(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025009404
(43)【公開日】2025-01-20
(54)【発明の名称】除草具
(51)【国際特許分類】
A01B 1/16 20060101AFI20250110BHJP
A01B 1/22 20060101ALI20250110BHJP
【FI】
A01B1/16
A01B1/22
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023112396
(22)【出願日】2023-07-07
(71)【出願人】
【識別番号】322009055
【氏名又は名称】金井 芳雄
(72)【発明者】
【氏名】金井 芳雄
(57)【要約】 (修正有)
【課題】取り扱いが簡単で芝生の雑草や平地の除草を楽に行うのが可能な除草具を提供する。
【解決手段】除草刃基板2,は湾曲形状でボルト2本で脱可能であり長手方向の両端部に鋸刃形状の突起刃3,を各端部で1~2mm前後の大きさが違う突起刃3,を設ける。突起刃の長さは最小6mmで数種類の替え刃2,を備える。除草具の中央部の握手の金属部8,の両端に刃部基板2,を固定する為のネジ部10,を有するホルダー9,溶着する。ホルダー部9,と指かけフック7,の間に除草刃基板2,を挟み込みボルト5,で共締めする。握手の金属部8,の取り付穴11,にプラスチック製又は木製の保護材12,を固定する。狭い場所の除草に巾の狭い特殊形状刃部13,を備える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
除草刃基板は湾曲形状でボルト2本にて固定し着脱可能である、
長手方向の両端部に鋸刃形状の突起刃の長さを最小6mmとして除草刃基板2~3個を1mm刻みで長さの違う突起刃をもうける、それ以降は2mm刻みとして数種類の替え刃を備える、
除草具の中央部に長尺の握手部の両端に除草刃部基板を固定するネジ部を有したホルダーを溶着する、
指かけフックを最上部(除草刃基板の上面)に重ねて共締めする、
金属の握手部にプラスチック製又は木製の保護材を取り付けることを特徴とする除草具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鋸刃形状の突起刃を雑草の根本に引っ掛けて抜き取る手作業の除草具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の除草具は、鋸鎌や平鎌など鎌類が多く用いられている。
【0003】
しかし、鎌で雑草の根から切り取り除草するのが一般的な方法であるが、雑草の根に付いた土と雑草を分離するのが難しく手間がかかる、小さい雑草は取り難く取り残しが多くなる。
【0004】
芝生に生えた雑草取りでは鎌の刃が芝生の根を切たり、引っ掛かりして効率が悪い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
比較的小さい雑草と土の分離が容易で機能的に除草が可能な除草具の提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、中央部に長尺の握手部11,8,を設けて握手の長手方向の両端部に突起状刃3,を設けた基板を固定するネジ部10,を有するホルダー9,を8,に溶着する。
除草刃部基板は長方形で長手方向、両端部に鋸刃形状の突起刃の長さを端部
別毎に変える。突起刃3,の長さを最小6mmとして除草刃部基板2,を2~3個1mm刻みとし以降2mm刻みで替え刃3,を備え突起刃基板2,は両端部の一部分を平面にした湾曲状とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明は除草具の握手部両端に突起刃の大きさの違う刃部基板をセットする事により広範囲の雑草の状況に対応可能であり特に草取り鎌では困難な小さな雑草を効率的に除草することが出来る。
特に芝生の小さな雑草の取り除きに威力を発揮する。
指かけフック7,が突起刃部全体を覆うので突起刃3,が指等に当たる事がない。
握手部8,の両端にホルダー9,がT字状に溶着されているので、除草時に握手部11,を軽く握るだけで、ホルダー9,がストッパーとなり握手が外れる事が無い。
指かけフック7,が在る事により、両手で除草具を操作する事により力を必要とせず楽に除草作業ができる。
突起刃3,が摩耗しても刃部基板2,だけを交換すればよくローコストである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】
図1は除草具本体の実施方法を示した斜視図である。(実施例1)
【
図2】
図2は除草具の除草刃部基板の斜視図である。(実施例2)
【
図3】
図3は除草具の除草刃部基板の展開図である。
【
図7】
図7は除草具の指かけフックの正面図である。
【
図8】
図8は除草具の握手部両端にプレートを溶着した平面図である。
【
図9】
図9は除草具の握手部両端にプレートを溶着した正面図である。
【
図10】
図10は除草具本体狭刃部の実施方法を示した斜視図である(実施例3)
【発明を実施するための形態】
【0010】
握手金属部8,取り穴10,を設け握手金属部8,の上下に保護材を取り穴10,に固定する。
ネジ部を有するホルダー9,の上面に除草刃基板部2,を重ね、その上に指かけフック7,をサンドイッチ状に重ねてボルト5,で共締めする。
【実施例0011】
図1は、本発明の1実施例の説明する斜視図である。
6は、
図1同様であり正面図である。
握手金属部8,の上下に手で握りやすい形状の保護材11,を取り付け、両端に除草刃部2,を固定するネジ部10,を有するホルダー9,を溶着したホルダー9,の上面に除草刃基板部2,を重ね、その上に指かけフック7,をサンドイッチ状に重ねてボルト5,で共締めする