(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025026000
(43)【公開日】2025-02-21
(54)【発明の名称】積層造形溶接方法
(51)【国際特許分類】
B23K 9/16 20060101AFI20250214BHJP
B23K 9/04 20060101ALI20250214BHJP
B23K 9/167 20060101ALI20250214BHJP
B23K 9/173 20060101ALI20250214BHJP
B23K 9/073 20060101ALI20250214BHJP
B23K 10/02 20060101ALI20250214BHJP
【FI】
B23K9/16 K
B23K9/04 Z
B23K9/04 G
B23K9/167 A
B23K9/173 A
B23K9/073 545
B23K10/02 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023131316
(22)【出願日】2023-08-10
(71)【出願人】
【識別番号】000000262
【氏名又は名称】株式会社ダイヘン
(72)【発明者】
【氏名】高田 賢人
【テーマコード(参考)】
4E001
4E082
【Fターム(参考)】
4E001AA03
4E001BB07
4E001BB09
4E001BB11
4E001DD02
4E001DD04
4E082AA03
4E082AA08
4E082AA09
4E082AB01
4E082EC20
4E082EF07
(57)【要約】
【課題】アーク溶接による積層造形溶接方法において、ビードに凹凸形状が発生することを抑制して高品質の造形物を製造すること。
【解決手段】溶接トーチWTから送給される溶接ワイヤ1をアーク溶接によって溶融及び凝固させてビードを形成し、形成されたビードを積層させて造形物を製造する積層造形溶接方法において、アーク溶接は、先行する消耗電極アーク3b及び後行する非消耗電極アーク3aから形成される2電極アーク溶接である。消耗電極アーク3bの溶接ワイヤ1の送給速度Frを入力とする関数によって非消耗電極アーク3aの溶接電流Iaの値を算出する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
溶接トーチから送給される溶接ワイヤをアーク溶接によって溶融及び凝固させてビードを形成し、形成された前記ビードを積層させて造形物を製造する積層造形溶接方法において、
前記アーク溶接は、先行する消耗電極アーク及び後行する非消耗電極アークから形成される2電極アーク溶接である、
ことを特徴とする積層造形溶接方法。
【請求項2】
前記消耗電極アークの前記溶接ワイヤの送給速度を入力とする関数によって前記非消耗電極アークの溶接電流の値を算出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の積層造形溶接方法。
【請求項3】
前記消耗電極アークの溶接状態の安定性と相関する指標を検出し、
前記指標に基づいて前記非消耗電極アークの溶接電流の値を制御する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の積層造形溶接方法。
【請求項4】
前記消耗電極アークは短絡期間及びアーク期間を繰り返す短絡移行アークであり、
前記指標は、前記短絡期間の時間長さ、前記アーク期間の時間長さ及びアーク切れの発生の少なくとも一つに基づいて検出される、
ことを特徴とする請求項3に記載の積層造形溶接方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、溶接トーチから送給される溶接ワイヤをアーク溶接によって溶融及び凝固させてビードを形成し、形成されたビードを積層させて造形物を製造する積層造形溶接方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
金属材料に対する3Dプリンタは、アーク、レーザ等の熱源によって金属ワイヤ又は金属粉体を溶融させてビードを形成し、形成されたビードを積層させて造形物を製造する。
【0003】
特許文献1の発明は、消耗電極アークを用いた積層造形溶接方法であって、ビード層を形成するビード造形工程と、ビード層の形状を計測する工程と、計測されたビード層の形状に応じてビード層を平滑にするための平滑用ビードを形成する平滑用ビード造形工程と、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
積層工程において、溶接状態が不安定になると、形成されるビードが凹凸形状になることが度々ある。凹凸形状は次の層の溶接によって平坦に改善される場合もあるが、ほとんどの場合は凹凸形状が改善されず、そのまま積層され外観不良になる。特許文献1の発明では、ビードの凹凸形状を計測して、凹凸形状を平坦にする工程を行う。しかし、この方法では、計測工程及び平坦工程が必要であり、作業効率が低下する。
【0006】
そこで、本発明では、アーク溶接による積層造形溶接方法において、ビードに凹凸形状が発生することを抑制して高品質の造形物を製造することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、
溶接トーチから送給される溶接ワイヤをアーク溶接によって溶融及び凝固させてビードを形成し、形成された前記ビードを積層させて造形物を製造する積層造形溶接方法において、
前記アーク溶接は、先行する消耗電極アーク及び後行する非消耗電極アークから形成される2電極アーク溶接である、
ことを特徴とする積層造形溶接方法である。
【0008】
請求項2の発明は、
前記消耗電極アークの前記溶接ワイヤの送給速度を入力とする関数によって前記非消耗電極アークの溶接電流の値を算出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の積層造形溶接方法である。
【0009】
請求項3の発明は、
前記消耗電極アークの溶接状態の安定性と相関する指標を検出し、
前記指標に基づいて前記非消耗電極アークの溶接電流の値を制御する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の積層造形溶接方法である。
【0010】
請求項4の発明は、
前記消耗電極アークは短絡期間及びアーク期間を繰り返す短絡移行アークであり、
前記指標は、前記短絡期間の時間長さ、前記アーク期間の時間長さ及びアーク切れの発生の少なくとも一つに基づいて検出される、
ことを特徴とする請求項3に記載の積層造形溶接方法である。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係るアーク溶接による積層造形溶接方法によれば、ビードに凹凸形状が発生することを抑制して高品質の造形物を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明の実施の形態に係る積層造形溶接方法を実施するための溶接装置のブロック図である。
【
図2】本発明の実施の形態に係る積層造形溶接方法を示す
図1の溶接装置における各信号のタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0014】
図1は、本発明の実施の形態に係る積層造形溶接方法を実施するための溶接装置のブロック図である。以下、同図を参照して各ブロックについて説明する。
【0015】
破線で囲まれた溶接トーチWTは、非消耗電極1aと、それを取り囲むプラズマガスノズル4と消耗電極である溶接ワイヤ1bに給電する給電チップ6と、プラズマガスノズル4及び給電チップ6の両方を取り囲むシールドガスノズル5と、を備えている。非消耗電極1aには、タングステン電極等が使用される。非消耗電極1aとワーク2との間に非消耗電極アーク3aが発生する。溶接ワイヤ1bとワーク2との間に消耗電極アーク3bが発生する。同図では、非消耗電極アーク3aがプラズマアークの場合であるが、ティグアークであっても良い。同図では、プラズマガスノズル4及び給電チップ6の両方を一つのシールドガスノズル5が取り囲んでいるが、それぞれ別のシールドガスノズル5に取り囲まれるようにしても良い。非消耗電極アーク3aと消耗電極アーク3bとでそれぞれ別の溶接トーチWTとしても良い。この場合には、2第のロボットRMにそれぞれの溶接トーチを搭載する。
【0016】
プラズマガスノズル4内をプラズマガスが流れる。また、シールドガスノズル5内をシールドガスが流れる。プラズマガスにはアルゴンガスが使用される。シールドガスには炭酸ガス又はアルゴンガスと炭酸ガスとの混合ガスが使用される。
【0017】
非消耗電極アーク3aは非消耗電極1aとワーク2との間に発生し、非消耗電極溶接電流Iaが通電する。消耗電極アーク3bは溶接ワイヤ1bとワーク2との間に発生し、溶接電流Ibが通電し溶接電圧Vbが印加する。非消耗電極アーク3aは、非消耗電極1aが負極となり、ワーク2が正極となって発生する。消耗電極アーク3bは、溶接ワイヤ1bが正極となり、ワーク2が負極となって発生する。消耗電極アーク3bが先行となり、非消耗電極アーク3aが後行となる2電極アークとなる。両アークの離間距離は、一つの溶融池を形成する距離又は独立した溶融池を形成する距離に設定され、3~10mm程度である。溶接トーチWTから送給される溶接ワイヤ1bを消耗電極アーク3bによって溶融・凝固させ、非消耗電極アーク3aによってビードが平坦になるように再溶融・凝固させてビードを形成し、形成されたビードを積層させて造形物を製造する。
【0018】
ロボットRMは、上記の溶接トーチWT及び後述する送給機WMを搭載しており、後述する移動制御信号Rcを入力として移動が制御される。
【0019】
ロボット制御装置RCは、予め記憶されている教示データに従ってロボットRMを移動制御するための移動制御信号Rcを出力する。ロボット制御装置RCは、積層造形物の形状データに基づいて複数の層に分割して各層の形状を表す層形状データを生成する。さらに、ロボット制御装置RCは、生成された層形状データに基づいてトーチ先端位置の移動軌跡を教示データとして記憶する。
【0020】
溶接電圧設定回路VRは、予め定めた溶接電圧設定信号Vrを出力する。送給速度設定回路FRは、予め定めた送給速度設定信号Frを出力する。
【0021】
溶接電圧検出回路VDは、上記の溶接電圧Vbを検出して溶接電圧検出信号Vdを出力する。短絡判別回路SDは、上記の溶接電圧検出信号Vdを入力として、この値が基準電圧値(10V程度)以上のときは消耗電極アーク3bの溶接状態が短絡期間にあると判別してHighレベルとなり、未満のときはアーク期間にあると判別してLowレベルになる短絡判別信号Sdを出力する。溶接電流検出回路IDは、上記の溶接電流Ibを検出して溶接電流検出信号Idを出力する。
【0022】
溶接状態指標回路ADは、上記の短絡判別信号Sd及び上記の溶接電流検出信号Idを入力として、以下の処理を行い、溶接状態指標信号Adを出力する。
1)短絡判別信号SdがHighレベル(短絡期間)である時間長さが基準値(10ms程度)以上のときは所定期間(50ms程度)だけHighレベルとなる溶接状態指標信号Adを出力する。
2)短絡判別信号SdがLowレベル(アーク期間)である時間長さが基準値(20ms程度)以上のときは所定期間(50ms程度)だけHighレベルとなる溶接状態指標信号Adを出力する。
3)溶接電流検出信号Idの値が0となりアーク切れを判別したときは所定期間(50ms程度)だけHighレベルとなる溶接状態指標信号Adを出力する。
【0023】
非消耗電極溶接電流設定回路IARは、上記の送給速度設定信号Frを入力として、予め定めた関数によって算出された非消耗電極溶接電流設定信号Iarを出力する。関数は、送給速度設定信号Frの値が大きくなるほど算出される値が大きくなる関数である。関数は、非消耗電極アーク3aによってビードを平坦にすることができるように予め実験によって設定される。
【0024】
非消耗電極溶接電流制御設定回路ICRは、上記の非消耗電極溶接電流設定信号Iar及び上記の溶接状態指標信号Adを入力として、溶接状態指標信号AdがLowレベルのときは非消耗電極溶接電流設定信号Iarの値を非消耗電極溶接電流制御設定信号Icrとして出力し、溶接状態指標信号AdがHighレベルのときは非消耗電極溶接電流設定信号Iarの値に予め定めた増加値(50A程度)を加算した値を非消耗電極溶接電流制御設定信号Icrとして出力する。
【0025】
非消耗電極アーク用溶接電源PSAは、上記の非消耗電極溶接電流制御設定信号Icrを入力として、定電流制御によって非消耗電極溶接電流制御設定信号Icrによって設定された非消耗電極溶接電流Iaを出力する。
【0026】
消耗電極アーク用溶接電源PSBは、上記の溶接電圧設定信号Vrを入力として、定電圧制御によって溶接電圧設定信号Vrによって設定された溶接電圧Vbを出力する。
【0027】
送給機WMは、上記の送給速度設定信号Frを入力として、溶接ワイヤ1bを送給速度設定信号Frによって設定された送給速度で送給する。同図は、溶接ワイヤ1bを定速送給する場合であるが、溶接ワイヤ1bをアーク期間中は正送し短絡期間中は逆送する正逆送給としても良い。
【0028】
図2は、本発明の実施の形態に係る積層造形溶接方法を示す
図1の溶接装置における各信号のタイミングチャートである。同図(A)は先行する消耗電極アークの溶接電圧Vbの時間変化を示し、同図(B)は先行する消耗電極アークの溶接電流Ibの時間変化を示し、同図(C)は後行する非消耗電極アークの非消耗電極溶接電流Iaの時間変化を示し、同図(D)は溶接状態指標信号Adの時間変化を示す。以下、同図及び
図1を参照して各信号の動作について説明する。
【0029】
同図は、消耗電極アーク3bが溶接ワイヤ1とワーク2との間でアーク期間と短絡期間とを繰り返す短絡移行アークの場合である。
【0030】
時刻t1~t2の短絡期間中は、同図(A)に示すように、溶接電圧Vbは数Vの短絡電圧値となり、同図(B)に示すように、溶接電流Ibは経時的に増加する。時刻t2~t3のアーク期間中は、同図(A)に示すように、溶接電圧Vbは数十Vのアーク電圧値となり、同図(B)に示すように、溶接電流Ibは経時的に減少する。時刻t3~t4の短絡期間及び時刻t4~t5のアーク期間の動作も同様となる。
【0031】
時刻t5からの短絡期間の時間長さが時刻t51において基準値に達すると、同図(B)に示すように、溶接電流Ibは短絡解除電流値まで急増する。そして、時刻t51において、同図(D)に示すように、溶接状態指標信号AdがHighレベルとなり、時刻t51~t9の所定期間中Highレベルを維持する。 同図(C)に示すように、時刻t51以前は溶接状態指標信号AdがLowレベルであるので、非消耗電極溶接電流Iaは
図1の非消耗電極溶接電流設定信号Iarによって設定された値となる。 非消耗電極溶接電流設定信号Iarは、
図1の送給速度設定信号Frの値を入力とする予め定めた関数によって算出された値となる。関数は、送給速度設定信号Frの値が大きくなるほど算出される値が大きくなる関数である。関数は、非消耗電極アーク3aによってビードを平坦にすることができるように予め実験によって設定される。
【0032】
同図(C)に示すように、時刻t51~t9の所定期間中は溶接状態指標信号AdがHighレベルであるので、非消耗電極溶接電流Iaは
図1の非消耗電極溶接電流設定信号Iarに予め定めた増加値を加算した値となる。
【0033】
時刻t6~t7はアーク期間となり、時刻t7~t8は短絡期間となり、時刻t8~t9はアーク期間となり、時刻t9~t10は短絡期間となる。
【0034】
時刻t9において、所定期間が終了すると、同図(D)に示すように、溶接状態指標信号AdはLowレベルに戻る。これに応動して、同図(C)に示すように、非消耗電極溶接電流Iaは時刻t51以前の値に戻る。
【0035】
同図(D)に示す溶接状態指標信号Adは、消耗電極アークの溶接状態の安定性と相関する指標である。溶接状態指標信号Adは、短絡期間の時間長さが基準値以上のとき、アーク期間の時間長さが基準値以上のとき及びアーク切れが発生したときの少なくとも一つが発生したときに溶接状態が不安定な状態であると判別して所定期間中Highレベルとなる。所定期間中は、同図(C)に示す非消耗電極溶接電流Iaの値を増加値だけ増加させる。これにより、消耗電極アークの溶接状態が不安定になったことに起因して生じるビードの凹凸形状を、非消耗電極アークの電流値を増加させて入熱を大きくすることによって、ビードを平坦にすることができる。所定期間はビードを平坦にすることができる時間であり、50~100MS程度である。同図では、時刻t51~t9の所定期間中に短絡期間及びアーク期間が2周期の場合として表示しているが、実際は5~10周期程度となる。
【0036】
以下、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態によれば、溶接トーチから送給される溶接ワイヤをアーク溶接によって溶融及び凝固させてビードを形成し、形成されたビードを積層させて造形物を製造する積層造形溶接方法において、アーク溶接は、先行する消耗電極アーク及び後行する非消耗電極アークから形成される2電極アーク溶接である。先行する消耗電極アークによって溶融池を形成して凝固させてビードを形成する。凝固過程にある溶融池を非消耗電極アークによって再溶融した上で凝固させることで、ビードが凹凸形状になることを抑制して平坦にすることができる。
【0037】
さらに好ましくは、本実施の形態によれば、消耗電極アークの溶接ワイヤの送給速度を入力とする関数によって非消耗電極アークの溶接電流の値を算出する。消耗電極アークの送給速度が大きくなるほど溶融池が大きくなるために、再溶融させるための非消耗電極アークの入熱は大きくなる必要がある。このために、非消耗電極アークの溶接電流の値を送給速度を入力とする関数によって設定すれば、溶融池の再溶融を円滑に行うことができるので、ビードが凹凸形状になることをより抑制することができる。
【0038】
さらに好ましくは、本実施の形態によれば、消耗電極アークの溶接状態の安定性と相関する指標を検出し、指標に基づいて非消耗電極アークの溶接電流の値を制御する。消耗電極アークの溶接状態が不安定になるとビードが凹凸形状になる可能性が高くなる。そこで、消耗電極アークの溶接状態の安定性と相関する指標に基づいて非消耗電極アークの溶接電流の値を変化させれば、凹凸形状の発生をより効果的に抑制することができる。
【0039】
さらに好ましくは、本実施の形態によれば、消耗電極アークは短絡期間及びアーク期間を繰り返す短絡移行アークであり、指標は、短絡期間の時間長さ、アーク期間の時間長さ及びアーク切れの発生の少なくとも一つに基づいて検出される。これにより、消耗電極アークの溶接状態の安定性を検出することができるので、検出結果に基づいて非消耗電極アークの溶接電流の値を変化させれば、凹凸形状の発生をより効果的に抑制することができる。
【符号の説明】
【0040】
1a 非消耗電極
1b 溶接ワイヤ(消耗電極)
2 ワーク
3a 非消耗電極アーク
3b 消耗電極アーク
4 プラズマガスノズル
5 シールドガスノズル
6 給電チップ
AD 溶接状態指標回路
Ad 溶接状態指標信号
FR 送給速度設定回路
Fr 送給速度設定信号
Ia 非消耗電極溶接電流
IAR 非消耗電極溶接電流設定回路
Iar 非消耗電極溶接電流設定信号
Ib (消耗電極アークの)溶接電流
ICR 非消耗電極溶接電流制御設定回路
Icr 非消耗電極溶接電流制御設定信号
ID 溶接電流検出回路
Id 溶接電流検出信号
PSA 非消耗電極アーク用溶接電源
PSB 消耗電極アーク用溶接電源
RC ロボット制御装置
Rc 移動制御信号
RN ロボット
SD 短絡判別回路
Sd 短絡判別信号
Vb (消耗電極アークの)溶接電圧
VD 溶接電圧検出回路
Vd 溶接電圧検出信号
VR 溶接電圧設定回路
Vr 溶接電圧設定信号
WM 送給機
WT 溶接トーチ