IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 睦月電機株式会社の特許一覧

<>
  • 特開-マウスピース 図1
  • 特開-マウスピース 図2
  • 特開-マウスピース 図3
  • 特開-マウスピース 図4
  • 特開-マウスピース 図5
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025039483
(43)【公開日】2025-03-21
(54)【発明の名称】マウスピース
(51)【国際特許分類】
   A61C 19/06 20060101AFI20250313BHJP
   A61C 5/90 20170101ALI20250313BHJP
【FI】
A61C19/06 Z
A61C5/90
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2023166514
(22)【出願日】2023-09-08
(71)【出願人】
【識別番号】305011787
【氏名又は名称】睦月電機株式会社
(72)【発明者】
【氏名】睦月 邦年
(72)【発明者】
【氏名】睦月 伸季
【テーマコード(参考)】
4C052
【Fターム(参考)】
4C052AA20
4C052MM10
(57)【要約】
【課題】本発明は、歯周病の予防・治療において有効に用いるマウスピースを提供する。
【解決手段】本発明のマウスピース11、12、13、14は保水材1を用いて少なくとも一部が露出するようにして歯列および歯茎に着用するマウスピースであって、U字状で内側表面3が歯列および歯茎に接する形状に形成された保水材に酸素ナノバブル水もしくはオゾンナノバブル水を有するマウスピースである。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
保水材を用いて少なくとも一部が露出するようにして歯列および歯茎に着用するマウスピースであって、前記保水材が酸素ナノバブル水を有し、U字状で歯列および歯茎に接する形状に形成されてできたことを特徴とするマウスピース。
【請求項2】
保水材を用いて少なくとも一部が露出するようにして歯列および歯茎に着用するマウスピースであって、前記保水材がオゾンナノバブル水を有し、U字状で歯列および歯茎に接する形状に形成されてできたことを特徴とするマウスピース。
【請求項3】
前記保水材はシート状であって、歯列への押圧により前記U字状で歯列および歯茎に接する形状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のマウスピース。
【請求項4】
前記保水材はシート状であって、その外側表面に塑性変形部材を有し、歯列への押圧により前記U字状で歯列および歯茎に接する形状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のマウスピース。
【請求項5】
前記保水材は型取りして前記U字状で歯列および歯茎に接する形状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のマウスピース。
【請求項6】
前記保水材は型取りして前記U字状で歯列および歯茎に接する形状に形成されており、その端部が露出するようにして外側表面に塑性変形部材を有することを特徴とする請求項1または2に記載のマウスピース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、歯周病の予防・治療に用いるマウスピースに関する。
【背景技術】
【0002】
酸素ナノバブル水やオゾンナノバブル水を用いた歯周病の予防・治療の発明として、特許文献1には、直径が10ナノから300ミクロン以下の空気又は酸素などで出来たバブルを1mlあたり5000個以上含むバブル水溶液と歯槽膿漏及び歯肉炎を予防する薬物を含む口内洗浄液とが混ざったバブル口内洗浄液により歯茎及び歯間等を洗浄するようにしたバブル口内洗浄液及びバブル口内洗浄方法が記載されている。
【0003】
しかし、特許文献1は酸素ナノバブル水やオゾンナノバブル水を用いた歯周病の予防・治療であるとしても、バブル口内洗浄方法においてマウスピースを用いていない。
【0004】
また、マウスピースを用いた歯周病の予防・治療の発明として、特許文献2には、ポリビニールアルコール(PVA)繊維などの親水性繊維を樹脂などの支持体に含むことにより、歯列に嵌め込んだり手指で歯に圧接するだけで、歯列にフィットして保持、固定するマウスピースが記載されている。
【0005】
しかし、特許文献2はマウスピースを用いた歯周病の予防・治療であっても、酸素ナノバブル水やオゾンナノバブル水を用いてU字状で歯列および歯茎に接する形状とした保水材とすることは記載されていない。
【0006】
また、型取りしたマウスピースとして、特許文献3には、第1の熱可塑性樹脂層と第2の熱可塑性樹脂層とから構成されている熱可塑性樹脂とからなるマウスピース本体が口腔内印象により歯列と歯肉とを型取りして、そのマウスピース本体の端縁部は歯肉に密着させて内側に液体吸収保持層が設けられていることが記載されている。
【0007】
しかし、特許文献3は液体吸収保持層を備えたマウスピースを用いた歯周病の予防・治療であっても、液体吸収保持層は口腔内で露出させて酸素ナノバブル水やオゾンナノバブル水を有する保水材を用いることは記載されていない。
【0008】
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2009-189753号公報
【特許文献2】特開2001-187070号公報
【特許文献3】特許第604790号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、歯周病の予防・治療において簡単な作業で歯列および歯茎に着脱するマウスピースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明のマウスピースに係る請求項1に記載の発明は、保水材を用いて少なくとも一部が露出するようにして歯列および歯茎に着用するマウスピースであって、前記保水材が酸素ナノバブル水を有し、U字状で歯列および歯茎に接する形状に形成されてできたことを特徴とする。同請求項2に記載の発明は、保水材を用いて少なくとも一部が露出するようにして歯列および歯茎に着用するマウスピースであって、前記保水材がオゾンナノバブル水を有し、U字状で歯列および歯茎に接する形状に形成されてできたことを特徴とする。同請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のマウスピースにおいて、前記保水材はシート状であって、歯列への押圧により前記U字状で歯列および歯茎に接する形状に形成されていることを特徴とする。同請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載のマウスピースにおいて、前記保水材はシート状であって、その外側表面に塑性変形部材を有し、歯列への押圧により前記U字状で歯列および歯茎に接する形状に形成されていることを特徴とする。同請求項5に記載の発明は、請求項1または2に記載のマウスピースにおいて、前記保水材は型取りして前記U字状で歯列および歯茎に接する形状に形成されていることを特徴とする。同請求項6に記載の発明は、請求項1または2に記載のマウスピースにおいて、前記保水材は型取りして前記U字状で歯列および歯茎に接する形状に形成されており、その端部が露出するようにして外側表面に塑性変形部材を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明のマウスピースは保水材を用いて少なくとも一部が露出するようにして歯列および歯茎に着用するマウスピースであって、酸素ナノバブル水もしくはオゾンナノバブル水を有する保水材がU字状で歯列および歯茎に接する形状に形成されてできているので、マウスピースを簡単な作業で歯列および歯茎に着用するだけで歯の表面、歯と歯との隙間および歯と歯茎と隙間に酸素もしくはオゾンが浸透して歯の表面、歯と歯との隙間および歯と歯茎と隙間に発生している細菌を除去することにより歯周病の予防・治療に有効に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明のマウスピースを歯列および歯茎に着用した状態を示す断面図である。
図2】本発明のマウスピースの実施形態1を示し、(a)は歯列および歯茎に着用する作業の断面図であり、(b)は歯列および歯茎に着用した状態を示す断面図である。
図3】本発明のマウスピースの実施形態2を示し、(a)は歯列および歯茎に着用する作業の断面図であり、(b)は歯列および歯茎に着用した状態を示す断面図である。
図4】本発明のマウスピースの実施形態3を示し、(a)は平面図であり、(b)はA-A断面図である。
図5】本発明のマウスピースの実施形態4を示し、(a)は平面図であり、(b)はB-B断面図であり、(c)は歯列および歯茎に着用した状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の保水材はポリビニールアルコール(PVA)樹脂などの親水性の素材自体や不織布やスポンジを含有させて連続気孔の多孔質体を酸素もしくはオゾンのナノバブル水に浸漬した状態をいい、このように酸素もしくはオゾンのナノバブル水を有する保水材をU字状で歯列および歯茎に接する形状に形成して少なくとも一部が露出するようにして歯列および歯茎に着用するマウスピースが提供できる。
【0015】
(本発明のマウスピース着用の作用について)
図1はマウスピース11、12、13、14を上下において歯列Aおよび歯茎Bに着用した状態を示すが、歯列Aおよび歯茎Bの上側のみまたは下側のみに着用してもよい。このマウスピース11、12、13、14は酸素もしくはオゾンのナノバブル水を有する保水材でできており、U字状で内側表面3が歯列および歯茎に接する形状に形成されて、少なくとも一部を口腔内で露出させて歯列Aおよび歯茎Bに着用することにより、酸素もしくはオゾンが歯の表面、歯と歯との隙間および歯と歯茎と隙間に浸透して歯の表面、歯と歯との隙間および歯と歯茎と隙間における細菌の発生を抑制する。
【0016】
(本発明のマウスピースの保水について)
マウスピース11、12、13、14は酸素もしくはオゾンのナノバブル水を有する保水材1でできており、その保水材1はポリビニールアルコール(PVA)樹脂などの親水性の素材自体や不織布やスポンジを含有させて連続気孔の多孔質体を構成している。この保水材を酸素もしくはオゾンのナノバブル水中に浸漬させることにより、酸素もしくはオゾンのナノバブル水を有する保水材1を得る。酸素もしくはオゾンのナノバブル水を有する保水材1においては、酸素やオゾンのナノバブル水が空気中に飛散しやすいので、酸素もしくはオゾンのナノバブル水の残存中に使用するように配慮する必要がある。この場合、酸素もしくはオゾンのナノバブル水は株式会社シグマテクノロジー製のシグマ酸素水(登録商標)もしくはシグマオゾン水(登録商標)を使用し、同社の特許第5555892号に記載の水撃力を利用したマイクロナノバブル発生装置により、バブル粒径が200nm以下となったナノバブル状態の微細気泡でできたナノバブル水が得られる。このようにして、マウスピース11、12、13、14に酸素ナノバブル水を有する保水材1にあっては、少なくとも一部を口腔内で露出させているので、酸素ナノバブル水は酸素が歯の表面、歯と歯との隙間および歯と歯茎と隙間に浸透して歯の表面、歯と歯との隙間および歯と歯茎と隙間における細菌の発生を抑制するとともに、酸素ナノバブル水の酸素が唾液による酸素濃度の低下を補充することができ、マウスピース11、12、13、14にオゾンナノバブル水を有する保水材1にあっては、少なくとも一部を口腔内で露出させているので、オゾンナノバブル水はオゾンが歯の表面、歯と歯との隙間および歯と歯茎と隙間に浸透して歯の表面、歯と歯との隙間および歯と歯茎と隙間における細菌の発生を抑制するとともに、口腔内の細菌を駆除することができ、酸素もしくはオゾンのナノバブル水を有しない保水材に比し有用な作用効果がある。
【0017】
(マウスピースの実施形態1)
図2(a)、(b)はマウスピースの実施形態1を示し、11は歯列Aから歯茎Bに巡らしたマウスピースである。このマウスピース11は、厚さが2~3mmのポリビニールアルコール(PVA)樹脂などの親水性の素材自体や不織布やスポンジを含有させて連続気孔の多孔質体のシート状の保水材1を酸素もしくはオゾンのナノバブル水で浸漬された状態で、口腔内に手指でP方向に押し込んで歯列Aに嵌め込み唇や舌を使用して、U字状で内側表面3が歯列および歯茎に接する形状に形成させて得られる。このマウスピース11においては、保水材1を口腔内で露出させて、酸素もしくはオゾンが存在しているので、酸素ナノバブル水の酸素が唾液による酸素濃度の低下を補充し、オゾンナノバブル水のオゾンが口腔内の細菌を駆除することができる。
【0018】
(マウスピースの実施形態2)
図3(a)、(b)はマウスピースの実施形態2を示し、12は歯列Aから歯茎Bに巡らしたマウスピースである。このマウスピース12は、厚さが2~3mmのポリビニールアルコール(PVA)樹脂などの親水性の素材自体や不織布やスポンジを含有させて連続気孔の多孔質体のシート状の保水材1の外側表面に塑性変形部材2を有し、保水材1を酸素もしくはオゾンのナノバブル水で浸漬された状態で、口腔内に手指でP方向に押し込んで歯列Aに嵌め込むことにより、U字状で内側表面3が歯列および歯茎に接する形状に形成させて得られる。この塑性変形部材2は、厚さが1mm程度のフィルムで保水材1の表面積よりも小さくしたポリプロピレン(PP)樹脂やポリ塩化ビニル(PVC)樹脂などの熱可塑性樹脂でできて保水材1の外側に貼り付けているが、ポリプロピレン(PP)樹脂やポリ塩化ビニル(PVC)樹脂などの熱可塑性樹脂粒を保水材1の外側表面に付着させるコーティング被膜であってもよい。このマウスピース12の形成に際して、塑性変形部材2を有する保水材1を酸素もしくはオゾンのナノバブル水に浸漬させて、塑性変形部材2を口腔内に手指でP方向に押し込んで歯列Aに嵌め込むことによりU字状で歯列および歯茎に接する形状に形成するので、塑性変形部材2を有しないマウスピースの実施形態1におけるマウスピース11に比べ、唇や舌で歯列および歯茎に接する形状を維持する作業が軽減される。この場合、保水材1の端部4は図示するように口腔内で露出しているが、塑性変形部材2の素材が前記熱可塑性樹脂のフィルムでできている場合、図示しないが、そのフィルムに複数個の貫通孔を形成しておけば、保水材1が口腔内でより多く露出して、保存材1の酸素もしくはオゾンが塑性変形部材2の貫通孔を介してマウスピース12の外側表面にも存在することになるので、マウスピース11と同様に酸素ナノバブル水の酸素が唾液による酸素濃度の低下を補充し、オゾンナノバブル水のオゾンが口腔内の細菌を駆除することができる。
【0019】
図4(a)、(b)はマウスピースの実施形態3を示し、13は型取りして歯列Aから歯茎Bに巡らしたマウスピースである。このマウスピース13は、ポリビニールアルコール(PVA)樹脂などの親水性の素材またはその素材に不織布やスポンジを含有させて連続気孔の多孔質体を成形材料として、U字状で内側表面3が歯列および歯茎に接する形状に型取りして厚さが2~3mmの成形した成形品を用意しておいて、この成形品を酸素もしくはオゾンのナノバブル水に浸漬させて保水材1を口腔内で露出させることにより得られる。この場合、このマウスピース13となる成形品は酸素もしくはオゾンのナノバブル水に浸漬されて膨張するので、その膨張を配慮して歯列Aに嵌め込む形状となるように、歯列Aから歯茎Bに巡らす深さDおよび幅Lを設定して型取りした成形品である。これら深さDおよび幅Lの設定は歯列Aのうち最小の大きさの歯における形状を対象に型取りすることにより、他の大きな歯に嵌め込むようにすればよい。このようにしてマウスピース13における保水材1を口腔内で露出させて酸素もしくはオゾンが存在しているので、酸素ナノバブル水の酸素が唾液による酸素濃度の低下を補充し、オゾンナノバブル水のオゾンが口腔内の細菌を駆除することができる。
【0020】
(マウスピースの実施形態4)
図5(a)、(b)および(c)はマウスピースの実施形態4を示し、14は型取りして歯列Aから歯茎Bに巡らしたマウスピースである。このマウスピース14は、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)樹脂、ポリプロピレン(PP)樹脂やポリ塩化ビニル(PVC)樹脂などの熱可塑性樹脂でできた厚さが1mm程度のフィルムをU字状で歯列・歯茎形状に型取りして成形された塑性変形部材2を用意し、この塑性変形部材2の内側にポリビニールアルコール(PVA)樹脂などの親水性素材自体や不織布やスポンジを含有した連続気孔の多孔質体を型取りして厚さが2~3mmのU字状で内側表面3が歯列および歯茎に接する形状で酸素もしくはオゾンのナノバブル水に浸漬された状態の保水材1を端部4が露出するように配置することにより得られる。図5(c)において、このマウスピース14における保水材1は端部4にて口腔内で露出させて酸素もしくはオゾンが存在しているので、酸素ナノバブル水の酸素が唾液による酸素濃度の低下を補充し、オゾンナノバブル水のオゾンが口腔内の細菌を駆除することができる。この場合、塑性変形部材2の内側には保水材1が配置されるので、図示しないが、前記フィルムをU字状で歯列・歯茎形状に成形において、塑性変形部材2の内側に保水材1が配置される空間部を有するように型取りして成形されている。このようにマウスピース14の保水材1はその外側表面に歯列・歯茎形状に成形された塑性変形部材2を有し、U字状で歯列および歯茎に接する形状に形成されていることにより、塑性変形部材2を有しないマウスピースの実施形態3におけるマウスピース13においては保水材1が酸素もしくはオゾンのナノバブル水に浸漬されて膨張するので、その膨張を配慮して歯列Aに嵌め込む形状となるように、歯列Aから歯茎Bに巡らす深さDおよび幅Lを設定する必要があったが、マウスピース14においては、この塑性変形部材2により歯列・歯茎形状に成形された形状が維持されている。この場合、図示しないが、この成形された塑性変形部材2に複数個の貫通孔を形成しておけば、保存材1の酸素もしくはオゾンが端部4のみでなく塑性変形部材2の貫通孔を介してマウスピース14の外側表面にも存在することになるので、口腔内で酸素ナノバブル水の酸素が唾液による酸素濃度の低下を補充し、オゾンナノバブル水のオゾンが口腔内の細菌を駆除する作用を向上させることができる。なお、塑性変形部材2については、歯列・歯茎形状に型取りするので、保水材1の端部4が露出されておれば、塑性変形部材2の内側に配置させる保水材1の厚さや素材の関係を考慮して、塑性変形部材2のフィルムの厚さを大きく設定したり、さらには、2層のフィルムで塑性変形部材2を構成してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0021】
本発明のマウスピースは、歯列および歯茎に着用して歯周病の予防・治療に有用である。
【符号の説明】
【0022】
1 保水材
11、12、13、14 マウスピース
2 塑性変形部材
3 内側表面
4 端部
A 歯列
B 歯茎
図1
図2
図3
図4
図5