(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025003377
(43)【公開日】2025-01-09
(54)【発明の名称】シームレスコンバージドブロードバンドサービス
(51)【国際特許分類】
H04W 4/30 20180101AFI20241226BHJP
H04W 24/04 20090101ALI20241226BHJP
H04W 84/12 20090101ALN20241226BHJP
【FI】
H04W4/30
H04W24/04
H04W84/12
【審査請求】有
【請求項の数】24
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2024098428
(22)【出願日】2024-06-19
(31)【優先権主張番号】18/340,818
(32)【優先日】2023-06-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】513311642
【氏名又は名称】ノキア ソリューションズ アンド ネットワークス オサケユキチュア
(74)【代理人】
【識別番号】100094112
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 讓
(74)【代理人】
【識別番号】100106183
【弁理士】
【氏名又は名称】吉澤 弘司
(74)【代理人】
【識別番号】100114915
【弁理士】
【氏名又は名称】三村 治彦
(74)【代理人】
【識別番号】100125139
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 洋
(74)【代理人】
【識別番号】100209808
【弁理士】
【氏名又は名称】三宅 高志
(72)【発明者】
【氏名】ジーノ ディオン
(72)【発明者】
【氏名】リサ ターンブル-フレット
(72)【発明者】
【氏名】ジェイミー ヒングリー
(72)【発明者】
【氏名】スティーヴ ブティリエ
(72)【発明者】
【氏名】スレシュ バブ アッダーラ ガジャパシー
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067BB44
5K067EE02
5K067EE10
(57)【要約】
【課題】顧客位置におけるシームレスコンバージドブロードバンドサービスを提供すること。
【解決手段】シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための様々な例示的な実施形態が本明細書で提示される。シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための様々な例示的な実施形態は、顧客位置におけるクライアントデバイスを使用して、顧客位置における顧客構内ゲートウェイデバイスにネットワーク接続性を提供するように構成され得る。シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための様々な例示的な実施形態は、顧客位置における顧客構内ゲートウェイデバイスのためのネットワーク接続性を提供するために、顧客位置におけるクライアントデバイスのワイヤレスホットスポットを使用するように構成され得る。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つのプロセッサと、
命令を記憶する少なくとも1つのメモリとを備える装置であって、前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、
少なくとも、
クライアントデバイスにおいて、前記クライアントデバイスを介して通信する顧客構内ゲートウェイデバイスの意図の通知を受信するステップと、
前記クライアントデバイスにおいて、前記クライアントデバイスから前記顧客構内ゲートウェイデバイスへのワイヤレス接続を非アクティブ化するステップと、
前記クライアントデバイスにおいて、前記クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットをアクティブ化するステップと、
前記クライアントデバイスの前記ワイヤレスホットスポットを使用する前記クライアントデバイスにおいて、前記顧客構内ゲートウェイデバイスの前記クライアントデバイスへの接続をサポートするステップとを前記装置に実行させることを特徴とする装置。
【請求項2】
前記顧客構内ゲートウェイデバイスが前記クライアントデバイスを介して通信する前記意図の通知は、前記顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件に基づくことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記クライアントデバイスを介して通信する前記顧客構内ゲートウェイデバイスの前記意図の通知は、前記クライアントデバイスから前記顧客構内ゲートウェイデバイスへの前記ワイヤレス接続を介して受信されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記顧客構内ゲートウェイデバイスが前記クライアントデバイスを介して通信する前記意図の通知は、アプリケーションプログラミングインタフェースコールに基づくことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、
少なくとも、
前記クライアントデバイスによって、前記クライアントデバイスの前記ワイヤレスホットスポットおよびワイヤレスアクセスネットワークへの前記クライアントデバイスの広域ワイヤレス接続を介して、前記顧客構内ゲートウェイデバイスによってサポートされる顧客構内機器のセットのためのトラフィックの通信をサポートするステップを前記装置に実行させることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、
少なくとも、
前記クライアントデバイスによって前記顧客構内ゲートウェイデバイスに向けて、前記顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件の場合に前記顧客構内ゲートウェイデバイスによる使用のための前記ワイヤレスホットスポットを提供するための前記クライアントデバイスの利用可能性の指示を送信するステップを前記装置に実行させることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記顧客構内ゲートウェイデバイスによる使用のための前記ワイヤレスホットスポットを提供するための前記クライアントデバイスの前記利用可能性の指示は、定期的に提供されることを特徴とする請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、
少なくとも、
前記クライアントデバイスによって前記顧客構内ゲートウェイデバイスに向けて、前記クライアントデバイスのテレメトリを送信するステップを前記装置に実行させることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項9】
前記クライアントデバイスの前記テレメトリは、前記クライアントデバイスのバッテリステータス、前記顧客構内ゲートウェイデバイスへの前記クライアントデバイスのWiFi接続の受信信号強度インジケータ、またはワイヤレスアクセスネットワークへの前記クライアントデバイスの広域ワイヤレス接続のワイヤレス信号強度のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、
少なくとも、
前記クライアントデバイスにおいて、前記クライアントデバイスにおける検出機能、非アクティブ化機能、およびアクティブ化機能を制御するように構成されたコンテナ化アプリケーションをサポートするステップを前記装置に実行させることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項11】
クライアントデバイスにおいて、顧客構内ゲートウェイデバイスが前記クライアントデバイスを介して通信する意図の通知を受信するステップと、
前記クライアントデバイスにおいて、前記クライアントデバイスから前記顧客構内ゲートウェイデバイスへのワイヤレス接続を非アクティブ化するステップと、
前記クライアントデバイスにおいて、前記クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットをアクティブ化するステップと、
前記クライアントデバイスの前記ワイヤレスホットスポットを使用する前記クライアントデバイスにおいて、前記顧客構内ゲートウェイデバイスの前記クライアントデバイスへの接続をサポートするステップとを備える方法。
【請求項12】
少なくとも1つのプロセッサと、
命令を記憶する少なくとも1つのメモリとを備える装置であって、前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、
少なくとも、
顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件の検出に応答して、前記顧客構内ゲートウェイデバイスによってクライアントデバイスに向けて、前記顧客構内ゲートウェイデバイスが前記クライアントデバイスを介して通信する意図の通知を送信するステップと、
前記顧客構内ゲートウェイデバイスによって、前記顧客構内ゲートウェイデバイスのワイヤレス無線機をアクセスモードでの動作からクライアントモードでの動作に切り替えるステップと、
前記クライアントモードに基づいて前記顧客構内ゲートウェイデバイスの前記ワイヤレス無線機を使用する前記顧客構内ゲートウェイデバイスによって、前記クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットに接続するステップとを前記装置に実行させることを特徴とする装置。
【請求項13】
前記顧客構内ゲートウェイデバイスから前記ブロードバンド通信ネットワークへの前記ブロードバンド接続に関連する前記条件は、前記顧客構内ゲートウェイデバイスから前記ブロードバンド通信ネットワークへの前記ブロードバンド接続、または特定の品質レベルを有する前記顧客構内ゲートウェイデバイスから前記ブロードバンド通信ネットワークへの前記ブロードバンド接続の利用不可能性を含むことを特徴とする請求項12に記載の装置。
【請求項14】
前記顧客構内ゲートウェイデバイスから前記ブロードバンド通信ネットワークへの前記ブロードバンド接続に関連する前記条件は、レイヤ2(L2)条件、レイヤ3(L3)条件、またはレイヤ4(L4)条件のうちの少なくとも1つに基づくことを特徴とする請求項12に記載の装置。
【請求項15】
前記ブロードバンド通信ネットワークは、光ファイバネットワーク、ケーブルネットワーク、デジタル加入者回線ネットワーク、固定ワイヤレスアクセスネットワーク、Ethernetネットワーク、または衛星ネットワークのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項12に記載の装置。
【請求項16】
前記顧客構内ゲートウェイデバイスが前記クライアントデバイスを介して通信する前記意図の通知は、前記顧客構内ゲートウェイデバイスと前記クライアントデバイスとの間のワイヤレス接続を介して送信されることを特徴とする請求項12に記載の装置。
【請求項17】
前記顧客構内ゲートウェイデバイスが前記クライアントデバイスを介して通信する前記意図の通知は、アプリケーションプログラミングインタフェースコールを使用して送信されることを特徴とする請求項12に記載の装置。
【請求項18】
前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、
少なくとも、
前記顧客構内ゲートウェイデバイスによって、前記クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットを介して、前記顧客構内ゲートウェイデバイスによってサポートされる顧客構内機器のセットのトラフィックの通信をサポートするステップを前記装置に実行させることを特徴とする請求項12に記載の装置。
【請求項19】
前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、
少なくとも、
前記顧客構内ゲートウェイデバイスによって前記クライアントデバイスから、前記顧客構内ゲートウェイデバイスによって使用するための前記ワイヤレスホットスポットを提供するための前記クライアントデバイスの利用可能性の指示を受信するステップと、
前記顧客構内ゲートウェイデバイスによって、前記顧客構内ゲートウェイデバイスをサポート可能な利用可能なクライアントデバイスとして前記クライアントデバイスを登録するステップとを前記装置に実行させることを特徴とする請求項12に記載の装置。
【請求項20】
前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、
少なくとも、
前記顧客構内ゲートウェイデバイスによって、前記クライアントデバイスを含む利用可能なクライアントデバイスのセットから、前記顧客構内ゲートウェイデバイスによって使用するための前記ワイヤレスホットスポットを提供するための前記クライアントデバイスを選択するステップを前記装置に実行させることを特徴とする請求項12に記載の装置。
【請求項21】
前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、
少なくとも、
前記顧客構内ゲートウェイデバイスによって前記クライアントデバイスから、前記クライアントデバイスのテレメトリを受信するステップと、
前記顧客構内ゲートウェイデバイスによって前記クライアントデバイスの前記テレメトリに基づいて、前記顧客構内ゲートウェイデバイスによって使用するための前記ワイヤレスホットスポットを提供するように前記クライアントデバイスを選択するステップとを前記装置に実行させることを特徴とする請求項12に記載の装置。
【請求項22】
前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、
少なくとも、
前記顧客構内ゲートウェイデバイスが前記クライアントデバイスの前記ワイヤレスホットスポットに接続されている間に前記顧客構内ゲートウェイデバイスによって、トラフィックタイプまたはデバイスタイプのうちの少なくとも1つに基づいて、前記クライアントデバイスの前記ワイヤレスホットスポットを介した顧客構内機器の通信を制御するステップを前記装置に実行させることを特徴とする請求項12に記載の装置。
【請求項23】
前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、
少なくとも、
前記顧客構内ゲートウェイデバイスにおける送信、スイッチ、および接続機能を制御するように構成されたコンテナ化アプリケーションをサポートするステップを前記装置に実行させることを特徴とする請求項12に記載の装置。
【請求項24】
顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件の検出に応答して、前記顧客構内ゲートウェイデバイスによってクライアントデバイスに向けて、前記クライアントデバイスを介して通信する前記顧客構内ゲートウェイデバイスの意図の通知を送信するステップと、
前記顧客構内ゲートウェイデバイスによって、前記顧客構内ゲートウェイデバイスのワイヤレス無線機をアクセスモードでの動作からクライアントモードでの動作に切り替えるステップと、
前記クライアントモードに基づいて前記顧客構内ゲートウェイデバイスの前記ワイヤレス無線機を使用する前記顧客構内ゲートウェイデバイスによって、前記クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットに接続するステップとを備えることを特徴とする方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
種々の例示的実施形態は、概して、通信システムに関し、より具体的には、限定ではないが、顧客位置におけるシームレスコンバージドブロードバンドサービスを提供することに関する。
【背景技術】
【0002】
通信ネットワークでは、様々なタイプの通信をサポートするために様々な通信技術が使用され得る。
【発明の概要】
【0003】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、少なくとも1つのプロセッサと、命令を記憶する少なくとも1つのメモリとを含む装置であって、少なくとも1つのプロセッサによって命令が実行されると、少なくとも、クライアントデバイスにおいて、クライアントデバイスを介して通信する顧客構内ゲートウェイデバイスの意図の通知を受信するステップと、クライアントデバイスにおいて、クライアントデバイスから顧客構内ゲートウェイデバイスへのワイヤレス接続を非アクティブ化するステップと、クライアントデバイスにおいて、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットをアクティブ化するステップと、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットを使用するクライアントデバイスにおいて、顧客構内ゲートウェイデバイスのクライアントデバイスへの接続をサポートするステップとを装置に実行させる。
【0004】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の通知は、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件に基づく。
【0005】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、クライアントデバイスを介して通信する顧客構内ゲートウェイデバイスの意図の通知は、クライアントデバイスから顧客構内ゲートウェイデバイスへのワイヤレス接続を介して受信される。
【0006】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の通知は、アプリケーションプログラミングインタフェースコールに基づく。
【0007】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、少なくとも、クライアントデバイスによって、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットおよびワイヤレスアクセスネットワークへのクライアントデバイスの広域ワイヤレス接続を介して、顧客構内ゲートウェイデバイスによってサポートされる顧客構内機器のセットのためのトラフィックの通信をサポートするステップを装置に実行させる。
【0008】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、少なくとも、クライアントデバイスによって顧客構内ゲートウェイデバイスに向けて、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件の場合に顧客構内ゲートウェイデバイスによる使用のためのワイヤレスホットスポットを提供するためのクライアントデバイスの利用可能性の指示を送信するステップを装置に実行させる。
【0009】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスによる使用のためのワイヤレスホットスポットを提供するためのクライアントデバイスの利用可能性の指示は、定期的に提供される。
【0010】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、少なくとも、クライアントデバイスによって顧客構内ゲートウェイデバイスに向けて、クライアントデバイスのテレメトリを送信するステップを装置に実行させる。
【0011】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、クライアントデバイスのテレメトリは、クライアントデバイスのバッテリステータス、顧客構内ゲートウェイデバイスへのクライアントデバイスのWiFi接続の受信信号強度インジケータ、またはワイヤレスアクセスネットワークへのクライアントデバイスの広域ワイヤレス接続のワイヤレス信号強度のうちの少なくとも1つを含む。
【0012】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、少なくとも、クライアントデバイスにおいて、クライアントデバイスにおける検出機能、非アクティブ化機能、およびアクティブ化機能を制御するように構成されたコンテナ化されたアプリケーションをサポートするステップを装置に実行させる。
【0013】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、コンピュータプログラム命令を含む非一時的コンピュータ可読媒体であって、コンピュータプログラム命令は、装置によって実行されると、少なくとも、クライアントデバイスにおいて、クライアントデバイスを介して通信する顧客構内ゲートウェイデバイスの意図の通知を受信するステップと、クライアントデバイスにおいて、クライアントデバイスから顧客構内ゲートウェイデバイスへのワイヤレス接続を非アクティブ化するステップと、クライアントデバイスにおいて、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットをアクティブ化するステップと、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットを使用するクライアントデバイスにおいて、顧客構内ゲートウェイデバイスのクライアントデバイスへの接続をサポートするステップとを装置に実行させる。
【0014】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の通知は、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件に基づく。
【0015】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、クライアントデバイスを介して通信する顧客構内ゲートウェイデバイスの意図の通知は、クライアントデバイスから顧客構内ゲートウェイデバイスへのワイヤレス接続を介して受信される。
【0016】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の通知は、アプリケーションプログラミングインタフェースコールに基づく。
【0017】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、コンピュータプログラム命令は、装置によって実行されると、少なくとも、クライアントデバイスによって、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットおよびワイヤレスアクセスネットワークへのクライアントデバイスの広域ワイヤレス接続を介して、顧客構内ゲートウェイデバイスによってサポートされる顧客構内機器のセットのためのトラフィックの通信をサポートするステップを装置に実行させる。
【0018】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、コンピュータプログラム命令は、装置によって実行されると、少なくとも、クライアントデバイスによって顧客構内ゲートウェイデバイスに向けて、顧客構内ゲートウェイ装置からブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件の場合に顧客構内ゲートウェイデバイスによる使用のためのワイヤレスホットスポットを提供するためのクライアントデバイスの利用可能性の指示を送信するステップを装置に実行させる。
【0019】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスによる使用のためのワイヤレスホットスポットを提供するためのクライアントデバイスの利用可能性の指示は、定期的に提供される。
【0020】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、コンピュータプログラム命令は、装置によって実行されると、少なくとも、クライアントデバイスによって顧客構内ゲートウェイデバイスに向かって、クライアントデバイスのテレメトリを送信するステップを装置に実行させる。
【0021】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、クライアントデバイスのテレメトリは、クライアントデバイスのバッテリステータス、顧客構内ゲートウェイデバイスへのクライアントデバイスのWiFi接続の受信信号強度インジケータ、またはワイヤレスアクセスネットワークへのクライアントデバイスの広域ワイヤレス接続のワイヤレス信号強度のうちの少なくとも1つを含む。
【0022】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、コンピュータプログラム命令は、装置によって実行されると、少なくとも、クライアントデバイスにおいて、クライアントデバイスにおける検出機能、非アクティブ化機能、およびアクティブ化機能を制御するように構成されたコンテナ化アプリケーションをサポートするステップを装置に実行させる。
【0023】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、方法は、クライアントデバイスにおいて、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の通知を受信するステップと、クライアントデバイスにおいて、クライアントデバイスから顧客構内ゲートウェイデバイスへのワイヤレス接続を非アクティブ化するステップと、クライアントデバイスにおいて、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットをアクティブ化するステップと、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットを使用するクライアントデバイスにおいて、顧客構内ゲートウェイデバイスのクライアントデバイスへの接続をサポートするステップとを含む。
【0024】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の通知は、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件に基づく。
【0025】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の通知は、クライアントデバイスから顧客構内ゲートウェイデバイスへのワイヤレス接続を介して受信される。
【0026】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の通知は、アプリケーションプログラミングインタフェースコールに基づく。
【0027】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、方法は、クライアントデバイスによって、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットおよびワイヤレスアクセスネットワークへのクライアントデバイスの広域ワイヤレス接続を介して、顧客構内ゲートウェイデバイスによってサポートされる顧客構内機器のセットのためのトラフィックの通信をサポートするステップを含む。
【0028】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、方法は、クライアントデバイスによって顧客構内ゲートウェイデバイスに向けて、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連付けられた条件の場合に、顧客構内ゲートウェイデバイスによる使用のためにワイヤレスホットスポットを提供するためのクライアントデバイスの利用可能性の指示を送信するステップを含む。
【0029】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスによる使用のためのワイヤレスホットスポットを提供するためのクライアントデバイスの利用可能性の指示は、定期的に提供される。
【0030】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、方法は、クライアントデバイスによって、顧客構内ゲートウェイデバイスに向かって、クライアントデバイスのテレメトリを送信するステップを含む。
【0031】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、クライアントデバイスのテレメトリは、クライアントデバイスのバッテリステータス、顧客構内ゲートウェイデバイスへのクライアントデバイスのWiFi接続の受信信号強度インジケータ、またはワイヤレスアクセスネットワークへのクライアントデバイスの広域ワイヤレス接続のワイヤレス信号強度のうちの少なくとも1つを含む。
【0032】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、方法は、クライアントデバイスにおいて、クライアントデバイスにおける検出機能、非アクティブ化機能、およびアクティブ化機能を制御するように構成されたコンテナ化されたアプリケーションをサポートするステップを含む。
【0033】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、装置は、クライアントデバイスにおいて、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の通知を受信するための手段と、クライアントデバイスにおいて、クライアントデバイスから顧客構内ゲートウェイデバイスへのワイヤレス接続を非アクティブ化するための手段と、クライアントデバイスにおいて、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットをアクティブ化するための手段と、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットを使用するクライアントデバイスにおいて、顧客構内ゲートウェイデバイスのクライアントデバイスへの接続をサポートするための手段とを含む。
【0034】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の通知は、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件に基づく。
【0035】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、クライアントデバイスを介して通信する顧客構内ゲートウェイデバイスの意図の通知は、クライアントデバイスから顧客構内ゲートウェイデバイスへのワイヤレス接続を介して受信される。
【0036】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の通知は、アプリケーションプログラミングインタフェースコールに基づく。
【0037】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、装置は、クライアントデバイスによって、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットおよびワイヤレスアクセスネットワークへのクライアントデバイスの広域ワイヤレス接続を介して、顧客構内ゲートウェイデバイスによってサポートされる顧客構内機器のセットのためのトラフィックの通信をサポートするための手段を含む。
【0038】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、装置は、クライアントデバイスによって顧客構内ゲートウェイデバイスに向けて、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連付けられた条件の場合に、顧客構内ゲートウェイデバイスによる使用のためにワイヤレスホットスポットを提供するためのクライアントデバイスの利用可能性の指示を送信するための手段を含む。
【0039】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスによる使用のためのワイヤレスホットスポットを提供するためのクライアントデバイスの利用可能性の指示は、定期的に提供される。
【0040】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、装置は、クライアントデバイスによって、顧客構内ゲートウェイデバイスに向かって、クライアントデバイスのテレメトリを送信するための手段を含む。
【0041】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、クライアントデバイスのテレメトリは、クライアントデバイスのバッテリステータス、顧客構内ゲートウェイデバイスへのクライアントデバイスのWiFi接続の受信信号強度インジケータ、またはワイヤレスアクセスネットワークへのクライアントデバイスの広域ワイヤレス接続のワイヤレス信号強度のうちの少なくとも1つを含む。
【0042】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、装置は、クライアントデバイスにおいて、クライアントデバイスにおける検出機能、非アクティブ化機能、およびアクティブ化機能を制御するように構成されたコンテナ化されたアプリケーションをサポートするための手段を含む。
【0043】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、少なくとも1つのプロセッサと、命令を記憶する少なくとも1つのメモリとを含む装置であって、命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、少なくとも、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件の検出に応答して、顧客構内ゲートウェイデバイスによってクライアントデバイスに向けて、クライアントデバイスを介して通信する顧客構内ゲートウェイデバイスの意図の通知を送信するステップと、顧客構内ゲートウェイデバイスによって、顧客構内ゲートウェイデバイスのワイヤレス無線機をアクセスモードでの動作からクライアントモードでの動作に切り替えるステップと、クライアントモードに基づいて顧客構内ゲートウェイデバイスのワイヤレス無線機を使用する顧客構内ゲートウェイデバイスによって、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットに接続するステップとを装置に実行させる。
【0044】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件は、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続、または特定の品質レベルを有する顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続の利用不可能性を含む。
【0045】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件は、レイヤ2(L2)条件、レイヤ3(L3)条件、またはレイヤ4(L4)条件のうちの少なくとも1つに基づく。
【0046】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、ブロードバンド通信ネットワークは、光ファイバネットワーク、ケーブルネットワーク、デジタル加入者回線ネットワーク、固定ワイヤレスアクセスネットワーク、イーサネットネットワーク、または衛星ネットワークのうちの少なくとも1つを含む。
【0047】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の通知は、顧客構内ゲートウェイデバイスとクライアントデバイスとの間のワイヤレス接続を介して送信される。
【0048】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の通知は、アプリケーションプログラミングインタフェースコールを使用して送信される。
【0049】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、少なくとも、顧客構内ゲートウェイデバイスによって、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットを介して顧客構内ゲートウェイデバイスによってサポートされる顧客構内機器のセットのトラフィックの通信をサポートするステップを装置に実行させる。
【0050】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、少なくとも、顧客構内ゲートウェイデバイスによってクライアントデバイスから、顧客構内ゲートウェイデバイスによって使用するためのワイヤレスホットスポットを提供するためのクライアントデバイスの利用可能性の指示を受信するステップと、顧客構内ゲートウェイデバイスによって、クライアントデバイスを、顧客構内ゲートウェイデバイスをサポートするために利用可能である利用可能なクライアントデバイスとして登録するステップとを装置に実行させる。
【0051】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、少なくとも、クライアントデバイスを含む利用可能なクライアントデバイスのセットから顧客構内ゲートウェイデバイスによって、顧客構内ゲートウェイデバイスによって使用するためのワイヤレスホットスポットを提供するクライアントデバイスを選択するステップを装置に実行させる。
【0052】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、少なくとも、顧客構内ゲートウェイデバイスによってクライアントデバイスから、クライアントデバイスのテレメトリを受信するステップと、クライアントデバイスのテレメトリに基づいて、顧客構内ゲートウェイデバイスによって、顧客構内ゲートウェイデバイスによって使用するためのワイヤレスホットスポットを提供するようにクライアントデバイスを選択するステップとを装置に実行させる。
【0053】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、少なくとも、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスのワイヤレスホットスポットに接続されている間に顧客構内ゲートウェイデバイスによって、トラフィックタイプまたはデバイスタイプのうちの少なくとも1つに基づいて、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットを介した顧客構内機器の通信を少なくとも制御するステップを装置に実行させる。
【0054】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、少なくとも、顧客構内ゲートウェイデバイスにおける送信機能、スイッチ機能、および接続機能を制御するように構成されたコンテナ化アプリケーションを少なくともサポートするステップを装置に実行させる。
【0055】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、コンピュータプログラム命令を含む非一時的コンピュータ可読媒体であって、コンピュータプログラム命令は、装置によって実行されると、少なくとも、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件の検出に応答して、顧客構内ゲートウェイデバイスによってクライアントデバイスに向けて、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の通知を送信するステップと、顧客構内ゲートウェイデバイスによって、顧客構内ゲートウェイデバイスのワイヤレス無線機をアクセスモードでの動作からクライアントモードでの動作に切り替えるステップと、クライアントモードに基づいて顧客構内ゲートウェイデバイスのワイヤレス無線機を使用する顧客構内ゲートウェイデバイスによって、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットに接続するステップとを装置に実行させる。
【0056】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件は、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続、または特定の品質レベルを有する顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続の利用不可能性を含む。
【0057】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件は、レイヤ2(L2)条件、レイヤ3(L3)条件、またはレイヤ4(L4)条件のうちの少なくとも1つに基づく。
【0058】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、ブロードバンド通信ネットワークは、光ファイバネットワーク、ケーブルネットワーク、デジタル加入者回線ネットワーク、固定ワイヤレスアクセスネットワーク、イーサネットネットワーク、または衛星ネットワークのうちの少なくとも1つを含む。
【0059】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の通知は、顧客構内ゲートウェイデバイスとクライアントデバイスとの間のワイヤレス接続を介して送信される。
【0060】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の通知は、アプリケーションプログラミングインタフェースコールを使用して送信される。
【0061】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、コンピュータプログラム命令は、装置によって実行されると、少なくとも、顧客構内ゲートウェイデバイスによって、顧客構内ゲートウェイデバイスによってサポートされる顧客構内機器のセットのトラフィックの、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットを介した通信を少なくともサポートするステップを装置に実行させる。
【0062】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、コンピュータプログラム命令は、装置によって実行されると、少なくとも、顧客構内ゲートウェイデバイスによってクライアントデバイスから、顧客構内ゲートウェイデバイスによって使用するためのワイヤレスホットスポットを提供するためのクライアントデバイスの利用可能性の指示を受信するステップと、顧客構内ゲートウェイデバイスによって、クライアントデバイスを、顧客構内ゲートウェイデバイスをサポートするために利用可能である利用可能なクライアントデバイスとして登録するステップとを装置に実行させる。
【0063】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、コンピュータプログラム命令は、装置によって実行されると、少なくとも、顧客構内ゲートウェイデバイスによってクライアントデバイスを含む利用可能なクライアントデバイスのセットから、顧客構内ゲートウェイデバイスによって使用するためのワイヤレスホットスポットを提供するためのクライアントデバイスを選択するステップを装置に実行させる。
【0064】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、コンピュータプログラム命令は、装置によって実行されると、少なくとも、クライアントデバイスから顧客構内ゲートウェイデバイスによって、クライアントデバイスのテレメトリを受信するステップと、クライアントデバイスのテレメトリに基づいて、顧客構内ゲートウェイデバイスによって、顧客構内ゲートウェイデバイスによって使用するためのワイヤレスホットスポットを提供するようにクライアントデバイスを選択するステップとを装置に実行させる。
【0065】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、コンピュータプログラム命令は、装置によって実行されると、少なくとも、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスのワイヤレスホットスポットに接続されている間に、顧客構内ゲートウェイデバイスによって、トラフィックタイプまたはデバイスタイプのうちの少なくとも1つに基づいて、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットを介した顧客構内機器の通信を制御するステップを装置に実行させる。
【0066】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、コンピュータプログラム命令は、装置によって実行されると、顧客構内ゲートウェイデバイスにおける送信機能、スイッチ機能、および接続機能を制御するように構成されたコンテナ化アプリケーションを少なくともサポートするステップを装置に実行させる。
【0067】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、方法は、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件の検出に応答して顧客構内ゲートウェイデバイスによってクライアントデバイスに向けて、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の通知を送信するステップと、顧客構内ゲートウェイデバイスによって、顧客構内ゲートウェイデバイスのワイヤレス無線機をアクセスモードでの動作からクライアントモードでの動作に切り替えるステップと、顧客構内ゲートウェイデバイスによって、クライアントモードに基づいて顧客構内ゲートウェイデバイスのワイヤレス無線機を使用する顧客構内ゲートウェイデバイスによって、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットに接続するステップとを含む。
【0068】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件は、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続、または特定の品質レベルを有する顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続の利用不可能性を含む。
【0069】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件は、レイヤ2(L2)条件、レイヤ3(L3)条件、またはレイヤ4(L4)条件のうちの少なくとも1つに基づく。
【0070】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、ブロードバンド通信ネットワークは、光ファイバネットワーク、ケーブルネットワーク、デジタル加入者回線ネットワーク、固定ワイヤレスアクセスネットワーク、イーサネットネットワーク、または衛星ネットワークのうちの少なくとも1つを含む。
【0071】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の通知は、顧客構内ゲートウェイデバイスとクライアントデバイスとの間のワイヤレス接続を介して送信される。
【0072】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の通知は、アプリケーションプログラミングインタフェースコールを使用して送信される。
【0073】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、方法は、顧客構内ゲートウェイデバイスによって、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットを介して、顧客構内ゲートウェイデバイスによってサポートされる顧客構内機器のセットのトラフィックの通信をサポートするステップを含む。
【0074】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、方法は、顧客構内ゲートウェイデバイスによってクライアントデバイスから、顧客構内ゲートウェイデバイスによる使用のためのワイヤレスホットスポットを提供するためのクライアントデバイスの利用可能性の指示を受信するステップと、顧客構内ゲートウェイデバイスによって、顧客構内ゲートウェイデバイスをサポートするために利用可能である利用可能なクライアントデバイスとしてクライアントデバイスを登録するステップとを含む。
【0075】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、方法は、顧客構内ゲートウェイデバイスによって、クライアントデバイスを含む利用可能なクライアントデバイスのセットから、顧客構内ゲートウェイデバイスによって使用するためのワイヤレスホットスポットを提供するためのクライアントデバイスを選択するステップを含む。
【0076】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、方法は、顧客構内ゲートウェイデバイスによってクライアントデバイスからクライアントデバイスのテレメトリを受信するステップと、顧客構内ゲートウェイデバイスによって使用するためのワイヤレスホットスポットを提供するために、クライアントデバイスのテレメトリに基づいて顧客構内ゲートウェイデバイスによってクライアントデバイスを選択するステップとを含む。
【0077】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、方法は、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスのワイヤレスホットスポットに接続されている間に、顧客構内ゲートウェイデバイスによって、トラフィックタイプまたはデバイスタイプのうちの少なくとも1つに基づいて、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットを介した顧客構内機器の通信を制御するステップを含む。
【0078】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、方法は、顧客構内ゲートウェイデバイスにおける送信機能、スイッチ機能、および接続機能を制御するように構成されたコンテナ化アプリケーションをサポートするステップを含む。
【0079】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、装置は、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件の検出に応答して、顧客構内ゲートウェイデバイスによってクライアントデバイスに向けて、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の通知を送信するための手段と、顧客構内ゲートウェイデバイスによって、顧客構内ゲートウェイデバイスのワイヤレス無線機を、アクセスモードでの動作からクライアントモードでの動作へ切り替えるための手段と、クライアントモードに基づいて顧客構内ゲートウェイデバイスのワイヤレス無線機を使用する顧客構内ゲートウェイデバイスによって、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットに接続するための手段とを含む。
【0080】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件は、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続、または特定の品質レベルを有する顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続の利用不可能性を含む。
【0081】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件は、レイヤ2(L2)条件、レイヤ3(L3)条件、またはレイヤ4(L4)条件のうちの少なくとも1つに基づく。
【0082】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、ブロードバンド通信ネットワークは、光ファイバネットワーク、ケーブルネットワーク、デジタル加入者回線ネットワーク、固定ワイヤレスアクセスネットワーク、イーサネットネットワーク、または衛星ネットワークのうちの少なくとも1つを含む。
【0083】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の通知は、顧客構内ゲートウェイデバイスとクライアントデバイスとの間のワイヤレス接続を介して送信される。
【0084】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の通知は、アプリケーションプログラミングインタフェースコールを使用して送信される。
【0085】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、装置は、顧客構内ゲートウェイデバイスによって、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットを介して、顧客構内ゲートウェイデバイスによってサポートされる顧客構内機器のセットのトラフィックの通信をサポートするための手段を含む。
【0086】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、装置は、顧客構内ゲートウェイデバイスによってクライアントデバイスから、顧客構内ゲートウェイデバイスによって使用するためのワイヤレスホットスポットを提供するためのクライアントデバイスの利用可能性の指示を受信するための手段と、顧客構内ゲートウェイデバイスによって、顧客構内ゲートウェイデバイスをサポートするために利用可能である利用可能なクライアントデバイスとしてクライアントデバイスを登録するための手段とを含む。
【0087】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、装置は、顧客構内ゲートウェイデバイスによってクライアントデバイスを含む利用可能なクライアントデバイスのセットから、顧客構内ゲートウェイデバイスによって使用するためのワイヤレスホットスポットを提供するためのクライアントデバイスを選択するための手段を含む。
【0088】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、装置は、クライアントデバイスから顧客構内ゲートウェイデバイスによって、クライアントデバイスのテレメトリを受信するための手段と、クライアントデバイスのテレメトリに基づいて、顧客構内ゲートウェイデバイスによって、顧客構内ゲートウェイデバイスによって使用するためのワイヤレスホットスポットを提供するためにクライアントデバイスを選択するための手段とを含む。
【0089】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、装置は、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスのワイヤレスホットスポットに接続されている間に、顧客構内ゲートウェイデバイスによって、トラフィックタイプまたはデバイスタイプのうちの少なくとも1つに基づいて、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットを介した顧客構内機器の通信を制御するための手段を含む。
【0090】
少なくともいくつかの例示的な実施形態では、装置は、顧客構内ゲートウェイデバイスにおける送信機能、スイッチ機能、および接続機能を制御するように構成されたコンテナ化アプリケーションをサポートするための手段を含む。
【0091】
本明細書の教示は、添付の図面と併せて以下の詳細な説明を考慮することによって容易に理解することができる。
【0092】
理解を容易にするために、様々な図に共通する同一の要素を示すために、可能な限り、同一の参照番号が本明細書で使用されている。
【図面の簡単な説明】
【0093】
【
図1】
図1は、シームレスコンバージドブロードバンドサービスを示すための通信システムの例示的な実施形態を示す図である。
【
図2】
図2は、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための方法の例示的な実施形態を示す図である。
【
図3】
図3は、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするためのクライアントデバイスによる使用のための方法の例示的な実施形態を示す図である。
【
図4】
図4は、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための顧客構内ゲートウェイデバイスによる使用のための方法の例示的な実施形態を示す図である。
【
図5】
図5は、本明細書で提示される様々な機能を実行する際に使用するのに適したコンピュータの例示的な実施形態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0094】
シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための様々な例示的な実施形態が本明細書で提示される。シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための様々な例示的な実施形態は、顧客位置におけるクライアントデバイスを使用して、顧客位置における顧客構内ゲートウェイデバイスにネットワーク接続を提供するように構成され得る。シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための様々な例示的な実施形態は、顧客位置における顧客構内ゲートウェイデバイスのためのネットワーク接続を提供するために、顧客位置におけるクライアントデバイスのワイヤレスホットスポットを使用するように構成され得る。シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための様々な例示的な実施形態は、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件を検出する顧客位置における顧客構内ゲートウェイデバイスに基づいて、顧客位置におけるシームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするように構成され、クライアントデバイスを介して通信する顧客構内ゲートウェイデバイスの意図の通知を顧客位置のクライアントデバイスに送信し、顧客構内ゲートウェイデバイスのワイヤレス無線機をアクセスモードでの動作からクライアントモードでの動作に切り替え、顧客位置のクライアントデバイスのワイヤレスホットスポットに接続し、そして、顧客構内ゲートウェイデバイスのためのネットワーク接続性の連続性を提供するためにクライアントデバイスのワイヤレスホットスポットを介して通信する。シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための様々な例示的な実施形態は、クライアントデバイスを介して通信する顧客構内ゲートウェイデバイスの意図の通知を受信し、クライアントデバイスから顧客構内ゲートウェイデバイスへのワイヤレス接続を非アクティブ化し、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットをアクティブ化し、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットを介したクライアントデバイスへの顧客構内ゲートウェイデバイスの接続をサポートし、顧客構内ゲートウェイデバイスのためのネットワーク接続性の連続性を提供するためにクライアントデバイスのワイヤレスホットスポットを介した顧客構内ゲートウェイデバイスの通信をサポートする顧客位置におけるクライアントデバイスに基づいて、顧客位置におけるシームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするように構成され得る。シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするためのこれらおよび様々な他の例示的な実施形態、ならびにシームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための例示的な実施形態の利点または潜在的な利点は、以下でさらに論じられる様々な図を参照することによってさらに理解され得るだろう。
【0095】
図1は、シームレスコンバージドブロードバンドサービスを示すための通信システムの例示的な実施形態を示す図である。
【0096】
通信システム100は、顧客構内110と、顧客構内ゲートウェイデバイス120と、顧客構内機器130のセット(例示的に、130-X~130-Zとして示される顧客構内機器のセット、およびスマートフォン130-S)と、ブロードバンドアクセスネットワーク140と、ワイヤレスアクセスネットワーク150と、通信ネットワーク160とを含む。通信システム100は、様々な他の要素(例えば、デバイス、リンクなど、およびそれらの様々な組合せ)を含み得ることが理解されよう。
【0097】
顧客構内110は、顧客の顧客位置を表す。例えば、顧客の顧客構内110は、住宅位置、事業位置、企業位置などであってもよい。顧客構内110は、顧客構内ゲートウェイデバイス120および顧客構内機器130を含む。顧客構内110は、様々な他のデバイスを含み得ることが理解されよう。
【0098】
顧客構内ゲートウェイデバイス120は、顧客構内110に位置する顧客構内機器130のためのネットワーク接続をサポートするように構成される。顧客構内ゲートウェイデバイス120は、顧客構内ゲートウェイデバイス120からブロードバンドアクセスネットワーク140へのブロードバンドネットワーク接続をサポートするように構成されたブロードバンドネットワークインタフェース121を含む。ブロードバンドネットワークインタフェース121は、光ファイバネットワーク(例えば、fiber-tо-the-X(FTTx))、ケーブルネットワーク(例えば、Data Over Cable Service Interface Specification(DOCSIS)に基づく)、デジタル加入者回線(DSL)ネットワーク、Ethernet(登録商標)ネットワーク、固定無線アクセス(FWA)ネットワーク、衛星ネットワークなどの様々なタイプのブロードバンドアクセスネットワークとインタフェースするように構成され得る。顧客構内ゲートウェイデバイス120は、顧客構内110におけるローカルワイヤレス接続をサポートし、それによって顧客構内機器130が顧客構内ゲートウェイデバイス120にワイヤレス接続することを可能にするように構成された無線機122-1~122-Xのセット(集合的に、無線機122)を含む。ワイヤレス無線機122は、WiFi(例えば、WiFi5、WiFi6等である)または他の適切なローカルワイヤレス通信能力に基づいてローカルワイヤレス接続をサポートするように構成され得る。以下でさらに説明するように、顧客構内ゲートウェイデバイス120は、シームレス接続の様々な態様をサポートするように構成されることに留意されたい。顧客構内ゲートウェイデバイス120は、シームレス接続の様々な態様をサポートするように構成された様々な他の要素を含み得ることが理解されよう。
【0099】
顧客構内機器130は、インターネットを介して通信することができる顧客構内110に位置する様々なタイプのデバイスを含むことができる。例えば、顧客構内機器130は、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、セットトップボックス、スマートテレビ、ゲームシステム、スマート家電、モノのインターネット(IоT)デバイスなど、およびそれらの様々な組合せを含み得る。顧客構内機器130は、有線接続(例えば、Ethernet(登録商標)接続、光接続等)を介して、および/またはWiFi(例えば、WiFi5、WiFi6等)もしくは他の適切なローカルワイヤレス通信能力に基づくワイヤレス接続を介して、顧客構内ゲートウェイデバイス120に接続するように構成され得る。以下でさらに説明するように、顧客構内110に位置する顧客構内機器130の1つは、顧客構内ゲートウェイデバイス120のためのシームレス接続をサポートするように構成されたスマートフォン130-Sであり得ることに留意されたい(しかし、顧客構内ゲートウェイデバイス120のシームレスな接続をサポートするために使用されるスマートフォン130-Sは、必ずしも顧客構内機器130の1つとみなされる必要はなく、単に顧客構内110に位置してもよいことが理解されよう)。顧客構内機器130は、顧客構内ゲートウェイデバイス120を介して通信するように構成された様々な他の要素を含み得ることが理解されよう。
【0100】
スマートフォン130-Sは、顧客構内ゲートウェイデバイス120のためのシームレス接続をサポートするように構成される。スマートフォン130-Sは、スマートフォン130-Sからワイヤレスアクセスネットワーク150への広域ワイヤレス接続をサポートするように構成された広域ワイヤレスインタフェース131を含む。広域ワイヤレスインタフェース131は、セルラネットワーク(例えば、第2世代(2G)セルラネットワーク、第3世代(3G)セルラネットワーク、第4世代(4G)ロングタームエボリューション(LTE)セルラネットワーク、第5世代(5G)セルラネットワーク、第6世代(6G)セルラネットワークなど、およびそれらの様々な組合せ)または他の適切なタイプの広域ワイヤレスネットワークとインタフェースするように構成され得る。スマートフォン130-Sは、スマートフォン130-Sにおいてアクティブ化および非アクティブ化され得るワイヤレスホットスポット132を含む。ワイヤレスホットスポット132は、WiFi(例えば、WiFi5、WiFi6等)または他の適切なローカルワイヤレス通信能力に基づいてローカルワイヤレス接続をサポートするように構成され得る。ワイヤレスホットスポット132は、ワイヤレスホットスポット132を自動的にアクティブ化または非アクティブ化するように構成された1つまたは複数のワイヤレスホットスポット制御アプリケーションプログラミングインタフェース(API)の使用に基づいて、スマートフォン130-Sにおいて自動的にアクティブ化および非アクティブ化され得る(例えば、1つまたは複数のOSレベルワイヤレスホットスポットアクティブ化/非アクティブ化API、1つまたは複数のファームウェアレベルワイヤレスホットスポットアクティブ化/非アクティブ化APIなど、およびそれらの様々な組合せ)。以下でさらに説明するように、スマートフォン130-Sは、シームレス接続性の様々な態様をサポートするように構成されることに留意されたい。スマートフォン130-Sは、シームレス接続性の様々な態様をサポートするように構成された様々な他の要素を含み得ることを理解されよう。
【0101】
ブロードバンドアクセスネットワーク140は、通信ネットワーク160へのブロードバンドアクセスをサポートするように構成される。ブロードバンドアクセスネットワーク140は、顧客構内ゲートウェイデバイス120にブロードバンドネットワーク接続性を提供するように構成され、それによって、顧客構内ゲートウェイデバイス120が、顧客構内機器130と通信ネットワーク160との間の通信をサポートすることを可能にする。ブロードバンドアクセスネットワーク140は、様々なタイプのブロードバンド通信技術を使用して実装されてもよく、有線通信ネットワークまたはワイヤレス通信ネットワークであり得る。例えば、上述のように、ブロードバンドアクセスネットワーク140は、光ファイバネットワーク(例えば、FTTx)、ケーブルネットワーク(例えば、DОCSISに基づく)、FWAネットワーク、DSLネットワーク、Ethernet(登録商標)ネットワーク、衛星ネットワークなど、およびそれらの様々な組合せであり得る。明確にするために省略されているが、ブロードバンドアクセスネットワーク140は、顧客構内ゲートウェイデバイス120(例えば、ゲートウェイ、スイッチ、ルータなど、ならびにそれらの様々な組合せ)の通信をサポートするように構成された様々な要素を含み得ることが理解されよう。ブロードバンドアクセスネットワーク140は、様々な他のタイプのブロードバンド通信技術を使用して実装され得ることを理解されよう。
【0102】
ワイヤレスアクセスネットワーク150は、通信ネットワーク160へのワイヤレスアクセスをサポートするように構成される。ワイヤレスアクセスネットワーク120は、(広域ワイヤレスネットワーク接続能力をサポートし得る他の顧客構内機器130と同様に)スマートフォン130-Sのための広域ワイヤレスネットワーク接続を提供するように構成される。ワイヤレスアクセスネットワーク150は、様々なタイプの広域ワイヤレスネットワーク技術(したがって、広域ワイヤレスアクセスネットワークとも呼ばれ得る)を使用して実装され得る。例えば、ワイヤレスアクセスネットワーク150は、2Gセルラネットワーク、3Gセルラネットワーク、4G LTEセルラネットワーク、5Gセルラネットワーク、6Gセルラネットワークなど、およびそれらの様々な組合せであり得る。明確にするために省略されているが、ワイヤレスアクセスネットワーク150は、スマートフォン130-Sの通信をサポートするように構成された様々な要素(例えば、基地局(BS)、ゲートウェイ、スイッチ、ルータなど、ならびにそれらの様々な組合せ)を含み得ることが理解されよう。ワイヤレスアクセスネットワーク150は、様々な他のタイプのワイヤレスアクセス技術を使用して実装され得ることを理解されよう。
【0103】
通信システム100は、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするように構成され、それによって、顧客構内機器130による通信ネットワーク160へのアクセス(例えば、インターネット接続性)は、ブロードバンドアクセスネットワーク140を介した顧客構内ゲートウェイデバイス120の通信と、スマートフォン130-Sおよびワイヤレスアクセスネットワーク150を介した顧客構内ゲートウェイデバイス120の通信との間のシームレスな切り替えに基づいて、より弾力的にされる。このようにして、顧客構内ゲートウェイデバイス120は、通信ネットワーク160へのシームレスコンバージドアクセスを提供され、それによって、通信ネットワーク160への顧客構内機器130によるシームレスコンバージドアクセスを提供する。顧客構内ゲートウェイデバイス120およびスマートフォン130-Sは、顧客構内機器130のためのシームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするように協働するように構成され得る。以下でさらに説明するように、ブロードバンドアクセスネットワーク140を介した顧客構内ゲートウェイデバイス120による接続性に関連する条件(例えば、顧客構内ゲートウェイデバイス120からブロードバンドアクセスネットワーク140へのブロードバンド接続の利用不可能性、特定の品質レベルを満たさないブロードバンドアクセスネットワーク140を介した顧客構内ゲートウェイデバイス120からのブロードバンド接続など)に基づいて、スマートフォン130-Sは、スマートフォン130-Sのワイヤレスホットスポット132をアクティブ化し、顧客構内ゲートウェイデバイス120は、ワイヤレスアクセスネットワーク150を介して通信するために、したがってスマートフォン130-Sおよびワイヤレスアクセスネットワーク150を介して顧客構内機器130の通信をサポートし続けるために、スマートフォン130-Sのワイヤレスホットスポット132に接続する。シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートする際の顧客構内ゲートウェイデバイス120およびスマートフォン130-Sの動作は、以下でさらに論じられることに留意されたい。
【0104】
顧客構内ゲートウェイデバイス120およびスマートフォン130-Sは、顧客構内ゲートウェイデバイス120とのスマートフォン130-Sの登録をサポートするように構成され、これにより、スマートフォン130-Sは、顧客構内ゲートウェイデバイス120が、スマートフォン130-Sのワイヤレスホットスポットが通信ネットワーク160への接続に必要または望ましいと判定した場合(例えば、顧客構内ゲートウェイデバイス120は、ブロードバンドアクセスネットワーク140への接続性を有さず、顧客構内ゲートウェイデバイス120は、ブロードバンドアクセスネットワーク140への接続性を有するが、ブロードバンドアクセスネットワーク140への接続性の品質は、特定の品質レベルを満たすことができないなどである)、顧客構内ゲートウェイデバイス120にワイヤレスホットスポットを提供するために利用可能であり、提供する意思があるクライアントデバイスとして顧客構内ゲートウェイデバイス120に登録される。スマートフォン130-Sの顧客構内ゲートウェイデバイス120への登録は、スマートフォン130-S(例えば、顧客構内ゲートウェイデバイス120に接続した後、メッセージを顧客構内ゲートウェイデバイス120に送信することによって)によって開始されてもよく、または顧客構内ゲートウェイデバイス120(例えば、スマートフォン130-Sが顧客構内ゲートウェイデバイス120に接続した後、メッセージをスマートフォン130-Sに送信することによって)によって開始されてもよい。顧客構内ゲートウェイデバイス120へのスマートフォン130-Sの登録は、スマートフォン130-Sのユーザに対して透過的な様式(例えば、ユーザが、そのような登録を許可する設定を以前に設定した場合である)で自動的に、またはスマートフォン130-Sのユーザが、スマートフォン130-Sが顧客構内ゲートウェイデバイスに登録されているかどうかを制御することを可能にする様式(例えば、ユーザが顧客構内ゲートウェイデバイス120へのスマートフォン130-Sの登録を許可または防止できるように、スマートフォン130-Sのディスプレイを介して表示される1つまたは複数のメッセージに基づいている)で半自動的に実行され得る。
【0105】
顧客構内ゲートウェイデバイス120は、ブロードバンドアクセスネットワーク140の使用からワイヤレスアクセスネットワーク150の使用への切り替えをいつ開始すべきかを判定するため、およびワイヤレスアクセスネットワーク150の使用からブロードバンドアクセスネットワーク140の使用へのスイッチバックをいつ開始すべきかを判定するために、顧客構内ゲートウェイデバイス120のブロードバンドアクセスネットワーク140への接続性の監視をサポートするように構成され得る。顧客構内ゲートウェイデバイス120は、ブロードバンドアクセスネットワーク140内でホストされるデバイスまたはサービス(例えば、顧客構内ゲートウェイデバイス120が顧客構内からの接続性を監視するために通信することができるIPv4アドレスまたはIPv6アドレスなどの既知のアドレスを有するデバイスまたはサービス)への通信に基づいて、ブロードバンドアクセスネットワーク140への顧客構内ゲートウェイデバイス120の接続性の監視をサポートすることができるゲートウェイデバイス120は、(例えば、周期的ハートビートメッセージまたは他の好適なタイプの通信の使用に基づいて)ブロードバンドアクセスネットワーク140に接続する。顧客構内ゲートウェイデバイス120は、物理レイヤ、ネットワークレイヤ、アプリケーションレイヤ(例えば、ドメインネームサービス(DNS)条件、動的ホスト構成プロトコル(DHCP)条件など)などのうちの1つまたは複数ならびにそれらの様々な組み合わせにおいて、ブロードバンドアクセスネットワーク140への顧客構内ゲートウェイデバイス120の接続性に関連する条件を検出することができる。顧客構内ゲートウェイデバイス120は、レイヤ2(L2)、レイヤ3(L3)、レイヤ4(L4)などのうちの1つまたは複数、およびそれらの様々な組合せにおいて、ブロードバンドアクセスネットワーク140への顧客構内ゲートウェイデバイス120の接続性に関連する条件を検出することができる。顧客構内ゲートウェイデバイス120は、WANフラッピング(不安定性の急速な段階)、WANフラッピング軽減などの条件、ならびにそれらの様々な組合せを検出することができる。顧客構内ゲートウェイデバイス120は、様々なヒューリスティックスを用いて、ブロードバンドアクセスネットワーク140への顧客構内ゲートウェイデバイス120の接続性について検出された様々な条件を検証するように構成され得る。
【0106】
顧客構内ゲートウェイデバイス120およびスマートフォン130-Sは、ブロードバンドアクセスネットワーク140を介した顧客構内ゲートウェイデバイス120の接続性に関連する条件があるとき(例えば、接続性が利用不可能である、接続性が1つ以上の品質閾値を満たすことができない、または同等のもの)、ブロードバンドアクセスネットワーク140の使用からワイヤレスアクセスネットワーク150の使用へのシームレスな切り替えをサポートするように構成され得る。顧客構内ゲートウェイデバイス120は、ブロードバンドアクセスネットワーク140への顧客構内ゲートウェイデバイス120の接続性を監視する。顧客構内ゲートウェイデバイス120は、顧客構内ゲートウェイデバイス120によるブロードバンドアクセスネットワーク140への接続性に関連する条件があるという判定に基づいて、(1)スマートフォン130-Sが、スマートフォン130-Sが顧客構内ゲートウェイデバイス120の通信をサポートすることを可能にするアクションを実行することができるように、スマートフォン130-Sに通知し、(2)顧客構内ゲートウェイデバイス120がスマートフォン130-Sを介して通信することができるように、ローカルにアクションを実行する。顧客構内ゲートウェイデバイス120からスマートフォン130-Sへの通知は、スマートフォン130-Sを介して通信する顧客構内ゲートウェイデバイス120の意図の指示(例えば、広域通信のためにスマートフォン130-Sに使用する)、スマートフォン130-Sを介して通信する顧客構内ゲートウェイデバイス120による要求(例えば、広域通信のためにスマートフォン130-Sに使用する)、顧客構内ゲートウェイデバイス120によるブロードバンドアクセスネットワーク140への接続性に関連する条件の検出の指示など、およびそれらの様々な組合せを含み得る。スマートフォン130-Sは、顧客構内ゲートウェイデバイス120から通知を受信すると、スマートフォン130-Sから顧客構内ゲートウェイデバイス120へのワイヤレス接続を非アクティブ化し、顧客構内ゲートウェイデバイス120がスマートフォン130-Sのワイヤレスホットスポット132を介して接続できるように、スマートフォン130-Sのワイヤレスホットスポット132をアクティブ化する。顧客構内ゲートウェイデバイス120は、顧客構内ゲートウェイデバイス120のワイヤレス無線機122のうちの1つ(例示的に、ワイヤレス無線機122-1)をアクセスモード(これにより、顧客構内ゲートウェイデバイス120は、ワイヤレス無線機122-1に対するアクセスポイントとして動作して、顧客構内機器130が、
図1に示されていないワイヤレス無線機122-1を介して顧客構内ゲートウェイデバイス120に接続することを可能にする)での動作からクライアントモード(これにより、顧客構内ゲートウェイデバイス120は、
図1に示されるワイヤレス無線機122-1を介してスマートフォン130-Sのクライアントとして動作している)での動作に切り替え、スマートフォン130-Sのワイヤレスホットスポット132に接続する。ブロードバンドアクセスネットワーク140の使用からワイヤレスアクセスネットワーク150の使用へのシームレスな切り替えをサポートするための顧客構内ゲートウェイデバイス120とスマートフォン130-Sとの間の通信は、顧客構内ゲートウェイデバイス120とスマートフォン130-Sとの間のワイヤレス接続(例えば、スマートフォン130-Sが顧客構内ゲートウェイデバイス120へのWiFi接続を有していた場合)、1つまたは複数のAPIの使用(例えば、1つ以上のRESTful APIまたは他の好適なAPI)など、およびそれらの様々な組合せに基づき得る。顧客構内ゲートウェイデバイス120は、スマートフォン130-Sのワイヤレスホットスポットに接続されると、スマートフォン130-Sおよびワイヤレスアクセスネットワーク150を介した顧客構内機器130の通信をサポートする。
【0107】
顧客構内ゲートウェイデバイス120およびスマートフォン130-Sは、ブロードバンドアクセスネットワーク140を介した接続が再び利用可能になったときに、ワイヤレスアクセスネットワーク150の使用からブロードバンドアクセスネットワーク140の使用へのシームレススイッチバックをサポートするように構成され得る。顧客構内ゲートウェイデバイス120は、顧客構内ゲートウェイデバイス120のためのブロードバンドアクセスネットワーク140の利用可能性を監視する。顧客構内ゲートウェイデバイス120は、顧客構内ゲートウェイデバイス120によるブロードバンドアクセスネットワーク140への接続性に関連する条件がクリアされたという判定に基づいて、(1)顧客構内ゲートウェイデバイス120がブロードバンドアクセスネットワーク140を介して通信できるように、アクションをローカルに実行し、(2)スマートフォン130-Sが、スマートフォン130-Sが顧客構内ゲートウェイデバイス120の通信のサポートを停止することを可能にするアクションを実行することができるように、スマートフォン130-Sに通知する。顧客構内ゲートウェイデバイス120からスマートフォン130-Sへの通知は、スマートフォン130-Sを介した通信を停止する顧客構内ゲートウェイデバイス120の意図の指示(例えば、広域通信のためのスマートフォン130-Sの使用を停止する)、スマートフォン130-Sを介した通信を停止する顧客構内ゲートウェイデバイス120による要求(例えば、広域通信のためのスマートフォン130-Sの使用を停止する)、顧客構内ゲートウェイデバイス120によるブロードバンドアクセスネットワーク140への接続性に関連する条件の検出の指示など、およびそれらの様々な組合せを含み得る。顧客構内ゲートウェイデバイス120は、顧客構内ゲートウェイデバイス120のワイヤレス無線機122のうちの1つ(再び、ワイヤレス無線機122-1)を、クライアントモード(これにより、顧客構内ゲートウェイデバイス120は、
図1に示されるワイヤレス無線機122-1を介してスマートフォン130-Sのクライアントとして動作している)での動作からアクセスモード(これにより、顧客構内ゲートウェイデバイス120は、ワイヤレス無線機122-1に対するアクセスポイントとして動作して、顧客構内機器130が、
図1に示されていないワイヤレス無線機122-1を介して顧客構内ゲートウェイデバイス120に接続することを可能にする)での動作に切り替え、ブロードバンドアクセスネットワーク140に接続する。スマートフォン130-Sは、顧客構内ゲートウェイデバイス120から通知を受信すると、スマートフォン130-Sのワイヤレスホットスポット132を非アクティブ化し(顧客構内ゲートウェイデバイス120は、もはやスマートフォン130-Sのワイヤレスホットスポット132を介して接続する必要がないため)、スマートフォン130-Sから顧客構内ゲートウェイデバイス120へのワイヤレス接続またはスマートフォン130-Sからワイヤレスアクセスネットワーク150へのワイヤレス接続をアクティブ化する。ワイヤレスアクセスネットワーク150の使用からブロードバンドアクセスネットワーク140の使用へのシームレスなスイッチバックをサポートするための顧客構内ゲートウェイデバイス120とスマートフォン130-Sとの間の通信は、顧客構内ゲートウェイデバイス120とスマートフォン130-Sとの間のワイヤレス接続、1つまたは複数のAPI(例えば、1つまたは複数のRESTful APIまたは他の好適なタイプのAPI)の使用など、およびそれらの様々な組合せに基づき得る。顧客構内ゲートウェイデバイス120は、ブロードバンドアクセスネットワーク140に再接続されると、ブロードバンドアクセスネットワーク140を介した顧客構内機器130の通信をサポートする。
【0108】
ブロードバンドアクセスネットワーク140を介した顧客構内ゲートウェイデバイス120の接続の利用可能性に基づいて、ブロードバンドアクセスネットワーク140の使用とワイヤレスアクセスネットワーク150の使用との間のシームレスな切り替えをサポートするための顧客構内ゲートウェイデバイス120とスマートフォン130-Sとの協働は、顧客構内機器130のうちの1つ(例示的に、顧客構内機器130-X)に対するトラフィックのフローを考慮することによってさらに理解され得る。
図1に示すように、顧客構内ゲートウェイデバイス120はブロードバンドアクセスネットワーク140を介して接続することができるが、トラフィックフロー170-Aは、顧客構内ゲートウェイデバイス120(例示的に、ワイヤレス無線機122-Xおよびブロードバンドネットワークインタフェース121を介してブロードバンドアクセスネットワーク140へ)およびブロードバンドアクセスネットワーク140を含む経路を介して顧客構内機器130-Xと通信ネットワーク160との間に確立される。
図1に示すように、顧客構内ゲートウェイデバイス120はブロードバンドアクセスネットワーク140を介して接続することができるが、トラフィックフロー170-Aは、顧客構内ゲートウェイデバイス120(例示的に、ワイヤレス無線機122-Xおよびブロードバンドネットワークインタフェース121を介してブロードバンドアクセスネットワーク140へ)およびブロードバンドアクセスネットワーク140を含む経路を介して顧客構内機器130-Xと通信ネットワーク160との間に確立される。そのような経路間のシームレスな切り替えは、顧客構内110における顧客構内機器130の通信に高レベルの弾力性を提供することが理解されよう。
図1に示すように、顧客構内ゲートウェイデバイス120はブロードバンドアクセスネットワーク140を介して接続できないが、トラフィックフロー170-Bは、顧客構内ゲートウェイデバイス120(例示的に、アクセスモードで動作するワイヤレス無線機122-Xとクライアントモードで動作するワイヤレス無線機122-1とを介して)、スマートフォン130-S(例示的に、ワイヤレスホットスポット132および広域ワイヤレスインタフェース131を介してワイヤレスアクセスネットワーク150へ)、およびワイヤレスアクセスネットワーク150を含む経路を介して、顧客構内機器130-Xと通信ネットワーク160との間に確立される。そのような経路間のシームレスな切り替えは、顧客構内110における顧客構内機器130の通信に高レベルの弾力性を提供することが理解されよう。
【0109】
顧客構内ゲートウェイデバイス120およびスマートフォン130-Sは、ブロードバンドアクセスネットワーク140の使用とワイヤレスアクセスネットワーク150の使用との間の切り替えをサポートするための状態のセットに依存するプロセスの使用に基づいて、顧客構内110からのブロードバンドアクセスをサポートするために、ブロードバンドアクセスネットワーク140の使用とワイヤレスアクセスネットワーク150の使用との間のシームレスな切り替えをサポートするように構成され得る。第1の状態は、顧客構内ゲートウェイデバイス120が、ブロードバンドネットワークインタフェース121を介したブロードバンドアクセスネットワーク140への顧客構内ゲートウェイデバイスの接続性に関連する条件の有無を監視するDETECT状態である。顧客構内ゲートウェイデバイス120は、様々なタイプの監視を使用して、ブロードバンドアクセスネットワーク140への顧客構内ゲートウェイデバイス120の接続性に関連する条件の有無を監視することができる(例えば、ブロードバンドアクセスネットワーク140への接続に関連するEthernet物理状態変化を監視すること、ブロードバンドアクセスネットワーク140への周期的なpingに基づいてブロードバンドアクセスネットワーク140への接続を監視することなど、およびそれらの様々な組合せ)。第2の状態は、HYSTERESIS状態であり、これは、ブロードバンドアクセスネットワーク140の使用とワイヤレスアクセスネットワーク150の使用との間のフラップを防止するために、DETECT状態(すなわち、広帯域接続はアクティブかつ安定であるか、または広帯域接続はアクティブまたは不安定である)において検出された顧客構内ゲートウェイデバイス120のブロードバンド接続の状態が閾値時間長にわたってその検出された状態にあることを保証するために使用される。HYSTERESIS状態が終了すると、DETECT状態が維持される(すなわち、HYSTERESIS状態中に変化していない)という判定に基づいて、ブロードバンドアクセスネットワーク140の使用とワイヤレスアクセスネットワーク150の使用との間の切り替えが開始される(すなわち、DETECT状態がブロードバンドアクセスネットワーク140を介した接続が利用不可能/不適切であることを検出する場合に、ブロードバンドアクセスネットワーク140の使用からワイヤレスアクセスネットワーク150の使用に切り替えるか、または、DETECT状態がブロードバンドアクセスネットワーク140を介した接続が利用可能/適切であることを検出する場合に、ワイヤレスアクセスネットワーク150の使用からブロードバンドアクセスネットワーク140の使用に切り替える)。第3の状態は、COOL OFF状態であり、HYSTERESIS状態から入り、顧客構内ゲートウェイデバイスは、ブロードバンドアクセスネットワーク140への接続の状態が変化したかどうかを判定するために、設定された長さの時間待機した後、DETECT状態に戻る。ブロードバンドアクセスネットワーク140の使用とワイヤレスアクセスネットワーク150の使用との間のシームレスな切り替えをサポートするために、これらの状態は、他の方法で実装されてもよく、より少ないまたはより多い状態が定義および使用され得ることなどが理解されよう。
【0110】
顧客構内ゲートウェイデバイス120およびスマートフォン130-Sは、顧客構内ゲートウェイデバイス120のためのシームレスコンバージドブロードバンドサービスを提供するために、顧客構内ゲートウェイデバイス120のためのシームレスコンバージドブロードバンドサービスを提供するために利用可能な複数の利用可能なクライアントデバイスのセットからの、顧客構内ゲートウェイデバイスによるスマートフォン130-Sのインテリジェント選択をサポートするように構成され得る。スマートフォン130-S(顧客構内ゲートウェイデバイスに登録する他の利用可能なクライアントデバイスと同様)は、顧客構内ゲートウェイデバイス120(例えば、顧客構内ゲートウェイデバイスへの登録の一部として、顧客構内ゲートウェイデバイス120への登録中に定期的に、または同様のことを行う)にテレメトリを提供するように構成することができ、顧客構内ゲートウェイデバイス120は、顧客構内ゲートウェイデバイス120からのブロードバンド接続に関連する条件があるとき、顧客構内ゲートウェイデバイス120にシームレスコンバージドブロードバンドサービスを提供するためにスマートフォン130-Sまたは異なるクライアントデバイスを選択するかどうかを判定するためにテレメトリを使用することができる120は、ブロードバンドアクセスネットワーク140へのアクセスである。テレメトリは、利用可能なクライアントデバイス(スマートフォン130-Sなど)から利用可能であり、利用可能なクライアントデバイスのうちの1つを選択してシームレスコンバージドブロードバンドサービス(例えば、利用可能なクライアントデバイスのバッテリ電力レベル、利用可能なクライアントデバイスのローカルワイヤレス信号強度情報(例えば、WiFi受信信号強度インジケータ(RSSI)情報)、利用可能なクライアントデバイスの広域ワイヤレス信号強度情報(例えば、4G/5G信号強度などのセルラー信号強度情報)など、およびそれらの様々な組合せ)を提供する際に顧客構内ゲートウェイデバイス120にとって有用であり得る様々なタイプの情報を含み得る。顧客構内ゲートウェイデバイス120は、顧客構内ゲートウェイデバイス120からブロードバンドアクセスネットワーク140へのブロードバンド接続に関連する条件があるとき、顧客構内ゲートウェイデバイス120にとって最良のバックホールプロバイダとなる最良の候補クライアントデバイスを判定するために、スマートフォン130-Sおよび他のクライアントデバイスのテレメトリを分析するためのヒューリスティックスをサポートするように構成され得る。
【0111】
顧客構内ゲートウェイデバイス120およびスマートフォン130-Sは、シームレスコンバージドブロードバンドサービスがアクティブであるとき、スマートフォン130-Sを介した改善された通信をサポートするための様々な機能を提供するように構成され得る。顧客構内ゲートウェイデバイス120は、スマートフォン130-Sを介した通信の様々な態様を制御するためにトラフィック軽減技術をサポートまたは適用するように構成されてよく、それによって、顧客構内ゲートウェイデバイス120が、著しい停止時にワイヤレスアクセスネットワーク150が過度に駆動されることから保護することを可能にする。例えば、顧客構内ゲートウェイデバイス120は、許可されるおよび/または許可されないトラフィックタイプに関してトラフィックタイプ(例えば、ビデオ、ウェブなど)を制限すること、許可されるおよび/または許可されないデバイスタイプ(例えば、スマートフォン、ラップトップ、スマートTV、IoTなど)に関してデバイスタイプを制限することならびにそれらの様々な組み合わせなどによって、スマートフォン130-Sを介した通信の様々な態様を制御するためにトラフィック軽減技術をサポートまたは適用するように構成され得る。スマートフォン130-Sは、トラフィックの劇的な流入からワイヤレスアクセスネットワーク150を保護するようにオペレータによって構成され得る。例えば、スマートフォン130-Sは、より保守的なサービス品質クラス識別子(QCI)または他のトラフィックエンジニアリング設定を有する異なるAPNまたは5Gスライスを選択するようにオペレータによって構成され得る。顧客構内ゲートウェイデバイス120および/またはスマートフォン130-Sは、シームレスコンバージドブロードバンドサービスがアクティブであるとき、スマートフォン130-Sを介した改善された通信をサポートするための様々な他の機能を提供するように構成され得ることを理解されよう。
【0112】
顧客構内ゲートウェイデバイス120およびスマートフォン130-Sは、顧客構内ゲートウェイデバイス120およびスマートフォン130-S(例示的に、顧客構内ゲートウェイデバイス120の接続アプリケーション125およびスマートフォン130-Sの接続アプリケーション135)によってサポートされる接続アプリケーションを使用して、ブロードバンドアクセスネットワーク140の使用とワイヤレスアクセスネットワーク150の使用との間のシームレスな切り替えをサポートするように構成され得る。顧客構内ゲートウェイデバイス120の接続アプリケーション125は、ブロードバンドアクセスネットワーク140を介した接続とスマートフォン130-Sのワイヤレスホットスポットを介した接続との間で切り替えるために、顧客構内ゲートウェイデバイス120によって実行されるものとして本明細書で提示される様々な機能を制御するように構成され得る(例えば、スマートフォン130-Sの登録をサポートすること、ブロードバンドアクセスネットワーク140へのプライマリWAN接続を監視すること、バックアップクライアントデバイスとしてのスマートフォン130-Sの選択をサポートすること、シームレス切替えが必要とされるときにスマートフォン130-Sに通知すること、アクセスポイントモードで使用されるWiFi無線をクライアントモードで動作するように変換すること、およびWiFi無線を使用してスマートフォン130-Sに接続すること、スマートフォン130-Sを介してブロードバンドインターネットトラフィックを再ルーティングすることなど)。スマートフォン130-Sの接続アプリケーション135は、ブロードバンドアクセスネットワーク140を介した接続とスマートフォン130-Sのワイヤレスホットスポットを介した接続との間の顧客構内ゲートウェイデバイス120の切り替えをサポートするために、スマートフォン130-Sによって実行されるものとして本明細書で提示される様々な機能を制御するように構成され得る(例えば、顧客構内ゲートウェイデバイス120とのスマートフォン130-Sの登録をサポートすること、スマートフォン130-SのWiFi接続をプログラム的にオフにすること、スマートフォン130-S上でWiFiホットスポットを起動すること、WiFiホットスポットをシャットダウンするスマートフォン130-Sを介したブロードバンドインターネットトラフィックの通信をサポートすること、顧客構内ゲートウェイデバイス120へのWiFi接続を復元することなど)。顧客構内ゲートウェイデバイス120の接続アプリケーション125およびスマートフォン130-Sの接続アプリケーション135-Sは、様々な方法でインタラクションして、ブロードバンドアクセスネットワーク140を介した顧客構内ゲートウェイデバイス120の接続の利用可能性に基づいて、ブロードバンドアクセスネットワーク140の使用とワイヤレスアクセスネットワーク150の使用との間のシームレスな切り替えをサポートするための、本明細書で提示する様々な機能をサポートすることができる。顧客構内ゲートウェイデバイス120の接続アプリケーション125およびスマートフォン130-Sの接続アプリケーション135-Sは、様々な方法(例えば、ファームウェア上で実行される非コンテナ化アプリケーションとして、コンテナ化アプリケーションとしてなど、およびそれらの様々な組合せ)で実装され得ることを理解されよう。
【0113】
顧客構内ゲートウェイデバイス120(例示的に、接続アプリケーション125は、コンテナ化アプリケーションであり得る)およびスマートフォン130-S(例示的に、接続アプリケーション135-Sは、システムアプリケーションであり得る)によってサポートされる接続アプリケーションは、様々な方法で協働して、ブロードバンドアクセスネットワーク140へのプライマリブロードバンド施設に関連する条件の場合にシームレスな体験を提供することができる。接続アプリケーション125および接続アプリケーション135-Sは、プライマリブロードバンドアクセス(例えば、FTTH、DOCSIS、DSL、Ethernet(登録商標)など)が機能停止(例えば、L2、L3、L4など)を経験した場合に、共に動作して、専用のWiFiホットスポットモバイルデバイスバックホール冗長性を構成し、レジデンシャルゲートウェイCPEに提供することができる。接続アプリケーション135-Sは、スマートフォン130-Sが顧客構内ゲートウェイデバイス120のローカルWiFiネットワークに接続されるとき、RESTful APIコールを介してそのデフォルトIPゲートウェイ(顧客構内ゲートウェイデバイス120内に提供される)に到達し得る。接続アプリケーション135-Sは、顧客構内ゲートウェイデバイス120がシームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするとの判定に基づいて、顧客構内ゲートウェイデバイス120を認証し、登録し、必要とされる場合にスマートフォン130-Sがフォールバックブロードバンドサービスデバイスとして利用可能であることを顧客構内ゲートウェイデバイス120に通知する。接続アプリケーション135-Sがスマートフォン130-Sにインストールされている限り、このプロセスは、自動化され、シームレス(例えば、エンドユーザからのいかなるインタラクションも伴わない)またはほぼシームレス(例えば、エンドユーザがインタラクションすることができる通知およびプロンプトの使用を介して)であり得る。次いで、スマートフォン130-Sは、顧客構内ゲートウェイデバイス120にその継続的な利用可能性を知らせるために顧客構内ゲートウェイデバイス120と「チェックイン」し(例えば、設定可能な時間スケジュールで)、顧客構内ゲートウェイデバイス120におけるブロードバンド接続性に関連する条件が存在するときにシームレスコンバージドブロードバンドサービスを提供するためにスマートフォン130-Sを選択するかどうかを判定する際に顧客構内ゲートウェイデバイス120によって使用するためのテレメトリ(例えば、バッテリ電力レベル、ローカルワイヤレス信号強度情報(例えば、WiFi RSSI情報)、広域ワイヤレス信号強度情報(例えば、4G/5G信号強度などのセルラ信号強度情報)など)を知らせる。接続性アプリケーション125は、ブロードバンドサービスのプライマリWAN接続を監視し、インターネット接続が中断または不安定になる(例えば、レイヤ2、レイヤ3、および/またはレイヤ4において)という判定に基づいて、接続アプリケーション125は、APIコール(例えば、RESTful APIコール)を介して、その登録された候補デバイス(例えば、スマートフォン130-Sに対して)のうちの1つに到達し、そのサービスが必要とされることをデバイスに通知するであろう。次いで、接続アプリケーション135は、顧客構内ゲートウェイデバイス120へのスマートフォン130-SのWiFi接続をプログラム的にオフにし、ワイヤレスホットスポット132を起動し、その結果、顧客構内ゲートウェイデバイス120は、ワイヤレスホットスポット132に接続し、顧客構内110における他の顧客構内機器130にブロードバンドインターネット接続を提供し続けることができる。接続アプリケーション125は、アクセスポイントモードで構成されたそのWiFi無線機のうちの1つをクライアントモードに変換し、その変換されたWiFi無線機を使用して、スマートフォン130-S上のワイヤレスホットスポット132に接続し、新たに構成されたWiFi WANインタフェースおよびスマートフォン130-Sを介してブロードバンドインターネットトラフィックを再ルーティングする。顧客構内ゲートウェイデバイス120のためのプライマリWAN接続が再び利用可能(または安定)になると、逆のプロセスが接続アプリケーションによって実行されてもよく、たとえば、顧客構内ゲートウェイデバイス120がスマートフォン130-Sのワイヤレスホットスポット132への接続をドロップし、スマートフォン130-Sは、顧客構内ゲートウェイデバイス120(例えば、30秒、60秒などの閾値時間長の間接続がない場合)からの接続がもはや存在しないので、ワイヤレスホットスポット132をシャットダウンし、顧客構内ゲートウェイデバイス120は、WiFi無線機をクライアントモードからアクセスモードに戻し、スマートフォン130-Sは、WiFiを再アクティブ化し、顧客構内ゲートウェイデバイス120へのWiFi接続を復元し、そして、顧客構内ゲートウェイデバイス120は、ブロードバンドアクセスネットワーク140を介してブロードバンドインターネットトラフィックをルーティングする。
【0114】
通信システム100は、シームレスなコンバージドブロードバンドサービスをサポートするように構成されてもよく、それによって、様々な他の能力(例えば、顧客構内ゲートウェイデバイス120によってサポートされる様々な他の能力、スマートフォン130-Sによってサポートされる様々な他の能力など)、およびそれらの様々な組合せに基づいて、顧客構内機器130による通信ネットワーク160へのアクセスは、ブロードバンドアクセスネットワーク140を介した通信と、スマートフォン130-Sのワイヤレスホットスポットを使用したワイヤレスアクセスネットワーク150を介した通信との間のシームレスな切り替えに基づいて、より弾力性のあるものにされることが理解されよう。
【0115】
図2は、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための方法の例示的な実施形態を示す図である。方法200のステップのいくつかは顧客構内ゲートウェイデバイス(例えば、
図1の顧客構内ゲートウェイデバイス120)によって実行され、方法200のステップのいくつかはクライアントデバイス(例えば、
図1のスマートフォン130-S)によって実行されることが理解されよう。本明細書では主に特定の順序で実行されるものとして提示されるが、方法200の機能の少なくとも一部は、
図2(例えば、連続的に、同時に、従属して、独立してなど、およびそれらの様々な組み合わせ)に提示されるものとは異なるように実行され得ることが理解されよう。
【0116】
ステップ205において、クライアントデバイスは、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするクライアントデバイスの利用可能性および意思を示す登録要求を顧客構内ゲートウェイデバイスに提供する。クライアントデバイスによる登録プロセスの開始に関して主に提示されるが、クライアントデバイスの登録はまた、顧客構内ゲートウェイデバイスによって開始されてもよいことが理解されるであろう。ステップ210において、顧客構内ゲートウェイデバイスは、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするために利用可能であるとしてクライアントデバイスを登録する。クライアントデバイスは、顧客構内ゲートウェイデバイスによって登録された複数のクライアントデバイスのうちの1つとすることができ、したがって、複数のクライアントデバイスは、顧客構内ゲートウェイデバイスにとってブロードバンド接続性が利用可能でないとき、サービス継続性のために顧客構内ゲートウェイデバイスによって使用するために利用可能であり得ることが理解されよう。
【0117】
ステップ215において、顧客構内ゲートウェイデバイスは、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件を監視する。顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件は、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続、特定の品質レベル(例えば、品質閾値未満)を有する顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続などの利用不可能性であり得る。方法200は、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連付けられた条件が検出されるまでステップ215に留まってもよく、その時点で方法200が進み得ることが理解されよう。ステップ220において、顧客構内ゲートウェイデバイスは、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件を検出する。
【0118】
ステップ225において、顧客構内ゲートウェイデバイスは、顧客構内ゲートウェイデバイスの設定を実行して、クライアントデバイスを介した顧客構内ゲートウェイデバイスの通信をサポートする。例えば、顧客構内ゲートウェイデバイスは、顧客構内ゲートウェイデバイスのワイヤレス無線機をアクセスモード(顧客構内機器による顧客構内ゲートウェイデバイスへのアクセスをサポートするため)での動作からクライアントモード(顧客構内ゲートウェイデバイスのクライアントデバイスのワイヤレスホットスポットへの接続をサポートするため)での動作に切り替える。顧客構内ゲートウェイデバイスは、クライアントデバイスを介した顧客構内ゲートウェイデバイスの通信をサポートするように顧客構内ゲートウェイデバイスを構成するための他のアクションを実行し得ることが理解されよう。
【0119】
ステップ230において、顧客構内ゲートウェイデバイスは、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件がある間に、クライアントデバイスを介して広域通信を実行する顧客構内ゲートウェイデバイスの意図の通知をクライアントデバイスに提供する。顧客構内ゲートウェイデバイスからクライアントデバイスへの通知は、顧客構内ゲートウェイデバイスがクライアントデバイスを介して通信する意図の指示、顧客構内ゲートウェイデバイスによるクライアントデバイスを介して通信する要求、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件の検出の指示、およびそれらの様々な組み合わせなどを含み得る。
【0120】
ステップ235において、クライアントデバイスは、クライアントデバイスを介して顧客構内ゲートウェイデバイスの通信をサポートするためにクライアントデバイスの構成を実行する。例えば、クライアントデバイスは、クライアントデバイスから顧客構内ゲートウェイデバイスへのワイヤレス接続を非アクティブ化し、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットをアクティブ化する。クライアントデバイスは、クライアントデバイスを介して顧客構内ゲートウェイデバイスの通信をサポートするようにクライアントデバイスを構成するための他のアクションを実行し得ることが理解されよう。
【0121】
ステップ240において、顧客構内ゲートウェイデバイスは、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットに接続する。
図2に示すように、これは、顧客構内ゲートウェイデバイスとクライアントデバイスとの間のインタラクション(例えば、顧客構内ゲートウェイデバイスとクライアントデバイスとの間でメッセージを交換することを含む)に基づき得ることが理解されよう。
【0122】
ステップ245において、顧客構内ゲートウェイデバイスおよびクライアントデバイスは、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットを介した顧客構内ゲートウェイデバイス(したがって、顧客構内ゲートウェイデバイスによってサポートされる任意の顧客構内機器)の通信をサポートする。
【0123】
方法200は、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするために顧客構内ゲートウェイデバイスおよび/またはクライアントデバイスによって実行され得るより少ないまたはより多い(および異なる)ステップを含み得ることが理解されよう。
【0124】
図1の通信システム100の文脈内で本明細書で提示される様々な他の機能もまた、
図2の方法200の文脈内で提供され得ることを理解されよう。
【0125】
図3は、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするためのクライアントデバイスによる使用のための方法の例示的な実施形態を示す図である。本明細書では主に連続的に実行されるものとして提示されているが、方法300の機能の少なくとも一部は、同時に、または
図3に提示されているものとは異なる順序で実行され得ることが理解されよう。ブロック301において、方法300が開始される。ブロック310において、クライアントデバイスにおいて、クライアントデバイスを介して通信する顧客構内ゲートウェイデバイスの意図の通知を受信する。ブロック320において、クライアントデバイスにおいて、クライアントデバイスから顧客構内ゲートウェイデバイスへのワイヤレス接続を非アクティブ化する。ブロック330において、クライアントデバイスにおいて、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットをアクティブ化する。ブロック340において、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットを使用するクライアントデバイスにおいて、顧客構内ゲートウェイデバイスのクライアントデバイスへの接続をサポートする。ブロック399において、方法300は終了する。より少ないまたはより多い機能が方法300の文脈内で実行され得ること、方法300の機能が様々な方法で組み合わせられ得ること、および/または様々な方法で別々の機能に分離され得ることなど、ならびにそれらの様々な組合せが理解されよう。
図1の通信システム100および
図2の方法200の文脈内で本明細書で提示される様々な他の機能も、
図3の方法300の文脈内で提供され得ることを理解されよう。
【0126】
クライアントデバイスは、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための機能の様々な他の組合せを実行し得ることが諒解されよう。少なくともいくつかの例示的な実施形態では、例えば、クライアントデバイスは、顧客構内ゲートウェイデバイスから通知を受信し、顧客構内ゲートウェイデバイスからの通知に基づいてクライアントデバイスのワイヤレスホットスポットをアクティブ化し、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットへの顧客構内ゲートウェイデバイスの接続をサポートするように構成され得る。少なくともいくつかの例示的な実施形態では、例えば、クライアントデバイスは、顧客構内ゲートウェイデバイスのためのクライアントデバイスのワイヤレスホットスポットをアクティブ化し、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットへの顧客構内ゲートウェイデバイスの接続をサポートするように構成され得る。クライアントデバイスは、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするために、様々な他の機能または機能の組合せを実行し得ることが理解されよう。
【0127】
図4は、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための顧客構内ゲートウェイデバイスによる使用のための方法の例示的な実施形態を示す図である。本明細書では主に連続的に実行されるものとして提示されているが、方法400の機能の少なくとも一部は、同時に、または
図4に提示されているものとは異なる順序で実行され得ることが理解されよう。ブロック401において、方法400が開始される。ブロック410において、顧客構内ゲートウェイデバイスからブロードバンド通信ネットワークへのブロードバンド接続に関連する条件の検出に応答して、顧客構内ゲートウェイデバイスによってクライアントデバイスに向けて、クライアントデバイスを介して通信する顧客構内ゲートウェイデバイスの意図の通知を送信する。ブロック420において、顧客構内ゲートウェイデバイスによって、顧客構内ゲートウェイデバイスのワイヤレス無線機をアクセスモードでの動作からクライアントモードでの動作に切り替える。ブロック430において、クライアントモードに基づいて顧客構内ゲートウェイデバイスのワイヤレス無線機を使用する顧客構内ゲートウェイデバイスによって、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットに接続する。ブロック499において、方法400は終了する。より少ないまたはより多い機能が方法400の文脈内で実行され得ること、方法400の機能が様々な方法で組み合わせられ得ること、および/または様々な方法で別々の機能に分離され得ることなど、ならびにそれらの様々な組合せが理解されよう。
図1の通信システム100および
図2の方法200の文脈内で本明細書で提示される様々な他の機能も、
図4の方法400の文脈内で提供され得ることを理解されよう。
【0128】
顧客構内ゲートウェイデバイスは、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための機能の様々な他の組合せを実行し得ることが理解されよう。少なくともいくつかの例示的な実施形態では、たとえば、顧客構内ゲートウェイデバイスは、クライアントデバイスに向けて通知を送信し、クライアントモードで動作している顧客構内ゲートウェイデバイスのワイヤレス無線機を介してクライアントデバイスのワイヤレスホットスポットに接続するように構成され得る(例えば、クライアントモードに切り替えられるアクセスモードで以前に動作していたワイヤレス無線機または、顧客構内ゲートウェイデバイスの1つのワイヤレス無線機が、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットを介して通信することからブロードバンドアクセスインタフェースを介して通信することへの顧客構内ゲートウェイデバイスのシームレスな切り替えをサポートする準備ができるために、クライアントモードで動作することに専用であるような、クライアントモードですでに動作しているワイヤレス無線機)。少なくともいくつかの例示的な実施形態では、例えば、顧客構内ゲートウェイデバイスは、クライアントデバイスに向けて通知を送信し、クライアントデバイスのワイヤレスホットスポットに接続するように構成され得る。顧客構内ゲートウェイデバイスは、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするために、様々な他の機能または機能の組合せを実行し得ることが理解されよう。
【0129】
シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするためのワイヤレスホットスポットを提供するための顧客位置(特定のタイプのクライアントデバイス、すなわちスマートフォン)における特定のタイプのデバイスの使用に関して本明細書で主に提示されるが、顧客位置において利用可能であってもよく、ワイヤレスホットスポットをサポートし得る様々な他のタイプのデバイスが、シームレスコンバージドブロードバンドサービス(例えば、タブレット、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータなど)をサポートするために使用され得ることを理解されよう。
【0130】
シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするためのワイヤレスホットスポットを提供するために使用されるデバイスは、クライアントデバイスと呼ばれることに加えて、またはそれに代えて、顧客構内機器またはデバイス(例えば、顧客構内で利用可能なデバイスである)、ワイヤレス顧客デバイス、顧客デバイス、またはより一般的にはデバイス(例えば、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするためにスマートフォンによって実行されるものとして本明細書で提示される機能を実行するように構成された任意の適切なデバイス)とも呼ばれ得ることが理解されよう。
【0131】
シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための様々な例示的な実施形態は、様々な利点または潜在的な利点を提供することができる。
【0132】
例えば、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための様々な例示的な実施形態は、インターネットブロードバンドのための生存性を提供するための展開、構成、および動作を大幅に簡略化しながら、インターネットブロードバンドアクセスのための生存性を提供するように構成されてもよく、したがって、インターネットブロードバンドのための生存性を提供することに関連するコストを著しく低減する。
【0133】
例えば、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための様々な例示的な実施形態は、完全に自動化され、中断のないブロードバンド体験を顧客に提供する方式で、インターネットブロードバンドアクセスのための生存性を提供するように構成され得る(例えば、エンドユーザは、いかなるアクセスクレデンシャルも事前構成する必要がなく(しかし、事前構成することができる)、サービスを手動でアクティブ化または非アクティブ化する必要がなく、サービスプロバイダは、サービスを管理およびサポートするために、有線ネットワークまたは無線ネットワークのいずれかにおける機能のためにいかなるネットワーク機器も展開する必要がない)。
【0134】
例えば、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための様々な例示的な実施形態は、概して既存のインターネットブロードバンドアクセス技術(例えば、FTTx、DOCSIS、DSL、FWA、衛星など)によってサポートされないあるレベルの生存性を提供するように構成されてもよく、既存のインターネットブロードバンドアクセス技術は、典型的には、停電の場合に生存性をサポートすることなく、スループット、レイテンシ、セキュリティ、および信頼性のためのビルトイン能力を提供することにより焦点を当てられる。
【0135】
例えば、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための様々な例示的な実施形態は、複数のWANアクセス技術をCPEデバイス(例えば、高価な4G/5Gトランシーバ技術をCPEデバイスに追加する必要がない)に組み合わせる、または同時マルチWANアクセス(例えば、マルチパス伝送制御プロトコル(MPTCP))をサポートするなど、マルチWANアクセスソリューションの使用を必要とすることなく、インターネットブロードバンドアクセスのための生存性を提供するように構成され得る。
【0136】
たとえば、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための様々な例示的な実施形態は、典型的には複雑で費用がかかる、キャリアネットワーク(例えば、マルチWANリンクの調整およびテストならびに障害検出を実行するのを助けるためのHAGの使用を必要としない)におけるハイブリッドアクセスゲートウェイ(HAG)技術の統合を必要とすることなく、インターネットブロードバンドアクセスのための存続性を提供するように構成され得る。
【0137】
例えば、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための様々な例示的な実施形態は、インターネットブロードバンドアクセス(例えば、顧客がブロードバンドインターネットアクセス停止の前または時に手動構成を実行する必要性をなくすこと、顧客が新しいWANオプションをサポートするために顧客構内でWiFi構成のすべてを手動で再構成する必要性をなくすことなどである)のための残存可能性を提供するための構成および/または動作のための手動動作を要求することなく、インターネットブロードバンドアクセスのための残存可能性を提供するように構成され得る。
【0138】
例えば、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための様々な例示的な実施形態は、非管理またはコンバージドマルチWANがエンドユーザによって使用されるときに典型的に起こるような「可視性」およびサービス保証能力をサービスプロバイダが失うことなく、インターネットブロードバンドアクセスのための生存性を提供するように構成され得る。
【0139】
例えば、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための様々な例示的な実施形態は、非キャリアグレードまたは予測不可能な代替WANオプション(例えば、管理されていない第三者アクセスポイントへのWiFi)に依拠する必要なく、インターネットブロードバンドアクセスのための生存性を提供するように構成され得る。
【0140】
例えば、シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための様々な例示的な実施形態は、サービスプロバイダからのワイヤライン提供とワイヤレス提供との間に「スティッキネス(stickiness)」要因を生成しながら、インターネットブロードバンドアクセスのための生存性を提供するように構成され得る(例えば、従来の消費者は、単純さ(SIMスワップおよびローカル番号可搬性を介して可能にされる)に起因して、モバイルプロバイダをはるかに高いレート(より高いチャーン(churn))で切り替えることになり、したがって、結び付けて有線サービスと無線サービスの両方に関与する完全に統合された中断不能なブロードバンドソリューションを有することは、そのような好ましい自動バックアップソリューションを失う意思を低減することによって、無線チャーンに肯定的な影響を及ぼすことになる))。
【0141】
シームレスコンバージドブロードバンドサービスをサポートするための様々な例示的な実施形態は、様々な他の利点または潜在的な利点を提供することができる。
【0142】
本明細書では主にシームレスコンバージドブロードバンドサービスと呼ばれるが、本明細書で提示する様々な例示的な実施形態は、同様にまたは代替的に、本明細書ではシームレスコンバージド接続サービス(例えば、クライアントデバイスのホットスポットを使用してブロードバンドアクセスとワイヤレスアクセスとの組合せに基づいてコンバージドネットワーク接続性を提供するように構成されたサービス)またはシームレスコンバージドインターネットアクセスサービス(例えば、クライアントデバイスのホットスポットを使用してブロードバンドアクセスとワイヤレスアクセスとの組合せに基づいてコンバージドインターネットアクセスを提供するように構成されたサービス)と呼ばれることがあることを理解されよう。
【0143】
図5は、本明細書で提示される様々な機能を実行する際に使用するのに適したコンピュータの例示的な実施形態を示す図である。
【0144】
コンピュータ500は、プロセッサ502(例えば、中央処理装置(CPU)、プロセッサ、プロセッサコアのセットを有するプロセッサ、プロセッサのプロセッサコアなど)およびメモリ504(例えば、RAM(random access memory)やROM(read оnly memory)などである)を含む。少なくともいくつかの例示的な実施形態では、コンピュータ500は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、コンピュータに本明細書で提示される様々な機能を実行させる命令を記憶する少なくとも1つのメモリとを含み得る。
【0145】
コンピュータ500はまた、協働要素505を含んでもよい。協働要素505は、ハードウェアデバイスであってもよい。協働要素505は、本明細書で提示される様々な機能は、記憶デバイスまたは他の適切なタイプの記憶要素(この場合、例えば、協働要素505(関連するデータ構造を含む)などの非一時的なコンピュータ可読媒体上に記憶することができる)を実装するために、メモリ504にロードされ、プロセッサ502によって実行され得るプロセスであり得る。
【0146】
コンピュータ500はまた、1つまたは複数の入力/出力デバイス506を含んでもよい。入力/出力デバイス506は、ユーザ入力デバイス(例えば、キーボード、キーパッド、マウス、マイクロフォン、カメラ等)、ユーザ出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカ等)、1つまたは複数のネットワーク通信デバイスまたは要素(例えば、入力ポート、出力ポート、受信機、送信機、送受信機など)、1つまたは複数の記憶デバイス(例えば、テープドライブ、フロッピードライブ、ハードディスクドライブ、コンパクトディスクドライブなどである)などのうちの1つまたは複数、およびそれらの様々な組合せを含み得る。
【0147】
コンピュータ500は、本明細書で説明する機能要素、本明細書で説明する機能要素の部分など、およびそれらの様々な組合せを実装するのに適した一般的なアーキテクチャおよび機能を表し得ることを理解されよう。例えば、コンピュータ500は、顧客構内ゲートウェイデバイス120またはその一部、顧客構内機器130またはその一部(スマートフォン130-Sまたはその一部を含む)、ブロードバンドアクセスネットワーク140の要素またはその一部など、ワイヤレスアクセスネットワーク150の要素またはその一部、通信ネットワーク160の要素またはその一部など、およびそれらの様々な組合せなど、本明細書で提示する1つまたは複数の要素を実装するのに適した一般的なアーキテクチャおよび機能を提供することができる。
【0148】
本明細書で提示される機能の少なくともいくつかは、ソフトウェア(例えば、専用コンピュータ等を提供するために汎用コンピュータ上で(例えば、1つまたは複数のプロセッサによる実行を介して)実行するための1つまたは複数のプロセッサ上のソフトウェアの実装を介して)で実装されてもよく、および/またはハードウェア(例えば、汎用コンピュータ、1つまたは複数の特定用途向け集積回路、および/または任意の他のハードウェア等価物を使用する)で実装されてもよいことが理解されるであろう。
【0149】
本明細書で提示する機能の少なくともいくつかは、たとえば、様々な機能を実行するためにプロセッサと協働する回路として、ハードウェア内で実装され得ることを理解されよう。本明細書で説明される機能/要素の部分は、コンピュータプログラム製品として実装されてもよく、コンピュータ命令は、コンピュータによって処理されると、本明細書で説明される方法および/または技術が呼び出されるか、または別様に提供されるように、コンピュータの動作を適応させる。様々な方法を呼び出すための命令は、固定またはリムーバブル媒体(例えば、非一時的なコンピュータ可読媒体)に記憶され、ブロードキャストまたは他の信号搬送媒体内のデータストリームを介して送信され、および/または命令に従って動作するコンピューティングデバイス内のメモリ内に記憶され得る。
【0150】
本明細書で使用される「非一時的」という用語は、データ記憶持続性の制限(例えば、RAM対ROM)とは対照的に、媒体自体の制限(すなわち、信号ではなく有形)であることが理解されるであろう。
【0151】
本明細書で使用される場合、「<2つ以上の要素のリスト>のうちの少なくとも1つ」および<2つ以上の要素のリスト>および同様の語句のうちの少なくとも1つは、2つ以上の要素のリストが「および」または「または」によって結合される場合、要素のうちの少なくともいずれか1つ、または要素のうちの少なくともいずれか2つ以上、または少なくともすべての要素を意味することが理解されるであろう。
【0152】
本明細書で使用される場合、「または」という用語は、別段の指示がない限り(例えば、「またはその他」または「または代替における」の使用)、非排他的な「または」を指すことが理解されよう。
【0153】
本明細書で提示される教示を組み込む様々な実施形態が本明細書で詳細に示され説明されているが、当業者は、依然としてこれらの教示を組み込む多くの他の様々な実施形態を容易に考案できることが理解されよう。
【外国語明細書】