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特開2025-42145情報管理システム、情報管理方法及びプログラム
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  • 特開-情報管理システム、情報管理方法及びプログラム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025042145
(43)【公開日】2025-03-27
(54)【発明の名称】情報管理システム、情報管理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 20/40 20120101AFI20250319BHJP
【FI】
G06Q20/40
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023148985
(22)【出願日】2023-09-14
(71)【出願人】
【識別番号】000004237
【氏名又は名称】日本電気株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100103894
【弁理士】
【氏名又は名称】家入 健
(72)【発明者】
【氏名】田中 基代
(72)【発明者】
【氏名】西村 知可子
(72)【発明者】
【氏名】大寺 小百合
(72)【発明者】
【氏名】中溝 孝太
【テーマコード(参考)】
5L020
5L055
【Fターム(参考)】
5L020AA73
5L055AA73
(57)【要約】
【課題】面談で得た顧客の情報を他の付属システムに入力できる機能を備える情報管理システムを提供する。
【解決手段】顧客と通信回線を用いて表示装置に表示された画面上で業務者が案件の面談を行う面談機能と、業務者が面談を案件識別情報で管理する、案件情報管理機能と、を備え、案件情報管理機能は、案件識別情報と面談に基づく顧客の情報を付属システムに入力する機能を有する、情報管理システムが提供される。顧客の情報は、顧客ID(Identification)、本人確認の成否情報と、本人確認の確認日時と、氏名、生年月日、及び連絡先などの本人確認の結果と、身分証明書の画像と、表示装置に表示された顔画像と、を含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
顧客と通信回線を用いて表示装置に表示された画面上で業務者が案件の面談を行う面談機能と、
前記業務者が前記面談を案件識別情報で管理する、案件情報管理機能と、を備え、
前記案件情報管理機能は、前記案件識別情報と前記面談に基づく顧客の情報を付属システムに入力する機能を有する、情報管理システム。
【請求項2】
前記顧客の情報は、顧客ID(Identification)、本人確認の成否情報と、本人確認の確認日時と、氏名、生年月日、及び連絡先などの本人確認の結果と、身分証明書の画像と、前記表示装置に表示された顔画像と、を含む、請求項1に記載の情報管理システム。
【請求項3】
前記顧客の情報を用いて、契約を締結し、前記顧客の情報に契約締結成否、契約締結日、契約者氏名、及び契約IDを追加する契約機能を備える、請求項2に情報管理システム。
【請求項4】
前記顧客の情報を印刷または電子伝票により出力する帳票作成機能を備える、請求項1に記載の情報管理システム。
【請求項5】
前記面談の日時とアドレスを予約する予約機能を備える、請求項1に記載の情報管理システム。
【請求項6】
前記付属システムは、預金の口座開設、解約、口座の入出金及び資金決済の少なくともいずれか1つを行う勘定系システム、投資信託の購入及び売却を行う投資信託取引用システム、株式の購入及び売却を行う株式取引用システム、外貨の購入及び売却を行う外貨取引用システム、または保険申し込み及び解約を行う保険システムである、請求項1に記載の情報管理システム。
【請求項7】
顧客と通信回線を用いて表示装置に表示された画面上で業務者が案件の面談を行い、
前記業務者が前記面談を案件識別情報で管理する、情報管理方法であって、
前記管理により、前記案件識別情報と前記面談に基づく顧客の情報を付属システムに入力できる、情報管理方法。
【請求項8】
前記顧客の情報は、顧客ID(Identification)と、本人確認の成否情報と、本人確認の確認日時と、氏名、生年月日及び連絡先などの本人確認の結果と、身分証明書の画像と、前記表示装置に表示された顔画像と、を含む、請求項7に記載の情報管理方法。
【請求項9】
前記顧客の情報を用いて契約を締結し、前記顧客の情報に契約締結成否、契約締結日、契約者氏名、及び契約IDを追加する契約機能を備える、請求項8に記載の情報管理方法。
【請求項10】
顧客と通信回線を用いて表示装置に表示された画面上で業務者が案件の面談を行い、
前記業務者が前記面談を案件識別情報で管理する、ことを情報処理装置に実行させる情報管理プログラムであって、
前記管理により、前記案件識別情報と前記面談に基づく顧客の情報を付属システムに入力できる、情報管理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報管理システム、情報管理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ユーザ端末からユーザの氏名と組織を含むユーザ情報、顔写真を含む本人確認書類の画像データ、顔画像データを受信する本人確認サーバが開示されている。本人確認サーバは、ユーザ情報と、本人確認書類に含まれるユーザ情報とが同一であるか判定する。また、本人確認サーバは、本人確認書類の画像データに含まれる顔写真と、撮影された顔画像データとで顔認証を行い、ユーザ情報が同一であると判定する。さらに、本人確認サーバは、顔認証手段が、同一人物であると判定した場合、本人確認できたとして認証する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2022-65696号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、画面上で行われた本人確認は、例えば口座開設であれば口座開設以外のシステムで使われることがなかった。そこで本開示の目的は、面談で得た顧客の情報を他の付属システムに入力できる機能を備える情報管理システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の情報管理システムは、
顧客と通信回線を用いて表示装置に表示された画面上で業務者が案件の面談を行う面談機能と、
前記業務者が前記面談を案件識別情報で管理する、案件情報管理機能と、を備え、
前記案件情報管理機能は、前記案件識別情報と前記面談に基づく顧客の情報を付属システムに入力する機能を有する、情報管理システムである。
【0006】
本開示の情報管理方法は、
顧客と通信回線を用いて表示装置に表示された画面上で業務者が案件の面談を行い、
前記業務者が前記面談を案件識別情報で管理する、情報管理方法であって、
前記管理により、前記案件識別情報と前記面談に基づく顧客の情報を付属システムに入力できる、情報管理方法である。
【0007】
本開示の情報管理プログラムは、
顧客と通信回線を用いて表示装置に表示された画面上で業務者が案件の面談を行い、
前記業務者が前記面談を案件識別情報で管理する、ことを情報処理装置に実行させる情報管理プログラムであって、
前記管理により、前記案件識別情報と前記面談に基づく顧客の情報を付属システムに入力できる、情報管理プログラムである。
【発明の効果】
【0008】
本開示により、面談で得た顧客の情報を他の付属システムに入力できる機能を備える情報管理システムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本開示にかかる情報管理システムの構成を示すブロック図である。
図2】本開示にかかる情報管理方法のフローチャートである。
図3】本開示にかかる情報管理プログラムのフローチャートである。
図4】本開示にかかるオンライン相談サービスのフロー図である。
図5】本開示にかかるオンライン相談サービスと関連するシステムを例示するブロック図である。
図6】本開示にかかる情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施の形態にかかる情報管理システムの説明)
以下、情報管理システム100の構成例を、図1を用いて説明する。情報管理システムは、例えば、表示装置を用いた間接的な面談をし、その面談で得た顧客の情報を管理するシステムである。
【0011】
情報管理システム100は、面談機能101と、案件情報管理機能102とを備える。面談機能101は、顧客と通信回線を用いて通信し、表示装置に表示された画面上で業務者が面談を行う機能である。
【0012】
顧客は、例えば、銀行口座を作りたい人、ローン契約をしたい人、株取引のための証券口座を作りたい人、保険契約をしたい人などである。業務者は、例えば、銀行員、証券会社で働く人、保険の窓口の人などである。このような顧客と業務者が、遠隔で間接的に面談を行う。ここで遠隔で間接的に面談を行うとは、インターネット回線、携帯通信回線、WiFi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)などの通信回線を用いて情報を伝達しながら面談を行うことをいう。面談は、表示装置の画面上に顔画像を表示させながら行う。特に、面談は、静止画でなく画面上にリアルタイムかつインタラクティブに顔の映像を表示させることで、直接的に面談を行うことと同じ本人確認ができる。
【0013】
案件情報管理機能102は、業務者が当該面談を案件識別情報で管理する機能である。案件識別情報は、上記顧客の要望の案件を識別する情報で、例えばアルファベットと数字を混ぜた番号などである。また、案件情報管理機能は、案件識別情報と面談に基づく顧客の情報を付属システムに入力する機能を有する。
【0014】
当該業務では、本人確認がなされることが必須である。そのため、顧客の情報は、顧客ID(Identification)、本人確認の成否情報と、本人確認の確認日時と、氏名、生年月日、及び連絡先などの本人確認の結果と、身分証明書の画像と、表示装置に表示された顔画像と、を含む。
【0015】
顧客IDは、顧客に割り振られた固有の番号である。本人確認の成否情報は、本人確認が取れたか否かの情報である。本人確認の確認日時とは、本人確認を行った日時である。本人確認の結果とは、本人確認で示された氏名、生年月日、連絡先などである。身分証明書は、例えば、運転免許証、健康保険証、マイナンバーカードなどである。身分証明書の画像で本人確認を行う場合、身分証明書は、特に、本人を確認するため顔写真のある運転免許証、マイナンバーカードが好ましい。表示装置に表示された顔画像は、身分証明書の画像と照合するために保存する。
【0016】
この面談では、直接の対面と同様に本人確認できることから、契約を締結できる。契約は、例えば、ローン契約、不動産売買契約、銀行口座開設契約などである。顧客の情報に、契約締結成否、契約締結日、契約者氏名、契約ID、及びアクセスコードを追加できる。
【0017】
契約締結成否は、契約ができたか否かの情報である。契約締結日は、契約を行った日である。契約者氏名は、契約を行った者の氏名である。契約IDは、契約に割り振られた固有の番号である。アクセスコードは、顧客または業務者が情報管理システム100に契約を照合するときまたは他のシステムから契約を照合するときに必要となる記号または番号である。
【0018】
情報管理システム100は、顧客の情報を印刷または電子伝票により出力する帳票作成機能を備えてもよい。情報管理システム100は、プリンタなどによりこれらの顧客の情報を紙に印刷する機能を備える。
【0019】
情報管理システム100は、面談の日時とアドレスを予約する予約機能を備えてもよい。アドレスは、URL(Uniform Resource Locater)などの面談に用いられるWebサイトのアドレスである。
【0020】
付属システムは、預金の口座開設、解約、口座の入出金及び資金決済などを行う勘定系システム、投資信託の購入及び売却を行う投資信託取引用システム、株式の購入及び売却を行う株式取引用システム、外貨の購入及び売却を行う外貨取引用システム、または保険申し込み及び解約を行う保険システムなどである。
【0021】
上記構成により、面談で得た顧客の情報を他の付属システムに入力できる機能を備える情報管理システムが提供される。
【0022】
(実施の形態にかかる情報管理方法の説明)
以下、情報管理方法を、図2を参照しながら説明する。図2に示されるように、まず画面上で面談を行う(ステップS201)。上述したように、顧客と業務者が間接的に面談を行う。次に、面談を案件識別情報で管理する(ステップS202)。この管理により、案件識別情報と面談に基づく顧客の情報を付属システムに入力できる。
【0023】
上記構成により、面談で得た情報を他の付属システムに入力できる機能を備える情報管理方法が提供される。
【0024】
(実施の形態にかかる情報管理プログラムの説明)
以下、情報管理プログラムを、図3を参照しながら説明する、図3に示されるように、画面上で面談を行うことを情報処理装置600に実行させる(ステップS301)。次に、面談を案件識別情報で管理することを情報処理装置600に実行させる(ステップS302)。この管理により、案件識別情報と面談に基づく顧客の情報を付属システムに入力できる。
【0025】
図6に示されるように、情報処理装置600は、プログラムを実行して処理を行うCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサ601と、プログラムを格納するメモリ602とを備える。情報処理装置600は、1つの装置で構成されてもよいし、複数の装置で構成されてもよい。情報処理装置600は、一部または全部の機能を分散するクラウドサーバであってもよい。情報処理装置600には、表示装置が接続されている。また、情報処理装置は、業務者を撮影するための撮像装置が接続されている。また、情報処理装置600は、通信回線に接続されている。情報処理装置600は、例えばクラウドサーバと、パーソナルコンピュータ、タブレット、スマートフォンなど、クラウドサーバと接続される装置で構成される。
【0026】
上記構成により、面談で得た顧客の情報を他の付属システムに入力できる機能を情報処理装置に実行させる情報管理プログラムが提供される。
【0027】
(実施の形態にかかるオンライン相談サービスと関連するシステムの説明)
以下、オンライン相談サービスと関連するシステムを、図4及び図5を参照しながら説明する。オンライン相談サービス400は、上記情報管理システム100で実行されるサービスである。
【0028】
図4に示されるように、オンライン相談サービス400は、利用登録401と、案件情報管理402とを備える。利用登録401は、顧客が、オンライン相談サービス400を利用するために、ログイン名、パスワードなどを登録する部分である。
【0029】
図5に示されるように、利用登録401などオンライン相談サービス400へのアクセスは、窓口・渉外501、銀行HP(ホームページ)502、モバイルアプリ503、インターネットバンキング504などによって行われる。窓口・渉外501は、支店と本店に設置された窓口、顧客を訪問する営業員の外出先が想定される。銀行HP502によるアクセスは、インターネットを介して銀行ホームページに顧客がアクセスする態様が想定される。モバイルアプリ503によるアクセスは、携帯端末のアプリケーションソフトウェアを介してアクセスする態様が想定される。インターネットバンキング504は、インターネットを介してアクセスするアプリが想定される。
【0030】
図4及び図5に示されるように、続いて案件情報管理402を介して業務者と顧客との間で取引が行われる。まず、顧客が面談の予約と面談の実施を案件情報管理402に問い合わせ、面談が実施される(403)。次に案件情報管理402が本人確認を呼び出し(505)、顧客が顧客の情報を提出して本人確認が行われる(404、506)。
【0031】
次に案件情報管理402が伝票(帳票)作成を呼び出し(507)、伝票(帳票)が作成される(405、508)。次に案件情報管理402が電子契約を呼び出し(509)、電子契約がなされる(406、510)。
【0032】
図5に示されるように、オンライン相談サービス400の顧客の情報は、取引データ407として基幹系システム408に引き継がれる。また、顧客の情報は、電子契約データ511、及びオンライン相談取引履歴512などで利用される。基幹系システム408は、例えば預金の口座開設及び解約、口座の入出金及び資金決済などを行う勘定系システム、保険申し込み及び解約を行う保険システム、投資信託の購入及び売却を行う投資信託取引用システム、株式の購入及び売却を行う株式取引用システム、外貨の購入及び売却を行う外貨取引用システムなどである。電子契約データ511は、例えば保険申し込み及び解約を行う保険システムに用いられる。オンライン相談取引履歴512は、投資信託の購入及び売却を行う投資信託取引用システム、株式の購入及び売却を行う株式取引用システム、外貨の購入及び売却を行う外貨取引用システムの取引に用いられる。
【0033】
上記構成により、面談で得た顧客の情報を他の付属システムに入力できる機能を備える情報管理システムが提供される。
【0034】
また、上述した情報処理装置600における処理の一部又は全部は、コンピュータプログラムとして実現可能である。このようなプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
【0035】
以上、実施の形態を参照して本開示を説明したが、本開示は上述の実施の形態に限定されるものではない。本開示の構成や詳細には、本開示のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。そして、各実施の形態は、適宜他の実施の形態と組み合わせることができる。
【0036】
各図面は、1又はそれ以上の実施形態を説明するための単なる例示である。各図面は、1つの特定の実施形態のみに関連付けられるのではなく、1又はそれ以上の他の実施形態に関連付けられてもよい。当業者であれば理解できるように、いずれか1つの図面を参照して説明される様々な特徴又はステップは、例えば明示的に図示または説明されていない実施形態を作り出すために、1又はそれ以上の他の図に示された特徴又はステップと組み合わせることができる。例示的な実施形態を説明するためにいずれか1つの図に示された特徴またはステップのすべてが必ずしも必須ではなく、一部の特徴またはステップが省略されてもよい。いずれかの図に記載されたステップの順序は、適宜変更されてもよい。
【0037】
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
顧客と通信回線を用いて表示装置に表示された画面上で業務者が案件の面談を行う面談機能と、
前記業務者が前記面談を案件識別情報で管理する、案件情報管理機能と、を備え、
前記案件情報管理機能は、前記案件識別情報と前記面談に基づく顧客の情報を付属システムに入力する機能を有する、情報管理システム。
(付記2)
前記顧客の情報は、顧客ID(Identification)、本人確認の成否情報と、本人確認の確認日時と、氏名、生年月日、及び連絡先などの本人確認の結果と、身分証明書の画像と、前記表示装置に表示された顔画像と、を含む、付記1に記載の情報管理システム。
(付記3)
前記顧客の情報を用いて、契約を締結し、前記顧客の情報に契約締結成否、契約締結日、契約者氏名、及び契約IDを追加する契約機能を備える、付記2に情報管理システム。
(付記4)
前記顧客の情報に、アクセスコードを追加する契約機能を備える、付記3に記載の情報管理システム。
(付記5)
前記顧客の情報を印刷または電子伝票により出力する帳票作成機能を備える、付記1に記載の情報管理システム。
(付記6)
前記面談の日時とアドレスを予約する予約機能を備える、付記1に記載の情報管理システム。
(付記7)
前記付属システムは、預金の口座開設、解約、口座の入出金及び資金決済の少なくともいずれか1つを行う勘定系システム、投資信託の購入及び売却を行う投資信託取引用システム、株式の購入及び売却を行う株式取引用システム、外貨の購入及び売却を行う外貨取引用システム、または保険申し込み及び解約を行う保険システムである、付記1に記載の情報管理システム。
(付記8)
顧客と通信回線を用いて表示装置に表示された画面上で業務者が案件の面談を行い、
前記業務者が前記面談を案件識別情報で管理する、情報管理方法であって、
前記管理により、前記案件識別情報と前記面談に基づく顧客の情報を付属システムに入力できる、情報管理方法。
(付記9)
前記顧客の情報は、顧客ID(Identification)と、本人確認の成否情報と、本人確認の確認日時と、氏名、生年月日及び連絡先などの本人確認の結果と、身分証明書の画像と、前記表示装置に表示された顔画像と、を含む、付記8に記載の情報管理方法。
(付記10)
前記顧客の情報を用いて契約を締結し、前記顧客の情報に契約締結成否、契約締結日、契約者氏名、及び契約IDを追加する契約機能を備える、付記9に記載の情報管理方法。
(付記11)
顧客と通信回線を用いて表示装置に表示された画面上で業務者が案件の面談を行い、
前記業務者が前記面談を案件識別情報で管理する、ことを情報処理装置に実行させる情報管理プログラムであって、
前記管理により、前記案件識別情報と前記面談に基づく顧客の情報を付属システムに入力できる、情報管理プログラム。
【0038】
付記1{e.g. システム}に従属する付記2~付記7に記載した要素(例えば構成及び機能)の一部または全ては、付記8{e.g. 方法}、付記11{e.g. プログラム}に対しても付記2~付記7と同様の従属関係により従属し得る。任意の付記に記載された要素の一部または全ては、様々なハードウェア、ソフトウェア、ソフトウェアを記録するための記録手段、システム、及び方法に適用され得る。
【符号の説明】
【0039】
100 情報管理システム、101 面談機能、102 案件情報管理機能、400 オンライン相談サービス、401 利用登録、402 案件情報管理、404 本人確認、405 伝票(帳票)作成、406 電子契約、407 取引データ、408 基幹系システム、501 窓口・渉外、502 銀行HP、503 モバイルアプリ、504 インターネットバンキング、511 電子契約データ、512 オンライン相談取引履歴、600 情報処理装置、601 プロセッサ、602 メモリ
図1
図2
図3
図4
図5
図6