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  • 特開-車両用熱発電構造 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025007796
(43)【公開日】2025-01-17
(54)【発明の名称】車両用熱発電構造
(51)【国際特許分類】
   B60R 16/03 20060101AFI20250109BHJP
   B60H 1/00 20060101ALI20250109BHJP
   H02N 11/00 20060101ALI20250109BHJP
【FI】
B60R16/03 J
B60H1/00 102R
B60H1/00 102S
H02N11/00 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023109428
(22)【出願日】2023-07-03
(71)【出願人】
【識別番号】000005348
【氏名又は名称】株式会社SUBARU
(74)【代理人】
【識別番号】100147913
【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 義敬
(74)【代理人】
【識別番号】100165423
【弁理士】
【氏名又は名称】大竹 雅久
(74)【代理人】
【識別番号】100091605
【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 敬
(74)【代理人】
【識別番号】100197284
【弁理士】
【氏名又は名称】下茂 力
(72)【発明者】
【氏名】下池 昌弥
(72)【発明者】
【氏名】橋本 洋平
【テーマコード(参考)】
3L211
【Fターム(参考)】
3L211DA14
(57)【要約】
【課題】従来の車両用熱発電構造では、車両の部材間での温度差が小さく、効率的な熱発電を実現し難いという課題がある。
【解決手段】
本発明の車両用熱発電構造10では、熱発電素子25が、車体パネル12と空調ダクト33との間に配設される。そして、車両用熱発電構造10は、車体パネル12と空調ダクト33との温度差に応じたゼーベック効果を生じさせて発電を行う。この構造により、車体パネル12と空調ダクト33との温度差が大きくなり、熱発電素子25にて効率的な発電が実現される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両に発生する温度差を利用して熱発電を行う車両用熱発電構造であって、
前記車両の車体パネルと、
少なくともその一部が前記車体パネルに沿って組み付けられる空調ダクトと、
前記車体パネルの車室内側に配設される熱発電素子と、を備え、
前記空調ダクトの前記車体パネルとの対向した面には開口領域が形成され、前記熱発電素子は前記空調ダクトの前記開口領域と対向して配設され、
前記熱発電素子の第1の面は、前記車体パネルと接続すると共に、前記熱発電素子の第2の面は、前記空調ダクトを流れる空調風に晒されることを特徴とする車両用熱発電構造。
【請求項2】
前記空調ダクトの内部には、前記開口領域側へと隆起した突起部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の車両用熱発電構造。
【請求項3】
前記開口領域の周囲には、前記車体パネルと前記空調ダクトとの間に断熱材が配設されることを特徴とする請求項2に記載の車両用熱発電構造。
【請求項4】
前記車体パネルは、ルーフパネルであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両用熱発電構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用熱発電構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の熱電発電機を備えた車両の構造として、例えば、特許文献1に記載の構造が知られている。この熱電発電機では、内燃エンジンの排ガスの高温の熱と冷却水の低温の熱との温度差を利用して、熱電変換素子により熱発電が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特表2011-521139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した熱電発電機では、熱電変換素子が、排ガスが流れる排気管と冷却水の流れる冷却管との間に配設される必要があり、排気管と冷却管とは近接して配設される必要があり、車両の配管設計に制限を受け易いという課題がある。また、熱電変換素子を配設する領域によっては、排気管と冷却管との間の温度差が小さくなることで、効率的な熱発電が実現され難いという課題もある。
【0005】
また、近年の排ガス規制等に起因する車両の電動化により、車両から内燃エンジンが省かれることで、その周辺部品も省略される。その結果、電動化された車両では、そもそも内燃機関を利用した熱電発電機を構成することが出来ないという課題がある。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、車両内にて高温側と低温側との温度差が大きくなる領域に熱発電素子を配設し、効率的な熱発電を実現する車両用熱発電構造に関する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態である車両用熱発電構造では、車両に発生する温度差を利用して熱発電を行う車両用熱発電構造であって、前記車両の車体パネルと、少なくともその一部が前記車体パネルに沿って組み付けられる空調ダクトと、前記車体パネルの車室内側に配設される熱発電素子と、を備え、前記空調ダクトの前記車体パネルとの対向した面には開口領域が形成され、前記熱発電素子は前記空調ダクトの前記開口領域と対向して配設され、前記熱発電素子の第1の面は、前記車体パネルと接続すると共に、前記熱発電素子の第2の面は、前記空調ダクトを流れる空調風に晒されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一実施形態である車両用熱発電構造では、熱発電素子が、車体パネルと空調ダクトとの間に配設される。そして、車両用熱発電構造は、車体パネルと空調ダクトとの温度差に応じたゼーベック効果を生じさせて熱発電を行う。この構造により、車体パネルと空調ダクトとの温度差が大きくなり、熱発電素子にて効率的な熱発電が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の一実施形態である車両用熱発電構造を有する車両を説明する斜視図である。
図2】本発明の一実施形態である車両用熱発電構造を有する車両を説明するブロック図である。
図3】本発明の一実施形態である車両用熱発電構造を説明する斜視図である。
図4】本発明の一実施形態である車両用熱発電構造を説明する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態に係る車両用熱発電構造10を図面に基づき詳細に説明する。尚、本実施形態の説明の際には、同一の部材には原則として同一の符番を用い、繰り返しの説明は省略する。また、紙面前後方向は車両11の全長方向を示し、紙面左右方向は車両11の車幅方向を示し、紙面上下方向は車両11の高さ方向を示す。
【0011】
図1は、本実施形態の車両用熱発電構造10が配設される車両11を説明する斜視図である。図2は、本実施形態の車両用熱発電構造10が配設される車両11を説明するブロック図である。図3は、本実施形態の車両用熱発電構造10が配設される車両11を説明する斜視図である。図4は、本実施形態の車両用熱発電構造10を説明する断面図であり、図3に示すA-A線方向の断面を示す。
【0012】
図1に示すように、車両11としては、例えば、BEV(Battery Electrical Vehicle)、HEV(Hybrid Electrical Vehicle)やPHEV(Plug-in Hybrid Electrical Vehicle)等が採用される。尚、車両11としては、上記電動車に限定するものではなく、ガソリン等を燃料とした内燃機関により走行する車両11も含むものである。
【0013】
車両11は、車体フレーム(図示せず)と、車体フレームに対して組み付けられる車体パネル12とを有する。車両11の車室内の天面には、車体パネル12としてのルーフパネル12Aが車体フレームに対して組み付けられる。
【0014】
ルーフパネル12Aは、車両11の意匠面として形成され、外部環境の影響を受け易い部材となる。夏場の晴天時には、直接、直射日光がルーフパネル12Aに注がれることで、例えば、ルーフパネル12Aの温度は、100度程度まで上昇する場合がある。一方、ルーフパネル12Aの室内側には、内装部品としてのトリム30(図3参照)が組み付けられる。そして、ルーフパネル12Aとトリム30との間の中空空間41には、空調装置27(図2参照)の空調ダクト33(図4参照)やエアバッグ装置(図示せず)等が配設される。
【0015】
図2に示すように、車両11は、例えば、車両制御部21と、受電部22と、整流回路23と、バッテリ24と、熱発電素子25と、整流回路26と、空調装置27と、モータ駆動部28と、モータ29と、を備える。
【0016】
車両制御部21は、CPU(CENTRAL PROCESSING UNIT)、ROM(READ ONLY MEMORY)、RAM(RANDOM ACCESS MEMORY)等を有して構成される。そして、車両制御部21は、モータ29等の車両11の駆動装置(図示せず)等を制御するための各種の演算等を実行するための、一または複数のプロセッサを有する電子制御ユニット(ECU)である。
【0017】
また、車両制御部21は、記憶部(図示せず)を備え、記憶部は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-only Memory)等の不揮発性メモリにて構成される。そして、記憶部には、車両制御部21での演算に必要な各種データや上記一または複数のプロセッサによって実行可能な一または複数のプログラムが記憶される。
【0018】
受電部22は、例えば、受電コイルであり、車両11の床下空間(図示せず)に配設される。そして、受電部22は、例えば、電磁誘導方式、磁界共鳴方式や電界結合方式等により、図示しない充電路の給電部から電力の供給を受ける。尚、受電部22としては、非接触充電システムに限定するものではなく、充電ガンを介した接触充電システムの場合でも良い。
【0019】
整流回路23には、受電部22にて発生した電流に基づき交流の入力電圧が供給される。整流回路23は、AC(Alternating Current)/DC(Direct Current)変換回路として機能し、交流電圧としての入力電圧を直流電圧に変換し、バッテリ24へと供給する。
【0020】
バッテリ24は、整流回路23を介して受電部22と接続し、例えば、上記床下空間に配設される。バッテリ24としては、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池等の2次電池や全固体電池等が用いられる。バッテリ24は、車両11の駆動源であるモータ29等に電力を供給する。
【0021】
熱発電素子25は、例えば、ペルチェ素子が用いられ、車両11を構成する部材間に発生する温度差に応じたゼーベック効果を生じさせて熱発電を行う。詳細は図4を用いて後述するが、熱発電素子25の第1の面25Aはルーフパネル12Aに対して固定され、熱発電素子25の第2の面25Bは、空調ダクト33(図4参照)の内部側へと露出した状態となる。そして、熱発電素子25は、ルーフパネル12Aと空調ダクト33の内部との温度差を利用して熱発電を行う。
【0022】
整流回路26には、熱発電素子25にて発生した電流に基づき直流の入力電圧が供給される。整流回路26は、DC/DCコンバータ回路として機能し、直流電圧を調整し、バッテリ24へと供給する。
【0023】
空調装置27は、図示しない送風機、冷却器、加熱器や空調ダクト等を備え、車室内の空気や車外の外気を取り入れ、車室内へと送風する空調風の温度を調整する。そして、空調風は、空調ダクト33を介して車室内へと送風されることで、車室内の温度を乗員の快適な温度へと調整する。
【0024】
空調ダクト33は、例えば、多層構造の合成樹脂板を用いて、押出し成形により形成される。この構造により、空調装置27が冷房運転する場合には、上記冷却器にて冷やされた空調風が、空調ダクト33内を流れることで、空調ダクト33自体も冷却される。一方、空調装置27が暖房運転する場合には、上記加熱器にて温められた空調風が、空調ダクト33内を流れることで、空調ダクト33自体も温められる。
【0025】
モータ駆動部28は、モータ29を駆動するためのインバータやDC/DCコンバータ等を備える。そして、モータ駆動部28は、バッテリ24の電源電圧に基づいてモータ29を駆動するための交流電流を生成し、モータ29に供給する。モータ駆動部28は、交流電流の制御によりモータ29のトルク制御を行う。
【0026】
モータ29は、発電機能を備えたモータジェネレータとして構成される。モータ29は、供給された交流電流に基づいて車両11の車輪の駆動を行う。
【0027】
図3に示すように、車両11の車室内において、後部座席31の後部側の窓部32の上方のトリム30には、空調装置27の吹出口34が配設される。吹出口34は、空調装置27のハウジング(図示せず)から延在した空調ダクト33の1本の先端部に形成される。上述したように、空調装置27が冷房運転する場合には、冷やされた空調風が空調ダクト33内を流れ、空調装置27が暖房運転する場合には、温められた空調風が空調ダクト33内を流れる。
【0028】
図4に示すように、空調ダクト33は、ルーフパネル12Aとトリム30との間の中空空間41に配設される。空調ダクト33の一部は、ルーフパネル12Aに沿って形成されることで、ルーフパネル12Aと空調ダクト33とは近接して形成される。そして、ルーフパネル12Aと近接した空調ダクト33の領域には、ルーフパネル12A側へと開口した開口領域33Cが形成される。
【0029】
図示したように、空調ダクト33には、例えば、円筒形状にルーフパネル12A側へと突出した開口突出部33Aが形成される。そして、開口突出部33Aの先端部が、ルーフパネル12Aと接触するように、空調ダクト33は、中空空間41内に組み付けられる。この構造により、空調ダクト33の開口突出部33A先端の開口領域33Cが、ルーフパネル12Aにより塞がれ、あるいは、部分的に塞がれることで、空調風が、中空空間41へと漏れ出すことが防止される。
【0030】
開口突出部33Aの内側のルーフパネル12Aには、熱発電素子25が、例えば、ボルト締結等により固定される。具体的には、熱発電素子25の第1の面25Aが、ルーフパネル12Aと接触するように、熱発電素子25はルーフパネル12Aに固定される。一方、熱発電素子25の第2の面25Aは、空調ダクト33の開口突出部33Aの内部に露出した状態となる。
【0031】
この構造により、熱発電素子25の第1の面25A側には、ルーフパネル12Aの熱が伝熱する。一方、熱発電素子25の第2の面25B側には、空調ダクト33を流れる空調風の熱が伝熱する。
【0032】
ここで、夏場の晴天時のように外気温が高い場合には、熱発電素子25の第1の面25A側は高温側として機能し、熱発電素子25の第2の面25B側は低温側として機能する。上述したように、ルーフパネル12Aが直射日光に晒されることで、例えば、ルーフパネル12Aは100度程度となる。一方、空調装置27の冷房運転により空調風が25度程度に冷却されることで、例えば、空調ダクト33の内部は25度程度となる。その結果、熱発電素子25には、約75度程度の温度差が加わることでゼーベック効果を生じ、熱発電素子25では直流電圧を熱発電する。
【0033】
また、冬場の降雪時のように外気温が低い場合には、熱発電素子25の第1の面25A側は低温側として機能し、熱発電素子25の第2の面25B側は高温側として機能する。そして、ルーフパネル12Aに雪が堆積することで、例えば、ルーフパネル12Aは0度程度となる。一方、空調装置27の暖房運転により空調風が25度程度に温められることで、例えば、空調ダクト33の内部は25度程度となる。その結果、熱発電素子25には、約25度程度の温度差が加わることでゼーベック効果を生じ、熱発電素子25では直流電圧を熱発電する。
【0034】
つまり、本実施形態の車両用熱発電構造10では、外部環境の影響を受け易いルーフパネル12Aと空調風の温度調整が行い易い空調ダクト33とを用いて、熱発電素子25による熱発電が実施される。そして、ルーフパネル12A及び空調ダクト33を用いることで、特に、夏場の高温時には、車両11の部材間に発生する温度差を大きくすることが可能となり、効率的な熱発電が実現される。また、空調ダクト33は、従来から中空空間41に組み付けられる構造であり、空調ダクト33に開口突出部33Aを追加することで車両用熱発電構造10が実現され、車両用熱発電構造10が煩雑化することも防止される。
【0035】
更には、空調ダクト33には、開口突出部33Aの下方側に開口領域33C側へと向けて隆起する突起部33Bが形成される。矢印42は、空調ダクト33内を流れる空調風を示すが、空調風は、突起部33Bと衝突することで、開口突出部33A側へとその流れ方向が変更する。その後、空調風は、熱発電素子25の第2の面25Bと衝突した後、吹出口34側へと流れる。
【0036】
この構造により、熱発電素子25の第2の面25B側は、空調風と衝突し易くなることで、熱発電素子25の第2の面25B側には、空調風の熱が伝熱し易くなる。そして、空調風は空調装置27での設定温度に応じて安定した温度となり、熱発電素子25に加わる上記温度差も安定して確保される。その結果、熱発電素子25での効率的な熱発電が実現される。
【0037】
更には、中空空間41の空調ダクト33とルーフパネル12Aとの間には、開口突出部33Aの周囲に断熱材38が配設される。断熱材38は、例えば、ウレタン等の発泡断熱材である。上述したように、空調風が流れることで、空調ダクト33自体も冷却され、また温められる。そして、熱発電素子25の配設領域及びその周辺領域では、空調ダクト33は、ルーフパネル12Aに隣接して配設される。
【0038】
本実施形態では、矢印43にて示すように、開口突出部33Aの周囲に断熱材38が配設されることで、ルーフパネル12Aが、空調ダクト33からの伝熱により冷やされ、あるいは、温められ難くなる。この構造により、熱発電素子25の第1の面25A側には、車両11の外部環境に応じた熱が伝熱されることで、熱発電素子25に加わる上記温度差も安定して確保される。その結果、熱発電素子25での効率的な熱発電が実現される。
【0039】
尚、本実施形態では、車体パネル12としてルーフパネル12Aを用いる場合について説明したが、この場合に限定するものではない。例えば、車体パネル12としてドアパネルやピラーパネル等が用いられる場合でも良い。上述したように、直射日光に晒される車体パネル12とその車体パネル12の車室内側に空調ダクト33を配設することで、上記温度差が実現され、車両用熱発電構造10として、上述した効果と同様の効果が得らえる。
【0040】
また、車両11が、例えば、BEVの場合には、エンジン部品が不要となることで、車両11の前部の房内が、フロント側の収納空間として利用可能となる。そして、フロントフードの下方に外気導入風路を設けることで、上記温度差が実現され、車両用熱発電構造10として、上述した効果と同様の効果が得られる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲にて種々の変更が可能である。
【符号の説明】
【0041】
10 車両用熱発電構造
11 車両
12 車体パネル
12A ルーフパネル
21 車両制御部
22 受電部
23 整流回路
24 バッテリ
25 熱発電素子
25A 第1の面
25B 第2の面
26 整流回路
27 空調装置
28 モータ駆動部
29 モータ
30 トリム
31 後部座席
32 窓部
33 空調ダクト
33A 開口突出部
33B 突起部
33C 開口領域
34 吹出口
38 断熱材
41 中空空間
図1
図2
図3
図4