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特開2025-95906半導体モジュール及び半導体モジュールの製造方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025095906
(43)【公開日】2025-06-26
(54)【発明の名称】半導体モジュール及び半導体モジュールの製造方法
(51)【国際特許分類】
   H01L 23/40 20060101AFI20250619BHJP
   H05K 1/18 20060101ALI20250619BHJP
【FI】
H01L23/40 A
H05K1/18 Q
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023212299
(22)【出願日】2023-12-15
(71)【出願人】
【識別番号】000002037
【氏名又は名称】新電元工業株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002697
【氏名又は名称】めぶき弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】野口 宏一朗
(72)【発明者】
【氏名】山口 公輔
(72)【発明者】
【氏名】今関 泰宏
【テーマコード(参考)】
5E336
5F136
【Fターム(参考)】
5E336AA04
5E336AA07
5E336AA11
5E336BB16
5E336BB18
5E336BC02
5E336CC01
5E336CC55
5E336EE01
5E336GG30
5F136BA04
5F136BB18
5F136DA41
5F136EA61
(57)【要約】
【課題】小型化・低背化された半導体モジュールを提供する。
【解決手段】少なくとも一方面に形成された配線部12、及び、少なくとも一方面側に開口を有する穴部13を有する基板10と、基板10の一方面側に配置され、樹脂封止された本体部21、及び、本体部21の側面から外側に向かって延びる板状のリード部22を有する少なくとも1つの半導体パッケージ20,30とを備え、少なくとも1つの半導体パッケージ20,30のうちのいずれかにおいて、本体部21の一部は、穴部13に挿入され、リード部22は、基板10の表面に沿って延び、リード部21の下面が配線部12と接合されている半導体モジュール1。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一方面に形成された配線部、及び、少なくとも前記一方面側に開口を有する穴部を有する基板と、
前記基板の前記一方面側に配置され、樹脂封止された本体部、及び、前記本体部の側面から外側に向かって延びる板状のリード部を有する少なくとも1つの半導体パッケージと、を備え、
少なくとも1つの前記半導体パッケージのうちのいずれかにおいて、
前記本体部の一部は、前記穴部に挿入され、
前記リード部は、前記基板の表面に沿って延び、
前記リード部の下面が前記配線部と接合されていることを特徴とする半導体モジュール。
【請求項2】
前記半導体パッケージは、前記基板と接触又は対向する基板対向面、及び、前記基板対向面の高さ位置を基準として前記基板側に突出した凸部を有し、
前記本体部の一部は、前記凸部であることを特徴とする請求項1に記載の半導体モジュール。
【請求項3】
前記半導体パッケージとして、複数の前記半導体パッケージを有し、
複数の前記半導体パッケージのうちの少なくとも2つの前記半導体パッケージにはそれぞれ、前記本体部における前記基板側とは反対側に、放熱フィンを載置する放熱フィン載置面が形成されており、それぞれの前記放熱フィン載置面は、同じ高さであることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体モジュール。
【請求項4】
前記半導体パッケージとして、複数の前記半導体パッケージを有し、
複数の前記半導体パッケージのうちの一の半導体パッケージは、制御用の半導体パッケージであり、複数の前記半導体パッケージのうちの他の半導体パッケージは、整流用の半導体パッケージであることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体モジュール。
【請求項5】
少なくとも一方面側に開口を有する穴部を有する基板を準備する準備工程と、
樹脂封止された本体部、及び、前記本体部の側面から外側に向かって延びる板状のリード部を有する少なくとも1つの半導体パッケージを前記基板に接続する接続工程と、を含み、
前記接続工程においては、
少なくとも1つの前記半導体パッケージのうちのいずれかにおいて、
前記本体部の一部を前記穴部に挿入するとともに、前記基板の表面に沿って前記リード部が水平に延びるように配置して、前記リード部の下面を前記基板と接合させることにより、前記半導体パッケージを前記基板に接続することを特徴とする半導体モジュールの製造方法。
【請求項6】
少なくとも一方面側に開口を有する穴部を有する基板を準備する工程と、
樹脂封止された第1の本体部、及び、前記第1の本体部の側面から外側に向かって延びる板状の第1のリード部を有する少なくとも1つの第1の半導体パッケージを前記基板に接続する第1の工程と、
樹脂封止された第2の本体部、及び、前記第2の本体部の側面から外側に向かって延び、前記基板に近づくように折れ曲がる部位を含む板状の第2のリード部を有する少なくとも1つの第2の半導体パッケージを前記基板に接続する第2の工程と、を含み、
前記第1の工程においては、
少なくとも1つの前記第1の半導体パッケージのうちのいずれかにおいて、
前記第1の本体部の一部を前記穴部に挿入するとともに、前記基板の表面に沿って前記第1のリード部が延びるように配置して、前記第1のリード部の下面を前記基板と接合させることにより、前記第1の半導体パッケージを前記基板に接続し、
前記第2の工程においては、
前記第2のリード部の下面を前記基板と接合させることにより、前記第2の半導体パッケージを前記基板に接続し、
前記第1の工程において前記第1のリード部の下面を前記基板と接合させる接合と、前記第2の工程において前記第2のリード部の下面を前記基板と接合させる接合とを同時に行うことを特徴とする半導体モジュールの製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体モジュール及び半導体モジュールの製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、複数の半導体パッケージを実装した半導体モジュールが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような半導体モジュールに用いる半導体パッケージとしては、本体部の側面から外側に向かって直線状に延びるリード部を有する挿入型の半導体パッケージと、中途でリード部がZ字状等に折り曲げられた面実装型の半導体パッケージとが存在する。
【0003】
挿入型の半導体パッケージを実装する(基板と接合する)には、例えば、直線状に延びるリード部を溶融したはんだに漬けて基板に設けられたスルーホールに挿入することで基板と接合する。一方、面実装型の半導体パッケージを実装する(基板と接合する)には、例えば、基板の配線部(電極パッド)上にクリームはんだなどを介してリード部を配置してリフローすることで基板と接合する。
【0004】
近年、基板の両面に電子部品を実装する場面が増加したことに伴って基板の両面に実装可能な面実装型が主流になってきているが、挿入型の半導体パッケージも依然として使用されている実情があり、挿入型の半導体パッケージが使用されている場合も多い。
【0005】
挿入型の半導体パッケージを用いた半導体モジュールとしては、例えば、以下のような半導体モジュールが知られている(従来の第1の半導体モジュール900)。
【0006】
従来の第1の半導体モジュール900は、図8に示すように、一方面に形成された配線部912、及び、スルーホール914を有する基板910と、樹脂封止された本体部921,931、及び、本体部921、931の側面から外側に向かって延びるリード部922、932を有する2つの半導体パッケージ920、930と、その他の半導体パッケージ940とを備える。2つの半導体パッケージ920、930は挿入型の半導体パッケージであり、その他の半導体パッケージ940は、面実装型の半導体パッケージである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開平6-310844号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上記従来技術においては挿入型の半導体パッケージのリード部を基板の表面と垂直になるように配置しているため、小型化・低背化された半導体モジュールとすることが難しい、という課題がある。
【0009】
半導体モジュールの技術分野において、小型化・低背化された半導体モジュールが求められている。しかしながら、挿入型の半導体パッケージのリード部を基板の表面と垂直方向ではなく、基板の表面に沿って延ばした場合でも、リード部を折り曲げて横長に実装することになるため(図9参照)、半導体パッケージの厚さよりも低背化することはできず、小型化・低背化された半導体モジュールとすることが難しい、という課題がある。
【0010】
また、2つの半導体パッケージで共通の放熱フィンを用いる場合には、基板からの実装高さを同じ高さ調整をするために、半導体パッケージと基板との間にスペーサを挿入したり(図9図12参照)、放熱フィンを加工したり(図10図12の放熱フィン950a参照)する必要があり、小型化・低背化された半導体モジュールとすることがより一層難しくなる。
【0011】
そこで、本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、小型化・低背化された半導体モジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の半導体モジュールは、少なくとも一方面に形成された配線部、及び、少なくとも前記一方面側に開口が形成された穴部を有する基板と、前記基板の前記一方面側に配置されており、樹脂封止された本体部、及び、前記本体部の側面から外側に向かって延びる板状のリード部を有する少なくとも1つの半導体パッケージと、を備え、少なくとも1つの前記半導体パッケージのうちのいずれかにおいて、前記本体部の一部は、前記穴部に挿入され、前記リード部は、前記基板の表面に沿った高さ位置で延び、前記リード部の下面が前記配線部と接合されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明の半導体モジュールによれば、少なくとも一方面側に開口が形成された穴部を有する基板を備え、少なくとも1つの半導体パッケージのうちのいずれかにおいて、本体部の一部は、穴部に挿入され、リード部は、基板の表面に沿った高さ位置で延び、リード部の下面が配線部と接合されているため、挿入型の半導体パッケージのリード部を折り曲げることなくリード部の下面と配線とを接合することができる。
【0014】
また、本発明の半導体モジュールによれば、少なくとも1つの半導体パッケージのうちのいずれかにおいて、本体部の一部は、穴部に挿入されているため、半導体パッケージの厚さよりも低背化することができ、小型化・低背化された半導体モジュールとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】実施形態1に係る半導体モジュール1を示す側断面図である。
図2】実施形態1における整流用半導体パッケージ20を示す図である。図2(a)は整流用半導体パッケージ20の側断面図を示し、図2(b)は整流用半導体パッケージ20の平面図を示し、図2(c)は整流用半導体パッケージ20の内部構造を示す図である。
図3】実施形態2に係る半導体モジュール2を示す側断面図である。
図4】実施形態2における制御用半導体パッケージ30aを示す図である。図4(a)は制御用半導体パッケージ30aの側断面図を示し、図4(b)は制御用半導体パッケージ30aの平面図を示す。
図5】実施形態3に係る半導体モジュール3を示す側断面図である。
図6】実施形態4に係る半導体モジュール4を示す側断面図である。
図7】実施形態4における制御用半導体パッケージ30bを示す図である。図7(a)は制御用半導体パッケージ30bの側断面図を示し、図7(b)は制御用半導体パッケージ30bの平面図を示す。
図8】従来の第1の半導体モジュール900を示す側断面図である。
図9】従来の第2の半導体モジュール901を示す側断面図である。
図10】従来の第3の半導体モジュール902を示す側断面図である。
図11】従来の第4の半導体モジュール903を示す側断面図である。
図12】従来の第5の半導体モジュール904を示す側断面図である。
図13】実施形態5に係る半導体モジュールの製造方法を示す側断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の半導体モジュール及び半導体モジュールの製造方法について、図に示す実施形態に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている諸要素及びその組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0017】
[実施形態1]
1.実施形態1に係る半導体モジュール1の構成
実施形態1に係る半導体モジュール1は、図1に示すように、基板10と、2つの半導体パッケージ(整流用半導体パッケージ20及び制御用半導体パッケージ30)と、その他の半導体パッケージ40と、放熱フィン50とを備える。
【0018】
基板10は、絶縁性基板11、配線部12及び穴部13を有する。基板10としては、例えばプリント基板を用いることができるが、セラミック基板その他適宜の配線基板を用いることができる。
【0019】
絶縁性基板11は、例えばガラスエポキシ樹脂を材料とする絶縁性基板であるが、セラミックを材料とする絶縁性基板でもよいし、その他適宜の絶縁性基板でもよい。配線部12は、絶縁性基板11の一方面上に例えば銅箔などで形成されている回路やランド、電極パッドである。配線部12の周囲にはソルダーレジストが形成されている。穴部13は、絶縁性基板11の一方面側及び他方側の両方に開口を有する貫通孔であり、整流用半導体パッケージ20の凸部23に対応した開口を有する。
【0020】
整流用半導体パッケージ20は、基板10の一方面側に配置されている。整流用半導体パッケージ20は、図1及び図2に示すように、本体部21、及び、リード部22を有する、いわゆる挿入型の半導体パッケージである。整流用半導体パッケージ20は、商用電源の交流を例えば全波整流し脈流にするためのものであり、内部では、例えばブリッジダイオードが構成されている。
【0021】
本体部21は、側面視したときに略L字形状と見えるような凸部23を有している。この凸部23は、本体部21が基板と対向する基板対向面24の高さ位置を基準として基板側に突出するように形成されている(図1及び図2(a)参照)ここで、図1で示すように基板対向面24が基板11と接触する場合は、基板対向面は基板接触面とも言いうる。また、本体部21において基板側とは反対側には、放熱フィン50を載置する放熱フィン載置面25が形成されている。すなわち、図1図2(a)において、本体部21は互いに対向する基板対向面24と放熱フィン載置面25とを有する。
【0022】
本体部21は、図1に示すように、基板接触面24が基板10と接触した状態、かつ、本体部21の一部である凸部23が穴部13に挿入された状態で基板10の一方面側に配置されている。従って、本体部21と基板10との間にはスペーサが配置されていない。なお、凸部23の先端は、穴部13を通って基板の反対側に突き抜けていてもよいし、穴部13の中にとどまっていてもよい。
【0023】
リード部22は、本体部21の側面(側面の中間位置)から外側に向かって延びる板状の部材である。実施形態1においては、4本のリード部22が所定の間隔で伸びている(図2(b)参照)。リード部22は、図1に示すように、基板10の表面に沿った高さ位置で水平に延びており、折り曲げられていない。リード部22の下面は導電性接合材(例えばはんだ)を介して配線部12と接合されている。なお、基板接触面24とリード部の下面とは同じ高さ位置にあるが、異なる高さ位置にある場合でも穴部の深さを調整する等をすることにより高さ位置を揃えることができる。
【0024】
リード部22は、放熱フィン載置面25の高さ位置から所定の高さ以上離れた位置で本体部21から突出している。これは、放熱フィン50を配置した場合の放熱フィン50との絶縁距離を確保することが可能な高さ位置とする必要があるからである。
【0025】
整流用半導体パッケージ20における本体部21内には、図2(c)に示すように、インナーリード27,半導体チップ28、及び、接続部材29が配置されている。
【0026】
インナーリード27は、半導体チップ28を搭載するランドを有し、そこからクランク状に折れ曲がってリード部22と連結されている。半導体チップ28は、インナーリード27のランドに配置されている。実施形態1においては4つのダイオードが配置され、ブリッジダイオードを構成する。接続部材29は、半導体チップ28におけるインナーリード27側とは反対側の電極と、インナーリード27とを接続する。
【0027】
本体部21におけるインナーリード27は、半導体チップ28が搭載されている部分からクランク状に折れ曲がって封止樹脂の外側に延びてリード部22(アウターリード)となっている。従って、インナーリード27、特にクランク状に折れ曲がった部分を外部から絶縁するのに十分な封止樹脂で覆う必要があるため、本体部21から突出した凸部23が形成される。従って、リード部22は、本体部21における凸部23が形成されている側の側面の中途位置で本体部21から突出している。
【0028】
制御用半導体パッケージ30は、図1に示すように、本体部31及びリード部32を有する、いわゆる面実装型の半導体パッケージである。制御用半導体パッケージ30は、外部のモータなどの電動機の駆動を制御する。
【0029】
本体部31は、略直方体形状に樹脂封止されている。リード部32は、本体部31の側面から外側に向かって延び、中途でクランク状、あるいはガルウィング状に折り曲げられている。リード部32の先端部分は、配線部12上に配置され、導電性接合材(例えば、はんだ)を介して配線部12と接合されている。
【0030】
制御用半導体パッケージ30においては、基板側とは反対側に放熱フィン50を載置する放熱フィン載置面35が形成されている。整流用半導体パッケージ20の放熱フィン載置面25の高さ位置と、制御用半導体パッケージ30の放熱フィン載置面35の高さ位置とは同じ高さ位置にある。より詳しく言えば、整流用半導体パッケージ20の基板接触面24(リード部22の下面)の高さ位置から放熱フィン載置面25の高さ位置までの高さは、制御用半導体パッケージ30のリード部32の最下面の高さ位置から放熱フィン載置面35の高さ位置までの高さと等しい。
【0031】
その他の半導体パッケージ40は、いわゆる面実装型の半導体パッケージであり、基板10上に配置されている。なお、基板上には、コンデンサ等の電子部品が搭載されるが、基本的には面実装型の部品である。
【0032】
放熱フィン50は、整流用半導体パッケージ20及び制御用半導体パッケージ30上に跨って配置されている。放熱フィン50は、整流用半導体パッケージ20及び制御用半導体パッケージ30の共用の放熱フィンである。
【0033】
2.実施形態1に係る半導体モジュール1の効果
実施形態1に係る半導体モジュール1によれば、少なくとも一方面側に開口が形成された穴部13を有する基板10を備え、少なくとも1つの半導体パッケージのうちのいずれかにおいて、本体部21の一部は、穴部13に挿入され、リード部22は、基板10の表面に沿った高さ位置で水平に延び、リード部22の下面が配線部12と接合されているため、挿入型の半導体パッケージ20のリード部22を折り曲げることなくリード部22の下面と配線部12とを接合することができる。
【0034】
また、実施形態1に係る半導体モジュール1によれば、少なくとも1つの半導体パッケージのうちのいずれかにおいて、本体部21の一部は、穴部13に挿入されているため、半導体パッケージ20の厚さよりも低背化することができ、小型化・低背化された半導体モジュールとすることができる。
【0035】
また、実施形態1に係る半導体モジュール1によれば、本体部21は、基板10と接触又は対向する基板対向面24、及び、基板対向面24の高さ位置を基準として基板10側に突出した凸部23を有し、本体部21の一部は、凸部23であるため、凸部23を穴部13に挿入し、リード部22を基板10の表面に沿った高さ位置で水平に延ばし、リード部22の下面を配線部12と接合することができる。従って、挿入型の半導体パッケージのリード部22を折り曲げることなくリード部22の下面と配線部12とを接合することができる。さらに、挿入型の半導体パッケージでありながら、面実装型の半導体パッケージのように、リフローすることで基板10と接合することができ、面実装型の半導体パッケージと挿入型の半導体パッケージとを別々に行う必要がなく、作業工程が簡便なものとなる。
【0036】
また、実施形態1に係る半導体モジュール1によれば、2つ以上の半導体パッケージで共通の放熱フィン50を用いる場合であっても、穴部の深さを調整することで、整流用半導体パッケージ20と基板10との間にスペーサを挿入したり、放熱フィンを加工したりすることなく基板10からの半導体パッケージ20の実装高さを揃えることができる。従って、小型化・低背化された半導体モジュールとすることができる。
【0037】
ところで、挿入型の半導体パッケージは本体部の側面からリード部が延びており、立てた状態で基板に実装すると実装高さが高くなってしまう(図8の半導体パッケージ920参照。従来の第1の半導体モジュール900)。また、この場合には、2つの半導体パッケージに共通の放熱フィンを載置することができない。そこで、リード部をL字状に折り曲げて横長に配置することで実装高さを低くすることが行われている(図9の半導体パッケージ930参照。従来の第2の半導体モジュール901参照)。
【0038】
しかしながら、整流用半導体パッケージ920と制御用半導体パッケージ930とは役割も構成部品も大きく異なることから、厚みも異なり、その実装高さも異なる。従って、共通の放熱フィン950を載置するためには、半導体パッケージ920,930と基板910との間にスペーサ960,970を入れて実装高さを調整して共通の放熱フィン950を載置することや(図9参照。従来の第2の半導体モジュール901)、放熱フィンを加工して実装高さの違いを放熱フィンの一部を突出させることで補うこと(図10の放熱フィン950a参照。従来の第3の半導体モジュール902参照。)が考えられる。
【0039】
このことは、2つの半導体パッケージのうち一方(図11では、制御用半導体パッケージ930)を面実装型の半導体パッケージとし、他方(図11では、整流用半導体パッケージ920)を挿入型の半導体パッケージとした場合でも、スペーサを挿入したり、放熱フィンを加工する等の調整が必要となり、簡便に共通の放熱フィンを搭載することができない(図11参照。従来の第4の半導体モジュール903参照)。
【0040】
そうかといって、挿入型の半導体パッケージのリード部を折り曲げて面実装型にしようとすると、元々挿入型半導体パッケージとして形成されたリード部は厚く、折り曲げにくいだけでなく、実装面積が大きくなってしまい、小型化された半導体モジュールとすることが難しい、という課題がある。
【0041】
これに対して、実施形態1に係る半導体モジュールにおいて、2つの半導体パッケージの放熱フィン載置面を同じ高さとすることにより、スペーサを挿入したり、放熱フィンを加工したりすることなく、簡便に共通の放熱フィンを2つの半導体パッケージ上に載置することができるという効果もさらに奏する。具体的には、図1及び図3において、制御用の半導体パッケージ20、20aの放熱フィン載置面25と、整流用の半導体パッケージ30、30aの放熱フィン載置面35とは、絶縁性基板11の上面の高さ位置を基準として互いに同じ高さとなっているため、共通の放熱フィン50を簡便に搭載することができる。
【0042】
また、実施形態1に係る半導体モジュールによれば、複数の半導体パッケージのうちの一の半導体パッケージは、制御用の半導体パッケージ20であり、複数の半導体パッケージのうちの他の半導体パッケージは整流用の半導体パッケージ30であるため、半導体モジュールの基幹部分の半導体パッケージを小型化・低背化することができ、半導体モジュール全体の小型化・低背化を実現することができる。
【0043】
[実施形態2]
実施形態2に係る半導体モジュール2は、基本的には実施形態1に係る半導体モジュール1と同様の構成を有するが、整流用半導体パッケージが面実装型であり、制御用半導体パッケージが挿入型である点で実施形態1に係る半導体モジュール1と異なる。
【0044】
実施形態2において、整流用半導体パッケージ20aは、図3に示すように、本体部21a及びリード部22aを有する。本体部21aは、略直方体形状に樹脂封止されている。リード部22aは、本体部21aの側面から外側に向かって延び、中途でクランク状、あるいはガルウィング状に折り曲げられている。リード部22aの先端部分は、配線部12上に配置され、導電性接合材(例えば、はんだ)で接合されている。
【0045】
制御用半導体パッケージ30aは、図3及び図4に示すように、本体部31a及びリード部32aを有する。
【0046】
本体部31aは、樹脂封止されており、側面視して下方が開いているコの字状の形状をしている。本体部31aの下方中央付近に基板10と対向・接触する基板接触面34が形成されており、その両端に基板接触面34の高さ位置を基準として基板10側に突出した2つの凸部33a,33aを有する。凸部33aは、基板10の穴部13に挿入されている。基板側とは反対側には、放熱フィン50を載置する放熱フィン載置面35が形成されている。
【0047】
本体部31aは、平面的に見て略矩形をしており、対向する2辺に沿って凸部33aが形成されている。凸部33aが形成されている側の辺の側部からは、それぞれ例えば4本ずつのリード部32aが延びている。本体部31aの中央を通る線に沿って放熱フィン50を固定するための貫通孔36が例えば2つ形成されている。
【0048】
リード部32aは、本体部31aにおける凸部33aが形成されている辺の側面から外側に向かって延びる板状の部材である。実施形態1においては、対向する2辺からそれぞれ4本ずつ伸びている。リード部32aは、図3に示すように、穴部13に凸部33aを挿入したときに、基板10の表面の高さ位置となっており、基板10の表面に沿った高さ位置で水平に延びている。リード部32aの下面は導電性接合材(例えばはんだ)を介して配線部12と接合されている。
【0049】
このように、実施形態2に係る半導体モジュール2は、整流用半導体パッケージが面実装型であり、制御用半導体パッケージが挿入型である点で実施形態1に係る半導体モジュール1の場合とは異なるが、実施形態1に係る半導体モジュール1の場合と同様に、少なくとも一方面側に開口が形成された穴部13を有する基板10を備え、少なくとも1つの半導体パッケージのうちのいずれかにおいて、本体部31aの一部は、穴部13に挿入され、リード部32aは、基板10の表面に沿った高さ位置で水平に延び、リード部32aの下面が配線部12と接合されているため、挿入型の半導体パッケージ30aのリード部32aを折り曲げることなくリード部32aの下面と配線部12とを接合することができる。
【0050】
また、実施形態2に係る半導体モジュール2によれば、少なくとも1つの半導体パッケージのうちのいずれかにおいて、本体部31aの一部は、穴部13に挿入されているため、半導体パッケージ30aの厚さよりも低背化することができ、小型化・低背化された半導体モジュールとすることができる。
【0051】
なお、実施形態2に係る半導体モジュール2は、整流用半導体パッケージが面実装型であり、制御用半導体パッケージが挿入型である点以外の点においては実施形態1に係る半導体モジュール1と同様の構成を有するため実施形態1に係る半導体モジュール1が有する効果のうち該当する効果を有する。
【0052】
[実施形態3]
実施形態3に係る半導体モジュール3は、基本的には実施形態1に係る半導体モジュール1と同様の構成を有するが、整流用半導体パッケージ及び制御用半導体パッケージのどちらも挿入型半導体パッケージである点で実施形態1に係る半導体モジュール1と異なる。すなわち、実施形態3において、整流用半導体パッケージは、図5に示すように、実施形態1で用いた挿入型の整流用半導体パッケージ20であり、制御用半導体パッケージは、実施形態2で用いた挿入型の制御用半導体パッケージ30aである。
【0053】
このように、実施形態3に係る半導体モジュール3は、整流用半導体パッケージ及び制御用半導体パッケージのどちらも挿入型半導体パッケージである点で実施形態1に係る半導体モジュール1の場合とは異なるが、実施形態1に係る半導体モジュール1の場合と同様に、少なくとも一方面側に開口が形成された穴部13を有する基板10を備え、少なくとも1つの半導体パッケージのうちのいずれかにおいて、本体部21,31aの一部は、穴部13に挿入され、リード部22,32aは、基板10の表面に沿った高さ位置で水平に延び、リード部22,32aの下面が配線部12と接合されているため、挿入型の半導体パッケージ20,30aのリード部22,32aを折り曲げることなくリード部22,32aの下面と配線部12とを接合することができる。
【0054】
また、実施形態3に係る半導体モジュール3によれば、少なくとも1つの半導体パッケージのうちのいずれかにおいて、本体部21,31aの一部は、穴部13に挿入されているため、半導体パッケージ20,30aの厚さよりも低背化することができ、小型化・低背化された半導体モジュールとすることができる。
【0055】
なお、実施形態3に係る半導体モジュール3は、整流用半導体パッケージ及び制御用半導体パッケージのどちらも挿入型半導体パッケージである点以外の点においては実施形態1に係る半導体モジュール1と同様の構成を有するため実施形態1に係る半導体モジュール1が有する効果のうち該当する効果を有する。
【0056】
[実施形態4]
実施形態4に係る半導体モジュール4は、図6図7に示すように、基本的には実施形態1に係る半導体モジュール1と同様の構成を有するが、制御用半導体パッケージの本体部31bの一部の構成が、外見上、実施形態1に係る半導体モジュール1と異なる。すなわち、実施形態4において、制御用半導体パッケージ30bにおいて、本体部31bの一部の形状は凸部に限定されていない。図6において本体部31bは樹脂封止されている直方体形状を成しており、その一部が穴部13に挿入されている。
【0057】
制御用半導体パッケージ30bの本体部31bにおけるリード部32bの下面よりも下側の部分が基板10の穴部13に挿入されている。言い換えると、整流用半導体パッケージ20における基板対向面(基板接触面)と同じ高さ位置に制御用半導体パッケージ30bのリード部32bの下面が位置し、その高さ位置よりも下側全体が穴部13に挿入されている。したがって、図6においてリード部32bの下面の高さ位置よりも下型の部分が、本体部31bの一部に相当するとも言い換えられる。
【0058】
このように、実施形態4に係る半導体モジュール4は、制御用半導体パッケージの本体部の一部の構成が実施形態1に係る半導体モジュール1の場合とは共通するものの、その形状が凸部ではない点は異なるが、少なくとも一方面側に開口が形成された穴部13を有する基板10を備え、本体部31bの一部は、穴部13に挿入され、リード部32bは、基板10の表面に沿った高さ位置で水平に延び、リード部32bの下面が配線部12と接合されているため、少なくとも一方面側に開口が形成された穴部13を有する基板10を備え、少なくとも1つの半導体パッケージのうちのいずれかにおいて、本体部21,31bの一部は、穴部13に挿入され、リード部22,32bは、基板10の表面に沿った高さ位置で水平に延び、リード部22,32bの下面が配線部12と接合されているため、挿入型の半導体パッケージ20,30bのリード部22,32bを折り曲げることなくリード部22,32bの下面と配線部12とを接合することができる。
【0059】
また、実施形態4に係る半導体モジュール4によれば、少なくとも1つの半導体パッケージのうちのいずれかにおいて、本体部21,31bの一部は、穴部13に挿入されているため、半導体パッケージ20,30bの厚さよりも低背化することができ、小型化・低背化された半導体モジュールとすることができる。
【0060】
また、実施形態4に係る半導体モジュール4によれば、リード部32bの下面の高さ位置よりも下型の部分が、本体部31bの一部に相当するため、リード部32bが基板11の穴に挿入するよりもリード部32bの下面が配線部12と接続する構造の方が、接続面積を広くとれるため接続抵抗を低くでき、また接続強度も高くできるため例えば振動に対しても接続不良を抑制できる。
【0061】
また、実施形態4に係る半導体モジュール4によれば、少なくとも1つの半導体パッケージのうちのいずれかにおいて、本体部の一部(リード部の下面よりも下側の部分)が穴部13に挿入されているため、半導体パッケージの厚さよりも低背化することができ、小型化・低背化された半導体モジュールとすることができる。
【0062】
なお、実施形態4に係る半導体モジュール4は、制御用半導体パッケージの本体部の一部の構成が以外の構成は実施形態1に係る半導体モジュール1と同様の構成を有するため実施形態1に係る半導体モジュール1が有する効果のうち該当する効果を有する。
【0063】
[実施形態5]
次に、実施形態5に係る半導体モジュールの製造方法について図13を用いて説明する。
まず、少なくとも一方面側に開口を有する穴部13と配線部12とを有する基板11と、第1の本体部21の側面から外側に向かって延びる板状の第1のリード部22を有する第1の半導体パッケージ20と、第2の本体部31の側面から外側に向かって延び、基板11に近づくように折れ曲がる部位37を含む板状の第2のリード部32を有する第2の半導体パッケージ30と、を準備する。ここで、第1の本体部21と第2の本体部31とは、樹脂で封止されていてもよい。また、図13において第1の半導体パッケージ20は挿入型であり、第2の半導体パッケージ30は面実装型である。
【0064】
次に、第1の本体部21の一部である凸部23を穴部13に挿入するとともに、第1のリード部22の下面を基板11上の配線部12に接合させる。また、同様に、第2のリード部32において基板11の表面と平行な方向に沿って延びる部分(先端部分)の下面を基板11の配線部12に接合させることで、第1の半導体パッケージ20を基板10に接続するとともに、第2の半導体パッケージ30を基板10に接続する
【0065】
本実施形態5においては、第1のリード部22の下面を基板11上の配線部12に接合させるのと同時に、第2のリード部32の下面を基板11上の配線部12に接合させることを特徴としている。具体的な製法としては、たとえば第1のリード部22の下面と第2のリード部32の下面とを単一のリフロー処理で基板11に接合させても良い。
【0066】
この製法により、第1の半導体パッケージ20は挿入型でありながら、面実装型の第2の半導体パッケージ30のようにリフロー等の処理により基板と接合することができるため、作業工程を簡便なものとすることができる。
【0067】
なお、本実施形態5においては、第1の半導体パッケージ20と第2の半導体パッケージ30とを基板と接合したが、挿入型の第1の半導体パッケージ20のみを基板に接合する場合にも上記した効果を得ることができる。すなわち、少なくとも一方面側に開口を有する穴部を有する基板を準備する準備工程と、樹脂封止された本体部、及び、本体部の側面から外側に向かって延びる板状のリード部を有する少なくとも1つの第1の半導体パッケージ20を基板に接続する接続工程と、を含み、接続工程においては、少なくとも1つの第1の半導体パッケージのうちのいずれかにおいて、本体部の一部を穴部に挿入するとともに、基板の表面に沿ってリード部が水平に延びるように配置して、リード部の下面を基板と接合させることにより、第1の半導体パッケージを基板に接続してもよく、この場合にも第1の半導体パッケージ20は挿入型でありながら、面実装型の半導体パッケージのようにリフロー等の処理により基板と接合することができる、という効果を有する。
【0068】
また、実施形態1と同様に、2つの半導体パッケージの一方が、制御用の半導体パッケージであり、他方が整流用の半導体パッケージである場合、半導体モジュールの基幹部分の半導体パッケージを小型化・低背化することができ、半導体モジュール全体の小型化・低背化を実現することができる。
【0069】
以上、本発明を上記の実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。その趣旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
【0070】
(1)上記各実施形態(各変形例も含む。以下同じ。)において記載した位置、接続、個数等は例示であり、本発明の効果を損なわない範囲において変更することが可能である。
【0071】
(2)上記実施形態4においては、制御用半導体パッケージの本体部の一部として凸部でないものを穴部に挿入したが、本発明はこれに限定するものではない。整流用半導体パッケージの本体部の一部として凸部でないものを穴部に挿入してもよいし、制御用半導体パッケージ及び整流用半導体パッケージの両方の本体部の一部として凸部でないものを穴部に挿入してもよい。
【0072】
(3)上記各実施形態においては、配線部が一方面にのみ形成されている基板を用いたが、本発明はこれに限定するものではない。配線部が一方面及び他方面に形成されている基板を用いてもよい。
【0073】
(4)上記各実施形態においては、穴部13は貫通している孔であるが、本発明はこれに限定するものではない。穴部13は貫通していない穴(一方面側に開口を有する穴)であってもよい。
【0074】
(5)上記各実施形態においては、基板対向面は、基板と接触している基板接触面であるとしたが、本発明はこれに限定するものではない。基板対向面は、基板と接触していなくてもよい。
【0075】
(6)上記各実施形態においては、半導体パッケージとして、制御用の半導体パッケージ、整流用の半導体パッケージ、及び、他の半導体パッケージの3つを備えることとしたが、本発明はこれに限定するものではない。他の半導体パッケージを備えなくてもよいし、制御用の半導体パッケージ、又は、整流用の半導体パッケージのいずれかのみを備えることとしてもよい。言い換えると、半導体パッケージを1つ備えることとしてもよいし、複数備えることとしてもよい。なお、複数の半導体パッケージのうちの一の半導体パッケージは、制御用の半導体パッケージであり、複数の半導体パッケージのうちの他の半導体パッケージは整流用の半導体パッケージであることが好ましい。
【符号の説明】
【0076】
1、2,3,4…半導体モジュール、10…基板、11…絶縁性基板、12…配線部、13…穴部、20,20a…整流用半導体パッケージ、21,21a…本体部、22,22a…リード部、23…凸部、24…基板接触面、25…放熱フィン載置面、26…貫通孔、27…インナーリード、28…半導体チップ、29…接続部材、30,30a,30b…制御用半導体パッケージ、31,31a,31b…本体部、32,32a、32b…リード部、33a…凸部、34…基板接触面、35…放熱フィン載置面、36…貫通孔、37…折れ曲がる部位、40…その他の半導体パッケージ、50…放熱フィン
図1
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