IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 中元 恒の特許一覧 ▶ 中元 保子の特許一覧

<>
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025027925
(43)【公開日】2025-02-28
(54)【発明の名称】7の倍数の判別用具
(51)【国際特許分類】
   G09B 19/02 20060101AFI20250220BHJP
【FI】
G09B19/02 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2023143272
(22)【出願日】2023-08-17
(71)【出願人】
【識別番号】592234425
【氏名又は名称】中元 恒
(71)【出願人】
【識別番号】593142204
【氏名又は名称】中元 保子
(72)【発明者】
【氏名】中元 恒
(72)【発明者】
【氏名】中元 保子
(57)【要約】
【課題】 ある自然数(10a+b)が7の倍数か否かを判別するには、計算に手間がかかることが多かった。本発明は、2桁以上の自然数(10a+b)について、7の倍数を判別するに際し、比較的簡単に判別できるようになった。そこで、事務処理・情報処理や計数処理に役立てたり、素数の7の倍数の判別に利用・応用できるほか、因数分解にも役立てることが可能となった。
【解決手段】 ある自然数(10a+b)について、7の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=7N(aは1桁以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、Nは1以上の自然数、以下同じ)ならば、(a+5b)=7(5N-7a)となる。
そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁少なくなるので、上記の操作で得られる数字に、次々とこのような操作を繰り返すと、最終的に7あるいは49(7の倍数)になるので、もとの自然数が7の倍数であることが判明する。
もとの自然数について、上記の操作の繰り返しを利用することによって7の倍数を判別する用具を提供できるようになった。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
2桁以上のある自然数(10a+b)について、7の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=7N(aは1桁以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、Nは1以上の自然数、以下同じ)ならば、(a+5b)=7(5N-7a)となる。
そのため、操作(a+5b)で得られる数字に対して、順にこのような操作(a+5b)を繰り返すと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁ずつ少なくなり、最終的に7あるいは49(7の倍数)になるので、もとの自然数が7の倍数であることが判明する。
そこで、もとの自然数について、(a+5b)の操作の繰り返しを利用することによる7の倍数を判別する用具。
【請求項2】
2桁以上のある自然数(10a+b)について、7の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=7N(aは1桁以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、Nは1以上の自然数、以下同じ)ならば、(a+5b)=7(5N-7a)となる。
そのため、操作(a+5b)で得られる数字に対して、順にこのような操作(a+5b)を繰り返すと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁ずつ少なくなり、最終的に7あるいは49(7の倍数)になるので、もとの自然数が7の倍数であることが判明する。
そこで、もとの自然数について、(a+5b)の操作の繰り返しを利用することによる7の倍数を判別するカード、書類、書籍、メール、パソコン、スマートフォン、携帯電話、磁気媒体、記録媒体、電子媒体、電子情報、印刷物、表示物、計算資料、教育資料、事務器具、計算機、電子機器、電気機器、映像又は画像などの用具。
【請求項3】
2桁以上のある自然数(10a+b)について、7の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=7N(aは1桁以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、Nは1以上の自然数、以下同じ)ならば、(a+5b)=7(5N-7a)となる。
そのため、操作(a+5b)で得られる数字に対して、順にこのような操作(a+5b)を繰り返すと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁ずつ少なくなり、最終的に7あるいは49(7の倍数)になるので、もとの自然数が7の倍数であることが判明する。
そこで、もとの自然数について、(a+5b)の操作の繰り返しを利用することによる7の倍数を判別する講演、講義、情報、放送又は放映などの用具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複雑な数字や桁数の多い数字(ある自然数)を因数分解したり、その約数を見つけたり、素数の判別や計数処理に役立ち、7の倍数か否かを判別することや、更に計数処理・情報処理に利用・応用できるカード、書類、書籍、メール、パソコン、スマートフォン、携帯電話、電子媒体、磁気媒体、記録媒体、印刷物、表示物、計算資料、教育資料、事務器具、計算機、電子機器、電気機器、映像、画像、講演、講義、情報、電子情報、放送又は放映などの用具に関する。
【背景技術】
【0002】
大きい数字(ある自然数)を因数分解したり、約したりすることはよく行われることであり、従来より、2、3、4、5、6、8、9、11等の素数やその数倍の数字の倍数を判別することはよく知られている。
【0003】
また、7の倍数を判別することは、以下の特許文献に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平06-149149号公報
【特許文献2】特開平07-005802号公報
【特許文献3】特開平07-005803号公報
【特許文献4】特開平07-013481号公報
【特許文献5】特開2023-026269号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、従来の先行技術文献よりも、2桁以上の7の倍数を簡単に判別することができるものであり、特に、桁数の多い自然数について、7の倍数か否かを判別するのに役立てたり、事務処理、情報処理や計数処理に利用したり、また応用したり、素数の判別や因数分解などに役立てるものである。
従来の先行技術文献でも7の倍数を判別することができたが、さらに簡単に判別できるようにすることが課題であった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、7N(Nは1以上の自然数、以下同じ)で表される7の倍数の自然数を
(10a+b)(aは1桁以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、以下同じ)で表すとすると、次の操作、(a+5b)=7(5N-7a)となるので、この操作をすることにより、もとの自然数(10a+b)は7の倍数であることが判明する。
そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作(a+5b)をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁少なくなるので、上記の操作で得られる数字に、次々とこのような操作を繰り返すと、最終的に7あるいは49(7の倍数)になる。
【0007】
本発明は上記の方法を利用・応用した2桁以上の7の倍数を判別するカード、書類、書籍、メール、パソコン、携帯電話、スマートフォン、磁気媒体、記録媒体、電子媒体、印刷物、表示物、計算資料、教育資料、事務器具、計算機、電子機器、電気機器、映像、画像、講演、講義、情報、電子情報、放送又は放映などの用具として利用・応用するものであり、その材料は特に制限はなく、公知のものが使用でき、その大きさも利用目的によって自由に設定することができる。
【0008】
ある自然数(10a+b)の桁数が大きくなると、上記の操作(a+5b)は桁数が大きくなるにつれて操作回数が増えるが、操作を繰り返すことで調べようとする自然数の桁数が基本的に1桁ずつ少なくなるので、最終的には7あるいは49になる。
なお、49に対して、(a+5b)の操作を行っても49のままであり、数字は変化しない。
他の2桁の7の倍数は、操作回数が増えることもあるが、最終的には7になる。
3桁以上の自然数は桁数に応じて操作回数を増やすことで最終的に7の倍数の2桁の数になり、最後には7あるいは49になる。
さらに、もとの自然数が7の倍数でない場合には、本発明の操作(a+5b)を繰り返し行っても、最終的には7の倍数にならない。
【0009】
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明は2桁以上の自然数(10a+b)(桁数に拘わらず、上限は特に制限なし)を扱う用具に利用できるものであり、本発明では、例示として、2~10桁の数字で行った。
【実施例0010】
7の倍数のうち、2桁の数の例
1)14について
10位以上のaは1、1位のbは4であるので、
操作(a+5b)=1+5×4=21 となる。
ここで得られた21について 10位以上のaは2、1位のbは1であるので、
a+5b=2+5×1=7 となる。
2)21について
10位以上のaは2、1位のbは1であるので、
a+5b=2+5×1=7 となる。
3)28について
10位以上のaは2、1位のbは8であるので、
a+5b=2+5×8=42 となる。
ここで得られた42について 10位以上のaは4、1位のbは2であるので、
a+5b=4+5×2=14 となる。
この14については 1)に記述しているので、参照。
4)35について
10位以上のaは3、1位のbは5であるので、
a+5b=3+5×5=28 となる。
この28については 3)に示しているので、参照。
5)42について 3)に示しているので、参照。
6)49について
10位以上のaは4、1位のbは9であるので、
a+5b=4+5×9=49 となり、
a+5bの操作では 49の数字はそのままで変化しない。
7)56について
10位以上のaは5、1位のbは6であるので、
a+5b=5+5×6=35 となる。
この35については、4)に示しているので、参照。
8)63について
10位以上のaは6、1位のbは3であるので、
a+5b=6+5×3=21となる。
ここで得られた21について 10位以上のaは2、1位のbは1であるので、
a+5b=2+5×1=7 となる。
7)70について
10位以上のaは7、1位のbは0であるので、
a+5b=7+5×0=7 となる。
8)77について
10位以上のaは7、1位のbは7であるので、
a+5b=7+5×7=42 となる。
ここで得られた42について 3)に示しているので、参照。
9)84について
10位以上のaは8、1位のbは4であるので、
a+5b=8+5×4=28
ここで得られた28について 3)に示しているので、参照。
10)91について
10位以上のaは9、1位のbは1であるので、
a+5b=9+5×1=14
ここで得られた14については 1)に示しているので、参照。
11)98について
10位以上のaは9、1位のbは1であるので、
a+5b=9+5×8=49 となる。
【実施例0011】
7の倍数のうち、3桁の数の一例
1)259について
10位以上のaは25、1位のbは9であるので。
a+5b=25+5×9=70 となる。
ここで得られた70について 10位以上のaは7、1位のbは0であるので、
a+5b=7+5×0=7 となる。
2)427について
10位以上のaは42、1位のbは7であるので、
a+5b=42+5×7=77 となる。
ここで得られた77について 10位以上のaは7、1位のbは7であるので、
a+5b=7+5×7=42 となる。 この42は、7の倍数である。
3)973について
10位以上のaは97、1位のbは3であるので、
a+5b=97+5×3=112 となる。
ここで得られた112について 10位以上のaは11、1位のbは2であるので、
a+5b=11+5×2=21 となる。 この21は、 7の倍数である。
【実施例0012】
7の倍数のうち、4桁の数の一例
自然数が4桁の2191等が、7の倍数か否かを判別する。
1)2191について
10位以上のaは219、1位のbは1であるので、
a+5b=219+5×1=224 となる。
ここで得られた224について 10位以上のaは22、1位のbは4であるので、
a+5b=22+5×4=42 となる。 この42は7の倍数である。
2)3899について
10位以上のaは389、1位のbは9であるので。
a+5b=389+5×9=434 となる。
ここで得られた434について 10位以上のaは43、1位のbは4であるので、
a+5b=43+5×4=63 となる。 この63は7の倍数である。
3)9527について
10位以上のaは952、1位のbは7であるので、
a+5b=952+5×7=987 となる。
ここで得られた987について 10位以上のaは98、1位のbは7であるので、
a+5b=98+5×7=133 となる。
ここで得られた133について 10位以上のaは13、1位のbは3であるので、
a+5b=13+5×3=28 となる。 この28は7の倍数である。
【実施例0013】
7の倍数のうち、5桁の数の一例
自然数が5桁の16723等が、7の倍数か否かを判別する。
1)16723について
10位以上のaは1672、1位のbは3であるので、
a+5b=1672+5×3=1687 となる。
ここで得られた1687について 10位以上のaは168、1位のbは7であるので、a+5b=168+5×7=203 となる。
ここで得られた203について 10位以上のaは20、bは3であるので、
a+5b=20+5×3=35 となる。 この35は7の倍数である。
2)24577について
10位以上のaは2457、1位のbは7であるので、
a+5b=2457+5×7=2492 となる。
ここで得られた2492について 10位以上のaは249、1位のbは2であるので、a+5b=249+5×2=259 となる。
ここで得られた259について 10位以上のaは25、1位のbは9であるので、
a+5b=25+5×9=70 となる。 この70は7の倍数である。
3)65779について
10位以上のaは6577、1位のbは9であるので、
a+5b=6577+5×9=6622 となる。
ここで得られた6622について 10位以上のaは662、bは2であるので、
a+5b=662+5×2=672 となる。
ここで得られた672について 10位以上のaは67、1位のbは2であるので、
a+5b=67+5×2=77 となる。 この77は7の倍数である。
【実施例0014】
7の倍数のうち、6桁の数の一例
自然数が6桁の564571が、7の倍数か否かを判別する。
1)564571について
10位以上のaは56457、1位のbは1であるので、
a+5b=56457+5×1=56462 となる。
ここで得られた56462について 10位以上のaは5646、1位のbは2であるので、
a+5b=5646+5×2=5656 となる。
ここで得られた5656について 10位以上のaは565、1位のbは6であるので、a+5b=565+5×6=595 となる。
ここで得られた595について 10位以上のaは59、1位のbは5であるので、
a+5b=59+5×5=84 となる。
ここで得られた84について 10位以上のaは8、1位のbは4であるので、
a+5b=8+5×4=28 となる。 この28は7の倍数である。
【実施例0015】
7の倍数のうち、7桁の数の一例
自然数が7桁の2539341が、7の倍数か否かを判別する。
ここでは、(10a+b)のaは253934、bは1になる。
この2539341について
a+5b=253934+5×1=253939
ここで得られた 253939について 10位以上のaは25393、1位のbは9であるので、
a+5b=25393+5×9=25438 となる。
ここで得られた25438について 10位以上のaは2543、1位のbは8であるので、
a+5b=2543+5×8=2583 となる。
ここで得られた2583について 10位以上のaは258、1位のbは3であるので、
a+5b=258+5×3=273 となる。
ここで得られた273について 10位以上のaは27、1位のbは3であるので、
a+5b=27+5×3=42 となる。 この42は7の倍数である。
【実施例0016】
7の倍数のうち、8桁の数の一例
自然数が8桁の90793199が、7の倍数か否かを判別する。
ここでは、(10a+b)のaは9079319、bは9である。
a+5b=9079319+5×9=9079364 となる。
ここで得られた9079364について 10位以上のaは907936、1位のbは4であるので、
a+5b=907936+5×4=907956 となる。
ここで得られた907956について 10位以上のaは90795、1位のbは6であるので、
a+5b=90795+5×6=90825 となる。
ここで得られた90825について 10位以上のaは9082、1位のbは5であるので、
a+5b=9082+5×5=9107 となる。
ここで得られた9107について 10位以上のaは910、1位のbは7であるので、
a+5b=910+5×7=945 となる。
ここで得られた945について 10位以上のaは94、1位のbは5であるので、
a+5b=94+5×5=119 となる。
ここで得られた119について 10位以上のaは11、1位のbは9であるので、
a+5b=11+5×9=56 となる。 この56は7の倍数である。
【実施例0017】
7の倍数のうち、10桁の数の一例
自然数が10桁の9753553579が7の倍数か否かを判別する。
ここでは、(10a+b)のaは975355357、bは9である。
この9753553579について、(a+5b)の操作をすると
a+5b=975355357+5×9=975355402 となる。
ここで得られた975355402について
10位以上のaは97535540、1位のbは2であるので、
a+5b=97535540+5×2=97535550 となる。
ここで得られた97535550について
10位以上のaは9753555、1位のbは0であるので、
a+5b=9753555+5×0=9753555 となる。
ここで得られた9753555について
10位以上のaは975355、1位のbは5であるので、
a+5b=975355+5×5=975380 となる。
ここで得られた975380について
10位以上のaは97538、1位のbは0であるので、
a+5b=97538+5×0=97538 となる。
ここで得られた97538について
10位以上のaは9753、1位のbは8であるので、
a+5b=9753+5×8=9793 となる。
ここで得られた9793について
10位以上のaは979、1位のbは3であるので、
a+5b=979+5×3=994 となる。
ここで得られた994にについて
10位以上のaは99、1位のbは4であるので、
a+5b=99+5×4=119 となる。
ここで得られた119について
10位以上のaは11、1位のbは9であるので、
a+5b=11+5×9=56 となる。 この56は7の倍数である。
【参考例1】
【0018】
自然数が5桁の54321が7の倍数か否か判別する。
54321について、(10a+b)のaは5432、bは1である。
この54321について、(a+5b)の操作をすると5432+5×1=5427。
5437についての同様な操作で543+5×7==578。
578について同様にすると、57+5×8=97になる。
この97についても同様にすると、9+5×7=44となり、44は7の倍数ではない。 そこで、54321は7の倍数でないことが分かる。
【参考例2】
【0019】
自然数が5桁の99999が7の倍数か否かを判別する。
99999について、(10a+b)のaは9999、bは9であるので、
(a+5b)の操作をすると
9999+5×9=10044となる。
ここで得られた10044について
10位以上のaは1004、1位のbは4であるので、
a+5b=1004+5×4=1024 となる。
ここで得られた1024について
10位以上のaは102、1位のbは4であるので、
a+5b=102+5×4=122 となる。
ここで得られた122について
10位以上のaは12、1位のbは2であるので、
a+5b=12+5×2=22 となる。
この22は7の倍数でないので、もとの自然数99999は7の倍数でない。
【参考例3】
【0020】
自然数が8桁の12345678が7の倍数か否かを判別する。
12345678について、(10a+b)のaは1234567、bは8である。
この12345678について、(a+5b)の操作をすると
1234567+5×8=1234607 となる。
ここで得られた1234607について
10位以上のaは123460、1位のbは7であるので、
a+5b=123460+5×7=123495 となる。
ここで得られた123495について
10位以上のaは12349、1位のbは5であるので、
a+5b=12349+5×5=12374 となる。
ここで得られた12374について
10位以上のaは1237、1位のbは4であるので、
a+5b=1237+5×4=1257 となる。
ここで得られた1257について
10位以上のaは125、1位のbは7であるので、
a+5b=125+5×7=160 となる。
ここで得られた160について
10位以上のaは16、1位のbは0であるので、
a+5b=16+5×0=16 となる。
この16は7の倍数でないので、もとの自然数12345678は
7の倍数でないことが分かる。
【発明の効果】
【0021】
以上のごとく、本発明はある自然数について、7の倍数か否かを従来よりも容易に判別できるので、ある自然数が素数か否かを判別するのに役立つほか、因数分解や計数処理・事務処理に利用・応用でき、計数を扱う教育、計算機分野ばかりでなく、7の倍数を判別するカード、書類、書籍、メール、パソコン、スマートフォン、携帯電話、磁気媒体、記録媒体、電子媒体、印刷物、表示物、計算資料、教育資料、事務器具、計算機、電子機器、電気機器、映像、画像、講演、講義、情報、電子情報、放送又は放映などの用具や、その他の産業分野にも幅広い利用が可能である。