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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025031302
(43)【公開日】2025-03-07
(54)【発明の名称】発光ダイオードランプの製造方法
(51)【国際特許分類】
   F21K 9/90 20160101AFI20250228BHJP
   H10H 20/00 20250101ALI20250228BHJP
   F21K 9/20 20160101ALI20250228BHJP
   F21S 2/00 20160101ALI20250228BHJP
   F21V 23/00 20150101ALI20250228BHJP
   F21V 19/00 20060101ALI20250228BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20250228BHJP
【FI】
F21K9/90
H01L33/00 L
F21K9/20
F21S2/00 210
F21V23/00 160
F21V19/00 170
F21V19/00 130
F21Y115:10
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023137440
(22)【出願日】2023-08-25
(71)【出願人】
【識別番号】508296738
【氏名又は名称】富士電機機器制御株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】島 洋介
(72)【発明者】
【氏名】高野 芳弘
【テーマコード(参考)】
3K013
3K014
5F142
【Fターム(参考)】
3K013AA01
3K013AA06
3K013BA01
3K013CA04
3K013EA09
3K014AA01
3K014BA04
5F142AA82
5F142BA02
5F142BA22
5F142CA01
5F142CC01
5F142CE03
5F142CE16
5F142CG03
5F142CG27
5F142DB54
5F142GA01
(57)【要約】
【課題】製造過程を簡易なものとすること。
【解決手段】発光素子を実装する発光部11と、抵抗素子(122)を実装する電流制限部12と、電流制限部12と一体的な電極部13とを有するランプユニット10が、ケース20に挿入されて構成される発光ダイオードランプ1の製造方法であって、リードフレーム用帯材2に対して抜き加工等を施してリードフレームユニット3を形成する工程と、リードフレームユニット3の第1の部分4及び第2の部分5に絶縁性樹脂をモールド成形して第1の部分4に発光基部15を形成し第2の部分5に電流制限基部14を形成する工程と、電流制限基部14に抵抗素子を固着させ発光基部15に発光素子を固着させる工程と、抵抗素子等が固着されたリードフレームユニット3をリードフレーム用帯材2から切り離して折り曲げることによりランプユニット10を形成し、ランプユニット10をケース20に挿入させる工程とを含む。
【選択図】図4-1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
発光素子を実装する発光部と、該発光部に連続するとともに抵抗素子を実装する電流制限部と、該電流制限部と一体的な電極部とを有するランプユニットが、筒状のケースに挿入されることにより構成される発光ダイオードランプの製造方法であって、
導電性のリードフレーム用帯材に対して抜き加工及び曲げ加工を施すことにより、第1の部分と、該第1の部分に連続する一対の第2の部分とを有するリードフレームユニットを形成する工程と、
前記第1の部分及び前記第2の部分のそれぞれに対して絶縁性樹脂をモールド成形することにより、前記第1の部分には前記発光部を構成する発光基部を形成するとともに、前記第2の部分には前記電流制限部を構成する電流制限基部を形成する工程と、
前記電流制限基部に対して前記抵抗素子を固着させるとともに、前記発光基部に対して前記発光素子を固着させる工程と、
前記抵抗素子及び前記発光素子が固着された前記リードフレームユニットを前記リードフレーム用帯材から切り離して折り曲げることにより前記ランプユニットを形成し、該ランプユニットを前記ケースに挿入させる工程と
を含むことを特徴とする発光ダイオードランプの製造方法。
【請求項2】
前記電流制限基部を形成する工程において、前記抵抗素子を固着させる被固着部分を平面上に形成するとともに、該被固着部分の前記リードフレーム用帯材からの突出高さ位置を一定にすることを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオードランプの製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば制御盤や配電盤等の表示灯の光源として用いられる発光ダイオードランプの製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、発光ダイオードランプの製造方法が特許文献1に提案されている。この特許文献1に提案された製造方法では、リードフレーム用帯材に対してプレス加工等を施してリードフレームユニットを形成した後に、抵抗素子及び発光素子を所定個所に固着させ、その後に絶縁性樹脂をモールド成形している。その後に、リードフレームユニットをリードフレーム用帯材から切り離して折り曲げることによりランプユニットを形成し、該ランプユニットを筒状のケースに挿入させて発光ダイオードランプを製造している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009-32763号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した発光ダイオードランプの製造方法では、リードフレームユニットの所定個所に抵抗素子及び発光素子を固着させた後に絶縁性樹脂をモールド成形していたので、成形時の温度や成形に用いる金型等によりこれら素子を損傷させるおそれがあり、素子の損傷等を防止するために、製造過程が煩雑なものとなっていた。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みて、製造過程を簡易なものとすることができる発光ダイオードランプの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る発光ダイオードランプの製造方法は、発光素子を実装する発光部と、該発光部に連続するとともに抵抗素子を実装する電流制限部と、該電流制限部と一体的な電極部とを有するランプユニットが、筒状のケースに挿入されることにより構成される発光ダイオードランプの製造方法であって、導電性のリードフレーム用帯材に対して抜き加工及び曲げ加工を施すことにより、第1の部分と、該第1の部分に連続する一対の第2の部分とを有するリードフレームユニットを形成する工程と、前記第1の部分及び前記第2の部分のそれぞれに対して絶縁性樹脂をモールド成形することにより、前記第1の部分には前記発光部を構成する発光基部を形成するとともに、前記第2の部分には前記電流制限部を構成する電流制限基部を形成する工程と、前記電流制限基部に対して前記抵抗素子を固着させるとともに、前記発光基部に対して前記発光素子を固着させる工程と、前記抵抗素子及び前記発光素子が固着された前記リードフレームユニットを前記リードフレーム用帯材から切り離して折り曲げることにより前記ランプユニットを形成し、該ランプユニットを前記ケースに挿入させる工程とを含むことを特徴とする。
【0007】
また本発明は、上記発光ダイオードランプの製造方法において、前記電流制限基部を形成する工程において、前記抵抗素子を固着させる被固着部分を平面上に形成するとともに、該被固着部分の前記リードフレーム用帯材からの突出高さ位置を一定にすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、形成したリードフレームユニットにおける第1の部分及び第2の部分のそれぞれに対して絶縁性樹脂をモールド成形することにより、第1の部分に発光基部を形成した後に、第2の部分に電流制限基部を形成し、その後に電流制限基部に対して抵抗素子を固着させるとともに、発光基部に対して発光素子を固着させているので、発光素子や抵抗素子が熱等により損傷するおそれがないばかりか、モールド成形においても複雑な手法を取る必要がない。従って、製造過程を簡易なものとすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1は、発光ダイオードランプの外観構成を示す斜視図である。
図2図2は、発光ダイオードランプの内部構成を示す断面図である。
図3図3は、本発明の実施の形態である発光ダイオードランプの製造方法の工程を説明する説明図である。
図4-1】図4-1は、本発明の実施の形態である発光ダイオードランプの製造方法の工程を説明する説明図である。
図4-2】図4-2は、本発明の実施の形態である発光ダイオードランプの製造方法の工程を説明する説明図である。
図4-3】図4-3は、本発明の実施の形態である発光ダイオードランプの製造方法の工程を説明する説明図である。
図5図5は、本発明の実施の形態である発光ダイオードランプの製造方法の工程を説明する説明図である。
図6図6は、本発明の実施の形態である発光ダイオードランプの製造方法の工程を説明する説明図である。
図7図7は、本発明の実施の形態である発光ダイオードランプの製造方法の工程を説明する説明図である。
図8-1】図8-1は、本発明の実施の形態である発光ダイオードランプの製造方法の工程を説明する説明図である。
図8-2】図8-2は、本発明の実施の形態である発光ダイオードランプの製造方法の工程を説明する説明図である。
図9図9は、本発明の実施の形態である発光ダイオードランプの製造方法の工程を説明する説明図である。
図10図10は、本発明の実施の形態である発光ダイオードランプの製造方法の工程を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る発光ダイオードランプの製造方法の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0011】
<発光ダイオードランプの概略構成>
まず、発光ダイオードランプの概略構成について説明する。図1及び図2は、それぞれ発光ダイオードランプを示すもので、図1は、発光ダイオードランプの外観構成を示す斜視図であり、図2は、発光ダイオードランプの内部構成を示す断面図である。
【0012】
ここで例示する発光ダイオードランプ1は、例えば制御盤や配電盤等の表示灯の光源として用いられるものであり、ランプユニット10及びケース20を備えて構成されている。
【0013】
ランプユニット10は、発光部11、電流制限部12及び電極部13を備えている。発光部11は、発光ダイオード支持部111及び発光部保持体112を有している。
【0014】
発光ダイオード支持部111は、リードフレームから形成されている。この発光ダイオード支持部111には、図には明示しないが、金細線により必要な電気配線の施された発光ダイオードチップ(発光素子)が装着されている。
【0015】
発光部保持体112は、発光ダイオードチップを含む発光ダイオード支持部111を、外周から一体的に包み込むように絶縁性樹脂によりモールド成形によって形成された反射筒を兼ねるものである。
【0016】
この発光部保持体112の内部空間は、発光ダイオードチップや金細線等を保護するために、透光性を有する樹脂封止材113が充填されて封止されている。
【0017】
電流制限部12は、発光ダイオード支持部111から両側に引き出されたリードフレームにより形成された2つの電流制限支持部121に、それぞれ抵抗器(抵抗素子)122が装着されて構成されている。
【0018】
電極部13は、各電流制限支持部121から引き出されたリードフレームにより形成される2つの接続用電極131により構成されている。
【0019】
そのような電流制限部12及び接続用電極131は、抵抗器122に接続する部分、並びに外部電極に接続する部分以外は、絶縁性樹脂のモールド成形により形成された電流制限基部14により被覆されている。
【0020】
ケース20は、絶縁性樹脂により筒状に形成されており、鍔部21と筒部22とを備えている。鍔部21は、図1及び図2において、ケース20の上部分を構成する大径部である。筒部22は、鍔部21よりも小径であり、該鍔部21より図1及び図2において下方に向けて延在する態様で設けられている。
【0021】
この筒部22の下端には、中央部分に一体的にその軸方向の中間付近まで延びた仕切部材231を備えた底壁部23が設けられている。また筒部22には、互いに対向する2個所に部分的に軸方向に切り欠いて形成された筒開口221が形成されている。
【0022】
そのようなケース20に対して、鍔部21の上端開口211からランプユニット10を挿入し、ランプユニット10とケース20とを嵌合させることにより、発光ダイオードランプ1が構成されている。この場合において、ランプユニット10における電極部13は、筒開口221から露出されている。
【0023】
かかる発光ダイオードランプ1を図示せぬ電源ソケット等に挿入して電源に接続することにより、電源ソケットの電源端子が電極部13を構成する接続用電極131と接触し、外部の電源から発光ダイオードランプ1に電圧が印加される。
【0024】
このように電圧が印加されることにより、発光ダイオードランプ1は、電極部13から抵抗器122を通じて発光ダイオードチップに電流が流れ、該発光ダイオードチップが発光する。
【0025】
<発光ダイオードランプの製造方法>
次に、上記発光ダイオードランプ1の製造方法、すなわち本発明の実施の形態である発光ダイオードランプ1の製造方法について説明する。図3図10は、それぞれ本発明の実施の形態である発光ダイオードランプ1の製造方法の工程を説明するための説明図である。
【0026】
図3に示すように、導電性金属薄板からなるリードフレーム用帯材2に対して、抜き加工及び曲げ加工等のプレス成形を施すことにより、複数のリードフレームユニット3を形成する(リードフレーム形成工程)。
【0027】
これらリードフレームユニット3は、第1の部分4と、この第1の部分4の両側に2つの第2の部分5とを有している。第1の部分4のうち、内方に突出する舌片状部分4aは、上述した発光ダイオード支持部111を構成するものである。第2の部分5は、第1の部分4に対して、図3において上方に向けて突出している。これら第2の部分5においては、図3において、上下方向に沿って延在する2つの電流制限支持部121が形成されるとともに、第1の部分4から離隔する電流制限支持部121には、外方に向けて屈曲した電極構成部131aが形成されている。
【0028】
リードフレーム形成工程により形成した複数のリードフレームユニット3のそれぞれに対し、図4-1~図4-3に示すように、第1の部分4及び第2の部分5に絶縁性樹脂をモールド成形することにより、それぞれ発光基部15及び電流制限基部14を形成する(モールド工程)。
【0029】
発光基部15は、リードフレームユニット3における第1の部分4に形成されるもので、リードフレーム用帯材2より上方及び下方に突出する態様で形成されている。発光基部15のうち、図4-2に示した円環状部分15aは、上述した発光部保持体112を構成するものである。
【0030】
電流制限基部14は、図4-1及び図4-2に示すように、第2の部分5における電流制限支持部121及び電極構成部131aの少なくとも一部を露出させた状態で形成されている。つまり、電流制限基部14は、上面が平面状を成す被固着部分14aを構成し、該被固着部分14aに電流制限支持部121の一部を露出させている。また電流制限基部14は、電極構成部131aを下方に露出させている。
【0031】
ところで、図4-3に示すように、電流制限基部14は、被固着部分14aのリードフレーム用帯材2からの突出高さLが一定となるように形成されている。より詳細には、電流制限基部14は、被固着部分14aの突出高さLが発光基部15のリードフレーム用帯材2からの上方への突出高さと一致するように形成されている。これにより、モールド工程により形成された発光基部15及び電流制限基部14の上端部分は、同一平面上を成している。
【0032】
モールド工程により発光基部15及び電流制限基部14が形成されたリードフレームユニット3のそれぞれに対して、図5に示すように、抵抗器122を実装させる(第1の実装工程)。この抵抗器122の実装は、発光基部15及び電流制限基部14の上端部分が同一平面上を成していることから、複数の開口を有するメタルマスクを、該開口が電流制限基部14の被固着部分14aを露出する態様で発光基部15及び電流制限基部14の上端部分に載置させ、クリームハンダ等をスクリーン印刷した後に被固着部分14aに抵抗器122を固着させている。
【0033】
上述したように電流制限支持部121は、被固着部分14aにおいて一部が露出しているので、抵抗器122と電気的導通が図られた状態で接触している。
【0034】
第1の実装工程により抵抗器122が実装されたリードフレームユニット3のそれぞれに対して、発光基部15における円環状部分15aに、図6に示すように、発光ダイオードチップを搭載した後に上述した樹脂封止材113を充填させる(第2の実装工程)。
【0035】
第2の実装工程により発光ダイオードチップが実装されたリードフレームユニット3のそれぞれを、タイバー部6(図3等参照)を切断することにより、リードフレーム用帯材2から切り離し、図7に示すようにランプユニット基部10Aを形成する(切り離し工程)。このランプユニット基部10Aにおいては、発光基部15と電流制限基部14は、リードフレームにより構成されるリード部16で接続されている。
【0036】
切り離し工程により形成されたランプユニット基部10Aに対して、図8-1及び図8-2に示すように、リード部16における発光基部15に近接する部分を屈曲させて、電流制限基部14の被固着部分14aが互いに対向するように折り曲げてランプユニット10を形成する。
【0037】
このランプユニット10においては、発光基部15が発光部11を構成し、被固着部分14aに固着された抵抗器122同士が対向しており、電流制限基部14が電流制限部12を構成する。また電流制限基部14に露出される電極構成部131aがそれぞれ接続用電極131として電極部13を構成する。つまり電極部13は、電流制限部12と一体的に構成されている。
【0038】
そのようなランプユニット10を、図8-1及び図8-2に示したように、ケース20における鍔部21の上端開口211から電流制限部12を挿入する。
【0039】
次に、ケース20に対して、鍔部21の上端開口211からランプユニット10を挿入し、図9及び図10に示すように、電流制限部12に形成された第1係止突部123をケース20の筒開口221の上縁部分に係止させる。その後、ランプユニット10をケース20に挿入されるように押圧し、図1及び図2に示したように、リード部16を湾曲させて発光部11に形成された第2係止突部114を鍔部21の側部に形成された係止孔212に挿入させて係止させることにより、ランプユニット10とケース20とが嵌合して発光ダイオードランプ1が組み立てられる(組立工程)。
【0040】
以上説明したように、本発明の実施の形態である発光ダイオードランプ1の製造方法によれば、リードフレームユニット形成工程によって形成したリードフレームユニット3における第1の部分4及び第2の部分5のそれぞれに対して絶縁性樹脂をモールド成形することにより、第1の部分4に発光基部15を形成するとともに、第2の部分5に電流制限基部14を形成し、その後に電流制限基部14に対して抵抗器122を固着させるとともに、発光基部15に対して発光ダイオードチップを固着させているので、発光ダイオードチップや抵抗器122が熱等により損傷するおそれがないばかりか、モールド成形においても複雑な手法を取る必要がない。従って、製造過程を簡易なものとすることができる。
【0041】
また発光ダイオードランプ1の製造方法によれば、電流制限基部14を形成するモールド工程において、抵抗器122を固着させる被固着部分14aを平面上に形成するとともに、該被固着部分14aのリードフレーム用帯材2からの突出高さ位置を一定にするので、メタルマスク等を用いてクリームハンダ等をスクリーン印刷した後に被固着部分14aに抵抗器122を固着させることができ、製造過程を簡易なものとすることができる。しかも、製造に要する時間の削減を図ることができ、これにより、生産数の増量による生産コストの低減化を図ることができる。
【0042】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
【0043】
すなわち、上述した実施の形態におけるランプユニット10やケース20の形状等は一例であり、これらと異なる形状のランプユニット及びケースにより構成される発光ダイオードランプの製造にも用いることができる。
【符号の説明】
【0044】
1…発光ダイオードランプ、2…リードフレーム用帯材、3…リードフレームユニット、4…第1の部分、5…第2の部分、10…ランプユニット、11…発光部、111…発光ダイオード支持部、112…発光部保持体、113…樹脂封止材、12…電流制限部、121…電流制限支持部、122…抵抗器、13…電極部、131…接続用電極、14…電流制限基部、14a…被固着部分、15…発光基部、15a…円環状部分、16…リード部、20…ケース、21…鍔部、22…筒部、221…筒開口。
図1
図2
図3
図4-1】
図4-2】
図4-3】
図5
図6
図7
図8-1】
図8-2】
図9
図10