(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025007427
(43)【公開日】2025-01-17
(54)【発明の名称】ヘアアイロン
(51)【国際特許分類】
A45D 1/00 20060101AFI20250109BHJP
A45D 1/02 20060101ALI20250109BHJP
【FI】
A45D1/00 503A
A45D1/02 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】16
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023108812
(22)【出願日】2023-06-30
(71)【出願人】
【識別番号】000114628
【氏名又は名称】ヤーマン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002789
【氏名又は名称】弁理士法人IPX
(72)【発明者】
【氏名】室伏 雄太
(57)【要約】
【課題】頭髪へのダメージを最小限に押さえつつ頭髪をケアでき得るヘアアイロンを提供する。
【解決手段】本発明の一態様によれば、ヘアアイロンが提供される。このヘアアイロンは、使用者に把持されるように構成されたグリップ部と、グリップ部の先端側に設けられ、頭髪を巻き付けてカールさせる際に使用されるアイロン部とを備える。アイロン部は、円筒状の本体と、本体の周面上の対向する位置に設けられ、本体から露出した一対の電極とを有する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヘアアイロンであって、
使用者に把持されるように構成されたグリップ部と、
前記グリップ部の先端側に設けられ、頭髪を巻き付けてカールさせる際に使用されるアイロン部とを備え、
前記アイロン部は、円筒状の本体と、前記本体の周面上の対向する位置に設けられ、前記本体から露出した一対の電極とを有する、ヘアアイロン。
【請求項2】
請求項1に記載のヘアアイロンにおいて、
各前記電極は、長尺状をなし、前記本体の長手方向に沿って設けられている、ヘアアイロン。
【請求項3】
請求項1に記載のヘアアイロンにおいて、
各前記電極は、前記頭髪に対してイオンを導出入する機能を有する、ヘアアイロン。
【請求項4】
請求項1に記載のヘアアイロンにおいて、
前記アイロン部は、さらに、前記本体の内側の位置であって、前記一対の電極のそれぞれよりも内側に対向して設けられた一対のヒータを有する、ヘアアイロン。
【請求項5】
請求項4に記載のヘアアイロンにおいて、
各前記ヒータは、長尺状をなし、前記本体の長手方向に沿って設けられている、ヘアアイロン。
【請求項6】
請求項4に記載のヘアアイロンにおいて、
各前記ヒータは、発熱体と、前記発熱体を被覆する絶縁体とを有し、前記絶縁体が酸化アルミニウムを主成分として構成されている、ヘアアイロン。
【請求項7】
請求項1に記載のヘアアイロンにおいて、
前記ヘアアイロンは、さらに、前記アイロン部に接近及び離間可能に設けられ、前記アイロン部に巻き付けられた前記頭髪を前記アイロン部に向かって押さえ付けるように構成された板状の押さえ部を備え、
前記押さえ部は、その厚さ方向に貫通する開口部を有する、ヘアアイロン。
【請求項8】
ヘアアイロンであって、
使用者に把持されるように構成されたグリップ部と、
前記グリップ部の先端側に設けられ、頭髪を巻き付けてカールさせる際に使用されるアイロン部と、
前記アイロン部に接近及び離間可能に設けられ、前記アイロン部に巻き付けられた前記頭髪を前記アイロン部に向かって押さえ付けるように構成された板状の押さえ部とを備え、
前記アイロン部は、円筒状の本体を有し、
前記押さえ部は、その厚さ方向に貫通する開口部を有する、ヘアアイロン。
【請求項9】
請求項7又は請求項8に記載のヘアアイロンにおいて、
前記アイロン部は、さらに、前記押さえ部側を上方としたとき、前記本体の前記上方の位置に設けられた発光部を有し、
前記押さえ部を前記本体に接近させた状態で、前記発光部が発した光が前記開口部を通過するように構成されている、ヘアアイロン。
【請求項10】
請求項1~請求項8のいずれか1項に記載のヘアアイロンにおいて、
前記ヘアアイロンは、さらに、前記アイロン部に接近及び離間可能に設けられ、前記アイロン部に巻き付けられた前記頭髪を前記アイロン部に向かって押さえ付けるように構成された板状の押さえ部を備え、
前記アイロン部は、さらに、前記押さえ部側を上方としたとき、前記本体の前記上方の位置に設けられた発光部を有する、ヘアアイロン。
【請求項11】
請求項10に記載のヘアアイロンにおいて、
前記発光部は、発光素子と、前記発光素子を支持する支持体とを有する、ヘアアイロン。
【請求項12】
請求項11に記載のヘアアイロンにおいて、
複数の前記発光素子が、前記本体の長手方向に沿って設けられている、ヘアアイロン。
【請求項13】
請求項10に記載のヘアアイロンにおいて、
前記アイロン部は、さらに、前記本体から前記上方に向かって、前記発光部を付勢する付勢部材を有する、ヘアアイロン。
【請求項14】
請求項10に記載のヘアアイロンにおいて、
前記アイロン部は、さらに、前記発光部よりも前記本体の前記上方に設けられた応力緩和部材を有する、ヘアアイロン。
【請求項15】
請求項14に記載のヘアアイロンにおいて、
前記アイロン部は、さらに、前記応力緩和部材を前記発光部に固定するとともに、前記発光部が発した光が通過可能な開口部を備える固定部材を有する、ヘアアイロン。
【請求項16】
請求項1~請求項8のいずれか1項に記載のヘアアイロンにおいて、
前記ヘアアイロンは、さらに、前記アイロン部に接近及び離間可能に設けられ、前記アイロン部に巻き付けられた前記頭髪を前記アイロン部に向かって押さえ付けるように構成された板状の押さえ部を備え、
前記押さえ部は、さらに、前記アイロン部の側の面に設けられた応力緩和部材を有する、ヘアアイロン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘアアイロンに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、円筒状の発熱部の曲面に頭髪を巻きつけることで、頭髪をカールさせるヘアアイロンが知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、かかるヘアアイロンを使用すると、加熱による頭髪へのダメージを避けられない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明では上記事情に鑑み、頭髪へのダメージを最小限に押さえつつ頭髪をケアでき得るヘアアイロンを提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様によれば、ヘアアイロンが提供される。このヘアアイロンは、使用者に把持されるように構成されたグリップ部と、グリップ部の先端側に設けられ、頭髪を巻き付けてカールさせる際に使用されるアイロン部とを備える。アイロン部は、円筒状の本体と、本体の周面上の対向する位置に設けられ、本体から露出した一対の電極とを有する。
【0006】
かかる態様によれば、頭髪へのダメージを最小限に押さえつつ頭髪をケアでき得るヘアアイロンを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図2】押さえ板の先端側を持ち上げた状態を示す斜視図である。
【
図5】キャップを取り外した状態でアイロン部を先端側(図中+X方向)から見た図である。
【
図6】変形例1に係るヘアアイロンの外観斜視図である。
【
図7】変形例1に係るヘアアイロンの外観斜視図である。
【
図8】キャップを取り外した状態でアイロン部を先端側(図中+X方向)から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0009】
図1~
図5を参照して、本開示の一態様に係るヘアアイロンについて説明する。
図1は、ヘアアイロンを示す斜視図である。
図2は、押さえ板の先端側を持ち上げた状態を示す斜視図である。
図3及び
図4は、ヘアアイロンの分解斜視図である。
図5は、キャップを取り外した状態でアイロン部を先端側(図中+X方向)から見た図である。
図5では、アイロン部以外の構成を省略している。
【0010】
以下の説明において、熱良導体とは、熱伝導性の高い材料を指し、例えば、アルミニウム、銅、グラファイトシート、窒化アルミニウム等が挙げられる。また、熱不良導体とは、熱伝導性の低い材料を指し、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ABS樹脂等が挙げられる。
【0011】
ヘアアイロン1は、
図1に示すように、グリップ部2と、アイロン部3と、押さえ部4とを備える。ヘアアイロン1は、さらに、キャップ6と、電源供給部7とを備える。
ヘアアイロン1は、アイロン部3を加熱した状態で、例えば、頭髪を巻き付けたりすることで、頭髪をカールさせることができる。
【0012】
キャップ6は、ヘアアイロン1の先端側(図中+X側)に配置されており、熱不良導体で形成されている。これにより、使用者は、グリップ部2とキャップ6との両方を持つことができるため、グリップ部2を把持する力が弱くても、安定してスタイリングを行うことができる。
【0013】
グリップ部2は、使用者に把持されるように構成されている。グリップ部2は、
図2に示すように、グリップ本体21と、操作部22と、脚部23とを備える。また、グリップ部2(グリップ本体21)は、その内部に、不図示の配線や基板等を備える。グリップ部2は、アイロン部3からの熱が使用者の手やグリップ本体2内部の配線及び基板等に伝わることを防ぐため、熱不良導体で形成されている。
【0014】
グリップ本体21は、使用者が把持しやすいように、長尺状の形状を有し、基端側(図中-X側)よりも先端側(図中+X側)が太くなるように形成されている。グリップ本体21の表面は、さらに、クッション機能及び/又は滑り止め機能を有するシートで被覆されてもよい。これにより、使用者がグリップ本体21をより安定して把持することができる。
操作部22は、使用者によって操作される電源ボタン221及び温度調整ボタン222を備える。また、操作部22は、アイロン部3の温度を表示する表示パネル223を備える。
【0015】
脚部23は、ヘアアイロン1の押さえ部4と反対側(図中-Y側)に形成された凸部である。脚部23は、キャップ6とともに支持機構として機能する。押さえ部4を上側にしてヘアアイロン1を机等に載置すると、脚部23とキャップ6とが机等に触れてヘアアイロン1全体を支えることができる。このとき、アイロン部3が机等に触れるのを防ぎ得るため、アイロン部3が熱を帯びている状態であっても、ヘアアイロン1を机等に載置することができる。また、脚部23が押さえ部4と反対側に形成されているため、ヘアアイロン1を机等に載置するに際して、押さえ部4が邪魔になり難い。
【0016】
なお、脚部23とともに支持機構を構成する部分は、先端側のキャップ6に代えて、グリップ本体21の基端側(図中-X側)の部分(基端部)としてもよい。この場合、グリップ本体21の基端部の内部又は外部に重りを設ければ、ヘアアイロン1を机等に載置したときに、脚部23とグリップ本体21の基端部とにより、ヘアアイロン1全体を安定して支えることができる。このとき、アイロン部3の先端側(図中+X側)は重力に抗して斜め上方に持ち上がるため、アイロン部3が机等に触れるのを防ぎ得る。
【0017】
グリップ本体21の基端側(図中-X側)には、電源供給部7が取り付けられている。電源供給部7は、不図示の電源に接続されると、ヘアアイロン1に電気エネルギーを供給する。電源供給部7が供給した電気エネルギーは、グリップ本体21内部の不図示の配線等を介して各部に供給される。
【0018】
アイロン部3は、グリップ部2の先端側(図中+X側)に設けられ、頭髪を巻き付けてカールさせる際に使用される。アイロン部3は、
図5に示すように、アイロン本体(本体)31と、一対の電極32と、一対のヒータ38とを有する。
アイロン本体31は、使用者の頭髪を巻き付けてカールさせられるように、円筒状に形成されている。アイロン本体31は、熱良導体で形成されているため、ヒータ38が発した熱を、アイロン本体31に巻き付けられた頭髪に良好に伝えることができる。
【0019】
一対の電極32は、アイロン本体31の周面上の対向する位置、具体的には、押さえ部4側を上方(図中+Y側)としたとき、アイロン本体31の側方(図中+Z側、-Z側)の対向する位置に設けられる。また、一対の電極32は、アイロン本体31から露出している。そのため、アイロン本体31に巻き付けられた頭髪を、各側方の位置で電極32に触れさせることができる。
各電極32の露出している面は、曲面で形成されているため、アイロン本体31に巻き付けられた頭髪のカール形状に段差が生じ難い。
【0020】
各電極32は、長尺状をなし、アイロン本体31の長手方向(図中X方向)に沿って設けられている。これにより、使用者の頭髪が短い場合であっても、アイロン本体31の円周の半分だけ頭髪を巻きつけることができれば、確実に両方の電極32に頭髪を触れさせることができる。
【0021】
各電極32の内側の面には、接点321が接触している。各接点321には、グリップ本体21内部の不図示の配線に接続された配線322が接続されている。各電極32には、接点321及び配線322を介して、電荷(電流)が流入又は流出している。
【0022】
各電極32は、頭髪に対してイオンを導出入する機能を有する。具体的には、アイロン本体31に頭髪を巻き付けた状態、すなわち、各電極32に頭髪が触れている状態で、パルス波形の電流を流すと、電極32から頭髪にイオンが導出入される。これにより、ヘアトリートメント等に含まれる美容成分をイオン化し、十分に頭髪に浸透させることができる。また、電荷を帯びた頭髪の汚れを吸着する効果もある。
【0023】
各電極32とアイロン本体31との間には、電極ホルダ33が配置されている。電極ホルダ33は熱不良導体で形成されており、アイロン本体31からの熱が伝わって電極32が熱せられすぎることを防ぐことができる。
各電極32は、不図示のビスでアイロン本体31に固定された電極ホルダ33に、先端側(図中+X側)又は基端側(図中-X側)から挿入されることで、上下方向(図中Y方向)及び左右方向(図中Z方向)に固定されている。そして、各電極32の先端側(図中+X側)にキャップ6が、基端側(図中-X側)にグリップ部2が、それぞれアイロン本体31に固定されている。これにより、各電極32は、各方向においてアイロン本体31からの脱落が阻止されている。
【0024】
一対のヒータ38は、電源供給部7を介して供給される電気エネルギーによって発熱する。一対のヒータ38は、アイロン本体31の内側の位置であって、一対の電極32のそれぞれより内側に対向して設けられている。かかる配置によれば、アイロン本体31の内側の位置であって、押さえ部4側(上方、図中+Y側)にヒータ38を配置する場合よりも、アイロン本体31と押さえ板41(押さえ部4)との間に挟持された頭髪が熱せられすぎることを防ぐ効果がある。すなわち、熱や、水分が失われることによる頭髪のダメージを抑制することができる。
【0025】
各ヒータ38は、長尺状をなし、アイロン本体(本体)31の長手方向(図中Y方向)に沿って設けられている。各ヒータ38の内側には、ヒータ押さえ381が設けられており、ヒータ38がアイロン本体31から離間することを防止している。2枚のヒータ38がこのように設けられていることにより、アイロン本体31全体に急速且つ均一に熱を伝えやすい。そのため、使用可能になるまでの待ち時間が長くなることによる使用者のストレスを低減しつつ、所望のスタイリングを可能にしている。
【0026】
各ヒータ38は、不図示の発熱体と、発熱体を被覆する絶縁体とを有する。
各ヒータ38は、好ましくは、絶縁体が酸化アルミニウムを主成分として構成されている。この場合、各ヒータ38は、メタルセラミックヒータ(MCH)とも呼ばれる。
ここで、ヘアアイロンの熱源として用いられるヒータは、チタン酸バリウムを主成分とした絶縁体を用いて構成されるのが一般的である。しかしながら、このようなヒータは、ある温度まで昇温すると電流が流れづらくなる特性を有するため、高効率でリニアな温度コントロールが比較的難しい。
【0027】
一方、ヒータ38が酸化アルミニウムを主成分とした絶縁体を有する場合、昇温しても電流の流れやすさが低下(抵抗値が上昇)し難いため、高効率且つリニアな温度コントロールが可能である。このため、使用者は、目的の温度でスタイリングをより速やかに開始することができる。
酸化アルミニウムの代わりに二酸化ジルコニウムを主成分とした絶縁体を有するヒータでも、同様の効果を期待することができる。
【0028】
アイロン部3は、さらに、温度ヒューズ39を有する。温度ヒューズ39は、温度ヒューズ本体391と、リード線392とを有する。温度ヒューズ本体391は、アイロン本体31の内側に接触している。リード線392には、不図示の配線が接続されており、グリップ本体21内部に延びている。
アイロン本体31が過熱されると、温度ヒューズ本体391内で通電が遮断されて、それ以上ヒータ38に電流が流れなくなる。このようにして、ヒータ38によるアイロン本体31の過熱を強制停止することで、火災等の事故を防ぎ得る。
【0029】
アイロン部3は、さらに、温度センサ310を有する。温度センサ310は、アイロン本体31の内側に接触している。温度センサ310の基端側(図中-X側)には、不図示の配線が接続されており、グリップ本体21内部に延びている。温度センサ310が検知したアイロン本体31の温度が、グリップ部2の表示パネル223に表示される。
温度センサは、好ましくはNTC(Negative Temperature Coefficient)サーミスタである。この場合、微小な温度変化を検知しやすいので、使用者は、表示パネル223を介して、アイロン本体31が所望の温度であるかどうかを高精度に把握することができる。
【0030】
アイロン部3は、さらに、発光部34を有する。発光部34が発した光を頭皮に当てることで、頭皮の細胞を活性化させることによる発毛効果及び美髪効果を期待することができる。発光部34は、
図4に示すように、押さえ部4側を上方(図中+Y側)としたとき、アイロン本体31の上方の位置(図中+Y側)に設けられている。発光部34は、
図5に示すように、ヒータ38から離間しているため、ヒータ38が発する熱により発光部34が故障することを防ぐことができる。
【0031】
発光部34は、LED(発光素子)341と、LED341を支持するLEDホルダ(支持体)342と、LEDカバー(支持体)343とを有する。LED341は、好ましくは615nm以上655nm以下の波長の光を発する赤色LEDである。なお、発光素子には、LED341の代わりにハロゲンランプを用いてもよい。
図3に示すとおり、LEDホルダ342上には、複数のLED341(本実施形態では3つ)が、アイロン本体31の長手方向(図中X方向)に沿って設けられている。かかる配置により、頭髪の広い領域にLED341からの光を容易に当てることができる。
【0032】
LEDホルダ342は、LEDカバー343に対し、ビス344によって固定されている。LED341を上下(図中Y方向)から支持することにより、LED341及び必要な配線を安定して保持することができる。また、LEDホルダ342及びLEDカバー343は熱不良導体で形成されているため、LED341及び配線に、アイロン本体31からの熱が伝わりすぎることを防ぐことができる。
LEDカバー343は、LED341が発した光が通過する開口3431を有する。
【0033】
アイロン部3は、さらに、アイロン本体31から上方(図中+Y側)に向かって、発光部34を付勢するスプリングクッション(付勢部材)36を有する。スプリングクッション36は、
図4に示すように、LEDホルダ342に形成されたスプリング溝3422に嵌まり込む。
【0034】
後述するように、アイロン本体31と押さえ板41(押さえ部4)との間に使用者の頭髪を挟持したときに、押さえ板41によって頭髪がアイロン本体31に向かって押し付けられると、この押し付ける力がアイロン本体31にはたらく前に、LEDカバー343にはたらく。そのため、スプリングクッション36が縮んで、LEDホルダ342が下方(図中-Y側)に沈む。これにより、押さえ板41とアイロン本体31との間に頭髪が押し潰されることによるダメージを抑えることができる。
【0035】
アイロン部3は、さらに、発光部34よりもアイロン本体31の上方に設けられた、シリコーンクッション35を有する。シリコーンクッション35は、シート状の形状を有する応力緩和部材である。シリコーンクッション35は、LED341が発した光を拡散する効果があるため、アイロン本体31に巻き付けられた頭髪の広い範囲に均一に光を当てることができ得る。
【0036】
シリコーンクッション35は、シリコーンクッションホルダ(固定部材)37によって発光部34に固定されている。シリコーンクッションホルダ37は、熱良導体で形成されているため、頭髪にアイロン本体31からの熱を良好に伝えることができる。
また、シリコーンクッションホルダ37は、発光部34が発した光が通過可能な開口(開口部)371を備える。これにより、発光部34のLED341が発し、シリコーンクッション35を透過した光を、アイロン本体31と押さえ板41との間に挟持された頭髪に当てることができる。
【0037】
シリコーンクッション35は、シリコーンクッションホルダ37の下側(図中-Y側)に嵌まり込んでいる。そして、シリコーンクッションホルダ37は複数の固定脚372(本実施形態では6つ)を有し、この固定脚372が、LEDホルダ342に同じ数だけ設けられた固定孔3421を貫通している。固定脚372の先端には、固定孔3421よりも幅が広い固定爪3721が形成されている。固定脚372を固定孔3421に挿入した状態では、固定爪3721が固定孔3421の開口縁に引っ掛かるため、容易には固定脚372が固定孔3421から抜けない。そのため、スプリングクッション36が縮んでLEDホルダ342が下方(図中-Y側)に沈んだり、衝撃等でシリコーンクッションホルダ37が上方(図中+Y側)に移動(変位)しようとしたりしても、シリコーンクッションホルダ37のLEDホルダ342に対する位置は大きくは変化しない。
【0038】
一方で、固定脚372の先端よりも上側(図中+Y側)は、固定孔3421よりも幅が狭い軸部3722で形成されている。このため、シリコーンクッションホルダ37は、LEDホルダ342に対して軸部3722の長さ分だけ上下方向(図中Z方向)に変位可能である。
そして、
図5に示すとおり、シリコーンクッション35及びシリコーンクッションホルダ37は、アイロン本体31が備える開口311から飛び出し、アイロン本体31の上側(図中+Y側)の面よりもわずかに上方(図中+Y側)に設けられている。
【0039】
そのため、押さえ板41によって頭髪がアイロン本体31に向かって押し付けられると、押された頭髪は、シリコーンクッションホルダ37に触れて、押し付ける力を伝える。そうすると、シリコーンクッションホルダ37は、シリコーンクッション35を潰しながら、LEDホルダ342側(図中-Y側)にわずかに沈むこむことができる。これにより、頭髪が潰れることによるダメージをより確実に抑えることができる。
【0040】
固定脚372の軸部3722の長さ分だけ変位すると、シリコーンクッションホルダ37は、LEDホルダ342に接触し、それ以上LEDホルダ342に対し変位することができない。このため、押し付ける力はLEDホルダ342及びその下方に配置されたスプリングクッション36に対してはたらくようになる。このときに、スプリングクッション36が縮むことで、LEDホルダ342を含む発光部34と、シリコーンクッション35と、シリコーンクッションホルダ37とが下方に沈み込む。
この際、スプリングクッション36が縮み切ったときに、シリコーンクッションホルダ37の外周面とアイロン本体31の外周面が略一致する。
【0041】
すなわち、ヘアアイロン1によれば、頭髪がアイロン本体31と押さえ板41との間で押し潰される前に、スプリングクッション36とシリコーンクッション35の両方によって、押さえ板41がアイロン本体31に対し頭髪を押し付ける力が緩和される。これにより、頭髪が潰れることによるダメージを効果的に抑えることができる。
【0042】
なお、シリコーンクッション35は、シリコーンクッションホルダ37によってLEDホルダ342に固定される代わりに、透光性の接着剤でLEDカバー343に固定されていてもよい。
また、アイロン部3は、応力緩和部材として、シリコーンクッション35の代わりに、他の弾性のあるクッションを有していてもよい。また、応力緩和部材の形状は、シート状に限られず、例えば、ブロック状(球状、直方体状等)であってもよい。この場合、応力緩和部材として、複数のシリコーンブロックが、例えばLEDホルダ342に固定部材又は接着剤によって固定されていてもよい。
【0043】
なお、シリコーンクッション35及びシリコーンクッションホルダ37に加えて、又は、これらに代えて、押さえ部4の押さえ板41のアイロン部3の側の面に、シリコーンクッション(応力緩和部材)が設けられていてもよい。この場合、シリコーンクッションは、接着剤による接着、融着(熱融着、超音波融着、高周波融着)等で押さえ板41に固定することができる。また、押さえ板41のアイロン部3の側の面に、シリコーンクッションとシリコーンクッションホルダとが設けられていてもよい。
【0044】
押さえ部4は、頭髪がアイロン本体31に巻き付けられた状態を保持するための頭髪保持機構として機能する。押さえ部4は、
図1に示すように、押さえ板41と指置き42とを備える。
押さえ板41は、アイロン部3に接近及び離間可能に設けられ、アイロン部3に巻き付けられた頭髪をアイロン部3に向かって押さえ付けるように構成された板状の部材である。アイロン本体31と押さえ板41との間に使用者の頭髪を挟持したり、アイロン本体31に頭髪を巻き付けたりすることで、頭髪をカールさせることができる。上述したように、発光部34がアイロン本体31の上方(図中+Y側)の位置に設けられているので、アイロン本体31と押さえ板41との間に頭髪を挟持したときに、発光部34からの光を効果的に頭髪に当てることもできる。
また、押さえ板41は、熱良導体で形成されているため、アイロン本体31からの熱を良好に頭髪に伝えることができる。
【0045】
指置き42は、使用者が指、手のひら等を置いて、押さえ板41をアイロン部3に対して接近及び離間させる操作を行なうための部分である。また、指置き42の外周面には、滑り止め用の複数の凸条又は溝(凹凸)が形成されている。指置き42は、図中XY平面において回動可能にグリップ部2に取り付けられている。そして、指置き42を下方(図中-Y側)に押下すると、押さえ板41の先端側を上方(図中+Y側)に移動させることができる(
図2参照)。すなわち、押さえ板41をアイロン部3から離間させることができる。また、不図示のバネにより、指置き42が上方(図中+Y側)に付勢されている。これにより、指置き42を下方(図中-Y側)に押下する力を除去すると、指置き42が上方(図中+Y側)に移動することで、指置き42に固定された押さえ板41は下方(図中-Y側)に移動する。すなわち、押さえ板41をアイロン部3に接近させることができる。
【0046】
そのため、使用者が指置き42を押下することで、アイロン本体31と押さえ板41との間に頭髪を入れることができ、押下する力を除去することで、アイロン本体31と押さえ板41との間で頭髪を挟持することができる。
【0047】
押さえ板41は、その厚さ方向に貫通する開口(開口部)411を有する。開口411は、シリコーンクッションホルダ37の開口371に対応するように、すなわち、LED341が発した光が通過するように形成されている。このため、アイロン本体31と押さえ板41との間に頭髪を挟持せずに、アイロン本体31と押さえ板41との上から頭髪を巻き付けた場合であっても、頭髪にLED341が発した光を当てることができる。
さらに、アイロン本体31と押さえ板41との間に頭髪を挟持して熱を与えたときに、頭髪が発した水蒸気を開口411から逃がすことができる。そのため、挟持された頭髪が高温になり過ぎることを防止することができる。
【0048】
以上のようなヘアアイロン1によれば、頭髪へのダメージを最小限に押さえつつ頭髪をケアし得る。
【0049】
以下、本開示に係るヘアアイロン1の各変形例について説明するが、上記構成例との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
【0050】
(変形例1)
図6は、変形例1に係るヘアアイロンの外観斜視図である。
図7は、変形例1に係るヘアアイロンの外観斜視図である。
図8は、キャップを取り外した状態でアイロン部を先端側(図中+X方向)から見た図である。
図8では、アイロン部以外の構成を省略している。
ヘアアイロン1の変形例1では、下記の構成が異なり、それ以外は、上記の構成例と同様である。
【0051】
すなわち、ヘアアイロン1は、
図6に示すように、押さえ部4を有さない代わりに、頭髪保持機構としての吸引部を備える。この吸引部は、吸込口312と、不図示のファン部と、不図示の排気口とを有する。吸込口312は、
図7及び
図8に示すように、アイロン本体31に設けられている。また、ファン部は、例えば、グリップ本体21の内部に設けられ、排気口は、グリップ本体21の内部と外部とを接続するように形成されている。
【0052】
使用者が、頭髪をアイロン本体31に巻き付けつつ、グリップ部2の操作部22に設けられた吸込ボタン224を押下すると、不図示のファン部が作動し、吸込口312からアイロン本体31の内部に空気を吸い込みつつ排気口から空気を排出する。このとき、アイロン本体31に巻き付けられた使用者の頭髪は、アイロン本体31内部に吸い込まれる空気の流れにより、アイロン本体31の外周面に吸い付けられる。このため、ヘアアイロン1が押さえ部4を有していなくとも、アイロン本体31の外周面に、頭髪を巻きつけて保持することができる。
したがって、使用者が指置き42を頻繁に押下する必要がないため、指置き42を押下することによりグリップ部2を把持するバランスを崩したり、指に疲労を感じたりすることを抑制し得る。
【0053】
なお、アイロン本体31は、吸込口312を複数有していてもよい。この場合、頭髪を複数箇所で吸い付けることができるため、より安定してスタイリングすることができる。また、複数の吸込口312により頭髪を吸い付ける力を分散することができるため、頭髪へのダメージを軽減し得る。
【0054】
変形例1では、ヘアアイロン1が押さえ部4を有さないため、頭髪が潰れることによるダメージを受け難い。そのため、アイロン本体31において、シリコーンクッション35と、シリコーンクッションホルダ37と、スプリングクッション36が省略されている。
【0055】
アイロン本体31において、
図6に示すように、開口311からは、シリコーンクッション35とシリコーンクッションホルダ37とではなく、LEDカバー343が露出している。LEDカバー343は、透光カバー3432を有しており、LED341を保護しつつLED341が発した光が透過できるように構成されている。
また、LEDホルダ342は、
図8に示すように、スプリングクッション36を介さずに、直接アイロン本体31に支持されている。
【0056】
このように、変形例1によれば、使用者の疲労を軽減しつつ、頭髪のダメージを抑制し得るヘアアイロン1を提供できる。
【0057】
(変形例2)
ヘアアイロン1の変形例2では、下記の構成が異なり、それ以外は、上記の構成例と同様である。
【0058】
すなわち、ヘアアイロン1は、押さえ部4を有する代わりに、頭髪保持機構としてのブラシ部を備える。ブラシ部は、アイロン本体31の外周面の広い範囲に設けられており、アイロン本体31の径方向に突出する複数のブラシ(突起)を有する。ブラシ部は、熱不良導体で形成されている。
【0059】
使用者がアイロン本体31に頭髪を巻き付けると、頭髪はブラシ部の複数のブラシの間に入り込んで、巻き付けられた状態を保持することができる。使用者は、グリップ本体21を把持していない方の手をブラシ部のブラシの上から頭髪に添えると、巻き付けられた状態をより安定して保持することができる。このとき、アイロン本体31が加熱されていても、ブラシ部のブラシの先端までは高温になり難いため、使用者の手等が高温に曝されることを防ぎ得る。
押さえ部4とアイロン本体31との間に頭髪を挟持するよりも、ブラシによって頭髪を保持した方が、使用者によってはより直感的にスタイリングを行うことができる。
【0060】
また、変形例1と同様に、ヘアアイロン1は押さえ部4を有さないため、頭髪が潰れることによるダメージを受け難い。そのため、アイロン本体31において、シリコーンクッション35と、シリコーンクッションホルダ37と、スプリングクッション36が省略されている。なお、発光部34の構成は、変形例1と同様とすることができる。
【0061】
このように、変形例2によれば、直感的なスタイリングを可能としつつ、頭髪のダメージを抑制し得るヘアアイロン1を提供することができる。
【0062】
さらに、次に記載の各態様で提供されてもよい。
【0063】
(1)ヘアアイロンであって、使用者に把持されるように構成されたグリップ部と、前記グリップ部の先端側に設けられ、頭髪を巻き付けてカールさせる際に使用されるアイロン部とを備え、前記アイロン部は、円筒状の本体と、前記本体の周面上の対向する位置に設けられ、前記本体から露出した一対の電極とを有する、ヘアアイロン。
【0064】
(2)上記(1)に記載のヘアアイロンにおいて、各前記電極は、長尺状をなし、前記本体の長手方向に沿って設けられている、ヘアアイロン。
【0065】
(3)上記(1)又は(2)に記載のヘアアイロンにおいて、各前記電極は、前記頭髪に対してイオンを導出入する機能を有する、ヘアアイロン。
【0066】
(4)上記(1)~(3)のいずれか1つに記載のヘアアイロンにおいて、前記アイロン部は、さらに、前記本体の内側の位置であって、前記一対の電極のそれぞれよりも内側に対向して設けられた一対のヒータを有する、ヘアアイロン。
【0067】
(5)上記(4)に記載のヘアアイロンにおいて、各前記ヒータは、長尺状をなし、前記本体の長手方向に沿って設けられている、ヘアアイロン。
【0068】
(6)上記(4)又は(5)に記載のヘアアイロンにおいて、各前記ヒータは、発熱体と、前記発熱体を被覆する絶縁体とを有し、前記絶縁体が酸化アルミニウムを主成分として構成されている、ヘアアイロン。
【0069】
(7)上記(1)~(6)のいずれか1つに記載のヘアアイロンにおいて、前記ヘアアイロンは、さらに、前記アイロン部に接近及び離間可能に設けられ、前記アイロン部に巻き付けられた前記頭髪を前記アイロン部に向かって押さえ付けるように構成された板状の押さえ部を備え、前記押さえ部は、その厚さ方向に貫通する開口部を有する、ヘアアイロン。
【0070】
(8)ヘアアイロンであって、使用者に把持されるように構成されたグリップ部と、前記グリップ部の先端側に設けられ、頭髪を巻き付けてカールさせる際に使用されるアイロン部と、前記アイロン部に接近及び離間可能に設けられ、前記アイロン部に巻き付けられた前記頭髪を前記アイロン部に向かって押さえ付けるように構成された板状の押さえ部とを備え、前記アイロン部は、円筒状の本体を有し、前記押さえ部は、その厚さ方向に貫通する開口部を有する、ヘアアイロン。
【0071】
(9)上記(7)又は(8)に記載のヘアアイロンにおいて、前記アイロン部は、さらに、前記押さえ部側を上方としたとき、前記本体の前記上方の位置に設けられた発光部を有し、前記押さえ部を前記本体に接近させた状態で、前記発光部が発した光が前記開口部を通過するように構成されている、ヘアアイロン。
【0072】
(10)上記(1)~(8)のいずれか1つに記載のヘアアイロンにおいて、前記ヘアアイロンは、さらに、前記アイロン部に接近及び離間可能に設けられ、前記アイロン部に巻き付けられた前記頭髪を前記アイロン部に向かって押さえ付けるように構成された板状の押さえ部を備え、前記アイロン部は、さらに、前記押さえ部側を上方としたとき、前記本体の前記上方の位置に設けられた発光部を有する、ヘアアイロン。
【0073】
(11)上記(10)に記載のヘアアイロンにおいて、前記発光部は、発光素子と、前記発光素子を支持する支持体とを有する、ヘアアイロン。
【0074】
(12)上記(11)に記載のヘアアイロンにおいて、複数の前記発光素子が、前記本体の長手方向に沿って設けられている、ヘアアイロン。
【0075】
(13)上記(10)~(12)のいずれか1つに記載のヘアアイロンにおいて、前記アイロン部は、さらに、前記本体から前記上方に向かって、前記発光部を付勢する付勢部材を有する、ヘアアイロン。
【0076】
(14)上記(10)~(13)のいずれか1つに記載のヘアアイロンにおいて、前記アイロン部は、さらに、前記発光部よりも前記本体の前記上方に設けられた応力緩和部材を有する、ヘアアイロン。
【0077】
(15)上記(14)に記載のヘアアイロンにおいて、前記アイロン部は、さらに、前記応力緩和部材を前記発光部に固定するとともに、前記発光部が発した光が通過可能な開口部を備える固定部材を有する、ヘアアイロン。
【0078】
(16)上記(1)~(15)のいずれか1つに記載のヘアアイロンにおいて、前記ヘアアイロンは、さらに、前記アイロン部に接近及び離間可能に設けられ、前記アイロン部に巻き付けられた前記頭髪を前記アイロン部に向かって押さえ付けるように構成された板状の押さえ部を備え、前記押さえ部は、さらに、前記アイロン部の側の面に設けられた応力緩和部材を有する、ヘアアイロン。
もちろん、この限りではない。
【0079】
既述のとおり、本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を何ら限定するものではない。当該新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。当該実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0080】
1 :ヘアアイロン
2 :グリップ部
21 :グリップ本体
22 :操作部
221 :電源ボタン
222 :温度調整ボタン
223 :表示パネル
224 :吸込ボタン
23 :脚部
3 :アイロン部
31 :アイロン本体
311 :開口
312 :吸込口
32 :電極
321 :接点
322 :配線
33 :電極ホルダ
34 :発光部
341 :LED
342 :LEDホルダ
3421 :固定孔
3422 :スプリング溝
343 :LEDカバー
3431 :開口
3432 :透光カバー
344 :ビス
35 :シリコーンクッション
36 :スプリングクッション
37 :シリコーンクッションホルダ
371 :開口
372 :固定脚
3721 :固定爪
3722 :軸部
38 :ヒータ
381 :ヒータ押さえ
39 :温度ヒューズ
391 :温度ヒューズ本体
392 :リード線
310 :温度センサ
4 :押さえ部
41 :押さえ板
411 :開口
42 :指置き
6 :キャップ
7 :電源供給部