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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025047198
(43)【公開日】2025-04-03
(54)【発明の名称】冷却ベスト
(51)【国際特許分類】
   A41D 13/005 20060101AFI20250326BHJP
【FI】
A41D13/005 108
A41D13/005 106
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023155545
(22)【出願日】2023-09-21
(71)【出願人】
【識別番号】593161375
【氏名又は名称】山真製鋸株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100098936
【弁理士】
【氏名又は名称】吉川 晃司
(74)【代理人】
【識別番号】100098888
【弁理士】
【氏名又は名称】吉川 明子
(72)【発明者】
【氏名】山本 剛
【テーマコード(参考)】
3B211
【Fターム(参考)】
3B211AA01
3B211AB01
3B211AC01
3B211AC18
3B211AC21
(57)【要約】
【課題】比較的簡易な構成で着用したときに不自然な膨らみはできず、庭に出る程度の際にも手軽に羽織れる着脱の容易な冷却ベストの提供。
【解決手段】隆起した収容部23には相変化部材25が封入されており、収容部23と収容部23との間の凹条部27が関節となって、山折り谷折り可能になっている。身体側の凹凸形状に合わせて収容部23が配列されているので、隆起した収容部23を上手く身体側に触れさせてフィットさせることができる。肩部分9でも自重が掛かった状態でU字状に湾曲してフィットする。従って、収容部23、23、……のそれぞれの上面部は広い面積が無駄なく身体側に触れ合うことになる。この凹条部27は縁で開放されているので、空気の逃げ道となる。夏場は、暑さで汗が多く出て、この汗が蒸発することで蒸れ易くなっているが、この空気の逃げ道から逃がすことで蒸れ難くできている。
【選択図】 図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
後身ごろと左右の前身ごろがそれぞれ肩部分で連なってなるベスト状の遮光表地に、
平坦状フィルムと凹凸状フィルムとが接合されて、前記凹凸状フィルムの凹面と前記平坦状フィルムで囲まれた収容部に熱を吸収して固相から液相に変化する相変化部材が封入されてなる冷却裏地が、前記平坦状フィルム側を重ねて一体化されており、前記収容部どうしの間の隙間が折り可能になっていることを特徴とする冷却ベスト。
【請求項2】
請求項1に記載した冷却ベストにおいて、
冷却裏地は、遮光表地の後身ごろに重ねられて接合される部位では、凹凸状フィルムの凹条面が山折り可能に上下方向に連なって延びていることを特徴とする冷却ベスト。
【請求項3】
請求項1または2に記載した冷却ベストにおいて、
冷却裏地は、遮光表地の後身ごろに重ねられて接合される部位では、凹凸状フィルムの凹条面が山折り可能に左右方向に連なって延びていることを特徴とする冷却ベスト。
【請求項4】
請求項3に記載した冷却ベストにおいて、
冷却裏地は、遮光表地の肩部分に重ねられて接合される部位では、凹凸状フィルムの凹条面が首側から腕側に延びて複数並列しており、それぞれ谷折りされて全体としてU字状に湾曲することを特徴とする冷却ベスト。
【請求項5】
請求項4に記載した冷却ベストにおいて、
後身ごろと左右の前身ごろは、脇下部分でベルトで着脱自在に連結されることを特徴とする冷却ベスト。
【請求項6】
請求項5に記載した冷却ベストにおいて、
遮光表地と冷却裏地の間には断熱シートが介挿されていることを特徴とする冷却ベスト。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は冷却ベストに係り、特に相変化部材(Phase Change Material)を用いた冷却ベストに関するものである。
【背景技術】
【0002】
高温環境下において作業を行う場合の暑さ対策用に特許文献1の冷却衣服が用いられている。
この冷却衣服は、ファンを用いて、外から衣服本体と身体側との間に取り込まれ、その間を流通した後に外に抜ける空気の流れを強制的に作り出し、人体から出た汗の蒸発をその空気によって促進させることで、身体側を積極的に冷やすようになっており、空気は、衣服本体の開放された縁側である袖や襟側から外に抜ける。
また、特許文献2の冷却衣服もあるが、これは衣服に冷却チューブを編み込んだ状態で這わせている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2022-79747号公報
【特許文献2】特開2018-135610号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の冷却衣服では、衣服本体と身体側との間に空気が強制的に取り込まれることから、上着に適用すると、ファンを取付けた背中側がどうしても不自然に大きく膨れてしまう。最近では作業用だけでなく日常使いされるようになってきているが、そうなると見栄えも購入を考える際の重要な要素になっている。例えば、バイクに乗って走らせているときに、このような冷却衣服を上着として着用して背中が膨らんだ状態では恰好が悪いと考える人は多い。また、バイクから降りた後はその嵩張る冷却衣服を持ち運ばなければならず、面倒と考える人もいる。更には、庭程度の範囲での草取りなどの作業は、高齢者を含めて家庭内で行う場合が多く、夏場の昨今の猛暑下では、熱中症になる危険性が高くなっているが、庭に出る程度でファンやバッテリーを取付けた長袖の衣服をわざわざ装着しようとする人は少ない。
【0005】
また、特許文献2の冷却衣服では、冷却チューブに冷却媒体である水を通水させるための冷却ユニットが必要になっており、着用して動き回るのは不便である。仮に、冷却ユニットを背中に背負わせれば、衣服の一部となり動きは制限されなくなるが、今度は特許文献1の冷却衣服以上に背中側がどうしても不自然に大きく膨れてしまう。
更には、高齢者を含めて家庭内で行う作業で、冷却ユニットを備えた衣服は手軽に羽織るものになり難い。
【0006】
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、比較的簡易な構成で着用したときに不自然な膨らみはできず、庭に出る程度の際にも手軽に羽織れる着脱の容易な冷却ベストを提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、後身ごろと左右の前身ごろがそれぞれ肩部分で連なってなるベスト状の遮光表地に、平坦状フィルムと凹凸状フィルムとが接合されて、前記凹凸状フィルムの凹面と前記平坦状フィルムで囲まれた収容部に熱を吸収して固相から液相に変化する相変化部材が封入されてなる冷却裏地が、前記平坦状フィルム側を重ねて一体化されており、前記収容部どうしの間の隙間が折り可能になっていることを特徴とする冷却ベストである。
【0008】
好ましくは、冷却裏地は、遮光表地の後身ごろに重ねられて接合される部位では、凹凸状フィルムの凹条面が山折り可能に上下方向に連なって延びている。
好ましくは、冷却裏地は、遮光表地の後身ごろに重ねられて接合される部位では、凹凸状フィルムの凹条面が山折り可能に左右方向に連なって延びている。
好ましくは、冷却裏地は、遮光表地の肩部分に重ねられて接合される部位では、凹凸状フィルムの凹条面が首側から腕側に延びて複数並列しており、それぞれ谷折りされて全体としてU字状に湾曲する。
好ましくは、後身ごろと左右の前身ごろは、脇下部分でベルトで着脱自在に連結される。
好ましくは、遮光表地と冷却裏地の間には断熱シートが介挿されている。
【発明の効果】
【0009】
本発明の冷却ベストは、比較的簡易な構成で着用したときに不自然な膨らみはできず、着脱が容易で取り扱い易いものになっている。また、簡易タイプとしては十分な冷却機能を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の実施の形態に係る冷却ベストの正面図である。
図2図1の冷却ベストの展開状態の背面図である。
図3図1の冷却ベストの展開状態の正面図である。
図4図1の冷却ベストの断面イメージ図である。
図5図1の冷却ベストの肩部分の湾曲状態の断面イメージ図である。
図6図1の冷却ベストの折畳んだ状態の断面イメージ図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の実施の形態に係る冷却ベスト1を図面にしたがって説明する。
図1図3に示すように、冷却ベスト1は、遮光表地3で後身ごろ5と左右の前身ごろ7、7と肩部分9、9が構成されている。後身ごろ5と左右の前身ごろ7、7と肩部分9、9はそれぞれ1枚の遮光表地3で構成されている。そして、肩部分9、9と後身ごろ5の縁部どうし、左右の前身ごろ7、7と肩部分9、9の縁部どうしがそれぞれ重ねられて熱圧着により一枚のシートのように連なっている。遮光表地3の素材は、TPU(ポリウレタン系熱可塑性エラストマー)の黒フィルムになっている。
【0012】
後身ごろ5と左右の前身ごろ7、7と肩部分9、9の遮光表地3のそれぞれの内面側には、アルミ面が設けられた断熱シート11が重ね合わされている。この断熱シート11はポリエチレンの基材シートにアルミ蒸着されたものになっており、アルミ面が露出するように縫着されて覆われている。断熱シート11の輪郭は後身ごろ5と左右の前身ごろ7、7と肩部分9、9のそれぞれの輪郭よりも一回り小さい相似状になっており、後身ごろ5と左右の前身ごろ7、7と肩部分9、9のそれぞれの縁から一定の幅をもって内側に配置されている。
【0013】
冷却裏地13は、後身ごろ5と左右の前身ごろ7、7と肩部分9、9のそれぞれの部位の輪郭に合わせて部位ごとに分かれている。冷却裏地13Aは後身ごろ5に合わせて左右両側と下側の縁が揃えられており、冷却裏地13Bは前身ごろ7に合わせて左右両側と下側の縁が揃えられており、冷却裏地13Cは肩部分9に合わせて左右両側の縁が揃えられており、境界ではそれぞれの冷却裏地13、13、13どうしが重なり合わないように隙間をあけて並んだ状態で、遮光表地3の内面に重ね合わされている。
【0014】
図4に示すように、冷却裏地13は、ポリエチレン等の合成樹脂で構成されたプラスチックフィルムを素材とする平坦状フィルム15と凹凸状フィルム17で構成されている。凹凸状フィルム17の凸部分19は畝状に連なっており、凹部分21の凹底面21aの深さは同じ程度に揃えられている。凸部分19は環状に連なって凹凸状フィルム17の縁を構成しているだけでなく、フィルム面内でも左右前後方向、更には部分的には斜め方向に延びている。この凸部分19の延びパターンは自在に設計可能であり、この延びパターンに応じて、凹部分21の凹側面21bの形状が定まっている。
平坦状フィルム15と凹凸状フィルム17の輪郭は同じで、それぞれの縁が揃えられ、凸部分19が平坦状フィルム15に重ねられた状態で接合されて一体化しており、凹部分21が平坦状フィルム15を天面部として密閉されて箱状の収容部23ができている。
【0015】
収容部23には、相変化部材25が封入されている。この相変化部材25は、熱を吸収して固相から液相に変化する、いわゆるPCM(Phase Change Material)である。本発明では、この相変化部材25を、身体側からの熱を融解潜熱として吸収することによって、身体を冷却する冷却媒体として利用している。
相変化部材25は、クーラーボックスや保冷剤を入れた保冷バッグに入れることで融解状態から凝固した固化状態に速やかに、例えば10分程度で戻るように、凝固温度が26℃程度に調整されている。
【0016】
相変化部材25は、例えば、パラフィン又は脂肪族炭化水素(または、脂肪飽和炭化水素)を含んでいる。相変化部材25は、パラフィン又は脂肪族炭化水素として、テトラデカン(C1430)、ヘキサデカン(C1634)、及びオクタデカン(C1838)の少なくとも1つを含んでいる。相変化部材25は、テトラデカン(C1430)、ヘキサデカン(C1634)、及びオクタデカン(C1838)の全てを含んでいてもよい。
【0017】
冷却裏地13は上記のように構成されており、平坦状フィルム15と凹凸状フィルム17の重ね合わせ及び熱圧着による収容部23の形成とその収容部23への相変化部材25の封入が並行して進行して、上記のような形態で製造される。封入時には相変化部材25は固体になっており、成形と同時の封入が可能になっている。
【0018】
冷却裏地13A、13B、13Cは、それぞれ、遮光表地3で構成された後身ごろ5と左右の前身ごろ7、7と肩部分9、9の内面に、平坦状フィルム15側を重ね合わせた状態で熱溶着により接合され一体化されている。
断熱シート11が張り合わされ介挿されているので、平坦状フィルム15は縁側では遮光表地3に接合され、内側では断熱シート11に接合されている。
【0019】
図3に示すように、凸部分19は冷却裏地13の露出面側から見ると凹凸反転して凹条部27になっており、相対的に収容部23が隆起している。収容部23は主に四角形であるが、後身ごろ5等の輪郭に合わせていることもあり、縁側では三角形や五角形のものもある。
【0020】
後身ごろ5側では、凹条部27は左右対称に配置されており、左右方向中心では上下方向に延びて上下の縁に至る凹条部27aが配置され、その左右方向外方にも上下方向に延びて上下の縁に至る凹条部27b、27bが配置されている。また、これらと交差して左右方向に延びる凹条部27c、27c、……、27d、27d、……も配置されている。凹条部27c、27c、……は左右の縁まで到達して縁を構成する凹条部27eに連なっているが、凹条部27d、27d、……は大きな収容部23a、23aの間や収容部23b、23bの間に挟まれている。
【0021】
大きな収容部23a、23aには円形の貫通孔29、29が形成されている。この貫通孔29は冷却裏地13側の収容部23aを貫通し、更に後身ごろ5を構成する平坦状フィルム15、断熱シート11、遮光表地3を貫通しており、文字通り冷却ベスト1を貫通している。
この貫通孔29の孔面は凹凸状フィルム17側の孔縁と平坦状フィルム15との孔縁が合掌されて熱溶着により接合されて収容部23aが液漏れ不能になっており、相変化部材25は貫通孔29を囲んだ状態で封入されている。
【0022】
左右の前身ごろ7、7側は左右対称になるように構成されている。
前身ごろ7側では、凹条部27は、上縁の左右方向中心に近いところにある段差から下方向に延びて上下の縁に至る凹条部27fが配置されている。また、これと交差して左右方向に延びる凹条部27g、27g、……も配置されている。そして、3つの収容部23c、23d、23e内にはそれぞれ、貫通孔29、29、29が形成されている。
【0023】
肩部分9、9も左右対称になるように構成されている。
肩部分9では、凹条部27h、27h、……は、首側から腕側に向かって直線状に複数並列しており、長方形状の収容部23f、23f、……が並列している。
【0024】
左右の前身ごろ7、7と後身ごろ5の間の脇下部分は、ベルト31が通されている。ベルト31aとベルト31aが調整バックル33で長さを調整可能に連結されている。また、左前身ごろ7と右前身ごろ7もベルト31により連結されており、ワンタッチバックル34で連結されている。この連結により、冷却ベスト1はベスト形態になっている。
【0025】
この状態で冷却ベスト1を着用すると、冷却裏地13が身体側に触れあって身体側を包み込む。隆起した収容部23には相変化部材25が封入されており、相変化部材25が固体の状態では収容部23は剛性になる。
しかし、収容部23と収容部23との間の隙間となっている凹条部27が関節となって、山折り谷折り可能になっており、身体側の凹凸形状に合わせて収容部23が配列されているので、隆起した収容部23を上手く身体側に触れさせてフィットさせることができる。図5に示すように、肩部分9でも自重が掛かった状態でU字状に湾曲してフィットする。
従って、収容部23、23、……のそれぞれの上面部は広い面積が無駄なく身体側に触れ合うことになる。
【0026】
そして、この状態において、収容部23に封入された相変化部材25は凹凸状フィルム17を介して身体側から熱を吸収して冷やすと共に、自らは融解する。肩部分9では自重が掛かり、冷却ベスト1が身体側に圧接したような状態に自然になるが、図5に示すように、U字状に湾曲しながら収容部23f、23f、……が並列して配置されており、この圧接状態が生かされて効率良く冷やされる。
【0027】
また、凹条部27は身体側との間で隙間となるが、凹条部27は縁で開放されているので、この凹条部27は空気の逃げ道となる。凹条部27は上下左右斜め方向に延びて交差箇所では連なっており、冷却裏地13A、13B、13Cのそれぞれの全面にわたって収容部23と凹条部27がバランス良く配置されていることから、この空気の逃げ道により、冷却ベスト1を着用時に、身体側と触れ合う冷却裏地13A、13B、13Cのそれぞれの内側で空気が籠もることがない。
夏場は、暑さで汗が多く出て、この汗が蒸発することで蒸れ易くなっているが、この空気の逃げ道から逃がすことで蒸れ難くできている。
【0028】
このように、相変化部材25の接触による身体の冷却と、蒸発した汗の逃がしが並行して行われることで、効率良く且つ十分な冷却効果が得られる。
また、冷却ベスト1は、着用したときに不自然な膨らみはできず、オートバイに乗って走行中に、この冷却ベスト1の上にジャケットやパーカーを羽織っても、不自然な外観にはならない。
更には、着脱も容易で、遮光表地3で直射日光が避けられるので、庭程度の範囲での草取りなどの作業でも、手軽に外に羽織ることができる。
【0029】
また、凹条部27側を図6に示すように山折りすることで、冷却ベスト1をコンパクトに折り畳むことができるので、冷蔵庫に入れたり、持ち運んだりする場合において、クーラーボックスや保冷バッグに保冷剤を入れたものを用意しておいて、必要に応じて取り出したり、また、予備のものを入れておいて、交互に利用できるようにすることができる。
【0030】
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
例えば、収容部23の配列パターンは、ベストのサイズや輪郭に応じて適宜に設計することができる。
【符号の説明】
【0031】
1…冷却ベスト 3…遮光表地 5…後身ごろ
7…前身ごろ 9…肩部分 11…断熱シート
13…冷却裏地 15…平坦状フィルム 17…凹凸状フィルム
19…凸部分 21…凹部分 21a…凹底面
21b…凹側面 23…収容部 25…相変化部材
27…凹条部 29…貫通孔 31…ベルト
33…調整バックル 34…ワンタッチバックル
図1
図2
図3
図4
図5
図6