(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025082876
(43)【公開日】2025-05-30
(54)【発明の名称】消火栓装置
(51)【国際特許分類】
A62C 35/20 20060101AFI20250523BHJP
A62C 3/00 20060101ALI20250523BHJP
【FI】
A62C35/20
A62C3/00 J
【審査請求】未請求
【請求項の数】15
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023196384
(22)【出願日】2023-11-20
(71)【出願人】
【識別番号】000003403
【氏名又は名称】ホーチキ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100079359
【弁理士】
【氏名又は名称】竹内 進
(74)【代理人】
【識別番号】100228669
【弁理士】
【氏名又は名称】竹内 愛規
(72)【発明者】
【氏名】松熊 秀成
【テーマコード(参考)】
2E189
【Fターム(参考)】
2E189EC01
2E189EC05
(57)【要約】 (修正有)
【課題】消火栓装置で必要な情報を簡単且つ容易に確認可能とする。
【解決手段】所定の機器を備えた消火栓装置10に、消火栓装置10に関する所定の情報を画面に表示する画像表示装置60が設けられる。画像表示装置60は、非常通報装置が設けられた電装扉20、消火栓機器が収納された消火栓収納部の消火栓扉14、消火器を収納する消火器収納部の消火器扉18等に設けられ、消火栓装置10に関する所定の情報として、線路状態監視情報、点検情報、操作ガイダンス情報、操作トレーニング情報等を画面に画像表示する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の機器を備えた消火栓装置であって、
消火栓装置に関する所定の情報を画面に表示する画像表示装置が設けられたことを特徴とする消火栓装置。
【請求項2】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記消火栓装置は、前記所定の機器として発信機を含む非常通報装置を備え、
前記画像表示装置は、非常通報装置が設けられた電装板の所定位置に設けられたことを特徴とする消火栓装置。
【請求項3】
請求項2記載の消火栓装置であって、
前記画像表示装置は、前記電装板の上部に設けられ、通常時に前記画面を赤色表示とすることで赤色表示灯として機能することを特徴とする消火栓装置。
【請求項4】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記消火栓装置は、前記所定の機器として消火用ホースを含む所定の消火栓機器を備え、
前記画像表示装置は、前記消火栓機器が収納された消火栓収納部の消火栓扉に設けられたことを特徴とする消火栓装置。
【請求項5】
請求項4記載の消火栓装置であって、
前記画像表示装置は、通常時に前記消火栓機器の操作方法を示す所定の操作案内画像を前記画面に表示することを特徴とする消火栓装置。
【請求項6】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記消火栓装置は、前記所定の機器として消火器を備え、
前記画像表示装置は、前記消火器が収納された消火器収納部の消火器扉に設けられたことを特徴とする消火栓装置。
【請求項7】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記画像表示装置は、
前記画面を有する表示部と、
前記表示部の前記画面の画像表示に対する所定の表示操作を行う操作部と、
前記操作部の操作に基づいて前記表示部の前記画面に所定の画像表示を行わせる制御部と、
前記制御部に前記表示部の前記画面に表示する所定の画像表示情報を入力して記憶させる表示情報入力部と、
を備えたことを特徴とする消火栓装置。
【請求項8】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記画像表示装置は、所定の機器に接続される信号回線の線路状態に関する情報を前記画面に画像表示することを特徴とする消火栓装置。
【請求項9】
請求項8記載の消火栓装置であって、
前記画像表示装置は、
前記所定の機器として発信機、ポンプ起動スイッチ及びポンプ起動連動スイッチに接続される信号回線の線路状態に関する情報を前記画面に画像表示し、
前記信号回線の線路状態に関する情報として、少なくとも信号回線に流れる回線電流と、前記信号回線の正常、絶縁劣化又は断線を含む信号回線の線路状態を前記画面に画像表示することを特徴とする消火栓装置。
【請求項10】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記画像表示装置は、消火栓装置の点検情報を前記画面に画像表示することを特徴とする消火栓装置。
【請求項11】
請求項10記載の消火栓装置であって、
前記画像表示装置は、前記点検情報として、少なくとも点検が行われたタイミング及び点検結果を含む点検履歴情報を前記画面に画像表示することを特徴とする消火栓装置。
【請求項12】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記画像表示装置は、消火栓装置の操作手順を示す操作ガイダンス情報を前記画面に画像表示することを特徴とする消火栓装置。
【請求項13】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記画像表示装置は、消火栓装置の操作手順に従った操作指示と当該操作指示に対する操作結果を示す操作トレーニング情報を前記画面に画像表示することを特徴とする消火栓装置。
【請求項14】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記画像表示装置は、消火栓装置が備える機器に関する情報を前記画面に画像表示することを特徴とする消火栓装置。
【請求項15】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記画像表示装置は、前記画面に表示する画像の各々に対応して所定の音声を出力する音声出力部を備えたことを特徴とする消火栓装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、消火用ホース、消火器等の機器を備えた消火栓装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、高速道路や自動車専用道路などのトンネル内には、トンネル非常用設備として消火栓装置が設置されている。消火栓装置は、例えば、消火栓扉を備えた筐体内部の消火栓収納部に、先端にノズルを装着した消火用ホースや消火栓弁を含むバルブ類等が収納され、また、消火器扉を備えた筐体内部の消火器収納部に、例えば2本の消火器等が収納されているものがある。また、消火栓装置は、一般的に、トンネル長手方向に、例えば50メートル間隔で設置されている。
【0003】
また、消火栓装置には、非常通報装置が一体に設けられたものがあり、非常通報装置として、例えば消火栓扉と消火器扉の間に配置された通報装置扉(電装扉)に赤色表示灯、発信機、応答ランプ、電話ジャック等が設けられている。
【0004】
赤色表示灯は常時点灯し、消火栓装置の設置場所が遠方から確認できるようになっている。火災が発生し、発信機が押されて押釦スイッチがオンすると、火災通報信号(発信信号)が電気室等に設置された防災受信盤へ送信されて火災警報が出力される。火災警報を出力した防災受信盤は非常通報装置へ応答信号を送信し、赤色表示灯が点滅し、応答ランプが点灯することで、防災受信盤側で火災通報信号が受信されたことを消火栓装置で確認可能としている(特許文献1)。
【0005】
また、道路利用者は消火栓装置の操作に不慣れであることから、消火栓扉を開くと、消火栓装置の操作方法を絵と文字で示した操作銘板が確認できるようになっている。また、消火栓装置を利用するときには火災発生といった急を要する状況にあり、操作銘板を確認しながら消火栓装置を操作することが困難な場合も想定されることから、操作する機器の場所を示す表示灯の作動と音声出力により案内する機能を備えた消火栓装置も提案されている(特許文献2,3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2002-102380号公報
【特許文献2】特開2003-310785号公報
【特許文献3】特開2019-118423号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、トンネル等の非常用設備では監視機能や通報機能を維持管理するため、防災受信盤から引き出され、消火栓装置に設けられた発信機やポンプ起動スイッチ等を接続する信号回線に対して断線等の線路状態監視が行われている。
【0008】
線路状態監視は、通常、防災受信盤側で信号回線に流れる回線電流を測定し、その測定結果(電流値等)、信号回線の断線や絶縁劣化等の異常を含む信号回線の線路状態等を表示や音声等により報知しているが、消火栓装置側では線路状態監視に関する報知は行われていない。そのため、信号回線に異常が発生した場合には、消火栓装置が設置されている現場に赴くことになるが、現場で信号回線に関する情報を確認したいときには防災受信盤まで戻って確認する必要があり、信号回線の確認に時間と手間を要する問題がある。
【0009】
また、消火栓装置に対して定期点検が行われており、定期点検では消火栓装置に設けられた機器が正常に機能するか否かを確認しているが、過去の点検結果を確認したくとも消火栓装置では過去の点検結果を確認する術がないという課題も残されている。
【0010】
また、消火栓装置の操作を表示灯の作動と音声出力により案内することで操作案内機能を向上させているが、表示灯の設置による消火栓装置の構成の複雑化や音声の聞き逃し等、案内方法に改善の余地がある。
【0011】
そこで、本発明は、消火栓装置で必要な情報を簡単且つ容易に確認可能とする消火栓装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
(消火栓装置)
本発明は、所定の機器を備えた消火栓装置であって、
消火栓装置に関する所定の情報を画面に表示する画像表示装置が設けられたことを特徴とする。
【0013】
(電装板に設けられた画像表示装置)
消火栓装置は、所定の機器として発信機を含む非常通報装置を備え、
画像表示装置は、非常通報装置が設けられた電装板の所定位置に設けられる。
【0014】
(赤色表示灯として機能する画像表示装置)
画像表示装置は、電装板の上部に設けられ、通常時に画面を赤色表示とすることで赤色表示灯として機能する。
【0015】
(消火栓扉に設けられた画像表示装置)
消火栓装置は、所定の機器として消火用ホースを含む所定の消火栓機器を備え、
画像表示装置は、消火栓機器が収納された消火栓収納部の消火栓扉に設けられる。
【0016】
(消火栓機器の操作案内の表示)
画像表示装置は、通常時に消火栓機器の操作方法を示す所定の操作案内画像を画面に表示する。
【0017】
(消火器扉に設けられた画像表示装置)
消火栓装置は、所定の機器として消火器を備え、
画像表示装置は、消火器が収納された消火器収納部の消火器扉に設けられる。
【0018】
(画像表示装置の構成)
画像表示装置は、
画面を有する表示部と、
表示部の画面の画像表示に対する所定の表示操作を行う操作部と、
操作部の操作に基づいて表示部の画面に所定の画像表示を行わせる制御部と、
制御部に表示部の画面に表示する所定の画像表示情報を入力して記憶させる表示情報入力部と、
を備える。
【0019】
(信号回線の線路状態に関する情報の画像表示)
画像表示装置は、所定の機器に接続される信号回線の線路状態に関する情報(線路状態監視情報)を画面に画像表示する。
【0020】
(信号回線の線路状態に関する情報の詳細)
画像表示装置は、
所定の機器として発信機、ポンプ起動スイッチ及びポンプ起動連動スイッチに接続される信号回線の線路状態に関する情報を画面に画像表示し、
信号回線の線路状態に関する情報として、少なくとも信号回線に流れる回線電流と、信号回線の正常、絶縁劣化又は断線を含む信号回線の線路状態を画面に画像表示する。
【0021】
(点検情報の画像表示)
画像表示装置は、消火栓装置の点検情報を画面に画像表示する。
【0022】
(点検情報の詳細)
画像表示装置は、点検情報として、少なくとも点検が行われたタイミング及び点検結果を含む点検履歴情報を画面に画像表示する。
【0023】
(操作ガイダンス情報の画像表示)
画像表示装置は、消火栓装置の操作手順を示す操作ガイダンス情報を画面に画像表示する。
【0024】
(操作トレーニング情報の画像表示)
画像表示装置は、消火栓装置の操作手順に従った操作指示と当該操作指示に対する操作結果を示す操作トレーニング情報を画面に画像表示する。
【0025】
(機器に関する情報の画像表示)
画像表示装置は、消火栓装置が備える機器に関する情報を画面に画像表示する。
【0026】
(音声出力との連動)
画像表示装置は、画面に表示する画像の各々に対応して所定の音声を出力する音声出力部を備える。
【発明の効果】
【0027】
(消火栓装置の効果)
本発明は、所定の機器を備えた消火栓装置であって、消火栓装置に関する所定の情報を画面上に表示する画像表示装置が設けられたため、従来の消火栓装置では確認することができなかった信号回線の線路状態(断線等)に関する情報や、過去の点検情報等の消火栓装置に関する情報を画像表示装置で確認することができ、より詳細にかつ容易に消火栓装置で情報を確認できることで、必要な処置や判断を迅速且つ適切に行うことが可能となる。また、消火栓装置で確認できる情報量を飛躍的に高めることを可能とする。
【0028】
(電装板に設けられた画像表示装置の効果)
また、消火栓装置は、所定の機器として発信機を含む非常通報装置を備え、画像表示装置は、非常通報装置が設けられた電装板の所定位置に設けられ、例えば画像表示装置は、電装板の上部に設けられ、通常時に画面を赤色表示とすることで赤色表示灯として機能するようにしたため、従来の非常通報装置が備える赤色表示灯を不要として消火栓装置の構成を簡略化した上で、消火栓装置に関する情報を画像表示装置で確認することを可能とする。消火栓装置の、従来の赤色表示灯のレンズ(カバー)の背後に画像表示装置の画面(画面を有する表示部)が位置するように配置し、従来の赤色表示灯の光源に代えて画像表示装置の画面を光源とすることもできる。この場合は、画像表示装置は例えば電装扉(扉構造を有する電装板)を開放することで視認、操作ができるようになる。
【0029】
(消火栓扉に設けられた画像表示装置の効果)
また、消火栓装置は、所定の機器として消火用ホースを含む所定の消火栓機器を備え、画像表示装置は、消火栓機器が収納された消火栓収納部の消火栓扉に設けられ、例えば画像表示装置は、通常時に消火栓機器の操作方法を示す所定の操作案内画像を表示するようにしたため、画像表示装置を設ける消火栓扉が比較的大きな扉面積を有しており、十分に大きなサイズの画面を有する画像表示装置を設けることを可能とし、消火栓装置に関する情報を大画面で分かり易く表示することを可能とする。また、通常時に消火栓機器の操作方法を示す所定の操作案内(ガイダンス)画像を表示しておくことで、従来の操作方法を記載した操作銘板の設置が不要となり、消火栓装置の構成が簡略化される。ここで、操作案内画像は単一の静止画に限らず、例えばスライドショーや動画等によるガイダンス表示を含む概念である。
【0030】
(消火器扉に設けられた画像表示装置の効果)
また、消火栓装置は、所定の機器として消火器を備え、画像表示装置は、消火器が収納された消火器収納部の消火器扉に設けられることで、消火栓扉の場合と同様に、大画面の画像表示装置を設けることが可能となり、消火栓装置に関する情報を大画面で分かり易く表示することを可能とする。
【0031】
(画像表示装置の構成の効果)
また、画像表示装置は、画面を有する表示部と、表示部の画面の画像表示に対する所定の表示操作を行う操作部と、操作部の操作に基づいて表示部の画面に所定の画像表示を行わせる制御部と、制御部に表示部の画面に表示する所定の画像表示情報を入力して記憶させる表示情報入力部と、を備えるため、画像表示装置は、消火栓装置本来の機能から独立して消火栓装置に関する情報を入出力する装置として構成されており、消火栓装置に対する画像表示装置の取り付けが容易となる。また、表示情報入力部により、表示部の画面に画像表示する情報を容易に追加することを可能とする。
【0032】
(信号回線の線路状態に関する情報の画像表示の効果)
また、画像表示装置は、消火栓装置が備える所定の機器に接続される信号回線の線路状態に関する情報(線路状態監視情報)を画面に画像表示するものであり、例えば所定の機器として発信機、ポンプ起動スイッチ及びポンプ起動連動スイッチに接続される信号回線の線路状態に関する情報等を画像表示し、信号回線の線路状態に関する情報として、少なくとも信号回線に流れる回線電流と、信号回線の正常、絶縁劣化又は断線を含む信号回線の線路状態を画面に画像表示することで、従来消火栓装置では確認できずに、防災受信盤でしか確認できなかった信号回線の線路状態(断線等)に関する情報を消火栓装置側で確認することを可能とする。
【0033】
(点検情報の画像表示の効果)
また、画像表示装置は、消火栓装置の点検情報を画面に画像表示するものであり、例えば画像表示装置は、点検情報として、少なくとも点検結果を含む点検履歴情報を画面に画像表示するようにしたため、従来消火栓装置では確認できなかった点検情報を消火栓装置で確認することを可能とする。また、点検履歴情報として、点検が行われた順番やタイミングを把握可能な情報を画像表示することも可能になる。
【0034】
(操作ガイダンス情報の画像表示の効果)
また、画像表示装置は、消火栓装置の操作手順を示す操作ガイダンス情報を画面に画像表示するようにしたため、画像表示装置を用いた操作ガイダンスとして、例えば操作手順をスライドショー等により分かり易く表示することを可能とする。
【0035】
(操作トレーニング情報の画像表示の効果)
また、画像表示装置は、消火栓装置の操作手順に従った操作指示と当該操作指示に対する操作結果を示す操作トレーニング情報を画面に画像表示するようにしたため、例えば消火栓装置の利用者や点検作業員等の操作者が、消火栓装置の各操作を効率よく習得することを可能とする。
【0036】
(機器に関する情報の画像表示の効果)
また、画像表示装置は、消火栓装置が備える機器に関する情報(例えば、機器名)を画面に画像表示するようにしたため、従来、表示銘板で行っていた「消火栓」や「消火器」などの機器名が画像表示装置により画像表示され、表示銘板の少なくとも一部が省略可能となり、消火栓装置の構成が簡略化される。また、画像表示装置で消火栓装置が備える所定の機器の型式、シリアルナンバー、製造ロット、設置時期等を表示することも可能になる。
【0037】
(音声出力との連動の効果)
また、画像表示装置は、画面に表示する画像の各々に対応して所定の音声を出力する音声出力部を備えるようにしたため、画像と音声が組み合わされることで、消火栓装置に関する情報をより分かり易く伝えることを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【
図2】消火栓装置の内部構造を、扉を開いて正面から示した説明図である。
【
図3】消火栓装置に設置された画像表示装置の機能構成を示したブロック図である。
【
図5】線路状態監視情報画面を示した説明図である。
【
図7】操作ガイダンス情報画面を示した説明図である。
【
図8】操作トレーニング情報画面を示した説明図である。
【
図9】画像表示装置を消火栓扉に設けた消火栓装置を正面から示した説明図である。
【
図10】画像表示装置を消火器扉に設けた消火栓装置を正面から示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0039】
以下に、本発明に係る消火栓装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態により、本発明が限定されるものではない。
【0040】
[実施形態の基本的な概念]
まず、実施形態の基本的概念について説明する。実施形態は、概略的に、所定の機器を備えた消火栓装置に関するものである。
【0041】
ここで、「消火栓装置」とは、消火対象領域となる高速道路や自動車専用道路のトンネル内等に設置される非常用設備の一種であり、所定の機器として、消火用ホースやバルブ類等の消火栓機器、赤色表示灯、発信機及び応答ランプ等の電装機器を備えた非常通報装置、及び消火器等を備えるものである。
【0042】
そして、実施形態の消火栓装置は、消火栓装置に関する所定の情報を画面に表示する画像表示装置が設けられたことを特徴とするものである。ここで、「画像表示装置」による画像表示は、単一の静止画の表示に限らず、例えばスライドショーや動画等の連続的に静止画を表示するものを含む概念である。
【0043】
消火栓装置に対する画像表示装置の配置場所は任意であるが、例えば所定の機器として発信機を含む非常通報装置を備える消火栓装置の場合には、画像表示装置は、非常通報装置が設けられた電装板の所定位置に設けられる。尚、「電装板」は、扉構造を有する「電装扉」を含む概念であり、非常通報装置が設けられる板(扉)であることから、「通報装置板(通報装置扉)」と呼ばれるものも含まれる。
【0044】
また、電装板に設けられた画像表示装置は、電装板の上部、例えば消火栓装置の、従来の赤色表示灯のレンズ(カバー)の背後に画面(画面を有する表示部)が位置するように配置し、赤色表示灯として機能するように通常時に画面を赤色表示とすることで、従来の赤色表示灯の光源に代えて画像表示装置の画面を光源とする使い方が可能であり、非常通報装置が備える赤色表示灯を不要とすることが可能である。
【0045】
また、所定の機器として消火用ホースを含む所定の消火栓機器を備える消火栓装置の場合には、画像表示装置は、消火栓機器を収納した消火栓収納部の消火栓扉に設けるようにしてもよい。消火栓扉は比較的大きな扉面積を有することから、消火栓扉に設けられた画像表示装置は、十分に大きなサイズを有する画面にすることが可能となり、消火栓装置に関する情報を大画面で表示することを可能とする。
【0046】
また、消火栓扉に設けられた画像表示装置は、通常時に消火栓機器の操作方法を示す所定の操作案内(ガイダンス)画像を表示する使い方が可能であり、従来の操作方法を描いた操作銘板の設置が不要となり、その分だけ消火栓装置の構成が簡略化される。
【0047】
また、所定の機器として消火器を備える消火栓装置の場合には、画像表示装置は、消火器が収納された消火器収納部の消火器扉に設けるようにしてもよい。消火器扉は、消火栓扉の場合と同様に比較的大きな扉面積を有することから、消火器扉に設けられた画像表示装置は、十分に大きなサイズを有する画面にすることが可能となり、消火栓装置に関する情報として、例えば消火器の操作方法や収納状態に関する情報を大画面で表示することを可能とする。
【0048】
また、画像表示装置の構成として、例えば画面を有する表示部と、表示部の画面の画像表示に対する所定の表示操作を行う操作部と、操作部の操作に基づいて表示部の画面に所定の画像表示を行わせる制御部と、制御部に表示部の画面に表示する所定の画像表示情報を入力して記憶させる表示情報入力部と、を備える。
【0049】
ここで、「表示部」は、消火栓装置に関する所定の情報を画像表示する画面を有するものであり、例えば液晶パネル、LEDパネル、ELパネル等の表示パネルが使用され、その表示パネルの表示面(画面)に白黒画像又はカラー画像を表示しており、これらの表示パネルを備えたディスプレイやモジュールを含む概念である。また、「操作部」は、画面外に物理的に設けられる操作スイッチや操作釦等の操作部に限らず、例えば表示パネルに合わせて設けられたタッチパネル等により実現される画面上の操作部を含む概念である。
【0050】
また、「表示情報入力部」は、外部から所定の画像表示情報を入力可能とするために、例えばUSBポート等を備え、必要な画像表示情報をUSBメモリ等に格納してUSBポートに接続することで表示部に表示する画像表示情報を取得することを可能とする。
【0051】
また、画像表示装置で表示する消火栓装置に関する情報は任意であるが、例えば画像表示装置は、所定の機器に接続される信号回線の線路状態に関する情報(線路状態監視情報)を画面に画像表示する。ここで、画像表示装置が表示する信号回線の線路状態に関する情報は任意であるが、例えば所定の機器として発信機(発信機が備える操作スイッチ)、ポンプ起動スイッチ及びポンプ起動連動スイッチに接続される信号回線の線路状態に関する情報を画面に画像表示し、信号回線の線路状態に関する情報として、少なくとも信号回線に流れる回線電流と、信号回線の正常、絶縁劣化又は断線を含む信号回線の線路状態を画面に画像表示する。
【0052】
また、画像表示装置は、消火栓装置の点検情報を画面に画像表示する。ここで、画像表示装置が表示する点検情報は任意であるが、例えば点検情報として、少なくとも点検が行われたタイミング及び点検結果を含む点検履歴情報を画面に画像表示する。また、点検履歴情報に含まれる「点検が行われたタイミング」は、例えば年月日により表示され、「点検結果」は、例えば点検項目に対応付けて表示され、点検が行われた順番やタイミングを把握可能としている。
【0053】
また、画像表示装置は、消火栓装置の操作手順を示す操作ガイダンス情報を画面に画像表示する。ここで、画像表示装置が表示する操作ガイダンス情報は任意であるが、例えば操作手順をスライドショーにより表示する。
【0054】
また、画像表示装置は、消火栓装置の操作手順に従った操作指示と当該操作指示に対する操作結果を示す操作トレーニング情報を画面に画像表示する。ここで、画像表示装置が表示する操作トレーニング情報は任意であるが、例えば、複数段階にわたる消火栓装置の操作手順に従った操作指示の画像表示の各々に対し正しい操作が行われたことが検出されると次の操作手順に画像表示が切替えられ、操作指示画像の繰り返しと操作結果画像の表示により、消火栓装置の利用者や点検作業員等の操作者が、消火栓装置の各操作を効率よく習得することを可能とする。
【0055】
また、画像表示装置は、消火栓装置が備える機器に関する情報を画面に画像表示してもよく、例えば機器名を画像表示装置により画像表示する場合には表示銘板による機器名の表示を不要とし、消火栓装置の構成が簡略化される。また、消火栓装置が備える機器に関する情報としては、その他にも機器の型式、シリアルナンバー、製造ロット、設置時期等が含まれる。
【0056】
また、画像表示装置は、画面に表示する画像の各々に対応して所定の音声を出力する音声出力部を備えるものであってもよい。
【0057】
以下、具体的な実施形態を説明する。以下に示す具体的な実施形態は、「画像表示装置」が「電装扉」、「消火栓扉」又は「消火器扉」に設けられた場合で分けて示し、また、「画像表示装置が画像表示する消火栓装置に関する情報」が「信号回線の線路状態に関する情報(線路状態監視情報)」、「点検情報」、「操作ガイダンス情報」又は「操作トレーニング情報」の場合について説明する。
【0058】
[実施形態の具体的内容]
消火栓装置について、より詳細に説明する。その内容については以下のように分けて説明する。
a.消火栓装置
a1.消火栓装置の構成
a2.消火栓装置の内部構造
a3.画像表示装置に用いる消火栓装置の検出器
b.画像表示装置
c.消火栓装置に関する情報の画像表示
c1.メニュー画面
c2.線路状態監視情報画面
c3.点検情報画面
c4.操作ガイダンス情報画面
c5.操作トレーニング情報画面
d.画像表示装置を消火栓扉に設けた消火栓装置
e.画像表示装置を消火器扉に設けた消火栓装置
f.本発明の変形例
【0059】
[a.消火栓装置]
まず、実施形態の消火栓装置について説明する。当該説明にあっては、消火栓装置を正面から示した
図1、及び消火栓装置の内部構造を、扉を開いて正面から示した
図2を参照する。
【0060】
ここで、
図1及び
図2の説明では、X-Y-Z方向が互いに直交する方向であり、具体的には、各種扉が設けられた消火栓装置の前面を正面に見て、X方向を左右方向とし、Y方向を上下方向とし、Z方向を前後方向とする。また、X方向における+X側を右側、-X側を左側とし、Y方向における+Y側を上側、-Y側を下側とし、Z方向における+Z側を前側、-Z側を後側とする(尚、Z方向は図示されていない)。この点は
図9、
図10においても同様である。
【0061】
(a1.消火栓装置の構成)
図1に示した消火栓装置10の構成について説明する。
図1に示すように、消火栓装置10は、内部が消火栓収納部となる筐体10aと内部が消火器収納部となる筐体10bに分割された構造であり、筐体10a,10bの前面に化粧枠11a,11bが装着され、架台12上に取付固定されることで設置される。
【0062】
筐体10aの化粧枠11aの扉開口部は上下に分けて別々の扉が設けられ、扉開口部の下側にヒンジにより下向きに開く前傾式の消火栓扉14が設けられ、扉開口部の上側にヒンジにより上向きに開く保守扉16が設けられ、その内部の消火栓収納部に消火栓機器として消火用ホースと消火栓弁を含むバルブ類が収納されている。消火栓扉14には扉ハンドル1410が設けられ、道路利用者が扉ハンドル1410に手を入れて手前に引く操作を行うと、ロックが解除されて消火栓扉14を開くことができる。また、消火栓扉14の表面には操作書きが描かれた操作銘板17が取り付けられている。
【0063】
筐体10bの化粧枠11bの扉開口部には左右に分けて別々の扉が設けられ、扉開口部の左側にはヒンジにより左向きに横開きする消火器扉18が設けられ、内部である消火器収納部には、例えば2本の消火器が収納可能となっている。消火器扉18には扉ハンドル1810が設けられ、道路利用者が扉ハンドル1810に手を入れて手前に引く操作を行うと、ロックが解除されて消火器扉18を開くことができる。また、消火器扉18の下側には覗き窓1820が設けられ、外部から消火器の有無が確認可能となっている。
【0064】
また、化粧枠11bの扉開口部の右側にはヒンジにより右向きに横開きする電装扉(通報装置扉)20が設けられている。電装扉20には電装機器として、例えば発信機24及び応答ランプ26が設けられ、電装扉20の筐体10b内側には電話ジャックが設けられている。このように電装扉20に設けられた発信機24、応答ランプ26及び電話ジャックにより非常通報装置が構成される。
【0065】
また、実施形態では、電装扉20の上側に画像表示装置60が設けられ、画像表示装置60は消火栓装置の前面から表示される画像の視認や操作できるように表示部62と操作部64を備えている。表示部62は、画像表示するための表示パネルを備えており、表示パネルのサイズは任意であるが、電装扉20の横幅(左右幅)に対応したサイズとなる。電装扉20の横幅は、例えば10センチメートル程度であることから、携帯端末等に使用されている3インチ程度の表示パネルを使用している。また、表示パネルはカラー画像を表示し、表示パネルに対してタッチパネルが配置されており、操作部64の概念としてはタッチパネルにより機能する画面上の操作部を含むものである。
【0066】
画像表示装置60は、表示部62により消火栓装置に関する情報を表示し、操作部64及び表示部62の画面操作により表示する画像を切替可能とするものであるが、通常時は赤色表示とすることで消火栓装置10の設置場所を示す赤色表示灯としての機能を果たしている。
【0067】
ここで、赤色表示灯は、技術基準として「取付面から15°以上の角度となる方向に沿って距離10m離れたところから容易に識別できる赤色の灯火を設けること」が求められているが、例えば3インチの表示パネルの画面全面を赤色表示とすることで、技術基準を満たす前方及び側方からの視認性が確保されている。また、消火栓装置の、従来の赤色表示灯のレンズ(カバー)の背後に表示灯の代わりに表示部62及び操作部64が位置するように画像表示装置10を配置し、通常時は赤色表示として赤色表示灯として機能させ、電装扉20を開放することで、表示部62の視認や操作部64による操作が可能となるようにしても良い。
【0068】
画像表示装置60は通常時の赤色表示により赤色表示灯の常時点灯と同じ状態を作り出し、消火栓装置10の設置場所が遠方から分かるようにしている。また、火災が発生した場合には、道路利用者が発信機24を押して発信機24の押釦スイッチがオンされることで、発信機24から火災通報信号(発信信号)が電気室等に設置された防災受信盤へ送信されて火災警報が出力され、これに伴い応答信号が防災受信盤から消火栓装置10側に送信され、応答ランプ26が点灯する。尚、画像表示装置60は、赤色表示灯と同様に、防災受信盤からの応答信号を受信して点滅するようにしてもよい。
【0069】
また、電装扉20の下側にはスピーカ部72が設けられている。スピーカ部72は、画像表示装置60で消火栓装置に関する情報を画像表示する場合に、画像表示に対応した音声メッセージや報知音を出力するものである。
【0070】
(a2.消火栓装置の内部構造)
次に、消火栓装置の内部構造について説明する。
図2に示すように、消火栓収納部となる筐体10aの内部は、バルブ類収納部1510とホース収納部1520に分けられている。バルブ類収納部1510には、外部から引き込まれた給水配管32が給水栓34に接続されるとともに、下向きに分岐し消火栓弁36及び自動調圧弁38を介して消火用ホース42に接続されている。消火栓弁36は、消火栓弁開閉レバー40により開閉操作されるものであり、道路利用者が消火栓弁開閉レバー40を開閉操作すると、公知のワイヤーリンク機構により消火栓弁36が連動して開閉されるとともに、操作ボックスに設けられたポンプ起動連動スイッチ58がオン、オフされる。また、給水栓34の右上には消防隊が使用するポンプ起動スイッチ56が設けられている。
【0071】
ホース収納部1520には、ホース収納フレーム44が設けられ、下側から引き込まれた消火用ホース42を右回り又は左回りに内巻きすることで収納しており、ホースガイド(ホース取出口)50を通って引き出された消火用ホース42の先端にはノズル46が装着され、ノズル46はノズルホルダー48に着脱自在に保持されている。
【0072】
筐体10bの内部(消火器扉18側)は消火器収納部1830であり、2本の消火器52が収納されている。消火器収納部1830の後面には、高圧用の端子箱30aと低圧用の端子箱30bが左右方向に並べて配置されている。
【0073】
高圧用(例えばAC100V)の端子箱30aは、内蔵した端子台を使用して、消火栓装置10の外部から引き込まれた強電用ケーブルを画像表示装置60に接続して動作電源を供給する。低圧用(例えばDC48V)の端子箱30bは、内蔵した端子台を使用して、消火栓装置10の外部から引き込まれた弱電用ケーブルと発信機24、応答ランプ26、電話ジャック28、及びバルブ類収納部1510に設けられたポンプ起動スイッチ56とポンプ起動連動スイッチ58が接続されている。
【0074】
また、筐体10a内のバルブ類収納部1510の中央付近から消火栓収納部1520にかけて上部にケーブルラック54が設置されている。ケ-ブルラック54は、外部からバルブ類収納部1510に引き込まれた強電用ケーブルを端子箱30aに接続するために強電用ケーブルが挿通され、外部からバルブ類収納部1510に引き込まれた弱電用ケーブルを端子箱30bに接続するために弱電用ケーブルが挿通され、更に、ポンプ起動スイッチ56とポンプ起動連動スイッチ58からの配線用ケーブルを端子箱30bに接続するために配線用ケーブルが挿通される。
【0075】
(a3.画像表示装置に用いる消火栓装置の検出器)
次に、画像表示装置60が画像表示する消火栓装置に関する情報を取得するために消火栓装置10に設けられた各種の検出器について説明する。
【0076】
図1に示すように、消火栓扉14には、消火栓扉14が開いたことを検出する開検出器として機能する消火栓扉開検出スイッチ82が設けられている。消火栓扉開検出スイッチ82は、消火栓扉14の開放により作動するスイッチであり、その構造や種類は任意であるが、例えば扉の開閉に伴い出没するスイッチノブやスイッチレバーを備えたリミットスイッチが使用される。一例として、消火栓扉開検出スイッチ82は、消火栓扉14の閉鎖状態でオフし、消火栓扉14の開放状態でオンする。
【0077】
また、
図2に示すように、バルブ収納部1510の下側に配置されたノズルホルダー48には、ノズル取出検出スイッチ84が設けられている。ノズル取出検出スイッチ84は、道路利用者がノズルホルダー48からノズル46を取り出した場合に作動するスイッチであり、その構造や種類は任意であるが、例えばノズルホルダー48に対するノズル46の着脱に応じて出没するスイッチノブやスイッチレバーを備えたリミットスイッチが使用される。一例として、ノズル取出検出スイッチ84は、ノズルホルダー48にノズル46を保持した状態でオフしており、ノズルホルダー48からノズル46が取り出されるとオンする。
【0078】
また、
図2に示すように、消火栓弁36の遠隔制御ボックスには、消火栓弁開閉検出スイッチ86が設けられている。消火栓弁開閉検出スイッチ86は、消火栓弁36の開閉を検出するスイッチであり、その構造や種類は任意であるが、例えば消火栓弁36の開位置でオンする開検出用のリミットスイッチと、閉位置でオンする閉検出用のリミットスイッチが設けられている。
【0079】
[b.画像表示装置]
続いて、消火栓装置に設けられた画像表示装置について説明する。当該説明にあっては、画像表示装置の機能構成を示したブロック図となる
図3を参照する。
【0080】
画像表示装置60は、
図3に示すように、表示部62、操作部64、表示情報入力部66、音声出力部68、制御部70及び電源部65を備え、例えば防水構造を備えた扁平な筐体内に一体に組み込まれている。
【0081】
表示部62は、画面を有する表示パネルを備えており、例えば表示パネルはカラー画像を表示する液晶パネルであり、駆動回路を内蔵しており、また、表示パネルに対してタッチパネルが配置されている。
【0082】
操作部64は、画像表示装置60で消火栓装置10に関する必要な情報を画像表示させるために、例えば必要な各種の操作を行う操作スイッチが設けられており、例えば電源スイッチ、通常画面から必要な情報を表示する画面に切り替える起動スイッチ、画面の明るさを調整する明るさ調整スイッチ、スピーカ部72からの音量を調整する音量調整スイッチ等が設けられている。また、表示パネルに対して配置されたタッチパネルにより所定の画面操作を行うことが可能である。
【0083】
表示情報入力部66は、画像表示装置60の外部で生成された画像表示情報を画像表示装置60で表示するために、その画像表示情報を入力するための手段であり、例えばUSBポートを有し、画像表示情報が格納されたUSBメモリをUSBポートに接続することで画像表示情報を読み込んで制御部70のメモリ等に記憶することを可能とする。
【0084】
音声出力部68は、表示部62での画像表示に対応し、必要に応じて音声メッセージや報知音をスピーカ部72から出力させる。
【0085】
制御部70は、CPU、メモリ、各種の入出力ポートを備えたコンピュータ回路で構成され、メモリに記憶された制御プログラムの実行により、消火栓装置10に関する必要な情報を表示部62に画像表示させ、また、スピーカ72部から所定の音声メッセージや報知音を出力させる制御機能を実現している。
【0086】
制御部70による画像表示や音声出力する消火栓装置10に関する必要な情報は任意であるが、実施形態にあっては、例えば発信機24等の機器に接続される信号回線の線路状態監視情報、消火栓装置の点検情報、消火栓装置の操作ガイダンス情報、及び消火栓装置の操作トレーニング情報を画像表示や音声出力するようにしている。
【0087】
また、線路状態監視情報を画像表示や音声出力するための検出部として、発信機24に接続される信号回線(発信機回線)の線路状態監視のための発信機回線電流検出部74と、ポンプ起動スイッチ56とポンプ起動連動スイッチ58に接続される信号回線(ポンプ起動回線)の線路状態監視のためのポンプ起動回線電流検出部76が設けられ、それぞれの検出部が制御部70のスイッチポートに接続されている。
【0088】
ここで、例えば消火栓装置は4台の消火栓装置を1区間として50メートル間隔で配置され、防災受信盤から引き出された信号回線に各消火栓装置の発信機24、応答ランプ26、ポンプ起動スイッチ56及びポンプ起動連動スイッチ58が接続されている。
【0089】
発信機回線電流検出部74は、防災受信盤から引き出された信号回線の内、発信機24が接続された、例えば信号線とコモン線からなる発信機回線の線路状態監視を行っており、発信機回線の終端に接続された所定の終端抵抗で定まる発信機回線電流(線路状態監視電流)を検出して制御部70に出力し、制御部70は、発信機回線電流検出部74からの検出結果により発信機回線の線路状態監視情報の生成を可能としている。
【0090】
また、ポンプ起動回線電流検出部76は、発信機回線電流検出部74と同様であり、防災受信盤から引き出された信号回線の内、ポンプ起動スイッチ56及びポンプ起動連動スイッチ58が接続された、例えば信号線とコモン線からなるポンプ起動回線の線路状態監視を行っており、ポンプ起動回線の終端に接続された所定の終端抵抗で定まるポンプ起動回線電流(線路状態監視電流)を検出して制御部70に出力し、制御部70は、ポンプ起動回線電流検出部76からの検出結果によりポンプ起動回線の線路状態監視情報の生成を可能としている。
【0091】
尚、発信機24は、発信機回線の信号線とコモン線の間に接続されており、発信機24の押圧操作により押釦スイッチがオンすると発信機回線に回線電流が流れて火災通報信号(発信信号)が防災受信盤へ送信され、火災警報が出力される。また、ポンプ起動スイッチ56とポンプ起動連動スイッチ58は、ポンプ起動回線の信号線とコモン線の間に並列に接続されており、何れか一方のスイッチがオンするとポンプ起動回線に回線電流が流れてポンプ起動信号(発信信号)が防災受信盤へ送信され、消火ポンプ設備が起動して消火用水の送水が行われる。また、防災受信盤は所定周期毎に状態監視部を信号回線に切替接続して、信号回線に回線電流(線路状態監視電流)を流して信号回線の線路状態監視を行っている。
【0092】
また、操作トレーニング情報や操作ガイダンス情報を表示するために消火栓監視部80が設けられる。消火栓監視部80には
図1及び
図2に示した消火栓扉開検出スイッチ82、ノズル取出検出スイッチ84及び消火栓弁開閉検出スイッチ86が含まれ、それぞれのスイッチが制御部70のスイッチポートに接続されている。
【0093】
[c.消火栓装置に関する情報の画像表示]
続いて、画像表示装置による消火栓装置に関する情報の画像表示について説明する。当該説明にあっては、メニュー画面を示した
図4、線路状態監視情報画面を示した
図5、点検情報画面を示した
図6、操作ガイダンス情報画面を示した
図7、及び操作トレーニング情報画面を示した
図8を参照する。尚、
図6(A)は点検情報の先頭画面を示し、
図6(B)は点検情報の詳細画面を示す。
【0094】
(c1.メニュー画面)
画像表示装置60のメニュー画面について説明する。画像表示装置60の操作部64に設けられている起動スイッチを操作するか、表示パネルの画面をタッチ操作すると、制御部70は通常状態での赤色表示から
図4に示すメニュー画面94に画像表示を切り替える制御を行う。
【0095】
メニュー画面94には、線路状態監視情報選択釦96、点検情報選択釦98、操作ガイダンス情報選択釦100及び操作トレーニング情報選択釦102が表示され、必要に応じて何れかの選択釦を、例えばタッチ操作すると操作した選択釦に対応する情報を画像表示する情報画面に遷移する。
【0096】
(c2.線路状態監視情報画面)
遷移先の画面として、まず線路状態情報を画像表示する線路状態監視情報画面について説明する。
図4のメニュー画面94で線路状態監視情報選択釦96をタッチ操作すると、制御部70は、
図5に示す線路状態監視情報画面104に画像表示を切り替える制御を行う。線路状態監視情報画面104には、例えば現時点での発信機回線情報106として、「線路状態監視電流 4.8mA」、「回線状態 正常」が表示され、また、ポンプ起動回線情報108として、「線路状態監視電流 5.0mA」、「回線状態 正常」が表示されており、発信機回線及びポンプ起動回線に断線を含む異常がないことが分かる。
【0097】
また、例えば発信機回線に断線が起きた場合には、発信機回線情報106として、「線路状態監視電流 0.0mA」、「回線状態 断線」が表示される。また、例えば発信機回線に絶縁劣化が起きていた場合には、「線路状態監視電流 9.6mA」、「回線状態 異常」が表示され、信号回線に異常が発生していることが線路状態監視情報画面104から確認できる。
【0098】
このため、消火栓装置10の画像表示装置60で、
図5に示したように、線路状態監視情報を簡単且つ容易に確認して、必要な対処を行うことを可能とする。尚、線路状態監視情報としては、最新の状態だけでなく、線路状態監視情報を定期的、例えば1時間毎に履歴情報として記憶しておき、必要に応じて所定期間における線路状態監視情報をリスト形式や時間変化グラフ等で表示してもよい。
【0099】
(c3.点検情報画面)
次に、点検情報を画像表示する点検情報画面について説明する。
図4のメニュー画面94で点検情報選択釦98をタッチ操作すると、制御部70は、
図6(A)に示す点検情報画面110に画像表示を切り替える制御を行う。点検情報画面110には、現在までに行われた点検情報履歴112が点検された「年、月、日」が分かるようにリスト形式で表示されており、スクロール部114の操作でスクロール表示可能としている。
【0100】
点検情報画面110で、例えば「2023/01/15点検」をタッチ操作により選択すると、制御部70は、
図6(B)に示す点検情報詳細画面116に画像表示を切り替える制御を行う。点検情報詳細画面116では、点検詳細情報履歴118がリスト形式で表示されており、点検詳細情報履歴118には、例えば消火栓装置の点検項目とその点検結果が対応して表示され、備考欄には、例えば点検の際に合わせて行った「清掃」などの作業内容が記載されている。また、点検項目が1画面に入らない場合はスクロール部120の操作によりスクロール表示する。また、点検詳細情報履歴118は、各点検項目について、点検が行われた順番やタイミングを把握できるように、点検情報履歴112と同様に年月日で表せる時間情報が合わせて表示されても良く、また時系列にソートできるようにしても良い。
【0101】
点検詳細情報履歴118として表示される点検詳細情報は、消火栓装置10の点検を行う作業者が、例えば携帯端末を使用して作成してUSBメモリ等に記憶しておき、点検終了後に、USBメモリ等を画像表示装置60の表示情報入力部66にセットして読み込ませることで、点検詳細情報履歴118として表示する点検履歴情報に加えるようにしている。
【0102】
このため、消火栓装置10の定期点検等で特定の機器に異常が確認された場合等には、過去の定期点検の点検履歴情報を
図6に示したように消火栓装置10の画像表示装置60で画像表示することで、機器の劣化状態等を適切に判断することを可能とする。
【0103】
(c4.操作ガイダンス情報画面)
続いて、操作ガイダンス情報を画像表示する操作ガイダンス情報画面について説明する。
図4のメニュー画面94で操作ガイダンス情報選択釦100をタッチ操作すると、制御部70は、
図7に示す操作ガイダンス情報画面122に画像表示を切り替える制御を行う。
【0104】
操作ガイダンス画面122にはスライドショー釦124が表示されており、スライドショー釦124をタッチ操作すると、制御部70はメモリ等に予め記憶しておいた消火栓装置10の操作ガイダンスのスライドショーの表示を切り替える制御を行う。操作ガイダンスのスライドショーは任意であるが、例えば次の(1)~(5)の操作案内画像が所定の時間が経過するごとに切り替わって表示される。
(1) 発信機24による火災通報の操作案内画像
(2) 扉ハンドル1410により消火栓扉14を開放する操作案内画像
(3) ノズルホルダー48からノズル46を取り出す操作案内画像
(4) 消火栓弁開閉レバー40を開位置に操作して放水を開始し、更に消火用ホース42を引き出す操作案内画像
(5) 消火栓弁開閉レバー40を閉位置に操作して放水を停止する操作案内画像
【0105】
このため、消火栓装置10の画像表示装置60で、消火栓装置10の操作手順を、(1)~(5)で構成されるようなスライドショーとして操作案内画像を切り替えて分かり易く表示することを可能とする。また、発信機回線電流検出部74、ポンプ起動回線電流検出部76、消火栓扉開検出スイッチ82、ノズル取出検出スイッチ84及び消火栓弁開閉検出スイッチ86による検出結果を利用して、次の操作案内画像に切り替えるようにしても良い。また、操作案内画像の表示はスライドショーに限らず、動画や全ての操作案内が描かれた単一の静止画であっても良い。
【0106】
(c5.操作トレーニング情報画面)
続いて、操作トレーニング情報を画像表示する操作ガイダンス情報画面について説明する。
図4のメニュー画面94で操作トレーニング情報選択釦102をタッチ操作すると、制御部70は、
図8に示す操作トレーニング情報画面126に画像表示を切り替える制御を行う。
【0107】
操作トレーニング情報画面126にはスライドショー釦128が表示されており、スライドショー釦128をタッチ操作すると、制御部70はメモリ等に予め記憶しておいた消火栓装置10の操作トレーニングのスライドショーに表示を切替える制御を行う。操作トレーニングのスライドショーは任意であるが、例えば消火栓装置10の操作手順に従った操作指示画像を、当該操作指示画像で指示した操作の操作結果の検出に基づいて次の操作指示画像に切り替える制御を行う。
【0108】
例えば操作トレーニングの第1操作指示画面では、制御部70は、発信機24の操作による火災通報と、火災通報を行った後に消火栓扉14の開放を指示する第1操作指示画像を表示する制御を行う。
【0109】
第1操作指示画面による消火栓扉14の開放指示に対し、訓練者が消火栓扉14の開操作を行ったとすると、消火栓扉開検出スイッチ82により消火栓扉14の開が検出され、制御部70は、続く第2操作指示画面として、ノズル46の取り出し操作を指示する第2操作指示画像に画像表示を切り替える制御を行う。
【0110】
このとき、訓練者が発信機24を操作していない場合には、発信機回線電流検出部74により検出される発信機回線電流(線路状態監視電流)に変化がないことから、制御部70は発信機24の操作が行われていないことを検出し、例えばスピーカ部72から発信機24の操作を促す音声メッセージを出力させることで、第1操作指示画像による操作指示表示に加えてスピーカ部72による操作指示音声を出力する制御を行う。
【0111】
発信機操作の操作指示音声の出力後、訓練者が発信機24を操作すると、発信機回線電流検出部74により検出される発信機回線電流に変化があり、制御部70は発信機24の操作が行われたことを検出し、発信機操作の操作指示音声を停止させ、第2操作指示画像に画像表示を切り替える制御を行う。
【0112】
第2操作指示画面によるノズル46の取り出し操作の指示に従って、訓練者がノズル64を取り出した場合には、ノズル取出検出スイッチ84によりノズル46の取り出しが検出され、制御部70は、続く第3操作指示画面として、消火栓弁開閉レバー40を開位置に操作して放水を開始し、更に消火用ホース42の引き出しを指示する第3操作指示画像に画像表示を切り替える制御を行う。
【0113】
第3操作指示画面による消火栓弁開閉レバー40の開操作の指示に従って、訓練者が消火栓弁開閉レバー40を開位置に操作した場合には、消火栓弁開閉検出スイッチ86により開位置への操作が検出され、制御部70は、続く第4操作指示画面として、消火栓弁開閉レバー40の閉位置への操作を指示する第4操作指示画像に画像表示を切り替える制御を行う。
【0114】
第4操作指示画面による消火栓弁開閉レバー40の閉操作の指示に従って、訓練者が消火栓弁開閉レバー40を閉位置に操作すると、消火栓弁開閉検出スイッチ86により閉操位置への操作が検出され、制御部70は、続く、訓練終了画面として、訓練終了画像に画像表示を切り替える制御を行う。訓練終了画面では、第1操作指示画面から第4操作指示画面までの操作トレーニングにおける所要時間と評価結果等が表示される。
【0115】
このように、消火栓装置10の画像表示装置60で、操作指示画像を用いた操作トレーニングを行えることにより、消火栓装置の利用者や点検作業員等の操作者が、消火栓装置の各操作を効率よく習得することを可能とする。また、操作指示画像の表示はスライドショーに限らず、動画や全ての操作指示が描かれた単一の静止画であっても良い。
【0116】
[d.画像表示装置を消火栓扉に設けた消火栓装置]
続いて、画像表示装置を消火栓扉に設けた消火栓装置について説明する。当該説明にあっては、画像表示装置を消火栓扉に設けた消火栓装置を正面から示した
図9を参照する。
【0117】
画像表示装置60は、
図9に示すように、消火栓扉14に設けられている。消火栓扉14は、例えば横幅(左右方向の幅)100cm、縦幅(上下方向の幅)50cmといった比較的大きな扉面積を有することから、電装扉20に設けた場合よりも十分に大きな画面サイズ、例えば5~10インチといった画面サイズの画像表示装置60を設けることが可能となり、大画面で分かり易く表示することを可能とする。
【0118】
消火栓扉14に設けた画像表示装置60は、
図1の実施形態と同様に、消火栓装置の前面から表示される画像の視認や操作できるように表示部62と操作部64を備えており、機能構成は
図3に示したブロック図と同様となり、消火栓装置に関する情報の画像表示は、消火栓装置に関する情報を画像表示した
図4乃至
図8に示した各情報画面と同様になることから、その説明は省略する。
【0119】
また、画像表示装置60を消火栓扉14に設けた場合には、通常時に消火栓操作方法を示す図示の操作案内画像を表示することで、
図1に示した操作方法を描いた操作銘板17の設置が不要となり、その分、消火栓装置10の構成が簡略化される。尚、消火栓扉14に画像表示装置60を設けているため、電装扉20には別途赤色表示灯22が設けられている。
【0120】
また、消火栓扉14を下向きに開放した場合に、画像表示装置60の表示面側が筐体10aの化粧枠11aに当接しないように保護する必要があり、例えば消火栓扉14の画像表示装置60の周囲の扉面に、ゴム等の弾性部材による緩衝突起部材となるゴムブッシュを設け、消火栓扉14を開放した場合にゴムブッシュが化粧枠11aに当接して、画像表示装置60と化粧枠11aとの間に隙間を形成する構造とすることで画像表示装置60を保護している。
【0121】
[e.画像表示装置を消火器扉に設けた消火栓装置]
続いて、画像表示装置を消火器扉に設けた消火栓装置について説明する。当該説明にあっては、画像表示装置を消火器扉に設けた消火栓装置を正面から示した
図10を参照する。
【0122】
画像表示装置60は、
図10に示すように、消火器扉18に設けられている。消火器扉18は、例えば横幅(左右方向の幅)50cm、縦幅(上下方向の幅)80cmといった比較的大きな扉面積を有することから、消火栓扉14の場合と同様に、十分に大きな画面サイズ、例えば5インチといった画面サイズの画像表示装置60を設けることが可能となり、大画面で分かり易く表示することを可能とする。
【0123】
消火栓扉14に設けた画像表示装置60は、
図1の実施形態と同様に、消火栓装置の前面から表示される画像の視認や操作できるように表示部62と操作部64を備えており、機能構成は
図3に示したブロック図と同様となり、消火栓装置に関する情報の画像表示は、消火栓装置に関する情報を画像表示した
図4乃至
図8に示した各情報画面と同様になることから、その説明は省略する。
【0124】
また、消火栓扉14に設けられた画像表示装置60は、通常時には消火栓装置10の状態を示す、例えば「正常」といった画面を表示するか、或いは消火器の操作方法を示す操作案内画像を表示する。尚、消火器扉18に画像表示装置60を設けているため、電装扉20には別途赤色表示灯22が設けられている。
【0125】
[f.本発明の変形例]
本発明による消火栓装置の変形例について説明する。本発明の消火栓装置は、上記の実施形態以外に、以下の変形を含むものである。
【0126】
(画像表示装置の配置)
上記の実施形態にあっては、画像表示装置を電装扉20、消火栓扉14又は消火器扉18に設けているが、これに限定されず、筐体10a、10b内部に設けるようにしてもよく、例えば
図1及び
図2に示した保守扉16の内側となる筐体10a内部に画像表示装置60を設け、筐体10a内に設けた画像表示装置60の前面に位置する保守扉16に覗き窓を設け、保守扉16を閉鎖した状態で覗き窓を介して画像表示装置60を視認可能としてもよい。このように保守扉16の内側の筐体10a内に画像表示装置60を設けることで、表示パネルの画面に対する塵埃の付着による汚れが防止可能となり、画像表示装置60を清掃する手間が低減する。
【0127】
(スピーカ部)
上記の実施形態では、スピーカ部72を電装扉20に設けているが、これに限定されず、スピーカ部72を画像表示装置60の筐体内に内蔵するようにしてもよい。
【0128】
(消火栓装置に関する情報)
画像表示装置60は、消火栓に関する情報として、その他にも、消火器の収納状態に関する情報や、消火栓装置が備える機器に関する情報を画像表示するようにしても良い。また、消火栓装置が備える機器に関する情報には、例えば機器の名称、型式、シリアルナンバー、製造ロット、設置時期等の情報が含まれる。
【0129】
(その他)
また、本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に、本発明は、上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
【符号の説明】
【0130】
10:消火栓装置
10a,10b:筐体
11a,11b:化粧枠
12:架台
14::消火栓扉
1410:扉ハンドル
1510:バルブ類収納部
1520:ホース収納部
16:保守扉
18:消火器扉
1810:扉ハンドル
1820:覗き窓
1830:消火器収納部
20:電装扉
22:赤色表示灯
24:発信機
26:応答ランプ
28:電話ジャック
30a,3Ob:端子箱
32:給水配管
34:給水栓
36:消火栓弁
38:自動調圧弁
40:消火栓弁開閉レバー
42:消火用ホース
44:ホース収納フレーム
46:ノズル
48:ノズルホルダー
50:ホースガイド
52:消火器
54:ケーブルラック
56:ポンプ起動スイッチ
58:ポンプ起動連動スイッチ
60:画像表示装置
62:表示パネル
64:操作部
65:電源部
66:表示情報入力部
68:音声出力部
70:制御部
72:スピーカ部
74:発信機回線電流検出部
76:ポンプ起動回線電流検出部
80:消火栓監視部
82:消火栓扉開検出スイッチ
84:ノズル取出検出スイッチ
86:消火栓弁開閉検出スイッチ
94:メニュー画面
104:線路状態監視情報画面
110:点検情報画面
122:操作ガイダンス情報画面
126:操作トレーニング情報画面