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特開2025-8311遊技機用発射ハンドル及びそれを備えた遊技機
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025008311
(43)【公開日】2025-01-20
(54)【発明の名称】遊技機用発射ハンドル及びそれを備えた遊技機
(51)【国際特許分類】
   A63F 7/02 20060101AFI20250109BHJP
【FI】
A63F7/02 308G
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023110359
(22)【出願日】2023-07-04
(71)【出願人】
【識別番号】591150270
【氏名又は名称】日本ぱちんこ部品株式会社
(72)【発明者】
【氏名】原 敬介
(72)【発明者】
【氏名】小野 憲吾
(72)【発明者】
【氏名】足立 義一
【テーマコード(参考)】
2C088
【Fターム(参考)】
2C088BA48
2C088EA41
(57)【要約】
【課題】操作部材を安定して保持でき、遊技者が操作時に疲れにくくなる遊技機用発射ハンドル及びそれを備えた遊技機を提供することを目的とする。
【解決手段】遊技機用発射ハンドル10は、遊技機1の枠体2の前面側に取り付けられるハンドル本体20と、所定方向に延びる回転軸線S1周りで、かつ、基準位置から所定の回転角度範囲内で、ハンドル本体20に対して相対的に回転可能な操作部材30と、操作部材30を基準位置に向かう方向に付勢する第1付勢部材40と、を備えている。操作部材30は、ハンドル本体20周りに回転する胴体部61を有している。胴体部61は、ハンドル本体20を露出可能な孔状の開口部64を具備する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技球を遊技領域に向けて発射する際に遊技者が操作する遊技機用発射ハンドルであっ て、
遊技機の枠体前面側に取り付けられるハンドル本体と、
所定方向に延びる回転軸線周りで、かつ、基準位置から所定の回転角度範囲内で、前記ハンドル本体に対して相対的に回転可能な操作部材と、
前記操作部材を前記基準位置に向かう方向に付勢する付勢部材と、
を備え、
前記操作部材は、前記ハンドル本体周りに回転する胴体部を有し、
前記胴体部は、前記ハンドル本体を露出可能な孔状又は切り欠き状の開口部を具備することを特徴とする遊技機用発射ハンドル。
【請求項2】
前記ハンドル本体は、前記枠体前面側に片持ち状に取り付けられ、
前記操作部材は、
前記ハンドル本体に対して前記胴体部よりも先端側に配される第1構成部と、
前記胴体部に対して前記第1構成部とは反対側に配される第2構成部と、
を有し、
前記胴体部は、前記第1構成部と前記第2構成部とを連結し、前記回転軸線周りに所定間隔で配される複数の連結部を具備し、
隣り合う前記連結部の間に前記開口部が配されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機用発射ハンドル。
【請求項3】
遊技球の発射を停止させる発射停止スイッチを備え、
前記発射停止スイッチは、前記第1構成部および前記第2構成部のそれぞれから露出していることを特徴とする請求項2に記載の遊技機用発射ハンドル。
【請求項4】
遊技球の発射を停止させる発射停止スイッチを備え、
前記発射停止スイッチは、前記操作部材の外面から露出し、前記操作部材とともに回転可能であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機用発射ハンドル。
【請求項5】
前記操作部材は、前記胴体部から突出する突出部を有し、
前記突出部は、前記第1構成部側から前記第2構成部側に延設し、前記発射停止スイッチに連続していることを特徴とする請求項3に記載の遊技機用発射ハンドル。
【請求項6】
前記操作部材は、前記胴体部から突出する突出部を有し、
前記突出部は、前記第1構成部側から前記第2構成部側に延設し、少なくとも一対の隣り合う前記開口部の間に配されていることを特徴とする請求項2、3、5のいずれか一項に記載の遊技機用発射ハンドル。
【請求項7】
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の遊技機用発射ハンドルを備えていることを特徴とする遊技機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機用発射ハンドル及びそれを備えた遊技機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の遊技機用の発射ハンドルは、手で回転操作されるレバー式の操作部材を備えていた。このような構成では、手首を捩じる操作が行われるため、手首に負担となっていた。これに対して、遊技者が自然に握ることができ、長時間の遊技でも疲れにくい構成が求められている。
【0003】
例えば、特許文献1,2の遊技機用ハンドルは、下部扉の前面に固定される支持部と、支持部の右側に隣接して回転可能に取り付けられる回転部材と、回転部材の右側に配される略棒状のグリップと、を備えている。回転部材は、捩じりコイルばねにより奥側に向けて付勢されている。このハンドルを用いた発射操作は、例えば、親指以外の4本の指でグリップを握りつつ、親指で回転操作部材を回転させて行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003-88622号公報
【特許文献2】特開2004-57483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1,2の遊技機用ハンドルの構成では、回転操作時に、手首を捩じる操作は行われないが、捩じりコイルバネから回転操作部材に加わる付勢力を指先で受けることになる。そのため、指等に負担が掛かり、長時間の遊技等において疲れにくくなるとは言い難かった。
【0006】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、操作部材を安定して保持でき、遊技者が操作時に疲れにくくなる遊技機用発射ハンドル及びそれを備えた遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の遊技機用発射ハンドルは、
遊技球を遊技領域に向けて発射する際に遊技者が操作する遊技機用発射ハンドルであって、
遊技機の枠体前面側に取り付けられるハンドル本体と、
所定方向に延びる回転軸線周りで、かつ、基準位置から所定の回転角度範囲内で、前記ハンドル本体に対して相対的に回転可能な操作部材と、
前記操作部材を前記基準位置に向かう方向に付勢する付勢部材と、
を備え、
前記操作部材は、前記ハンドル本体周りに回転する胴体部を有し、
前記胴体部は、前記ハンドル本体を露出可能な孔状又は切り欠き状の開口部を具備することを特徴とする。
【0008】
本発明の遊技機は、上記遊技機用発射ハンドルを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の遊技機用発射ハンドル及び遊技機では、ハンドル本体周りに回転する操作部材の胴体部が、ハンドル本体を露出可能な孔状又は切り欠き状の開口部を具備している。この構成により、遊技者が操作部材を把持して操作するときに、開口部を介してハンドル本体に触れることができる。そのため、ハンドル本体との接触によって遊技者の手の位置が固定され易くなり、操作部材をハンドル本体に対して所望の回転位置に保持し易くなる。特に、付勢部材によって基準位置に向かう方向の付勢力を受ける操作部材に対して、その付勢力に抗して所望の回転位置に保持し易くなる。このように把持によって操作部材を安定して保持できるため、特別な操作が不要であり、遊技者が遊技機用発射ハンドルの操作で疲れにくくなる。
【0010】
本発明の遊技機用発射ハンドルにおいて、ハンドル本体は、枠体前面側に片持ち状に取り付けられ、操作部材は、ハンドル本体に対して胴体部よりも先端側に配される第1構成部と、胴体部に対して第1構成部とは反対側に配される第2構成部と、を有し、胴体部は、第1構成部と第2構成部とを連結し、回転軸線周りに所定間隔で配される複数の連結部を具備し、隣り合う連結部の間に開口部が配されていてもよい。
【0011】
この構成によれば、回転軸線周りに所定間隔で配される複数の連結部(第1構成部と第2構成部とを連結する部分)を胴体部が具備し、隣り合う連結部の間に開口部が配されている。そのため、ハンドル本体の胴部分(回転軸線の軸方向の中央側の部分)に、複数の開口部を偏りなく配置することができる。これにより、胴体部を覆うように把持する操作や、先端側(第1構成部側)を覆うように把持する操作等、開口部を介してハンドル本体に接触可能な操作として、遊技者が好みの操作を選択でき、操作の多様化を図れる。
【0012】
本発明の遊技機用発射ハンドルは、遊技球の発射を停止させる発射停止スイッチを備え、発射停止スイッチは、第1構成部および第2構成部のそれぞれから露出していてもよい。
【0013】
この構成によれば、発射停止スイッチが操作部材における比較的大きく離れた位置(第1構成部および第2構成部)から露出する。そのため、胴体部を覆うように把持する操作や、先端側(第1構成部側)を覆うように把持する操作等、様々な操作部材の操作で発射停止スイッチに触れ易くなる。
【0014】
本発明の遊技機用発射ハンドルは、遊技球の発射を停止させる発射停止スイッチを備え、発射停止スイッチは、操作部材の外面から露出し、操作部材とともに回転可能であってもよい。
【0015】
この構成によれば、発射停止スイッチが操作部材とともに回転することで、操作部材を操作する遊技者の手と発射停止スイッチとの相対位置が変化しにくく、操作部材の回転位置によらずに発射停止スイッチを操作し易くなる。
【0016】
本発明の遊技機用発射ハンドルにおいて、操作部材は、胴体部から突出する突出部を有し、突出部は、第1構成部側から第2構成部側に延設し、発射停止スイッチに連続していてもよい。
【0017】
この構成によれば、突出部が遊技者の手の平や指等に対する引っ掛かり等として作用することで、操作部材を操作し易くなる。その上で、突出部が発射停止スイッチに連続しているため、突出部に触れつつ発射停止スイッチに触れ易くなる。
【0018】
本発明の遊技機用発射ハンドルにおいて、操作部材は、胴体部から突出する突出部を有し、突出部は、第1構成部側から第2構成部側に延設し、少なくとも一対の隣り合う開口部の間に配されていてもよい。
【0019】
この構成によれば、突出部が一対の隣り合う開口部の間に配されているため、操作部材の操作時に、突出部に触れながら開口部を介してハンドル本体を触わり易くなる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1図1は、本発明の第1実施形態に係る遊技機用発射ハンドルを備えた遊技機を例示する正面図である。
図2図2は、遊技機用発射ハンドルの前側且つ右上側から見た斜視図である。
図3図3は、遊技機用発射ハンドルの後側且つ右下側から見た斜視図である。
図4図4は、操作部材が基準位置にあるときの遊技機用発射ハンドルの正面図である。
図5図5は、遊技機用発射ハンドルの前側且つ右上側から見た分解斜視図である。
図6図6は、遊技機用発射ハンドルの後側且つ右下側から見た分解斜視図である。
図7図7は、遊技機用発射ハンドルの外周面を手で覆うように把持して、操作部材を回転角度範囲内の回転位置に回転させた状態の遊技機用発射ハンドルの平面図である。
図8図8は、図4のA-A断面を示す断面図である。
図9図9は、操作部材が回転角度範囲内の回転位置にあるときの図4のA-A断面相当図である。
図10図10は、操作部材が基準位置にあるときの遊技機用発射ハンドルの右側面図である。
図11図11は、遊技機用発射ハンドルの先端側を手で覆うように把持して、操作部材を回転角度範囲内の回転位置に回転させた遊技機用発射ハンドルの右側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
[第1実施形態]
以下、本発明に係る遊技機用発射ハンドル、及び遊技機を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
【0022】
図1に示す遊技機1は、いわゆるパチンコ機として構成されている。遊技機1は、枠体2の前面側(遊技者側)に形成された窓部3に透明板4(ガラス板等)が配置されている。また、透明板4の後方(奥側)には、遊技盤(図示略)が配置され、この遊技盤上に遊技領域(遊技球が流下可能な領域)が形成され、遊技者が透明板4を介して遊技領域を視認できるように構成されている。遊技盤の下方に遊技領域に向けて遊技球を発射する球発射装置(図示略)が設けられている。
【0023】
枠体2の前面側には、遊技球を貯留する遊技球受皿5と、遊技球を遊技領域に向けて発射する際に遊技者が操作する遊技機用発射ハンドル10と、が設けられている。具体的には、遊技球受皿5は、窓部3の下方に設けられている。遊技球受皿5は、前面側からカバー6に覆われている。カバー6の右下隅には、後方に凹む窪み6aが形成されている。窪み6a内に、遊技機用発射ハンドル10が設けられている。窪み6aの左側内面6bは、右側に露出する面であり、遊技機用発射ハンドル10が右方に突出するように片持ち状に取り付けられている。
【0024】
なお、本明細書では、透明板4の板面(遊技盤の盤面)と直交する方向を前後方向とし、透明板4の板面(遊技盤の盤面)に対し遊技者が位置するべき側を前方側、それとは反対側(即ち、遊技機1奥側)を後方側とする。また、遊技領域を遊技球が流下する方向(鉛直方向)を上下方向とする。また、前後方向及び上下方向と直交する方向を左右方向とし、遊技機1前方側から見て左側を左方向、右側を右方向とする。また、遊技機用発射ハンドル10の説明において、枠体2に取り付けた状態における右側を先端側、左側を基端側とする。
【0025】
次に、遊技機用発射ハンドル10について詳しく説明する。
遊技機用発射ハンドル10(以下、単に発射ハンドル10ともいう)は、図2図4等に示すように、ハンドル本体20と、操作部材30と、第1付勢部材40(図8等参照)と、発射停止スイッチ50と、を備えている。ハンドル本体20は、遊技機1の枠体2の前面側に取り付けられている。操作部材30は、所定方向に延びる回転軸線S1(図4参照)周りで、かつ、基準位置から所定の回転角度範囲内で、ハンドル本体20に対して相対的に回転可能に組み付けられている。第1付勢部材40は、操作部材30を基準位置に向かう方向に付勢する。発射停止スイッチ50は、遊技球の発射を停止させる。
【0026】
まず、ハンドル本体20について詳しく説明する。
ハンドル本体20は、枠体2の前面側(より具体的には、窪み6aの左側内面6b)に片持ち状に取り付けられている。ハンドル本体20は、図5図6に示すように、ベース部21と、本体側胴部22と、を有している。ベース部21は、枠体2に取り付けられている。
【0027】
ベース部21は、リング状であり、中央に孔21aが形成されている。ベース部21には、孔21aに隣接した位置に、先端側に突出する凸部21bが形成されている。
【0028】
本体側胴部22は、円筒状の外郭を有する。本体側胴部22の中心には、軸方向に沿って延びる細長い円筒状の円筒軸部22aが形成されている。円筒軸部22aには、後述する第1軸部材71が挿通する。本体側胴部22において、円筒軸部22aの周りの一部を囲むように内枠部22bが形成されている。内枠部22bの外形は、軸方向から見て半月状である。
【0029】
本体側胴部22において、内枠部22bに対して径方向で連なって先端側に突出する本体側係止部22cが形成されている。図8に示すように、本体側係止部22cは、後述する第1付勢部材40の一端40aが係止する。第1付勢部材40は、本発明の「付勢部材」に相当する。第1付勢部材40は、コイル状に線材が巻き回される捩じりばねとして構成されている。図6に示すように、本体側係止部22cの先端は、軸方向に直交する方向(より具体的には、先端側から見て反時計回り方向)に屈曲している。
【0030】
本体側胴部22の基端側部分には、径方向内側(円筒軸部22a側)に凹む第1凹部22d及び第2凹部22eが形成されている。第1凹部22dは、ベース部21の凸部21bの外形に沿う形状である。第1凹部22dの内部には、凸部21bが嵌まり込む。第2凹部22eは、本体側胴部22において第1凹部22dに隣接した位置に形成されている。第2凹部22eの凹み深さは、第1凹部22dの凹み深さよりも小さい。第1凹部22d内の凸部21bの外面及び第2凹部22eの外面に沿って、後述する発射停止スイッチ50が移動する。
【0031】
本体側胴部22は、ベース部21の先端側に固定されている。具体的には、ベース部21に形成された3つの孔21c(図6参照)にそれぞれ挿入されるビス20aが、本体側胴部22に形成された3つのボス部20b(図6参照)それぞれに締結することで、本体側胴部22がベース部21に固定される。
【0032】
次に、操作部材30について詳しく説明する。
操作部材30は、ハンドル本体20に対して、その先端及び軸周りの外周を覆うように相対回転可能に組み付けられている。操作部材30は、第1軸部材71とともに、第1軸部材71を中心として回転する。操作部材30は、図5図6に示すように、カバー体31と、蓋部32と、台部33と、を有している。カバー体31、蓋部32、及び台部33は、一体的に組み付けられている。
【0033】
カバー体31は、略円筒状である。カバー体31は、円筒状をなし軸方向における中央側部分を構成する胴体部61と、先端側部分を構成する第1構成部62と、基端側部分を構成する第2構成部63と、を有している。胴体部61は、ハンドル本体20の外周面の一部を覆いつつ、ハンドル本体20周りに回転する。例えば、操作部材30がハンドル本体20に組み付けられた状態において、胴体部61の内周面とハンドル本体20の外周面には、わずかな隙間が形成されている。
【0034】
第1構成部62は、ハンドル本体20に対して胴体部61よりも先端側に配される。第1構成部62の先端には、円形の孔62aが形成されている。第1構成部62の先端側は、孔62aに向かって縮径している。第1構成部62の外周面には、外側に向かって突出し、遊技者が操作する際に指等を引っ掛ける指掛け部62bが形成されている。
【0035】
第2構成部63は、胴体部61に対して第1構成部62とは反対側に配されている。
【0036】
蓋部32は、ドーム状である。蓋部32は、カバー体31の内側に配され、第1構成部62の孔62aを閉塞する。台部33は、円板状である。台部33は、カバー体31の内側に配され、蓋部32の基端側(第2構成部63側)に固定される。具体的には、台部33に形成された4つの孔33a(図6参照)にそれぞれ挿入されるビス30aが、カバー体31に形成された4つのボス部31a(図6では2つのみ図示されるボス部31a)にそれぞれ締結することで、台部33が蓋部32を介してカバー体31に固定される。
【0037】
図6に示すように、台部33の中心には、基端側に突出する円柱状の突起33bが形成されている。図8に示すように、突起33bには、後述する第1付勢部材40のコイル部が巻き回されている。図6に示すように、台部33には、突起33bを貫通するように、軸孔33cが形成されている。軸孔33cには、発射ハンドル10が備える第1軸部材71の一端が嵌め込まれる。第1軸部材71の他端は、軸受け部73(図5図6参照)に嵌め込まれる。例えば、図示しない可変抵抗器によって、第1軸部材71の回転量が検出される。球発射装置(図示略)は、可変抵抗器によって検出された回転量に基づいて遊技球の発射速度を調整する。
【0038】
図6に示すように、台部33の基端側には、突起33b側から径方向外側に延びるように、基端側に突出する第1操作側係止部33dが形成されている。図8に示すように、第1操作側係止部33dは、第1付勢部材40の他端40bが係止する。図6に示すように、第1操作側係止部33dの延び方向中央付近には、軸方向に直交する方向(より具体的には、基端側から見て時計回り方向)に屈曲する屈曲部33eが形成されている。
【0039】
図6に示すように、台部33において、突起33bに対して偏心した位置に軸孔33fが形成されている。軸孔33fには、発射ハンドル10が備える第2軸部材72の一端が嵌め込まれる。
【0040】
台部33の基端側には、突起33bと軸孔33fとの間の位置に、基端側に突出する第2操作側係止部33gが形成されている。図8に示すように、第2操作側係止部33gは、発射ハンドル10が備える第2付勢部材42の一端42aが係止する。第2付勢部材42は、コイル状に線材が巻き回される捩じりばねとして構成されている。第2付勢部材42のコイル部は、第2軸部材72に巻き回されている。図6に示すように、第2操作側係止部33gの先端は、軸方向に直交する方向(より具体的には、先端側から見て時計回り方向)に屈曲している。第2付勢部材42は、発射停止スイッチ50を付勢している。
【0041】
図5に示すように、胴体部61は、ハンドル本体20を露出可能な孔状の複数(本第1実施形態では4つ)の開口部64を具備している。開口部64は、軸方向に長く、角部が丸みを帯びた長方形状である。4つの開口部64は、回転軸線S1(図4図6参照)周りに等間隔(90°等角)で配されている。開口部64の長辺が軸方向に平行であり、開口部64の短辺が周方向に沿っている。開口部64の各辺(各縁部)は、角取りされて開口の中央に向かって傾斜している。
【0042】
開口部64からハンドル本体20(より具体的には、本体側胴部22の外周面)が露出可能である。開口部64は、本体側胴部22の外周面に沿って回転する。遊技者が胴体部61を手で把持した際に、開口部64を介して本体側胴部22の外周面に手が接触可能である。操作部材30が基準位置及び回転角度範囲内のいずれの位置にあるときでも、開口部64から本体側胴部22の外周面が露出している。
【0043】
図5図6に示すように、胴体部61は、第1構成部62と第2構成部63とを連結する複数(本第1実施形態では4つ)の連結部61aを具備している。連結部61aは、軸方向に沿って延びる帯板状である。連結部61aは、回転軸線S1周りに所定間隔(具体的には90°等角)で配されている。隣り合う連結部61aの間に、開口部64が配されている。
【0044】
図5に示すように、操作部材30は、胴体部61から径方向に突出する突出部65を有している。突出部65は、連結部61aの外面(本体側胴部22とは反対側の面)において径方向に突出している。突出部65は、連結部61aにおいて周方向の中央側に設けられている。突出部65は、第1構成部62と第2構成部63との間で軸方向に沿って(連結部61aの長手方向に沿って)延設する直線状である。突出部65は、図5図6に示すように、正面側の一対の隣り合う開口部64の間に配されている。突出部65の左右方向の幅は、開口部64の左右方向(長手方向)の幅と同程度である。すなわち、突出部65の左右方向の幅は、連結部61aの左右方向(長手方向)の幅と同程度である。突出部65は、周方向において開口部64と重なる位置に形成されている。突出部65の断面(左右方向から見た断面)は、基端側(左側)から先端側(右側)に向かうにつれて四角形から三角形に徐々に変化している。突出部65の右側の端部(第1構成部62側の端部)は、右側に向かうにつれて高さが低くなるように凹んでいる。
【0045】
図5に示すように、操作部材30は、切り欠き66及び孔67を有している。切り欠き66から、後述する第1スイッチ部51が露出する。孔67から、後述する第2スイッチ部52が露出する。切り欠き66は、第2構成部63に形成されている。切り欠き66は、突出部65の基端側(左側)に隣接した位置で、基端側(左側)に開口している。孔67は、第1構成部62に形成されている。孔67は、突出部65の先端側(右側)に隣接した位置で、四角形状に形成されている。
【0046】
次に、発射停止スイッチ50について詳しく説明する。
図5図6に示すように、発射停止スイッチ50は、第1スイッチ部51と、第2スイッチ部52と、を有している。本体側胴部22に基端側から組み付けられる第1スイッチ部51と、本体側胴部22に先端側から組み付けられる第2スイッチ部52と、が組み合わされて、発射停止スイッチ50が構成される。発射停止スイッチ50は操作部材30に固定(軸支)されており、押下部分(後述する第1押圧部51b及び第2押圧部52b)が回転軸線S1(図8参照)を中心に操作部材30とともにハンドル本体20に対して回転する。発射停止スイッチ50は、回転軸線S2(図9参照)を中心に操作部材30に対して回転可能に固定(軸支)されている。発射停止スイッチ50の押圧(押下)操作は、例えば、図示しないタクトスイッチ等で検出可能であり、検出に基づいて遊技球の発射が停止される。
【0047】
第1スイッチ部51は、第1本体部51aと、第1押圧部51bと、を具備している。第1本体部51aは、棒状部分が2つ連なった形状であり、先端側に孔51c,51dが形成されている。第1押圧部51bは、第1本体部51aから基端側に連なっている。第1押圧部51bは、断面視(左右方向から見た断面)で四角形状である。
【0048】
第2スイッチ部52は、第2本体部52aと、第2押圧部52bと、を具備している。第2本体部52aは、棒状部分が3つ連なった形状であり、そのうちの2つの棒状部分の基端側に突起部52c,52dがそれぞれ形成されている。突起部52c,52dは、第1スイッチ部51の孔51c,51dにそれぞれ嵌め込まれる。第2本体部52aには、第2軸部材72が挿入される孔52eが形成されている。第2本体部52aには、先端側に突出する突出片52fが形成されている。突出片52fは、第2付勢部材42の他端42bが係止する。突出片52fの先端の一部には、軸方向に直交する方向(より具体的には、第2押圧部52bとは反対側)に屈曲する屈曲部52gが形成されている。第2押圧部52bは、第2本体部52aの先端側から突出している。第2押圧部52bは、断面視(左右方向から見た断面)で三角形状である。
【0049】
図2図4に示すように、発射停止スイッチ50は、操作部材30の外面から露出している。発射停止スイッチ50は、操作部材30とともに回転可能である。図4に示すように、発射停止スイッチ50は、第1構成部62および第2構成部63のそれぞれから露出している。具体的には、第1スイッチ部51の第1押圧部51bは、切り欠き66から径方向に突出するように露出している。第2スイッチ部52の第2押圧部52bは、孔67から径方向に突出するように露出している。
【0050】
図4に示すように、発射停止スイッチ50は、突出部65に連続している。第1押圧部51b及び第2押圧部52bは、突出部65を軸方向(左右方向)で挟む位置関係で、軸方向に突出部65と並んで連なっている。第1押圧部51bの外面、及び第2押圧部52bの外面は、突出部65の外面に面一で連続している。第2押圧部52bは、周方向において指掛け部62bと重なる位置に配されている。
【0051】
例えば、本体側胴部22には、操作部材30が基準位置にあるときに、第2付勢部材42の付勢に抗して発射停止スイッチ50を押圧状態(球の発射を停止させる状態)となるように規制するストッパー部分(図示略)が設けられている。発射停止スイッチ50は、操作部材30が基準位置から回転すると、上記規制が解除されて、第2付勢部材42の付勢によって回転して押下可能な状態になる。
【0052】
次に、遊技機用発射ハンドル10の動作について説明する。
まず、遊技者が遊技を開始するために、発射ハンドル10を把持して、操作部材30を回転操作する。発射ハンドル10の先端側(右側)から見て時計回りに操作部材30を回転操作する。例えば、図7に示すように、発射ハンドル10の外周面を手で覆うように把持可能である。例えば、突出部65を指の腹や手の平に引っ掛けて押しつつ、操作部材30をハンドル本体20に対して回転させる。操作部材30が回転操作されると、遊技球受皿5に貯留された遊技球が球発射装置(図示略)に送り出されて、遊技盤(遊技領域)に遊技球が発射される。このとき、可変抵抗器によって検出される操作部材30の基準位置からの回転量に基づいて、予め設定された強さで遊技球が発射される。
【0053】
操作部材30は、回転操作されると、図8に示す基準位置から、図9に示す所定の回転位置(回転角度範囲内の回転位置)に回転する。このとき、操作部材30は、第1付勢部材40の付勢力に抗して、回転軸線S1を中心として回転する。第1付勢部材40の他端40bによって、第1操作側係止部33dが先端側(右側)から見て反時計回りに付勢力が付与される。そのため、操作部材30から手を放すと、第1付勢部材40の付勢力に基づいて、操作部材30が先端側(右側)から見て反時計回りに回転して初期位置に戻る。
【0054】
操作部材30が回転角度範囲内の回転位置(例えば図9に示す回転位置)にあるときに、図7に示すように、操作部材30(より具体的には胴体部61)を把持している遊技者の手が、開口部64を介してハンドル本体20の本体側胴部22の外周面に触れることができる。これにより、本体側胴部22の外周面との接触によって遊技者の手の位置が固定され易くなり、第1付勢部材40の付勢力が付与される操作部材30をハンドル本体20に対して所望の回転位置に保持し易くなる。このように把持によって操作部材30を安定して保持できるため、特別な操作(指等で操作部材30を保持する等の操作)が不要であり、遊技者が発射ハンドル10の操作で疲れにくくなる。
【0055】
発射停止スイッチ50は、操作部材30とともにハンドル本体20に対して回転する。第2スイッチ部52及び第1スイッチ部51の第1本体部51aは、ハンドル本体20の内枠部22bの外周面に沿って回転する。第1スイッチ部51の第1押圧部51bは、ベース部21の凸部21bの外面、及びハンドル本体20の第2凹部22eの外面に沿って回転する。
【0056】
例えば、図7に示すように、発射ハンドル10を把持した状態で、遊技者の手が発射停止スイッチ50に触れられるようになっている。具体的には、突出部65を指の腹や手の平で覆った状態で、人差し指の腹が第1スイッチ部51の第1押圧部51b上に位置し、小指の腹が第2スイッチ部52の第2押圧部52b上に位置する。また、突出部65を指の腹や手の平で覆った状態で、親指の位置が第1押圧部51bの位置に近く、第1押圧部51bを押圧し易い。そのため、操作部材30が回転角度範囲内の回転位置(例えば図7に示す回転位置)にあるときに、容易に第1スイッチ部51又は第2スイッチ部52を押圧することができる。第1スイッチ部51及び第2スイッチ部52のいずれを押圧した場合でも、遊技球の発射が停止される。
【0057】
第1スイッチ部51及び第2スイッチ部52のいずれかが押圧操作されると、発射停止スイッチ50は、第2付勢部材42の付勢力に抗して、回転軸線S2(図9参照)を中心として回転する。発射停止スイッチ50の押圧操作が解除されると、第2付勢部材42の付勢力に基づいて、発射停止スイッチ50が先端側(右側)から見て反時計回りに回転して押圧操作前の状態に戻る。
【0058】
なお、発射ハンドル10の把持の仕方として、上述したように手で胴体部61を覆うような把持の他に、図11に示すように、手で先端側(第1構成部62側)を覆うような把持が可能である。例えば、指(人差し指等)を指掛け部62bに引っ掛けて押圧するようにして、図10に示す基準位置から図11に示す回転位置に操作部材30をハンドル本体20に対して回転させる。図11に示すように操作部材30(より具体的には第1構成部62や胴体部61)を把持している遊技者の手(例えば指の腹等)が、開口部64を介してハンドル本体20の本体側胴部22の外周面に触れることができる。このような操作によっても、操作部材30をハンドル本体20に対して所望の回転位置に保持し易くなる。
【0059】
また、図11に示すように、発射ハンドル10を把持した状態で、遊技者の手(例えば親指の腹)が発射停止スイッチ50(第2スイッチ部52)に触れられるようになっている。そのため、操作部材30が回転角度範囲内の回転位置(例えば図11に示す回転位置)にあるときに、容易に第2スイッチ部52を押圧することができる。
【0060】
(第1実施形態の主な効果)
本第1実施形態の遊技機用発射ハンドル10では、ハンドル本体20周りに回転する操作部材30の胴体部61が、ハンドル本体20を露出可能な孔状の開口部64を具備している。この構成により、遊技者が操作部材30を把持して操作するときに、開口部64を介してハンドル本体20に触れることができる。そのため、ハンドル本体20との接触によって遊技者の手の位置が固定され易くなり、操作部材30をハンドル本体20に対して所望の回転位置に保持し易くなる。特に、第1付勢部材40によって基準位置に向かう方向の付勢力を受ける操作部材30に対して、その付勢力に抗して所望の回転位置に保持し易くなる。このように把持によって操作部材30を安定して保持できるため、特別な操作が不要であり、遊技者が発射ハンドル10の操作で疲れにくくなる。
【0061】
本第1実施形態の発射ハンドル10において、ハンドル本体20は、枠体前面側に片持ち状に取り付けられている。操作部材30は、ハンドル本体20に対して胴体部61よりも先端側に配される第1構成部62と、胴体部61に対して第1構成部62とは反対側に配される第2構成部63と、を有している。胴体部61は、第1構成部62と第2構成部63とを連結し、回転軸線S1周りに所定間隔で配される複数の連結部61aを具備している。隣り合う連結部61aの間に、開口部64が配されている。このような構成によれば、回転軸線S1周りに所定間隔で配される複数の連結部61a(第1構成部62と第2構成部63とを連結する部分)を胴体部61が具備し、隣り合う連結部61aの間に開口部64が配されている。そのため、ハンドル本体20の胴部分(回転軸線S1の軸方向の中央側の部分)に、複数の開口部64を偏りなく配置することができる。これにより、胴体部61を覆うように把持する操作や、先端側(第1構成部62側)を覆うように把持する操作等、開口部64を介してハンドル本体20に接触可能な操作として、遊技者が好みの操作を選択でき、操作の多様化を図れる。
【0062】
本第1実施形態の発射ハンドル10は、遊技球の発射を停止させる発射停止スイッチ50を備えている。発射停止スイッチ50は、第1構成部62および第2構成部63のそれぞれから露出している。このような構成によれば、発射停止スイッチ50が操作部材30における比較的大きく離れた位置(第1構成部62および第2構成部63)から露出する。そのため、胴体部61を覆うように把持する操作や、先端側(第1構成部62側)を覆うように把持する操作等、様々な操作部材30の操作で発射停止スイッチ50に触れ易くなる。
【0063】
本第1実施形態の発射ハンドル10において、発射停止スイッチ50は、操作部材30の外面から露出し、操作部材30とともに回転可能である。このような構成によれば、発射停止スイッチ50が操作部材30とともに回転することで、操作部材30を操作する遊技者の手と発射停止スイッチ50との相対位置が変化しにくく、操作部材30の回転位置によらずに発射停止スイッチ50を操作し易くなる。
【0064】
本第1実施形態の発射ハンドル10において、操作部材30は、胴体部61から突出する突出部65を有している。突出部65は、第1構成部62側から第2構成部63側に延設し、発射停止スイッチ50に連続している。このような構成によれば、突出部65が遊技者の手の平や指等に対する引っ掛かり等として作用することで、操作部材30を操作し易くなる。その上で、突出部65が発射停止スイッチ50に連続しているため、突出部65に触れつつ発射停止スイッチ50に触れ易くなる。
【0065】
本第1実施形態の発射ハンドル10において、突出部65は、第1構成部62側から第2構成部63側に延設し、一対の隣り合う開口部64の間に配されている。このような構成によれば、突出部65が一対の隣り合う開口部64の間に配されているため、操作部材30の操作時に、突出部65に触れながら開口部64を介してハンドル本体20を触わり易くなる。
【0066】
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
【0067】
上述した第1実施形態において、開口部64が、孔状であったが、切り欠き状であってもよい。すなわち、開口部64の一部の縁が開放されて連続しない形状であってもよい。
【0068】
上述した第1実施形態において、開口部64の形状や数は特に限定されない。例えば、開口部64は、円形状(長円状)等であってもよい。また、開口部64は、3つ以下、5つ以上設けられていてもよい。
【0069】
上述した第1実施形態において、突出部65は、軸方向に延びる直線状であったが、一部が曲がっていたり、途切れている形状であってもよい。
【0070】
上述した第1実施形態において、突出部65は、1か所の隣接する開口部64間に設けられていたが、2か所以上の隣接する開口部64間に設けられていてもよい。
【0071】
上述した第1実施形態において、発射停止スイッチ50は、第1スイッチ部51と第2スイッチ部52が一体的に動作する構成であったが、それぞれ別個に動作する構成であってもよい。第1スイッチ部51及び第2スイッチ部52は、それぞれ操作部材30の第1構成部62及び第2構成部63から露出していたが、操作部材30のその他の部分(胴体部61等)から露出していてもよい。
【0072】
上述した第1実施形態において、操作部材30の表面に遊技者が接触したか否かを検出するタッチセンサを設けてもよい。そして、遊技者がタッチセンサに接触した場合に、球発射装置から遊技球が発射される。
【0073】
上述した第1実施形態において、発射ハンドル10は、枠体2から右方向に片持ち状となるように取り付けられていたが、その他の方向に片持ち状となるように取り付けられていてもよい。
【符号の説明】
【0074】
1…遊技機
2…枠体
3…窓部
4…透明板
5…遊技球受皿
6…カバー
6a…窪み
6b…左側内面
10…遊技機用発射ハンドル(発射ハンドル)
20…ハンドル本体
20a…ビス
20b…ボス部
21…ベース部
21a…孔
21b…凸部
21c…孔
22…本体側胴部
22a…円筒軸部
22b…内枠部
22c…本体側係止部
22d…第1凹部
22e…第2凹部
30…ハンドル本体
30a…ビス
31…カバー体
31a…ボス部
32…蓋部
33…台部
33a…孔
33b…突起
33c…軸孔
33d…第1操作側係止部
33e…屈曲部
33f…軸孔
33g…第2操作側係止部
40…第1付勢部材(付勢部材)
40a…一端
40b…他端
42…第2付勢部材
42a…一端
42b…他端
50…発射停止スイッチ
51…第1スイッチ部
51a…第1本体部
51b…第1押圧部
51c,51d…孔
52…第2スイッチ部
52a…第2本体部
52b…第2押圧部
52c,52d…突起部
52e…孔
52f…突出片
52g…屈曲部
61…胴体部
61a…連結部
62…第1構成部
62a…孔
62b…指掛け部
63…第2構成部
64…開口部
65…突出部
66…切り欠き
67…孔
71…第1軸部材
72…第2軸部材
73…軸受け部
S1…回転軸線
S2…回転軸線
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11