(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025086745
(43)【公開日】2025-06-09
(54)【発明の名称】コネクタ組立体
(51)【国際特許分類】
H01R 13/639 20060101AFI20250602BHJP
H01R 13/621 20060101ALI20250602BHJP
【FI】
H01R13/639 Z
H01R13/621
【審査請求】未請求
【請求項の数】13
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023200997
(22)【出願日】2023-11-28
(71)【出願人】
【識別番号】000227995
【氏名又は名称】TE Connectivity Japan合同会社
(74)【代理人】
【識別番号】100145403
【弁理士】
【氏名又は名称】山尾 憲人
(74)【代理人】
【識別番号】100197583
【弁理士】
【氏名又は名称】高岡 健
(72)【発明者】
【氏名】斉藤 雅明
【テーマコード(参考)】
5E021
【Fターム(参考)】
5E021FA05
5E021FA09
5E021FA14
5E021FA16
5E021FB07
5E021FB21
5E021FC36
5E021HC06
5E021HC14
5E021HC19
(57)【要約】
【課題】2つのコネクタをより好適に相互接続することが可能なコネクタ組立体を提供すること。
【解決手段】本開示では、ケーブルの一端と接続可能な第1コネクタと、前記第1コネクタと嵌合可能な第2コネクタとを備え、前記第1コネクタは、前記ケーブルに接続する第1コンタクトを内部に設置可能な第1外部ハウジングを備え、前記第2コネクタは、前記第1コンタクトに接触可能な第2コンタクトを内部に設置可能で、かつ前記第1外部ハウジングと嵌合可能な第2嵌合部を有する第2コネクタベース部を備え、前記第1コネクタと前記第2コネクタベース部の一方が1対のロック部材を有し、他方が前記1対のロック部材と相互に係止可能な1対のフック部材を有すると共に、前記第1外部ハウジングと前記第2コネクタベース部とが接続部材により相互に接続可能となっている、コネクタ組立体が提供される。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケーブルの一端と接続可能な第1コネクタと、前記第1コネクタと嵌合可能な第2コネクタとを備え、
前記第1コネクタは、前記ケーブルに接続する第1コンタクトを内部に設置可能な第1外部ハウジングを備え、前記第2コネクタは、前記第1コンタクトに接触可能な第2コンタクトを内部に設置可能で、かつ前記第1外部ハウジングと嵌合可能な第2嵌合部を有する第2コネクタベース部を備え、
前記第1コネクタと前記第2コネクタベース部の一方が1対のロック部材を有し、他方が前記1対のロック部材と相互に係止可能な1対のフック部材を有すると共に、前記第1外部ハウジングと前記第2コネクタベース部とが接続部材により相互に接続可能となっている、コネクタ組立体。
【請求項2】
前記第1外部ハウジングと前記第2コネクタベース部とが、前記1対のロック部材と前記1対のフック部材との相互係止と、前記接続部材による相互接続とにより、一体的に接続可能となっている、請求項1に記載のコネクタ組立体。
【請求項3】
前記第1外部ハウジングと前記第2コネクタベース部とが、接続形式の異なる2種類以上の接続機構により一体的に接続可能となっている、請求項1に記載のコネクタ組立体。
【請求項4】
前記第1外部ハウジングが、外面側に形成され、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合方向に延在する貫通孔を有し、前記第2コネクタベース部が、前記嵌合方向に延在し、前記第2嵌合部の外側に形成され、前記貫通孔と相互に連通可能な開口部付き空間を有する、請求項1に記載のコネクタ組立体。
【請求項5】
前記貫通孔と前記開口部付きの空間との連通状態で、前記接続部材が挿入可能となっている、請求項4に記載のコネクタ組立体。
【請求項6】
前記第2コネクタベース部が、前記第2嵌合部を挟んで対向して配置された1対の前記開口部付き空間を有し、一方の開口部付き空間と他方の開口部付き空間のいずれかと、前記第1外部ハウジングの前記貫通孔とが相互に連通可能となっている、請求項4に記載のコネクタ組立体。
【請求項7】
同一構造の前記第1コネクタを用いて、前記第1外部ハウジングの前記貫通孔を前記一方の開口部付き空間と前記他方の開口部付き空間のいずれかに連通させるパターンを選択可能となっている、請求項6に記載のコネクタ組立体。
【請求項8】
前記第2コネクタベース部において、前記1対のフック部材が前記第2嵌合部を挟んで対向して配置され、前記1対のフック部材が配置される方向Xと、前記1対の前記開口部付き空間が配置される方向Yとが交差する、請求項6に記載のコネクタ組立体。
【請求項9】
前記1対のロック部材が前記第1外部ハウジングの外面側で相互に対向するように取り付けられ、前記1対のフック部材が前記第2コネクタベース部にて前記第2嵌合部の外側に相互に対向するように位置づけられる、請求項1に記載のコネクタ組立体。
【請求項10】
前記第1コネクタからの前記ケーブルの引出し方向と前記接続部材の挿入方向とが相互に異なる、請求項5に記載のコネクタ組立体。
【請求項11】
前記第1コネクタからの前記ケーブルの引出し方向と前記接続部材の挿入方向とが略同一である、請求項5に記載のコネクタ組立体。
【請求項12】
前記第2コネクタベース部がモータに接続可能となっている、請求項1に記載のコネクタ組立体。
【請求項13】
前記接続部材が螺子部材である、請求項1に記載のコネクタ組立体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタ組立体に関する。
【背景技術】
【0002】
従前より、ケーブルからモータへの電力供給等のために、コネクタ組立体が用いられる場合がある。このコネクタ組立体は、ケーブルの一端と接続可能な第1コネクタと、第1コネクタと接続可能な第2コネクタとを備える。
【0003】
第1コネクタは、ケーブルに接続する第1コンタクトを内部に設置可能な外部ハウジングを有する。第2コネクタは、上記第1コンタクトに接触可能な第2コンタクトを内部に設置可能で、かつ上記外部ハウジングと嵌合可能な嵌合部を有する。また、第1コネクタは外部ハウジングの外面側にロック部材を有し、第2コネクタは上記ロック部材と係止可能なフック部材を有する。かかる両部材からなる係止機構の係止と係止解除により、第1コネクタと第2コネクタの相互接続と相互接続解除とが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2016-48654号公報
【特許文献2】特許第6598734号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、本願発明者は、上記の係止機構を用いて2つのコネクタを相互接続させる従前の態様では、両コネクタ間をスムーズに接続させるために、微小のクリアランスが必要になる。しかしながら、この微小のクリアランスの発生により、2つのコネクタをより好適に相互接続しにくいおそれがある。
【0006】
本開示は、上記事情に鑑み、2つのコネクタをより好適に相互接続することが可能なコネクタ組立体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本開示では、
ケーブルの一端と接続可能な第1コネクタと、前記第1コネクタと嵌合可能な第2コネクタとを備え、
前記第1コネクタは、前記ケーブルに接続する第1コンタクトを内部に設置可能な第1外部ハウジングを備え、前記第2コネクタは、前記第1コンタクトに接触可能な第2コンタクトを内部に設置可能で、かつ前記第1外部ハウジングと嵌合可能な第2嵌合部を有する第2コネクタベース部を備え、
前記第1コネクタと前記第2コネクタベース部の一方が1対のロック部材を有し、他方が前記1対のロック部材と相互に係止可能な1対のフック部材を有すると共に、前記第1外部ハウジングと前記第2コネクタベース部とが接続部材により相互に接続可能となっている、コネクタ組立体が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、2つのコネクタをより好適に相互接続することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体(モータに接続された状態)を模式的に示す斜視図である。
【
図2A】本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す斜視図である。
【
図2B】本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す上面図である。
【
図2C】本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す正面図である。
【
図2D】本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す背面図である。
【
図2E】本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す側面図である。
【
図2F】本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す底面図である。
【
図3A】本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第2コネクタを模式的に示す斜視図である。
【
図3B】本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第2コネクタを模式的に示す上面図である。
【
図3C】本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第2コネクタを模式的に示す底面図である。
【
図3D】本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第2コネクタを第1側面方向から見た場合の模式側面図である。
【
図3E】本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第2コネクタを第2側面方向から見た場合の模式側面図である。
【
図4】本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第2コネクタを模式的に示す分解斜視図である。
【
図5A】本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第1コネクタを模式的に示す斜視図である。
【
図5B】本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第1コネクタを模式的に示す上面図である。
【
図5C】本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第1コネクタを模式的に示す正面図である。
【
図5D】本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第1コネクタを模式的に示す背面図である。
【
図5E】本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第1コネクタを模式的に示す側面図である。
【
図5F】本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第1コネクタを模式的に示す底面図である。
【
図6】本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第1コネクタを模式的に示す分解斜視図である。
【
図7】本開示の別の実施形態にかかるコネクタ組立体の第1コネクタを模式的に示す斜視図である。
【
図8A】本開示の更に別の実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す斜視図である。
【
図8B】本開示の更に別の実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す上面図である。
【
図8C】本開示の更に別の実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す正面図である。
【
図8D】本開示の更に別の実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す背面図である。
【
図8E】本開示の更に別の実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す側面図である。
【
図8F】本開示の更に別の実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体について具体的に説明する。
【0011】
図1は、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体(モータに接続された状態)を模式的に示す斜視図である。
図2Aは、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す斜視図である。
図2Bは、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す上面図である。
図2Cは、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す正面図である。
図2Dは、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す背面図である。
図2Eは、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す側面図である。
図2Fは、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す底面図である。
【0012】
図3Aは、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第2コネクタを模式的に示す斜視図である。
図3Bは、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第2コネクタを模式的に示す上面図である。
図3Cは、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第2コネクタを模式的に示す底面図である。
図3Dは、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第2コネクタを第1側面方向から見た場合の模式側面図である。
図3Eは、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第2コネクタを第2側面方向から見た場合の模式側面図である。
図4は、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第2コネクタを模式的に示す分解斜視図である。
【0013】
図5Aは、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第1コネクタを模式的に示す斜視図である。
図5Bは、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第1コネクタを模式的に示す上面図である。
図5Cは、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第1コネクタを模式的に示す正面図である。
図5Dは、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第1コネクタを模式的に示す背面図である。
図5Eは、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第1コネクタを模式的に示す側面図である。
図5Fは、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第1コネクタを模式的に示す底面図である。
図6は、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体の第1コネクタを模式的に示す分解斜視図である。
図7は、本開示の別の実施形態にかかるコネクタ組立体の第1コネクタを模式的に示す斜視図である。
【0014】
図1に示すように、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体500は、モータ等のデバイス600に取付け固定され得る。コネクタ組立体500にはケーブルの一端(図示せず)が接続され、そのケーブルからコネクタ組立体500を介してモータ等のデバイスタ600へと電力供給が可能となっている。本明細書において、「コネクタ組立体」とは、2つ以上のコネクタの組合せ品に相当し、コネクタユニットとも称し得る。
【0015】
図2A~
図2Fに示すように、本開示の一実施形態にかかるコネクタ組立体500は、第1コネクタ100と第2コネクタ200とを備える。第1コネクタ100はケーブルの一端と接続可能に構成され得る。第1コネクタ100と第2コネクタ200とは、下記で述べる接続形式の異なる2種類の接続機構により相互に一体的に接続可能となっている。
【0016】
また、本実施形態は、ケーブルが水平方向(コネクタ組立体500が取り付けられるモータ等のデバイス600(
図1参照)の筐体の長手延在方向に沿った方向に相当)に引き出され得ることを前提とする。
【0017】
(第1コネクタ)
図5A~
図6に示すように、第1コネクタ100は、ケーブルに接続可能な第1コンタクト180を内部に設置可能な第1外部ハウジング140を備える。
【0018】
具体的には、第1外部ハウジング140は、そのメインボディ部分146に第2コネクタと接続される側が開口した内部空間141(
図5F参照)を有する。この内部空間141内に、上記第1コンタクト180を収容可能な内部ハウジング190を設置し、取り付け可能となっている。また、第1コネクタ100は、外部ハウジング140の外面143側に相互に対向するように取り付けられた1対のロック部材160、170を有する。
【0019】
第1コネクタ100は、第1外部ハウジング140において、ケーブルを挿入するためのケーブル用開口付きの円筒部142を有する。この円筒部142の外周に螺子部が形成されている。また、第1コネクタ100は、第1外部ハウジング140以外に、上記円筒部142の内周側に挿入可能な円筒状のクランプラバー130(防水ゴムとして機能)と、ケーブルクランプ120と、上記の円筒部142の外周の螺子部と接続可能な螺子部を内周に有するキャップ110とを備える。
【0020】
ケーブルは、これらのクランプラバー130と、ケーブルクランプ120と、キャップ110の内部を通過するように取り付けられ、第1外部ハウジング140の内部空間141に設置した第1コンタクト180に接続可能となっている。
【0021】
上記の1対のロック部材160、170として、例えば下記構成のものを用いることができる。以下では、ロック部材160を中心に説明するが、対向して配置されるロック部材170についても同様の構成が採られ得る。
【0022】
ロック部材160は、全体として板ばね形状を有し、基部161と、折返し部(または内側湾曲部)162と、第1外部ハウジング141に圧入される圧入部163とを有する。基部161は、両コネクタの嵌合方向(上下方向)に延びており、下方に第2コネクタ200への係止を担う係止用穴166を有する。
【0023】
この基部161には、係止用穴166の上部に、板厚の向きに第1コネクタ100の外方へ突き出た突起部が設けられている。この突起部は、作業者がロック部材を左右から指でつまむ際にロック部材の感触を指に伝えてロック部材の位置を作業者に知らせるためのものである。この基部161は、第1外部ハウジング141の外面から所定の間隔をおいて設けられた外壁面上に配置可能である。
【0024】
折返し部162は、第1外部ハウジング141の外面から所定の間隔をおいて設けられた掛止部147に掛止め可能となっている。折返し部162は、基部161の上方と連続し、嵌合方向(下方向)とは反対方向(上方向)に向かい、内側に湾曲して、嵌合方向(下方向)に向かっている部分である。
【0025】
圧入部163は、折返し部162の折り返した後の部分に連続し、嵌合方向と交差する方向(第1コネクタ100からケーブルが延在可能な方向)に延在し、第1外部ハウジング141に対して圧入される部分である。かかる構成により、ロック部材160が全体としては板ばねとしてのばね性を保ちつつ、意図しない力を受けてもその力が圧入部163に伝わらないようになっている。
【0026】
圧入部163には、板厚の向きに第1コネクタ100の内方へ膨らんだ第1膨出部167が形成されている。この第1膨出部167は、第1外部ハウジング140に食い込むように第1外部ハウジング140と強く干渉可能となっている。また、ロック部材160の折返し部162には、その折り返して嵌合の向き(下方向)に向かう部分にて、板厚の向きに第1コネクタ100の内方へ膨らんだ第2膨出部168が形成されている。この第2膨出部168もまた、第1膨出部167と同様に第1外部ハウジング140に食い込むように第1外部ハウジングに強く干渉可能となっている。
【0027】
(第2コネクタ)
図3A~
図4に示すように、第2コネクタ200は、上記の第1コンタクト180に接触可能な第2コンタクト250を内部に設置可能で、かつ第1外部ハウジング140と嵌合可能な第2嵌合部232を有する第2コネクタベース部230を備える。
図示する形態では、第2コネクタ200の第2コンタクト250がオス型であり、第1コネクタ100に設けられた第1コンタクト180がメス型であり得る。しかしながら、これに限定されることなく、第2コネクタ200の第2コンタクト250がメス型であり、第1コネクタ100に設けられた第1コンタクト180がオス型であってもよい。
【0028】
具体的には、第2コネクタベース部230の第2嵌合部232は、第2コンタクト250が第1コンタクトと接触可能とするために一方の側が開口し、かつ第2コンタクト50がモータ等のデバイス600(
図1参照)内のコンタクトと接触可能とするために他方の側も開口した構成を有する。すなわち、
図4に示すように、第2嵌合部232は貫通した内部空間233を有する。
【0029】
この内部空間に233内に、上記第2コンタクト250を収容可能な内部ハウジング240を設置し、取り付け可能となっている。また、第2嵌合部232は、両コネクタの嵌合方向に延在する囲い部234を有する。第1外部ハウジング140と第2嵌合部232とが嵌合する際に、第2嵌合部の囲い部234の外面235と第1外部ハウジング140の内面144(
図5F参照)とが相互に対向するように配置され得る。
【0030】
第2コネクタベース部230は、上記の第2嵌合部232の外側にて、相互に対向するように位置づけられた1対のフック部材231を有する。各フック部材231は、その内側に、上記の第1コネクタ100における各ロック部材160、170の係止用穴166、176と係止可能な突起部分236を有する。
【0031】
かかる構成により、第1外部ハウジング140の外面に取り付けられた1対のロック部材160、170を、第2コネクタベース部230の1対のフック部材231にそれぞれ係止させることができる。以上により、1対のロック部材160、170と第2コネクタベース部230の1対のフック部材231を用いた係止機構に基づき、第1外部ハウジング140の第2コネクタベース部230に対する嵌合接続が可能となる。すなわち、第1コネクタ100の第2コネクタ200に対する嵌合接続が可能となる。
【0032】
第2コネクタ200は、第1外部ハウジング140と第2嵌合部232との嵌合時の密封性を向上させるために、第2嵌合部の囲い部234と接すると共に、第1外部ハウジング140にも接することが可能なシール部材220を有する。また、第2コネクタ200は、第2コネクタベース部230とモータ等のデバイス600(
図1参照)との接続時の密封性を向上させるために、第2コネクタベース部230の第2嵌合部232の形成箇所とは反対側の主面に設けられた溝部にもシール部材260を有する。
【0033】
また、第2コネクタベース部230は複数の貫通孔237を有する。上面視で第2コネクタベース部230の形状が矩形状である際、この貫通孔237は矩形状の第2コネクタベース部230の各コーナ部分に配置され得る。各貫通孔237に螺子部材等の接続部材210を挿入して、最終的に、第2コネクタベース部230、すなわち第2コネクタ200とモータ等のデバイス600(
図1参照)との相互接続が可能となる。
【0034】
ここで、本開示のコネクタ組立体500は、1対のロック部材160、170と第2コネクタベース部230の1対のフック部材231を用いた係止機構のみならず、下記のとおり、第1外部ハウジング140と第2コネクタベース部230とが接続部材150により相互に接続可能となっている点に特徴を有する。
【0035】
かかる特徴によれば、第1外部ハウジング140と第2コネクタベース部230とが、1対のロック部材160、170と1対のフック部材231との相互係止に加え、接続部材150による相互接続により、一体的に接続可能となっている。すなわち、本開示では、第1外部ハウジング140と第2コネクタベース部230とが、接続形式の異なる2種類以上の接続機構により一体的に接続可能となっている。
【0036】
これにより、両コネクタ100、200間をスムーズに接続させるために微小のクリアランスが必要になるとしても、第1外部ハウジング140と第2コネクタベース部230とを、1対のロック部材160、170と1対のフック部材231との相互係止により一体的に接続する場合と比べて、2つのコネクタ100、200をより好適に相互接続させることが可能となる。
【0037】
上記の第1外部ハウジング140と第2コネクタベース部230とを接続部材150により相互接続させる具体的態様としては、以下態様を採ることができる(
図4および
図6等参照)。
【0038】
具体的には、第1外部ハウジング140が、メインボディ部分146の外面側に形成され、第1コネクタ100と第2コネクタ200の嵌合方向に延在する貫通孔145を有する。特に限定されるものではないが、貫通孔145の数は1つであってよい。
【0039】
また、第2コネクタベース部230は、上記嵌合方向に延在し、第2嵌合部232の外側に形成され、上記貫通孔145と相互に連通可能な開口部付き空間238(または239)を有する。その上で、本開示では、第1外部ハウジング140の貫通孔145と第2コネクタベース部230の開口部付きの空間238(又は239)との連通状態で、接続部材150が挿入可能となっている。これにより、第1外部ハウジング140と第2コネクタベース部230とを接続部材150により相互に接続可能となる。接続部材150としては、例えば螺子部材を用いることができる。
【0040】
上記の第2コネクタベース部230の開口部付き空間については、第1外部ハウジング140と第2コネクタベース部230とを接続部材150により相互に接続可能であるならば、第1外部ハウジング140の貫通孔145と比べて、貫通孔の形態を必ずしも採る必要はない。なお、生産効率等の観点から、第2コネクタベース部230の開口部付き空間も貫通孔の形態を採ってもよい。
【0041】
第2コネクタベース部230は、第2嵌合部232を挟んで対向して配置された1対の開口部付き空間238、239を有し得る。その上で、一方の開口部付き空間238と他方の開口部付き空間239のいずれかと、第1外部ハウジング140の貫通孔145とが相互に連通可能となっている。
【0042】
特に限定されるものではないが、上記の係止機構が配置されていない部分における接続信頼性向上の観点から、第2コネクタベース部230において、第2嵌合部232を挟んで対向配置される1対のフック部材231が配置される方向Xと、上記の1対の開口部付き空間238、239が配置される方向Yとは交差するように、上記の1対の開口部付き空間238、239が配置されることが好ましい(
図3B参照)。上面視で第2コネクタベース部230の形状が矩形状である際、連続する4つの辺のそれぞれにおいて、フック部材231と、開口部付き空間238と、フック部材231と、開口部付き空間239とがこの順で設けられてよい。
【0043】
このように、第1外部ハウジング140の貫通孔145が一方の開口部付き空間238と他方の開口部付き空間239のいずれかと連通可能であることで、接続部材150を挿入させるオプションを2つ供することが可能となる。これにより、第2コネクタベース部230がモータ等のデバイス600(
図1参照)に接続された状態で、所望のケーブル引き出し方向等を考慮して、第1コネクタ100におけるケーブルの引き出し方向が所定の水平方向または所定の水平方向とは反対の方向となるように、第1外部ハウジング140の貫通孔145の位置を一方の開口部付き空間238または他方の開口部付き空間239の位置と重ね合わせる。
【0044】
すなわち、同一構造の第1コネクタ100を用いる場合、第1外部ハウジング140の貫通孔145を一方の開口部付き空間238と他方の開口部付き空間239のいずれかに連通させるパターンを選択可能となっている。これにより、同一構造の第1コネクタ100の配置を変更するのみで、水平方向におけるケーブルの引き出しパターンを2つ供することが可能となる(
図2Aおよび
図7参照)。それ故、
図1~
図7に関する実施形態において、水平方向におけるケーブルの引出し自由度を簡便な手法で高めることが可能となる。
【0045】
水平方向にケーブルを引き出すパターンでは、第1コネクタ100からのケーブル(図示せず)が引き出される方向と接続部材150の挿入方向とが相互に異なり得る。換言すれば、第1コネクタ100からケーブルが引き出される方向と2つのコネクタの嵌合方向とが相互に異なり得る。例えば、ケーブルが引き出される方向と、接続部材150の挿入方向(または2つのコネクタの嵌合方向)とは交差し、好ましくは垂直に交差する。
【0046】
上記の
図1~
図7に関する実施形態において、例えば、第1コンタクト、第2コンタクト、ロック部材、接続部材(螺子部材等)は金属材であり得る。一方、これら以外の第1コネクタ100および第2コネクタ200の構成要素については、樹脂材であり得る。なお、これに限定されることなく、コネクタの外部ハウジングは樹脂材および/または金属材であり得る。
【0047】
また、図示する例示的な態様として、第1外部ハウジング140に取り付けられたキャップ110が相互に隣接して2つ並列に配置される場合に基づく。しかしながら、これに限定されることなく、キャップ110の数は1つであってもよく、3つ以上であってもよい。
【0048】
上述のように、本開示のコネクタ組立体は、ケーブルとデバイスとの間における電気的な経路の確保のために用いられる。電気的な経路が2つ以上必要な場合、ケーブルとモータ等のデバイスとの間において、(1)デバイスを駆動又は制動するための電源電圧をデバイスへ供給するための電気的な経路と、(2)デバイスの回転情報等を検出するセンサ(エンコーダに相当)からの信号伝送のための電気的な経路とを確保するために用いられる場合がある。場合によっては、更に、(3)デバイスの動作を停止させるための部品(ブレーキに相当)への信号伝送のための電気的な経路を更に確保するために用いられる場合がある。
【0049】
この場合に、上記の第2コネクタベース部230の内部空間233内に取り付けられる内部ハウジング240の個数、2つ以上の電気的経路を確保する際に用いられる第2コンタクトの配置パターン等を適宜調整することが好ましい。同様に、上記の第1外部ハウジング140の内部空間141(
図5F参照)内に取り付けられる内部ハウジング190の個数、2つ以上の電気的経路を確保する際に用いられる第2コンタクトと接触可能な第1コンタクトの配置パターン等を適宜調整することが好ましい。
【0050】
また、モータ等のデバイスと電気的に接続されるケーブルについて、1本のケーブルが、2つ以上の内部ケーブルを含んでもよい。各内部ケーブルは、純銅線または錫めっき銅線などの導線と、この導線の外周を包囲する絶縁性の内部ケーブル皮膜とから構成され得る。その上で、この内部ケーブルの先端と、コネクタの内部ハウジングに収容されるコンタクトとが相互に接続され得る。
【0051】
一例では、本開示において例示的に図示するように、全体として2本以上のケーブルを接続可能な態様が採られ得る。この場合、例えば、第1のケーブルは、複数の同種の第1の内部ケーブルから構成される第1内部ケーブル束と、第1内部ケーブル束を包囲する導電性のケーブル・シールドと、ケーブル・シールドを包囲する絶縁性の被覆部材を備える。また、第2のケーブルは、第1の内部ケーブルとは異種の第2の内部ケーブルから構成される第2内部ケーブル束と、第2内部ケーブル束を包囲する導電性のケーブル・シールドと、ケーブル・シールドを包囲する絶縁性の被覆部材を備える。例えば、ケーブル・シールドを包囲する絶縁性の被覆部材は、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリプロピレン、フルオロポリマー、ポリエチレンおよび/またはそれらと同種のポリマーなどから形成され得る。
【0052】
別例では、全体として、異種の内部ケーブルを内部に有して成る1本の複合ケーブルが用いられ得る。1本の複合ケーブルが異種の第1および第2の内部ケーブルを内部に有して成る場合を例にとると、これら内部ケーブルを内部に有して成る複合ケーブル自体の外面は、導電性のケーブル・シールドとこれを包囲する絶縁性の被覆部材により構成され得る。なお、同種の複数の内部ケーブルは1つに束ねられる一方、異種の第1内部ケーブルと第2内部ケーブルとの間では、導電性のケーブル・シールドとこれを包囲する絶縁性の被覆部材により更に隔てられる。
【0053】
以下、
図8A~
図8Fを用いて、本開示の更に別の実施形態について説明する。なお、この実施形態では、記載の重複を避ける観点から、
図1~
図7に関する実施形態と比べて異なる点を中心に説明する。
【0054】
図8Aは、本開示の更に別の実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す斜視図である。
図8Bは、本開示の更に別の実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す上面図である。
図8Cは、本開示の更に別の実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す正面図である。
図8Dは、本開示の更に別の実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す背面図である。
図8Eは、本開示の更に別の実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す側面図である。
図8Fは、本開示の更に別の実施形態にかかるコネクタ組立体を模式的に示す底面図である。
【0055】
図8A~
図8Fに関する実施形態は、
図1~
図7に関する実施形態と比べて、ケーブルが引き出される方向が鉛直方向となるように構成された別構造の第1コネクタを用いている点で異なる。この場合、
図8B、
図8Cおよび
図8Eに示されるように、第1コネクタ100Bからケーブルが引き出される方向と接続部材150Bの挿入方向とが略同一となり得る。換言すれば、第1コネクタ100Bからケーブルが引き出される方向と2つのコネクタの嵌合方向とが略同一となり得る。
【0056】
また、
図1~
図7に関する実施形態では、水平方向にケーブルが引き出され得るため、第1外部ハウジング140の円筒部142(ケーブルを挿入するためのケーブル用開口付きの円筒部)または円筒部142に取り付けられたキャップ110(
図6参照)が第2コネクタベース部230の2つの開口部付き空間のうちの一方の上側に位置し得る。
【0057】
この事は、上記の円筒部142またはキャップ110が隣接して2つ並列に配置された際には顕著となり得る。以上のような構造のため、係止機構による2つの係止ポイントに加えて、接続部材(螺子部材等)を用いた第1外部ハウジング140と第2コネクタベース部230の接続ポイント数は1つとなり得る。
【0058】
一方、
図8A~
図8Fに関する実施形態では、鉛直方向にケーブルが引き出され得るため、第1外部ハウジング140Bの円筒部または円筒部に取り付けられたキャップ110Bは第2コネクタベース部230の2つの開口部付き空間のいずれにも上側に位置しないことが可能となる。
【0059】
以上のような構造のため、第1外部ハウジング140Bの外面と接続部材150B(螺子部材等)との干渉回避のための調整を行うことで、係止機構による2つの係止ポイントに加えて、接続部材150Bを用いた第1外部ハウジング140Bと第2コネクタベース部230の接続ポイント数を2つにすることが可能となり得る。
【0060】
以上のように、
図8A~
図8Fに関する実施形態では、接続部材150Bによる第1外部ハウジング140Bと第2コネクタベース部230の接続ポイント数が2つとなることで、
図1~
図7に関する実施形態と比べて、両コネクタ100B、200間をスムーズに接続させるために微小のクリアランスが必要になるとしても、2つのコネクタ100B、200を更により好適に相互接続させることが可能となる。
【0061】
本開示のコネクタ組立体は、上記の実施形態に限定されるものではない。本開示の範囲内において、適宜、変更がなされていてもよい。
【0062】
本開示のコネクタ組立体は、下記態様を採り得る。
<1>
ケーブルの一端と接続可能な第1コネクタと、前記第1コネクタと嵌合可能な第2コネクタとを備え、
前記第1コネクタは、前記ケーブルに接続する第1コンタクトを内部に設置可能な第1外部ハウジングを備え、前記第2コネクタは、前記第1コンタクトに接触可能な第2コンタクトを内部に設置可能で、かつ前記第1外部ハウジングと嵌合可能な第2嵌合部を有する第2コネクタベース部を備え、
前記第1コネクタと前記第2コネクタベース部の一方が1対のロック部材を有し、他方が前記1対のロック部材と相互に係止可能な1対のフック部材を有すると共に、前記第1外部ハウジングと前記第2コネクタベース部とが接続部材により相互に接続可能となっている、コネクタ組立体。
<2>
前記第1外部ハウジングと前記第2コネクタベース部とが、前記1対のロック部材と前記1対のフック部材との相互係止と、前記接続部材による相互接続とにより、一体的に接続可能となっている、<1>に記載のコネクタ組立体。
<3>
前記第1外部ハウジングと前記第2コネクタベース部とが、接続形式の異なる2種類以上の接続機構により一体的に接続可能となっている、<1>又は<2>に記載のコネクタ組立体。
<4>
前記第1外部ハウジングが、外面側に形成され、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合方向に延在する貫通孔を有し、前記第2コネクタベース部が、前記嵌合方向に延在し、前記第2嵌合部の外側に形成され、前記貫通孔と相互に連通可能な開口部付き空間を有する、<1>~<3>のいずれかに記載のコネクタ組立体。
<5>
前記貫通孔と前記開口部付きの空間との連通状態で、前記接続部材が挿入可能となっている、<4>に記載のコネクタ組立体。
<6>
前記第2コネクタベース部が、前記第2嵌合部を挟んで対向して配置された1対の前記開口部付き空間を有し、一方の開口部付き空間と他方の開口部付き空間のいずれかと、前記第1外部ハウジングの前記貫通孔とが相互に連通可能となっている、<4>又は<5>に記載のコネクタ組立体。
<7>
同一構造の前記第1コネクタを用いて、前記第1外部ハウジングの前記貫通孔を前記一方の開口部付き空間と前記他方の開口部付き空間のいずれかに連通させるパターンを選択可能となっている、<6>に記載のコネクタ組立体。
<8>
前記第2コネクタベース部において、前記1対のフック部材が前記第2嵌合部を挟んで対向して配置され、前記1対のフック部材が配置される方向Xと、前記1対の前記開口部付き空間が配置される方向Yとが交差する、<6>又は<7>に記載のコネクタ組立体。
<9>
前記1対のロック部材が前記第1外部ハウジングの外面側で相互に対向するように取り付けられ、前記1対のフック部材が前記第2コネクタベース部にて前記第2嵌合部の外側に相互に対向するように位置づけられる、<1>~<8>のいずれかに記載のコネクタ組立体。
<10>
前記第1コネクタからの前記ケーブルの引出し方向と前記接続部材の挿入方向とが相互に異なる、<5>~<9>のいずれかに記載のコネクタ組立体。
<11>
前記第1コネクタからの前記ケーブルの引出し方向と前記接続部材の挿入方向とが略同一である、<5>~<9>のいずれかに記載のコネクタ組立体。
<12>
前記第2コネクタベース部がモータに接続可能となっている、<1>~<11>のいずれかに記載のコネクタ組立体。
<13>
前記接続部材が螺子部材である、<1>~<12>のいずれかに記載のコネクタ組立体。
【産業上の利用可能性】
【0063】
本開示のコネクタ組立体は、ケーブルからモータへの電力供給等のために用いられる。
【符号の説明】
【0064】
600 デバイス
500、500A コネクタ組立体
200 第2コネクタ
210 接続部材(螺子部材等)
220 シール部材
230 第2コネクタベース部
231 フック部材
232 第2嵌合部
233 貫通した内部空間
234 第2嵌合部の囲い部
235 第2嵌合部の囲い部の外面
236 突起部分
237 第2コネクタベース部の貫通孔
238 開口部付き空間
239 開口部付き空間
240 内部ハウジング
250 第2コンタクト
260 シール部材
100、100B 第1コネクタ
110、110B キャップ
120 ケーブルクランプ
130 クランプラバー
140、140B 第1外部ハウジング
141 第2コネクタと接続される側が開口した内部空間
142 円筒部
143 第1外部ハウジングの外面
144 第1外部ハウジングの内面
145 第1コネクタと第2コネクタの嵌合方向に延在する貫通孔
146 メインボディ部分
150、150B 接続部材(螺子部材等)
160、160B ロック部材
161 基部
162 折返し部(または内側湾曲部)
163 圧入部
166 係止用穴
167 第1膨出部
168 第2膨出部
170、170B ロック部材
171 基部
172 折返し部(または内側湾曲部)
176 係止用穴
180 第1コンタクト
190 内部ハウジング
X 1対のフック部材が配置される方向
Y 1対の開口部付き空間が配置される方向