(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025023362
(43)【公開日】2025-02-17
(54)【発明の名称】ストーリー生成システム、ストーリー生成システムのプログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/10 20120101AFI20250206BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023125216
(22)【出願日】2023-08-01
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 令和5年5月2日に「サテライトオフィス 企業活用GPT導入支援」ページに掲載 https://www.sateraito.jp/sateraito_AI/ 令和5年5月11日にサテライトオフィス・チャットボットマネージャーのマニュアルページに掲載 https://sites.sateraito.jp/sateraitooffice/site/manual/home/notification/ai 令和5年5月12日にメール情報配信一覧ページに掲載 https://sites.sateraito.jp/sateraitooffice/site/manual/mailmagazine 令和5年5月14日にYouTubeページに動画をアップロード https://www.youtube.com/watch?v=gmMe8PO9Kc8 令和5年5月15日に「サテライトオフィス 企業活用GPT導入支援」ページに掲載および資料をアップロード https://www.sateraito.jp/sateraito_AI/ 令和5年5月16日にサテライトオフィス・プレスリリースに掲載 https://www.sateraito.jp/pressrelease/index.html 令和5年5月16日に@Pressページに掲載 https://www.atpress.ne.jp/news/355628 令和5年5月16日にCNET Japanページに掲載 https://japan.cnet.com/release/30858336/ 令和5年5月16日にZDNet Japanページに掲載 https://japan.zdnet.com/release/30858336/ 令和5年5月18日にYouTubeページに動画をアップロード https://www.youtube.com/watch?v=LuXn70q6XMg
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 令和5年5月19日に「サテライトオフィス 企業活用GPT導入支援」ページに掲載および資料をアップロード https://www.sateraito.jp/sateraito_AI/ 令和5年5月19日にメール情報配信一覧ページに掲載 https://sites.sateraito.jp/sateraitooffice/site/manual/mailmagazine 令和5年5月22日にYouTubeページに動画をアップロード https://www.youtube.com/watch?v=jFqFoe6gGdI 令和5年5月26日に「サテライトオフィス 企業活用GPT導入支援」ページに掲載および資料をアップロード https://www.sateraito.jp/sateraito_AI/ 令和5年5月26日にメール情報配信一覧ページに掲載 https://sites.sateraito.jp/sateraitooffice/site/manual/mailmagazine 令和5年5月27日にメール情報配信一覧ページに掲載 https://sites.sateraito.jp/sateraitooffice/site/manual/mailmagazine 令和5年5月29日にサテライトAI.AIボード(ChatGPT対応)のマニュアルページに掲載 https://sites.sateraito.jp/sateraitooffice/site/manual/home/aiboard?hl=ja 令和5年5月29日に@Pressページに掲載 https://www.atpress.ne.jp/news/356912 令和5年5月29日にCNET Japanページに掲載 https://japan.cnet.com/release/30862289/ 令和5年5月29日にZDNet Japanページに掲載 https://japan.zdnet.com/release/30862289/
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 令和5年6月3日にYouTubeページに動画をアップロード https://www.youtube.com/watch?v=Y_2R1roB5V0 令和5年6月3日にメール情報配信一覧ページに掲載 https://sites.sateraito.jp/sateraitooffice/site/manual/mailmagazine 令和5年6月4日にメール情報配信一覧ページに掲載 https://sites.sateraito.jp/sateraitooffice/site/manual/mailmagazine 令和5年6月6日にサテライトオフィス・プレスリリースに掲載 https://www.sateraito.jp/pressrelease/index.html 令和5年6月6日に@Pressページに掲載 https://www.atpress.ne.jp/news/357892 令和5年6月6日にCNET Japanページに掲載 https://japan.cnet.com/release/30865181/ 令和5年6月6日にZDNet Japanページに掲載 https://japan.zdnet.com/release/30865181/ 令和5年6月9日に「サテライトオフィス 企業活用GPT導入支援」ページに掲載および資料をアップロード https://www.sateraito.jp/sateraito_AI/ 令和5年6月9日にYouTubeページに動画をアップロード https://www.youtube.com/watch?v=3mZH_D5lXiA 令和5年6月9日にYouTubeページに動画をアップロード https://www.youtube.com/watch?v=Mkp3_O7fY7k 令和5年6月15日にサテライトオフィス・プレスリリースに掲載 https://www.sateraito.jp/pressrelease/index.html
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 令和5年6月15日に@Pressページに掲載 https://www.atpress.ne.jp/news/358818 令和5年6月15日にCNET Japanページに掲載 https://japan.cnet.com/release/30867808/ 令和5年6月15日にZDNet Japanページに掲載 https://japan.zdnet.com/release/30867808/ 令和5年6月17日にメール情報配信一覧ページに掲載 https://sites.sateraito.jp/sateraitooffice/site/manual/mailmagazine 令和5年6月21日にサテライトオフィス・プレスリリースページに掲載 https://www.sateraito.jp/pressrelease/index.html 令和5年6月21日に@Pressページに掲載 https://www.atpress.ne.jp/news/359508 令和5年6月21日にCNET Japanページに掲載 https://japan.cnet.com/release/30869962/ 令和5年6月21日にZDNet Japanページに掲載 https://japan.zdnet.com/release/30869962/ 令和5年6月23日にサテライトオフィス・プレスリリースページに掲載 https://www.sateraito.jp/pressrelease/index.html 令和5年6月23日に@Pressページに掲載 https://www.atpress.ne.jp/news/359643 令和5年6月23日にCNET Japanページに掲載 https://japan.cnet.com/release/30870444/ 令和5年6月23日にZDNet Japanページに掲載 https://japan.zdnet.com/release/30870444/
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 令和5年6月27日にサテライトオフィス・プレスリリースページに掲載 https://www.sateraito.jp/pressrelease/index.html 令和5年6月27日に@Pressページに掲載 https://www.atpress.ne.jp/news/360124 令和5年6月27日にCNET Japanページに掲載 https://japan.cnet.com/release/30871733/ 令和5年6月27日にZDNet Japanページに掲載 https://japan.zdnet.com/release/30871733/ 令和5年6月30日にメール情報配信一覧ページに掲載 https://sites.sateraito.jp/sateraitooffice/site/manual/mailmagazine 令和5年6月30日にサテライトオフィス・プレスリリースページに掲載 https://www.sateraito.jp/pressrelease/index.html 令和5年6月30日に@Pressページに掲載 https://www.atpress.ne.jp/news/360617 令和5年6月30日にCNET Japanページに掲載 https://japan.cnet.com/release/30873028/ 令和5年6月30日にZDNet Japanページに掲載 https://japan.zdnet.com/release/30873028/ 令和5年7月1日にメール情報配信一覧ページに掲載 https://sites.sateraito.jp/sateraitooffice/site/manual/mailmagazine 令和5年7月5日にサテライトオフィス・プレスリリースページに掲載 https://www.sateraito.jp/pressrelease/index.html令和5年7月5日に@Pressページに掲載https://www.atpress.ne.jp/news/361143
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 令和5年7月5日にCNET Japanページに掲載 https://japan.cnet.com/release/30874639/ 令和5年7月5日にZDNet Japanページに掲載 https://japan.zdnet.com/release/30874639/ 令和5年7月7日にサテライトオフィス・プレスリリースページに掲載 https://www.sateraito.jp/pressrelease/index.html 令和5年7月7日に@Pressページに掲載 https://www.atpress.ne.jp/news/361443 令和5年7月7日にCNET Japanページに掲載 https://japan.cnet.com/release/30875550/ 令和5年7月7日にZDNet Japanページに掲載 https://japan.zdnet.com/release/30875550/ 令和5年7月8日にサテライトAI・AIボード(ChatGPT対応)ページに掲載および資料をアップロード https://www.sateraito.jp/sateraito_AI/01.html 令和5年7月8日に「サテライトAI.AIボード(ChatGPT対応)」サービスの利用者マニュアルページに掲載 https://sites.sateraito.jp/sateraitooffice/site/manual/home/aiboard 令和5年7月8日にサテライトAI・社内チャットAI(ChatGPT対応)ページに掲載および資料をアップロード https://www.sateraito.jp/sateraito_AI/02.html 令和5年7月8日にサテライトAI・社内情報AI(ChatGPT対応)ページに掲載および資料をアップロード https://www.sateraito.jp/sateraito_AI/03.html 令和5年7月8日にサテライトAI・AIボイス(ChatGPT対応)ページに掲載および資料をアップロード https://www.sateraito.jp/sateraito_AI/05.html
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 令和5年7月8日にサテライトAI・AIメール(ChatGPT対応)ページに掲載および資料をアップロード https://www.sateraito.jp/sateraito_AI/06.html 令和5年7月16日にメール情報配信一覧ページに掲載 https://sites.sateraito.jp/sateraitooffice/site/manual/mailmagazine 令和5年7月17日にメール情報配信一覧ページに掲載 https://sites.sateraito.jp/sateraitooffice/site/manual/mailmagazine 令和5年7月19日にサテライトオフィス・プレスリリースページに掲載 https://www.sateraito.jp/pressrelease/index.html 令和5年7月19日に@Pressページに掲載 https://www.atpress.ne.jp/news/362644 令和5年7月19日にCNET Japanページに掲載 https://japan.cnet.com/release/30878765/ 令和5年7月19日にZDNet Japanページに掲載 https://japan.zdnet.com/release/30878765/ 令和5年7月23日にメール情報配信一覧ページに掲載 https://sites.sateraito.jp/sateraitooffice/site/manual/mailmagazine
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 令和5年7月25日にマイナビニュースページに掲載 https://news.mynavi.jp/techplus/kikaku/sateraito_AI-1/ 令和5年7月27日にサテライトAI・AIボード(ChatGPT対応)ページに動画を掲載 https://www.sateraito.jp/sateraito_AI/01.html 令和5年7月27日7にYouTubeページに動画をアップロード https://www.youtube.com/watch?v=8R0h9HJa-jw&t=6s 令和5年7月27日にYouTubeページに動画をアップロード https://www.youtube.com/watch?v=fjyqXzfqLkY 令和5年7月30日にメール情報配信一覧ページに掲載 https://sites.sateraito.jp/sateraitooffice/site/manual/mailmagazine
(71)【出願人】
【識別番号】516346218
【氏名又は名称】株式会社サテライトオフィス
(74)【代理人】
【識別番号】100168538
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 来
(72)【発明者】
【氏名】原口 豊
(72)【発明者】
【氏名】原口 優
【テーマコード(参考)】
5L049
5L050
【Fターム(参考)】
5L049CC11
5L050CC11
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ユーザーがストーリークリエーターとしてストーリーについて自身の意図を反映させてチューニングしたストーリーを保存することができるストーリー生成システムを提供する。
【解決手段】ストーリー生成システム100は、ユーザー端末110Aとサーバ120とを備え、ユーザー端末からのストーリーのタイトル情報TLおよび概要情報ABに基づいて、サーバが、事前学習済み人工知能手段131を用いて複数章のストーリーのテキストデータ生成を実行し、実行して得た生成テキストデータをユーザー端末へ送信し、ユーザー端末からの変更指示情報に基づいて、サーバが、事前学習済み人工知能手段を用いて生成テキストデータの変更を実行し、実行して得た変更後生成テキストデータGT1をユーザー端末へ送信し、ユーザー端末において保存・公開操作があったとき、サーバが、変更後生成テキストデータGT1を保存するとともに公開する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザー端末とサーバとを備えて、ユーザー端末から入力された情報に基づいてサーバがストーリーを生成するストーリー生成システムであって、
前記ユーザー端末である第1ユーザー端末からストーリーのタイトル情報および概要情報がサーバへ送信されると、前記サーバが、受信したタイトル情報および概要情報に基づいて事前学習済み人工知能手段を用いて複数章のストーリーのテキストデータ生成を実行し、実行して得た複数章のストーリーの生成テキストデータを第1ユーザー端末へ送信し、
前記第1ユーザー端末が、受信した複数章のストーリーの生成テキストデータをブラウザに表示または音声出力し、
前記第1ユーザー端末から複数章のストーリーの生成テキストデータの変更指示情報がサーバへ送信されると、前記サーバが、受信した変更指示情報に基づいて事前学習済み人工知能手段を用いて複数章のストーリーの生成テキストデータの変更を実行し、実行して得た複数章のストーリーの変更後生成テキストデータを第1ユーザー端末へ送信し、
前記第1ユーザー端末が、受信した複数章のストーリーの変更後生成テキストデータをブラウザに表示または音声出力し、
前記第1ユーザー端末において保存・公開操作があったとき、前記サーバが、そのときに第1ユーザー端末において表示または音声出力されていた複数章のストーリーの生成テキストデータまたは変更後生成テキストデータを保存するとともに公開する構成であることを特徴とするストーリー生成システム。
【請求項2】
前記サーバと通信自在であり第1ユーザー端末と異なる第2ユーザー端末が、サーバにアクセスして、第2ユーザー端末のブラウザが、公開された生成テキストデータまたは変更後生成テキストデータである複数章のストーリーについてのタイトル情報および概要情報を表示し、
前記第2ユーザー端末のブラウザにおいて登場人物の属性情報および第2ユーザーの識別情報が入力されて、第2ユーザー端末から複数章のストーリーについての登場人物の属性情報および第2ユーザーの識別情報がサーバへ送信されると、前記サーバが、事前学習済み人工知能手段を用いて生成テキストデータまたは変更後生成テキストデータを基礎として登場人物の属性情報を反映させた登場人物反映版変更後生成テキストデータを生成し、第2ユーザーの識別情報に基づいて、第2ユーザー端末へ送信し、
前記第2ユーザー端末が、受信した登場人物反映版変更後生成テキストデータをブラウザに表示または音声出力する構成であることを特徴とする請求項1に記載のストーリー生成システム。
【請求項3】
複数章のストーリーの登場人物反映版変更後生成テキストデータが、章ごとに分けてサーバから第2ユーザー端末へ送信され、
前記第2ユーザー端末のブラウザにおいて次回のストーリーの要望情報が入力されて、第2ユーザー端末から次回のストーリーの要望情報がサーバへ送信されると、前記サーバが、事前学習済み人工知能手段を用いて次回以降の登場人物反映版変更後生成テキストデータを基礎として次回のストーリーの要望情報を反映させた要望反映版変更後生成テキストデータを生成し、所定タイミングになったとき、次回分の要望反映版変更後生成テキストデータを第2ユーザー端末へ送信し、
前記第2ユーザー端末が、受信した要望反映版変更後生成テキストデータをブラウザに表示または音声出力する構成であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のストーリー生成システム。
【請求項4】
前記サーバと通信自在であり第1ユーザー端末および第2ユーザー端末と異なる第3ユーザー端末が、サーバにアクセスして、第3ユーザー端末のブラウザが、公開された生成テキストデータまたは変更後生成テキストデータである複数章のストーリーについてのタイトル情報および概要情報を表示し、第3ユーザー端末のブラウザにおいて第2ユーザーが入力した登場人物の対象と異なる登場人物の属性情報および第3ユーザーの識別情報が入力されて、第3ユーザー端末から複数章のストーリーについての登場人物の属性情報および第3ユーザーの識別情報がサーバへ送信されると、前記サーバが、事前学習済み人工知能手段を用いて生成テキストデータまたは変更後生成テキストデータを基礎として登場人物の属性情報を反映させた登場人物反映版変更後生成テキストデータを生成し、第3ユーザーの識別情報に基づいて、第3ユーザー端末へ送信し、
前記第3ユーザー端末が、受信した登場人物反映版変更後生成テキストデータをブラウザに表示または音声出力し、
前記第3ユーザー端末のブラウザにおいて次回のストーリーの要望情報が入力されて、第3ユーザー端末から次回のストーリーの要望情報がサーバへ送信されると、前記サーバが、事前学習済み人工知能手段を用いて次回以降の登場人物反映版変更後生成テキストデータを基礎として第2ユーザーによる次回のストーリーの要望情報および第3ユーザーによる次回のストーリーの要望情報を反映させた要望反映版変更後生成テキストデータを生成し、前記所定タイミングになったとき、次回分の要望反映版変更後生成テキストデータを第2ユーザー端末および第3ユーザー端末へ送信し、
前記第2ユーザー端末および第3ユーザー端末が、受信した要望反映版変更後生成テキストデータをブラウザに表示または音声出力する構成であることを特徴とする請求項3に記載のストーリー生成システム。
【請求項5】
前記第2ユーザー端末および第3ユーザー端末が、それぞれユーザー端末の位置情報をサーバへ送信し、
前記サーバが、事前学習済み人工知能手段を用いてそれぞれ設定された登場人物の行動について位置情報として受信した位置情報を反映させた位置・要望反映版変更後生成テキストデータを生成し、前記所定タイミングになったとき、次回分の位置・要望反映版変更後生成テキストデータを第2ユーザー端末および第3ユーザー端末へ送信し、
前記第2ユーザー端末および第3ユーザー端末が、受信した位置・要望反映版変更後生成テキストデータをブラウザに表示または音声出力する構成であることを特徴とする請求項4に記載のストーリー生成システム。
【請求項6】
ユーザー端末から入力された情報に基づいてサーバがストーリーを生成するストーリー生成システムのプログラムであって、
前記ユーザー端末である第1ユーザー端末における第1ユーザーの操作に基づいて第1ユーザー端末が、入力されたストーリーのタイトル情報および概要情報をサーバへ送信するタイトル・概要送信ステップと、
前記サーバが、受信したタイトル情報および概要情報に基づいて事前学習済み人工知能手段を用いて複数章のストーリーのテキストデータ生成を実行する生成実行ステップと、
前記サーバが、実行して得た複数章のストーリーの生成テキストデータを第1ユーザー端末へ送信するラフストーリー送信ステップと、
前記第1ユーザー端末が、受信した複数章のストーリーの生成テキストデータをブラウザに表示または音声出力するラフストーリー表示・音声出力ステップと、
前記第1ユーザー端末における変更指示操作に基づいて第1ユーザー端末が、入力された複数章のストーリーの生成テキストデータの変更指示情報をサーバへ送信する変更指示送信ステップと、
前記サーバが、受信した変更指示情報に基づいて事前学習済み人工知能手段を用いて複数章のストーリーの生成テキストデータの変更を実行するストーリー変更実行ステップと、
前記サーバが、実行して得た複数章のストーリーの変更後生成テキストデータを第1ユーザー端末へ送信する変更後ストーリー送信ステップと、
前記第1ユーザー端末が、受信した複数章のストーリーの変更後生成テキストデータをブラウザに表示または音声出力する変更後ストーリー表示・音声出力ステップと、
前記第1ユーザー端末において保存・公開操作があったとき、前記サーバが、そのときに第1ユーザー端末において表示または音声出力されていた複数章のストーリーの生成テキストデータまたは変更後生成テキストデータを保存するとともに公開する保存・公開ステップとを有していることを特徴とするストーリー生成システムのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザー端末とサーバとを備えて、ユーザー端末から入力された情報に基づいてサーバがストーリーを生成するストーリー生成システム、および、そのプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ユーザー端末の要求に応じて言語データを受信する言語データ受信部と、言語データを加工して、要約生成の基礎となる要約基礎情報を生成する言語データ加工部と、要約基礎情報を含む提示情報をユーザー端末に送信するための送信部と、ユーザー端末から、提示情報に関する編集情報を受信する編集情報受信部と、要約基礎情報の入力を受けて要約文を生成する大規模言語モデルに、編集情報を提供して、編集情報が反映された要約文を生成させる要約生成部とを備えた情報処理装置が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来の情報処理装置は、大規模言語モデルを用いて何かの要約基礎情報についての要約を生成する限りであったため、新たな小説などのストーリーを生成することに対応することが困難であるという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、ユーザーがストーリークリエーターとしてストーリーについて希望に応じて自身の意図を反映させてチューニングすることができ、ある程度満足のいく出来上がりになったときに保存することができるストーリー生成システム、および、そのプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本請求項1に係る発明は、ユーザー端末とサーバとを備えて、ユーザー端末から入力された情報に基づいてサーバがストーリーを生成するストーリー生成システムであって、前記ユーザー端末である第1ユーザー端末からストーリーのタイトル情報および概要情報がサーバへ送信されると、前記サーバが、受信したタイトル情報および概要情報に基づいて事前学習済み人工知能手段を用いて複数章のストーリーのテキストデータ生成を実行し、実行して得た複数章のストーリーの生成テキストデータを第1ユーザー端末へ送信し、前記第1ユーザー端末が、受信した複数章のストーリーの生成テキストデータをブラウザに表示または音声出力し、前記第1ユーザー端末から複数章のストーリーの生成テキストデータの変更指示情報がサーバへ送信されると、前記サーバが、受信した変更指示情報に基づいて事前学習済み人工知能手段を用いて複数章のストーリーの生成テキストデータの変更を実行し、実行して得た複数章のストーリーの変更後生成テキストデータを第1ユーザー端末へ送信し、前記第1ユーザー端末が、受信した複数章のストーリーの変更後生成テキストデータをブラウザに表示または音声出力し、前記第1ユーザー端末において保存・公開操作があったとき、前記サーバが、そのときに第1ユーザー端末において表示または音声出力されていた複数章のストーリーの生成テキストデータまたは変更後生成テキストデータを保存するとともに公開する構成であることにより、前述した課題を解決するものである。
【0007】
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載されたストーリー生成システムの構成に加えて、前記サーバと通信自在であり第1ユーザー端末と異なる第2ユーザー端末が、サーバにアクセスして、第2ユーザー端末のブラウザが、公開された生成テキストデータまたは変更後生成テキストデータである複数章のストーリーについてのタイトル情報および概要情報を表示し、前記第2ユーザー端末のブラウザにおいて登場人物の属性情報および第2ユーザーの識別情報が入力されて、第2ユーザー端末から複数章のストーリーについての登場人物の属性情報および第2ユーザーの識別情報がサーバへ送信されると、前記サーバが、事前学習済み人工知能手段を用いて生成テキストデータまたは変更後生成テキストデータを基礎として登場人物の属性情報を反映させた登場人物反映版変更後生成テキストデータを生成し、第2ユーザーの識別情報に基づいて、第2ユーザー端末へ送信し、前記第2ユーザー端末が、受信した登場人物反映版変更後生成テキストデータをブラウザに表示または音声出力する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
【0008】
本請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載されたストーリー生成システムの構成に加えて、複数章のストーリーの登場人物反映版変更後生成テキストデータが、章ごとに分けてサーバから第2ユーザー端末へ送信され、前記第2ユーザー端末のブラウザにおいて次回のストーリーの要望情報が入力されて、第2ユーザー端末から次回のストーリーの要望情報がサーバへ送信されると、前記サーバが、事前学習済み人工知能手段を用いて次回以降の登場人物反映版変更後生成テキストデータを基礎として次回のストーリーの要望情報を反映させた要望反映版変更後生成テキストデータを生成し、所定タイミングになったとき、次回分の要望反映版変更後生成テキストデータを第2ユーザー端末へ送信し、前記第2ユーザー端末が、受信した要望反映版変更後生成テキストデータをブラウザに表示または音声出力する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
【0009】
本請求項4に係る発明は、請求項3に記載されたストーリー生成システムの構成に加えて、前記サーバと通信自在であり第1ユーザー端末および第2ユーザー端末と異なる第3ユーザー端末が、サーバにアクセスして、第3ユーザー端末のブラウザが、公開された生成テキストデータまたは変更後生成テキストデータである複数章のストーリーについてのタイトル情報および概要情報を表示し、第3ユーザー端末のブラウザにおいて第2ユーザーが入力した登場人物の対象と異なる登場人物の属性情報および第3ユーザーの識別情報が入力されて、第3ユーザー端末から複数章のストーリーについての登場人物の属性情報および第3ユーザーの識別情報がサーバへ送信されると、前記サーバが、事前学習済み人工知能手段を用いて生成テキストデータまたは変更後生成テキストデータを基礎として登場人物の属性情報を反映させた登場人物反映版変更後生成テキストデータを生成し、第3ユーザーの識別情報に基づいて、第3ユーザー端末へ送信し、前記第3ユーザー端末が、受信した登場人物反映版変更後生成テキストデータをブラウザに表示または音声出力し、前記第3ユーザー端末のブラウザにおいて次回のストーリーの要望情報が入力されて、第3ユーザー端末から次回のストーリーの要望情報がサーバへ送信されると、前記サーバが、事前学習済み人工知能手段を用いて次回以降の登場人物反映版変更後生成テキストデータを基礎として第2ユーザーによる次回のストーリーの要望情報および第3ユーザーによる次回のストーリーの要望情報を反映させた要望反映版変更後生成テキストデータを生成し、前記所定タイミングになったとき、次回分の要望反映版変更後生成テキストデータを第2ユーザー端末および第3ユーザー端末へ送信し、前記第2ユーザー端末および第3ユーザー端末が、受信した要望反映版変更後生成テキストデータをブラウザに表示または音声出力する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
【0010】
本請求項5に係る発明は、請求項4に記載されたストーリー生成システムの構成に加えて、前記第2ユーザー端末および第3ユーザー端末が、それぞれユーザー端末の位置情報をサーバへ送信し、前記サーバが、事前学習済み人工知能手段を用いてそれぞれ設定された登場人物の行動について位置情報として受信した位置情報を反映させた位置・要望反映版変更後生成テキストデータを生成し、前記所定タイミングになったとき、次回分の位置・要望反映版変更後生成テキストデータを第2ユーザー端末および第3ユーザー端末へ送信し、前記第2ユーザー端末および第3ユーザー端末が、受信した位置・要望反映版変更後生成テキストデータをブラウザに表示または音声出力する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
【0011】
本請求項6に係る発明は、ユーザー端末から入力された情報に基づいてサーバがストーリーを生成するストーリー生成システムのプログラムであって、前記ユーザー端末である第1ユーザー端末における第1ユーザーの操作に基づいて第1ユーザー端末が、入力されたストーリーのタイトル情報および概要情報をサーバへ送信するタイトル・概要送信ステップと、前記サーバが、受信したタイトル情報および概要情報に基づいて事前学習済み人工知能手段を用いて複数章のストーリーのテキストデータ生成を実行する生成実行ステップと、前記サーバが、実行して得た複数章のストーリーの生成テキストデータを第1ユーザー端末へ送信するラフストーリー送信ステップと、前記第1ユーザー端末が、受信した複数章のストーリーの生成テキストデータをブラウザに表示または音声出力するラフストーリー表示・音声出力ステップと、前記第1ユーザー端末における変更指示操作に基づいて第1ユーザー端末が、入力された複数章のストーリーの生成テキストデータの変更指示情報をサーバへ送信する変更指示送信ステップと、前記サーバが、受信した変更指示情報に基づいて事前学習済み人工知能手段を用いて複数章のストーリーの生成テキストデータの変更を実行するストーリー変更実行ステップと、前記サーバが、実行して得た複数章のストーリーの変更後生成テキストデータを第1ユーザー端末へ送信する変更後ストーリー送信ステップと、前記第1ユーザー端末が、受信した複数章のストーリーの変更後生成テキストデータをブラウザに表示または音声出力する変更後ストーリー表示・音声出力ステップと、前記第1ユーザー端末において保存・公開操作があったとき、前記サーバが、そのときに第1ユーザー端末において表示または音声出力されていた複数章のストーリーの生成テキストデータまたは変更後生成テキストデータを保存するとともに公開する保存・公開ステップとを有していることにより、前述した課題を解決するものである。
【発明の効果】
【0012】
本発明のストーリー生成システムは、ユーザー端末とサーバとを備えていることにより、ユーザー端末から入力された情報に基づいてサーバがストーリーを生成することができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
【0013】
本請求項1に係る発明のストーリー生成システムによれば、第1ユーザー端末の第1ユーザーが考えたストーリーのあらすじに沿って複数章のストーリーが生成され、第1ユーザーの希望に応じて具体的な意図が反映されて変更後生成テキストデータが出来上がり、さらに、保存・公開操作によって公開されるため、第1ユーザーはクリエイター体験をすることができる。
つまり、第1ユーザーは、ストーリークリエーターとしてストーリーについて希望に応じて自身の意図を反映させてチューニングすることができ、ある程度満足のいく出来上がりになったときに保存することができる。
【0014】
本請求項2に係る発明のストーリー生成システムによれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、第2ユーザーが設定した登場人物の属性情報が複数章のストーリーに反映され、反映された複数章のストーリーが自身の第2ユーザー端末において表示または音声出力されるため、第2ユーザーが登場人物となった複数章のストーリーを楽しむことができる。
さらに、第2ユーザーもクリエイター体験をすることができる。
【0015】
本請求項3に係る発明のストーリー生成システムによれば、請求項1または請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、第2ユーザーの要望が適宜次回以降に反映されて、第1ユーザーのあらすじをある程度保ちつつ、第2ユーザーの要望に沿ったストーリーとなるため、第2ユーザーは自分好みのストーリーを楽しむことができる。
さらに、第2ユーザーもクリエイター体験をすることができる。
【0016】
本請求項4に係る発明のストーリー生成システムによれば、請求項3に係る発明が奏する効果に加えて、複数の読者がそれぞれ登場人物として参加したストーリーとなるため、読者である第2ユーザーおよび第3ユーザーは配信されるストーリーを一緒に楽しむことができる。
さらに、読者である第2ユーザーおよび第3ユーザーのそれぞれの要望が互いに要望の内容を知らないうちに次回配信のストーリーに適宜反映され、自身の要望のままにストーリーが展開せず意外性が出るため、自身の予想のつかない面白い展開のストーリーを楽しむことができる。
【0017】
本請求項5に係る発明のストーリー生成システムによれば、請求項4に係る発明が奏する効果に加えて、読者である第2ユーザーおよび第3ユーザーの行動範囲の位置情報が配信されるストーリーの登場人物の行動範囲の情報として表れるため、読者である第2ユーザーおよび第3ユーザーはそれぞれ設定された登場人物に親しみを感じながらストーリーを楽しむことができる。
さらに、読者である第2ユーザーおよび第3ユーザーの行動範囲の位置情報が次回以降の登場人物の行動に影響するため、読者と登場人物とがリンクしているような臨場感のようなものを演出することができる。
【0018】
本請求項6に係る発明のストーリー生成システムのプログラムによれば、請求項1に係る発明が奏する効果と同様、第1ユーザー端末の第1ユーザーが考えたストーリーのあらすじに沿って複数章のストーリーが生成され、第1ユーザーの希望に応じて具体的な意図が反映されて変更後生成テキストデータが出来上がり、さらに、保存・公開操作によって公開されるため、第1ユーザーはクリエイター体験をすることができる。
つまり、第1ユーザーは、ストーリークリエーターとしてストーリーについて希望に応じて自身の意図を反映させてチューニングすることができ、ある程度満足のいく出来上がりになったときに保存することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】本発明の実施例であるストーリー生成システムの概念を示す図。
【
図2】本発明の実施例であるストーリー生成システムの動作例を示すチャート図。
【
図3】本発明の実施例であるストーリー生成システムの第1ユーザー端末のブラウザが示すストーリー設定者のストーリークリエイト画面においてタイトル情報および概要情報が入力された様子の例を示す図。
【
図4】本発明の実施例であるストーリー生成システムの第1ユーザー端末のブラウザが示すストーリー設定者のストーリークリエイト画面において生成テキストデータが表示された例を示す図。
【
図5】本発明の実施例であるストーリー生成システムの第1ユーザー端末のブラウザが示すストーリー設定者のストーリークリエイト画面において変更後生成テキストデータが表示された例を示す図。
【
図6】本発明の実施例であるストーリー生成システムの第2ユーザー端末のブラウザが示すストーリークリエイト公開画面の例を示す図。
【
図7】本発明の実施例であるストーリー生成システムの第2ユーザー端末のブラウザが示すストーリー購読者用クリエイト画面において登場人物が選択および属性情報が入力される様子の例を示す図。
【
図8】本発明の実施例であるストーリー生成システムの第2ユーザー端末のブラウザが示すストーリー購読者用クリエイト画面において登場人物反映版変更後生成テキストデータが表示された例を示す図。
【
図9】本発明の実施例であるストーリー生成システムの第2ユーザー端末のブラウザが示すストーリー購読者用クリエイト画面において要望情報が入力された例を示す図。
【
図10】本発明の実施例であるストーリー生成システムの第2ユーザー端末のブラウザが示すストーリー購読者用クリエイト画面において要望反映版変更後生成テキストデータが表示された例を示す図。
【
図11】本発明の実施例であるストーリー生成システムの第3ユーザー端末のブラウザが示すストーリー購読者用クリエイト画面において登場人物が選択および属性情報が入力される様子の例を示す図。
【
図12】本発明の実施例であるストーリー生成システムの第3ユーザー端末のブラウザが示すストーリー購読者用クリエイト画面において登場人物反映版変更後生成テキストデータが表示された後に要望情報が入力された例を示す図。
【
図13】本発明の実施例であるストーリー生成システムの第2ユーザー端末からの要望情報および第3ユーザー端末からの要望情報をストーリーに反映させる際の動作例を説明する図。
【
図14】本発明の実施例であるストーリー生成システムの第3ユーザー端末のブラウザが示すストーリー購読者用クリエイト画面において要望反映版変更後生成テキストデータが表示された例を示す図。
【
図15】本発明の実施例であるストーリー生成システムの第2ユーザー端末の位置情報の設定がONになっている様子を示す図。
【
図16】本発明の実施例であるストーリー生成システムの第2ユーザー端末の位置情報および第3ユーザー端末の位置情報をストーリーに反映させる際の動作例を説明する図。
【
図17】本発明の実施例であるストーリー生成システムの第2ユーザー端末のブラウザが示すストーリー購読者用クリエイト画面において位置・要望反映版変更後生成テキストデータが表示された例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明のストーリー生成システムは、ユーザー端末とサーバとを備えて、ユーザー端末である第1ユーザー端末からストーリーのタイトル情報および概要情報がサーバへ送信されると、サーバが、受信したタイトル情報および概要情報に基づいて事前学習済み人工知能手段を用いて複数章のストーリーのテキストデータ生成を実行し、実行して得た複数章のストーリーの生成テキストデータを第1ユーザー端末へ送信し、第1ユーザー端末が、受信した複数章のストーリーの生成テキストデータをブラウザに表示または音声出力し、第1ユーザー端末から複数章のストーリーの生成テキストデータの変更指示情報がサーバへ送信されると、サーバが、受信した変更指示情報に基づいて事前学習済み人工知能手段を用いて複数章のストーリーの生成テキストデータの変更を実行し、実行して得た複数章のストーリーの変更後生成テキストデータを第1ユーザー端末へ送信し、第1ユーザー端末が、受信した複数章のストーリーの変更後生成テキストデータをブラウザに表示または音声出力し、第1ユーザー端末において保存・公開操作があったとき、サーバが、そのときに第1ユーザー端末において表示または音声出力されていた複数章のストーリーの生成テキストデータまたは変更後生成テキストデータを保存するとともに公開する構成であることにより、第1ユーザーは、ストーリークリエーターとしてストーリーについて希望に応じて自身の意図を反映させてチューニングすることができ、ある程度満足のいく出来上がりになったときに保存することができるものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
また、本発明のストーリー生成システムのプログラムは、ユーザー端末である第1ユーザー端末における第1ユーザーの操作に基づいて第1ユーザー端末が、入力されたストーリーのタイトル情報および概要情報をサーバへ送信するタイトル・概要送信ステップと、サーバが、受信したタイトル情報および概要情報に基づいて事前学習済み人工知能手段を用いて複数章のストーリーのテキストデータ生成を実行する生成実行ステップと、サーバが、実行して得た複数章のストーリーの生成テキストデータを第1ユーザー端末へ送信するラフストーリー送信ステップと、第1ユーザー端末が、受信した複数章のストーリーの生成テキストデータをブラウザに表示または音声出力するラフストーリー表示・音声出力ステップと、第1ユーザー端末における変更指示操作に基づいて第1ユーザー端末が、入力された複数章のストーリーの生成テキストデータの変更指示情報をサーバへ送信する変更指示送信ステップと、サーバが、受信した変更指示情報に基づいて事前学習済み人工知能手段を用いて複数章のストーリーの生成テキストデータの変更を実行するストーリー変更実行ステップと、サーバが、実行して得た複数章のストーリーの変更後生成テキストデータを第1ユーザー端末へ送信する変更後ストーリー送信ステップと、第1ユーザー端末が、受信した複数章のストーリーの変更後生成テキストデータをブラウザに表示または音声出力する変更後ストーリー表示・音声出力ステップと、第1ユーザー端末において保存・公開操作があったとき、サーバが、そのときに第1ユーザー端末において表示または音声出力されていた複数章のストーリーの生成テキストデータまたは変更後生成テキストデータを保存するとともに公開する保存・公開ステップとを有していることにより、第1ユーザーは、ストーリークリエーターとしてストーリーについて希望に応じて自身の意図を反映させてチューニングすることができ、ある程度満足のいく出来上がりになったときに保存することができるものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
【0021】
例えば、ユーザー端末は、デスクトップ型パーソナルコンピュータ端末、ノート型パーソナルコンピュータ端末、スマートフォン端末、タブレット端末などの情報を送受信するものであって、所謂インターネットである広域ネットワーク、ローカルネットワーク、電話回線などを含む通信ネットワークによりサーバと接続自在なものであれば如何なるものであっても構わない。
また、第1サーバおよび第2サーバは、それぞれ1つのサーバやクラウド上の複数のサーバでもよい。
事前学習済み人工知能手段は、大規模言語モデルとも呼ばれる対話型の例えばChatGPT(Generative Pre-trained Transformer)(以下、チャットGPT)などにより構成され、1つのサーバやクラウド上の複数のサーバに設けられた構成でもよい。
【実施例0022】
以下に、本発明の実施例であるストーリー生成システム100について、
図1乃至
図17に基づいて説明する。
ここで、
図1は、本発明の実施例であるストーリー生成システム100の概念を示す図であり、
図2は、本発明の実施例であるストーリー生成システム100の動作例を示すチャート図であり、
図3は、本発明の実施例であるストーリー生成システム100の第1ユーザー端末110Aのブラウザ111が示すストーリー設定者のストーリークリエイト画面112においてタイトル情報TLおよび概要情報ABが入力された様子の例を示す図であり、
図4は、本発明の実施例であるストーリー生成システム100の第1ユーザー端末110Aのブラウザ111が示すストーリー設定者のストーリークリエイト画面112において生成テキストデータGTが表示された例を示す図であり、
図5は、本発明の実施例であるストーリー生成システム100の第1ユーザー端末110Aのブラウザ111が示すストーリー設定者のストーリークリエイト画面112において変更後生成テキストデータGT1が表示された例を示す図であり、
図6は、本発明の実施例であるストーリー生成システム100の第2ユーザー端末110Bのブラウザ111が示すストーリークリエイト公開画面113の例を示す図であり、
図7は、本発明の実施例であるストーリー生成システム100の第2ユーザー端末110Bのブラウザ111が示すストーリー購読者用クリエイト画面114において登場人物が選択および属性情報CTが入力される様子の例を示す図であり、
図8は、本発明の実施例であるストーリー生成システム100の第2ユーザー端末110Bのブラウザ111が示すストーリー購読者用クリエイト画面114において登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2が表示された例を示す図であり、
図9は、本発明の実施例であるストーリー生成システム100の第2ユーザー端末110Bのブラウザ111が示すストーリー購読者用クリエイト画面114において要望情報RQが入力された例を示す図であり、
図10は、本発明の実施例であるストーリー生成システム100の第2ユーザー端末110Bのブラウザ111が示すストーリー購読者用クリエイト画面114において要望反映版変更後生成テキストデータGT3が表示された例を示す図であり、
図11は、本発明の実施例であるストーリー生成システム100の第3ユーザー端末110Cのブラウザ111が示すストーリー購読者用クリエイト画面114において登場人物が選択および属性情報CTが入力される様子の例を示す図であり、
図12は、本発明の実施例であるストーリー生成システム100の第3ユーザー端末110Cのブラウザ111が示すストーリー購読者用クリエイト画面114において登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2が表示された後に要望情報RQが入力された例を示す図であり、
図13は、本発明の実施例であるストーリー生成システム100の第2ユーザー端末110Bからの要望情報RQおよび第3ユーザー端末110Cからの要望情報RQをストーリーに反映させる際の動作例を説明する図であり、
図14は、本発明の実施例であるストーリー生成システム100の第3ユーザー端末110Cのブラウザ111が示すストーリー購読者用クリエイト画面114において要望反映版変更後生成テキストデータGT3が表示された例を示す図であり、
図15は、本発明の実施例であるストーリー生成システム100の第2ユーザー端末110Bの位置情報LCの設定がONになっている様子を示す図であり、
図16は、本発明の実施例であるストーリー生成システム100の第2ユーザー端末110Bの位置情報LCおよび第3ユーザー端末110Cの位置情報LCをストーリーに反映させる際の動作例を説明する図であり、
図17は、本発明の実施例であるストーリー生成システム100の第2ユーザー端末110Bのブラウザ111が示すストーリー購読者用クリエイト画面114において位置・要望反映版変更後生成テキストデータGT4が表示された例を示す図である。
【0023】
本発明の実施例であるストーリー生成システム100は、
図1に示すように、ユーザー端末の一例としての第1ユーザー端末110Aおよび第2ユーザー端末110Bと、サーバの一例としての第1サーバ120および第2サーバ130とを備えている。
そして、第1ユーザー端末110Aから入力された情報に基づいて、第1サーバ120が、第2サーバ130の事前学習済み人工知能手段131の一例であるチャットGPTを用いてストーリーを生成するように設けられている。
本実施例では、第1ユーザー端末110Aからストーリーのタイトル情報TLおよび概要情報ABが第1サーバ120へ送信される。
すると、第1サーバ120が、受信したタイトル情報TLおよび概要情報ABに基づいて第2サーバ130の事前学習済み人工知能手段131の一例であるチャットGPTを用いて複数章のストーリーのテキストデータ生成を実行する。
【0024】
そして、第1サーバ120が、実行して得た複数章のストーリーの生成テキストデータGTを第1ユーザー端末110Aへ送信する。
すると、第1ユーザー端末110Aが、受信した複数章のストーリーの生成テキストデータGTをブラウザ111に表示または音声出力する。
さらに、第1ユーザー端末110Aから複数章のストーリーの生成テキストデータGTの変更指示情報PTがサーバへ送信されたとする。
すると、第1サーバ120が、受信した変更指示情報PTに基づいて第2サーバ130の事前学習済み人工知能手段131の一例であるチャットGPTを用いて複数章のストーリーの生成テキストデータGTの変更を実行する。
【0025】
そして、第1サーバ120が、実行して得た複数章のストーリーの変更後生成テキストデータGT1を第1ユーザー端末110Aへ送信する。
すると、第1ユーザー端末110Aが、受信した複数章のストーリーの変更後生成テキストデータGT1をブラウザ111に表示または音声出力する。
さらに、第1ユーザー端末110Aにおいて保存・公開操作があったとき、第1サーバ120が、そのときに第1ユーザー端末110Aにおいて表示または音声出力されていた複数章のストーリーの生成テキストデータGTまたは変更後生成テキストデータGT1を保存するとともに公開するように構成されている。
【0026】
これにより、第1ユーザー端末110Aの第1ユーザーが考えたストーリーのあらすじに沿って複数章のストーリーである生成テキストデータGTが生成され、第1ユーザーの希望に応じて具体的な意図が反映されて変更後生成テキストデータGT1が出来上がり、さらに、保存・公開操作によって公開される。
その結果、第1ユーザーはクリエイター体験をすることができる。
つまり、第1ユーザーは、ストーリークリエーターとしてストーリーについて希望に応じて自身の意図を反映させてチューニングすることができ、ある程度満足のいく出来上がりになったときに保存することができる。
【0027】
続いて、ストーリー生成システム100の動作例について、より詳しく説明する。
図2に示すように、ステップS1では、タイトル・概要入力・送信操作有無判定ステップとして、第1ユーザー端末110Aにおいて第1ユーザーによるタイトル情報TLおよび概要情報ABの入力があり、さらに、送信操作があったか否かを第1ユーザー端末110Aが判定する。
より具体的には、
図3に示すように、第1ユーザー端末110Aにおいてストーリー生成システム100にログインする操作が行われると、第1ユーザー端末110Aのブラウザ111が、ストーリー設定者のストーリークリエイト画面112を表示する。
【0028】
ストーリークリエイト画面112には、タイトル入力欄112a、概要入力欄112b、ストーリー要素項目選択112c、「送信」ボタン112dが設けられている。
そして、タイトル入力欄112aにタイトル情報TL、概要入力欄112bに概要情報ABが入力され、「送信」ボタン112dが操作されたと、第1ユーザー端末110Aが判定した場合、ステップS2へ進み、他方、まだないと判定した場合はステップS1を繰り返す。
なお、ストーリー要素項目選択112cにおいてチェックを入れて選択すると、その項目の内容が、概要入力欄112bに入力されるように設けられている。
【0029】
ステップS2では、タイトル・概要送信ステップとして、第1ユーザー端末110Aが、入力されたストーリーのタイトル情報TLおよび概要情報ABをサーバへ送信する。
ステップS3では、生成実行ステップとして、第1サーバ120が、受信したタイトル情報TLおよび概要情報ABに基づいて、第2サーバ130の事前学習済み人工知能手段131の一例であるチャットGPTを用いて複数章のストーリーのテキストデータ生成を実行する。
ステップS4では、ラフストーリー送信ステップとして、第1サーバ120が、実行して得た複数章のストーリーの生成テキストデータGTを第1ユーザー端末110Aへ送信する。
【0030】
ステップS5では、ラフストーリー表示・音声出力ステップとして、第1ユーザー端末110Aが、受信した複数章のストーリーの生成テキストデータGTをブラウザ111に表示または音声出力する。
より具体的には、
図4に示すように、第1ユーザー端末110Aのブラウザ111のストーリークリエイト画面112のストーリードラフト表示領域112eにおいて、一例として、受信した複数章のストーリーの生成テキストデータGTが表示される。
この際、ストーリークリエイト画面112の変更指示入力領域112fには、変更指示が入力自在となっている。
【0031】
また、ストーリークリエイト画面112には、「変更指示送信」ボタン112g、「保存・公開」ボタン112hが設けられている。
なお、ストーリークリエイト画面112に設けられたスピーカーアイコンボタンが操作されると、その箇所に対応する生成テキストデータGTが、第1ユーザー端末110Aのスピーカーによって音声出力されるように構成されている。
これにより、第1ユーザーは、複数章のストーリーの内容を確認することができる。
そして、第1ユーザーが、この内容について、もう少しブラッシュアップしたいと思った場合、ストーリークリエイト画面112の変更指示入力領域112fにおいて、変更指示が入力自在に設けられている。
変更指示入力領域112fにおける変更指示の入力欄は、ストーリーの章ごとに対応して設けられている。
つまり、例えば、第3章の内容を変更したい場合は、ストーリードラフト表示領域112eにおける第3章の箇所と対応した変更指示入力領域112fにおける変更指示の入力欄に変更指示を入力すればよい。
【0032】
ステップS6では、変更指示有無判定ステップとして、第1ユーザー端末110Aのブラウザ111のストーリークリエイト画面112において、変更指示が入力されて送信操作があったか否かを、第1ユーザー端末110Aが判定する。
より具体的には、
図4に示すように、例えば、第1ユーザーによって、変更指示入力領域112fにおける第3章のストーリーと対応する箇所に変更指示が入力され、「変更指示送信」ボタン112gが操作されたと判定した場合、変更指示が入力されて送信操作があったと判定してステップS7へ進み、他方、まだないと判定した場合はステップS11へ進む。
【0033】
ステップS7では、変更指示送信ステップとして、第1ユーザー端末110Aが、入力された複数章のストーリーの生成テキストデータGTの変更指示情報PTを第1サーバ120へ送信する。
なお、変更指示情報PTには、ストーリードラフト表示領域112eにおけるストーリーの章ごとの箇所と対応した変更指示入力領域112fにおける変更指示の入力欄の情報が含まれる。
つまり、変更指示情報PTには、どの章についての変更指示であるかについての情報が含まれる。
ステップS8では、ストーリー変更実行ステップとして、第1サーバ120が、受信した変更指示情報PTに基づいて、第2サーバ130の事前学習済み人工知能手段131の一例であるチャットGPTを用いて複数章のストーリーの生成テキストデータGTの変更を実行する。
つまり、第1ユーザーの要望を生成テキストデータGTに反映させる変更を実行する。
【0034】
ステップS9では、変更後ストーリー送信ステップとして、第1サーバ120が、実行して得た複数章のストーリーの変更後生成テキストデータGT1を第1ユーザー端末110Aへ送信する。
ステップS10では、変更後ストーリー表示・音声出力ステップとして、第1ユーザー端末110Aが、受信した複数章のストーリーの変更後生成テキストデータGT1をブラウザ111に表示または音声出力する。
【0035】
より具体的には、
図5に示すように、第1ユーザー端末110Aのブラウザ111のストーリークリエイト画面112のストーリードラフト表示領域112eにおいて、一例として、受信した複数章のストーリーの変更後生成テキストデータGT1が表示される。
この際、ストーリークリエイト画面112の変更指示入力領域112fには、変更指示が入力自在となっている。
また、ストーリークリエイト画面112には、「変更指示送信」ボタン112g、「保存・公開」ボタン112hが設けられている。
【0036】
これにより、第1ユーザーは、ブラッシュアップされた複数章のストーリーの内容を確認することができる。
そして、第1ユーザーが、この内容について、さらにブラッシュアップしたいと思った場合、ストーリークリエイト画面112の変更指示入力領域112fにおいて、変更指示が入力自在に設けられている。
また、第1ユーザーがこの内容について満足した場合に保存・公開するための「保存・公開」ボタン112hが設けられている。
【0037】
ステップS11では、保存・公開操作有無判定ステップとして、第1ユーザー端末110Aのブラウザ111のストーリークリエイト画面112において、「保存・公開」ボタン112hが操作されたか否かを第1ユーザー端末110Aが判定する。
操作されたと判定した場合はステップS12へ進み、他方、まだないと判定した場合はステップS6へ戻り、「変更指示送信」ボタン112gの操作、または、「保存・公開」ボタン112hの操作のいずれかを待つ。
【0038】
ステップS12では、保存・公開ステップとして、「保存・公開」ボタン112hが操作されたときに第1ユーザー端末110Aにおいて表示または音声出力されていた複数章のストーリーの生成テキストデータGTまたは変更後生成テキストデータGT1を、第1サーバ120が保存するとともに公開する。
これにより、前述したように、第1ユーザー端末110Aの第1ユーザーが考えたストーリーのあらすじに沿って複数章のストーリーである生成テキストデータGTが生成され、第1ユーザーの希望に応じて具体的な意図が反映されて変更後生成テキストデータGT1が出来上がり、さらに、保存・公開操作によって公開される。
その結果、第1ユーザーはクリエイター体験をすることができる。
つまり、第1ユーザーは、ストーリークリエーターとしてストーリーについて希望に応じて自身の意図を反映させてチューニングすることができ、ある程度満足のいく出来上がりになったときに保存することができる。
【0039】
さらに、
図6に示すように、第1サーバ120と通信自在であり第1ユーザー端末110Aと異なる第2ユーザー端末110Bが第1サーバ120へアクセスすると、第2ユーザー端末110Bのブラウザ111が、ストーリークリエイト公開画面113を表示する。
このストーリークリエイト公開画面113には、第1ユーザーが公開設定したストーリーのタイトル情報TL、概要情報ABが掲載される。
また、ストーリークリエイト公開画面113には、「購入手続へ」ボタン113aが設けられていて、第1ユーザーが設定したストーリーを、第2ユーザーが購入可能になっている。
そして、第2ユーザーが「購入手続へ」ボタン113aを操作して、手続が完了すると、第1ユーザーが設定したストーリーの生成テキストデータGTまたは変更後生成テキストデータGT1が、第2ユーザー端末110Bのブラウザ111に表示される。
【0040】
さらに本実施例では、
図7に示すように、第2ユーザー端末110Bが、第1サーバ120にアクセスして、第2ユーザー端末110Bのブラウザ111が、ストーリー購読者用クリエイト画面114を表示する。
ストーリー購読者用クリエイト画面114には、登場人物選択114a、属性情報入力欄114b、「送信」ボタン114cが設けられている。
登場人物選択114aが選択されると、その登場人物についての属性情報入力欄114bが入力自在となり、その登場人物の名前も変更自在となる。
そして、第2ユーザー端末110Bのブラウザ111のストーリー購読者用クリエイト画面114において登場人物の属性情報CTが入力されて、「送信」ボタン114cが操作されたとする。
すると、第2ユーザー端末110Bから複数章のストーリーについての登場人物の属性情報CTおよび第2ユーザーの識別情報が第1サーバ120へ送信される。
ここで、第2ユーザーの識別情報は、ログイン時のログイン情報、購入時の識別情報、第2ユーザーの電子メールアドレス情報などでもよい。
なお、登場人物の属性情報CTとして選択した登場人物の名前を第2ユーザーの名前や任意の名前に変更することも可能である。
【0041】
さらに、第1サーバ120が、第2サーバ130の事前学習済み人工知能手段131の一例であるチャットGPTを用いて生成テキストデータGTまたは変更後生成テキストデータGT1を基礎として、受信した登場人物の属性情報CTを反映させた登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2を生成する。
そして、第1サーバ120が、第2ユーザーの識別情報に基づいて、登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2を第2ユーザー端末110Bへ送信する。
すると、
図8に示すように、第2ユーザー端末110Bが、受信した登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2をブラウザ111のストーリー購読者用クリエイト画面114に表示または音声出力するように構成されている。
【0042】
これにより、第2ユーザーが設定した登場人物の属性情報CTが複数章のストーリーである登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2に反映され、反映された複数章のストーリーである登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2が自身の第2ユーザー端末110Bにおいて表示または音声出力される。
その結果、第2ユーザーが登場人物となった複数章のストーリーである登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2を楽しむことができる。
さらに、第2ユーザーもクリエイター体験をすることができる。
【0043】
また本実施例では、
図9に示すように、複数章のストーリーの登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2が、章ごとに分けて第1サーバ120から第2ユーザー端末110Bへ送信される。
そして、第2ユーザー端末110Bのブラウザ111のストーリー購読者用クリエイト画面114には、章ごとにストーリーの登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2が表示される。
【0044】
ここで、ストーリー購読者用クリエイト画面114には、次回以降の要望入力欄114d、「送信」ボタン114cが設けられている。
そして、第2ユーザー端末110Bのブラウザ111のストーリー購読者用クリエイト画面114の要望入力欄114dにおいて次回のストーリーの要望情報RQが入力されて、「送信」ボタン114cが操作されたとする。
すると、第2ユーザー端末110Bから次回のストーリーの要望情報RQが第1サーバ120へ送信される。
【0045】
続けて、第1サーバ120が、第2サーバ130の事前学習済み人工知能手段131の一例であるチャットGPTを用いて次回以降の登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2を基礎として、受信した次回のストーリーの要望情報RQを反映させた要望反映版変更後生成テキストデータGT3を生成する。
そして、例えば今回のストーリーの配信日から3日後など所定タイミングになったとき、第1サーバ120が、次回分の要望反映版変更後生成テキストデータGT3を第2ユーザー端末110Bへ送信する。
すると、
図10に示すように、第2ユーザー端末110Bが、受信した要望反映版変更後生成テキストデータGT3をブラウザ111のストーリー購読者用クリエイト画面114に表示または音声出力するように構成されている。
【0046】
これにより、第2ユーザーの要望が適宜次回以降に反映されて、第1ユーザーのあらすじをある程度保ちつつ、第2ユーザーの要望に沿ったストーリーとなる。
その結果、第2ユーザーは自分好みのストーリーを楽しむことができる。
さらに、第2ユーザーもクリエイター体験をすることができる。
【0047】
さらに本実施例では、第1ユーザーおよび第2ユーザーと異なる第3ユーザーが、第1ユーザーの設定したストーリーをストーリークリエイト公開画面113において購入したとする。
この場合、
図11に示すように、第1ユーザー端末110Aおよび第2ユーザー端末110Bと異なる第3ユーザー端末110Cが、第1サーバ120にアクセスして、第3ユーザー端末110Cのブラウザ111が、ストーリー購読者用クリエイト画面114を表示する。
ストーリー購読者用クリエイト画面114には、登場人物選択114a、属性情報入力欄114b、「送信」ボタン114cが設けられている。
登場人物選択114aが選択されると、その登場人物についての属性情報入力欄114bが入力自在となり、その登場人物の名前も変更自在となる。
【0048】
第3ユーザー端末110Cのブラウザ111のストーリー購読者用クリエイト画面114において、第2ユーザーが既に入力した登場人物の対象と異なる登場人物の属性情報CTが入力されて、「送信」ボタン114cが操作されたとする。
すると、第3ユーザー端末110Cから複数章のストーリーについての登場人物の属性情報CTおよび第3ユーザーの識別情報が第1サーバ120へ送信される。
ここで、第3ユーザーの識別情報は,ログイン情報、購入時の識別情報、第3ユーザーの電子メールアドレス情報などでもよい。
なお、登場人物の属性情報CTとして選択した登場人物の名前を第3ユーザーの名前や任意の名前に変更することも可能である。
【0049】
さらに、第1サーバ120が、第2サーバ130の事前学習済み人工知能手段131の一例であるチャットGPTを用いて生成テキストデータGTまたは変更後生成テキストデータGT1を基礎として、受信した登場人物の属性情報CTを反映させた登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2を生成する。
そして、第1サーバ120が、第3ユーザーの識別情報に基づいて、登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2を第3ユーザー端末110Cへ送信する。
すると、
図12に示すように、第3ユーザー端末110Cが、受信した登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2をブラウザ111のストーリー購読者用クリエイト画面114に表示または音声出力する。
【0050】
なお、複数章のストーリーの登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2が、章ごとに分けて第1サーバ120から第3ユーザー端末110Cへ送信される。
そして、第3ユーザー端末110Cのブラウザ111のストーリー購読者用クリエイト画面114には、章ごとにストーリーの登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2が表示される。
ここで、ストーリー購読者用クリエイト画面114には、次回以降の要望入力欄114d、「送信」ボタン114cが設けられている。
そして、
図12に示すように、第3ユーザー端末110Cのブラウザ111のストーリー購読者用クリエイト画面114の要望入力欄114dにおいて次回のストーリーの要望情報RQが入力されて、「送信」ボタン114cが操作されたとする。
すると、第3ユーザー端末110Cから次回のストーリーの要望情報RQが第1サーバ120へ送信される。
【0051】
続けて、
図13に示すように、第1サーバ120が、第2サーバ130の事前学習済み人工知能手段131の一例であるチャットGPTを用いて次回以降の登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2を基礎として、受信した第2ユーザーによる次回のストーリーの要望情報RQおよび第3ユーザーによる次回のストーリーの要望情報RQを反映させた要望反映版変更後生成テキストデータGT3を生成する。
つまり、第1サーバ120が、第2ユーザーによる次回のストーリーの要望情報RQおよび第3ユーザーによる次回のストーリーの要望情報RQを合成し、合成した要望情報RQをプロンプトして第2サーバ130の事前学習済み人工知能手段131の一例であるチャットGPTへ送っている。
【0052】
ここで、複数章のストーリーは例えば、3日毎や1週間毎など所定タイミングでユーザー端末へ配信されるものであり、第2ユーザーおよび第3ユーザーは、同じストーリーを購読しているユーザーであって、各章のストーリーを同じ期間(今回の章が配信されてから次の章が配信されるまでの期間)に次回のストーリーの要望情報RQを入力して送信した関係のユーザーである。
そして、例えば今回のストーリーの配信日から3日後など所定タイミングになったとき、第1サーバ120が、次回分の要望反映版変更後生成テキストデータGT3を第2ユーザー端末110Bおよび第3ユーザー端末110Cへ送信する。
すると、
図14に示すように、第2ユーザー端末110Bおよび第3ユーザー端末110Cが、受信した要望反映版変更後生成テキストデータGT3をブラウザ111のストーリー購読者用クリエイト画面114に表示または音声出力するように構成されている。
【0053】
これにより、複数の読者である第2ユーザー(田中エレナ)および第3ユーザー(伊藤アリス)がそれぞれ登場人物の一例である松本咲恵、安田梨花として参加したストーリーとなる。
その結果、読者である第2ユーザーおよび第3ユーザーは配信されるストーリーを一緒に楽しむことができる。
さらに、読者である第2ユーザーおよび第3ユーザーのそれぞれの要望が互いに要望の内容を知らないうちに次回配信のストーリーに適宜反映され、自身の要望のままにストーリーが展開せず意外性が出る。
その結果、自身の予想のつかない面白い展開のストーリーを楽しむことができる。
【0054】
なお、第2ユーザー(田中エレナ)および第3ユーザー(伊藤アリス)が、複数章のストーリーを最後まで一通り読み終えてから、再度、購読を申し込んで、少なくとも1人が前回の購読の際の次回のストーリーの要望情報RQと異なる要望情報RQを入力して送信すると、前回の購読の際の各章のストーリーの内容に対して、今回の購読の際の各章のストーリーの内容は異なる内容になる。
その結果、第2ユーザー(田中エレナ)および第3ユーザー(伊藤アリス)が同じメンバーで再度購読しても、その都度、違った展開を味わって楽しむことができる。
【0055】
また本実施例では、
図15に示すように、ユーザーの設定操作に基づいて、第2ユーザー端末110Bおよび第3ユーザー端末110Cが、それぞれユーザー端末の位置情報LCを第1サーバ120へ送信する。
すると、
図16に示すように、第1サーバ120が、第2サーバ130の事前学習済み人工知能手段131の一例であるチャットGPTを用いてそれぞれ設定された登場人物の行動について位置情報LCとして受信した位置情報LCを反映させた位置・要望反映版変更後生成テキストデータGT4を生成する。
そして、例えば今回のストーリーの配信日から3日後など、所定タイミングになったとき、第1サーバ120が、次回分の位置・要望反映版変更後生成テキストデータGT4を第2ユーザー端末110Bおよび第3ユーザー端末110Cへ送信する。
すると、
図17に示すように、第2ユーザー端末110Bおよび第3ユーザー端末110Cが、受信した位置・要望反映版変更後生成テキストデータGT4をブラウザ111のストーリー購読者用クリエイト画面114に表示または音声出力するように構成されている。
【0056】
これにより、読者である第2ユーザーおよび第3ユーザーの行動範囲の位置情報LCが配信されるストーリーの登場人物の行動範囲の情報として表れる。
その結果、読者である第2ユーザーおよび第3ユーザーはそれぞれ設定された登場人物に親しみを感じながらストーリーを楽しむことができる。
さらに、読者である第2ユーザーおよび第3ユーザーの行動範囲の位置情報LCが次回以降の登場人物の行動に影響する。
その結果、読者と登場人物とがリンクしているような臨場感のようなものを演出することができる。
【0057】
このようにして得られた本発明の実施例であるストーリー生成システム100は、ユーザー端末と第1サーバ120および第2サーバ130とを備えて、ユーザー端末である第1ユーザー端末110Aからストーリーのタイトル情報TLおよび概要情報ABが第1サーバ120へ送信されると、第1サーバ120が、受信したタイトル情報TLおよび概要情報ABに基づいて第2サーバ130の事前学習済み人工知能手段131の一例であるチャットGPTを用いて複数章のストーリーのテキストデータ生成を実行し、実行して得た複数章のストーリーの生成テキストデータGTを第1ユーザー端末110Aへ送信し、第1ユーザー端末110Aが、受信した複数章のストーリーの生成テキストデータGTをブラウザ111に表示または音声出力し、第1ユーザー端末110Aから複数章のストーリーの生成テキストデータGTの変更指示情報PTが第1サーバ120へ送信されると、第1サーバ120が、受信した変更指示情報PTに基づいて第2サーバ130の事前学習済み人工知能手段131の一例であるチャットGPTを用いて複数章のストーリーの生成テキストデータGTの変更を実行し、実行して得た複数章のストーリーの変更後生成テキストデータGT1を第1ユーザー端末110Aへ送信し、第1ユーザー端末110Aが、受信した複数章のストーリーの変更後生成テキストデータGT1をブラウザ111に表示または音声出力し、第1ユーザー端末110Aにおいて保存・公開操作があったとき、第1サーバ120が、そのときに第1ユーザー端末110Aにおいて表示または音声出力されていた複数章のストーリーの生成テキストデータGTまたは変更後生成テキストデータGT1を保存するとともに公開する構成であることにより、第1ユーザーは、ストーリークリエーターとしてストーリーについて希望に応じて自身の意図を反映させてチューニングすることができ、ある程度満足のいく出来上がりになったときに保存することができる。
【0058】
さらに、第1サーバ120と通信自在であり第1ユーザー端末110Aと異なる第2ユーザー端末110Bが、第1サーバ120にアクセスして、第2ユーザー端末110Bのブラウザ111が、公開された生成テキストデータGTまたは変更後生成テキストデータGT1である複数章のストーリーについてのタイトル情報TLおよび概要情報ABを表示し、第2ユーザー端末110Bのブラウザ111において登場人物の属性情報CTおよび第2ユーザーの識別情報が入力されて、第2ユーザー端末110Bから複数章のストーリーについての登場人物の属性情報CTおよび第2ユーザーの識別情報が第1サーバ120へ送信されると、第1サーバ120が、第2サーバ130の事前学習済み人工知能手段131の一例であるチャットGPTを用いて生成テキストデータGTまたは変更後生成テキストデータGT1を基礎として、登場人物の属性情報CTを反映させた登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2を生成し、第2ユーザーの識別情報に基づいて、第2ユーザー端末110Bへ送信し、第2ユーザー端末110Bが、受信した登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2をブラウザ111に表示または音声出力する構成であることにより、第2ユーザーが登場人物となった複数章のストーリーを楽しむことができ、第2ユーザーもクリエイター体験をすることができる。
【0059】
また、複数章のストーリーの登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2が、章ごとに分けて第1サーバ120から第2ユーザー端末110Bへ送信され、第2ユーザー端末110Bのブラウザ111において次回のストーリーの要望情報RQが入力されて、第2ユーザー端末110Bから次回のストーリーの要望情報RQが第1サーバ120へ送信されると、第1サーバ120が、第2サーバ130の事前学習済み人工知能手段131の一例であるチャットGPTを用いて次回以降の登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2を基礎として、次回のストーリーの要望情報RQを反映させた要望反映版変更後生成テキストデータGT3を生成し、所定タイミングになったとき、次回分の要望反映版変更後生成テキストデータGT3を第2ユーザー端末110Bへ送信し、第2ユーザー端末110Bが、受信した要望反映版変更後生成テキストデータGT3をブラウザ111に表示または音声出力する構成であることにより、第2ユーザーは自分好みのストーリーを楽しむことができ、第2ユーザーもクリエイター体験をすることができる。
【0060】
さらに、第1サーバ120と通信自在であり第1ユーザー端末110Aおよび第2ユーザー端末110Bと異なる第3ユーザー端末110Cが、第1サーバ120にアクセスして、第3ユーザー端末110Cのブラウザ111が、公開された生成テキストデータGTまたは変更後生成テキストデータGT1である複数章のストーリーについてのタイトル情報TLおよび概要情報ABを表示し、第3ユーザー端末110Cのブラウザ111において第2ユーザーが入力した登場人物の対象と異なる登場人物の属性情報CTおよび第3ユーザーの識別情報が入力されて、第3ユーザー端末110Cから複数章のストーリーについての登場人物の属性情報CTおよび第3ユーザーの識別情報が第1サーバ120へ送信されると、第1サーバ120が、第2サーバ130の事前学習済み人工知能手段131の一例であるチャットGPTを用いて生成テキストデータGTまたは変更後生成テキストデータGT1を基礎として、登場人物の属性情報CTを反映させた登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2を生成し、第3ユーザーの識別情報に基づいて、第3ユーザー端末110Cへ送信し、第3ユーザー端末110Cが、受信した登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2をブラウザ111に表示または音声出力し、第3ユーザー端末110Cのブラウザ111において次回のストーリーの要望情報RQが入力されて、第3ユーザー端末110Cから次回のストーリーの要望情報RQが第1サーバ120へ送信されると、第1サーバ120が、第2サーバ130の事前学習済み人工知能手段131の一例であるチャットGPTを用いて次回以降の登場人物反映版変更後生成テキストデータGT2を基礎として、第2ユーザーによる次回のストーリーの要望情報RQおよび第3ユーザーによる次回のストーリーの要望情報RQを反映させた要望反映版変更後生成テキストデータGT3を生成し、所定タイミングになったとき、次回分の要望反映版変更後生成テキストデータGT3を第2ユーザー端末110Bおよび第3ユーザー端末110Cへ送信し、第2ユーザー端末110Bおよび第3ユーザー端末110Cが、受信した要望反映版変更後生成テキストデータGT3をブラウザ111に表示または音声出力する構成であることにより、読者である第2ユーザーおよび第3ユーザーは配信されるストーリーを一緒に楽しむことができ、さらに、自身の予想のつかない面白い展開のストーリーを楽しむことができる。
【0061】
また、第2ユーザー端末110Bおよび第3ユーザー端末110Cが、それぞれユーザー端末の位置情報LCを第1サーバ120へ送信し、第1サーバ120が、第2サーバ130の事前学習済み人工知能手段131の一例であるチャットGPTを用いてそれぞれ設定された登場人物の行動について位置情報LCとして受信した位置情報LCを反映させた位置・要望反映版変更後生成テキストデータGT4を生成し、所定タイミングになったとき、次回分の位置・要望反映版変更後生成テキストデータGT4を第2ユーザー端末110Bおよび第3ユーザー端末110Cへ送信し、第2ユーザー端末110Bおよび第3ユーザー端末110Cが、受信した位置・要望反映版変更後生成テキストデータGT4をブラウザ111に表示または音声出力する構成であることにより、読者である第2ユーザーおよび第3ユーザーはそれぞれ設定された登場人物に親しみを感じながらストーリーを楽しむことができ、さらに、読者と登場人物とがリンクしているような臨場感のようなものを演出することができる。
【0062】
さらに本発明の実施例であるストーリー生成システム100のプログラムは、ユーザー端末である第1ユーザー端末110Aにおける第1ユーザーの操作に基づいて第1ユーザー端末110Aが、入力されたストーリーのタイトル情報TLおよび概要情報ABを第1サーバ120へ送信するタイトル・概要送信ステップS2と、第1サーバ120が、受信したタイトル情報TLおよび概要情報ABに基づいて第2サーバ130の事前学習済み人工知能手段131の一例であるチャットGPTを用いて、複数章のストーリーのテキストデータ生成を実行する生成実行ステップS3と、第1サーバ120が、実行して得た複数章のストーリーの生成テキストデータGTを第1ユーザー端末110Aへ送信するラフストーリー送信ステップS4と、第1ユーザー端末110Aが、受信した複数章のストーリーの生成テキストデータGTをブラウザ111に表示または音声出力するラフストーリー表示・音声出力ステップS5と、第1ユーザー端末110Aにおける変更指示操作に基づいて第1ユーザー端末110Aが、入力された複数章のストーリーの生成テキストデータGTの変更指示情報PTを第1サーバ120へ送信する変更指示送信ステップS7と、第1サーバ120が、受信した変更指示情報PTに基づいて第2サーバ130の事前学習済み人工知能手段131の一例であるチャットGPTを用いて、複数章のストーリーの生成テキストデータGTの変更を実行するストーリー変更実行ステップS8と、第1サーバ120が、実行して得た複数章のストーリーの変更後生成テキストデータGT1を第1ユーザー端末110Aへ送信する変更後ストーリー送信ステップS9と、第1ユーザー端末110Aが、受信した複数章のストーリーの変更後生成テキストデータGT1をブラウザ111に表示または音声出力する変更後ストーリー表示・音声出力ステップS10と、第1ユーザー端末110Aにおいて保存・公開操作があったとき、第1サーバ120が、そのときに第1ユーザー端末110Aにおいて表示または音声出力されていた複数章のストーリーの生成テキストデータGTまたは変更後生成テキストデータGT1を保存するとともに公開する保存・公開ステップS12とを有していることにより、第1ユーザーは、ストーリークリエーターとしてストーリーについて希望に応じて自身の意図を反映させてチューニングすることができ、ある程度満足のいく出来上がりになったときに保存することができるなど、その効果は甚大である。