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特開2025-6243情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025006243
(43)【公開日】2025-01-17
(54)【発明の名称】情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 20/24 20120101AFI20250109BHJP
   G06Q 20/14 20120101ALI20250109BHJP
【FI】
G06Q20/24
G06Q20/14
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023106912
(22)【出願日】2023-06-29
(71)【出願人】
【識別番号】518135412
【氏名又は名称】株式会社リクルート
(74)【代理人】
【識別番号】100149548
【弁理士】
【氏名又は名称】松沼 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100175824
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 淳一
(74)【代理人】
【識別番号】100114937
【弁理士】
【氏名又は名称】松本 裕幸
(74)【代理人】
【識別番号】100140718
【弁理士】
【氏名又は名称】仁内 宏紀
(72)【発明者】
【氏名】上妻 真緒
(72)【発明者】
【氏名】小林 兼太
(72)【発明者】
【氏名】酒田 亜由子
【テーマコード(参考)】
5L020
5L055
【Fターム(参考)】
5L020AA32
5L020AA52
5L055AA32
5L055AA52
(57)【要約】
【課題】複数のカードによって支払われた経費を集計する場合に、初期設定に関する操作を簡略化できる情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供すること。
【解決手段】情報処理システムは、ログインを行ったユーザのアカウントに連携されているカードについて、カードの利用先を示す情報と、利用先にカードによって支払われた金額を示す情報と、金額を集計対象にするか否かを選択するための集計対象選択情報とを関連付けたカード利用情報と、カードごとに初期値を設定するための初期値設定ボタンとを含む管理画面情報を作成する作成部と、作成部が作成した管理画面情報を出力する出力部とを備え、作成部は、初期値設定ボタンが押された場合に、カードごとに初期値を設定するための初期値設定画面情報を作成する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のカードによって支払われた経費を集計する情報処理システムであって、
ログインを行ったユーザのアカウントに連携されているカードについて、カードの利用先を示す情報と、前記利用先に前記カードによって支払われた金額を示す情報と、前記金額を集計対象にするか否かを選択するための集計対象選択情報とを関連付けたカード利用情報と、カードごとに初期値を設定するための初期値設定ボタンとを含む管理画面情報を作成する作成部と、
前記作成部が作成した前記管理画面情報を出力する出力部と
を備え、
前記作成部は、前記初期値設定ボタンが押された場合に、カードごとに初期値を設定するための初期値設定画面情報を作成する、情報処理システム。
【請求項2】
前記作成部は、ログインを行った前記ユーザのアカウントに関連付けられている店舗の識別情報に基づいて、前記店舗の前記識別情報および前記ユーザのアカウントに連携されているカードについて、前記カード利用情報と、初期値を設定する店舗を選択するための情報とを含む初期値設定画面情報を作成し、
前記情報処理システムは、
初期値を設定する店舗が選択された場合に、選択された前記店舗について、カードごとに初期値を設定する処理部
をさらに備える、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記作成部は、前記初期値設定ボタンが押された場合に、前記ユーザのアカウントに連携されている一又は複数のカード番号と、カードによって支払われた金額を集計対象にするか否かの初期値を選択するための選択情報とを含む初期値設定画面情報を作成し、
前記処理部は、前記集計対象選択情報で、集計対象にすることが選択された場合に、カードによって支払われた金額を集計対象に設定する、請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記作成部は、前記集計対象選択情報で、集計対象にすることが選択された場合に、集計対象にする店舗の初期値を選択するための店舗初期値選択情報を作成し、
前記処理部は、前記店舗初期値選択情報で集計対象にする店舗が選択された場合に、選択された集計対象にする前記店舗を設定する、請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記作成部は、前記集計対象選択情報で、集計対象にすることが選択された場合に、金額をコストとして分類するための情報を作成する、請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項6】
複数のカードによって支払われた経費を集計する情報処理システムが実行する情報処理方法であって、
ログインを行ったユーザのアカウントに連携されているカードについて、カードの利用先を示す情報と、前記利用先に前記カードによって支払われた金額を示す情報と、前記金額を集計対象にするか否かを選択するための集計対象選択情報とを関連付けたカード利用情報と、カードごとに初期値を設定するための初期値設定ボタンとを含む管理画面情報を作成し、
作成した前記管理画面情報を出力し、
前記初期値設定ボタンが押された場合に、カードごとに初期値を設定するための初期値設定画面情報を作成する、情報処理方法。
【請求項7】
コンピュータに、
ログインを行ったユーザのアカウントに連携されているカードについて、カードの利用先を示す情報と、前記利用先に前記カードによって支払われた金額を示す情報と、前記金額を集計対象にするか否かを選択するための集計対象選択情報とを関連付けたカード利用情報と、カードごとに初期値を設定するための初期値設定ボタンとを含む管理画面を作成するステップと、
前記作成するステップで作成した前記管理画面を出力するステップと、
前記初期値設定ボタンが押された場合に、カードごとに初期値を設定するための初期値設定画面情報を作成するステップと
を実行させる、プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
小売店舗等において、販売時点情報管理(Point of Sale;POS)機能を有するレジスタやオーダーエントリー(注文受付)機能を有するシステムを用い、商品の注文や会計処理を行うことが広く行われている。また、それらの注文や会計処理で得られたデータを活用して、商品毎の売上や在庫管理、更には販売状況の分析を行う試みもなされている。
POSシステムを用いた飲食店の経営管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この経営管理システムは、POSレジ端末と飲食店サーバとPOSサーバとを有しており、飲食店サーバは、POSデータ取得部と、POSデータ送信部と、POSサーバにおける分析結果を取得する分析結果処理部とを備える。POSサーバは、各飲食店サーバから飲食店毎のPOSデータを取得するPOSデータ受付部と、飲食店毎のPOSデータを記憶する飲食店POSデータ記憶部と、分析処理要求を受け付けると、飲食店毎のPOSデータに基づいて、その飲食店およびその飲食店に類似する条件を有する他の飲食店のPOSデータをそれぞれ抽出して比較する分析処理部と、分析処理部における比較結果を、分析の処理要求を受け付けた飲食店サーバに送る分析結果送信部とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2013-137657号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
経営分析や経営管理においては、担当者が、各店舗の所定期間における種々の売上データやコスト管理データから適宜データを選択して集計や分析を行っているため、非常に手間がかかっている。仮に、飲食店などの法人の代表者に法人カードが発行され、その法人カードに追加でクレジットカードが発行され、法人カードの明細とクレジットカードの明細とを関連付けて、データ集計、分析を行う場合に、各カードを連携させることが必要となるが操作が煩雑となる。このため、経営管理や経営改善に対して有効な分析結果を得ることは難しく、その分析結果を各店舗に適時にフィードバックできていたとは言い難い。
【0005】
本発明の目的は、複数のカードによって支払われた経費を集計する場合に、初期設定に関する操作を簡略化できる情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一態様は、複数のカードによって支払われた経費を集計する情報処理システムであって、ログインを行ったユーザのアカウントに連携されているカードについて、カードの利用先を示す情報と、前記利用先に前記カードによって支払われた金額を示す情報と、前記金額を集計対象にするか否かを選択するための集計対象選択情報とを関連付けたカード利用情報と、カードごとに初期値を設定するための初期値設定ボタンとを含む管理画面情報を作成する作成部と、前記作成部が作成した前記管理画面情報を出力する出力部とを備え、前記作成部は、前記初期値設定ボタンが押された場合に、カードごとに初期値を設定するための初期値設定画面情報を作成する、情報処理システムである。
(2)本発明の一態様は、上記(1)に記載の情報処理システムにおいて、前記作成部は、ログインを行った前記ユーザのアカウントに関連付けられている店舗の識別情報に基づいて、前記店舗の前記識別情報および前記ユーザのアカウントに連携されているカードについて、前記カード利用情報と、初期値を設定する店舗を選択するための情報とを含む初期値設定画面情報を作成し、前記情報処理システムは、初期値を設定する店舗が選択された場合に、選択された前記店舗について、カードごとに初期値を設定する処理部をさらに備える、情報処理システムである。
(3)本発明の一態様は、上記(2)に記載の情報処理システムにおいて、前記作成部は、前記初期値設定ボタンが押された場合に、前記ユーザのアカウントに連携されている一又は複数のカード番号と、カードによって支払われた金額を集計対象にするか否かの初期値を選択するための選択情報とを含む初期値設定画面情報を作成し、前記処理部は、前記集計対象選択情報で、集計対象にすることが選択された場合に、カードによって支払われた金額を集計対象に設定する、情報処理システムである。
(4)本発明の一態様は、上記(3)に記載の情報処理システムにおいて、前記作成部は、前記集計対象選択情報で、集計対象にすることが選択された場合に、集計対象にする店舗の初期値を選択するための店舗初期値選択情報を作成し、前記処理部は、前記店舗初期値選択情報で集計対象にする店舗が選択された場合に、選択された集計対象にする前記店舗を設定する、情報処理システムである。
(5)本発明の一態様は、上記(3)に記載の情報処理システムにおいて、前記作成部は、前記集計対象選択情報で、集計対象にすることが選択された場合に、金額をコストとして分類するための情報を作成する、情報処理システムである。
【0007】
(6)本発明の一態様は、複数のカードによって支払われた経費を集計する情報処理システムが実行する情報処理方法であって、ログインを行ったユーザのアカウントに連携されているカードについて、カードの利用先を示す情報と、前記利用先に前記カードによって支払われた金額を示す情報と、前記金額を集計対象にするか否かを選択するための集計対象選択情報とを関連付けたカード利用情報と、カードごとに初期値を設定するための初期値設定ボタンとを含む管理画面情報を作成し、作成した前記管理画面情報を出力し、前記初期値設定ボタンが押された場合に、カードごとに初期値を設定するための初期値設定画面情報を作成する、情報処理方法である。
【0008】
(7)本発明の一態様は、コンピュータに、ログインを行ったユーザのアカウントに連携されているカードについて、カードの利用先を示す情報と、前記利用先に前記カードによって支払われた金額を示す情報と、前記金額を集計対象にするか否かを選択するための集計対象選択情報とを関連付けたカード利用情報と、カードごとに初期値を設定するための初期値設定ボタンとを含む管理画面を作成するステップと、前記作成するステップで作成した前記管理画面を出力するステップと、前記初期値設定ボタンが押された場合に、カードごとに初期値を設定するための初期値設定画面情報を作成するステップとを実行させる、プログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、複数のカードを連携する操作を簡略化できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本実施形態に係る経営管理補助システム1の構成例を示す図である。
図2】本実施形態に係る経営管理補助システム1に含まれる端末装置10、端末装置20および情報処理システム100の一例を示すブロック図である。
図3】本実施形態に係る経営管理補助システム1におけるカード連携コスト管理画面の一例を示す図である。
図4A】本実施形態に係る経営管理補助システム1における連携カード選択画面の一例を示す図である。
図4B】本実施形態に係る経営管理補助システム1におけるコスト管理画面の一例を示す図である。
図5】本実施形態の経営管理補助システム1の動作の一例を示すフローチャートである。
図6A】本実施形態に係る経営管理補助システム1におけるカード連携コスト管理画面の一例を示す図である。
図6B】本実施形態に係る経営管理補助システム1におけるカード連携コスト管理画面の一例を示す図である。
図7】本実施形態の経営管理補助システム1の動作の一例を示すフローチャートである。
図8】本実施形態に係る経営管理補助システム1におけるカード連携コスト管理画面の一例を示す図である。
図9A】本実施形態に係る経営管理補助システム1におけるカード初期値設定画面の一例を示す図である。
図9B】本実施形態に係る経営管理補助システム1におけるカード初期値設定画面の一例を示す図である。
図10】本実施形態の経営管理補助システム1の動作の一例を示すフローチャートである。
図11】本実施形態に係る経営管理補助システム1におけるカード連携コスト管理画面の一例を示す図である。
図12】本実施形態の経営管理補助システム1の動作の一例を示すフローチャートである。
図13】本実施形態に係る経営管理補助システム1におけるカード連携コスト管理画面の一例を示す図である。
図14】本実施形態の経営管理補助システム1の動作の一例を示すフローチャートである。
図15】経費の集計例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
次に、本実施形態の情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを、図面を参照しつつ説明する。以下で説明する実施形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施形態は、以下の実施形態に限られない。
なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
また、本願でいう「XXに基づいて」とは、「少なくともXXに基づく」ことを意味し、XXに加えて別の要素に基づく場合も含む。また、「XXに基づいて」とは、XXを直接に用いる場合に限定されず、XXに対して演算や加工が行われたものに基づく場合も含む。「XX」は、任意の要素(例えば、任意の情報)である。
【0012】
(実施形態)
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る経営管理補助システム1の構成例を示す図である。図1において、経営管理補助システム1は、端末装置10、端末装置20-1~端末装置20-n(nは、n>0の整数)及び情報処理システム100を備える。
端末装置10、端末装置20-1~端末装置20-n及び情報処理システム100は、通信ネットワークNWを介して互いに通信可能である。通信ネットワークNWは、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、公衆回線、プロバイダ装置、専用回線、無線基地局などを含む。
【0013】
端末装置10は、ユーザU1が使用する端末である。ユーザU1の一例は、法人の代表者である。端末装置10として、例えば、据置き型のコンピュータ装置が利用されてもよく、又は、スマートフォンやタブレット型のコンピュータ(タブレットPC)等の携帯型のコンピュータ装置が利用されてもよい。
ユーザU1には、法人カードCA1が発行されている。法人カードとは、法人代表者や個人事業主が契約できるクレジットカードである。個人カードと異なり、法人口座を引き落とし口座に指定でき、社員用のクレジットカードを追加発行できる。
【0014】
端末装置20-1~端末装置20-nは、それぞれユーザU2-1~ユーザU2-nが使用する端末である。ユーザU2-1~ユーザU2-nの一例は、法人の社員である。端末装置20-1~端末装置20-nとして、例えば、据置き型のコンピュータ装置が利用されてもよく、又は、スマートフォンやタブレット型のコンピュータ(タブレットPC)等の携帯型のコンピュータ装置が利用されてもよい。
【0015】
ユーザU2-1~ユーザU2-nには、社員用のクレジットカードが発行されている。社員用のクレジットカードは、ユーザU2-1~ユーザU2-nの各々に発行されてもよいし、ユーザU2-1~ユーザU2-nのうち複数の任意のユーザに対して一枚発行されていてもよい。以下、一例として、ユーザU2-1からユーザU2-nに、クレジットカードCA2-1~クレジットカードCA2-k(k≦n)が発行されている場合について説明を続ける。ただし、k>nであってもよい。
【0016】
情報処理システム100は、法人カードCA1およびクレジットカードCA2-1~クレジットカードCA2-kを使用して支払われた経費を集計し、分析する。
以下、ユーザU2-1~ユーザU2-nのうち任意のユーザをユーザU2と記載し、端末装置20-1~端末装置20-nのうちユーザU2が使用する端末装置を端末装置20と記載し、クレジットカードCA2-1~クレジットカードCA2-kのうちユーザU2が使用したクレジットカードをクレジットカードCA2と記載する。
【0017】
経営管理補助システム1の初期設定について説明する。初期設定の一例として、複数のカードを連携することについて説明する。複数のカードを連携することによって、複数のカードを使用して支払われた経費をまとめて集計できる。
ユーザU1およびユーザU2は、それぞれ端末装置10および端末装置20に経営管理補助アプリをダウンロードさせ、ダウンロードさせた経営管理補助アプリを起動させる。ユーザU1およびユーザU2は、それぞれ端末装置10および端末装置20を操作することによって、アカウントを登録する。
【0018】
ユーザU1は、アカウントの登録の際にそのアカウントに関連付けて法人カードCA1の識別情報およびクレジットカードCA2-1~クレジットカードCA2-kの識別情報を登録する。ユーザU2は、アカウントの登録の際にそのアカウントに関連付けてクレジットカードCA2-1~クレジットカードCA2-kの少なくとも一つの識別情報を登録する。識別情報の一例は、カード番号である。以下、識別情報の一例として、カード番号を適用した場合について説明を続ける。
ユーザU1およびユーザU2によって登録されたアカウントおよびカード番号は、例えば、情報処理システム100へ送信され、登録される。
【0019】
ユーザU1およびユーザU2は、それぞれ端末装置10および端末装置20を操作することによって、経営管理補助サイトにアクセスし、アカウントに登録したユーザIDおよびパスワードを入力することによって、経営管理補助サービスサイトにログインする。
情報処理システム100は、経営管理補助サイトにログインしたユーザのアカウントに基づいて、そのアカウントに関連付けて登録されているカード番号のうち、連携されていないカード番号があるか否かを判定する。ここでは、ログインしたユーザのアカウントに関連付けて登録されたカード番号に連携されていないカード番号がある場合について説明を続ける。ログインしたユーザのアカウントに関連付けて登録されたカード番号に連携されていないカード番号が無い場合については、後述する。
【0020】
情報処理システム100は、ログインしたユーザが法人の代表者であるか否か、つまりユーザU1であるか否かを判定する。情報処理システム100は、ログインしたユーザがユーザU1であると判定した場合に、ユーザU1のアカウントに関連付けて登録されているカード番号のうち、連携するカード番号を選択するための連携カード選択画面情報を作成する。情報処理システム100は、作成した連携カード選択画面情報を、端末装置10へ送信する。
【0021】
端末装置10は、情報処理システム100が送信した連携カード選択画面情報を受信し、受信した連携カード選択画面情報を処理することによって、連携カード選択画面を表示する。ユーザU1は、連携カード選択画面を参照し、ユーザU1のアカウントに関連付けて登録されているクレジットカードCA2-1からクレジットカードCA2-kのカード番号のうち、法人カードCA1のカード番号と連携するカード番号を一又は複数選択する操作を行う。端末装置10は、ユーザIDとユーザU1が選択した一又は複数のカード番号を含む連携カード設定要求を作成し、作成した連携カード設定要求を、情報処理システム100へ送信する。
【0022】
情報処理システム100は、端末装置10が送信した連携カード設定要求を受信し、受信した連携カード設定要求に含まれるユーザIDと一又は複数のカード番号とを受け付ける。情報処理システム100は、受け付けた一又は複数のカード番号と、ユーザIDに該当するユーザU1の法人カードCA1のカード番号とを連携させる。
情報処理システム100は、ログインしたユーザがユーザU1でないと判定した場合に、複数のカードで連携してコストを管理するためのコスト管理画面情報を作成する。情報処理システム100は、作成したコスト管理画面情報を、端末装置20へ送信する。
【0023】
端末装置20は、情報処理システム100が送信したコスト管理画面情報を受信し、受信したコスト管理画面情報を処理することによって、コスト管理画面を表示する。
以下、経営管理補助システム1に含まれる端末装置10、端末装置20および情報処理システム100について詳細に説明する。図2は、本実施形態に係る経営管理補助システム1に含まれる端末装置10、端末装置20および情報処理システム100の一例を示すブロック図である。
【0024】
(端末装置10)
端末装置10は、通信部12、作成部14、処理部16、操作部18、表示部19および記憶部15を含む。
通信部12は、通信モジュールによって実現される。通信部12は、ネットワークNWを介して、外部の通信装置と通信する。通信部12は、例えば有線LANなどの通信方式で通信する。また、通信部12は、例えば無線LAN、ブルートゥース(登録商標)又はLTE(Long Term Evolution)(登録商標)などの無線通信方式で通信してもよい。通信部12は、ネットワークNWを介して、情報処理システム100と通信するために必要な通信情報を保持する。
【0025】
表示部19は、例えば、ディスプレイであり、タッチパネルを含んで構成される。
記憶部15は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などにより実現され、情報を記憶する。
操作部18は、ユーザU1の操作を受け付ける入力デバイスであり、例えばタッチパネルである。操作部18は、ユーザU1が、経営管理補助サービスのサイトへアクセスする操作を行った場合に、その操作を受け付ける。
作成部14は、操作部18が受け付けた操作に基づいて、経営管理補助サービスのサイトへのアクセス要求を作成し、作成したアクセス要求を、通信部12から情報処理システム100へ送信する。
【0026】
アクセス要求に対して情報処理システム100が送信したアクセス応答は通信部12によって受信される。処理部16は、通信部12からアクセス応答を取得し、取得したアクセス応答に基づいて、表示部19に、経営管理補助サービスサイトの初期画面を表示させる。
操作部18は、ユーザU1が初期画面においてユーザIDおよびパスワードを入力する操作を行った場合に、その操作を受け付ける。作成部14は、操作部18が受け付けたユーザIDおよびパスワードを入力する操作に基づいてユーザIDおよびパスワードを含むログイン要求を作成し、作成したログイン要求を、通信部12から情報処理システム100へ送信する。
【0027】
ログイン要求に対して情報処理システム100が送信したカード連携コスト管理画面情報は通信部12によって受信される。処理部16は、通信部12からカード連携コスト管理画面情報を取得し、取得したカード連携コスト管理画面情報に基づいて、表示部19に、カード連携コスト管理画面を表示させる。
図3は、本実施形態に係る経営管理補助システム1におけるカード連携コスト管理画面の一例を示す図である。図3に示すように、カード連携コスト管理画面には、複数の表示内容を選択するための情報、一又は複数の設定内容を選択するための情報および一又は複数の操作内容を選択するための情報が含まれる。表示内容の一例は「成績」「全店舗一覧」「月次レポート」「リアルタイム」「日報」であり、設定内容の一例は「目標設定」「設定」であり、操作内容の一例は「分析」「コスト管理」「データ入出力」である。さらに「コスト管理」には「目次入力」「月次入力」「カード連携」が含まれる。
【0028】
ユーザU1は、カード連携コスト管理画面を参照し、「コスト管理」に含まれる「カード連携」ボタンB01を押す(選択する)操作を行う。操作部18は、その操作を受け付ける。作成部14は、操作部18が受け付けた操作に基づいてユーザIDおよびカード連携を示す情報を含むカード連携要求を作成し、作成したカード連携要求を、通信部12から情報処理システム100へ送信する。
カード連携要求に対して情報処理システム100は、連携カード選択画面情報を送信する。情報処理システム100が送信した連携カード選択画面情報は通信部12によって受信される。処理部16は、通信部12から連携カード選択画面情報を取得し、取得した連携カード選択画面情報に基づいて、表示部19に、連携カード選択画面を表示させる。連携カード選択画面は、連携していないカード番号がある場合に表示される。
【0029】
図4Aは、本実施形態に係る経営管理補助システム1における連携カード選択画面の一例を示す図である。図4Aに示すように、連携カード選択画面には、ユーザU1のアカウントに関連付けて登録されたカード番号に連携する場合にチェックされる一又は複数のチェックボックスCBと、一又は複数のチェックボックスCBの各々に関連付けられるカード番号CNおよび利用者UNを示す情報が含まれる。
また、連携カード選択画面には、ユーザU1のアカウントに関連付けて登録されたカード番号に連携される利用データが、カード番号、利用者名、利用日、利用先および利用金額であることを示す情報が含まれる。また、カード連携設定画面には、ユーザU1のアカウントに連携された利用データが、同じ店舗グループにログインしているすべてのアカウントから閲覧可能であることを示す情報が含まれる。
【0030】
ユーザU1は、連携カード選択画面を参照し、連携するカード番号に関連付けられるチェックボックスCBを押すことでチェックを表示させ、「この設定で保存する」ボタンB02を押す操作を行う。操作部18は、ユーザU1が行った操作を受け付ける。作成部14は、操作部18が受け付けた操作に基づいて、ユーザIDおよび連携するカード番号を示す情報を含む連携カード設定要求を作成し、作成した連携カード設定要求を、通信部12から情報処理システム100へ送信する。
連携カード設定要求に対して情報処理システム100が送信した連携カード設定応答は通信部12によって受信される。処理部16は、通信部12から連携カード設定応答を取得し、取得した連携カード設定応答に基づいて、表示部19に、連携カード設定が完了したことを表示させる。
【0031】
作成部14、処理部16及び操作部18は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサが記憶部15に格納されたコンピュータプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。
また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現されてもよい。
コンピュータプログラムは、予めHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置に格納されていてもよいし、DVD(Digital Versatile Disc)やCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。図2に戻り、説明を続ける。
【0032】
(端末装置20)
端末装置20は、通信部22、作成部24、処理部26、操作部28、表示部29および記憶部25を含む。
通信部22は、通信モジュールによって実現される。通信部22は、ネットワークNWを介して、外部の通信装置と通信する。通信部22は、例えば有線LANなどの通信方式で通信する。また、通信部22は、例えば無線LAN、ブルートゥース(登録商標)又はLTE(登録商標)などの無線通信方式で通信してもよい。通信部22は、ネットワークNWを介して、情報処理システム100と通信するために必要な通信情報を保持する。
【0033】
表示部29は、例えば、ディスプレイであり、タッチパネルを含んで構成される。
記憶部25は、HDDやフラッシュメモリ、RAM、ROMなどにより実現され、情報を記憶する。
操作部28は、ユーザU2の操作を受け付ける入力デバイスであり、例えばタッチパネルである。操作部28は、ユーザU2が、経営管理補助サービスのサイトへアクセスする操作を行った場合に、その操作を受け付ける。
作成部24は、操作部28が受け付けた操作に基づいて、経営管理補助サービスのサイトへのアクセス要求を作成し、作成したアクセス要求を、通信部22から情報処理システム100へ送信する。
【0034】
アクセス要求に対して情報処理システム100が送信したアクセス応答は通信部22によって受信される。処理部26は、通信部22からアクセス応答を取得し、取得したアクセス応答に基づいて、表示部29に、経営管理補助サービスのサイトの初期画面を表示させる。
操作部28は、ユーザU2が、初期画面においてユーザIDおよびパスワードを入力する操作を行った場合に、その操作を受け付ける。作成部24は、操作部28が受け付けたユーザIDおよびパスワードを入力する操作に基づいてユーザIDおよびパスワードを含むログイン要求を作成し、作成したログイン要求を、通信部22から情報処理システム100へ送信する。
【0035】
ログイン要求に対して情報処理システム100が送信したカード連携コスト管理画面情報は通信部22によって受信される。処理部26は、通信部22からカード連携コスト管理画面情報を取得し、取得したカード連携コスト管理画面情報に基づいて、表示部29に、カード連携コスト管理画面を表示させる。
カード連携コスト管理画面の一例は、図3を適用できるため、説明を省略する。ユーザU1は、カード連携コスト管理画面を参照し、「コスト管理」に含まれる「カード連携」ボタンB01を押す(選択する)操作を行う。
操作部18は、ユーザU1が、カード連携コスト管理画面において「カード連携」を選択する操作を行った場合に、その操作を受け付ける。作成部14は、操作部18が受け付けた操作に基づいてユーザIDおよびカード連携を示す情報を含むカード連携要求を作成し、作成したカード連携要求を、通信部12から情報処理システム100へ送信する。
【0036】
カード連携要求に対して情報処理システム100は、コスト管理画面情報を送信する。情報処理システム100が送信したコスト管理画面情報は通信部12によって受信される。処理部16は、通信部12からコスト管理画面情報を取得し、取得したコスト管理画面情報に基づいて、表示部19に、コスト管理画面を表示させる。コスト管理画面は、情報処理システム100が連携するカードがないと判定した場合に表示される。
図4Bは、本実施形態に係る経営管理補助システム1におけるコスト管理画面の一例を示す図である。図4Bに示すように、コスト管理画面には、連携しているカードがないことを示す情報が表示される。
【0037】
作成部24、処理部26及び操作部28は、例えば、CPUなどのハードウェアプロセッサが記憶部25に格納されたコンピュータプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。
また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPUなどのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現されてもよい。
コンピュータプログラムは、予めHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。
【0038】
(情報処理システム100)
情報処理システム100は、通信部102、受付部104、判定部105、処理部106、作成部108及び記憶部110を含む。
通信部102は、通信モジュールによって実現される。通信部102は、ネットワークNWを介して、外部の通信装置と通信する。通信部102は、例えば有線LANなどの通信方式で通信する。また、通信部102は、例えば無線LAN、ブルートゥース(登録商標)又はLTE(登録商標)などの無線通信方式で通信してもよい。通信部102は、ネットワークNWを介して、端末装置10及び端末装置20と通信するために必要な通信情報を保持する。
【0039】
記憶部110は、HDDやフラッシュメモリ、RAM、ROMなどにより実現され、情報を記憶する。記憶部110は、一又は複数のユーザのアカウントと、一又は複数のユーザのアカウントの各々についてユーザIDに該当するユーザが法人の代表者であるかを示す情報、ユーザIDに該当するユーザが経営管理補助サービスのサイトにログインするためのパスワード及び利用可能なカード番号を関連づけたユーザ情報を記憶する。
【0040】
通信部102は、端末装置10および端末装置20が送信したアクセス要求を受信する。受付部104は、通信部102からアクセス要求を取得し、取得したアクセス要求を受け付ける。
作成部108は、受付部104が受け付けたアクセス要求を取得し、取得したアクセス要求に基づいてアクセス応答を作成する。作成部108は、作成したアクセス応答を、通信部102から端末装置10および端末装置20へ送信する。
【0041】
通信部102は、端末装置10および端末装置20が送信したログイン要求を受信する。受付部104は、通信部102からログイン要求を取得し、取得したログイン要求を受け付ける。
判定部105は、受付部104が受け付けたログイン要求を取得し、取得したログイン要求に含まれるユーザIDおよびパスワード取得する。判定部105は、取得したユーザIDおよびパスワードの組み合わせが記憶部110のユーザ情報に含まれるか否かを判定する。
【0042】
作成部108は、判定部105によってユーザIDおよびパスワードの組み合わせが記憶部110のユーザ情報に含まれると判定された場合に、カード連携コスト管理画面情報を作成する。作成部108は、作成したカード連携コスト管理画面情報を通信部102から端末装置10および端末装置20へ送信する。
作成部108は、判定部105によってユーザIDおよびパスワードの組み合わせが記憶部110のユーザ情報に含まれないと判定された場合に、ログインできないことを表した画面情報を作成する。作成部108は、作成したログインできないことを表した画面情報を通信部102から端末装置10および端末装置20へ送信する。
【0043】
通信部102は、端末装置10および端末装置20が送信したカード連携要求を受信する。受付部104は、通信部102からカード連携要求を取得し、取得したカード連携要求を受け付ける。
判定部105は、受付部104が受け付けたカード連携要求を取得し、取得したカード連携要求に含まれるユーザIDを取得する。判定部105は、取得したユーザIDと記憶部110のユーザ情報とに基づいて、ユーザIDを含むアカウントに関連付けて登録されたカード番号に連携されていないカード番号があり、且つユーザIDに該当するユーザが法人の代表者であるか否かを判定する。
【0044】
作成部108は、判定部105によってユーザIDを含むアカウントに関連付けて登録されたカード番号に連携されていないカード番号があり、且つユーザIDに該当するユーザが法人の代表者であると判定された場合に、連携カード選択画面情報を作成する。作成部108は、作成した連携カード選択画面情報を通信部102から端末装置10へ送信する。
作成部108は、判定部105によってユーザIDに該当するユーザが法人の代表者でないと判定された場合に、コスト管理画面情報を作成する。作成部108は、作成したコスト管理画面情報を通信部102から端末装置20へ送信する。
【0045】
通信部102は、端末装置10が送信した連携カード設定要求を受信する。受付部104は、通信部102から連携カード設定要求を取得し、取得した連携カード設定要求を受け付ける。
処理部106は、受付部104が受け付けた連携カード設定要求に含まれるユーザIDおよび連携するカード番号を示す情報を取得する。処理部106は、取得したユーザIDを含むアカウントに関連付けて登録されている法人カードCA1のカード番号に、連携するカード番号を連携させる。
作成部108は、処理部106によってユーザIDを含むアカウントに関連付けて登録されている法人カードCA1のカード番号に連携するカード番号を連携させた場合に、連携カード設定応答を作成する。作成部108は、作成した連携カード設定応答を通信部102から端末装置20へ送信する。
【0046】
受付部104、判定部105、処理部106、作成部108及び操作部28は、例えば、CPUなどのハードウェアプロセッサが記憶部110に格納されたコンピュータプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。
また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPUなどのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現されてもよい。
コンピュータプログラムは、予めHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。
【0047】
(経営管理補助システム1の動作)
図5は、本実施形態の経営管理補助システム1の動作の一例を示すフローチャートである。図5を参照して、経営管理補助システム1の初期設定について説明する。
(ステップS1-1)
端末装置10および端末装置20は、それぞれ情報処理システム100が提供する経営管理補助サイトにログインする。ログインの結果、端末装置10の表示部19又は端末装置20の表示部29には、カード連携コスト管理画面が表示される。
【0048】
(ステップS2-1)
操作部18および操作部28は、それぞれユーザU1およびユーザU2が、カード連携コスト管理画面において「カード連携」ボタンB01を押す操作を行った場合に、その操作を受け付ける。作成部14および作成部24は、それぞれ操作部18および操作部28が受け付けた操作に基づいてユーザIDおよびカード連携を示す情報を含むカード連携要求を作成する。
【0049】
(ステップS3-1)
通信部12および通信部22は、それぞれ作成部14および通信部22が作成したカード連携要求を、情報処理システム100へ送信する。
(ステップS4-1)
通信部102は、端末装置10および端末装置20が送信したカード連携要求を受信する。受付部104は、通信部102からカード連携要求を取得し、取得したカード連携要求を受け付ける。
判定部105は、受付部104が受け付けたカード連携要求を取得し、取得したカード連携要求に含まれるユーザIDを取得する。判定部105は、取得したユーザIDと記憶部110のユーザ情報とに基づいて、ユーザIDを含むアカウントに関連付けて登録されたカード番号に連携されていないカード番号があるか否かを判定する。
【0050】
(ステップS5-1)
判定部105は、ユーザIDを含むアカウントに関連付けて登録されたカード番号に連携されていないカード番号がある場合に、ユーザIDに該当するユーザが法人の代表者であるか否かを判定する。
(ステップS6-1)
作成部108は、判定部105によってユーザIDに該当するユーザが法人の代表者であると判定された場合に、連携カード選択画面情報を作成する。
【0051】
(ステップS7-1)
通信部102は、作成した連携カード選択画面情報を端末装置10へ送信する。
(ステップS8-1)
通信部12は、情報処理システム100が送信した連携カード選択画面情報を受信する。処理部16は、通信部12から連携カード選択画面情報を取得し、取得した連携カード選択画面情報に基づいて、表示部19に、連携カード選択画面を表示させる。
【0052】
(ステップS9-1)
作成部14は、操作部18が受け付けた操作に基づいて、ユーザIDおよび連携するカード番号を示す情報を含む連携カード設定要求を作成する。
(ステップS10-1)
通信部12は、作成部14が作成した連携カード設定要求を、情報処理システム100へ送信する。
【0053】
(ステップS11-1)
通信部102は、端末装置10が送信した連携カード設定要求を受信する。受付部104は、通信部102から連携カード設定要求を取得し、取得した連携カード設定要求を受け付ける。処理部106は、受付部104が受け付けた連携カード設定要求に含まれるユーザIDおよび連携するカード番号を示す情報を取得する。処理部106は、取得したユーザIDを含むアカウントに関連付けて登録されている法人カードCA1のカード番号に、連携するカード番号を連携させる。
【0054】
(ステップS12-1)
作成部108は、判定部105によってユーザIDに該当するユーザが法人の代表者でないと判定された場合(ステップS5-1:NO)に、コスト管理画面を作成する。
(ステップS13-1)
通信部102は、作成部108が作成したコスト管理画面を、端末装置20へ送信する。
【0055】
前述した実施形態において、判定部105は、ユーザIDに該当するユーザが法人の代表者であると判定した場合に、そのユーザIDによるアクセスが初回であるか否かを判定するようにしてもよい。作成部108は、判定部105によってユーザIDに該当するユーザが法人の代表者であり、且つそのユーザIDによるアクセスが初回であると判定された場合に、連携カード選択画面情報を作成するようにしてもよい。このように構成することによって、ユーザIDを含むアカウントに関連付けて登録されている法人カードCA1のカード番号に、連携するカード番号を連携させることが必要であると想定される場合に、連携カード選択画面を端末装置10に表示させることができる。
【0056】
本実施形態の経営管理補助システム1によれば、情報処理システム100は、複数のカードによって支払われた経費を集計する。情報処理システム100は、ユーザがログインした場合に、ログインしたユーザが法人の代表者であるか否かを判定する判定部105と、判定部105がログインしたユーザが法人の代表者であると判定した場合に、複数のカードのうち、ユーザのアカウントに連携するカードを選択するための選択画面(実施形態では連携カード選択画面)を作成する作成部108と、作成部108が作成した選択画面を出力する出力部(実施形態では通信部102)とを備える。
このように構成することによって、ログインしたユーザにかかわらず選択画面を出力する場合と比較して、法人の代表者でないユーザに対して選択画面が表示されることによるわずらわしさを低減できる。このため、複数のカードを連携する操作を簡略化できる。
【0057】
情報処理システム100において、作成部108は、判定部105がログインしたユーザが法人の代表者であると初めて判定した場合に、複数のカードのうち、ユーザのアカウントに連携するカードを選択するための選択画面を作成する。
このように構成することによって、ログインしたユーザが法人の代表者であると判定する度に、複数のカードのうちユーザのアカウントに連携するカードを選択するための選択画面を作成する場合と比較して、処理負荷を低減できるとともに、法人の代表者であるユーザに対して選択画面が表示されることによるわずらわしさを低減できる。
【0058】
情報処理システム100において、判定部105は、ユーザがログインした場合に、複数のカードのうち、ユーザのアカウントに関連付けられているカードに連携されていないカードがあるか否かを判定し、ユーザのアカウントに関連付けられているカードに連携されていないカードがあると判定した場合に、ログインしたユーザが法人の代表者であるか否かを判定する。
このように構成することによって、ユーザのアカウントに関連付けられているカードに連携されていないカードがあるか否かにかかわらず、ログインしたユーザが法人の代表者であるか否かを判定する場合と比較して、処理負荷を低減できる。
【0059】
情報処理システム100において、作成部108は、判定部105がログインしたユーザが法人の代表者でないと判定した場合に、ユーザのアカウントに連携しているカードが無いことを通知するためのコスト管理画面情報を作成し、出力部は、作成部108が作成したコスト管理画面情報を出力する。
このように構成することによって、法人の代表者でないユーザにアカウントに連携しているカードが無いことを通知できる。
【0060】
情報処理システム100は、複数のカードのうち、ログインしたユーザのアカウントに連携するカードを選択するための選択画面(実施形態では、連携カード選択画面)を作成する作成部108と、作成部108が作成した選択画面を出力する出力部と、ユーザのアカウントに関連付けて登録されているカードに連携するカードを示す情報を受け付ける受付部104と、受付部104が受け付けたユーザのアカウントに関連付けて登録されているカードに連携するカードを示す情報に基づいて、ユーザのアカウントに関連付けて登録されているカードに連携するカードを連携させる処理部106とを備える。
このように構成することによって、法人の代表者であるユーザに、アカウントに連携するカードを選択させることができる。
【0061】
情報処理システム100において、選択画面には、ユーザのアカウントに関連付けて登録されているカードに連携する場合にチェックされる一又は複数のチェックボックスと、一又は複数のチェックボックスの各々に関連付けられるカード番号とが含まれる。
このように構成することによって、法人の代表者であるユーザに、一又は複数のチェックボックスのいずれかにチェックさせることによって、アカウントに関連付けて登録されているカードに、カードを連携させることができる。
【0062】
情報処理システム100において、選択画面には、ユーザのアカウントに関連付けて登録されているカードに連携される利用データが、カード番号、利用者名、利用日、利用先および利用金額であることを示す情報が含まれる。
このように構成することによって、法人の代表者であるユーザに、アカウントに関連付けて登録されているカードに連携することによって、連携するカードのカード番号、利用者名、利用日、利用先および利用金額を示す情報が利用されることを知らせることができる。
【0063】
情報処理システム100において、選択画面には、ユーザのアカウントに関連付けて登録されているカードに連携された利用データが、同じ店舗グループにログインしているすべてのアカウントから閲覧可能であることを示す情報が含まれる。
このように構成することによって、法人の代表者であるユーザに、アカウントに関連付けて登録されているカードに連携することによって、同じ店舗グループにログインしているすべてのアカウントから閲覧可能であることを知らせることができる。
【0064】
情報処理システム100において、選択画面には、一又は複数のチェックボックスの各々に関連付けられる利用者を示す情報がさらに含まれる。
このように構成することによって、法人の代表者であるユーザに、アカウントに連携するカードの利用者を知らせることができる。
【0065】
(経営管理補助システム1のコスト分類の表示設定)
経営管理補助システム1のコスト分類の表示設定について説明する。
ユーザU1は、端末装置10を操作することによって、情報処理システム100が提供する経営管理補助サービスサイトにログインする。
情報処理システム100は、一又は複数のユーザのアカウントと、一又は複数のユーザのアカウントの各々について店舗の識別情報とを関連付けた店舗情報を記憶している。店舗情報は、一又は複数のユーザの各々が所属する店舗であってもよい。情報処理システム100は、ログインを行ったユーザのアカウントに関連付けられている店舗の識別情報を、店舗情報から取得する。
【0066】
情報処理システム100は、ログインを行ったユーザのアカウントに関連付けて登録されているカード番号を、ユーザ情報から取得する。情報処理システム100は、取得した店舗の識別情報およびカード番号について、カードの利用先を示す情報と、利用先にカードによって支払われた金額を示す情報と金額を集計対象にするか否かを選択するための情報とを関連付けたカード連携コスト管理画面情報を作成する。端末装置20の動作は、端末装置10の動作を適用できる。以下、図2を参照して、端末装置10および情報処理システム100のコスト分類の表示設定について説明する。
【0067】
(端末装置10)
通信部12は、情報処理システム100が送信したカード連携コスト管理画面情報を受信する。例えば、カード連携コスト管理画面情報は、連携カード設定要求に対する応答として送信されてもよい。処理部16は、通信部12からカード連携コスト管理画面情報を取得し、取得したカード連携コスト管理画面情報に基づいて、表示部19に、カード連携コスト管理画面を表示させる。
【0068】
図6Aは、本実施形態に係る経営管理補助システム1におけるカード連携コスト管理画面の一例を示す図である。カード連携コスト管理画面には、カードの利用日を示す情報と、カードの利用先を示す情報と、利用先にそのカードによって支払われた金額を示す情報と、金額を集計対象にするか否かを選択するための情報とが含まれる。金額を集計対象にするか否かを選択するための情報の一例は、トグルボタンである。また、カード連携コスト管理画面には、金額が集計対象に選択されているカード利用情報を表示するか否かを選択するための集計対象選択チェックボックスCBが含まれる。
【0069】
ユーザU1は、カード連携コスト管理画面を参照し、集計対象選択チェックボックスCBにチェックを表示させる操作、金額を集計対象にするか否かを選択する操作を行う。
操作部18は、ユーザU1による操作を受け付ける。作成部14は、操作部18が受け付けた操作に基づいて、ユーザIDおよび操作情報を含む変更要求を作成し、作成した変更要求を、通信部12から情報処理システム100へ送信する。
変更要求に対して情報処理システム100が送信したカード連携コスト管理画面情報は通信部12によって受信される。処理部16は、通信部12からカード連携コスト管理画面情報を取得し、取得したカード連携コスト管理画面情報に基づいて、表示部19にカード連携コスト管理画面を表示させる。
【0070】
図6Bは、本実施形態に係る経営管理補助システム1におけるカード連携コスト管理画面の一例を示す図である。図6Aと比較して、金額をコストとして分類するための情報が、カード連携コスト管理画面に含まれている。トグルボタンがオンにされることによって金額を集計対象にすることが選択され、金額を集計対象にすることが選択されることに伴って、金額をコストとして分類するための情報が、カード連携コスト管理画面に含まれるようにしてもよい。例えば、金額をコストとして分類するための情報には、金額を集計対象にする店舗を示す情報を選択するためのドロップダウンリストDL01と、金額をコストとして分類するための情報を選択するためのドロップダウンリストDL02が含まれる。図2に戻り、説明を続ける。
【0071】
ユーザU1は、金額を集計対象にする店舗を示す情報と、金額をコストとして分類するための情報とを選択し、「保存する」ボタンB02を押す操作を行う。操作部18は、ユーザU1による操作を受け付ける。作成部14は、操作部18が受け付けた操作に基づいて、ユーザIDおよび操作情報を含むコスト管理要求を作成し、作成したコスト管理要求を、通信部12から情報処理システム100へ送信する。
コスト管理要求に対して情報処理システム100が送信したカード連携コスト管理画面情報は通信部12によって受信される。処理部16は、通信部12からカード連携コスト管理画面情報を取得し、取得したカード連携コスト管理画面情報に基づいて、表示部19に、カード連携コスト管理画面を表示させる。
【0072】
(情報処理システム100)
記憶部110は、一又は複数のユーザのアカウントと、一又は複数のユーザのアカウントの各々について店舗の識別情報とを関連付けた店舗情報をさらに記憶している。
判定部105は、店舗情報に基づいて、ログインを行ったユーザのアカウントに関連付けられている店舗の識別情報が複数であるか否かを判定する。
作成部108は、判定部105が、ログインを行ったユーザのアカウントに関連付けられている店舗の識別情報が複数でないと判定した場合にその店舗の識別情報についてカード連携コスト管理画面情報を作成する。作成部108は、判定部105が、ログインを行ったユーザのアカウントに関連付けられている店舗の識別情報が複数であると判定した場合に複数の店舗の識別情報からいずれかを選択するための選択リストを含むカード連携コスト管理画面情報を作成する。
【0073】
具体的には、作成部108は、ログインを行ったユーザのアカウントに関連付けられている店舗の識別情報を、記憶部110の店舗情報から取得する。作成部108は、ログインを行ったユーザのアカウントに関連づけられているカード番号を示す情報を、ユーザ情報から取得する。
作成部108は、取得した店舗の識別情報およびカード番号を示す情報について、カードの利用日を示す情報と、カードの利用先を示す情報と、利用先にそのカードによって支払われた金額を示す情報と、金額を集計対象にするか否かを選択するための情報と、金額が集計対象に選択されているカード利用情報を表示するか否かを選択するための集計対象選択チェックボックスCBとを関連付けたカード連携コスト管理画面情報を作成する。
通信部102は、作成部108が作成したカード連携コスト管理画面情報を、端末装置10へ送信する。
【0074】
通信部102は、端末装置10が送信した変更要求を受信する。受付部104は、通信部102から変更要求を取得し、取得した変更要求を受け付ける。作成部108は、受付部104から変更要求を取得し、取得した変更要求に基づいて、カード連携コスト管理画面情報を変更する。
通信部102は、作成部108が作成したカード連携コスト管理画面情報を、端末装置10へ送信する。
【0075】
通信部102は、端末装置10が送信したコスト管理要求を受信する。受付部104は、通信部102からコスト管理要求を取得し、取得したコスト管理要求を受け付ける。
処理部106は、受付部104からコスト管理要求を取得し、取得したコスト管理要求に基づいて、コスト管理を行う。作成部108は、カード連携コスト管理画面情報を作成する。
通信部102は、作成部108が作成したカード連携コスト管理画面情報を、端末装置10へ送信する。
【0076】
(経営管理補助システム1の動作)
図7は、本実施形態の経営管理補助システム1の動作の一例を示すフローチャートである。図7を参照して、経営管理補助システム1のコスト分類の表示設定について説明する。端末装置10が、経営管理補助サイトにログインするのが2回目以降である場合について説明する。
【0077】
(ステップS1-2)
図5のステップS4-1で判定部105が連携していないカードが無いと判定した場合又はステップS11-1で処理部106が連携処理と行った後に、判定部105は、店舗情報に基づいて、ログインを行ったユーザのアカウントに関連付けられている店舗の識別情報が複数であるか否かを判定する。
(ステップS2-2)
作成部108は、判定部105が、ログインを行ったユーザのアカウントに関連付けられている店舗の識別情報が複数であると判定した場合に複数の店舗の識別情報から店舗の識別情報を選択するための選択リストを含むカード連携コスト管理画面を作成する。
【0078】
(ステップS3-2)
通信部102は、作成部108が作成したカード連携コスト管理画面情報を、端末装置10へ送信する。
(ステップS4-2)
通信部12は、情報処理システム100が送信したカード連携コスト管理画面情報を受信する。処理部16は、通信部12からカード連携コスト管理画面情報を取得し、取得したカード連携コスト管理画面情報に基づいて、表示部19に、カード連携コスト管理画面を表示させる。
【0079】
(ステップS5-2)
操作部18は、ユーザU1による操作を受け付ける。作成部14は、操作部18が受け付けた操作に基づいて、ユーザIDおよび操作情報を含む変更要求を作成する。
(ステップS6-2)
通信部12は、作成部14が作成した変更要求を、情報処理システム100へ送信する。
(ステップS7-2)
通信部102は、端末装置10が送信した変更要求を受信する。受付部104は、通信部102から変更要求を取得し、取得した変更要求を受け付ける。作成部108は、受付部104から変更要求を取得し、取得した変更要求に基づいて、カード連携コスト管理画面情報を更新する。
【0080】
(ステップS8-2)
通信部102は、作成部108が作成したカード連携コスト管理画面情報を、端末装置10へ送信する。
(ステップS9-2)
通信部12は、変更要求に対して情報処理システム100が送信したカード連携コスト管理画面情報を受信する。処理部16は、通信部12からカード連携コスト管理画面情報を取得し、取得したカード連携コスト管理画面情報に基づいて、表示部19に、カード連携コスト管理画面を表示させる。
【0081】
(ステップS10-2)
操作部18は、ユーザU1による操作を受け付ける。作成部14は、操作部18が受け付けた操作に基づいて、ユーザIDおよび操作情報を含むコスト管理要求を作成する。
(ステップS11-2)
通信部12は、作成部14が作成したコスト管理要求を、情報処理システム100へ送信する。
【0082】
(ステップS12-2)
通信部102は、端末装置10が送信したコスト管理要求を受信する。受付部104は、通信部102からコスト管理要求を取得し、取得したコスト管理要求を受け付ける。処理部106は、受付部104からコスト管理要求を取得し、取得したコスト管理要求に基づいて、コスト管理を行う。
(ステップS13-2)
作成部108は、判定部105が、ログインを行ったユーザのアカウントに関連付けられている店舗の識別情報が複数でないと判定した場合に関連付けられている店舗の識別情報についてカード連携コスト管理画面を作成する。その後、ステップS3-2へ移行する。
図7に示されるフローチャートにおいて、ステップS5-2~ステップS9-2の処理は行われなくてもよいし、複数回行われてもよい。
【0083】
経営管理補助システム1のコスト分類の表示設定では、以下の効果を奏する。
情報処理システム100は、ログインを行ったユーザのアカウントに関連付けられている店舗の識別情報に基づいて、店舗の識別情報およびユーザのアカウントに連携されているカードについて、カードの利用先を示す情報と、利用先にカードによって支払われた金額を示す情報と金額を集計対象にするか否かを選択するための情報とを関連付けたカード利用情報を含む管理画面(実施形態ではカード連携コスト管理画面)を作成する作成部108と、作成部108が作成した管理画面を出力する出力部としての通信部102とを備える。
このように構成することによって、ログインを行ったユーザに、店舗の識別情報およびユーザのアカウントに連携されているカードについて、カードの利用先を示す情報と、利用先にカードによって支払われた金額を示す情報と金額を集計対象にするか否かを選択するための情報とを知らせることができる。このため、複数のカードによって支払われた経費を集計する場合に、初期設定に関する操作を簡略化できる。
【0084】
情報処理システム100において、作成部108は、ログインを行ったユーザのアカウントに関連付けられている店舗の識別情報が複数である場合に、複数の店舗の識別情報からいずれかを選択するための選択リストを作成し、ユーザが選択した店舗の識別情報に連携されているカードについて、カード利用情報を含む管理画面を作成する。
このように構成することによって、ログインを行ったユーザに、アカウントに関連付けられている店舗の識別情報が複数である場合に、複数の店舗の識別情報のいずれかを選択させることができる。このため、複数のカードによって支払われた経費を集計する場合に、初期設定に関する操作を簡略化できる。
【0085】
情報処理システム100において、作成部108は、金額を集計対象にするか否かを選択するための情報で、金額が集計対象に選択された場合に、金額をコストとして分類するための情報を作成する。
このように構成することによって、金額が集計対象に選択されない場合には金額をコストとして分類するための情報が作成されないため、金額が集計対象に選択しない場合にも金額をコストとして分類するための情報が作成される場合と比較して、金額をコストとして分類してしまうことによる誤入力を防止できる。
【0086】
情報処理システム100において、作成部108は、金額を集計対象にするか否かを選択するための情報で、金額が集計対象に選択された場合に、金額を集計対象にする店舗を示す情報をさらに作成する。
このように構成することによって、金額が集計対象に選択されない場合には金額を集計対象にする店舗を示す情報が作成されないため、金額が集計対象に選択されない場合にも金額を集計対象にする店舗を示す情報が作成される場合と比較して、金額を集計対象にする店舗を選択してしまう誤入力を防止できる。
【0087】
情報処理システム100において、作成部108は、金額を集計対象にするか否かを選択するための情報で、金額が集計対象から解除された場合に、金額をコストとして分類するための情報の作成を中止する。
このように構成することによって、金額が集計対象から解除された場合に、金額をコストとして分類するための情報の作成が中止されない場合と比較して、金額をコストとして分類してしまう誤入力を防止できる。
【0088】
情報処理システム100において、管理画面には、金額が集計対象に選択されているカード利用情報を表示するか否かを選択するための集計対象選択チェックボックスCBが含まれる。作成部108は、集計対象選択チェックボックスCBがチェックされている場合に、金額が集計対象に選択されているカード利用情報を一又は複数作成する。
このように構成することによって、金額が集計対象に選択されているカード利用情報を表示する場合には集計対象選択チェックボックスCBを押せばよいので、選択を容易にできる。
【0089】
情報処理システム100において、管理画面には、金額をコストとして分類するための情報で分類されていないカード利用情報を表示するか否かを選択するための未分類チェックボックスが含まれる。作成部108は、未分類チェックボックスがチェックされている場合に、金額をコストとして分類するための情報で分類されていないカード利用情報を一又は複数作成する。
このように構成することによって、分類されていないカード利用情報を表示する場合には未分類チェックボックスを押せばよいので、選択を容易にできる。
【0090】
(カードごとの分類初期値設定)
経営管理補助システム1のカードごとの分類初期値設定について説明する。
情報処理システム100は、ログインを行ったユーザのアカウントに関連づけられているカード番号を示す情報を、ユーザ情報から取得する。情報処理システム100は、ログインを行ったユーザのアカウントに連携されているカードについて、カードの利用先を示す情報と、利用先にカードによって支払われた金額を示す情報と金額を集計対象にするか否かを選択するための集計対象選択情報とを関連付けたカード利用情報と、カードごとに初期値を設定するための初期値設定ボタンとを含むカード連携コスト管理画面情報を作成する。
【0091】
情報処理システム100は、作成したカード連携コスト管理画面情報を、情報処理システム100へ送信する。情報処理システム100は、送信したカード連携コスト管理画面情報に対して、ユーザU1がカードごとに初期値を設定する操作を行ったことによって端末装置10が送信した初期値設定要求を受信した場合にカードごとに初期値を設定する。端末装置20の動作は、端末装置10の動作を適用できる。以下、図2を参照して、端末装置10および情報処理システム100の表示設定について説明する。
【0092】
(端末装置10)
通信部12は、情報処理システム100が送信したカード連携コスト管理画面情報を受信する。例えば、カード連携コスト管理画面情報は、カード連携設定要求に対する応答として送信されてもよい。処理部16は、通信部12からカード連携コスト管理画面情報を取得し、取得したカード連携コスト管理画面情報に基づいて、表示部19に、カード連携コスト管理画面を表示させる。
【0093】
図8は、本実施形態に係る経営管理補助システム1におけるカード連携コスト管理画面の一例を示す図である。図8は、図6Bと同様の図である。カード連携コスト管理画面には、カードごとに初期値を設定する場合に押される初期値設定ボタンSE01が含まれる。
【0094】
ユーザU1は、カード連携コスト管理画面を参照し、初期値設定ボタンSE01を押す操作を行う。操作部18は、ユーザU1による操作を受け付ける。作成部14は、操作部18が受け付けた操作に基づいて、ユーザIDおよび操作情報を含むカード初期値設定要求を作成し、作成したカード初期値設定要求を、通信部12から情報処理システム100へ送信する。
カード初期値設定要求に対して情報処理システム100が送信したカード初期値設定画面情報は通信部12によって受信される。処理部16は、通信部12からカード初期値設定画面情報を取得し、取得したカード初期値設定画面情報に基づいて、表示部19に、カード初期値設定画面を表示させる。
【0095】
図9Aは、本実施形態に係る経営管理補助システム1におけるカード初期値設定画面の一例を示す図である。カード初期値設定画面は、ユーザのアカウントに連携されている一又は複数のカード番号と、一又は複数のカード番号の各々について利用者名、カードによって支払われた金額を集計対象にするか否かを選択するための集計対象選択情報および金額をコストとして分類するための情報を選択するためのドロップダウンリストが含まれる。金額を集計対象にするか否かを選択するための集計対象選択情報の一例は、トグルボタンである。
【0096】
ユーザU1は、カード初期値設定画面を参照し、金額を集計対象にするか否かを選択する操作を行う。
操作部18は、ユーザU1による操作を受け付ける。作成部14は、操作部18が受け付けた操作に基づいて、ユーザIDおよび操作情報を含む変更要求を作成し、作成した変更要求を、通信部12から情報処理システム100へ送信する。
変更要求に対して情報処理システム100が送信したカード初期値設定画面情報は通信部12によって受信される。処理部16は、通信部12からカード初期値設定画面情報を取得し、取得したカード初期値設定画面情報に基づいて、表示部19に、カード初期値設定画面を表示させる。
【0097】
図9Bは、本実施形態に係る経営管理補助システム1におけるカード初期値設定画面の一例を示す図である。図9Aと比較して、トグルボタンがオンにされることによって金額を集計対象にすることが選択できるようにされている。金額を集計対象にすることが選択されていることに伴って、金額をコストとして分類するための情報が、カード連携コスト管理画面に含まれている。例えば、金額をコストとして分類するための情報には、金額を集計対象にする店舗を示す情報を選択するためのドロップダウンリストDL3と、金額をコストとして分類するための情報を選択するためのドロップダウンリストDL4が含まれる。
【0098】
ユーザU1は、金額を集計対象にする店舗を示す情報と、金額をコストとして分類するための情報とを選択し、「保存する」ボタンB03を押す操作を行う。操作部18は、ユーザU1による操作を受け付ける。作成部14は、操作部18が受け付けた操作に基づいて、ユーザIDおよび操作情報を含む初期値設定要求を作成し、作成した初期値設定要求を、通信部12から情報処理システム100へ送信する。
初期値設定要求に対して情報処理システム100が送信したカード連携コスト管理画面情報は通信部12によって受信される。処理部16は、通信部12からカード連携コスト管理画面情報を取得し、取得したカード連携コスト管理画面情報に基づいて、表示部19に、カード連携コスト管理画面を表示させる。
【0099】
(情報処理システム100)
作成部108は、ユーザ情報に基づいて、ログインを行ったユーザのアカウントに関連付けられているカード番号を示す情報を取得する。作成部108は、カード連携コスト管理画面を作成する。通信部102は、作成部108が作成したカード連携コスト管理画面情報を、端末装置10へ送信する。
通信部102は、端末装置10が送信したカード初期値設定要求を受信する。受付部104は、通信部102からカード初期値設定要求を取得し、取得したカード初期値設定要求を受け付ける。作成部108は、受付部104からカード初期値設定要求を取得し、取得したカード初期値設定要求に基づいて、カード初期値設定画面情報を作成する。通信部102は、作成部108が作成したカード初期値設定画面情報を、端末装置10へ送信する。
【0100】
通信部102は、端末装置10が送信した変更要求を受信する。受付部104は、通信部102から変更要求を取得し、取得した変更要求を受け付ける。作成部108は、受付部104から変更要求を取得し、取得した変更要求に基づいて、カード初期値設定画面情報を変更する。通信部102は、作成部108が作成したカード初期値設定画面情報を、端末装置10へ送信する。
通信部102は、端末装置10が送信した初期値設定要求を受信する。受付部104は、通信部102から初期値設定要求を取得し、取得した初期値設定要求を受け付ける。処理部106は、受付部104から初期値設定要求を取得し、取得した初期値設定要求に基づいて、初期値を設定する。作成部108は、カード連携コスト管理画面情報を作成する。通信部102は、作成部108が作成したカード連携コスト管理画面情報を、端末装置10へ送信する。
【0101】
(経営管理補助システム1の動作)
図10は、本実施形態の経営管理補助システム1の動作の一例を示すフローチャートである。図10を参照して、経営管理補助システム1のカードごとの分類初期値設定について説明する。
(ステップS1-3)
処理部16は、表示部19に、カード連携コスト管理画面を表示させている。
(ステップS2-3)
作成部14は、操作部18にカードごとに分類初期値を設定する操作が行われたかを判定する。
【0102】
(ステップS3-3)
作成部14は、操作部18にユーザごとに分類初期値を設定する操作が行われたと判定した場合、ユーザIDおよび操作情報を含むカード初期値設定要求を作成する。
(ステップS4-3)
通信部12は、作成部14が作成したカード初期値設定要求を、情報処理システム100へ送信する。
(ステップS5-3)
通信部102は、端末装置10が送信したカード初期値設定要求を受信する。受付部104は、通信部102からカード初期値設定要求を取得し、取得したカード初期値設定要求を受け付ける。作成部108は、受付部104からカード初期値設定要求を取得し、取得したカード初期値設定要求に基づいて、カード初期値設定画面情報を作成する。
【0103】
(ステップS6-3)
通信部102は、作成部108が作成したカード初期値設定画面情報を、端末装置10へ送信する。
(ステップS7-3)
通信部102は、情報処理システム100が送信したカード初期値設定画面情報を受信する。処理部16は、通信部12からカード初期値設定画面情報を取得し、取得したカード初期値設定画面情報に基づいて、表示部19に、カード初期値設定画面を表示させる。
【0104】
(ステップS8-3)
操作部18は、ユーザU1による操作を受け付ける。作成部14は、操作部18が受け付けた操作に基づいて、ユーザIDおよび操作情報を含む変更要求を作成する。
(ステップS9-3)
通信部12は、作成部14が作成した変更要求を、情報処理システム100へ送信する。
(ステップS10-3)
通信部102は、端末装置10が送信した変更要求を受信する。受付部104は、通信部102から変更要求を取得し、取得した変更要求を受け付ける。作成部108は、受付部104から変更要求を取得し、取得した変更要求に基づいて、カード初期値設定画面情報を更新する。
【0105】
(ステップS11-3)
通信部102は、作成部108が作成したカード初期値設定画面情報を、端末装置10へ送信する。
(ステップS12-3)
通信部12は、変更要求に対して情報処理システム100が送信したカード初期値設定画面情報を受信する。処理部16は、通信部12からカード初期値設定画面情報を取得し、取得したカード初期値設定画面情報に基づいて、表示部19に、カード初期値設定画面を表示させる。
【0106】
(ステップS13-3)
操作部18は、ユーザU1による金額を集計対象にするか否かを選択する操作を受け付ける。作成部14は、操作部18が受け付けた操作に基づいて、ユーザIDおよび操作情報を含む初期値設定要求を作成する。
(ステップS14-3)
通信部12は、作成部14が作成した初期値設定要求を、情報処理システム100へ送信する。
【0107】
(ステップS15-3)
通信部102は、端末装置10が送信した初期値設定要求を受信する。受付部104は、通信部102から初期値設定要求を取得し、取得した初期値設定要求を受け付ける。処理部106は、受付部104から初期値設定要求を取得し、取得した初期値設定要求に基づいて、初期値を設定する。
図10に示されるフローチャートにおいて、ステップS8-3~ステップS12-3の処理は行われなくてもよいし、複数回行われてもよい。
【0108】
カードごとの分類初期値設定では、以下の効果を奏する。
情報処理システム100は、ログインを行ったユーザのアカウントに連携されているカードについて、カードの利用先を示す情報と、利用先にカードによって支払われた金額を示す情報と、金額を集計対象にするか否かを選択するための集計対象選択情報とを関連付けたカード利用情報と、カードごとに初期値を設定するための初期値設定ボタンとを含む管理画面情報を作成する作成部108と、作成部108が作成した管理画面情報を出力する出力部とを備える。作成部108は、初期値設定ボタンが押された場合に、カードごとに初期値を設定するための初期値設定画面情報を作成する。
このように構成することによって、初期値設定ボタンが押されない場合にもカードごとに初期値を設定するための初期値設定画面情報が作成される場合と比較して、初期値設定画面上でカードごとに初期値を設定できるため、入力する箇所を分かりやすくできる。
【0109】
情報処理システム100において、作成部108は、ログインを行ったユーザのアカウントに関連付けられている店舗の識別情報に基づいて、店舗の識別情報およびユーザのアカウントに連携されているカードについて、カード利用情報と、初期値を設定する店舗を選択するための情報とを含む初期値設定画面情報を作成する。情報処理システム100は、初期値を設定する店舗が選択された場合に、選択された店舗について、カードごとに初期値を設定する処理部106をさらに備える。
このように構成することによって、初期値設定画面上で、初期値を設定する店舗を選択することができる。このため、複数のカードによって支払われた経費を集計する場合に、複数のカードの利用状況を示す情報への操作を簡略化できる。
【0110】
情報処理システム100において、作成部108は、初期値設定ボタンが押された場合に、ユーザのアカウントに連携されている一又は複数のカード番号と、カードによって支払われた金額を集計対象にするか否かの初期値を選択するための集計対象選択情報とを含む初期値設定画面情報を作成する。処理部106は、集計対象選択情報で、集計対象にすることが選択された場合に、カードによって支払われた金額を集計対象に設定する。
このように構成することによって、初期値設定画面上で、カードによって支払われた金額を集計対象にするか否かの初期値を選択することができる。
【0111】
情報処理システム100において、作成部108は、集計対象選択情報で、集計対象にすることが選択された場合に、集計対象にする店舗の初期値を選択するための店舗初期値選択情報を作成する。処理部106は、店舗初期値選択情報で集計対象にする店舗が選択された場合に、選択された集計対象にする店舗を設定する。
このように構成することによって、集計対象にすることが選択されない場合には店舗初期値選択情報が作成されないため、集計対象にすることが選択されない場合にも店舗初期値選択情報が作成される場合と比較して、集計対象にする店舗の初期値を選択しやすくできる。
【0112】
情報処理システム100において、作成部108は、集計対象選択情報で、集計対象にすることが選択された場合に、金額をコストとして分類するための情報を作成する。
このように構成することによって、集計対象にすることが選択されない場合には金額をコストとして分類するための情報が作成されないため、集計対象にすることが選択されない場合にも金額をコストとして分類するための情報が作成される場合と比較して、金額をコストとして分類しやすくできる。
【0113】
(経営管理補助システム1の利用明細ごとの一括分類)
経営管理補助システム1の利用明細ごとの一括分類について説明する。
情報処理システム100は、ログインを行ったユーザのアカウントに関連付けて登録されているカードに関連づけられているカード番号を示す情報を、ユーザ情報から取得する。
情報処理システム100は、ログインを行ったユーザのアカウントに関連付けて登録されているカードに連携されているカードについて、カードの利用先を示す情報と、利用先にカードによって支払われた金額を示す情報と、金額を集計対象にするか否かを選択するための集計対象選択情報と、金額を集計対象にするか否かを分類する場合にチェックされるチェックボックスCBとを関連付けたカード利用情報を含むカード連携コスト管理画面を作成する。
【0114】
情報処理システム100は、作成したカード連携コスト管理画面を、端末装置10へ送信する。情報処理システム100は、送信したカード連携コスト管理画面に、ユーザU1がチェックボックスにチェックする操作を行ったことによって端末装置10が送信した一括分類設定要求を受信した場合にチェックボックスにチェックされているカード利用情報に含まれる金額を集計対象に設定する。端末装置20の動作は、端末装置10の動作を適用できる。以下、図2を参照して、端末装置10および情報処理システム100の表示設定について説明する。
【0115】
(端末装置10)
通信部12は、情報処理システム100が送信したカード連携コスト管理画面情報を受信する。例えば、カード連携コスト管理画面情報は、カード連携設定要求に対する応答として送信されてもよい。処理部16は、通信部12からカード連携コスト管理画面情報を取得し、取得したカード連携コスト管理画面情報に基づいて、表示部19に、カード連携コスト管理画面を表示させる。
【0116】
図11は、本実施形態に係る経営管理補助システム1におけるカード連携コスト管理画面の一例を示す図である。図11は、図6Bと同様の図である。カード連携コスト管理画面には、金額が集計対象に選択されているカード利用情報を表示するか否かを選択するための集計対象選択チェックボックスCBと、チェックされた集計対象選択チェックボックスCBの数を示す情報I01と、金額を集計対象にするか否かを選択するための情報I02と、金額をコストとして分類するための情報I03とが含まれる。
【0117】
ユーザU1は、カード連携コスト管理画面を参照し、集計対象選択チェックボックスCBにチェックを表示させる操作、金額を集計対象にするか否かを選択する操作を行う。操作部18は、ユーザU1による操作を受け付ける。作成部14は、操作部18が受け付けた操作に基づいて、ユーザIDおよび操作情報を含む変更要求を作成し、作成した変更要求を、通信部12から情報処理システム100へ送信する。
変更要求に対して情報処理システム100が送信したカード連携コスト管理画面情報は通信部12によって受信される。処理部16は、通信部12からカード連携コスト管理画面情報を取得し、取得したカード連携コスト管理画面情報に基づいて、表示部19に、カード連携コスト管理画面を表示させる。
【0118】
カード連携コスト管理画面の一例は、トグルボタンがオンにされることによって金額を集計対象にすることが選択されている。金額を集計対象にすることが選択されていることに伴って、金額をコストとして分類するための情報が、カード連携コスト管理画面に含まれている。例えば、金額をコストとして分類するための情報には、金額を集計対象にする店舗を示す情報を選択するためのドロップダウンリストと、金額をコストとして分類するための情報を選択するためのドロップダウンリストが含まれる。
【0119】
ユーザU1は、金額を集計対象にする店舗を示す情報と、金額をコストとして分類するための情報とを選択し、「保存する」ボタンB02を押す操作を行う。操作部18は、ユーザU1による操作を受け付ける。作成部14は、操作部18が受け付けた操作に基づいて、ユーザIDおよび操作情報を含む一括分類設定要求を作成し、作成した一括分類要設定求を、通信部12から情報処理システム100へ送信する。
一括分類設定要求に対して情報処理システム100が送信したカード連携コスト管理画面情報は通信部12によって受信される。処理部16は、通信部12からカード連携コスト管理画面情報を取得し、取得したカード連携コスト管理画面情報に基づいて、表示部19に、カード連携コスト管理画面を表示させる。
【0120】
(情報処理システム100)
作成部108は、ユーザ情報に基づいて、ログインを行ったユーザのアカウントに関連付けて登録されたカード番号に連携されているカード番号を示す情報を取得する。作成部108は、カード連携コスト管理画面情報を作成する。通信部102は、作成部108が作成したカード連携コスト管理画面情報を、端末装置10へ送信する。
通信部102は、端末装置10が送信した変更要求を受信する。受付部104は、通信部102から変更要求を取得し、取得した変更要求を受け付ける。作成部108は、受付部104から変更要求を取得し、取得した変更要求に基づいて、カード連携コスト管理画面情報を更新する。通信部102は、作成部108が作成したカード連携コスト管理画面情報を、端末装置10へ送信する。
【0121】
通信部102は、端末装置10が送信した一括分類設定要求を受信する。受付部104は、通信部102から一括分類設定要求を取得し、取得した一括分類設定要求を受け付ける。処理部106は、受付部104から一括分類設定要求を取得し、取得した一括分類設定求に基づいて、一括分類に設定する。作成部108は、カード連携コスト管理画面情報を作成する。通信部102は、作成部108が作成したカード連携コスト管理画面情報を、端末装置10へ送信する。
【0122】
(経営管理補助システム1の動作)
図12は、本実施形態の経営管理補助システム1の動作の一例を示すフローチャートである。図12を参照して、経営管理補助システム1の利用明細ごとの一括分類設定について説明する。
(ステップS1-4)
処理部16は、表示部19に、カード連携コスト管理画面を表示させている。
(ステップS2-4)
作成部14は、図10のステップS2-3において操作部18にユーザごとに分類初期値を設定する操作が行われたと判定されなかった場合、操作部18に利用明細ごとに一括分類することを設定する操作が行われたかを判定する。
【0123】
(ステップS3-4)
作成部14は、操作部18に利用明細ごとに一括分類することを設定する操作が行われたと判定した場合、ユーザIDおよび操作情報を含む変更要求を作成する。
(ステップS4-4)
通信部12は、作成部14が作成した変更要求を、情報処理システム100へ送信する。
(ステップS5-4)
通信部102は、端末装置10が送信した変更要求を受信する。受付部104は、通信部102から変更要求を取得し、取得した変更要求を受け付ける。作成部108は、受付部104から変更要求を取得し、取得した変更要求に基づいて、カード初期値設定画面情報を更新する。
【0124】
(ステップS6-4)
通信部102は、作成部108が作成したカード初期値設定画面情報を、端末装置10へ送信する。
(ステップS7-4)
通信部102は、情報処理システム100が送信したカード初期値設定画面情報を受信する。処理部16は、通信部12からカード初期値設定画面情報を取得し、取得したカード初期値設定画面情報に基づいて、表示部19に、カード初期値設定画面を表示させる。
(ステップS8-4)
操作部18は、ユーザU1による利用明細を一括分類にするか否かを選択する操作を受け付ける。作成部14は、操作部18が受け付けた操作に基づいて、ユーザIDおよび操作情報を含む一括分類設定要求を作成する。
【0125】
(ステップS9-4)
通信部12は、作成部14が作成した一括分類設定要求を、情報処理システム100へ送信する。
(ステップS10-4)
通信部102は、端末装置10が送信した一括分類設定要求を受信する。受付部104は、通信部102から一括分類設定要求を取得し、取得した一括分類設定要求を受け付ける。処理部106は、受付部104から一括分類設定要求を取得し、取得した一括分類設定要求に基づいて、利用明細を一括分類するための設定を行う。
【0126】
経営管理補助システム1の利用明細ごとの一括分類では、以下の効果を奏する。
情報処理システム100は、ログインを行ったユーザのアカウントに連携されているカードについて、カードの利用先を示す情報と、利用先にカードによって支払われた金額を示す情報と、金額を集計対象にするか否かを選択するための集計対象選択情報と、金額を集計対象にするか否かを分類する場合にチェックされるチェックボックスCBとを関連付けたカード利用情報を含む管理画面情報を作成する作成部108と、作成部108が作成した管理画面情報を出力する出力部と、チェックボックスCBにチェックされているカード利用情報に含まれる金額を集計対象に設定する処理部106とを備える。
このように構成することによって、管理画面上で、チェックボックスCBにチェックするだけでカード利用情報に含まれる金額を集計対象に設定できるため、チェックボックスを使用しない場合と比較して入力が容易である。このため、複数のカードによって支払われた経費を集計する場合に、複数のカードの利用状況を示す情報への操作を簡略化できる
【0127】
情報処理システム100において、作成部108は、ログインを行ったユーザのアカウントに関連付けられている店舗の識別情報に基づいて、店舗の識別情報およびユーザのアカウントに連携されているカードについて、カード利用情報と、店舗を選択するための情報とを含む管理画面情報を作成する。
このように構成することによって、管理画面上で、店舗を選択できるため、別画面上で店舗を選択する場合と比較して入力が容易である。
【0128】
情報処理システム100において、作成部108は、ユーザのアカウントに連携されている一又は複数のカード番号と、カードによって支払われた金額を集計対象にするか否かの初期値を選択するための集計対象初期値選択情報とを含む管理画面情報を作成する。処理部106は、集計対象初期値選択情報で、集計対象にすることが選択された場合に、カードによって支払われた金額を集計対象に設定する。
このように構成することによって、集計対象初期値選択情報を含む管理画面情報を作成できるため、管理画面上でカードによって支払われた金額を集計対象にするか否かの初期値を選択させることができる。
【0129】
情報処理システム100において、作成部108は、集計対象初期値選択情報で、集計対象にすることが選択された場合に、集計対象にする店舗の初期値を選択するための店舗初期値選択情報を作成する。出力部は、作成部108が作成した店舗初期値選択情報を出力する。処理部106は、店舗初期値選択情報で集計対象にする店舗が選択された場合に、選択された集計対象にする店舗を設定する。
このように構成することによって、集計対象にすることが選択されない場合には、集計対象にする店舗の初期値を選択するための店舗初期値選択情報が作成されないため、集計対象にすることが選択されない場合にも店舗初期値選択情報が作成される場合と比較して、集計対象にする店舗の初期値を容易に選択させることができる。
【0130】
情報処理システム100において、作成部108は、集計対象初期値選択情報で、集計対象にすることが選択された場合に、金額をコストとして分類するための情報を作成する。
このように構成することによって、集計対象にすることが選択されない場合には、金額をコストとして分類するための情報が作成されないため、集計対象にすることが選択されない場合にも金額をコストとして分類するための情報が作成される場合と比較して、金額をコストとして分類するための情報を容易に選択させることができる。
【0131】
(利用明細ごとの個別分類)
利用明細ごとの個別分類について説明する。
情報処理システム100は、ログインを行ったユーザのアカウントに関連付けて登録されているカードに連携するカード番号を示す情報を、ユーザ情報から取得する。情報処理システム100は、ログインを行ったユーザのアカウントに関連付けて登録されているカードに連携されているカードについて、カードの利用先を示す情報と、利用先にカードによって支払われた金額を示す情報と、金額を集計対象にするか否かを選択するための集計対象選択情報と、金額を集計対象にするか否かを分類する場合にチェックされるチェックボックスCBとを関連付けたカード利用情報を含むカード連携コスト管理画面情報を作成する。
【0132】
情報処理システム100は、作成したカード連携コスト管理画面情報を、端末装置10へ送信する。情報処理システム100は、送信したカード連携コスト管理画面情報に対して、ユーザU1がチェックボックスにチェックする操作を行ったことによって端末装置10が送信した分類設定要求を受信した場合にチェックボックスにチェックされているカード利用情報に含まれる金額を集計対象に設定する。端末装置20の動作は、端末装置10の動作を適用できる。以下、図2を参照して、端末装置10および情報処理システム100の利用明細ごとの個別分類について説明する。
【0133】
(端末装置10)
通信部12は、情報処理システム100が送信したカード連携コスト管理画面情報を受信する。例えば、カード連携コスト管理画面情報は、カード連携設定要求に対する応答として送信されてもよい。処理部16は、通信部12からカード連携コスト管理画面情報を取得し、取得したカード連携コスト管理画面情報に基づいて、表示部19に、カード連携コスト管理画面を表示させる。
【0134】
図13は、本実施形態に係る経営管理補助システム1におけるカード連携コスト管理画面の一例を示す図である。図13は、図6Bと同様の図である。カード連携コスト管理画面には、金額を集計対象にするか否かを選択するための情報I02が含まれる。
ユーザU1は、カード連携コスト管理画面を参照し、金額を集計対象にするか否かを選択する操作を行う。
操作部18は、ユーザU1による操作を受け付ける。作成部14は、操作部18が受け付けた操作に基づいて、ユーザIDおよび操作情報を含む変更要求を作成し、作成した変更要求を、通信部12から情報処理システム100へ送信する。
変更要求に対して情報処理システム100が送信したカード連携コスト管理画面情報は通信部12によって受信される。処理部16は、通信部12からカード連携コスト管理画面情報を取得し、取得したカード連携コスト管理画面情報に基づいて、表示部19に、カード連携コスト管理画面を表示させる。
【0135】
カード連携コスト管理画面の一例は、トグルボタンがオンにされることによって金額を集計対象にすることが選択されている。金額を集計対象にすることが選択されていることに伴って、金額をコストとして分類するための情報が、カード連携コスト管理画面に含まれている。例えば、金額をコストとして分類するための情報には、金額を集計対象にする店舗を示す情報を選択するためのドロップダウンリストと、金額をコストとして分類するための情報を選択するためのドロップダウンリストが含まれる。
【0136】
ユーザU1は、金額を集計対象にする店舗を示す情報と、金額をコストとして分類するための情報とを選択し、「保存する」ボタンB03を押す操作を行う。操作部18は、ユーザU1による操作を受け付ける。作成部14は、操作部18が受け付けた操作に基づいて、ユーザIDおよび操作情報を含む個別分類設定要求を作成し、作成した個別分類設定要求を、通信部12から情報処理システム100へ送信する。
個別分類設定要求に対して情報処理システム100が送信したカード連携コスト管理画面情報は通信部12によって受信される。処理部16は、通信部12からカード連携コスト管理画面情報を取得し、取得したカード連携コスト管理画面情報に基づいて、表示部19に、カード連携コスト管理画面を表示させる。
【0137】
(情報処理システム100)
作成部108は、ユーザ情報に基づいて、ログインを行ったユーザのアカウントに関連付けられているカード番号を示す情報を取得する。作成部108は、カード連携コスト管理画面を作成する。通信部102は、作成部108が作成したカード連携コスト管理画面情報を、端末装置10へ送信する。
通信部102は、端末装置10が送信した変更要求を受信する。受付部104は、通信部102から変更要求を取得し、取得した変更要求を受け付ける。作成部108は、受付部104から変更要求を取得し、取得した変更要求に基づいて、カード連携コスト管理画面情報を変更する。通信部102は、作成部108が作成したカード連携コスト管理画面情報を、端末装置10へ送信する。
【0138】
通信部102は、端末装置10が送信した個別分類設定要求を受信する。受付部104は、通信部102から個別分類設定要求を取得し、取得した個別分類設定要求を受け付ける。処理部106は、受付部104から個別分類設定要求を取得し、取得した個別分類設定要求に基づいて、個別分類する。作成部108は、個別分類応答を作成する。通信部102は、作成部108が作成した個別分類応答を、端末装置10へ送信する。
【0139】
(経営管理補助システム1の動作)
図14は、本実施形態の経営管理補助システム1の動作の一例を示すフローチャートである。図14を参照して、経営管理補助システム1の利用明細ごとの個別分類設定について説明する。
(ステップS1-5)
処理部16は、表示部19に、カード連携コスト管理画面を表示させている。
(ステップS2-5)
作成部14は、図10のステップS2-3において操作部18にユーザごとに分類初期値を設定する操作が行われたと判定されなかった場合、操作部18に利用明細を個別に分類する操作が行われたかを判定する。利用明細を個別に分類する操作が行われなかった場合には終了する。
【0140】
(ステップS3-5)
作成部14は、操作部18に利用明細を個別に分類する操作が行われたと判定した場合、ユーザIDおよび操作情報を含む変更要求を作成する。
(ステップS4-5)
通信部12は、作成部14が作成した変更要求を、情報処理システム100へ送信する。
(ステップS5-5)
通信部102は、端末装置10が送信した変更要求を受信する。受付部104は、通信部102から変更要求を取得し、取得した変更要求を受け付ける。作成部108は、受付部104から変更要求を取得し、取得した変更要求に基づいて、カード連携コスト管理画面情報を更新する。
【0141】
(ステップS6-5)
通信部102は、作成部108が作成したカード連携コスト管理画面情報を、端末装置10へ送信する。
(ステップS7-5)
通信部102は、情報処理システム100が送信したカード連携コスト管理画面情報を受信する。処理部16は、通信部12からカード連携コスト管理画面情報を取得し、取得したカード連携コスト管理画面情報に基づいて、表示部19に、カード連携コスト管理画面を表示させる。
(ステップS8-5)
操作部18は、ユーザU1による利用明細を個別分類にするか否かを選択する操作を受け付ける。作成部14は、操作部18が受け付けた操作に基づいて、ユーザIDおよび操作情報を含む個別分類設定要求を作成する。
【0142】
(ステップS9-5)
通信部12は、作成部14が作成した個別分類設定要求を、情報処理システム100へ送信する。
(ステップS10-5)
通信部102は、端末装置10が送信した個別分類設定要求を受信する。受付部104は、通信部102から個別分類設定要求を取得し、取得した個別分類設定要求を受け付ける。処理部106は、受付部104から個別分類設定要求を取得し、取得した個別分類設定要求に基づいて、利用明細を個別に分類するための設定を行う。
【0143】
利用明細ごとの個別分類では、以下の効果を奏する。
情報処理システム100は、ログインを行ったユーザのアカウントに連携されているカードについて、カードの利用先を示す情報と、利用先にカードによって支払われた金額を示す情報と金額を集計対象にするか否かを選択するための集計対象選択情報とを関連付けたカード利用情報と、カードごとに利用明細を設定するための利用明細設定ボタンとを含む管理画面情報を作成する作成部108と、作成部108が作成した管理画面情報を出力する出力部と、利用明細設定ボタンが押された場合に、カードごとに利用明細を設定する処理部106とを備える。
このように構成することによって、管理画面上で、カードごとに利用明細を設定できるため、別画面上でカードごとに利用明細を設定する場合と比較して入力が容易である。
【0144】
情報処理システム100において、作成部108は、ユーザのアカウントに連携されている一又は複数のカード番号と、カードによって支払われた金額を集計対象にするか否かを選択するための集計対象選択情報とを含む管理画面を作成する。処理部106は、集計対象選択情報で、集計対象にすることが選択された場合に、カードによって支払われた金額を集計対象に設定する。
このように構成することによって、集計対象選択情報を含む管理画面を作成できるため、管理画面上でカードによって支払われた金額を集計対象にするか否かを選択させることができる。このため、複数のカードによって支払われた経費を集計する場合に、複数のカードの利用状況を示す情報への操作を簡略化できる。
【0145】
情報処理システム100において、作成部108は、集計対象選択情報で、集計対象にすることが選択された場合に、集計対象にする店舗を選択するための店舗選択情報を作成する。処理部106は、店舗選択情報で集計対象にする店舗が選択された場合に、選択された店舗を集計対象にする。
このように構成することによって、集計対象にすることが選択されない場合には店舗選択情報は作成されないため、集計対象にすることが選択されない場合にも店舗選択情報が作成される場合と比較して、集計対象にする店舗を容易に選択させることができる。
【0146】
情報処理システム100において、作成部108は、集計対象選択情報で、集計対象にすることが選択された場合に、金額をコストとして分類するための情報を作成する。
このように構成することによって、集計対象にすることが選択されない場合には金額をコストとして分類するための情報は作成されないため、集計対象にすることが選択されない場合にも金額をコストとして分類するための情報が作成される場合と比較して、金額をコストとして分類するための情報を容易に選択させることができる。
【0147】
(経費の集計例)
図15は、経費の集計例を示す図である。図15には、一例として月次レポート示す。情報処理システム100において、処理部106は、売上、FLコスト、利益、年度売り上げなどを導出する。作成部108は、処理部106が導出した売上、FLコスト、利益、年度売り上げなどに基づいて、月次レポートを作成する。作成部108は、作成した月次レポートを端末装置10などへ送信する。
ここでは、経費の集計の一例として、月次レポートを作成する場合について説明したが、この例に限られない。例えば、処理部106は、売り上げ分析を行うようにしてもよいし、人件費分析を行うようにしてもよいし、売り上げ詳細分析を行うようにしてもよいし、メニューごとの売り上げ詳細分析を行うようにしてよい。この場合、作成部108は、例えば、店舗ごとに売り上げ結果を作成してもよいし、店舗ごとに人件費分析結果を作成してもよいし、店舗ごとに売り上げ詳細分析結果を作成してもよいし、店舗ごとにメニューごとの売り上げ詳細分析結果を作成してもよい。
【0148】
以上、本発明の実施形態及び変形例について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述した各装置の機能を実現するためのコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
【0149】
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disc)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0150】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【符号の説明】
【0151】
1…経営管理補助システム、10…端末装置、12…通信部、14…作成部、15…記憶部、16…処理部、18…操作部、19…表示部、20-1~20-n…端末装置、22…通信部、24…作成部、25…記憶部、26…処理部、28…操作部、29…表示部、100…情報処理システム、102…通信部、104…受付部、105…判定部、106…処理部、108…作成部、110…記憶部
図1
図2
図3
図4A
図4B
図5
図6A
図6B
図7
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図9A
図9B
図10
図11
図12
図13
図14
図15