(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025026973
(43)【公開日】2025-02-26
(54)【発明の名称】アンテナ構造およびアンテナ構造を有する電子デバイス
(51)【国際特許分類】
H01Q 1/24 20060101AFI20250218BHJP
H01Q 9/30 20060101ALI20250218BHJP
H01Q 1/50 20060101ALI20250218BHJP
H01Q 3/24 20060101ALI20250218BHJP
【FI】
H01Q1/24 Z
H01Q9/30
H01Q1/50
H01Q3/24
【審査請求】有
【請求項の数】20
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2024203229
(22)【出願日】2024-11-21
(62)【分割の表示】P 2023198128の分割
【原出願日】2020-12-11
(31)【優先権主張番号】202010054712.7
(32)【優先日】2020-01-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【公序良俗違反の表示】
特許法第64条第2項第4号の規定により明細書の一部または全部を不掲載とする。
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ブルートゥース
2.BLUETOOTH
3.WCDMA
(71)【出願人】
【識別番号】521218881
【氏名又は名称】オナー デバイス カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100132481
【弁理士】
【氏名又は名称】赤澤 克豪
(74)【代理人】
【識別番号】100115635
【弁理士】
【氏名又は名称】窪田 郁大
(72)【発明者】
【氏名】蔡 ▲暁▼涛
(72)【発明者】
【氏名】周 大▲為▼
(72)【発明者】
【氏名】李 元▲鵬▼
(72)【発明者】
【氏名】梁 ▲鉄▼柱
(57)【要約】
【課題】本発明は、フレーム本体、第1のフィードイン部および第1の接続部を含むアンテナ構造を提供する。
【解決手段】フレーム本体は少なくとも部分的に金属材料で作製され、フレーム本体は少なくとも第1の部分および第2の部分を含み、第2の部分は、第1の部分の一端に接続され、第2の部分の長さは第1の部分の長さより大きく、第1の部分に第1のスロットが設けられ、第2の部分に第2のスロットが設けられ、第1のスロットと第2のスロットの間のフレーム本体の一部は第1の放射部を形成し、第1のフィードイン部は第1の放射部に配置され、フレーム本体の第1の部分に位置し、第1のフィードイン部は第1の放射部に電流信号を供給するために第1のフィードに電気的に接続され、第1の接続部は、第1の放射部に配置され、フレーム本体の第2の部分に位置する。アンテナ構造は低域(LB)放射性能を効果的に向上させることができる。本発明はさらにアンテナ構造を有する電子デバイスを提供する。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子デバイスのためのアンテナ構造であって、前記アンテナ構造は、フレーム本体、第1のフィードイン部、および第1の接続部を含み、前記フレーム本体は、少なくとも部分的に金属材料で作製されており、前記フレーム本体は、少なくとも第1の部分および第2の部分を含み、前記第2の部分は、前記第1の部分の一端に接続され、前記第2の部分の長さは、前記第1の部分の長さよりも大きく、前記第1の部分に第1のスロットが設けられ、前記第2の部分に第2のスロットが設けられ、前記第1のスロットと前記第2のスロットとの間の前記フレーム本体の一部は第1の放射部を形成し、前記第1のフィードイン部は前記第1の放射部に配置され、かつ前記フレーム本体の前記第1の部分に位置し、前記第1のフィードイン部は前記第1の放射部に電流信号を供給するために第1のフィードに電気的に接続され、前記第1の接続部は、前記第1の放射部に配置され、かつ前記フレーム本体の前記第2の部分に位置する、アンテナ構造。
【請求項2】
前記アンテナ構造は、第1のチューニングユニットをさらに備え、前記第1のチューニングユニットの一端は前記第1のフィードイン部に電気的に接続され、前記第1のチューニングユニットの他端は接地され、前記第1のチューニングユニットは、第1のチューニング分岐、第2のチューニング分岐、および少なくとも1つの第1のスイッチユニットを備え、前記第1のチューニング分岐は、コンデンサまたはインダクタを備え、前記第2のチューニング分岐は、コンデンサまたはインダクタを備える、請求項1に記載のアンテナ構造。
【請求項3】
前記アンテナ構造は、第2のチューニングユニットをさらに備え、前記第2のチューニングユニットの一端は前記第1の接続部に電気的に接続され、他端は接地され、前記第2のチューニングユニットは、第3のチューニング分岐、第4のチューニング分岐、および少なくとも1つの第2のスイッチユニットを備え、前記第3のチューニング分岐はコンデンサまたはインダクタを備え、前記第4のチューニング分岐はコンデンサまたはインダクタを備える、請求項1または2に記載のアンテナ構造。
【請求項4】
前記第1の部分にさらに第3のスロットが設けられ、前記第3のスロットおよび前記第1のスロットは間隔を置いて配置され、前記第1のスロットは前記第3のスロットよりも前記第2のスロットに近く、前記第1のスロットと前記第3のスロットとの間の前記フレーム本体の一部は、前記第1の放射部の寄生スタブを形成し、前記アンテナ構造が追加の共振を生成することを可能にする、請求項1から3のいずれか一項に記載のアンテナ構造。
【請求項5】
前記フレーム本体は、第3の部分をさらに含み、前記第3の部分と前記第2の部分は互いに向かい合い、前記第1の部分の他端に接続され、前記第1の部分にさらに第3のスロットが設けられ、前記第3のスロットおよび前記第1のスロットは間隔を置いて配置され、前記第1のスロットは、前記第3のスロットよりも前記第2のスロットに近く、前記第3の部分に接地点が配置され、前記接地点と前記第3のスロットとの間の前記フレーム本体の一部は、第2の放射部を形成し、前記アンテナ構造は、第2のフィードイン部をさらに含み、前記第2のフィードイン部は、前記第2の放射部に配置され、かつ前記フレーム本体の前記第1の部分に配置され、前記第2のフィードイン部は、第2のフィードに電気的に接続され、前記第2の放射部に電流信号を供給する、請求項3に記載のアンテナ構造。
【請求項6】
前記第1のスロットと前記第1の接続部との間の前記フレーム本体の一部は、前記第2の放射部の寄生スタブを形成し、前記第2の放射部の前記寄生スタブは、前記第2の放射部上の電流の分布を分散するように構成される、請求項5に記載のアンテナ構造。
【請求項7】
前記アンテナ構造は、第2の接続部をさらに備え、前記第2の接続部は、前記第1の放射部上に配置され、前記フレーム本体の前記第2の部分上に位置し、前記第2の接続部から前記第2のスロットまでの距離は、前記第1の接続部から前記第2のスロットまでの距離よりも大きく、前記第2の接続部は、前記第2のチューニングユニットを使用して接地される、請求項5または6に記載のアンテナ構造。
【請求項8】
前記アンテナ構造は、第3の接続部および第3のチューニングユニットをさらに備え、前記第3の接続部は、前記第2の放射部上に配置され、かつ前記フレーム本体の前記第1の部分上に位置し、前記第3の接続部は、前記第2のフィードイン部よりも前記第3の部分に近く、前記第3のチューニングユニットの一端は前記第3の接続部および前記第2のフィードイン部に電気的に接続され、他端は接地され、前記第3のチューニングユニットは、第5のチューニング分岐、第6のチューニング分岐、および少なくとも1つの第3のスイッチユニットを含み、前記第5のチューニング分岐は、コンデンサまたはインダクタを含み、前記第6のチューニング分岐は、コンデンサまたはインダクタを含む、請求項5から7のいずれか一項に記載のアンテナ構造。
【請求項9】
前記フレーム本体は、前記電子デバイスの金属フレームであり、前記第1の部分は、前記電子デバイスの下部金属フレームであり、前記第2の部分は、前記電子デバイスの側部金属フレームである、請求項1から8のいずれか一項に記載のアンテナ構造。
【請求項10】
前記フレーム本体は、前記電子デバイスのシャーシに配置され、インサート成形によって前記シャーシと一体化されている、請求項1から8のいずれか一項に記載のアンテナ構造。
【請求項11】
請求項1から10のいずれか一項に記載のアンテナ構造を備える、電子デバイス。
【請求項12】
前記電子デバイスは、バックプレートおよびディスプレイユニットをさらに備え、前記バックプレートは、前記フレーム本体の縁部に配置され、前記ディスプレイユニットは、前記バックプレートから離れた前記フレーム本体の側部に配置される、請求項11に記載の電子デバイス。
【請求項13】
電子デバイスであって、前記電子デバイスは、アンテナ構造を備え、前記アンテナ構造は、フレーム本体を含み、前記フレーム本体は、少なくとも部分的に金属材料で作製されており、前記フレーム本体は、少なくとも第1の部分、第2の部分、および第3の部分を含み、前記第2の部分および前記第3の部分は、互いに向かい合い、前記第1の部分の2つの端部に接続され、前記第2の部分の長さおよび前記第3の部分の長さは、それぞれ、前記第1の部分の長さよりも大きく、第1のスロット、第2のスロット、および第3のスロットが前記フレーム本体に設けられ、前記第1のスロットおよび前記第3のスロットは間隔を置いて前記第1の部分に設けられ、前記第2のスロットは前記第2の部分に設けられ、前記第1のスロットは前記第3のスロットよりも前記第2のスロットに近く、前記第1のスロットと前記第2のスロットとの間の前記フレーム本体の一部は第1の放射部を形成し、接地点が前記第3の部分に配置され、前記接地点と前記第3のスロットとの間の前記フレーム本体の一部は第2の放射部を形成し、第1のフィードイン部が前記第1の放射部上に配置され、前記第1のフィードイン部は前記第1の放射部に電流信号を供給するために前記フレーム本体の前記第1の部分上に位置し、前記第2の放射部に第2のフィードイン部が配置され、前記第2のフィードイン部は前記第2の放射部に電流信号を供給するために前記フレーム本体の前記第1の部分上に位置する、電子デバイス。
【請求項14】
前記アンテナ構造は、第1のチューニングユニットをさらに備え、前記第1のチューニングユニットの一端は前記第1のフィードイン部に電気的に接続され、他端は接地され、前記第1のチューニングユニットは、第1のチューニング分岐、第2のチューニング分岐、および少なくとも1つの第1のスイッチユニットを備え、前記第1のチューニング分岐は、コンデンサまたはインダクタを備え、前記第2のチューニング分岐は、コンデンサまたはインダクタを備える、請求項13に記載の電子デバイス。
【請求項15】
前記アンテナ構造は、第1の接続部、第2の接続部、および第2のチューニングユニットをさらに備え、前記第1の接続部および前記第2の接続部は、間隔を置いて前記第1の放射部上に配置され、かつ前記フレーム本体の前記第2の部分上に位置し、前記第2の接続部から前記第2のスロットまでの距離は、前記第1の接続部から前記第2のスロットまでの距離よりも大きく、前記第2のチューニングユニットの一端は、前記第1の接続部および前記第2の接続部に電気的に接続され、他端は接地され、前記第2のチューニングユニットは、第3のチューニング分岐、第4のチューニング分岐、および少なくとも1つの第2のスイッチユニットを備え、前記第3のチューニング分岐はコンデンサまたはインダクタを備え、前記第4のチューニング分岐はコンデンサまたはインダクタを備える、請求項13または14に記載の電子デバイス。
【請求項16】
前記第1のスロットと前記第3のスロットとの間の前記フレーム本体の一部は、前記アンテナ構造が追加の共振を生成することを可能にするために、前記第1の放射部の寄生スタブを形成する、請求項13から15のいずれ一項に記載の電子デバイス。
【請求項17】
前記第1のスロットと前記第1の接続部との間の前記フレーム本体の一部は、前記第2の放射部の寄生スタブを形成し、前記第2の放射部の前記寄生スタブは、前記第2の放射部上の電流の分布を分散するように構成される、請求項15に記載の電子デバイス。
【請求項18】
前記アンテナ構造は、第3の接続部および第3のチューニングユニットをさらに備え、前記第3の接続部は、前記第2の放射部上に配置され、かつ前記フレーム本体の前記第1の部分上に位置し、前記第3の接続部は、前記第2のフィードイン部よりも前記第3の部分に近く、前記第3のチューニングユニットの一端は前記第3の接続部および前記第2のフィードイン部に電気的に接続され、他端は接地され、前記第3のチューニングユニットは、第5のチューニング分岐、第6のチューニング分岐、および少なくとも1つの第3のスイッチユニットを含み、前記第5のチューニング分岐は、コンデンサまたはインダクタを備え、前記第6のチューニング分岐は、コンデンサまたはインダクタを備える、請求項13に記載の電子デバイス。
【請求項19】
前記フレーム本体は、前記電子デバイスの金属フレームであり、前記第1の部分は、前記電子デバイスの下部金属フレームであり、前記第2の部分および前記第3の部分は、前記電子デバイスの側部金属フレームである、請求項13から18のいずれか一項に記載の電子デバイス。
【請求項20】
前記電子デバイスは、シャーシをさらに備え、前記フレーム本体は、前記シャーシ内に配置され、インサート成形を通じて前記シャーシと一体化される、請求項13から18のいずれか一項に記載の電子デバイス。
【発明の詳細な説明】
公序良俗違反のため、不掲載とする。
【手続補正書】
【提出日】2024-11-28
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子デバイスのためのアンテナ構造であって、前記電子デバイスは、フレームを備え、前記フレームは、少なくとも下部フレーム、第1の側部フレーム、および第2の側部フレームを備え、前記第1の側部フレームおよび前記第2の側部フレームは、互いに向かい合い、前記下部フレームの一端は、前記第1の側部フレームに接続され、前記下部フレームの一方の他端は、前記第2の側部フレームに接続され、第1のスロットおよび第3のスロットは前記下部フレームに設けられ、前記第1のスロットから前記第1の側部フレームまでの距離は、前記第3のスロットから前記第1の側部フレームまでの距離よりも小さく、第2のスロットは前記第1の側部フレームに設けられ、
前記アンテナ構造は、第1の放射部、第1の接続部、および第1のフィードイン部を備え、前記第1のスロットと前記第2のスロットとの間の前記フレームの一部は、前記第1の放射部を形成し、前記第1の接続部は、前記第1の放射部上に位置し、かつ前記第1の側部フレーム上に位置し、前記第1のフィードイン部は、前記第1の放射部上に位置し、
前記アンテナ構造は、第2の放射部、接地点、および第2のフィードイン部をさらに備え、前記接地点は、前記第2の側部フレーム上に位置し、または前記接地点は、前記下部フレーム上に位置し、前記接地点から前記第2の側部フレームまでの距離は、前記第3のスロットから前記第2の側部フレームまでの距離よりも小さく、前記接地点と前記第3のスロットとの間の前記フレームの一部は、前記第2の放射部を形成し、前記第2のフィードイン部は、前記第2の放射部上に位置し、
前記アンテナ構造は、第3の接続部および第3のチューニングユニットをさらに備え、前記第3の接続部は、前記第2の放射部上に位置し、前記第3の接続部から前記第2の側部フレームまでの距離は、前記第2のフィードイン部から前記第2の側部フレームまでの距離よりも小さく、前記第3のチューニングユニットの一端は、前記第3の接続部および前記第2のフィードイン部に電気的に接続され、前記第3のチューニングユニットの他端は接地される、アンテナ構造。
【請求項2】
前記アンテナ構造は、第1の信号が前記第1のフィードイン部を介して前記第1の放射部に供給されるときに、第1の共振および第2の共振を同時に生成するように構成される、請求項1に記載のアンテナ構造。
【請求項3】
前記第1のスロットと前記第3のスロットとの間の前記フレームの一部は、前記第1の放射部の第1の寄生スタブを形成するように構成される、請求項2に記載のアンテナ構造。
【請求項4】
前記アンテナ構造は、前記第1の信号が前記第1のフィードイン部を介して前記第1の放射部に供給されるときに、前記第1の寄生スタブに基づいて第3の共振を生成するように構成され、
前記第3の共振は、前記第1の共振および前記第2の共振とは異なる、請求項3に記載のアンテナ構造。
【請求項5】
前記第3の共振の周波数は、前記第1の共振の周波数よりも小さい、請求項4に記載のアンテナ構造。
【請求項6】
前記第1の接続部は、インダクタによって直接接地されるかまたは接地される、請求項1から5のいずれか一項に記載のアンテナ構造。
【請求項7】
前記第1の放射部の電気的長さは、前記第2の共振の周波数に対応する波長の半分に近い、請求項2から5のいずれか一項に記載のアンテナ構造。
【請求項8】
前記下部フレームは、USBインターフェースモジュールおよび/またはサウンドキャビティおよび/またはカードホルダーを備える、請求項1から7のいずれか一項に記載のアンテナ構造。
【請求項9】
前記アンテナ構造は、第1のチューニングユニットをさらに備え、前記第1のチューニングユニットの一端は、前記第1のフィードイン部に電気的に接続され、前記第1のチューニングユニットの他端は、接地される、請求項1から8のいずれか一項に記載のアンテナ構造。
【請求項10】
前記アンテナ構造は、第1のチューニングユニットをさらに備え、前記第1のチューニングユニットの一端は、前記第1のフィードイン部に電気的に接続され、前記第1のチューニングユニットの他端は、接地され、
前記アンテナ構造は、前記第1の寄生スタブおよび前記第1のチューニングユニットに基づいて、前記第1の共振の周波数未満の周波数で前記第3の共振を生成するように構成される、請求項4に記載のアンテナ構造。
【請求項11】
前記第1のフィードイン部は、第1の信号を前記第2の放射部に供給するように構成され、
前記第2のフィードイン部は、第2の信号を前記第2の放射部に供給するように構成され、前記第2の信号は、前記第1の信号とは異なる、請求項1から10のいずれか一項に記載のアンテナ構造。
【請求項12】
前記第1のフィードイン部は、前記第1の信号を前記第1の放射部に供給するために第1のフィードに電気的に接続され、前記第2のフィードイン部は、前記第2の信号を前記第2の放射部に供給するために第2のフィードに電気的に接続され、前記第2のフィードは、前記第1のフィードとは異なる、請求項11に記載のアンテナ構造。
【請求項13】
前記第1の放射部の電気的長さは、前記第2の放射部の電気的長さよりも大きい、請求項11または12に記載のアンテナ構造。
【請求項14】
前記第1の放射部は、第1の放射帯域内の放射信号を生成するように構成され、前記第1の放射帯域は低帯域であり、前記第2の放射部は、第2の放射帯域内の放射信号を生成するように構成され、前記第2の放射帯域は中/高帯域である、請求項11から13のいずれか一項に記載のアンテナ構造。
【請求項15】
前記第1のスロットと前記第1の接続部との間の前記フレームの一部は、前記第2の放射部の第2の寄生スタブを形成するように構成される、請求項1から14のいずれか一項に記載のアンテナ構造。
【請求項16】
前記アンテナ構造は、第2の信号が前記第2のフィードイン部を介して前記第2の放射部に供給されるときに、前記第2の寄生スタブに基づいて前記第2の放射部上の電流の分布を分散させるように構成される、請求項15に記載のアンテナ構造。
【請求項17】
前記アンテナ構造は、第1のチューニングユニットをさらに備え、前記第1のチューニングユニットの一端は、前記第1のフィードイン部に電気的に接続され、前記第1のチューニングユニットの他端は、接地され、
前記第1のチューニングユニットは、前記第2の放射部の寄生共振周波数を調整するように構成される、請求項1から16のいずれか一項に記載のアンテナ構造。
【請求項18】
前記第1のチューニングユニットは、第1のチューニング分岐、第2のチューニング分岐、および少なくとも1つの第1のスイッチユニットを備え、前記第1のチューニング分岐は、コンデンサまたはインダクタを備え、前記第2のチューニング分岐は、コンデンサまたはインダクタを備える、請求項9、10または17に記載のアンテナ構造。
【請求項19】
前記第3のチューニングユニットは、第5のチューニング分岐、第6のチューニング分岐、および少なくとも1つの第3のスイッチユニットを備え、前記第5のチューニング分岐は、コンデンサまたはインダクタを備え、前記第6のチューニング分岐は、コンデンサまたはインダクタを備える、請求項1から18のいずれか一項に記載のアンテナ構造。
【請求項20】
請求項1から19のいずれか一項に記載のアンテナ構造を備える、電子デバイス。
【外国語明細書】