特開2026-157061IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ボールねじ用ナットの検査装置及びボールねじ用ナットの検査方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】ナットの内周面に形成された循環溝の深さを非破壊で検査することが可能なボールねじ用ナットの検査装置を提供する。
【解決手段】ボールねじ用ナットの内周面に、螺旋溝と、螺旋溝の終端から始端へボールを戻す循環溝とが形成され、循環溝の規定深さに対する相対的な深さ情報を取得して、前記循環溝の深さを検査するボールねじ用ナットの検査装置である。ナットの内部に挿入されて、周方向に配設された複数の分割体を有し、夫々の前記分割体の外周面に、循環溝に嵌合する突起が設けられた第一部材と、第一部材の軸方向端部から軸方向内側に嵌入され、第一部材の夫々の分割体が外径側に移動して、突起を前記循環溝に嵌合させる第二部材とを備えた。
【選択図】図2

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1に記載された方法で循環溝を形成する場合、例えばカムドライバの押し込みが不十分である等が原因で循環溝の深さが十分でないと、ボールねじ装置を作動させた際に、スムーズなボール循環を阻害するおそれがある。このため、循環溝の深さを十分に確保することが重要となる。一方、循環溝の深さが深過ぎると、循環溝内部でボールが千鳥状に並びやすくなり、ボールが循環しづらくなる可能性がある。このため、循環溝として適切な溝深さには上限値と下限値とがあり、溝深さが下限値から上限値までの範囲内であるか否かを検査することで、循環溝が適切に機能するものであるか否かを検査することができる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明のボールねじ用ナットの検査装置は、ボールねじ用ナットの内周面に、螺旋溝と、前記螺旋溝の終端から始端へボールを戻す循環溝とが形成され、前記循環溝の規定深さに対する相対的な深さ情報を取得して、前記循環溝の深さを検査するボールねじ用ナットの検査装置であって、ナットの内部に挿入されて、周方向に配設された複数の分割体を有し、夫々の前記分割体の外周面に、前記循環溝に嵌合する突起が設けられた第一部材・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明のボールねじ用ナットの検査装置及びボールねじ用ナットの検査方法は、ナットの内周面に形成された循環溝の深さを非破壊で検査することが可能となる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 ボールねじ装置の断面図である。
【図2】 ボールねじ用ナットの検査装置及びボールねじ用ナットの斜視図である。
【図3】 ナット内に位置決め部材及び第一部材を挿入した状態で、第二部材を嵌入する前に図2中の矢印A方向から見た正面図である。
【図4】 前記図3のB―B線における断面図である。
【図5】 ナット内に位置決め部材及び第一部材を挿入した状態で、第二部材を嵌入した後に図2中の矢印A方向から見た正面図である。
【図6】 前記図5のC―C線における断面図である。
【図7】 循環溝の深さの許容範囲を示す図であり、(a)は循環溝の深さが許容範囲内である場合、(b)は循環溝の深さが許容範囲の下限値に満たない場合、(c)は循環溝の深さが許容範囲の上限値を超える場合を示す。
【図8-1】 循環溝の深さを検査する方法を示す図であり、(a)は循環溝が規定深さである場合を示し、(b)は循環溝が規定深さより深い場合を示す。
【図8-2】 循環溝の深さを検査する方法を示す図であり、c)は循環溝が規定深さに満たない場合を示す。

選択図 図2出願人が指定した本件の代表的な図

1 第一部材 2 分割体 4 突出部 5 突起 10 第二部材 20 位置決め部材 22 鍔部 25 嵌合凹部 102 ナット 121 転動溝 122 循環溝 d 規定深さ H 許容範囲 L1 下限値 L2 上限値

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