(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025005301
(43)【公開日】2025-01-16
(54)【発明の名称】人形玩具
(51)【国際特許分類】
A63H 3/00 20060101AFI20250108BHJP
【FI】
A63H3/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】18
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023105494
(22)【出願日】2023-06-27
(71)【出願人】
【識別番号】000135748
【氏名又は名称】株式会社バンダイ
(72)【発明者】
【氏名】梶原 洋一郎
【テーマコード(参考)】
2C150
【Fターム(参考)】
2C150BC02
2C150CA01
2C150EH30
(57)【要約】
【課題】興趣性の高い人形玩具を提供する。
【解決手段】人形玩具1であって、載置部30に載置可能な本体部10と、本体部10に連結され、一方面20aと他方面20bとを含んでいる支持部20と、を備え、支持部は、他方面20bの全てが載置部に接触する状態において、本体部10を載置部上に支持するように構成されている。人形玩具1の本体部10を支持し載置部30に接触する支持部20は、その他方面20bの全てが接触するように構成されていることにより、支持部20の広い面にて本体部10を支持できる。この結果、人形玩具1を安定して展示することができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
人形玩具であって、
載置部に載置可能な本体部と、
前記本体部に連結され、一方面と他方面とを含んでいる支持部と、
を備え、
前記支持部は、前記他方面の全てが載置部に接触する状態において、前記本体部を前記載置部上に支持するように構成されている、
人形玩具。
【請求項2】
請求項1に記載の人形玩具であって、
前記支持部は、前記本体部が前記載置部に載置されている状態において、前記一方面が前記載置部に接触しない、
人形玩具。
【請求項3】
請求項2に記載の人形玩具であって、
前記支持部は、前記一方面、及び前記他方面が同一形状を成している、
人形玩具。
【請求項4】
請求項3に記載の人形玩具であって、
前記支持部は、前記一方面、及び前記他方面が平坦な平板を成している、
人形玩具。
【請求項5】
請求項4に記載の人形玩具であって、
前記支持部は、前記本体部から離れた遠方部位の横幅が前記本体部に近い近傍部位の横幅よりも大きい部位を含んで構成されている、
人形玩具。
【請求項6】
請求項5に記載の人形玩具であって、
前記支持部は、その外縁部の少なくとも一部に凹凸が形成されている、
人形玩具。
【請求項7】
請求項6に記載の人形玩具であって、
前記支持部は、前記本体部を正面から見て後方から延出するように構成されている、
人形玩具。
【請求項8】
請求項7の何れか一項に記載の人形玩具であって、
前記支持部は、前記本体部を正面から見て、前記本体部の後方左方向、又は後方右方向にずれるように前記本体部に連結されている、
人形玩具。
【請求項9】
請求項8に記載の人形玩具であって、
前記支持部は、前記本体部の中央から上面視で前後方向に延びる中央線の右側部位と左側部位とを含み、
前記右側部位の面積と前記左側部位の面積とが異なるように構成されている、
人形玩具。
【請求項10】
請求項1~9の何れか一項に記載の人形玩具であって、
前記本体部は、側面視において、前記支持部よりも厚みが大きく構成されている、
人形玩具。
【請求項11】
請求項1~9の何れか一項に記載の人形玩具であって、
前記本体部は、キャラクターを構成し、
前記支持部は、前記キャラクターを構成していない、
人形玩具。
【請求項12】
請求項11に記載の人形玩具であって、
前記本体部は、少なくとも頭部、胴部、脚部を含み、
前記支持部は、前記胴部、及び前記脚部の少なくとも何れかに連結されている、
人形玩具。
【請求項13】
請求項12に記載の人形玩具であって、
前記支持部は、前記頭部、及び前記胴部の少なくとも何れかの影を構成している、
人形玩具。
【請求項14】
請求項12に記載の人形玩具であって、
前記脚部には、その背面に脚部の影が連結されている、
人形玩具。
【請求項15】
請求項14に記載の人形玩具であって、
前記支持部は、その外縁部の少なくとも一部に凹凸が形成され、
前記頭部は、髪部を含み、
前記凹凸は、前記髪部の外観形状に対応するように構成されている、
人形玩具。
【請求項16】
請求項1~9の何れか一項に記載の人形玩具であって、
前記支持部は、前記本体部が前記載置部に載置されている状態において、前記載置部の上面と接触する部分と、前記載置部の側面に接触する部分とを有している、
人形玩具。
【請求項17】
請求項1~9の何れか一項に記載の人形玩具であって、
前記本体部は、その重心が後傾するように構成されている、
人形玩具。
【請求項18】
請求項1~9の何れか一項に記載の人形玩具であって、
前記支持部は、側面視において、前記載置部の上面に接触する部分が後方向に向かって厚みを漸次薄くするように構成されている、
人形玩具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人形玩具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、人形玩具として、例えば特許文献1においては、上半身部と下半身部で構成されるキャラクターグッズにおいて、上記上半身部及び下半身部は平板状で、水平な下半身部の後方には上半身部が垂直に起立したL形とし、そして上半身部と下半身部は結合手段によって結合し、必要に応じて分離することが出来るように構成したことを特徴とするキャラクターグッズ、が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている人形型のキャラクターグッズは、水平な下半身部に対して上半身部が垂直に起立した平板部分にキャラクターの絵を描いた玩具である。このため人形の立体性が乏しく興趣性が乏しい問題があった。
【0005】
本発明は、興趣性の高い人形玩具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の人形玩具は、載置部に載置可能な本体部と、本体部に連結され、一方面と他方面とを含んでいる支持部と、を備え、支持部は、他方面の全てが載置部に接触する状態において、本体部を載置部上に支持するように構成されている、ものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、興趣性の高い人形玩具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本発明の一態様の人形玩具を載置部に載置した状態における斜視図である。
【
図3】
図1に示す人形玩具を上方から見た平面図である。
【
図5】人形玩具の変形例の載置状態における斜視図である。
【
図6】人形玩具の他の変形例の載置状態を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一態様である人形玩具について、図を参照して説明する。
図1は、人形玩具1の載置状態における斜視図であり、
図2は、
図1に示す人形玩具1を正面から見たときの正面図である。
図1、及び
図2に示すように、人形玩具1は、頭部11、胴部12、脚部13を有する本体部10がキャラクターCを模している。この本体部10には、載置部30に接触する部分に支持部20が接続されている。例えば、キャラクターCの下半身の部分の脚部13の裏面側、胴部12の下側(お尻の部分)、及び下方に伸ばした腕の下端部分(掌部分)の連結部10jにおいて、本体部10と支持部20が連結されている。このキャラクターCは、載置部30の角30aにおいて、脚部13を角30aから下方に垂らすようにして載置部30の上面31に座っている状態を現している。
【0010】
支持部20は、本体部10の後方に向かって延出された上面側支持部21と、角30aから下方に向かって延出された側面側支持部22と、を備え、一方面20a及び他方面20bの平坦な面を有する側面視L字形の板状の部材である。そして、支持部20は、その他方面20bの全面が載置部30に面接触して本体部10を保持する。すなわち、支持部20は、直角に交差する方向に延出されていることで、上面側支持部21の他方面20bが載置部30の上面31に面接触すると共に側面側支持部22の他方面20bが載置部30の側面32に面接触する。
【0011】
なお、支持部20は、載置部30と接触しない一方面20aが他方面20bとほぼ平行な平坦な面にて構成されている、且つその厚みが本体部10に比べて薄い平坦構造となっている。このように、支持部20は、載置部30の表面に沿った部材として構成されていることから、キャラクターCを支持する部材として目立たない構成となっている。なお、本体部10、及び支持部20は、合成樹脂により構成されている。
【0012】
図3は、人形玩具1を上方から見た平面図である。
本体部10の頭部11は、キャラクターCの髪型を現した凹凸のある髪部11aを模している。そして、支持部20の上面側支持部21は、その外縁部20cの形状が髪部11aの凹凸の形を投影した凹凸20dを有した形状とされており、本体部10の上半身の影を模した形状となっている。また、側面側支持部22は、脚部13を投影した対応形状に構成されている(
図2参照)。
【0013】
このように、支持部20は、本体部10の影を象った構成であるので、その一方面20a、及び他方面20bの形状は、同一形状であり、また、例えば、
図3に示すように、上方から見たときの中央線に対して一方側にずれる(
図3において右側にずれる)ように延びている。また、脚部13の後方の側面側支持部22においても、前方側から見たときに、脚部13の後方右側にずれるように構成されている。すなわち、キャラクターCに対して左斜め上方から光が照射されている演出により、その影らしさをより強く演出する構成となっている。
【0014】
また、上面側支持部21は、本体部10に近接した部位の横幅d1比べて、本体部10から離れた部位の横幅d2が大きく構成されている。これによって、支持部20による本体部10の支持がより安定する。
【0015】
図4は、人形玩具1の載置状態における側面図である。
本体部10は、頭部11が他の部分に比べて大きく構成されており、その重心Gは、
図4に示すように、本体部10と支持部20との連結部10jに対して後方寄りに位置している。また、支持部20は、上面側支持部21が本体部10よりも後方側に大きく延出さており、更に、側面側支持部22が脚部13よりも下方に側に大きく延出されている。この支持部20の構成と重心Gの位置とによって、本体部10は、載置部30上に安定支持される。
【0016】
図5は、人形玩具1の変形例の載置状態における斜視図である。
図5に示す人形玩具1においては、本体部10は、腕を組んで上体を少し後ろに傾斜させ、右脚を前方に伸ばし且つ左脚を曲げたポーズを取った人体で、本体部10の重心が後方にあるような形態を模したものである。
【0017】
この場合、影を模した支持部20は、本体部10とその尻部分の連結部10jにおいて接続されている。そして、側面側支持部22は、載置部30の側面32に接して下方に大きく延び、また、上面側支持部21は、載置部30の上面31に接して後方に延びている。
【0018】
また、
図5に示すように重心が後方寄りのアンバランスな姿勢の本体部10であっても、支持部20の上面側支持部21が大きく後方側に延びる構成であることで、人形玩具1は安定して支持されている。
【0019】
図6は、人形玩具1の他の変形例を示す側面図である。
図6に示す人形玩具1は、
図5に示した本体部10よりもリラックスした人体の形態を示す玩具である。この場合、上半身の影を模した上面側支持部21は、その厚みにおいて、角30aに接近した部分を最大の厚み(t2)として本体部10の後方に向かって漸次小さい厚み(t1)になるように構成されている。この構成によって、本体部10を後方側に傾くように載置部30上に置くことができて安定して載置することができる。
【0020】
また、支持部20については、本体部10と同じ素材にて構成しても良いが、本体部10とは異なる素材にて構成しても良い。例えば、支持部20は、重い合成樹脂、その他に金属などにて構成することで、載置状態の人形玩具1を安定保持できる。
【0021】
以上述べたように、本態様の人形玩具1は、人形玩具1の本体部10を支持し載置部30に接触する支持部20は、その他方面20bの全てが接触するように構成されていることにより、支持部20の広い面にて本体部10を支持できるので、人形玩具1を安定して展示することができる。
【0022】
また、本態様の人形玩具1においては、支持部20は、平坦な平板をなしていることで、載置部30に接する面を大きい平面とすることができ、より安定した支持機能を発揮することができる。
【0023】
また、本態様の人形玩具1では、支持部20は、本体部10から離れた遠方部位の横幅d2が本体部10に近い近傍部位の横幅d1よりも大きい部位を含んでいることで、例えば、本体部10との連結部10j(接続部)を幅の狭い形状としても支持面積の大きさを大きく維持することができ、更に本体部10と支持部20とのつながり構造を目立たないようにすることができる。
【0024】
本態様の人形玩具1では、支持部20が本体部10の頭部11の髪型の凹凸20dを表わす影形状となっているので、凸部分によって支持面の外径を大きくすることができる。
【0025】
また、本態様の人形玩具1においては、支持部20は、本体部10を正面から見て後方から延出するように構成されて、また、左右何れかにずれた構成であることで、支持部20が本体部10の影を演出可能な構成となっている。また、支持部20の平面視の形状が左右方向で異なる非対称な形状に構成されていることで、影らしさの演出効果を高めることができる。
【0026】
本態様の人形玩具1では、支持部20の厚みが本体部10に比べて小さく形成されていることで、支持部20が人形型の本体部10の影を構成しているので、本体部10を目立たない構成で支持することができる。
【0027】
本態様の人形玩具1では、支持部20は、キャラクターCが、例えば、座った状態においては、胴部12(上半身)の影部分が載置部30の上面31と接触する部分とし、脚部13(下半身)が載置部30の側面32に接触する部分として載置部30の角30aにおいて支持可能な構成することができる。この結果、人形玩具1を載置部30の角30aに安定させて展示することができる。
【0028】
本態様の人形玩具1では、本体部10は、その重心Gが後傾するように構成され、且つ支持部20を後方に延ばす構成としていることで、本体部10が安定して展示することができる。また、支持部20は、側面視において、載置部30の上面31に接触する部分が後方向に向かって厚みを漸次薄くするように構成されていることで、重心が後方に寄るようにして支持部20に寄りかかるようにでき、本体部10の安定保持ができる。
【0029】
以上、本発明の一態様について説明したが、本発明はその技術思想の範囲で適宜変更することができる。例えば、上記態様においては、影を模した支持部20の色については特に言及しなかったが、影を模しているので、例えば灰色や黒を用いて影らしさ演出した構成とすることができる。また、支持部は、影を模したものとして説明したが、影に限らず、敷物等、人形玩具と関連のあるその他の物品であっても良い。
【0030】
また、上記態様においては、人形玩具1の本体部10が座った形態を示すように構成としたが、この構成に限るものではなく、例えば、本体部10が走っているような本体部10としてはアンバランスな形態であっても安定して保持可能である。
【0031】
以上説明したように、本明細書には以下の事項が記載されている。
【0032】
(1)
人形玩具であって、
載置部に載置可能な本体部と、
上記本体部に連結され、一方面と他方面とを含んでいる支持部と、
を備え、
上記支持部は、上記他方面の全てが載置部に接触する状態において、上記本体部を上記載置部上に支持するように構成されている、
人形玩具。
【0033】
(2)
(1)に記載の人形玩具であって、
上記支持部は、上記本体部が上記載置部に載置されている状態において、上記一方面が上記載置部に接触しない、
人形玩具。
【0034】
(3)
(1)又は(2)に記載の人形玩具であって、
上記支持部は、上記一方面、及び上記他方面が同一形状を成している、
人形玩具。
【0035】
(4)
(1)~(3)の何れかに記載の人形玩具であって、
上記支持部は、上記一方面、及び上記他方面が平坦な平板を成している、
人形玩具。
【0036】
(5)
(1)~(4)の何れかに記載の人形玩具であって、
上記支持部は、上記本体部から離れた遠方部位の横幅が上記本体部に近い近傍部位の横幅よりも大きい部位を含んで構成されている、
人形玩具。
【0037】
(6)
(1)~(5)の何れかに記載の人形玩具であって、
上記支持部は、その外縁部の少なくとも一部に凹凸が形成されている、
人形玩具。
【0038】
(7)
(1)~(6)の何れかに記載の人形玩具であって、
上記支持部は、上記本体部を正面から見て後方から延出するように構成されている、
人形玩具。
【0039】
(8)
(1)~(7)の何れかに記載の人形玩具であって、
上記支持部は、上記本体部を正面から見て、上記本体部の後方左方向、又は後方右方向にずれるように上記本体部に連結されている、
人形玩具。
【0040】
(9)
(8)に記載の人形玩具であって、
上記支持部は、上記本体部の中央から上面視で前後方向に延びる中央線の右側部位と左側部位とを含み、
上記右側部位の面積と上記左側部位の面積とが異なるように構成されている、
人形玩具。
【0041】
(10)
(1)~(9)の何れかに記載の人形玩具であって、
上記本体部は、側面視において、上記支持部よりも厚みが大きく構成されている、
人形玩具。
【0042】
(11)
(1)~(10)の何れかに記載の人形玩具であって、
上記本体部は、キャラクターを構成し、
上記支持部は、上記キャラクターを構成していない、
人形玩具。
【0043】
(12)
(1)~(11)の何れかに記載の人形玩具であって、
上記本体部は、少なくとも頭部、胴部、脚部を含み、
上記支持部は、上記胴部、及び上記脚部の少なくとも何れかに連結されている、
人形玩具。
【0044】
(13)
(12)に記載の人形玩具であって、
上記支持部は、上記頭部、及び上記胴部の少なくとも何れかの影を構成している、
人形玩具。
【0045】
(14)
(12)に記載の人形玩具であって、
上記脚部には、その背面に脚部の影が連結されている、
人形玩具。
【0046】
(15)
(13)又は(14)に記載の人形玩具であって、
上記支持部は、その外縁部の少なくとも一部に凹凸が形成され、
上記頭部は、髪部を含み、
上記支持部の外縁部に形成されている凹凸は、上記髪部の外観形状に対応するように構成されている、
人形玩具。
【0047】
(16)
(1)~(15)の何れかに記載の人形玩具であって、
上記支持部は、上記本体部が上記載置部に載置されている状態において、上記載置部の上面と接触する部分と、上記載置部の側面に接触する部分とを有している、
人形玩具。
【0048】
(17)
(1)~(16)の何れかに記載の人形玩具であって、
上記本体部は、その重心が後傾するように構成されている、
人形玩具。
【0049】
(18)
(1)~(17)の何れかに記載の人形玩具であって、
上記支持部は、側面視において、上記載置部の上面に接触する部分が後方向に向かって厚みを漸次薄くするように構成されている、
人形玩具。
【符号の説明】
【0050】
1 人形玩具
10 本体部
11 頭部
11a 髪部
12 胴部
13 脚部
20 支持部
20a 表面(一方面)
20b 裏面(他方面)
20c 支持部の外縁部
20d 外縁部の凹凸
30 載置部
31 載置部の上面
32 載置部の側面
CL 上面視の中央線
C キャラクター