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特開2025-5474サーミスタ組立体、温度センサ、およびそれらの製造方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025005474
(43)【公開日】2025-01-17
(54)【発明の名称】サーミスタ組立体、温度センサ、およびそれらの製造方法
(51)【国際特許分類】
   G01K 7/22 20060101AFI20250109BHJP
   H01C 7/02 20060101ALI20250109BHJP
   H01C 7/04 20060101ALI20250109BHJP
   H01C 17/02 20060101ALI20250109BHJP
【FI】
G01K7/22 J
H01C7/02
H01C7/04
H01C17/02
【審査請求】有
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023105621
(22)【出願日】2023-06-28
(71)【出願人】
【識別番号】000006895
【氏名又は名称】矢崎総業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100134832
【弁理士】
【氏名又は名称】瀧野 文雄
(74)【代理人】
【識別番号】100165308
【弁理士】
【氏名又は名称】津田 俊明
(74)【代理人】
【識別番号】100115048
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 康弘
(72)【発明者】
【氏名】村本 大地
【テーマコード(参考)】
2F056
5E032
5E034
【Fターム(参考)】
2F056QF01
2F056QF04
2F056QF05
2F056QF07
5E032BB09
5E032BB10
5E032CA11
5E032CC04
5E032DA11
5E034AA09
5E034BA09
5E034DB03
5E034DB05
5E034DB06
5E034DC02
5E034DE16
(57)【要約】
【課題】サーミスタがケースに対して正確に位置決めされた温度センサを提供する。
【解決手段】サーミスタ組立体110が、サーミスタ111と、剛性を有した2つのリード部材112と、第1の樹脂部113と、を有するようし、2つのリード部材112の第1の端部1121は、サーミスタ111に接続され、サーミスタ111は、第1の樹脂部113により封止される。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーミスタと、
剛性を有した2つのリード部材と、
第1の樹脂部と、を有し、
前記2つのリード部材の第1の端部は、前記サーミスタに接続され、
前記サーミスタは、前記第1の樹脂部により封止される、サーミスタ組立体。
【請求項2】
前記2つのリード部材の各々は、金属板である、請求項1に記載のサーミスタ組立体。
【請求項3】
前記第1の樹脂部は、トランスファ成形により成形される、請求項1または2に記載のサーミスタ組立体。
【請求項4】
前記2つのリード部材の各々は、当該リード部材の第2の端部にリード線に接続されている、請求項1に記載のサーミスタ組立体。
【請求項5】
前記2つのリード部材の各々の第2の端部の形状は、コネクタ形状である、請求項1に記載のサーミスタ組立体。
【請求項6】
請求項1に記載のサーミスタ組立体と、
第1の方向が開口した収容領域を有するケースと、
第2の樹脂部と、有し、
前記第2の樹脂部は、前記第1の樹脂部を封止するように、前記収容領域内に配置される、温度センサ。
【請求項7】
測定対象に接続するための接続部材をさらに有し、
前記接続部材は、孔を有し、
前記ケースは、前記接続部材が挿入される挿入口を有し、
前記接続部材は、前記サーミスタが前記孔の中に位置するように前記ケースの挿入口に挿入される、請求項6に記載の温度センサ。
【請求項8】
前記リード部材および前記ケースは、前記第1の方向における前記サーミスタの前記ケースに対する位置決めのための第1のガイド部を有する、請求項1に記載の温度センサ。
【請求項9】
サーミスタ組立体を製造するための製造方法であって、
剛性を有する2つのリード部材の第1の端部にサーミスタを接続する接続工程と、
前記サーミスタが第1の樹脂部により封止されるように当該第1の樹脂部をトランスファ成形により成形する成形工程と、有する、製造方法。
【請求項10】
温度センサを製造するための製造方法であって、
剛性を有する2つのリード部材の第1の端部にサーミスタを接続する接続工程と、
前記サーミスタが第1の樹脂部により封止されるように当該第1の樹脂部をトランスファ成形により成形する成形工程と、
ケースの収容領域内に樹脂を注入する注入工程と、
前記サーミスタ組立体を、前記ケースの収容領域内に注入された樹脂により前記第1の樹脂部が封止されるように、当該樹脂内に挿入する挿入工程と、
前記樹脂を硬化する硬化工程と、を有する、製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サーミスタ組立体、温度センサ、およびそれらの製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
サーミスタを用いた温度センサがある。このような温度センサの製造方法の一つとして、保護ケースに充填樹脂を注入し、その後、この保護ケース内の充填樹脂に、サーミスタとリード線を含むサーミスタ組立体を挿入する方法がある。
【0003】
サーミスタ組立体として、サーミスタをガラス封止したものが知られている(例えば、特許文献1)。サーミスタをガラス封止したサーミスタ組立体では、リード線として、熱膨張係数がガラスに近いジュメット線が用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許6405074号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ジュメット線は、柔らかく、サーミスタ組立体を充填樹脂に挿入する際に、曲がることがあり、サーミスタの保護ケースに対して正確に位置決めすることが困難であった。
【0006】
そこで、剛性を有するリード線を、ジュメット線にさらに接続し、サーミスタを封止したガラスとジュメット線を封止樹脂により封止した上で、サーミスタ組立体を充填樹脂に挿入することもされている。封止樹脂は、ディッピングにより形成され、封止樹脂の形状や寸法は安定しない。この場合、リード線が曲がることはないが、この封止樹脂の形状や寸法の不安定性のため、サーミスタを保護ケースに対して正確に位置決めすることが困難であった。
【0007】
そこで、本発明は、サーミスタがケースに対して正確に位置決めされた温度センサを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態に係るサーミスタ組立体は、サーミスタと、剛性を有した2つのリード部材と、第1の樹脂部と、を有し、前記2つのリード部材の第1の端部は、前記サーミスタに接続され、前記サーミスタは、前記第1の樹脂部により封止される。
【0009】
本発明の一実施形態に係る温度センサは、上記サーミスタ組立体と、第1の方向が開口した収容領域を有するケースと、第2の樹脂部と、有し、前記第2の樹脂部は、前記第1の樹脂部を封止するように、前記収容領域内に配置される。
【0010】
本発明の一実施形態に係るサーミスタ組立体を製造するための製造方法は、剛性を有する2つのリード部材の第1の端部にサーミスタを接続する接続工程と、前記サーミスタが第1の樹脂部により封止されるように当該第1の樹脂部をトランスファ成形により成形する成形工程と、有する。
【0011】
本発明の一実施形態に係る製造方法は、温度センサを製造するための製造方法であって、剛性を有する2つのリード部材の第1の端部にサーミスタを接続する接続工程と、前記サーミスタが第1の樹脂部により封止されるように当該第1の樹脂部をトランスファ成形により成形する成形工程と、ケースの収容領域内に樹脂を注入する注入工程と、前記サーミスタ組立体を、前記ケースの収容領域内に注入された樹脂により前記第1の樹脂部が封止されるように、当該樹脂内に挿入する挿入工程と、前記樹脂を硬化する硬化工程と、を有する。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、サーミスタがケースに対して正確に位置決めされた温度センサを提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の一実施形態に係る温度センサ100を示す図である。
図2】温度センサ100の正面図である。
図3図2のAA断面における温度センサ100の断面図である。
図4図2のBB断面における温度センサ100の断面図である。
図5図2のCC断面における温度センサ100の断面図である。
図6】サーミスタ組立体110を示す図である。
図7】サーミスタ111と2つのリード部材112との関係を説明するための図である。
図8】サーミスタ組立体110の別例を示す図である。
図9】リード部材112と第2の樹脂部130との関係を説明する図である。
図10】温度センサ100の製造方法の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
<温度センサ100>
図1は、本発明の一実施形態に係る温度センサ100を示す図である。図2は、温度センサ100の正面図であり、図3は、図2のAA断面における温度センサ100の断面図であり、図4は、図2のBB断面における温度センサ100の断面図であり、図5は、図2のCC断面における温度センサ100の断面図である。図1において、上方向がZ方向(第1の方向)であり、Z方向に垂直な2つの方向がX方向、Y方向である。
【0015】
温度センサ100は、サーミスタ組立体110と、ケース120と、第2の樹脂部130と、を有する。
【0016】
図6は、サーミスタ組立体110を示す図である。サーミスタ組立体110は、サーミスタ111と、2つのリード部材112と、第1の樹脂部113と、を有する。
【0017】
サーミスタ111は、温度により抵抗値が変化する抵抗器であり、例えば、NTC(Negative Temperature Coefficient)サーミスタとPTC(Positive Temperature Coefficient)サーミスタである。サーミスタ111は、例えば、チップ型のサーミスタである。
【0018】
2つリード部材112の各々は、第1の端部1121と第2の端部1122とを有し、リード部材112の第1の端部1121は、サーミスタ111に接続されている。つまり、サーミスタ111は、図7に示すように、2つの第1のリード部材112の間に接続されている。図7は、サーミスタ111と2つのリード部材112との関係を説明するための図であり、図7には、サーミスタ111と2つのリード部材112のみを図示している。
【0019】
リード部材112の第1の端部1121とサーミスタ111との接続は、例えば、溶接やはんだ付けにより行われる。リード部材112は、サーミスタ111に接続した第1の端部1121から第1の方向(Z方向)に向けて延びている。
【0020】
リード部材112は、剛性を有しており、つまり、剛性が高く、例えば、図3、6、7に示すように、金属板(例えば、リードフレーム)である。リード部材112は、金属棒であっても良く、金属板の部分と金属棒の部分の両方を含むようにしても良い。金属板の厚さは、第1の厚さ以上であり、金属棒の太さは、第1の半径以上であるようにすると良い。第1の厚さ、第1の半径は、サーミスタ組立体110が第2の樹脂部130に挿入される際にサーミスタ組立体110が曲がらないように適宜設定される。
【0021】
第1の樹脂部113は、図4、6に示すように、サーミスタ111を封止し、サーミスタ111を保護する。リード部材112のうち、サーミスタ111に接続した第1の端部1121は、図4、6に示すように、第1の封止部材113に封止されている。リード部材112の第2の端部1122は、図6に示すように、第1の樹脂部113に封止されておらず、第1の樹脂部113の外部に存在する。
【0022】
第1の樹脂部113は、樹脂であり、トランスファ成形により成形される。つまり、サーミスタ組立体110は、リード部材111が接続されたサーミスタ111を金型のキャビティ内に配置した後、このキャビティ内に加熱軟化した樹脂を圧入し、このキャビティ内に圧入された樹脂を硬化させることにより製造される。
【0023】
以上のように、本実施形態では、第1の樹脂部113は、トランスファ成形により成形されるため、高い剛性を有している。また、本実施形態では、リード部材112も剛性を有しており、サーミスタ組立体110は、全体として、剛性を有している。
【0024】
リード部材112の第2の端部1122は、例えば、図6に示すように、リード線140に接続される。また、リード部材112の第2の端部1122は、図8に示すように、コネクタ形状であるようにしても良い。
【0025】
ケース120は、図1、3-5に示すように、収容領域CAを有しており、収容領域CAは、第1の方向(X方向)が開口している。サーミスタ組立体110は、ケース120の収容領域CAに収容される。
【0026】
第2の樹脂部130は、樹脂であり、図3、4に示すように、第1の樹脂部113を封止するように、ケース120の収容領域CA内に配置されている。リード部材112の第2の端部1122にリード線140が接続されている場合、例えば、第2の樹脂部130は、図3に示すように、サーミスタ組立体110の全体を封止するように、ケース120の収容領域CA内に配置される。また、リード部材112の第2の端部1122がコネクタ形状である場合、第2の樹脂部130は、図9に示すように、コネクタ形状の部分が第2の樹脂部130の外部の存在するように、ケース120の収容領域CA内に配置される。図9は、リード部材112と第2の樹脂部130との関係を説明する図である。
【0027】
例えば、第2の樹脂部130は、硬化する前に、ケース120の収容領域CA内に注入される。そして、サーミスタ組立体110は、第1の樹脂部113が第2の樹脂部130により封止されるように、このケース120の収容領域CA内に注入された第2の樹脂部130に挿入される。そして、第2の樹脂部130は、この第1の樹脂部113を封止した状態で硬化される。
【0028】
本実施形態では、上述したように、本実施形態において、サーミスタ組立体110は、全体として、剛性を有している。このため、本実施形態では、サーミスタ組立体110が第2の樹脂部130に挿入される際に、サーミスタ組立体110が曲がることがなく、サーミスタ11をケース120に対して正確に位置決めすることが可能である。結果、サーミスタがケースに対して正確に位置決めされた温度センサを提供することが可能である。
【0029】
このとき、リード部材112およびケース120の各々は、図3に示すように、サーミスタ111のケース120に対する第1の方向(Z方向)における位置決めのための第1のガイド部1123、121を有するようにすると良い。図3に示した例では、リード部材112の第1のガイド部1123は、第1の方向の逆方向(-Z方向)を向いた面であり、ケース120の第1のガイド部121は、第1の方向(Z方向)を向いた面である。サーミスタ組立体110が、この2つの面が接するように、ケース120に固定されることで、サーミスタ111のケース120に対する第1の方向(Z方向)における位置決めを正確に行うことが可能になる。
【0030】
また、リード部材112およびケース120の各々は、図5に示すように、サーミスタ111のケース120に対する第1の方向に垂直な平面上における位置決めのための第2のガイド部1124、122をさらに有するようにしても良い。図5に示した例では、ケース120の第2のガイド部122は、収容領域CAから第2の方向(X方向)と第2の方向の逆方向(-X方向)に延びた溝であり、リード部材112の第2のガイド部1124は、リード部材112のうちの、この溝に入る部分である。図5の示した例では、この溝の深さは、溝の底がリード部材112が接するように設定され、この溝の第3の方向(Y方向)の広さは、リード部材112の第3の方向の厚さと同じなるように設定される。このため、図5に示した例では、サーミスタ111のケース120に対する第1の方向(Z方向)に垂直な平面上における位置決めを正確に行うことが可能になる。
【0031】
温度センサ100は、接続部材150をさらに有するようにしても良い。接続部材150は、温度センサ100の測定対象と接続するための部材である。このとき、ケース120は、この接続部材150を挿入するための挿入口123を有し、接続部材150は、この挿入口123に挿入される。
【0032】
接続部材150は、例えば、熱伝導率に高い部材である。接続部材150が測定対象に接続した際に、接続部材150は、測定対象と同じ温度になる。また、接続部材150は、導体である。測定対象が電流が流れる導体である場合、接続部材150が測定対象に接続した際に、測定対象を流れる電流が接続部材150を流れ、接続部材150は、測定対象と同じ温度になる。
【0033】
接続部材150は、例えば、孔151を有する。このとき、接続部材150は、サーミスタ111が孔151の中に位置するようにケース120の挿入口123に挿入される。このようにすることで、サーミスタ111が接続部材150に囲まれることになり、他の部材の温度の影響されることなく、接続部材150の温度(つまり、測定対象の温度)を精度良く測定することが可能になる。孔151は、例えば、貫通孔である。
【0034】
<温度センサ100の製造方法>
図10は、温度センサ100の製造方法の一例を示す図である。図10に示した製造方法では、まず、サーミスタ組立体110を製造し、その後、製造されたサーミスタ組立体110を用いて、温度センサ100を製造する。
【0035】
2つのリード部材112の第1の端部1121にサーミスタ111を接続する(接続工程、ステップS1001)。そして、サーミスタ111が第1の樹脂部113により封止されるように、第1の樹脂部113をトランスファ成形により成形する(成形工程、ステップ1002)。この接続工程(ステップS1001)と成形工程(ステップS1002)により、サーミスタ組立体110が製造される。
【0036】
その後、ケース120の収容領域CA内に、樹脂を注入する(注入工程、ステップS1003)。注入される樹脂は、硬化する前の第2の樹脂部130の樹脂である。
【0037】
そして、サーミスタ組立体110を、ケース120の収容領域CAに注入された樹脂により第1の樹脂部113が封止されるように、当該樹脂内に挿入する(挿入工程、ステップS1004)。このとき、サーミスタ組立体110は、リード部材112の第1のガイド部1123がケース120の第1のガイド部121に接するように挿入される。これにより、サーミスタ111がケース120に対して第1の方向(Z方向)において正確に位置決めされる。また、サーミスタ組立体110は、リード部材112の第2のガイド部1124がケース120の溝(第2のガイド部122)に入るように挿入される。これにより、サーミスタ111がケース120に対すて第1の方向(Z方向)に垂直な平面上において正確に位置決めされる。
【0038】
最後に、ケース120の収容領域CAに注入された樹脂を硬化する(硬化工程、ステップS1005)。これにより、ケース120の収容領域CAに注入された樹脂が硬化され、第2の樹脂部130が第1の樹脂部113を封止するように、ケース120の収容領域CA内に配置され、温度センサ100が出来上がる。
【0039】
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に記載した本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更が可能である。
【符号の説明】
【0040】
100 温度センサ
110 サーミスタ組立体
111 サーミスタ組立体100のサーミスタ
112 サーミスタ組立体100のリード部材
1121 リード部材112の第1の端部
1122 リード部材112の第2の端部
1123 リード部材112の第1のガイド部
1124 リード部材112の第2のガイド部
113 サーミスタ組立体100の第1の樹脂部
120 ケース
121 ケース120の第1のガイド部
122 ケース120の第2のガイド部
123 ケース120の挿入口
130 第2の樹脂部
140 リード線
150 接続部材
151 接続部材150の孔
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10