(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025005020
(43)【公開日】2025-01-16
(54)【発明の名称】センサ装置
(51)【国際特許分類】
G01S 7/03 20060101AFI20250108BHJP
G01S 13/56 20060101ALI20250108BHJP
【FI】
G01S7/03 240
G01S13/56
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023105001
(22)【出願日】2023-06-27
(71)【出願人】
【識別番号】000003551
【氏名又は名称】株式会社東海理化電機製作所
(74)【代理人】
【識別番号】110002583
【氏名又は名称】弁理士法人平田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】村田 健二
【テーマコード(参考)】
5J070
【Fターム(参考)】
5J070AB24
(57)【要約】
【課題】静電容量方式のタッチセンサの電極を設けてもセンサの検出精度の低下を抑制できるセンサ装置を提供する。
【解決手段】センサ装置1は、貫通部40が形成されるとともに、静電容量方式のタッチセンサを構成する電極41と、貫通部40を通る波動を受信するセンサ61と、を備える。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
貫通部が形成されるとともに、静電容量方式のタッチセンサを構成する電極と、
前記貫通部を通る波動を受信するセンサと、を備える
センサ装置。
【請求項2】
前記貫通部の貫通方向から見たとき、前記センサにおける前記波動の受信部は、前記貫通部の内側に収まる位置に配されている、
請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項3】
前記センサは、前記波動としての1GHz以上の周波数の電磁波を受信するレーダである、
請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項4】
前記センサは、前記波動としての音波を受信するマイクロフォンである、
請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項5】
前記貫通部を通して光を放つ照明部を更に備える、
請求項3又は4に記載のセンサ装置。
【請求項6】
車両の車室内に取り付けられる、
請求項5に記載のセンサ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、センサ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、自動車等の車両の車室に子供等の乗員が置去りにされることを防ぐための置去警報装置が開示されている。当該置去警報装置は、車室の天井に取り付けられたミリ波センサを有する。ミリ波センサは、ミリ波を出力するとともにその反射波を受信することで、車室にいる乗員等を検出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の置去警報装置のミリ波センサのような、波動を受信するセンサの周囲に、静電容量方式のタッチセンサを取り付けようとした場合、特に工夫しなければ、タッチセンサの電極が波動の伝播を阻害し、センサの検出精度が低下するおそれがある。
【0005】
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、静電容量方式のタッチセンサの電極を設けてもセンサの検出精度の低下を抑制できるセンサ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、前記の目的を達成するため、貫通部が形成されるとともに、静電容量方式のタッチセンサを構成する電極と、前記貫通部を通る波動を受信するセンサと、を備えるセンサ装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、静電容量方式のタッチセンサの電極を設けてもセンサの検出精度の低下を抑制できるセンサ装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】第1の実施の形態における、センサ装置が取り付けられた車両の車室の天井を示す図である。
【
図2】第1の実施の形態における、センサ装置の正面図である。
【
図4】第2の実施の形態における、センサ装置の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態について、
図1乃至
図3を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する上での好適な具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の技術的事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
【0010】
図1は、本形態におけるセンサ装置1が取り付けられた車両10の車室の天井101を示す図である。本形態のセンサ装置1は、自動車等の車両10の車室内、具体的には車室の天井101に取り付けられている。このように車室の天井101に取り付けられるモジュールは、オーバーヘッドモジュールと称されることもある。
図1においては、センサ装置1が車両10の天井101における前端付近に取り付けられる例を示しているが、これに限られず、車両10の天井101における前席よりも後ろ側の席の上方にセンサ装置1を設けてもよい。また、センサ装置1は、例えば車両10のインストルメントパネル等の天井101以外の箇所に取り付けられてもよい。また、センサ装置1は、車両以外の用途で用いてもよい。
【0011】
図2は、センサ装置1の正面図である。
図3は、
図2のIII-III線矢視断面図である。本形態のセンサ装置1は、ケース2、第1及び第2透明パネル31,32、第1及び第2電極41,42、第1及び第2照明部51,52並びに第1及び第2センサ61,62を備える。ケース2には、2つの開口部210が形成されており、この2つの開口部210は、第1及び第2透明パネル31,32にて塞がれている。第1透明パネル31の裏側に第1電極41、第1照明部51及び第1センサ61が配されており、第2透明パネル32の裏側に第2電極42、第2照明部52及び第2センサ62が配されている。第1及び第2電極41,42のそれぞれは、貫通部40が形成されるとともに静電容量方式(具体的には自己容量方式)のタッチセンサを構成する電極である。第1透明パネル31へ手指F等が接触又は接近することで第1電極41を用いてタッチ操作が検出され、これよって第1照明部51のオンオフが切り替わるよう構成されている。また、第2透明パネル32へ手指F等が接触又は接近することで第2電極42を用いてタッチ操作が検出され、これによって第2照明部52のオンオフが切り替わるよう構成されている。第1センサ61は、第1電極41の貫通部40を通る波動を受信するセンサであり、第2センサ62は、第2電極42の貫通部40を通る波動を受信するセンサである。本形態においては、一例として、第1センサ61が1GHz以上の周波数の波動としての電磁波を送受信するレーダであり、第2センサ62が波動としての音波を受信するマイクロフォンである例を説明する。以後、第1センサ61をレーダ61といい、第2センサ62をマイクロフォン62ということもある。なお、レーダ61及びマイクロフォン62のいずれか一方が省略されてもよい。以下、センサ装置1の各構成について詳説する。
【0012】
ケース2は、センサ装置1の各種構成部品を収容する。ケース2の素材は特に限定されないが、一例として不透明な樹脂からなる。ケース2は、ケース2の少なくとも下壁21が車室内に臨むよう、車両10に取り付けられる。下壁21には、車両左右方向に並ぶ2つの開口部210が形成されている。2つの開口部210の一方は、第1透明パネル31にて塞がれており、他方は第2透明パネル32にて塞がれている。
【0013】
第1透明パネル31は、第1照明部51が発する光及びレーダ61が発する電磁波が透過可能な素材から構成される。第2透明パネル32は、第2照明部52が発する光が透過可能な素材から構成される。また、図示は省略するが、第2透明パネル32には、マイクロフォン62に対向する位置に、乗員が発する声が第2透明パネル32を通過しやすくするための孔、スリット等が設けられてもよい。
【0014】
第1電極41は、第1透明パネル31への手指F等の接触又は接近に伴って手指F等との間の静電容量が変化し、第2電極42は、第2透明パネル32への手指F等の接触又は接近に伴って手指F等との間の静電容量が変化するものである。図示は省略するが、第1及び第2電極41,42は、第1及び第2照明部51,52、レーダ61並びにマイクロフォン62が実装された回路基板7に設けられた静電検出回路に電気的に接続されている。静電検出回路は、第1電極41又は第2電極42への手指F等の接近に伴う第1電極41又は第2電極42と手指F等との間の静電容量の変化を検出する回路であり、この静電容量の変化に基づいてタッチ操作が検出される。タッチ操作の検出手法は、特に限定されず、種々のものを利用可能である。
【0015】
第1及び第2電極41,42は、中央に貫通部40が形成された環状部400を1つずつ有する。環状部400は、貫通部40の貫通方向に厚みを有する板状に形成されている。本形態において、環状部400は四角形の環状に形成された例を示すが、これに限られず、例えば円環状等の環状に形成してもよい。また、第1及び第2電極41,42は、例えばC字状等、環状の一部が途切れたような形状を呈していてもよい。例えば、第1及び第2電極41,42のそれぞれは、貫通部40を180度以上の周範囲から囲うよう形成され得る。ただし、静電容量の検出を容易にする観点から、第1及び第2電極41,42のそれぞれは、貫通部40を全周から囲っていること(すなわち環状部400を有すること)が好ましい。
【0016】
本形態において、第1及び第2電極41,42は、透明導体から構成されるが、不透明の導体で形成されもよい。第1電極41の貫通部40は、第1照明部51が発する光及びレーダ61が発する電磁波を通し、第2電極42の貫通部40は、第2照明部52が発する光及び乗員が発する声を通す。そのため、第1及び第2電極42を透明にする必要性はなく、不透明の電極が好適に使用される。
【0017】
第1及び第2照明部51,52、レーダ61並びにマイクロフォン62は、回路基板7に実装されている。回路基板7は、第1及び第2電極41,42を介して第1及び第2透明パネル31,32と対向するよう配されている。また、回路基板7は、例えば車両10の各種制御を行う図示しない車両制御装置に電気的に接続されており、回路基板7から車両制御装置にレーダ61及びマイクロフォン62による検出結果が出力される。
【0018】
本形態において、第1及び第2照明部51,52は、マップランプを構成する。第1照明部51は、第1電極41の貫通部40を通して光を運転席側に発し、第2照明部52は、第2電極42の貫通部40を通して光を助手席側に発する。第1及び第2照明部51,52は、各種照明を採用可能であるが、例えばLED(light Emitting Diode)にて構成され得る。
【0019】
第1照明部51は、第1電極41の貫通部40の貫通方向から見たとき、第1電極41の貫通部40の内側に収まる位置に配されている。本形態においては、第1照明部51のビーム角の範囲内に第1電極41が入らないよう、第1電極41の貫通部40の大きさ、第1電極41の貫通部40の貫通方向における第1電極41と第1照明部51との間隔、貫通方向に直交する二次元方向における第1電極41の貫通部40と第1照明部51との相対位置等が調整されている。また、第2照明部52は、第2電極42の貫通部40の貫通方向から見たとき、第2電極42の貫通部40内に収まる位置に配されている。本形態においては、第2照明部52のビーム角の範囲内に第2電極42が入らないよう、第2電極42の貫通部40の大きさ、第2電極42の貫通部40の貫通方向における第2電極42と第2照明部52との間隔、貫通方向に直交する二次元方向における第2電極42の貫通部40と第2照明部52との相対位置等が調整されている。
【0020】
レーダ61は、第1電極41の貫通部40を通して電磁波を送信するとともに車室内にある物体にて反射された反射波を貫通部40を通して受信することで物体の存在を検知するものである。レーダ61は、一例として、車室内の乗員の位置をセンシングするためのレーダである。本形態において、レーダ61は、1GHz以上の周波数の電磁波を用いるものであり、一例として30GHz以上300GHz以下のミリ波を用いるミリ波レーダとすることができる。このように、レーダ61が比較的高い周波数の電磁波を発する場合は、レーダ61が第1電極41の貫通部40を通して電磁波を送受信しても、電磁波が第1電極41の影響を受け難く、レーダ61による乗員の位置の検出精度の低下を抑制できる。
【0021】
第1電極41の貫通部40の貫通方向から見たとき、レーダ61における電磁波の送受信部611は、第1電極41の貫通部40の内側に収まる位置に配されている。本形態においては、第1電極41の貫通部40の貫通方向から見たとき、レーダ61の全体が、第1電極41の貫通部40の内側に収まる位置に配されている。本形態においては、レーダ61の視野角θの範囲内に第1電極41が入らないよう、第1電極41の貫通部40の大きさ、第1電極41の貫通部40の貫通方向における第1電極41とレーダ61との間隔、貫通方向に直交する二次元方向における第1電極41の貫通部40に対するレーダ61の相対位置等が調整されている。
【0022】
マイクロフォン62は、第2電極42の貫通部40を通して乗員の声を拾うものである。本形態において、マイクロフォン62は、車両10の所定の機能(例えばナビゲーション機能、オーディオ機能、空調機能等)を利用するための要求を音声入力にて受け付ける際に用いられる。マイクロフォン62の正面に電極等の障害物が存在すると、障害物にて乗員の声が遮蔽されてマイクロフォン62に乗員の声が届き難くなるところ、本形態においてはマイクロフォン62が第2電極42の貫通部40を通して乗員の声を受けるため、マイクロフォン62が乗員の声を拾いやすい。
【0023】
第2電極42の貫通部40の貫通方向から見たとき、マイクロフォン62における音波の受信部(例えば振動板)は、第2電極42の貫通部40の内側に収まる位置に配されている。本形態においては、第2電極42の貫通部40の貫通方向から見たとき、マイクロフォン62の全体が、第2電極42の貫通部40の内側に収まる位置に配されている。
【0024】
(第1の実施の形態の作用及び効果)
センサ装置1は、貫通部40が形成されるとともに静電容量方式のタッチセンサを構成する第1及び第2電極41,42と、第1及び第2電極41,42の貫通部40を通る波動を受信するレーダ61及びマイクロフォン62とを備える。それゆえ、静電容量方式のタッチセンサの第1及び第2電極41,42を設けても、レーダ61及びマイクロフォン62の受信対象となる波動(本形態においては電磁波及び音波)の進行が第1及び第2電極41,42に遮られることが抑制され、レーダ61及びマイクロフォン62の検出精度の低下が抑制される。さらに、レーダ61及びマイクロフォン62の受信対象としての波動を第1及び第2電極41,42の貫通部40を通す構成とすることで、レーダ61、マイクロフォン62、並びに第1及び第2電極41,42をコンパクトに配置でき、センサ装置1の小型化を図りやすい。
【0025】
また、第1電極41の貫通部40の貫通方向から見たとき、レーダ61における電磁波の送受信部611は、第1電極41の貫通部40の内側に収まる位置に配されている。また、第2電極42の貫通部40の貫通方向から見たとき、マイクロフォン62における音波の受信部(図示略)は、第2電極42の貫通部40の内側に収まる位置に配されている。それゆえ、レーダ61及びマイクロフォン62の検出精度の低下を一層抑制しやすい。
【0026】
また、センサ装置1は、波動としての1GHz以上の周波数の電磁波を受信するレーダ61を有する。このように、レーダ61が比較的高い周波数の電磁波を発する場合、レーダ61が第1電極41の貫通部40を通して電磁波を送受信しても、電磁波が第1電極41の影響を受け難く、レーダ61による乗員の位置等の検出精度の低下が抑制される。さらに、レーダ61が発する電磁波が第1電極41に影響してタッチセンサの感度が低下することが抑制される。
【0027】
また、センサ装置1は、波動としての音波を受信するマイクロフォン62を有する。これにより、乗員の声等の音波が第2電極42に遮られ、マイクロフォン62にて音が拾い難くなることが抑制される。
【0028】
また、センサ装置1は、第1及び第2電極41,42の貫通部40を通して光を放つ第1及び第2照明部51,52を更に備える。このように、貫通部40を、レーダ61及びマイクロフォン62が受信する波動だけではなく第1及び第2照明部51,52の光をも通すものとすることで、第1及び第2電極41,42、レーダ61及びマイクロフォン62、並びに第1及び第2照明部51,52をコンパクトに配置でき、センサ装置1の全体の小型化を図ることができる。
【0029】
また、センサ装置1は、車両10の車室内に取り付けられる。センサ装置1が備える第1及び第2照明部51,52のような照明と、レーダ61及びマイクロフォン62の少なくとも一方とは、車両10にて用いられることが多く、センサ装置1が車両用として好適に使用される。
【0030】
以上のごとく、本形態によれば、静電容量方式のタッチセンサの電極を設けてもセンサの検出精度の低下を抑制できるセンサ装置を提供することができる。
【0031】
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態について、
図4を参照して説明する。
図4は、本形態におけるセンサ装置1の正面図である。
【0032】
本形態のセンサ装置1においては、第1及び第2電極41,42のそれぞれに、複数ずつ、より具体的には2つずつ、貫通部40が形成されている。第1照明部51が発する光が第1電極41の一方の貫通部40を通り、レーダ61が送受信する電磁波が第1電極41の他方の貫通部40を通る。そして、第2照明部52が発する光が第2電極42の一方の貫通部40を通り、マイクロフォン62が受信する音波が第2電極42の他方の貫通部40を通る。つまり、第1照明部51が発する光が通る貫通部40と、第2照明部52が発する光が通る貫通部40と、レーダ61が送受信する電磁波が通る貫通部40と、マイクロフォン62が受信する音波が通る貫通部40とが互いに別の貫通部である。
【0033】
第1電極41の貫通部40の貫通方向から見たとき、第1電極41の一方の貫通部40の内側に収まる位置に第1照明部51が配されており、他方の貫通部40の内側に収まる位置にレーダ61が配されている。また、第2電極42の貫通部40の貫通方向から見たとき、第2電極42の一方の貫通部40の内側に収まる位置に第2照明部52が配されており、他方の貫通部40の内側に収まる位置にマイクロフォン62が配されている。
【0034】
本形態のその他の構成は、第1の実施の形態の構成と同様である。
なお、第2の実施の形態以降において用いた符号のうち、既出の形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
【0035】
(第2の実施の形態の作用及び効果)
本形態においては、第1及び第2電極41,42のそれぞれが複数の貫通部40を有し、第1照明部51が発する光が通る貫通部40と、第2照明部52が発する光が通る貫通部40と、レーダ61が送受信する電磁波が通る貫通部40と、マイクロフォン62が受信する音波が通る貫通部40とが互いに別の貫通部である。これにより、各貫通部40を小さくしても光や波動が第1及び第2電極41,42に干渉することが抑制されるため、各貫通部40を小さくして第1及び第2電極41,42と手指F等との対向面積を確保しやすい。
その他、第1の実施の形態と同様の作用及び効果を奏する。
【0036】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、前述した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。
【符号の説明】
【0037】
1…センサ装置
10…車両
40…貫通部
400…環状部
41…第1電極
42…第2電極
51…第1照明部
52…第2照明部
61…レーダ(第1センサ)
62…マイクロフォン(第2センサ)
611…送受信部