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特開2025-90521企業業務自動化のための大規模言語モデルベースアプリケーション提供方法およびシステム{METHOD AND SYSTEM FOR PROVIDING LARGE LANGUAGE MODEL-BASED APPLICATION FOR AUTOMATION CORPORATE TASK}
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025090521
(43)【公開日】2025-06-17
(54)【発明の名称】企業業務自動化のための大規模言語モデルベースアプリケーション提供方法およびシステム{METHOD AND SYSTEM FOR PROVIDING LARGE LANGUAGE MODEL-BASED APPLICATION FOR AUTOMATION CORPORATE TASK}
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/10 20230101AFI20250610BHJP
【FI】
G06Q10/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2024194739
(22)【出願日】2024-11-06
(31)【優先権主張番号】10-2023-0152780
(32)【優先日】2023-11-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】520179268
【氏名又は名称】Allganize Japan株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002860
【氏名又は名称】弁理士法人秀和特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】イ チャンス
(57)【要約】      (修正有)
【課題】企業業務自動化のための大規模言語モデルベースアプリケーション提供方法およびシステムを提供する。
【解決手段】アプリケーション提供方法は、顧客会社の内部業務の自動化のための大規模言語モデル(Large Language Models,LLM)ベースのアプリケーションをアプリマーケットに登録する段階1020と、アプリマーケットに登録されたアプリケーションのうち、顧客会社により選択されたアプリケーションの運用のための運用資源を構成する段階1030と、構成された運用資源を利用して大型言語モデルベースのアプリケーションを通じて内部業務を処理して自動化する段階1040と、を含む。
【選択図】図10
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つのプロセッサを含むコンピュータ装置のアプリケーション提供方法にお
いて、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、顧客会社の内部業務の自動化のための大型言
語モデル(Large Language Models, LLM)基盤のアプリケーションをアプリマーケットに登録する段階;
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記アプリマーケットに登録されたアプリケ
ーションのうち前記顧客会社により選択されたアプリケーションの運営のための運営資源を構成する段階;および
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記構成された運営資源を利用して前記大型
言語モデル基盤のアプリケーションを通じて前記内部業務を処理して自動化する段階を含むアプリケーション提供方法。
【請求項2】
請求項1において、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記顧客会社の端末または外部開発者の端末
に前記顧客会社の内部業務の自動化のための前記大型言語モデル基盤のアプリケーションの生成のためのアプリ生成機能を提供する段階をさらに含むアプリケーション提供方法。
【請求項3】
請求項2において、
前記登録する段階は、前記アプリ生成機能を通して前記顧客企業により生成されたアプリケーションを前記アプリマーケットに登録し、前記運用リソースを構成する段階は、
前記アプリ生成機能を通して前記顧客企業により生成されたアプリケーションを、前記顧客企業により選択されたアプリケーションと見做して前記運用リソースを構成することを特徴とするアプリケーション提供方法。
【請求項4】
請求項2において、
前記登録する段階は、前記アプリ生成機能を通して前記外部開発者により生成されたアプリケーションに対する承認手続きを経て承認されたアプリケーションを前記アプリマーケットに登録し、 前記承認手続きは、前記外部開発者により生成されたアプリケーショ
ンに対するセキュリティ要件テスト及び機能テストを含むことを特徴とするアプリケーション提供方法。
【請求項5】
請求項2において、
前記アプリマーケットに登録されたアプリケーションは、前記アプリマーケットの提供者によって提供される第1パーティアプリケーション、前記顧客社の管理者によって前記
アプリ生成機能を通じて生成された第2パーティアプリケーション、及び前記外部開発者
によって前記アプリ生成機能を通じて生成された第3パーティアプリケーションを含むこ
とを特徴とするアプリケーション提供方法。。
【請求項6】
請求項2において、
前記アプリマーケットに登録されたアプリケーションのうち、前記外部開発者によって前記アプリ生成機能を通じて生成されたアプリケーションが前記顧客会社によって選択される場合、前記選択されたアプリケーションを通じて発生する売上の一定割合が前記外部開発者に提供されることを特徴とするアプリケーション提供方法。
【請求項7】
請求項1において、
前記アプリ生成機能は、複数の互いに異なる大型言語モデルを活用した対話型アプリケーションを生成するための第1生成機能、及びウェブやモバイルで使用するためのシング
ルアクションアプリケーションを生成するための第2生成機能を含むことを特徴とするア
プリケーション提供方法。
【請求項8】
請求項1において、
前記自動化のための前記顧客会社の内部業務は、契約書要約、個人情報保護検索、クレーム対応、契約書比較、および金融商品比較の中から少なくとも一つを含むことを特徴とするアプリケーション提供方法。
【請求項9】
請求項1において、
前記運営資源は前記コンピュータ装置を含むプラットフォームの資源として、前記選択されたアプリケーションの機能を提供するためのサーバ、CPU(Central Processing Unit)及びGPU(Graphics Processing Unit)のうち少なくとも1つを含むことを特徴とするアプリケーション提供方法。
【請求項10】
コンピュータ装置において読み取り可能な命令を実行するように具現される少なくとも1つのプロセッサを含み、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、
顧客社の内部業務の自動化のための大型言語モデル(Large Language Models, LLM)基盤のアプリケーションをアプリマーケットに登録し、
前記アプリマーケットに登録されたアプリケーションの中で前記顧客社により選択されたアプリケーションの運営のための運営資源を構成し、
前記構成された運営資源を利用して前記大型言語モデル基盤のアプリケーションを介して前記内部業務を処理して自動化すること
を特徴とするコンピュータ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
以下の説明は、企業業務自動化のための大規模言語モデルベースアプリケーション提供方法およびシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
大規模言語モデルまたは巨大言語モデル(Large Language Models、LLM)は、自然言語入力に対して人間と類似の応答を生成するために、大規模テキストデータの集合で訓練された人工知能の一種であり、多数のパラメータ(通常、数十億ウェイト以上)を保有する人工ニューラルネットワークで構成される言語モデルである。このようなLLMは、自己教師あ
り学習や半自己教師あり学習を使用して、ラベリングされていない相当な量のテキストで学習することができる。
【0003】
LLMの性能が急速に良くなるにつれて、LLMを利用して企業内の業務を自動化しようというニーズは増加している一方で、現在LLMを使用して短時間で様々な業務の自動化を実際
に実行できる方法はない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】韓国登録特許第10-2551531号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
企業業務自動化のための大規模言語モデルベースのアプリケーション提供方法およびシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
少なくとも1つのプロセッサを含むコンピュータ装置のアプリケーション提供方法にお
いて、前記少なくとも1つのプロセッサによって、顧客会社の内部業務の自動化のための
大規模言語モデル(Large Language Models, LLM)ベースのアプリケーションをアプリマーケットに登録する段階; 前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記アプリマーケットに登録されたアプリケーションのうち、前記顧客会社によって選択されたアプリケーションの運用のための運用リソースを構成する段階; および前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記構成された運用リソースを利用して前記大規模言語モデルベースのアプリケーションを通じて前記内部業務の自動化を処理する段階を含むアプリケーション提供方法を提供する。
【0007】
一側面によると、前記アプリケーション提供方法は、前記少なくとも1つのプロセッサ
によって、前記顧客会社の端末または外部開発者の端末に、前記顧客会社の内部業務の自動化のための前記大規模言語モデルベースのアプリケーションの生成のためのアプリ生成機能を提供する段階をさらに含むことができる。
【0008】
他の側面によると、前記登録する段階は、前記アプリ生成機能を通じて前記顧客会社によって生成されたアプリケーションを前記アプリマーケットに登録し、前記運用リソースを構成する段階は、前記アプリ生成機能を通じて前記顧客会社によって生成されたアプリ
ケーションを前記顧客会社によって選択されたアプリケーションとみなして前記運用リソースを構成することを特徴とすることができる。
【0009】
また、別の側面によれば、上記登録する段階は、上記アプリ生成機能を通じて上記外部開発者によって生成されたアプリケーションに対する承認手続きを経て承認されたアプリケーションを上記アプリマーケットに登録し、上記承認手続きは、上記外部開発者によって生成されたアプリケーションに対するセキュリティ要件テストおよび機能テストを含むことを特徴とすることができる。
【0010】
また、別の側面によれば、上記アプリマーケットに登録されたアプリケーションは、上記アプリマーケットのプロバイダによって提供される第1パーティアプリケーション、上
記顧客企業の管理者によって上記アプリ生成機能を通じて生成された第2パーティアプリ
ケーション、および上記外部開発者によって上記アプリ生成機能を通じて生成された第3
パーティアプリケーションを含むことを特徴とすることができる。
【0011】
また、別の側面によれば、上記アプリマーケットに登録されたアプリケーションのうち、上記外部開発者によって上記アプリ生成機能を通じて生成されたアプリケーションが上記顧客企業によって選択される場合、上記選択されたアプリケーションを通じて発生する売上の一定の割合が上記外部開発者に提供されることを特徴とすることができる。
【0012】
また、別の側面によれば、上記アプリ生成機能は、複数の互いに異なる大型言語モデルを活用した対話型アプリケーションを生成するための第1生成機能、およびウェブやモバ
イルで使用するための単一アクションアプリケーションを生成するための第2生成機能を
含むことを特徴とすることができる。
【0013】
さらに別の側面によれば、前記自動化のための前記顧客企業の内部業務は、契約書要約、個人情報保護検索、クレーム対応、契約書比較、及び金融商品比較のうち少なくとも一つを含むことを特徴とすることができる。
【0014】
さらに別の側面によれば、前記運用リソースは、前記コンピュータ装置を含むプラットフォームのリソースとして、前記選択されたアプリケーションの機能を提供するためのサーバ、CPU(Central Processing Unit)及びGPU(Graphics Processing Unit)のうち少なく
とも一つを含むことを特徴とすることができる。
【0015】
コンピュータ装置と結合されて前記方法をコンピュータ装置に実行させるためにコンピュータ読み取り可能な記録媒体に保存されたコンピュータプログラムを提供する。
【0016】
前記方法をコンピュータ装置に実行させるためのプログラムが記録されているコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0017】
コンピュータ装置で読み取り可能な命令を実行するように具現される少なくとも一つのプロセッサを含み、前記少なくとも一つのプロセッサにより、顧客企業の内部業務の自動化のための大規模言語モデル(Large Language Models, LLM)基盤のアプリケーションをアプリマーケットに登録し、前記アプリマーケットに登録されたアプリケーションのうち前記顧客企業により選択されたアプリケーションの運営のための運用リソースを構成し、前記構成された運用リソースを利用して前記大規模言語モデル基盤のアプリケーションを通じて前記内部業務の自動化を処理することを特徴とするコンピュータ装置を提供する。
【発明の効果】
【0018】
企業業務自動化のための大型言語モデル基盤アプリケーション提供方法及び本システム
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1図1は、本発明の一実施例による、ネットワーク環境の例を示す図面である。
図2図2は、本発明の一実施例による、コンピュータ装置の例を示すブロック図である。
図3図3は、本発明の一実施例における、アプリケーション提供システムの概略的な姿の例を示す図面である。
図4図4は、本発明の一実施例における、アプリマーケットのためのユーザインタフェース画面の例を示す図面である。
図6図6は、本発明の一実施例における、対話型のLLMアプリを生成するためのGUI(Graphical User Interface)の例を示す図面である。
図7図7は、本発明の一実施例における、対話型のLLMアプリを生成するためのGUI(Graphical User Interface)の例を示す図面である。
図8図8は、本発明の一実施例における、生成された対話型LLMアプリの実行結果の例を示す図面である。
図9図9は、本発明の一実施例における、シングルアクションアプリの生成のためのユーザインタフェースの例を示す図面である。
図10図10は、本発明の一実施例によるアプリケーション提供方法の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、実施例を添付した図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
本発明の実施例によるアプリケーション提供システムは、企業業務の自動化のための大規模言語モデルベースのアプリケーションを顧客企業に提供することができる。このようなアプリケーション提供システムは、少なくとも1つのコンピュータ装置によって具現化
されることができる。このとき、アプリケーション提供システムを具現化するコンピュータ装置には、本発明の一実施例によるコンピュータプログラムがインストールおよび駆動されることができ、コンピュータ装置は駆動されたコンピュータプログラムの制御によって本発明の実施例によるアプリケーション提供方法を遂行することができる。上述したコンピュータプログラムは、コンピュータ装置と結合されてアプリケーション提供方法をコンピュータに実行させるためにコンピュータ読み取り可能な記録媒体に保存されることができる。
【0022】
図1は本発明の一実施例によるネットワーク環境の例を示した図面である。
図1のネットワーク環境は、複数の電子機器(110、120、130、140)、複数のサーバ(150、160)およびネットワーク(170)を含む例を示している。このような図1は発明の説明のため
の一例で、電子機器の数やサーバの数が図1のように限定されるものではない。
【0023】
複数の電子機器(110、120、130、140)は、コンピュータシステムで具現化される固定型端末や移動型端末である場合がある。複数の電子機器(110、120、130、140)の例としては、スマートフォン(smart phone)、携帯電話、ナビゲーション、コンピュータ、ノートブ
ック、デジタル放送用端末、PDA(Personal Digital Assistants)、PMP(Portable Multimedia Player)、タブレットPC、ゲームコンソール(game console)、ウェアラブルデバイス(wearable device)、IoT(internet of things)デバイス、VR(virtual reality)デバイス
、AR(augmented reality)デバイスなどがある。一例として図1では電子機器(110)の例と
してスマートフォンの形状を示しているが、本発明の実施例での電子機器(110)は実質的
に無線または有線通信方式を利用してネットワーク(170)を通じて他の電子機器(120, 130
, 140)および/またはサーバ(150, 160)と通信することができる多様な物理的なコンピュ
ータシステムの中の一つを意味することができる。
【0024】
通信方式は制限されず、ネットワーク(170)が含むことができる通信網(一例として、移動通信網、有線インターネット、無線インターネット、放送網、衛星網など)を活用する
通信方式のみならず機器間の近距離無線通信もまた含まれることができる。例えば、ネットワーク(170)は、PAN(personal area network)、LAN(local area network)、CAN(campus
area network)、MAN(metropolitan area network)、WAN(wide area network)、BBN(broadband network)、インターネットなどのネットワークの中の一つ以上の任意のネットワークを含むことができる。また、ネットワーク(170)はバスネットワーク、スターネットワ
ーク、リングネットワーク、メッシュネットワーク、スター-バスネットワーク、ツリー
または階層的(hierarchical)ネットワークなどを含むネットワークトポロジーの中の任意の一つ以上を含むことができるが、これに制限されない。
【0025】
サーバ(150, 160)それぞれは複数の電子機器(110, 120, 130, 140)とネットワーク(170)を通じて通信して命令、コード、ファイル、コンテンツ、サービスなどを提供するコン
ピュータ装置または複数のコンピュータ装置で具現されることができる。例えば、サーバ(150)はネットワーク(170)を通じて接続した複数の電子機器(110, 120, 130, 140)に第1
サービスを提供するシステムであることができ、サーバ(160)もまたネットワーク(170)を通じて接続した複数の電子機器(110, 120, 130, 140)に第2サービスを提供するシステム
であることができる。より具体的な例として、サーバ(150)は複数の電子機器(110, 120, 130, 140)にインストールされるコンピュータプログラムとしてのアプリケーションを通
じて実行され、当該アプリケーションが目的とするサービス(一例として、検索サービス等)を第1のサービスとして複数の電子機器(110、120、130、140)に提供することがで
きる。他の例として、サーバ(160)は、上述したアプリケーションのインストール及び
実行のためのファイルを複数の電子機器(110、120、130、140)に配布するサービスを第2のサービスとして提供することができる。
【0026】
図2は、本発明の一実施例によるコンピュータ装置の例を示すブロック図である。前述
した複数の電子機器(110、120、130、140)それぞれ又はサーバ(150、160)それぞれは、図2を通じて示されたコンピュータ装置(200)によって具現化されることができる。
【0027】
このようなコンピュータ装置(200)は、図2に示されたように、メモリ(210)、プロ
セッサ(220)、通信インタフェース(230)及び入出力インタフェース(240)を含むこ
とができる。メモリ(210)は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体として、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)及びディスクドライブのような不揮発
性大容量記憶装置(permanent mass storage device)を含むことができる。ここで、ROMとディスクドライブのような不揮発性大容量記憶装置は、メモリ(210)とは区別される
別途の永久記憶装置としてコンピュータ装置(200)に含まれてもよい。また、メモリ(210)には、オペレーティングシステムと少なくとも1つのプログラムコードが保存される
ことができる。このようなソフトウェア構成要素は、メモリ(210)とは別のコンピュー
タで読み取り可能な記録媒体からメモリ(210)にロードされることができる。このよう
な別のコンピュータで読み取り可能な記録媒体は、フロッピードライブ、ディスク、テープ、DVD/CD-ROMドライブ、メモリカード等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体を含むことができる。他の実施例では、ソフトウェア構成要素は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体ではない通信インタフェース(230)を介してメモリ(210)にロードされることもある。例えば、ソフトウェア構成要素は、ネットワーク(170)を介して受信されるファ
イルによってインストールされるコンピュータプログラムに基づいて、コンピュータ装置(200)のメモリ(210)にロードされることができる。
【0028】
プロセッサ(220)は、基本的な演算、ロジック及び入出力演算を実行することにより、
コンピュータプログラムの命令を処理するように構成されることができる。命令はメモリ(210)又は通信インタフェース(230)によってプロセッサ(220)に提供されることができる
。例えば、プロセッサ(220)は、メモリ(210)のような記録装置に格納されたプログラムコードに従って受信される命令を実行するように構成されることができる。
【0029】
通信インタフェース(230)は、ネットワーク(170)を介してコンピュータ装置(200)が他
の装置(一例として、前述した記憶装置)と互いに通信するための機能を提供することができる。一例として、コンピュータ装置(200)のプロセッサ(220)がメモリ(210)のような記
録装置に格納されたプログラムコードに従って生成した要求や命令、データ、ファイル等が通信インタフェース(230)の制御に従ってネットワーク(170)を介して他の装置に伝達されることができる。逆に、他の装置からの信号や命令、データ、ファイル等がネットワーク(170)を経てコンピュータ装置(200)の通信インタフェース(230)を介してコンピュータ
装置(200)に受信されることができる。通信インタフェース(230)を介して受信された信号や命令、データ等はプロセッサ(220)やメモリ(210)に伝達されることができ、ファイル等はコンピュータ装置(200)がさらに含むことができる記憶媒体(上述した永久記憶装置)に
格納されることができる。
【0030】
入出力インタフェース(240)は、入出力装置(250)とのインタフェースのための手段である。例えば、入力デバイスはマイク、キーボードやマウスなどのデバイスを、そして出力デバイスはディスプレイ、スピーカーのようなデバイスを含むことができる。他の例として入出力インタフェース(240)はタッチスクリーンのように入力と出力のための機能が1つに統合されたデバイスとのインタフェースのための手段であることもある。入出力デバイス(250)はコンピュータデバイス(200)と一つのデバイスとして構成されることもある。
【0031】
また、他の実施例ではコンピュータデバイス(200)は図2の構成要素よりもっと少ないあるいはもっと多くの構成要素を含むこともある。しかし、大部分の従来技術的構成要素を明確に図示する必要性はない。例えば、コンピュータデバイス(200)は上述した入出力デ
バイス(250)の少なくとも一部を含むように具現されたり、あるいはトランシーバ(transceiver)、データベースなどのような他の構成要素をさらに含むこともある。
【0032】
図3は本発明の一実施例において、アプリケーション提供システムの概略的な姿の例を
図示した図面である。図3の実施例では本実施例によるアプリケーション提供システム(300)、顧客会社端末(310)および外部開発者端末(320)を図示している。図3の実施例では1つの顧客会社端末(310)と1つの外部開発者端末(320)を図示しているが、複数の顧客会社端
末と複数の外部開発者端末が存在し得る。アプリケーション提供システム(300)、顧客会
社端末(310)および外部開発者端末(320)それぞれは少なくとも1つのコンピュータデバイ
ス(200)によって具現され得る。
【0033】
アプリケーション提供システム(300)は、顧客会社端末(310)および/または外部開発者
端末(320)が企業(顧客会社)内の業務を自動化できる、様々な大規模言語モデルまたは巨
大言語モデル(Large Language Models, LLM)に基づいたアプリケーション(以下、「LLM App」)を生成することができる生成機能を提供することができる。また、アプリケーショ
ン提供システム(300)は生成されたLLM Appを登録し、顧客社端末(310)が登録されたLLMAppを活用可能にするようLLM Appを提供することができる。一例として、顧客社端末(310)
および/または外部開発者端末(320)はネットワーク(一例として、ネットワーク(170))を
通じてアプリケーション提供システム(300)にアクセスしてアプリケーション提供システ
ム(300)が提供する生成機能を利用して望むLLM Appを生成することができる。この場合、アプリケーション提供システム(300)は生成されたLLM Appを登録することができる。また、顧客社端末(310)はネットワーク(一例として、ネットワーク(170))を通じて登録された
LLM Appを選択およびインストールすることができ、インストールされたLLM Appを利用して企業内業務を自動化して処理することができる。
【0034】
これのための実施例として、アプリケーション提供システム(300)は図3に示された通りアップビルダー(App Bulider, 301)、シングルアクションLLMアップビルダー(Single Action LLM AppBuilder, 302)およびアップマーケットプロバイダー(App Market Provider, 303)を含むことができる。
【0035】
アップビルダー(301)は多様なLLMを活用して、企業内の業務を自動化することができる対話型のLLM Appを作ることが可能な第1生成機能を提供することができる。また、シングルアクションLLMアップビルダー(302)はウェブインタフェースを活用するLLM Appを作る
ことができる第2生成機能を提供することができる。
【0036】
一方、アップマーケットプロバイダー(303)は顧客社の各職群別ですぐ使用することが
できるLLMアプリをプリインストール(pre-install)して顧客企業に提供することができる。このために、アプリマーケットプロバイダ(303)は、顧客企業にアプリマーケットを提
供することができる。アプリマーケットプロバイダ(303)は、アプリケーション提供シス
テム(300)のプロバイダが独自に作成して提供する第1パーティアプリケーション(以下、
第1パーティアプリ(First Party App))、顧客企業の管理者(例えば、従業員や開発者)が
自身の業務や企業内の業務の自動化のためにアプリビルダー(301)が提供する第1生成機能および/またはシングルアクションLLMアプリビルダー(302)が提供する第2生成機能を利用して直接作成する第2パーティアプリケーション(以下、第2パーティアプリ(Second Party
App))、そして外部開発者(外部開発者端末(320)のユーザ)が、アプリビルダー(301)が提供する第1生成機能および/またはシングルアクションLLMアプリビルダー(302)が提供する第2生成機能を利用して作成する第3パーティアプリケーション(以下、第3パーティアプリ(Third Party App))を登録および提供することができる。このように、顧客企業の従業員や開発者または外部開発者などの任意のユーザは、アプリケーション提供システム(300)
が提供するサービスを通じて必要なLLMアプリを直接生成および登録することができ、ア
プリケーション提供システム(300)に登録されたLLMアプリを使用することができる。このとき、生成されたLLMアプリは、アプリケーション提供システム(300)によって分析および承認されることにより、アプリケーション提供システム(300)に登録されることができる
。また、アプリケーション提供システム(300)は、外部開発者によって生成される第3パーティアプリによって発生する売上の所定の割合を外部開発者に提供することにより、外部開発者による企業用LLMアプリの開発および登録を誘導することができる。
【0037】
図4及び図5は、アプリマーケットインタフェースの一例を示す図面である。図4は、ク
ライアント端末(310)がアクセスして提供を受けることができるアプリマーケット画面の
一部を示している。この際、図4のアプリマーケット画面では、使用中のLLM Appの数("Apps in use"項目に含まれるLLM Appの数)と"App Discovery"項目のカテゴリ("General", "Legal", "HR", "Customer success", "Productivity", "Others")別に登録されたLLM Appの数、そして各カテゴリ別に企業内業務の自動化のために登録されているLLM Appに関す
る説明が示されている。また、図5は"App Discovery"項目の他のカテゴリに登録されている他のLLM Appに関する説明が示されている。図4及び図5の実施例ではカテゴリ別に予め
設定された数(一例として、3個)のLLM Appに関する説明を提供し、"View All"リンク等を通じて該当カテゴリの全てのLLM Appを見ることができる機能を提供することができるが
、これは一つの例示に過ぎず、アプリマーケットの構成が図4及び図5の実施例に限定されるものではない。
【0038】
アプリマーケットプロバイダ(303)によって提供されることができるアプリマーケット
は、図4及び図5の実施例に示されたように、アプリケーション提供システム(300)の提供
者によって各職群別に予め製作及び登録されたLLM Appである第1パーティアプリで構成されることができる。クライアントは"App Discovery"項目で希望するLLM Appを選択してインストールすることができる。クライアントによってインストールされたLLM Appは"Apps
in use"に含まれることができる。
【0039】
また、クライアントの管理者(一例として、従業員や開発者)が作成するLLM Appである
第2パーティアプリは直接"Apps in use"にインストールされることができる。
【0040】
一方、外部開発者が開発するLLM Appである第3パーティアプリは、アプリ承認過程を通じて、アプリマーケットの「App Discovery」項目にカテゴリ別に表示されることができ
る。アプリ承認プロセスのために、アプリケーション提供システム(300)は登録が要請
された外部開発者のLLM Appに対するセキュリティ要件テスト、機能テストなどを行うこ
とができる。顧客企業が第三者アプリをインストールして使用すると、第三者アプリの使用によって発生する売上をアプリケーション提供システム(300)の提供者とその第三者
アプリの外部開発者が共有することができる。前述したようにアプリケーション提供システム(300)は外部開発者に第三者アプリの使用によって発生する売上の一定割合をその
外部開発者に提供することができる。
【0041】
このような本発明の実施例によるLLM Appは一般的な従来のモバイルアプリと差別化さ
れる。一例として、従来のモバイルアプリはモバイルアプリの運用のための運用リソース(例えば、サーバ、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit
)など)をモバイルアプリの開発者が直接構築、管理し、責任を負わなければならない。一方、本発明の実施例によるLLM Appの場合はLLM Appの運用リソースがアプリケーション提供システム(300)によって構築されて管理されることによってアプリケーション提供
システム(300)の管理者がLLM Appの運用を担当する形態になることができる。
【0042】
LLM Appは前述したように企業内の業務を自動化することができる対話型のLLM Appとウェブ/モバイルで使用するシングルアクションアプリに区分されることができる。このよ
うなLLM Appの例示としては以下のようなものがある。
【0043】
-契約書要約:長い契約書から契約対象、金額、日程など主要内容を抜き出して要約する。
【0044】
-個人情報保護検索ボット:個人情報保護に関する質問をすると、個人情報保護委員会から発行された文書を基準に回答を探して知らせてくれる。
【0045】
-クレーム対応:顧客のクレームの種類を指定し、長さを指定すると、指定された長さに合わせてプロフェッショナルな対応メールを作成する。
【0046】
-契約書比較:複数の契約書から主要内容を抽出して比較する。
【0047】
-金融商品比較:金融商品に関する説明から主要内容を抽出して比較する。
【0048】
図6及び図7は、本発明の一実施例における対話型のLLMアプリを生成するためのGUI(Graphical User Interface)の例を示した図である。図6及び図7の実施例は、預金商品説明書の条項を抽出して比較するLLMアプリを生成するための機能としてのGUIの例示を表している。図6は、GUIを通じて、比較する第1商品説明書と第2商品説明書をアップロードするためのアップロード機能、プロンプトに従ってLLMを通じて、アップロードされた商品説明
書から主要条項を抽出するための抽出機能、及びLLMを通じて抽出された主要条項を入力
して商品説明書の主要条項を比較する比較機能が含まれるようにLLMアプリを生成する過
程の例を表している。また、図7は、GUIを通じて、第1商品説明書から主要条項を抽出す
る抽出機能のサブ機能として、基本モデルを選択するための機能、主要条項の抽出に関連するプロンプトを入力する機能、メモ機能などが提供される例を表している。
【0049】
図8は、本発明の一実施例における、生成された対話型LLMアプリの実行結果の例を示した図である。図8は、図6及び図7の実施例で説明したGUIを通じて、第1商品説明書と第2商品説明書から主要条項を抽出して比較するLLMアプリの対話型インタフェースの例を示し
ている。
【0050】
図9は本発明の一実施例における、シングルアクションアプリの生成のためのユーザイ
ンタフェースの例を示す図である。図9の実施例は、顧客から受けたクレームに対する謝
罪文を自動的に作成するためのシングルアクションアプリの生成のためのユーザインタフェースを示している。このとき、該当シングルアクションアプリを生成しようとするユーザは、クレーム対応に関連して予め設定された項目の値を指定し、LLMを選択した後、選
択されるLLMが使用するプロンプトを指定する過程を通じて、直ぐにシングルアクション
アプリを生成及び実行することができる。この場合、選択されたLLMは、指定されたプロ
ンプトと各項目別の値を利用して、顧客から受けたクレームに対する謝罪文を自動的に生成及び提供することができる。
【0051】
図10は本発明の一実施例による、アプリケーション提供方法の例を示すフローチャートである。本実施例によるアプリケーション提供方法は、前述したアプリケーション提供システム(300)を具現するコンピュータ装置(200)によって遂行されることができる。このとき、コンピュータ装置(200)のプロセッサ(220)は、メモリ(210)が含むオペレーティング
システムのコードや、少なくとも一つのコンピュータプログラムのコードによる制御命令(instruction)を実行するように具現されることができる。ここで、プロセッサ(220)は、コンピュータ装置(200)に格納されたコードが提供する制御命令によって、コンピュータ
装置(200)が図10の方法が含む段階(1010乃至1040)を遂行するようにコンピュータ装置(200)を制御することができる。
【0052】
段階(1010)で、コンピュータ装置(200)は、顧客会社の端末または外部開発者の端末へ
、顧客会社の内部業務の自動化のための大型言語モデル(Large Language Models, LLMs) 基盤のアプリケーションの生成のためのアプリ生成機能を提供することができる。アプリ生成機能は複数の互いに異なる大規模言語モデルを活用した対話型アプリケーションを生成するための第1生成機能、及びウェブやモバイルで使用するためのシングルアクション
アプリケーションを生成するための第2生成機能を含むことができる。前述の第1生成機能を提供するためのアプリビルダー(301)と第2生成機能を提供するためのシングルアクションLLMアプリビルダー(302)について説明したことがある。また、自動化のための顧客の内部業務は契約書要約、個人情報保護検索、クレーム対応、契約書比較、及び金融商品比較のうち少なくとも一つを含むことができる。これはLLM Appが自動化できる業務の例
示に過ぎず、これに限定されるものではない。
【0053】
段階(1020)でコンピュータ装置(200)は顧客の内部業務の自動化のための大規模言
語モデルベースのアプリケーションをアプリマーケットに登録することができる。前述のように、アプリマーケットに登録されるアプリケーションは、アプリマーケットの提供者によって提供される第1パーティアプリ、顧客の管理者によってアプリ生成機能を通じて
生成された第2パーティアプリ、及び外部開発者によってアプリ生成機能を通じて生成さ
れた第3パーティアプリを含むことができる。この時、コンピュータ装置(200)はアプリ生成機能を通じて外部開発者によって生成されたアプリケーションの場合、承認手続きを経て承認されたアプリケーションをアプリマーケットに登録することができる。この時、承認手続きは外部開発者によって生成されたアプリケーションに対するセキュリティ要件
テスト及び機能テストを含むことができる。
【0054】
段階(1030)でコンピュータ装置(200)はアプリマーケットに登録されたアプリケー
ションのうち顧客によって選択されたアプリケーションの運営のための運営資源を構成することができる。ここで、コンピュータ装置(200)は、アプリ生成機能を通じて顧客会社
により生成されたアプリケーションを段階(1020)でアプリマーケットに登録することができる。この場合、コンピュータ装置(200)は段階(1030)でアプリ生成機能を通じて顧客会
社により生成されたアプリケーションを顧客会社により選択されたアプリケーションとみなして別途の選択過程なしにそのまま運用リソースを構成することができる。ここで、運用リソースはコンピュータ装置(200)を含むプラットフォームのリソースとして、選択さ
れたアプリケーションの機能を提供するためのサーバ、CPU(Central Processing Unit)及びGPU(Graphics Processing Unit)のうち少なくとも一つを含むことができる。コンピュ
ータ装置(200)を含むプラットフォームはアプリケーション提供システム(300)に対応することができ、一般的なアプリマーケットとは異なり使用されるアプリケーションの運用を担当することができる。
【0055】
段階(1040)でコンピュータ装置(200)は構成された運用リソースを利用して大規模言語
モデルベースのアプリケーションを通じて上記内部業務を処理して自動化することができる。この時、このような大規模言語モデルベースのアプリケーションの提供に伴いアプリマーケットの提供者は顧客会社に既設定された費用を請求することができる。一方、既に説明したようにアプリマーケットに登録されたアプリケーションのうち外部開発者によりアプリ生成機能を通じて生成されたアプリケーションが顧客会社により選択される場合、選択されたアプリケーションを通じて発生する売上の一定割合が外部開発者に提供されることができる。言い換えると、外部開発者により生成されたアプリケーションの場合、当該アプリケーションの提供に伴い顧客会社に請求する費用の一定割合が外部開発者に提供されることができる。
【0056】
このように、本発明の実施例によれば、企業業務自動化のための大規模言語モデルベースのアプリケーションを迅速かつ容易に開発して提供することができる。
【0057】
上記で説明されたシステム又は装置はハードウェア構成要素、又はハードウェア構成要素及びソフトウェア構成要素の組み合わせで具現化されることができる。例えば、実施例で説明された装置及び構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic
logic unit)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)、マイクロコンピュータ、FPGA(field programmable gate array)、PLU(programmable logic unit)、マイク
ロプロセッサ、又は命令(instruction)を実行して応答することができる他のいかなる装
置のように、1つ以上の汎用コンピュータ又は特殊目的コンピュータを利用して具現化さ
れることができる。処理装置はオペレーティングシステム(OS)及び上記オペレーティングシステム上で遂行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを遂行することができ
る。また、処理装置はソフトウェアの実行に応答して、データにアクセス、保存、操作、処理及び生成することもできる。理解の便宜のために、処理装置は1つが使われるものと
説明される場合もあるが、当該技術分野で通常の知識を有する者は、処理装置が複数の処理要素(processing element)及び/又は複数タイプの処理要素を含むことができるという
ことを知ることができる。例えば、処理装置は複数のプロセッサ又は1つのプロセッサ及
び1つのコントローラを含むことができる。また、並列プロセッサ(parallel processor)
のような、他の処理構成(processing configuration)も可能である。
【0058】
ソフトウェアはコンピュータプログラム(computer program)、コード(code)、命令(instruction)、又はこれらのうちの1つ以上の組み合わせを含むことができ、望むとおりに動作するように処理装置を構成したり独立的に又は結合的に(collectively)処理装置を直接
的に動作させるように構成することができる。ソフトウェアとハードウェアの組み合わせは、汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、又は他のプログラム可能データ処理装置のような処理装置を、上記ソフトウェア、ファームウェア、マイクロコード等を含むようにプログラムすることによって具現化することもできる。ソフトウェア及び/又はデータ
は、処理装置により解釈されるか、処理装置に命令又はデータを提供するために、何らかのタイプの機械、構成要素(component)、物理的装置、仮想装置(virtual equipment)、コンピュータ記憶媒体又は装置に具体化(embody)することができる。ソフトウェアはネットワークで接続されたコンピュータシステム上に分散されて、分散された方法で記憶されたり実行されたりすることもできる。ソフトウェア及びデータは1つ以上のコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に記憶することができる。
【0059】
実施例による方法は、様々なコンピュータ手段を通じて遂行することができるプログラム命令の形態で具現されてコンピュータ読み取り可能な媒体に記録することができる。前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独で又は組み合わせて含むことができる。媒体はコンピュータで実行可能なプログラムを継続的に記憶したり、実行又はダウンロードのために一時的に記憶したりすることもできる。また、媒体は単一又は複数のハードウェアが結合された形態の様々な記録手段又は記憶手段であり得るが、どのコンピュータシステムに直接接続される媒体に限定されず、ネットワーク上に分散して存在することもできる。媒体の例示としては、ハードディスク、フロッピーディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD-ROM及びDVDのような光
記録媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気-光媒体(magneto-optical medium)、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどを含んでプログラム命令語が記憶さ
れるように構成されたものがあり得る。また、他の媒体の例示として、アプリケーションを流通するアップストアや、その他様々なソフトウェアを供給ないし流通するサイト、サーバなどで管理する記録媒体ないし記憶媒体も挙げることができる。プログラム命令の例にはコンパイラーによって作られるもののようなものと同じ機械語コードのみならずインタープリター等を使用してコンピュータによって実行されることができる高級言語コードを含む。
【0060】
上記のように実施例が限定された実施例及び図面によって説明されたが、当該技術分野で通常の知識を有する者であれば、上記の記載から多様な修正及び変更が可能である。例えば、説明された技術が説明された方法と異なる順序で遂行されたり、及び/又は説明さ
れたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が説明された方法と異なる形態で結合又は組み合わされたり、他の構成要素又は均等物によって置き換えられたり置換されても、適切な結果が達成されることができる。
【0061】
したがって、他の実現例、他の実施例及び請求範囲と均等なものも、後述する請求範囲の範囲に属する。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
【手続補正書】
【提出日】2025-03-12
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0019】
図1図1は、本発明の一実施例による、ネットワーク環境の例を示す図面である。
図2図2は、本発明の一実施例による、コンピュータ装置の例を示すブロック図である。
図3図3は、本発明の一実施例における、アプリケーション提供システムの概略的な姿の例を示す図面である。
図4図4は、本発明の一実施例における、アプリマーケットのためのユーザインタフェース画面の例を示す図面である。
図5図5は、本発明の一実施例における、アプリマーケットのためのユーザイン タフェース画面の例を示す図面である。
図6図6は、本発明の一実施例における、対話型のLLMアプリを生成するためのGUI(Graphical User Interface)の例を示す図面である。
図7図7は、本発明の一実施例における、対話型のLLMアプリを生成するためのGUI(Graphical User Interface)の例を示す図面である。
図8図8は、本発明の一実施例における、生成された対話型LLMアプリの実行結果の例を示す図面である。
図9図9は、本発明の一実施例における、シングルアクションアプリの生成のためのユーザインタフェースの例を示す図面である。
図10図10は、本発明の一実施例によるアプリケーション提供方法の例を示すフローチャートである。
【外国語明細書】