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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025004822
(43)【公開日】2025-01-16
(54)【発明の名称】フラワースタンド
(51)【国際特許分類】
   A47G 7/04 20060101AFI20250108BHJP
【FI】
A47G7/04 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023104667
(22)【出願日】2023-06-27
(71)【出願人】
【識別番号】522419045
【氏名又は名称】山岡 真里
(74)【代理人】
【識別番号】100100365
【弁理士】
【氏名又は名称】増子 尚道
(72)【発明者】
【氏名】山岡 真里
(57)【要約】
【課題】花を惹き立て美しく飾ると言うフラワースタンド本来の機能性を維持しつつ、フラワースタンドの処分利便性を向上させる。
【解決手段】切り花を飾るため切り花を支持するフラワースタンド11で、切り花を挿す花器を収容可能な上端内部空間14を有する角筒状のスタンド本体12と、上端内部空間より下側位置においてスタンド本体の内部空間を水平方向に仕切るようにスタンド本体の内部に設置されスタンド本体が水平方向に変形することを阻止する補強板21と、補強板に載置されるように上端内部空間の底面部に配置される花器支持板31とを有し、スタンド本体、補強板及び花器支持板を段ボールで形成した。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
切り花を飾るため当該切り花を支持するフラワースタンドであって、
前記切り花を挿す花器を収容可能な上端内部空間を有する角筒状のスタンド本体と、
前記上端内部空間より下側位置において前記スタンド本体の内部空間を水平方向に仕切るように前記スタンド本体の内部に設置され、前記スタンド本体が水平方向に変形することを阻止する、補強板と、
前記補強板に載置されるように前記上端内部空間の底面部に配置される花器支持板と、
を有し、
前記スタンド本体、前記補強板および前記花器支持板を、可燃性の板状部材により形成した
ことを特徴とするフラワースタンド。
【請求項2】
前記スタンド本体は、
中空正四角柱状の全体形状を有し、
幅寸法が高さ寸法の5分の1から2分の1の範囲内にある
請求項1に記載のフラワースタンド。
【請求項3】
前記スタンド本体は、
幅寸法が高さ寸法の4分の1から3分の1の範囲内にある
請求項2に記載のフラワースタンド。
【請求項4】
前記補強板は、
水平方向について前記スタンド本体の対頂点を結ぶように十字状に延在し、
垂直方向について前記スタンド本体の底面から前記花器支持板の底面まで延在する
請求項2に記載のフラワースタンド。
【請求項5】
前記板状部材は、段ボールである
請求項4に記載のフラワースタンド。
【請求項6】
前記スタンド本体の外周面に、文字、図形、模様、色彩またはこれらのうちの1以上の組み合わせが印刷されている
請求項1から5のいずれか一項に記載のフラワースタンド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フラワースタンドに係り、特に、スタンド花において花を支持する台座(花台)に関する。
【背景技術】
【0002】
パーティやイベント、コンサート、祝賀会、開店祝いなどの祝い事、あるいは、通夜や葬儀のような弔事など様々なシーンや場所で贈り主の意を伝え、会場を盛り上げるアイテムとしてスタンド花が利用されている。
【0003】
このようなスタンド花は、一般に、切り花を挿す容器(花器)とこれを床面や地面より高い位置に支持する支持脚とを備えたフラワースタンドを使用して制作される。
【0004】
また、このようなフラワースタンド(飾り台兼用段ボールケース)を開示する文献として下記特許文献1がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実開平5-82824号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、従来のスタンド花で使用されるフラワースタンドは、金属製や樹脂製の比較的長い支持脚を備えていることが多く、使用後廃棄するときにいずれの自治体においても通常のごみ収集で収集して貰うことが出来ず(粗大ごみ扱いされ)、廃棄に手間を要する難がある。
【0007】
一方、スタンド花の提供業者によっては、スタンドを回収するサービスを付帯させていることもある。しかしながらそのようなサービスを利用するにしても、利用者は業者への連絡や受け渡しを行わなければならない煩わしさがあり、業者側としても運搬労力がかかるうえに、回収したスタンドは産業廃棄物(事業ごみ)として廃棄する必要が生じる。
【0008】
他方、前記特許文献1記載の考案に係る飾り台兼用ケースは、段ボールで形成されており、使用後には一般収集ごみとして廃棄できるとされている。しかしながらこのケースは、花を飾る飾り台として使用可能であるものの、花を内部に収容し積み重ねて搬送することを可能とする梱包容器でもあることから、全体のフォルムがずんぐりとした寸胴な形状にならざるを得ず、花を飾ったときの全体的なバランスが良好であるとは言えない。特に、大きな(横幅の広い)スタンド部分(ケース本体1/同文献の図6参照)によって花が相対的に小さく目立たなくなってしまうことから当該ケースは、花を惹き立て、美しく飾ると言うフラワースタンド本来の機能性に欠ける面がある。
【0009】
さらに、当該特許文献1記載の考案に係るケースは、ケース本体を支持する脚部(支持脚部6)が周囲に張り出した構造を採ることから、使用中この脚部が通行の邪魔になったり、脚部に足を引っ掛けてケースを倒してしまうおそれもある。
【0010】
したがって、本発明の目的は、上記のような問題が生じることがない処分利便性に優れた新たなフラワースタンドを提示する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
前記課題を解決し目的を達成するため、本発明に係るフラワースタンドは、切り花を飾るため当該切り花を支持するフラワースタンドであって、切り花を挿す花器を収容可能な上端内部空間を有する角筒状のスタンド本体と、前記上端内部空間より下側位置においてスタンド本体の内部空間を水平方向に仕切るようにスタンド本体の内部に設置されスタンド本体が水平方向に変形することを阻止する補強板と、前記補強板に載置されるように前記上端内部空間の底面部に配置される花器支持板とを有し、スタンド本体、補強板および花器支持板を、可燃性の板状部材により形成した。
【0012】
本発明のフラワースタンド(本願では単に「スタンド」と言うこともある)では、各構成部品、つまり、スタンド本体、補強板および花器支持板を可燃性の板状部材により形成してあるから、使用後はそのまま(或いは折り畳んで)可燃ごみとして廃棄することが出来る。したがって、フラワースタンドの処分利便性を高め、使用後の処分に要する労力や経済的な負担を軽減することが可能となる。
【0013】
また上記可燃性の「板状部材」としては、木材や紙、可燃ごみとして収集可能な樹脂などを使用することも可能であるが、特に、段ボール(段ボールシート)により当該板状部材を構成することが好ましい。軽量で扱いやすいうえ、材料費が低廉で製造コストを抑えることが出来るからである。また、段ボールは一般に、資源ごみとして日常的な(定期的な)ごみ収集で収集して貰うことが出来るから、段ボールで構成することは、従来のフラワースタンドと比較して処分に要する労力が少なく、経済的な負担が生じない利点がある。さらに資源ごみとして収集されれば、紙資源としてリサイクルされるから、資源の有効利用や環境破壊の防止にも寄与できる。また、実施形態として後に述べるように、スタンド本体は折り畳んだ状態で、また補強板と花器支持板は平板状の状態でそれぞれ提供することが可能であり、このような態様によれば、折り畳んだ状態で搬送しあるいは保管することができ、未使用時に場所をとらず、スペース効率を高めることも可能となる。
【0014】
本発明に係るスタンドを使用するには、花を花器に挿し、当該花器を上記花器支持板の上に載せるようにしてスタンド本体の上端内部空間に収容すれば良い。花器はスタンド本体の内部空間に収容され、外部から見えないようにすることが出来る。したがって、当該花器には比較的廉価なもの(例えば樹脂容器)を使用することができ、各構成部品(スタンド本体、補強板及び花器支持板)を上記のように段ボールで構成することと相俟って、スタンド花をリーズナブルな価格で提供することも可能となる。
【0015】
さらに、スタンド本体は、中空正四角柱状の全体形状を有するものとし、好ましくは、幅寸法が高さ寸法の5分の1から2分の1の範囲内になるように、より好ましくは、幅寸法が高さ寸法の4分の1から3分の1の範囲内になるように構成する。スタンドをスリムに形成することでスタンド自体が目立って強い存在感を示してしまうことを防ぐためである。またこのようにスリムな形状とすることで、飾った花を美しく惹き立てると言うフラワースタンド本来の機能を十分に発揮させることが可能となる。
【0016】
なお、スタンド花は一般に床に置くことから、ある程度の高さが必要となるが、この高さに近い(例えば高さの2分の1より大きい)幅寸法を有するように構成すると、前記特許文献1記載のケースと似た寸胴な形状となって花を惹き立てるスタンド本来の機能が損なわれるなど前述した問題が生じ得る。逆に、幅に比べて高さが高すぎれば、使用時に(花を活けて設置したときに)スタンド花が不安定性となるおそれがある。このため、上記寸法範囲となるようにすることが好ましい。
【0017】
補強板は、水平方向についてスタンド本体の対頂点を結ぶように十字状に延在し、垂直方向についてスタンド本体の底面から花器支持板の底面まで延在するようにすることが好ましい。スタンド本体をスリムにしてもその強度を高め、比較的肉厚の薄い段ボールを使用しても花を活けた花器を確実に支持できるようにするためである。
【0018】
さらに本発明に係るフラワースタンドでは、スタンド本体の外周面に、文字、図形、模様、色彩またはこれらのうちの1以上の組み合わせを印刷しても良い。スタンド本体の外面を様々な色で着色し、あるいは、様々な絵や模様などをプリントし、利用シーンに合わせた装飾を施すことでユーザのニーズに、よりきめ細かく対応できるようにするためである。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、花を惹き立て美しく飾ると言うフラワースタンド本来の機能性を維持しつつ、フラワースタンドの処分利便性を向上させることが出来る。
【0020】
本発明の他の目的、特徴および利点は、図面に基いて述べる以下の本発明の実施の形態の説明により明らかにする。なお、各図中、同一の符号は、同一又は相当部分を示す。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1図1は、本発明の一実施形態に係るフラワースタンドを示す斜視図である。
図2図2は、前記実施形態に係るフラワースタンドを示す分解斜視図である。
図3図3は、前記実施形態に係るフラワースタンドのスタンド本体の前面を切り欠いて内部構造を示す一部切欠正面図である。
図4図4は、前記実施形態に係るフラワースタンドを示す水平断面図(図5のA-A断面)である。
図5図5は、前記実施形態に係るフラワースタンドの使用状態を示す正面図である。
図6図6は、前記実施形態に係るフラワースタンドのスタンド本体を展開した状態で示す図である。
図7図7は、前記実施形態に係るフラワースタンドの花器支持板を展開した状態で示す図である。
図8図8は、前記実施形態に係るフラワースタンドの補強板(補強体を構成する一方の補強板)を示す図である。
図9図9は、前記実施形態に係るフラワースタンドの補強板(補強体を構成する他方の補強板)を示す図である。
図10図10は、前記実施形態に係るフラワースタンドのスタンド本体を畳んだ状態で示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
図1から図10に示すように、本発明の一実施形態に係るフラワースタンド11は、有底無蓋の角筒状(中空正四角柱状)のスタンド本体12と、スタンド本体12の内部において花器2(図3参照)を支持する花器支持板31と、花器支持板31を支持するとともにスタンド本体12の水平方向の変形を阻止する補強体21とからなり、これら各部材12,21,31を段ボールシートにより形成したものである。
【0023】
スタンド本体12は、縦長の長方形の形状を有する4つの側壁部15と、底面を閉塞する底板部16とを備え、天面は開口13となっている。
【0024】
補強体21は、縦長の略長方形の形状を有する平板状の2枚の補強板22,23を十字状に組み合わせたもので、各補強板22,23の幅寸法は、平面から見たときのスタンド本体12の内部空間の対角線と略等しく、当該対角線に沿うように各補強板22,23がスタンド本体12の内部に配置されている。また、補強体21(各補強板22,23)の高さ寸法h1は、スタンド本体12の高さhより低く、補強体21をスタンド本体12の内部に設置し、補強体21の上に花器支持板31を載せたときに、スタンド本体12の内部上端部に花器2を収容するための空間(上端内部空間)14が形成されるようにしてある。
【0025】
補強体21の上に載置する花器支持板31は、略正方形の平板状の形状を有して花器2を載せることが可能な支持板本体部32と、支持板本体部32の周囲4辺の各々から垂直下方に立ち下がる脚板部33とを有する。
【0026】
各部の寸法は、これに限定されるわけではないが、スタンド本体12の高さ(スタンド11の高さでもある)hを例えば800mm、幅wを例えば230mm、補強板の高さh1を例えば600mmとすることが出来る。この場合、幅寸法wが高さ寸法hの約3.5分の1(高さhが幅wの約3.5倍)となる。このような寸法とすれば、見た目にスリムで(縦に細長く)活けた花1をバランス良く美しく飾ることが出来る(図5参照)。なお、本発明のスタンド11(スタンド本体12)は、上記以外にも様々な高さ及び幅寸法のものを用意し提供することが可能である。
【0027】
また、スタンド本体12は、その外周面(側壁部15の表面)を様々な色で着色し、あるいは、外周面に様々な文字や図形、模様、色彩またはこれらの組み合わせ等を印刷しておいても良い。利用シーンに合わせた装飾を施すことでユーザのニーズにきめ細かく対応できるようにするためである。
【0028】
本実施形態の前記各構成部材12,21,31は、所定形状に裁断した段ボールシートを折り曲げあるいは組み合わせることにより作製することが出来る。具体的には次のとおりである。
【0029】
図6に示すようにスタンド本体12は、4つの側壁部15が横方向(水平方向)に配列され、各側壁部15の下端から下方に延びる正方形の底板部16と、横方向の一側部に形成した糊付部17とを有する段ボールシート12aを図6に示した破線位置で折り曲げ、糊付部17を利用して側壁部15を角筒状に接着することにより作製することが出来る。なお、本実施形態のスタンド11を例えば顧客に提供する場合には、図10に示すように角筒状の側壁部15を畳んだ(潰した)状態にしておけば、嵩張ることなく搬送しあるいは保管することが出来る。使用時には、畳まれた側壁部15を角筒状に広げ、各底板部16を内側へ(スタンド本体12の内部側へ)直角に折り曲げれば良い。
【0030】
また、花器支持板31は、図7に示すように正方形の支持板本体部32の各辺から脚板部33が外方へ突出した1枚の段ボールシート31aからなり、スタンド11の使用時には、各脚板部33を図7に示した破線位置で直角に折り曲げることにより花器支持板31を作製すれば良い。
【0031】
補強体21は、平板状の2枚の補強板22,23からなることは既に述べたが、これら補強板22,23のうちの一方の補強板22は、図8に示すように下端中央部から当該補強板22の高さの約2分の1の高さ位置まで垂直上方に延びる切込スリット(以下、単に「スリット」と称する)24を有する。また、他方の補強板23は、図9に示すように上端中央部から当該補強板23の高さの約2分の1の高さ位置まで垂直下方に延びるスリット25を有する。なお、2枚の補強板22,23は同一の形状を有する(一方の補強板22を上下反転させれば他方の補強板23となる)。
【0032】
補強体21を組み立てるには、平面から見たときに十字状になるように(2枚の補強板22,23が互いに直交するように)スリット24,25の入口同士を対向させた後、一方の補強板22のスリット24内に他方の補強板23を差し込むとともに一方の補強板22を他方の補強板23のスリット25内に差し込むようにスライドさせ、2枚の補強板を組み合わせれば良い。
【0033】
本実施形態に係るフラワースタンド11の組立手順をまとめて述べれば次のとおりである。
【0034】
(1)畳まれているスタンド本体12(側壁部15)を広げ、底板部16を内側に織り込むことによりスタンド本体12の底面を閉塞する。
(2)2枚の補強板22,23を組み合わせて補強体21を作る。
(3)上面の開口13を通じてスタンド本体12の内部に補強体21を差し入れ、底面まで落とし込む。
(4)花器支持板31の各脚板部33を下方へ折り曲げた後、上面の開口13を通じてスタンド本体12の内部に入れ、補強体21の上端に支持板本体部32の底面が突き当たるまで落とし込む。
【0035】
上記のように組み立てたスタンド11を使用するときには、花器2(図3参照)に花1を挿して花器支持板31の上に花器2ごと花1を載せれば良い(図5参照)。なお、花器2には、水漏れを防ぐため、耐水性を有する材料(例えば樹脂)からなる容器を使用することが好ましい。また、花器2内にはスポンジを配置し、これに水を含ませて切り花1を挿すようにすることが出来る。
【0036】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で種々の変更を行うことができることは当業者に明らかである。
【0037】
例えば、前記実施形態ではスタンド本体12を正方形の平面形状を有するように構成したが、長方形や他の多角形(六角形や八角形等)の平面形状を有するように構成することも可能である。また、本発明に言う「切り花」あるいは「花」は、典型的には生花(草や枝等も含む)を意味するが、造花を除外するものではない。造花であっても生花と同様に本発明のスタンドによって飾ることが出来るからである。
【符号の説明】
【0038】
1 花(切り花)
2 花器
11 フラワースタンド
12 スタンド本体
12a スタンド本体用段ボールシート
13 開口
14 上端内部空間
15 側壁部
16 底板部
17 糊付部
21 補強体
22,23 補強板
24,25 切込スリット
31 花器支持板
31a 花器支持板用段ボールシート
32 支持板本体部
33 脚板部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10