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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025005440
(43)【公開日】2025-01-16
(54)【発明の名称】分離可能な本体区画を有する荷物用品
(51)【国際特許分類】
   A45F 3/04 20060101AFI20250108BHJP
   A45F 3/02 20060101ALI20250108BHJP
【FI】
A45F3/04 300
A45F3/04 400P
A45F3/02 420
【審査請求】未請求
【請求項の数】15
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024104106
(22)【出願日】2024-06-27
(31)【優先権主張番号】23181810.5
(32)【優先日】2023-06-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(71)【出願人】
【識別番号】511214071
【氏名又は名称】サムソナイト アイピー ホールディングス エス.エー.アール.エル.
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ジョルジオ ミケーリ
【テーマコード(参考)】
2E181
3B045
【Fターム(参考)】
2E181BA02
2E181BB02
2E181BD01
3B045AA24
3B045CE07
3B045CE08
3B045DA01
3B045FA03
3B045GA03
(57)【要約】
【課題】物体を収容し、及び/又は物体を取り出すことを迅速かつ容易に行える荷物用品を提供する。
【解決手段】荷物用品、例えばバックパック(100))は、第1区画(108)及び第2区画(110)を画定する本体(102)を含み、各区画は少なくとも1つの内部収容容量(104、106)を画定する。第1区画(108)および第2区画(110)は、第1区画(108)および第2区画(110)が少なくとも第1の位置(406)および第2の位置(408)の間で互いに分離可能であるように、第1の位置(406)および、第1の位置(406)から離間された第2の位置(408)で一緒に取り付けられ、対象物を受け入れるために第1区画(108)および第2区画(110)の間にギャップ(400)を画定する。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
荷物用品は、
第1区画(108)及び別個の第2区画(110)を備え、前記第1区画(108)及び前記第2区画(110)の各々が、少なくとも1つの内部収容容量(104,106)を規定し、前記第1区画(108)及び前記第2区画(110)は第1の位置(406)及び前記第1の位置から離間した第2の位置(408)において共に取り付けられ、前記第1区画(108)及び前記第2区画(110)は少なくとも前記第1の位置(406)と前記第2の位置(408)の間で互いに分離可能であり、物体を受け入れるためのギャップ(400)が第1区画(108)と第2区画(110)の間に形成される、荷物用品。
【請求項2】
前記第1の位置(406)は前記荷物用品の上部に位置し、
前記第2の位置(408)は、前記荷物用品の中間又は下部に位置する、請求項1記載の荷物用品。
【請求項3】
前記第1の位置(406)及び第2の位置(408)が、それぞれ、前記荷物用品の対向する端部に隣接して配置されている、請求項1又は2に記載の荷物用品。
【請求項4】
前記第1区画(108)及び前記第2区画(110)が、前記荷物用品の左側部(124)及び右側部(126)に沿って分離可能である、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の荷物用品。
【請求項5】
前記第1区画(108)および前記第2区画(110)は、前記第1の位置(406)で直接一緒に取り付けられ、前記第2の位置(408)で少なくとも1つのコネクタ部材(418)によって一緒に取り付けられる、請求項1~4のいずれか一項に記載の荷物用品。
【請求項6】
前記第1区画(108)と前記第2区画(110)との間の前記ギャップ(400)は、前記少なくとも1つのコネクタ部材(418)の長さによって制限される、請求項5に記載の荷物用品。
【請求項7】
前記少なくとも1つのコネクタ部材(418)は、前記荷物用品の少なくとも左側部(124)及び右側部(126)に沿って延在するガセット(424)を備える、請求項5又は6に記載の荷物用品。
【請求項8】
前記ガセット(424)がレセプタクル(430)を画定する、請求項7に記載の荷物用品。
【請求項9】
前記コネクタ部材(418)は、前記荷物用品の前記第1区画(108)及び前記第2区画(110)の間の横方向中央に取り付けられた単一の保持部材(700)を備える、請求項5又は6に記載の荷物用品。
【請求項10】
前記コネクタ部材(418)は、少なくとも2つの保持部材(700)を備える、請求項5又は6に記載の荷物用品。
【請求項11】
前記コネクタ部材(418)は、少なくとも一部が弾性的に伸長可能な部分を含む、請求項5から請求項10のいずれか一項に記載の荷物用品。
【請求項12】
前記ギャップ(400)は、衣類(500)を前記コネクタ部材(418)上に支持するために、前記第1区画(108)と前記第2区画(110)との間に前記衣類(500)を受け入れてこれを保持する大きさとされている、請求項5から請求項11のいずれか一項に記載の荷物用品。
【請求項13】
開放可能なコネクタ(510)を更に含み、前記開放可能なコネクタ(510)は、第1の閉鎖構成において前記第1区画(108)及び前記第2区画(110)の少なくとも一部を互いに選択的に接合し、前記開放可能なコネクタ(501)が開放されて第2の開放構成になったときに、前記第1区画(108)及び前記第2区画(110)の選択的な分離を可能にする、請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の荷物用品。
【請求項14】
前記開放可能なコネクタ(510)が、前記第1区画(108)及び前記第2区画(110)を、前記第1区画(108)及び前記第2区画(110)の一縁部の少なくとも一部に沿って選択的に接合するジップアセンブリ(512)を備える、請求項13に記載の荷物用品。
【請求項15】
荷物用品が、前記第1区画(108)及び/又は前記第2区画(110)のうちの1つに接続された少なくとも1つのショルダーストラップ(130)を含むバックパックである、請求項1から14のいずれか一項に記載の荷物用品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、荷物用品に関し、特に、荷物用品内に物体を格納するために外部からアクセスする、及び、荷物用品内に格納された物体を取り出すことに関する。典型的な荷物用品の1つの態様は、物体が、荷物用品の主ハウジングの内側に形成された内部区画の内側にしばしば収容されることである。荷物用品に物体を収容するために、使用者は、しばしば複数の内部区画のどれかを選択し、内部区画を開き、その中に物体を置いて物体を収納し、区画を閉じなければならない。内部区画に収容されている物体を取り出すには、ユーザが、多くの場合、複数の内部区画どれに物体が収容されているかを思い出し、その物体を取り出すために内部区画を開き、内部区画を閉じる必要がある。
【背景技術】
【0002】
この手順は、物体を迅速に保管するとともに、典型的な荷物用品から物体を迅速に取り出すユーザの能力を妨げる。例えば、ユーザがバックパックなどの荷物用品に物体を収容する必要がある場合、ユーザは、バックパックを取り外し、内部区画の1つを開き、その中に物品を置き、区画を閉じなければならない。その物体の迅速な取り出しには不便である。バックパックを再び取り外して区画にアクセスし、区画を開いて物体にアクセスし、内部区画から取り出して区画を閉じる必要がある。これらの問題は、ユーザが現在の活動を停止することを好まないか、または、上述の方法でオブジェクトを格納または取り出すために現在の活動を停止することができる位置にない場合に、増幅され得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ユーザにとっての不都合を減らしつつ、荷物用品に物体を収容し、及び/又は荷物用品から物体を取り出すことを迅速かつ容易に行える荷物用品(例えば、バックパック)を提供する必要性が存在する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
荷物用品が開示される。一例において、荷物用品は、第1区画と別個の第2区画とを含み、各々は少なくとも1つの内部収容容積を規定し、第1及び第2区画は、第1の場所及び第1の場所から離間した第2の場所で一緒に取り付けられて、第1及び第2区画が少なくとも第1の場所(406)と第2の場所との間で互いに分離可能であり、第1区画と第2区画との間にギャップを画定して物体を受け取る。さらに、第1の位置は、荷物用品の上部に位置してもよく、第2の位置は、荷物用品の中間または下部に位置してもよい。さらに、荷物用品はバックパックであってもよい。
【0005】
上記に加えて又は上記に代えて、第1の位置及び第2の位置は、それぞれ、荷物用品の対向する端部に隣接して配置される。
【0006】
上記に加えて又は上記に代えて、第1区画と第2区画とは、荷物用品の左側部と右側部とに沿って分離可能である。
【0007】
上記に加えて又は上記に代えて、第1区画と第2区画とは、第1の場所において直接一緒に取り付けられ、第2の場所において少なくとも1つのコネクタ部材によって一緒に取り付けられる。さらに、第1区画と第2区画との間のギャップは、少なくとも1つのコネクタ部材の長さによって制限される。前記に加えて又は前記に代えて、少なくとも1つの調整部材は、第1区画と第2区画との間に取り外し可能に接続されてもよい。前記に加えて又は前記に代えて、コネクタ部材は、調整可能な長さを有してもよい。
【0008】
上記に加えて又は上記に代えて、少なくとも1つのコネクタ部材は、荷物用品の少なくとも左側部及び右側部に沿って延在するガセットを備える。さらに、ガセットはレセプタクルを画定してもよい。
【0009】
上記に加えて又は上記に代えて、コネクタ部材は、荷物用品の第1区画と第2区画との間の横方向中央部に取り付けられた単一の保持部材を備える。
【0010】
上記に加えて又は上記に代えて、コネクタ部材は、少なくとも2つのコネクタ部材を備える。さらに、荷物用品の各横側に1つのコネクタ部材が存在してもよい。
【0011】
上記に加えて又は上記に代えて、コネクタ部材は、少なくとも部分的に弾性的に伸長可能な部分を備える。
【0012】
上記に加えて又は上記に代えて、ギャップは、衣類を第1区画と第2区画との間に受け入れてこれを保持し、衣類をコネクタ部材上に支持するような大きさとされている。
【0013】
上記に加えて又は上記に代えて、第1の閉構成において開放可能なコネクタは第1及び第2区画の少なくとも一部選択的に結合、当接し、取り外し可能なコネクタが解放されて第2の開構成になったときに、第1及び第2区画を選択的に分離する。
【0014】
上記に加えて又は上記に代えて、開放可能なコネクタは、第1及び第2区画の縁部の少なくとも一部に沿って第1及び第2区画を選択的に結合するジップアセンブリを備える。
【0015】
上記に加えて又は上記に代えて、ジップアセンブリは、少なくとも部分的に、本体の左側部、右側部及び底側に沿って延在する。
【0016】
上記に加えて又は上記に代えて、第1の位置における第1区画と第2区画との取り付けは、第1区画と第2区画とを、それぞれの上縁の少なくとも一部に沿って取り付けることを含む。
【0017】
上記に加えて又は上記に代えて、第1区画と第2区画とは、それらの上縁の周りで及び上縁に沿って旋回可能に接続されている。
【0018】
上記に加えて又は上記に代えて、荷物用品は、第1及び/又は第2区画のうちの1つに接続された1つ又は複数のショルダーストラップを備えるバックパックを備える。
【0019】
上記に加えて又は上記に代えて、ジップアセンブリは、係合時に保持部材を隠す。
【0020】
本願明細書に記載される発明の一例は、各々が少なくとも1つの内部収容容量を画定する別個の第1及び第2区画を含むバックパック等の荷物用品に関するものであってもよい。第1および第2区画は、それぞれ荷物用品の上部および下部など、第1の場所および第1の場所から間隔をあけた第2の場所で一緒に取り付けることができる。第1および第2区画は、少なくとも第1の位置と第2の位置との間で互いに選択的に分離可能であって、第1および第2区画の間にギャップを画定して物体を受け取ることができる。ギャップは、コネクタ部材によって画定されてもよい。コネクタ部材は、コード、ロープ、ストラップ、ガセット、または保持部材のような1つ以上の個々の構成要素、または第1区画と第2区画との間に延在する組み合わせによって画定されてもよい。コネクタ部材は、ギャップ内に受け入れられる対象物を支持し、例えば、対象物を受け入れるためのレセプタクルを規定してもよい。
【0021】
さらなる実施形態および/または特徴は、以下に示す説明の一部に記載されており、明細書の検討により当業者には明らかになるか、開示された主題の実施によって学ぶことができる。開示の性質および利点のさらなる理解は、明細書および図面の残りの部分を参照することによって実現されてもよく、それは、本開示の一部を形成する。当業者は、本開示の種々の態様および特徴の各々が、いくつかの例において別個に、または他の例における本開示の他の態様および特徴と組み合わせて有利に使用され得ることを理解するであろう。
【図面の簡単な説明】
【0022】
説明は、以下の図面を参照してより完全に理解されるであろう。以下の図面では、構成要素は一定の縮尺で描かれておらず、これらは開示の種々の例として提示され、以下で特徴付けられる開示の範囲の完全な列挙と解釈されるべきではない。
図1】開示のいくつかの例による閉鎖構成のバックパックを示す。
図2】開示のいくつかの例に従った、拡張された構成における図1のバックパックを示す。
図3】開示のいくつかの例による開構成における図1のバックパックを示す。
図4A図3の線4A-4Aに沿って切り取られたバックパックの断面を示す。
図4B図1の線4B-4Bに沿って切り取られたバックパックの断面を示す。
図5】本開示のいくつかの例に基づく、バックパックの第1および第2の区画間に位置するジャケットを備えた図3のバックパックを示す。
図6】開示のいくつかの例に従った、追加の、または代替的な開放構成での図1のバックパックを示す。
図7】開示のいくつかの例に従った、追加の、または代替的な開放構成での図1のバックパックを示す。
【発明を実施するための形態】
【0023】
選択的に分離可能な本体区画を有する荷物用品が提供される。荷物用品は、各々が少なくとも1つの内部収容容積を画定する別個の第1及び第2区画を含むことができる。第1および第2区画は、荷物用品の上部および下部など、第1の場所および第1の場所から間隔をあけた第2の場所で一緒に取り付けることができる。第1および第2区画は、少なくとも第1の位置と第2の位置との間で互いに選択的に分離可能であって、第1および第2区画の間にギャップを画定して物体を受け取ることができる。
【0024】
例えば、第1および第2区画は、第1の位置で直接一緒に取り付けられ、第2の位置でコネクタ部材によって一緒に取り付けられてもよい。このような例では、第2の位置のギャップは、コネクタ部材の長さによって制限される。取り外し可能なコネクタは、第1及び第2区画の選択的分離を可能にするために、第1及び第2区画を選択的に接合することができる。ギャップは、第1区画と第2区画との間に衣類を受け入れて、これを保持するように、第2の場所でコネクタ部材上に衣類を支持するようなサイズにされてもよい。ギャップは、荷物用品上の支持のためにギャップ内に物体を少なくとも部分的に位置させることを可能にすることができる。また、ギャップは、物体が荷物用品に支持され、少なくとも部分的にギャップ内に受け入れられており、都合よく取り出されることを可能にする。幾つかの例では、保管及び/又は回収のためにギャップ内の物品との係合は、荷物用品の外部から行え、第1及び第2区画の内部へのアクセスを必要としない。
【0025】
本明細書に記載の構成は、限定されるものではないが、ハードサイドの荷物ケース、ソフトサイドの荷物ケース、ハイブリッドの荷物ケース、ブリーフケース、及び他のスタイルの荷物用品を含む多くの異なるタイプの荷物用品に使用するのに適している場合がある。ここでは、単なる例として、バックパックに関して様々な構成が説明されているが、本発明は、そのようなバックパック上での使用に特に適しており、有益である場合がある。
【0026】
図1は、開示のいくつかの例に基づく、バックパック100の閉鎖構成の形態の荷物用品を示す。バックパック100は、ユーザーの所属物を運ぶための1つまたは複数の内部区画または収容容積を画定する複数の壁またはパネルを有する本体102を含む。例えば、本体102は、第1区画108および第2区画110を画定することができる。第1区画108および第2区画110はそれぞれ、少なくとも1つの内部収容容積104、106を画定し、第1区画108が第1の収容容積104を画定する。第2区画110は、第1区画108と類似または異なるものであってもよく、第2の収容容積106を画定する。第2区画110は、第1区画108とは別個の区画であってもよい。第1区画108および第2区画110はそれぞれ、収容容積104、106を画定するように一緒に接合された前パネル112および後パネル114(図4B参照)を含んでもよい。例えば、各区画の前パネル112および後パネル114は、直接接合されてもよい。あるいは、各区画の前パネル112および後パネル114は、前パネル112および後パネル114の間に延在する1つまたは複数のパネルで間接的に接合されてもよく、1つの例では、対向する側面パネルおよび上パネルおよび底パネルによって接合されるが、これに限定されるものではない。用途に応じて、バックパック100は、ユーザの追加の所有物を保持するために、1つまたは複数の追加ポケットを備えることができる。例えば、第2区画110は、限定することを意図しないで図示されるように、前ポケットを含んでもよい。このようにして、バックパック100は、移動中、ハイキング中、エクササイズ中等、ユーザの所有物を保持するための複数の収容区画、容積、又は領域を提供することができる。
【0027】
図1に示すように、荷物用品の本体102は、頂部又は上端又は上側部120、底部又は下端又は下側部122、左側部124、及び右側部126を含んでいる。上端120は、本体102の上部(例えば、上半分、上3分の1、または上4分の1)を含み、底端122は、本体102の下部(例えば、下半分、下3分の1、または下4分の1)を含み得る。本体の中間部は、上部と底部との間に位置していてもよい。同様に、左側部124は、本体102の左側部分(例えば、左半分)を含み、右側部126は、本体102の右側部分(例えば、右半分)を含むことができる。
【0028】
図示のように、荷物用品は、ユーザが荷物用品を運ぶことができる1つ以上のストラップを含むことができる。一例では、1つ又は複数のストラップは、1対のショルダーストラップ130を含むことができる。ショルダーストラップ130は、第1区画108に接続されてもよく、これにより、第1区画108は、着用時にユーザの背中に当たって静止する。一例では、ショルダーストラップ130は、第1区画108に接続され、第1区画の後パネル114に沿って延び、ユーザが装着すると、後パネル114がユーザの背中に接触するようになっている。このような例は単なる例示であり、バックパック100は他の形態またはタイプを含むことができる。例えば、ハードサイド手荷物ケース、ソフトサイド手荷物ケース、ハイブリッドケース、バッグ等を含む、他の荷物用品タイプで具体化されてもよい。バックパック100およびその特徴の本明細書におけるいかなる記述も、該当する場合、限定することなく荷物用品全般に適用することができる。従って、バックパック100への言及は、便宜的、かつ説明のためである。
【0029】
図2は、開示のいくつかの例による、平坦な構成のバックパック100を示す。図2を参照すると、バックパック100は少なくとも部分的に圧縮可能または折り畳み可能であり得る。例えば、第1区画108および第2区画110のいずれかまたは両方は、少なくとも部分的に、織布または不織布材料などの軟質または柔軟性材料で構成され、または、軟質および硬質材料の組み合わせまたは複合材料から加工されて、第1区画108および/または第2区画110が平坦または概ね平坦に折り畳まれることを可能にし、第1区画108および第2区画110に配置された物品を収容するように拡張する。
【0030】
図3は、開示のいくつかの例による、開構成すなわち分割構成のバックパック100を示す。図3を参照すると、第1および第2区画108、110は、第1および第2区画108、110の間にギャップ400を選択的に画定するように一緒に取り付けることができる。例えば、第1および第2区画108、110は、第1および第2の場所406、408でそれぞれの長さに沿って取り付けられ、少なくとも第1および第2の場所406、408の間で互いに選択的に分離可能であり、第1および第2区画108、110の間のギャップ400を画定することができる。一例では、第1および第2区画108、110は、第1の場所406および第1の場所406から間隔をあけた第2の場所408で共に取り付けられる。第1および第2区画108、110は、互いに分離可能であり、第1および第2の位置406、408の間に画定される距離の少なくとも一部に沿って、ギャップ400を形成してもよい。ギャップ400は、収容空間118を画定し得る。バックパック100の第1区画108および第2区画110のそれぞれの内側のそれぞれの収容容量104、106は、一般に、第1および第2区画がギャップ400を画定するように構成されているかどうかに依存しない。ギャップ400によって画定される収容空間118は、後述するようにレセプタクル430を含んでもよい。
【0031】
図示のように、第1の位置406は、バックパック100の上部、例えば、本体102の一端に隣接して配置されてもよい。例えば、第1の場所406での第1及び第2区画108、110の取り付けは、第1及び第2区画108、110のそれぞれの上縁部の少なくとも一部に沿って取り付けることを含むことができる。そのような例では、第1および第2区画108、110は、その上縁沿いで柔軟に接続されてもよく、一例では、柔軟な接続に沿って互いに対して枢動してもよい。第2の位置408は、例えば本体102の第1の位置406と底端122との間など、バックパック100の中央部分または下部に配置され得る。実施例では、第1および第2の位置406、408は、バックパック100の両端(例えば、上端120および底端122)に隣接して配置されうる。例えば、第1および第2区画108、110は、上端120に沿って取り付けられ、バックパック100の底端122に沿って分離可能であり、ギャップ400を画定するが、後述するように、他の構成も考えられる。いくつかの例では、第1および第2区画108、110は、バックパック100の左右の側面124、126に沿って分離可能である。いくつかの例では、ギャップ400は、第1の位置406ではより小さな幅を有し、第2の位置408ではより広い幅を有する、楔形を有し得る。いくつかの例では、ギャップは、頂点が第1の位置406にある角度440としてもよい。いくつかの例では、角度440は、0度から45度までの範囲であってもよく、より大きいまたはより小さいものであってもよい。いくつかの例では、第1の位置406のギャップ400の幅は、第1および第2区画が接続されているので存在しない。一部の例では、第2の位置408でのギャップ400の幅は、本明細書に記載されるように、コネクタ部材418の長さによって画定され得る。コネクタ部材418は、荷物用品のサイズ及びギャップ400により形成される収容空間118の意図された容量に対して適切であり得るように、5cm未満から25cmを超える長さの範囲を有し得る。
【0032】
ギャップ400は、1つ以上の物体500を受け入れるように画定されてもよい。例えば、図5に示すように、物体500は、ジャケット、コート、セーターなどのような衣類の物品であってもよく、またはボトル、より小さなバッグ、旅行用品などのような別の物体であってもよい。物体または複数の物体は、以下に詳述するように、第1および第2区画108、110の間に配置することができるが、他の構成も考えられる。物体は、コネクタ部材418によって少なくとも部分的に支持することができる
【0033】
引き続き図3を参照すると、バックパック100は、第1および第2区画108、110の間に固定してまたは取り外し可能に結合されたコネクタ部材418を含み、第1区画108から離れる方向の第2区画110の変位を制限することができる。このようにして、コネクタ部材418は、第2の位置408において、第1区画108と第2区画110との間のギャップ400の幅を画定することができる。例えば、第2の位置408におけるギャップ400の幅は、コネクタ部材418の長さによって制限され得る。このような例では、コネクタ部材418が完全に延在し、ギャップ400の幅を画定するまで、第2区画110の少なくとも一部と、第1区画の少なくとも一部が、互いに離間して配置されてもよい。ギャップ400の高さ128(図4B参照)は、第2の位置408におけるコネクタ部材と第1の位置406との間の距離によって規定されてもよい。一例では、ギャップ400の高さ128は、荷物用品の高さとほぼ同じであってもよい。別の例では、ギャップ400の高さ128は、荷物用品の高さより小さくてもよい。別の例では、ギャップ400の高さ128は、5cm~65cm以上の範囲であってもよい。一以上の物体500は、少なくとも部分的にギャップ400に受け入れられてもよい(図5参照)。一以上の物体500は、以下に説明するように、少なくとも部分的にコネクタ部材418によってギャップ400内に支持されてもよい。コネクタ部材418が、解放可能なフックまたは留め金などによって解放可能に結合される場合、第1および第2区画108、110は、制限なく、第1の位置406を中心として枢動することなどによって、離れるように移動する。コネクタ部材418は、ギャップ400の幅をユーザが調節できるように、調節可能な長さを有していてもよい。一例では、コネクタ部材418は、この目的のために、その長さに沿った調節バックルを有するストラップであってもよい。一例では、コネクタ部材418の長さは、10cmから20cmであり、他の長さも考えられる。上述したように、コネクタ部材418は、長さを調整可能なであってもよい。
【0034】
上述したように、コネクタ部材418は、第1の位置406から離間した第2の位置408に位置することができる。例えば、第1及び第2区画108、110は、第1の位置406で直接一緒に取り付けられ、第2の位置408でコネクタ部材418によって一緒に取り付けることができる。例えば、図3に示すように、コネクタ部材418は、第1および第2区画108、110を上端120で一緒に直接取り付けた状態で、バックパック100の底端122の近くに配置することができる。コネクタ部材418は、用途に応じて、1つまたは複数のロープ、ストラップ、ガセット、または保持部材、あるいはこれらの組み合わせを含み、第1および第2区画108、110間に延在する。図3を参照すると、コネクタ部材418は、少なくとも部分的に弾性的に伸長可能な部分を含み、一例では弾性材料で形成される。このような例では、第1区画108と第2区画110との間のギャップ400内に物体500を収容するため、必要な場合、弾性材料を弾性的に延伸させることができる。
【0035】
コネクタ部材418はバックパック100の長さ方向の底部または下部の、(底橋122からの)下半分、下1/3、または下1/4を含む位置に、あるいは下端122に配置されてもよい。コネクタ部材418が配置される下端122に近いほど、ギャップ400の高さ128は大きくなる。これは、より大きな物体500をギャップ400内に受け入れるために有益であり得る。コネクタ部材418は、上部の位置に位置決めされてもよい。コネクタ部材418は、第1の位置406の下に配置される限り、(上縁120からの)バックパック100の長さの上部分の位置に配置されてもよい。この比較的高い位置によって、コネクタ部材418によって物体または物体500が少なくとも部分的に支持され、コネクタ部材の下に延在し、依然としてギャップ400内にあり、第1および第2区画108、110間にあることが可能になり得る。これは、物体500を保護することを容易にし得る。コネクタ部材418は、荷物用品の中間部分、例えば、上部と下部との間に配置することができる。
【0036】
一例では、コネクタ部材418’は、図3に破線で示すように、第1区画のパネル112の中央位置から第2区画のパネル114の同様の中央位置まで延在してもよい。この実施例では、コネクタ部材418’は、荷物用品の第1(108)と第2(110)の区画との間の中央横方向に取り付けられた単一の保持部材(700)であってもよい。
【0037】
他の例では、コネクタ部材418’’は、図4Bに破線で示すように、第1区画108上のより高い位置から第2区画110上のより低い位置へなど、第1および第2区画のそれぞれの異なる位置間に延在してもよい。
【0038】
図3に示す例では、コネクタ部材418は、ガセット424を含む。ガセット424は、第1および第2区画108、110の横方向の側面の間にそれぞれ延在する側壁426、428を含み;さらなる例において、本体102の少なくとも左側部および右側部124、126と略線上に延在してもよい。図3に示されるようないくつかの例では、ガセット424は、第1および第2区画108、110の下端122の間にそれぞれ延在する底部側面432を含んでもよく、さらなる例では、本体102の少なくとも底部側面または端122に略線状に延在して、第1および第2区画108、110の間にレセプタクル430を画定してもよい。レセプタクル430は、ギャップ400に対して開口していてもよく、1つ以上の物体を受け入れる開口バスケット型構造を画定する。このような例では、ギャップ400に少なくとも部分的に形成されたレセプタクル430内に物体を少なくとも部分的に受け入れることができる。いくつかの例では、ガセット424の側壁426、428は、本体102の横側部124、126から内向きに、または外向きに位置決めされてもよい。いくつかの例では、ガセット424の底部側面432は、本体102の底部122から内向きに、または外向きに位置決めされてもよい。
【0039】
実施例では、第1及び第2区画108、110は、本体102の左右の側部124、126に沿って分離可能であり、ギャップ400内に位置決めされた物体を、バックパック100の側部124、126を介して横方向から少なくとも部分的に受けることができるが、他の構成も考えられる。
【0040】
図4Aは、図3の線4A-4Aに沿って切り取られたバックパック100の断面を示し、第2の位置408での第1区画108と第2区画110との接続部を示す。図示のように、コネクタ部材418は、本体102の横部分の間に延在してもよい。例えば、第1区画108および第2区画110はそれぞれ、横部分434を含んでもよい。いくつかの例では、第1区画108の横部分434は、第2区画110の横部分434と相補的であってもよく、これにより、第1および第2区画108、110の横部分434は、両方の区画が一緒に取り付けられたときに整列する。図示のように、コネクタ部材418は、第1及び第2区画108、110の横部分434間に延在して、第1及び第2区画108、110を第2の位置408で一緒に取り付けることができるが、他の構成も考えられる。
【0041】
図4Bは、図1の線4B-4Bに沿って切り取られたバックパック100の断面であり、第1の位置406での第1区画108と第2区画110との接続部を示す。図示のように、第1及び第2区画108、110は、第1の位置406で直接一緒に取り付けることができる。例えば、第1及び第2区画108、110は、図示するように、本体102の上端120に沿って等、第1の位置406で一緒に縫い合わせることができる。また、図4Bには、レセプタクル430を形成するガセット424の例におけるコネクタ部材418が示されている。ガセット424は、第1および第2区画108、110を一緒に接続するために、ガセット424の各端部上にコネクタ部材422を含んでもよい。レセプタクル430は、コネクタ部材422に取り付けられ、そこから支持されてもよい。これに加えて又はこれに代えて、レセプタクル430は、第1及び第2区画108、110の側壁112、114に取り付けられてもよく、また、少なくともその一部をそれらによって支持されてもよい。
【0042】
図5は、開示のいくつかの例に基づくバックパック100の第1および第2区画108、110の間に置かれた衣服(例えばジャケット)のような物体500を備えたバックパック100を示す。図5を参照すると、第1および第2区画108、110は、ギャップ400を画定するために、少なくとも第1および第2の位置406、408の間で互いに選択的に分離可能であり得る。この例におけるコネクタ部材は、少なくとも図3、4A、4Bに関して上述したように、レセプタクル430の形態のガセット424である。この実施例では、ギャップ400は、衣類500を第1区画108と第2区画 110との間に受け入れて保持するような大きさにされてもよい(例えば、コネクタ部材418によって)。この例に示されるように、衣類500は、第1および第2区画108、110の下まで届いていなくてもよい。一部の例では、衣類500は、ギャップ400の外側で横方向に出ても出なくてもよい。(図5は、ギャップ400から横方向に出る衣類500を示す)。他の例では、接続部材418は、ギャップ400がコネクタ部材418に支持された物体500を第2の位置408で受け、第1及び第2区画108、110の下に延びるように少なくとも部分的に垂下するか、又はそこから下方に吊り下がるような大きさにされてもよい。このようにして、衣類500は、必要に応じてユーザによって迅速に保管され、アクセスされてもよい。
【0043】
図2図5を参照すると、バックパック100は、第1および第2区画108、110に選択的に接合する解除可能なコネクタ510を含んでもよい。例えば、解放可能コネクタ510は、第1閉鎖構成(例えば、図2から図3を参照)において、当接部内で第1および第2区画108、110を互いに解放可能に選択的に接合してもよい。例えば、第1閉鎖構成では、解除可能なコネクタ510は、第1区画108の前面パネル112及び第2区画110の背面パネル114のそれぞれの縁部に沿って、第1区画108、第2区画110を接触して取り外し可能に接合することができる。解放可能コネクタ510は、解放可能コネクタ510が解放され、第2の開放構成になってギャップ400を形成する場合、第1および第2区画108、110の選択的分離を可能にしてもよい。例えば、レセプタクル430を使用のために露出させる際に、解放可能コネクタ510を解放し、または他の方法で少なくとも部分的に離脱させて、第1および第2区画108、110の選択的分離を可能にして、ギャップ400を画定し、使用のために解放可能コネクタ418を露出させてもよい。
【0044】
解放可能コネクタ510は、多くの構成を含んでもよい。いくつかの例では、解放可能コネクタ510は、連続または非連続であってもよい。いくつかの例では、取り外し可能なコネクタ510は、プレススタッド、クリップ、バックル、タイ、またはストラップであってもよい。いくつかの例では、取り外し可能なコネクタ510は、区画108、110の1つの縁部領域の少なくとも一部に沿って第1区画108、110を選択的に接合するように構成されたジップアセンブリ512であってもよい。いくつかの例では、ジップアセンブリ510は、バックパック100の1つの側面または2つ以上の側面に沿って延びるように構成される。例えば、ジップアセンブリ510は、本体102の左側部、右側部、及び底端124、126、122に沿ってそれぞれ延在するU字形ジッパーであってよい。この例では、第1および第2区画108、110は、それぞれの対向する横側面および底面に沿って接続されることになる。ジップアセンブリ510が、隣接する側面(例えば、一側部および底端)に沿って延在する構成、または(例えば、本体102の底端ではなく、対向する側部に沿って)非隣接側面に沿って延在する構成など、他の構成も考えられる。他の例では、ジップアセンブリ510は、本体102の片側に沿って延在してもよい。例えば、ジップアセンブリ510は、底端122に沿ってのみ、又は別の例では、左側部又は右側部124、126の一方に沿って延在してもよい。いくつかの例では、取り外し可能なコネクタ510は、ギャップ400に受けた物体で閉じることができ、この場合、物体500は、第1および第2区画がその物体の周囲に適合し、取り外し可能なコネクタが開構成から閉鎖構成へと移動できるようにするのに十分な大きさである。
【0045】
図2~3に示すように、ジップアセンブリ510は、係合時に、コネクタ部材418を隠すことができる。例えば、コネクタ部材418は、ジップアセンブリ510が係合解除されたときにのみコネクタ部材418が見えるように、ジップアセンブリ510の内部に配置することができる。例えば、図4Aを参照すると、ジップアセンブリ510は、本体102の横端434に沿って延在してもよく、コネクタ部材418は、ジップアセンブリ510の内部に位置決めされる。このようにして、ジップアセンブリ510の係合解除により、コネクタ部材418が一旦開放されたことを明らかにすることができる。
【0046】
図6から図7は、開示のいくつかの例に従った、追加の、または代替の開放構成でのバックパック100を示す。図6を参照すると、第1の位置406は、第2の位置408の上方である本体102上の実質的に任意の位置に位置決めされ得、第1および第2区画108、110の分離を可能にして、ギャップ400を形成する。例えば、図6に示されるように、第1の位置406は、本体102の上部3分の一の位置に形成することができる。第1及び第2区画108、110は、本体102の左側部124及び右側部126の少なくとも一部に沿って取り付け(例えば縫い合わせ)ることができ、第1の位置406は、縫い終わりのところに効果的に位置し、それは、第1及び第2区画108、110が最初に分離してギャップ400を形成する場所を画定する。図3の例におけるコネクタ部材418は、レセプタクル430を形成するガセット424として示される。しかし、図3に関して説明したように種々のコネクタ部材418の形成をとってもよい。
【0047】
図7を参照すると、コネクタ部材418は、単一のロープ又はストラップなどの単一のコネクタ部材700を含むことができる。図示のように、単一のコネクタ部材700は、本体102の底端122の横方向中央に取り付けることができる。他の例では、多数のコネクタ部材700を第1及び第2区画108、110の間の第2の位置408に取り付けることができる。例えば、外側コネクタ部材700’が、図7の中央コネクタ部材700の左右両側に示されている。この例では、外側コネクタ部材700’は、第1および第2区画108、110…の横側部124、126に隣接して配置されている。
【0048】
すべての相対的および方向的基準(上、下、上方、下方、左、右、左方、右方、頂部。底、側面、上側、下側、前、中央、後、垂直、水平などを含む)は、本明細書に記載される特定の例についての読者の理解を助けるための例として与えられる。それらは、特に、クレームに具体的に記載されていない限り、位置、配向又は使用に関する要件又は限定であると読むべきではない。接続表現(例えば、取り付け、連結、結合、接合等)は、広義に解釈されるべきものであり、要素同士の接続の間の中間部材を含み、要素間の相対運動も含む。したがって、接続表現は、クレームに具体的に記載されていない限り、必ずしも2つの要素が直接接続され、互いに固定された関係にあると推測するわけではない。
【0049】
当業者であれば、現在開示されている例が例として示されており、限定するものではないことを理解するであろう。したがって、上記の説明に含まれているか、または添付の図面に示されている事項は、限定的な意味ではなく、例示的なものとして解釈されるべきである。以下の請求項は、本明細書に記載のすべての一般的および特定の特徴、ならびに、言語上、その範囲内であり得る、本方法およびシステムの範囲におけるすべての記述を網羅するものと意図される。
図1
図2
図3
図4A
図4B
図5
図6
図7