶液に、Pd(PPh3)4(9mg、0.008mmol)を加えた。マイクロ波により混合物を80℃で120分間加熱し、室温に冷却し、DCMで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH、グラジエント)で精製して、17mgの表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.35 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.74 (dd, J = 4.7, 1.5 Hz, 1H), 8.53-8.46 (m, 1H), 8.27-8.20 (m, 1H), 7.62-7.55 (m, 1H), 7.47 (s, 1H), 7.03-6.96 (m, 2H), 5.04 (t, J = 5.4 Hz, 1H), 4.05-3.90 (m, 4H), 3.74-3.70 (m, 2H), 3.31-3.28 (m, 4H), 3.22 (t, J = 6.1 Hz, 2H); MS (ESI, m/z): 476.1 [M+H]+
【0503】
実施例304.(S)-3-(4-(4-クロロ-2-ヒドロキシフェニル)-6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール
実施例304の化合物を調製するためのスキーム
【化20】
【0504】
中間体24.(S)-1-(2-クロロ-6-(4-クロロ-2-ヒドロキシフェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-1-(2,6-ジクロロピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(600mg、2.56mmol)、(4-クロロ-2-ヒドロキシフェニル)ボロン酸(442mg、2.56mmol)および炭酸ナトリウム(815mg、7.69mmol)のTHF/H2O(4/1)(20mL)溶液に、Pd(PPh3)4(296mg、0.26mmol)を加えた。マイクロ波により混合物を80℃で120分間加熱し、室温に冷却し、DCMで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH、グラジエント)で精製して、50mgの表題化合物を得た。
【0505】
実施例304.(S)-3-(4-(4-クロロ-2-ヒドロキシフェニル)-6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール
(S)-1-(2-クロロ-6-(4-クロロ-2-ヒドロキシフェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(50mg、0.15mmol)、(2-ヒドロキシピリジン-3-イル)ボロン酸(42.6mg、0.31mmol)および炭酸ナトリウム(48.7mg、0.46mmol)のジオキサン/H2O(4/1)(10mL)溶液に、Pd(PPh3)4(17.7mg、0.015mmol)を加えた。マイクロ波により混合物を150℃で120分間加熱し、室温に冷却し、DCMで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH、グラジエント)で精製して、1.8mgの表題化合物を得た(スキーム5.基本手順E)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 13.01 (s, 1H), 8.89 (s, 1H), 8.01 (d, J = 6.8 Hz, 2H), 7.21-6.98 (m, 3H), 6.70 (s, 1H), 5.32-5.14 (m, 1H), 4.49 (d, J = 34.7 Hz, 1H), 3.85-3.57 (m, 4H), 2.13-1.95 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 385.1 [M+H]+
【0506】
実施例305.(S)-1-(6-(4-アミノフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)アニリンを用いたこと以外は実施例296と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.57 (s, 1H), 8.75-8.70 (m, 1H), 8.67 (dd, J = 4.7, 1.7 Hz, 1H), 8.01 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.54-7.50 (m, 1H), 6.73 (s, 1H), 6.66 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 5.62 (s, 2H), 5.12-4.98 (m, 1H), 4.42 (s, 1H), 3.384-3.50 (m, 4H), 2.11-1.87 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 385.1 [M+H]+
【0507】
実施例306.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(ビニルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン
1-(ビニルスルホニル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 9.66 (s, 1H), 8.73 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H), 8.69 (dd, J = 4.8, 1.8 Hz, 1H), 8.06 (d, 2H), 7.47 (d, 2H), 7.40 (dd, J = 7.9, 4.8 Hz, 1H), 6.84 (s, 1H), 6.44 (dd, J = 16.6, 9.9 Hz, 1H), 6.31 (d, J = 16.6 Hz, 1H), 6.09 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 3.96 (t, J = 5.0 Hz, 4H), 3.31 (t, J = 5.1 Hz, 4H); MS (ESI, m/z): 442.1 [M+H]+
【0508】
実施例307.(1-(6-(2,4-ジクロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
(2,4-ジクロロフェニル)ボロン酸を用いたこと以外は実施例226と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.46 (dd, J = 2.2, 0.9 Hz, 1H), 8.69-8.65 (m, 1H), 8.61 (dt, J = 8.0, 1.9 Hz, 1H), 7.77 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.71 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.57 (dd, J = 8.3, 2.1 Hz, 1H), 7.51 (dd, J = 8.0, 4.8, 0.9 Hz, 1H), 7.03 (s, 1H), 4.65-4.31 (m, 2H), 3.28 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 3.04-2.94 (m, 2H), 1.85-1.65 (m, 3H), 1.20-1.04 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 415.1 [M+H]+
【0509】
実施例308.(S)-(4-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-イル)メタノール
(S)-ピペラジン-2-イルメタノールを用いたこと以外は実施例248と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.59 (dd, J = 2.2, 0.9 Hz, 1H), 8.73 (dt, J = 7.9, 1.9 Hz, 1H), 8.70 (dd, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 8.55-8.48 (m, 2H), 7.93-7.85 (m, 2H), 7.55 (dd, J = 7.9, 4.8, 0.9 Hz, 1H), 7.43 (s, 1H), 4.90-4.76 (m, 1H), 4.59-4.54 (m, 2H), 3.56-3.38 (m, 1H), 3.12-2.96 (m, 2H), 2.83-2.68 (m, 3H); MS (ESI, m/z): 416.2 [M+H]+
【0510】
実施例309.(R)-(4-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-イル)メタノール
(R)-ピペラジン-2-イルメタノールを用いたこと以外は実施例248と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.59 (dd, J = 2.2, 0.9 Hz, 1H), 8.73 (dt, J = 7.9, 1.9 Hz, 1H), 8.70 (dd, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 8.55-8.48 (m, 2H), 7.93-7.85 (m, 2H), 7.55 (dd, J = 7.9, 4.8, 0.9 Hz, 1H), 7.43 (s, 1H), 4.90-4.76 (m, 1H), 4.59-4.54 (m, 2H), 3.56-3.38 (m, 1H), 3.12-2.96 (m, 2H), 2.83-2.68 (m, 3H); MS (ESI, m/z): 416.2 [M+H]+
【0511】
実施例310.(R)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-カルボン酸
(R)-ピロリジン-3-カルボン酸を用いたこと以外は実施例248と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 2.10-2.39 (m, 2H), 3.61-4.08 (m, 4H), 7.10-7.20 (m, 1H), 7.55-7.57 (m, 1H), 7.89-7.91 (m, 2H), 8.54 (br, 2H), 8.70-8.71 (m, 1H), 8.74-8.76 (m, 1H), 9.61 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 415.2 [M+H]+
【0512】
実施例311.(R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-カルボン酸
(R)-ピロリジン-3-カルボン酸を用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 2.10-2.30 (m, 2H), 3.34 (br, 2H), 3.50-3.95 (m, 2H), 7.02-7.10 (m, 1H), 7.53-7.55 (m, 1H), 7.59 (d, 2H), 8.35 (br, 2H), 8.69-8.70 (m, 1H), 8.73 (d, 1H), 9.58 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 381.1 [M+H]+
【0513】
実施例312.(R)-1-(2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-カルボン酸
(R)-ピロリジン-3-カルボン酸を用いたこと以外は実施例357と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.23 (br, 4H), 3.35 (s, 3H), 3.91 (s, 2H), 6.87 (br, 1H), 7.86 (d, 2H), 8.03 (s, 1H), 8.34 (s, 1H), 8.44 (br, 2H); MS (ESI, m/z): 418.2 [M+H]+
【0514】
実施例313.(R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-カルボン酸
(R)-ピロリジン-3-カルボン酸を用いたこと以外は実施例174と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.20-1.23 (m, 4H), 3.35 (s, 3H), 3.90 (s, 2H), 6.87 (br, 1H), 7.56 (d, 2H), 8.01 (s, 1H), 8.27 (br, 2H), 8.33 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 384.1 [M+H]+
【0515】
実施例314.(R)-2-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)イソオキサゾリン-4-オール
(R)-イソオキサゾリン-4-オールを用いたこと以外は実施例248と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 3.94-4.01 (m, 1H), 4.02-4.11 (m, 1H), 4.76 (br, 1H), 5.45 (m, 1H), 7.58-7.59 (m, 2H), 7.91 (d, 2H), 8.51 (d, 2H), 8.73-8.77 (m, 2H), 9.61 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 389.2 [M+H] +
【0516】
実施例315.(S)-1-(6-(6-モルホリノピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(6-モルホリノピリジン-3-イル)ボロン酸を用いたこと以外は実施例296と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.94-2.09 (m, 2H), 3.57-3.59 (m, 4H), 3.69-.3.73 (m, 4H), 4.42-4.74 (m, 2H), 5.02-5.12 (m, 2H), 6.90-6.96 (d, 2H), 7.51-7.54 (m, 1H), 8.42 (d, 1H), 8.67 (d, 1H), 8.73 (d, 1H), 9.07 (br, 1H), 9.56 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 405.2 [M+H] +
【0517】
実施例316.(S)-1-(6-(4-クロロ-2-ヒドロキシフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(4-クロロ-2-ヒドロキシフェニル)ボロン酸を用いたこと以外は実施例296と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.94-2.03 (m, 2H), 3.60-3.77 (m, 2H), 4.43-4.49 (m, 2H), 6.98-7.03 (m, 2H), 7.08 (d, 1H), 7.59-7.61 (m, 1H), 8.20-8.23 (m, 1H), 8.49-8.50 (m, 1H), 8.74-8.75 (m, 1H), 9.36 (br, 1H); MS (ESI, m/z): 369.1 [M+H] +
【0518】
実施例317.(S)-3-(6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピリジン-2-オール
(2-ヒドロキシピリジン-3-イル)ボロン酸を用いたこと以外は実施例296と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.63 (d, J = 5.6 Hz, 1H), 9.17 (s, 1H), 8.88 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.74 (dd, J = 4.9, 1.7 Hz, 1H), 7.64 (dd, J = 7.9, 5.0 Hz, 1H), 7.37 (dd, J = 8.9, 2.5 Hz, 1H), 7.13 (d, J = 14.7 Hz, 1H), 4.46 (d, J = 35.8 Hz, 1H), 3.77-3.55 (m, 3H), 2.02-1.93 (m, 2H), 1.48-1.41 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 336.1 [M+H] +
【0519】
実施例318.(1-(6-(6-フルオロピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
(6-フルオロピリジン-3-イル)ボロン酸を用いたこと以外は実施例226と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 9.68 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 9.20 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 9.07 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.89 (td, J = 8.2, 2.6 Hz, 1H), 8.84 (dd, J = 5.1, 1.7 Hz, 1H), 7.82 (dd, J = 8.2, 5.2 Hz, 1H), 7.51 (s, 1H), 7.38 (dd, J = 8.6, 2.8 Hz, 1H), 4.83-4.66 (m, 2H), 4.31 (d, J = 6.6 Hz, 2H), 3.13-2.96 (m, 2H), 2.22-2.12 (m, 1H), 1.85-1.79 (m, 2H), 1.33-1.24 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 366.2 [M+H] +
【0520】
実施例319.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アゼチジン-3-オール
アゼチジン-3-オール塩酸塩を用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 3.94 (dd, J = 9.8, 4.3 Hz, 2H), 4.40-4.42 (m,2H), 4.64-4.69 (m, 1H), 5.84 (d, J = 6.4 Hz, 1H), 6.97 (s, 1H), 7.58-7.50 (m, 1H), 7.66-7.58 (m, 2H), 8.38-8.27 (m, 2H), 8.76-8.65 (m, 2H), 9.57 (d, J = 1.3 Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 339.3 [M+H]+
【0521】
実施例320.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アゼチジン-3-イル)メタノール
アゼチジン-3-イルメタノール塩酸塩を用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 2.83-2.96 (m, 1H), 3.63 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 3.94 (dd, J = 8.6, 5.5 Hz, 2H), 4.21 (t, J = 8.6 Hz, 2H), 4.87 (s, 1H), 6.94 (s, 1H), 7.50-7.57 (m, 1H), 7.57-7.65 (m, 2H), 8.28-8.36 (m, 2H), 8.70 (m, 2H), 9.563 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 353.2 [M+H]+
【0522】
実施例321.4-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン
実施例321の化合物を調製するためのスキーム
【化21】
【0523】
中間体25.(S)-1-(2-クロロ-6-(4-クロロフェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
2,4-ジクロロ-6-(4-クロロフェニル)ピリミジン(300mg、1.16mmol)のアセトニトリル(5mL)溶液に、1-(メチルスルホニル)ピペラジン(286mg、1.74mmol)とDIPEA(448mg、3.48mmol)を室温で加えた。反応液を65℃で3時間加熱した。TLCの結果から出発原料が完全に消費されたことを確認した。反応液を室温に冷却後、減圧下で濃縮した。残渣をDCMで抽出し(30mL×2)、水洗し(30mL)、乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=1/1;V/V)で精製して、160mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 387.2 [M+H]+
【0524】
実施例321.4-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン
2-クロロ-4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン(100mg、0.26mmol)の1,4-ジオキサン(2.5mL)とH2O(0.5mL)の混合溶媒溶液に、(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ボロン酸(49mg、0.39mmol)、Pd(dppf)Cl2(15mg、0.021mmol)およびCs2CO3(250mg、0.77mmol)を窒素雰囲気下、室温で加えた。窒素雰囲気下でマイクロ波を照射して反応液を90℃で1.5時間加熱した。LCMSの結果から出発原料が完全に消費されたことを確認した。反応液を室温に冷却後、減圧下で濃縮した。残渣をEtOAcで抽出し(30mL×2)、水洗し(30mL)、乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=2/3;V/V)で精製して、60mgの表題化合物を得た(スキーム3.基本手順C)。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 2.82 (s, 3H), 3.32-3.41 (m, 4H), 3.87-3.95 (m, 4H), 3.97 (s, 3H), 6.69 (s, 1H), 7.45 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.01 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.12 (s, 1H), 8.17 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 433.4 [M+H]+
【0525】
実施例322.ギ酸(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(3-ヒドロキシフェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
実施例322の化合物を調製するためのスキーム
【化22】
【0526】
中間体26.(S)-1-(2-クロロ-6-(4-クロロフェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
2,4-ジクロロ-6-(4-クロロフェニル)ピリミジン(600mg、2.33mmol)のCH3CN(30mL)溶液に、(S)-ピロリジン-3-オール(243.0mg、2.79mmol)とDIPEA(451.0mg、3.495mmol)を室温で加えた。反応液を65℃で3時間加熱撹拌した。TLCの結果から出発原料が完全に消費されたことを確認した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=1/1;V/V)で精製して、490mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 310.1 [M+H]+
【0527】
実施例322.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(3-ヒドロキシフェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-1-(2-クロロ-6-(4-クロロフェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(100mg、0.324mmol)の1,4-ジオキサン(2mL)と水(0.2mL)の混合溶媒溶液に、(3-ヒドロキシフェニル)ボロン酸(67mg、0.485mmol)、Pd(dppf)Cl2(23.7mg、0.0324mmol)およびCs2CO3(316.7mg、0.972mmol)を窒素雰囲気下、室温で加えた。窒素雰囲気下でマイクロ波を照射して反応液を85℃で45分間加熱した。反応液を減圧下で濃縮した。CH3CN:H2O(0.1%ギ酸)を用いて溶出した逆相カラムクロマトグラフィーで残渣を精製して、60.8mgの表題化合物を得た(スキーム3.基本手順C)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 2.19 -1.85 (m, 2H), 3.94-3.53 (m, 4H), 4.44 (s, 1H), 5.07 (m, 1H), 6.91-6.82 (m, 1H), 6.95 (s, 1H), 7.28 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.92 (dd, J = 4.0, 2.2 Hz, 2H), 8.18 (s, 0.28H), 8.30 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 9.50 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 368.3 [M+H]+
【0528】
実施例323.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(5-フルオロピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(5-フルオロピリジン-3-イル)ボロン酸を用いたこと以外は実施例322と同様にして表題化合物を得た(スキーム3.基本手順C)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 2.23-1.80 (m, 2H), 3.91-3.40 (m, 4H), 4.56-4.35 (m, 1H), 5.06 (s, 1H), 7.05 (s, 1H), 7.59 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.35 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 8.52 (d, J = 9.8 Hz, 1H), 8.71 (d, J = 2.9 Hz, 1H), 9.46 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 371.3 [M+H]+
【0529】
実施例324.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
ピリジン-4-イルボロン酸を用いたこと以外は実施例322と同様にして表題化合物を得た(スキーム3.基本手順C)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 2.20-1.81 (m, 2H), 3.90-3.47 (m, 4H), 4.47 (d, J = 19.1 Hz, 1H), 5.08 (s, 1H), 7.07 (s, 1H), 7.60 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.17 (s, 1H), 8.41-8.27 (m, 4H), 8.75 (d, J = 5.7 Hz, 2H); MS (ESI, m/z): 353.2 [M+H]+
【0530】
実施例325.4-(4-クロロフェニル)-2-(5-フルオロピリジン-3-イル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン
(5-フルオロピリジン-3-イル)ボロン酸を用いたこと以外は実施例321と同様にして表題化合物を得た(スキーム3.基本手順C)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 2.92 (s, 3H), 3.20-3.30 (m, 4H), 4.02 (s, 4H), 7.50 (s, 1H), 7.61 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.40 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 8.52-8.60 (m, 1H), 8.73 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 9.41-9.54 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 448.4 [M+H]+
【0531】
実施例326.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
実施例326の化合物を調製するためのスキーム
【化23】
【0532】
中間体27.2-クロロ-4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン
2,4-ジクロロ-6-(4-クロロフェニル)ピリミジン(300mg、1.16mmol)のACN(5mL)溶液に、4-(メチルスルホニル)ピペリジン(284mg、1.74mmol)とDIPEA(448.9mg、3.48mmol)を室温で加えた。反応液を65℃で6時間加熱した。反応液を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=2/1;V/V)で精製して、250mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 386.1 [M+H]+
【0533】
実施例326.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
2-クロロ-4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン(250mg、0.65mmol)の1,4-ジオキサン(4mL)とH2O(0.8mL)の混合溶媒溶液に、ピリジン-3-イルボロン酸(119.8mg、0.97mmol)、Cs2CO3(635.3mg、1.95mmol)およびPd(dppf)Cl2(53mg、0.065mmol)を窒素雰囲気下、室温で加えた。N2雰囲気下でマイクロ波を照射して反応液を85℃で45分間加熱撹拌した。反応液を室温に冷却し、残渣をEtOAcで抽出し(20mL×3)、食塩水で洗浄した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。反応液をろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=20/1;V/V)で精製して、110mgの表題化合物を得た(スキーム3.基本手順C)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.55-1.72 (m, 2 H), 2.17 (d, J = 10.9 Hz, 2H), 2.97 (s, 3 H), 3.10 (t, J = 12.1 Hz, 2 H), 3.39-3.59 (m, 1 H), 4.74-5.02 (m, 2 H), 7.55 (ddd, J =7.9, 4.8, 0.7 Hz, 1 H), 7.58-7.67 (m, 2 H), 8.32-8.44 (m, 2 H), 8.67-8.79 (m, 2 H), 9.59 (d, J = 1.4 Hz, 1 H); MS (ESI, m/z): 429.3 [M+H]+
【0534】
実施例327.(S)-1-(2-(5-フルオロピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(5-フルオロピリジン-3-イル)ボロン酸を用いたこと以外は実施例263と同様にして表題化合物を得た(スキーム3.基本手順C)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 2.15-1.92 (m, 2H), 3.70 (m, , 4H), 4.47 (d, J = 23.6 Hz, 1H), 5.10 (d, J = 36.4 Hz, 1H), 7.14 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 7.89 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 8.53 (d, J = 8.1 Hz, 3H), 8.73 (d, J = 2.9 Hz, 1H), 9.48 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 405.4 [M+H]+
【0535】
実施例328.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(シクロプロピルスルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
実施例328の化合物を調製するためのスキーム
【化24】
【0536】
中間体28.4-(2-クロロ-6-(4-クロロフェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル
2,4-ジクロロ-6-(4-クロロフェニル)ピリミジン(2g、7.75mmol)のアセトニトリル(20mL)溶液に、ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル(2.1g、11.63mmol)とDIPEA(3g、23.25mmol)を室温で加えた。反応液を窒素雰囲気下、65℃で4時間加熱した。LCMSの結果から出発原料が完全に消費されたことを確認した。反応液を室温に冷却後、DCMで抽出し(60mL×2)、水洗し(65mL)、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。固体をろ過により除き、ろ液を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=4/1;V/V)で精製して、1.8gの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 409.4 [M+H]+
【0537】
中間体29.4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル
4-(2-クロロ-6-(4-クロロフェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル(1.2g、2.94mmol)の1,4-ジオキサン(20mL)とH2O(4mL)の混合溶媒溶液に、ピリジン-3-イルボロン酸(543mg、4.41mmol)、Pd(dppf)Cl2(172mg、0.235mmol)およびCsCO3(2.8g、8.82mmol)を窒素雰囲気下、室温で加えた。窒素雰囲気下でマイクロ波を照射して反応液を100℃で3時間撹拌した。LCMSの結果から出発原料が完全に消費されたことを確認した。反応液を室温に冷却後、EtOAcで抽出し(50mL×2)、水洗し(65mL)、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。固体をろ過により除き、ろ液を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=65/35;V/V)で精製して、720mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 1.51 (s, 9H), 3.56-3.66 (m, 4H), 3.78-3.91 (m, 4H), 6.85 (s, 1H), 7.48 (d, J = 8.4 Hz, 3H), 8.07 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.70 (s, 1H), 8.85 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 9.70 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 452.2 [M+H]+
【0538】
実施例102.4-(4-クロロフェニル)-6-(ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル(720mg、1.6mmol)のMeOH-HCl(4N HClガスのMeOH溶液(12mL))溶液を室温で2時間撹拌した。TLCの結果から出発原料が完全に消費されたことを確認した。反応液を減圧下で濃縮し、700mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 352.1 [M+H]+
【0539】
実施例328.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(シクロプロピルスルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
4-(4-クロロフェニル)-6-(ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン(100mg、0.285mmol)のDCM(3mL)溶液に、シクロプロパンスルホニルクロリド(60mg、0.427mmol)とEt3N(144mg、1.425mmol)を室温で加えた。混合物を室温で16時間撹拌した。LCMSの結果から出発原料が完全に消費されたことを確認した。反応液をDCMで抽出し(30mL×2)、水洗し(35mL)、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。固体をろ過により除き、ろ液を減圧下で濃縮した。残渣を分取HPLCで精製して、16mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 0.96-1.10 (m, 2H), 1.16-1.32 (m, 2H), 2.21-2.36 (m, 1H), 3.49 (s, 4H), 3.98 (s, 4H), 6.92 (s, 1H), 7.50 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.75 (s, 1H), 8.06 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.83 (s, 1H), 9.15 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 9.75 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 456.4 [M+H]+
【0540】
実施例329.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリダジン-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
実施例329の化合物を調製するためのスキーム
【化25】
【0541】
実施例329.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリダジン-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリダジン-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(100mg、0.3226mmol)の1,4-ジオキサン(3mL)溶液に、4-(トリブチルスタンニル)ピリダジン(167mg、0.4516mmol)とPd(PPh3)4(37mg、0.0322mmol)を窒素雰囲気下、室温で加えた。窒素雰囲気下でマイクロ波を照射して反応液を130℃で0.5時間撹拌した。TLCの結果から出発原料が完全に消費されたことを確認した。反応液を室温に冷却し、EtOAcで抽出し(30mL×2)、水洗し(35mL)、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。固体をろ過により除き、ろ液を減圧下で濃縮した。残渣を分取HPLCで精製して、19.5mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 2.23 (s, 2H), 3.54-4.18 (m, 4H), 4.73 (s, 1H), 6.64 (s, 1H), 7.48 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.05 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.42 (dd, J = 5.3, 2.1 Hz, 1H), 9.28 (dd, J = 5.3, 1.1 Hz, 1H), 10.15 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 354 [M+H]+
【0542】
実施例330.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アゼパン-4-オール
アゼパン-4-オール塩酸塩を用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.56 (s, 1H), 1.63-1.79 (m, 3H), 1.93-2.06 (m, 2H), 3.56-4.08 (m, 5H), 4.57 (s, 1H), 7.17 (s, 1H), 7.55 (dd, J = 7.8, 4.8 Hz, 1H), 7.57-7.69 (m, 2H), 8.34 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.61-8.79 (m, 2H), 9.58 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 381.4 [M+H]+
【0543】
実施例331.2-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-5-(メチルスルホニル)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン
2-(メチルスルホニル)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタンを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 2.00-2.17 (m, 2H), 2.93 (s, 3H), 3.40-3.96 (m, 4H), 4.71 (s, 1H), 5.42 (s, 1H), 6.59 (s, 1H), 7.43 (dd, J = 7.8, 4.9 Hz, 1H), 7.48 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.08 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.71 (d, J = 3.2 Hz, 1H), 8.79 (dt, J = 8.0, 1.7 Hz, 1H), 9.69 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 442.40 [M+H]+
【0544】
実施例332.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(2-メチル-2H-テトラゾール-5-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
実施例332の化合物を調製するためのスキーム
【化26】
【0545】
中間体30.(S)-4-(4-クロロフェニル)-6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)ピリミジン-2-カルボニトリル
(S)-1-(2-クロロ-6-(4-クロロフェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(500mg、1.62mmol)のNMP(6mL)溶液に、Zn(CN)2(285mg、2.42mmol)とPd(PPh3)4(279.6mg、0.24mmol)を窒素雰囲気下、室温で加えた。窒素雰囲気下でマイクロ波を照射して反応液を160℃で1時間加熱撹拌した。反応液を室温に冷却し、水で希釈した。水層をEtOAcで抽出した(10mL×2)。合わせた有機層を食塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=1/1;V/V)で精製して、300mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 301.2 [M+H]+
【0546】
中間体31.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(2H-テトラゾール-5-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-4-(4-クロロフェニル)-6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)ピリミジン-2-カルボニトリル(300mg、1.0mmol)のTHF(15mL)溶液に、TMSN3(230mg、3.0mmol)とTBAF(130.8mg、0.5mmol)を室温で加えた。密閉管内で反応液を96℃で16時間加熱した。反応液を室温に冷却し、水で希釈した。水層をEtOAcで抽出した(15mL×2)。合わせた有機層を食塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、80mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 344.3 [M+H]+
【0547】
実施例332.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(2-メチル-2H-テトラゾール-5-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(2H-テトラゾール-5-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(80mg、0.23mmol)のアセトン(40mL)溶液に、CH3I(49mg、0.35mmol)とK2CO3(35.4mg、0.26mmol)を室温で加えた。反応液を室温で13時間撹拌した。反応液をろ過し、ろ液を減圧下で濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=10/1;V/V)で精製して、5.6mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 2.00 (m, 7.3 Hz, 2H), 3.87-3.45 (m, 4H), 4.47 (m, 4H), 5.11 (m, 1H), 7.17 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 8.28 (d, J = 6.5 Hz, 2H); MS (ESI, m/z): 358.0 [M+H]+
【0548】
実施例333.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(2-メチル-2H-テトラゾール-5-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
実施例333の化合物を調製するためのスキーム
【化27】
【0549】
中間体32.(S)-4-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-2-カルボニトリル
(S)-1-(2-クロロ-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(300mg、0.836mmol)のNMP(6mL)溶液に、Zn(CN)2(147.22mg、1.254mmol)とPd(Ph3)4(144.5mg、0.125mmol)を窒素雰囲気下、室温で加えた。窒素雰囲気下でマイクロ波を照射して反応液を160℃で1時間加熱撹拌した。反応液を室温に冷却し、水で希釈した。水層をEtOAcで抽出した(10mL×2)。合わせた有機層を食塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=1/1;V/V)で精製して、411.1mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 335.1 [M+H]+
【0550】
中間体33.(S)-1-(2-(2H-テトラゾール-5-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-4-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-2-カルボニトリル(910mg、2.72mmol)のTHF(15mL)溶液に、TMSN3(941.6mg、8.174mmol)とTBAF(355.6mg、1.36mmol)を室温で加えた。密閉管内で反応液を96℃で16時間加熱した。反応液を室温に冷却し、水で希釈した。水層をEtOAcで抽出した(15mL×2)。合わせた有機層を食塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、990mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 378.2 [M+H]+
【0551】
実施例333.(S)-1-(2-(2-メチル-2H-テトラゾール-5-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-1-(2-(2H-テトラゾール-5-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(150mg、0.3998mmol)のアセトン(20mL)溶液に、CH3I(84.7mg、0.597mmol)とK2CO3(109.8mg、0.796mmol)を室温で加えた。反応液を室温で13時間撹拌した。反応液をろ過し、ろ液を減圧下で濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=10/1;V/V)で精製して、28.8mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 2.18-1.89 (m, 2H), 3.88-3.45 (m, 4H), 4.460 (s, 3H), 4.507 (s, 1H), 5.13 (d, J = 36.2 Hz, 1H), 7.26 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 7.92 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 8.45 (d, J = 6.8 Hz, 2H); MS (ESI, m/z): 392.2 [M+H]+
【0552】
実施例334.4-(4-クロロフェニル)-2-(2-メチル-2H-テトラゾール-5-イル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン
実施例334の化合物を調製するためのスキーム
【化28】
【0553】
中間体34.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン-2-カルボニトリル
2-クロロ-4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン(300mg、0.813mmol)のNMP(6mL)溶液に、Zn(CN)2(143.23mg、1.22mmol)とPd(Ph3)4(141.0mg、0.122mmol)を窒素雰囲気下、室温で加えた。窒素雰囲気下でマイクロ波を照射して反応液を160℃で1時間加熱撹拌した。反応液を室温に冷却し、水で希釈した。水層をEtOAcで抽出した(10mL×2)。合わせた有機層を食塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=1/1;V/V)で精製して、431.1mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 378.1 [M+H]+
【0554】
中間体35.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(2H-テトラゾール-5-イル)ピリミジン
4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン-2-カルボニトリル(500mg、1.33mmol)のTHF(15mL)溶液に、TMSN3(450.8mg、3.98mmol)とTBAF(174.4mg、0.67mmol)を室温で加えた。密閉管内で反応液を96℃で16時間加熱した。反応液を室温に冷却し、水で希釈した。水層をEtOAcで抽出した(15mL×2)。合わせた有機層を食塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=1/100;V/V)で精製して、250mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 421.0 [M+H]+
【0555】
実施例334.4-(4-クロロフェニル)-2-(2-メチル-2H-テトラゾール-5-イル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン
4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(2H-テトラゾール-5-イル)ピリミジン(150mg、0.357mmol)のアセトン(20mL)溶液に、CH3I(76.1mg、0.536mmol)とK2CO3(98.5mg、0.714mmol)を室温で加えた。反応液を室温で13時間撹拌した。反応液をろ過し、ろ液を減圧下で濃縮した。CH3CN:H2O(0.1%ギ酸)を用いて溶出した逆相カラムクロマトグラフィーで残渣を精製して、21.0mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 2.93 (s, 3H), 3.30-3.21 (m, 4H), 4.40-3.92 (m, 4H), 4.44 (s, 3H), 7.62 (t, J = 1.9 Hz, 2H), 7.64 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.34-8.28 (m, 2H); MS (ESI, m/z): 435.0 [M+H]+
【0556】
実施例335.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-((2-フルオロエチル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
実施例335の化合物を調製するためのスキーム
【化29】
【0557】
実施例335.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-((2-フルオロエチル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
2-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタノール(74mg、0.16mmol)のDCM(3mL)溶液に、DAST(52mg、0.32mmol)を0℃で加えた。反応液を窒素雰囲気下、室温で5時間撹拌した。LCMSの結果から出発原料が完全に消費されたことを確認した。反応液にH2Oを0℃で加えて反応を停止させ、EtOAcで抽出し(25mL×2)、水洗し(30mL)、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。固体をろ過により除き、ろ液を減圧下で濃縮した。残渣を分取TLC(DCM/EtOAc/MeOH=20/1/1;V/V/V)で精製して、12mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 3.35 (t, J = 5.2 Hz, 1H), 3.42 (t, J = 5.2 Hz, 1H), 3.45-3.52 (m, 4H), 3.92-3.99 (m, 4H), 4.78 (t, J = 5.2 Hz, 1H), 4.90 (t, J = 5.2 Hz, 1H), 6.86 (s, 1H), 7.43-7.47 (m, 1H), 7.49 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.07 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.71 (d, J = 3.6 Hz, 1H), 8.80 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 9.69 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 462.0 [M+H]+
【0558】
実施例336.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(イソオキサゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
実施例336の化合物を調製するためのスキーム
【化30】
【0559】
中間体36.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(トリブチルスタンニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-1-(2-クロロ-6-(4-クロロフェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(200mg、0.647mmol)の1,4-ジオキサン(10mL)溶液に、1,1,1,2,2,2-ヘキサブチルジスタンナン(450.6mg、0.777mmol)とPd(PPh3)4(75.1mg、0.065mmol)を窒素雰囲気下、室温で加えた。窒素雰囲気下でマイクロ波を照射して反応液を120℃で2時間撹拌した。LCMSの結果から出発原料が完全に消費されたことを確認した。反応液をろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=10/1;V/V)で精製して、231mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 566.2 [M+H]+
【0560】
実施例336.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(イソオキサゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(トリブチルスタンニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(150mg、0.265mmol)の1,4-ジオキサン(2mL)溶液に、4-ヨードイソオキサゾール(67.3mg、0.345mmol)、CuI(15mg、0.08mmol)およびPd(PPh3)4(46.2mg、0.04mmol)を窒素雰囲気下、室温で加えた。窒素雰囲気下でマイクロ波を照射して反応液を130℃で2時間撹拌した。LCMSの結果から出発原料が完全に消費されたことを確認した。反応液をろ過し、減圧下で濃縮した。残渣を分取HPLCで精製して、25mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 2.03 (m, J = 34.2 Hz, 2H), 3.44-3.94 (m, 4H), 4.41-4.47 (m, 1H), 5.02-5.10 (m, 1H), 6.94 (s, 1H), 7.57 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.30 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 9.13 (s, 1H), 9.58 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 343.0 [M+H]+
【0561】
実施例337.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(メチルスルホニル)ピペリジン-4-イル)メタノール
(4-(メチルスルホニル)ピペリジン-4-イル)メタノール塩酸塩を用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.89 (d, J = 13.8 Hz, 2H), 1.95-2.09 (m, 2H), 2.98 (s, 3H), 3.40 (dd, J = 17.8, 6.8 Hz, 2H), 3.96 (d, J = 5.1 Hz, 2H), 4.55 (s, 2H), 5.56 (t, J = 5.1 Hz, 1H), 7.41 (s, 1H), 7.52-7.58 (m, 1H), 7.58-7.64 (m, 2H), 8.34-8.41 (m, 2H) 8.70 (dd, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 8.72-8.77 (m, 1H), 9.59 (d, J = 1.5 Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 459.0 [M+H]+
【0562】
実施例338.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アゼパン-3-オール
アゼパン-3-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 1.41-1.56 (m, 1H), 1.57-1.69 (m, 1H), 1.74-1.84 (m, 1H), 1.84-1.95 (m, 3H), 3.50 (s, 1H), 3.79 (dd, J = 14.7, 3.8 Hz, 1H), 3.86-3.97 (m, 1H), 4.21 (s, 1H), 4.43 (s, 1H), 6.85 (s, 1H), 7.37-7.55 (m, 3H), 8.04-8.11 (m, 2H), 8.70 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 8.77 (s, 1H), 9.70 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 381.2 [M+H]+
【0563】
実施例339.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-((ジフルオロメチル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
1-((ジフルオロメチル)スルホニル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 3.70 (t, J = 4.9 Hz, 4H), 3.97 (s, 4H), 6.28 (t, J = 53.7 Hz, 1H), 6.88 (s, 1H), 7.49 (d, J = 8.6 Hz, 3H), 8.07 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 8.72-8.73 (m, 1H), 8.83-8.85 (m, 1H), 9.69 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 466.0 [M+H]+
【0564】
実施例340.(S)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-ピロリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例248と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 2.17-1.87 (m, 2H), 3.90-3.43 (m, 4H), 4.47 (d, J = 21.3 Hz, 1H), 5.09 (d, J = 36.9 Hz, 1H), 7. 11(s, 1H), 7.54-7.57 (m, 1H), 7.89 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 8.51 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 8.69-8.71 (m, 2H), 9.61 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 387.2 [M+H]+
【0565】
実施例341.4-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン
1-(メチルスルホニル)ピペラジンを用いたこと以外は実施例248と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 2.93 (s, 3H), 3.23-3.13 (m, 4H), 4.03 (s, 4H), 7.52-7.61 (m, 2H), 2H), 7.91 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 8.55 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 8.72 (dd, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 8.74-8.79 (m, 1H), 9.62 (d, J = 1.6 Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 464.0 [M+H]+
【0566】
実施例342.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(5,6-ジフルオロピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
5-ブロモ-2,3-ジフルオロピリジンを用いたこと以外は実施例336と同様にして表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 2.20 (s, 2H), 3.78 (s, 4H), 4.72 (s, 1H), 6.63 (s, 1H), 7.47 (d, J = 7.8 Hz, 2H), 8.05 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 8.57-8.72 (m, 1H), 9.09 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 389.2 [M+H]+
【0567】
実施例343.(3S,4R)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3,4-ジオール
(3S,4R)-ピロリジン-3,4-ジオール塩酸塩を用いたこと以外は実施例248と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 3.43 (dd, J = 10.2, 5.4 Hz, 1H), 3.63 (dd, J = 11.9, 4.1 Hz, 1H), 3.74 (dd, J = 10.3, 5.9 Hz, 1H), 3.84 (dd, J = 11.7, 5.0 Hz, 1H), 4.14-4. 22 (m, 1H), 4.26 (m, 1H), 5.04 (d, J = 4.6 Hz, 1H), 5.11 (d, J = 5.3 Hz, 1H), 7.11 (s, 1H), 7.56 (dd, J = 7.6, 4.7 Hz, 1H), 7.89 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 8.52 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 8.70 (dd, J = 4.7, 1.5 Hz, 1H), 8.75 (dt, J = 8.0, 1.9 Hz, 1H), 9.60 (d, J = 1.5 Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 403.4 [M+H]+
【0568】
実施例344.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-[2,5’-ビピリミジン]-4-イル)ピロリジン-3-オール
5-ブロモピリミジンを用いたこと以外は実施例336と同様にして表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.84-2.20 (m, 2H), 3.41-3.91 (m, 4H), 4.47 (d, J = 20.7 Hz, 1H), 5.09 (d, J = 36.4 Hz, 1H), 7.06 (d, J = 6.6 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 8.35 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 9.32 (s, 1H), 9.68 (s, 2H); MS (ESI, m/z): 354.2 [M+H]+
【0569】
実施例345.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(6-フルオロピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
5-ブロモ-2-フルオロピリジンを用いたこと以外は実施例336と同様にして表題化合物を得た。
*1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 2.22 (s, 2H), 3.42-4.20 (m, 4H), 4.73 (s, 1H), 6.64 (s, 1H), 6.96-7.07 (m, 1H), 7.44 (s, 2H), 8.06 (d, J = 6.4 Hz, 2H), 8.89 (t, J = 7.2 Hz, 1H), 9.29 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 371.4 [M+H]+
【0570】
実施例346.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(2-フルオロピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
3-ブロモ-2-フルオロピリジンを用いたこと以外は実施例336と同様にして表題化合物を得た。
*1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 2.17 (s, 2H), 3.72 (s, 4H), 4.65 (s, 1H), 6.57 (s, 1H), 7.23-7.34 (m, 1H), 7.43 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.02 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.24-8.30 (m, 1H), 8.57-8.67 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 371.4 [M+H]+
【0571】
実施例347.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-2-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
2-(トリブチルスタンニル)ピリジンを用いたこと以外は実施例329と同様にして表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.84-2.17 (m, 2H), 3.42-3.95 (m, 4H), 4.44 (s, 1H), 5.06 (d, J = 35.4 Hz, 1H), 7.04 (s, 1H), 7.51 (s, 1H), 7.60 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.96 (s, 1H), 8.31 (d, J = 7.8 Hz, 2H), 8.43 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 8.74 (d, J = 3.3 Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 353.2 [M+H]+
【0572】
実施例348.2-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタノール
2-(ピペラジン-1-イルスルホニル)エタン-1-オールを用いたこと以外は実施例174と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 3.24 (t, J = 6.1 Hz, 2H), 3.30 (d, J = 3.8 Hz, 4H), 3.76 (m, 2H), 3.90-3.904 (m, 7H),5.03 (t, J = 5.4 Hz, 1H), 7.23 (s, 1H), 7.58 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.05 (s, 1H), 8.30 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.37 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 463.4 [M+H]+
【0573】
実施例349.2-((4-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタン-1-オール
2-(ピペラジン-1-イルスルホニル)エタン-1-オールを用いたこと以外は実施例248と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 3.25 (t, J = 6.1Hz, 2H), 3.33-3.36 (m, 4H), 3.73-3.79 (m, 2H), 3.96-4.04 (m, 4H), 5.04 (t, J =5.4Hz, 1H), 7.52-7.58 (m, 2H), 7.91 (d, J = 8.3Hz, 2H), 8.55 (d, J =8.2Hz, 2H), 8.70-8.78 (m, 2H), 9.61 (d, J =1.6Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 494.4[M+H]+
【0574】
実施例350.(S)-1-(2-(イソチアゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
実施例350の化合物を調製するためのスキーム
【化31】
【0575】
中間体37.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(トリブチルスタンニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-1-(2-クロロ-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(500mg、1.46mmol)の1,4-ジオキサン(5mL)溶液に、ヘキサブチル二スズ(1.01g、1.75mmol)とPd(PPh3)Cl2(102mg、0.15mmol)を窒素雰囲気下、室温で加えた。窒素雰囲気下でマイクロ波を照射して反応液を150℃で7時間撹拌した。LCMSの結果から、出発原料が消費されて所望の化合物が生成したことを確認した。反応液を室温に冷却し、セライトパッドでろ過した。ろ液を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーで精製して、200mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 600.3 [M+H]+
【0576】
実施例350.(S)-1-(2-(イソチアゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-1-(2-(トリブチルスタンニル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(200mg、0.33mmol)の1,4-ジオキサン(6mL)溶液に、4-ブロモイソチアゾール(71mg、0.43mmol)、Pd(PPh3)4(58mg、0.05mmol)およびCuI(19mg、0.1mmol)を窒素雰囲気下、室温で加えた。窒素雰囲気下でマイクロ波を照射して反応液を130℃で3時間撹拌した。LCMSの結果から、出発原料が消費されて所望の化合物が生成したことを確認した。反応液を減圧下で濃縮した。残渣を水(20ml)で希釈し、EtOAcで抽出し(20mL×3)、合わせた有機層を食塩水で洗浄し、乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣を分取HPLCで精製して、14.3mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.90-2.16 (m, 2H), 3.44-3.84 (m, 4H), 4.46 (d, J = 22.2Hz, 1H), 5.07 (s, 1H), 7.05 (s, 1H), 7.88 (d, J = 8.2Hz, 2H), 8.48 (d, J = 8.0Hz, 2H), 9.26 (s, 1H), 9.68 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 393.3[M+H]+
【0577】
実施例351.(4-(メチルスルホニル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール
(4-(メチルスルホニル)ピペリジン-4-イル)メタノール塩酸塩を用いたこと以外は実施例248と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.90 (d, J = 13.8 Hz, 2H), 1.98-2.11 (m, 2H), 2.98 (s, 3H), 3.43 (t, J = 11.3 Hz, 2H), 3.97 (d, J = 4.9 Hz, 2H), 4.56 (s, 2H), 5.57 (t, J = 5.0 Hz, 1H), 7.49 (s, 1H), 7.56 (dd, J = 7.7, 4.9 Hz, 1H), 7.90 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 8.54 (d, J = 8.0 Hz, 2H),8.72 (d, J = 4.5 Hz, 1H), 8.75 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 9.61 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 493.2 [M+H]+
【0578】
実施例352.1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)-3-ヒドロキシプロパン-1-オン
3-ヒドロキシ-1-(ピペラジン-1-イル)プロパン-1-オン塩酸塩を用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 2.57 (t, J = 6.5Hz, 2H), 3.61-3.71 (m, 6H), 3.81-3.98 (m, 4H), 4.57 (t, J = 5.2Hz, 1H), 7.40 (s, 1H), 7.52-7.58 (m, 1H), 7.61 (d, J = 8.6Hz, 2H), 8.14 (s, 1H), 8.37 (d, J = 8.6Hz, 2H), 8.67-8.77 (m, 2H), 9.60 (d, J = 1.7Hz, 1H). MS (ESI, m/z): 424.2 [M+H]+
【0579】
実施例353.2-((4-(2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタノール
実施例353の化合物を調製するためのスキーム
【化32】
【0580】
中間体38.4-(2-クロロ-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル
2,4-ジクロロ-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン(2g、6.85mmol)のACN(20mL)溶液に、ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル(1.9g、10.3mmol)とDIPEA(2.65g、20.1mmol)を室温で加えた。反応液を85℃で16時間加熱した。反応液を減圧下で濃縮し、残渣をEtOAcで抽出し(20mL×3)、食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc =5/1;V/V)で精製して、780mgの表題化合物を得た。
【0581】
中間体39.4-(2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル
4-(2-クロロ-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル(1g、2.45mmol)の1,4-ジオキサン(4mL)とH2O(0.8mL)の混合溶媒溶液に、(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ボロン酸(479mg、3.8mmol)、Cs2CO3(2.39g、7.35mmol)およびPd(dppf)Cl2(163mg、0.2mmol)を窒素雰囲気下、室温で加えた。反応液を85℃で5時間加熱撹拌した。反応液を減圧下で濃縮し、残渣をEtOAcで抽出し(20mL×3)、食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=5/1;V/V)で精製して、400mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 489.2 [M+H]+
【0582】
中間体40.2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-4-(ピペラジン-1-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン塩酸塩
4-(2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル(400.0mg、0.88mmol)のMeOH-HCl(4N HClガスのMeOH溶液)(10mL)溶液を室温で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、400mgの表題化合物を得た。
【0583】
中間体41.2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-4-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)-6-(4-(ビニルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン
2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-4-(ピペラジン-1-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン塩酸塩(400mg、1.13mmol)のDCM(10mL)溶液に、TEA(570.7mg、5.65mmol)を0℃で加えた。この反応液に、2-クロロエタンスルホニルクロリド(221.7mg、1.36mmol)を0℃で滴下した。反応液を室温で16時間撹拌した。反応液をジクロロメタンで抽出し(20mL×3)、食塩水で洗浄し、乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=1/1;V/V)で精製して、120mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 479.2 [M+H]+
【0584】
実施例353.2-((4-(2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタノール
2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-4-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)-6-(4-(ビニルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン(400mg、0.84mmol)のTHF(10mL)溶液に、テトラブチルアンモニウムヒドロキシド(1.08mg、1.67mmol)を室温で加えた。反応液を50℃で16時間撹拌した。反応液を室温に冷却し、EtOAcで抽出し(20mL×3)、乾燥し、減圧下で濃縮した。得られた固体をEtOAc(10mL)に加えてスラリー化させた。白色固体が得られた。ろ過により固体を回収し、減圧下で乾燥して、33.7mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 2.00 (m, 2H), 3.24 (t, J = 6.1 Hz, 4H), 3.76 (m, 2H), 3.91 (s, 7H), 5.04 (t, J = 5.4 Hz, 1H), 7.31 (s, 1H), 7.88 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 8.06 (s, 1H), 8.38 (s, 1H), 8.46 (d, J = 8.2 Hz, 2H); MS (ESI, m/z): 497.2 [M+H]+
【0585】
実施例354.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-(ジメチルアミノ)ピペリジン-4-オール
3-(ジメチルアミノ)ピペリジン-4-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.37-1.46 (m, 1H), 1.96-2.00 (m, 1H), 2.25-2.26 (m, 1H), 2.41 (s, 6H), 3.23-3.26 (m, 4H), 3.82-3.84 (m, 1H), 4.39-4.50 (m, 1H), 7.37 (s, 1H), 7.55 (dd, J = 7.9, 4.8 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.32-8.43 (m, 2H), 8.49-8.87 (m, 2H), 9.57 (d, J = 1.8 Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 410.2 [M+H]+
【0586】
実施例355.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-5-(ジメチルアミノ)ピペリジン-3-オール
5-(ジメチルアミノ)ピペリジン-3-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 1.79-1.86 (m, 1H), 2.15-2.22 (m, 1H), 2.48 (s, 6H), 2.96 (t, J = 11.1 Hz, 1H), 3.12-3.35 (m, 2H), 4.33 (s, 1H), 4.45-4.62 (m, 1H), 4.62-4.77 (m, 1H), 6.96 (s, 1H), 7.33-7.39 (m, 1H), 7.46 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 8.07 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 8.66-8.74 (m, 2H), 9.64 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 410.2 [M+H]+
【0587】
実施例356.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(メチルスルホニル)ピペリジン-4-イル)メタノール
(4-(メチルスルホニル)ピペリジン-4-イル)メタノール塩酸塩を用いたこと以外は実施例174と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.89-1.93 (m, 2H), 1.98-2.09 (m, 2H), 2.99 (s, 3H), 3.44-3.54 (m, 2H), 3.94 (s, 5H), 4.53 (s, 2H), 7.24 (s, 1H), 7.67 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 8.11 (d, J = 7.8 Hz, 2H), 8.27 (s, 1H), 8.63 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 462.0 [M+H]+
【0588】
実施例357.(1-(2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)-4-(メチルスルホニル)ピペリジン-4-イル)メタノール
実施例357の化合物を調製するためのスキーム
【化33】
【0589】
中間体42.2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-オール
3-オキソ-3-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)プロパン酸メチル(2.0g、8.13mmol)のMeOH(20mL)溶液に、1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキシイミダミド(1.0g、8.13mmol)とナトリウムメトキシド(527mg、9.576mmol)を室温で加えた。反応液を窒素雰囲気下、80℃で16時間加熱した。反応液を室温に冷却し、pHを酸性側に傾けてpH6.0に調整した。白色固体が得られた。固体をろ過により回収し、減圧下で乾燥して、1.1gの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 321.1 [M+H]+
【0590】
中間体43.4-クロロ-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン
2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-オール(1.1g、3.43mmol)のオキシ塩化リン(10mL)溶液を13時間加熱還流した。混合物を減圧下で濃縮した。残渣を水に注ぎ入れ、EtOAcで抽出し(20mL×2)、食塩水で洗浄し、乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=10/1;V/V)で精製して、950mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 339.2 [M+H]+
【0591】
実施例357.(1-(2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)-4-(メチルスルホニル)ピペリジン-4-イル)メタノール
4-クロロ-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン(40mg、0.12mmol)のACN(5mL)溶液に、(4-(メチルスルホニル)ピペリジン-4-イル)メタノール塩酸塩(32mg、0.14mmol)とDIPEA(46.4mg、0.36mmol)を室温で加えた。反応液を75℃で6時間加熱撹拌した。残渣を室温に冷却し、EtOAcで抽出した(20mL×3)。合わせた有機層を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣を分取HPLCで精製して、8.2mgの表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.85 (d, J = 13.7 Hz, 2H), 1.94-2.03 (m, 2H), 2.97 (s, 3H), 3.36 (s, 2H), 3.91 (s, 3H), 3.95 (s, 2H), 4.50 (s, 2H), 5.55 (s, 1H), 7.27 (s, 1H), 7.87 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 8.05 (s, 1H), 8.37 (s, 1H), 8.46 (d, J = 8.2 Hz, 2H); MS (ESI, m/z): 496.2 [M+H]+
【0592】
実施例358.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-(ジメチルアミノ)ピペリジン-4-イル)メタノール
(3-(ジメチルアミノ)ピペリジン-4-イル)メタノールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.48-1.59 (m, 1H), 1.92-2.04 (m, 1H), 2.13-2.30 (m, 2H), 2.34 (s, 6H), 3.05-3.24 (m, 1H), 3.37-3.49 (m, 2H), 3.61-3.78 (m, 2H),4.15 (s, 1H), 4.46-5.00 (m, 1H), 7.38 (s, 1H), 7.55 (dd, J = 7.9, 4.9Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.6Hz, 2H), 8.36 (d, J = 8.6Hz, 2H), 8.67-8.74 (m, 2H), 9.57(d, J = 1.5Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 424.2[M+H]+
【0593】
実施例359.2-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-メチルピペラジン-1-イル)スルホニル)エタン-1-オール
2-((3-メチルピペラジン-1-イル)スルホニル)エタン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム2.基本手順B)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.27 (d, J = 6.6Hz, 3H), 2.95-3.06 (m, 1H), 3.13-3.21(m, 1H), 3.22-3.29 (m, 3H), 3.50 (d, J =12.0Hz, 1H), 3.68 (d, J =11.6Hz, 1H), 3.78 (t, J =5.4Hz, 2H), 4.66 (s, 1H), 5.06 (s, 2H), 7.40 (s, 1H), 7.56 (dd, J =7.9 , 4.8Hz, 1H), 7.61 (d, J =8.6Hz, 2H), 8.37 (d, J = 8.6Hz, 2H), 8.68-8.78 (m, 2H), 9.60 (d, J =1.9Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 474.2[M+H]+
【0594】
実施例360.2-((1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)アミノ)エタノール
実施例360の化合物を調製するためのスキーム
【化34】
【0595】
中間体44.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-オン
4-クロロ-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン(400.0mg、1.33mmol)のACN(5mL)溶液に、DIPEA(515mg、4.0mmol)とピペリジン-4-オン塩酸塩(270mg、1.99mmol)を室温で加えた。反応液を75℃で16時間加熱撹拌した。反応液を減圧下で濃縮した。残渣を水に注ぎ入れ、EtOAcで抽出し(20mL×2)、食塩水で洗浄した。合わせた有機層を乾燥し、減圧下で濃縮した。得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=2/1;V/V)で精製して、330mgの表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
MS (ESI, m/z): 365.2 [M+H]+
【0596】
実施例360.2-((1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)アミノ)エタノール
1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-オン(330.0mg、0.906mmol)のTHF(15mL)溶液に、2-アミノエタノール(83mg、1.36mmol)と2滴のCH3COOHを加えた。反応液を室温で16時間撹拌した。次に、この反応液にNaBH(OAc)3(576.0mg、2.72mmol)を室温で加えた。反応液を室温で3時間撹拌した。残渣を水に注ぎ入れ、EtOAcで抽出し(20mL×2)、食塩水で洗浄した。合わせた有機層を乾燥し、減圧下で濃縮した。得られた粗生成物を分取HPLCで精製して、204.3mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.64-1.72 (m, 2H), 2.25 (d, J = 10.8 Hz, 2H), 3.05-3.11 (m, 4H), 3.45 (s, 1H), 3.72-3.75 (t, J = 4.9 Hz, 2H), 4.88 (s, 2H), 7.54 (s, 1H), 7.62 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.18 (dd, J = 7.8, 5.8 Hz, 1H), .8.41 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 9.04 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 9.30 (s, 2H), 9.44 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 9.71 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 410.2 [M+H]+
【0597】
実施例361.1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)-4-ヒドロキシブタン-1-オン
実施例361の化合物を調製するためのスキーム
【化35】
【0598】
中間体45.4-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)-4-オキソブタン酸エチル
4-(4-クロロフェニル)-6-(ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン塩酸塩(450mg、0.57mmol)のDCM(10mL)溶液に、TEA(585.8mg、1.39mmol)を0℃で加えた。この反応液に、4-クロロ-4-オキソブタン酸エチル(585.8mg、5.8mmol)を0℃で滴下した。反応液を室温で3時間撹拌した。残渣をジクロロメタンで抽出し(20mL×3)、食塩水で洗浄し、乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=2/1;V/V)で精製して、300mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 480.2 [M+H]+
【0599】
実施例361.1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)-4-ヒドロキシブタン-1-オン
4-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)-4-オキソブタン酸エチル(300mg、0.63mmol)のジエチルエーテル(10mL)懸濁液に、LiBH4(17.6mg、0.81mmol)とMeOH(26mg、0.81mmol)を0℃で加えた。反応液を室温で2時間撹拌した。この反応液にメタノールを滴下し、気泡が生じなくなるまで加えた。溶媒を減圧下で除去し、残渣を分取HPLCで精製して、15.9mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.61-1.78 (m, 2H), 2.43 (t, J = 7.4 Hz, 2H), 3.44 (t, J = 6.1 Hz, 2H), 3.58-3.68 (m, 4H), 3.89 (d, J = 27.3 Hz, 4H), 4.49 (s, 1H), 7.40 (s, 1H), 7.55 (dd, J = 7.9, 4.8 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.37 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.65-8.82 (m, 2H), 9.60 (d, J = 1.4 Hz, 1H); MS (ESI, m/z):438.2 [M+H]+
【0600】
実施例362.3-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)プロパン-1-オール
実施例362の化合物を調製するためのスキーム
【化36】
【0601】
中間体46.3-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)プロパン酸メチル
4-(4-クロロフェニル)-6-(ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン塩酸塩(200mg、0.57mmol)のDCM(10mL)溶液に、TEA(172.71mg、1.71mmol)を0℃で加えた。この反応液に、3-(クロロスルホニル)プロパン酸メチル(127mg、0.68mmol)を0℃で滴下した。反応液を室温で16時間撹拌した。反応液をジクロロメタンで抽出し(20mL×3)、食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=2/1;V/V)で精製して、110mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 501.2 [M+H]+
【0602】
実施例362.3-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)プロパン-1-オール
3-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)プロパン酸メチル(110mg、0.22mmol)のジエチルエーテル(10mL)懸濁液に、LiBH4(6.2mg、0.29mmol)とMeOH(9.28mg、0.29mmol)を0℃で加えた。反応液を室温で2時間撹拌した。この反応液にメタノールを0℃で滴下し、気泡が生じなくなるまで加えた。溶媒を減圧下で除去し、残渣を分取HPLCで精製して、30.6mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.80-1.86 (m,2H), 3.08-3.15 (m, 2H), 3.30-3.36 (m, 4H), 3.48 (t, J = 6.2 Hz, 2H), 3.99 (s, 4H), 7.47 (s, 1H), 7.59-7.67 (m, 3H), 8.38 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.76 (dd, J = 4.9, 1.5 Hz, 1H), 8.85 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 9.62 (d, J = 1.6 Hz, 1H); MS (ESI, m/z):474.0 [M+H]+
【0603】
実施例363.1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)-3,4-ジヒドロキシブタン-1-オン
実施例364.1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)-2,3-ジヒドロキシブタン-1-オン
実施例363の化合物および実施例364の化合物を調製するためのスキーム
【化37】
【0604】
中間体47.1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)ブタ-3-エン-1-オン
4-(4-クロロフェニル)-6-(ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン(400mg、0.114mmol)のDMF(10mL)溶液に、ブタ-3-エン酸(147mg、0.17mmol)、HATU(864mg、2.28mmol)、DIPEA(440mg,3.41mmol)を室温で加えた。反応液を室温で2時間撹拌した。LCMSの結果から、出発原料が消費されて所望の化合物が生成したことを確認した。反応液を水(20mL)で希釈し、EtOAcで抽出した(10mL×2)。合わせた有機層を食塩水で洗浄し、乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=1/1;V/V)で精製して、420mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 420.2 [M+H]+
【0605】
実施例363.1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)-3,4-ジヒドロキシブタン-1-オン
実施例364.1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)-2,3-ジヒドロキシブタン-1-オン
1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)ブタ-3-エン-1-オン(200mg、0.48mmol)のDCM(15mL)とH2O(2mL)の混合溶媒溶液に、NMO(83.8mg、0.72mmol)とK2OsO4(17.5mg、0.048mmol)を室温で加えた。反応液を35℃で16時間加熱撹拌した。LCMSの結果から、出発原料が消費されて所望の化合物が生成したことを確認した。反応液をろ過し、ろ液を減圧下で濃縮した。残渣を水で希釈し、EtOAcで抽出した(20mL×2)。合わせた有機層を乾燥し、減圧下で濃縮した。得られた粗生成物を分取HPLCで精製して、8.2mgの実施例363の化合物を白色固体として得るとともに、8.3mgの実施例364の化合物を白色固体として得た。
実施例363: 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 2.55-2.70 (m, 2H), 3.58-3.72 (m, 3H), 3.74-3.91 (m, 5H), 3.91-4.04 (m, 2H), 4.18-4.25 (m, 1H), 6.86 (s, 1H), 7.43-7.53 (m, 3H), 8.08 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.72 (d, J = 3.9 Hz, 1H), 8.84 (d, J = 7.9Hz, 1H), 9.70 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 454.2 [M+H]+
実施例364: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.08 (d, J = 6.3Hz, 3H), 3.58-3.78 (m, 4H), 3.81-4.00 (m, 5H), 4.23 (s, 1H), 4.68 (s, 1H), 4.86 (s, 1H), 7.41 (s, 1H), 7.55 (dd, J = 7.9, 4.8 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.6Hz, 2H), 8.37 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.68-8.77 (m, 2H), 9.60 (d, J = 1.6Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 454.2 [M+H]+
【0606】
実施例365.4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-6-メチルピペラジン-2-オン
6-メチルピペラジン-2-オンを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.20 (d, J = 6.4 Hz, 3H), 3.42-3.53 (m, 1H), 3.61-3.70 (m, 1H), 4.17 (d, J = 17.8Hz, 1H), 4.31-4.53 (m, 2H), 7.40 (s, 1H), 7.55 (dd, J = 7.7, 4.9 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.6Hz, 2H), 8.26 (s, 1H), 8.40 (d, J = 8.6Hz, 2H), 8.71 (s, 1H), 8.73-8.81 (m, 1H), 9.60(s, 1H); MS (ESI, m/z): 380.2 [M+H]+
【0607】
実施例366.(S)-3-(4-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-6-(6-モルホリノピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール
実施例366の化合物を調製するためのスキーム
【化38】
【0608】
中間体48.(S)-1-(2-(2-メトキシピリジン-3-イル)-6-(6-モルホリノピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-1-(2-クロロ-6-(6-モルホリノピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(130mg、0.36mmol)の1,4-ジオキサン(5mL)とH2O(1mL)の混合溶媒溶液に、(2-メトキシピリジン-3-イル)ボロン酸(110mg、0.72mmol)、Cs2CO3(350mg、1.08mmol)およびPd(dppf)Cl2(58.5mg、0.07mmol)を窒素雰囲気下、室温で加えた。窒素雰囲気下でマイクロ波を照射して反応液を110℃で3時間撹拌した。LCMSの結果から、出発原料が消費されて所望の化合物が生成したことを確認した。反応液を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=10/1;V/V)で精製して、80mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 435.2 [M+H]+
【0609】
実施例366.(S)-3-(4-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-6-(6-モルホリノピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール
(S)-1-(2-(2-メトキシピリジン-3-イル)-6-(6-モルホリノピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(120mg、0.27mmol)をHBr溶液(40%HBrの水溶液(4mL))に懸濁し、得られた懸濁液を密閉管内にて100℃で10時間撹拌した。LCMSの結果から、出発原料が消費されて所望の化合物が生成したことを確認した。反応液を室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣を分取HPLCで精製して、13.2mgの実施例363の化合物を白色固体として得るとともに、8.3mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.89-2.16 (m, 2H), 3.44-3.88 (m, 12H), 4.47 (d, J = 14.8 Hz, 1H), 5.14 (d, J = 28.6 Hz, 1H), 6.88-6.99 (m, 2H), 7.01 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.18 (s, 1H), 8.14 (s, 1H), 8.26 (dd, J = 8.9, 2.1 Hz, 1H), 8.74 (s, 1H), 8.93 (d, J = 2.4 Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 421.2 [M+H]+
【0610】
実施例367.(S)-4-(4-(6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェニル)モルホリン-3-オン
実施例367の化合物を調製するためのスキーム
【化39】
【0611】
中間体49.(S)-4-(4-(2-クロロ-6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)ピリミジン-4-イル)フェニル)モルホリン-3-オン
(S)-1-(2,6-ジクロロピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(60mg、0.26mmol)を、ジオキサン(3mL)と水(0.5mL)の混合溶媒に溶解し、得られた混合物に、4-(4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル)モルホリン-3-オン(93mg、0.31mmol)、Cs2CO3(250mg、0.77mmol)および1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン-パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(41mg、0.05mmol)を窒素雰囲気下、室温で加えた。混合物をN2で3回パージして気体を置換した。反応液を窒素雰囲気下、90℃で16時間加熱した。LCMSの結果から反応の終了を確認した。反応液をろ過した。ろ液を減圧下で濃縮した。残渣を分取TLC(EtOAc/MeOH=20/1、V/V)で精製して、10mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 475.0 [M+H]+
【0612】
実施例367.(S)-4-(4-(6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェニル)モルホリン-3-オン
(S)-4-(4-(2-クロロ-6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)ピリミジン-4-イル)フェニル)モルホリン-3-オン(100mg、0.27mmol)を、ジオキサン(3mL)とH2O(0.5mL)の混合溶媒に溶解し、得られた混合物に、ピリジン-3-イルボロン酸(65mg、0.55mmol)、Cs2CO3(173mg、0.54mmol)およびPd(dppf)Cl2(22mg、0.03mmol)を10℃で加えた。反応液をN2で3回パージして気体を置換した。反応液を100℃で16時間撹拌した。LCMSの結果から反応の終了を確認した。反応液を室温に冷却し、水(10mL)を加えて反応を停止させた。残渣をEtOAcで抽出した(15mL×3)。有機層を合わせて、食塩水で洗浄した(10mL)。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧下で濃縮した。残渣を分取HPLCで精製して、8.7mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.94-2.13 (m, 2H), 3.41-3.77 (m, 4H), 3.81-3.83 (m, 2H), 4.00-4.02 (m, 2H), 4.25 (s, 2H), 4.44-4.48 (m, 1H), 5.08 (d, J = 35.2 Hz, 1H), 7.00 (s, 1H), 7.57-7.59 (m, 1H), 7.58 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.32-8.34 (m, 2H), 8.67-8.70 (m, 1H), 8.75 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 9.60 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 418.2 [M+H]+
【0613】
実施例368.2-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(イソチアゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタノール
実施例368の化合物を調製するためのスキーム
【化40】
【0614】
中間体50.4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(トリブチルスタンニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル
4-(2-クロロ-6-(4-クロロフェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル(204mg、0.5mmol)の1,4-ジオキサン(8mL)溶液に、ヘキサブチル二スズ(319mg、0.55mmol)とPd(PPh3)4(86.7mg、0.075mmol)を窒素雰囲気下、室温で加えた。反応液を窒素雰囲気下、130℃で3.5時間加熱撹拌した。TLCの結果から出発原料が完全に消費されたことを確認した。反応液を減圧下で濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=10/1;V/V)で精製して、1.1gの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 0.87-0.94 (m, 9H), 1.11-1.15 (m, 4H), 1.29-1.39 (m, 8H), 1.49 (s, 9H), 1.60-1.68 (m, 6H), 3.53-3.56 (m, 4H), 3.70-3.72 (m, 4H), 6.69 (s, 1H), 7.41 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.97 (d, J = 8.6 Hz, 2H); MS (ESI, m/z): 665.3 [M+H]+
【0615】
中間体51.4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(イソチアゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル
4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(トリブチルスタンニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル(550mg、0.832mmol)の1,4-ジオキサン(12mL)溶液に、4-ブロモイソチアゾール(91.1mg、0.555mmol)、Pd(PPh3)4(144.5mg、0.125mmol)およびCuI(23.8mg、0.1255mmol)を窒素雰囲気下、室温で加えた。反応液をN2雰囲気下、120℃で2時間加熱撹拌した。LCMSの結果から出発原料が完全に消費されたことを確認した。反応液を室温に冷却した。反応液を減圧下で濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=5/1;V/V)で精製して、270mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 458.1 [M+H]+
【0616】
中間体52.4-(4-(4-クロロフェニル)-6-(ピペラジン-1-イル)ピリミジン-2-イル)イソチアゾール
4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(イソチアゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル(270mg、0.6mmol)の塩化水素-メタノール(4M HClガスのMeOH溶液(5mL))溶液を室温で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、250mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 358.1 [M+H]+
【0617】
中間体53.4-(4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(ビニルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン-2-イル)イソチアゾール
4-(4-(4-クロロフェニル)-6-(ピペラジン-1-イル)ピリミジン-2-イル)イソチアゾール(250mg、0.63mmol)のジクロロメタン(5mL)溶液に、TEA(318mg、3.15mmol)を0℃で加えた。この反応液に、2-クロロエタンスルホニルクロリド(123mg、0.76mmol)を0℃で滴下した。反応液を室温で16時間撹拌した。TLCの結果から出発原料が完全に消費されたことを確認した。反応液を減圧下で濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=10/1;V/V)で精製して、120mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 448.1 [M+H]+
【0618】
実施例368.2-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(イソチアゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタノール
4-(4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(ビニルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン-2-イル)イソチアゾール(120mg、0.27mmol)のTHF(10mL)溶液に、テトラブチルアンモニウムヒドロキシド(310mg、0.30mmol)を室温で加えた。反応液を50℃で4時間撹拌した。TLCの結果から出発原料が完全に消費されたことを確認した。反応液を室温に冷却した。反応液を減圧下で濃縮し、残渣を分取HPLCで精製して、19.3mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 3.25 (t, J = 6.1 Hz, 2H), 3.32-3.28 (m, 4H), 3.76 (dd, J = 11.2, 5.6Hz, 2H), 3.96 (s, 4H), 5.03 (t, J = 5.3Hz, 1H), 7.39 (s, 1H), 7.60(d, J = 8.5Hz, 2H), 8.35(d, J = 8.6Hz, 2H), 9.28 (s, 1H), 9.73 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 466.0 [M+H]+
【0619】
実施例369.3-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)プロパン-1,2-ジオール
実施例369の化合物を調製するためのスキーム
【化41】
【0620】
中間体54.4-(4-(アリルスルホニル)ピペラジン-1-イル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン
4-(4-クロロフェニル)-6-(ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン塩酸塩(500mg、1.42mmol)のDCM(10mL)溶液に、TEA(719mg、7.12mmol)を室温で加えた。この反応液に、プロパ-2-エン-1-スルホニルクロリド(400mg、2.85mmol)を0℃で滴下した。反応液を室温で16時間撹拌した。LCMSの結果から、出発原料が消費されて所望の化合物が生成したことを確認した。反応液を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=1/1;V/V)で精製して、900mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 456.2 [M+H]+
【0621】
実施例369.3-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)プロパン-1,2-ジオール
4-(4-(アリルスルホニル)ピペラジン-1-イル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン(870mg、1.91mmol)のDCM(30mL)とH2O(3mL)の混合溶媒溶液に、NMO(672mg、5.74mmol)とK2OsO4(140mg、0.38mmol)を室温で加えた。反応液を45℃で16時間加熱撹拌した。反応液を減圧下で濃縮した。残渣を水で希釈し、EtOAcで抽出し(20mL×2)、食塩水で洗浄した。合わせた有機層を乾燥し、減圧下で濃縮した。得られた粗生成物を分取HPLCで精製して、30.5mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 3.07 (dd, J = 14.7, 8.3 Hz, 1H), 3.19-3.46 (m, 7H), 3.85-3.93 (m, 1H), 3.94-4.13 (m, 4H), 7.51 (s, 1H), 7.63 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.90 (dd, J = 7.8, 5.3 Hz, 1H), 8.40 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.89 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 9.13 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 9.68 (d, J = 1.8 Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 490.2 [M+H]+
【0622】
実施例370.2-((4-(2-(イソチアゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタノール
実施例370の化合物を調製するためのスキーム
【化42】
【0623】
中間体55.4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(トリブチルスタンニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル
4-(2-クロロ-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル(652mg、1.47mmol)の1,4-ジオキサン(10mL)溶液に、ヘキサブチル二スズ(1.54g、2.65mmol)とPd(PPh3)4(255mg、0.221mmol)を窒素雰囲気下、室温で加えた。反応液を窒素雰囲気下、130℃で5時間加熱撹拌した。残渣を室温に冷却し、KF水溶液を反応液に加え、さらに30分間撹拌した。反応液を減圧下で濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=5/1;V/V)で精製して、1.4gの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 0.94-0.84 (m, 9H), 1.15 (dd, J = 9.2, 6.9 Hz, 5H), 1.43-1.31 (m, 7H), 1.50 (s, 9H), 1.74-1.58 (m, 6H), 3.61-3.49 (m, 4H), 3.78-3.67 (m, 4H), 6.75 (s, 1H), 7.26 (s, 1H), 7.70 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 8.13 (d, J = 8.1 Hz, 2H); MS (ESI, m/z): 699.3 [M+H]+
【0624】
中間体56.4-(2-(イソチアゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル
4-(2-(トリブチルスタンニル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル(467mg、0.67mmol)の1,4-ジオキサン(10mL)溶液に、4-ブロモイソチアゾール(91.56mg、0.56mmol)、Pd(PPh3)4(116.2mg、0.1005mmol)およびCuI(19.2mg、0.1005mmol)を窒素雰囲気下、室温で加えた。窒素雰囲気下でマイクロ波を照射して反応液を120℃で3時間撹拌した。LCMSの結果から出発原料が完全に消費されたことを確認した。反応液を室温に冷却後、5mLの飽和KF水溶液を加え、さらに30分間撹拌した。反応液を減圧下で濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=10/1;V/V)で精製して、141mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 492.2 [M+H]+
【0625】
中間体57.4-(4-(ピペラジン-1-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-2-イル)イソチアゾール塩酸塩
4-(2-(イソチアゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル(141mg、0.28mmol)の塩化水素-メタノール(4M HClガスのMeOH溶液(5mL))溶液を室温で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、160mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 392.2 [M+H]+
【0626】
中間体58.4-(4-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)-6-(4-(ビニルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン-2-イル)イソチアゾール
4-(4-(ピペラジン-1-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-2-イル)イソチアゾール(110mg、0.22mmol)のジクロロメタン(10mL)溶液に、TEA(111mg、1.1mmol)を0℃で加えた。この反応液に、2-クロロエタンスルホニルクロリド(43.8mg、0.27mmol)を0℃で滴下した。反応液を室温で16時間撹拌した。TLCの結果から出発原料が完全に消費されたことを確認した。反応液を減圧下で濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=10/1;V/V)で精製して、80mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 482.1 [M+H]+
【0627】
実施例370.2-((4-(2-(イソチアゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタノール
4-(4-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)-6-(4-(ビニルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン-2-イル)イソチアゾール(100mg、0.2mmol)のTHF(5mL)溶液に、テトラブチルアンモニウムヒドロキシド(208mg、0.2mmol)を室温で加えた。反応液を50℃で16時間撹拌した。TLCの結果から出発原料が完全に消費されたことを確認した。反応液を室温に冷却した。反応液を減圧下で濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=10/1;V/V)で精製して、80mgの表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 3.25 (t, J = 6.1 Hz, 2H), 3.34 (s, 4H), 3.76 (q, J = 6.0 Hz, 2H), 3.97 (s, 4H), 5.04 (t, J = 5.4 Hz, 1H),7.47 (s, 1H), 7.90 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 8.52 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 9.30 (s, 1H), 9.75 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 500.2 [M+H]+
【0628】
実施例371.(S)-2-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-イル)エタノール
(S)-2-(ピペラジン-2-イル)エタン-1-オールを用いたこと以外は実施例1と同様にして表題化合物を得た(スキーム1.基本手順A)。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ [ppm] = 1.82-1.73 (m, 2H), 2.97-2.85 (m, 2H), 3.15-3.02 (m, 2H), 3.22-3.16 (m, 1H), 3.96-3.84 (m, 2H), 4.45 (dd, J = 31.6, 11.1 Hz, 2H), 6.82 (s, 1H), 7.39 (dd, J = 7.9, 4.8 Hz, 1H), 7.49-7.45 (m, 2H), 8.09-8.04 (m, 2H), 8.69 (dd, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 8.74 (dt, J = 8.0, 1.9 Hz, 1H), 9.68 (d, J = 1.5 Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 396.2 [M+H]+
【0629】
実施例372.(S)-4-(5-(6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピリジン-2-イル)モルホリン-3-オン
(6-(3-オキソモルホリノ)ピリジン-3-イル)ボロン酸を用いたこと以外は実施例296と同様にして表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.84-2.21 (m, 2H), 3.62-3.73 (m, 4H), 4.04 (s, 4H), 4.32 (s, 2H), 4.47 (d, J = 21.9 Hz, 1H), 5.09 (d, J = 38.1 Hz,1H), 7.07 (s, 1H), 7.54 (dd, J = 7.9, 4.8 Hz, 1H), 8.22 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.72-8.63 (m, 2H), 8.75 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 9.33 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 9.60 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 419.0 [M+H]+
【0630】
実施例373.(S)-3-(4-(3-フルオロ-4-モルホリノフェニル)-6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール
実施例373の化合物を調製するためのスキーム
【化43】
【0631】
中間体59.(S)-1-(2-クロロ-6-(3-フルオロ-4-モルホリノフェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-1-(2,6-ジクロロピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(500mg、2.1mmol)のジオキサン(10mL)とH2O(2mL)の混合溶媒溶液に、4-(2-フルオロ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル)モルホリン(789mg、2.56mmol)、Cs2CO3(1.39g、4.2mmol)およびPd(dppf)Cl2(174mg、0.21mmol)を室温で加えた。混合物を窒素で3回パージして気体を置換した。反応液を窒素雰囲気下、90℃で16時間加熱撹拌した。LCMSの結果から反応の終了を確認した。反応液を室温に冷却した。反応液をろ過した。ろ液を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=1/2;V/V)で精製して、220mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 379.0 [M+H]+
【0632】
中間体60.(S)-1-(6-(3-フルオロ-4-モルホリノフェニル)-2-(2-メトキシピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-1-(2-クロロ-6-(3-フルオロ-4-モルホリノフェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(120mg、0.32mmol)のジオキサン(3mL)とH2O(0.5mL)の混合溶媒溶液に、(2-メトキシピリジン-3-イル)ボロン酸(72mg、0.48mmol)、Cs2CO3(206mg、0.63mmol)およびPd(dppf)Cl2(25mg、0.031mmol)を室温で加えた。混合物を窒素で3回パージして気体を置換した。反応液を窒素雰囲気下、90℃で16時間加熱撹拌した。LCMSの結果から反応の終了を確認した。反応液を室温に冷却し、ろ過した。ろ液を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=1/2;V/V)で精製して、150mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 452.1 [M+H]+
【0633】
実施例373.(S)-3-(4-(3-フルオロ-4-モルホリノフェニル)-6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール
(S)-1-(6-(3-フルオロ-4-モルホリノフェニル)-2-(2-メトキシピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オールをHBr水溶液(5mL、48%)に溶解した。反応液を100℃で16時間加熱撹拌した。LCMSの結果から反応の終了を確認した。反応液を減圧下で濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=10/1;V/V)で精製して、41.8mgの表題化合物を得た(スキーム5.基本手順E)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.99-2.17 (m, 2H), 3.19-3.21 (m, 4H), 3.58-3.99 (m, 8H), 4.51 (d, J = 24.8 Hz, 1H), 5.26 (d, J = 34.2 Hz,1H), 6.76-6.91 (m, 1H), 7.17 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 7.28 (t, J = 8.7 Hz, 1H), 7.68-7.84 (m, 1H), 7.96 (d, J = 14.5 Hz, 1H), 8.07-8.25 (m, 1H), 8.78-8.99 (m, 1H); MS (ESI, m/z): 438.2 [M+H]+
【0634】
実施例374.(S)-1-(6-(4-((2-(ジメチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
N1,N1-ジメチル-N2-(4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル)エタン-1,2-ジアミンを用いたこと以外は実施例296と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.89-2.13 (m, 2H), 2.20 (s, 6H), 2.47 (t, J = 6.6 Hz, 2H), 3.18 (dd, J = 12.2, 6.3 Hz, 2H), 3.46-3.90 (m, 4H), 4.44 (s, 1H), 5.04 (s, 1H), 5.95 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 6.70 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 6.75 (s, 1H), 7.52 (dd, J = 7.9, 4.8 Hz, 1H), 8.07 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.67 (d, J = 3.6 Hz, 1H), 8.72 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 9.57 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 405.0 [M+H]+
【0635】
実施例375.(S)-1-(6-(4-(2-(ジメチルアミノ)エトキシ)フェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
N,N-ジメチル-2-(4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノキシ)エタン-1-アミンを用いたこと以外は実施例296と同様にして、分取HPLCで分離することによって表題化合物を得た(スキーム4.基本手順D)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.91-2.06 (m, 2H), 2.35 (s, 6H), 2.80-2.83 (m, 2H), 3.26-3.70 (m, 4H), 4.20 (t, J = 5.6 Hz, 2H), 4.44-4.47 (m, 1H), 5.08 (d, J= 32.8 Hz, 1H), 6.90 (s, 1H), 7.09 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.54 (dd, J = 7.9, 4.8 Hz, 1H), 8.26 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 8.68 (dd, J = 4.7, 1.5 Hz, 1H), 8.73 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 9.59 (d, J = 1.2 Hz, 1H); MS (ESI, m/z): 406.2 [M+H]+
【0636】
実施例376.(S)-1-(6-(4-((2-ヒドロキシエチル)アミノ)フェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
実施例376の化合物を調製するためのスキーム
【化44】
【0637】
中間体61.(S)-N-(tert-ブトキシカルボニル)-N-(4-(6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェニル)グリシン酸エチル
(S)-1-(6-クロロ-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール(250mg、0.91mmol)の1,4-ジオキサン(5mL)とH2O(1mL)の混合溶媒溶液に、N-(tert-ブトキシカルボニル)-N-(4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル)グリシン酸エチル(513mg、1.27mmol)、Cs2CO3(883mg、2.72mmol)およびPd(dppf)Cl2(147mg、0.18mmol)を窒素雰囲気下、室温で加えた。窒素雰囲気下でマイクロ波を照射して反応液を110℃で2.5時間撹拌した。LCMSの結果から、出発原料が消費されて所望の化合物が生成したことを確認した。反応液を減圧下で濃縮した。残渣を逆相カラムクロマトグラフィー(MeOH/H2O=1/1;V/V)で精製して、440mgの表題化合物を得た。
MS (ESI, m/z): 520.0 [M+H]+
【0638】
中間体62.(S)-(4-(6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェニル)グリシン酸メチル
(S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)(4-(6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェニル)アミノ)酢酸エチル(240mg、0.46mmol)の4N塩酸メタノール(10mL)溶液を室温で2時間撹拌した。LC-MSの結果から、出発原料が消費されて所望の化合物が生成したことを確認した。反応液を減圧下で濃縮し、さらに精製することなく次の工程に使用した。
MS (ESI, m/z): 405.8 [M+H]+
【0639】
実施例376.(S)-1-(6-(4-((2-ヒドロキシエチル)アミノ)フェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
(S)-(4-(6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェニル)グリシン酸メチル(200mg、0.49mmol)のTHF(10mL)溶液に、LiAlH4(56mg、1.48mmol)を0℃で加えた。反応液を室温で1時間撹拌した。LCMSの結果から、出発原料が消費されて所望の化合物が生成したことを確認した。反応液にH2Oを加えて反応を停止させた。水層をEtOAcで抽出した(10mL×2)。合わせた有機層を食塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥した。反応液をろ過し、減圧下で濃縮した。残渣を分取HPLCで精製して、13.8mgの表題化合物を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ [ppm] = 1.88-2.14 (m, 2H), 3.18 (q, J = 5.8 Hz, 2H), 3.48-3.95 (m, 6H), 4.44 (s, 1H), 4.74 (s, 1H), 5.04 (s, 1H), 6.09 (t, J = 5.5 Hz, 1H), 6.70 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.74 (s, 1H), 7.52 (dd, J = 7.8, 4.8 Hz, 1H), 8.06 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 8.18 (s, 1H), 8.67 (d, J = 3.6 Hz, 1H), 8.72 (dt, J = 7.9, 1.8 Hz, 1H), 9.58 (s, 1H); MS (ESI, m/z): 378.0 [M+H]+
【0640】
インビトロXRE-ルシフェラーゼレポーターアッセイ(インビトロアッセイ1、インビトロアッセイ2およびインビトロアッセイ3)
AhRが活性化されると、異物応答配列(XRE)としても知られているAhR応答性DNAエレメントに結合し、CYP1A1やCYP1B1などの標的遺伝子の発現を誘導する。AhRの活性を測定するため、ルシフェラーゼレポーター遺伝子の上流にXREを含むルシフェラーゼレポータープラスミドをトランスフェクトした細胞株を用いてルシフェラーゼアッセイを行った。XRE-ルシフェラーゼレポーター(XRE-Luc)プラスミドをトランスフェクトした細胞において、ルシフェラーゼ活性の誘導を評価することによって、この細胞においてAhRが活性化されたのか、あるいはAhRが抑制されたのかを判断することができる。このXREレポーターベクターをトランスフェクトした細胞に、構成的に活性なプロモーターを内部対照として含むナノルシフェラーゼレポーター遺伝子コンストラクト(Nano-Luc)を同時にトランスフェクトした。キヌレニン(内因性AhRアゴニスト)で細胞を刺激することにより、各化合物の拮抗作用を試験した。Prism8.0ソフトウェア(GraphPad)を用いて非直線回帰(4つのパラメーター)を行うことにより、半数阻害濃度(IC50)と半数影響濃度(EC50)を計算した。
【0641】
インビトロアッセイ1:ヒト細胞株における拮抗作用
XRE-ルシフェラーゼレポーターを一過性または安定にトランスフェクトしたHepG2細胞株(ヒトヘパトーマ細胞株)(Invivogen)を完全培地に播種し、37℃のCO2インキュベーターでインキュベートした。24時間後、キヌレニンのみ(50μMもしくは200μM)(陰性対照)、またはキヌレニンと試験化合物で細胞を6時間処理した。プロメガ社のルシフェラーゼキットや、Invivogen社のルシフェラーゼキットなどの市販のキットを用いて、ルシフェラーゼ活性を測定した。ルシフェラーゼの相対活性(ホタル-Luc/Nano-Luc)からIC50値を求めた。さらに、最大値を示す対照としてのキヌレニンのみの群のルシフェラーゼ活性と、最小値を示す対照としての溶媒群でのルシフェラーゼ活性を用いて、ルシフェラーゼの相対活性を補正した。各実施例の化合物のAhR拮抗作用を以下の表1に示す。(IC50値に応じて、A群、B群、C群およびD群に分類した。A群:IC50<0.01μM;B群:0.01μM<IC50<0.1μM;C群:0.1μM<IC50<1.0μM;D群:IC50>1.0μM。)
【0642】
インビトロアッセイ2:マウス細胞株における拮抗作用
XRE-LucプラスミドとNano-Lucプラスミドを同時にトランスフェクトしたHepa1c1c7細胞(マウス肝臓がん細胞株)を完全培地に播種し、37℃のCO2インキュベーターで一晩インキュベートした。インキュベーション後、試験化合物の存在下または非存在下において、キヌレン酸やキヌレニン(#)などのAhR活性化リガンドで細胞を6時間処理した。Nano-gloルシフェラーゼキット(プロメガ)を用いてホタルルシフェラーゼ活性とナノルシフェラーゼ活性を測定し、ルシフェラーゼの相対活性(ホタル-Luc/Nano-Luc)からIC50値を求めた。さらに、最大値を示す対照としてのアゴニストのみの群のルシフェラーゼ活性と、最小値を示す対照としての溶媒群でのルシフェラーゼ活性を用いて、ルシフェラーゼの相対活性を補正した。各実施例の化合物のAhR拮抗作用を以下の表1に示す。(IC50値に応じて、A群、B群、C群およびD群に分類した。A群:IC50<0.01μM;B群:0.01μM<IC50<0.1μM;C群:0.1μM<IC50<1.0μM;D群:IC50>1.0μM。)
【0643】
インビトロアッセイ3:ヒト細胞株における作動作用
XRE-LucプラスミドとNano-Lucプラスミドを同時にトランスフェクトしたHepG2細胞(ヒトヘパトーマ細胞株)を、1%透析ウシ胎児血清を含むトリプトファン非含有培地に播種し、37℃のCO2インキュベーターで一晩インキュベートした。24時間後、試験化合物の存在下または非存在下で細胞を6時間処理した。Nano-gloルシフェラーゼキット(プロメガ)を用いてホタルルシフェラーゼ活性とナノルシフェラーゼ活性を測定し、ルシフェラーゼの相対活性(ホタル-Luc/Nano-Luc)からEC50値を求めた。陽性対照として、TCDDとともに細胞をインキュベートした。(EC50値に応じて、A群、B群、C群およびD群に分類した。A群:EC50<0.1μM;B群:0.1μM<EC50<1.0μM;C群:1.0μM<EC50<10μM;D群:EC50>10μM。)
【0644】
【表1-1】
【表1-2】
【表1-3】
【表1-4】
【表1-5】
【表1-6】
【表1-7】
【表1-8】
【表1-9】
【0645】
インビトロアッセイ4:内因性AhR活性アッセイ
12ウェルプレートにHepG2細胞を播種した(3×10
5個/ウェル)。播種の翌日に、TCDDのみ(10nM)またはTCDDと化合物(123nM)で細胞を4時間処理した。Trizol(サーモフィッシャーサイエンティフィック)を用いて全RNAを抽出した。製造業者の説明書に従って、PrimeScript
TM RT Master Mix(タカラ)とTB Green
TM Premix Ex Taq
TM II(タカラ)を使用して、cDNAの合成と定量RT-PCR(qRT-PCR)アッセイを行った。内因性AhR活性を測定するため、比較Ct(ΔΔCt)法により、β-アクチンmRNAに対するCYP1A1 mRNAとCYP1B1 mRNAの相対量を求めた。阻害率を以下の式により計算した。
【数1】
【0646】
各実施例の化合物の内因性AhRに対する拮抗作用を以下の表2に示す。
【0647】
【表2】
下記は、もとの出願の請求項1~27に対応する[1]~[27]である。
[1] 式(I)
【化45】
(式中、
X
1、X
2およびX
3は、それぞれ独立して、CR
2、NまたはNR
3であり;
Ar
1およびAr
2は、置換または非置換の単環式または二環式のC
6-10アリール、置換または非置換の単環式または二環式のC
5-10ヘテロアリール、および置換または非置換の単環式または二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキルからそれぞれ独立して選択され;
Dは、H、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、置換または非置換の、C
1-5アルキル、単環式もしくは二環式のC
3-10シクロアルキル、C
1-5アルキルヒドロキシ、C
1-5アルケニルヒドロキシ、C
1-5アルキニルヒドロキシ、C
1-5アルキルアミン、C
1-5アルケニルアミン、C
1-5アルキニルアミン、単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル、または単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロアリールであり;
Eは、存在しないか(直接結合)、またはアミノ、置換もしくは非置換の、C
1-5アルキル、単環式もしくは二環式のC
3-10シクロアルキル、C
1-5アルキルヒドロキシ、C
1-5アルケニルヒドロキシ、C
1-5アルキニルヒドロキシ、C
1-5アルキルアミン、C
1-5アルケニルアミン、C
1-5アルキニルアミン、単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル、もしくは単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロアリールであり;あるいは
DとEが、これらに結合している原子と一緒になって、置換または非置換の単環式または二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル環を形成し;
Gは、存在しないか(直接結合)、またはH、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、エーテル(-O-)、チオエーテル(-S-)、スルフィニル(-SO-)、スルホニル(-SO
2-)、スルホニルアミド(-SO
2NR
4-)、アミノスルホニル(-NR
4SO
2-)、カルボニル(-(CO)-)、アミド(-(CO)NR
4-)、逆アミド(-NR
4(CO)-)、エステル(-(CO)O-)、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
3-10シクロアルキル、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
6-10アリール、もしくは置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
5-10ヘテロアリールであり;
R
1は、存在しないか、またはH、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、N(R
5)
2、OR
5、置換もしくは非置換の、C
1-5アルキル、C
3-10シクロアルキル、C
1-5アルキルヒドロキシ、C
1-5アルケニルヒドロキシ、C
1-5アルキニルヒドロキシ、C
1-5アルキルアミン、C
1-5アルケニルアミンもしくはC
1-5アルキニルアミン、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル、もしくは置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
5-10ヘテロアリールであり;
R
2は、H、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはC
1-3アルキルであり;
R
3は、H、ハロ、シアノ、ヒドロキシルまたはアミノであり;
R
4は、H、置換もしくは非置換のC
1-5アルキル、置換もしくは非置換のC
1-5アルコキシ、または置換もしくは非置換のC
1-5アルキルカルボン酸であり;
R
5は、H、置換もしくは非置換のC
1-5アルキル、置換もしくは非置換のC
1-5アルコキシ、または置換もしくは非置換のC
1-5アルキルカルボン酸である)
で示される化合物、またはそのエナンチオマー、ジアステレオマー、ラセミ体、溶媒和物、水和物もしくは薬学的に許容される塩。
[2] Ar
1が、N、OおよびSからなる群から選択される1個以上のヘテロ原子を含む置換または非置換の単環式C
5-7ヘテロアリールである、[1]に記載の化合物、またはそのエナンチオマー、ジアステレオマー、ラセミ体、溶媒和物、水和物もしくは薬学的に許容される塩。
[3] Ar
1が、N、OおよびSからなる群から選択される1個または2個のヘテロ原子を含む単環式C
5-6ヘテロアリールであり、該単環式C
5-6ヘテロアリールが、置換されていないか、またはC
1-3アルキルで置換されている、[1]に記載の化合物、またはそのエナンチオマー、ジアステレオマー、ラセミ体、溶媒和物、水和物もしくは薬学的に許容される塩。
[4] Ar
1が、メチルで置換されたまたは非置換のピラゾールまたはピリジンである、[1]に記載の化合物、またはそのエナンチオマー、ジアステレオマー、ラセミ体、溶媒和物、水和物もしくは薬学的に許容される塩。
[5] Ar
2が、N、OおよびSからなる群から選択される1個以上のヘテロ原子を含む単環式または二環式のC
6-10アリールであり、該単環式または二環式のC
6-10アリールが、置換されていないか、またはハロで置換されている、[1]に記載の化合物、またはそのエナンチオマー、ジアステレオマー、ラセミ体、溶媒和物、水和物もしくは薬学的に許容される塩。
[6] Ar
2が、クロロで置換されたまたは非置換のフェニルである、[1]に記載の化合物、またはそのエナンチオマー、ジアステレオマー、ラセミ体、溶媒和物、水和物もしくは薬学的に許容される塩。
[7] Dが、HまたはC
1-3アルキルである、[1]に記載の化合物、またはそのエナンチオマー、ジアステレオマー、ラセミ体、溶媒和物、水和物もしくは薬学的に許容される塩。
[8] Eが、存在しないか(直接結合)、またはアミノ、置換もしくは非置換の、C
1-4アルキル、単環式もしくは二環式のC
3-8シクロアルキル、C
1-4アルキルヒドロキシ、C
1-4アルケニルヒドロキシ、C
1-4アルキニルヒドロキシ、C
1-4アルキルアミン、C
1-4アルケニルアミン、C
1-4アルキニルアミン、単環式もしくは二環式のC
3-8ヘテロシクロアルキル、もしくは単環式もしくは二環式のC
3-8ヘテロアリールであり;前記単環式または二環式のC
3-8ヘテロシクロアルキルおよび前記単環式または二環式のC
3-8ヘテロアリールが、N、OおよびSからなる群から選択される1個以上のヘテロ原子を含む、[1]に記載の化合物、またはそのエナンチオマー、ジアステレオマー、ラセミ体、溶媒和物、水和物もしくは薬学的に許容される塩。
[9] DとEが、これらに結合している原子と一緒になって、置換または非置換の単環式または二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル環を形成し、該単環式または二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル環が、N、OおよびSからなる群から選択される1個以上のヘテロ原子を含む、[1]に記載の化合物、またはそのエナンチオマー、ジアステレオマー、ラセミ体、溶媒和物、水和物もしくは薬学的に許容される塩。
[10] 前記単環式または二環式のC
3-10ヘテロシクロアルキル環が、置換または非置換の、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピペラジンまたはオクタヒドロピラノピリジンである、[9]に記載の化合物、またはそのエナンチオマー、ジアステレオマー、ラセミ体、溶媒和物、水和物もしくは薬学的に許容される塩。
[11] Gが、存在しないか(直接結合)、またはH、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、エーテル(-O-)、チオエーテル(-S-)、スルフィニル(-SO-)、スルホニル(-SO
2-)、スルホニルアミド(-SO
2NR
4-)、アミノスルホニル(-NR
4SO
2-)、カルボニル(-(CO)-)、アミド(-(CO)NR
4-)、逆アミド(-NR
4(CO)-)、エステル(-(CO)O-)、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
3-8シクロアルキル、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
3-8ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
6-10アリール、もしくは置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
5-8ヘテロアリールであり;前記単環式または二環式のC
3-8ヘテロシクロアルキルおよび前記単環式または二環式のC
5-8ヘテロアリールが、N、OおよびSからなる群から選択される1個以上のヘテロ原子を含む、[1]に記載の化合物、またはそのエナンチオマー、ジアステレオマー、ラセミ体、溶媒和物、水和物もしくは薬学的に許容される塩。
[12] R
1が、存在しないか、またはH、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、N(R
5)
2、OR
5、置換もしくは非置換の、C
1-4アルキル、C
3-8シクロアルキル、C
1-4アルキルヒドロキシ、C
1-4アルケニルヒドロキシ、C
1-4アルキニルヒドロキシ、C
1-4アルキルアミン、C
1-4アルケニルアミンもしくはC
1-4アルキニルアミン、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
3-8ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式のC
5-8ヘテロアリール、ホスフェート、もしくは置換もしくは非置換のC
1-3アルキルホスフェートであり、前記単環式または二環式のC
3-8ヘテロシクロアルキルおよび前記単環式または二環式のC
5-8ヘテロアリールが、N、OおよびSからなる群から選択される1個以上のヘテロ原子を含む、[1]に記載の化合物、またはそのエナンチオマー、ジアステレオマー、ラセミ体、溶媒和物、水和物もしくは薬学的に許容される塩。
[13]1.(R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ブタン-1-オール、
2.(S)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-1-オール、
3.(S)-2-((4-(4-クロロフェニル)-6-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)プロパン-1-オール、
4.2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)-2-メチルプロパン-1-オール、
5.2-((4-(4-クロロフェニル)-6-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)-2-メチルプロパン-1-オール、
6.2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)エタン-1-オール、
7.3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-1-オール、
8.(S)-1-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-2-オール、
9.(R)-1-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-2-オール、
10.3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-1,2-ジオール、
11.(R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-1-オール、
12.2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)-3-メチルブタン-1-オール、
13.(S)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)-3-メチルブタン-1-オール、
14.(R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)-3-メチルブタン-1-オール、
15.2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ブタン-1-オール、
16.2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)プロパン-1,3-ジオール、
17.(R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)-1-フェニルエタン-1-オール、
18.(S)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)-1-フェニルエタン-1-オール、
19.6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)ピリミジン-4-アミン、
20.N
1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-N
3,N
3-ジメチルプロパン-1,3-ジアミン、
21.6-(4-クロロフェニル)-N-エチル-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
22.6-(4-クロロフェニル)-N-プロピル-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
23.N-ブチル-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
24.1-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ブタン-2-オール、
25.6-(4-クロロフェニル)-N-(シクロプロピルメチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
26.6-(4-クロロフェニル)-N-シクロペンチル-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
27.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-メチルピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
28.N-(tert-ブチル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
29.(1R,2R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール、
30.(1S,2R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール、
31.6-(4-クロロフェニル)-N-(ピリジン-2-イルメチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
32.6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(ピリジン-3-イルメチル)ピリミジン-4-アミン、
33.6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(ピリジン-4-イルメチル)ピリミジン-4-アミン、
34.trans-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-オール、
35.trans-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-オール、
36.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-2-イル)メタノール、
37.2-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-2-イル)エタン-1-オール、
38.(R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール、
39.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール、
40.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-イル)メタノール、
41.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-オール、
42.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
43.2-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)エタン-1-オール、
44.3-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)プロパン-1-オール、
45.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
46.4-(4-クロロフェニル)-6-(ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
47.4-(4-クロロフェニル)-6-(2-メチルピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
48.4-(4-クロロフェニル)-6-(3-メチルピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
49.4-(4-クロロフェニル)-6-(2,6-ジメチルピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
50.4-(4-クロロフェニル)-6-(3,5-ジメチルピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
51.4-(4-クロロフェニル)-6-(3,3-ジフルオロピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
52.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(3-(トリフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリミジン、
53.4-(4-クロロフェニル)-6-(3-エチルピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
54.6-(4-クロロフェニル)-N-(ピペリジン-4-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
55.6-(4-クロロフェニル)-N-(ピペリジン-3-イルメチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
56.6-(4-クロロフェニル)-N-(ピペリジン-4-イルメチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
57.6-(4-クロロフェニル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
58.6-(4-クロロフェニル)-N-(2-(ピペリジン-4-イル)エチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
59.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-2-イル)メタンアミン、
60.(R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-アミン、
61.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-アミン、
62.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-イル)メタンアミン、
63.(S)-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-イル)メタンアミン、
64.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-アミン、
65.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタンアミン、
66.(1R,2S)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール、
67.(1S,2S)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール、
68.trans-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール、
69.(1R,2R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-オール、
70.cis-4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-2,6-ジメチルモルホリン、
71.4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)モルホリン、
72.6-(4-クロロフェニル)-N-(モルホリン-2-イルメチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
73.4-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-イル)モルホリン、
74.4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)チオモルホリン、
75.6-(4-クロロフェニル)-N-(3-モルホリノプロピル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
76.(R)-4-(4-クロロフェニル)-6-(2-メチルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
77.(R)-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-メチルピペラジン-1-イル)(フェニル)メタノン、
78.(R)-4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-カルボン酸メチル、
79.(R)-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-イル)メタノール、
80.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(2,3-ジクロロフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
81.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(2,5-ジメトキシベンジル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
82.2-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オール、
83.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(2-メトキシフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
84.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(2-エトキシフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
85.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(2-フルオロフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
86.(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)(フラン-2-イル)メタノン、
87.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-フェネチルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
88.6-(4-クロロフェニル)-N-(2-(ピペラジン-1-イル)エチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
89.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(ピリジン-2-イル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
90.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(ピリミジン-2-イル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン、
91.4-(2-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)エチル)モルホリン、
92.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
93.trans-4-(4-クロロフェニル)-6-(4-シンナミルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
94.4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-オン、
95.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-フェニルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
96.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-プロピルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
97.4-(4-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-5-イルメチル)ピペラジン-1-イル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
98.(S)-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-イル)メタノール、
99.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(4-フルオロフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
100.6-(4-クロロフェニル)-N-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジン-4-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
101.6-(4-クロロフェニル)-N-(ピペリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
102.4-(4-クロロフェニル)-6-(ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
103.trans-4-(4-クロロフェニル)-6-(2,5-ジメチルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
104.cis-4-(4-クロロフェニル)-6-(3,5-ジメチルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
105.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-メチルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
106.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-エチルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
107.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
108.1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン、
109.4-(4-クロロフェニル)-6-(3-エチルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
110.4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボン酸エチル、
111.4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-カルボン酸、
112.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-カルボン酸メチル、
113.(S)-4-(4-クロロフェニル)-6-(2-フェニルピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
114.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(o-トリル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン、
115.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(p-トリル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン、
116.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(m-トリル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン、
117.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン、
118.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(2,3-ジメチルフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
119.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(3,4-ジクロロフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
120.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(4-メトキシフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
121.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(4-ニトロフェニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
122.4-(4-クロロフェニル)-6-(3-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
123.4-(4-ベンズヒドリルピペラジン-1-イル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
124.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-((4-クロロフェニル)(フェニル)メチル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
125.1’-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)スピロ[インデン-1,4’-ピペリジン]、
126.6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(ピロリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
127.(R)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(ピロリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
128.(R)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(ピロリジン-3-イルメチル)ピリミジン-4-アミン、
129.6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(2-(ピロリジン-1-イル)エチル)ピリミジン-4-アミン、
130.6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(3-(ピロリジン-1-イル)プロピル)ピリミジン-4-アミン、
131.6-(4-クロロフェニル)-N-(2-(1-メチルピロリジン-2-イル)エチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
132.N-(1-ベンジルピロリジン-3-イル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
133.(3R,4S)-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ピロリジン-3-オール、
134.(3S,4R)-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ピロリジン-3-オール、
135.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(ピロリジン-1-イル)ピリミジン、
136.4-(4-クロロフェニル)-6-(2-メチルピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
137.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
138.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-イル)メタノール、
139.(R)-4-(4-クロロフェニル)-6-(3-フルオロピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
140.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-アミン、
141.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-N-メチルピロリジン-3-アミン、
142.(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)プロリン酸メチル、
143.N-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-イル)アセトアミド、
144.(2R,3R)-3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ブタン-2-オール、
145.3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ブタン-2-オール、
146.1-(4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ピペリジン-1-イル)エタン-1-オン、
147.(R)-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-イル)メタノール、
148.(S)-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-イル)メタノール、
149.6-(4-クロロフェニル)-N-(2-(ピペリジン-1-イル)エチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
150.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-カルボニトリル、
151.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)ピペリジン-4-オール、
152.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(ピロリジン-1-イル)ピペリジン-1-イル)ピリミジン、
153.4-(4-クロロフェニル)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-オール、
154.1-(4-(((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)メチル)ピペリジン-1-イル)エタン-1-オン、
155.1-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-フェニルピペリジン-4-イル)エタン-1-オン、
156.4-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)モルホリン、
157.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(3,5-ジクロロフェニル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
158.6-(4-クロロフェニル)-N-((1-シクロヘキシルピペリジン-3-イル)メチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
159.N-((1-ベンジルピペリジン-4-イル)メチル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
160.3-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)-3-オキソプロパン酸エチル、
161.2-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)酢酸エチル、
162.(1S,3R)-3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール、
163.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール、
164.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-N,N-ジメチルピロリジン-3-アミン、
165.2-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-2-イル)-N,N-ジメチルエタン-1-アミン、
166.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-オン、
167.6-(4-クロロフェニル)-N-メチル-N-(ピペリジン-4-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
168.6-(4-クロロフェニル)-N-(2-(1-メチルピペリジン-2-イル)エチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
169.6-(4-クロロフェニル)-N-(1-(1-メチルピペリジン-4-イル)エチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
170.6-(4-クロロフェニル)-N-((1-(2-メトキシエチル)ピペリジン-4-イル)メチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
171.2-(4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ピペリジン-1-イル)酢酸メチル、
172.2,2,2-トリフルオロ酢酸1-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)エチル、
173.6-(4-クロロフェニル)-N-(1-メチルピペリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
174.(1S,2R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール、
175.(R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール、
176.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-オール、
177.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
178.2-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)エタン-1-オール、
179.3-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)プロパン-1-オール、
180.4-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-メチルピペリジン-1-イル)ピリミジン、
181.4-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリミジン、
182.2-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オール、
183.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
184.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-カルボニトリル、
185.(R)-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-イル)メタノール、
186.(R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
187.(1S,3R)-3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール、
188.(R)-2-((6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ブタン-1-オール、
189.trans-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-オール、
190.7-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)オクタヒドロ-2H-ピラノ[2,3-c]ピリジン、
191.7-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)オクタヒドロ-2H-ピラノ[2,3-c]ピリジン-4-オール、
192.(2R,3R)-3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ペンタン-2-オール、
193.6-(4-クロロフェニル)-N-((1-メチルピペリジン-4-イル)メチル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
194.(R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
195.(S)-6-(4-クロロフェニル)-N-(2-(メトキシメチル)ピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
196.(S)-4-(4-クロロフェニル)-6-(3-フルオロピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
197.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(2-(トリフルオロメチル)ピロリジン-1-イル)ピリミジン、
198.4-(4-クロロフェニル)-6-(3,3-ジフルオロピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
199.4-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-イル)モルホリン、
200.5-(((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)メチル)ピロリジン-2-オン、
201.trans-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(4-(ピロリジン-1-イル)テトラヒドロフラン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
202.6-(4-クロロフェニル)-N-((3S,4S)-4-メトキシ-1-メチルピロリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
203.(R)-6-(4-クロロフェニル)-N-(ピペリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
204.6-(4-クロロフェニル)-N-(ピペリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
205.6-(4-クロロフェニル)-N-((3R,4R)-3-フルオロピペリジン-4-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-アミン、
206.(S)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-N-(ピロリジン-3-イルメチル)ピリミジン-4-アミン、
207.(2R,4R)-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ピロリジン-2-カルボン酸メチル、
208.(2R,4S)-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ピロリジン-2-カルボン酸、
209.trans-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)-1-イソプロピルピロリジン-3-オール、
210.(R)-4-(3-(クロロメチル)ピロリジン-1-イル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
211.(S)-4-(3-(クロロメチル)ピロリジン-1-イル)-6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
212.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-カルボニトリル、
213.(R)-1-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)ブタン-2-オール、
214.(1R,3S)-3-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロペンタン-1-オール、
215.cis-(4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロヘキシル)メタノール、
216.cis-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-オール、
217.trans-4-((6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-オール、
218.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(2-メトキシエチル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
219.(3S,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-オール、
220.(3R,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-オール、
221.(3R,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-オール、
222.(3S,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-オール、
223.1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)-2-ヒドロキシエタン-1-オン、
224.2-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)プロパン-1-オール、
225.N-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)-2-メトキシアセトアミド、
227.(1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
228.(1-(6-(4-メトキシフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
229.(1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(p-トリル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
230.(3R,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3,4-ジオール、
231.(3R,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3,4-ジオール、
232.1-(3-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)テトラヒドロピリミジン-1(2H)-イル)エタン-1-オン、
233.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オール、
233.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オール、
234.(3R,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-フルオロピロリジン-3-オール、
235.(3R,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-フルオロピロリジン-3-オール、
236.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-3-オール、
237.N-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)-2-ヒドロキシプロパンアミド、
238.N-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)-2-ヒドロキシアセトアミド、
239.2-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタン-1-オール、
240.(S)-(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-イル)メタノール、
241.N-((3R,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)アセトアミド、
242.酢酸(3R,4R)-4-アセトアミド-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-イル、
243.N-((3R,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)アセトアミド、
244.N-((3S,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)アセトアミド、
245.N-((3S,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)アセトアミド、
246.(1-(6-(4-クロロ-3-フルオロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
247.(3S,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オール、
248.(3S,4R)-4-(ヒドロキシメチル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール、
249.((3S,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メタノール、
250.((3S,4R)-3-フルオロ-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
251.((3R,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メタノール、
252.((3R,4S)-3-フルオロ-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
253.((3R,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メタノール、
254.((3R,4R)-3-フルオロ-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
255.(3S,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-3-オール、
256.(3S,4R)-4-(ヒドロキシメチル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
257.(3R,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-3-オール、
258.(3R,4R)-4-(ヒドロキシメチル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
259.(3R,4R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オール、
260.(3R,4R)-4-(ヒドロキシメチル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール、
261.(3S,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オール、
262.(3S,4S)-4-(ヒドロキシメチル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール、
263.(S)-1-(2-(4-メチルピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
264.(3R,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-3-オール、
265.(3R,4S)-4-(ヒドロキシメチル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-3-オール、
266.(3S,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-3-オール、
267.(3S,4S)-4-(ヒドロキシメチル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
268.(1-(6-(4-モルホリノフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
269.(S)-1-(2-(2-メチルピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
270.(S)-3-(4-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール、
271.5-クロロ-2-(6-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェノール、
272.(S)-4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-2-(ヒドロキシメチル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル、
273.2-クロロ-5-(6-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェノール、
274.N-(4-(6-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェニル)メタンスルホンアミド、
275.(1-(6-(4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
276.(1-(6-(3-フルオロ-4-モルホリノフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
277.(1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(2,4,6-トリフルオロフェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
278.(1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-((テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)オキシ)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
279.(S)-(4-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)モルホリン-2-イル)メタノール、
280.(R)-(4-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)モルホリン-2-イル)メタノール、
281.((3S,4S)-3-フルオロ-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
282.((3S,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メタノール、
283.(3S,4S)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3,4-ジオール、
284.(3S,4S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3,4-ジオール、
285.3-(4-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-6-(4-モルホリノフェニル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール、
286.(1-(2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-モルホリノフェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
287.(1-(6-(3-フルオロ-4-モルホリノフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
288.(1-(6-(1H-インダゾール-5-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
289.(1-(6-(6-モルホリノピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
290.5-(6-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)インドリン-2-オン、
291.4-(4-(6-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェニル)モルホリン-3-オン、
292.4-(6-(4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)安息香酸、
293.4-(1-(6-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
294.(1-(6-(5-フルオロピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
295.(S)-3-(4-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-6-(6-モルホリノピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール、
296.(S)-1-(6-(4-フルオロ-3-ニトロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
297.(S)-1-(6-(4-モルホリノ-3-ニトロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
298.(S)-1-(6-(3-アミノ-4-モルホリノフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
299.(S)-N-(5-(6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-2-モルホリノフェニル)アセトアミド、
300.(S)-1-(6-(6-フルオロピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
301.(S)-1-(6-(6-((2-(ジメチルアミノ)エチル)アミノ)ピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
302.(3S)-1-(6-(6-(2,6-ジメチルモルホリノ)ピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
303.5-クロロ-2-(6-(4-((2-ヒドロキシエチル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェノール、
304.(S)-3-(4-(4-クロロ-2-ヒドロキシフェニル)-6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール、
305.(S)-1-(6-(4-アミノフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
306.4-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(ビニルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン、
307.(1-(6-(2,4-ジクロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
308.(S)-(4-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-イル)メタノール、
309.(R)-(4-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-イル)メタノール、
310.(R)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-カルボン酸、
311.(R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-カルボン酸、
312.(R)-1-(2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-カルボン酸、
313.(R)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-カルボン酸、
314.(R)-2-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)イソオキサゾリジン-4-オール、
315.(S)-1-(6-(6-モルホリノピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
316.(S)-1-(6-(4-クロロ-2-ヒドロキシフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
317.(S)-3-(6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピリジン-2-オール、
318.(1-(6-(6-フルオロピリジン-3-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
319.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アゼチジン-3-オール、
320.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アゼチジン-3-イル)メタノール、
321.4-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン、
322.ギ酸(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(3-ヒドロキシフェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
322.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(3-ヒドロキシフェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
323.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(5-フルオロピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
324.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
325.4-(4-クロロフェニル)-2-(5-フルオロピリジン-3-イル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン、
326.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
327.(S)-1-(2-(5-フルオロピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
328.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-(シクロプロピルスルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
329.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリダジン-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
330.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アゼパン-4-オール、
331.2-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-5-(メチルスルホニル)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン、
332.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(2-メチル-2H-テトラゾール-5-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
333.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(2-メチル-2H-テトラゾール-5-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
334.4-(4-クロロフェニル)-2-(2-メチル-2H-テトラゾール-5-イル)-6-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリミジン、
335.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-((2-フルオロエチル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
336.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(イソオキサゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
337.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(メチルスルホニル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
338.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)アゼパン-3-オール、
339.4-(4-クロロフェニル)-6-(4-((ジフルオロメチル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン、
340.(S)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
341.4-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン、
342.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(5,6-ジフルオロピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
343.(3S,4R)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3,4-ジオール、
344.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-[2,5’-ビピリミジン]-4-イル)ピロリジン-3-オール、
345.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(6-フルオロピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
346.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(2-フルオロピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
347.(S)-1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-2-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
348.2-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタノール、
349.2-((4-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタン-1-オール、
350.(S)-1-(2-(イソチアゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
351.(4-(メチルスルホニル)-1-(2-(ピリジン-3-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
352.1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)-3-ヒドロキシプロパン-1-オン、
353.2-((4-(2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタノール、
354.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-(ジメチルアミノ)ピペリジン-4-オール、
355.1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-5-(ジメチルアミノ)ピペリジン-3-オール、
356.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)-4-(メチルスルホニル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
357.(1-(2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)-4-(メチルスルホニル)ピペリジン-4-イル)メタノール、
358.(1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-(ジメチルアミノ)ピペリジン-4-イル)メタノール、
359.2-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-3-メチルピペラジン-1-イル)スルホニル)エタン-1-オール、
360.2-((1-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペリジン-4-イル)アミノ)エタノール、
361.1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)-4-ヒドロキシブタン-1-オン、
362.3-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)プロパン-1-オール、
363.1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)-3,4-ジヒドロキシブタン-1-オン、
364.1-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)-2,3-ジヒドロキシブタン-1-オン、
365.4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)-6-メチルピペラジン-2-オン、
366.(S)-3-(4-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-6-(6-モルホリノピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール、
367.(S)-4-(4-(6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)フェニル)モルホリン-3-オン、
368.2-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(イソチアゾール-4-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタノール、
369.3-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)プロパン-1,2-ジオール、
369.3-((4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)プロパン-1,2-ジオール、
370.2-((4-(2-(イソチアゾール-4-イル)-6-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)スルホニル)エタノール、
371.(S)-2-(4-(6-(4-クロロフェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピペラジン-2-イル)エタノール、
372.(S)-4-(5-(6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピリジン-2-イル)モルホリン-3-オン、
373.(S)-3-(4-(3-フルオロ-4-モルホリノフェニル)-6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール、
373.(S)-3-(4-(3-フルオロ-4-モルホリノフェニル)-6-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)ピリミジン-2-イル)ピリジン-2-オール、
374.(S)-1-(6-(4-((2-(ジメチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、
375.(S)-1-(6-(4-(2-(ジメチルアミノ)エトキシ)フェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール、および
376.(S)-1-(6-(4-((2-ヒドロキシエチル)アミノ)フェニル)-2-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-4-イル)ピロリジン-3-オール
のいずれか1つ、ならびにそのエナンチオマー、ジアステレオマー、ラセミ体、溶媒和物、水和物および薬学的に許容される塩から選択される、[1]に記載の化合物。
[14] [1]に記載の式(I)の化合物またはそのエナンチオマー、ジアステレオマー、ラセミ体、溶媒和物、水和物もしくは薬学的に許容される塩と、薬学的に許容される担体とを含む医薬組成物。
[15] アリール炭化水素受容体(AhR)が介在する疾患または状態の予防および/または治療に使用するための、[14]に記載の医薬組成物。
[16] 前記アリール炭化水素受容体(AhR)が介在する疾患または状態が、がん、がん性状態、腫瘍、線維性疾患、免疫応答の調節異常を伴う状態、またはAhRの異常なシグナル伝達に関連するその他の障害である、[15]に記載の医薬組成物。
[17] がん、がん性状態または腫瘍を有する対象における、がん細胞の増殖、組織浸潤、転移および血管新生の抑制に使用するための、[14]に記載の医薬組成物。
[18] 前記がんが、乳がん、扁平上皮細胞がん、肺がん、腹膜がん、肝細胞がん、胃がん、膵臓がん、膠芽腫、子宮頸がん、卵巣がん、肝臓がん、膀胱がん、ヘパトーマ、大腸がん、結腸直腸がん、子宮内膜癌、子宮癌、唾液腺癌、腎臓がん、前立腺がん、外陰がん、甲状腺がん、頭頸部がん、B細胞リンパ腫、慢性リンパ性白血病(CLL)、急性リンパ芽球性白血病(ALL)、ヘアリー細胞白血病および慢性骨髄芽球性白血病からなる群から選択される、[17]に記載の医薬組成物。
[19] 前記線維性疾患が、肝線維症、肝硬変、肺線維症、心内膜心筋線維症、腎症、糸球体腎炎、間質性腎線維症、糖尿病に併発する線維性障害、骨髄線維症、強皮症、斑状強皮症、ケロイド、肥厚性瘢痕、母斑、糖尿病性網膜症、増殖性硝子体網膜症およびサルコイドーシスからなる群から選択される、[16]に記載の医薬組成物。
[20] 前記免疫応答の調節異常を伴う状態が、敗血症、多臓器不全、炎症性腎疾患、慢性腸炎、膵炎、腹膜炎、炎症性皮膚疾患、炎症性眼疾患、リウマチ性疾患、全身性エリテマトーデスおよび多発性硬化症からなる群から選択される、[16]に記載の医薬組成物。
[21] 対象において、アリール炭化水素受容体(AhR)の活性を調節する方法であって、[1]に記載の式(I)の化合物の治療有効量を投与する工程を含む方法。
[22] 対象において、アリール炭化水素受容体(AhR)が介在する疾患または状態を予防または治療する方法であって、[1]に記載の式(I)の化合物の治療有効量を投与する工程を含む方法。
[23] 前記アリール炭化水素受容体(AhR)が介在する疾患または状態が、がん、がん性状態、腫瘍、線維性疾患、免疫応答の調節異常を伴う状態、またはAhRの異常なシグナル伝達に関連するその他の障害である、[22]に記載の方法。
[24] 前記がんが、乳がん、扁平上皮細胞がん、肺がん、腹膜がん、肝細胞がん、胃がん、膵臓がん、膠芽腫、子宮頸がん、卵巣がん、肝臓がん、膀胱がん、ヘパトーマ、大腸がん、結腸直腸がん、子宮内膜癌、子宮癌、唾液腺癌、腎臓がん、前立腺がん、外陰がん、甲状腺がん、頭頸部がん、B細胞リンパ腫、慢性リンパ性白血病(CLL)、急性リンパ芽球性白血病(ALL)、ヘアリー細胞白血病および慢性骨髄芽球性白血病からなる群から選択される、[23]に記載の方法。
[25] 前記線維性疾患が、肝線維症、肝硬変、肺線維症、心内膜心筋線維症、腎症、糸球体腎炎、間質性腎線維症、糖尿病に併発する線維性障害、骨髄線維症、強皮症、斑状強皮症、ケロイド、肥厚性瘢痕、母斑、糖尿病性網膜症、増殖性硝子体網膜症およびサルコイドーシスからなる群から選択される、[23]に記載の方法。
[26] 前記免疫応答の調節異常を伴う状態が、敗血症、多臓器不全、炎症性腎疾患、慢性腸炎、膵炎、腹膜炎、炎症性皮膚疾患、炎症性眼疾患、リウマチ性疾患、全身性エリテマトーデスおよび多発性硬化症からなる群から選択される、[23]に記載の方法。
[27] がん、がん性状態または腫瘍を有する対象において、がん細胞の増殖、組織浸潤、転移および血管新生を抑制する方法であって、[1]に記載の式(I)の化合物の治療有効量を投与する工程を含む方法。