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特開2025-5764エレベーターのロープシャックルの回り止め具
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025005764
(43)【公開日】2025-01-17
(54)【発明の名称】エレベーターのロープシャックルの回り止め具
(51)【国際特許分類】
   B66B 7/08 20060101AFI20250109BHJP
【FI】
B66B7/08 A
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023106103
(22)【出願日】2023-06-28
(71)【出願人】
【識別番号】000236056
【氏名又は名称】三菱電機ビルソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003199
【氏名又は名称】弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】杉本 茂和
【テーマコード(参考)】
3F305
【Fターム(参考)】
3F305BB02
3F305BC02
3F305BC03
3F305BC33
3F305DA21
(57)【要約】
【課題】幅広い種類のロープシャックルに適用可能なロープシャックルの回り止め具の技術を提供する。
【解決手段】回り止め具は、端部に設けられている割りピン孔に割りピンが装着されるように構成されたロープシャックルに適用される。典型的には、回り止め具は、長手方向に延びる長孔を有する回転防止板と、割りピンの頭部よりも小径のワッシャー孔を有する複数のワッシャー部材と、を備える。そして、複数のロープシャックルのうちの二つのそれぞれにおいて、回り止め具は、ワッシャー部材のワッシャー孔、回転防止板の長孔、及び割りピン孔の順に重ねた状態で、それぞれの割りピンによってロープシャックルに固定される。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エレベーターの乗りかごとつり合いおもりとを懸架する複数本のロープの端部をそれぞれ係止する複数のロープシャックルの回り止め具であって、
前記ロープシャックルは、端部に設けられている割りピン孔に割りピンが装着されるように構成され、
前記回り止め具は、
長手方向に延びる長孔を有する回転防止板と、
前記割りピンの頭部よりも小径のワッシャー孔を有する複数のワッシャー部材と、を備え、
前記複数のロープシャックルのうちの二つのそれぞれにおいて、
前記回り止め具は、前記ワッシャー部材の前記ワッシャー孔、前記回転防止板の前記長孔、及び前記割りピン孔の順に重ねた状態で、それぞれの前記割りピンによって固定される
ように構成されるロープシャックルの回り止め具。
【請求項2】
前記長孔は、
前記回転防止板の一端側に設けられた第一長孔と、
前記回転防止板の他端側に設けられ、前記第一長孔と隔絶した第二長孔と、
を含む請求項1に記載のロープシャックルの回り止め具。
【請求項3】
前記長孔は、幅寸法の異なる複数の長孔を含む
請求項1又は請求項2に記載のロープシャックルの回り止め具。
【請求項4】
前記ワッシャー孔は、孔径の異なる複数の孔を含む
請求項1又は請求項2に記載のロープシャックルの回り止め具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、エレベーターのロープシャックルの回り止め具に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、エレベーターのシャックルロッドの回転防止構造に関する技術が開示されている。この技術の回転防止構造は、シャックルロッドのソケットの隙間部分にワイヤーを挿し通し、その曲げ剛性を利用して係止部材に対する各シャックルロッドの回転を防止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006-188315号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エレベーターのロープシャックルは、特許文献1のようにソケットに隙間部分があるものの他、ソケットに隙間部分がないものも存在する。特許文献1に記載の回転防止構造は、装着可能なロープシャックルがソケットに隙間部分があるものに限定されるという課題がある。
【0005】
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたもので、幅広い種類のロープシャックルに適用可能なロープシャックルの回り止め具の技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のロープシャックルの回り止め具は、エレベーターの乗りかごとつり合いおもりとを懸架する複数本のロープの端部をそれぞれ係止する複数のロープシャックルの回り止め具に適用される。ロープシャックルは、端部に設けられている割りピン孔に割りピンが装着されるように構成される。回り止め具は、長手方向に延びる長孔を有する回転防止板と、割りピンの頭部よりも小径のワッシャー孔を有する複数のワッシャー部材と、を備え、複数のロープシャックルのうちの二つのそれぞれにおいて、回り止め具は、ワッシャー部材のワッシャー孔、回転防止板の長孔、及び割りピン孔の順に重ねた状態で、それぞれの割りピンによって固定されるように構成される。
【発明の効果】
【0007】
本開示のエレベーターのロープシャックルの回り止め具は、二つのロープシャックルの端部に割りピンによって装着されるため、装着可能なロープシャックルの形状に制約がない。これにより、幅広い種類のロープシャックルに装着することができるので、汎用性が高く使い勝手の良い回り止め具の技術を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】実施の形態における回り止め具が適用されるエレベーターの例を示す図である。
図2図1のA-A方向からエレベーターを見た図である。
図3】実施の形態の回り止め具の構成を説明するための図である。
図4】実施の形態の回り止め具のエレベーターへの装着例を示す図である。
図5】ロープシャックル30a,30bとの間に装着された回り止め具を図4中のC方向から見た図である。
図6】回り止め具の第一変形例を示す図である。
図7】回り止め具の第二変形例を示す図である。
図8】ワッシャー部材の第一変形例を示す図である。
図9】ワッシャー部材の第二変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
【0010】
実施の形態.
1.実施の形態のエレベーターの構成
図1は、実施の形態における回り止め具が適用されるエレベーターの例を示す図である。エレベーターは、かご1及びつり合いおもり2を備える。かご1は、複数のパネル部材を互いに接続して内部空間を形成している。かご1は、昇降路3を上下に移動する。つり合いおもり2は、昇降路3におけるかご1の背面側を上下に移動する。かご1及びつり合いおもり2は、主ロープ4によって昇降路3に吊り下げられる。
【0011】
主ロープ4は、巻上機5の駆動綱車6に巻き掛けられる。駆動綱車6が回転すると、駆動綱車6が回転した方向に応じた方向に主ロープ4が移動する。主ロープ4が移動する方向に応じてかご1は上昇或いは下降する。かご1の移動は、ガイドレール9によって案内される。
【0012】
図2は、図1のA-A方向からエレベーターを見た図である。ガイドレール9は、鉛直方向に一直線状に設けられる。ガイドレール9は、昇降路3のピット3aから昇降路3の頂部に亘って配置される。ピット3aは、昇降路3のうち最下階の乗場10より下方に形成された空間である。かご1は、2本のガイドレール9の間に配置される。
【0013】
つり合いおもり2は、矩形枠20と、矩形枠20の枠内に配置されたおもり片21と、を備える。つり合いおもり2は、かご1の背面側の昇降路3において、かご1が移動する方向とは反対の方向に移動する。つり合いおもり2の移動は、ガイドレール11によって案内される。
【0014】
ガイドレール11は、鉛直方向に一直線状に設けられる。ガイドレール11は、昇降路3のピット3aから昇降路3の頂部に亘って配置される。つり合いおもり2は、2本のガイドレール11の間に配置される。
【0015】
このようにして、かご1及びつり合いおもり2は、主ロープ4によって昇降路3内で互いに相反する方向に昇降するつるべ状に吊持されている。すなわち、主ロープ4は、昇降路3内においてかご1とつり合いおもり2とを1:1ローピング方式で吊り下げている。なお、かご1及びつり合いおもり2は、複数本の主ロープ4によって吊持されている。本実施の形態のエレベーター装置では、6本の主ロープ4が使用されている。
【0016】
主ロープ4の一端部は、かご1のかご枠にロープシャックルを介して接続されている。また、図2に示すように、主ロープ4の他端部は、つり合いおもり2にロープシャックル30を介して接続されている。ロープシャックル30は、ロープ固定部32とロッド34とが連結された構造を有している。ロープ固定部32には、主ロープ4の一端部が固定されて接続されている。
【0017】
つり合いおもり2の矩形枠20の上はり20aには、ロープシャックル30を固定するための貫通孔20bが設けられている。貫通孔20bにはロッド34が上側から挿し通され、調整ナット36及び固定ナット38が上はり20aの下側から締結されている。調整ナット36は、主ロープ4のテンションを調整するためのものである。主ロープ4のテンションは、調整ナット36を締め込むと大きくなり、緩めると小さくなる。固定ナット38は、調整ナット36の回り止めのためのナットである。
【0018】
ロッド34の先端部には、割りピン39を装着するための割りピン孔34aが設けられている。割りピン39は、調整ナット36及び固定ナット38の脱落を防止するためのものである。ここでの割りピン39の呼び径は、例えば5mmである。
【0019】
2.実施の形態の回り止め具の構成
主ロープ4のテンションは、定期的に調整される。作業員は、それぞれの主ロープ4に対応する固定ナット38を緩めた上で、調整ナット36を回すことによって主ロープ4のテンションを規定の範囲に調整する。ここで、かご1の昇降が繰り返し行われると、主ロープ4に捩じれが発生することがある。この場合、テンション調整作業において、固定ナット38を緩めたときに主ロープ4が軸心を中心に回転し、テンションがずれてしまうことがある。本実施の形態の回り止め具は、テンション調整作業において主ロープ4が軸心を中心に回転することを防ぐために、一対のロープシャックル30のロッド34の先端部の間を掛け渡すように、それぞれの割りピン39によって装着されるものである。以下、本実施の形態の回り止め具の構成について詳細に説明する。
【0020】
図3は、実施の形態の回り止め具の構成を説明するための図である。図3に示すように、回り止め具100は、回転防止板40と、2枚のワッシャー部材50と、を備えている。回転防止板40は、矩形形状の金属性の板材であり、例えば160mm×30mm×1.5mmのサイズを有する。回転防止板40の長手方向の両端部には、長手方向に沿った第一長孔421,441,461及び第二長孔422,442,462が、短手方向に並んでそれぞれ設けられている。第一長孔421及び第二長孔422は、呼び径4mmの割りピンに対応した幅寸法を有している。第一長孔441及び第二長孔442は、呼び径5mmの割りピンに対応した幅寸法を有している。第一長孔461及び第二長孔462は、呼び径6mmの割りピンに対応した幅寸法を有している。
【0021】
ワッシャー部材50は、円形の金属性のワッシャーであり、例えば回転防止板40の短手方向の寸法と同等の外形寸法を有している。ワッシャー部材50には、孔径の異なる3種類のワッシャー孔52,54,56が並んで設けられている。ワッシャー孔52は、呼び径4mmの割りピンに対応した孔径を有している。ワッシャー孔54は、呼び径5mmの割りピンに対応した孔径を有している。ワッシャー孔56は、呼び径6mmの割りピンに対応した孔径を有している。つまり、ワッシャー孔52,54,56は、呼び径4mm、5mm及び6mmの割りピンのぞれぞれの頭部よりも小径である。
【0022】
図4は、実施の形態の回り止め具のエレベーターへの装着例を示す図である。なお、図4は、図2中のエレベーターのロープシャックル30に4組の回り止め具100を装着した状態を断面B-Bから見た図である。また、図5は、ロープシャックル30a,30bとの間に装着された回り止め具100を図4中のC方向から見た図である。
【0023】
図4に示す例では、回り止め具100の回転防止板40は、ロープシャックル30a,30bの間、ロープシャックル30b,30cの間、ロープシャックル30d,30eの間、及びロープシャックル30e,30fの間にそれぞれ装着される。装着には既存の割りピン39が利用される。例えば、割りピン39の呼び径が5mmの場合、回転防止板40の第一長孔441及び第二442が利用される。ただし、割りピン39は、その回転位置によっては第一長孔441或いは第二長孔442から抜けてしまうおそれがある。そこで、回転防止板40と割りピン39の端部側との間には、ワッシャー部材50が挟まれる。例えば、割りピン39の呼び径が5mmの場合、回り止め具100は、ワッシャー部材50のワッシャー孔54、回転防止板40の第一長孔441又は第二長孔442、及びロープシャックル30の割りピン孔34aの順に重ねた状態で割りピン39によってそれぞれ固定される。
【0024】
3.実施の形態の回り止め具の作用及び効果
以上のように構成された回り止め具100によれば、以下のような作用及び効果が得られる。
【0025】
回り止め具100は、一対のロープシャックル30のロッド34の端部同士を共通の回転防止板40で連結する構造のため、一対のロープシャックル30のそれぞれの回転を防ぐことができる。また、回り止め具100は、ロープシャックル30に装着される既存の割りピン39を用いて装着されるため、装着のための特別な構成を必要としない。
【0026】
回り止め具100は、回転防止板40及びワッシャー部材50に3種類の呼び径の割りピンに対応した孔がそれぞれ形成されている。このような構成によれば、複数種類の呼び径の割りピンに対応することができるので、回り止め具100の汎用性が向上する。
【0027】
回転防止板40には、長手方向に沿った第一長孔421及び第二長孔422、第一長孔441及び第二長孔442、第一長孔461及び第二長孔462がそれぞれ設けられている。このような構成によれば、主ロープ4のテンション調整によって一対のロープシャックル30のロッド34の突出量に差異が生じた場合であっても、回転防止板40による連結を維持することができる。
【0028】
ロープシャックル30のロッド34の先端部に装着された回り止め具100は、つり合いおもり2の昇降時においても邪魔になることがない。このため、回り止め具100は主ロープ4のテンションを調整する際に装着する実施態様だけでなく、常時装着しておく実施態様にも対応することができる。
【0029】
4.変形例
本実施の形態に係る回り止め具100は、以下のように変形した態様を適用してもよい。
【0030】
4-1.回り止め具100
回り止め具100に使用する回転防止板40の枚数、及びワッシャー部材50の枚数に限定はない。すなわち、例えば、使用されているロープシャックル30の数量が3本又は4本である場合、2枚の回転防止板40と4枚のワッシャー部材50を使用し、使用されているロープシャックル30の数量が6本である場合、4枚の回転防止板40と8枚のワッシャー部材50を使用する。これにより、エレベーターが備える複数のロープシャックル30の全ての回転を防止することが可能となる。
【0031】
4-2.回転防止板40
図6は、回り止め具の第一変形例を示す図である。この図に示す第一変形例では、図3に示す第一長孔421及び第二長孔422、第一長孔441及び第二長孔442、及び第一長孔461及び第二長孔462に代えて、長手方向に一続きの長孔42,44,46がそれぞれ形成されている。このような構成によれば、装着される一対のロープシャックル30の間の間隔に対する自由度が向上する。
【0032】
回転防止板40に形成されている長孔の種類数に限定はない。すなわち、回転防止板40は、例えば第一長孔421及び第二長孔422、第一長孔441及び第二長孔442、及び第一長孔461及び第二長孔462のうちの何れか一種類のみが形成されていてもよいし、四種類以上の幅寸法に対応した長孔が形成されていてもよい。図7は、回り止め具の第二変形例を示す図である。この図に示す第二変形例では、第一長孔441及び第二長孔442のみが形成されている回転防止板40を例示している。さらに、第一変形例のように、回転防止板40の第一長孔441及び第二長孔442が長手方向に一続きの長孔44として構成されていてもよい。
【0033】
4-3.ワッシャー部材50
ワッシャー部材50に形成されているワッシャー孔の種類数に限定はない。すなわち、ワッシャー部材50は、例えば使用する割ピンの呼び径に対応した1種類のみが形成されていてもよいし、4種類以上の呼び径に対応したワッシャー孔が形成されていてもよい。図8は、ワッシャー部材の第一変形例を示す図である。この図に示す第一変形例では、単一のワッシャー孔54が形成されている。このような構成によれば、例えば汎用のワッシャーを流用することも可能となる。
【0034】
ワッシャー部材50の形状に限定はない、すなわち、ワッシャー部材50の外形は円形でなくてもよい。図9は、ワッシャー部材の第二変形例を示す図である。図9に示すように、ワッシャー孔52,54,56の配置にも限定はない。
【0035】
5.その他
以上、好ましい実施の形態等について詳説したが、本開示は上述した実施の形態等に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態等に種々の変形及び置換を加えることができる。
【0036】
以下、本開示の諸態様を付記としてまとめて記載する。
【0037】
(付記1)
エレベーターの乗りかごとつり合いおもりとを懸架する複数本のロープの端部をそれぞれ係止する複数のロープシャックルの回り止め具であって、
前記ロープシャックルは、端部に設けられている割りピン孔に割りピンが装着されるように構成され、
前記回り止め具は、
長手方向に延びる長孔を有する回転防止板と、
前記割りピンの頭部よりも小径のワッシャー孔を有する複数のワッシャー部材と、を備え、
前記複数のロープシャックルのうちの二つのそれぞれにおいて、
前記回り止め具は、前記ワッシャー部材の前記ワッシャー孔、前記回転防止板の前記長孔、及び前記割りピン孔の順に重ねた状態で、それぞれの前記割りピンによって固定される
ように構成されるロープシャックルの回り止め具。
(付記2)
前記長孔は、
前記回転防止板の一端側に設けられた第一長孔と、
前記回転防止板の他端側に設けられ、前記第一長孔と隔絶した第二長孔と、
を含む付記1に記載のロープシャックルの回り止め具。
(付記3)
前記長孔は、幅寸法の異なる複数の長孔を含む
付記1又は付記2に記載のロープシャックルの回り止め具。
(付記4)
前記ワッシャー孔は、孔径の異なる複数の孔を含む
付記1から付記3の何れか1項に記載のロープシャックルの回り止め具。
【符号の説明】
【0038】
3 昇降路、 3a ピット、 4 主ロープ、 5 巻上機、 6 駆動綱車、 9 ガイドレール、 10 乗場、 11 ガイドレール、 20 矩形枠、 20b 貫通孔、 21 おもり片、 30,30a,30b,30c,30d,30e,30f ロープシャックル、 32 ロープ固定部、 34 ロッド、 34a 割りピン孔、 36 調整ナット、 38 固定ナット、 39 割りピン、 40 回転防止板、 42,44,46 長孔、 421,441,461 第一長孔、422,442,462 第二長孔、 50 ワッシャー部材、 52,54,56 ワッシャー孔、 100 回り止め具
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9