特開2026-157253IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

モーターなどの制御対象の給電線路上に設けられた電流検出センサー等からの出力値に従って、前記制御対象の制御を行い前記制御対象に向けて電流値等の指令値を出力する制御部を備えた電流制御装置およびポンプ装置

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】固定小数点方式のソフトウェア処理で演算を行う場合に、構成の規模や複雑さの増加を低減しつつ、演算精度の低下を改善させた電流制御装置を提供する。
【解決手段】制御対象であるモーターの給電線路上に設けられた電流に関する検出センサーからの電流に関する出力値が入力され、所定の増幅率に従って電流に関する増幅値を出力する増幅器と、前記制御対象の電流に関する制御を行う制御部であって、前記制御対象に向けて電流に関する指令値を出力し、かつ、前記増幅器から前記電流に関する増幅値が入力される制御部と、を備え、前記増幅器は、前記増幅率が定まる増幅率決定部を有し、前記制御部は、前記電流に関する増幅値に依存して前記増幅率を決定し、この決定された増幅率である決定増幅率を含む増幅率指令信号を前記増幅率決定部に出力する、電流制御装置。
【選択図】図3

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

固定小数点方式のソフトウェアにおいては、分解能を固定にすることが一般的である。また上述のように、電流幅が広くなるにつれて、精度が低くなる。図1Bに示すように、例えばマイコンのアナログ入力電圧幅を5[V]とし、使用する電流幅を0~10[A]から0~1000[A]へと変更する場合、分割数を2ビットの4分割と仮定した時に、表現したい電流幅によって扱える最小電流値すなわち分解能が2.5[A]から250[A]へと変化する。よって、電流幅が大きいほど、最小電流値の精度(分解能レベルないし分解能の細かさ)が粗くなり、分解能(能力)が低下する。この場合、特に低電流領域では精度の悪化が顕著に表れる傾向にある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するために、本発明に係る電流制御装置は、 制御対象であるモーターの給電線路上に設けられた電流に関する検出センサーからの電流に関する出力値が入力され、所定の増幅率に従って電流に関する増幅値を出力する増幅器と、 前記制御対象の電流に関する制御を行う制御部であって、前記制御対象に向けて電流に関する指令値を出力し、かつ、前記増幅器から前記電流に関する増幅値が入力される制御部と、・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係る電流制御装置およびポンプ装置は、固定小数点方式のソフトウェア処理で演算を行う場合に、構成の規模や複雑さの増加を低減しつつ、演算精度の低下を改善できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1A】 モーター電流の電流幅を変化させた場合の分解能の差の一例を示す図である。
【図1B】 電流幅と分解能に対応する扱い可能な最小電流値との関係の一例を示す図である。
【図2】 従来の電流制御装置および電動オイルポンプの構成の一例を示す概略図である。
【図3】 本発明の一電流制御装置および電動オイルポンプの構成の一例を示す概略図である。
【図4】 電流制御装置の制御動作を表すフロー図である。
【図5A】 従来の増幅器の構成の一例を示す回路図である。
【図5B】 電流制御装置に含まれる増幅器の構成の一例を示す回路図である。
【図5C】 増幅器が有する増幅率決定部の動作の一例を示す回路図である。
【図5D】 増幅器が有する増幅率決定部の動作の他例を示す回路図である。
【図6】 電流制御装置における電流と増幅率の関係の一例を表す特性図である。

選択図 図3出願人が指定した本件の代表的な図

100、100A マイコン(制御部) 300、300A 増幅器 330 増幅率決定部 700 シャント抵抗(電流に関する検出センサー) 900 ポンプ 930 モーター(制御対象) CU 電流制御装置 PU ポンプ装置

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