(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025026358
(43)【公開日】2025-02-21
(54)【発明の名称】CPVC電線管の内外壁水除去・冷却装置
(51)【国際特許分類】
B29C 48/88 20190101AFI20250214BHJP
B29C 48/09 20190101ALI20250214BHJP
B29C 71/00 20060101ALI20250214BHJP
【FI】
B29C48/88
B29C48/09
B29C71/00
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024119556
(22)【出願日】2024-07-25
(31)【優先権主張番号】202310995785.X
(32)【優先日】2023-08-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】524269136
【氏名又は名称】江蘇乾錦塑業科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100146374
【弁理士】
【氏名又は名称】有馬 百子
(72)【発明者】
【氏名】婁 玉清
(72)【発明者】
【氏名】陳 海昆
(72)【発明者】
【氏名】陳 磊
【テーマコード(参考)】
4F201
4F207
【Fターム(参考)】
4F201AA15
4F201AG08
4F201AH35
4F201AJ08
4F201AK02
4F201AM32
4F201BA07
4F201BC02
4F201BD05
4F201BR02
4F201BR15
4F201BR17
4F201BR38
4F207AA15
4F207AG08
4F207AH35
4F207AJ08
4F207AK02
4F207AM32
4F207KA01
4F207KA17
4F207KK54
4F207KK56
4F207KK90
4F207KM16
(57)【要約】 (修正有)
【課題】CPVC電線管の内外壁水除去・冷却装置を提供する。
【解決手段】架台1を備え、前記架台1の頂部の前側にエアポンプ2が連結固定され、エアポンプ2の後端に伸縮管201が連結固定され、エアポンプの頂部に頂部管202が連結固定され、前記架台1の頂部にエンドレススクリュー3が連結固定され、高圧空気をテーパー管に入れ、テーパーブッシュの導流により、高圧空気流を電線管の内壁に送風することができ、反転管306の平行移動を通じて、電線管の内壁の水流を後方に流出させることで、電線管の内壁の水を安定して除去することができ、高圧空気を傾斜管に入れ、傾斜管から電線管の湾曲側に送風し、電線管を頂部カバー507と底部カバーの内側で回転させることで、電線管の外壁にある液滴を外側に吹き飛ばすことができ、電線管の内壁と外壁から水を安定かつ迅速に除去する、CPVC電線管の内外壁水除去・冷却装置。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
CPVC電線管の内外壁水除去・冷却装置であって、
架台(1)を備え、
前記架台(1)の頂部の前側にエアポンプ(2)が連結固定され、
前記エアポンプ(2)の後端に伸縮管(201)が連結固定され、
前記伸縮管(201)の前端のフランジに電磁弁が連接され、
前記エアポンプ(2)の頂部に頂部管(202)が連結固定され、
前記頂部管(202)の内にバブルが設けられ、
前記架台(1)の頂部にエンドレススクリュー(3)が連結固定され、
前記エンドレススクリュー(3)のボールナット座の頂部にスライドベース(301)が連結固定され、
前記スライドベース(301)の頂部に軸受台(302)が連結固定され、
前記スライドベース(301)の頂部にステッピングモータ(303)が連結固定され、
前記ステッピングモータ(303)の左側にウォーム減速機(304)が連結固定され、
前記ウォーム減速機(304)の出力軸の左端にブッシュ支持枠(305)が連結固定され、
前記軸受台(302)の内側に反転管(306)が回転可能に連結され、
前記反転管(306)の前端は前記伸縮管(201)に回転可能に連結され、
前記ブッシュ支持枠(305)は前記反転管(306)の外側に被嵌され、
前記反転管(306)の後端にテーパー管(307)が連結固定され、
前記テーパー管(307)の内湾曲面に内支持枠(308)が連結固定され、
前記内支持枠(308)の後側にテーパーブッシュ(309)が連結固定され、
前記反転管(306)の外側に伝送フレーム(4)が連結固定され、
前記伝送フレーム(4)の外側にカム(401)が回転可能に連結され、
前記架台(1)の後側に冷却液タンク(5)が連結固定され、
前記冷却液タンク(5)内の前後両側に水流を導くプロペラ(501)が連結固定され、
前記冷却液タンク(5)の頂部の左右両側に頂部ブラケット(505)が連結固定され、
前記頂部ブラケット(505)の頂部にバネロッド(506)が連結固定され、
前記バネロッド(506)の底部に頂部カバー(507)が連結固定され、
前記頂部カバー(507)の内側頂部に傾斜管(508)が連結固定され、
前記傾斜管(508)の頂部は前記頂部管(202)に連結固定され、
前記バネロッド(506)の底部に底部カバー(7)が連結固定され、
前記底部カバー(7)の内湾曲面に凹カムB(701)が回転可能に連結され、
前記凹カムB(701)はベルトを通じて互いに伝動され、
前記底部カバー(7)の底部に排水溝(702)が連結固定され、
前記排水溝(702)の内側にストレーナ(703)が摺動可能に連結され、
前記底部カバー(7)の湾曲面に貫通溝(704)が貫通され、
前記貫通溝(704)の内側に電動伸縮ロッド(705)が回転可能に連結され、
前記底部カバー(7)の内湾曲面に偏向フレーム(706)が回転可能に連結され、
前記電動伸縮ロッド(705)伸縮部の頂部は前記偏向フレーム(706)の底部に回転可能に連結され、
前記偏向フレーム(706)の側端に支え輪(707)が回転可能に連結されることを特徴とする、CPVC電線管の内外壁水除去・冷却装置。
【請求項2】
前記冷却液タンク(5)の頂部の前後両側に側板(502)が連結固定され、前記側板(502)の数は2組あり、
前記側板(502)の頂部に送り台(6)が連結固定されることを特徴とする、
請求項1に記載のCPVC電線管の内外壁水除去・冷却装置。
【請求項3】
前記送り台(6)の内湾曲面にチェーンケース(601)が連結固定され、
前記チェーンケース(601)の左側に凹カムA(602)が回転可能に連結され、
前記凹カムA(602)の間においてチェーンを介して互いに伝動し、
前記チェーンケース(601)内にモータが設けられ、
モータの回転軸がチェーンと互いに伝動することを特徴とする、
請求項2に記載のCPVC電線管の内外壁水除去・冷却装置。
【請求項4】
前記冷却液タンク(5)の内側底部にシザーズ機構(503)が連結固定され、
前記冷却液タンク(5)内の後側に移動制限具(504)が連結固定されることを特徴とする、
請求項1に記載のCPVC電線管の内外壁水除去・冷却装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電線管冷却の技術分野に関し、特に、CPVC電線管の内外壁水除去・冷却装置に関する。
【背景技術】
【0002】
CPVC電線管押出機で電線管を加工する場合、生産される高温の電線管を冷却するため特定の装置を使用する必要があり、例えば特許文献1では水タンクを備え、前記水タンクの頂部の左右両側にはブラケットが固装され、2つの前記ブラケットの間に円筒体が固装される電力管製造用の急速冷却装置が開示されている。この電力管製造用の急速冷却装置は、パイプラックと送水管を設けることにより、冷却装置全体が動作したとき、水ポンプで水タンク内の水を汲み上げて水槽に輸送してノイズから噴射させ、このとき、パイプを2つのゴムローラ間に入れることができ、サボモータを起動して回転軸を回転させ、2つのゴムローラが電力管を挟持して左側に移動し、パイプラックは電力管が曲がらないように支えることができ、電力管の移動中にノズルから水を噴射して冷却でき、全体的な構造はコンパクトで合理的で、操作が簡単で、使いやすく、水資源を節約し、且つ電力管の曲がりを防止することで、実用性の高い効果を奏する。
【0003】
しかしながら、上記の冷却装置では、ノズルから水を噴射して電力管を冷却する場合、低温の水流が高温の電力管に接触したとき、鎖セグメント硬化過程で最初に局所的に冷却される高温の電力管の表面にクラックが発生しやすくなり、従来の冷却装置は、電線管の内側と外側全体を迅速かつ均一に冷却、賦形するのに不便であり、電線管の内壁と外壁から水を安定かつ迅速に除去するにも不便であり、電線管を迅速かつ自動のロード及びアンロードにも不便であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】中国発明特許第CN113669998A号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、高圧空気をテーパー管に入れ、テーパーブッシュの導流により、高圧空気流を電線管の内壁に送風することができ、反転管の平行移動を通じて、電線管の内壁の水流を後方に流出させることで、電線管の内壁の水を安定して除去することができ、頂部管のバルブを開くことにより、高圧空気を傾斜管に入れ、傾斜管から電線管の湾曲側に送風して、電線管を頂部カバーと底部カバーの内側で回転させることで、電線管の外壁にある液滴を外側に吹き飛ばすことができるCPVC電線管の内外壁水除去・冷却装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明は、CPVC電線管の内外壁水除去・冷却装置を提供し、具体的に架台を備え、前記架台の頂部の前側にエアポンプが連結固定され、エアポンプの後端に伸縮管が連結固定され、伸縮管の前端のフランジに電磁弁が連接され、エアポンプの頂部に頂部管が連結固定され、頂部管の内にバブルが設けられ、前記架台の頂部にエンドレススクリューが連結固定され、エンドレススクリューのボールナット座の頂部にスライドベースが連結固定され、スライドベースの頂部に軸受台が連結固定され、スライドベースの頂部にステッピングモータが連結固定され、ステッピングモータの左側にウォーム減速機が連結固定され、ウォーム減速機の出力軸の左端にブッシュ支持枠が連結固定され、軸受台の内側に反転管が回転可能に連結され、反転管の前端は伸縮管に回転可能に連結され、ブッシュ支持枠は反転管の外側に被嵌され、反転管の後端にテーパー管が連結固定され、テーパー管の内湾曲面に内支持枠が連結固定され、内支持枠の後側にテーパーブッシュが連結固定され、前記反転管の外側に伝送フレームが連結固定され、伝送フレームの外側にカムが回転可能に連結される。
【0007】
代替的に、前記架台の後側に冷却液タンクが連結固定され、冷却液タンク内の前後両側に水流を導くプロペラが連結固定される。
【0008】
代替的に、前記冷却液タンクの頂部の前後両側に側板が連結固定され、側板の数は2組あり、側板の頂部に送り台が連結固定される。
【0009】
代替的に、前記送り台の内湾曲面にチェーンケースが連結固定され、チェーンケースの左側に凹カムAが回転可能に連結され、凹カムAの間においてチェーンを介して互いに伝動し、チェーンケース内にモータが設けられ、モータの回転軸がチェーンと互いに伝動する。
【0010】
代替的に、前記冷却液タンクの内側底部にシザーズ機構が連結固定され、冷却液タンク内の後側に移動制限具が連結固定される。
【0011】
代替的に、前記冷却液タンクの頂部の左右両側に頂部ブラケットが連結固定され、頂部ブラケットの頂部にバネロッドが連結固定され、バネロッドの底部に頂部カバーが連結固定される。
【0012】
代替的に、前記頂部カバーの内側頂部に傾斜管が連結固定され、傾斜管の頂部は頂部管に連結固定され、バネロッドの底部に底部カバーが連結固定され、底部カバーの内湾曲面に凹カムBが回転可能に連結され、凹カムBはベルトを通じて互いに伝動され、底部カバーの底部に排水溝が連結固定され、排水溝の内側にストレーナが摺動可能に連結される。
【0013】
代替的に、前記底部カバーの湾曲面に貫通溝が貫通され、貫通溝の内側に電動伸縮ロッドが回転可能に連結され、底部カバーの内湾曲面に偏向フレームが回転可能に連結され、電動伸縮ロッド伸縮部の頂部は偏向フレームの底部に回転可能に連結され、偏向フレームの側端に支え輪が回転可能に連結される。
【発明の効果】
【0014】
本発明の各実施例の冷却装置によれば、シザーズ機構の作動を制御することにより、底部カバーを下方に平行移動させることができ、バネロッドの下方への弾性移動により、バネロッドが頂部カバーを下方に平行移動させ、頂部カバーが底部カバーに合着するようにして、電線管の浮き上がりを防止でき、電線管全体を冷却液タンクの液面よりも下に下がらせ、冷却液が電線管全体の内外側を冷却することができるようにし、冷却液タンク内の前後両側の水流を導くプロペラの同時作動を制御することにより、冷却液は冷却液タンク内を縦方向に流れることができ、移動制限具により電線管の後端面を制限して、頂部カバーと底部カバー内側での電線管の後方移動を防止でき、電線管の前後方向に冷却液を迅速に流動させることで、電線管周囲の冷却液の対流を加速し、電線管の内外側を迅速かつ均一に冷却し、賦形することができる。
【0015】
また、電線管が冷却された後、シザーズ機構の作動を制御することにより、底部カバーが電線管を上方に持ち上げ、電線管を送り台と整列するまで再び上方に平行移動させることができる。電動伸縮ロッドの作動を制御することにより、伸縮部が偏向フレームを上方に偏向させて、左右両側の縦方向の支え輪で電線管を支えることができる。エンドレススクリューを制御することにより、スライドベースを前後に移動させ、スライドベースは、反転管を後方に向けて電線管内に水平移入させることで、カムが電線管を頂部カバーと底部カバーの内側で縦方向に平行移動することを防止できる。エアポンプの作動を制御することにより、高圧空気が伸縮管を経由して反転管に入り、高圧空気をテーパー管に入れることができ、テーパーブッシュの導流により、高圧空気流を電線管の内壁に送風し、反転管の平行移動により、電線管の内壁の水を後方に流すことで、電線管の内壁から安定して水を除去することができる。
【0016】
なお、頂部管バブルを開くことにより、高圧空気が傾斜管に入り、傾斜管が電線管の湾曲面に送風できるようにし、電線管を頂部カバーと底部カバーの内側で回転させることで、電線管の外壁にある液滴を外側に吹き飛ばすことができ、液滴は排水溝内に下方に流れ、液滴を冷却液タンクに還流させることができる。
【0017】
さらに、電線管の内外壁から水を除去した後、エンドレススクリューにより反転管を元の位置に戻らせた後、ステッピングモータを制御してウォーム減速機を作動させることにより、ブッシュ支持枠を上方に反転させ、反転管及びテーパー管を上方に偏向させることができ、凹カムの作動を制御して処理済みの電線管を縦方向に移出することで、電線管とテーパー管との接触制限を防止し、電線管の迅速かつ自動のロード及びアンロードを容易にすることができる。
【0018】
また、送り台を電線管押出機に接続した後、チェーンケースにあるモータの作動を制御することにより、各組の凹カムAを同時に回転させることができ、凹カムAがCPVC電線管を頂部カバー及び底部カバーの内側まで輸送させることができ、モータを制御して凹カムBを回転駆動することにより、頂部カバー及び底部カバーの内側で電線管を縦方向に移動させることができる。
【0019】
以下、本発明の実施例の技術的手段をより明確に説明するため、実施例の添付図面を簡単に説明する。
【0020】
以下の説明における図面は、本発明のいくつかの実施例にのみ関し、本発明を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1】本発明の実施例に係る冷却装置全体の概略的な構成を示す右側面図である。
【
図4】本発明の実施例に係る冷却装置全体の概略的な構成を示す上面図である。
【
図5】本発明の実施例に係る冷却装置のテーパー管の立体の概略的側面断面図である。
【
図6】本発明の実施例に係る冷却装置の底部カバーの概略構成図である。
【
図7】本発明の実施例に係る冷却装置の冷却液タンクの立体の概略的側面断面図である。
【
図8】本発明の実施例に係る冷却装置の底部カバーの概略的側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、図面及び実施例を参照しつつ本発明の実施形態をさらに説明する。
【0023】
【0024】
本発明は、架台1を備えたCPVC電線管の内外壁水除去・冷却装置を提供したものである。架台1の頂部の前側にエアポンプ2が連結固定され、エアポンプ2の後端に伸縮管201が連結固定され、伸縮管201の前端のフランジに電磁弁が連接され、エアポンプ2の頂部に頂部管202が連結固定され、頂部管202の内にバブルが設けられ、架台1の頂部にエンドレススクリュー3が連結固定され、エンドレススクリュー3のボールナット座の頂部にスライドベース301が連結固定され、スライドベース301の頂部に軸受台302が連結固定され、スライドベース301の頂部にステッピングモータ303が連結固定され、ステッピングモータ303の左側にウォーム減速機304が連結固定され、ウォーム減速機304の出力軸の左端にブッシュ支持枠305が連結固定され、軸受台302の内側に反転管306が回転可能に連結され、反転管306の前端は伸縮管201に回転可能に連結され、ブッシュ支持枠305は反転管306の外側に被嵌され、反転管306の後端にテーパー管307が連結固定され、テーパー管307の内湾曲面に内支持枠308が連結固定され、内支持枠308の後側にテーパーブッシュ309が連結固定され、反転管306の外側に伝送フレーム4が連結固定され、伝送フレーム4の外側にカム401が回転可能に連結される。架台1の後側に冷却液タンク5が連結固定され、冷却液タンク5内の前後両側に水流を導くプロペラ501が連結固定され、冷却液タンク5の頂部の前後両側に側板502が連結固定され、側板502の数は2組あり、側板502の頂部に送り台6が連結固定され、送り台6の内湾曲面にチェーンケース601が連結固定され、チェーンケース601の左側に凹カムA602が回転可能に連結され、凹カムA602の間においてチェーンを介して互いに伝動し、チェーンケース601内にモータが設けられ、モータの回転軸がチェーンと互いに伝動する。送り台6を電線管押出機に接続した後、チェーンケース601にあるモータの作動を制御することにより、各組の凹カムA602を同時に回転させることができ、凹カムA602がCPVC電線管を頂部カバー507及び底部カバー7の内側まで輸送させることができ、モータを制御して凹カムB701を回転駆動することにより、頂部カバー507及び底部カバー7の内側で電線管を縦方向に移動させることができる。
【0025】
図1~
図7に示すように、冷却液タンク5の内側底部にシザーズ機構503が連結固定され、冷却液タンク5内の後側に移動制限具504が連結固定され、冷却液タンク5の頂部の左右両側に頂部ブラケット505が連結固定され、頂部ブラケット505の頂部にバネロッド506が連結固定され、バネロッド506の底部に頂部カバー507が連結固定される。シザーズ機構503の作動を制御することにより、底部カバー7を下方に平行移動させることができ、バネロッド506の下方への弾性移動により、バネロッド506が頂部カバー507を下方に平行移動させ、頂部カバー507が底部カバー7に合着するようにして、電線管の浮き上がりを防止でき、電線管全体を冷却液タンク5の液面よりも下に下がらせ、冷却液が電線管全体の内外側を冷却することができるようにし、冷却液タンク5内の前後両側の水流を導くプロペラ501の同時作動を制御することにより、冷却液は冷却液タンク5内を縦方向に流れることができ、移動制限具504により電線管の後端面を制限して、頂部カバー507と底部カバー7内側での電線管の後方移動を防止でき、電線管の前後方向に冷却液を迅速に流動させることで、電線管周囲の冷却液の対流を加速し、電線管の内外側を迅速かつ均一に冷却し、賦形することができる。
【0026】
図2~
図8に示すように、頂部カバー507の内側頂部に傾斜管508が連結固定され、傾斜管508の頂部は頂部管202に連結固定され、バネロッド506の底部に底部カバー7が連結固定され、底部カバー7の内湾曲面に凹カムB701が回転可能に連結され、凹カムB701はベルトを通じて互いに伝動され、底部カバー7の底部に排水溝702が連結固定され、排水溝702の内側にストレーナ703が摺動可能に連結され、底部カバー7の湾曲面に貫通溝704が貫通され、貫通溝704の内側に電動伸縮ロッド705が回転可能に連結され、底部カバー7の内湾曲面に偏向フレーム706が回転可能に連結され、電動伸縮ロッド705伸縮部の頂部は偏向フレーム706の底部に回転可能に連結され、偏向フレーム706の側端に支え輪707が回転可能に連結される。電線管が冷却された後、シザーズ機構503の作動を制御することにより、底部カバー7が電線管を上方に持ち上げ、電線管を送り台6と整列するまで再び上方に平行移動させることができる。電動伸縮ロッド705の作動を制御することにより、伸縮部が偏向フレーム706を上方に偏向させて、左右両側の縦方向の支え輪707で電線管を支えることができる。エンドレススクリュー3を制御することにより、スライドベース301を前後に移動させ、スライドベース301は、反転管306を後方に向けて電線管内に水平移入させることで、カム401が電線管を頂部カバー507と底部カバー7の内側で縦方向に平行移動することを防止できる。エアポンプ2の作動を制御することにより、高圧空気が伸縮管201を経由して反転管306に入り、高圧空気をテーパー管307に入れることができ、テーパーブッシュ309の導流により、高圧空気流を電線管の内壁に送風し、反転管306の平行移動により、電線管の内壁の水を後方に流すことができる。頂部管202バブルを開くことにより、高圧空気が傾斜管508に入り、傾斜管508が電線管の湾曲面に送風できるようにし、電線管を頂部カバー507と底部カバー7の内側で回転させることで、電線管の外壁にある液滴を外側に吹き飛ばすことができ、液滴は排水溝702内に下方に流れ、液滴を冷却液タンク5に還流させることができる。電線管の内外壁から水を除去した後、エンドレススクリュー3により反転管306を元の位置に戻らせた後、ステッピングモータ303を制御してウォーム減速機304を作動させることにより、ブッシュ支持枠305を上方に反転させ、反転管306及びテーパー管307を上方に偏向させることができ、凹カム401の作動を制御して処理済みの電線管を縦方向に移出することで、電線管とテーパー管307との接触制限を防止し、電線管の迅速かつ自動のロード及びアンロードを容易にすることができる。
【0027】
本実施例の具体的使用方法及び作用:本発明では、送り台6を電線管押出機に接続した後、チェーンケース601にあるモータの作動を制御することにより、各組の凹カムA602を同時に回転させることができ、凹カムA602がCPVC電線管を頂部カバー507及び底部カバー7の内側まで輸送させることができ、モータを制御して凹カムB701を回転駆動することにより、頂部カバー507及び底部カバー7の内側で電線管を縦方向に移動させることができる。シザーズ機構503の作動を制御することにより、底部カバー7を下方に平行移動させることができ、バネロッド506の下方への弾性移動により、バネロッド506が頂部カバー507を下方に平行移動させ、頂部カバー507が底部カバー7に合着するようにして、電線管の浮き上がりを防止でき、電線管全体を冷却液タンク5の液面よりも下に下がらせ、冷却液が電線管全体の内外側を冷却することができるようにし、冷却液タンク5内の前後両側の水流を導くプロペラ501の同時作動を制御することにより、冷却液は冷却液タンク5内を縦方向に流れることができ、移動制限具504により電線管の後端面を制限して、頂部カバー507と底部カバー7内側での電線管の後方移動を防止でき、電線管の前後方向に冷却液を迅速に流動させることで、電線管周囲の冷却液の対流を加速し、電線管の内外側を迅速かつ均一に冷却し、賦形することができる。電線管が冷却された後、シザーズ機構503の作動を制御することにより、底部カバー7が電線管を上方に持ち上げ、電線管を送り台6と整列するまで再び上方に平行移動させることができる。電動伸縮ロッド705の作動を制御することにより、伸縮部が偏向フレーム706を上方に偏向させて、左右両側の縦方向の支え輪707で電線管を支えることができる。エンドレススクリュー3を制御することにより、スライドベース301を前後に移動させ、スライドベース301は、反転管306を後方に向けて電線管内に水平移入させることで、カム401が電線管を頂部カバー507と底部カバー7の内側で縦方向に平行移動することを防止できる。エアポンプ2の作動を制御することにより、高圧空気が伸縮管201を経由して反転管306に入り、高圧空気をテーパー管307に入れることができ、テーパーブッシュ309の導流により、高圧空気流を電線管の内壁に送風し、反転管306の平行移動により、電線管の内壁の水を後方に流すことができる。頂部管202バブルを開くことにより、高圧空気が傾斜管508に入り、傾斜管508が電線管の湾曲面に送風できるようにし、電線管を頂部カバー507と底部カバー7の内側で回転させることで、電線管の外壁にある液滴を外側に吹き飛ばすことができ、液滴は排水溝702内に下方に流れ、液滴を冷却液タンク5に還流させることができる。電線管の内外壁から水を除去した後、エンドレススクリュー3により反転管306を元の位置に戻らせた後、ステッピングモータ303を制御してウォーム減速機304を作動させることにより、ブッシュ支持枠305を上方に反転させ、反転管306及びテーパー管307を上方に偏向させることができ、凹カム401の作動を制御して処理済みの電線管を縦方向に移出することで、電線管とテーパー管307との接触制限を防止し、電線管の迅速かつ自動のロード及びアンロードを容易にすることができる。
【符号の説明】
【0028】
1架台
2エアポンプ
201伸縮管
202頂部管
3エンドレススクリュー
301スライドベース
302軸受台
303ステッピングモータ
304ウォーム減速機
305ブッシュ支持枠
306反転管
307テーパー管
308内支持枠
309テーパーブッシュ
4伝送フレーム
401カム
5冷却液タンク
501水流を導くプロペラ
502側板
503シザーズ機構
504移動制限具
505頂部ブラケット
506バネロッド
507頂部カバー
508傾斜管
6送り台
601チェーンケース
602凹カムA
7底部カバー
701凹カムB
702排水溝
703ストレーナ
704貫通溝
705電動伸縮ロッド
706偏向フレーム
707支え輪
【手続補正書】
【提出日】2025-01-22
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
CPVC電線管の内外壁水除去・冷却装置であって、
架台(1)を備え、
前記架台(1)の頂部の前側にエアポンプ(2)が連結固定され、
前記エアポンプ(2)の後端に伸縮管(201)が連結固定され、
前記伸縮管(201)の前端のフランジに電磁弁が連接され、
前記エアポンプ(2)の頂部に頂部管(202)が連結固定され、
前記頂部管(202)の内にバルブが設けられ、
前記架台(1)の頂部にエンドレススクリュー(3)が連結固定され、
前記エンドレススクリュー(3)のボールナット座の頂部にスライドベース(301)が連結固定され、
前記スライドベース(301)の頂部に軸受台(302)が連結固定され、
前記スライドベース(301)の頂部にステッピングモータ(303)が連結固定され、
前記ステッピングモータ(303)の左側にウォーム減速機(304)が連結固定され、
前記ウォーム減速機(304)の出力軸の左端にブッシュ支持枠(305)が連結固定され、
前記軸受台(302)の内側に反転管(306)が回転可能に連結され、
前記反転管(306)の前端は前記伸縮管(201)に回転可能に連結され、
前記ブッシュ支持枠(305)は前記反転管(306)の外側に被嵌され、
前記反転管(306)の後端にテーパー管(307)が連結固定され、
前記テーパー管(307)の内湾曲面に内支持枠(308)が連結固定され、
前記内支持枠(308)の後側にテーパーブッシュ(309)が連結固定され、
前記反転管(306)の外側に伝送フレーム(4)が連結固定され、
前記伝送フレーム(4)の外側にカム(401)が回転可能に連結され、
前記架台(1)の後側に冷却液タンク(5)が連結固定され、
前記冷却液タンク(5)内の前後両側に水流を導くプロペラ(501)が連結固定され、
前記冷却液タンク(5)の内側底部にシザーズ機構(503)が連結固定され、
前記冷却液タンク(5)の頂部の左右両側に頂部ブラケット(505)が連結固定され、
前記頂部ブラケット(505)の頂部にバネロッド(506)が連結固定され、
前記バネロッド(506)の底部に頂部カバー(507)が連結固定され、
前記頂部カバー(507)の内側頂部に傾斜管(508)が連結固定され、
前記傾斜管(508)の頂部は前記頂部管(202)に連結固定され、
前記バネロッド(506)の底部に底部カバー(7)が連結固定され、
前記底部カバー(7)の内湾曲面に凹カムB(701)が回転可能に連結され、
前記凹カムB(701)はベルトを通じて互いに伝動され、
前記底部カバー(7)の底部に排水溝(702)が連結固定され、
前記排水溝(702)の内側にストレーナ(703)が摺動可能に連結されることを特徴とする、CPVC電線管の内外壁水除去・冷却装置。
【請求項2】
前記冷却液タンク(5)の頂部の前後両側に側板(502)が連結固定され、前記側板(502)の数は2組あり、
前記側板(502)の頂部に送り台(6)が連結固定されることを特徴とする、
請求項1に記載のCPVC電線管の内外壁水除去・冷却装置。
【請求項3】
前記送り台(6)の内湾曲面にチェーンケース(601)が連結固定され、
前記チェーンケース(601)の左側に凹カムA(602)が回転可能に連結され、
前記凹カムA(602)の間においてチェーンを介して互いに伝動し、
前記チェーンケース(601)内にモータが設けられ、
モータの回転軸がチェーンと互いに伝動することを特徴とする、
請求項2に記載のCPVC電線管の内外壁水除去・冷却装置。
【請求項4】
前記冷却液タンク(5)内の後側に移動制限具(504)が連結固定されることを特徴とする、
請求項1に記載のCPVC電線管の内外壁水除去・冷却装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明は、CPVC電線管の内外壁水除去・冷却装置を提供し、具体的に架台を備え、前記架台の頂部の前側にエアポンプが連結固定され、エアポンプの後端に伸縮管が連結固定され、伸縮管の前端のフランジに電磁弁が連接され、エアポンプの頂部に頂部管が連結固定され、頂部管の内にバルブが設けられ、前記架台の頂部にエンドレススクリューが連結固定され、エンドレススクリューのボールナット座の頂部にスライドベースが連結固定され、スライドベースの頂部に軸受台が連結固定され、スライドベースの頂部にステッピングモータが連結固定され、ステッピングモータの左側にウォーム減速機が連結固定され、ウォーム減速機の出力軸の左端にブッシュ支持枠が連結固定され、軸受台の内側に反転管が回転可能に連結され、反転管の前端は伸縮管に回転可能に連結され、ブッシュ支持枠は反転管の外側に被嵌され、反転管の後端にテーパー管が連結固定され、テーパー管の内湾曲面に内支持枠が連結固定され、内支持枠の後側にテーパーブッシュが連結固定され、前記反転管の外側に伝送フレームが連結固定され、伝送フレームの外側にカムが回転可能に連結される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0016】
なお、頂部管バルブを開くことにより、高圧空気が傾斜管に入り、傾斜管が電線管の湾曲面に送風できるようにし、電線管を頂部カバーと底部カバーの内側で回転させることで、電線管の外壁にある液滴を外側に吹き飛ばすことができ、液滴は排水溝内に下方に流れ、液滴を冷却液タンクに還流させることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0024】
本発明は、架台1を備えたCPVC電線管の内外壁水除去・冷却装置を提供したものである。架台1の頂部の前側にエアポンプ2が連結固定され、エアポンプ2の後端に伸縮管201が連結固定され、伸縮管201の前端のフランジに電磁弁が連接され、エアポンプ2の頂部に頂部管202が連結固定され、頂部管202の内にバルブが設けられ、架台1の頂部にエンドレススクリュー3が連結固定され、エンドレススクリュー3のボールナット座の頂部にスライドベース301が連結固定され、スライドベース301の頂部に軸受台302が連結固定され、スライドベース301の頂部にステッピングモータ303が連結固定され、ステッピングモータ303の左側にウォーム減速機304が連結固定され、ウォーム減速機304の出力軸の左端にブッシュ支持枠305が連結固定され、軸受台302の内側に反転管306が回転可能に連結され、反転管306の前端は伸縮管201に回転可能に連結され、ブッシュ支持枠305は反転管306の外側に被嵌され、反転管306の後端にテーパー管307が連結固定され、テーパー管307の内湾曲面に内支持枠308が連結固定され、内支持枠308の後側にテーパーブッシュ309が連結固定され、反転管306の外側に伝送フレーム4が連結固定され、伝送フレーム4の外側にカム401が回転可能に連結される。架台1の後側に冷却液タンク5が連結固定され、冷却液タンク5内の前後両側に水流を導くプロペラ501が連結固定され、冷却液タンク5の頂部の前後両側に側板502が連結固定され、側板502の数は2組あり、側板502の頂部に送り台6が連結固定され、送り台6の内湾曲面にチェーンケース601が連結固定され、チェーンケース601の左側に凹カムA602が回転可能に連結され、凹カムA602の間においてチェーンを介して互いに伝動し、チェーンケース601内にモータが設けられ、モータの回転軸がチェーンと互いに伝動する。送り台6を電線管押出機に接続した後、チェーンケース601にあるモータの作動を制御することにより、各組の凹カムA602を同時に回転させることができ、凹カムA602がCPVC電線管を頂部カバー507及び底部カバー7の内側まで輸送させることができ、モータを制御して凹カムB701を回転駆動することにより、頂部カバー507及び底部カバー7の内側で電線管を縦方向に移動させることができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0026】
図2~
図8に示すように、頂部カバー507の内側頂部に傾斜管508が連結固定され、傾斜管508の頂部は頂部管202に連結固定され、バネロッド506の底部に底部カバー7が連結固定され、底部カバー7の内湾曲面に凹カムB701が回転可能に連結され、凹カムB701はベルトを通じて互いに伝動され、底部カバー7の底部に排水溝702が連結固定され、排水溝702の内側にストレーナ703が摺動可能に連結され、底部カバー7の湾曲面に貫通溝704が貫通され、貫通溝704の内側に電動伸縮ロッド705が回転可能に連結され、底部カバー7の内湾曲面に偏向フレーム706が回転可能に連結され、電動伸縮ロッド705伸縮部の頂部は偏向フレーム706の底部に回転可能に連結され、偏向フレーム706の側端に支え輪707が回転可能に連結される。電線管が冷却された後、シザーズ機構503の作動を制御することにより、底部カバー7が電線管を上方に持ち上げ、電線管を送り台6と整列するまで再び上方に平行移動させることができる。電動伸縮ロッド705の作動を制御することにより、伸縮部が偏向フレーム706を上方に偏向させて、左右両側の縦方向の支え輪707で電線管を支えることができる。エンドレススクリュー3を制御することにより、スライドベース301を前後に移動させ、スライドベース301は、反転管306を後方に向けて電線管内に水平移入させることで、カム401が電線管を頂部カバー507と底部カバー7の内側で縦方向に平行移動することを防止できる。エアポンプ2の作動を制御することにより、高圧空気が伸縮管201を経由して反転管306に入り、高圧空気をテーパー管307に入れることができ、テーパーブッシュ309の導流により、高圧空気流を電線管の内壁に送風し、反転管306の平行移動により、電線管の内壁の水を後方に流すことができる。頂部管202
バルブを開くことにより、高圧空気が傾斜管508に入り、傾斜管508が電線管の湾曲面に送風できるようにし、電線管を頂部カバー507と底部カバー7の内側で回転させることで、電線管の外壁にある液滴を外側に吹き飛ばすことができ、液滴は排水溝702内に下方に流れ、液滴を冷却液タンク5に還流させることができる。電線管の内外壁から水を除去した後、エンドレススクリュー3により反転管306を元の位置に戻らせた後、ステッピングモータ303を制御してウォーム減速機304を作動させることにより、ブッシュ支持枠305を上方に反転させ、反転管306及びテーパー管307を上方に偏向させることができ、凹カム401の作動を制御して処理済みの電線管を縦方向に移出することで、電線管とテーパー管307との接触制限を防止し、電線管の迅速かつ自動のロード及びアンロードを容易にすることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0027】
本実施例の具体的使用方法及び作用:本発明では、送り台6を電線管押出機に接続した後、チェーンケース601にあるモータの作動を制御することにより、各組の凹カムA602を同時に回転させることができ、凹カムA602がCPVC電線管を頂部カバー507及び底部カバー7の内側まで輸送させることができ、モータを制御して凹カムB701を回転駆動することにより、頂部カバー507及び底部カバー7の内側で電線管を縦方向に移動させることができる。シザーズ機構503の作動を制御することにより、底部カバー7を下方に平行移動させることができ、バネロッド506の下方への弾性移動により、バネロッド506が頂部カバー507を下方に平行移動させ、頂部カバー507が底部カバー7に合着するようにして、電線管の浮き上がりを防止でき、電線管全体を冷却液タンク5の液面よりも下に下がらせ、冷却液が電線管全体の内外側を冷却することができるようにし、冷却液タンク5内の前後両側の水流を導くプロペラ501の同時作動を制御することにより、冷却液は冷却液タンク5内を縦方向に流れることができ、移動制限具504により電線管の後端面を制限して、頂部カバー507と底部カバー7内側での電線管の後方移動を防止でき、電線管の前後方向に冷却液を迅速に流動させることで、電線管周囲の冷却液の対流を加速し、電線管の内外側を迅速かつ均一に冷却し、賦形することができる。電線管が冷却された後、シザーズ機構503の作動を制御することにより、底部カバー7が電線管を上方に持ち上げ、電線管を送り台6と整列するまで再び上方に平行移動させることができる。電動伸縮ロッド705の作動を制御することにより、伸縮部が偏向フレーム706を上方に偏向させて、左右両側の縦方向の支え輪707で電線管を支えることができる。エンドレススクリュー3を制御することにより、スライドベース301を前後に移動させ、スライドベース301は、反転管306を後方に向けて電線管内に水平移入させることで、カム401が電線管を頂部カバー507と底部カバー7の内側で縦方向に平行移動することを防止できる。エアポンプ2の作動を制御することにより、高圧空気が伸縮管201を経由して反転管306に入り、高圧空気をテーパー管307に入れることができ、テーパーブッシュ309の導流により、高圧空気流を電線管の内壁に送風し、反転管306の平行移動により、電線管の内壁の水を後方に流すことができる。頂部管202バルブを開くことにより、高圧空気が傾斜管508に入り、傾斜管508が電線管の湾曲面に送風できるようにし、電線管を頂部カバー507と底部カバー7の内側で回転させることで、電線管の外壁にある液滴を外側に吹き飛ばすことができ、液滴は排水溝702内に下方に流れ、液滴を冷却液タンク5に還流させることができる。電線管の内外壁から水を除去した後、エンドレススクリュー3により反転管306を元の位置に戻らせた後、ステッピングモータ303を制御してウォーム減速機304を作動させることにより、ブッシュ支持枠305を上方に反転させ、反転管306及びテーパー管307を上方に偏向させることができ、凹カム401の作動を制御して処理済みの電線管を縦方向に移出することで、電線管とテーパー管307との接触制限を防止し、電線管の迅速かつ自動のロード及びアンロードを容易にすることができる。