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  • 特開-燃料電池スタック 図1
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  • 特開-燃料電池スタック 図3B
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025006218
(43)【公開日】2025-01-17
(54)【発明の名称】燃料電池スタック
(51)【国際特許分類】
   H01M 8/2465 20160101AFI20250109BHJP
   H01M 8/02 20160101ALI20250109BHJP
   H01M 8/04537 20160101ALI20250109BHJP
   H01M 8/04 20160101ALI20250109BHJP
   H01M 8/10 20160101ALN20250109BHJP
【FI】
H01M8/2465
H01M8/02
H01M8/04537
H01M8/04 Z
H01M8/10 101
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023106881
(22)【出願日】2023-06-29
(71)【出願人】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002572
【氏名又は名称】弁理士法人平木国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】河村 周治
【テーマコード(参考)】
5H126
5H127
【Fターム(参考)】
5H126AA15
5H126AA28
5H126BB06
5H127AA06
5H127BA02
5H127BB02
5H127DB55
5H127EE03
5H127EE26
5H127EE27
(57)【要約】
【課題】終端抵抗の有効又は無効を選択できる燃料電池スタックを提供する。
【解決手段】燃料電池スタック1は、複数の燃料電池セルを積層したセル積層体3を含む燃料電池スタックであって、セル積層体3の電圧を監視するセルモニタ4と、セルモニタ4に接続される通信ワイヤハーネス5と、燃料電池スタック1の外部から通信ワイヤハーネス5に接続可能なIFコネクタ6とを備える。通信ワイヤハーネス5は終端抵抗7を有する。IFコネクタ6は、終端抵抗7と電気的に接続可能な接続ピンを有する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の燃料電池セルを積層したセル積層体を含む燃料電池スタックであって、
前記セル積層体の電圧を監視するセルモニタと、
前記セルモニタに接続される通信ワイヤハーネスと、
前記燃料電池スタックの外部から前記通信ワイヤハーネスに接続可能なコネクタと、
を備え、
前記通信ワイヤハーネスは、終端抵抗を有し、
前記コネクタは、前記終端抵抗と電気的に接続可能な接続ピンを有することを特徴とする燃料電池スタック。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料電池スタックに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、このような技術分野として、例えば特許文献1に記載されるものがある。特許文献1に記載の燃料電池スタックは、複数の燃料電池セルが積層されたセル積層体と、セル積層体をモニタリングするセルモニタと、通信ワイヤハーネスを介してセルモニタと通信する制御装置と、セル積層体を収容する第1ケースと、制御装置を収容する第2ケースと、を備える。この燃料電池スタックでは、制御装置とセルモニタとを接続する通信ワイヤハーネスの通信コネクタを第2ケースのコネクタ開口を通して、セルモニタのコネクタ部に設けられた接続コネクタに接続することにより、セルモニタと制御装置との接続を容易にできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2017-224403号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
燃料電池スタックを販売する場合において、燃料電池スタックとの間で1対1のCAN通信を希望するユーザもいれば、複数のCAN通信を希望するユーザもいる。ユーザの通信希望に合わせて、燃料電池スタック側の終端抵抗を有効又は無効に自由に選択できることが求められている。しかし、上述の燃料電池スタックでは、セルモニタに終端抵抗が実装され、燃料電池スタックとして終端抵抗ありと固定されているので、上述のような選択に適用できない問題がある。
【0005】
本発明は、このような技術課題を解決するためになされたものであって、終端抵抗の有効又は無効を選択できる燃料電池スタックを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る燃料電池スタックは、複数の燃料電池セルを積層したセル積層体を含む燃料電池スタックであって、前記セル積層体の電圧を監視するセルモニタと、前記セルモニタに接続される通信ワイヤハーネスと、前記燃料電池スタックの外部から前記通信ワイヤハーネスに接続可能なコネクタと、を備え、前記通信ワイヤハーネスは、終端抵抗を有し、前記コネクタは、前記終端抵抗と電気的に接続可能な接続ピンを有することを特徴としている。
【0007】
本発明に係る燃料電池スタックでは、通信ワイヤハーネスは終端抵抗を有し、コネクタは終端抵抗と電気的に接続可能な接続ピンを有するので、ユーザが燃料電池スタック側の終端抵抗を有効にしたい場合は、コネクタにおける終端抵抗と電気的に接続される接続ピンに接続することでそれを実現できる。このようにすることで、例えば燃料電池スタック側の終端抵抗とユーザ側のシステムに備え付けられた終端抵抗とを用いることが可能になり、燃料電池スタックとの間で1対1の通信を行える。一方、ユーザが燃料電池スタック側の終端抵抗を無効にしたい場合は、コネクタにおける終端抵抗と電気的に接続される接続ピンに接続しないことで、例えばユーザ側のシステムに備え付けられた終端抵抗を用いることで、燃料電池スタックとの間で複数の通信を実現できる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、燃料電池スタック側の終端抵抗の有効又は無効を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】実施形態に係る燃料電池スタックの構造を示す模式図である。
図2A】1対1のCAN通信を示す模式図である。
図2B】1対1のCAN通信の接続を説明するための模式図である。
図3A】複数のCAN通信を示す模式図である。
図3B】複数のCAN通信の接続を説明するための模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明に係る燃料電池スタックの実施形態について説明する。図面の説明において同一の要素には同一符号を付し、その重複説明を省略する。また、以下の説明で述べるCAN(Controller Area Network)通信では、高電位側信号線及び低電位側信号線を備える差動伝送路が用いられており、高電位側信号線の電位を「CANH」、低電位側信号線の電位を「CANL」でそれぞれ示す。
【0011】
図1は実施形態に係る燃料電池スタックの構造を示す模式図である。図1に示すように、本実施形態の燃料電池スタック1は、箱状のスタックケース2と、該スタックケース2の内部に収容されたセル積層体3、セルモニタ4及び通信ワイヤハーネス5と、スタックケース2の側壁に取り付けられたIF(Interface)コネクタ6とを備えている。
【0012】
セル積層体3は、複数の燃料電池セルを積層してなるセルスタックであり、固体高分子電解質型燃料電池を構成する。図示しないが、燃料電池セルは、高分子電解質膜がアノード電極及びカソード電極により挟持されてなる膜/電極接合体と、該膜/電極接合体を両側から挟み込む一対のセパレータとを有する。そして、燃料電池セルは、カソード電極側のセパレータを介して供給された空気中の酸素ガスと、アノード電極側のセパレータを介して供給された水素ガスとの酸化還元反応により発電する。
【0013】
スタックケース2は、例えばアルミニウムなどの金属材料によって矩形箱状に形成されている。セルモニタ4は、セル積層体3の電圧を監視するためのものである。本実施形態では、セルモニタ4を、2つ(第1セルモニタ4a,第2セルモニタ4b)有する。各セルモニタには、ECU(Electronic Control Unit)が配置されている。そして、各セルモニタ内のECUには、終端抵抗が実装されていない。
【0014】
通信ワイヤハーネス5は、例えばコネクタを介して、第1セルモニタ4aのECU及び第2セルモニタ4bのECUとそれぞれ電気的に接続されている。また、通信ワイヤハーネス5の一端部は、スタックケース2の側壁まで延在し、IFコネクタ6と電気的に接続されている。本実施形態において、通信ワイヤハーネス5は終端抵抗7を有するように構成されている。
【0015】
IFコネクタ6は、燃料電池スタック1の外部から通信ワイヤハーネス5に接続できるように、スタックケース2の側壁を貫通した状態でスタックケース2の側壁に固定されている。このIFコネクタ6は、通信ワイヤハーネス5とユーザ側のシステムとを接続するために設けられるコネクタであり、電源接続ピン、GND(Ground)接続ピン、各セルモニタのCAN通信接続ピン、及び、終端抵抗接続ピンを有するように構成されている。
【0016】
より具体的には、図2B及び図3Bに示すように、IFコネクタ6は、電源接続ピン、GND接続ピン、ECU(1)CANH接続ピン、ECU(1)CANL接続ピン、ECU(2)CANH接続ピン、ECU(2)CANL接続ピン、終端抵抗CANH接続ピン、終端抵抗CANL接続ピンといった8本の接続ピンを有する。これらのピンはIFコネクタ6の外方に向かって突設されている。
【0017】
電源接続ピンの末端部(すなわち、IFコネクタ6の外方に突設する端部とは反対側の端部)は、通信ワイヤハーネス5を介して第1セルモニタ4aの電源及び第2セルモニタ4bの電源とそれぞれ電気的に接続されている。GND接続ピンの末端部は、通信ワイヤハーネス5を介して第1セルモニタ4aのGND、及び第2セルモニタ4bのGNDとそれぞれ電気的に接続されている。更に、このGND接続ピンの末端部は、通信ワイヤハーネス5の終端抵抗7のGNDとも電気的に接続されている。
【0018】
ECU(1)CANH接続ピンの末端部は、通信ワイヤハーネス5を介して第1セルモニタ4aのECUのCANH(図2B及び3Bにおいて「ECU(1)CANH」で表示する)と電気的に接続されている。ECU(1)CANL接続ピンの末端部は、通信ワイヤハーネス5を介して第1セルモニタ4aのECUのCANL(図2B及び3Bにおいて「ECU(1)CANL」で表示する)と電気的に接続されている。
【0019】
ECU(2)CANH接続ピンの末端部は、通信ワイヤハーネス5を介して第2セルモニタ4bのECUのCANH(図2B及び3Bにおいて「ECU(2)CANH」で表示する)と電気的に接続されている。ECU(2)CANLピンの末端部は、通信ワイヤハーネス5を介して第2セルモニタ4bのECUのCANL(図2B及び3Bにおいて「ECU(2)CANL」で表示する)と電気的に接続されている。
【0020】
終端抵抗CANH接続ピンの末端部は、通信ワイヤハーネス5の終端抵抗7のCANHと電気的に接続されており、終端抵抗CANL接続ピンの末端部は、通信ワイヤハーネス5の終端抵抗7のCANLと電気的に接続されている。
【0021】
以下、図2A図3Bを基に本実施形態の燃料電池スタック1が1対1のCAN通信及び複数のCAN通信にそれぞれ対応できることを説明する。
【0022】
[1対1のCAN通信]
図2Aは1対1のCAN通信を示す模式図であり、図2Bは1対1のCAN通信の接続を説明するための模式図である。図2Aに示すように、例えば燃料電池スタック1のユーザ側のシステムにおいて、燃料電池スタック1との間で1対1のCAN通信を行う場合、ユーザがCAN通信バス8を介して燃料電池スタック1のIFコネクタ6とユーザ側のECUアッセンブリ10のECU11とを電気的に接続する。なお、ユーザ側のECUアッセンブリ10のECU11には、終端抵抗12が備え付けられている。CAN通信バス8は、例えばIFコネクタ6と嵌合可能なコネクタ(図示せず)を介してIFコネクタ6と電気的に接続できる。
【0023】
図2Bに示すように、ユーザ側のECUアッセンブリ10のECU11には、例えば電源、GND、ECU(1)CANH、ECU(1)CANL、ECU(2)CANH、ECU(2)CANL、終端抵抗CANH、終端抵抗CANL等が配置されている。
【0024】
このとき、ユーザ側のECUアッセンブリ10のECU11の電源、GND、ECU(1)CANH、ECU(1)CANL、ECU(2)CANH、及びECU(2)CANLは、CAN通信バス8を介し、それぞれIFコネクタ6の電源接続ピン、GND接続ピン、ECU(1)CANH接続ピン、ECU(1)CANL接続ピン、ECU(2)CANH接続ピン、及びECU(2)CANL接続ピンとそれぞれ電気的に接続されている。
【0025】
更に、ユーザ側のECUアッセンブリ10側の終端抵抗CANH及び終端抵抗CANLも、IFコネクタ6の終端抵抗CANH接続ピン及び終端抵抗CANL接続ピンとそれぞれ電気的に接続されている。すなわち、このとき、燃料電池スタック1側の終端抵抗7は有効と選択されている。これによって、燃料電池スタック1とユーザ側のシステムとの間で1対1のCAN通信を行うことが可能となる。
【0026】
なお、CAN通信では、通信エラーの防止等の観点から、終端抵抗は必ず2つで構成する必要がある。上述したように、燃料電池スタック1側の終端抵抗7及びユーザ側のECUアッセンブリ10の終端抵抗12をともに用いることで、燃料電池スタック1とユーザ側のシステムとの間のCAN通信の品質等を保つことができる。
【0027】
[複数のCAN通信]
図3Aは複数のCAN通信を示す模式図であり、図3Bは複数のCAN通信の接続を説明するための模式図である。図3A及び図3Bに示すように、例えば燃料電池スタック1のユーザ側のシステムにおいて、燃料電池スタック1との間で複数のCAN通信を行う場合、ユーザがCAN通信バス8を介して燃料電池スタック1のIFコネクタ6とユーザ側のECUアッセンブリ10のECU11とを電気的に接続する際に、ユーザ側のECU11の電源、GND、ECU(1)CANH、ECU(1)CANL、ECU(2)CANH、及びECU(2)CANLは、CAN通信バス8を介し、IFコネクタ6の電源接続ピン、GND接続ピン、ECU(1)CANH接続ピン、ECU(1)CANL接続ピン、ECU(2)CANH接続ピン、及びECU(2)CANL接続ピンとそれぞれ電気的に接続されている。しかし、ユーザ側のECU11の終端抵抗CANH及び終端抵抗CANLと、IFコネクタ6の終端抵抗CANH接続ピン及び終端抵抗CANL接続ピンとはそれぞれ電気的に接続されていない。すなわち、燃料電池スタック1側の終端抵抗7は無効と選択されている。
【0028】
これによって、燃料電池スタック1とユーザ側のシステムとの間で複数のCAN通信を行うことができる。このとき、ユーザ側のECU11の終端抵抗12は2つであるので、これらの終端抵抗12を用いることで、燃料電池スタック1とユーザ側のシステムとの間のCAN通信の品質等を保つことができる。
【0029】
本実施形態に係る燃料電池スタック1では、通信ワイヤハーネス5は終端抵抗7を有し、IFコネクタ6は終端抵抗7と電気的に接続可能な接続ピン(終端抵抗CANH接続ピン、終端抵抗CANL接続ピン)を有するので、ユーザが燃料電池スタック1側の終端抵抗7を有効にしたい場合は、ユーザ側のECU11の終端抵抗CANH及び終端抵抗CANLをIFコネクタ6の終端抵抗CANH接続ピン及び終端抵抗CANL接続ピンと接続することでそれを実現できる。従って、燃料電池スタック1側の終端抵抗7とユーザ側のECU11の終端抵抗12とを用いることが可能になり、燃料電池スタック1との間で1対1のCAN通信を行える。一方、ユーザが燃料電池スタック1側の終端抵抗7を無効にしたい場合は、ECU11の終端抵抗CANH及び終端抵抗CANLをIFコネクタ6の終端抵抗CANH接続ピン及び終端抵抗CANL接続ピンと接続せず、例えばユーザ側の終端抵抗12を2つ用いることにより、燃料電池スタック1との間で複数のCAN通信を実現できる。
【0030】
また、このような同一構造を有する燃料電池スタック1を用いて、ユーザ側の1対1又は複数のCAN通信にそれぞれ対応できるので、例えば専ら1対1のCAN通信に適合する終端抵抗ありの燃料電池スタックと、専ら複数のCAN通信に適合する終端抵抗なしの燃料電池スタックとをそれぞれ開発する場合と比べて、原価低減を図ることができる。
【0031】
更に、本実施形態に係る燃料電池スタック1では、セルモニタ4(第1セルモニタ4a及び第2セルモニタ4b)には終端抵抗がそれぞれ実装されておらず、すなわちセルモニタに終端抵抗を設けていない。これによって、燃料電池スタック内の第1セルモニタ4aから第2セルモニタ4bまでの配線を枝線扱いにできるので、ユーザが自由に主線を設定でき、部品搭載などに必要な配線のロバスト性を向上することができる。
【0032】
具体的には、主線としては、配線可能長さが15m未満を目安にして配置する必要があり、枝線としては、配線可能長さが5m未満を目安にして配置する必要がある。燃料電池スタックでは、終端抵抗を持っている部品(例えば終端抵抗を有する第1セルモニタ4a)から終端抵抗を持っている部品(例えば終端抵抗を有する第2セルモニタ4b)までの配線が主線、終端抵抗を持っていない部品からCAN通信バスに接続されるまでの配線が枝線とされている。
【0033】
そして、例えば従来のようにセルモニタに終端抵抗を設ける場合、燃料電池スタック内において、2つのセルモニタ(第1セルモニタ4a及び第2セルモニタ4b)間の配線が主線を構成する。このため、ユーザ側のシステムの配線は枝線扱いになり、5m未満の配線しかできなくなる。一方、本実施形態のようにセルモニタに終端抵抗を設けておらず、通信ワイヤハーネス5に終端抵抗を設ける場合、燃料電池スタック1からユーザ側のシステムまでの配線を主線、又はユーザ側のシステム内の配線を主線としてそれぞれ構成できるので、ユーザは自分のシステムに合わせて主線を自由に設定できる。その結果、部品搭載などに必要な配線のロバスト性を向上することができる。
【0034】
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。
【符号の説明】
【0035】
1:燃料電池スタック、2:スタックケース、3:セル積層体、4:セルモニタ、4a:第1セルモニタ、4b:第2セルモニタ、5:通信ワイヤハーネス、6:IFコネクタ、7:終端抵抗、8:CAN通信バス、10:ユーザ側のECUアッセンブリ、11:ECU、12:終端抵抗
図1
図2A
図2B
図3A
図3B